姉「弟とかマジきもいから!」 (26)

思いつきです。初なのでお手柔らかにお願いします。



姉友「へぇ~、でも見てみたいなー。確か高校2年生だよね?」

姉「うん、そうだけど…あいつほんと気持ち悪いよ?友達いないみたいだし、いっつもパソコンとかスマホいじってニヤニヤしてる!」

姉友「もしかして弟の男君ってオタクなの?」

姉「え、あ‥うん、そうオタク!」

姉友「でも姉の弟なんだからもっと活発な子だと思ってたけど…そっか~オタクなんだぁ~」

姉「そうそう!しかもあいつ毎日[田島「チ○コ破裂するっ!」]してんの。マジきもい!」

姉友「まあそれは年頃の男の子だからしょうがないんじゃない?」

姉「そ、そうかな…あと、あいつワキガ臭い!」

姉友「それはちょっとやだね…」

姉「でしょでしょ!?」

姉友「でも見てみたいなぁ~。顔は?やっぱ姉みたいに美形なの?」

姉「ブッサイクだよ!なんでこんなの生まれてきたの?ってぐらいブサイク」

姉友「え~意外、姉のお母さん美人でお父さんもイケメンなのに~」

姉「ねー、ほんと本当にうちの子?ってレベルだから…」

姉友「そっか~、でもやっぱ見てみたいなぁ~」

姉「あははは…」




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うっかり。田島ちんこ破裂しちゃった


姉友「へぇ~、でも見てみたいなー。確か高校2年生だよね?」

姉「うん、そうだけど…あいつほんと気持ち悪いよ?友達いないみたいだし、いっつもパソコンとかスマホいじってニヤニヤしてる!」

姉友「もしかして弟の男君ってオタクなの?」

姉「え、あ‥うん、そうオタク!」

姉友「でも姉の弟なんだからもっと活発な子だと思ってたけど…そっか~オタクなんだぁ~」

姉「そうそう!しかもあいつ毎日オナニーしてんの。マジきもい!」

姉友「まあそれは年頃の男の子だからしょうがないんじゃない?」

姉「そ、そうかな…あと、あいつワキガ臭い!」

姉友「それはちょっとやだね…」

姉「でしょでしょ!?」

姉友「でも見てみたいなぁ~。顔は?やっぱ姉みたいに美形なの?」

姉「ブッサイクだよ!なんでこんなの生まれてきたの?ってぐらいブサイク」

姉友「え~意外、姉のお母さん美人でお父さんもイケメンなのに~」

姉「ねー、ほんと本当にうちの子?ってレベルだから…」

姉友「そっか~、でもやっぱ見てみたいなぁ~」

姉「あははは…」

姉友「次どこ行く?」トコトコ

姉「うーん、私ちょっと本屋さん行きたいかも」トコトコ

姉友「なんか読みたいものあるの?」

姉「いやサークルの先輩がさ、読め読めうるさくて…」

姉友「あ〜先輩ってあのイケメン先輩?」

姉「うん、そうそう」

姉友「あの人結構かっこいいけど、中身が残念だよね〜」

姉「だよね〜、小説とかの話になるとほんとめんどくさい」

姉友「わかるわかるー。じゃああそこの紀伊國屋にでもいこっか」トコトコ

姉「うん」トコトコ

姉友「ってか今日やけに人多いね〜」

姉「ねー、なんかイベントあるらしいよ。たしかどっかのアイドルだったきがする」

姉友「だからか〜、もしかして男くんいるんじゃない?」トコトコ

姉「え?あ、男?いやあいつが好きなのは二次元だから…」トコトコ

姉友「あ、そうなの?BKAヲタとかじゃないんだ」トコトコ

姉「う、うん…」トコトコ

姉友「ふ〜ん……って、ちょっと姉!前前!」

姉「え?」

バンッ

姉「っ……あっ…っ……すみません!」

??「いえいえ、こちらこそ…って」

姉「あ」







男「って、ねーちゃん」

姉「あ……」

姉友「え?」

男「なんだ、ねーちゃんもここに来てたの?」

姉「あっ…っと…えーーっと……」

姉友「……もしかして弟の男くん?」

男「あ、はい。ねーちゃんの友達ですか?初めまして、いつも姉がお世話になっています」ペコリ

姉友「あ‥はは…初めまして〜、いつもお世話になられてまーす…」

姉「…」

男「じゃあ自分はこれで、そうだねーちゃん。今日母さんいないから俺が晩御飯作るけど、なんか食べたいものある?」

