神山「今日から総武高校でお世話になります神山高志です」八幡「また変な奴が…」 (213)

クロマティ高校と俺ガイルのクロスオーバーです。
クロ高メンバーは主人公とその友達勢でモブヤンキー等は殆ど登場しません
ギャグ路線で行くのでお願いします

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前略おふくろ様。
わが母校クロマティ高校は再び校舎が全壊してしまいました。
そして最悪な事に?廃校になってしまい編入を余儀なくされてしまったのです。
林田君は馬鹿なのでおそらく総務高校には編入不可。
編入できた前田君と僕とでここの高校の平和を守って行きたいと思います。

神山サイド

神山「うーん。平和だ。平和すぎる…これが本来僕達が送るべき学園ライフだったんだね前田君」

前田「ああ、でもさ、不思議とクロ校が懐かしいとか戻りたいって思わないのなんでだろうな」

神山「はは、普通の場所に触れて僕達が正気に戻っただけだよ。今からでも人生やり直せる頑張ろうよ前田君」

前田「ああ、そうだな。なんか空気も綺麗だしやる気が出てくるぜ」

林田「でもよ、あのクロマティの騒がしい雰囲気、俺は好きだったけどな」

神山&前田「林田君!?どうして君がここに!」

林田「いや、普通に編入手続きしてお前らと一緒に来ただけだが?」

神山「何かの間違えじゃないかい?頭の悪い林田君がここの学校の編入通るはずがないじゃないか」

林田「それがよ。親とここの校長が知り合いでさ。はんこ押すだけで編入OKよ」

前田「裏金工作かよ!」

神山「うーん。ここの勉強はクロマティ高校とは比較にならないよ?あっちは引き算と足し算ができれば何とかなるような底辺校だったからね」

林田「足し算と引き算ってどこの高校で普通に習うんじゃねーのか?」

神山「林田君、悪いことは言わない、編入先を見直したほうがいい」

林田「でもよ、仲の良かったお前らと離れ離れなんて嫌だぜ。俺はお前らと居たいんだよ」

神山「林田君…」

前田「林田…」

北斗は今度こそ親父が理事長やってるとこ行ったのかな

雪乃「貴方達、もう少し静かにしてくれないかしら…転校そうそう場を弁えれないの?」

神山「すみません雪ノ下さん彼らはレベルが小学生低学年並でまだうまく社会に適応できてないんです」

雪乃「貴方達の居た高校って動物園か何かなのかしら?」

林田「いや…動物園のほうがまだ静かだったよな」

前田「ああ、と言うか動物もいたような…」

神山「そもそも学校として機能していたのかもあやしい…」

雪乃「皮肉のつもりだったのだけれど…と言うか学校なのよね?そこって」

林田「なあ雪ノ下よ…お前いつもクラスで一人だけど友達いねーのか?」

雪乃「余計なお世話よ。いないんじゃなくて必要ない。作らないだけよ」

神山「それはいけない!せっかくの学生生活を一人で過ごすなんて寂しすぎる!今からでも遅くはない!僕達と友達になるんだ!」

雪乃「冗談も休み休みいいなさい…私は別に貴方達なんて」

林田「まだこの学校の事全然わからないしな」

前田「いや、雪ノ下ものすごく嫌がってるだろ」

>>5
まあ楽しみにしててくれww

神山「そもそも冷静に考えてくれ。僕達は転校生だと言うのに構ってくれてるのは雪ノ下さんだけだ」

前田「いや、どちらかっていうと巻き込まれてるだけだろ」

林田「雪ノ下。お前って冷たそうに見えて実はいい奴だったんだな」

雪乃「え?え…ま…まあ…話しかける相手が居ないのも可愛そうだと思っただけよ…」

神山「唐突だけど雪ノ下さん…君はお菓子とか作れるかな?」

雪乃「何を唐突に」

神山「転校したお祝いにクラスでパーティを開こうとおもって!僕と前田君と林田君の!」

雪乃「パーティって…この教室で?」

神山「当然じゃないか!周りの反応が薄いなら自分自身から歩み寄る!これぞ究極のアピールだよ!」

パーティ用の帽子をつけた神山 前田 林田 そして雪ノ下

机をくっつけ真ん中に雪乃が作ったケーキをおき歓迎会開始

神山「雪ノ下さんありがとう!転校してきた僕達を祝ってくれて」

雪乃「ただケーキを作ってくれと言われただけよ。と言うかなぜ私まで参加させられてるのよ」

林田「そう固い事いうなよ雪ノ下。こう言うのは大勢で祝ったほうが楽しいだろ」

前田「というかクラス全員の視線が痛すぎるんだが…」

神山「とりあえず雪ノ下さん。転校してきた僕らに一言スピーチを!」

雪乃「え…」

雪乃「こほん…貴方達の前向きなその行動力は…評価するわ…クラスメイトとしてこれからも…よろしく…」

そして他の同級生達の拍手喝采

林田「神山!俺達この高校でもうまくやっていけそうだな!」

神山「そうだね林田君!でもたぶん君はすべての教科0点確実だから提出物だけはちゃんと出しておくんだよ」

雪乃「どことなく貴方の性格って親近感があるわ…」

前田「それってどうなんだ…」

クラス一同「というか…君達転校生だったの?」

神山 前田 林田「」



平塚「そういえばクラス替えの際紹介するの忘れてたわ」


八幡サイド

八幡「ふぃ~…授業終ったし部室行くか…」

ガラガラ

八幡「誰もいないか?」

扉を開けた目の前に

フレディ「…」

ガシャ(戸を閉める八幡

八幡「まて…冷静になれよ俺、今目の前に上半身裸のおっさんがいたような…いやその…疲れてるだけだよな…」



八幡「色々あったもんな…修学旅行のことや葉山のこと…またドアを開ければそこにはいつもの風景が」

ガラガラ

八幡「よっ」

扉を開けた目の前に

ゴリラ「…」

ガシャ(戸を閉める八幡

八幡「あれ…なんかさ、今人間じゃないのが目の前にいたんだけど…俺ストレスたまって厳格まで見えるようになったのかな?」

厳格×

幻覚○

数分後部室にて

フレディ「…」

ゴリラ「…」

八幡「(ごめん誰か助けて…てか誰こいつら本当。夢じゃないという事時代が信じられないですはい)」

フレディ「…(サッ」

無言で紅茶を入れゴリラと八幡に差し出すフレディ

八幡「え…あ…その…どうも」

入れられた紅茶を受け取り口に含む八幡

八幡「俺好みの砂糖加減…あんた何者だ」

フレディ「…(ニヤ」

無言で笑うな怖い。

ゴリラ「…」

無言で八幡にバナナを差し出すゴリラ

八幡「餌付けされてる俺?働かずに食べる飯は美味い…けどなんかすごく嬉しくないぞ。何このギャップ…というか由比ヶ浜と雪ノ下助けてください」

結衣「やっはろー!ヒッキー!あれ…ゆきのんは?」

フレディ「にこ…」

ゴリラ「にこ…」

八幡「ゆ…由比ヶ浜…助けてくれ」

結衣「」

ガシャ(無言で戸を閉める結衣



雪乃の教室にて

雪乃「私が先にあがりよ神山君…!」

神山「うわー!負けた!雪ノ下さん人生ゲーム上手すぎでしょ」

雪乃「当然よゲームとはいえ勝負は真剣勝負。妥協しないわ」

林田「俺落とし穴から未だ抜けだせれないんだけど…」

前田「どうでもいいけどもう外暗いぞ…部活とやらを俺達に紹介してくれるんじゃないのか?」

雪乃「あ…あらそうね、私としたことがついうっかりだったわ…とりあえず部活は明日にしましょう」


奉仕部 部室にて

フレディ「…にこ」

ゴリラ「…にこ」

結衣「」

八幡「」

次回へつづく

次回予告

神山「奉仕部は他人の自立させるための部と言うのなら名前自体が間違ってます!」

雪乃「ど…どういう意味かしらそれ?」

神山「奉仕と言うのがどういう意味合いのものかあなた達に見せてあげますよ!ね?比企谷君!」

八幡「いや俺も手伝うのかよ」


葉山「神山君…僕は君が嫌いだ」

神山「食わず嫌いは良くない!こうなったら葉山君を今夜のディナーに招待する!」

葉山「は?」

次回予告続き

??「俺は学力1、運動神経抜群。この総務高校を牛耳るのも時間の問題だ」

??「あれ、なんか見慣れた奴らが居るんだけど気のせいか?」

?????「気のせいですよ北斗さん…こんなまともな学校に限ってあいつらなんて…」


早めに更新します

今日完

とりあえず奉仕部進入部員を

神山

林田

前田

フレディ

ゴリラ

神山「奉仕部は他人の自立させるための部と言うのなら名前自体が間違ってます!」

雪乃「ど…どういう意味かしらそれ?」

神山「奉仕と言うのがどういう意味合いのものかあなた達に見せてあげますよ!ね?比企谷君!」

八幡「いや俺も手伝うのかよ」

神山「は、報酬を求めず、また他の見返りを要求するでもなく、無私の労働を行うことをいう。 往々にしてその根拠となる土台には宗教的な信念や、宗教的な意味合いの神奉仕のかたちとして、神ではないもののその代わりとしての、困難な場面におかれている隣人に手を差し伸べ、できる限りの援助を与えるというケースがある。説明の通りこっちが間違えなく存する事だよ。真人間なら虫唾が走るだろうねこんな部活」

八幡「ああ言いたい事は解ってるよ。俺なとなくだけどお前の事好きだよ神山」

神山「ありがとう比企谷君!」

林田「まあ手助け部的な感覚でいいんじゃねーか?」

前田「というか依頼受けなくていいのかよ?」

戸塚「かくかくじかじかで…テニス部を強化したいんだ」

神山「なるほど…部員同士で練習すればいいんじゃ?」

雪乃「神山君話が終っちゃうでしょそれ…」

戸塚「なんとか頼むよ皆…八幡!」

八幡「戸塚の頼みなら」

林田「よくわかんねーけど体動かすのは得意だぜ!」

前田「と言うか数日練習した程度じゃどの道むりじゃね?」

三浦「練習中悪いんだけどこのテニスコート使わせてくんない?」

葉山「悪いな。すぐ終るからさ」

神山「いけませんね…今はテニス部の強化練習中です。どうしても使いたいなら僕達を倒してからにしなさい!」

八幡「いやまてお前。何勝手なことを」

三浦「はぁ?転校生がなに調子にのってんの?あーしが素人に負けるわけないじゃん」

神山「これでもですか?僕はボールの変わりにこれを使います!」

かまくら「にゃーん」

三浦「」

葉山「」

八幡「家の飼い猫じゃねーか!!!!!!!!」

げしぃ

神山「げふ」

葉山「やあ転校生。さっきはすまなかった」

神山「ああ葉山君。僕のほうこそ大人気ありませんでした。すみません」

葉山「いや、良いんだ…君のやったこと…場を沈黙させるためにヒキタニ君のペットを利用した…最低だぞそれ」

神山「本気でそんなことする筈がないでしょう!仮に比企谷君のペットを放っても打ち返したでしょう貴方なら」

葉山「端から僕のせいにするつもりだったのか!」

フレディ「…」

無言でバナナを差し出す

葉山「いらん!」

フレディが差し出したバナナを振り払う葉山

葉山「神山君…僕は君が嫌いだ」

神山「食わず嫌いは良くない!こうなったら葉山君を今夜のディナーに招待する!」

葉山「は?」

神山「君はバナナが嫌いだった。今回は君の好き嫌いを直す依頼に変更だ!」

葉山「いやだからバナナのことじゃなくて!」

神山「さあ葉山君。こっちにくるんだ…!」

ゴリラ「…」

ガシ!

