モバP「モバPさんちの三姉妹」 (44)

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです

書き溜めなしなのでゆっくり書いていきます



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―モバP宅―

オーネガイーシンデレラー♪

P「ん……朝か……」ムク

P「…あいつらは起きてるかな?」

―リビング―

TV<ツギノヌニュースハ…

ガチャ

P「お、のあ。おはよう」

のあ「……おはようP。それとも兄さんと呼ぶべきかしら?」

P「いや、Pでいいよ。そっちのほうが気を遣わなくていいだろ?」

のあ「……それもそうね。わかったわP」

P(この人は高峯のあ。長らく音信不通だった俺の親父が連れてきた、腹違いの三姉妹の一人だ)

P(さらに言うと三姉妹も全員腹違いだそうだ)

P(つまり俺は親父からこの三姉妹の面倒を見ることを押しつけられ、三姉妹と同居することになった)

P「それじゃ、朝飯でも作るか」

のあ「……手伝うわ」

P「悪いな、じゃあベーコンを4人分焼いてくれるか?」

のあ「お安い御用よ」ジュー

P「……さてと、サラダでも作るか」

ガチャ

アナスタシア「ドーブラエウートラ。おはよう、ございます」

P「おはよう、アーニャ。眠れたか?」

アーニャ「ダー。あ、はいです」

P「そうか、それはよかった」

ガチャ

みく「ふぁあ…おはよう…」



P「みくか、おはよう。眠れたか?」

みく「あんまり寝れなかったにゃ…ふぁぁ…」

アーニャ「ミクは枕が変わると寝れないですか?」

みく「そういう訳じゃにゃいけど…」

P「まぁ、最初は慣れないだろうけど、段々慣れるさ」

のあ「そうよ、みく」

みく「のあにゃんはなんで真顔でベーコン焼いてるのにゃ……」

のあ「朝食作りを手伝っているのよ」

P「二人は嫌いなものはあるか?」

みく「みくは魚がダメにゃ」

アーニャ「ニェート。私はありません」

P「わかった。みくのサラダにはツナのせないでおくよ」

みく「ありがとうにゃ」

P「さて、ベーコンも焼けたし、サラダもできた」

みく「パンも焼けたにゃ」

アーニャ「バターやドレッシングの準備もOKです」

P「それじゃ食べようか」

みんな「「「いただきます(にゃ)」」」

カチャカチャ

P「そういえば、みくとアーニャは同じ学校だっけか?」

みく「そうだにゃ。でも、名前が違うから先生以外には姉妹とは思われてないにゃ」

アーニャ「ミク、住所変更の届けはどうしますか?」

みく「みくがやっておくにゃ」

P「じゃあ、ここの住所を書いたメモ後で渡すよ」

みく「お願いするにゃ」

のあ「……ついでに私のもお願いするわ」

みく「のあにゃんは大学生でしょ!?」

のあ「冗談よ」

みく「のあにゃんの冗談は分かりにくにゃ!」

―数時間後―

みく「それじゃ、いってくるにゃ」

アーニャ「いってきます」

P「高校までの道は分かるか?あ、これここの住所書いたメモな」

みく「うん、大丈夫だよ」

アーニャ「ミク、急ぎましょう」

P「気をつけてな」

ガチャ

みく「Pチャンもお仕事頑張ってにゃ」

アーニャ「私達も頑張り、ます」

バタン

P「俺も準備するか……。あれ?のあ、学校は?」

のあ「……今日は休みなの」

