杏「あんこずのだらだらふわぁず 第4回」 (44)

シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ


本編
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第121回」
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第121回」 - SSまとめ速報
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外伝
杏「ちびっこのいない休日」
杏「ちびっこのいない休日」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431347361/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433771055

杏「はいー、4回目だよー」

こずえ「ふわぁ」

杏「寒っ…」

こずえ「さむいのぉー…」

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気温5度だそうです(カンペ&テロップ)
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杏「うぇー…」

こずえ「はぁー…いきがー…しろいよー…」

杏「今日は早いとこ暖まれる場所探さないと凍えてしまうぞ」

こずえ「こごえるー…かちこちー…?」

杏「うん。氷漬けになるよ」

こずえ「こおったらー…かきごおりー…?」

杏「真冬にカキ氷はちょっとなぁ…」

杏「というか、氷漬けになった杏をかき氷にするつもりなのか…」

こずえ「あんずー…カキ氷ー…」

杏「あんずシロップのカキ氷ならおいしそうだけど…」

杏「っていかんいかん。カキ氷の話なんてしたら余計に寒くなるって」

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ちなみに、新年最初の放送となるわけですけども
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杏「あ、そっか。じゃあ、一応あけおめ?」

こずえ「おめでとー…」

杏「この番組、不定期だからあんまりそういうの気にしなかったというか」

こずえ「まえはー…さちこー…」

杏「だねぇ。もう2ヶ月近く前かぁ」

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まぁ、やりたい時に適当にやる感じで
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杏「そんなんでいいのか…杏はいいけど」

こずえ「てきとー…?」

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ではゲストを呼びましょう
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杏「はいよー。それじゃ、ゲスト出ておいでー」

菜々「ウッサミーン♪」

杏「やっほー、菜々さんー」

こずえ「ななー…」

菜々「はい、こんにちは!ゲストの安部菜々です♪」

菜々「今日はよろしくお願いしますっ!キャハッ♪」

杏「テンション高いねぇ」

菜々「いやー、寒いのでテンションを上げて乗り切ろうかと…!」

杏「確かに、冷え性の菜々さんにこの寒さは…」

菜々「冷え性じゃないですー!頭のてっぺんから足の先までホットですから!」

こずえ「ななー…ひえしょー…?」

菜々「ち、違いますよー!こずえちゃん、今のは忘れましょうね!」

こずえ「ふわぁ…?」

杏「このままだと菜々さんを弄るだけで番組が終わっちゃいそうだから、そろそろ出発しようか」

菜々「どれだけ弄る気ですか!?」

杏「しゅっぱーつ」

こずえ「しゅっぱーつ…」

菜々「あぁ~!ま、待ってくださーい!」

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杏ちゃん、こずえちゃん、菜々ちゃん、散策開始
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杏「うー、ホント寒っ…」

こずえ「さむいー…」

菜々「寒いですねぇ…」

杏「暖まれる場所を探さねば…」

菜々「この辺りって何があるんでしょう…?」

杏「うーん、杏も知らないなぁ」

こずえ「はじめてー…」

菜々「見た感じ、古着屋さんが多いみたいですけど…」

杏「だね。表に色々並んでる」

菜々「折角ですから、どこかに入ってみましょうか!」

杏「お、そうするー?」

こずえ「ふるぎー…」

菜々「どこがいいか迷っちゃいますねぇ」

杏「うーん…どこか気になるのがないか探してみようか」

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古着屋を見て回る3人
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杏「…あれ?ここ、古着屋?」

菜々「看板には古着屋…と書いてますけど…」

こずえ「いすー…うってるー…」

菜々「本当ですね…休憩用のイスかと思ったら売り物でした」

杏「イスに置いてる置物も売り物っぽいよ」

こずえ「かさもー…うってるよー…」

菜々「色んな物が売ってますね」

杏「ここ、本当に古着屋?」

こずえ「ふわぁ…」

菜々「中、入ってみましょうか?」

杏「そうしよっか。中がどうなってるのか気になる」

こずえ「はいるのー…」

菜々「では、いってみましょう!」

杏「おー」

こずえ「おー…」

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古着屋?に入ってみる3人。中はどうなってるのでしょうか
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杏「うわ、すご」

