再不斬「白、おかわり」 白「はーい」 (31)

再不斬「お前の味噌汁は宇宙一だ」ズズ

白「これで最後ですよ?」

再不斬「何故だ」

白「明日の朝食の分が無くなってしまうからです」

再不斬「それはいけないな」

白「今月は赤字なんですから節約しないと」

再不斬「苦労をかけて済まない」

白「ボクは良いんです。再不斬さんと一緒に居られるだけで幸せですから」

再不斬「白…。お、俺だって、その…アレだ。」

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白「何ですかっ?」

再不斬「えっと…まぁなんだ…どっかの金持ちから依頼でも来ねェかなぁ」

白「また逃げた…」プクー

再不斬「た、偶には新しい着物でも買ってやりたいしな…」

白「本当ですかっ?」パァッ

再不斬「あ、あぁ。」

白「再不斬さん大好きです!」ギュッ

再不斬「や、やめろくっ付くな!///」

白「再不斬さ~ん♪」スリスリ

再不斬(ひゃいいいコイツなんて良い匂いしやがる!!)

再不斬「ほ、ほら!食後の運動に組み手するぞ組み手!」ソソクサ

白「あっ、ちょっと…」

再不斬「着替えて演習場に集合!」スウゥゥ

白「…もう。行っちゃった。」

白「仕方無い。早く着替えて行こう」シュルッ

「ブハッ!!」ブシュゥゥ

白「今日は暑いから網網で…」

「は!?」

白「冗談です。覗きは止めて下さい」

スウゥゥ

再不斬「俺の゛術を見゛破るとは…流石だ白。」ダバダバ

白「それだけ鼻血噴いてれば誰でも気付きます…大丈夫ですか?」

再不斬「なんとかな。」ツメツメ

白「普通に一緒に着替えましょうよ」

再不斬「怒るぞ」

白「え?」

再不斬「そう容易く他人に肌を見せるな!!」クワッ

白「えぇ!?」

再不斬「全く。そんな子に育てた覚えは無い!」プンプン

白「何怒ってるんですか…」パサッ

再不斬「ぐばぁ!!」ブシュゥゥ

白「ウルサいです!出てって下さいっ!」

ポイッ

再不斬「いてて…放り投げる事無いだろうに…」

再不斬「…今日暑いか?肌寒いぞ…って言うかあの網網は破廉恥過ぎるだろ常識的に考えて…」

再不斬「…白の網網かぁ…」

再不斬「…!」ハッ

再不斬「…いかん雑念が…素振りでもして落ち着かねェと…」ブンブン

白「お待たせしました。」スッ

再不斬「おぅふ…タンクトップにホットパンツにポニーテールか…素晴らしいぞ白」

白「何でそんな説明口調なんですか…有難うございます。」

再不斬「ニーソはどうした」

白「暑いので無しです」

再不斬「そうか…。」

白「何だかすみません」

再不斬「言うほど今日暑いか?」

白「暑がりなんですよボク」

再不斬「そうだったな。素足に忍具入れのソレ痛くないのか」

白「これは素足用ですから大丈夫です。ずり落ちる事も有りませんし着け心地が良いんですよ」

再不斬「素足用とか有るのか…それにしても卑猥だな」マジマジ

白「も、もうっ。早くしないと銭湯が閉まっちゃいますよ?」

再不斬「それはいかんな。さっさと組み手するぞ組み手」

白「変な事しちゃダメですよ…?」

再不斬「そ!そんな事俺がすると思うか!?」

白「出来ませんよね…はぁ…。」

再不斬「なぜ溜め息をつく」

白「知りませんよ」テクテク

再不斬「あ、待ちなさい、一人で行くんじゃない!」

…演習場

再不斬「白、休憩だ。」

白「はぁ…っ…はぁ…っ」

再不斬「水飲め水。」スッ

白「有難うございます…っ」(再不斬さん…汗一つかいてない…)

