提督「そろそろ辞めたいし辞める前に何かしよう」【安価】 (69)

提督(今まで頑張って、いい提督でやってきたけどもう厳しいわ)


提督(この前久しぶりに学生時代の友人に会ったらみんな伸び伸びしてたな……)


提督(言っても簡単に辞めさせてはくれないだろうけど最悪不祥事でも起こして左遷されよう)


提督(辞める前に何かしよう)


提督「まずは>>2でもするか」

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筋トレ

提督「筋トレでもするか」


提督(最近デスクワークばっかで体を動かしてなかったからな)





提督「……フンッ……フンッ…」ブンブン


提督(そろそろ疲れてきたし終わりにしよう)


提督「次は↓1でもしよう」

提督「自害でもするか」


提督(提督という地位のみならずこの世からも解放されるぞ)





提督「……」


提督(とりあえず睡眠薬をありったけ飲んだけど一向に死ぬ気配がない)


提督(この部屋に汚物をぶちまけるのも憚られるしいい方法を見つけてから実行しよう)


提督「死ぬ前に↓1でもしようか」

提督「懺悔しよう」


提督「おお神よ……折角この世に授かった命を自らで断とうとした私をお許し下さい……」





提督(流石に神も懺悔を聞き飽きたかな)


提督「死ぬ前の懺悔もしたし↓1でもするか」

提督「やっぱり自害だな自害に限る」


提督(懺悔もしたし死ぬ準備はバッチリだな)


提督(でも睡眠薬では死ねなかったしな)


提督(その辺にいる艦娘にでも聞くか)





提督「……」スタスタ


提督(あれは↓1)

提督「すみません」


憲兵「これは提督殿。如何なさいましたか」


提督「自害の方法を教えてくれませんか」


憲兵「……自害ですか。何があったのかはお聞きしませんが……」


憲兵「男ならハラキリ、と言いたいところですが今では時代錯誤もいいところでしょうな」


憲兵「……昔を見てきた艦娘たちのほうが詳しいのでは?今より人の死に触れる機会も多かったでしょう」


提督(やはり艦娘か)


提督「ありがとう、もう大丈夫ですよ」


憲兵「では、これで失礼致します」





提督「……」スタスタ


提督(あれは↓1)

提督(あれはマックスか)


提督「おい、マックス」


Z3「あら、あなた。Guten Tag.」


提督「呼び止めて悪いな」


Z3「別に問題はないわ」


Z3「どうかしたの?顔色が優れないけど」


提督「自害の方法について教えてくれないか」


Z3「……調査か何かなの?」


提督「調査ではなく個人的な質問だ」


Z3「ふーん、そう……あなたには教えたくないです」


提督「そうか、なら行ってくれ。呼び止めて悪かったな」


Z3「……あまり無理をしてはだめ」


提督「そうだな、じゃあな」スタスタ





提督(マックスは教えてくれなかったな)


提督(艦娘ならたくさんいるし、他を当たろうか)


提督「……」スタスタ


提督(あれは↓1)

提督(秋月か)


提督「秋月」


秋月「司令!こんにちは

提督(秋月か)


提督「秋月」


秋月「司令!こんにちは」


提督「少し質問いいか」


秋月はい!秋月に答えられることなら、お任せください!」


提督「自害の方法を教えてくれないか」


秋月「……司令?」


提督「聞こえなかったか?」


秋月「い、いえ!そういうことではないですけど……」


提督「なら教えてくれ」


秋月「もしかして、他の艦娘の方たちが↓1していることですか?」

↓1

秋月「もしかして、他の艦娘の方たちが深海棲艦と繋がっていることですか?」


提督(知らなかった)


提督(少し鎌をかけてみるか)


提督「……そうだよ。最近様子がおかしいだろう?」


秋月「司令はお気づきでしたか……」


秋月「まだ一部の艦娘だけみたいです」


秋月「……両者も攻撃しないように取り決めをしている…と思います」


提督(最近妙に綺麗な状態で帰ってきたり帰りが早かったのはこれが原因か)