P「なるほどな。じゃあ鍵は置いて行くから、ここらへんの散策でもしたらどうだ?」

のあ「……そうするわ」

中断します。続きは夜に

ゆっくり開始します

P「さて……行くか。留守番は頼んだぞ、のあ」

のあ「……まかせなさい」

P「鍵は玄関に置いてあるから、出かけるときは戸締りをしっかりな」

P「っと、もうこんな時間か。行ってくる」

のあ「……いってらっしゃい」

ガチャバタン

のあ「……さてと」

ピッピッピトゥルルルルルガチャ

のあ「……私よ。いま大丈夫かしら?」

のあ「……そう。心配しないで、手短に済ませるから」

のあ「……調べて欲しい人がいるの」

ー株式会社346ー

P「おはようございまーす」

ちひろ「あっ、Pさん。おはようございます」

留美「おはようPくん。今日は随分と早いわね」

P「そうですか?」

ちひろ「そうですね、Pさんにしては早い出社ですね」

P「え、俺いつもそんなに遅いですか?」

留美「遅刻ギリギリ、とは言わないけど遅いほうよ」

P(あの子たちのお蔭かな…?)

ちひろ「なんにせよ、早いのは良いことですよ。ねっ、留美さん?」

留美「そうね。少し早いけれど仕事始めましょうか」

P(俺の務める株式会社346は社員6人の小さな会社だ)

P(社長と秘書の和久井留美さん、事務員の千川ちひろさんと社員の俺とあと出張中の2人で頑張って経営をしている)

ちひろ「そういえばPさん」カタカタ

P「はい?なんですか?」カタカタ

ちひろ「妹さんが三人もできたんでしたっけ?」カタカタ

P「」ガタン

留美「妹が三人?どういうこと?」カタカタ

P「あー、そのですね……って、なんでちひろさんが知ってるんですか!?」

ちひろ「こうみえて人脈は広いんですよ」フフン

P「情報早すぎないですか……?」

留美「それで、どういうことなの?」カタカタ

P「えっとですね……長らく音信不通だった俺の親父が突然、腹違いの妹だという三人の女の子を連れてきまして……」

留美「事前に連絡もなく?」

P「ええ。突然に、です。というか俺もあの子達に会うまで妹が存在していたことなんて知りませんでした」

留美「お父様は何をしていらっしゃる方なの?」

P「それが全然分からないんです。俺もあの子達も」

ちひろ「正直言って最低ですね」

P「親父以上に親として無責任な親はいないと思います」

P「でも、あの年頃の少女を放り出すわけにはいきませんし、半分でも血が繋がっているなら、兄として責任を見る義務がありますから」

P「あの子たちに罪はありませんし、それにどちらかと言えば被害者ですからね」

ちひろ「留美さん留美さん。Pさんはお母様似ですね」グスッ

留美「……そうね」グスッ

P「なんで涙ぐんでるんですか……」

留美「Pくん、辛いだろうけど頑張ってね。応援するわ」

ちひろ「何かあったら、私たちを頼ってくださいね!」

P「えっ、あっはい」

用事で一時中断します

用事が早く済んだら今日中に再開します

ーP宅ー

のあ「……暇ね」ゴロゴロ

のあ「……散策に行こうかしら」ゴロゴロ

のあ「……その前にお隣にでも挨拶しましょう」ムクリ

ー隣の家前ー

のあ「……誰かいるかしら」

ピンポーン

<ハーイ!バタバタ

のあ「……緊張してきたわ」

ガチャ

???「誰でごぜーますか?」

のあ(……着ぐるみの女の子?一人かしら)

