【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」霞「その6よ」【永水】 (1000)


○このスレは所謂、基本ギャグな京太郎スレです

○安価要素はありません

○設定の拡大解釈及び出番のない子のキャラ捏造アリ

○インターハイ後の永水女子が舞台です

○タイトル通り女装ネタメイン

○舞台の都合上、モブがちょこちょこ出ます(予定)

○雑談はスレが埋まらない限り、歓迎です

○エロはないです、ないですったら(震え声)                            多分

○エロはないと言ったな、アレは嘘だ(尚、本編にはガチでありません)






【咲ーSski】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」巴「その5ね」【永水】
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ガチャ

咲「っ」ピクン 

穏乃「あ、えっと…」

咲「…なんだ。穏乃ちゃんか」

穏乃「な、なんかごめんね…」

咲「ううん。良いよ」フルフル

咲「それより…京ちゃん見なかった?」

穏乃「京ちゃん…?えっと…須賀君の事?」

咲「ううん。永水女子の須賀京子さんの方」

穏乃「うーん…アレだけ目立つ人なら視界の端に入っても分かるだろうし…」

穏乃「会わなかったと思うよ」

咲「…そっか」

穏乃「えっと…あの人と何かあった?」

咲「…ううん。何も」フルフル

咲「強いて言えば…これから何かあるのかな?」フフ




穏乃「そう…それだけ意識してるんだ」

穏乃「でも、私だって負けないよ!」

穏乃「この一年間、色んな山に登って修行してきたからね!」

穏乃「例え咲ちゃんにだって好き放題させたりはしないんだから!」グッ

咲「…そう」シラー

穏乃「え、えっと…」

ガチャ

咲「っ!」クルッ

淡「あ、もういた!」ビシ

淡「この淡ちゃん様が一番だと思ってたのに…悔しい…!」

穏乃「えへへ、灼さんが帰ってきた瞬間、待ちきれなくて飛び出してきちゃったから」

穏乃「(…アレ?でも…そんな私よりも早く来てたって事は…)」

穏乃「(もしかして宮永さん、結果が出る前から扉の前で待ってたとか…?)」

穏乃「(…まさかね。流石にそんな事はないか)」

穏乃「あ、それはさておき、大星さん、今日はよろしくね」ペコ

淡「あ、よろしく」ペコ


淡「…じゃない!」

淡「今日で会ったが百年目…!」

淡「今日こそ去年の恨みを晴らさせてもらうんだからね…!」ズビシ

穏乃「だってさ、宮永さん」

淡「阿知賀もよ!」

穏乃「ぅ?」キョトン

淡「そんなキョトンとした顔しても無駄だからね!」

淡「私はもう絶対に油断なんてしてあげないから」

淡「今年こそ勝つのは淡ちゃん様…白糸台だよ!」ググッ

穏乃「…それは聞き捨てならないな」

穏乃「こっちだって去年、優勝逃してるのは同じだもん」

穏乃「勝つのは阿知賀だよ」

穏乃「私は大星さんにも咲ちゃんにも絶対に負けたりなんかしない」メラメラ


咲「…」

淡「…で、清澄はさっきから何やってんの?」

穏乃「えーっと…永水女子の須賀京子さん待ってるっぽいよ」

淡「ふーん…そんなに意識するほど強いんだ」

淡「準決勝で戦った時はそれほどでもって感じだったけど」

穏乃「うーん…」クビカシゲ

淡「どうしたの?」

穏乃「いや、本当にそれだけかなーって思って」

淡「え?」

穏乃「(…私もあの人にはなんとなく違和感があるんだよね)」

穏乃「(直接会った事はないけど…何かチグハグと言うか…)」

穏乃「(変なのに、変じゃないって言うのを無理やり刷り込まれちゃってるような感じ…?)」

穏乃「(…何か言葉にはしづらいけど…凄い誤魔化されてるみたいな気がするんだよね)」

穏乃「(もし直接会ったら、この妙な感覚の理由も分かるのかな…?)」

淡「むぅぅ…淡ちゃん様が強いからって目の前でいきなり黙るのはどうかと思うな」ムスー

穏乃「あ、ごめん」


ガチャ

咲「っ!」ビクン

京子「あ、もう皆さん、お揃いでしたか」

京子「遅れて申し訳ありませんでした」ペコ

穏乃「あ、ううん。気にしないでください」

淡「高校200年生となった淡ちゃん様を待たせるなんて良い度胸だねっ」フフーン

穏乃「…実は私達の中で一番最後に来たのは大星さんなんだけど」

淡「ほ、本当は最初について皆にこう言ってやるつもりだったの!」

淡「こーどなせーしんせんって奴を仕掛けるつもりだったのに、二人が先に着いてたのが悪い!」ムスー

京子「ふふ。ならば、私はその高度な精神戦にやられてしまった訳ですか」

淡「そーだよ。これでそこの金髪はプレッシャーでボロボロ!」

淡「ただでさえばんいしな私の優勝はこれで確定的になったんだよ!」ドヤァ

京子「(ばんじゃくの間違いじゃないかって言うのは指摘しないでおいてあげよう)」

京子「(…それより…)」チラッ


咲「…」スタスタ

京子「…宮永さん」

咲「ふふ…まだそんな演技を続けるんだ」

咲「ようやく会えたのに…京ちゃんは意地悪だよね」

咲「その上、こんなに女の子をこんなに待たせるなんて流石に減点だよ」

咲「これは後で…パフェの一つでも奢ってもらわないといけないかな?」クス

京子「…私は」

咲「それと買い物もちゃんと付き合ってね」

咲「京ちゃんがいなかった所為で色々と買えないものもあったんだから」

咲「本とかも最近、買い集められてないから荷物持ち頑張ってね」ニコ

咲「あ、後、この髪型、可愛い?」クル

咲「昨日、美容院でカットしてもらって結構気に入ってるんだけど…」

咲「京ちゃんはどうかな?」

穏乃「(な、なんか怖い…)」

淡「(な、なにあれ…私よりもこーどなせーしんせんしてるよ…)」

淡「(清澄って麻雀以外じゃポワポワしてるって感じだったのに…いつの間にこんな怖くなってたの…?)」


京子「…以前も言いましたが、私は貴女の言う『京ちゃん』ではありません」

咲「もうバレてるのに…今更、そんなトボけ方するの?」

咲「流石にそれは芸がないんじゃないかな?」

京子「なんと言われようと私は永水女子の須賀京子ですから」

京子「宮永さんと直接面識が出来たのはこのインターハイに来てからです」

京子「噂話や雑誌でなら知っていた…と言う程度でしかありません」

咲「…でも、ここまで来てくれた」ニコ

咲「約束…ちゃんと護ってくれたよね」

咲「またインハイで会おうって約束…」

咲「私、信じてたよ」

咲「だって…京ちゃんは一度も私との約束破った事ないもんね」

咲「遅れそうになった事はあったけど…でも、私の事を裏切ったりしなかった」

咲「だから…私もここまで来たんだよ」

咲「辛い事もあったし…大変な事もあったけど…」

咲「でも、私、京ちゃんに会いたいから、ここまで頑張ってこれた」

咲「京ちゃんとまた会う為に、インターハイの決勝まで来たんだよ」ニッコリ


咲「私は…あの時、全然、素直になれなくて…凄い…嫌な子で…」

咲「京ちゃんの見送りにだって、ちゃんと行ってあげられなかったけれど…」

咲「でも…でもね。私…ちゃんと約束護ったよ…?」

咲「インターハイでまた会おうって約束…頑張って…護ったんだよ…?」

咲「朝だって…ちゃんと起きれるようになったし…」

咲「迷子になって皆に迷惑を掛ける事も大分、減ったよ」

咲「まぁ…たまに迷っちゃうけど、ナビで何とか合流出来る程度には携帯も使いこなせるようになってるし」

咲「それに、京ちゃんが前に食べたいって言ってたビーフストロガノフもね、練習して作れるようになったんだ」

咲「初めて食べて貰うのは京ちゃんが良かったからお父さんにも味見して貰ってないけど…きっと美味しいって言ってもらえると思う」

咲「他にも私、京ちゃんの好物、沢山作れるようになって…お父さんにも褒めてもらえて…」

咲「私…成長したよ…?」

咲「昔みたいに…京ちゃんがいないとダメな宮永咲じゃない…」

咲「今ならちゃんと京ちゃんの事受け止めて…支えてあげられるから…」

咲「だから…もう私に嘘なんて吐かないで欲しいな」

京子「っ…」


京子「(…そうか。そうなんだな…)」

京子「(…コイツは…何も変わってなかったんだ)」

京子「(ただ、必死に…俺との約束を守ろうとしてくれて…)」

京子「(離れる前の関係に戻ろうとしてくれていて…)」

京子「(その為に必要だと思った事以外を…切り捨ててきただけ)」

京子「(どれだけ凄くなっても…強くなっても…恐ろしくなっても…)」

京子「(のめり込んでしまうと…中々、周りが見えない性格も…何もかも変わってない)」

京子「(咲は…やっぱり俺の知る宮永咲のままだったんだ)」

京子「(ただ…そのあり方を俺が歪めてしまっただけ)」

京子「(俺が…あんな約束をしてしまったから)」

京子「(毎日のメールも嘘ばっかりのものだったから…)」

京子「(俺に秘密ばっかり増えていったから…)」

京子「(元々寂しがり屋だった咲は…それに気づいて…)」

京子「(その歪な関係を修復しようとして…)」

京子「(こんなにも…ズレてしまった)」

京子「(元は…何処にでもいる女の子だったのに…)」

京子「(俺が…咲をこんなに追い詰めてしまった…)」




京子「(…何が…幼なじみだよ…)」

京子「(何が好きだよ…)」

京子「(俺は…咲の辛さなんて何も分かってなかった)」

京子「(自分の事ばっかりで…コイツの事をちゃんと目を向けてやれてなかった…)」

京子「(…姫子さんに大事だなんて偉そうな事言っておいて…)」

京子「(結局…咲の事を傷つけたのは…俺じゃないか)」

京子「(…それなのに…俺は何もやってやれない…)」

京子「(ここにいるのは…俺じゃなくて…【須賀京太郎】じゃなくて…)」

京子「(永水女子の…須賀京子なんだ)」

京子「(こんなになるまで必死で頑張ってくれた咲を前にしても…)」

京子「(どれだけ…胸が詰まっても…)」

京子「(俺は…咲に名乗り出てはやれない)」

京子「(昔みたいに…頑張ったなって褒めてやれない…)」

京子「(お前は何も悪くないんだって…言って…やれない…!)」グッ

京子「(言えば…間違いなく巻き込んでしまうから)」

京子「(こんなにも俺の事を想ってくれている幼なじみが巻き込まれないはずがないから)」

京子「(…だから…俺に出来るのは、最後まで…須賀京子であり続ける事)」

京子「(そして…)」


京子「そう…ですか」

京子「宮永さんほどの人にそう思われるだなんて…【須賀京太郎】は果報者だったのですね」

京子「そして…それ以上に残酷です」

京子「こうまで貴女を追い込んでおいて…その約束を守れなかっただなんて」

咲「…何を言っているの、京ちゃん」

咲「京ちゃんはここにいるよ?」

咲「私との約束…ちゃんと護ってくれたじゃない」

咲「そんな風に自分を卑下する必要なんて何処にもないんだよ」

京子「いいえ。卑下などしていません」

京子「私は…憤っているんです」

京子「肝心なところで貴女の支えになれなかった彼に」

京子「こんなになるまで貴女を放っておいた彼に」

京子「私は…心の底から憤っています」

京子「…だから」


京子「…今日、この場でだけ、私は貴女の京ちゃんになりましょう」

京子「貴女が私の事を京ちゃんと呼ぶのであれば…」

京子「彼の代わりに私が貴女との約束を果たしましょう」

京子「…それが私が貴女にしてあげる唯一の事」

京子「ここまで努力してきた貴女に…私が唯一してあげられる餞です」

咲「ふふ。京ちゃん、それ間違っているよ」

咲「餞って言うのはこれから別れる人に向けるものなんだから」

咲「私達、これで元通りになるんだよ?」

咲「また前みたいに仲良く…ううん」

咲「それ以上に…仲良くなれるはずなんだから」

京子「宮永さん…いいえ、咲さん」

京子「私達にはこれまでも…そしてこれからもありません」

京子「インハイ決勝戦と言う大舞台で、たまたま出会っただけの関係です」

京子「貴女がどれだけ彼を想っても…それ以上にもそれ以下にもなれません」

京子「私は彼の代わりではありますが…彼自身ではないのですから」


咲「…なんで、そんな事言うの…?」

咲「私ね、他にも一杯、京ちゃんに言いたい事があるんだよ」

咲「聞いて欲しい事…言いたい事…山ほどあるの」

咲「京ちゃんだって同じでしょ?」

咲「一年間、ずっと嘘ばっかり吐き続けて…辛かったでしょ?」

咲「だから、私…これが終わったら一杯、お話出来るって…」

咲「また昔みたいに仲良く出来るのを楽しみに…ここまで頑張ったのに…」ウツムキ

京子「…咲さん」

京子「(…俺だって…俺だって…そうなりたいよ…)」

京子「(また昔みたいに…お前と話したい)」

京子「(何でも話せるような…仲に戻りたい…)」

京子「(俺の為に頑張ってくれたっていうお前を抱きしめて…思いっきり褒めてやりたい…)」

京子「(ようやく自覚した好きって気持ちを…お前に伝えてやりたい…)」

京子「(でも…無理なんだよ…)」

京子「(俺は…もう須賀京太郎にはなれないんだ…)」

京子「(なっても…お前に迷惑を掛けるだけなんだ…)」

京子「(一緒にいても…お前を傷つけるだけで…昔みたいに護って…やれないんだ…)」

京子「(だから…だから…っ)」


咲「…そうか。分かった」

咲「京ちゃんは…清澄が大好きだったもんね」

咲「ずっとずっと雑用ばっかりして…私達の事支え続けてくれるくらいに」

咲「だから…まだ…足りないんだ…」

咲「まだ私が優勝してないから…」

咲「京ちゃんの期待に応えられてないから…」

咲「だから…そんな意地悪するんだよね?」

咲「そう…なんだよね?京ちゃん…」

京子「…咲…さん、私は…」

ブー

穏乃「あ、あの…試合開始のブザー…鳴ったよ」

咲「…うん。今行く」スタスタ

京子「……」

淡「ほ、ほら、そこの金髪も座らないと始められないでしょ!」

京子「…すみません」

京子「今…行きますね」

ってところで今日は終わりです(´・ω・`)次回は決勝戦後まで書いていく予定です
尚、哩姫ルートですが(´・ω・`)今のところはない…ないのじゃ…


そして魔物娘スレで書ききれなかった小ネタの続きをこっちでまた書いていく事になると思いますが…(´・ω・`)NGしやすいように名前に『良子と裕子の3P』とでも入れておきますね

おつ
一応は「須賀京子」としての咲への接し方は固まった感じかな
問題は咲さんの対局中と終了後だよな……
あくまで須賀京子として接するわけだし対局後にケアはしづらい
となると麻雀で語り合うしかない

ただ咲さんが魔王すぎてハッピーエンドが見えないwwwww

乙です
>>1が話を重くしすぎるせいで、京太郎と結ばれなかったら、咲ちゃんが完全に壊れそう…
「メインヒロインは春(結ばれるとは言っていない)」になりかねん…

前スレで咲さんに化粧教えるとかなんとか書いた人だけど是非書いて下さいお願いします
ほんわかが読みたいです

このまま須賀京子で接してると、「……何言ってるの京ちゃん?」とか「京ちゃんはそんな事言わない!」とか言って病みそ……咲さんのハイライトが消えそうだから困る。
咲ちゃんに救いはないんですか!?


これは怖い


いつの間にかヤンデレスレになってるんですがそれは

今からでも遅くないから咲ちゃん救済ルートに入るんだ!

あわあわアホの子じゃないか!(かわいい) あとなんか穏乃するどいな~
依子さんといい咲さんといい定期的にヤンデレ化するねw 次ははるるかな?

確かにかわいそうだけど咲さんの京ちゃん以外への態度が酷過ぎて全然同情出来ない
京ちゃんだけだと荷が重いんだろうしここはなんのしがらみもない穏乃と淡に頑張ってほしいところだな

ここまできたらいっそ心中でもした方が2人とも幸せなんじゃないかな…

咲ちゃんと京ちゃんが哀れすぎてなんでもいいから幸せになってほしい…

咲さんなら3億で京ちゃんを買い戻すくらいはしそう
足りないとか言われたら倍プッシュだ……

まぁここまで酷くなったのも突然京太郎を永水に送り込んだ親連中のせいだからなぁ

>>21>>22
最初の予定よりも遥かに咲ちゃんが病んじゃったので、元々予定してた終着点がどっかいっちゃってるんですよねー…
流石にメインヒロインは春(結ばれる)とは言ってない…はないと思うんですが(´・ω・`)

>>23
ヒャッハー!許可もらえたのでまたこんど書かせてもらいますね(´・ω・`)が、とりあえずあっちの3P優先で

>>24
咲ちゃんはしっかり京子ちゃんの事を京ちゃんと認識してるので、「そんな事言わない」はないんじゃないかなーと
もし、言うとしたら「私の知らない間におかしくなっちゃったんだね…大丈夫、私が元に戻してあげるから(監禁の準備しながら)」とかじゃないでしょうか(´・ω・`)

>>25>>26>28>>30
なんでや!咲さんのハイライトがスナフキンしとるだけで別に怖くもヤンデレでもないやないか!
…うん、どうしてこうなったんでしょうね(´・ω・`)最近ヤンデレ書いてなかったのが原因か…
でも、依子さんの時はほら…リクエストがあぁだったし?私は悪くないし…?(メソラシ)

>>27>>32>>33
書いてる私にもまるで咲ちゃん救済ルートは見えないんですけどね!
ってなるほど、心中ルートがあったか(ぐるぐるおめめで)

>>31
んー…そこまで態度酷いですかね?
和も姫子も咲さんの逆鱗思いっきり踏み抜いてるんで、これくらい当然のような気も…
しずもんに対する態度とかが…ほら、アレだ、緊張してたんだよ(震え声)

>>34
なんかその咲さん十年以上掛けて麻雀してそうですよね(´・ω・`)
確かに咲さんならプロ入りすれば3億くらい余裕で稼げそうな気もしますが(´・ω・`)問題は相手が金に困ってる訳じゃないので倍額でも受け取らないであろう事ですよね…

>>35
これも全部ドン・サウザンドって奴の仕業なんだ!!!



あ、そろそろ3Pの方始めていきます(´・ω・`)


