〔６ばんどうろ〕



レッド「クルスト博士の潜伏場所は、シンオウ地方のマサゴタウンにある研究所か。まずはシンオウまで行かなきゃならないなんて、面倒な……」

ジオン兵「おい、そこのお前！」

レッド「……！　何か？」

ジオン兵「トレーナーは目が合ったら勝負！　覚悟しろ！」

レッド「ええっ」


＜　ジオンぐんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた！

＜　ジオンぐんのしたっぱ、ザクⅡをくりだした！


[MS-06]　ザクⅡ

＊ぶんるい　りょうさんがたポケモン

＊タイプ　　はがね

＊せいかく　なし

＊とくせい　モビルスーツ

＊わざ　　　・ザクマシンガン(はがね)
　　　　　　・ヒートホーク(ほのお)
　　　　　　・クラッカー(ほのお)


レッド「チッ……応戦しろ！　ジム！」ﾎﾟﾝ!

＜　ジムのビームサーベル！

＜　きゅうしょにあたった！


ジオン兵「ああっ！　よくも！」


＜　あいてのザクⅡのザクマシンガン！

＜　こうかはいまひとつのようだ


レッド「フン、馬鹿め！」


＜　ジムのビームサーベル！

＜　あいてのザクⅡは倒れた！

＜　ジオンぐんのしたっぱとのしょうぶにかった！


ジオン兵「あ、ああ……負けた……」ｶﾞｸｯ

レッド「相性ならあんたの方が有利だったのにな」

〔クチバシティ〕


レッド「ここには港があったはずだ。とりあえず船を探して、シンオウ地方まで乗せてってもらおう」



？？？「や、やめてくれ！　俺が何をしたっていうんだ！？」

？？？「やかましい！　貴様が連邦の回し者だってことはわかってるんだ！」



レッド「……？　騒がしいな、何があったんだ？」

ﾄﾞｶｯ､ﾊﾞｷｯ


ジオン兵Ａ「こいつの持っていたポケモン、剥奪しました」

ジオン上官「よし、後でじっくり取り調べだな。連行しろ」

エリートトレーナー「あ……あんたら、ジオンだからって、こんな真似が許されると思っ……」ﾊﾞｷｯ

ジオン兵Ａ「黙ってろ！　つべこべ言わず来るんだ！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

エリートトレーナー「はっ、放せ！！」

ジオン上官「……？　おい、そこのお前。何をじろじろ見てる？」

レッド「……！！（ヤバっ……目付けられたか）」

ジオン上官「見ない顔だな、小僧。何か用か？」

レッド「……別に」

ジオン上官「フッ……そうだな、とりあえず来てもらおうか。おい、こいつも連れてけ」

レッド「！」

ジオン兵Ａ「はっ……この少年もですか？」

ジオン上官「不穏分子は一匹たりとも野放しにしとくわけにはいかん。早くしろ」

レッド「……ッ、ちいッ！」ﾀﾞｯ

ジオン上官「ぬっ、待て！　おい、逃がすな！」

ジオン兵Ａ「逃げても無駄だぜ坊主！　おとなしく降参しな！」

？？？「見つけたぞ！　ジオンめ！」



レッド「！？」

ジオン上官「！！　貴様、何者だ！」

アムロ「ジオンの軍人なら、僕の服装を見ればわかるくせに！」

ジオン兵Ａ「！　こいつ、連邦の士官か！」

レッド「え……何がどうなってんだ？」

アムロ「大丈夫かい？」

レッド「えっ、えぇ……まあ」

ジオン上官「わざわざそっちから出てくれるとはな。いいだろう、まとめて片付けてやる」

レッド「お、俺も？」

アムロ「タッグバトルだな！　望むところだ！」

＜　ジオンぐんのじょうかんと、ジオンぐんのしたっぱがしょうぶをしかけてきた！

＜　ジオンぐんのじょうかんはズゴックＥをくりだした！

＜　ジオンぐんのしたっぱはハイゴッグをくりだした！



[MSM-07E]　ズゴックＥ


＊ぶんるい　りょうさんがたポケモン

＊タイプ　　みず・はがね

＊せいかく　なし

＊とくせい　モビルスーツ
　　　　　　すいりくりょうよう
　　　　　　→“なみのり”を使わなくても水上を移動できる

＊わざ　　　バイス・クロー(はがね)
　　　　　　ビーム・カノン(でんき)
　　　　　　