???「おねーさん?」

のあ「……私は高峯のあよ。貴女は?」

???「仁奈は市川仁奈でごぜーます!」

>>21

市川×

市原○

間違えました補完お願いします

のあ「……仁奈ね」

仁奈「おねーさんは何者でごぜーますか?」

のあ「……隣の家のPの妹よ」

仁奈「Pの妹さんでござーますか!よろしくお願いしやがります!」

のあ「……よろしく。ところで仁奈」

仁奈「なんでごぜーますか?」

のあ「……ご両親はいるかしら?」

仁奈「……パパは海外に仕事に行ってやがります」

のあ「……」

仁奈「ここはパパの親戚のおねーさんの家でごぜーます。仁奈はパパが帰ってくるまでこの家にお世話になっていやがります」

のあ「……そのお姉さんは?」

仁奈「お仕事でいねーでごぜーます。今日は仁奈の小学校が休みでごぜーますから、仁奈は留守番をしてやがります」

のあ「……ねぇ、仁奈?」

仁奈「なんでごぜーますか?」

のあ「……一緒に散歩に行きましょう?」

―美城高校―

みく「あぁ……疲れた」

アーニャ「ミク、お疲れ様、です。どうでしたか?」

みく「ん、何も問題なし。先生には色々言われたけど」

アーニャ「それはよかった、です」

???「みくー、お昼一緒に食べよー」

みく「李衣奈ちゃん。今日は夏樹先輩とじゃないんだ」

李衣奈「いやー、なつきちが見つかんなくてね。お、アーニャちゃんもどう?」

アーニャ「ダー。ご一緒させて、もらいます」

みく「じゃ、移動しよっか」

李衣奈「屋上いこ、屋上。まだ空いてるでしょ」

―屋上ー

ガヤガヤ

みく「……空いて無かったね」

李衣奈「あれー?おかしいなぁ。なつきち達と来るといつも空いてるのに」

みく「夏樹先輩以外はいつも誰がいるの?」

李衣奈「えっと拓海先輩と里奈先輩」

みく「なるほどにゃぁ……」

アーニャ「ミク、リイナどうしますか?」

みく「教室に戻る?」

李衣奈「だねー」

???「おーい!みくにゃーん!りーなー!」

みく・李衣奈「ん?」

???「こっちこっち!」

李衣奈「あ!未央!」

未央「ここ空いてるよ~!」

李衣菜!辞書登録しとけ!

李衣奈「いやー助かったよ未央」

みく「ありがとね、未央ちゃん」

アーニャ「スパシーバ。ありがとうございます」

未央「いいっていいって。それでこの子がアナスタシアちゃん?」

みく「そうだよ。って未央ちゃん会ったことなかったっけ?」

未央「ううん。噂だけ。すっごくかわいいハーフの子がいるってね」

未央「私本田未央!よろしくねアーニャちゃん!」

アーニャ「オーチンプリヤートナ。ミオ、よろしくお願いします」

未央「……あれ?」

李衣奈「ん?どうしたの未央」

未央「なんか……アーニャちゃんとみくにゃん似てる……?」

>>32 ご指摘ありがとうございます

みく・アーニャ「!?」

李衣菜「え?」

未央「なんかこう……雰囲気?が似ているというか……なんというか…」

みく「き、気のせいだにゃぁ!ほら早くお弁当食べよ?」

アーニャ「時間がなくなって、しまいます」

李衣菜「お、そうだね。ほら未央食べよ?」

未央「…ま、いっか。ごめんね二人とも変なこと言って」

みく「べ、別にいいにゃ…ね?あーにゃん?」

アーニャ「ダー。全然気にしてません」

未央「そっかそっか!」

再開します

―教室―

みく「さっきはおどろいたにゃあ……」

アーニャ「ダー。びっくりしました」

みく「似てるなんて言われたの初めてだにゃ」

アーニャ「ミオは雰囲気といってましたね」

みく「まぁ……半分血繋がってるしね……」

アーニャ「パーパの血のせいですか?」

みく「そうだろうね」

アーニャ「パーパはメイワクな人です……」

みく「愚痴っても仕方ないにゃ」

アーニャ「ミク、私たちが姉妹ということがばれたらどうなりますか?」

みく「わからないにゃ、でも良くないことになると思う」

アーニャ「不安ですね……」

みく「お父さんは問題しか残さないにゃあ……」

ー隣の家前ー

のあ「……準備はいいかしら?仁奈」

仁奈「ばっちりでごぜーますよ!」

のあ「……行きましょうか。未知なる世界へ……」

仁奈「おー!でごぜーます!」

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