京太郎「はぁ…」

裕子「(京太郎君…♥気持ち良い声…出してくれてる…♪)」

裕子「(私達にフェラチオさせて…興奮…してるんだ…♪)」

裕子「(私の舌で…気持ち良くなってくれているんだ…♥)」キュゥン

裕子「(嬉しい…♪私…今、凄く胸がキュンキュン…してる…♥)」

裕子「(京太郎君に悦んで貰えてるってだけで…私も凄く嬉しくなって…♪)」

裕子「(もっともっと…ご奉仕してあげたく…なっちゃう…♥)」

裕子「んぅ…♪」チュルゥ

京太郎「っくぅ」

裕子「(あぁ…♥私…今、凄い事してる…♪)」

裕子「(オチンチンの先っぽペロペロするだけでもやらしいのに…♪)」

裕子「(私…今、ビンと張り出たカリ首をなめてて…♪)」

裕子「(舌突き出しながら…オチンチンにご奉仕してる…♥)」

裕子「(カリ首の裏側まで綺麗になるように…オチンチン味わってる…♪)」


裕子「(私…フェラなんてこれが初めてなのに…それが嘘みたいにやらしい舐め方して…♥)」

裕子「(でも…止められない…♪)」

裕子「(やらしいフェラチオ…止められないの…♥)」

裕子「(普通に舐めるんじゃなくて…エッチな舐め方してる間にも…私の胸ドキドキして…♪)」

裕子「(ドンドン…京太郎君のオチンチンに夢中になってる…♥)」

裕子「(舐め始めた時よりもずっとずっとオチンチンの事…好きになっちゃってるぅ…♥)」

裕子「(私…こんなにいやらしい女じゃなかったはずなのに…♥)」

裕子「(もう…淫乱みたいにオチンチンから離れられなくなって…♪)」

裕子「(恥ずかしい…♪でも…オチンチン…素敵…ぃ♥)」

裕子「(カリ首のところ…美味しいのまだ残ってる…ぅ♪)」

裕子「(京太郎君のザーメンの味…残ってるからぁ…♥)」

裕子「(私の身体…まだ…淫乱になっちゃう…♪)」

裕子「(まだオチンチンの事…好きになっちゃうわよぉ…♥)」

うん、ちょっと落ち着こうか私(´・ω・`)前の展開思い出すのに魔物娘スレ見てるから名前ガガガガ


京太郎「裕子…さん…」ナデナデ

裕子「は…ぅん…♪」キュゥゥン

裕子「(あ…♥今…凄かった…♪♪)」

裕子「(京太郎君に頭撫でてもらった瞬間…身体の奥がふにゃってして…♥)」

裕子「(身体が…京太郎くんに…甘えてる…♪)」

裕子「(優しく撫でてくれる彼に…のめりこんでいく…♥)」

裕子「(彼…年下なのに…♪)」

裕子「(まだ…学生なのに…っ♪)」

裕子「(私の身体…まるでお父さんに撫でられた時みたいに喜んで…嬉しくなってる…♥)」

裕子「(でも…♪胸のドキドキは…お父さんに対するそれじゃなくて…♥)」

裕子「(男の人…ううん…♥オスに対する…もので…♪)」

裕子「(身体…だけじゃない…♪)」

裕子「(心も…ドンドン彼に甘えていってしまう…♥)」

裕子「(ご奉仕してるのは私なのに…責任とって貰ってる…のに…♪)」

裕子「(彼の手が私の髪を一房撫でる度に…一枚ずつ年齢を剥がされていって…♥)」

裕子「(女じゃなくて…女の子にされてくみたいな…甘い…感じ…♥♥)」


裕子「(年上の男の人と付き合った事あるけれど…こんな感覚…知らない…♥)」

裕子「(でも…全然…嫌じゃ…ない…♪)」

裕子「(女の子にされていくの…とても安心して…暖かいから…♥)」

裕子「(仕事の事とか全部忘れて…普通の女の子になるの…とても心地良いから…♪)」

裕子「(もっと…撫でて欲しく…なるの…♥)」

裕子「(私の事…もっと女の子に…して欲しい…♪)」

裕子「(年上のお姉さんじゃなくて…年下の女の子に…♥)」

裕子「(このまま…彼に甘えてもおかしくないような年頃まで…溶かして欲しいの…♪♪)」レロォ

良子「むむむ…」

良子「これはあまり…グッドではないシチュエーションですね…」

良子「ですが…負けませんよ…♥」グッ

京太郎「っ…」

良子「ふふ…♪初心な裕子さんは知らないでしょうが…京太郎はこっちもイケル口なのですよ…♥」シコシコ

京太郎「へ、変な言い方しないでくれよ…普通に扱いてるだけだろ」

良子「だって…思ったよりも裕子さん積極的ですし…私もジェラシーを抑えきれません」ムゥゥ


良子「大体…京太郎がイケナイのですよ…?」

良子「こんなにビッグで気持ちよさそうなチンポを持っているから…♥」

良子「一目で美味しそうだって分かっちゃうエロチンポだから…ぁ♪」レロォ

良子「りゃから…♪裕子しゃんらって…♥あんにゃにエッチに…ぃ♪」チュル

良子「京太郎のチンポ中毒に…なっらんでしゅよぉ…♪」ペロペロ

京太郎「凄い理不尽な事言われている気がする…」

京太郎「つか…言いながら竿舐めないでくれよ…」

良子「んふ…♪気持ち良いれしょぉ…♥」

良子「京太ろぉの気持ち良いにょは…ちゃんと分かってましゅからねぇ…♪」

良子「裕子しゃんより…しっかり気持ち良くひてあげまふゅよぉ…♥」クチュゥ

京太郎「っくぅ…」

良子「ふふゅぅ…♪チンポビクってしまひらよぉ…♥」

良子「裏筋ペロしょんなに良いんれすかぁ…♪」

良子「バキバキのチンポ筋ペロペロしゃれるの…良いんれすねぇ…♥」クス

良子「良いれしゅよぉ…♪もっと…ひてあげましゅぅ…♪」

良子「京太郎のラヴァーであるわらひが…ちゃんとチンポをキレイキレイひてあげましゅよぉ…♥」


京太郎「良子ねえ…激し…すぎ…」

良子「裕子しゃんに負けにゃい為にはこりぇくらいやらなきゃらめなんれふぅ…♪」シコシコ

良子「しょれとも…京太ろぉはわらひよりも裕子しゃんのフェあの方が良いんでしゅかぁ…♥」ペロペロ

京太郎「あぁ…もう何時もよりも面倒くさくなって…」

京太郎「別にそこまで言ってないだろ」

京太郎「つーか…二人とも気持ち良いから、綺麗云々の前に射精ちゃいそうなんだけど…」

良子「あふぁ♪良いひゃないれすかぁ…♥」

良子「らしてくらしゃい…っ♪射精…ひてくだしゃいぃ…♪」

良子「こにょままフェラしへるわたひ達にしゅぺるまザーメンぶっかけてくらふぁいぃ…♥」

良子「マーキングらいしゅきですぅ…♪京太郎の匂いで一杯になりゅの…しゅきぃ…♥」

良子「朝まで匂いが取れないくりゃい濃いのくらしゃいぃ…♪」ジュルル

京太郎「あ…ぁっ皮まで…っ」

良子「良い声…ぇ♪とてもやらしい声ひてましゅぅ…♥」

良子「わらひも…興奮ひまひゅぅ…♪」

良子「たくましいオチンチンなめにゃがら…キュートな京太郎の声を聞いへぇ…♥」

良子「心のにゃかまで…ゾクゾクひてましゅぅ…♪♪」


良子「もっろもっと…皮吸ってあげましゅぅ…♪」

良子「京太郎のチンポの…美味ひい皮ぁ…♥」

良子「グチョグチョムワムワのエロ皮まで…ちゃんとしゃぶってあげまひゅねぇ…♪♪」ジュルル

京太郎「ちょ…や、やばいって…」

京太郎「ホントに射精…る…。我慢出来なくなるから…」

良子「にゃんれ我慢なんてしゅるんれすかぁ…♪」

良子「いちゅもなら悦んでわらひにマーキングひてくれりゅのにぃ…♥」

良子「顔ぢゅうザーメンパックひてくれりゅのにぃ♪」

良子「にゃんれ今日らけしょんないじわりゅしゅるんですかぁ…♥」

京太郎「いや、意地悪っつーか…裕子さんいるし…」

京太郎「流石に顔射はフェラとはレベルが違うって言うか…」

京太郎「幾らなんでもまずいと思うんだけど…」

良子「ふゅぅ…♪考えしゅぎらと思うんれふけどね…♥」

良子「まぁ…しょんなに気になりゅなら…本人に聞いてみましゅか…♪」

良子「裕子しゃん」ツンツン

裕子「ぢゅるぅ♪はぴゅぅっ♥」ウットリ    レロォォ


良子「ほぉら…見てくらふぁい…京太郎…♪」

良子「裕子しゃん…♥こんにゃにメしゅの顔ひてましゅよぉ…♪」

良子「わらひの呼びかけにも気づかないくらい…必死にオチンチン舐めてまふゅ…♥」

良子「わらひの事なんかどうでもいいってくらいオチンチンに夢中になっへるんれすよぉ…♪」

良子「こりぇでも…まだ射精れきましぇんか…♪」

良子「我慢しなきゃ…らめだと思いましゅかぁ…♥」

良子「裕子しゃんもマーキングして欲しがってると…思わにゃいんですかぁ…♥」

京太郎「そ…れは…」ゴク

良子「ふふ…♪しゅなおになれば…楽でしゅよぉ…♥」

良子「京太ろぉは…そういうオスにゃんれす…♪」

良子「クールなフリしてりゅらけで…本当は独占欲も強くへ…♥」

良子「おんにゃのこを全部、自分のモノにしにゃいと気がしゅまないオスなんれすからぁ…♪」

良子「本当は…ぶっかけらいんでしょぉ…♪」

良子「裕子しゃんとわらひにマーキングしひゃいんれすよね…♥」

良子「いちゅもより興奮してりゅ…このチンポがそぉ言っれまひゅよぉ…♪」シコシコシコ

京太郎「あ…うぅっ」


良子「ホンろ…エッチなチンポれすねぇ…♥」

良子「毎日、わらひが処理ひてあげてりゅのに…裕子しゃんにまでよくじょぉすりゅなんて…♪」

良子「しょんなチンポは…オシオキれすぅ…♥」

良子「嫌らって言っても…わらひ達に顔射キめて貰いましゅからね…♪」ヂュルルルゥ

京太郎「はぁ…あ」

良子「ひゅふ…♪切羽ちゅまってキまひたね…♥」

良子「じゃあ…ちぃぎはこっちれしゅよぉ…♪」サワ

京太郎「そ、そこ…は…」

良子「ふゅふ…♪京太郎のタマタマれすぅ…♥」

良子「しゃっき一杯射精ひたのに…もぉずっしりしてりゅエロボールぅ…♪」

良子「こっちもちゃんと可愛がってあげましゅね…♪」

良子「もぉずり上がってキュンキュンしてるタマタマ…♥」

良子「片手でコリコリしにゃがらぁ…♪」

良子「竿もシコシコぉっ♥」

良子「うらしゅぎ…ペロれろぉ…♪」クチュル

良子「先っぽには…裕子しゃんもいまひゅし…♥」

良子「これで…チンポ三点責めの完成れゆぅ…♪♪」クス


良子「ほぉら…♪きょうたろぉ…♥」

良子「チンポ…♥ドンドン硬く…ホットになってキまひたよぉ…♪」

良子「もぉ…我慢にゃんてれきないんでしょぉ…♪」

良子「頭のにゃか…射精しゅる事らけで一杯なんれそぉ…♥」

良子「わらひには…お姉ちゃんにはお見通しれちゅぅ♪」ヂュルル

良子「らから…もう我慢にゃんて止めて…しゅなおになってくだしゃい…♪」

良子「しょしたら…気持ち良いれひゅよぉ…♥」

良子「チンポ今より気持ち良くにゃってぇ…♪」

良子「しゅっごい気持ち良い射精…れきますぅ…♥」

良子「わらひと裕子しゃんが精液で前が見えにゃくなるようなしゃせぇ…♪」

良子「しゃいこぉのマーキングが出来るんれすよぉ…♥」

京太郎「はぁ…ぁ…あぁ…っ」

良子「ほら…言っへ…っ♪言っへくだしゃいぃっ♥」

良子「射精しらいってっ♥マーキングしふぁいって言っれぇえっ♪♪」

良子「ぷりーず…っ♥ぷりーじゅれすううっ♪♪」グジュルル

京太郎「…っ!」


京太郎「した…ぃ…」

京太郎「射精…したい…!」

京太郎「このまま二人にぶっかけて…思いっきり…射精…したい…!」

良子「んふゅんっ♪」ゾクゾク

良子「よぉやくしゅなおになってくれまひたねぇ…♥」シコシコ

良子「良いれひゅよぉ…♪しょれを…叶えてあげまゆぅ…♪」レロレロ

良子「きょぉ太郎をこのままイかしぇへ…あげましゅね…♥」スリスリ

京太郎「は…あぁ…」

京太郎「(良子ねえの動き…一気に早くなって…)」

京太郎「(これ…もうイかせる動きだ…)」

京太郎「(俺の事…本気でイかせようと…してる…)」

京太郎「(亀頭を裕子さんに譲ってもまだ…俺のチンポの事なんか全部分かってるって言うみたいに…)」

京太郎「(耐えられ…ない…)」

京太郎「(ただでさえ…美女二人にフェラされてて興奮するってのに…)」

京太郎「(こんな痴女みたいな愛撫されて…我慢なんて出来るはず…ない)」

京太郎「(イく…!本当に…イかされる…!)」

京太郎「(さっき良子ねえが言った通り…マーキング…する…ぅう!)」ビクン


裕子「(京太郎君のオチンチン…♪ホントに凄い…ぃ♥)」

裕子「(美味しいのなくなったと思ったら…先っぽから透明な汁が出てきて…♪)」

裕子「(精液の味…混じった…先走り…汁…♪)」

裕子「(オチンチンに残った分にはちょっと及ばないけど…それでも美味しいのは変わらなくて…♥)」

裕子「(舐めれば舐めるほど…先っぽから出てくる…♪)」

裕子「(美味しいのトロトロってお漏らししてくれてるぅ…♥)」

裕子「(あぁ…♥もう…私、これだけで良いかもしれない…♪)」

裕子「(このオチンチンだけ舐めて生きていけたら凄い幸せだと思う…♥)」

裕子「(少なくとも…今の私は…とても幸せで…♪)」

裕子「(メスの匂いが消えて…オスの匂いだけになったオチンチンが好きで好きで堪らなくて…♥)」

裕子「(もっと…キス…しちゃう…♪)」チュゥ

裕子「(お口でオチンチンに直接、大好きって言うみたいに甘えて…♥)」レロォ

京太郎「あ…あぁっ」ブル

裕子「きゅんっ♪♪」


裕子「(京太郎君…大きくなった…ぁ♥)」

裕子「(オチンチンビクンって震えて…♪またさっきみたいに太くなって…♥)」

裕子「(先走りの量も…♥匂いも…凄い…ぃ♪)」

裕子「(むせ返るような匂いと美味しさ…♪本当に…堪らない…♥)」

裕子「(私…分かってるのに…っ♥)」

裕子「(これから何が起こるかくらい私にだって分かるのにぃっ♪)」

裕子「(オチンチンから…離れられ…ない…っ♥)」

裕子「(身体も心も…京太郎君から離れるの嫌がってる…♪)」

裕子「(でも…私、まだ服着ているままだし…♪)」

裕子「(このままじゃ…絶対に…まずい…♥)」

裕子「(離れなきゃ…♪)」

裕子「(京太郎君がイく前に…♪射精…する前に…♥)」

裕子「(あぁ…♪でも…もう一回だけ…♥もう少しだけ…♪)」

裕子「(ペロペロ…♪オチンチン…ペロペロぉ…♥)」

裕子「(美味しいオチンチン…ペロペロしてから…離れて…ぇ♪)」

京太郎「うあぁあっ」ビュルル

裕子「~~~~っ♪♪♪」


裕子「(射精…たぁ…♪)」

裕子「(京太郎君の精液…っ♥あつい…精液ぃ…♪♪)」

裕子「(私の目の前でオチンチンがビクビクって跳ねて…♥)」

裕子「(あっちこっちに美味しいの…まき散らしてる…ぅ♪)」

裕子「(あぁ…♥これ…もうダメ…ぇ♪♪)」クラァ

裕子「(匂い…キツ…過ぎる…ぅ♥♥)」

裕子「(さっきとは比べ物にならないくらい…濃厚なオスの匂い…♪)」

裕子「(お風呂に入ってもとれるか分からないくらいキツくてやらしい匂いの源が…私に降りかかってる…♥)」

裕子「(シャワーみたいにドピュドピュって…ぇ♪髪から…服まで全部…♪♪)」

裕子「(私…穢されてる…♥)」

裕子「(京太郎君に…染められちゃってる…♪)」

裕子「(彼の匂い…マーキングされ…ちゃって…♥)」

裕子「(私の身体…信じられないくらい…悦んで…るぅぅ♥♥)」キュンキュン


裕子「はぁ…ん♪ふ…あぁあ♥」

裕子「(あぁぁ…♪私…もう変態…なのね…♥)」

裕子「(こんなに激しく顔射されて…女の命である髪も服も台無しにされてるのに…♪)」

裕子「(逃げるどころか…私…顔を擦り寄らせちゃってる…♥)」

裕子「(もっと精液くださいって言うみたいに…舌動かしちゃってる…ぅ♪)」

裕子「(私…もう良子さんの事、淫乱だなんて言えない…♥)」

裕子「(私も…淫乱だから…♪)」

裕子「(京太郎君のオチンチン…♥もう…大好きになっちゃったから…♥♥)」

裕子「(今の私は…さっき膣内射精を強請ってた彼女の気持ちが良く分かる…♪♪)」

裕子「(ただ…好きな人とのエッチで妊娠したかった…だけじゃないのよね…♥♥)」

裕子「(京太郎君の精液が好きだから…♥こんなにやらしくて美味しいから…ぁ♪♪」

裕子「(だから…良子さんもあんなに夢中になってた…♥♥)」

裕子「(今の私みたいに…もう精液中毒になって…♪)」

裕子「(これを貰える事が…幸せで幸せで堪らない…変態女に…調教されてたのね…♥♥)」


良子「んっふゅぅ♪」

良子「(はぁ…♪相変わらず…京太郎のザーメンはマーベラスですね…♥)」

良子「(そのスメルがエロエロなだけじゃなくて…とても濃厚で…♪)」

良子「(その匂いを吸い込む鼻の奥で…匂いがぐるぐるって渦巻いて離れないみたいです…♥)」

良子「(その上…粘度もバッチリで…♪)」

良子「(髪に張り付いたゼリーみたいなプルプルが…中々、堕ちてきません…♥)」

良子「(まるで触れた部分から私の事を侵食するように火照った熱と匂いを染み込ませてきて…♪)」

良子「(身体のあちこちが…彼のモノになっていくのを…感じます…♥)」

良子「(もうとっくの昔に京太郎だけのモノになってる身体が…♪)」

良子「(より深く彼に取り込まれ…彼だけのモノに変わっていくのが…分かるんです…♥)」ウットリ

良子「(しかも…その精液の勢いは…中々、止まりません…♪)」

良子「(さっき私の子宮でねっとり孕ませ射精したのに…♥)」

良子「(チンポビクビクって数えきれないほど震わせるくらい射精して…♪)」

良子「(本当に…京太郎は…エッチです…♥)」

良子「(女を狂わせる為に生まれてきたような…エロ男です…ぅ♪)」

良子「(どんな女もメスに変えちゃうような極悪絶倫チンポぉ…♥)」

良子「(こんなの持ってちゃ…安心して外に送り出す事なんて出来ないですよぉ…♪♪)」


良子「(…まぁ、その魅力も今は半減なのですが)」チラッ

裕子「んふぁあ♪ふぁ…うぅん…♥」スリスリレロレロ

良子「(…一番良いところを裕子さんに抑えられちゃってますしね…)」

良子「(その上、彼女のほうが上と言う位置関係上、京太郎の精液は彼女のほうが多く受ける事になりますし…)」

良子「(…正直、かなり不満はあります)」

良子「(本音を言えば…京太郎は私のモノなんだと押しのけたいです)」

良子「(ですが…裕子さんは私にとって大事な友人で…)」

良子「(そしてこうなった原因は…私にあるのですから)」

良子「(京太郎の誕生日プレゼントに丁度良いと思ったなど…言い訳になりませんね)」

良子「(いくらか酔いも冷めてきて悪い事したという自覚はありますし…)」

良子「(…今は我慢しておきましょう)」

良子「(…もっとも…)」ジィィ

裕子「あぁ…っ♪うにゃ…ぁあ♥♥」ウットリ

良子「(…あの様子で今だけ…で済むかどうかは疑問ですけど)」

良子「(…って言うか、夢中になりすぎじゃないですか)」ムゥゥ

良子「(年下なんて興味ないなんて言っておいて…もう完全にデレモードですし…)」

良子「(恋愛至上主義の女子高生ですらしないようなデレ顔晒してますよ…)」

良子「(…裕子さんも、となると色々面倒ですし…出来れば本気になったりしないで欲しいんですけどね…)」



京太郎「はぁ…はぁ…」

裕子「ぅ…ちゅぅぅ…♪」

裕子「(あぁ…♥終わっちゃったのね…♪)」

裕子「(京太郎君の射精…ここまで…なんだ…♥)」

裕子「(もう幾ら舐めても…吸っても…精液…出てこない…♪)」

裕子「(美味しくてエッチな精液…もう…ないんだ…♥)」

裕子「(じゃあ…仕方ない…わよね…♪)」ヂュル

京太郎「うぅ…」

裕子「(オチンチン…汚れちゃったもの…♥)」レロォ

裕子「(また…お掃除してあげないと…♪)」

裕子「(私が受け止めきれなくて…京太郎君のオチンチンに残った精液全部…♥)」

裕子「(私が…食べてあげないと…何時まで経っても…グチョグチョのままぁ…♪)」ウットリ

裕子「(精液の味と匂いがプンプンした…オチンチンの…まま…なんだから…♥)」

裕子「(それじゃ…ダメ…よね…♥)」

裕子「(こんな状態で外に出たら…絶対に襲われちゃうわ…♪)」

裕子「(痴女にパンツ脱がされて…思いっきりしゃぶられちゃう…♥)」

裕子「(この美味しいの…独り占め…されちゃう…♪)」

裕子「(それは…嫌…♥嫌…だからぁ…♥♥)」ジュゾゾゾ


京太郎「うお…っ」

京太郎「(ゆ、裕子さん…バキュームフェラしてる…)」

京太郎「(ただ舐めるだけじゃなくて…俺のチンポを思いっきり銜えて…)」

京太郎「(口全体を使って…残った精液吸い取ってる…)」

京太郎「(舌で…小削ぎとってる…!)」

京太郎「(やば…い…)」

京太郎「(あいつらがすげぇ胸だ格好だって騒いでる裕子さんが俺の足元に跪いて…)」

京太郎「(その上…ひょっとこ顔になるのも構わないくらい必死になってお掃除してくれているのを見ると…)」

京太郎「(どうしても興奮する…してしまう…)」

京太郎「(さっき射精したばっかりのチンポにまた熱が集まって…)」

京太郎「(萎えるどころかガチガチのまま気持ち良くなってく…)」

京太郎「(流石にこのまま三度目の射精するほど早漏じゃないけど…)」

京太郎「(でも…さっき発散したばっかり欲情がまたムクムクと強くなって…)」

京太郎「(…ヤりたく…なる)」ゴク

京太郎「(俺にひょっとこフェラしてくれてる裕子さんを…犯したくなってきてる…)」ハァハァ


良子「ストップ!ストップです!」グイ

裕子「んやぁ…っ♪」ハナサレ

良子「流石にそれは卑怯すぎですよ、裕子さん」ムスー

裕子「な、何が…でしゅかぁ…♪」

裕子「わらひは…オチンチン綺麗にひてりゅらけですよぉ…♥」

良子「まぁ…私も良く同じ状態になるんでそれがいけないとは言いませんけど…」

良子「でも、独り占めはノーグッドです」

良子「ただでさえ、私は遠慮しているんですから、そういうのは私に任せて下さい」

裕子「やぁ…ですよぉ…♪」フルフル

裕子「京太郎君のオチンチン、綺麗にしゅるのは私ですぅ…♥」

裕子「彼の精液は…じぇんぶ私のぉ…♪」

裕子「良子しゃんにらって…渡しましぇん…ぅ♥」ペロォ

裕子「きょうたろぉ君っ♥京太郎きゅぅん…♥」チュル

京太郎「ぅ…」

良子「ぐぬぬ…完全に精液酔いして…!」


良子「…致し方ありませんね」グイ

裕子「ふぇ?」

良子「ちゅぅ♪」

裕子「んっ!?」ビックリ

裕子「(や…やだ…私…良子さんにキスされてる…?)」

裕子「(ちょ…ま、待って、ください…私にそんな趣味はないですよ…!?)」

裕子「(さっきオチンチンを舐めてた時は舌が触れ合っていましたけど、アレは不可抗力ですし…)」

裕子「(そ、そもそも良子さんには京太郎君が…)」

良子「ふぁ…♪ちゅるるう…♥」

裕子「(あ…あぁ…良子さんの舌が私の口の中、ねっとりと這いまわって…)」

裕子「(私の唾液を吸い上げるように激しき吸い付いてきて…)」

裕子「(そうか…)」

裕子「(良子さん…奪う…つもりなんですね…)」

裕子「(私の口の中にある京太郎君の精液全部…)」

裕子「(…させません)」

裕子「(そんな事…させませんよ)」

裕子「(だって…良子さんはこれから何度も京太郎君とエッチ出来るじゃないですか…)」

裕子「(今までだって…これからだって毎日エッチしてるじゃないですか…)」

裕子「(なのに…たった一回…私の口に残ったものまで奪うだなんて…許せません…!)」

裕子「(奪われたものは…奪い返します!)」

裕子「(それは…京太郎君の精液は…私のモノなんですから…!)」


裕子「ちゅるる♪は…みゅぅ…♥」

良子「んふぅ♥く…ちゅぅう♪♪」

裕子「(悔しい…悔しい…けど…)」

裕子「(良子さんの方が…キス…上手…)」

裕子「(私が彼女から精液を一つ取り返そうとする間に…)」

裕子「(その五倍は私の中から…奪い取っていって…)」

裕子「(ドンドン…私の中から…京太郎君の残滓が消えていって…)」

裕子「(…辛い)」

裕子「(まるで…私と彼女の間にある差を見せつけられているみたいで…)」

裕子「(毎日、京太郎君とのキスを楽しんでた彼女と…キスの経験もそれほど多い訳ではない私の…)」

裕子「(…ただの経験だけじゃなく…積み重ねてきた気持ちなんかの違いを教えられて…)」

裕子「(負けたく…ない)」

裕子「(負けたくないのに…悔しいのに…)」

裕子「(私…ドンドン…気持ち良くなっていってしまって…)」

裕子「(良子さんとのキスに…同性とのキスに身体が傾いていって…)」

裕子「(嫌なのに…こんなの…変態なのに…)」

裕子「(私の身体…少しずつ力が入らなくなって…ただ奪われる…だけに…)」ブル


裕子「ふぁ…ぁ♪」クタァ

良子「ふぅ…これで少しは分かったでしょう?」

良子「スティールされる事の怖さ…恐ろしさ…」

良子「裕子さんはこれを私に押し付けようとしていたのですよ?」

良子「独占したくなる気持ちは分かりますが、これっきりに…」

裕子「…ぐす」

良子「ええ!?」ビク

裕子「ふぇ…えぇぇ…」ポロ

良子「な、何で泣くんですか…!?」オロオロ

京太郎「いや、いくら何でもいきなり同性にキスされたら泣くって…」

良子「き、緊急避難です。致し方ない事だったんです」メソラシ

京太郎「だからって裕子さん泣かして良い訳ないだろ…」

京太郎「…ともかく、その…裕子さん、今回の事は気にしないで…」ナデナデ

裕子「違…ぅの…」グス

京太郎「え?」


裕子「私…さっき…良子さんに…負けちゃって…」

裕子「悔しかったのに…気持ち…良くて…」

裕子「でも…それが私…悲しくて…」

裕子「私と全然、違うのが…辛くて…」

良子「あー…」

裕子「私…し、嫉妬…したの…」

裕子「毎日、京太郎君とキスして…こんなエッチなキス出来るようになった良子さんに…」

裕子「こんなに上手になるくらい京太郎君とキスの練習をした良子さんに…」

裕子「これからもまだまだ上手になっていくであろう良子さんに、胸の中がメチャクチャになっちゃいそうなくらい嫉妬して…」

京太郎「……」

裕子「私…嫌な女だなって…」

裕子「二人の間に割り込んでるのは私なのに…こんなに嫉妬するなんて…私、凄い面倒で嫌な女になったと思っちゃって…」

裕子「こんな女、京太郎君にも良子さんにも嫌われるって思ったら…もう頭の中もグチャグチャで…」

裕子「どうして良いか、分からなくなって…涙が…」ポロポロ

と裕子さんがやたらと面倒な子になったところで寝ます(´・ω・`)オヤスミナサイ

ぬあー…持病の京ちゃんイジめたい病が…
特に何の理由もなくチートもないまま京ちゃんをファンタジーに放り込みたい
魔法前提の世界で魔力もなく、言語も分からないまま右往左往して野宿するしかない京ちゃんを書きたい
毎夜、狼やモンスターの鳴き声に怯えてろくに眠る事すら出来ない京ちゃんが書きたい
身体中生傷だらけになっても食べ物の一つも手に入らないでやせ細っていく京ちゃんが書きたい
たまたま通りがかった近くの村の村長が言語翻訳魔法使えて、意思疎通が出来る事にマジ泣きする京ちゃんが書きたい
そのまま村長に連れられて村へと行き、そこで久しぶりに人らしい食事と寝所を与えられてどうして良いのか分からずまた泣いちゃう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんを孫のように村長も可愛がってくれて、生きる為の知識や文字なんかを教えてもらって少しずつ前向きになる京ちゃんが書きたい
でも、そんな村長さんに恩返しする前に、旅人を装った盗賊が村へと入り込み、自分を庇って村長さんが死んでしまう京ちゃんが書きたい
村人に慕われていた人格者の村長さんが京ちゃんを護ってやってくれって言うんだけど、周りは意思疎通も出来ない相手、しかもよそ者が怖くて、ドンドン孤立していく京ちゃんが書きたい
結局、一ヶ月もした頃には村長の家も追い出されて、村の外れにある小さな倉庫で生活するようになった京ちゃんが書きたい
自分の所為で村長さんが死んでしまった事を受け止めきれず、毎日、無気力で抜け殻のように生きる京ちゃんが書きたい
その後、自分が弱かった所為で村長さんが死んだんだと追い詰めるように身体を鍛え始めるんだけど、素人の鍛錬じゃ頭打ちですぐ閉塞感を覚える京ちゃんが書きたい
そんな時、自分と同じく異世界からやってきた阿知賀勢と出会って、久しぶりに会話出来る相手に涙する京ちゃんが書きたい
でも、阿知賀勢は旅人ですぐさままた別の村に行かなければいけないと聞いて、引き止めたいのをぎこちない笑顔で我慢する京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんをしずが半ば無理やり釣れだして一緒に旅を始めるところを書きたい
でも、京ちゃんは旅の知識を途中までしか教えてもらえなかったから、色々と足を引っ張って、憧にも警戒されちゃうところを書きたい
そんな最中、盗賊に襲われている商人を穏乃たちが助けて一緒に同行する事になるんだけど、その相手を以前、見た記憶があってどうしても警戒が解けない京ちゃんを書きたい
だけど、口が上手く、知識も豊富で、手際も良いその商人は、阿知賀勢の中で一番、警戒心の強い憧にも信頼されて、段々と警戒を解かない京ちゃんの方がおかしいと言う雰囲気になっていくのを書きたい
段々と自分が孤立していく中でも、どうしても信用しきれない京ちゃんが商人を尾行したところ、襲われていたはずの盗賊と仲よさげに話しているのを見てしまうところを書きたい
その場での会話で商人たちが奴隷を扱っていて、しず達を奴隷として売りさばこうとしているのを知ってしまった京ちゃんを書きたい
皆の優しさに付け入ろうとするそいつが以前、村長を殺した盗賊とそっくりな表情をしていたのを思い出し、完全に頭に血が上った京ちゃんがついつい飛び出し、護身用だと渡された剣を抜いてしまうところを書きたい
でも、所詮、素人の付け焼き刃でしかなくって実践剣術と魔法でボコボコにされて逃げるしかない京ちゃんを書きたい
それでも皆に伝えなければと宿についた時はもう商人は先回りしていて、自分が襲われた理由を京ちゃんが皆に邪な気持ちを抱いているからだと説明されている事を知る京ちゃんが書きたい
それを違うと説明しようにも、かつて自分を旅に誘ってくれた穏乃にさえ不信感といらだちが混じっているのを見て、絶望する京ちゃんが書きたい
その後、街の中で刀傷沙汰があったと聞いた自衛団が事情を聞きにやってくるんだけど、もう他人に対して絶望してしまって逃げるしかない京ちゃんが書きたい
逃げる自分を見ながら、「やっぱり」と確信を深める顔をしながら責める目をする穏乃達を見ながら、旅になんて出るんじゃなかったと涙しながら思う京ちゃんを書きたい