菜々「古着はありますけど…それ以外にも色々な物がありますね」

杏「色んな物が視界に入ってくる…」

こずえ「いっぱいー…」

『いらっしゃいませ~』

菜々「こんにちはっ!あの、このお店って古着屋さん…ですよね?」

『はい、そうですよ』

菜々「古着以外にも、色々売ってるんですね!」

『最初は古着しか売ってなかったんですけど』

『趣味で色々置いてたらいつの間にか量が増えてしまって…』

菜々「なるほど~」

杏「確かに、古着とそれ以外の物が同じぐらいあるよね」

『ごちゃごちゃし過ぎて自分でも何があるのかよく分からなくて』

菜々「だ、大丈夫ですか?それ…」

こずえ「かくれんぼー…できそうー…」

『ちなみに、表の看板も売り物なんですよ』

杏・菜々「え!?」

こずえ「かんばん…うるのー…?」

菜々「え、看板も売り物なんですか!?」

『はい、一応。値札も貼ってますよ』

杏「全然気づかなかった…」

菜々「ちょっと見てみましょうか?」

杏「うん。気になる」

こずえ「みるー…」

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表の看板を見に行く3人
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杏「あ、ホントだ…値札がついてる…」

こずえ「いちまんー…」

菜々「10000円ですかぁ…」

杏「買おうと思えば買える値段なのがなんとも」

菜々「これ、もし売れちゃったら、代わりの看板はあるんですか?」

『ないので、適当に作ります…』

菜々「えぇー…!」

杏「そこまでして売る意味とは…」

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お店にある物は基本的に何でも買えるそうです

他にも何か面白いものがないか探してみましょう
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杏「よく見たら、ホントにあらゆるものに値札がついてる…」

菜々「ですねぇ」

杏「棚とかハンガーとかテーブルとか…」

こずえ「ふわぁ…なんでも…かえるー…」

杏「レジも買えるのかな」

『それはちょっと…!』

杏「流石に無理かー」

菜々「それはそうですよ~」

こずえ「あー…おかしー…」

杏「え…あ、ホントだ」

菜々「これ、海外のお菓子ですね」

杏「へー」

『個人的に買って食べたら美味しかったので…』

菜々「な、なるほど…」

こずえ「これー…きれいー…」

杏「海外のお菓子特有の色鮮やかさだねぇ」

菜々「ここまで色んな物が売ってると、何だか雑貨屋って感じがしますね!」

杏「だよねぇ」

『よく言われます』

菜々「あ、やっぱり…」

杏「面白すぎる」

こずえ「おもしろいー…」

杏「あ、このセーターどう?」

菜々「渋い色合いですね~」

杏「菜々さんどう?」

菜々「え、ナナですか!?」

杏「いや、ウサミン星ではこういうの着てるのかなーと思って…」

菜々「どういうイメージなんですか!?」

こずえ「ななー…きるー…?」

菜々「い、いえっ、ナナは…そのー…!あー、ほらっ!こっちはどうですか!」

菜々「ピンクで可愛いですよ~!」

杏「逃げた」

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菜々ちゃんを弄る杏ちゃん
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菜々「こずえちゃんはこんなのどうでしょうか!」

杏「おー、いいんじゃない?」

菜々「こずえちゃん、これ、どうですか?」

こずえ「これー…こずえが…きるー…?」

菜々「サイズ的にもちょうどいいと思うんですけど…」

杏「こずえ、ちょっと手、広げてみて」

こずえ「こうー…?」

杏「そうそう」

菜々「よいしょ…あ、ピッタリですね!」

杏「似合ってる似合ってる」

こずえ「こずえー…かわいいー…?」

菜々「とっても可愛いですよ♪」

こずえ「えへー…」

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娘の服を選ぶ夫婦の図
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菜々「あっ、この毛糸の帽子可愛いです!」

