ちひろ「イカれた(シンデレラプロジェクトの)メンバーを紹介するぜ!」 (33)

ちひろ「アニメ・アイドルマスターシンデレラガールズのセカンドシーズンもそろそろ始まります」

ちひろ「でも『登場人物多すぎ。覚えきれなかった』という人も多いでしょう」

ちひろ「そんな人のために今日はアニメ・アイドルマスターシンデレラガールズのメインキャスト、シンデレラプロジェクトの皆さんを紹介して、もう一度覚えていき、彼女たちの魅力を再確認していきましょう」


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ちひろ「まずはユニットデビュー第一弾ニュージェネレーションズの3人です」

ちひろ「プロジェクトで唯一キュート、クール、パッションの三拍子が揃ったユニット。デビューライブでは色々とありましたが、サマーフェスで見事にライブを成し遂げ、今後の成長が期待されます」

ちひろ「それではメンバーの紹介です!」

ちひろ「昨日、こっそりみくちゃんのネコミミを装着して『り、凛わんだわん。ご主人様。一緒にお散歩行こう?』と鏡の前でポーズを決めていた新生イヌミミアイドル!渋谷凛ちゃん!」

凛「何でちひろさんがそのこと知ってるの!?」

未央「そうかー。しぶりんはそういう路線で行きたかったのかー」

凛「え…いや、あれは魔が差したというか、ちょっとした興味本位で」

未央「しぶりんが犬で行くなら、流れ的に私は猫だよね。にゃんみお」

みく「またみくのアイデンティティがクライシスにゃ!」

卯月「じゃあ、私はアルパカで」

凛・未央・みく「「「それはない」」」

卯月「(´・ω・`)」ショボーン

未央「あ、ちひろさん。もし凛わんの動画あるなら送って」

ちひろ「凛ちゃんへの交渉材料として使うので今は駄目です」

未央「“今は”ってことは、いつかは貰えるんだ」

ちひろ「交渉材料として価値が無くなったら、ライブのDVDの特典につけようと思います」

凛「やめてー!」

ちひろ「キャッチコピーは『島村卯月、頑張ります!』だけど、部屋の掃除は頑張らないでママ任せ!未央ちゃんから借りたCDはどこにいったんでしょうか?島村卯月ちゃん!」

卯月「どうして、ちひろさんがそのことを知っているんですか!?」

凛「へぇ。卯月の部屋が散らかっているって意外」

未央「しまむー。ちょっと話があるんだけど」ゴゴゴゴ

卯月「ちゃ、ちゃんと見つけて返しますから!」

凛「卯月って、実は家だとズボラなの?」

卯月「い、いえ。決してズボラってわけじゃ……」

アーニャ「ミナミ。ズボラとは何ですか?」

美波「え、えーっと」

杏「休日はこれといって外に出る予定が無く、寝癖を放置したボサボサ頭に上下スウェットで家の中で過ごし、ベッドの上でポテチを齧りながらジャンプを読むような生活をする人のことだよ」

美波「それ、ほとんど杏ちゃんのことよね?」

杏「杏だったら、これに宅配ピザとコーラとゲームとネットサーフィンが付くかな」

ちひろ「プロジェクトルームの私物化!プロデューサーにタメ語強要!デビューライブ直後にアイドル引退宣言!やることなすことロック過ぎる!本田未央ちゃん!」

未央「その節につきましては誠に申し訳ありませんでした。今後は猛省し、業界の厳しさから逃げることなく、アイドルとして精進していきますので、これからも本田未央、ひいてはニュージェネレーションズ及びシンデレラプロジェクトの応援をよろしくお願い致します」

凛「未央の目が死んだ!」

卯月「人でなし!」

みく「李衣菜チャン。言っておくけど、あれはロックじゃないにゃ」

李衣菜「わ、分かってるよ!」(あっぶねー!)