よし、ちょっと満足した(´・ω・`)あ、続き書いていきます


良子「(…これもう本気も本気じゃないですか)」

良子「(幾らお酒が入ってて気持ちのタガが緩みやすくなっていると言っても…)」

良子「(アナとして活躍して一人で立派に自立してる裕子さんがこんなになるなんて…)」

良子「(本気で…京太郎の事…ライクじゃなくラブしてしまったんですね)」

京太郎「…良子ねえ」チラッ

良子「あー…うぅぅ…」

良子「(いや…京太郎の言いたいことは分かりますよ?)」

良子「(分かりますけど…でも、気持ちの面では中々、納得出来ないと言うか…)」

良子「(ここで京太郎が慰めちゃうと…余計に辛くなりますし…)」

良子「(出来れば思いとどまって欲しいんですけど…)」

京太郎「…裕子さん」ナデナデ

良子「(…そういう訳にはいきませんよね)」フゥ

良子「(京太郎は…優しい子ですから)」

良子「(私がこんなに好きになるくらい優しい良い子なんです)」

良子「(…これも私が悪かったのだとそう諦めた方が気持ちも楽でしょう)」


良子「仕方ないですね」

良子「…本当は嫌ですけど…えぇ…心から拒絶したいですけど…」

良子「…でも、仮にも友人に目の前で泣かれてしまってはどうしようもありません」

裕子「良子…さん?」

良子「良いですか、裕子さん」

良子「私がナンバーワンです」

良子「私が京太郎のオンリーワイフです」

良子「戸籍上の婚姻関係その他だって決して譲りません」

京太郎「良子ねえ、何を…」

良子「京太郎はサイレントしててください」

京太郎「はい…」

良子「…まぁ、そういう訳なので」フゥ

良子「二番目ならば…良いですよ」

裕子「…え?」

良子「ですから…あくまでも妾で愛人であるならば、私も許すとそう言っているんです」

京太郎「…………え?」



京太郎「ちょ、ちょっとまってくれよ、俺の気持ちとか…」

良子「私と良子さんにフェラされて今までにないくらい早く射精した京太郎はサイレントしてください」

京太郎「うぐ…い、いや、それは不可抗力っつーか…なんつーか…」

京太郎「そもそも、世間体とか色々どうするんだよ」

良子「その辺は京太郎なら何とかしてくれると信じてます」キリ

京太郎「む、無根拠なその信頼が重い…!」

良子「まぁ…実際、京太郎も今の裕子さんを放っておけますか?」

京太郎「それは…」

良子「…本当はケアしてあげたいんでしょう?」

良子「メイクラブしたいんでしょう?」

裕子「め、メイクラブ…」カァァ

京太郎「こ、後半は関係ないだろ…!」

良子「ノー。十分にあります」

良子「京太郎が私ではなく裕子さんにも欲情している」

良子「つまり…私一人では現状、京太郎の事を満足させられていないのです」

良子「毎日寝不足気味になるまでセックスしているのに…これでは浮気されかねません」

京太郎「いや、そこまで節操ないつもりはないんだけど…」


二行目
        ・ ・
>良子「私と良子さんにフェラされて今までにないくらい早く射精した京太郎はサイレントしてください」


良子「…実際、良子さんにチンポ勃起させてる京太郎が言っても説得力ナッシンです」ジトー

京太郎「だ、だから、不可抗力だってば!」

京太郎「つーか…こんな美女二人とエロい雰囲気になったら誰でも勃起するっての!」

良子「ほほぅ…それはつまり誰でも良いと言う事ですか…?」ジトトト

京太郎「なんでそっちに受け取るのかなぁ!?」

良子「……ま、そういう訳なので」スルー

良子「これだけ絶倫な京太郎を野放しにするよりも首輪の一つでもつけたほうが利口だと判断しました」

裕子「く、首輪って…」

良子「嫌ですか?」

良子「まぁ…それならそれで私は構いませんよ」

良子「私は今まで通り、京太郎とエッチするだけですから」

良子「可愛い弟は自分は浮気しないと言っていますし…今はそれを信じるとしましょう」

良子「…ただ、私としては裕子さんならば、別に共有しても構わないと思っていますし…」

良子「京太郎だって、裕子さんの事を好いています」

良子「貴女がそれを受け入れてくれるならば、今までどおり…」

良子「いえ、今まで以上に友好的な関係が築けると思うのですが…」


裕子「(ど、どう…しましょう…)」

裕子「(流石に首輪とか妾扱いは屈辱的だけれど…)」

裕子「(…でも、これが良子さんにとって優しさである事くらい私にだって分かる…)」

裕子「(本当は…彼女はこんな事を言う必要なんてないんだから)」

裕子「(泣いている私なんて放っておけば…それで良いはず)」

裕子「(私をスルーしていても…きっと誰も責めないわ)」

裕子「(そもそも…横恋慕して泣きじゃくった私が面倒なのは誰の目で見ても明らかだもの)」

裕子「(それなのにこうして2番目の席を用意してくれたのは…彼女なりの優しさ)」

裕子「(…こうして目の前でセックスされた時はその友情を若干、疑ったりもしたけれど…)」

裕子「(きっと彼女は彼女なりに私の事を大事に想ってくれているのね)」

裕子「(少なくとも、心から愛しているであろう彼の隣を分けてくれるくらいには…)」

裕子「(…なら…ここで私がするべきは…)」

裕子「(首輪とか妾とか愛人とか…そういう言葉に囚われる事じゃなくて…)」

裕子「(…良子さんの優しさに対して…キチンとした答えを返す事)」

その返しは4Pでないとな


裕子「…き、京太郎君は…?」

京太郎「え?」

裕子「…京太郎君は…その…私の事…抱ける?」

裕子「君よりかなり年上だけど…め、メイクラブ…出来ちゃう…かな?」

京太郎「えぇっと…」チラッ

良子「…正直に答えて良いですよ」

良子「別に私は気にしませんし。全然、怒ったりしませんから」ゴゴゴ

京太郎「もう今の時点で不機嫌になってるじゃん…」

京太郎「…まぁ、その…なんつーか…ですね」ポリポリ

裕子「う、うん…」モジ

京太郎「正直、裕子さんだったらこっちの方が土下座してエッチしたいくらいで…」

京太郎「あ、で、でも、良子ねえと付き合ってなかったらの話ですけど」

良子「…とってつけたようなフォローですね」ジトトト

京太郎「どうしろって言うんだマジで…」


京太郎「まぁ、そういう訳で…抱けるかと聞かれれば余裕で抱けます」

京太郎「つーか、割りと今もお預け食らってて辛抱堪らん状態です」

裕子「ほ、ホント…?」カァァ

京太郎「当然です。俺の目の前に自前のザーメンでドロドロになった裕子さんがいる訳ですから」

京太郎「さっき裕子さんが泣いて冷静にならなきゃきっと俺の方が押し倒してましたよ」

良子「…横に私がいるのに?」ムスー

京太郎「先に裕子さんとの約束済ませた方が良いと思ったんだよ…」

京太郎「別に良子ねえより裕子さんの事が好きだとかそういうんじゃないから」

裕子「…やっぱり…そう…よね」シュン

京太郎「あ、い、いや、別に嫌いって訳じゃないですよ?」

京太郎「ただ…やっぱり俺にとって一番は良子ねえなんで…」

京太郎「その…すぐに裕子さんの事をそうは見れないっていうか…」

京太郎「まだこの状況に頭がついていけなくて、悪いって言う気持ちが強くて…」

良子「…優柔不断ですね」ポソ

京太郎「全ての元凶は良子ねえだろお!?」


京太郎「ともかくですね…裕子さんはとても魅力的な人です」

京太郎「良子ねえがいなかったら、多分、俺も据え膳食ってました」

京太郎「でも、だからこそ、一時の感情で良子ねえの馬鹿な提案に乗ったりしちゃダメですよ」

京太郎「良子ねえは酔っている時の記憶しっかり残してるタイプなんで酒の勢いでした、で許してはくれないでしょうし」

京太郎「ここで頷いてしまったら、本当に裕子さんの事を逃げられないところまで引きずり込みます」

京太郎「長年、一緒に暮らしてきたが故に分かりますが…良子ねえに容赦とか期待しちゃいけません」キッパリ

良子「ちゃんと容赦して日常生活はまだ送らせてあげているのに…」

京太郎「…まだってなんだ、まだって」

良子「それは勿論…」

京太郎「いや、ごめん。やっぱ答えないで良い」

京太郎「すげぇ怖い答えしか帰ってこなさそうだし」

京太郎「……ってまた話がトんだけれど…まぁ結論から言えばですよ」

京太郎「今の裕子さんはお酒とかシチュエーションとかで混乱してるだけなんです」

京太郎「ここはこのまま眠って、また朝にでも考えなおすのが一番ですよ」

裕子「……」


裕子「(…多分、京太郎君の言う通りなんでしょうね)」

裕子「(今の私はきっと…ううん、間違いなく冷静じゃないわ)」

裕子「(お酒にも場の雰囲気にも酔って…流されているのは否めない)」

裕子「(彼の言うとおり、ここで眠って朝に改めて考えた方が良いわよね)」

裕子「(…私の目の前にあるのはきっと一生を左右する選択肢なんだから)」

裕子「(…………でも)」ギュゥ

京太郎「え…?あの…ゆ、裕子…さん?」

裕子「(…私はもう彼から離れる事を考えられない…)」

裕子「(こんなにガチガチに周りを固められて…それでもまだ良子さんの事を想っている京太郎君から…)」

裕子「(据え膳に据え膳を重ねた状況からでも…私の事を気遣ってくれる京太郎君から…)」

裕子「(離れる事さえ…考えたく…ない)」

裕子「(多分…これはきっと勢い…)」

裕子「(でも…こんな事、勢いじゃないときっと決断出来ない)」

裕子「(恋人公認の浮気相手で良いなんて…絶対にシラフじゃ言えない)」

裕子「(…だから…私は…)」


裕子「…なり…ます」

京太郎「…え?」

裕子「私…京太郎君の浮気相手になります…」

裕子「二番目でも…何でも良いですから…」

裕子「この人の事を…分けてください」

裕子「私にも愛する権利を…ください」ギュゥゥ

京太郎「ゆ、裕子さん!?」ビックリ

良子「ふふ…♪ま、致し方ないですね…♥」

良子「ただでさえラブモードだったのに…あんなに優しく諭されたんですから…♪」

良子「年上好きで…実は甘えたがりな裕子さんが我慢出来るはずないと思ってましたよ…♥」

裕子「ぅ…」カァァ

良子「ホント、京太郎は罪作りな男ですね…♥」

京太郎「そ、そんなつもりはなかったんだよ…!」

京太郎「つーか…えっと…ま、マジで?」

京太郎「本気で浮気相手になんてなるつもりなんですか…?」


裕子「に…二度も言わせないで…」カァァ

裕子「け、決心したとは言っても…は、恥ずかしぃ…」モジモジ

京太郎「す、すみません。で、でも、ですね…」

良子「…いい加減、諦めなさい、京太郎」

良子「大体、恋人である私がここまでお膳立てして何が不満なのですか」

良子「裕子さんも京太郎にとっては好みのタイプでしょう?」

良子「ほら、こんなにもバストが大きく育って…♪」モミモミ

裕子「きゅん…♪」

良子「おぉ…なんという重量感…」

良子「これがアナ最強と言われるバストですか…ゴクリ」

京太郎「口でゴクリって言うのかってか、裕子さん嫌がってるだろ」

良子「…嫌がってます?」

裕子「き、京太郎君が興奮してくれるなら良いかなって…♥」

京太郎「ぅ…」


良子「ほら、同性に揉まれてこんな風に言う子なんて滅多にいませんよ」

良子「まぁ、私は言いますけど、寧ろ、自分で揉みますけど」キッパリ

良子「でも、それはさておき、裕子さんはとてもお買い得…いえ、犯し得な相手ですよ」

良子「一体、何が不満だと言うのですか」

京太郎「い、いや、不満っつーかなんつーか…」

京太郎「その…俺にとっては良子さんも裕子さんも大事な人で…」

京太郎「だからこそ、そういう不義理はしたくないって言うか…大事にしたいって言うか…」

裕子「あ…ぅ♥」キュゥゥン

良子「ふふ…♪そうやって私たちのことを大事にしてくれるのは嬉しいですけどね…♪」

良子「…でも、ほら、今の裕子さんの顔を見てください…♥」

良子「こんなにときめいた…メスの顔をしていますよ…♪」

良子「浮気相手でも良いから京太郎が欲しいなんて言っちゃうようなメスになってるんです…♪」

良子「今の裕子さんにとってそんな優しさはいりません…♥」

良子「ただケダモノのように犯されるのを望んでるんですよ…♪」

京太郎「…っ」ゴクッ


良子「そうですよね…裕子さん…?」モミ

裕子「あ…ぅん…♪」

裕子「そ…そう…よ…♥」

裕子「私…京太郎君に…犯して欲しがってるの…♪」

裕子「もう完全に…君の事好きになって…♥」

裕子「オチンチンだって…エッチする前から…夢中に…なって…ぇ♪」スッ

裕子「ほ…ほら…見て…♪」プチ ストン

京太郎「お…おぉぉ…」

裕子「私のショーツ…もう…グチョグチョ…でしょ…♪」

裕子「ううん…♥ショーツだけじゃなくて…太ももまでべっとり濡れて…♪」

裕子「私…今までこんなに濡れた事…一度もなかったのに…♥」

裕子「京太郎君のオチンチンの所為で…こんなはしたない女になっちゃった…♪」

裕子「自分から服を脱いで…セックスオネダリしちゃうような…やらしい女になったんだよ…♥」

良子「(…それってノーマルじゃ…)」

良子「(いや、よそう。私の勝手なイメージで裕子さんを混乱させたくはありません…)」

良子「(…まぁ…何はともあれ…)」


京太郎「はぁ…はぁ…」ビンビン

良子「…ほら、もうひと息ですよ…♪」

裕子「お…お願い…京太郎…君…♥」ヌチャァ

裕子「わ、私のココに…そのガチガチになったオチンチン挿入れて…♥」

裕子「私も良子さんみたいに…君の女にして…♪」

裕子「私の事…好きじゃなくても良いから…♥」

裕子「今はまだ…欲情だけでも…良いから…ぁ♪」

裕子「君の事欲しがって、こんなになってるアソコに…オマンコ…にぃっ♪」ゾクゾクゥ

裕子「君のオチンチンねじこんで欲しいの…ぉっ♪♪」

京太郎「裕子…さん…!」ダキアゲ

裕子「きゃんっ♪」トサ

裕子「(あぁ…♪私、いきなり京太郎くんに抱き上げられて…♥)」

裕子「(そのまま…ベッドの上に寝かされ…ちゃったぁ…♪)」

裕子「(良子さんのベッドの上…♪きっと何時も二人が…エッチしてる…場所に…♥)」

裕子「(また京太郎君の手で戻されて…そして……♪)」

>服を脱いで
先日の更新分に確か裕子さんは未経験じゃないってのがあったような気がするが、
前彼とは着衣S○Xばかりだったのか(違


京太郎「上…脱がしますね」ドサ

裕子「~~っ♪♪」キュンキュン

裕子「(京太郎君…のしかかって来てる…♥)」

裕子「(オチンチンビンビンにさせながら…♥オスの瞳…しながらぁ…♪)」

裕子「(私の事、犯したくて堪らないって…彼の身体が…言ってる…♪)」

裕子「(さっきの良子さんみたいに…私に発情…してくれてるのね…♥♥)」

裕子「うん…♥全部…脱がして…♪」

裕子「京太郎君だったら…良いから…♪」

裕子「君の女になるのに…服なんて要らないから…♥」

裕子「全部…全部、持って行って…♪」

裕子「君の女になる為に必要ないもの全部…京太郎君が奪って…♥」

京太郎「…は…ぃ」グッ プチプチ

裕子「(ドキドキ…しちゃうわ…♥)」

裕子「(彼の手が一枚ずつ私の服を脱がしていく度に…私の中の期待が高まって…♪)」

裕子「(もう…女になった身体が火照ってく…♥)」

裕子「(これから彼に抱かれる事を想像して…♪)」

裕子「(さっきの良子さんに自分の姿を重ねて…♪)」

裕子「(自分もあんな風にメスになるんだって…イメージしながら準備…してる…♥)」

裕子「(アソコも…オマンコも疼いて…オチンチンの受け入れ準備…してるぅ…♪)」ジュンジュン


京太郎「裕子さん…」パサ

裕子「あ…ぁ…♥」

裕子「(…最後の一枚…♪)」

裕子「(私のショーツ…取られちゃった…♥)」

裕子「(これで…私…正真正銘の裸…♪)」

裕子「(身体にも…心にも何もまとってない…人間の女に…戻っちゃった…♪)」

裕子「(…今まで裸になったり…ならされたりした時は…こんな事思った事なかったのに…♥)」

裕子「(京太郎君のキスに…フェラにもう色々溶かされちゃって…♥)」

裕子「(私…本当に…エッチ…なのね…♪)」

裕子「(京太郎くんに【佐藤裕子】じゃなくて…女にされた事が嬉しくて嬉しくて堪らないくらい…淫乱で…変態になっちゃってる…ぅ♥)」

裕子「あ、あの…京太郎…君…♥」ジィィ

京太郎「綺麗ですよ。凄く」

京太郎「スタイルも良くて、肌も細かくて、すべすべしてて…」ナデ

裕子「んぁ…♪」

京太郎「…男なら誰でも我慢出来なくなるような綺麗でエロい身体です」

裕子「…ぅ♥」カァァァ


裕子「(す、すっごくエッチな告白…♥)」

裕子「(こ、こんなの…普通、嫌なはずなのに…♪)」

裕子「(でも…私、エロいって京太郎くんに褒めて貰えたのが凄く嬉しくて…♥)」

裕子「(胸の奥がキュンキュンして…アソコも…ジュワァって…またエッチに…ぃ♪)」

京太郎「…だから、このまま貰いますね」

京太郎「裕子さんの事…俺のモノにしますから」

裕子「…うん…♥うん…っ♪」

裕子「貰って…♥私の事…全部、貰っちゃって…♪♪」

裕子「もう…何も残さなくても良いから…ぁ♥」

裕子「私の身体…京太郎君のモノになりたがっているから…っ♪」

裕子「遠慮しないで…私の事、メチャクチャに…して…ね♥」

裕子「君以外の男の人の事なんて…もう二度と考えられないくらいに…♥」

裕子「一生、京太郎君から離れる事が出来ないくらいに…♪」

裕子「私の身体に…京太郎君の事刻みつけて…♥」

裕子「京太郎君を…私に頂戴…♪」

京太郎「はい…っ」グッ

裕子「ん…あ…あぁあぁあああああぁっ♪♪♪」



裕子「(太…いぃ…♪♪)」

裕子「(熱いぃいいっ♥)」

裕子「(硬いぃいいっ♪♪♪)」

裕子「(な…何…コレぇ…♥♥)」

裕子「(私の中…ゴリゴリって鳴ってるぅう♪♪)」

裕子「(オチンチンで無理やり、押し広げられて…るうぅう♪♪♪)」

裕子「(私…初めてじゃないはずなのに…ぃ♪)」

裕子「(まるで…初めてみたいに…オチンチンに拡張…されて…♥)」

裕子「(バージン…奪われて…るぅ…う♥♥)」

裕子「(私の初めて…ぇ♪♪初めての…京太郎君のオチンチン…ぅう♥♥)」

裕子「(すご…ぉ♪凄…すぎるううっ♥♥)」

裕子「(私の中…拡張するだけじゃなくて…っ♪)」

裕子「(挿入しながらでも…私の気持ちイイところゴリゴリ擦って…ぇ♥♥)」

裕子「(前の彼と全然…違う…ぅうっ♪♪♪)」

裕子「(太さも熱さも硬さも…全然、比べ物にならない…くらいぃっ♥♥)」

裕子「(まるで…身体中が犯されてる…みたいなぁ…♪♪)」

裕子「(強くて大きい…お、オチンチン…ぅ♥♥)」

裕子「(京太郎くんの…オチンチンぅううっ♪♪♪)」


裕子「(こんなの知ったら…他の人じゃ絶対に満足出来ない…ぃ♪♪)」

裕子「(こんなに気持ちイイオチンチン挿入れられたら…絶対に忘れられないわよぉおっ♪♪♪)」

裕子「(私…ガバマンになっちゃうぅ…♪♪)」

裕子「(京太郎君以外のオチンチンには見向きもされないユルマンになっちゃううぅ♥♥)」

裕子「(このオチンチンじゃなかったらイけなくなるぅう♪♪)」

裕子「(京太郎君専用オマンコに…ぃい゛いいぃいいぃいいぃいいっ♪♪♪)」ビクン

裕子「~~~~~~~っ♥♥」ブルルルル

裕子「(おおぉぉ…♪奥…ぅう♥♥)」

裕子「(奥まで…キたぁあ♪♪)」

裕子「(凄…いぃ…♥簡単に触れてる…ぅ♥♥)」

裕子「(オチンチンの先っぽがグイグイ押し込んできてる…ぅう♪♪♪)」

裕子「(まるで私の一番、奥、開発するみたいに…グリグリってして…ぇえ…♥♥)」

裕子「(そんなトコロ…感じる…はず…ないのに…♪)」

裕子「(今までの恋人が擦っても…まるで反応しなかったのにぃいっ♪♪)」

裕子「(オチンチンゴリゴリされると…愛液出るぅううっ♥♥)」

裕子「(子宮から気持ち良いお汁出ちゃううのぉっ♪♪)」

裕子「(今までのオチンチンじゃ物足りなかったって言うみたいに…気持ち良いのビリビリキてるうぅうっ♪♪♪)」


良子「ふふ…♪どうですか、京太郎のチンポは…♥」

良子「処女には少々キツイかもしれませんが…経験ある裕子さんにはキくでしょう…?」クス

良子「いえ…なまじ経験がある方が気持ち良すぎてキツイかもしれませんね…♥」

良子「私は京太郎以外に男の人を知りませんが…それでも最初の時から夢中になってしまいましたし…♪」

良子「ある程度、慣れた今でも…挿入だけで即イキです…♥」

良子「特に…ココをコリコリってされると…すぐさまアヘ顔になるんですよ…♥」グイグイ

裕子「ふぉおぉおっ♪♪」

裕子「(だ、だめ…ぇえっ♪♪♪)」

裕子「(お腹の上から、子宮押さないでくださいいっ♥♥)」

裕子「(も、もうそこはオチンチンで一杯だから…っ♪京太郎君だけでドロドロになってるからぁっ♪♪)」

裕子「(その上、オチンチン押し付けるみたいに上から圧力掛けられたら…わ、私…ダメに…なります…ぅ♥♥)」

裕子「(イ…イくぅうっ♪♪オチンチンと良子さんにイかされるうぅっ♥♥)」

裕子「(一番、奥で…し、知らないイかされ方するうっ♪♪♪)」

裕子「(や…やだ…ぁ♪これ…凄いぃ♥絶対…凄いいぃっ♥♥)」

裕子「(さっきのオナニーよりも絶対良い…っ♪良すぎるううっ♪♪)」

裕子「(怖い…っ♥あぁぁっ♪♪怖いのにぃいっ♪♪♪)」

裕子「(イくっイくうぅっイっくぅ…ううぅううぅうううう♪♪♪)」

ってところで今日はもう寝ます(´・ω・`)ネムイ

後、流石に>>71は書きません
一応、この後、京ちゃんが頑張って商人たちの目論見をご破産にするところまで考えていますが、それでもカタルシスには足りませんし
延々と下に突き落とした分に足る分のカタルシスがなければただのアンチ異世界転生系SSですしね
こうして軽く考えていても突き落とした分が報われる終着点が見えませんし、お蔵入り一直線です(´・ω・`)主人公補正ない異世界転生系で幸せになれるルートが見えない

そして私ってそんなに頻繁に鬱とか書いてましたっけ…?(´・ω・`)重い話はやたらと書いてますが…上の以外で鬱展開ってのはそれほどないような…


>>79
最近、この手の間違い多いなホント!!!
ゴメンナサイ気をつけているんですが…両方共、~子だから良く混ざってしまって…(´・ω・`)ちなみに何度か京子って打ってました私

>>82
今更ながら良子と良子と裕子の3P改4Pとかにすれば良かったのかと後悔中(´・ω・`)でも、ここの良子だと二人に分裂したら京太郎巡って自分同士で喧嘩しそう

>>92
裕子さん素肌スーツな人なんで、そりゃもうあのスーツ姿のままタイツ破ってズッポリと…
あ、ダメだ、前の恋人許せなくなってきた(´・ω・`)そんなプレイしながら浮気するだなんて…こいつぁメチャ許せんよなぁ
まぁ、実際、この小ネタの裕子さんはかなり理性が強い子となんで、着衣セックスどころか毎回、部屋を真っ暗にしてのエッチだったんでしょうが

乙ー

イッチの鬱でパッと思いついたのは浮気者と生乳スレの小ネタであった宥姉が死んで皆がおかしくなるアレとステルス京太郎かな

思ったより少ねえわ

乙です
>>71書かないのかぁ(´・ω・`)

乙です
>>71書かないのかぁ(´・ω・`)ザンネン

ああいう胸糞話はムラムラしてくるからやめてくんない?

本編はよ

いや鬱も面白いけどな

乙ー

イッチには一回パニキばりの畜生話を書いて欲しい

乙乙

ラクシアに落とそう!!

京子ちゃんの境遇はギャグ補正とかで相殺されてるように見せかけて普通に鬱設定だと思うんですがそれは

いやまあ、個人的に鬱耐性皆無だから冗談でも鬱い話書けない身としては、幅広く書ける人は尊敬するのよ

ギャグ要素皆無なんですけど…

鬱やキツいシリアスなんかは読むと胸が苦しくなって具合が悪くなっちゃうから
そういうの書ける人や>>1は凄いなと思ってる

鬱書きたい欲求を京子ちゃんにぶつけられちゃうとアレなので、
別スレで思いっきり鬱モノ書いて発散してもらうのもアリかもしれんね

上手く説明できないけど>>71は鬱っていうよりはそれこそ胸糞だよなあ

京太郎が淡々と酷い目に遭ってる感があるからだろうか

右肩下がりのスタートから、ちょっと持ち直したかと思った瞬間、持ち直した以上に下げられ、それがエンドレスで繰り返される
ジェットコースターで降りきった後の登りが少ししかなく直ぐに降るので、脳が一瞬でシェイクされてダメージが半端無い
一歩間違えるとコースターがコースアウトする可能性も秘めている

魔物娘からきたから京子ちゃん全く知らんけど小ネタ拾ってく感じなんです?
それともかいのープロでもう終わりです?

逆に京子ちゃんスレしか読んでないなー
機会があったら魔物娘のほうも読むか
途中で忙しくて流れの速さについてけなくなっちゃって見なくなちゃったし

少佐の演説だと思いました(小波)

すみません。今日はちょっとゴタゴタしてて精神的にもグロッキーなので投下なしにさせてください(´・ω・`)明日から頑張ります…

追いついた乙
基本ギャグとはなんだったのか……
あと>>71の胸糞趣味語りとか普通に引く、もし書く気ならキチンと別スレでお願いします

>>125
>>1の「書かない」は信用出来ない面もある、前書き的な意味で

書いたとしても普通にNG入れればいい話じゃないのか?

最近胸糞耐性ない住民多いのな、まだ序の口だと思ってる俺がおかしいのかもしれんけど

ダウナー展開系は敷居が高いから好みだったとしてもまず出逢わないしな
なにより、近年は人生のほうがよっぽど胸糞だから創作話でまで求められない傾向がある

個人的には、>>1が書きたいなら書きゃいいと思うが……それで本編書く時間が減るなら残念に感じるかな

>>102
浮気者は鬱じゃなくて純愛でしたし、ステルスはアレからテルーとの生活が始まる導入なので除外する(断言)として…
確かに宥姉の死んだアレは鬱と言われても仕方ありませんね(´・ω・`)最近ヤンデレ書いてないんでアレの続き書きたくはあるんですが時間が…

>>104>>111>>112
書きません(´・ω・`)ゴメンネ
でも、京ちゃんが異世界(割りとダークファンタジーな)に行くスレはやりたいかもしれない(´・ω・`)
技能なしラクシア開始も良いけどシノビガミの一般人枠開始とか(´・ω・`)どちらにせよハードモード確定ですが

>>106>>110
絶対わざとだろwwwwww
まぁ割りと訓練されたドSかドM向けな話ですよね(´・ω・`)ちなみに私は前者ですが

>>108
今書いてるからもうちょい待っててください(´・ω・`)ようやく前半戦折り返しまで来た

>>113>>114>>115>>116
ほ、ほら、京子ちゃんは割りとエンジョイしてるし…役得も割りと多いし(震え声)
今がインハイだから鬱っぽく思えるだけで、ここを乗り切ればまた軽い感じで楽しむスレに戻れるんで…(メソラシ)
ちなみに鬱い話は私も苦手なんやで…?(´・ω・`)それを乗りきれるだけのカタルシスがないと多分、そっ閉じする
さっきの?アレは病気だから仕方ないんだ…(震え声)
まぁ、病気はもう収まったんで大丈夫です(´・ω・`)と言うか、今は京子スレ完結優先されたいので別スレ建てるのはちょっとなーと

>>117>>110>>118>>128
>>118さんの例えが凄くらしくて吹いた
確かに上がった以上に下がる連続ですし、ジェットコースターですよね(´・ω・`)ちなみに安全装置はない
個人的には鬱展開は苦手ですが、上のはあくまでも楽しめるレベルの鬱なんですが…(´・ω・`)無論、ここから這い上がる展開が見えてるってのもある所為でしょうが
二年前、畜生と呼ばれてた人たちに比べれば大分、マイルドじゃないかなーと思ったりも…(´・ω・`)NTRもビデオレターも入水もないんやで…?

>>119
ちょっと迷いましたが、元々、あっちのスレの埋めネタ予定だったんで…
埋まっちゃった以上、こっちでは安価取るつもりは今のところありません
あっちではまた安価取るとかいっておいてこんな体たらくでごめんなさい(´・ω・`)

>>120
私が言うのもアレですがやたらと長いので気をつけてくださいな(´・ω・`)

>>121
アレを改変するなら京ちゃんが好きだでやりますね(´・ω・`)何かやたらと咲ちゃんっぽくなりそうですが

>>124>>126
だからやらねぇつってんだろ!!!!!(´・ω・`)ダチョウ倶楽部的なフリかと一瞬
後、こっちのスレでは明確なエロ描写やったのは霞たんイェイでしたが、アレは明星ちゃんのその後が知りたいって人が多かったんで加筆しただけですし
今、書いてる3Pも別スレの安価で収まりきらなかった分です
そもそも書くにしてもちゃんと別スレ建てるだけの分別はあるつもりですが…(´・ω・`)そこまで信用ないとか流石に傷つくぞ

>>129
つまり明るく楽しいエロ話を書けって事ですね!!!!!!
…アレ?それって普段書いてるのとそんな変わらない気がする(´・ω・`)あるぇ?
後、何度も言いますが、書きません(´・ω・`)ダチョウ倶楽部的なノリでも書きませんったら



あ、そろそろ始めます(´・ω・`)

長い?悪堕ち人外化に飢えてる俺ならいくらでも読める

あ全裸待機してるのよー


裕子「ひあっ♪♪あぁぁぁっ♥あ゛ぁぁああぁああっ♪♪♪」ビククン

京太郎「裕子さん」ギュゥ

裕子「~~~~っ♪♪♪」キュゥゥン

裕子「(き、京太郎君の手…っ♥手…がぁ♥♥)」

裕子「(私と…こ、恋人…ぉ♥恋人…つなぎ…ぃいっ♪♪)」

裕子「(イ、イってる間に…京太郎君、ギュってしてくれてぇえっ♥♥)」

裕子「(凄い…ビリビリぃっ♪♪♪)」

裕子「(お腹の奥から凄い絶頂…キてるのにいっ♥♥)」

裕子「(わ、私…あ、安心…してる…ぅう♪♪)」

裕子「(初めて味わう絶頂…ぉ♥♥)」

裕子「(子宮イキ…は、初めて…なのにぃっ♪♪)」

裕子「(頭の中どこまでも身体が堕ちてくみたいな絶頂、怖いはずなのにぃいっ♪♪♪)」

裕子「(私の身体…京太郎君に繋がれるの安心…してぇ…♥♥)」

裕子「(安心して…イってるぅうっ♥♥)」

裕子「(恋人繋ぎでイかされ…てるうぅうう♪♪♪)」

>>131
おおニッチなジャンルの同士よ
あれは素晴らしいものだ…
待機


裕子「(頭の端からジリジリって気持ち良いので白く染まって…ぇ♥♥)」

裕子「(どこまでも身体が堕ちてくみたいな絶頂、怖いはずなのにぃいっ♪♪♪)」

裕子「(私の身体…京太郎君に繋がれるの安心…してぇ…♥♥)」

裕子「(安心して…イってるぅうっ♥♥)」

裕子「(恋人繋ぎでイかされ…てるうぅうう♪♪♪)」ビクン

裕子「は…ひぃっ♪♪はあ…あぁぁぁあっ♥♥」

裕子「(しかも…これ…長…いぃいっ♪♪♪)」

裕子(一度、イっちゃった身体が全然、戻ってこれなくて…ぇ♥♥)」

裕子「(ずっと…高くて気持ちイイところに…いるぅっ♪♪)」

裕子「(身体が勝手にビクビクしちゃうくらい気持ち…イイところぉっ♥♥)」

裕子「(深…いぃぃ…♪♪)」

裕子「(これ…深い…いぃいっ♥♥♥)」

裕子「(身体の中、飲み込むくらい…深くて気持ち良い…絶頂…ぉ♪♪)」

裕子「(一度、堕ちたら…もぉ戻れない絶頂ぉっ♥)」

裕子「(私…味わっちゃったぁあ…♪♪♪)」

裕子「(良子さんみたいなイかされ方しちゃったの…おぉっ♥♥♥)」ウットリ

京子ちゃんはオクスリ無しで咲さん以外に男性だと見抜かれない状態だし、人外と思えなくも……?
つまりイッチが京ちゃんの魔王眷属化ルートを書けばいいわけだな!(錯乱)


