八幡「おい由比ケ浜！？大丈夫か？」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ



結衣「あうぅ……」

カレン「あいたたた……」



八幡「ほら言わんこっちゃねえ……おい、起こしてやるから」

結衣「Oh,dear……あ、ドーモありがとうございマース……」

カレン「え！？ひ、ヒッキー？」

八幡「？」（な、なんだこの超絶金髪碧眼美少女は！！
　まるで絵本か薄い本の世界から抜け出てきたみてえな……いやウ=ス異本だった）



カレン「ひ、ヒッキー……あれ？あれ？私……！？」

結衣「Oh, My god!! Your face is very similar to me. So you look like a my sister!
　……Unn? My body……My face……Wow!? what’s happen!?」

八幡「な、なに？由比ケ浜が流暢な英語を喋って……！？
　っていうかこの超絶金髪碧眼美少女も、何で俺のあだ名知ってんだ……？」

カレン「ひ、ヒッキー！！信じて！！私よ私！！私が由比ケ浜結衣だから！！
　っていうか、な、何で私金髪になっちゃったの！？」

八幡「へ！？ゆ、由比ケ浜だって！？いやいや由比ケ浜はこっちだろ」

結衣「Pardon!? え、えーと私の事デスかー？
　私は九条カレンと言いマース！！けど彼女はとても私に似てますネー！！
　まるで私の姉妹みたいデース！！」

八幡「……おい由比ケ浜、お前、何言ってんだ？」

アリス「はぁ、はぁ、カレーン！！大丈夫ー？
　焼き芋食べたいからってそんなに走るから……あれ？」

忍「あっ、お隣の高校の人ですかね。大丈夫でしたか？」



結衣「あっ、アリスー！！シノー！！私はとりあえず大丈夫デース！！」

アリス「へっ！？」

忍「はい？あの、すいませんが、どちら様でしょうか？」

結衣「ヒドいですシノ！！そんなに他人行儀になることないデス！！」

アリス「カレン、この人は誰ですか？」

カレン「えっ……？私、カレンじゃないですけど……」

アリス「ええっ！？か、カレン！！大丈夫！？もしかして
　ぶつかった時に打ち所が悪かったんじゃ……！？」

結衣「そういえば、頭同士が思い切りぶつかったデース……」

カレン「ヒッキー……なんかまだ頭がズキズキするよぉ」

八幡「うーむ、これは……（もしかすると漫画やアニメにありがちな……アレか？）」



雪乃「あら、由比ケ浜さんに非行谷くんじゃないの」

八幡「おっ雪ノ下か。っていうか俺の事を
　地元のヤンキーみたいに言うの止めてもらえませんかね」



雪乃「もう帰ったと思ったけど、こんな所で何をしているの？
　それと、そちらの白人系の方々は？」

八幡「ああ、丁度良かった。
　ちょっとさっき事故みたいなのがあってな。
　それから由比ケ浜の様子が変なのだが……」

雪乃「あら、由比ケ浜さんならいつも少し変だと思うわ。
　主に比企谷くんからの汚染の影響でだと思うけど」

八幡「だから俺を汚染源みたいに言うの止めてもらえますかね」

カレン「そっそうだよゆきのん！！ヒッキーは関係ないし！！」

雪乃「！！？？」

八幡「……ほらな」

雪乃「ごほん、ええと……その、貴方は海外からの留学生の方みたいですけど
　なぜ私達の事を知っているのかしら？」

カレン「ゆ、ゆきのん……どうして」

雪乃「それと由比ケ浜さん、貴方は
　その小さな金髪の女の子と、何をコソコソ話しているのかしら？」

結衣「Perdon? Oh, えーと私はデスね……」

アリス「やっぱり貴方がカレンなの？」

結衣「だから、さっきからそう言ってるデース！！
　何ならアリスのお尻のほくろの位置まで言えマース！！」

アリス「ひゃあぁ！！止めてぇ！！」

忍「という事は……」

八幡「そう、これは例の”入れ替わり”ってヤツじゃねーか？
　丁度さっき二人がぶつかった時に入れ替わったとすれば辻褄が合う」



雪乃「はぁ……何だか私の頭も痛くなってきたわ。
　どこかで落ち着いて話を聞いた方が良いかしらね」

近くのサイゼリア

結衣「やっぱりファミレスといったらサイゼリアデース！！
　ここのチキンドリアはとても美味しいデスネー！！」

八幡「おう、気が合うな。あとフォカッチャも旨いよな」

カレン「ひ、ヒッキー！！わ私もここのパスタ美味しいと思うし！！」

