友「気づけよ」(98)

男「俺はなぜモテない!」

友「知らん」

男「そこのロン毛!なぜ俺はモテないんだ!!」

友「だから、知らないって!」

男「世の中不公平だ!!」

友「別に良いんじゃないか?噂だと男は成績優秀スポーツ万能だって聞いたぞ」

男「そんな事よりモテたいんだよ!!」

友「そんな事って」

男「そうだ!友!友は別の高校なんだから女の子紹介してくれよ!」

友「えぇー」

男「友は顔立ちが良いからモテるだろ?頼むよ!」

友「うぅ~」

男「な?」

友「はぁー、わかったよ」

男「おっしゃあぁぁ!!」

友「ただし!暴走したりして襲ったりするなよ?」

男「それくらいわかってるよ!」

友「なら良いんだが」

男「いつぐらいに紹介してくれるんだ?」

友「2日…いや、3日後だな」

男「おぉ~!!どんな子なんだ?」

友「言えない」

男「言えないって!?……期待して良いんだよな?」

友「まあ、頑張るよ」

男「場所はどこにする?」

友「男の家で良いんじゃないかな」

男「マジで!?」

友「あぁ、幸い男は頭が良いからな勉強会って事で家にすればいい、たださっきも言ったが暴走はするなよ」

男「わかってるって!」

友「男、信じてるからな」

男「おう!」

三日後

男「いよいよ今日だな!!一体どんな子が来るか楽しみだ!」

ピーンポーン

男(来たか?)

男「はーい!」

ガチャン

?「あ、こんにちは」ペコ

男「は、始めました!」

男(あぁ、噛んだ!)

?「…」キョトン

男(サヨナラ、ファーストコンタクト…)

?「っぷ!……あはは!」

男「…あの」

?「ああ、すいません、面白くてつい笑ってしまって…ふぅー」

男「…いえ」

?「って、あ!笑っちゃって、ごめんなさい!」アセアセ

男「……可愛い」ボソッ

?「え?何ですか?」

男「い、いえ!何でもないです!」

友女「あ、自己紹介が遅れましたが私、○×高校二年の友女って言います」

男「俺は、×高校二年の男です!」

友女「よろしくお願いします」ペコ

男「こちらこそ!」ペコ

友女「あ、友君から伝言で今日は、用事が出来ちゃったみたいで、来れないって言ってましたよ」

男「…本当に?」

友女「はい」

男「そっか残念だな」

男(ナイスだ友!!っしゃあああぁぁぁぁぁぁ!!)

友女「あの、大丈夫ですか?」

男「全然大丈夫ですよ!さあ、部屋に行きましょうか!」

友女「はい」

男「あ、いま飲み物持って来ますね!」

友女「はい、それと」

スレタイ理解したかも・・・
支援

男「それと?」

友女「同じ学年だから敬語じゃなくて良いですよ」

男「は…わかった!」

友女「良くできました」ニコ

男「!?///」

友女「ん?」

男「の、飲み物持ってくる!」

友女「よろしくです」

友女「…ふぅー」

友女「……気づけよ…男」

友女「まあ、男は女の子に免疫がないからな無理かな…」

男「お待たせ!」

友女「い、いえ!」

男「テーブルに置いとくね」

友女「はい」

男「じゃあ、勉強始めようか」

友女「そうしましょう」

>>12
それは言わない約束よ

まぁ最終的にどうなるかはわからんが…

男「わからない所があったら聞いてね」

友女「はい」

男「…」カキカキ

友女「…」カキカキ

男「…」チラ

友女「…」カキカキ

男(やっぱり可愛い!何でこんなに可愛い子を友は俺に黙ってたんだよ!)チラ

友女(男、チラチラ見過ぎだ、普通なら目線に気づいて一言、何ですか?って言いたくなるぞ!)カキカキ

男「あ、あの」

友女「はい、なにか?」

男「友女さんは好きな人っているの?」

友女「え!?」

友女(早い!早すぎだって男!!会話のキャッチボールが豪速球な上にデッドボールだ!!)

男「あ!す、すいません!!いきなり変なこと聞いちゃって!!」アセアセ

友女「だ、大丈夫です!?えっと、好きな人は居ませんよ!」アセアセ

男「そうなんだ、あはは!」

友女「あはは」

友女(男、キミの全てが痛々しいよ)

男「…」

友女「…」

男「…」

友女「…」

友女(って、おい!喋れよ!この空気をどうにかしろよ!!)