裕子「(予想してたのより…全然…凄…ぃ…♥♥)」

裕子「(期待してた私が一瞬怖気づくくらい…気持ちイイのに…ぃ♪♪)」

裕子「(気持ちイイので頭が埋め尽くされてるのが分かるのにぃ…♥♥)」

裕子「(私…逃げられ…ないぃ…♪♪)」

裕子「(京太郎君と恋人繋ぎ…してるからだけじゃない…♥♥)」

裕子「(私の身体が…もうこの絶頂の虜になっちゃってるの…♪♪)」

裕子「(良子さんの事を調教した絶頂で…私の心も身体も調教されちゃって…ぇ♪♪♪)」

裕子「(一発で…ダメにさせられ…ちゃったぁあ…♥♥)」

裕子「(子宮イキの味…お、覚えたぁあ…♪♪♪)」

裕子「(オチンチンでのイかされ方…教えこまれ…たぁあ…♥♥)」

裕子「(挿入一回目…なのにぃ…♪♪)」

裕子「(まだオチンチン挿入れて…ちょっと奥擦っただけなのにぃ…♥♥)」

裕子「(私の開発…もぉ始まってる…ぅう♪♪)」

裕子「(京太郎くんにドンドンメスにされちゃってるの分かる…うぅ♪♪♪)」


良子「あは…♪裕子さん、マジイキしちゃってますね…♥」

良子「元々、経験あった所為か…もう身体中ビクンビクン揺らしてアクメオーラ出してます…♪」

良子「顔ももう完全にトロトロになって…♪ふふ…まだ挿入しただけですよ…♥」

良子「これからまだ京太郎のピストンがあるんですから…今からそんなになってたら本当に壊れちゃいます…♥」

良子「私と同じ…京太郎のチンポがなかったら生きていけないメスにされちゃいますよぉ…♪」

良子「それとも…それが裕子さんの望みなんですか?」

良子「京太郎に動いてもらって…身も心も再起不能になるくらいメチャクチャに犯してもらうのが良いんですか…?」

裕子「は…ふぉ…おぉおっ♪♪♪」ブル

裕子「(…あぁ…♪そ、そんな事…言わないで…くださいぃ…♥♥)」

裕子「(私…もう限界なんですっ♪こんなイかされ方初めてなんですぅっ♥♥)」

裕子「(今までエッチしてきた人たちと全然、違うオチンチンと絶頂に…もう翻弄されっぱなしで…ぇ♪♪)」

裕子「(身体の芯もまだイき続けて…ビクンビクンしてる状態でそんな事言われたらぁ…♥♥)」

裕子「(私…想像…しちゃいます…ぅ♪♪♪)」

裕子「(京太郎君にメス堕ちさせられた自分の事ぉ♥♥)」

裕子「(挿入だけでもこんなに凄いのに…動かれたらどうなるんだろうって…ぇ♪♪)」

裕子「(さっきの良子さんみたいに身体揺さぶるようなエッチな動きされたらどこまでイくんだろうってぇ…♥♥)」

裕子「(エッチな期待…しちゃいます…ぅ♥♥♥)」

裕子「(お腹の奥、キュンキュンさせながら、エッチな妄想…しちゃうんですぅうっ♪♪♪)」


裕子「(だから…私…ぃ♪♪)私…も…ぅ…♥♥)」

裕子「は…いぃ…♪♪」

裕子「そう…れしゅぅ…♥♥わらひ…そうしゃれたいのぉっ…♪♪♪」

裕子「京太郎君のオチンチンよしゅぎて…もう…ダメににゃったからぁ…♥♥」

裕子「挿入即イキで…気持ち良いの覚えさせられひゃからぁ…♪♪」

裕子「わらひ…欲しい…ぃっ♥♥」

裕子「京太郎君のオチンチンぅっ♪♪もっろ欲しいのぉっ♪♪♪」

裕子「マジイキ欲しいっ♥♥もっともっとぉっ♪♪おかしくなるまでぇっ♪♪♪」

裕子「私の事犯してぇっ♥♥わらひの事、壊ひてええぇ♪♪」

京太郎「裕子…さん…っ」ズチュ

裕子「ひぃぐううぅううぅうううっ♪♪♪」

裕子「(お、オチンチンっ♪♪オチンチンぅうっ♥♥)」

裕子「(動いて…るぅうっ♪♪私の膣内ぁ♥膣内あぁあっ♪♪♪)」

裕子「(カリ高極太オチンチンがジュルジュルってオマンコ引っ掻いて…ぇえ♥♥)」

裕子「(私…分かる…ぅ♪♪)」

裕子「(オマンコ全部で犯されてるんだって…分かっちゃう…ぅ♥♥)」

裕子「(これからオチンチンに凄い事されちゃうんだって…オマンコから感じて…私…ぃいっ♪♪)」


裕子「(感じ…ちゃうぅっ♥♥)」

裕子「(快感も興奮も…ドンドン高まってくぅううっ♪♪♪)」

裕子「(挿入だけじゃなくて…抜かれる時にもこんなにドキドキ…するなんてぇ…♥♥)」

裕子「(こんなの…もぉ…反則うぅ…♪♪)」

裕子「(反則…なのに…いぃいっ♥♥♥)」

裕子「きゅぅううっ♪うひゆぅうううっ♪♪」ビビクン

裕子「(お゛お…おぉおっ♪♪♪)」

裕子「(お゛くぅうっ♥♥奥がもっと凄いぃいっ♪♪♪)」

裕子「(ズンって子宮突かれるだけでイくぅうううっ♥♥)」

裕子「(も、もう…私の子宮…だ、ダメになったみたいにぃっ♪♪)」

裕子「(オチンチンに…逆らえないぃ…♥♥)」

裕子「(触れられるだけでイっちゃうぅっ♪♪即堕ち…するううっ♪♪♪)」

裕子「(まださっきのアクメ終わってないのに…また深い絶頂に連れ込まれて…ぇ♪♪)」

裕子「(沈む…ぅう♪♪意識も身体も…沈んじゃう…ぅ♥♥)」

裕子「(ドンドン元の場所に戻って来れなく…なっちゃってぇえ…♪♪♪)」


裕子「んひぃいいぃいいっ♪♪♪」

裕子「(三回…目ぇ♪♪)」

裕子「(三回目の…ピストンぅっ♥絶頂ぉおっ♪♪♪)」

裕子「(なん…でえっ♪♪そんなに強く動いてる訳じゃない…のにぃ♥♥)」

裕子「(寧ろ…普通よりも弱いくらいなのにぃっ♪♪)」

裕子「(私…もう三度目のマジイキぃっ♥♥)」

裕子「(今まで知らなかった凄いイキ方…もぉ三回もしちゃってるぅう♪♪♪)」

裕子「(一回だけでアナの私が呂律回らなくなるような…絶頂ぉおっ♥♥)」

裕子「(でも…これ…もう終わらないいわよぉっ♪♪)」

裕子「(オチンチン止まるまでイくの終わらないぃっ♥♥)」

裕子「(終わらせてくれないぃいっ♪♪♪)」

裕子「(もっともっとイかされるぅうっ♥♥オチンチンで犯されるぅうっ♪♪♪)」

裕子「(京太郎君が満足するまで…私…堕とされ続ける…だけぇ♥♥)」

裕子「(こんなの絶対壊されちゃうっ♪♪絶対人間に戻れなくなるうう♥♥)」

裕子「(京太郎君のメスになるまで調教イキ…させられ…ってえぇええええっ♪♪♪)」ビクンビクン


良子「あらあら…♪もうイキっぱなしになっちゃったんですか…♥」

良子「まだ始まったばっかりなのに…そんなに駆け足だと後が辛いですよ…♪」

良子「まぁ…壊してってオネダリしちゃうような裕子さんにとってご褒美かもしれませんけど♥」クス

良子「今だって舌突き出してアクメ声漏らす…やらしい顔してますしね…♪」

良子「コレ…絶対にアナの顔じゃないです…♥」

良子「こんなの放送禁止一直線ですよ…♪」

良子「テレビでこんな顔映しちゃったら…即座にアナからAV女優に転向させられちゃいそうなくらいのエロ顔です…♪」

裕子「(い、言わないで…ぇ♪)」

裕子「(分かってるんですぅっ♪♪私にだって分かってるのぉっ♥♥)」

裕子「(今の自分がどれだけはしたない顔してるのかくらい理解出来てる…けどぉおっ♪♪)」

裕子「(でも、ダメなんですうっ♪♪オチンチン気持ちよすぎるんですうっ♥♥)」

裕子「(オチンチンでジュポジュポされるとすぐイって…私の顔、ダメになるぅうっ♪♪)」

裕子「(恋人にも見せたことないようなエッチな顔しながら…エッチな声あげちゃうんですうっ♥♥)」

裕子「(恥ずかしいって思ってるけど…私…オチンチンにすぐ負けちゃってぇ…♪♪♪)」

裕子「(京太郎君が奥突く度に…私…ぃい♥♥♥)」

裕子「はふぉぉおおおっ♪♪♪」


良子「でぇも…♥喘いでるだけじゃ…ダメですよ…♪♪」クリ

裕子「ひぃきゅうぅうう♪♪♪」

良子「そうやって自分だけエンジョイしてたら…京太郎が困るでしょう…?」

良子「もっとエッチな事言って…京太郎をエンジョイさせてあげてください…♪」

裕子「え、エッチにゃ事ってぇ…♪」

裕子「(そんなの…思いつき…ません…ぅ♥♥)」

裕子「(も、もう…私、十回以上イかされちゃってるんです…よぉっ♪♪♪)」

裕子「(今までの経験、全部合わせてもこんなにイった事あるか分からないくらいなのにぃっ♥♥)」

裕子「(私の記録…もぉ京太郎君のオチンチンに塗り替えさせられちゃって…ぇ♪♪)」

裕子「(頭の中も…もうトロトロになってるんですうっ♪♪♪)」

裕子「(それなのに…エッチな言葉なんて思いつき…ません…♥♥)」

裕子「(気持ちよすぎて…私、それどころじゃないんですよぉっ♪♪♪)」

良子「ふふ…♪別にディフィカルトに考える必要はありません…♥」

良子「今の裕子さんが思っている事をそのまま京太郎に言えば良いんですから…♪」

良子「…あるんでしょう、思っている事?」クス

良子「こんな見事なトロ顔してるんですから…ない訳ないですよね…♥)」

良子「チンポにこんなにイかされて…エッチな事一つも考えてない訳ないですよね…♥♥」


良子「まぁ…それがディフィカルトならば、今、私にされている事を京太郎に説明してあげるだけでも良いですよ…♪」クリクリ

裕子「あっきゅぅっ♪せ、説明…っへ言われて…もぉ♥♥」

良子「ほら、裕子さんのバストは今、どうなっているんですか…?」

裕子「うぅ…♪よ、良子さんに…乳首…ぃっ♥」

裕子「乳首…クリクリしゃれて…ましゅぅうっ♥♥」

裕子「良子さんの細い…指…ぃ♪同性の…指でぇ…♥」

裕子「わらひ…こんにゃ…こんにゃの…恥ずかし…ひぃいいぃいっ♪♪」

良子「ふふ…♥でも、気持ち良いでしょう?」

裕子「し、しょんな事ぉ…♪な、ないれすぅ…♥」

裕子「わらひ…そんな変態じゃ…にゃいぃ…♪」

裕子「良子しゃんにクリクリしゃれても…感じたりしましぇんぅうっ♪♪」

良子「でも…ここはそうは言っていませんよ…っ♪」グリィ

裕子「いひゅうぅうう♪♪♪」ビクン

良子「ほぉら…♪ちょっと力を込めただけで、もうこんなビクビク…♪♪」

良子「私の指の間から出たピンク色の先っぽがいやらしくピクピクしてますよ…♥」

良子「これで感じてないなんて…嘘ですよね…♪♪」


裕子「ち、違…ぁ♪違い…ましゅぅ♪♪」

裕子「そ、それは…お、オチンチンのしぇいぃっ♥♥」

裕子「きょうたろぉくんのオチンチンにイかしゃれへる所為れすうっ♪♪」

良子「あら…♥それじゃあ…沢山イかされちゃってるんですね…♪♪」

裕子「そ…そぉ…れすぅ…♥」

良子「どんな風に…?頻度は…?どれくらい良いんですか…?」

裕子「お、おぉっ♪奥を突かれる度にイっへましゅぅぅ…♪♪」

裕子「こ、こんにゃ大きいオチンチン、初めてにゃの…にぃいっ♥♥」

裕子「わらひのアソコ…挿入からじゅっと悦んでぇえっ♪♪」

裕子「も、もぉ…沢山イかしゃれりゅぅう…♥」

裕子「もう20回超えまひたあっ♪♪」

裕子「20回以上マジイキしまひたああっ♥♥」

裕子「れも…ぉっ♪まだイくの止まらにゃいんですううっ♪♪」

裕子「頭のにゃかまでビリビリクりゅような絶頂ぉっ♪♪」

裕子「身体の隅々まで悦ぶみたいなイき方ぁあっ♥♥」

裕子「止まるどころかしゅごくなってりゅうっ♪♪エロエロになってりゅうううっ♥♥♥」

裕子「わらひ、オチンチンで調教しゃれへますうっ♪♪」

裕子「京太郎君のオチンチンでメスのイキ方教えられへるのぉおっ♥♥」


良子「ふふ…♪じゃあ、今までメスイキした事ないんですね…♥」

裕子「は…いぃっ♪ないぃっ♥♥ないれしゅぅうう♪♪」

裕子「今まで付き合った誰よりも京太郎君がしゅごいいいっ♥♥」

裕子「他の人のオチンチンと違いしゅぎるのぉおっ♪♪♪」

裕子「こんにゃ気持ち良いの初めへぇえっ♪♪」

裕子「エッチがこんにゃ良いにゃんてわらひ知りませんれひたあっ♥♥」

裕子「奥ちゅかれても何も感じにゃくて…ぇ♪毎回、イったフリしてたのにいっ♪♪」

裕子「エッチにゃんて恥ずかしくて苦手なくらいだったにょにぃっ♪♪」

裕子「わらひ、今、エッチしゅきになってますううっ♥♥」

裕子「らいしゅきなオチンチンとエッチしゅるのも好きになってるんですうううっ♪♪♪」

京太郎「はぁ…裕子…さん…っ」グイッ

裕子「ひぃ…う゛うぅうぅううぅうっ♥♥♥」

裕子「しゅれらめですううっ♪♪」

裕子「わらひの身体起こしてジュポジュポらめえええっ♥♥」

裕子「もっろ挿入るううっ♪♪ジュルジュルしゅべるううっ♥」

裕子「イってるオマンコゴリゴリしにゃがら、もっとオチンチンキちゃううううぅう♪♪♪」


良子「でも…そう言いながらイってるんでしょう?」クス

裕子「イってましゅうぅ♥イかにゃいはずないですうううっ♪♪」

裕子「この態勢、しゃっきよりオチンチンクりゅからあっ♥」

裕子「子宮を押し上げてクりゅからあっ♪♪」

裕子「まりゅで私の体重で突き刺さりゅみたいなピストンぅうっ♥♥」

裕子「激ひいぃいっ♪♪激ししゅぎれすうううぅ♥♥」

裕子「こんにゃの振り落とされひゃうううっ♪♪イきしゅぎてついていけにゃくなるううっ♪♪♪」

良子「あらあら…何を言っているのですか、裕子さん…♪」

良子「貴女は京太郎に壊して欲しいとそう言ったのですよ…♥」

良子「貴女を犯して犯して堪らなくて…チンポをバキバキにしたオスに一番、淫らなオネダリをしたのです…♪」

良子「今更、ついていけなくなるからダメだなんて通るはずないでしょう…♥」

良子「ちゃんと責任取って…京太郎に奥まで犯されてくださいね…♪」ニコリ

裕子「れもぉっ♪れ…もぉおおっ♥♥」

裕子「これホントよしゅぎるんですうっ♪♪絶頂を叩きつけられりゅっみたいれえっ♥♥」

裕子「しょれは良いんでしゅけど…わ、わらひ…っ♪わらひぃいっ♪♪♪」

良子「……お漏らししちゃうそうですか?」ニコ

裕子「~~~っ♪」カァァ


良子「…気持ちは分かりますよ…♪」

良子「私も良く似た状況になりますしね…♥」

裕子「じゃ、じゃあ…止めへ…♪」

良子「あら…どうして止める必要があるのですか?」

裕子「ふぇ…えぇえっ♪」

良子「思いっきり…漏らしてしまえば良いじゃないですか…♥」

良子「まぁ…私のベッドは汚れてしまいますけど…正直、今更ですし…♪」

良子「遠慮無く放尿でも潮吹きでもしてくださいね♪♪」

裕子「む、無理れすうっ♥そんにゃの無理ぃいっ♪♪」

裕子「お願いれすうっ♪♪お、オシッコにぃっ♥トイレに行かしぇてくだしゃいいっ♪♪」

裕子「しゅぐ戻ってきましゅからあっ♪♪京太郎君のオチンチンとエッチから逃げたりしませんから…ぁっ♥」

裕子「らから…あぁあっ♪♪」ブル

良子「絶対にノーです」ニッコリ

良子「ここまで来て中断だなんて許せるはずないじゃないですか♥」

良子「ちゃんと最後まで京太郎に付き合ってもらいますよ…♪」

良子「大丈夫…♥京太郎はお漏らしする女の子が嫌いじゃありませんから…♪」

良子「お漏らししたら、それだけチンポバキバキにして激しくセックスしてくれますよ…♥」


京太郎「まるで人の事変態みたいに言わないでくれるか…?」

良子「あら…事実でしょう♪」

良子「…その証拠に今だって裕子さんへのピストン、ストップさせていないじゃないですか…♪」

良子「オシッコさせてくださいって言ってる裕子さんのオマンコ…♪ガンガン掘ってますよね…♥」

京太郎「そ、それは…」

良子「ふふ…♥毎日エッチしてる私にシークレットだなんて百年早いですよ…♪」

良子「まぁ…そういう訳なんでお漏らし楽しみにしてますね…♥」

裕子「や…あぁあっ♪嫌れすうっ♪♪」

裕子「止まっへくだしゃいいっ♪京太郎君っ♥京太郎くんぅううっ♥♥」

裕子「お願いしまひゅぅっ♪♪後でにゃんれもしていいからあっ♪♪♪」

裕子「おひっこおおっ♪♪オシッコイかしゃへええっ♥♥」

裕子「こにょままら…ほ、本当に漏れひゃううっ♪♪」

裕子「良子しゃんのベッド汚ひちゃいましゅううっ♪♪♪」ブルル

京太郎「…えーっと…」チラッ

良子「…まったく、仕方ありませんね…」フゥ


良子「では、チョイスしてください」

裕子「な、何…を…れすかあっ♪♪」

良子「このままエッチするか、それともトイレに行くかです」

裕子「しょんなの勿論…ぅ♪♪」

良子「ちなみに後者のケースは、裕子さんの席はありません」

裕子「ぇ……?」

良子「当然じゃないですか」

良子「私が裕子さんの事を認めたのは、私と同じくらい京太郎の事をラブしていると思ったからです」

良子「少なくとも、こんなに興奮してる京太郎を前に自身の都合を優先するような女を愛人として認めるつもりはありません」

良子「裕子さんがトイレに行っている間に手持ち無沙汰な京太郎を放っておくのも可哀想ですし…」

良子「まずは私がエッチして…その次に裕子さん」

良子「その後はまた以前の通りに接してもらいます」

裕子「しょれって…つまり…ぃ♪」

良子「愛人や共有の話は全て白紙…と言う事ですね」

良子「無論、約束ですから今日だけは大目に見ますが…」

良子「それ以降は私の許可無く京太郎に近づくのを禁じます」

裕子「…っ」ブルッ


裕子「(そ…そんな…♪)」

裕子「(こんなに気持ち良いセックスが…今日だけだなんて…♥)」

裕子「(そんなの…耐えられる…訳ないぃ…♪♪)」

裕子「(私…もう完全に…虜になったのに…っ♥)」

裕子「(京太郎君のオチンチンだけじゃなくてエッチまで好きにさせられちゃったのにぃっ♪♪)」

裕子「(今日で終わりだなんて…そんなの…酷い…ぃ♥)」

裕子「(酷すぎ…るぅ…♪♪)」

裕子「(そんなの…実質…選択肢も何も…ないみたいなものじゃないです…かぁ…♥♥)」

良子「…で、どうします?」

裕子「………………さい…ぃ♪」

良子「もう一度、お願いします」

裕子「こ、このまま犯ひてくだしゃいいっ♪♪」

良子「…つまり私や京太郎にお漏らしする姿を見られても良いと言う事ですね?」

裕子「はいぃっ♪良いですうっ♥♥」

裕子「お漏らししゃせてくだしゃいいっ♪♪このみゃまお漏らししゅるまでイかせてくだしゃいいぃいっ♥♥」

裕子「お漏らし良いんでしゅううっ♪♪お漏らひよりも京太郎君の方がらいじぃいっ♥♥」

裕子「はじゅかしいけど…我慢ひましゅううっ♪♪しゅるからぁあっ♪♪♪」

京太郎「…了解…!」グッ

裕子「ん゛おおぉおおぉおおおおっ♪♪♪」


裕子「気持ち良いぃっ♪♪」

裕子「京太郎君のオチンチンしゅごいトコ擦ってまひゅぅうっ♥♥」

裕子「ゴリゴリグチュグチュって…わらひの良いとこぉっ♪♪」

裕子「入口もGしゅぽもじぇんぶぅっ♥全部ぅうっ♪♪」

裕子「パンパンににゃったオチンチンでズリズリひてるうっ♥♥」

裕子「今までよりもじゅっとイかしゃへてるうううっ♪♪♪」

裕子「京太郎君、わらひをお漏らししゃせようとひてりゅのねっ♥♥」

裕子「わらひがお漏らししゅるところ、しょんなに見たいのねぇっ♪♪」ブル

裕子「も、もぉ…知らにゃいいっ♥♥」

裕子「知らにゃい…からぁあっ♪♪」

裕子「ホントにもう…出りゅぅうっ♪♪♪」

裕子「お漏らし…しゅるうっ♥♥」

裕子「良子しゃんのベッドの上れっ♪♪京太郎君に向かっへえっ♥♥」

裕子「出るぅうっ♪♪オシッコ出るぅうっ♥♥」

裕子「出るっ♪♪出る出る出る出る出る出るぅうううぅううう♪♪♪」チョロロロ


裕子「(あぁ…あぁあ♪)」

裕子「(私…見られ…見られちゃったぁあ…♥♥)」

裕子「(こんなにエッチになってる姿だけじゃなくて…お漏らししてる…ところまでぇ…♪♪)」

裕子「(絶対に人に見せちゃいけない排泄の瞬間をぉっ♪♪)」

裕子「(大好きな人と…友人…にぃいっ♥♥)」ゾクゾクゥ

裕子「(オシッコしながら…イってるところ…見られ…ちゃってるううぅ♪♪)」

裕子「(あぁぁ…♥♥こんなの…変態的…っ♪♪)」

裕子「(アブノーマルにも…ほどがある…のにぃいっ♪♪♪)」

裕子「


裕子「(あぁ…あぁあ♪)」

裕子「(私…見られ…見られちゃったぁあ…♥♥)」

裕子「(こんなにエッチになってる姿だけじゃなくて…お漏らししてる…ところまでぇ…♪♪)」

裕子「(絶対に人に見せちゃいけない排泄の瞬間をぉっ♪♪)」

裕子「(大好きな人と…友人…にぃいっ♥♥)」ゾクゾクゥ

裕子「(オシッコしながら…イってるところ…見られ…ちゃってるううぅ♪♪)」

裕子「(あぁぁ…♥♥こんなの…変態的…っ♪♪)」

裕子「(アブノーマルにも…ほどがある…のにぃいっ♪♪♪)」

裕子「(私…興奮…してるううっ♥♥)」

裕子「(京太郎くんにオシッコ掛けながら…背筋凄い…ゾクゾクしてえっ♪♪)」

裕子「(こんなの…私じゃない…はずなのにぃっ♪♪♪)」

裕子「(こんな変態な趣味なんて…私、持ってなかった…はずなのにぃっ♪♪)」

裕子「(でも…今、私…良い…ぃっ♥♥)」

裕子「(オシッコしながらイくの凄い気持ち良いっ♪♪♪)」

裕子「(今までよりもずっとずっと強い絶頂が…私の奥からキてて…ぇ♥♥♥)」


京太郎「っ!」ズチュズチュゥ

裕子「ひあ゛あぁぁああああああぁぁぁっ♪♪♪」

裕子「(京太郎君も…止まらない…ぃっ♥♥)」

裕子「(私のオシッコ掛けられながら…腰ガンガン動かしてるううぅっ♪♪♪)」

裕子「(さっきよりも…ピストンも…強いぃいっ♥♥)」

裕子「(無理やり背筋浮かされた私のお尻に腰打ち付けるような動きしててぇっ♪♪)」

裕子「(その上…オチンチンがまた硬く…熱くなったからぁあっ♥♥)」

裕子「(京太郎君…♥私のオシッコで興奮しちゃったからぁっ♪♪)」

裕子「(もぉ何度もイかされてる子宮がさっきから凄くて…っ♥♥エッチでぇっ♪♪)」

裕子「(子宮の壁がブルブル震えてる…ぅうっ♥♥)」

裕子「(オチンチンが気持ちよすぎて、子宮全部が悦んでるのまで分かっちゃうわよぉっ♪♪♪)」

裕子「(もう私…敏感になりすぎたのぉっ♥♥)」

裕子「(オシッコまで漏らして…もう変態痴女になったからぁっ♪♪)」

裕子「(だから…ぁっ♥もう…止まら…ないいいっ♪♪)」

裕子「(堕ちるのもう止められないのっ♥♥)」

裕子「(もぉ…私、気持ち良い事だけになるっ♪♪)」

裕子「(恥ずかしいも何もなくて…気持ち良い事だけ考えちゃう淫乱女に…なっちゃうぅう♥♥)」

ってところでちょっと眠気はマッハになったので寝ます(´・ω・`)やっぱ3Pって話進まないなぁ…私が遅いのもあるんですが

>>131>>133
同士よ(´・ω・`)が、正直、あんまり悪堕ち要素は期待しない方が良いかもです
人外化もそれほど重点的に描写してる訳じゃないので…(´・ω・`)と言うか文章だけで人外化を伝えるって結構難しい…


>>135
つまり京ちゃんが咲ちゃんに調教されてアヘアヘ精液犬になっちゃうとな?(´・ω・`)…何故だろう、咲ちゃんの方がアヘってるイメージしか出てこない
京ちゃんが悪堕ちるとしたらやっぱ霞さん辺りですかね?(´・ω・`)で、極上の種馬に育て上げてから魔王である姫様に献上するとか

京ちゃんは総受けのイメージ

追いついたと思ったら女の子が漏らしていた
な、何を(ry

乙ですー
なんか今更だけど京子スレでエロみるの、不思議な感じ

個人的には最初盛り上げてトコトン落として後は這い上がるって感じが好き
ジェットコースターは鬱憤堪るからなぁ

咲全国編のゲームがVITAで出ると聞いて(´・ω・`)ヒャッハー!こいつぁ買うしかねぇ!!
あ、出来ればあわあわと菫さんの乳は増量しといてください(´・ω・`)京ちゃんも出るよね…?

>>156
私も基本、ハーレムってやっちゃうんで総受けのイメージが強いですね
でもたまには男らしく女の子を堕とそうと努力する京ちゃんを書いてみたい(´・ω・`)

>>157
ヒャッハー!新鮮な読者だー!(´・ω・`)こんなスレに追いついてもらって嬉しいです
そして私のスレは初めてか?力抜けよ(´・ω・`)私のスレのエロにはアヘ顔、失禁、潮吹き、淫語がまず間違いなく入ってるんだぜ

>>158
まぁ、京子スレは基本、エロやってこなかったですしね(´・ω・`)霞たんイェイの時も直接的な描写はなかったですし
そしてそのストーリーの流れで思いついたのがNTR展開とハーレム主人公に居場所奪われる系展開なのですが…(´・ω・`)そうか最近の読者はそういうのが好みなのか(錯乱)