姉「…ぇ……ぁ、なんでもいいや……」

男「ん、わかった。遅くなるならメールして、じゃ」トコトコ

姉友「…」

姉「…」

姉友「…」

姉「…」

姉友「へー、オタクでブサイクでワキガ臭くて気持ち悪いかぁ〜」

姉「…」

姉友「私にはそうは見えなかったなー」

姉「…」

姉友「それともあれは男くんじゃないのかな〜。でも確かに姉のこと『ねーちゃん』って呼んでたけどな〜」

姉「……姉友ちゃんあのね」

姉友「あ、もしかして他に弟がいるとか?あれは男くんじゃない方の弟さんだったりして?」

姉「あ……」

姉友「あれ〜でもおかしいなー。姉の弟さんは1人しかいないはずだけど…前に本人がそういってたし…」

姉「あの姉友ちゃん実はね」

姉友「あ、わかった。従兄弟か。そっか従兄弟かー、でもさっき『今日母さんいないから』って言ってたよね。母さんって従兄弟のお母さんってこと?姉って親戚の家に住んでたっけ?」

姉「…」

姉友「…」

姉「…」

姉友「…姉」

姉「…」

姉友「…」

姉「ごめんなさい、嘘ついてました」

姉友「で、私が男くんに惚れると困るから嘘をついたと…」

姉「う、うん…」

姉友「ねえ姉、男くんのこと好きなの?」

姉「…」

姉友「男くんカッコよかったなぁ〜。顔も結構タイプだったし、性格も良さそうだから、付き合っちゃおっかなー」

姉「好き!!……です…」

姉友「ふーん…でも姉、男くんってあんたの弟でしょ?姉が誰を好きになろかなんて姉の勝手だけどさ、それって一番報われないんじゃないの?」

姉「うん…」

姉友「たとえ両思いになったとしてもさ、それって辛いんじゃないかな。姉も女なら将来結婚して家庭を持ちたいでしょ?男くんとはそれができないんだよ?」

姉「…実はね、弟っていっても義理なんだ……」

姉友「え?」

姉「あんま詳しくは知らないんだけどね、男はもともとお父さんの親友の子らしくて…男の親、つまりお父さんの親友とその奥さんが交通事故で亡くなっちゃったみたいでね、私たちの家で預かることになったの」

姉友「…ほ ん と に?」

姉「うん。で、私がちょうど小3の頃に来て、最初は弟ができたって喜んだよ?喜んだんだけど…」

姉友「だんだん弟として見れなくなったと…」

姉「うん。私が高2の頃かな、弟への気持ちが、それが明確な恋心だと気づいて…それで、どうしたらいいかわかんなくなって…」

姉友「…」

姉「やっぱり今まで一緒に暮らしてきた家族でもあるから、気持ちを伝えるのも怖くてできないし、かといって他の女の子と男が付き合うのもやだし…」

姉友「えっ、男くん彼女さんとかできたことないの?」

姉「…たぶん」

姉友「なんで」

姉「私が邪魔?してきたからかな…」

姉友「独占欲つえー」

姉「しょうがないじゃん!…好きなんだから……」

姉友「でも姉は今まで彼氏はいたことあるんでしょ?」

姉「…うん」

姉友「ずりー」

姉「しょ、しょうがないじゃん!友達から馬鹿にされたくなかったんだよっ!」

姉友「エッチは?」

姉「……まだ…」

姉友「前あるとか言ってた気がするけど…」

姉「っ!……」

姉友「まあいいや、それで姉はどうしたいの?」

姉「…どうしたいって?」

姉友「いやだからさ、このままでいいの?正直、男くんに彼女がいないなんて奇跡だと思うよ?あのルックスで、しかも性格も良さそうだし…別に女性が苦手ってわけでもないでしょ?」

姉「うん…」

姉友「時間の問題だと思うな〜。男くんに彼女ができるの」

姉「…」

姉友「今までどうやって姉が男くんに寄る女を排除してきたかはわかんないけどさ」

姉「ちょっと排除って…」

姉友「姉は大学生で男くんは高校生なんだから、すれ違いも多いと思うし、男くんも一度は彼女が欲しいと思うよ?んで、彼女できちゃうよ」

姉「……でも…」

姉友「姉がこのままでいいならいいよ。でもね、私はその手にはあんま詳しくないけどさ、義理ならまだセーフなんじゃないかな。つまりさ、結婚とかはまだ全然考えられないと思うけど、普通に付き合ったりするのは許されるんじゃない?きっとお父さんお母さんだって許してくれると思うよ」