[MSM-03C]　ハイゴッグ


＊ぶんるい　りょうさんがたポケモン

＊タイプ　　みず・はがね

＊せいかく　なし

＊とくせい　モビルスーツ
　　　　　　すいりくりょうよう

＊わざ　　　バイス・クロー(はがね)
　　　　　　ビーム・カノン(でんき)
　　　　　　ハンド・ミサイル(ほのお)



レッド「！！　なんだこいつら、見たこともないポケモンを……」

アムロ「たかが量産機二つ、ガンダムで押し出してやる！」

＜　アムロはガンダムをくりだした！



[RX-78-2]　ガンダム


＊ぶんるい　しさくがたポケモン

＊タイプ　　はがね

＊せいかく　なし

＊とくせい　モビルスーツ
　　　　　　マグネットコーティング
　　　　　　→わざの回避率が30％上昇

＊わざ　　　ビームライフル(でんき)
　　　　　　ビームサーベル(でんき)
　　　　　　ハイパーバズーカ(ほのお)
　　　　　　ガンダムハンマー(はがね)



アムロ「アムロ、ガンダム行きまーす！！」ﾎﾟﾝ!

ジオン上官「！！　あれは、連邦の白いヤツ……！」

ジオン兵Ａ「まさか、こんなところに！」

レッド「？　何だあいつら、あの白いポケモンを見た途端に弱腰になって……」

アムロ「そこだッ！」



＜　ガンダムのビームライフル！

＜　きゅうしょにあたった！

＜　こうかはばつぐんだ！



ジオン兵Ａ「う、うわあっ！」ﾎﾞｶｰﾝ!!



＜　あいてのハイゴッグはたおれた！



ジオン上官「お、おのれェ！」



＜　あいてのズゴックＥのバイス・クロー！

＜　しかし、ズゴックＥのこうげきははずれた！



アムロ「ビームサーベル！！　死ねぇ！」



＜　ガンダムのビームサーベル！

＜　きゅうしょにあたった！

＜　こうかはばつぐんだ！



ジオン上官「ば、バカな……！」ﾎﾞｶｰﾝ!!



＜　あいてのズゴックＥはたおれた！

＜　ジオンぐんのじょうかんと、ジオンぐんのしたっぱとのしょうぶにかった！



レッド「……（出る幕なしか。圧倒的だったな）」

ジオン上官「くそう！　退け！　撤退だ！！」

ジオン兵Ａ「お、覚えてろよ！」ﾀﾞﾀﾞｯ

アムロ「口ほどにもない奴らめ！」

レッド「あ、あの……」

アムロ「災難だったな。ああゆうのに関わると、何をされるかわかったもんじゃない」

レッド「はぁ……」

アムロ「じゃ、僕はこれで」ｽﾀｽﾀ

レッド「あぁ……行っちゃったか。名前だけでも聞いときたかったな」

〔シンオウ地方／215ばんどうろ〕


レッド「カントーを出てからもう２日か。ジオンの連中を相手にするのも慣れてきたけど、流石に疲れたな……」



「お、おい！　みんな逃げろ！！」

「暴走したポケモン！？　そんなの、どかから湧いて出たんだ！」

「うわーん！！　あたしのミミロップがあぁ！」

「ひ、ひでぇ……これがポケモンのすることなのか！？」



レッド「！？　な、何の騒ぎだ一体？」

？？？『もしもし、レッド君か！？』

レッド「非通知？　誰だ！」

ナナカマド『わしはナナカマドだ！　オーキド君から話は聞いておる。頼む、“ブルーディスティニー”を止めてくれ！』

レッド「ブルーディスティニー？」

ナナカマド『説明は後だ！　とにかくそいつの足止めだけでもいい！　応援が到着するで持ちこたえてくれ！』ﾌﾟﾂﾝ

レッド「ちょ、おい！」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…


レッド「！　なんだ、何かが近づいて来る……？」



＜　あ！　やせいのB.D.1があらわれた！


[RX-79BD-1]　ブルーディスティニー1号機(B.D.1)


＊ぶんるい　じっけんがたポケモン

＊タイプ　　はがね

＊せいかく　なし

＊とくせい　モビルスーツ
　　　　　　ＥＸＡＭシステム
　　　　　　→ＨＰが30％以下の時、こうげき・とくこう・すばやさが３倍になる

＊わざ　　　100mmマシンガン(はがね)
　　　　　　ビームサーベル(でんき)
　　　　　　ミサイルランチャー(ほのお)
　　　　


レッド「！！　青いポケモン……まさかこいつが……！」