そして加古がもうイケメン過ぎて加古さんになったので今から始めます(´・ω・`)ホント、誰だお前

でもオラオラ系ではないからなぁ京太郎は

>NTR・居場所奪われ
上がる前に地面に墜落してませんかね……?
その後の復讐ザマァ展開があるならそこだけ読むかな。50万円くらい貰えばだけど


裕子「んひぃいっ♪♪ふぉおおぉおおっ♥♥」ギュゥ

裕子「おひんひんしゅごいぃいっ♪お漏らひしゅごいのぉっ♥♥」

裕子「オチンチンちゅよくにゃったぁっ♪♪もっろあちゅくなったあっ♥♥」

裕子「こぉふん…ひてるうううっ♪♪♪」

裕子「おしっこしゃれて京太郎きゅん興奮ひてるぅうっ♥♥」

裕子「オチンチンバキバキにひてわらひの事犯してりゅのぉっ♪♪♪」

良子「ふふ…♪どうですか?」

良子「好きな人に恥ずかしいところ見てもらうの良いでしょう…?」クス

裕子「はひぃっ♪♪良いっ♥良いれすううっ♥♥」

裕子「おしっこしゅるの良いっ♪♪」

裕子「おしっこしゅるの気持ち良いれしゅうぅう♥♥」

裕子「癖んなりゅぅうっ♪♪こんにゃの絶対、癖になっちゃうううっ♥♥」

裕子「オチンチン気持ちよしゅぎてえっ♥♥オチンチンバキバキれええっ♪♪」

裕子「挿入れられたらけでお漏らし我慢できにゃい女になりまひゅぅう♪♪♪」


良子「ふふ…♪大分、素直になっちゃいましたね…♥」

良子「まぁ…それだけ京太郎のチンポがマーベラスと言う事なのですが…♪」クス

良子「涙まで漏らしながらアヘ顔晒されると…私も我慢…出来なくなります…♥」ゾク

良子「羨ましくて…混ぜて欲しくなります…よぉ…♪」チュゥ

裕子「んちゅぅっ♪♪」

裕子「(ふぁ…あぁあっ♥良子さんの舌が入っれきてるううっ♪♪)」

裕子「(クチュクチュチュルチュルってしゃっきよりもやらしい舌使い…ぃ♥)」

裕子「(わらひから精液奪うんじゃにゃくて…気持よく…して欲しがってりゅ…♪)」

裕子「(しゃびしいしゃびしいって…舌が言って…るぅ…♥)」ペロォ

良子「ふぁ…♪」

裕子「(ごめんにゃ…しゃいぃ…♪わらひが…京太郎きゅんの事取ったかりゃぁ…♥)」

裕子「(我慢…ぅ♪♪我慢…ひてくれてりゅんですね…♥)」

裕子「(一番は良子しゃんなのに…わらひの為に京太郎君とイチャイチャしにゃいで待っててくれへぇ…♪♪)」

裕子「(ごめんなしゃいぃっ♪♪れも…れも…しゅきなのぉおっ♥♥)」

裕子「(オチンチンに負けひゃったのぉっ♪♪もぉ…京太郎君のオチンチンに心奪われひゃのぉっ♥♥♥)」

裕子「(もぉセックス止めるにゃんて無理ぃいっ♥♥)」

裕子「(膣内射精まれ…返したくにゃいぃいっ♪♪♪)」ガシッ

京太郎「うぁ…っ」


裕子「(ら…かりゃ…♪私…頑張り…まひゅぅ…♥♥)」

裕子「(キスの経験もあんまりにゃいけどぉ…♪)」

裕子「(きっと良子しゃんの方が上手らけどぉ…♥)」

裕子「(れも…悪いのは私りゃから…ご奉仕…しまひゅぅ…♪♪)」

裕子「(良子しゃんの舌にご奉仕…ぃ♥やらしい…キスぅ♪♪)」

裕子「(寂しがってる良子しゃんの事…一杯、ペロペロ…するぅ…♥♥)」レロォ

良子「はぁ…うぅん…っ♪」

良子「(裕子さん、もうノリノリですね…♥)」

良子「(京太郎にだいしゅきホールドキめながら、私の舌にも反応して…♪)」

良子「(もう完全にそのアクメ顔に負けないくらい脳がアクメ堕ちしちゃってるのが分かります…♥)」

良子「(今の裕子さん…私でもドキドキしちゃうくらい…やらしいですよ…♪)」

良子「(もう完全にオチンチンラブな淫乱だって一目で分かる顔してますぅ…♥)」

良子「(腰も自分からカクカク動かして…京太郎に擦りつけてますし…♪)」

良子「(もう完全にメスですね…♥)」

良子「(種付けの事しか頭にない人間のメスになってます…♪♪)」


良子「(でも…やっぱり寂しい…ですね…♪)」

良子「(京太郎が私以外の女とセックス…ううん、メイクラブしているのに嫉妬もしますし…♥)」

良子「(こうしてキスしてる間も…私の身体、疼いちゃいます…♪)」

良子「(でも…折角、裕子さんと京太郎の初体験なんですしね♥)」

良子「(あんまり京太郎の方にちょっかいを出すと、まだメス堕ちビギナーな裕子さんが安心してアヘり続けられるか分かりませんし…♪)」

良子「(…ココは大人しく裕子さんを弄んで、鬱憤を晴らさせてもらうとしましょう…♪)」クリ

裕子「っきゅぅぅんっ♪」

裕子「(あぁぁ…♪良子さん、また私の乳首弄ってる…ぅ♪♪)」

裕子「(クリクリシコシコグリィってぇ…♥一杯…やらしい指の…動きぃっ♪♪)」

裕子「(乳輪からコリコリしゃれるの…すごい…いぃいっ♥♥)」

裕子「(もう…わらひイキしゅぎて…敏感ににゃってる…からぁっ♪♪)」

裕子「(このまま…胸でも…イっちゃいそうにゃ…くらいぃ…♥)」

裕子「(れも…もう…怖くにゃいぃっ♪♪)」

裕子「(もぉ一番、恥ずかしいところ…見られたからぁ…♥)」

裕子「(一番、ダメな私でも興奮してくれるって分かったかりゃぁ…♪♪)」

裕子「(だから…安心してイける…ぅうっ♥♥)」

裕子「(イくぅうっ♪♪イくイくイくイっくぅううぅううううう♪♪♪)」ビビクン






良子「ぷぁ…♪あは…♥イっちゃいましたね…♪」

良子「こんなに大きくてやらしいバストの先っぽで…♪乳首アクメ…しちゃったの分かりますよぉ…♥」

裕子「はひいいっ♪しまひたああっ♥」

裕子「乳首イキしまひたあっ♪♪良子しゃんの手でイかしゃれたんですううっ♪♪♪」

裕子「乳首イキビリビリれひたあっ♥♥おっぱいビリビリぃ♪♪」

裕子「疼きみたいにゃビリビリが根本までキたんれすうっ♥♥」

裕子「気持ち良ひぃっ♪気持ち良かったれすうっ♪♪」

裕子「乳首イキしゅごいのっ♥♥初めて乳首イキしひゃったのぉっ♪♪♪」

良子「ふふ…♪チンポよりもれすかぁ…♥」ネロォ

裕子「きゅぅぅっ♪無理…れすううっ♪♪」

裕子「オチンチンには勝てましぇんぅうっ♥♥」

裕子「オチンチンにイかしゃれるのとは比べ物にならないんですうっ♪♪」

裕子「乳首もしゅごいけどぉっ♥ちゅよいけどぉっ♪♪」

裕子「オチンチンはしょれ以上にしゅごいいっ♪♪気持ち良ひぃいっ♥♥」

裕子「メスイキしてりゅからぁあっ♪♪じゅっとじゅっとメスイキぃいっ♪♪♪」

裕子「オマンコでイくにょ勝てましぇんんぅっ♥♥」

裕子「幸せメスイキ止まらにゃいのぉおっ♪♪♪」


良子「もう完全にチンポの虜ですね…♪」

良子「最近あちこちの番組からオファーが来てる佐藤アナとは思えないくらいですよ…♥」

裕子「ら、らってぇっ♪らってええっ♪♪」

裕子「こ、こんにゃの無理れすうっ♥♥」

裕子「オチンチンよしゅぎるうっ♪京太郎君エロしゅぎるのぉおっ♪♪」

裕子「耐えられりゅ訳ないいいっ♥こんにゃの皆、メスになりまひゅぅうっ♪♪」

裕子「オチンチンの虜になりゅぅっ♥♥オスハメらいしゅきになるのぉおっ♥♥♥」

裕子「京太郎きゅんからもぅ逃げられにゃいいっ♪♪じゅっと…じゅっと一緒のメしゅぅうっ♪♪♪」

裕子「オチンチンしゃれる為にゃら何でもしゅるぅっ♥♥オシッコでもにゃんれもする淫乱になりゅのぉっ♪♪♪」

京太郎「はぁ…くぅ…」

裕子「んにゃあっ♪♪ビクってにゃったぁあ♥♥」

裕子「オチンチンびゃかでビクっれっ♪♪ビクンっへえぇえっ♪♪♪」

裕子「子宮こしゅってるううっ♥♥」

裕子「ジュルジュル子宮に先っぽ当ててりゅぅうっ♪♪」

裕子「まらイくぅうっ♥♥メスイキしゅるうっ♪♪」

裕子「オチンチンイキひてもっとメスになりゅうぅう♪♪♪」


京太郎「…良子ねぇ」

良子「ふふ…♪もう限界なんですね…京太郎…♥」

良子「良いですよ…♪」

良子「もうこんなにグチョグチョになってますし…多少、壊れるくらいで済むでしょうから…♥」

良子「そろそろ…本気の種付け…してあげてくださいね…♪」

裕子「ふぇ…ぇぇ…♪♪♪」

裕子「ほ、本気じゃ…にゃかった…のぉ…♥♥」

裕子「い、今までにょは…て、手加減…ぅう♪♪」

京太郎「あー…まぁ、なんというか、最初から結構、ヤバそうだったんで…」

京太郎「良子ねぇにするのよりは大分、優し目にしてたんですけど…」

京太郎「でも…ちょっと裕子さんエロ過ぎて、俺の方が我慢出来なくなってきたんで…」

京太郎「そろそろ本気出して射精しようとしても良いですかね…?」

裕子「(ほ…本気…らぁ…♪♪)」

裕子「(京太郎君…嘘ちゅいて…ないぃ…♥♥)」

裕子「(今までにょは手加減ひてたって本気で言ってりゅぅ…♪♪)」

裕子「(こ、こんにゃに気持ち良ひのに…まら遊びがあったにゃんて…♥♥)」

裕子「(本気らったら…どれだけ…しゅごいのぉ…♪♪♪)」ゴクッ


裕子「(こ、壊されりゅぅ…♪♪)」ブル

裕子「(わらひ…もぉ絶対に元に戻れにゃいぃ…♥♥)」

裕子「(らって…今れもわらひ…信じられにゃいくらい淫乱になってるぅ…♪♪)」

裕子「(オチンチンもエッチも…もぉ…らいしゅきなのにぃっ♥♥)」

裕子「(コレ以上、激しくしゃれたら…ホントに壊れりゅぅ…♪♪)」

裕子「(じゅっとエッチになりゅぅっ♥♥常にオチンチンの事考えひゃうぅっ♪♪♪)」

裕子「(絶対、仕事中も京太郎君とのエッチばっかひ、考えちゃうような変態淫乱アナに…なりゅぅっ♥♥)」

裕子「酷ひいぃっ♪♪」

裕子「今更…しょんな事言われても…わらひ拒め…にゃいよぉ…♥」

裕子「もぉ…私、エッチなんらよぉっ♪♪エロエロにゃのよぉっ♥♥」

裕子「しょれなのに…もっと気持ちよくなれりゅって聞いたりゃ…うんって言うしか…にゃいぃ…♪♪」

裕子「挿入オネダリひた時のセリフは嘘じゃないってぇ…♥♥」

裕子「このまま壊しゅまで本気で犯ひて良いって…言うひか…にゃいじゃないのぉっ♪♪♪」

京太郎「まぁ、いきなり本気出すよりも優しいかな…と」

京太郎「それにまぁ…出来るだけ裕子さんに楽しんで貰いたいのもありましたし」

京太郎「でも…いい加減、そういう手探りしていられるような状態じゃなくなってきたんで…」

京太郎「思いっきりイかせて貰います…ね!」グイッ

裕子「ひうぅうぅううっ♪♪♪」


裕子「(あぁぁ…♪私…京太郎君にのしかかられへる…ぅ♥)」

裕子「(上からガバって…私にょ身体…ベッドに押し付けりゅみたひに…♪)」

裕子「(押し倒すにょとはまた違って…密着しゅる…姿勢ぇ…♥)」

裕子「(胸もギュムって潰されりゅくらい触れ合うの…心地良ひぃ…♪♪♪)」

裕子「(身体のあちこちで…京太郎きゅんの事…感じりゅぅ…♥♥)」ウットリ

京太郎「裕子さん…」ギュゥ

裕子「は…ふぁぁあ…♪」ビクン

裕子「(そにょ上…京太郎君に抱きしめ…られてぇ…♥)」

裕子「(私の事、優しく抱きとめる…みたひぃにぃ…♪♪)」

裕子「(前だけじゃなくて…後ろまで京太郎きゅんを感じて…ドキドキ…しゅるぅ…♥♥)」

裕子「(これ…しゅごい幸しぇ…♪♪)」

裕子「(身体中エッチだけじゃなくて…愛されてるの感じりゅのぉ…♪♪♪)」

裕子「(わらひも…しゅきらよぉ…♥)」

裕子「(京太郎君の事…らいしゅきぃ…♥♥)」

裕子「(良子しゃんに負けないくりゃい好き…っ♥しゅきいい゛いぃいぃいぃいぃいいいいいっ♪♪♪)」ビクン


裕子「お゛ほぉお゛おぉおぉおおおぉおっ♪♪♪」

裕子「(にゃに…い、いまにょおぉおっ♥♥)」

裕子「(グポンっれ来たぁあっ♪♪子宮にグポンっれええっ♥♥)」

裕子「(ズンズンとかコリコリとかじゃにゃいいっ♪♪)」

裕子「(わらひの子宮を奥へと押しこみゅような動きぃいっ♥♥)」

裕子「(にゃ…にゃにぃいっ♪♪これ…知らにゃいいっ♪♪♪)」

裕子「(今まれのエッチれも…こんにゃ奥を押し上げら事…なんへにゃかった…のにぃいいっ♪♪♪)」

裕子「(ま…まひゃかぁ…♪♪じぇんぶじゃ…にゃかった…のぉ…っ♥♥)」

裕子「(わらひ…京太郎きゅんのオチンチン…じぇんぶ受け入れてられにゃくてぇ…♪♪♪)」

裕子「(しょれを今…奥までねじ込まれへる…のぉっ♥♥)」

裕子「(らったらぁ…♪♪だと…ひたらぁあっ♪♪♪)」ブルル

京太郎「っくぅ!」

裕子「お゛ふぉおおおぉお♪♪♪ん゛ひぃいぃいいぃいっ♥♥♥」


裕子「(お、オチンチンしゅごいぃいっ♪♪♪)」

裕子「(本気オチンチンっ♪♪京太郎君のホントのオチンチンぅうっ♥♥)」

裕子「(奥に当たるらけじゃなくて…押し込んでクりゅぅう♪♪)」

裕子「(ベッドに寝転がった私の子宮押しつぶしゅみたいにぃっ♥♥)」

裕子「(上からズンズンって打ち込まれへるぅうっ♪♪♪)」

裕子「(こ…これエッチぃいいっ♥♥エッチしゅぎるううっ♪♪)」

裕子「(幸せらけど…逃げられにゃいいっ♥♥)」

裕子「(周りじぇんぶ京太郎君で捕まってりゅからぁっ♪♪京太郎きゅんらけらからぁあ♥♥)」

裕子「(どうしてもオチンチン受けひゃううっ♪♪オチンチンストレートに子宮にクるううっ♥♥♥)」

裕子「(わらひのオマンコよりも長くて太いオチンチンぅぅうっ♪♪♪)」

裕子「(思いっきり奥までねじ込まれへぇっ♥♥また開発…しゃれてえっ♪♪♪)」

裕子「(良ひぃっ♪これ良いのぉっ♥♥)」

裕子「(幸せ調教しゃれるの最高ぉおおっ♪♪)」

裕子「(本気オチンチンに子宮ちゅぶしゃれるの良しゅぎるのぉおっ♪♪♪)」


京太郎「ちなみにこれ巷では種付けプレスって言うらしいんですけど…」

京太郎「気に入ってくれました?」パンパン

裕子「うんっ♪うぅんっ♥♥」

裕子「しゅきににゃったわぁっ♥♥これちゅきににゃったのぉっ♪♪♪」

裕子「種付けプレしゅ良いっ♪♪幸せれ気持ち良くてゾクゾクひて良いぃいっ♥♥」

裕子「これ毎日ひてえっ♪♪毎日毎日、調教ひてえっ♥♥♥」

裕子「わらひのオマンコぉっ♪京太郎君らけのモノにひてえっ♪♪」

京太郎「言われなくても…そのつもりです…よ…!」ググッ

裕子「あ゛ひぃい゛いぃぃいいぃいいっ♪♪♪」

裕子「(腰の角度変わっらあっ♪♪)」

裕子「(こりぇ…慣れひゃぁっ♥♥慣れひゃんらあっ♪♪♪)」

裕子「(種ぢゅけプレスでわらひの良いトコロをグリグリしゅるやり方ぁ♥♥)」

裕子「(私の弱点、イジメにゃがらプレスするやり方ぁあっ♪♪)」

裕子「(見つけ…られひゃぁ♪♪見つけられひゃらぁぁあっ♥♥♥)」

裕子「(一番、しゅごいピストンしゅる準備出来へ…ちゅぎはぁぁ…っ♪♪♪)」


京太郎「こんなにエロくて可愛い裕子さんの事…もう手放せないですよ…!」

京太郎「例え、嫌でも…毎日、ヤりますからね…!」

京太郎「毎日毎日、良子ねえと一緒にこうやって種付けしますから…!」

京太郎「俺の子ども出来るまで…毎日毎日…開発してやりますよ…!」ズッチュゥゥ

裕子「ん゛にゃあ゛あぁあぁああ゛っ♪♪あ゛ぁぁぁぁあっ♥♥♥」

裕子「(届い…ひゃあっ♪♪)」

裕子「(頭のにゃかまでぇっ♪♪オチンチンの衝撃がぁあっ♥♥)」

裕子「(ズンっへえっ♪ズンズンってええっ♪♪)」

裕子「(わらひ…もぉ…オマンコらけじゃにゃいぃっ♥♥)」

裕子「(頭のにゃかまで…オチンチンに犯しゃれへるぅうっ♪♪♪)」

裕子「(淫乱ににゃったトロトロの頭のにゃかまでオチンチンに気持よくしゃれへるのぉっ♥♥♥)」

裕子「(これ…らめえっ♪♪)」

裕子「(こんにゃエッチらめえええっ♥♥)」

裕子「(長く…ちゅづけられにゃいいっ♪♪♪)」

裕子「(馬鹿ににゃる前に意識トぶうっ♥♥トばされひゃううっ♪♪♪)」

裕子「(オチンチンに身体の方がちゅいていけなくなりゅのぉっ♥♥♥)」


裕子「(れもぉっ♪♪で…もぉおっ♥♥)」

裕子「うんぅっ♥♥嬉しひぃっ♪♪」

裕子「嬉ひいよぉっ♥♥♥」

裕子「毎日エッチひてええっ♪♪こにょピストン、じゅっとちょうらいぃっ♪♪♪」

裕子「おかしくなりゅまでえっ♪♪うぅん…っ♥なってもぉっ♪♪♪」

裕子「わらひ…頑張りゅからぁっ♥♥もっともっときょうたろぉ君好みになれりゅようにぃっ♪♪♪」

裕子「本気オチンチンれもちゅいていけりゅように頑張りゅからぁあっ♥♥♥」

裕子「今は無理れもいちゅか必ずきょぉ太郎きゅんのメスにぃっ♪♪♪」

裕子「京太郎君の事、満足しゃせられりゅ淫乱女になりゅからぁあっ♥♥♥」

京太郎「裕子…さん…っ!」グググッ

裕子「~~~~~~っ♪♪♪」

裕子「(あ゛ぁぁ…♪♪これ…もぉ…ダメ…♥♥)」

裕子「(わらひ…分かったぁ…♪♪これ…ついて…いけ…ないぃいっ♥♥♥)」

裕子「(ただでしゃえ、ちゅよかったオチンチンが…まら大きく…硬くにゃれええっ♪♪♪)」

裕子「(お腹のにゃかの熱が…ぐるぐるじゅるじゅるになって…りゅぅう♥♥)」

裕子「(京太郎君の射精前の…オチンチンぅっ♪♪射精オチンチンぅうっ♥♥♥)」

裕子「(しゅごすぎて…もぉっ♪♪もぉ無理…ぃいっ♥♥)」

裕子「(イくぅうっ♪♪イって…トぶぅっ♥♥♥)」

裕子「(もぉ…わらひ…トんじゃう…よぉおっ♪♪♪)」


京太郎「裕子さん…っ!裕子さん!!」ズチュズチュゥゥ

裕子「はひい゛いぃぃいぃいっ♪♪♪ひお゛おぉぉおおぉおおっ♥♥♥」

裕子「(しょのままピストンぅうっ♪♪種付けピストンぅううっ♥♥♥)」

裕子「(ベッドで挟んだわらひの身体に京太郎君の身体がたたきつけられてるぅうっ♪♪♪)」

裕子「(入り口から奥まで全部、グチョグチョのジュルジュルにしゃれへるううっ♥♥)」

裕子「(も、もぉ…分かんにゃいいっ♪♪オマンコも分からにゃいのぉっ♥♥♥)」

裕子「(敏感になりしゅぎてオチンチンが擦れるらけでイっひゃうのぉっ♪♪)」

裕子「(子宮らけじゃなくてオマンコのあちこちでもイっへるううっ♥♥♥)」

裕子「(ピストン一回らけであっちこっちで火花みたいな絶頂弾けて…わ、わらひ…溶けてりゅぅ…♪♪♪)」

裕子「(オマンコも頭のにゃかもじぇんぶ溶けて…らめににゃってえっ♥♥♥)」

裕子「(にゃのに、幸せにゃのおっ♪♪もう今にもトびそうなのに、幸しぇで堪んにゃいいっ♪♪♪)」

裕子「(身体も頭もじぇんぶ気持ち良いのれ一杯で…っ♪♪)」

裕子「(溺れしょぉなくらい今のわらひは満たしゃれてて…ぇえっ♥♥♥)」

京太郎「射精…っるううっ!!」ズチュゥウゥウウ

裕子「お゛おぉおお゛おぉおおぉ゛~~~~~~~~っ♥♥♥」

>>119
イッチこれ教えてー


裕子「(あ゛…づいぃいぃ…♪♪♪)」

裕子「(あちゅくてドロドロにゃの…わらひの中に流し込まれへ…るぅうっ♥♥)」

裕子「(ドピュドピュって…射精オチンチンも…跳ねへぇ…♪♪♪)」

裕子「(子宮口押し込みにゃがら…ビクビク擦っれええ…♥♥)」

裕子「(わらひ…ホントに種付け…しゃれへるぅう…♪♪♪)」

裕子「(年下の…ぉ♪友達の恋人の…精液…ぃいっ♥♥)」

裕子「(のう…こぉ…♥♥プリプリでドロドロの…精子が…流れ…込んで…クりゅぅ…♪♪♪)」

裕子「(あぁぁ…♥♥分か…りゅぅ…♥♥♥)」

裕子「(お口で味わうのよりも間近な精液…ぃ♪♪♪)」

裕子「(女の子の一番、大事なところで味わう…射精ぇ…♥♥♥)」

裕子「(膣内射精…しゅごぉ…♪♪しゅご…ひぃ……♪♪♪)」

裕子「(しゃっきよりも…幸しぇ…♥♥)」

裕子「(種付けしゃれながら溶けりゅの…しゃい…こぉ…♪♪♪)」

裕子「(わらひ…今、メスの幸せ…味わっ…へるぅ…♥♥)」

裕子「(女じゃにゃくて…人間のメスの…幸せイキ…ぃいっ♥♥♥)」

裕子「(だいしゅきなオスに種付けしゃれる幸せ…しゅご…しゅぎてぇ…♪♪♪)」

裕子「(わらひ…ぃ♪♪わらひ…もおぉぉぉ…ぉ♥♥♥)」コテン


裕子「あ゛…っ♪あ゛ぁぁ…♥♥あ゛ひ…いぃぃい…♪♪♪」ビクンビクン

良子「(あぁ…♪アレはもう意識もイっちゃってますね…♥)」

良子「(完全に目の焦点も合ってなくて…必死に京太郎に抱きついていた手足からもパワーが抜けていっていますし…♪)」

良子「(それなのに顔は幸せアクメのままなんですから…よっぽど京太郎の膣内射精が良かったんですね…♥)」

良子「(分かり…ますよ…♥私も…そうですからぁ…♪♪)」クチュゥ

良子「(私も京太郎に膣内射精キめて貰うと、トんじゃうんです…っ♥)」クチュクチュ

良子「(意識が中々、戻ってこれなく…なっちゃうんです…よぉっ♪)」クリィ

良子「(頭の中、メスの幸せで一杯になって…ひたすら…堕ちる…感覚…ぅ♥)」ジュプ

良子「(私も…欲しいっ♪あぁ…♥欲しいですぅっ♥♥)」

良子「(裕子さんだけに独り占めされるのは…嫌です…♪♪)」

良子「(オナニーだけじゃ足りないっ♥もう我慢なんて出来ませんっ♪)」

良子「(京太郎っ♥あぁ…京太郎っ♥♥京太郎ぉおっ♥♥♥)」グチュグチュ

良子「(私にもぉっ♪私にもチンポくださいぃっ♥♥)」

良子「(私のザーメンっ♪♪恋人精液ぃっ♥♥)」

良子「(京太郎の恋人は私だからっ♪♪)」

良子「(京太郎の奥さんになるのは私だけ…なんですからぁっ♥♥)」



裕子「あ゛…はぁ…♥♥♥は…ひゅぅ…♪♪♪」

京太郎「…ふぅ…」スッ

京太郎「(裕子さんアクメ顔のままトんじゃってるな…)」

京太郎「(ちょっとやりすぎたか…?いや、でも、壊して良いって言ってたし…)」

京太郎「(ま、まぁ、幸せそうだし…大丈夫…だよな)」

良子「…!」ドンッ

京太郎「ってうぉ!?」ビックリ

良子「京太郎…♥あぁぁ…京太郎ぉ…♥♥」スリスリ

良子「次は私のターンですよね…♪♪もう我慢シなくて良いんですよね…♥♥」

良子「このまま挿入れちゃいますねっ♪♪京太郎のチンポぉっ♥♥♥」グッ

良子「今度は私の奥でしっかり膣内射精キめて貰います…からあ゛ああぁぁぁあああっ♪♪♪」ジュッルルル

京太郎「うあ…ぁ」

良子「はぁ…ぁ♪キったぁあっ♥♥」

良子「私のチンポぉ♪♪私の恋人のチンポぉっ♥♥♥」

良子「これですうっ♪これが…これが欲しかったのぉっ♥♥」

良子「ずっと我慢してたんですからねっ♥♥寂しかったんですからああっ♪♪♪」

良子「このチンポ欲しくてずっとずっとオナニーしてたんですうっ♥♥♥」



京太郎「そんな寂しかったのなら裕子さん巻き込まなきゃ良かったのに」

良子「だ、だって…し、仕方ないじゃ…ないですかぁ♥♥」

良子「あんなになってる裕子さんの事放っておけませんぅっ♪♪」

良子「あそこでダメだなんて言ったら…完全に私が悪者じゃないですかぁ…ぁ♥♥」

京太郎「まぁ…確かにそうだけどさ」

良子「それに…結局、据え膳イートした京太郎が言える事ではないと思います…ぅ♪♪」

京太郎「ほぼ無理やり口開けられて突っ込まれたレベルだけどな」

京太郎「…まぁ、気持ち良かったのは事実だし、興奮もしたけど…」

良子「んふぅ…♪じゃあ、その分は私に返してくれますよね…♥♥」

良子「京太郎と裕子さんの為に涙を飲んでウェイトしてた私に…♪♪」

良子「裕子さんより激しいメイクラブしてくれますよね…っ♥♥♥」

京太郎「…ここでダメだなんて言ったらそれこそ俺が悪役だよな」

京太郎「…まぁ、毒を食ったら皿までって奴だし…ちゃんと最後まで付き合うよ…!」グッ

良子「ひぐうぅううううぅうっ♪♪♪」

良子「い、いきなりいっ♪♪いきなりピストンぅううっ♥♥♥」

良子「下から子宮狙い撃ちにするのダーティですよぉおっ♪♪♪」


良子「きゅぅうんっ♪♪きゅふぅうっ♥♥♥」

良子「激しひぃっ♪♪チンポ激ししゅぎですううっ♥♥」

良子「揺れるぅうっ♥♥チンポで身体揺さぶられましゅうっ♪♪♪」

良子「リード…出来にゃいいっ♪♪チンポに翻弄…されるうっ♥♥」

良子「チンポに負けて…ぇ♪♪負けアクメしすぎてえっ♥♥」

良子「腰がぁっ♪腰が…もぉ…抜けちゃいそうですうっ♪♪」

裕子「(声が…聞こえる…♪)」

裕子「(良子さんの…エッチな…声…♥)」

裕子「(きっと…京太郎君に…犯されてるんだ…♪♪)」

裕子「(あの太くて気持ちイイオチンチンで…子宮まで犯されて…♥♥)」

裕子「(きっと…もう…メスに…なってる…♪♪)」

裕子「(良子さん…京太郎君のオチンチンに逆らえなく…なってるぅ…♪♪)」

裕子「(羨まし…しい…♥)」

裕子「(私も…また…京太郎君に…愛された…い…♪)」

裕子「(良子さんみたいに…メチャクチャに…犯されたい…♥♥)」

裕子「(あの絶頂を…♪あの膣内射精を…また…またぁ…♪♪)」スッ

裕子「(このグチョ濡れのオマンコの中に…子宮に…ぃ♥)」グチュゥ

裕子「(思いっきり…注ぎ込んで…妊娠確定するまで…愛して…欲しい…っ♪♪)」グチュグチュ

ってところで今日は終わります(´・ω・`)後多分、数レス程度のエピローグでこの小ネタも終わります
しかし、長かった(´・ω・`)3Pだってのもありますが、やたらと冗長になってしまった感が
しかも、魔物娘スレの方に引っ張られてやたらと女の子がアヘってますし…(´・ω・`)そもそもそれまで意識してなかったのにチン堕ちする裕子さんがチョロ過ぎる


>>162
オラオラ系ではなくても、京ちゃんが女の子堕とさないとダメなパターンって言うのもありだと思うんだ
呪いによって男児が生まれなくなった世界の中、唯一生まれた男として周りの子を堕として孕ませないとダメとか(´・ω・`)ただし、女の子は大体、レズで異性愛に抵抗ある感じで
まぁ、このネタやるのならば完全にファンタジー世界向けですね(´・ω・`)イメージ的には完全にエルフと人間みたいなものですし

>>163
>>158先生がとことんまで堕とせって言ったんだ!俺は悪くぬぇ!俺は悪くぬぇ!!(´・ω・`)まぁ、インポになったりしますが、一応、報われるまでのシナリオは考えてます
やりませんが!やりませんが!!!(本当に大事な事なので二回)

>>179
>>130でも答えてましたが明らかに見づらかったですよね(´・ω・`)ゴメンナサイ
元々、小ネタは魔物娘スレを埋める為のネタのつもりだったのでちょっと迷いましたが、もう安価は取りません
まだ他にも安価取ると言っておいて、嘘吐く形になってごめんなさい(´・ω・`)



唐突に思いついたので





京太郎「なんて事だ!いきなり異世界に飛ばされてしまっただなんて!」

女性「syhekaoxcuytrn?」

京太郎「しかも、なんて話しているのか分からない!!」

京太郎「こういう時は…執事テレパシーだ!!」

― 説明しよう!執事テレパシーとは執事エネルギーを介して相手と意思疎通する執事技なのだ!!

京太郎「」パンツーマルミエ

女性「っ!!」カァァ

京太郎「やったぜ」











京太郎「なんて事だ!町の外に出たらいきなり狼の群れに囲まれるだなんて!」

狼「腹減ったんじゃー!」ガルル

京太郎「しかも、完全に飢えてこっちを襲う気満々だ!!」

京太郎「こういう時は…執事じゃらしだ!!」

― 説明しよう!執事じゃらしとは猫じゃらしを介して執事エネルギーを送り込み、どんな猛獣でも手懐ける執事技なのだ!!

京太郎「」フリフリ

狼「きゅぅぅわんわん」ゴロゴロ

京太郎やったぜ」









京太郎「なんて事だ!俺に魔法の才能がないだなんて!」

村長「これから大変かもしれないから生きる知識を教えてあげよう」

京太郎「幾ら執事テレパシーでも流石に文字は分からない!!」

京太郎「こういう時は…執事記憶だ!」

― 説明しよう!執事記憶とは執事エネルギーを使って、通常の数十倍の早さで記憶する事が出来る執事技なのだ!!

京太郎「あ、ごめんなさい。全部知ってました、コレ」

村長「マジか。じゃあ、もうこの世界でも十分生きていけるんじゃね」

京太郎「やったぜ」









京太郎「なんて事だ!俺に良くしてくれた村が冒険者崩れの一団に狙われているだなんて!」

盗賊「これから毎日、村を焼こうぜ?」

京太郎「こういう時は…執事マーシャルアーツだ!」

― 説明しよう!執事マーシャル・アーツとは執事エネルギーで気配を殺しながら相手に近づき、執事エネルギー送り込んで内部から破壊する執事技なのだ!

京太郎「お前に明日を生きる資格はない」

盗賊「あじゃばーっ」

京太郎「やったぜ」







京太郎「なんて事だ!俺以外にも別世界からこの世界に来た人達がいるだなんて!」

玄「須賀くんも日本から来たんだ」

穏乃「じゃあさ、一緒に旅しない?」

宥「えっと…少しくらいなら私達も護ってあげられるし…」

憧「って話早すぎ…まぁ…悪い奴じゃないと思うけど…」

憧「でも、アンタ何が出来るの?そっちも能力貰ったんでしょ?」

京太郎「しかも、皆、俺とは違って文字も言語もわかるし特殊な能力があるらしい!」

京太郎「こういう時は…執事アピールだ!」

― 説明しよう!執事アピールとは執事エネルギーを最大限にまで高め、自信の執事力を相手にしらしめる執事技なのだ!!

京太郎「執事です」

憧「え?いや、だから…」

京太郎「初歩的な執事が出来ます」

憧「……あぁ、うん、もうそれで良いや」

京太郎「やったぜ」








京太郎「なんて事だ!旅の途中で出会った人の良さそうな商人さんが奴隷商人だったなんて!」

商人「ゲヘヘ、あいつらはきっと金になるぜ…」

ボス「お前も悪だなぁ」ゲスカオ

商人「いやぁ・・・この辺りを締めるマフィアのボスには敵いませんぜ」

京太郎「しかも、一緒にいる相手はこの辺りでも有名な盗賊の頭で、周りに山ほど部下もいる!!」

京太郎「こういう時は…執事分身だ!」

― 説明しよう!執事分身とは執事エネルギーで自身と同じ能力を持った分身を作り出す執事技なのだ!!

京太郎「そして執事マーシャルアーツ!」

ボス「なんだ貴様はたわばっ」

商人「ぎゃぼっ」

京太郎「やったぜ」










京太郎「なんて事だ!俺達を呼び込んだのがこの世界を作った神様だなんて!」

神「なんかそろそろ飽きてきたし、一回、メチャクチャにして一から世界作りなおそうぜ」

京太郎「しかも、何時迄も処女作を完成させられないツクーラーみたいな事言ってる!」

京太郎「こういう時は執事…」

神「おっと、それもう禁止な」

京太郎「え?」

神「つーか、お前もう執事じゃないじゃん」

神「こっちの世界にどっぷり浸かった冒険者じゃん」

神「だから、執事技禁止な。神ルール」

京太郎「そんな…俺から執事技がなくなったら…もう…」









女性「諦めないで!」

狼「お前がこんなところで終わるような奴かよ!」

村長「例え執事じゃなくなっても京太郎は京太郎じゃ」

盗賊「俺を改心させたのはお前の執事技じゃなかった!」

商人「お前の熱いハートだったんだ!」

ボス「思い出せよ!お前がこれまで歩んできた軌跡を!」

京太郎「俺の…歩んできた…軌跡…」

玄「そうだよ!私と一緒にお姉ちゃんの着替えを覗いた事も!」

宥「私と一緒に温泉入った事も!」

穏乃「毒で動けなくなった私を運んでくれた事も!」

憧「あ、あたしとき、きキスしちゃった事…も…」カァァ

京太郎「…そうだ。俺は確かにもう執事じゃないのかもしれない」

京太郎「でも…俺は俺なんだ」

京太郎「執事じゃなくなっても…ここまで俺が皆と紡いできた絆はなくならない…!」

京太郎「執事エネルギーがなくなっても俺は戦えるんだ!」グッ

神「なにぃっ!!」

京太郎「行くぞ!!皆!!!!」

京太郎「うぉおおおおおおおおお!!!!!」



―― >>1先生の次回作にご期待ください


私はもしかしたら疲れているのかもしれない(´・ω・`)二度寝してきます

ツクーラーでワロタ
おつ

おつよー
やっぱ執事ってスゲーわ

乙ですー
ある意味執事は鬱フラグクラッシャーw

あらたそェ……

ようやく追いついたけど
なんでこんなにシリアスなんだ…
予告のギャグっぽさはどこに?