再不斬「俺が若い頃は部活中水飲ませて貰えなかったんだからな 感謝しなさい」ドヤ

白(この人頭は少し残念だけど本当に強い…)

再不斬「どうした?」

白「いえ、再不斬さん、本当に素敵だなーって…。」

再不斬「んななな何そんな当たり前な事を今更改まって!意味解らん!意味解らんし!」ダラダラ

白「凄い汗…」

再不斬「俺は素振りしてるからその間にクールダウンしておけ」

白「はい」

再不斬「フン!フンセイ!フンセイトリャーイヤー!」ブンブンブン

再不斬「フフフフン!!」シュシュシュ!!

再不斬「どうだ白 この大剣でこの速さの突き。俺以外に出来る奴いないぞ」

白「ロイの真似してないで真面目にやって下さい…それ剣じゃなくて包丁だし」

再不斬「イーッヤ!!」シャキーン

白「ウルサいです!ご近所迷惑ですよ!」

…2時間後

再不斬「今日の所はこれ位にしておくか」

白「有難う御座いました。手取り足取り教えて頂いて」

再不斬「ンべべべ別に他意は無い」

再不斬「お、お前がケガでもして足手纏いになったら困るってだけだ」

再不斬「勘違いしないでよね!」

白「…」カチッ

白「…」ピッ

『勘違いしないでよね!』

白「…ふふ」

再不斬「何が望みだ…白…」

白「保険です」

再不斬「何の!?」

白「再不斬さんがボクを置いて何処かに行かないように」

再不斬「全く…無駄な心配を…。」

白「…」ジー

再不斬「…ふん。」

再不斬「お前と俺は一緒だ。約束する。」

白「破ったらこれ動画サイトに上げます」

再不斬「もう一度言う。約束する。」

…道中

再不斬「夜は冷えるな」テクテク

白「早くお風呂に入りたいですね」

再不斬「ああ。でもあそこの番台無愛想で感じ悪いんだよな」

白「怖がっているだけですよ」

再不斬「何を怖がる事が有る」

白「第一印象最悪ですし」

再不斬「そんな事無いだろ」

白「ご趣味は?」

再不斬「無音暗殺」

白「アウトです…」

再不斬「まぁナメられるよかマシか」

白「そうですね。ボク、再不斬さんに無礼こいた奴は殺っちゃいますし」

再不斬「人の事言えないじゃん…」

白「ボクは容姿端麗ですから。」

再不斬「自分で言っちゃうか」

白「再不斬さん、体は綺麗ですよ。自信持って下さい」

再不斬「最っ低!」

白「冗談です。ボクは再不斬さんの全てが大好きですよ」ニコ

再不斬「///」スウゥゥ

白「照れ隠しに姿を眩まさないで下さい」

再不斬「お前と居ると赤面症になりそうだ…」

白「顔に包帯でも巻かれては?」

再不斬「検討する」

…銭湯

番台「…二十両…です…」ウツムキ

再不斬「ん。」チャリン

番台「毎度…」ウツムキ

…脱衣所

再不斬「何だよアイツ…目くらい見ろよ傷つくわ…」ブツブツ

白「辞めないだけご立派ですよ」シュルッ

再不斬「うわぁ吃驚した白! 何故こっち(男湯)に居る!」

白「本来当たり前じゃないですか」

再不斬「お前が居ると騒ぎになって面倒だからあっち(女湯)に行けと言ってるだろ!」

白「今日はもう遅いので誰も来ませんよ」パサッ

ガラッ

オヤジ「WAWAWA忘れmうわぁすみません間違えました!!」ダッ

白「待って!合ってますよー!」

キャー!!
アレェ!?コッチモオンナユダト!?

白「あわわわ…」

再不斬「言わんこっちゃない」

…浴場

カポーン

再不斬「ほへー」チャプチャプ

再不斬「やはり白はあっち(女湯)でないとな」

再不斬「第一アイツと同じ風呂なんて俺の気が休まらん」

再不斬「極楽極楽」

オヤジ「…」ジロ

オヤジ(…アイツもしかして“鬼人”再不斬か…?)