ちひろ「続いて、同じくデビュー第一弾。ラブライカのお2人です」

ちひろ「クール属性の2人が織りなす幻想的で美しい世界。合宿やサマーフェスでは蘭子ちゃんとの絡みも増えたため、今後の可能性が期待されているユニットです」

ちひろ「それでは、メンバーの紹介です!」

ちひろ「『アーニャちゃんが激しすぎて合宿中はよく寝られなかった』と物凄く誤解するツイートをしたことでプロデューサーの意図せぬ方向にラブライカを導いてしまった新田美波ちゃん」

美波「何度も訂正しますけど、アーニャちゃんの“寝相の悪さ”が激しかったんです!」

美波「朝起きたら服は肌蹴ていて、布団は剥ぎ取られて、アーニャちゃんが抱き付いていました」

ちひろ(やっぱり、誤解じゃなかった)

みりあ「ねぇ。激しくて寝られないことの何が誤解なの?」

莉嘉「あー!それ莉嘉も知りたい!」

きらり「え、えーっとね。そ、それは……お、大人になったら分かるにぃ///」

ちひろ「そして、美波ちゃんのツイッター騒動に便乗してプロデューサーに『企画書:ラブライカの今後の活動における提案』という名の百合妄想願望まとめをA4用紙100枚分のレポートにしてプロデューサーに提出したアナスタシアちゃん!」

アーニャ「всю ночь……3日間徹夜して書いたのに、受理されませんでした」

美波「ウチの貞操が危ないけぇ、ラブライカ解散してええか?」

アーニャ「駄目じゃ」

かな子「あまりのショックに美波ちゃんが広島弁になってる!お菓子をあげないと!」

智絵里「それより、アーニャちゃんが広島弁を喋ることを気にしよう」

杏「それより広島弁からお菓子につなげるかな子の思考を疑おうよ」

お菓子は結果論
ラブライカは男気

ちひろ「続いて、デビュー第二弾。プロジェクト唯一のソロデビュー!ローゼンブルグエンゲル!」

ちひろ「神崎蘭子ちゃんが持つ独特な世界観を全力で表現しました。最近は当初の予定だった本格的ゴシックホラー(とそれに恐がる蘭子ちゃん)も見てみたいというファンの要望も実現されるとの噂もあります」

ちひろ「魔窟の底で人知れず光輝の乙女の装束身に纏い、孤独に踊る堕天使(PikaPikaPopの衣装を自腹で買い取り、家で一人ファッションショーをしている神崎蘭子ちゃん!)」翻訳:赤城みりあ

蘭子「それは神のみぞ知ること!如何せん新緑の魔女が!(それは秘密なのに!どうしてちひろさんが!?)」翻訳:赤城みりあ

きらり「蘭子ちゃんも凸レーションに入る?」

蘭子「あ、ええっと、その……///(興味はあるけど、堕天使のイメージもあるし……どうしよう。プロデューサーならなんて言うんだろう?)」翻訳:赤城みりあ

莉嘉「本当にそう言ってる?」

みりあ「本当だよ」

ちひろ「さて、続いてはユニットデビュー第三弾!キャンディアイランドの3人です!」

ちひろ「お菓子を作るのも食べるのも大好きなかな子ちゃん、蕩ける様な甘い声の智絵里ちゃん、家の中でポテチとコーラは標準装備のうま――杏ちゃんの甘~いユニットに未央ちゃん発案、関西人みくにゃん直伝のツッコミが合わさった予測不能なユニットです」

ちひろ「先月、『ゴッドイーターのプレイ時間を見たら、長すぎて死にたくなった』とツイッターで呟いたら、かな子ちゃんと智絵里ちゃんに突入された双葉杏ちゃん!」

杏「あの時は本当に何事かと思ったよ」

かな子「ごめんなさい。本当に死んじゃうのかと思って」

杏「かな子のタックルで壊れたドア、まだ直ってないんだよね」

かな子「え?私、ドアにタックルしてないよ?」

杏「え?」

智絵里「す、すみません。鍵がかかっていたので、私がチョップでドアノブ壊しました」

杏「ちえりんチョップパネェ」

凛「キャンディアイランドはいつの間に女子プロレスユニットになったの?」

アーニャ「папа(パパ)なら、ショットガンでドアノブ壊します」

ひもうとはポテイトだろいい加減にしろ!