>>71じゃ阿知賀勢ってなってたのにハブられたあらたそ…

>>200>>201>>202
今更ながら、「これはもうダメだ。もっと面白いゲーム思いついたからそっちを作ろう!」の方がらしいかなと思いましたが(´・ω・`)皆も一度は経験があるはず…
まぁ、こんな風に相手の目論見を全部、執事という理由だけでぶっ飛ばし、最終的に京ちゃんを魔王に仕立てあげようとしてた性悪神も倒す話は頭の中にあるのですが
正直このテンションを最後まで維持出来る気がしないので変わらずにお蔵入り一直線です(´・ω・`)私の性格上、後で絶対、重くなる…

>>203>>206
あらたそがハルちゃん放っといて旅なんかするわけないだろ!!(´・ω・`)京ちゃん以外は異世界召喚系主人公なので
恐らくハルちゃんは召喚された王都辺りで色々と皆のサポートしてるんじゃないでしょうか(´・ω・`)で、あらたそはそんなハルちゃんの護衛兼世話係的な

>>205
い、今は特別シリアスなだけだから…この山乗り切ればまたギャグに戻るから…(震え声)

では数レス程度ですが今から始めます(´・ω・`)


ガチャ

良子「ただいま、京太郎」

裕子「ただいま」

京太郎「あぁ、二人ともおかえり」

京太郎「とりあえず飯にする?それとも風呂か?」

良子「京太郎で」キリッ

京太郎「ねぇよ」

裕子「…ないんですか?」ジィ

京太郎「ぅ…」

裕子「…私も京太郎君とイチャイチャするの楽しみにしてたんだけどなぁ…」チラッ

京太郎「あー…ま、まぁ…後でな」

裕子「後で…今からは…ダメなの?」ヌギ

京太郎「ちょ、ここで、玄関先で脱ごうとしないでくれよ!」

裕子「良いじゃないの。ここはもう私の部屋でもあるんだし」ニコリ

京太郎「そ、それはそうだけど…」


良子「そうですよ。京太郎」

良子「裕子さんはこの家を建てる時に半分、出費してくれた訳ですからね」

良子「ただのゲストと言う訳ではないのですから、そんな細かい事言うべきじゃありませんよ」ヌギ

京太郎「って言いながら良子ねえも脱ぐなよ!?」

良子「だって…裕子さんだけ京太郎の視線、独り占めするなんて不公平じゃないですか」

良子「そもそも京太郎の奥さんは私なんですよ?」

良子「ファーストワイフである私を誰よりも一番、見るべきだと思います」

裕子「第一夫人なんて言っても、書面上だけですけどね」ポソ

良子「…ほほぅ。今、何か聞こえた気がするのですが」

裕子「いえいえ、何でもないですよ」ニコリ

良子「…所詮、愛人の癖に」

裕子「愛人って妻に満足出来ないから生まれるんだって知っていました?」ニコ

良子「…」ゴゴゴ

裕子「…」ドドド

暇なときに小ネタ書くだけのスレでもいいから建ててほしいわ


良子「…仕方ありませんね」ガシ

裕子「これはやはり京太郎君に決めてもらわないと決着がつかないわ」ガシ

京太郎「え?」

良子「と言う訳でまずは京太郎からイートしちゃいましょう…♥」

裕子「どっちの方が良いか、今日こそ決めて貰うわよ♪」

京太郎「それが目的だろ!」

京太郎「つーか、完全にさっきの修羅場プロレスじゃねぇか!」

裕子「あら、別に完全に演技と言う訳じゃないのよ?」

良子「そうですよ。昨日だって、裕子さんの方が膣内射精された回数多かったですし」

裕子「…その前に私のフェラ中に邪魔したのは良子さんじゃありませんでしたっけ?」

良子「一昨日、邪魔した仕返しです!」

裕子「三日前は良子さんが途中で京太郎君の事持ってったじゃないですか!!」

京太郎「どうどう。ストップストップ」

良子「…京太郎がそう言うなら」

裕子「まぁ、ここで争っても見苦しいだけよね」


京太郎「つーか…二人ともそんな感じで仕事中は大丈夫なのか?」

京太郎「最近、また一緒の仕事増えてきたみたいだけど…」

良子「まぁ、別に裕子さんそのものに思うところはないですし」

良子「この関係を言い出したのは私ですから嫌ってなどいませんよ」

裕子「私はあくまでも二人の関係にお邪魔してる訳だしね」

裕子「私の事認めてくれてる良子さんには本当に感謝してるわ」

京太郎「じゃあ、なんで、毎日毎日喧嘩してるんだ…?」

良子「そりゃ関係を認めたのは私ですけど、本気で毎日来るとは思ってなかったですし…」

裕子「良子さんが正妻って理由で京太郎君の事持っていくし…」

良子「……」ゴゴゴ

裕子「……」ドドド

京太郎「はいはい。落ち着いて」

京太郎「二人が仲良しなのはもう分かったからさ」




良子「まぁ、割りとこうやってプロレスやるのもガス抜きみたいなものですよ」

裕子「歪な関係である事は間違いないから、こうやってお互い不満を表に出しておかないと長続きしないのよ」

京太郎「その余波が完全にこっちに来てるんですが」

良子「その辺りは男の甲斐性と言う奴です♪」ウィンク

京太郎「まぁ、良子さんと裕子さん侍らしてる時点で文句なんて言えない境遇だけどさ」

京太郎「実際、今も主夫で完全にヒモみたいなもんだし」

京太郎「でも、俺が止めるまでプロレスしてる二人を見ると結構、心配になると言うか…」

裕子「まぁ…確かに京太郎君が止めてくれないと止め時、分からなくなっちゃうわね」

良子「私達のこれからは京太郎に掛かっているんでしょう

良子「京太郎が長生きしてくれないと私達の友情はそこでジエンドです」

京太郎「こ、怖い事言うなよ…」

京太郎「まぁ、二人の事置いて死ぬつもりなんてないけどさ」ナデナデ

良子「んふぅ…♪」

裕子「えへ…♥」テレテレ


良子「では、京太郎に長生きして貰う為にもベッドでメイクラブしましょう…♪」

京太郎「なんで良い話っぽく終わったのにそれを蒸し返すかなあ!?」

裕子「だって、こんなに嬉しい事されちゃ…ねぇ?」

良子「私達の胸はキュンキュンして京太郎とラブを深めたくなるんですよ…♥」

裕子「直接触れて…確かめてみる…?」スッ

京太郎「え、遠慮します!」

裕子「あら…遠慮しなくても良いのに…♪」クス

裕子「今日は京太郎君の誕生日なんだから…好きなことしても良いのよ…♥」ホオチュゥ

京太郎「う…い、いや、今はどっちかって言うと食事を先にして欲しいと言うか…」

裕子「それは困ったわね…♥」

裕子「私は今すぐでも京太郎君とエッチしたいのだけれど…♪」

良子「では、ここは平等に多数決で決めましょう」

良子「まずはセックスからが良いと思う人ー」ハーイ

裕子「はい♥」

良子「では、2対1でセックスからですね…♪」

京太郎「横暴過ぎる…」

裕子「ふふ、これが民主主義という奴よ…♥」



良子「さて、では民主主義がウィンしたところで…♪」ペロ

裕子「私達の旦那様とベッドに行きましょうか…♥」

京太郎「あー…もう。分かったよ…」

京太郎「誕生日だからって気合入れて作ったけど、料理は後回しにする」

京太郎「…その代わり、覚悟しとけよ」

京太郎「折角の料理を後回しにするくらい俺の事誘惑したんだから」

京太郎「明日の朝日が拝めるなんて思ってないよな?」ゴッ

良子「~~っ♪♪」キュゥゥン

裕子「は…ぁぁ♥♥」ゾクゾクゥ

京太郎「…返事は?」

良子「の、望む…ところですよ…♪」

裕子「私達だって…京太郎君ともう数年エッチして耐性も出来てきたんだから…♥」

良子「こっちは二人もいますし…今日こそ京太郎の方をノックアウトさせてやりますとも…♪」

裕子「だ、だから…ぁ♪手加減…しないでね…♥」

良子「何時と同じ…♪うぅん…♥何時も以上に激しく…ぅ♪♪」

裕子・良子「「私達の事…犯してください…♥♥」」




―― この後、メチャクチャセックスした




実は最初に考えたのだと裕子さんと京太郎が義姉である良子さんと内緒で付き合っていて
お酒で眠った良子さんの横でセクロス開始してるところで良子さんが起きてしまい
実は両刀で二人の事を狙っていた裕子さんに京太郎への淡い恋心を見破られていた良子さんはそのままなし崩し的に義弟とのセックスを味わって
裕子さんに仕込まれたメスを堕とす為の腰使いにアヘアヘになりながら、3Pセックスにドハマリしていく…と言うものだったのですが(´・ω・`)
投下前にアニメ見返したら、どう考えても裕子さん振り回される側で良子さんが振り回す側だよ!!
つーか、あんな服の着方してて常識人とか一体、どういう事なんだってばよ!!!
色々悩みましたが、既にキャラ崩壊してるスレでコレ以上崩壊させるのはちょっとなーって事でアニメ描写を優先しました(´・ω・`)結果的に裕子さんがチン弱チョロインになった事は謝罪します

>>211
数レスで終われる程度の小ネタとかならともかく、こんな風に数日またぐネタとかになっちゃうと待たせてる時間が申し訳なるのですよねー…
結果的に毎日投下しなきゃいけないような気になっちゃいそうなので(´・ω・`)そうなるとまた京子スレが遅れちゃいそうですし
暇な時はこっちで安価出して小ネタ募集したりする感じにしようかと思います(´・ω・`)まぁ6月下旬辺りからまた修羅場が始まるので、小ネタやってる暇があるかどうかって感じですが


そしてちょっと短いので、このまま咲ちゃんとのほのぼのネタいきます


~今ではないいつか、ここではないどこかな優しい世界~

咲「…」ペラ

京太郎「…なぁ、咲」

咲「ん…?どうかした?」

京太郎「なんでお前は毎回毎回、人の膝の上で本を読もうとするのかな?」

咲「だって…これが一番、安心するし…」

京太郎「俺としては手持ち無沙汰で困るんだけどな」

咲「そんなの知らないもん」プクー

咲「私に嘘吐いてた京ちゃんが悪い」キッパリ

京太郎「その件に関してはもう何度も謝ったし、一応、許すって話になってたんじゃないのかよ…」

咲「だーめ。乙女心は安くないんだよ」

咲「謝ったくらいじゃ全然、足りないんだからね」プイッ

咲「…それに離れてるとまた京ちゃんがいなくなりそうで怖いの」

京太郎「…咲」ギュゥ

咲「…京ちゃんはもういなくならないよね…?」

咲「お姉ちゃん達みたいに…私の事置いてったりしないよね…?」

京太郎「…あぁ。大丈夫だ」

京太郎「俺はもういなくならないよ」

京太郎「ずっと咲の側にいる」



咲「じゃあ、このままでも全然、オッケーだよね」ニコ

京太郎「くそ!分かってたのに!分かってたのに!!」

咲「ふふ、そんな甘くて優しい京ちゃんの事、私、大好きだよ♥」

京太郎「…あぁ。悔しいけど、俺もそんなチャッカリしてる咲の事が好きだよ」

咲「えへ…♪」テレテレ

京太郎「まぁ、でも、手持ち無沙汰なのは変わんないしなぁ…」

咲「…悪戯とかしちゃう?」チラッ

京太郎「まだ休日の昼だろ…」

京太郎「つーか、本読んでるところを邪魔してやりたくないし」

咲「京ちゃんってそういうところ真面目だよね」

京太郎「お前に嫌われたくないだけだっての」

京太郎「って…それはさておき…咲、ちょっと髪伸びたか?」

咲「あー…そうかも」

咲「この前、美容院行ったっきり髪の毛切ってないし…」

咲「でも、どうせだし、このまま伸ばしちゃおうかなぁ」

京太郎「ん?どうしてだ?」

咲「だって…和ちゃんとか石戸さんとか髪長いし…」

咲「髪を伸ばせば私の胸も大きくなるかも…」

京太郎「安心しろ。咲の胸が大きくなる事はない」キッパリ


咲「き、京ちゃんが一杯愛してくれたらワンチャンくらいあるもん!」

京太郎「まぁ…あるかもしれないけど…AAAがAになるかならないかくらいだろ」

咲「もうAはあるもん!」

京太郎「Aはあるって言わないんだよ」ムニムニ

咲「むきゃあああ!!」

京太郎「それに高鴨さんだって髪長いけど、壁だろ」

咲「そう言えば…!」ハッ

京太郎「何よりだ」

京太郎「俺は割りと今の咲で満足してるんだから、んな無理に自分を変えようとしなくて良いんだよ」ギュゥ

咲「ホント?」

京太郎「…まぁ、胸は揉めるくらいあった方が良いかも」

咲「きょーうーちゃーんー?」グリグリ

京太郎「い、いてて!ホーンを押し付けるな!」

咲「ホーンじゃないよ!頭押し付けてるの!」

咲「まったくもう…ホント、変なところで照れ屋なんだから…」ブツブツ

京太郎「照れてるんじゃなくて、さっきの仕返しだっての」


京太郎「まぁ、何にせよ、ちょっと毛先揃わなくなってきてるし…伸ばすにせよ整えて貰った方が良いな」

京太郎「幾つか良い美容院知ってるし、後で紹介してやるよ」

咲「…何で知ってるの…とかは言わぬが花だろうけど…」

咲「でも、京ちゃんってその辺り、目敏くなったよね」

京太郎「ん?そうか?」

咲「そうだよ。昔は私が髪切っても気づいてなかったのに…」

京太郎「いや、気づいてなかった訳じゃなく、一々、反応しなかっただけだぞ」

咲「なんで?」ムスー

京太郎「…だって、何か、恥ずかしいじゃん、そういうの」

京太郎「昔は咲の事、普通に幼なじみとしか思ってなかったし…」

京太郎「髪切って可愛いとか言うのはちょっとなーって言うか…」

咲「…って事は可愛いって思ってくれてたの?」

京太郎「まぁ…な」

咲「インターハイの時も?」

京太郎「わざわざ俺の為に切ったとか聞いて、かなりドキっとしてた」

咲「…えへへ、そっか。そっかぁ」デレデレ


咲「じゃあさ」

京太郎「ん?」

咲「毛先整えるの京ちゃんがやってよ」

京太郎「え?いや、俺、初心者だぞ」

咲「でも、毛先整えるくらいでしょ」

咲「京ちゃんは器用だし、きっと出来るよ」

京太郎「お前、そんな世の中の美容師に喧嘩売るような事を…」

京太郎「そもそも素人に大事な髪の事、任せて不安じゃねぇの?」

咲「全然」キッパリ

咲「私は京ちゃんの事、誰よりも信頼してるし」

京太郎「その信頼が重い…!」

咲「それに京ちゃんの為じゃなく、京ちゃんが切った髪って言うのもきっとドキドキすると思うんだ」

京太郎「まるで俺が髪切るのが好きな変態みたいな言い方しないでくれないか」

咲「でも、女装はするよね?」

京太郎「アレは仕方なくしてるだけであって、別にしたくてしてる訳じゃねぇっての…」

京太郎「…まぁ、咲がそこまで俺の事信頼してくれているって言うのならやるけどさ」

京太郎「素人なんだし、あんまり出来に期待するんじゃねぇぞ」

咲「うん♪」ニコ


京子「と言う訳で」

咲「はい。ちょっとストップ」

京子「え?どうかしたの?」

咲「なんでそこで女装してくるの?京子さんモードなの!?」

京子「だって、こっちの方が色々と集中出来るし…」

咲「だからって二人っきりなんだからわざわざ女装して来なくっても…」

京子「大事な咲ちゃんの髪を弄るんだから、これくらい当然です」キッパリ

京子「まぁ、別に私が変わった訳じゃないんだから、そんなに気にしないで」

咲「もはや別人だよ!完全に女の子の顔になってるよ!」

咲「中身知ってても、途中経過気になるレベルだよ!!」

京子「あら、これくらい全然、普通よ」

京子「今の化粧品ってかなり発達してきてプチ整形みたいになってきてるから」

京子「ネットにアップされてる写真とかでも男だって分からないレベルのものがあるでしょう?」

京子「それと同じものだと思えば全然、おかしくないわ」

咲「京ちゃんの場合、骨格からして別人になってるんだけどなぁ…」

京子「その辺も違和感なくすコツがあるのよ」

京子「まぁ、今はともかく…髪の毛から切っていきましょうか」チョキン


京子「はい。出来上がり」スッ

咲「わぁ…」

京子「どうかしら?」

咲「うん。外見は殆ど変わらないけど、ちょっとスッキリしたっぽい」

咲「流石は京ちゃんだね」

京子「初めてだから不安だったけど…満足してもらえたようで良かったわ」ニコ

咲「じゃあ、また元に…」

京子「戻る前にお化粧ね」ニコ

咲「…え?」

京子「私、前々から思ってたのよね」

京子「咲ちゃんは可愛いのに化粧っ気が薄すぎるって」

咲「い、いや、だって…面倒だし…」

京子「あら、ダメよ」

京子「今どきの女の子が化粧のやり方一つもちゃんと知らないなんて」

京子「そもそも咲ちゃん、若さに任せてスキンケアだってしてないでしょう?」

咲「う…」

京子「そういう若い時分からの慢心が後々響いてくるんだからね」

京子「だから、今日はこのままお化粧講座です」

咲「えぇぇぇぇ…」


京子「そんなに嫌?」

咲「いやって言うか…わ、私、そんな可愛くないし…」

咲「お化粧とかしても微妙かなって…」

京子「あら、そんな事ないわよ」

京子「そもそも咲ちゃんはとても可愛い女の子だもの」

咲「…和ちゃんや神代さんよりも?」

京子「えぇ。少なくとも私にとってはね」ニッコリ

京太郎「まぁ、胸も可愛らしいけどさ」チラッ

咲「なんでそこで素に戻るの!!」カクシ

京子「ふふ、これも愛と言う奴かしら」

咲「胸の時だけ素になられても素直に喜べないよぉ…」カァァ

京子「まぁ、そういうところも含めて、咲ちゃんが可愛いのは確かよ」

京子「でも、もう一手間加えれば咲ちゃんはもっと魅力的になれるわ」

京子「だから、ちょっとだけ私と一緒に練習してみない?」

咲「…ホントに可愛くなれる?」

京子「えぇ。間違いなくね」

咲「…京ちゃんにもっともっと好きになってもらえる?」

京子「勿論よ」

咲「………じゃあ、ちょこっとだけ頑張る」

京子「ふふ、咲ちゃんは健気ね」ナデナデ


京子「さて…こんなところかしら」フゥ

咲「え、えっと…これ鏡に細工とかしてない…よね?」

京子「勿論よ。と言うか、咲ちゃんの部屋にある鏡なんだから細工なんて出来るはずないじゃない」

咲「そ、それは分かってるけど…でも…」

京子「思った以上に変わってビックリした?」

咲「…うん。まるで自分じゃないみたい」

京子「ふふ、確かにちょっと変わったけど…でも、これも立派な咲ちゃんよ」

京子「そもそも私、軽いお化粧しかしていないもの」

京子「口紅塗って目元を少し弄ったくらいよ」

咲「それでこんなに変わるんだ…」

京子「どう気に入った?」

咲「気に入ったっていうか…ちょっと今はビックリする気持ちの方が大きいかな」

咲「でも…こうして鏡で見る今の自分は…ちょっと…その…」

京子「可愛い?」クス

咲「も、もう…そういう事聞かないでよ」カァ

京子「ふふ、ごめんなさい」


京子「でも、これで私が須賀京子をやれている理由も分かったでしょう?」

京子「十分ちょっとの化粧でここまで違うんだから、もっと時間を掛ければ大分、印象も変えられるわ」

咲「京子さんの場合はそういうレベルじゃないと思うけどなぁ…」ジィィ

京子「あら、どうかした?」

咲「…京ちゃんは童顔でたまに可愛い顔してた時もあったけど…」

咲「京子さんの場合、可愛いより綺麗って感じだもん」

京子「う、うーん…嬉しいけど、素直に喜べないかしら」

京子「褒め言葉だって分かっているけれど…私は別人格って訳じゃないし」

京子「心の中も男だしね」

咲「じゃあ…そ、その…さ」

京子「ん?」

咲「一応…わ、私、可愛くなったと思うんだけど…ドキドキしてくれてる?」

京子「えぇ。勿論よ」

咲「エッチ…したいと思ってる?」

京子「そ、そういう事、今聞いちゃうの?」カァァ

咲「だ、だって…見慣れてても京子さんモードはホントに別人みたいだし…」

咲「こ、恋人としては…け、結構気になってるんだよ…?」


京子「あー…うぅぅ…」モジ

京子「まぁ…その…し、したいかしたくないかと言えば…勿論、前者…よ」

京子「私だって性欲とかはあるし…咲ちゃんは本当に可愛くなったし…」

京子「そ、その…本当は口紅塗ってる時もキスしたいなってそんな事も…」マッカ

咲「…」ムラッ

京子「で、でも、そういう話は今はダメよ」

京子「さっきも言ったけど…今はまだお昼なんだしね」

京子「今回は特別だけど…次は許してあげないから」プイ

咲「…」ムラムラッ

京子「…っあれ?咲ちゃん…?」クビカシゲ

京子「いきなり黙りこんじゃって…大丈夫?」ノゾキコミ

咲「京ちゃん!」グイッ

京子「え、ちょ…!?」ドサ

咲「…」ドキドキ

京子「い、いきなり…何…するの…?」ジィ

咲「…!」ムラムラムラッ

咲「この!一々、仕草が可愛い過ぎるんだよ!!」

咲「誘ってるんでしょ!誘ってるんだよね!誘ってるんだもん!!」ガバッ

咲「このままエッチしちゃっても合意だよね!!全然オッケーだよね!!!」ヌガセヌガセ

京子「え、ちょ、まっ!!い、いやあああ!!!」


―― この後、メチャクチャ逆レイプされた


京子ちゃんは男だから自覚なしの天然誘い受けだと思う(真顔)
で、ちょっと今から書き溜め進めてきまーす(´・ω・`)進捗状況あんまり良くないんで投下はまだ先になっちゃいそうです、ゴメンナサイ

京子ちゃんの偽乳を憎々しげに揉みし抱く咲ちゃんの姿が見える……ww

>>232

咲「…」モミ

京子「…」

咲「…ふへへ、ええのんか」モミモミ

咲「ここがええのんか?」シンダメ

京子「咲ちゃん…貴女疲れてるのよ…」

咲「疲れてなんか無いよ!って言うか、なんでこんなに大きいの!?」

京子「なんでって…そりゃまぁ…一応、女の子だし…」

京子「違和感ないレベルで胸がないと色々とまずいでしょう?」

咲「私の手一杯に広がるこの胸が違和感のないレベル……?」ゴゴゴ

咲「じゃあ、私の一体、なんだって言うの!?」ウガー

京子「お、落ち着いて」ドウドウ

京子「私は身体が大きいからそれに合わせてサイズアップしてるだけよ」

京子「咲ちゃんだって膨らみはあるんだから、これからよ、これから」

咲「…でも、私、もめないもん」モミモミ

咲「こんなに柔らかくて気持ち良いのないもん」モミモミモミ

咲「と言うか彼氏に胸のサイズで負ける彼女ってどうなんだろうね…?」シンダメ

京子「ぎ、偽乳!偽乳だからノーカンよ!!」


咲「うぅぅ…でも…」モミモミ

京子「(それでも揉む手は止めないのか…)」

京子「(…まぁ、偽乳なんで幾ら揉まれても問題ないっちゃないんだが…)」

京子「(俺はともかく咲の方は問題多そうだし…ここは…)」

京子「大丈夫よ、咲ちゃん」ギュゥ

咲「わっ」カァァ

京子「私が好きなのは大きな胸じゃなくて咲ちゃんなんだから」

京子「そんな風に自分を追い込む必要なんてないわ」

咲「でも、何時も私の事、胸の事でイジってるし…」ジト

京子「まぁ、それは咲ちゃんが可愛くてついついイジメちゃうと言うか…」メソラシ

京子「でも、例え冗談でも、不満を訴えた事はないでしょう?」

咲「まぁ…そうだけど…」モミモミ

京子「そもそも咲ちゃんには胸よりも魅力的なところが沢山あるんだもの」

京子「そんなの気にしなくても…」

咲「何処?」

京子「え?」

咲「私の魅力的なところって…何処?」ジィィ

京子「ぅ…」


京子「…言わなきゃダメ?」

咲「言ってくれないと私、このまま延々と京子ちゃんの胸揉むから」

咲「憎しみを込めて揉みしだくから」モミモミ

京子「今だって殆どそれと変わらない気がするんだけど…」

京子「…まぁ…そうね」

京子「一番はやっぱり…放っておけないところかしら」

咲「えー…私、もうポンコツじゃないよ」

京子「そう言って、この前も迷子になったのは何処の誰?」ニッコリ

咲「あ、アレは携帯の充電が切れたのが悪いんだよ」

咲「私は悪くないもん」メソラシ

京子「その携帯の管理者が何を言っても無駄です」キッパリ

咲「え、えっと…と言うか、それが魅力ってどういう事?」

京子「露骨に話題逸らしたわね…まぁ良いけど」

京子「ちょっと説明しにくいけど、完全無欠な人よりも手のかかる子の方が可愛いって事よ」

京子「まぁ、凄いざっくばらんな言い方すれば軽い共依存って奴かしらね」

咲「凄い不名誉な事を言われた気がする…」


京子「ふふ、まぁ、咲ちゃんは別にDVとかしたりしないし」

京子「私も別に依存してるって訳じゃないからあくまで例のようなものだけどね」

京子「でも、そのお陰で私達はずっと一緒だったわ」

京子「出会ってからずっと咲ちゃんのお世話係は私だったし」

京子「咲ちゃんもまた自分に出来る事で私に返してくれていた」

京子「そうやってずっと紡いできた関係はとても大きいわよ」

咲「じゃあ…幼なじみだったら誰でも良かったって事?」

咲「例えば…神代さんとか滝見さんとか…」

京子「んー…確かにその二人も手間が掛かっちゃう子ではあるかもしれないけど…」

京子「でも、私にはその二人と恋人になったりする未来は見えないわね」

咲「…ホント?」ジィ

京太郎「…まぁ、胸にはちょっと引かれるけどな」

咲「もぉ!もぉぉお!」モミモミ

京子「ふふ。まぁ、でも、さっきのはホントよ」

京子「私の幼なじみは咲ちゃん一人だけだもの」

京子「コミュ症で意地っ張りで変なところで強気で迷子癖があって機械類が苦手で…」

京子「料理が得意で、優しくて、誰よりも私の事を分かってくれて、私の為に頑張ってくれて…」

京子「何より…私の腕の中でそんな甘えた顔をする可愛い咲ちゃんが好きなの」ニコ

咲「ぅ…」カァァ


咲「ひ、卑怯だよ…」

咲「そんな言われ方したら…怒れないし…」モジ

京子「あら、怒るところってあったかしら?」ニッコリ

咲「うぅぅ…京ちゃんの馬鹿…」ギュゥ

京子「こんな真っ昼間からいきなり愛の告白めいた事をさせられた仕返しにしては可愛らしい方だと思うけど」クス

咲「そ、そんなの関係ないもん」

咲「そもそもこういう話になったのは京ちゃんの胸が大きい所為なんだからね」

咲「こ、恋人の不満を取り除くのは義務みたいなもんだし当然だよ」スネー

咲「だ…だから…ね…」モジ

京子「ん?」

咲「…私、コミュ症とか色々言われて怒ってるんだよ?」

咲「所謂、名誉毀損って奴なんだよ?」

咲「だから…償いが必要だと…思うな」ジィィ

京子「ふふ、例えばどういうのがお好みかしら?」

咲「乙女心を傷つけた罪は重いけど…でも、私はとっても優しいし…」

咲「甘いキスしてくれたら…許してあげる…♪」トジ

京子「はいはい…」チュッ

上で揉めるくらいあった方が良いと京ちゃんが言ってるけど多分あの時よりも後の世界線なんだ(´・ω・`)きっと


これ咲さんの一人芝居じゃないよね?


