夫「…とりあえず、朝ご飯いただきたいんだけど…」

妻「あ、はい」

妻「……蛇って美味しいんですかね？」

夫「…痛いからやめとこうね」

妻「はーい」

妻「どうぞ」

夫「ありがと、いただきます」

妻「……」

夫「……食べないの？」

妻「…ネズミ買ってきていいですか？」

夫「ダメ」

妻「なんか食欲出なくて……」

夫「あーんしてあげる」

妻「わーい」

夫「ごちそうさまでした」

妻「はい、片付けますねー……」

夫「……どうしたの？」

妻「移動しにくくて…」

夫「……今日ぐらい僕がやるよ」

妻「すいません…」

夫「今日の家事は僕がやるから、ゆっくりしてて」

妻「申し訳ない……」

夫「いいよ」

妻「夜の方で活躍しますので…」

夫「しなくていいから」

妻「締めつけプレイってどうです？」

夫「しなくていいから」

夫「……あー、一通り終わったかな」

妻「お疲れ様です」

夫「……で」

夫「その下半身をどうするのかって話だけど」

妻「あ、これ鱗取れるんですよ、便利」

夫「…どうすれば治るのかって話だけど」

妻「あとこれ、結構動かすの慣れてきました」

妻「えいっ」ｼｭｯ

夫「ぐはっ」

夫「じゃなくて」

妻「じゃなくて？」

夫「………明日病院行こっか」

妻「ですね、今日はゆっくりショッピングでもしましょう」

夫「……流石に出かけるのは無理でしょ」

妻「…え？」

夫「……」

なんか○○娘みたいなの挙げてくれたら適当に拾って書く
おやすみ

妻「おはよう！」

夫「おは…………よう」

夫「…どうしたのそれ」

妻「起きたらこうなって」

夫「今度は…………蜘蛛？」

妻「私虫苦手なのに蜘蛛……」

夫「君の意思は関係ないと思うけど…」

妻「病院行きましょ早く」

夫「昨日より焦ってるね」

妻「蜘蛛は嫌なんですよ～…」

夫「…蛇はいいのに？」

妻「蛇は爬虫類ですよ？何言ってるんです」

夫「……イモリは？」

妻「だから爬虫類はいいんですってば～…」

夫「イモリは両生類だよ」

妻「え？…またまた冗談を」

夫「ほんと」

妻「……両生類もダメです」

妻「病院早く…」

夫「普通の病院？動物病院かな」

妻「人間の病院がいいです…」

夫「そもそも蜘蛛って動物病院で診てもらえるのかな」

妻「人間……」

夫「ていうかそれどうなってるの」

妻「え」

夫「これ感覚あるの？」ｺｼｮ

妻「ちょっとくすぐったいです」

夫「糸作れたりする？」ｺｼｮｺｼｮ

妻「あはは、ちょ、くすぐった……」

夫「内蔵とかどうなってるんだろうね」ｺｼｮｺｼｮ

妻「あひぃ、やめてください」

夫「……」

妻「ごめんなさい」

夫「僕に非があったとは言え、糸でグルグル巻きにされるって」

妻「ごめんなさい」

夫「取れない」

妻「一緒に取りましょう」

妻「あ、あー……」ﾌﾗ

夫「どうしたの」

妻「なんか……疲れました」

夫「糸作ったから？」

妻「わかんないです…」

妻「おやすみなさい…」

夫「え、病院は」

妻「明日行きます……」zzz

夫「………ご飯…」

夫「……もういいや」zzz

翌日

夫「おはよう………」

夫「……？」

妻「……ううん…………おはようございます」

夫「………透明人間？」

妻「え？」

夫「…服だけ浮いてる」

妻「…………ほんとだ」

夫「で」

夫「なんで服脱いだのかな」

妻「満喫しなくては」

夫「しなくていい」

妻「……」ｽｯ

夫「……？」

妻「わっ！！」

夫「！」ﾋﾞｸｯ

妻「満喫しなくては」

夫「やめて」

妻「男なら女湯行ったりするんでしょうけど……」

夫「しないから」

妻「私が透明になっても……」

夫「……」

妻「………あ、かくれんぼとか無敵じゃないです？」

夫「…幸せそうだね」

妻「？」

妻「かくれんぼしましょ、かくれんぼ」

夫「いいけど……」

妻「私が隠れますから十数えてくださいねー」

夫「うん」

妻「よーい、どん！」ﾀﾀｯ

夫「いーち、にーい…」

夫 (何やってるんだろう)

夫「……きゅーう、じゅう」

夫「………」ｽﾀｽﾀ

夫「……うーん」

夫「……」ｽﾀｽﾀ

夫「………あ」

夫「妻、みっけ」

妻「え、なんでわかったんですか」

夫「妻臭がした」

妻「におい！？私臭いです？」

夫「そこはかとなく」

妻「……ショックです…」

妻「次は夫くんが鬼やってください！」

夫「えー……まだやるの」

妻「やります！」

夫「わかったよ……」ｽﾀｽﾀ

妻「いーち！にーい！」

夫 (楽しいからいいや)

妻「く、ぐぬぬ……………」

妻「………降参、降参です」

夫「なんでわからないの……」

妻「なあっ！？そんなところにぃ……」

妻「くやしい…」

夫「もうこんな時間なの、ご飯にしよう」

妻「くっ………はい」