葉山「」

林田「バナナを愚弄されたせいかゴリラの奴いつも以上に乗り気だな」

八幡「いやつっこむとこそこじゃないから」

三浦「あれ生徒だっけ?」

前田「前の高校で何度その議論を繰り返したか…」

葉山「なんかとんでもないことになってしまったぞ…」

葉山「怒りに身を任せバナナを振り払ってしまった、たしかにそれは俺が悪い。しかし、彼らは何を勘違いしたのか俺がバナナ嫌いと言うことになってしまった」

白衣を着て奉仕部のボードにバナナの絵を書く神山

神山「バナナは高い栄養価を持っていながら、低カロリーの果物であり、腹持ちに優れていることが特徴です。
コンビニやスーパーで低価格で購入できる上に、カロリー計算もしやすくコストパフォーマンスに優れています」

葉山「なんか一生懸命説明してて逃げるに逃げれなくなったんだが…」

神山「バナナがどれくらい美味しいのか、雪ノ下さんからも説明してあげてください」

雪乃「え?え…ええ…まずバナナは熱帯や亜熱帯の特産物であり、プランテーションが」

林田「悪い。もっと解りやすく説明してくれねーか?高校生には難しすぎるぜ」

八幡「いや中学生でならう内容だぞそれ…」

雪乃「まあ、簡単に言えば暑い場所で育ったバナナは甘みがあって美味しいということよ」

ゴリラ「…」

ぽん

フレディ「…」

ぽん…

ゴリラとフレディは交互に雪乃の肩に手を置き無言でうなづいた

雪乃「うう…」

結衣「はいはい本題にもどろー!」

神山「おっとそうだったね…!出番がやっとまわってきた由比ヶ浜さん!葉山君のバナナ嫌いについて何か良い案があるのかい?」

結衣「出番最初からまわってるし!とりあえずバナナをつかった料理を食べさせるのはどうかな?」

神山「単刀直入ですばらしいです!それでいこう!」

葉山「この絶望的な状況を抜け出す方法を教えてくれないか?」

八幡「あるなら俺が聞きたいぞ…」

バナナチョコレート

葉山「普通に美味い…けど?」

前田「なんか違うだろそれ」

雪乃「バナナ風味であって実際のバナナではないわ…あくまで偽者」

神山「葉山君!偽者に惑わされてはだめだ!今僕達は君の中の本物を試している!さあ本物を求めてみなさい!」

八幡「本物…!?」

ゴリラ「!?」

フレディ「!?」

前田「いやそこ共感したらだめだろ」

葉山「どうでもいいけど心がすごく抉られたような」

葉山「本物…俺は…」

葉山「別にバナナは好きでも嫌いでもないんだが…」

神山「なんでもっと早く言ってくれないんだー!」

バキィ!