八幡「いや、パスタだったら流石にタパスタパスとか行った方が旨くねえか？」

カレン「……」ﾄﾞﾖｰﾝ

雪乃「由比ケ浜さん、そんなにはしゃがないでもらえるかしら」

結衣「Oh、私はカレンの方デース」

カレン「ゆ、ゆきの～ん、増々酷いよぉ～」

雪乃「っっ！！ゆ、由比ケ浜さんごめんなさい、決してわざとでは……」



アリス「それで、これって一体どうしてこうなっちゃったんでしょうか？
　カレンと、そちらの由比ケ浜さんは元の身体に戻れるんでしょうか？」

雪乃「ゴホン！……そうだったわね。
　まず、お二人には元に戻る為に、色々試してもらわないといけないかしらね。
　もしそれでもダメなら、暫くはそのままの身体で過ごしてもらう事になるわね」

カレン「え、えぇ～！？」

結衣「Oh, Yeah！これはちょっとしたホームステイ気分ですネ！！」

アリス「か、カレーン……もう少し危機感持った方が……」

忍「あ、そうとなったら他のみんなも呼びますね！
　協力者は少しでも多い方が良いと思いますし！！」

八幡「他の？」

陽子「おー！！お久しぶりーってかさっき別れて以来だけど！！」

綾「いきなり急な話があるって言ってたけど、一体何があったの？」

結衣「Hi！ヨーコ、アヤ！！さっきぶりデース！！」

陽子「へ……？だ、誰？」

綾「え？私達の事、知ってるの？以前どこかでお会いしましたでしょうか？」

結衣「Wow！！ヨーコもアヤも私を間違えるなんて酷いデス！！
　私はカレンデス！！カー、レー、ン！！」

綾「え？ええ！？」

陽子「ってカレンならそこに居るじゃん」

カレン「あ……えーと、私カレンじゃないんだけど……」

雪乃「初めまして、貴方達がカレンさんの友人なのかしら？」

綾「ええ、そうですけど……
　皆さん、制服からして総武高校の人達みたいですけど
　何かあったんですか？」

雪乃「ええそうね、自己紹介がまだだったわね。
　私は雪ノ下と言います。そしてそこのソンビみたいな人は」

八幡「おいここはラクーンシティかよ。俺は比企谷八幡だ」

カレン「あ！ええっと、私は由比ケ浜結衣っていうの！宜しくね！」

綾「えぇええ！？」

陽子「えと……カレン、何言ってんの？」

結衣「だから私がカレンなのデース！！」

雪乃「～～、～～～というわけなの」



陽子「ほぇーー！そんな事もあるんだー！」

綾「全く、世界は驚きに満ちているわね……」

結衣「でも、これで身も心も日本人になれたみたいでちょっと楽しみデース！！」

忍「カレンーー！！金髪じゃないカレンなんてカレンじゃないよーー！！」ｽﾘｽﾘｽﾘｽﾘ

アリス「元に戻ってよカレーン！！」ｽﾘｽﾘｽﾘｽﾘ

カレン「ちょ！っちょっと私はカレンじゃないって！！髪にスリスリしないでーー！」

雪乃「ゴホン！……ええと、ちょっと良いかしら。
　とにかく、日が暮れないうちに少し試しておく事があるのだけど」

八幡「……あー、もしかして」

カレン・結衣「？」

ﾊﾞｯｼｰﾝ!!

ﾄﾞｶｰｰｰﾝ!!

ｶﾞﾂｰｰﾝ!!



結衣「Ouch！」

カレン「イタタタ……」



雪乃「どうかしら？元に戻った？」



カレン「ゆきのん、超痛いんだけど～」

結衣「もう頭が痛過ぎて目から火花が出っぱなしなのデス……」



雪乃「それでは、今度はもっと助走を付けて頭から思い切りぶつけてみましょう」

カレン・結衣「エェエエエ……」

八幡「流石ゆきのん、容赦しなさ過ぎだろ」

雪乃「何か？」ｷﾞﾛｯ

八幡「……イイエナンデモアリマセン」

雪乃「……私も、由比ケ浜さんには早くいつもの状態に戻って欲しいから。
　貴方も、そう思うでしょう？」

八幡「まぁな」



アリス「雪ノ下さん大変！！カレンも由比ケ浜さんも目を回しちゃったの！！」

カレン「ぽけーーーーー」

結衣「あぅあぅあーーー」



雪乃「はぁ……今日の所はこれで終わりにしましょう。
　とにかく二人にはやはり、病院に行って診てもらった方が良いかも知れないわ」

八幡「……それ、先にやっておくべきじゃね？
　まぁ常識的に言って素人が手に負える状態じゃないだろ」

とある病院

カレン「おまたせー、ゆきのん、ヒッキー！
　とりあえず頭のタンコブは特に問題なさそうだってお医者さん言ってたし。
　あとは明日にMRIとかCTで精密検査した方が良いって」