杏「んー…じゃあ、この手袋とか?」

菜々「あー、いいですね!こずえちゃんに合いそうです!」

こずえ「ふわぁ…こずえのおふくー…さがしてるー…」

杏「なんか気がついたらこずえの服を選ぶ流れに」

菜々「あはは、こずえちゃんが可愛いからついつい…」

こずえ「あー…まふらー…」

菜々「あ、マフラーも欠かせませんね!」

杏「え、そのマフラーなんかやたら長くない?」

こずえ「ながいよー…ほらー…」

菜々「ホントに長いですね!?」

杏「何メートルあるんだこれ…」

『それはカップル用のマフラーですね』

菜々「あ、なるほど…!」

杏「そういうことかぁ」

こずえ「かっぷるー…?」

菜々「2人で、このマフラーを首に巻くんですよ♪」

こずえ「ふたりでー…?さんにんはー…だめー…?」

菜々「3人ですか?うーん…ちょっと短くなるかもしれないですけど、巻けると思いますよ」

こずえ「じゃあー…こずえとー…あんずとー…ななでー…これ…まくー…」

菜々「えっ、ナナ達でですか?」

杏「そうきたか…!」

こずえ「だめー…?」

菜々「ふふっ、ナナはいいですよ♪杏ちゃんはどうですか?」

杏「え……ま、まぁ、別にいいけど」

こずえ「やったー…」

菜々「じゃあ、決まりですね!」

杏「3人でこれ巻いて外歩くのか…」

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お買い物を済ませ、雑貨屋…ではなく古着屋を後に
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こずえ「まふらー…ぽかぽかするのー…」

菜々「ふふ、そうですね♪」

杏「長さが割とギリギリだからくっついて歩かないといけないんだけど…」

菜々「まぁまぁ、暖かいからいいじゃないですか♪」

杏「確かに暖かいけどね」

こずえ「えへー…」

杏「こずえがご機嫌だ」

菜々「よかったですね♪」

杏「さて、次はどっちに行ってみようかな…」

菜々「んー…あっ、アレ見てください!」

杏「んー?」

こずえ「ふわぁ…?」

菜々「他の建物に隠れて少し見えにくいですけど…アレ、鳥居ですよね?」

杏「あー、ホントだ」

こずえ「とりいー…?」

杏「あの赤いの。見える?」

こずえ「ふわぁ…あー…見えたー…」

菜々「鳥居があるってことは…神社があるって事ですよね?」

杏「多分」

こずえ「じんじゃー…」

菜々「行ってみませんか?新年ですし、お参りをしましょう♪」

杏「おー、行ってみようかー」

こずえ「おまいりー…するー…おまいりって…なぁにー…?」

菜々「神様にお願い事をすることですよ♪」

こずえ「おねがいごとー…かみさまにー…」

杏「何かある?願い事」

こずえ「んー……?」

菜々「ふふ、行きながら考えましょうか!」

杏「だねぇ……って、よく見たら、あそこって位置的に階段か坂道上らないとだよね…」

菜々「あー…多分そうですね」

杏「うぇー…菜々さん負ぶって…」

菜々「無理ですぅ!」

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鳥居を目指して歩き始める3人。その先には…
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杏「ぎゃー!やっぱり階段が!」

菜々「あー…これはまた急な階段ですね…」

こずえ「たかいー…」

杏「お、お参りはまた今度って事で…」

菜々「こ、ここまで来たんですから行きましょう!」

杏「ほ、ほら、菜々さんの足腰も心配だし…」

菜々「ナナはピンピンしてますからぁ!もーっ、行きますよっ!」

杏「うぇー…」

こずえ「あんずー…いくのー…」

杏「わかったよー…はぁー…」

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杏ちゃんの体力と菜々ちゃんの足腰が不安です
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杏「はぁ……はぁ……」