葉山「へぶ」

1話完

2話へ続く

北斗「俺の名は北斗武士、知能、体力、経済力、すべてにおいてどの高校生よりも優れている完璧超人だ」

北斗「クロマティ高校が閉校となり新たな開拓地、総務高校へと進学してきたのだ」

子分「北斗さん!今度こそこの高校で勝利をつかみましょう!」

北斗「くくく、当然だ、一時はあんな無法地帯の高校で難儀したが今回は違う。常識人が集うこの場所でならこの俺の偉大さを示すことができる!」

北斗「ここが俺のクラスか…俺の偉大さをさっそく」

ガラガラ

雪乃「フレディ君。そこは私の席よ、いい加減隣にずれなさい」

フレディ「…」

パシャ(戸を閉める音

北斗「いやさ、なんかすごい懐かしいのがいたんだが」

子分「美女がおっさんの頭叩いてましたね」

北斗「と言うかクラス別の場所だった」

子分「のっけから嫌な予感しかしない…」

北斗「ここが俺のクラスだ!」

ガラガラ

ゴリラ「…」

八幡「…」

パシャ(戸を閉める

北斗「…」

子分「ゴリラと目の腐った男がオセロしてましたね」

北斗「どの高校にもゴリラって普通に居るんだな」

子分「いや普通に居る高校のほうが少ないと思いますが」

北斗「ええい構わん…!こうなればやけだ!」

ガラガラ

北斗「ええい聞け愚民ども!今日からこの総務高校に入学した北斗武士だ!貴様ら豚はこの俺をあがめるがいいわ!」

三浦「は?ここ総務高校じゃなくて総武高校なんだけど…」

北斗「」

北斗の部屋にて頭を抱えながら

北斗「また間違ってるじゃねーか…」

次回へ続く

仕事なので今日はこれまでです。
また時間あったら夜更新します
それでは

北斗「俺の名前は北斗武士。父親は学校の理事長でありさまざまな分野に顔が利く権力者だ。そしておれ自身頭脳、運動神経、容姿とすべてにおいて頂点!」

北斗「しかし誤って父親の管理している総務高校ではなく総武高校に入学してしまった」

葉山「やあ、北斗君…だっけ?」

北斗「くくく、大衆は豚!貴様達、俺の前に屈服するがいい!」

三浦「はぁ?あんた何言ってるわけ…つか調子にのんなよ?」

北斗「厚化粧が目立つ女め」

三浦「何こいつ!転校早々超むかつく!」

北斗「その化粧は貴様の肌に合っていない…この北斗財閥が経営している化粧会社のファンデーションを使え」

三浦「は?いきなり…って…これメッチャ高い奴っしょ…!あーしに?」

北斗「いや、俺が持ってても何も使い道ねーんだよ」

三浦「あ、ありがと」

八幡「親切なんだか傲慢なんだかわかんねーやつだな」

子分「またあんなこと言って…トラブルにならなければいいんだけど」

八幡「なあ、あんたら前はどこの高校に居たんだ?」

子分「ああ、クロマティっていうとんでもなく底辺高だよ」

八幡「ああ、やっぱり…」

葉山「たしか聞いたことがあるな…君ってひょっとしてあの北斗の…!」

北斗「ほう、この俺を知っているとは…貴様只者ではないな…」

葉山「知っているとも…親戚に北斗きよしって居るけど」

北斗宅にて

頭を抱えながら

北斗「きよしって誰だよ…それに葉山なんて親戚や知り合い家にはいねーぞ」


続く

北斗「転校早々葉山とやらが俺の歓迎会を兼ねて店に誘ってくれた…庶民どもに馴染むのもまあ悪くはなかろう…」

子分「というかクロマティの面々は庶民とは言いがたかったですからね…」

北斗「わざわざ俺を招いてくれたお礼だ。今日は俺の奢りで好きなだけ食べてくれ」

葉山「いやいや悪いって。せっかく君の送迎会なのに…」

北斗「ふ、貴様ら庶民とは財力が違う。遠慮せずに得上カルビでも松坂牛でも頼め」

北斗「…って焼肉かよ!かつて焼肉屋で嫌な思いを何度かしたことがあるが…まあこいつらはまともそうだしいいか」

三浦「マジで!?北斗マジいいやつじゃん!気に入ったわ!」

北斗「(こいつも敵にするとなんだかめんどくさそうだが仲間に引き入れてしまえばどことなしにかわいいやつよ)」

戸部「北斗君マジぱねぇわ!さすが財閥の御曹司!」

北斗「(こいつはノリと勢いだけで人生生きてそうなやつだな。20歳越えても選挙とか絶対いかなそうだよな)」

葉山「はは、北斗財閥の御曹司とは恐れ入ったな…風の噂で聞いたことがあるだけで本物と巡り合えるなんて。光栄だよ」

北斗「(正直こいつが一番話しやすい。クロマティに居た頃の面々が酷すぎたせいか普通の会話が普通に出来る。普通と言うのがどれだけ楽しいか実感できるな)」

子分「あ、皆肉がきたぞ。食べようぜ」

三浦「ってかあんたってやっぱ前の高校でグループの中心だったわけ…?もぐもぐ…」

北斗「あ、ああまあな。常にクラスの奴らが俺を取り囲んでいた」

戸部「さすが北斗君。やっぱぱねぇわ~もぐもぐ」

葉山「生徒会長をやってたとか?もぐもぐ…」

北斗「生徒会長どころか俺は理事長の代理をしていたことすらあった」

三浦「うわーほんとすごい奴なんじゃんあんた!もぐもぐ」

北斗「(どうしよう。格好つけてすき放題言ってしまった…でもまあ関係者と会うことは殆ど無いし別にいいか)」

子分「(また適当に嘘を並べて…変なことにならないといいんだけど)」

北斗「(しかしこいつらよく食うな。居や別に金のことは問題にならんのだが…焼いてるの殆ど俺でこいつら何もしてねーぞ)」


三浦「…」

戸部「…」

葉山「…」

子分「…」

北斗「(おい、しかもなんで肉がなくなった途端会話がなくなるんだよ。前も似たようなことがあったなたしか…)」

葉山「ほら、北斗君も食べないと。君の歓迎会なんだからな」

北斗「む、すまない。(こいつ自分から肉を焼いてくれたぞ。やっぱこいついい奴だうん。)」

三浦「今日からあんたもあーしらの仲間ね」

北斗「ああ、それは楽しみだな(肉食い始めた途端急にテンションがもどったぞこいつ)」

子分「ていうか北斗さんてすげーんだよ。逆らえば権力で生徒を他の高校に飛ばしたり退学にしたり」

葉山「ふふっ敵に回すと恐ろしそうだな」

北斗「ああ、俺が引っ越してくる前の高校では俺に逆らった300人もの生徒を退学に追いやったこともあるだが安心しろお前達はそうならないよう手配してやる」

三浦「ほんとあんたってすごいんだね…」

戸部「やっべー!俺北斗君と友達になれてちょーよかった!」

北斗「(おい子分余計なことをいうんじゃねー!釣られて話を肥大化させちまったじゃねーか!)」

北斗「(葉山知らんが、三浦と飛べが尊敬のまなざしで俺を見つめている…なんか信じきってて気まずいんだが)」

北斗「とりあえずトイレだ。クレジットカードで支払いするから好きなもんたくさん頼んでくれ」

葉山 三浦 戸部「おう!北斗最高!」


北斗「知ってる人居なくてよかったな。聞かれてたら終ってたぞ」

北斗の隣の席にて

神山「比企谷君。僕のおごりだ、たくさん食べてくれ」

八幡「いやまあ…ありがと。でもなんで俺を誘ったんだよ」

神山「決まってるじゃないか。僕と君は友達だからだよ」

八幡「友達って俺達知り合ってまだ間もないだろ」

神山「切欠なんて人それぞれさ。僕は君みたいな人間とずっと友達になりたかったんだ」

八幡「おいおい…正気かよ。やめとけ」

神山「君の小学生時代のあだ名は?」

八幡「…ひきがえる」

神山「僕のあだ名はつかいっぱだった…」


北斗

八幡「それあだ名じゃないだろ」

神山「まあそれはいいとしてだ、境遇が君と似てるような気がして親近感が沸いたんだ」

八幡「お前のボッチと俺のボッチはまた種類が違うだろ。お前はまだ恵まれてるほうだよ」

神山「比企谷君。僕は高校で彼らを見ていたら自分のことなんてどうでもよくなったよ」

隣の席で無言で肉を食べるフレディとゴリラ

八幡「たしかに」

神山「それに僕は君のこと嫌いじゃないよ。これは本音!」

八幡「…やめろ、へんな期待しちまうだろ」

神山「期待してくれ!僕は友達は大事にするほうなんだ!君が専業主夫になりたいとか働きたくないって言っても僕は君を否定しない!」

八幡「いやなんで俺の信念を読み取ってるの」

神山「別に働いたっていいじゃないか。公務員になれば提示に帰れるし自分の好きなことだって出来る。エロゲーでもネットでもニコ動でもだ!」

八幡「いや、お前公務員酷く言いすぎだろ」

神山「フリーターは将来が心配だからね。極力苦労したくないならいい大学に出て将来楽するべきだよ」

八幡「あはは、お前って天然なクズだな」

神山「林田君よりはマシだよ」

八幡「友達か…ま…まあその…お前がどうしてもっていうなら…俺もお前のこと嫌いじゃないしな」

神山「良かったよ…ドミノ大会のドミノを接着剤で固定してゴールを妨害した時並に緊張しちゃった」

八幡「お前俺より酷い奴だろ!」


雪乃「ゴリラ、それは私の肉よ。それに野菜もちゃんと食べなさい」

神山「ほら、雪ノ下さんなんてフレディとゴリラにもう適応しているじゃないか。僕達だって」

八幡「本当自然に適応してるのがこわいぞ」

フレディ「…」

トングを使い神山や結衣たちにも肉を振舞うフレディ

結衣「フレディ君マジ紳士だね!高校生の鏡!」

八幡「いやフレディ高校生だったのかよ」

結衣「っていうかカミヤン。林田君と前田君は誘わなくてよかったの?」

神山「ああ、二人とも補習で平塚先生に捕まっちゃったからね。勉強教えろって言われるのも鬱陶しいからおいてきちゃったよ」

神山「話は変わるけどさ、奉仕部ってすごいよね、雪ノ下さん」

雪乃「いきなりどうしたのよ。神山君」

神山「だってさ、部活の一環とか言うふざけた理由で見返りもなく他人に奉仕するなんて。普通の人間なら反吐がでると思うよ。君は本当すごいよ」

雪乃「ごめんなさい言い返せなくなるからそこまではっきりと現実を突きつけるのやめなさい…もぐもぐ」

八幡「神山、やっぱ俺お前のこと好きだわ…もぐもぐ」

結衣「でもでも、カミヤンたちが奉仕部に入ってくれたおかげでまた色々と楽しそうだし、ね?」

雪乃「そ、そうね」

フレディ「…にこ」

ゴリラ「…にこ」

神山「比企谷君。友達になってさ、早速だけど聞きたいことがあるんだ」

八幡「偶然だな、俺もだよ」

神山&八幡『このカルビ肉ちょっと辛くない?』

………

……



トイレの中にて

頭を抱えながら

北斗「あいつらも俺と同じ高校に来てたのかよ…」

次回に続く

次回

部室にて

戸部「ヒキタニ君の前で依頼とかマジないわ~」

結衣「カチンときたんだけど…」

雪乃「とても人に物を頼む態度ではないわね…」

神山「戸部君!比企谷君は君みたいなノリと勢いで生きてる理性を失ったヒヒのような奴じゃない!」

八幡「いや神山、庇ってくれて嬉しいんだけど戸部の奴が泣き出したぞ」


・・・・・・

・・・・

・・



八幡「俺の作戦乗ってくれるか?神山…」

神山「当然だよ!友達の頼みだ。徹夜で作戦を練ろう!」

八幡「おう…!」

修学旅行の班

神山 林田 雪乃 前田 ゴリラ フレディ


八幡 結衣 北斗 子分 葉山


雪乃「ごめんなさいおかしくなりそうだわ比企谷君そっちの班に入れて」

よかったらまたSSみてください

次は修学旅行編ですが原作以上に酷い展開になります。

戸部君がとにかく酷い目に

とりあえず派閥なのですが

北斗グループ

子分 葉山 三浦 戸部 北斗(他

雪乃グループ

神山 林田 前田 雪乃 フレディ ゴリラ

な構図です  

おまけ

雪乃「私は雪ノ下雪乃。小中と男子にはもて、それが原因で女子生徒からは嫉妬されいじめられ…私は他人と関わるのをあきらめるようになった…そんな私にも友達ができた」

神山「おはよう雪ノ下さん」

林田「よう雪ノ下。また皆で人生ゲームしようぜ」

前田「悪い赤点とりそうだから答案移させてくれ」

ゴリラ「…」
無言でバナナを雪乃に差し出す

フレディ「…」
無言でビーフジャーキーを雪乃の差し出す


雪乃のマンションにて

頭を抱えながら
雪乃「ある意味すごいわよ…」

恐怖の修学旅行前編

神山「やっぱり多少の見返りがあったほうが僕は良いと思うんだ」

雪乃「言いたいことはわかるのだけれど、あくまで部活の一環なのだから…」

神山「部活は部活でも趣旨が違うよ。この物活は能天気でちょっと頭の悪い由比ヶ浜さんや林田君。そして嫌々つき合わされてる比企谷君や前田君がいるから成り立ってるんじゃないか」

前田「雪ノ下の影響か知らんが最近毒舌に磨きがかかってるなお前…」

八幡「いいぞもっと言え八幡」

結衣「あー!またババ引いたー!」

林田「3連敗だな由比ヶ浜…」

ゴリラ「むしゃむしゃ(バナナ」

フレディ「ズズー(紅茶」

雪乃「なら何か良い案があるというの?奉仕と言うのは利益を求める事ではないはずよ?」

神山「それが良くないんだよ雪ノ下さん!社会に出て就職して、君は給料なしで会社に奉仕できるのかい?」

雪乃「それはそうだけど…」

神山「これは僕らの社会勉強としての一環でもあるんだ。僕らも自立しやすいように公道の幅を広げようじゃないか!」

八幡「今度は何をしだすつもりだ…」

………

……



コンコン(ノック音

神山「どうぞ…」

戸部&葉山「どもー!…あれ」

奉仕部窓口の席に座る神山と八幡

神山「どうも、奉仕部受付です。今日のご用件は?」

戸部「いや~実は依頼したいことがあってさ~」

神山「はい依頼でしたら、我が奉仕部は以下の料金となっております」

普通の依頼500円 ちょっと難しい依頼1500円 難しい依頼2000円

葉山「え…お金を取るのかい…?」

神山「我々も奉仕は体を張って行いますゆえ人件費が生じます。この時代、無償で奉仕と言うほど社会はあまくはないので…」

八幡「なんか学生なのに会社に居るような気分だぞ…」

戸部「え~金取るの~?マジありえないんすけど~!それにヒキタニ君も居るし…ありえないわ~マジ~!」

結衣「カッチンと来た…」

雪乃「人に物を頼む態度ではないわね…」

林田「おい今度は雪ノ下の番だぞババ抜き」

雪乃「あれ?次はゴリラの番じゃ?」

林田「ああそうだったわすまん」

前田「何の部活だよいったい」

神山「依頼者不適合と判断。警備員を呼び追い払ってもらいます」


フレディ「ギロ」

ゴリラ「ギロ」

戸部「ひぃ!?」

フレディとゴリラにつかまれ
外につまみ出される葉山と戸部

神山「ふう、今日も働いたな比企谷君!」

八幡「お前鬼か悪魔だろ」

職員室にて平塚先生に睨まれながら正座させられる雪ノ下&神山一行

神山「合理的な活動だったのに!」

平塚「ふん!」

エルボーが神山に炸裂

神山「ごふ!」

修学旅行編…まだまだつづきます

少し出かけてくるのでいったんこれまで

八幡「いいぞもっと言え八幡」 ×

八幡「いいぞもっと言え神山」○

修学旅行編

戸部「という訳なんだよ神山君~~~海老名さん俺マジ良いなって思ってるんだ」

神山「良いって思ってるならすぐ告白すればいいじゃないか」

戸部「も~つれないなぁ。それが出来ないから苦労してんの~!」

林田「まず振り向いて欲しかったらその気持ち悪いトーンの口調やめろよ」

雪乃「林田君に同意ね。まじめに告白する気あるのかしら?」


戸部「まぁそういわないでよ~でもさでもさ、ヒキタニ君の前で依頼とかやっぱマジないわ~」

結衣「カチンときたんだけど…」

雪乃「とても人に物を頼む態度ではないわね…」

前田「さっきと台詞が被ってるぞお前ら…」

神山「戸部君!比企谷君は君みたいなノリと勢いで生きてる理性を失ったヒヒのような奴じゃない!」

八幡「いや神山、庇ってくれて嬉しいんだけど戸部の奴が泣き出したぞ」

ゴリラ「…」

無言で戸部にティッシュをさしだすゴリラ

戸部「ひぐ…ぐす…ゴリラに慰めてもらってる俺マジぱないわ…」

葉山「いや、異様過ぎるだろこの光景」

雪乃「まあ依頼は受けましょう」

林田「まあ振られるだろうけどな」

結衣「林田君そんなこと言っちゃだめだよ!」

神山「そうだよ!万に一つの可能性だってあるかもしれない!僕らで手伝おうじゃないか!」

八幡「いやフォローしてるどころか余計戸部の奴泣き出したぞ」


戸部の自宅にて

頭を抱えながら

戸部「いや、でもやっぱゴリラはねーわ」

続く

電車の中

雪乃「私は雪ノ下雪乃。総武高校2年生にして奉仕部の部長。孤独だった私には友達が出来た。修学旅行の班もその友達達と一緒。少なからず最近の学生生活は楽しいと思う…だけど」
席の並び図

