八幡「雪ノ下のマンションへ」 (14)

戸塚「えっと何にしようかな…じゃあ、1番と4番が手をつなぐ…かな?」

雪乃「1番と4番ね、誰かしら?」

葉山「4番だな」

八幡「1番」

戸塚「じゃあ…手をつないでね?」

八幡「本当にすんのか?これ…」

葉山「もちろん、王様の命令は絶対だからね」

八幡「…」

ギュウ

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八幡「何が悲しくてお前と手つながないといけないんだよ」

葉山「それは俺の台詞かな…」

八幡「お前、最近正直になったよな…」

葉山「吹っ切れたのかもね、君も彼女と付き合って変わったんじゃないか」

八幡「俺のアイデンティティはそんな脆くねぇよ」


戸部「うわ…なんかいい雰囲気醸し出してね?」

三浦「姫菜がいるとヤバかったかも…つーかいつまで繋いでんの?」

八幡「そろそろ離すぞ」パッ

結衣「なんか、怪しい雰囲気だったよ…?」

八幡「あのな…何が悲しくて、男と手をつながないと駄目なんだよ…」

八幡(戸塚なら歓迎ですけどね?)

いろは「先輩、わたしとだったら歓迎ですか~?」

八幡「一色…こういう場面で、答えにくい質問すんな」

雪乃「…」

八幡(雪ノ下さん見てますね…怖いですよ…)


八幡(俺たちは今、雪ノ下のマンションに集まっている)

八幡(俺と雪ノ下と由比ヶ浜に一色、戸塚、葉山、三浦、戸部の合計8人)

八幡(海老名さんは用事で来れないとか、他の葉山グループは知らん。そもそも呼んでないらしい)

戸塚「じゃあ、次やろうよ」

八幡(季節は春休み…俺達も休み明けは3年生だ)

八幡(バレンタインの後くらいから…俺と雪ノ下が付き合うことになった)

八幡(いや、告白された時は驚いたし…小町には感激されるわ、質問攻めに会うわで大変でしたよ?)


八幡(それから一か月と少し…色々あったけどな…この間にも…まあ、うまくいってるのか?よくわからん)

八幡(ここに集まった経緯は大したことないけど、とりあえず雪ノ下が一人暮らしだから、集まりやすいってだけだ)

八幡「あ…王様、俺だ」

雪乃「じゃあ、比企谷くん命令を出して。あなたの憂いに満ちた表情もいいけれど、待たせるのはみんなに悪いわ」

いろは「…」

結衣「…」

八幡(付き合ってから、毒舌が極端に減りましたよね…雪ノ下さん…ちょっと気持ち悪いですよ…)

八幡「1番と…2番がビンタし合う」

三浦「あーし、1番なんだけど…」

戸部「俺…2番だわ…」

いろは「あ~戸部先輩これは…」


葉山「戸部…大変だな」

八幡(本来は奉仕部メンバーと戸塚しか呼ばないはずだったんだが)

八幡(あ、奉仕部メンバーには、なぜか一色も入ってるよ?)

八幡(途中で葉山と出会って…戸部と三浦も参加することになった)

戸部「い、行くぞ優美子~」

三浦「いいよ」

ペチッ

三浦「じゃ、次あーしね」

戸部「お手柔らかに…」

バチ~ン

戸部「いてぇ…!」

三浦「ほら、次あんた」

戸部「え、ええ~」

ペチ バチコ~ン ペチ バチコ~ン


八幡「地獄絵図だな…」

雪乃「あなたが命令したのよ」

八幡(俺としては、葉山達と過ごしてるだけでも妙な気分なのに)

八幡(まさか、王様ゲームとかすることになるとは思わなかったな)

八幡(まあたまにはこういうのもいいか?)


「王様だ~れだ」

結衣「やった~あたしだっ!」

三浦「結衣か~なんかここらで、きついの行きなよっ」

結衣「きついのか~どんなのがあるかな」


葉山「戸部…平気か?」

戸部「優美子…手加なしだわ…既にきついわ…」

葉山「ははは、だからといって、戸部が女の子殴るわけがないしな」

戸部「隼人くん~~~わかってくれたんね~~~」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月21日 (日) 20:06:45   ID: DGD021iP

おもしろいけどこれはしんどそう

2 :  SS好きの774さん   2015年06月21日 (日) 22:20:25   ID: 94ofAzJ3

皆が寝静まったところで雪乃と葉山のねっとりセクロスですね。わかります

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