再不斬「ほへー」チャプチャプ

オヤジ(いやまさかな…)

カポーン

白「ここ、タオル巻いて入れるのは助かるんだけど…」

お姉さん「何が助かるの?」

白「ぁいえ、こっちの話です」

お姉さん2「綺麗な髪ね」

お姉さん3「お背中流しましょうか」

お姉さん4「一緒に来てたの彼氏?」

お姉さん5「タオル取っちゃいなよー」

白「あはは…お構いなく…。」(忍の里の銭湯ってやけにお姉さん多いんだよね…)

…広間

白「ふー。気持ちよかった。」ほかほか

白「再不斬さんはまだみたい」

白「あの人意外と長風呂なんだよね」

白「ミルクコーヒー買っておこう。」テクテク



再不斬「ふー。良い湯だった」ほかほか

再不斬「ん…?白はまだか。珍しいな」

再不斬「疲れていたのかもしれんな」

再不斬「ミルクコーヒーを買っておくか」テクテク

自販機前

白「――」

再不斬「ん?あれは白。やっぱりもう出てたのか」テクテク

白「――」

男「――」

男2「――」

再不斬「!」

再不斬「…アイツ等…さっき風呂にいたチャラついた奴等じゃねぇか…」ゴゴゴ

白「ごめんなさい。そろそろ戻らないと。」

男3「えー何誰か待ってんの?」

男2「もうちょっと話そうよ」

白「道はもう分かったでしょ?」

男「いやまだ解んなーい」

男2「説明下手過ぎんよー」

白「困ったなぁ。難しい道じゃ無いんだけど…」

男「よく解んないから案内してよ」

男2「美味いもん奢るしさ」

男3「そうそう一緒に行こうよ」

再不斬「よ ろ こ ん で」

…帰り道

白「もう…彼等は道を聞きに来ただけなのにやり過ぎですよ」

再不斬「は?お前のそのデカくて綺麗な目は節穴か。お前は物を考えられない人形か。スーパードルフィーみたいな顔しやがって」ブツブツ

白「何怒ってるんですか…」

白「はぁ…。あそこ出禁にでもなったらどうするんですか。」

再不斬「川だな」

白「嫌です…そんなの嫌です…」

再不斬「まぁ大丈夫だ。俺に任せておけ。」ナデナデ

白「再不斬さん…///」

白「ってあなたのせいですから!!」

…家

白「再不斬さん、お布団敷きましたよ」

再不斬「おう。もうそんな時間か」

白「何をなさってたんですか?」

再不斬「依頼が来たんで返事を書いてたんだ」

白「受けるんですか?」

再不斬「ああ。ガトーって言う富豪からの依頼だからな」

白「あのガトーカンパニーの?凄いじゃないですか!」

再不斬「報酬も弾みそうだ。これで白が欲しい物を買ってやれる」

再不斬「ひもじい思いもしなくて済む」

白「それは嬉しいですね」

白「でもボクは、再不斬さんと一緒に居られるだけで幸せですよ?」

再不斬「…俺もだ、白。」

白「ふふっ。」

再不斬「この依頼をこなして、またこうして静かに暮らそう」

白「はい♪」

再不斬「おやすみ、白。」

白「おやすみなさい。再不斬さん。」

白「大好きですよ♪」

再不斬「///」ボン

THE・遠藤

ナルト「なぁザブザと白ってどんな関係なんだ?」

再不斬「ん? 白は俺の…女…?いや違う俺の…男…!?いやダメだダメだ!!は、白は俺の…、ど、道具だよ道具!!」

サクラ「何それサイッテー」

白「ボク的にはアリです」

カカシ「ザブザ、チャクラ乱れ過ぎ」

サスケ「くだらねぇ」

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