フレディ「…」 林田「ぺちゃくちゃ」
雪乃「」    神山「ぺちゃくちゃ」
ゴリラ「…」  前田「ゲームぴこぴこ」

雪乃「このなんとも形容しがたい異様な光景を誰もきにしないというジレンマ…」

神山「雪ノ下さん。おやつのチョコレートたくさんあるからあげるよ」

雪乃「え、ええありがとう神山君」

雪乃「(友達の中でも一番まともな神山君が向かいの席でほっとしたわ。もし向かいがフレディ君やゴリラだったことを考えると気まずさではち切れそうになる)」

林田「どうでもいいけどよ、京都って何があるんだ?」

雪乃「呆れたわね、京都と言えばお寺よ。寺巡りをして歴史を勉強なさい。頭を鍛えるチャンスよ」

林田「寺めぐりか…雪ノ下は将来立派な住職になれるだろうな」

雪乃「(のっけから返しに困るような話題返してくるんじゃないわよこの馬鹿)」

神山「雪ノ下さんは住職希望だったのか…厳しい仏道を歩むなんて…応援するよ!」

雪乃「(ああ、前言撤回。というか割と神山君って馬鹿よね。でもこれで私より成績が上だからなんかしゃくだわ)」

神山「じゃあ電車で目的地に着くまで雪ノ下さんの好きなお経を唱えあおう」

雪乃「恥ずかしいからやめなさい」

林田「遠慮するなよ雪ノ下、俺達の仲じゃねーか」

雪乃「(ああもうなんでもいいわよ)」

フレディとゴリラを除く雪乃班全員僧衣に着替える 


雪乃「(ああ、もう周りの視線がやばいわ。なんとなくだけど残りの高校生活おわった気がする)」

神山「でもさ、よく考えたら電車内でお経って回りに迷惑じゃない?」

雪乃(よく言ったわ神山君!あなた空気よめるじゃないの!見直したわ!)」

雪乃「そ、そうよ。大体修学旅行でこんな僧衣着て周りから見たら頭オカシイ人たちって思われるわ」

前田「いや、ゴリラとおっさんが同じ班で仲良くしてるだけでオカシイって思われてるだろ」

神山「と…言うわけで…」

お灸座禅大会…


ゴリラ「もぐもぐ(バナナ」

フレディ「ぽりぽり(柿の種」

林田「…ぎ…ギブアップ…」

神山「くそ!僕も限界だ・・・!」

雪乃「ふふふ、私の勝ちね!!!!」

前田「いや静かにしろよ」


ホテル 雪乃の部屋にて


頭を抱えながら
雪乃「やっばい…なんか色々と染まってきてるきがするわ」

修学旅行にて

海老名「私さ、今のままで居たいんだよね…この空気がすきなの…だからさ…」

神山「うわ、告白する前から振られてるよ。やっぱ彼はその程度の男だったんだね比企谷君」

八幡「お前ら二人して悪魔だな」

海老名「だからさ、このままでいさせてよね♪」

神山「依頼終了だね」

八幡「いやさすがに酷いだろそれ…」

数分後河川敷にて

葉山「おれは今が気に入ってるんだよ。戸部も姫菜もみんなといる時間も結構好きなんだ。だから…」

神山「じゃあ最初から依頼しなければよかったじゃないか。君も肝心なところでボロボロ崩れるんだから…」

葉山「ぐっ…」

八幡「まあまて、一応やるだけのことはやってみようぜ。告白の場を設けてやることだけはやろう。別にその程度で崩れるような友人関係じゃないんだろ?」

神山「別に崩れたところで僕達にはなんの被害もないよ比企谷君」

八幡「だから葉山泣きそうになってるからやめてやれ」

そして告白の場を設け雪乃や神山たちはスタンバイ

雪乃「正念場ね…」

由比ヶ浜「カミヤンとヒッキーのおかげだよ…あとは成功するのを祈るだけ」


八幡「なああいつらの関係を崩さない方法…一つだけあるんだ」

神山「ああ、知ってるよ。君の事だからきっと自分を犠牲にして動き出すと思ってた」

八幡「へっすべてお前にはばれてたか」

神山「まあね」

八幡「戸部が海老名に告白する瞬間に飛び出す。お前なら解ってくれるよな?」

神山「なら僕も汚れてやろうじゃないか、一緒にいこうよ。互いに告白して戸部君を阻止するんだろ?そうすれば戸部君たちの関係は壊れない」

八幡「ったく。友達と言うのはめんどくさいな…はは」

神山「ふっ…」

八幡「(これが本物…か…悪くないもんだな、こういうの)」

そして

戸部「海老名さん…俺さ」

八幡「神山…今だ…行くぞ!」

と、その時

ぐい(服を引っ張る音

神山「だめだ比企谷君!」

八幡「馬鹿っ離せ!このタイミング逃したらもう後が…」

神山「いや、前をみてごらんよ…」

八幡「へ…?」


戸部「前から好きでした!付き合ってください!!!」

ゴリラ「…」



八幡「」
雪乃「」
結衣「」
前田「」
葉山「」

ホテル 八幡の部屋にて

頭を抱えながら

八幡「神山が居なかったら人生つんでたわ俺…」


つづく

teke2

神山「今度こそ海老名さん宛てに連絡しておいた…!次こそいくぞ、比企谷君!」

八幡「おう、親友…!」

林田「お前らだけに良い格好させないぜ?」

神山「林田君まで…!」

八幡「ったくお前ら…」



戸部「前から好きでした!」

神山「前から僕達は!」

八幡「貴方が!」

林田「好きでした!付き合ってください!」

戸部「ちょっと…君達そりゃな…あれ」


フレディ「…」


戸神八林「」


由比ヶ浜「…これって…」

雪乃「くっ…」

タッタッタッ

由比ヶ浜「まってゆきのん!」


ホテル 雪乃の部屋にて

頭を抱えながら
雪乃「海老名さんとフレディ君の部屋を間違えて手紙を入れてしまったわ…どうしよう」


修学旅行編前編 完

とりあえず仕事なので今日はこれまでです

北斗「俺の名前は北斗武士。父親は学校の理事長でありさまざまな分野に顔が利く権力者だ。そしておれ自身頭脳、運動神経、容姿とすべてにおいて頂点!」

北斗「葉山から聞いた話だとなんか戸部が海老名に告白するとのこと。しかし正直そんなん俺の知ったこっちゃないし、出来れば自室で美味い八橋を頬張りたい…」

三浦「知ったこっちゃ無いいうなし!あんたもあーしらの友達なんだからしっかり見届けんだよ!」

北斗「なあ三浦よ。一つ良いか?」

三浦「ん?何?」

北斗「告白って言うけど、なんでこんな回りくどい手を使わなきゃなんだ?直接戸部が言えばいいだろ?」

三浦「ムードってものがあんのムード!」

北斗「ふむ、だがな、8割がた振られるんじゃないかと思うぞ」

三浦「あ?どーしてよ?」

北斗「チャラいし経済力なさそうだしそれに付け加えて頭も若干悪そうだし、まあ運動神経は人並みにいいようだが…」

三浦「(やっべ、無意識のうちに北斗の意見にうなづいてしまったわ)」

北斗「よくよく考えたら海老名って戸部と合う要素が見当たらないよな。付き合ったら付き合ったで俺達が気を使ったりフォローするのもめんどくさそうだし…」

三浦「すぐ別れても私らの空気が悪くなるだけだしね…」

子分「なんか別れてくれるほうが良いみたいな意見ですね」

北斗「大体俺達って修学旅行に来てるはずなのになんでこんな意味不明な告白番組みたいなことしてるんだ」

三浦「そう言えばあーしまだ八橋食ってないわ」

北斗「大量に買っておいた。これから子分とお前とで食べるか」

三浦「おーいーねー!あーしじゃあジュース奢るわ!」

子分「(自分らに嫌なことだと気づいた途端とっさに行動を変えやがったよ…)」

北斗「PS3持ってきたし八橋食いながらゲームでもするか」

三浦「おーさっすが北斗!じゃあそうと決まれば北斗、子分あーしでゲーム大会だ!」

葉山「お前らちゃんと見届けろよ…大事なことだろ?」

北斗「(うわぁきやがった…確かにこいつっていい奴だけど時折こういう部分が物凄く偽善者って感じがしてやたらむかつくんだよな。比企谷の気持ちが少しわかる)」

三浦「あーしらはあいつら二人が上手く行く事を祈ってるからへーきへーき!」

北斗「なんなら…葉山よ。これから高級寿司店でもどうだ?俺の財力でお前らにご馳走するぞ…?(まあふざけるな!って怒るんだろうお前…)」

葉山「そうか…そうだな、俺もあの二人をを信じるよ」

北斗「(高級寿司にあっさり釣られてるよ  高級寿司>>>>海老名&戸部…一体友情の定義とはなんなんだ…まあいい、寿司食わせて機嫌よくなってもらって誤魔化そう)」

京都の高級寿司店にて

三浦「うわぁ…こんな寿司屋あーし初めてだわ…」

葉山「親に何度かご馳走になったりしてるけど…ここはそれ以上の場所みたいだ…緊張するよ…」

北斗「遠慮するな。今日は俺のおごりだ、好きなものをたらふく食うと良い」

三浦「あーし…オオトロ良い?」

葉山「俺はひらめを!」

北斗「遠慮するなと言っただろう、俺を誰だと思ってる?(もはやこいつら戸部と海老名のことなんてどうでも良いんじゃねえか?)」

子分「そろそろ戸部の奴が海老名に告白する時間じゃないですかね?」

葉山「大丈夫だよ子分。俺達は無事を祈って食事しようじゃないか」

北斗「(こいつに至ってはもはや自分の煩悩を制御しきれず自分の欲望に素直になってやがる。葉山よ、むかつくなんて言ってごめん。お前やっぱいろんな意味でいい性格してるわ)」

三浦「ん…んまーい!あーしこんなトロ食ったの初めてだわ…幸せ…」

葉山「やっぱり北斗について着てよかったよ…その…オオトロ鉄火巻き…頼んで良いかい?」

北斗「だから遠慮するな。たらふく食え。カードもあるし財布にはATMで数百万下ろしてある」

子分「肉ってないんすかね?」

北斗「だからお前はもう少し肉から離れろ…!」

店主「あるよ!牛肉の炙り寿司!」


トイレで頭を抱えながら

北斗「あるのかよ…」


さらにつづく

葉山「こんなに美味い寿司を食ったの初めてだよ!この修学旅行で一番の思い出になりそうだな、はは、あ…うにおかわりで」

北斗「そうがっつくな葉山よ。宴は始まったばかりだ(一番の思い出って、今回一番大事な戸部の告白タイムはどこへいったんだよ)」

三浦「ねー北斗、この白魚の軍艦巻きって超やばくない?この修学旅行で一番やべー思い出になりそうだって!」

北斗「ああ、遠慮せずにたのめ!(ああやばいぞ。お前にとって修学旅行に大切な思い出が戸部や海老名より寿司に変わってることだ)」

子分「あのさ…空気濁すようで悪いんだけどさ…もし戸部の奴が振られたらどうすんの?」

北斗「(うわー空気よめこの馬鹿。せっかく嫌なことから気を逸らしてるのに)」

葉山「降られたなら振られたで仕方が無い。彼が振られた程度で崩れるような関係じゃないだろ?俺達は」

北斗「(あれ?こいつ言ってることが前と変わってるぞ。そして笑顔で顔を赤らめながら寿司を頬張る姿。もう告白タイムはどうでも良くなり始めてるようだ)」

三浦「なーなー北斗…あーしもうに食べたい…」

北斗「抱きつかずとも大丈夫だ。遠慮せずに食べろといってるだろう?(こいつに至ってはもうそんなことすら忘れている。友情ってなんなんだろう)」

海老名「北斗君…私伊勢海老の軍艦巻き頼んでいいかな…?」

北斗「ああ、海老名。お前も遠慮しすぎだからな。もっとたくさん頼め…」

北斗「ん?」


ホテル 北斗の部屋にて

葉山「ぐおおおZzzzz」

頭を抱えながら

北斗「じゃあ戸部は誰に告白したんだよ」


修学旅行編完


後日奉仕部にて

雪乃「その…ごめんなさいね…戸部君の告白の件…私のせいで貴方達に迷惑をかけてしまって…」

八幡「いや…そのまあ、俺も勝手なことして悪かったよ」

神山「僕達も勢いで行動しすぎてしまった…」

林田「すまねぇ雪ノ下…今度マクドナルド奢るから許してくれ」

雪乃「私はモスバーガーのほうが好みなのだけれど?」

林田「俺金無いんだよ・・・比企谷にパス」

八幡「いやパスするな!」

結衣「ねえカミヤン…そう言えば生徒会長どうするの?」

神山「え?そう言えば推薦で僕の名前があがってたけどパスするよ…この部活で手一杯だし…雪ノ下さんどう?」

雪乃「え…?私…?」


この後トラブル続きで

奉仕部は奉仕部&生徒会になってしまいます。

雪乃「奉仕部が生徒会になっただけよ。活動内容は今と変わらないわ」

神山「むしろ予算が増えたおかげで好きなお菓子を買えたり自由が利くよ!」

八幡「神山…ゲスイな…やっぱ俺お前のこと好きだわ」

雪乃「あら、神山君…紅茶ももっと上質な物にすべきよ」

八幡「お前も色々と変わったのな・・・」

いろは「」

そして次回予告


雪乃「比企谷君!私は貴方を専業主夫にするわ…だから結婚して!」

神山「良かったじゃないか比企谷君!絶望しかなかった君の将来が雪ノ下さんのおかげで救われるよ!」

八幡「いやさ、告白は受け入れるけど俺の心を抉るのはやめて親友の神山君よ」


結衣「カミヤン…私ね…前から…!」


次回で完結です

こんな誤字だらけのSSでも見てくれて応援してくれてる人に心から感謝です最後まで書くので見てやってください

一応最終章に登場させて欲しいキャラと書いたらリクエスト受けます!では


メカ沢と竹之内を

>>84
メカ沢竹之内は最終回で登場させますww
由比ヶ浜と神山のイベントで必需になるのでww

クロマティの紅一点、前田の母ちゃんを忘れるんじゃないぞ?

>>88
雪乃の母ちゃんが青ざめるSS用意してます

陽乃「あれ…喫茶店に居るのって雪乃ちゃんと比企谷君だよね…」

ガラガラ

陽乃「ひゃっはろー!」

雪乃「あら姉さん…どうしたの?」

八幡「っす…」

陽乃「比企谷君と雪乃ちゃんひょっとしてデート?」

ゴリラ「ズズー…(ジュース」

フレディ「むしゃむしゃ…(クレープ」

陽乃「あはは、雪乃ちゃん友達増えたね~?彼らは?」

八幡「(すごいさすがは雪ノ下さん…ゴリラとフレディを見ても平常心で居られるなんて…ただものではないな)」

神山「はじめまして!転校生の神山です!雪ノ下さんとは同じクラスで仲良くさせてもらってます!」

陽乃「ふぅ~ん、神山君かぁ…おもしろそうな子だねぇ~比企谷君と恋のライバルかな?」

神山「いやー僕は毎日のように察してちゃんのご機嫌取りながら生活するのはちょっと…」

雪乃「いや貴方、傷つくからそういう言い回しやめなさい」

陽乃「あはは!気に入ったわ~神山君面白い~」

ゴリラが無言で陽乃のコップに水を注ぐ

陽乃「ありがとう、君、名前は?」

ゴリラ「サッ(無言で名詞を出す」

『豪ヒロミ』

陽乃「名前あるんだね…君は?」

フレディ「ズズー…(ジュース」

陽乃「君はクールなんだね~でも不思議と高校生に見えないのなんでかな~?」

陽乃「…」

フレディ「…」

ゴリラ「…」

神山「ぺちゃくちゃもぐもぐ」
雪乃「ぺちゃくちゃもぐもぐ」
結衣「ぺちゃくちゃもぐもぐ」
八幡「ぺちゃくちゃもぐもぐ」


陽乃「少しお手洗いにいってくるね~」


お手洗いにて


陽乃「お、お母さん助けて!喫茶店にゴリラと上半身裸のおっさんが居るの!嘘じゃないから!泣きそうだから本当!」


その2に続く

陽乃「(落ち着くのよ私…そもそもこんな状況で平然と会話してる雪乃ちゃん達がもはやおかしい)」

神山「お姉さんは今日は何してたんですか?」

陽乃「え?え?…私は暇で外をぶらぶらしてたんだけど、偶然君達をみかけてね~」

神山「一人で夜道は危ないですよ…?ボディガードつけましょうか?」

陽乃「ひょっとして神山君と比企谷君が?両手に花だね私って~」

ポン

ゴリラ「にこ」

ポン

フレディ「にこ」

陽乃「あははーそりゃうれしいねー(大量の冷や汗」

雪乃「彼らは人間より頼りになるわよ。痴漢が100人来ようと安心だわ」

陽乃「(何余計な事いってんのこのこ、こんなのと三人で外歩いてたら私まで通報されちゃうでしょうが)」

???「あれ、神山じゃねーか」

陽乃「(やった助け舟かも!隼人?それとも…)」

結衣「あ、カミヤンと別の高校に行ったメカ沢君だ!」

雪乃「あら奇遇ね、貴方もいっしょにどうかしら?」

八幡「今日もバイトか?ごくろうなこった」

メカ沢「それがよ…バイト先がつぶれちまってさ…」

結衣「何々…?相談ならのるよ…」

陽乃「」

ゴリラ「…」

フレディ「…」


トイレにて


陽乃「お母さん助けて!今度は…ゴリラとおっさんで…メカが…ロボが!!!あ!ちが!嘘じゃな…(ガチャ…ツーツー」

とりあえず仕事があるので更新はまた夜にします。
それでは

陽乃「こうして私はボディガード二人に送ってもらうことに…」

馬(黒龍号)「…」
フレディ「…(乗馬」
ゴリラ「…(乗馬」
陽乃「…(最後尾に乗馬」

陽乃「(これは夢なのかな?そうだ。夢なんだよ。あれおかしいな!つねった頬が痛い…)」

陽乃「(と言うかなんで馬に乗ってるの私、しかも喫茶店で別れる際比企谷君や雪乃ちゃんが極自然に手を振ってるし…)」

陽乃「(そもそも何なのよメカ沢君って。どう見てもあれ人間じゃないわよね)」

ゴリラ「…」

スッ とバナナを陽乃に差し出すゴリラ

陽乃「あ…ありがとうゴリラ君。いただこっかな…もぐもぐ」

陽乃「(ゴリラに餌付けされてるよ…こんな姿雪乃ちゃんや比企谷君に見られたら一生顔合わせられない…あぁ早く家につけ…家につけ!)」

陽乃「(そもそも彼らって私の家しっているのだろうか…?まさか街の外に出たりしないでしょうね…?街を外れれば人が賑わう所へ出てしまう…私の大学生活が一瞬で終る…やばい誰か助けて死ぬ)」

喫茶店

陽乃「あれ…ここってさっきの雪乃ちゃんたちと別れた…」

雪乃「姉さん、ごめんなさい、地図をフレディ君に渡すの忘れてたわ」


陽乃「…」


陽乃「やっぱ家知らねーんじゃねーか!」

ブオン!
カバンを雪乃の顔にぶつける陽乃

雪乃「ふぼぉ!」

陽乃編完

最終話に続く


昼休み中に書きましたww
仕事に戻りますでわ



生徒会長 投票の結果1位!ゴリラ!