ちひろ「ソロライブで四葉のクローバーを模した紙吹雪を観客席にばら撒いたことで多くのファンを虜にして失神させた魔性の天使!緒方智絵里ちゃん!」

智絵里「あ、あの、まさかあんなことになってしまうなんて……」ガクガクブルブル

李衣菜「ファンを失神させるとか凄いロックだな!」

みく「李衣菜チャン。それ逆に追い詰めているにゃ」

かな子「だ、大丈夫だよ。智絵里ちゃん。キャンディアイランドのライブは毎回魂が浄化されて客席から消滅する人とかいるから」

みく「それもフォローになってないにゃ!観客が消滅するとか逆に恐ろしいにゃ!」

蘭子「流石、光の使者、神の使い。侮れない存在よ。しかし、いずれは私がその頂に立とうぞ!(すっごーい!でも私も頑張って、ファンの人を失神させてみせるんだから!)」翻訳:城ヶ崎莉嘉

莉嘉「こんな感じでいいのかな?」

みりあ「うん!だいたい意味はあっているよ」

卯月「あの……どうして四葉のクローバーで失神するのでしょうか?」

凛「多分、四葉のクローバーの花言葉のせいかな」

未央「へぇ。四葉のクローバーにも花言葉ってあるんだ。何て言うの?」

凛「『私のものになってください』または『私のものになって、私だけを想ってください』」

未央「さすがちえりん。魔性の女」

卯月「?」

凛「いや、さすがにもう理解しようよ」

ちひろ「最近、バウムクーヘンにハマり、トレーナーさんの地獄のレッスン帰りに『このお店のバウムクーヘンの在庫教えてください』と店員の度肝を抜いた三村かな子ちゃん!」

かな子「たくさん動いた後ですから!」

杏「いや、それでも食べすぎだと思うよ」

かな子「美味しいから大丈夫だよ」

杏・智絵里「「なんでやねん」」

ちひろ「続いて、デビュー第三弾の凸レーションの3人です!」

ちひろ「ハイテンションで思わず飛び上がりたくなる溢れるパッションと曲調のユニット。小学生二人と180センチオーバーのきらりちゃんという独特のシルエットを持ち、最近はきらりちゃんが2人に見せる母性にも注目されて、新たな可能性が出てきています」

ちひろ「凸レーションで母性を発揮しすぎた結果、いつの間にか原宿の母としてお悩み相談を受けるようになった諸星きらりちゃん。最近は原宿に行き辛くなったそうです」

きらり「そ、その……きらりはまだ17歳だから、彼氏とか結婚とか妊娠とか子育ての悩みとか相談されても何も答えられないにぃ」

莉嘉「えー。お姉ちゃんもきらりんに相談したいって言ってたのにー」

みりあ「美嘉さんに相談されるってすごーい!だってカリスマなんだよね!」

莉嘉「お姉ちゃんが相談するんだから、質問の内容もカリスマに決まってるよね!」

楽屋(モニター付き)

美嘉「お願い!莉嘉!みりあちゃん!ハードル上げないで!そんなにレベルの高い話じゃないから!」

美嘉「走り回った後の汗ばんだ成人男性の匂いにドキッとする気持ちは恋なのかどうか聞きたいだけだから!」

里奈「いやいや。きらりっちにはレベル高いっしょ?」

唯「ゆい達もその(変態)レベルはお手上げかなー」

ちひろ「休日は城ヶ崎姉妹と一緒に遊ぶことが多く、姉妹の意外な姿を次々とトークで暴露していく赤城みりあちゃん!最近は何かありましたか?」

みりあ「えーっとねぇ!莉嘉ちゃん家にお泊りした時、3人で川の字になって寝ていたんだけど、朝起きたら美嘉さんに抱き付かれてました!」

未央「ほほぅ。あの美嘉ねぇが」

みりあ「それでね!美嘉さんが起きた時、凄く慌てて

『ち、違うの!そ、そう!私って抱き枕が無いと寝られないから!みりあちゃんがちょうど良いサイズで…』ゴニョゴニョ

って言ってて、抱き枕が無いと寝られないってなんか意外だなーって!」

莉嘉(それはきっとキモチワルイモードのお姉ちゃんだと思うな。だって抱き枕なんて持ってないし)