菜々「ふぅ…ふぅ…!」

こずえ「ふわぁー…かいだん…ながいー…」

杏「ちょ…階段…長くない…?」

菜々「しかも、1段1段が高いので余計に…!」

杏「こ、こずえ大丈夫…?」

こずえ「へいきー…」

杏「そ、そう?杏、結構キツいんだけど…」

菜々「でも、もう半分は上りましたから…あと少しですよ…!」

杏「しかもこれ…帰りは下りないといけないんでしょ…」

菜々「うっ…の、上りよりは楽なはずですし…!」

杏「だといいけど…」

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無事神社に到着。杏ちゃんと菜々ちゃん大丈夫ですかね?
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杏「はぁ…はぁ…つ、疲れた…」

菜々「ぜぇ…ぜぇ…!」

こずえ「ふわぁ…ながかったのー…」

杏「今までこの番組やってて一番疲れたよ…」

菜々「す、少しだけ…休憩…!」

杏「菜々さん…明後日筋肉痛になるんじゃない…?」

菜々「だ、大丈夫ですから…って、1日遅れてくるのは確定なんですか!」

杏「疲れててもそのツッコミ…流石だね…」

菜々「杏ちゃんこそ、疲れてるのにナナを弄るのだけは止めないんですね…!」

杏「ははは…はぁ…ふぅ…」

菜々「はぁー…」

こずえ「だいじょうぶー…?」

杏「あ、あんまり…」

菜々「だ、大丈夫ですよーっ…!あはは、あははは…!」

こずえ「おまいりー…するのー…」

菜々「そ、そうですね、いきましょうか…!」

杏「んー…」

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3人は何をお願いするんでしょうかね
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菜々「お参りの仕方、分かりますか?」

杏「二礼二拍手一礼でしょー。茄子に教えてもらったー」

菜々「なるほど、流石ですね!」

こずえ「にれいー…?」

杏「杏達がやるから、マネしてやるといいー」

こずえ「わかったー…」

菜々「じゃ、早速やりましょうか!」

杏「よーし、じゃ、鐘鳴らすぞー。こずえ、これ持って」

こずえ「ふわぁー…」

ガラガラ

こずえ「がらがらー…」

菜々「じゃあ、お賽銭を入れてください♪」

こずえ「おかねー…ぽいー…」

パンパン

杏・菜々「………」

こずえ「んー……」

杏「………ん、終わり」

菜々「ナナもバッチリお願い事しました♪」

こずえ「んー……」

杏「こずえ、まだお願い事してる?」

こずえ「おわったー…」

杏「じゃあ、最後にもう1回礼だね」

こずえ「わかったー…」

菜々「あとは、おみくじとお守りを買いましょうか!」

杏「お、そうするかー」

こずえ「おみくじー…かうのー…」

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健康祈願のお守りとおみくじを購入。3人の今年の運勢やいかに
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菜々「では、開きますよー…」

杏「凶とか出たらやだなぁー…」

こずえ「んー……」

菜々「あっ、ナナは吉でした!」

杏「杏も吉だ」

菜々「ふ、普通でしたね!」

杏「だねー…」

こずえ「んー…」

杏「こずえはどうだった?」

こずえ「これー…」

杏「どれどれ…って、大吉じゃん!」

菜々「わぁ、こずえちゃん大吉ですか!よかったですね♪」

こずえ「だいきちー…いいのー…?」

杏「極大吉とか絶大吉とかなければ一番良いよ」

こずえ「やったぁー…えへー…」

菜々「こずえちゃんの運にあやからないと…」

杏「マフラーで3人一緒になってるからうつってくれるよ、多分」

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大吉を引いたこずえちゃん。今年は良い事がありそうですね
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杏「ふぅー、そろそろお腹空いてきたかなぁ」