結衣「日本での初精密検査、楽しみデス！！
　日本はイギリスと違って看護婦さんが優しくて素敵デース！！」

雪乃「イギリスは日本よりも医療技術が進んでいるけど
　医師や看護師の質は良くないとされているみたいね」



八幡「さて、じゃあ帰るか」

カレン「はっ！！！ゆ、ゆきのん！！私、どっちに帰れば良いんだろ……！！」ｱﾜﾜﾜﾜﾜ

雪乃「あら、そういえばそうね……」

結衣「Yes！私はこのまま私の家に帰りマース！！今日はママがカレー作ってくれるデス！！」

アリス「イエスじゃないよ由比ケ浜さんじゃなくてカレーン！！
　その姿で帰ってもカレンのママびっくりしちゃうよーー！！」

結衣「Oh……」

カレン「ゆ、ゆきのん！！今日はゆきのんの家に泊まらせて！！
　このままで帰ったら私のお母さんもびっくりしちゃううぅ！！」

雪乃「ごめんなさい由比ケ浜さん……
　今日はどうしても抜けられない親族の用事があって、家を空けなければならないの」

カレン「えぇええ……ゆきのん……
　はっ！！ひヒッキーー！！今日ヒッキーの家に泊めさせてぇ！！」



八幡「ふぅえええええ！？」

雪乃「由比ケ浜さん、それはダメ、絶対！！
　こんな血に飢えた吸血鬼の家で一晩過ごすなんて生け贄にされてしまうわ！！」

八幡「いや俺はどっちかというと
　シノアみたいなサド同級生が居る時点で月鬼ノ組サイドだろ」

カレン「え、えっと小町ちゃんも居るから、大丈夫かなって……てへへ」

八幡「しかしその姿だしな……小町には説明するとしても
　超絶碧眼金髪美少女を連れてきた時点で親が何と思うかだな……」

カレン「超絶碧眼金髪美少女って……嬉しいようで何か複雑……」



結衣「大丈夫デース！！私のママは多少変な事があっても大目に見てくれるデース！！
　恐くなる時は、私の成績が良くなかった時で……」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

陽子「あー、そういやカレン家のママって超恐そうなイメージ」

綾「前にも成績が悪かった時に、目の前でケーキを食べられてしまう拷問があったとか」

アリス「そう言えばイギリスに居た頃にもいつも凄く叱られてたような……」

カレン「あわわわ……」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

結衣「だっ大丈夫デース！！き、きっと優しくしてくれるデス！！
　あっそうだ、頭に一杯包帯巻いておくと良いデス！！It’s disguise！！」

雪乃「カモフラージュという意味ね。偽装、変装という事かしら。
　……というか顔中まで巻かなくても、まるでミイラだわ」ﾊｧ

結衣「ど、どうデスカー！？」ﾌﾝｽ

カレン「フガ、フガ」

すみません
>>1ですが
>>22の方は自分ではありません。
平日になると途端に忙しくてこんな時間にレスするしかない羽目に陥るのですが
少し目を離しているとこんなことに......
ここって結構簡単に乗っ取られやすいんでしょうか......

とにかく、書き溜め次第UPします。
でもまあ乗っ取られてしまったらそれはそれであきらめます。

>>1 >>25 >> 29 です。

ようやく代休が取れたんでぼちぼち投下してきます。

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カレン家の前

結衣「私の家に着きましたー！！
　ちなみにこのマンション丸々一軒が私の家なのデース！！」

カレン「ふぇぇエエ！？お、大きい……！！」

八幡「まさか雪ノ下が住んでるマンションの隣だったとはな……」

雪乃「ええ、そう言えば確かに時々貴方みたいな金髪の人を見かけていたけれど
　それはカレンさんだったのね……」

カレン「ゆ、ゆゆゆきのん！！
　やっぱりゆきのんの家に泊めさせてぇぇえ！！
　わたしがゆきのんの代わりに留守番してるから！！ね！？ね！？」

雪乃「それはそうたいのはやまやまだけれども……」

結衣「もう！私のママはそんなに恐くないデース！！
　今日やった小テストの点数さえ教えなければ……ふぇえええ」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