男「そういえば、友は高校でどんな奴なの?」

友女「友君は、普通ですね」

男「そっか、普通か」

友女「はい」

男「あ、友女さんも敬語とか使わなくて良いから」

友女「…うん、わかった」

男(素直な良い子だ…ただ…友女さんと話すと、時々頭の中に友が現れるのはなぜだ)

友女「お~い」フリフリ

男「は、はい!?」

友女「数学ここを教えて欲しいんだけど」

男「あ、ここは、xの値が……」

友女「うん」ズイ

男「!!」

男(あぁ~、友女さんが近くに!いい匂いだって、あれ?友も同じ匂いがしたような)

友女「男君?」

男「あ、だから公式は……」

友女「ありがとう」ニコ

男「いいえ!!///」

男(…まさかな)

友女「さて、勉強はこれくらいにして少しお喋りでも」パタン

男「ん、わかった」パタン

友女「で、男君は好きな人居るの?」

男「え!?俺!?い、いないよ!」

男(あなたに一目惚れしたなんて言えない!!)

友女「じゃあ、気になる人とかは?」

男「それもいないな」

友女「そっか、でもモテそうだよね男君って」

男「いやいや!全然モテないよ!」

友女「またまた~」

男「本当にモテないんだよ」

友女「そうなんだ…きっと周りの見る目が無いだけだから気にしない方が良いよ」

男「ありがとう」

男(あれ?この優しさ、脈ありじゃね?)

友女「いいえ」ニコ

男「友女さんは、優しいね」

友女「そんな事ないよ、本当の事を言っただけだから」

男「友女さん」

男(これはきっと行ける!)

友女「ん?」

友女(あれ?目が真剣に…)

男「す、好きだ!」カバッ!

友女「な!?」バタン!

男「一目見た時から好きになりました!!俺と付き合って下さい!!」

友女「や!ちょっと!!離して!」バタバタ

友女(このバカ暴走しやがった!だからモテないんだよ!)

男「あはは、友女ちゃん!」

友女「本当にやめっろ!!」ドン

男「おわっ!?」ドサッ

友「はぁはぁ、男!いい加減に気づけよ!俺は友だ!!」

男「それでも良い!」

友「!?」

男「実は話してる内に友なんじゃないかって、何度か思ったんだ」

友「は!?」

男「俺は、友が男だろうと女だろうと目の前のお前が好きだ!!」

友「お、男…それじゃあ男は、ホモなのか!?」

男「俺はそれでも良い!が、友は男じゃない!今、友に抱きついた時に柔らかいものが顔に当たったんだ!」

友「な!?」

男「友は女だったんだ!」

友「ば、バカ言ってんじゃねーよ!」

男「今思えば、お互い家は近くなのに小学生の時から友は公立に俺は私立に行ってたからな」

友「…」

男「さらに、俺の前で友は男の振りをしてたから……だから俺は気づかなかったんだ」

友「…」

男「違うか?」

友「…その通りだよ」

続きはよ

その通りなのか

男の娘を期待したんだがこれはこれで好きだ④

男「なぜ黙って居たんだ?」

友「それは…男が」

男「俺が?」

友「男はいつも、女と遊ぶより男友達と遊ぶ方が良いって言ってたから」

男「それで?」

友「男と一緒に居たくて……女だってわかったら一緒に居られないと思って…」ジワ

支援する

友「頑張って男の振りしてた……」ゴシゴシ

友「そしたらさ……そのままずるずると」グス

男(ああ、喋り方は男みたいでも心は少し幼い女の子だ……かなり幼いか?)

男「それは、いつから?」

友「初めて会った時からだから…小学三年の時から今まで」

男「マジで?確かに小学生から中学生までは言ってた気がしなくもないが」

友「確実に言ってた」

男「で、でも、その育つ胸とかどうしてたんだよ」チラ

友「中学生くらいから男と会うときはサラシ巻いてた」

男「と、友」

友「なに?」

男「暴 走 し て い い で す か !?」

友「何でそうなる!!」

男「いや、だって!今の流れなら大丈夫かなって!」

友「…だからモテないんだよ」

男「…すいません」

友「はぁー、まったく」

男「ん?」

ギュッ

男「な!?」

友「今日は、これで我慢しなさい///」

男「は、はい」

友「男がバカでも……私が男を好きな気持ちは変わらない」ニコ

男「……友」ムニュ

友「ッん!///……おい!?」

男「いや!違うんだ!不可抗力で!!」

友「…不可抗力で抱きしめてる相手の胸に手が行くのか!?」

男「と、友?かか、顔が怖いよ」

友「はぁー、せっかく両想い何だからさ…がっつくのは止めような?」

男「…ごめんなさい」

友「許すのは今回だけだ!」

男「はい」

友「…男」

男「ん?」

友「好きだ」

男「俺も好きだ」

即興はやっぱりダメだ、途中で寝落ちしたし…内容がメチャメチャだ!
…えっと、続ける?終わる?

