渋谷凛「コーヒーゼリーが食べたい」 (14)


凛「コーヒーゼリーが食べたいんだけど」

P「俺にどうしろと」

凛「別に」

P「別にって言いながらめっちゃ袖引っ張るのやめろ」

凛「…」

P「ケツを揉むのもやめろ」

凛「こーひーぜりー…」

P「わかった、わかったらケツを揉むのをやめろ」

凛「それじゃあ…」

P「まあ俺も事務作業飽きてきたしな。ちょっとコンビニまで行くか」

凛「さすがプロデューサー。わかってるね」

P「おふっ、嬉しいからってケ、ケツを激しく揉むのはやめ…おうふっ」

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P「文香に本を貸してもらったのか」

凛「うん」

P「ちなみにタイトルは?」

凛「『貴様らにミトコンドリアの叫びが聞こえるか』だけど」

P「面白いのかそれ…」

凛「知らないの?」

P「いや普通知らんだろ」

凛「ハンッ」

P「今鼻で笑った?」

凛「ひどいねプロデューサー、そんなことするわけじゃない」

P「そ、そうか…」

凛「モグリが…」

P「今モグリって言った?」

凛「言い掛かりはやめてよ」

P「そ、そうか。すまんな」

凛「三下が…」

P「おい今はっきり三下って言っただろ」


P「杏が動かねえんだよなあ。手伝ってくれ」

凛「うん」

P「お、珍しく素直だな」

凛「こ」

P「おい、お前アイドルだろうが。下品なセリフはやめなさい」

凛「そんなつもりで言ったんじゃないんだけど…」

P「じゃあどんなつもりだよ」

凛「…」

P「黙るなよ」


P「ちょ、楓さん困りますって!なんでズボン脱がせようとするんですか!ちょっ…凛!助けてくれ」

P「違う、そっちじゃない!そっちを助けるんじゃなくてアアアアァァァァーーーー!!!」


P「この前は本当に参ったよ」

P「早苗さんが怖い顔して通せんぼしてくるんだぜ?」

P「『ミセーネンインコーだー』とか言ってさ」

P「ったく俺が何したっていうんだよ」

P「常に純粋な気持ちでプロデュース業を営んでるってのに」

P「お前らのことをいやらしい目で見たことなんかないっつの」

P「だいたい女子中高生に興奮する時点でおかしいだろ」

P「そんな変態と一緒にすんじゃねーよって話だ、なあ凛」

凛「うん。ところでプロデューサー」

P「おう、どうした?」

凛「服の上から揉むのはやめて。服の形が崩れる」

P「すまん」


凛「シルバニアファミリー(裏声)」

P「なんなんだ突然…」

凛「知ってる?プロデューサー」

P「何をだ」

凛「ウサギは性欲が強いんだよ」

P「だからどうした」

凛「もう一度言うけど、ウサギは性欲が強いんだよ」

緒方智絵里「ヒッ」

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