ゴリラ「…」

そのまま何処かへ去る

続いて2位!雪ノ下雪乃!!!!
ゴリラは投票放棄したので生徒会長は雪ノ下雪乃さんに決定!

自室で頭を抱えながら

雪乃「絶対納得いかないわ…」

雪乃「という訳で貴方達も全員生徒会役員&奉仕部よ。これからもよろしくね」

林田「うわーこう言うの俺苦手なんだよな…」

八幡「右に同じ」

結衣「でも結局皆一緒だしよかったじゃん」

前田「また面倒ごとが増えやがったな…」

神山「君達、そんなネガティブな思考じゃ駄目だ!」

フレディ「…」

ゴリラ「…」

神山「逆に考えるべきだ。生徒会になれば奉仕部も色々と融通が利くようになる」

八幡「ほうほう?」

雪乃「奉仕部が生徒会になっただけよ。活動内容は今と変わらないわ」

神山「むしろ予算が増えたおかげで好きなお菓子を買えたり自由が利くよ!」

八幡「神山…ゲスイな…やっぱ俺お前のこと好きだわ」

雪乃「あら、神山君…紅茶ももっと上質な物にすべきよ」

八幡「お前も色々と変わったのな・・・」

いろは「」

自室にて


頭を抱えながら

いろは「私の立場ねーじゃねーか…」

部室

八幡と神山の対談

神山「なあ親友」

八幡「んだよ親友」

神山「君は恋をしたことってあるかい?」

八幡「行き成り唐突だなおい…もちろんあるぞ?告白した相手には笑いものにされクラスの皆には言いふらされるし。トラウマそのものだよ」

神山「酷い話だね。腐ってるのは君じゃなくてクラスのほうだったわけだな」

八幡「おかげで人間不信にはなるわボッチで居ることに抵抗は無くなるわさまざまなスキルが身について嬉しいぜ?」

神山「まあ今は僕らといった友達が出来てそれは回避できてるし良いじゃないか」

八幡「まあぶっちゃけ楽しいよ、今はな。あはは」

神山「なんか初期の君とかなり印象が違う気がするよ」

八幡「そりゃそうだろうよ…あいつら見てると自分の人生ってこんなちっぽけだったんだなって思うようになったんだ」

窓の外を見るとフレディが馬に乗り、ゴリラが葉山を追い掛け回していた

神山「僕も同感だよ比企谷君…」

神山「ぶっちゃけ言うけどさ、この奉仕部で好きな女の子とかいないの?」

八幡「んー…なんでそんな事聞くんだ?」

神山「まったく奉仕部の女子を意識したことがないから友達の反応を知りたかっただけなんだ」

八幡「そーだな。まあお前にゃ話してもいいだろ。由比ヶ浜は良い奴だけどさ…なんていうかその、友達以上の感情がもてないんだよ…」

神山「ほうほう…」

八幡「雪ノ下は…その…」

神山「まさか君は…雪ノ下さんのことが…」

八幡「まあさ、あいつと俺じゃ天と地の立場だ家柄から考え方まで、俺とじゃつりあうはずも無い存在だ。ましてや向こうだって…」

バチィン!(神山のびんた

八幡「ぐほぉ!」

神山「そういう考えだから駄目なんだよ!比企谷君!そうやって皆雪ノ下さんから離れていって彼女を理解してやれる人が居なかったんじゃないか!」

八幡「いってーなぁ…でも事実だろうが。好きなんて言葉だけで一生好きな相手と添い遂げられるほど世の中簡単に出来てねーんだよ…」

神山「今…好きっていったね?」

八幡「悪いかよ…好きになるくらい良いだろう…思いがかなわなくてもさ…」

雪乃「比企谷君!」

ガチャ!

八幡「ゆ…雪ノ下…なんで…」

神山「雪ノ下さんの依頼終了だね。彼女から依頼を受けてたんだよ比企谷君」

八幡「ど…どういうことだよ…」

神山「雪ノ下さんもね、比企谷君の事が好きだったんだ。彼女は自分に自信なんて本当はなくて、君の気持ちを知りたかったらしいんだ」

八幡「!?まさか…んなわけねーだろ…ありえねえ…」

雪乃「本当よ…貴方は知らないかもしれないけれど…私は貴方という存在が眩しかった…」

八幡「…」

バチィン!」(今度は雪乃をびんたする神山

雪乃「ぐほぉ!」

神山「雪ノ下さん!そうやって理想を相手に押し付けちゃだめでしょ!ちゃんと本物の気持ちで向かい合うんだ!」

雪乃「は…はい」

雪乃「比企谷君!私は貴方を専業主夫にするわ…だから結婚して!」

神山「良かったじゃないか比企谷君!絶望しかなかった君の将来が雪ノ下さんのおかげで救われるよ!」

八幡「いやさ、告白は受け入れるけど俺の心を抉るのはやめて親友の神山君よ」

雪乃「ふふ、その代わり私が何かあったら助けてね?」

八幡「お、おう…何かあったら俺も働くくらいのことはしてやるよ…それに…」

神山「それになんだい?」

八幡「俺も…雪ノ下が好きだ…」

パーン!

クラッカー音!

雪乃&八幡「!?」

神山「さあ皆で胴上げだーーー!」

結衣「二人とも…おめでとう…!」

フレディ「…」

ゴリラ「…」

林田「ったく見せ付けやがってよー」

前田「と言うか」

前田「というか、雪ノ下もこんなに単刀直入に相手に告白するなんてな」

雪乃「貴方達が部に入ってから難しいこと考えるのがばかばかしいって思うようになったのよ…」

フレディ「にこ」

ゴリラ「にこ」

八幡「ああたしかにな…」

林田「あ、二人が付き合ったお祝いのケーキ食おうぜ!」

神山「林田君だめじゃないか!ケーキ入刀は新郎新婦の役割だよ!」

結衣「さあ二人でナイフをもって…!」

雪乃「え…ええ…」

八幡「恥ずかしくて頭の中が爆発しそうだぞ…」

スパッ

真っ二つになったのは雪乃のノートPC

神山「あれ…ケーキこっちだった」



雪乃「こっちだったじゃないわ!」

シャンパンのビンで神山を殴る雪乃

神山「ぐほぉ!」

さらにつづく

雪乃と八幡が恋人になっても奉仕部はいつも通りだった。

雪乃「比企谷君。クリスマスと正月なのだけれど…二人きりになる予定を考えましょう…」

八幡「お…おう…」

神山「うんうん、これが本来あるべき男女の恋の形なんだね」

林田「まああの二人なら今後も大丈夫だろうさ、人間同士釣り合いが取れてるよ」

前田「っていうか部活や生徒会の活動いいのかよ…」

林田「いやさ、俺も実は彼女居るんだよ…」

神山「なんだって!?」

前田「実は俺もだ…」

神山「クロマティ高校に居たころそんな話題は一度も無かったじゃないか…!」

前田「つーかあの学校でそんな話題がでるような会話あったか今まで…?」

林田「まあ俺が言いたいのはよ、向こうでいちゃついてる雪ノ下や比企谷の心配だけじゃなくてお前自身も恋をしろよってこった神山」

神山「そんなこと言われてもなあ、出会いなんてないしなあ」

雪乃「私の姉さんなんてどう?私と比企谷君を結んでくれた貴方になら…姉を紹介してもいいわ」

神山「いや、君のお姉さんって君以上に変わってるから嫌だよ…」

雪乃「ごめんなさいなんか頭にくる言い回しだけど言い返せないわ」

結衣「…ねえカミヤン」

神山「どうしたんだい?由比ヶ浜さん。体調でも優れないのかい?」

結衣「私もね…難しく考えすぎるのやめようと思うんだ…」

神山「ん?君はいつも物事を短絡的に捉えすぎな気がして難しく考えてるようなシーン皆無なんだが…」

雪乃「神山君の一撃はある意味姉以上だとおもうわ…」

結衣「馬鹿にするなし!…いいから聞いて…」

八幡「神山…由比ヶ浜の話最後まで聞いとけ」

神山「おっとすまない。で、由比ヶ浜さん…どうしたんだい?つづけて」

結衣「私…最初ね、ヒッキーのこと良いなって思ってたんだ」

林田「なんかまた面倒なことになりそうだな」

前田「恋愛に修羅場はつき物だ。黙って聞け」

八幡「え…」

結衣「私、周りの世間体を気にしてばかりで…周りの目を気にしてばかりで…卑怯者だったんだ」

神山「酷いな君は」

雪乃「ごめんなさい神山君。貴方姉以上に酷い性格してるわ」

結衣「私は結局ね、ヒッキーの事好きだったんじゃなくてあこがれてただけだったの…カミヤンを見てそう思った」

神山「僕?」

結衣「カミヤンって周りの空気がどうなろうと必ず相手を真っ向から助けようとするじゃん…だからね…」

前田「いや、大半はお前の勘違いや思い込みだと思うぞ…」



結衣「カミヤン、好きです」

神山「」

神山「いや…あの!君みたいな可愛い子は僕みたいな地味で目立たない奴と似合わないんじゃ!?あのね!そのね!」

八幡「おー親友がこんなに取り乱してるの初めてみたわ~すっごく可愛いな~うん」

雪乃「あら~だめよ比企谷君神山君いじめちゃ~でもなんかほほえましいわね~ふふ」

神山「からかわないでくれ…!というかどうしよう本当に…人生の分岐点だぞこれ」

林田「なんか俺も彼女が恋しくなったからメールするわ…返信がきた。今便秘でトイレ中だってさ」

前田「『うん』が悪かったな林田…俺の彼女は今バイト中だそうだ」

結衣「カミヤンの返事…ほしい…私は本気だから…もし嫌なら振ってもらったって構わない・・・それくらい私は本気だよ?」

神山「由比ヶ浜さん……こんな僕をここまで想っていてくれたなんて…そんな娘の思いを…断れるわけないじゃないか!」

結衣「か…カミヤン…!(うるうる」

パーン!

フレディとゴリラが交互にクラッカー

林田「ここにカップルが二組誕生だぜ!」

雪乃「おめでとう由比ヶ浜さん…互いに手のかかる恋人かもしれないけど精一杯支えあいましょう…!」

結衣「うんゆきのん!ヒッキーのこと支えてあげてね!」

雪乃「貴女も…神山君を支えるのよ!」

林田「じゃあ今度は神山と由比ヶ浜に入刀してもらおうぜ!」

神山「て…照れるな…」

結衣「カミヤン…ケーキはんぶんこしよ?」

スパ

なぜか結衣と一緒にナイフを持ってたのはゴリラ



シャンパンのビンでゴリラを殴る結衣

結衣「ざけんなし!!!!!」

ゴリラ「ぶほぉ!!」

つづきますよもちろん

メカ沢「おい比企谷に雪ノ下、お前ら恋人になったんだってな、おめでとう」

雪乃「メカ沢君…ありがとう」

八幡「ありがとよ…」

メカ沢「俺に乗れよ、二人で夜風当たりながらドライブなんてのもいいぜ?」

バイクに変形するメカ沢

八幡「取っておきのサプライズって訳か?」

雪乃「ふふ、彼のサプライズに甘えましょうか」

メカ沢バイク「さあ飛ばすぜ、しっかり捕まってろよ…」

ぶるるる・・・ぶおーん!

同時刻、道路にて

車内にて

陽乃「あ~今日も渋滞~なんか不機嫌になっちゃうわ~…」

ぶるるるるぶおーん!