カレン「ふぇええええええ」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

雪乃「はぁ……仕方ないわね。
　今日の用事はなるべく早めに済ませて帰るから
　カレンさ……いえ由比ケ浜さんは部屋で待っていて頂戴」

カレン「ぃやったーーー！！」

結衣「Oh……そうするとパパママへの言い訳が必要デスネー。
　それじゃああとでアリスとくちびるを合わせておくデス！！」

雪乃「それを言うなら『口裏を合わせる』よ……
　これからはそんな事を大声で言わないで頂戴、破廉恥だわ」

八幡「雪ノ下が破廉恥とか言うと、どっかの漫画の学級委員みたいになるぞ。
　ついでに主人公が滑って股間に突っ込むのがお約束だが、雪ノ下にそれをやると
　その後生涯にわたって全面精神攻撃を受けて早死にするだろうな」

雪乃「何か？」ｷﾞﾛｯ

八幡「イイエナンデモ。
　それよりも……えーと、九条さんは由比ケ浜の家を知ってる訳ねーだろうから
　由比ケ浜がこの後で九条さんに家を教えるべきじゃねーのか？」

カレン「あっ、そうだね」

結衣「Oh, No! 私の事は九条さんなんて堅苦しい呼び方じゃなくて
　もっとフランクに、カレンでいーデス！！」

由比ケ浜さんの一人称「わたし」→「あたし」でしたね。
失礼しました。
ただ原作では初期～中盤頃まで表記揺れがあるようです。

由比【ヶ】浜だからな
×>雪乃「それはそうたいのはやまやまだけれども……」
○雪乃「それはそうしたいのはやまやまだけれども……」
間違ってるのは此れくらいか？ 投稿する前にチェックすると良い

>>38
ありがとうございます。

ーーーーーーーーーー


由比ヶ浜家

結衣「ここが由比ヶ浜さんの家デスね！
　何とも日本の庶民的な家で、こじんまりとして質素で素晴らしいデス！！」

カレン「褒められている筈なのに何か微妙……
　それじゃあたしはゆきのんの家に居るから、何か分かんない事とかあったら
　ケータイに連絡入れてね？」

結衣「Yes! モチロンデース！！
　ちゃんとユイの連絡先もバッチリ登録しておいたデス！！」

カレン「じゃ、また明日ね」

結衣「Good night!! Bye!!」

結衣「それじゃ早速、ユイの家に入りマース！」

ｷﾞｲｯﾊﾞﾀﾝ

結衣「I’m home! タダイマデース！」

結衣母「あらおかえり。少し遅かったじゃないの」

結衣「Hi, Mon!!」

結衣母「え……？モンって何？」

結衣「あっ、えーと、お、お母さん？」

結衣母「まあ、改まってどうしたの？
　普段はママって言ってるのに」

結衣「あっえ？えーとえーと、マ、ママ！
　お腹空いたデース！！もうペコペコデース！！」

結衣母「あらあら。少し待っててね。
　もうじき結衣の好きなおでん、出来るからね」

結衣「Oh!!オデン！！私も大好物デース！！」

結衣母「私も？」

結衣「わ、私は部屋に行っていマース！！
　出来上がったら呼んで下さーい！！」

ﾄﾀﾄﾀｯﾊﾟﾀﾝ

結衣母「？」

雪ノ下家

雪乃「さて、簡単にシチューを作っておいたから
　少し煮込んだら、先にあがって良いわよ」

カレン「えーっ？あたしはゆきのんが帰るまで待ってるよ」

雪乃「……私は、いつ頃帰れるか分からないから」

カレン「やっぱり、ゆきのんのママ絡みの事なの？」

雪乃「ふふっ……心配してくれるなんて、やっぱり貴方は由比ヶ浜さんなのね。
　大丈夫よ。出来るだけ、早くに戻ってくるから待ってて頂戴」

カレン「分かった……でも、気を付けてね」

雪乃「ええ。じゃ、行ってくるわ」

カレン「さて、お腹も空いたし
　ゆきのんお手製のシチュー、出来たかなー。
　そうだ！！私もちょっと味付けしてみようかな！！隠し味隠し味！！」

（雪乃「由比ヶ浜さん、貴方は絶対に、絶対に手伝わなくて大丈夫よ」ﾆｯｺﾘ）

カレン「……やっぱり止めようかな」ﾄﾞﾖｰﾝ

カレン「ごちそうさまー。やっぱりゆきのんの作る料理は美味しいなあ。
　さてと、そろそろ着替えようかなー。
　いつまでも、こんな制服じゃ良くないし
　ゆきのんのワードローブから好きな服を着て良いって言われてるし。
　それじゃあ……」