提督「秋月以外に気づいている艦娘は?」


秋月「知る限りでは、秋月だけですね」


提督「……ちなみに誰がグルなんだ?俺は実際に出撃しているわけじゃないからな」


秋月「↓1、↓2、↓3さんあたりでしょうか」


秋月「ビスマルクさん、イタリアさん、雪風さんあたりでしょうか」


提督(海外の二人はわからんでもないが、雪風は意外だな)


提督「こうなってしまったのも俺の監督責任でもあるだろうな」


秋月「だから……自らで?」


提督(そういうことにしておこう)


提督「まあそれもあるな」


秋月「……私は、司令お一人の責任にはできないと思います」


秋月「きっと、大丈夫です」


提督「かといってこのまま放置というわけにもいかない」


提督「戦わない艦娘はいらないんだ」


秋月「……どうするんですか?」


提督「↓1だな」

提督「解体だな」


秋月「……そうですか」


提督「秋月は気にしなくていい。遅かれ早かれ発覚したらこうしていた」


秋月「解体、とは具体的にどうするんですか?」


提督「秋月は知らないか」


提督「装備のみを解体して資材に、艦娘は普通の人間に……といったこともできるが」


提督「敵と結託していた者なんて信用できないからな」


秋月「……」


提督「↓1して殺す」

提督「拷問して敵の情報を吐かせて、殺す」


秋月「……!」ゾクッ


提督「深海棲艦と繋がりがあったということは多少は敵の事も知っているだろう」


提督「少しは役に立ってから消えてもらわないとな」


秋月「……司令は…」


提督「なんとでも思ってくれ」


提督(まあ自害する予定だったし、拷問しても大丈夫だよな)


提督「そうと決まれば早速俺は行動する」


提督「秋月と俺はここで会っていないからな」


提督「じゃあな」スタスタ





提督(まずは↓1のところへいこう)


1 ビスマルク
2 イタリア
3 雪風


提督(雪風のところへ行こうか)





提督「雪風」


雪風「司令!なんでしょう?」


提督(艤装を外している艦娘一人拘束するくらい造作もない)


提督(ただ叫ばれると面倒なので眠らせよう)


提督「最近雪風は出撃での戦果がいいからな、ご褒美をやるよ」


雪風「本当ですか!ありがとうございます!」


提督「これでも飲んで待っていてくれ」


提督(俺が自害する時に使った睡眠薬)


雪風「はい!」


雪風「……」ゴクゴク





雪風「司令、これすごく美味しいです!」


提督「そうか」


雪風「あれ、なんだが眠く……」パタン





雪風「あれ、ここは……」


提督『おはよう雪風』


雪風「しれぇ……?どこにいるんですか?」


提督『お前が座っているそのイスは、俺がスイッチを押すと電流が流れる仕組みだ』


雪風「!なんで、こんな……」


提督『自分の行いを振り返るんだな』ポチ


雪風「っ…!あ゛あ゛っ…!」ビクッ


提督『なぜ深海棲艦と?』


雪風「……艦隊のみんなと、はぐれた時に……」


雪風「囲まれて、もう攻撃しないなら助けてやるって……」


提督『敵を倒せない兵器はいらないんだ』


提督(この様子だとあちらの情報は知らないだろうが……)


提督(俺の快楽のための犠牲になってくれ、雪風)


提督『敵の情報を吐いたら解放してやってもいいぞ』


雪風「えっ!?雪風は何も知りません!あの時以外で、喋ったこともないんです!」


提督『敵と協力するような奴のことは信用できないな』


雪風「本当なんです!しれい!本当です!」


提督『……』ポチ


雪風「あああああっっ!がっぁ゛…っ…」


雪風「……ほ、本当に雪風は何も…司令、信じて……」




提督『喋る気になったか?』


雪風「…ごめんなさい……」


雪風「もう、痛いのいや、です……」


提督『そうだな……』


提督『一万回謝ったら許してやるよ』


雪風「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」


提督(この間にイタリアのところに行こう)