―― 世の中には究極の選択というものがある。

例えば仕事に疲れて帰ってきた後、まず最初に何をするかと言う問題、風呂か食事か或いはムフフをするか。
それは人によって違うし、時間によっても大きく変わってくるだろう。
同じなのはその選択肢が常に迷いを伴うものだと言う事。

―― そういう意味で言えば、今、俺の目の前にあるのは究極の選択だった。

咲「それで…」

照「京ちゃん」

衣「一体」

小蒔「誰を」

淡「選ぶの?」

京太郎「ぅ…」

今、俺の目の前にいるのは麗しい少女たち。
それぞれ方向性は違えども、間違いなく美少女と言っても良い子ばかりだ。
しかも、癖はあるものの皆、良い子で、そして多少、自慢げな事を言えば…俺の事を慕ってくれている。
それもただの友人や弟としてではなく…一人の男として。

京太郎「(勿論、それが嬉しくない訳じゃない)」

俺だって男なのだ。
これだけ可愛らしい子に好かれれば、そりゃあ嬉しいし、ドキドキもする。
しかし、鈍感な俺はこうして土壇場になるまで彼女たちの好意に気づかず、いきなり目の前に広げられた選択肢に迷っていた。

京太郎「(…一体、どうすりゃ良いんだ)」

これがまだ恋人を選ぶと言うものであれば、俺もこれだけ狼狽しなかったかもしれない。
しかし、今の俺の目の前に突きつけられているのは自身の結婚相手を選ぶという重大な選択なのだ。
自分だけではなく相手の人生そのものを左右する選択に、いきなり横槍があったのだから、パッと答えが出るはずがない。

京太郎「(でも…答えを…出さなきゃいけないよな)」

俺へと迫る彼女たちの目は真剣そのものだ。
俺の結婚に待ったを掛けたその言葉は決して嘘ではないと分かる。
これまで少なからず俺を支えてきてくれた彼女たちの真剣なその姿に生半可な答えを返す訳にはいかない。
だからこそ、俺は頭の中で彼女たちと歩んできた軌跡をなぞって… ――



咲「京ちゃん京ちゃん」

照「おままごとしよう」

京太郎「またおままごとか…まぁ、海の上じゃ運動とか出来ないしなぁ…」

京太郎「で、今日は何するんだ?」

咲「私がお嫁さん!」

照「違う、私がお嫁さん」

咲「…ここはお姉ちゃんが妹に譲るべきだと思うな」ゴゴゴ

照「私に妹はいない」ドドド

京太郎「はいはい。喧嘩するなって」

京太郎「どうせおままごとなんだから両方共お嫁さんで良いじゃん」

咲「ホント!?」

照「…ホントに私達の事お嫁さんにしてくれる?」

京太郎「あぁ」

咲「ふふ…やったね、お姉ちゃん」

照「…ん。言質はとった」ニコ

京太郎「げんしつ…って何?」キョトン

咲「京ちゃんが知らなくても良い事だよ」ニコ

照「…でも、十年後、楽しみにしててね」ニッコリ

京太郎「お、おう」クビカシゲ


衣「良く帰ってきたな、京太郎!」バーン

京太郎「あ、衣ねぇ久しぶり」

衣「ふふふ…衣ねぇ…衣ねぇ…」ウットリ

京太郎「…大丈夫?」

衣「う、うん。ころも…いや、お姉ちゃんは大丈夫だぞ!」

衣「それより…久しぶりに会ったんだ」

衣「お姉ちゃんにして欲しい事はないか!?」

衣「背中を流したり、本を読んだり…」

衣「このお姉ちゃんに万事任せるが良い!」ドヤァ

京太郎「えーっと…特に無いかな」

衣「…(´・ω・`)」ショボーン

京太郎「い、いや、やっぱり、この本を読んで欲しいな、お姉ちゃん!」

衣「良かろう、お姉ちゃんが最高の読み聞かせをしてやろうではないか!」パララ

衣「えーっと…」

衣「そ…らに…くらせし…ありきしか…」

衣「…………だ、ダメだ。これは京太郎には難しすぎる」

衣「ころもはちゃんと読めるんだぞ?」

衣「お、お姉ちゃんなんだからな、ほ、本当だぞ?」

京太郎「(…読めないんだな)」

京太郎「うん。分かってる分かってる」ナデナデ

衣「えへー…♪」


小蒔「お願いします。この世界に春を呼ぶ為に貴方の力を貸してください」

京太郎「いや…でも、俺はただの子どもだし…」

小蒔「…ダメですか?」ウル

京太郎「う…」

小蒔「このままじゃずっと季節は冬のままで…皆困っちゃうんです…」グス

小蒔「冬眠してる動物さん達が起きても食べ物がないし…植物さん達も花を咲かせる事が出来なくて…」ポロ

小蒔「きっと皆、お腹空かせて、大変な事に…」

京太郎「あー…分かった、分かったよ…」

京太郎「…この前、コイツを助ける為にお化け退治だってしたんだ」ナデナデ

カピー「キュー♪」

京太郎「春を取り戻すくらいやってやるよ」

小蒔「ほ、本当ですか!?」パァ

小蒔「ありがとうございます、京太郎くん!」ダキッ

京太郎「わわっ!!」

京太郎「(う、うっすらと胸の膨らみが…)」

京太郎「(俺と同い年くらいなのに…も、もう胸があるのか…)」

京太郎「(衣ねぇとか俺よりも年上な癖にまるで胸がないどころか成長してるかどうかさえ危ういのに…)」

小蒔「どうかしました?」キョトン

京太郎「あ、いや、何でもないよ」




淡「そこの金髪!」ビシッ

京太郎「ん?」

淡「アンタが今度の私の遊び役なの?」

京太郎「あー…一応、遊んでこいとは言われてるけど…」

淡「ふぅん…」ジロジロ

京太郎「…何だよ」

淡「冴えない顔…淡ちゃん様と遊ぶにはちょっと不足かな」

京太郎「…」イラッ

淡「ま、良いよ」

淡「淡ちゃん様は未来の王として下々の者にも優しくするのをモットーにしてるからね!」

淡「一応、念のためだけど、試してあげる」

京太郎「…試す?」

淡「そ。かくれんぼで私の事を見つけられたら、私の遊び役として認めてあげる」

淡「見つけられなかったら金髪は私の下僕ね」

淡「ぜったいふくじゅーなんだから、覚悟しなさい!」ニコ



咲「京ちゃん京ちゃん」

京太郎「っと…」

いけないいけない…ちょっと昔の事を思い出し過ぎていた。
…まぁ、正直、子ども時代から色々とあったもんな。
楽しい事もワクワクした事も…そして辛い事も…大抵、彼女たちと一緒だった。
でも、彼女たちと一緒だったからこそ、俺はそれを乗り越えられたんだろう。
彼女たちが俺を支えてきてくれたからこそ…俺がここにいるんだ。
だから… ――

京太郎「…悪い。その…」

照「決められない?」

衣「お姉ちゃんは京太郎をそんな優柔不断な男に育てた覚えはないぞ!」

淡「淡ちゃん様を一番に選ばないなんてキョータローはフトドキ者って奴だよ!」プンスカ

選べない。
少なくとも、この場でいきなり選べと言われて答えが出るほど、俺にとって彼女たちは軽い存在じゃない。
それこそ数日、一人っきりで考えて考えて…それでようやく答えが出るかどうかってくらい大事な人達なんだ。
出来ればもう数日ほど待って欲しい。

小蒔「…ですが、京太郎様の気持ちが一番です」

小蒔「下手に無理強いしてはいけませんよ」

咲「むむ…一人だけ良い顔しちゃって…」

照「…でも、事実」

衣「まぁ、お姉ちゃん達は京太郎の事を良く知っているからな」

淡「選べないって答えもちゃぁんと予測してたからね!」ドヤァ

京太郎「え?」

そう言おうとした俺を置いて、彼女たちは話を進めて行く。
俺が選べないと言う事を予想していたらしい彼女たちは俺へと距離を詰めてくる。
誇らしそうに、仕方なさそうに、嬉しそうに、少し躊躇いがちに、愛おしそうに。
それぞれ別々の表情を浮かべた彼女たちは俺の身体を捕まえて… ――

咲「まぁ、元々、私とお姉ちゃんで一夫多妻で行くつもりだったし…」

照「…多少、増えても結婚式をあげられるだけの余裕はある」

衣「ちなみにお姉ちゃん権限で拒否権はなしだからなっ!」

小蒔「一生懸命尽くしますね、京太郎様…いいえ、旦那様っ♥」

淡「淡ちゃん様達を侍らせてコレ以上浮気なんかしたら許さないんだからねっ♪」

京太郎「えええええええええ!?」







【ドラクエ5】京太郎「天照大神の花嫁?」




>>252を想像したらあまりにも胸が辛すぎてむしゃくしゃしてやった、後悔はしていない(白目)

ルドマンポジを活かそうとすると愛宕姉妹で雅恵さん辺りを当てる事になると思うんですが(´・ω・`)未亡人やNTRはあんまり好きじゃないのですよね
なので、ルドマンはなしです
ちなみにこれ嘘予告なんで投下予定はありません(´・ω・`)子どもキャラとか妖精の姫様とどう合流させるかとか問題山積みですし


あ、そうだ。大事なものを忘れてた




和「界さん…いえ、お義父さんは咲さんの結婚相手を決める為に今回の試練を用意しました」

和「つまり、それさえ突破すれば女の私でも咲さんと結婚出来るんです!!!」

京太郎「いや、そのりくつはおかしい」

和「なんでですか!性差別ですか!!ジェンダー関係の団体に訴えますよ!!」

京太郎「ねぇよ、んなもん」

和「ぬぐぐ…これだから魔法なんてオカルトが跋扈するファンタジーは…」

京太郎「色んなところから怒られるぞ」

和「もう良いです!須賀君の事なんて知りません!」

和「男と言われようと私が二つのリングを揃えて咲さんと結婚するんですから!!」

和「邪魔しないでくだしゃ」ベシャ

和「ぅー…」ウルウル

京太郎「(…心配だから、こっそりついてってやろう)」



この後、魔法も使えないのに指輪を探しに行くドジっ子のどっちに京ちゃんが振り回されたり
それを知らずにのどっちが指輪を手に入れて喜んだり
水の指輪を手に入れる瞬間、京ちゃんが今まで自分のサポートをしてくれていた事を知ってムネキュンするのどっちが観測されますが無害です



何故、大事なところで間違うのか(白目)





和「界さん…いえ、お義父さんは咲さんの結婚相手を決める為に今回の試練を用意しました」

和「つまり、それさえ突破すれば女の私でも咲さんと結婚出来るんです!!!」

京太郎「いや、そのりくつはおかしい」

和「なんでですか!性差別ですか!!ジェンダー関係の団体に訴えますよ!!」

京太郎「ねぇよ、んなもん」

和「ぬぐぐ…これだから魔法なんてオカルトが跋扈するファンタジーは…」

京太郎「色んなところから怒られるぞ」

和「もう良いです!須賀君の事なんて知りません!」

和「何と言われようと私が二つのリングを揃えて咲さんと結婚するんですから!!」スタスタ

和「邪魔しないでくだしゃ」ベシャ

和「ぅー…」ウルウル

京太郎「(…心配だから、こっそりついてってやろう)」



この後、魔法も使えないのに指輪を探しに行くドジっ子のどっちに京ちゃんが振り回されたり
それを知らずにのどっちが指輪を手に入れて喜んだり、思いっきり京ちゃんにドヤ顔したりするんだけど
水の指輪を手に入れる直前に、京ちゃんが今まで自分のサポートをしてくれていた事を知ってしまって
今までの自分に憎まれ口叩かれながらも我慢して護ってくれていた京ちゃんにムネキュンするのどっちが観測されますが無害です

はぁ…堅物のどっちを堕とす京ちゃんが書きたい…
麻雀以外興味ありませんってのどっちをゲーセンに連れてってあげる京ちゃんが書きたい
最初は騒音に顔をしかめていたのどっちがだんだん慣れていくところを書きたい
UFOキャッチャーでエトペンが並んでいるのを見て、こっそり挑戦するのどっちが書きたい
でも、初めてのUFOキャッチャーでろくに掴めず、微動だにしないエトペンに涙目になるのどっちが書きたい
そんなのどっちを後ろからこっそり眺めてた京ちゃんが三回であっさりとゲットしてプレゼントするところが書きたい
そんな京ちゃんに満面の笑みでお礼を告げた後、急に恥ずかしくなって真っ赤になるのどっちが書きたい
その後、ガンシューティング(ゾンビ系)を一緒にやって悲鳴をあげながらプレイするのどっちが書きたい
何度もゲームオーバーになるんだけど、自分とは違ってサクサク進めて行く京ちゃんに悔しくて何度もコンティニューしちゃうのどっちが書きたい
結果、無事にクリア出来たんだけどお腹が空いたんで初めてファーストフードに入るのどっちが書きたい
メニューが良く分からなくてて助けを求めるように京ちゃんを見るのどっちが書きたい
そんなのどっちに笑いながら色々とオススメを教えてあげる京ちゃんが書きたい
教えてもらってもいまいち良く分からないのどっちが、とりあえずオーソドックスなハンバーガーを注文するところを書きたい
二人で一緒に席に行って向かい合った狭いスペースで京ちゃんが食べ始めるんだけど、男の人の前でパンにかぶりつく事が出来なくてもそもそ食べるのどっちが書きたい
そんな食べ方じゃ美味しくないだろと言われるけど、大口開けるところを見られてたくなくて「これで良いんです」と意地を張るのどっちが書きたい
仕方がないからトイレ行く振りして席を立った京ちゃんを見送って、キョロキョロと周りを見渡してからハンバーガーにかぶりつくのどっちが書きたい
瞬間、初めて知る美味しさに瞳を輝かせて夢中になっちゃうのどっちが書きたい
結局、そのままハンバーガー一つ完食する間に京ちゃんが戻ってきてて2828しているのを知った瞬間、顔を真っ赤にさせるのどっちが書きたい
恥ずかしくて「ま、まぁまぁですね」となんとなく意地を張っちゃうのどっちが書きたい
腹ごしらえも済んだし、これから帰ろうかと言う話になるんだけど、京ちゃんとふたりきりの時間が楽しくて中々はっきりと頷けないのどっちが書きたい
そんなのどっちの気持ちを察してわざと遠回りして公園に行く京ちゃんが書きたい
ゆっくりと歩く中、会話はあんまり弾まないんだけれど、一緒にいるのが嫌ではなくて、もっとこの時間が長く続けばいいのにと思ってしまうのどっちが書きたい
京ちゃんもまた同じ気持ちで、公園の出口近くにあるベンチにのどっちを座らせて、自販機にジュース買いに行く京ちゃんが書きたい
そのままベンチに座りながらジュース飲んでる間に、ぽそぽそと今日は楽しかったと言いだすのどっちが書きたい
そんなのどっちに「また一緒に遊ぶか」と冗談めかして言ったら「ち、調子に乗らないでください!」と返される京ちゃんが書きたい
それにちょっと寂しい気持ちになりながらも、そんなもんだよなと思いながら、のどっちと話す京ちゃんが書きたい
ジュースも飲みきって日も完全に堕ちてしまい、そろそろ本当に帰らなきゃいけなくなった時間でも中々、腰があがらないのどっちが書きたい
日が落ちて辺りの気温も下がって、小さく震えてるのに、中々、帰りたがらないのどっちを書きたい
そんなのどっちに「男のだから嫌かもしれないけど」と断りつつ、上着を脱いで優しくかぶせてあげる京ちゃんが書きたい
京ちゃんのその優しさに顔をあげたのどっちが頬を小さく染めながら両手でしっかりとその上着を握りしめて「ありがとう…ござい…ます」って言うところを書きたい
でも、流石に上着貰った状態で帰らない訳にもいかず、のどっちも重い腰をあげて上着を返そうとするんだけど、受け取らない京ちゃんが書きたい
結局、そのままの状態で家まで送って貰ったんだけど、その頃にはもう京ちゃんの匂いが染み付いた上着を手放したくなくなってるのどっちが書きたい
それでもこのまま寒い思いをさせる訳にはいかないと断腸の思いで上着を返そうとするのどっちが書きたい
そこでふと自分が京ちゃんに着せてあげれば少しは恩返しも出来るんじゃないかと思うのどっちが書きたい
その思いつきのまま実行したのは良いけれど、思った以上に近くてドキドキするのどっちが書きたい
自分に対して胸を開いてくれる京ちゃんの胸に飛び込みたい衝動を「SOA」と否定しながらも、中々、離れられないのどっちが書きたい
今にものどっちの胸が当たりそうなその近さに同じくドキドキしながらも、呼びかけたらこの時間が終わってしまいそうで何も言えない京ちゃんが書きたい
結局、そのまま5分以上触れるか触れないかの距離で見つめ合ってたんだけど、遠くから車が近づいてくる音に二人とも正気に戻って一歩ずつ離れる二人が書きたい
双方、赤くなった顔のままチラチラとお互いを伺うんだけど、明確な言葉は出てこず、でも、なんとなく嫌じゃない気持ちを共有する二人が書きたい
でも、そんな時間ものどっちのくしゃみによって終わって、このままではのどっちが風邪を引いてしまうと最低限の挨拶だけをしてさろうとする京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんの背中に勇気を振り絞って「また今度遊んでください」と自分から声を掛けるのどっちが書きたい
てっきりおせっかいだったと思っていたところに掛けられたのどっちの声に顔を輝かせながら振り向いて、手を振りながら応える京ちゃんが書きたい
そのまま京ちゃんが見えなくなるまで見送って、胸の奥のドキドキが次の期待を強めていくのを感じるのどっちが書きたい
その期待のまま家へと戻るんだけど、扉を開いて中に入る前に「もしかしたらまだいるかもしれない」と京ちゃんが消えた方を一瞬だけ見てしまうのどっちが書きたい
けれど、勿論、京ちゃんはいなくて、それに寂しさを感じる自分に戸惑いながらも、部屋に戻って、彼へのメールを打ち出すのどっちが書きたい
普段は意地っ張りなのどっちが一時間ほど掛けて考えたそのメールは長いけれど力作かつ素直なもので、
その出来に満足と引かれないかという微かな不安を抱きながら、何度かためらった後に送信ボタンを押し、
京ちゃんからの返信がかえってくるまでベッドの上でゴロゴロしたり、自分の送ったメールの内容をチェックしなおしたりするのどっちが書きたい
で、数十分してから帰ってくるメールの内容にまた嬉々として何時もとは打って変わった素直なメールを返して、そのまま寝るまで京ちゃんのメールに熱中するのどっちが書きたい
で、次の日、京ちゃんと会った時に昨日のメールの内容を思い出して顔を真っ赤にしながら逃げてしまうのどっちが書きたい

これもう最初から殆ど堕ちてんじゃねぇか!ってツッコミはなしで(´・ω・`)あ、まだ進捗微妙ですが一応、日曜日にはキリの良いところまで投下する予定です

最初はさ、浮気者でこんな感じの甘酸っぱい京和が見れると思ったんだ
最初はさ…

はぁ…問題児の世話に疲れて幼児退行した菫の世話をする京ちゃんが書きたい…
毎日毎日問題を起こす照やあわあわに疲れてるんだけど、部長と言う立場やイメージ的にも他人に甘えられない菫が書きたい
部活の最中にも何度もため息を漏らして、周りに心配されてしまう菫が書きたい
そんな菫に迷惑を掛けられまいと新しく照が連れてきたマネージャーの京ちゃんと初めて会う菫が書きたい
照のお世話に慣れた京ちゃんのお陰で問題児の負担が減って、少しずつ回復する菫が書きたい
その内、問題児担当仲間と言う事で京ちゃんとも親しく話をし始める菫が書きたい
色々と愚痴を言い合ったり、部長という立場で気遣ってもらったりしている間に、ズルズルと京ちゃんに依存していく菫が書きたい
だんだんと自分の中で育ってくる『須賀に甘えたい』と言う気持ちが制御出来なくなっていく菫が書きたい
日々悶々としながら淡や照が羨ましくなっていく菫が書きたい
そんな中、夢の中で照のように目いっぱい京ちゃんに甘やかして貰う菫が書きたい
最後に口移しでご飯たべさせて貰うところでハッと目が覚めて赤面する菫が書きたい
その後、アレは何かの気の迷いだ、と思いながらも、一度明確なビジョンとなったイメージを振り払えない菫が書きたい
そんなある日、いつもどおり京ちゃんにお菓子を餌付けされてる照を叱ったら、お菓子が欲しいのだと照に誤解される菫が書きたい
その所為で京ちゃんにお菓子を差し出されてしまい、数秒迷った後、口を開いた瞬間、照に横取りされる菫が書きたい
瞬間、自分でも分からないくらい強いショックを受け、目尻に涙を貯める菫が書きたい
まさかそんなにショックを受けるとは思わなかった周りが狼狽している間に、ポロポロと子どもみたいになく自分が恥ずかしくて逃げ出す菫が書きたい
でも、部活以外に行き場なんて思いつかない菫がとぼとぼと歩いている後ろから追いかけてくる京ちゃんが書きたい
照を放っておいて自分を優先してくれた京ちゃんに胸が甘く疼くのを感じながらも大丈夫と強がる菫が書きたい
でも、その目はまだ潤んでいて全然大丈夫そうにない菫を屋上に連れて行く京ちゃんが書きたい
広々とした青空の下、ここなら邪魔も入りませんから、とお菓子を差し出す京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに、そこまで食い意地が張っている訳じゃないと拗ねるように言う菫が書きたい
でも、数秒後、結局、顔を赤くしてあーんしちゃう菫が書きたい
そのまま一回だけじゃなく二回三回と食べさせてもらっている間に、また依存心を強めていく菫が書きたい
本当はもっと甘えさせて欲しいんだけど、お菓子も食べ終わって甘える理由がなくなり、目に見えるほどしょんぼりしてしまう菫が書きたい
そんな菫の様子に気づいて、「部長業は疲れるでしょうし」と、甘えてくださいと言ってしまう京ちゃんが書きたい
今までギリギリのところで我慢してた菫の理性に大穴を開けるその一言に、顔を明るくしながら、そこまで弱い女じゃないと強がる菫が書きたい
でも、次の日、あっさり衝動に陥落し、京ちゃんを屋上に誘って甘える菫が書きたい
最初はあーんして貰ったり、撫でてもらう程度だったのがだんだんエスカレートしていってハグや頬キスなんかの要求になっていく菫が書きたい
そんな自分を恥ずかしい、堪えなければと思いながらも、照だけではなく淡にまで甘えられている京ちゃんを見るとついつい我慢出来なくなってしまう菫が書きたい
自分も照や淡のように京ちゃんの負担になっていると思いながらもどうしても京ちゃんに何もかもを委ねてしまいたい衝動を抑えきれない菫が書きたい
そんな二律背反に疲れきったある日、京ちゃんに抱きしめてもらっている最中、ついに泣き出してしまう菫が書きたい
いきなり泣きだした自分を心底心配してくれる京ちゃんにぽつりぽつりと自分の気持ちを吐露する菫が書きたい
その菫にどれだけ甘えてもらっても構いませんよ、と言ってしまう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに本当に良いんだな?後でダメだと言っても知らないぞ、と何度も念押しする菫が書きたい
しかし、今更、京ちゃんが言葉を翻すはずもなく、どんな弘瀬部長でも嫌いになったりしませんよ、と理性に大穴どころか完全に砕く一言を口にする京ちゃんが書きたい
その言葉に感動とも背徳感とも開放感とも言えないドロドロとした感情で胸を震わせながら、最後のタガを外してしまう菫が書きたい
一人称はすみれ、語尾も舌っ足らずになって、全身で媚を売るような可愛らしいイキモノになる菫が書きたい
そんな菫に驚きながらも、それだけストレスが溜まっていたんだろうと今まで以上に甘やかす京ちゃんが書きたい
放課後や部活の合間だけじゃなく、その時間はドンドン増えていって、たまに休日も休みな日に京ちゃんと会って甘える菫が書きたい
膝枕して貰ったり、撫でて貰ったり、頬キスして貰って、毎日、幸せそうにする菫が書きたい

でも、そんな菫に京ちゃんのほうが我慢出来なくなって、スリスリしたりクンカクンカしたり安堵しすぎてトロ顔晒したりする菫にムラムラする京ちゃんが書きたい
それでも何とか自己処理して我慢しようとするんだけど、ある日、菫を膝の上に載せてハグしている状態の時に勃起してしまう京ちゃんが書きたい
流石に菫もそんな状況で甘えられるほど甘えん坊上級者ではなく、恥ずかしさに顔を真っ赤にして固まってしまう菫が書きたい
そのまま数秒ほど沈黙が続いた後、自分が少しずつ菫に謝罪し、自分が少しずつ菫に惹かれている事、実は毎日、菫に甘えられる事を役得だと思っていた事を告白する京ちゃんが書きたい
だから、少し甘え方を控えてくださいとそう結んだ京ちゃんにイラっとしてしまう菫が書きたい
そのまま京ちゃんを押し倒して、誰かれ構わずこんな姿を見せるようなはしたない女だと思っていたのか!と怒る菫が書きたい
ビックリして目をパチパチする京ちゃんに、自分はずっと前から京ちゃんに惹かれていた事、もう京ちゃんなしでは生きていけない事を勢いで漏らしちゃう菫が書きたい
そんな菫になんと返せば良いのか分からない京ちゃんに自分からキスをする菫が書きたい
何時ものように頬や額ではなく唇にするキスに顔を真っ赤にする菫が書きたい
そんな菫に馬乗りになられる辛抱堪らなくなって、自分から抱き寄せる京ちゃんが書きたい
そのまま自分からキスを返して、菫も何度もキスをして、お互いに高まった興奮のまま唇だけじゃなく舌まで交わすねっとりとした交歓を始める二人が書きたい
何時もしていたのとは比べ物にならない甘くて優しくていやらしいキスに自分の方も欲情してしまい、自分から京ちゃんに身体をすり寄せてしまう菫が書きたい
結局、その後は若さに任せてエッチしてしまう二人が書きたい
最初は痛かったり怖かったり恥ずかしかったりするんだけれど、自分ばっかり甘えてはいけないと我慢している間にエッチにものめり込んでいく菫が書きたい
三度ほどエッチした頃には甘えん坊モードの時に京ちゃんが興奮するような事を自分からしてしまい、興奮する京ちゃんに嬉しさで胸が弾けそうになる菫が書きたい
甘えん坊モードで甘くて愛おしくて幸せで気持ち良いセックスを教えこまれてドンドン淫乱になっていく菫が書きたい
そんな綺麗で可愛くて優しくて甘えん坊で嫉妬深くて愛情深くて、何よりエッチと言う男の理想を体現するような菫に負けずとのめり込み、共依存めいた状況になっていく京ちゃんが書きたい

お前もうちょっと自重しろと言われたので二分割です(´・ω・`)おのれ…
あ、それはさておき、新しいスレやるとそっち更新しなきゃいけない気がするのでありません
基本的にこうやって小ネタを投げるだけなら別スレ立てる必要ないかなーと(´・ω・`)投下予告も既にしてますし
お前の妄想なんか見たくねぇんだよ!って人向けに今度から名前欄にいつもの妄想とか入れるようにします(´・ω・`)今回やろうと思ってて忘れてた…ゴメンナサイ

>>274
なんでや!浮気者は純愛モノやったやないか!!
まぁ、元々、ヤンデレものだって警告はしてましたし…(´・ω・`)私は悪くない

ならばこう言おう
いいぞもっとやれ!

新しいスレ立てんでもここで書いてええんやで?

菫さんはきっと嫉妬深いし甘えたら幼児退行しそうだとは前から思ってたけれども……
いいぞ、もっとやれw

そして弘瀬→弘世
まあ妄想だからね、仕方ないね

終わりか、いい話だったなー、と思ったらまだまだ続いてて笑ったw

ここでおk

はあ…散々否定してたはずの新スレ立ての欲求に負けて、書き始めてしまうイッチが見たい…
でも.京子スレ完結への意気込みも嘘じゃなくって板挟みになって苦しんじゃうイッチが見たい…
責任感から京子スレにも全力を注ぐんだけど、欲望に逆らえずエロ連投するイッチが見たい…
そこで小ネタとして書いてた娘に思わずハマっちゃってまた新スレ、以下略なイッチが見たい…

流石に冗談ですごめんなさい
色々とガリガリ削れながら書いてる>>1を見てれば無責任なことは言えんし
黙って京子を待ってる人もきっと大勢いるもんな

クールな女性が堕ちるのが好きなのか

はぁ…久と浮気する京ちゃんが書きたい
インハイ終了後から今までのお詫びに京ちゃんの面倒を見ていた久が書きたい
その間、自分を責めるどころか、良く言う事を聞いてメキメキと実力を伸ばしていく京ちゃんを微笑ましく思っていた久が書きたい
同時に今までこんなに才能ある子を放っておいたなんてと良心が痛むんだけど、ソレ以上にとても素直で距離感も丁度良い京ちゃんと仲良くなっていく久が書きたい
そんな中、始まった全日本大会予選を勝ち上がって、自分のことのように喜んでくれる京ちゃんを微笑ましく思う久が書きたい
そこにやってきたチームのスカウトに、今大会の結果如何ではありますが、と前置きされながら、スカウトされる久が書きたい
夢であったインハイ優勝だけではなく、子どもの時から夢見ていたプロへのオファーまで来て、思いっきり浮かれてしまう久が書きたい
そのスカウトが去った後、嬉しさのあまり、京ちゃんに抱きついてしまう久が書きたい
瞬間、顔を真っ赤にして恥ずかしがる京ちゃんに、これも全部京ちゃんが麻雀部にやってきてくれたお陰だとお礼を言う久が書きたい
自分にとって京ちゃんは幸運の神様だからと笑いながら、勝ちあがりを約束する久が書きたい
けれど、予選とは違って本戦は一筋縄ではいかず、一回戦から靖子がいる卓に放り込まれてしまう久が書きたい
知り合いの、TV越しではなく目の前で繰り広げられる本気の戦いについていけない久が書きたい
結局、靖子にボロボロにされトビ終了で終わってしまい、知人としてではなく一人のライバルとして、甘いとインハイ後から浮かれすぎだと靖子に指摘される久が書きたい
反論したいけれど、実際、インハイ後は京ちゃんの指導ばっかりして自分を後回しにしていた自覚があるだけに言い返せない久が書きたい
そんな久にそれではプロでは到底やっていけないと突き放すような言葉を言う靖子に「忠告ありがとう」と強がってしまう久が書きたい
でも、対局終わって少ししてから、思った以上に高いプロの壁と反論出来なかった自分の弱さ、京ちゃんに大口叩いてすぐのボロ負けに自分が情けなさすぎて泣いちゃう久が書きたい
そこを丁度、久を探していた京ちゃんに見られてしまう久が書きたい
目尻を拭って最初は取り繕おうとするんだけど、京ちゃんは対局終了後からおかしいのは気づいていて、優しく気遣われてしまう久が書きたい
そんな優しさが有り難い反面、自分がさらに情けなくなってしまってポロポロと涙を零してしまう久が書きたい
まるで子どものように泣く久に何をすれば良いか分からなくてとりあえずハンカチを取り出そうとした京ちゃんの胸に飛び込んでしまう久が書きたい
瞬間、胸の内で広がる安堵はかつて甘えた父の面影を彷彿とさせるもので、さらに奥から涙が溢れてしまう久が書きたい
今まで母親にも友人にも甘えられなかった分の帳尻を合わせるように京ちゃんを抱きしめて泣いちゃう久が書きたい
そんな久に最初は狼狽していたものの、男である自分が何とかしなきゃとあやすように優しく背中を撫でる久が書きたい
自分を気遣う気持ちを伝えるような優しくも温かいその手に気持ちも少しずつ落ち着き、涙が収まっていく久が書きたい
けれど、涙が収まったとは言っても、気持ちが収まりがつかなくて、京ちゃんの胸から感じる安堵感から離れられなくなってしまう久が書きたい
出来ればずっとこのままでいたい、と今まで感じた事のない甘い感情に戸惑ってしまう久が書きたい
どれだけ戸惑っても自分の気持ちに嘘はつけなくて、泣き止んだ状態でもぎゅっと京ちゃんに抱きつき、身を委ねてしまう久が書きたい
そのまま幸せな時間が続くと思った瞬間、遠くから和や咲たちに呼ばれて、弾かれたように京ちゃんから離れる久が書きたい
そこにやってきた後輩たちに慰められた時にはもう元の先輩としての久に戻っていて、そんな自分をちょっと残念に思ってしまう久が書きたい
そんな久の代わりに勝ち上がりを約束した後輩たちを微笑ましく、そして頼もしく思いながら、さっき言われた靖子の「そのままではプロではやっていけない」という言葉を思う出す久が書きたい
一回戦終了という結果にスカウトの話がなしになってしまった自分を必死になって鍛え直す久が書きたい
その間、京ちゃんの事が疎かになってしまうのを寂しく思いながらも、ここで諦めたら格好わるいままだから、と頑張る久が書きたい
プロ入りを考えてあちこちの大会に顔を出し、まったく実力が実らず大変な日々を過ごす久が書きたい
それでも京ちゃんを日々交わすメールだけを心の支えにして頑張る久が書きたい