陽乃「あら?お猿さんたちがまたバイクで暴走してるのかな~?煽ってあげましょう?」

専属運転手「いけませんお嬢様…あのような物共と関わっては…」

陽乃「なによーつまんない…先週嫌な夢みて私すごくブルーなの、馬に乗せられたりさ~…」

窓をぼーっと見てると…

メカ沢バイクに乗った八幡と雪乃

陽乃「」


自室で頭を抱えながら

陽乃「夢じゃなかったのかやっぱり…」

つづく

12月…喫茶店にて

竹之内「ふ、お前もついに彼女が出来たか神山」

神山「竹之内君…喜んでもらえて嬉しいよ…そういう君は…?」

竹之内「一応付き合ってる相手はいる。ただ彼女がな…乗り物大好きなんだ…」

神山「うわぁ…大丈夫なのかいそれ?」

竹之内「最近は極力徒歩でデートしてもらってるんだよ…でもさ、たまに観覧車乗りたいとか言われるともうだめ…」

神山「竹之内君。彼女になら自分の弱さを打ち明けてもいいと思うんだ…我慢する必要は…」

竹之内「神山よ…それじゃあ俺の今までの努力、無駄になるだろう…俺は今までのこの人生、積み上げた経歴を無駄にしたくは無いんだ…」

神山「そっか…竹之内君も新しい学校で新しい道を歩んでるんだね…ならこれをあげるよ」

竹之内「なんだ…これは?」

神山「温泉登山ツアーだよ。歩いて山頂の温泉を無料で入れる券なんだ。結衣と一緒に行こうと思ってたんだけどこれは君に譲るよ」

竹之内「(神山よ…お前はそこまで俺のことを…涙が出てきたぜ…これは受け取らなければ恥と言うものだ。喜んでもらうぜ)」

神山「あれ…チケット渡し間違えた…」

竹之内に渡したチケット

『温泉バスツアー』


自室にて

結衣「~♪」
笑顔で神山の腕に抱きついてる結衣
しかし神山は頭を抱えながら

神山「竹之内君…無事でいてくれ」


一応ほぼ完結なのですが…

正月編希望なら書きます…いかがしましょう?

一応気づけば八幡と雪乃が恋人になってることに焦りを隠せない葉山と
結衣と恋人になってしまった神山…
神山と葉山の会話の話も作ってあるのですがもういっそすべて投下しましょうかねww

じゃあ続きを書きます…もう少しまってね

葉山「神山、君と少し話がしたい…」

神山「ああ、訳あって今部室に入れないからいいよ」

葉山「助かるよ…校庭で話そう…」


校庭にて

葉山「君は結衣と恋人になったそうだな」

神山「ああ、うん。いつも耳かきしてくれたり必要以上にハグしてきたりで興奮しない日が無いくらいだよ」

葉山「幸せそうでいいじゃないか…うらやましいよ」

神山「うらやましいって行動を起こせば君だってそうなれてた筈だよ。見苦しい言い訳はみっともないぞ葉山君」

葉山「いや、君と結衣が幸せなのは良いんだ…俺が精神的にダメージを受けたのは比企谷と雪乃ちゃんが恋人になったことだよ」

神山「と言うと君も雪ノ下さんが好きだったのかい?」

葉山「はは、敗北者の俺がこんな愚痴を言うのもなんだけどね…」

神山「君にも事情があるんだね…聞こうか葉山君…」

葉山「僕が言いたいのはね…ってあれって…」

神山「あ!奉仕部の教室をのぞいちゃだめだ!」

窓際で八幡と雪乃がキスしてるシーンが目に入ってしまう葉山

葉山「」

結衣「あ!カミヤンー!一緒にかえろー!」

ギュっ

神山「結衣じゃないか!奉仕部に顔をださなくていいのかい?」

葉山「」

結衣「あんな状況で顔出せるわけないでしょ?それに私もカミヤンと一緒にいたいし…」

葉山「」

神山「そっか。じゃあ僕の家でゲームでもしてあそぼっか」

結衣「やったー!カミヤンと二人きりだよー!」

ダキッ

葉山「」


ひゅ~(木枯らし)

葉山「」石化中

北斗「む、葉山ではないか…なんだそんなに落ち込んで…(元気出せよ葉山…お前にだって大切な人はできるさ)」

三浦「隼人…これからさ、北斗のおごりで回らない寿司屋行くんだけどどう?」

葉山「え…?おごり…?もう俺さ、嫌なこと吹き飛んだわ!」




寿司屋のトイレにて

頭を抱えながら
北斗「いやお前いろんな意味ですげーよ」

葉山編完結

つづきます

初詣編

喫茶店にて

雪乃「はい八幡君。あーんして」

八幡「あ…あーん…もぐもぐ…」

神山「雪ノ下さん!一応僕らも居るんだからそう言うのは節度を守らないと駄目ですよ!」

雪乃「ご…ごめんなさい…つい彼が愛おしくて…」

結衣「気持ちはわかるんだけどね…?」

神山「なんか林田君は彼女とデートで初詣来れ無くなっちゃったんだよね…」

八幡「まあ居たら居たでうるさいだけだしな…」

前田「俺の彼女はこの店で今日もバイトだ…(前田とアイコンタクトを取り合うウェイトレスの彼女」

神山「比企谷君は進路どうなんだい?」

八幡「ああ、雪乃と話し合ったりしたけど…やっぱ雪乃が働いて俺が家庭を支えることになったよ」

神山「そうか。君らしいね。でもそんな君だからこそ相思相愛なんだろ?雪ノ下さんも」

雪乃「からかわないでもらえるかしら?・・・恥ずかしいわ…」

結衣「もうゆきのんたら可愛い…」

フレディ「ズズー(ジュース」

ゴリラ「もぐもぐ(やきそば」

???「あら?」

???「雪乃?」

雪乃「!?…か…母さん…」

八幡「!?」

結衣「え…?」

神山「もぐもぐ…はい、結衣もあーん」

結衣「あーん…もぐもぐ、この餃子美味しい!」

前田「いやシリアス展開なんだから空気読めよこのバカップル」

雪乃母「あら、雪乃のお友達?ふふ、貴女にも友達がいたのね…貴女話してくれないからそういうの…」

ゴリラ「…」
ブイサインを雪乃母に送るゴリラ
フレディ「…」
以下同文

雪乃母「あらあら…皆素敵な友達じゃないの…」

携帯電話を取り出しトイレへ向かう雪乃母

雪乃母「貴方!助けて!喫茶店にゴリラと上半身裸の外人が居るのよ!」

つづきますたい

雪乃母「貴方…雪乃と交際してるそうね」

八幡「はい…」

雪乃母「雪乃と付き合うと言うことは、いずれ私たちの身内になると言うことです。覚悟はあるのかしら?」

八幡「は…はい」

神山「雪ノ下さんのお母さん。迫力半端ないな…」

前田「もう圧倒されて俺達何も言い返せないな」

結衣「カミヤン…」

フレディ「…」

雪ノ母のコップにジュースを注ぎ
肩を叩いてたしなめる。

ゴリラは雪乃母の隣で腕を組んで無言でうなづく


喫茶店の洗面所にて
頭を抱えながら
雪乃母「ごめんなさい交際認めるって言えば開放してくれるのかしらこの悪夢から」

雪乃母「比企谷さん…と言ったわよね…貴方は顔も宜しいほうだし…雪乃では無く普通の女性と交際したほうが幸せになれると思うのだけれど…」

八幡「な…俺は…!」

雪乃「母さん…私と八幡君は…!」

雪乃母「あら雪乃…私に逆らうと言うの…?」

雪乃「…っ…」

神山「まあそう怒らないでくださいおばさん。コラーゲンでも呑んで落ち着きましょう」

前田「お前逆に煽ってどうする」

雪乃母「はっきり言わないと解らないのかしら…こんな得体の知れない小市民と雪乃の交際。私は認めませんからね」

神山「いやー性格悪いですねー子は親に似るって言うけどまさにおばさんはその象徴でした!」

雪乃母「いえ貴方、実況してるようだけど容赦なく私の精神傷つけてるの忘れないようにね?」

雪乃「母さんを凹す人間なんて貴方くらいよ神山君…ついでに私も傷ついたわ」

結衣「カミヤンかっこいい////」

八幡「…」

八幡「すみません義母さん…」

雪乃母「あら…虫唾が走る呼び名ね…何かしら?」

八幡「俺と雪乃は…育ちも環境も立場も違います。ですが互いを理解したうえで恋人になりました。バランスの取れた関係なんです…だから互いに不幸になるなんて絶対にない…そう誓えます」

雪乃母「ふう、子供の言い分ね…貴方やっぱり…」

フレディ「ギロ」

ゴリラ「ギロ」

雪乃母「ごめんなさい用心棒は反則じゃないかしら…」

前田「つーか雪ノ下さんこんちわっす…」

雪乃母「ん…貴方はたしか前田さんの…」

ズン!突如八幡たちのテーブルに現れる前田母

前田母(ウェイトレス姿)「…」

前田「母ちゃんの職場でもあります…」

雪乃母「せ、先輩…お久しぶりでございます…」

前田母「…ギロ」

雪乃母「煽っただけです…彼なら…雪乃を幸せに出来ると思います…なのでその…許して」


結衣「やったねゆきのん!交際認めてもらえたね!」

雪乃「夢見たいよ…グス…よかったわね八幡君…!」

八幡「嬉しいけど状況が良く解らん…」


雪ノ下家にて

頭を抱えながら
雪乃母「彼(八幡)を最後に褒めようと思ったのだけど…前田先輩の前じゃメンツも糞もねーよな」


神山に結衣さんの幸せに  ヒッキーにゆきのんお幸せに

そして完結してスレを落とすのもあれなので
ぼちぼち日常的な続編を書いていくかどうするか悩み中であります

八幡「やはり俺達の」
神山「青春ラブコメは」
八幡&神山「正しいようで殆ど間違ってる!」




実はガハマさんと神山君のデート編と八幡とゆきのんのデート編とか考えてました
どのみち酷いシュールな展開なのですが…ww
さらに陽乃さんや葉山君。登場の機械がなかったいろはすのお話

玉縄君と新生奉仕部とのやりとり…まだ終ってないネタは山ほど…あったり…

更新は早めにするので良かったら見てやってください…とりあえずいったん完結で

プチ次回予告

玉縄「君の言いたいことは解るけど。それはビジョンであり結果が招くこととは言いがたい」
手をウネウネさせる玉縄にたいして

神山「そうか、彼は言葉が不自由で手話を用いて会話を補助してるんだな…こうなったら…」

いろは「神山先輩~私に出来ることないですかぁ?」

神山「ゴリラの餌をやってくれ」

いろは「」

雪乃「八幡君。子供は早めに欲しいわ…」

八幡「」

結衣「じゃあバリケードが必要なら網戸も必需だね」
手をうねうねさせて合図を送る結衣

前田「いやお前ら本当に馬鹿だろ」

サイドストーリースタート

眠気がやばいです…また後日書きます…お休みなさい

ファミリーレストラン○将にて

前略おふくろ様。総武高校へ編入してからと言うもの人生は薔薇色です。
素敵な彼女も出来、毎日が充実しております。

結衣「もぐもぐ…」

神山「もぐもぐ…」

結衣「カミヤン美味しいね」

神山「ああそうだね結衣…」

相席にて

玉縄「もぐもぐ…うーんこの餃子のまったりとしコクと味わいはまさにレボリューションだね…」

手をうねうねさせながら

結衣&神山「(なんだこいつ…)」

玉縄「君達が唖然とするのもわかるよ。この店のコストパフォーマンスやバイタリティは僕でさえ見習うべきだと思うからね」

手をうねうねさせながら

結衣「もぐもぐ…(白目」

神山「(言葉はまやかしなのだろうか…このおかしい人は僕達に何を訴えかけているんだ…)」

玉縄「ロジカルシンキングで論理的に考えるべきだよ。この店の事業は」

海浜総合高校「お客様目線でカスタマーサイドに立つっていうかさ僕達の視点でも考えられることは~」

<ありがとうございました~

   <カミヤン別のところ行こう…
       <手話試したけど駄目だったよ…
      <おかしい人なんだから関わっちゃだめだよ…


玉縄「僕の言いたいこと解ってくれたかな?」

フレディ「こくり」

ゴリラ「こくり」


自室にて
頭を抱えながら
玉縄「お客様目線でカスタマーサイドに立つとかそういう次元の問題じゃねーよなあの二匹は…」

陽乃「ついに雪乃ちゃんは選ばれちゃったか…なんか楽しみが減っちゃったなぁ~飼ってた雛が巣立っていく感じよね…」

陽乃「でもさ、あんな笑顔の雪乃ちゃんと比企谷君を見るとあー言う世界も良いかなって…」

陽乃「まあ私もこれから自分の幸せとやらをつかんでみますか…」

寿司屋にて

陽乃「今日は休みだしうんと贅沢させてもらいましょう」

店主「へいらっしゃい!何握りやしょう!」

陽乃「そうだなぁ…じゃあまずはぶりから…」

店主「かしこまりやした!おいゴリラ!ぶり頼むぜ!」

ゴリラ「こく…」

陽乃「」

陽乃「あはは、最近幻覚を良く見るなあ…ストレスでもたまってるのかな~私…」

マスクド竹之内「お茶のほうどうぞ…」

陽乃「あれぇ?なんでレスラーがお寿司屋さんにいるのかな?わたしって重症なのかな?」

陽乃「あれ…向こうに居るのって隼人じゃ…それにたしか一緒に居る友達は何処かで…」

陽乃「ああ、北斗財閥の御曹司の…とんでもない友人を身につけたわね隼人…それに…ひょっとしてゴリラ君が店員なのに気づいてないわね?…」

陽乃「にしても隼人、雪乃ちゃんと比企谷君がくっ付いたにもかかわらず満面の笑みで寿司を頬張ってるわ…」

ゴリラ、葉山たちの席へ寿司を運ぶ

ゴリラ「…」

葉山「いつもご苦労様、ゴリラ」

三浦「あんたも仕事終わったら一緒に食わね?」

北斗「駄目だぞ三浦、職務中に邪魔しちゃ」

戸部「ってかマジゴリ君の握った寿司美味いわ~日本一だわ~」

ゴリラ「…」

陽乃「(うん、普通に考えておかしいよね?何か突っ込むところあるね?私普通だよね?何違和感無くゴリラと意思疎通できてるのよ)」

葉山「あーおなか一杯だ。いつも済まないな北斗」

北斗「なあに気にするな。この店は俺の行き付けだ。食いたいならいつでも連れてってやる…」

戸部「あーもー北斗っちマジ最高~!」

三浦「じゃあこのあと皆でカラオケでもいかね?」

ゴリラ「…」

無言で数人乗りの自転車を持ってくる

葉山「え?カラオケまで送るって…?」

三浦「やっぱゴリめっちゃいいやつじゃん最高だわ」

店主「ゴリラ!ちゃんとお客さんを送迎しろよ!」

北斗一同ゴリラが運転する数人乗り自転車に乗り込み退店

チリンチリーン!