ｺﾞｿｺﾞｿ

カレン「す、すごい……やっぱり金髪のこの姿だと
　洋服がぴったりハマって似合ってる……それに
　胸もそんなに苦しくないし……」

ｺﾞｿｺﾞｿ

カレン「ゆ、ゆきのんの持ってるドレス……なんかピッタリだ！」

♪～

雪乃「何かしら……この惨状は」

カレン「あっゆきのん！！早く帰って来れたんだね！！」

雪乃「ええ、何故か胸騒ぎがしたもので、途中でどうにか切り上げたから
　早めに帰って来れたのよ」

カレン「良かったねー、ゆきのん！！」

雪乃「ええ、それよりも由比ヶ浜さん……
　予感的中ね。この床中に散らばった服は一体何なのかしら」

カレン「っゆ、ゆきのんごめん……この身体だと色々な洋服が似合っちゃうから
　ついつい一人ファッションショー状態に……」

雪乃「はぁっ……全く。
　確かに貴方のその姿なら、このドレスも似合うかも知れないわね」

カレン「ねえねえゆきのん！ゆきのんも着てみようよ！！」

雪乃「えっ私は……そろそろお風呂にも入りたいのだけれど」

カレン「あっそうだゆきのん！！一緒にお風呂にも入ろうよ！！」

雪乃「えええっ！？」

カレン「だってこの前に泊まった時には断られちゃったけど
　やっぱりゆきのんと……一緒に入りたいな///」

雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん……で、でもそれは……///」

カレン「そ、そうだ！ゆきのんに長い髪のケアとかどうしてるか教えて欲しいし！
　せっかくの長い金髪をボロボロにしたくないし！！」

雪乃「はぁ……仕方ないわね……」

カレン「ゆきのん！！」ﾊﾟｱｱ

カレン「じゃあどっちから先に入る？それとも同時に入ろっか！？」

雪乃「え、わ、私は……ま、まず由比ヶ浜さんから先に入ってて。
　私はその後で入るから」

カレン「えーっ？そんな事言って、結局一緒に入らないつもりでしょ？
　やっぱり同時に入ろうよ！！」

カレン「やっぱりゆきのんの家の更衣室も大きいねー。ばーん！！」

雪乃「由比ヶ浜さん、そんなに大胆に脱がなくても……少し破廉恥よ」

カレン「えへへ、何か胸が少し軽くなったせいか、肩を動かしやすくって
　ついついブンブン回しちゃうんだよねー」ﾀﾕﾝﾀﾕﾝ





雪乃「……」ﾑﾆﾑﾆ

カレン「ゆきのん！！洗いっこしようよ！！」

雪乃「え！？い、いや私は……は、破廉恥だわ」

カレン「えーーっ！？そんな事無いよー、ほらスキンシップスキンシップ！！
　それになんかゆきのん、ヒッキーの言う通りどこかの学級委員みたいだよ」

雪乃「学級委員って、どこのクラスのかしら」

カレン「ううん、マンガの話だよ。
　だけどその人とゆきのんって、確かに少し違う所があるかなー」ｼﾞｰｰｰｯ



雪乃「……なぜ私の胸を見ながら言うのかしら」

カレン「えへへー。
　そうだ！！ゆきのん！胸って刺激し続けると大きくなるんだって！！
　だからマッサージしてあげるー！！」ﾑﾆｭﾑﾆｭﾑﾆｭﾑﾆｭ

雪乃「あぁっ！！止めて由比ヶ浜さん！！
　やめ……はぁっ……あふぅん……」

カレン「ほれほれー、ここがいいのんかー、それともここかー」ﾑﾆｭﾑﾆｭﾑﾆｭﾑﾆｭ

雪乃「あぁっ……はぁああ……あぁああああぁ
　って！！ダメ！！」ﾍﾞｼｰﾝ!



カレン「イタタタ……」ﾋﾘﾋﾘ

雪乃「もぅ……///」