菜々「そうですねぇ。お店を探してみましょうか!」

こずえ「ごはんー…」

杏「暖まるもの食べたいのと、階段で疲れたから休憩したい…」

菜々「あはは…そ、そうですね…」

こずえ「どこー…いくー…?」

杏「んー、そうだなぁ…あっちから来たから、とりあえずこっち行ってみる?」

菜々「そうですね!お店を探しながら歩いてみましょう」

杏「早めに見つからないと足がボロボロになってしまう」

菜々「が、頑張りましょう!」

こずえ「あんずー…がんばれー…」

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お店を探して歩く3人。体力が尽きる前にお店は見つかるでしょうか
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杏「んー、なんか、飲み屋っぽいお店が多いような」

菜々「そうですねぇ…」

杏「菜々さん行きたい?」

菜々「んな!?ナ、ナナは17歳だからお酒飲めないですし!飲み屋とか全然馴染み無いですし!!」

杏「お、おう…」

菜々「あっ、ほら、それよりあそこ!お鍋屋さんがありますよ!」

杏「お、鍋かー」

こずえ「なべー…」

杏「すき焼き…しゃぶしゃぶ…ちゃんこ鍋…へー、色々あるんだ」

菜々「どれも美味しそうですね…ごくり」

杏「ここにしてみる?」

菜々「ナナは良いと思いますっ!」

杏「こずえは?」

こずえ「おなべー…たべるー…」

杏「よし、じゃあ決まりだー」

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飲み屋に挟まれた鍋の店に入ってみました
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杏「うーん、どれにしよっか」

菜々「一応、1人前からでも頼めるみたいですけど…」

杏「でも、1人前を3種類頼んだら絶対すごい量になるよね」

菜々「そうですねぇ…」

杏「1人前を2種類頼んで3人で食べるとか?」

菜々「そうしましょうか!」

杏「じゃあ、何にしよっか。食べたいのある?」

菜々「うーん、どれも美味しそうで迷っちゃいますね…」

こずえ「おなべー…いっぱいー…」

杏「すき焼きかしゃぶしゃぶは食べたいよねぇ」

菜々「あー、いいですねぇ」

杏「こずえは何が気になるのある?」

こずえ「んー……いっぱいー…どれがー…いいのー…?」

菜々「ふふ、こずえちゃんも悩んでるみたいですね」

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悩む3人
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杏「よーし、じゃあこうしよう」

杏「杏はすき焼き、菜々さんはしゃぶしゃぶ、こずえはちゃんこ鍋」

杏「じゃんけんやって、勝った2人の鍋にするということで」

菜々「じゃあ、そうしましょうか!」

こずえ「じゃんけんー…」

菜々「あぁ…でも、もつ鍋も気になります…」

杏「えー、それだったら杏だって水炊きも食べたいよ」

菜々「候補を3つに絞るのも一苦労ですね…」

杏「これはいかん」

こずえ「ふわぁ」

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結局ADとカメラを巻き込んで5人じゃんけんに
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杏「じゃあ、いくよー。せーの」

杏・菜々「じゃんけんぽん!」

こずえ「ふわぁー…」

杏「お、どうだ?」

菜々「あ、ナナとこずえちゃんとカメラさんが勝ちましたよ!」

杏「ということはすき焼きともつ鍋は脱落だね」

菜々「では、続けていきますよ!じゃんけんぽん!」

こずえ「ぽんー…」

杏「あ、菜々さんが勝った」

菜々「これでしゃぶしゃぶは確定ですね!」

菜々「こずえちゃんとカメラさんでじゃんけんですっ」

こずえ「ふわぁ…いくよー…じゃんけんー…ぽんー…」

杏「こずえが勝った」

こずえ「こずえのー…かちー…」

菜々「ということは、しゃぶしゃぶとちゃんこ鍋で決定ですね」

杏「やっと決まった…もうお腹空いたよー」

菜々「ですねぇ…」

こずえ「おなべー…たべたいのー…」

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凄絶なじゃんけん対決の結果、しゃぶしゃぶとちゃんこ鍋を食べる事に
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杏「よーし、食べるぞー。いただきまーす」