提督「イタリア」


Italia「提督?どうしました?」


提督「少しイタリアに頼みたいことがあってな」


Italia「頼み事ですか?」


提督「ああ。少し来てくれないか」


Italia「わかりました、提督が頼み事なんて珍しいですね、うふふっ」





Italia「……どこまで行くんですか?鎮守府にこんなところ、あったんですね。知りませんでした」


提督(教えてないからな)


提督「少し必要なものを取りに行ってくるから、ここで待っていてくれ」スタスタ


Italia「わかりました」


ガコン ガコン


Italia「……!明かりが消えた……?」


「助けてくれー!閉じ込められたァー!」


Italia「提督!?大丈夫ですか!?」


「機械が誤作動したみたいだ……ここは特別頑丈なんだ…」


Italia「今他の人達を呼んできますね!」


Italia「あれ、出口は……?」




提督(閉じ込められたのはお前だよ、イタリア)


提督(上官の安否も置かれた状態も分からず、自分は暗闇の中ずっと孤独……)


提督(すげぇよそれ)


提督(俺なら気が狂う自信がある)


提督(体が頑丈な艦娘と言えど、心は頑丈でいられるかな)


提督(雪風の様子を見に行こうかな)





「……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」


提督(よく言い続けられるな)


提督(さすがは艦娘といったところかな)


提督(そろそろ潮時か)


提督『もう許してやる』


「……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」


提督(聞こえてないな、音量を上げるか)


提督『……もういいぞ、解放してやる』キイィン


「……あ…………しれ、ぇ……」


提督『イスのロックは解除した、正面が出口だ』


「……ゆるして、くれる…んですか……?」


提督『俺も本当はこんなことしたくなかったんだが、上がうるさかったんだ。すまないな』


「えへへ……しれぇ…ありがとうございます」


提督『さよなら、雪風』


「えっ……」


ヒュンッ 



「…ぁ…っ……しれ、え……ごめんなさ…………」




提督(艦娘もあれでは生きていられないだろう)


提督(最後はビスマルクだな)


提督(雪風やイタリアと同じではつまらない)


提督「ビスマルクには↓2だな」

硫酸風呂

ごめん硫酸風呂は表現が難しいので↓1で
>>51申し訳ない

提督(ビスマルクにはギロチンの餌食になってもらおう)


提督(確か深海棲艦用に試作開発された近接用の武装があったはず)


提督(あれを改造すれば……)





提督「艦娘の首も切り落とせるギロチンの完成だ」


提督(力仕事だったけど、筋トレしててよかった)





提督「ビスマルク」


bis「どうしたの?」


提督「すまない」ガシッ


bis「えっ、ちょっと何するの!?」


提督「新兵装の実験台になってもらう」


bis「そんなの嫌よ!離して!」





bis「……どういうつもり?はやく解放しなさい」


提督(ビスマルクをギロチンに固定した)


提督(もちろん抵抗されたが、抑えこむことができた)


提督(筋トレしててよかったな)

提督「お前の上にあるモノが見えないのか?」


bis「ねぇ、冗談でしょ?」


提督「10…9…」


bis「ねえ!なんでこんなこと……!」


提督「8…7…」


bis「なにかしたなら謝るから……!」


提督「6…5…」


bis「お願いやめて…!」


提督「4…3…」


bis「やめなさいよぉ…」


提督「2…1…」


提督「0」グッ


bis「あっ……」


bis「……な、なんだ何もないじゃない。私を騙したのね」ホッ


提督「……」


bis「何かいいなさいよ。さっさと解放しなさい」


提督「……」ググッ


bis「……えっ―


ズトン


コロコロコロ……




提督「……秋月、頼むぞ」


秋月「はい、介錯はお任せください」


提督「では……」


グググッ
ドロリ
ザシュッ
ブシュウウ


秋月「秋月、頑張ります」








完これ

辞めようとする提督とそれを引き止めるために自分の思いを吐露するイチャラブSS書くつもりでスレ建てたけどこういうのもいいですね
読んでくれた皆さん書き込んでくれた皆さんありがとうございました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月17日 (水) 01:09:37   ID: 2IriA7T5

これは酷い

2 :  SS好きの774さん   2016年08月28日 (日) 07:50:28   ID: wdw8ug1U

これを良いと思える感性がわからない

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