最後尾にフレディが乗っていた

陽乃「もぐ…もぐ…」

雪ノ下家

陽乃「ただいま…」

雪乃「帰りなさい姉さん」

陽乃「あら雪乃ちゃん、帰ってきてたんだね…はいこれおみやげ…」

雪乃「おすし…ああ、ゴリラが働いてる寿司店ね、いただくわ」


陽乃「納得できるかぼけぇ!」


ごふ!


雪乃「ぶほぉ!」


次回に続く

仕事いってきます

いろは「私は一色いろは。サッカー部のマネージャーで他の生徒からも可愛いと注目されている1年生です!今日は恋に恋してる葉山先輩に告白する日!」


デスティニーランドにて

神山&結衣「イチャイチャ」

雪乃&八幡「イチャイチャ」

林田「くそう。お前らは学校でもイチャイチャ出来ていいよな…俺なんて彼女が学校違うからこういう所に一緒にいれないのがなあ…」

前田「まあそう言うなよ林田、それならそれで彼女のお土産を選ぶことに専念すればいいじゃねーか」

林田「それもそうだな…えーとたしか彼女の好きな甘栗はあったかな…」

前田「お前アミューズメントパークを何だと思ってるんだ…」

雪乃「八幡君…この猫耳…似合うかしら…」

八幡「お…おう…可愛いと思う…」

結衣「カミヤン。向うでクレープ食べよう!」

神山「結衣。よくそんなに食べれるね…げぷ…」

人気のない所にて

葉山「結局君達二人には勝てなかったな…」

八幡「何がだ…?」

神山「別に何かを勝負したわけじゃないけど?」

葉山「僕には無いものをたくさん持っていて…僕が守りたいと思った人をも虜にしてしまった」

ゴリラ「…?」

葉山「いや君じゃない」

フレディ「…?」

葉山「いや君じゃない」

八幡「悪りぃけど…雪乃はやれねーから…」

神山「比企谷君の心の声…『うわぁ臭すぎるだろ俺ー八幡的にクロ歴史だわ~』」

八幡「お願いやめて!言わないで!」

葉山「ふふ、あははは!君達って本当仲がいいな…そうさ…俺は一人で先走りして勝手に悩んで…君達を見てたら悩みなんて馬鹿らしくなったよ」

神山「でもさ、まじめに考えて雪ノ下さんとうまくやってける人間なんて神山君しかいないとおもうよ…」

葉山「何故そう言えるんだい?」

神山「え…まさかやってける自信あったの?恋人になってからさらに結婚して…彼女の性格と向き合って」

葉山「僕は比企谷こそが雪乃ちゃんにふさわしいと思うよ。今ならさ」

神山「(今絶対考え直したな)」

八幡「その…さんきゅ…」

葉山「それに神山…もし結衣を泣かせたら許さないからな…?」

神山「この前料理してる時にたまねぎが目に入って泣いてたけど…それはOK?」

葉山「駄目だ…なんて冗談だよ。君も大丈夫そうだな…」

八幡「なんかいつも以上に輝いてるな葉山よ…何かあったのか?」

葉山「ふふ、俺も見つけたのさ…自分の本物をね…」



神山「これでよかったんだよ。な?比企谷君」

八幡「まあ、あいつがいいならそれでいいんじゃね?」

結衣「カミヤン~!ヒッキ~!パレード始まるよー!」

雪乃「前の席で見ましょう八幡君…」

・・・・・・

・・・



神山「でもさ、まじめに考えて雪ノ下さんとうまくやってける人間なんて神山君しかいないとおもうよ…」 ×

神山「でもさ、まじめに考えて雪ノ下さんとうまくやってける人間なんて比企谷君しかいないとおもうよ…」○

デスティニーランド、フードコートにて

北斗「良かったのか?あれで」

葉山「ああ、もう未練なんてないよ…それに、俺をここまでにしてくれたのは君のおかげだ、北斗」

北斗「(友達…か…俺もこいつとであって学校生活の楽しみを覚えた…子分も三浦たちと仲良くなり隣ではしゃいでいる…)」

葉山「北斗、学校を卒業しても俺達は友達だよな?」

北斗「ああ、当然だとも、と言うかともに同じ大学へ進む約束ではないか。だが俺は手加減せんぞ?」

葉山「ああ、前回の期末テストやマラソンでは君に敗北したが…次は負けないからな?」

握手する二人

海老名「んひょぉぉぉおおおぉ」

鼻血を出して倒れる海老名を無視して二人の会話は続く

北斗「デスティニーランドのフードコートはケーキやパスタと言った洋風料理が可愛らしいデザインだ…何でも好きなものを頼め…今日は俺のおごりだ」

葉山「いつもすまない北斗…」

北斗「このデスティニーランドの運営の大半は北斗財閥が補っている。俺がメニューを頼めばすべてただで食えるようなものよ。さあ腹も減ったろう?好きなものを頼むがいい」


葉山「ああ、とりあえず『寿司』で」


トイレの個室で頭を抱えながら

北斗「本当いろんな意味ですげーよ…」


つづく

パレードの最中

雪乃「八幡君…」
八幡「ゆ…雪乃…!?」
チュ

フレディ「じぃ…」

八幡「恨めしそうな顔してこっち見るなよフレディ…」

いろは「」

結衣「カミヤン…」

キスマークだらけになっている神山

神山「結衣…ちょっとひりひりするよ…っていうかドサクサにまぎれてゴリラまで抱きついてきて大変だったよ」

結衣「ごめんカミヤン…!雰囲気に乗っちゃって…!」

いろは「」

いろは「まさか神山先輩と先輩が…奉仕部のあの二人と恋人同士に…私の立つ背がない…でもこのパレードで葉山先輩と…」

いろは「花火が上がったとき…告白しよう…!」

そして花火はあがり…


いろは「葉山先輩…私…前から葉山先輩が好きでした!」




葉山「ごめんこのあと友達と寿司食べに行くからまた後日きくわ」



自室にて頭を抱えながら

いろは「先輩の本物って寿司だったのかよ…」



つづくとおもうよ

奉仕部部室にて

コンコン

雪乃「どうぞ…」

生徒A「川魚を美味しく料理する方法を教えてください」

コンコン

雪乃「どうぞ…」

生徒B「一緒にアニメのDVD見てくれる人が居ないので一緒にみてください」


雪乃「…」


雪乃「最近ろくな依頼がこないわ…」

八幡「でもまあ下手に労力を使ってしまう依頼が無いだけマシかもな…」

神山「いや…どうでもいいような依頼しかこないと言うのはそれだけこの部活の敷居が低下してるということなのかもしれない…」

前田「いや…ずっと前から似たようなもんだろ…」

結衣「カミヤンだめだよ…!ゆきのんやヒッキー、前田君や林田君…そしてゴリラやフレディ君だって頑張ってるんだから」

反対側でマリオカートで遊んでいる林田とゴリラとフレディ

神山「ごめんね結衣。もちろんわかってるよ」

結衣「う…うん…」

八幡「神山は由比ヶ浜にずいぶんと甘くなったな」

神山「と、言うわけで部活のレベルを上げるための会議だよ!比企谷君!」

八幡「なんかやけにやる気満々だなお前…!」

雪乃「でも…こういうの嫌いじゃないわ…」

結衣「どんな案があるの?カミヤン?」

神山「それはね、恋人である比企他君と雪ノ下さんが鍵なんだ…」

雪乃「あら、それはどう言う事かしら?」

神山「部長である君と恋人の比企谷君。二人の愛が高ければ高いほど部活も盛り上がる。愛というのは人間の活動源力だからね…」

八幡「いや、まったく何も関係ない気がするぞ…」

雪乃「関係…ちょっとはあるのかもって思うわ…」

神山「はい雪ノ下さん!その心は!」

雪乃「私…将来八幡君と結婚して…赤ちゃんが欲しいなって…!」

八幡「おい雪乃、いくらなんでもまだそりゃ早すぎる話だぞ…だいたい」

神山「比企谷君!雪ノ下さんの気持ちを無碍にしてはだめだ!」


雪乃「八幡君…私と結婚して…子供作りましょう…」

むぎゅぅ~

八幡「」


結衣「すごい積極的だねゆきのん」

林田「いや、俺の彼女はもっと積極的だぜ」

前田「そうじゃなくて誰か止めろよ」

ガラガラ

平塚先生「」

神山「あ…先生…見てください!これが比企谷君と雪ノ下さんの愛の…」


平塚先生「…っ!」


手刀で神山を殴る平塚先生

神山「ぶほぉ!」

つづくが今日は終わり

とりあえず複雑な俺ガイルの人間関係が解消されたので酷い日常SSを書いて行きましょうか…
とりあえず陽乃さんと戸塚と…材木座がまだ登場してないので…
登場させますね