姉「…」

姉友「あんた、自分にはチャンスがないと思ってるでしょ?」

姉「うん…」

姉友「チャンスはあると思うよ。っていうか今までずっとあったんだよ」

姉「…でもどうすればいいかわかんないよ。きっと男は私の事を本当の姉だと思ってるし。それで私が男に告白したら、きっと気持ち悪がられるだけだよ…」ポロポロ

姉友「姉…」

姉「なら告白なんかしたくない。男に嫌われるくらいならずっと、ずっとこのままでいたい…」ポロポロ

姉友「…姉、それでも自分の気持ちを隠すのはやめたほうがいい。それは絶対だよ。自分にまで嘘をついちゃダメだよ…たとえそれが後悔するようなことになっても」

姉「でも…でも…」ポロポロ

姉友「私も協力するから。ちゃんと気持ち伝えな、ね?」

姉「…」ポロポロ

姉友「大丈夫。男くんはそんなことで姉のこと嫌ったりしないよ。それは一番姉がわかることでしょ?姉が好きになるってことは男くん、とっても優しいんでしょ?」

姉「ぅん、やさしい…」ポロポロ

姉友「なら大丈夫!ほらこれで涙拭いて」

姉「ん…ありがとう、姉友」フキフキ

姉友「まあでも、さすがにいきなり告ったら正直男くんもびっくりすると思うから、下準備が必要かな…」

姉「下準備?」

姉友「うん。例えば男くんに好きな人がいるのか聞いてみたり、ちょっと積極的にアプローチしてみたり…」

姉「アプローチかぁ…」

姉友「…じゃあ私が今度男くんに聞いてみるよ」

姉「えっ!姉友が!?」

姉友「今日ちょうど知り合ったんだし…大丈夫自然にやるから」

姉「でも…」

姉友「ん?…っ大丈夫だよ!とったりなんかしないから。まったくどんだけ独占欲強いんだよ…」

姉「わかった、お願い。男の連絡先とか教えたほうがいい?」

姉友「んー、大丈夫。うまくやるって、男くんって姉と同じ高校?」

姉「うん、そうだけど」

姉友「じゃあ大丈夫。実はうちの妹がそこに通ってんだ」

姉「そうなの!?」

姉友「ふふふ、知らなかったでしょ〜。あ、大丈夫だよ。妹には憎たらしいことに彼氏いるから」

姉「へ、ヘェ〜」

姉友「でも、高校も同じなんだねー」

姉「うん、まあ家から近いから」

姉友「家から近いからか…」ボソ

姉「え、なに?」

姉友「ううん、なんでもない。じゃあ今日は私ここで帰るね、妹にこのこと早く言っておきたいし。あと姉、アプローチは姉がやるんだからね!しっかりしなさいよ!」

姉「もーわかったよぉ。バイバイ、今日はありがとね」

姉友「親友のためなんだから当たり前だよ〜。じゃあ待たね」トコトコ

姉友 (でも一緒の高校かぁ〜、家が近いからって合格しないと入れない訳だし……これは案外すんなりいくかも)