続けて

続ける

ええもん見せてもらってます。断固続行希望!

うん

続ける以外の選択肢が有るのだろうか?

人の顔色伺ってんじゃねえよ
書くか書かないかくらい自分で決めなさい

友「改まって言うと恥ずかしいな///」

男「そうだな///」

友「…ん?そう言えば今何時だ?」

男「もう、七時半過ぎてるな」

友「やば!門限が!?」

男「あぁ、いつも友は帰るのが速いと思ったら女の子だからか」

友「そうだよ!じゃあ、帰るからな」

男「おう……って、送って行くよ!」

友「じゃあ走れ!」ダダダッ

男「ちょっ!速!!」ダダダッ

友「速くしろ!」

男「うっす!」

友「ついた!」

男「ふぅー、友の足の速さは俺より上だな」

友「お疲れ様」

男「送り、いらなかったか?」

友「いや、嬉しいもんだな!…いつもは1人だから」

男「これからは走らなくても良いように俺が送ってやる」ポンポン

友「頭に手を置くな///」

男「わりい」

友「…ありがとな」

チュッ

男「…!」

友「今日は、ホッペで我慢しろよ」ニコ

男「…は……い」

友「じゃあ、またな!」ヒラヒラ

ガチャン

男「……あぁ………あ、聞きたい事有ったのに聞き忘れた」

男「また明日友の家に来るか」

翌日

ピーンポーン

友「はーい」

ガチャン

男「おっす!」

友「突然どうした?」

男(友がスカートだ!!)

男「友の部屋に入った事ないから遊びに来た!」

友「…片付けるから10分待ってて!」

男「んん」フリフリ

バタバタ

友(急に来るのはズルいだろ!)ガチャガチャ

友「あー、もう!」ガサガサ

友「男のバカ!」

男「バカで悪かった」

友「!?」バッ

男「なんだ、けっこう片付いてるじゃん」

友「な、何で入って来た!!」

男「片付け手伝おうと思って」

友「あぁーもう!…良いよ、お茶持って来るから座って待てろ!」

男「おう」

男「友の部屋か、随分と可愛いな……女の子の部屋か……暴 走 モ ー ド 突 入 !!」

友「お待た………せ」

男「あ!」

友「な、なにしてんだよ!?」

男「いや、あのな、その、サラシさんやブラさんにパンツさんが俺を呼んだ気がして」

友「……泣くぞ」

男「すいませんでした!!」ドゲザー

友「…いじめか?」

男「すいません!!許して下さい!!何でもしますから!!」

友「とりあえず、座れ」

男「はい」

友「正座じゃなくて良いから」

男「はい」

友「…」クル

男(背中を向けて何を?)

続きはよ

友「よいしょ」ポフ

男「な!?」

友「まずは罰として、抱っこな」

男「お、おう」

男(やっぱり友の髪サラサラで良い匂いだな)クンクン

友「男、首筋に息が当たってくすぐったい」

男「わりい」

友「男このまま抱きしめろ」

男「わ、わかった」ギュッ

友「ん、ちょっとキツい」

男「これくらいか?」キュッ

友「うん」

男(ああ!友の体が柔らかい!!)ムクムク

友「…お尻に硬いのが当たる」

男「お、おう」

友「おうじゃない!」

男「すまん、だが!生理現象だからどうにもならないんだ!」

友「…暴走する?」

男「しないように頑張る、ところでいつまで男の喋り方してるんだ?」

友「男と一緒に居る時は男の喋り方だったろ?」

友「だから、男の喋り方の時間が長かったからこの喋り方の方が慣れてるんだ」

男「そうか」

友「男は、女らしい喋り方のがいいのか?」

男「どんな喋り方しても友は友だからどっちでも好きだぞ」

友「…///」

男「黙ってどうした?」

友「何でもない!」

男「そうか」

友「次!」

男「次って?」

支援

友「…そ、添い寝」

男「そそ、添い寝!?」

友「うん」

男(マズい!マズい!添い寝はマズい!!暴走しない自信がない!!)

友「男、ダメ…か?」

男「そのなんだ、暴走がな」

友「…少しなら、暴走も許すから、な?」ウルウル

男「そんな顔されたら断れる分けないだろ」

友「知ってる」ベー

男「な!?はぁ、まあいいか後、俺は完全に暴走するかも知れないからな!」

友「完全には……ダメ」

男「難しいな」

友「だから少しなら暴走も認める!返事は!」

男「…はい」

友「じゃあ、ベットに」

男「ぉう」

ポフン

友「…」

男「…」

友「男?」

男「ん?」

友「何でこっち向かないんだ?」

男「ば、バカ暴走するからに決まってるだろ!」

友「だから少しなら暴走も許すって」

男「大暴走になります」

友「うぅ~」

男「それに昨日言ってただろ?がっつくなって」

友「それは…そうなんだが」

友(帰ってから男の事を考えてたら、やっぱり男とイチャイチャしたくなったなんて言えない!速く気づけ!)