菜々「いただきまーす♪」

こずえ「いただき…ますー…」

杏「ふー…ふー…はふっ…あふっ…!」

菜々「ふぅ…!はむっ…あつつ…!」

こずえ「ふー……ふー……」

杏「あ、熱っ…けど、めっちゃうまー…!」

菜々「あぁ、美味しいです…」

こずえ「はむ……もぐ……もぐ……」

杏「温まるー…」

菜々「ダシが凄く染みてて…はぁ…」

こずえ「おいしー…」

杏「ねー、うまうま」

菜々「悩みに悩んで選んだ甲斐がありましたね♪」

杏「だねぇ」

杏「………」モグモグ

菜々「………」モグモグ

こずえ「………」モグモグ

杏「………」モグモグ

菜々「………」ズズズ

こずえ「………」モグモグ

杏「………」ゴクゴク

菜々「………」モグモグ

こずえ「………」モグモグ

杏「………」モグモグ

菜々「………」ゴクゴク

こずえ「………」ゴクゴク

菜々「…………喋りましょう!?」

杏「ノルマ達成」

菜々「これ、ノルマなんですか…」

杏「毎回やってるからね」

こずえ「いつものー…」

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そして完食
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杏「ふー…お腹いっぱい…」

菜々「ごちそうさまでした!」

こずえ「ごちそうさま…でしたー…」

杏「ごちそうさまー。おいしかったー」

菜々「ちょっと汗かいちゃいました…!」

こずえ「ぽかぽかー…」

杏「ねー」

菜々「こうやって、違う種類のお鍋を食べるのも楽しいですね!」

杏「だねー。いつもは1つの鍋をみんなで囲って食べるしー」

こずえ「ほかのもー…こんど…たべるー…」

菜々「そうですね。次は是非、他のお鍋も!」

杏「とか言って、次来たら、やっぱりしゃぶしゃぶとちゃんこ鍋ももう1回食べたい…ってなるパターン」

菜々「うっ…ありそうですね…」

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次に来た時は何を食べるんでしょうね
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『ありがとうございましたー!』

菜々「ごちそうさまでしたー♪」

杏「また来まーす」

こずえ「ばいばいー…」

杏「あぁ、やっぱり外は寒いや…」

菜々「ですねぇ…」

こずえ「でもー…さっきよりー…ぽかぽかー…」

杏「だね。鍋パワーが残ってる内に撤退せねば」

杏「というわけで、そろそろエンディング?」

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ですね
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杏「菜々さん、今日はどうだったー?」

菜々「とっても楽しかったですよ!のんびりできて良かったです♪」

こずえ「またー…おさんぽ…しようねー…」

菜々「はい♪」

杏「とりあえず明後日からの筋肉痛を乗り切らないとね」

菜々「ですから筋肉痛は遅れて来ませんってばぁ!」

杏「わはは。じゃあ、だらだらふわぁず第4回目、おわりー」

こずえ「ばいばいー…」

杏「じゃーねー」

菜々「さようなら~♪ウッサミーン!」

―事務所―

こずえ「これー…だいきちー…」

仁奈「仁奈も同じの持ってるですよ!おそろいでごぜーます!」

こずえ「おそろいー…」

紗南「いいなー、大吉のおみくじ!」

杏「親切な誰かさんのおかげでお揃いだねぇ」

幸子「ちょ、あ、杏さん、その話は…!」

杏「杏は誰かさんとしか言ってないけど?」

幸子「ふぎぎ…!」

小梅「あ、あの長いマフラー…いいな…」

菜々「とっても暖かかったですよ♪」

小梅「輝子ちゃんと…幸子ちゃんと…やってみたいな…」

幸子「ボ、ボク達とですか!フフーン、悪くないですね!」

輝子「フヒ…わ、私もか…ちょ、ちょっと、照れる…フヒ…」

小梅「3人で巻いて…お出かけしてみたい…えへへ」

幸子「では、暖かくなる前にマフラーを買いに行かないといけませんね!」

輝子「そ…そ、そうだな…フヒ」


おしり

半年以上空きましたけど
時系列的には2ヶ月弱しか経ってないので何も問題はありません。いいね?


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