キョウハココマデ


万が一、閲覧注意な展開になるのなら直前でもいいから注意書をお願いしますね

>>14
エロ展開はないです。ってか書けません

書きだめてるんで霧のいいとこで投稿していきたいと思います。

姉「ただいま〜」

男「ねーちゃんお帰り。早かったじゃん」

姉「う、うん。ちょっと姉友に用事が出来ちゃって…」

男「姉友ってさっきの人?いい人そうじゃん」

姉「うん、いいやつだよ。もしかして男ってああいうのが好み?(よしっ、さりげなくタイプを聞く。私うまい!)」

男「さあねー」

姉「どういうのが好みなの?」

男「んー、おしえなーい」

姉「えぇー、いいじゃんいいじゃん」

男「やだー」

姉「もうっ(私からじゃダメか…やっぱ姉友にここは任せよ)」

男「今日カレーだけどいいよね?」

姉「え?ぁうん。全然いいよ」

男「じゃあ今から作るからちょっと待ってね」

姉「うん」

【姉友「アプローチは姉がやるんだからね!しっかりしなさいよ!」】

姉「アプローチかぁ…」

ピロリン♪

姉「あれ?姉友からLINEだ」

『言い忘れたけど、アプローチする際はちゃんと男くんに姉ことを一人の女の子って意識させることは大事だよ!』

姉「一人の女の子かぁ…具体的にどうすればいいんだろ」

姉「よしっ」

姉「男〜、私も今日は手伝うよー」

男「え?ねーちゃんが??」

姉「…っなにその目は」

男「だってねーちゃん料理下手じゃん…」

姉「な、なな何言ってんのよ!カレーぐらい作れるわよ」

男「前作った時焦がしたじゃん…」

姉「だ、大丈夫よ。前より進歩したわ」

男「ほんと?でもなー…じゃあねーちゃんは野菜切るだけね」

姉「…わかった、今日はそれだけでいいわ」

男「それだけって…」

姉「じゃあジャガイモお願い。洗ってあるから、ピーラーで皮むいて食べやすいサイズに切って」

姉「うん」

男「…」トントントン

姉「…」トン トン

男「…なあねーちゃん」

姉「えっ!あ、なに?」

男「いや、なんかさこうやってねーちゃんと料理すんの久しぶりだなーと思って」

姉「あ、あれ‥そうだったけ?」

男「うん、てか最近話すこと自体あんまなかったよな」

姉「そうだねー、男は高校忙しいの?」

男「まあね、もうそろそろ文化祭だから」

姉「あそっか、もう文化祭の時期だっけ〜」

男「くんの?」

姉「え?」

男「文化祭」

姉「あ、うん。行くと思う」

男「そっか…」

姉「…」

姉 (会話途切れちゃった!!なんか話さないと…てかなんで私こんなテンパってるのー!ただ男と会話してるのだけじゃん!!いつものことじゃん!)

男「…」トントントン

姉「…」トンッ トンッ

男「…あ、そういえばさ。大学はどう?楽しい?」

姉「あ、うん。楽しいよ〜、キャンパスも広くて、あといろんな人がいるよ」

男「ヘェ〜」

姉「う、うん……」

男「…」トントントン

姉「…」トンッ トンッ

男「…」トントントン

姉「…」トンッ トンッ

男「…」トントントン

姉「…ねえ、そろそろ文化祭じゃん?あんたも彼女の一人ぐらいは作った方がいいよー。そっちの方が楽しいと思うし」トンッ トンッ

男「…うん、考えておく」トントントン

姉「…」トンッ トンッ

男「…」トントントン

姉 (って私何言ってんのおおおお!?これじゃあ逆効果じゃん!!うわぁーもーわけわかんないよぉ〜)

姉 (さっきからどんどん気まずくなるだけだよ〜…今日姉友に話しちゃったらなんか余計へんな意識しちゃうし…あああああっっもおおおおおおうううううぅぅぅ」

男「ねーちゃん?」

姉「ひゃ!?」サクッ

男「…どうしたんだよいきなりへんな声出して……っはいできた」バンソコー

姉「ありがと…///」

男「ったく気をつけてよ、浅かったらいいものの…」

姉「うん…///」

男「もう野菜も全部切り終わったから、あとはできるまで待ってて」スタスタ

姉「うん…」

姉「ってことなんだけどー、もお最悪だよぉ〜」

姉友『えーでも結構いいんじゃない?そういったドジっ子アピールみたいな…』

姉「ドジっ子じゃないよ〜、ただの阿保だと見られたよー絶対」

姉友『てか姉ちょっと考えすぎ、今までずっと一緒に暮らしてきたんでしょ?そんな今日1日の出来事で男くんの姉に対する意識なんて変わんないから』

姉「だけどさ〜…って待って。それ裏返したらどんなに頑張っても大して評価は変わらないってことじゃない?」

姉友『…』

姉「ちょっと、姉友?もしもし」

姉友『……小さな積み重ねだよ!すぐにってだけで、毎日少しずつ男くんの中の姉を変えていくんだよ!』

姉「って言ってもさー、10年間ぐらい一緒に暮らしてきたんだよ〜?いったいどれくらいかかるんだろう…」

姉友『悲観的に考えるのが一番ダメだよ、もっとポジティブに!ポジティブシンキング!!』

姉「はぁ〜」

姉友『でも彼女作った方がいいよはまずかったね〜あはは…』

姉「だよねー、もう本当私馬鹿だ」

姉友『とにかくさ、私も妹に頼んでおいたからがんばろ』

姉「うん、ありがとね」

姉友『いいってことよ!じゃあおやすみ』

姉「おやすみ」 プープー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月17日 (月) 03:25:45   ID: hL2LI7ar

何も終わって無い気がする

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