ちひろ「一晩かけて考えた悩殺セクシーポーズをプロデューサーに試したけど、全くの無反応でショックを受けた城ヶ崎莉嘉ちゃん!」

莉嘉「あれ、自信作だったのになぁ~」

きらり「莉嘉ちゃん。Pちゃんを困らせたら駄目でしょ」

莉嘉「はーい」

みりあ「ねぇねぇ。それって、どんなポーズだったの」

莉嘉「こんなポーズ」

きらり・みりあ「「……」」

卯月「え~っと……何なんでしょうね?」

美波「ヨガのポーズ?」

智絵里「正気……なのかな?」

かな子「智絵里ちゃん。せめてオブラートに包もうよ」

みく「きっと夜更かしのテンションで頭がおかしくなっただけだにゃ」

スレタイでサンホラ思い出した

ちひろ「それと解散芸でお馴染みの漫才コンビ・アスタリスクのお二人。以上がシンデレラプロジェクトのメンバーです」


みく「……」


李衣菜「……」


ちひろ「……」


みく「……」


李衣菜「……」


ちひろ「……」

ちひろ「以上で「ちょっと待つにゃ!」

みく「みく達の扱いだけ酷くない!?ユニット名だけにゃ!しかも漫才コンビって何にゃ!?」

李衣菜「そうだ!そうだ!ここはロックな武勇伝の一つや二つ語るところでしょうが!」

みく「ちゃんとみく達のことも紹介して欲しいにゃ!」

ちひろ「わかりました。では、どっちから紹介してばいいですか」ニコッ

みく・李衣菜「「勿論—

みく「みくだにゃ!」・李衣菜「私でしょ!」

みく・李衣菜「……」

みく「みくが先だにゃ~!」

李衣菜「いいや!私が先だね!」

みく「こういう時は譲り合いの精神が大事だと思うにゃ」

李衣菜「ユニットデビューの順番を譲れなくてカフェを占拠した人に言われたくないね」

みく・李衣菜「「ぬ~!」」

みく・李衣菜「こうなったら……」

みく・李衣菜「「アスタリスク解散だ(にゃ)!」」

ちひろ「では、解散したアスタリスクの2人はプロジェクトから外れるということで」

みく・李衣菜「「アスタリスク。再結成しまーす!」」






ちひろ「以上!シンデレラプロジェクトの紹介でした!」

ちひろ「そろそろ始まるセカンドシーズン。彼女たちの活躍に期待です!」

みく「やっぱりこの紹介は納得いかないにゃ!」

おまけ 舞台裏

武内P「……」

ちひろ「プロデューサーさん。どうかしたんですか?」

武内P「いえ、何でもありません」

ちひろ「あ、もしかして『私もメインキャストですが、紹介されませんでした』って少しガッカリしているんじゃないですか?」

武内P「そのようなことは決して……いえ、その通りですね。少し期待していました」

ちひろ「プロデューサーさんは今のままで良いですよ。これ以上目立ったら、アイドルの子たちよりも人気者になってしまうんですから」フフッ

武内P「千川さん」


ちひろ(それにプロデューサーさんの魅力も、秘密も――




知っているのは私だけで十分ですから



おわり

テキトーに思い付いた小ネタをぶっこんだだけの山なし意味なしオチなしのSSを読んでくれてありがとうございます。

アニメでは武凛、武うづ、武みお、武楓など色々ありますが、私は武ちひが一番萌える感じです。


一番美味しいところを持ってく千川さんさすがだな

>>14
莉嘉はJCだったような...

シンデレラプロジェクトとかいう括りほんと嫌い

アニメから入った人か

乙 アニメのキャラを良くつかんでて面白かった


よかったです

おつんご、ほんまデレマスは魅力的なキャラが多くてええなぁ

みくのネコミミでイヌミミアイドルとは……


我々のナンバーワンアイドル武内Pの出番が少ない

武美嘉の、子供の教育方針を相談し合う夫婦感好き

いいssだった、かけ値なしに

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