八幡「俺は比企谷八幡。小中とボッチで彼女はおろか友達すら居なかった。そんな俺も高校に入りしばらくして友達と言う存在が出来た」

神山「やあ比企谷君。おはよう」

八幡「おはようさん」

八幡「上っ面だけの関係。いつかは離れ離れになって存在なんて忘れちまう…人との関係なんて脆いものだ…そう思っていたが…」

フレディ「…」

ゴリラ「…」

雪乃「八幡君にあげたバレンタインチョコの失敗作あげるからそこで踊るのをやめなさいゴリラ!」

結衣「ねえカミヤンまだチョコレート余ってるんだけど」

林田「うぷ…おえ…なんだこの食い物」

前田「チョコと言うより隕石だな…」

神山「いやもうおなか一杯だから大丈夫だよ…うp」

八幡「何だかんだ言って今この場所が俺は好きだ…」

コンコン

雪乃「どうぞ?」

三浦「ごめん…ちょっとチョコレートの作り方教えて欲しいんだけど」

神山「はい三浦さん。チョコレートの作り方が乗ってるマニュアル」

雪乃「だから話が終っちゃうじゃないのよ…」

結衣「葉山君にチョコレートあげたいんだ…」

三浦「だって隼人ってチョコレート受け取らないって言ってるし…」

林田「ただ単に甘いものが嫌いなだけじゃね?」

前田「いや、あいつ自分自身が人気者って自覚してるから女子どもがぴりぴりするのを避けるためにあえて受け取らないんだろうよ…うらやましい話だがな」

八幡「林田も前田も彼女居るだろうが…」

コンコン

雪乃「今度は誰かしら…どうぞ」

いろは「しっつれーしまーす!」

神山「誰だっけ…?」

いろは「」

八幡「最近雪乃のポジションが徐々に神山にシフトしてる気がしてるのは俺だけだろうか…」

いろは「どうやったら葉山先輩にチョコレートを渡せるか一緒に考えてくださいよ…」

八幡「じゃあチョコレート教室でも開いて葉山を試食係にすれば良いんじゃねーの?」

一同「それだ!」

と、言うわけでチョコレート教室開催

フレディ「…」

シャカシャカ…

雪乃「…!?」

八幡「すげぇ…」

いろは「フレディ先輩…パティシエ顔負けの腕ですね…」

フレディ「…」

ス…と八幡にチョコの味見をさせる

八幡「う…うまいぞ…かなり金出してもいいレベルだ…」

雪乃「イラ…ちょっと八幡君は私専属の味見係のはずよ…こっちにきなさい」

神山「引きずられていっちゃった…」

ガラガラ

陽乃「ひゃっはろー!特別講師で呼ばれてきた陽乃でーす!」

ゴリラ「…」

ス…無言でチョコバナナを陽乃に差し出すゴリラとフレディ

陽乃「」

雪乃「姉さん…来てたの…」

陽乃「あ、あら雪乃ちゃん…いたんだもぐもぐ(チョコバナナ」

雪乃「講師は別に私一人でも…ひ…!?」

陽乃「何私を見て怯えてるの?そんなにわたしが…ん?(後ろに殺気を感じた」

更なる特別講師参上

前田母「…」

陽乃「ひぃぃぃぃぃ!?!?!??!」


前田「勝手によぶんじゃねええええ!」


つづくよ

三浦「なんかさ…試食すら拒否するんだけど隼人のやつ…」

結衣「き…きっと虫歯なんじゃないかな…」

陽乃「まずチョコレートの簡単な作り方は…」

フレディ「こくこく」

ゴリラ「こくこく」

陽乃「」

ガラガラ

北斗「おおやっているようだな…チョコレートの甘っ苦しい香りでむせそうだ…」

葉山「やあ北斗。僕もそう思ってたところだよ!」

神山「北斗君じゃないか。僕の彼女が作ったチョコ味見してやってくれ」

北斗「ほう、神山の女…すなわち由比ヶ浜が作ったチョコか。興味があるな。一口貰おう」


パク

北斗「おええ…」

結衣「そこまで露骨な反応とるなし!」

北斗「そ…そうだ…葉山よ。学校へ来る途中で行きつけの寿司屋から寿司の詰め合わせを貰った。良かったら食ってくれ」

葉山「寿司!?ほ…本当かい!?!?今食べてもいいか?!」

北斗「あ、ああ…別に腹が減ってるんなら…」

葉山「もぐもぐ…ああ美味い…最高!!!」

笑顔の葉山

いろは「」

三浦「」

海老名「んっほぉぉぉぉぉ!」

鼻血吹いて気絶する海老名

そしてしばらく立ち

雪乃「八幡君美味しい?」

八幡「あ、ああ美味いぞ…(もう食べ切れん)」

結衣「カミヤン食べ切れなかったら持って帰っていいからね?」

神山「う、うんでも既に家の冷蔵庫君のチョコだらけだよ…」

結衣「じゃあ玉縄君のカバンに全部いれておくね…」

八幡「(うわぁ…)」

いろは「葉山先輩!」

葉山「な…なんだ?」

三浦「私のチョコ一口でいいから食えし!」

葉山「…わ…わかったよ…一口だけなら」

いろは&三浦「ぱぁ」

ゴリラ「…」

炊飯器から米を取り出し酢と一緒に混ぜる。

ゴリラは丹念にそれを一口サイズで握りわさびを塗った

冷蔵庫から寿司ネタ まぐろ イカ 甘エビ オオトロ を

取り出しシャリに乗せ寿司を完成させる

いろは&三浦「さぁさぁ…!」

葉山「あ…ああ」

ゴリラ「…」

サッ

三浦といろはの前に割って入ってきたゴリラが無言で葉山に寿司を出す

葉山「こ…これを僕に…パク…    んまぁぃ!(満面の笑み」

いろは「」

三浦「」

数時間後

チョコレート&寿司教室会場

葉山「ほーら俺にも寿司を作ることがで出来たぞ!はまちお待ちどう!」

いろは「うわぁ…先輩美味いです!」

三浦「次はあーしタコで!」

葉山「あいよ!」

八幡「は…葉山…口の中が甘ったるい…俺にも寿司…」

雪乃「八幡君。次はこのスペシャルトルネードビッグパフェがあるわ…さあ食べましょう?」

八幡「」

ずるずると引きずられていく八幡

前田母「…」

シャカシャカ!

玉縄「すごい…一瞬でチョコレートケーキを作り上げるなんて…」

戸部「て…天才だ…」

結衣「カミヤン、チョコレート寿司できたよ!」

神山「いや結衣。君は何かを間違っているから…」


………

……



トイレで頭を抱えながら

北斗「俺…葉山達を間違った方向へ導いたのかな…いや、ただ寿司奢っただけなんだけどなぁ…」

今日はここまで


仕事行ってきます

おまけ…

葉山の進路希望表

『とりあえず寿司』

平塚「何なんだ一体…」

次回予告 某テレビ番組のネタを引っ張ってきてますwwわかる人にはわかるかな…

雪乃「え…湖で取れた貝を調理して食べたい…?」

平塚「ああ、私からの依頼だ…給料日前で節約したくてな…捕まえてきた」

結衣「へえ大きな貝ですねーきっとおいしいんじゃ…くんくん…臭…!おえええ!」

八幡「こ…こっちもってくんな!おええええ!」

神山「林田君に試食してもらおう!」

次回 恐怖の貝料理

平塚「入るぞ」

神山「いやもう入ってますよ先生…」

平塚「堅苦しいことは気にするな神山!実は今日は私からの依頼だ!」

雪乃「先生の依頼?なんでしょうそれは…」

平塚「実はこの貝を料理してほしくてな…」

両手で収まらないサイズのシジミのような貝を部員一同に見せ付ける平塚先生

八幡「な、なんですかそのでかいシジミみたいなの…」

平塚「よーく聞いてくれた比企谷!実は湖で取れたこの貝がやたら美味そうでなぁ…料理してほしいなと…」

雪乃「私たちは忙しいんです…料理なら自分でしてください」

平塚「ほお?」

結衣たちのほうに目をやる平塚


結衣「あ!ちょっと!爆弾に挟まれた!」

前田「フレディ!こっちに爆弾なげんな!」

フレディ「…」

ゴリラ「…」

ボンバーマン中

雪乃「こほん…い…依頼を受けましょうか…八幡君に神山君…」

神山「教師を敵に回したらやっかいですしね…それにその大きい貝…ちょっと気になりますから」

八幡「私、きになりますってか?」

平塚「話は早いなお前たち…じゃあさっそく料理に取り掛かってくれ」

雪乃「大きいわ…そして気持ち悪い…」

神山「大丈夫だよ雪ノ下さん。一色さんや葉山君に試食させながら作っていこう!」

雪乃「その手があったわね…それなら全然前向きに考えられるわ」

八幡「お前のそういうとこ大好きだわ神山」

雪乃「とりあえずこの大きい貝を料理酒で洗って臭みを取りましょうか…」

結衣「わ…わたしがやるんだ…」

雪乃「揉むくらいできるでしょう?」

結衣「う…うんがんばる!」

もみもみ

結衣「なんかやわらかくて気持ちいいよ?」

雪乃「え?そうなの?」

結衣「ゆきのんもやってみてよ」

雪乃「ゆ…由比ヶ浜さんがそこまで言うのなら」

もみもみ

雪乃「あれ…なんか気持ちいいわね…」

神山「雪ノ下さんあまりかしこくなさそうに見えるね」

雪乃「ど…どういうことかしら!そ、そんなこと言うなら私この依頼降りるわよ!行きましょう八幡君!」

八幡「まあ待てよ雪乃…とりあえず食べられそうな部位を探そうぜ?」

雪乃「もう貴方達は…どれどれ…」

貝の匂いを嗅ぐ雪乃

雪乃「げほげほ…おえ…!おえええ!」

八幡「うわ…どぶ臭い…うえええ!」

前田「つーかこんなもん持って来るなよ…」

平塚「いやー悪い悪い…お前らなら何とかできるかなって思って…」

結衣「カミヤン…頑張ろう…?」

神山「そうだね…そんな風に応援されちゃあ頑張りたくなっちゃうよ」

雪乃「イチャついてないで早く料理に取り掛かりなさい…!これはかなりの重労働よ!」

八幡「どぶ臭いところを取り除いて調理してみようぜ…」

雪乃「どんな料理でも…」

結衣「一生懸命料理すれば」

八幡「きっと美味しい料理に化けてくれる…」

神山「精一杯…」

林田「頑張って…」

前田「愛情こめて…」

平塚「料理して…」

一同「陽乃さんに試食してもらおう!」

陽乃「」

陽乃「ごめんなさい。本物とかいらないので帰りたいな私」

神山「何言ってるんですか!さあこの巨大貝の料理、ご賞味あれ!」

陽乃「(えっと…大きい貝…というかなんなのこれ…食べれるの?気持ち悪いんだけど…)」

平塚「大丈夫だ。これは私が湖で取ってきた新鮮な貝だ」

八幡「(そもそも先生が食う筈だったような)」

神山「大丈夫です。調理方法は徹底しています!」

陽乃「神山君がそこまでいうなら…」

フレディ「もぐもぐ…」

ゴリラ「もぐもぐ…」

陽乃「(この二人はすごくおいしそうに食べてるのね…なら平気…ってちがああう!私とこの二人を同類に考えるとかどうかしてるでしょ私…!でも…」

陽乃「(よくよく見るとおいしそうに見えるじゃない…私も貝類は好きよ…ボンゴレとか美味しいし…ひょっとしてこの貝…珍味じゃ…)」

パク

雪乃「ね、姉さんが食べたわ…池で取れたドブ貝を…ってあ…その…湖で取れたのまちがいだtt」

陽乃「もぐもぐ…薬味で臭さが上手に殺されてる…大きいアサリみたいね…美味しい…!すごく美味しい…!」

陽乃「やっぱドブの貝なんじゃねーか!」

ドゴォ!

雪乃「ぐほぉ!」

とりあえずこのSSはいったん完結させます。
また気が向いたら続編を書くかもですが
仕事が忙しくなったりで余裕がないので
オチとしてこのまま八幡や神山たちは幸せなままハッピーエンドってことで。
こんなSS読んでくださった皆様に感謝です
ありがとうございました。

HTML化を依頼したいのですが雪乃と八幡の恐怖の結婚式というSSネタを考えておりまして踏みとどまっている状態です。
仕事が忙しいので更新できる余裕がないので少しだけ間をおかせていただいて宜しいでしょうか…

したいから~したいなら~したいとき~したいでしょ~♪

八幡「前略おふくろ様、総武高校3年生となった比企谷八幡。親友と恋人に恵まれ新しい春をスタートすることになりました」

八幡「皆さんは授業中考えた事はありませんか?もし授業中に強盗や怪物、宇宙人が教室に攻めて来たらどうしよう!?とか…いわゆる厨二的妄想を…」

八幡「ボッチである俺は昔、そんな事ばかりを考えていた、そして今日奉仕部でそんな妄想をしてたらそのまま寝てしまい…」

目が覚めたら…

八幡「…」

雪乃「…」

神山「…」

結衣「…」

林田「…」

前田「…」

八幡「俺達以外外の人間がすべてゾンビになってるんだが」

結衣「カミヤン…怖いよ…」

神山「と、とりあえず落ち着こう皆…まずはどうしてこんな状況になったか…それを考えなきゃ」

雪乃「部室で全員で人生ゲームをやってて気づけば疲れてみんな部室で寝ちゃって…起きたらこんな状況に…」

林田「なんかクロマティ高校に居た時みたいな状況だな」

前田「止めろ思い出すだろ色々…」

八幡「つーかお前らの居た高校って一体なんなんだ…」

神山「なんかわからないけど僕達以外の生徒がすべてゾンビになっているんだ!」

雪乃「とりあえずフレディ君とゴリラに校内に居るゾンビを外に追い出させたわ」

結衣「なんかゾンビが外でサッカーしてる…」

神山「ただ単に転がってるボールに反応してるだけじゃないかな…」

八幡「いや、なんかゾンビと一緒に平然とサッカーしてるフレディがいるぞ…」

結衣「ねえカミヤン、あのゾンビ隼人くんじゃない?」

神山「なんか校庭で一人で寿司食べてるんだけど…」

雪乃「ゾンビになっても寿司に執着してるなんて…本物ねあれ」

前田「おい見ろよ、平塚先生のゾンビだ」

林田「なんか若い男のゾンビを追い掛け回してるぞ」

八幡「あそこまで来ると言葉すらみつからん…」

神山「まあ皆、なるようにしかならないんだ!僕達はいつも通り学園生活を送ろうじゃないか!僕達は無事なんだし!」

結衣「カミヤン…やっぱりかっこいい…」

雪乃「そうね…と言うか今日は八幡君とデートだと言うのに外がゾンビだらけじゃどこもいけないわ」

八幡「まあ今回ばかりはしゃーねーだろ」

前田「いや冷静すぎるだろお前ら」

コンコン

神山「お、依頼みたいだね」

雪乃「どうぞ…」

ゾンビ「すみません…人間になれる方法を考えてください…」

コンコン

雪乃「どうぞ…」

ゾンビ葉山「北斗ぉぉぉぉ寿司くれぇぇぇ」

八幡「いや帰れ」

コンコン

雪乃「どうぞ…」

ゾンビ平塚「男を紹介してください…」

神山「先生、そんなんだから成仏できないんですよ…」

コンコン

雪乃「どうぞ…」

フレディ「にこ」

ゴリラ「にこ」

………

……

マンションにて

頭を抱えながら

雪乃「ああ、夢でよかった…疲れてるのかしら私」




もう少しだけ続けようかな?

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月06日 (月) 01:38:11   ID: LJWegPM3

腹抱えて笑ったわwww

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