男「…」

友「でもこれはちょっと寂しいな」ツンツン

男「…ちょっとだけだぞ」

友「うん!」ニコニコ

男「よいしょ」ゴロン

友「横になって、やっと男の顔が見れた」

男「そうだ……な!?」

友「ん?」ムギュウゥ

男「あばば」

友「男、急にどうした?」キョトン

男「何でもなか!」

友「…九州弁か?」

男(すっっっっっげえぇぇぇぇぇ!!横になってるから胸が!胸が!胸が強調されて!谷間があぁぁぁあぁぁぁぁ!!)

友「男?」ムキュッウゥゥ

男(あぁ!!胸の谷間のナウシカ!!!!)

友「おーい」ベシ

男「いた」

友「ご、ごめん」

男(…友に少しの暴走は許されてるからな)キュッピーン

友「男?」

男「いたたた、指が目に当たったみたいだ」

友「な!?男、大丈夫か?」

男「少し胸を貸してくれるか?」

友「それは良いが、本当に平気か?」

男「ああ、大丈夫だ…胸借りるな」プニュン

友「…んん」

男「…」スーハー

友「…まだ、痛むか?」

男「まだ、少し」スリスリ

友「っふぁ!…まだか?」

男「もう少し」グリグリ

友「…んぁ……男もう良いだろ?」

男「うん」プニュ

友「ひゃっ!」ピックン!

男「ありがとな!もう大丈夫だ!」ホクホク

友「…痛いってのは嘘だろ?」

男「な、なな、なにが!?」

友「わかりやすいな」

男「っおふ!」

友「男、次は嘘つくなよ」

男「すいません」

友「まったく、ちゃんと言えば良いのに」

男「え!?ちゃんと言えば良かったのか!?」

友「そうだよ」

男「…友?」

友「なんだ?」

男「ごめんな、それともう一回お願いします!」

友「ダメ!」

男「えぇー!さっきは良いって」

友「さっき嘘ついたからだ!」

男「…はい」

友「じゃあ、次の罰をやろうか」

男「まだあるの!?」

友「当たり前だろ」

男「そうか…わかった」

男(まあ、今までのは罰と言うよりご褒美見たいなもんだから大丈夫か!)

友「……廊下に20分立ってて」

男「わか……え?」

友「聞こえなかったか?廊下に20分立ってろ」

男「友?」

友「速くしろ!」

男「は、はい!」

廊下

男「ここに来てリアルに罰が来た」

友「20分したら入って良いからな」

男「はい」

友「じゃあ、20分後にな」

友(よし、これで後は……)

男「はい」

男「……座ったら怒るかな?」

20分後

男「…もう、20分くらい経ったかな」

男「友?入るぞ?」

友「スースー」

男「……寝てる」

友「スースー」

男「起こすのも可哀想だし寝かしとくか」

友「スースー」

男「それにしても可愛い寝顔だな」ジー

友「スースー」

男「…暴走しそうだ」

友「んん~」ゴロン

しえん

男「なん……だと!?」

男(パンツが見えてるよ!)

友「あはは……ぉとこぉ~」

男「!?………寝言か」

友「ん~……だ~いすき…」

男「…ダメです!制御不能です!暴走します!」

友「スースー」

男「はぁはぁ、友」

友「ぉとこ…ずっと……いっしょだぞ……」

男「!」ビッタ

男「……友に嫌われるのはやだな」

友「スースー」

男「やっぱり寝込みを襲うのは良くないな」

友「ん?」

男「起きたか?おはよー」

友「…おとこぉ」ボー

男「どうした?」

友「…ハグ」

男「お、おう?」ギュッ

友「…」

友(男なら暴走すると思ったんだけどな)

男「急にどうした?」

友「今日は泊まってけ」

男「え?」

友「何かマズいか?」

男「話が見えない」

友「私と男は恋人同士でお泊まりわかるな?」

男「えっと、つまり?」

友「それ以上言わせる気か?」

友「気づけよ」

終わり



最後までグダグダですいません
書き貯めは大事だな
読んでくれた人ありがとう

良かった。乙!

乙乙

乙!

乙!! 俺男子高だけどこんな奴いないかな

乙ぱい

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