そんな中、結局入賞も出来ないまま終わった地方の大会の帰り道、一緒に手を繋いで帰る京ちゃんと和を目撃する久が書きたい
瞬間、頭の中が真っ白になって立ち尽くしてしまう久が書きたい
これは何かの夢なのだと何度も言い聞かせるのだけれど、笑い合う二人に感じる痛みが決して嘘ではないと訴える久が書きたい
そのまま訳の分からない衝動に突き動かされ、まるで逃げるように家へと帰ってしまう久が書きたい
その間にも強くなる一方な胸の痛みにベッドへと飛び込むんだけれど、疲れているのに胸がイタすぎて眠れない久が書きたい
どうして自分がそんなに胸が痛いのかわからないままポロポロと泣きはじめるんだけれど、それを以前受け止めてくれた京ちゃんがいなくて、気持ちが落ち着くどころか荒れる一方な久を書きたい
寂しくて辛くて苦しくてついつい唇が京ちゃんの名前を呼んだ瞬間、胸の痛みが強くなり、自分がいつの間にか京ちゃんの事を好きになってしまった事を自覚する久が書きたい
けれど、自分は勝負する前から負けていて、この痛みを堪えるしかないという事実に一人ベッドの上で身体を丸めて涙を流す久が書きたい
ひとしきり泣いた後、泣き疲れて眠っていたのに気づく久が書きたい
ろくに気力が沸き起こらないまま、暗い部屋の中、携帯のメール着信を知らせるランプに気づく久が書きたい
もしかしたら京ちゃんかもしれないと震える手でメールを開いた瞬間、目の前に広がる何時もと変わらない軽口混じりの京ちゃんのメールに安堵する久が書きたい
きっとアレは夢だった、何かの見間違いだったんだと自分を納得させながら同じく軽口めいた内容で和との仲をちゃかして探りを入れる久が書きたい
けれど、数分後帰ってきたメールは和との交際を認めるもので、まるで思いっきり鈍器で胸を殴られたような痛みを感じる久が書きたい
それを認めたくなくて携帯を投げ捨てるんだけれど、一度、視界に飛び込んできた内容は消えず、そのまままた泣き始める久が書きたい
両親の離婚からろくに泣く事なんてなかったはずなのに弱くなってしまった自分を自覚しながらも感情を止められない久が書きたい
どれだけ泣いても苦しくても心は京ちゃんを求めて止まらない久が書きたい
それでも京ちゃんに嫌われたくなくて、次の日から何とか何時もの距離感を保とうとする久が書きたい
そんなある日、何時ものように地方の大会でボロボロにされて帰ったきたところに京ちゃんとばったり会ってしまう久が書きたい
瞬間、京ちゃんに抱きついて思いっきり甘えたい衝動が湧き上がる自分に、冷静だったのはメールでしか話してなかったからだと悟る久が書きたい
けれど、そんな久に気づけ無いほど落ち込んでいる京ちゃんが書きたい
自分よりも様子のおかしい京ちゃんに衝動を抑えながら、無理やり、近くの店へと連れ込む久が書きたい
そんな久に中々、悩み事を打ち明けなかったけれど、自分を受け入れる久の言葉にポツポツと悩み事を話す京ちゃんが書きたい
付き合ってからもう数ヶ月経つのにいまだ手を繋ぐ事しか出来ない事、今日雰囲気が良かったのでキスしようと思ったら逃げられてしまった事なんかを話す京ちゃんが書きたい
もしかしたら自分はもう嫌われてしまったんだろうかと深刻なその悩みを聞きながら、胸の中に暗いものが広がっていく久が書きたい
今ならもしかして和から京ちゃんを奪えるんじゃないかという暗いその感情を振り払えない久が書きたい
鼓動は激しく脈打ってるのに、頭の中は怖いほど冷静でこれからどうすれば京ちゃんを手に入れられるか考えてしまう久が書きたい
今まで自分が味わった苦しみと悲しみのを京ちゃんを奪った和に味わわせる方法を考えてしまう久が書きたい
その方法を実行する為にその場で京ちゃんを励まし、目の前でお詫びのメールなんかを送らせる久が書きたい
帰ってきた和のメールにどう対応すれば良いのかを具体的に指示したりアドバイスしたりする久が書きたい
最後には私は何時でも相談に乗るからねと良い先輩として締めくくる久が書きたい
そんな久を信頼してそれからデートプランの相談などをするようになった京ちゃんが書きたい

京ちゃんに親身になったアドバイスをして信頼を得た後、もっと良いデートプランを練る為に、と京ちゃんを家へと呼ぶ久が書きたい
既に久の事を女心の師匠のように思っていて何も疑わずホイホイと家にあがる京ちゃんが書きたい
二人っきりの家の中、京ちゃんの飲み物に媚薬を盛る久が書きたい
その所為で自室にいる所為か、何時もよりも無防備な久にドキドキしてしまう京ちゃんが書きたい
段々、媚薬も回ってきて、思考能力も薄れてきながらも、自分には和がいるのだからと耐えようとする京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに小さく笑いながらツツツと擦り寄って、「じゃあ、予行練習しようか」と耳元で囁いちゃう久が書きたい
何時もの久とは違うゾクリとするような色っぽさにびっくりした瞬間、ゆっくりと近づいてくる久の顔に興奮が我慢を超えてしまう京ちゃんが書きたい
さっきの予行練習という言葉も忘れて久の唇を奪い、そのまま抵抗する久から衣服を剥いで、ケダモノのように犯してしまう京ちゃんが書きたい
冷静になったのは何度も久の膣内で射精し、次の日の朝になった時で、顔から血の気が引くんだけれど、時既に遅しな京ちゃんが書きたい
襲ってしまった事を土下座して謝罪する京ちゃんを優しく許してあげる久を書きたい
それでは気が済まないとお詫びを求める京ちゃんに、何処か恥ずかしそうに、セフレになる事を提案する久が書きたい
最初は痛かったけど気持ちよかったし、何より実は京ちゃんの事が好きだったから、と告げる久の言葉についていけない京ちゃんが書きたい
数秒後、冷静になった京ちゃんが久を拒むのだけれど、既に証拠は久によって抑えられてしまって頷くしかない京ちゃんが書きたい
完全に罠に堕ちて項垂れる京ちゃんに麻雀をしていた時よりも強いゾクゾクとした快感を感じる久が書きたい
これでもう京ちゃんは自分のモノになったも同然と胸に湧き上がる暗い喜びと幸福感に顔を笑顔にしながら、裸のまま京ちゃんに抱きつく久が書きたい
ある意味絶望的な状況ではあるけれど、健全な男子の肉体が一度抱いた女の味を忘れられるはずもなく、すぐさま勃起してしまう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに「エッチ♥」と恥ずかしそうに言いながらも胸の中で嬉しさを弾けさせ、自分からフェラチオしてしまう久が書きたい
そうして始まったセフレ関係に最初は抵抗しようとするんだけれど、相性が最高と言っても良い久の身体と、率先して男の夢やロマンを叶えてくれる久の献身さに段々のめり込んでいってしまう京ちゃんが書きたい
その間にも和との関係も続くんだけれど、相変わらず恥ずかしがり屋で意地っ張りな和とはキスの一つも出来なくて悶々とする京ちゃんが書きたい
その悶々とした感情を全て受け止め、晴らしてくれる久に身体だけではなく心まで傾いてしまいそうになる京ちゃんが書きたい
浮気しているという感覚からか、どうにも安らげない和の側よりも、久の側の方が居心地良くなってしまう京ちゃんが書きたい
少しずつ心離れていく京ちゃんに心おだやかではいられないんだけれど、恋愛なんて初めてでどうして良いのかわからない和が書きたい
そんな和とは裏腹に、自分にとって幸運の神様である京ちゃんを手に入れ、大会でも上位入賞を繰り返し、再びプロへのスカウトもされる久が書きたい
最早、破局まで秒読みと言っても良い二人の関係に舌なめずりしながら、京ちゃんが身も心も完全に自分のモノになってくれる日を心待ちにする久が書きたい

>>284
私と同じ事思ってた人がここに…!(´・ω・`)ワーイ仲間だー
そして名前間違いごめんなさい(白目)
弘瀬だとスタンド使いになっちゃいますね…(´・ω・`)その他にも誤字脱字多すぎてワロタ
やっぱ勢いだけで推敲なしの文章はダメだな!(白目)

>>285
幼児退行するだけじゃお世話係だし、ちゃんとくっつくまでやった方が良いかなって…

>>288>>283>>282>>287
まぁ、書かないんですけどね(´・ω・`)書きたいけど時間がががが
あらすじだけさらっと書いてるからアレだけど、これ全部一つのスレのネタになるレベルのものですし(´・ω・`)割りとマジで書き溜め進める用の私と即興やる用の私が欲しい
小ネタでやるにしても多分数日掛かりますし、それなら京子スレの書き溜め進めたいですしね(´・ω・`)だが絶賛面白さを見失っている真っ最中である
後、削ってるってほど削れてないんで多分、大丈夫です(´・ω・`)京子スレもセッションも楽しんでやってますしね
そして小ネタとして書いてた娘にドはまりして以下略は既にこの京子スレで通った道だ…!(´・ω・`)後安価だけどなんぽっぽスレも

これがさらっと...
たまげたなぁ

途中送信(´・ω・`)関係ないけど久は寝取るのが似合うと思う

>>289
クールな女性だけじゃなくて女の子全般が堕ちるの大好きです(ゲス顔)
恋に堕ちてしまった身も心もダメになっちゃうのって良いよね(´・ω・`)堅物系だとそれが特に映えるので良い…

次はわた優希ちゃんが京太郎に落とされるヤンデ……純愛展開があってもいいと思うじぇ

2スレ目まではいいけど、3スレ目おまえは駄目だ
久は強がるけど最後の一線は臆病だから越えられないイメージあるなぁ
寝取ろうとするけど部員達の顔がちらついて泣く泣く諦める、みたいな

それは違うよ!

部長は打たれ弱いから寝取られる側の方が似合うと思う個人的に

>>298
悪女スレかな?

>>300
いや、知らんかったけどいま読んだらその通りのイメージだった
教えてくれてありがとう

これも一種の悪待ちだったのかな
普通にくっつけないけど寝取りなら成功するみたいな

>男である自分が何とかしなきゃとあやすように優しく背中を撫でる久が書きたい
ヒッサは男だった……?

久は睡眠薬のつもりで媚薬盛っちゃったとか、盛らないけど際どいボディタッチで挑発をやりすぎて限界を超えちゃった京ちゃんに犯されちゃって、
こんなはずじゃなかったとか思いながらも千載一遇のチャンスだと囁く内心に気付いてそのまま……って感じだと思う

調子のってるヒッサさから京太郎を奪うキャップが見たいし

長野のスクールなデイズでも始まるんですか

熱いヒッサへの恋愛弱者風評被害、あると思います

小悪魔()キャラのままヒロイン完走する作品はほとんど知らない割に
あっちこっちで押し倒した後は面倒くさくも都合の良いポジで輝いてる気がする

だって久ってMっぽいじゃん?
劇中では強がってるけど……1年間寂しく待って、さらに1年間まこと二人で耐えて
愛人素養高すぎる。ベッドに入った瞬間蕩けて堕ちそう

今日投下すると言ったな、アレは嘘だ(´・ω・`)ゴメンナサイ、セッションが入って疲れたので大体、見直し終わってますが、投下は明日にさせてください…

投下前にもっかい見直す→やっぱり展開的に気に入らない→書き直す→この時間に(白目)
となりましたが、とりあえずキリの良いところまでは書き直し終わったんで今から投下します(´・ω・`)姉ちゃん、明日って今さ



淡「(な、何かやけに清澄が怖くて、ちょっと調子狂っちゃいそうだったけど…)」

淡「(でも…こうして対局が始まった以上、気持ちを切り替えないとね)」フゥ

淡「(私にとっても…白糸台の皆にとってもこの戦いはとても大事なものなんだから)」

淡「(去年、逃した優勝という結果が何より欲しいと言うのもあるけれど…)」

淡「(この戦いには、去年の決勝戦で戦った清澄と阿知賀がいる)」

淡「(テルーと菫先輩にとって最後の年に…白糸台の連覇を止めてくれた連中がいる…!)」

淡「(勿論…私はさいきょーで淡ちゃん様だから、別に恨んでたりはしないけど…)」

淡「(でも…去年、テルーと菫先輩が泣いた分は返させてもらわないといけないよね)」

淡「(だって…二人はあれだけ頼りがいがあったのに…)」

淡「(この天才である淡ちゃん様が認めた数少ない相手だったのに…)」

淡「(悔しくて悔しくて…泣きそうな顔をするくらい辛かったんだもん)」

淡「(…その分は…私が必ず…清澄と阿知賀に返す)」

淡「(去年、テルーと菫先輩に優勝って形で報いる事が出来なかった私が…今度こそ白糸台を優勝させるんだ…!)」グッ



淡「(その為の練習は…一年間バッチリ積んできた…!)」

淡「(今日この時の為に…私は嫌いな練習だって頑張った…!)」

淡「(阿知賀に能力を止められても大丈夫なように、ずっと大会や公式戦では能力なしの打ち方を続けてきた…!)」

淡「(その所為で私よりもずっとずっと弱い奴にも負けそうになって…皆にだって一杯、迷惑を掛けたけれど…)」

淡「(白糸台はテルーがいなくなったからもう終わりだって陰口叩かれたけれど…)」

淡「(でも…皆、私を責めなかった)」

淡「(寧ろ…私の能力の強化に…率先して協力してくれて…)」

淡「(そのお陰で私は去年よりもずっとずっと強く、早くなった…!)」

淡「(去年の淡ちゃん様を超えた…パーフェクト淡ちゃん様になれた…!)」

淡「(…私…初めて…だったんだよ)」

淡「(怖がられたり、ウザがられたりするんじゃなくって…)」

淡「(そんな風に…誰かに支えてもらうのなんて)」

淡「(こんなに仲間って言うのが有り難くて…暖かいものだって知らなかった)」

淡「(そんな皆のためにも…私は絶対に負けられない)」

淡「(ここまで一緒に戦ってきたせーこ達の為にも…)」

淡「(きっと今も観戦室で私の事を応援してくれている虎姫以外の皆の為にも…)」

淡「(私は絶対に…勝つんだ…!)」

淡「リーチ!」スッ


穏乃「(どうやら今回は出し惜しみなんてしないみたいかな)」

穏乃「(こっちは相変わらずの六向聴…その上、ダブルリーチまで掛けてきて…)」

穏乃「(しかも、準決勝を見る限り、今年はカンしないでも和了るみたいだからなー)」

穏乃「(下手すれば数巡で満貫以上が飛び出してくるとかホント、勘弁して欲しい…)」

穏乃「(準決勝での様子からもうちょっと様子見してくれると嬉しかったけど…まぁ、無理だよね)」

穏乃「(私があっちの手の内、だいたいわかっているように…あっちだって私の能力の特性をある程度理解しているだろうし)」

穏乃「(こっちはエンジン掛かるの時間が必要って言うのは多分、もうバレてる)」

穏乃「(決勝戦だからある程度予想してたけど…正直、かなりキツイなー…)」

穏乃「(最初からベタ降りのつもりでも、今年の大星さんを躱すのはかなりキツイかも…)」

穏乃「(だから、出来れば宮永さん辺りに頑張って欲しいところなんだけど…)」チラッ

咲「……」

穏乃「(…今の宮永さん凄く怖いというか…なんか切羽詰まっているというか…)」

穏乃「(開始前の須賀さんとの話で…完全に目が据わってる…)」

穏乃「(一体、さっきの会話が何を意味しているのか…私には分からないけど…)」

穏乃「(…でも、この状態の宮永さんを放置するのはマズイって事だけは分かる)」

穏乃「(今の宮永さんを調子づかせたら…きっと止まらない)」

穏乃「(ガンガン連荘して追いつけないって言う…そんな予感が私にある)」

穏乃「(でも、まだギアが入りきってない今の私は宮永さんにも大星さんにも手が出なくて…)」

穏乃「(ちょっと悔しいけど…ここは二人の戦いを見守るしか…ないかな)」


咲「(…白糸台の人、いきなりダブルリーチ…か)」

咲「(やっぱりスランプとかじゃなくて能力を隠してたんだ)」

咲「(凄いよね、私にはそんな勇気まったくない)」

咲「(何時だって私の周りにいるのは強い人ばかりで…頑張らなきゃすぐに負けちゃうんだもん)」

咲「(手加減や手心なんて加えている余裕なんて…まったくなかった)」

咲「(…今だって、ホントは凄く怖いよ)」

咲「(こんなに凄い人達と勝負して負けちゃうんじゃないかって…)」

咲「(京ちゃんに失望されちゃうんじゃないかって…ビクビクしてる)」

咲「(でも…だからって…逃げる訳にはいかない)」

咲「(だって…私にはもうそれしかないんだもん)」

咲「(京ちゃんと仲直りするには…勝つしかない)」

咲「(どれだけ強い人を相手にしても優勝しなきゃ…京ちゃんは私の事を許してくれないんだ)」

咲「(…だから…)」

咲「カン」


淡「(…どうやら阿知賀は勝負する気はないみたい)」

淡「(親番じゃない永水女子も同様…)」

淡「(なら…ここはカンを仕掛けてきた清澄との一騎打ちって事かな)」

淡「(開始一局目って事を考えればちょっと物足りないけど…でも、望むところ…!)」

淡「(幾ら清澄が強くなっていようが…私の方がずっとずっと頑張ってきたんだから!)」

淡「(ダブルリーチ掛けてる私が…早々、簡単に速度負けするはずない!)」

淡「(去年はそのカンで何度も追いつかれたけど…今年はこのまま淡ちゃん様が逃げ切ってやる…!)」トン

咲「カン」

淡「っ!」

咲「もいっこカン」

淡「(これで…三槓子…!)」

淡「(一気にテンパイ近い状態…いや…でも…!)」

淡「(まだ追いつかれた訳じゃない…大丈夫…!)」

穏乃「…え、えっと…」トン

咲「ロン。6400です」

穏乃「はい…」

淡「ぬぬぬ…」


穏乃「(…数巡で二人もテンパイしてからの振り込みとかもう事故同然だよ…)」フゥ

穏乃「(でも…今の直撃は結構痛いな…)」

穏乃「(灼さんが頑張ってくれたとは言え、今の阿知賀は最下位のままだもんね…)」

穏乃「(今のでまた永水女子との差が開いちゃった…)」

穏乃「(でも、まぁ、凹たれてはいられないよね)」

穏乃「(エンジン掛かるまではきっと私がこの中で一番、弱いんだから)」

穏乃「(これくらいの出費は最初から計算づく…!)」

穏乃「(後で取り戻せるタイミングはあるはずだから、ここで焦る必要はない)」

穏乃「(今は静かにチャンスを待たないと)」

淡「(くぅぅ…!折角、イイ手だったのに…!)」

淡「(っといけないいけない…)」フルフル

淡「(ここで取り乱しちゃったから…去年はいいようにしてやられたんだよね)」

淡「(今年の淡ちゃん様はパーフェクトなんだから、この程度で焦ったりしない)」

淡「(幾ら相手が強くても…最強はこの淡ちゃん様なんだから)」

淡「(今の和了で清澄が二位になったけど…所詮は6400…!)」

淡「(一回の和了ですぐさま抜きされる距離だもん)」

淡「(…だから、見てなさいよ、清澄)」

淡「(次の局で和了るのは…私なんだからね!)」メラメラ



京子「(はは、三人共、俺の事、眼中にないなー)」

京子「(…ま、それも当然だろうけどさ)」

京子「(親番以外の俺は流し満貫くらいでしか和了れないのなんて皆知っているだろうし)」

京子「(何より、この卓に揃っている俺以外のメンツは全員、化け物揃いなんだ)」

京子「(一見、普通そうに見える高鴨さんだって、去年、咲と大星さん相手に大暴れしたし…)」

京子「(あの大沼プロが直々に化け物と呼んだだけでも、その恐ろしさが分かる)」

京子「(こうして見ている限り、まだ実力を出し切れていない高鴨さんを除いた二人の実力はほぼ伯仲…)」

京子「(火力では大星さんの方が上だけど、ここぞという時の早さは咲の方が上ってところかな)」

京子「(今のところはその早さで咲が2連続で和了っているけど…)」

淡「よし来た!ツモ!」

淡「3000・6000!」

咲「…はい」グッ

京子「(…今の和了で今までの負け分なんて軽く取り戻したな)」

京子「(しかし…今のツモは痛いなー…)」

京子「(親被りした咲ほどじゃないけど…それでも一気に順位が逆転された)」

京子「(ホント、早くて火力も高い上に、こっちの配牌まで悪くするとかインチキ効果も大概にしてくれよ)」

京子「(熟練者でも大会でこんなのと出会ったら泣くわ)」

京子「(…いや、まぁ、それと五角以上に打ち合ってる咲も大概だけどさ)」


京子「(何にせよ…この卓は俺にとって大怪獣決戦みたいなもんだ)」

京子「(どれだけ贔屓目で見ても達人同士の戦いの中、放り込まれてしまった一般人が関の山だろう)」

京子「(唯一の勝算であったリードも前半戦が折り返しに来る前に溶かされた今、状況は最悪と言っても良いくらいだ)」

京子「(…でも)」グッ

―― 豪ッ

京子「(だからと言って、お行儀よくしてるほど俺は育ちが良くないんだ)」

京子「(俺には優勝以外にもやらなければいけない事が沢山あるんだから)」

京子「(折角来た攻撃のチャンスを無為に過ごすほどの余裕はない)」

京子「(ここは…攻める)」

京子「(一つ一つの親番で確実に点数を取っていく…!)」

京子「(それが今の俺がするべき事…)」

京子「(咲の為にも皆のためにも…俺が今しなきゃいけない事なんだ…!)」


穏乃「(須賀さんから感じる…この感覚…っ!)」ゾクッ

穏乃「(大星さんや宮永さんのものでも…須賀さんのものでもない…)」

穏乃「(人間とは格が違う圧倒的存在感…)」ゴクリ

穏乃「(周り全部を飲み込んで、自分の好きに塗り替えていくみたい…)」

穏乃「(自分たちの領域がゴリゴリと削られて征服されていってるのが目に見えて分かるのに…)」

穏乃「(でも、プレッシャーはほとんど感じなくて…)」

穏乃「(まるで山の頂上みたいな爽やかで良い風を感じる)」

穏乃「(…この支配は決して悪いものじゃない)」

穏乃「(受け入れて…身を任せてしまえば良い)」

穏乃「(何処かそんな風に思う私もいるけれど…)」グッ

穏乃「(…冗談!こんな面白そうな戦い、人任せにするなんて勿体無い事出来ないって!)」

穏乃「(…まぁ、実際は失点防ぐ為にも大人しくしとかなきゃならないんだけどさ)」

穏乃「(あーぁ…私も早く皆と戦えるようになりたいなー…)」


咲「…あは…♪」ニコ

咲「(…良い風…)」

咲「(まるで京ちゃんそのものみたいな…優しくて爽やかな感覚…)」

咲「(空調が効いていても若干、ジメジメする室内でこんな心地良くなれるなんて思ってなかった」

咲「(…これが京ちゃんの力なんだね)」

咲「(牌の偏りだけじゃなくて近くにいる人達にまで影響を与える…強い力…)」

咲「(…凄いよ、京ちゃん)」

咲「(本当に…一年間頑張ってきたんだ)」

咲「(まさかこんな力が使えるようになってるなんて私、想像もしてなかったよ)」

咲「(きっと京ちゃんも色々あったんだね)」

咲「(今まで努力をどうしても実らせられなかった京ちゃんが…)」

咲「(こうして私の知らない力を使えるようになるまで…言えない事が沢山あったんだ…)」

咲「(…そう思うとちょっと…ううん、かなり寂しいけれど…)」

咲「(でも、私が勝てば…それも教えて貰える…)」

咲「(また前みたいに何でも言い合えるような仲に戻れるんだ…)」

咲「(だから…私も…負けないよ)」

咲「(確かに凄い力だけど…京ちゃんが頑張ってきた証だけれど…)」

咲「(…それを乗り越えて…ねじ伏せて…私が勝つ…!)」ゴッ


淡「(まぁ…やっぱり来るよね)」

淡「(決勝戦だもん、金髪だって出し惜しみなんてしてられない)」

淡「(ましてや今のトップは淡ちゃん様)」

淡「(チャンスがあったらなりふり構わず和了ってくるのが普通だよね)」

淡「(ま…金髪くらいの相手なら簡単に返り討ちに出来ちゃうけどさ)」

淡「(確かに親番の金髪はイケてない訳じゃないけど…でも、私との相性は激悪)」

淡「(淡ちゃん様の絶対安全圏で配牌は悪くなるのに、こっちは変わらずダブルリーチ掛けられるんだから)」

淡「(親番に入ったって私の方が早いし、火力もある)」

淡「(他の雀士ならばともかく…その程度で私を上回ろうだなんて200年早いよ)」

淡「(ま、恨むんならこのパーフェクトな淡ちゃん様と同じ年に生まれちゃった事を後悔してよね)」

淡「(淡ちゃん様が最強なのは私ではどうしようも出来ない事だし!)」

淡「(…それにこっちとしてはあんま金髪の事気にしてる余裕もないんだよね)」チラッ

淡「(清澄は相変わらず怖いし…去年と同じなら前半戦終了間際辺りから阿知賀もエンジン掛けてくる)」

淡「(今日この日の為に私は能力鍛えてきたけれど…それも後半の阿知賀に対してどれだけ通用するか分からない)」

淡「(まぁ、大丈夫だとは思うけど…こういうところで油断しないのが淡ちゃん様が最強たる所以だし)」

淡「(今のうちに出来るだけリードを作っておいて…折り返しに備えたいから…)」

淡「(悪いけど…金髪の出番はないよ!)」

淡「リーチ!」スッ

「カン」

淡「…え?」


京子「(ホント、その強気な姿勢は変わらないな…)」

京子「(これだけ接戦ならリー棒代だって決して安くはないだろうに)」

京子「(まぁ…それだけ今の自分に自信があるんだろうけどさ)」

京子「(実際、こっちは三向聴…何時もよりも数手遅れてる状態だ)」

京子「(代わりにあっちはリーチ宣言…連荘する上で必要不可欠な早さでまで負けてる)」

京子「(ま、悲しいかな、昨日の練習で劇的な変化はなかったって事だな)」

京子「(それは若干、寂しくもあるけれど…でも、アレは元々強くなる為のモノじゃない)」

京子「(きっと決勝戦でも上手くやれるって言う自信をつける為のもので…)」

京子「(何より…)」チラッ

咲「……」ゴゴゴ

京子「(…咲を倒す為の新しい打ち方を試させて貰えた)」

京子「(ぶっつけ本番にならなかっただけじゃなく、多くの人にアイデアと戦術を貰えて…)」

京子「(机上の空論に近かったそれを実践的なものに変える事が出来たんだ)」

京子「(…だから…俺はこれを鳴ける)」

京子「(普段は呼び込まない牌を…カンだとそう言う事が出来る)」

京子「(咲…お前の土俵で…勝負する事が出来るんだ)」




穏乃「(…永水女子の須賀さんがカン…!?)」

穏乃「(今までの牌譜じゃ、彼女がカンをした事なんてまったくなかったのに…)」

穏乃「(…今までは本気じゃなかった…?)」

穏乃「(…ううん。そんな事はないはず)」

穏乃「(準決勝での戦いも観戦室で見てたけど…須賀さんの表情はそんな余裕のあるものじゃなかった)」

穏乃「(本気で臨海女子とぶつかりあってたのがモニター越しでも分かったくらいだもん)」

穏乃「(…だから、この変化はきっと彼女が本気になったと言うよりも…)」

淡「(…何考えてるのこの金髪…?)」

淡「(確かにカンすればツモ増やせて早くなって淡ちゃん様にも追いつけるかもしれないけど…)」

淡「(でも…そこは清澄の領域だよ)」

淡「(下手にカンして引き込んじゃったら、危険牌を抱え込むだけじゃん)」

淡「(確かにそれなら…清澄はやりにくくなるし…計算だって狂うかもしれない)」

淡「(けれど、私がリーチしてる状態で無闇に打牌を増やせばリスクも増えるし…)」

淡「(私の和了牌を引いてしまった時だって逃げられなくなる)」

淡「(何よりカンすればドラが増えて、私の火力も増すんだよ)」

淡「(正直、私が何もしなくても最大火力出せるようにお膳立てしてくれているようなものだと思うんだけれど…)」


淡「(この私の最強っぷりに諦めて自棄になった?)」チラッ

京子「…」スッ トン

淡「(……ううん、コイツの目はそんな生易しいものじゃない)」

淡「(準決勝と同じく…この金髪は勝負を仕掛けて来てる)」

淡「(…何がしたいのかは分からないけど…でも、準決勝とはちょっと違うと警戒しておいた方が良いかもだね)」

淡「(ま…何にせよ、今の状況は淡ちゃん様にとって悪いものじゃない)」

淡「(金髪のお陰で跳満が確定したんだから、このまま和了って、さらにリードを…)」トン

京子「カン」

淡「っ!?」

淡「(二回目…!?)」

淡「(いや…ちょっと待って…幾ら何でも鳴き過ぎじゃん…!?)」

淡「(そんなにカンしたら…清澄を止めるどころじゃなくなるよ…!)」

穏乃「(今まで見てきた限り、須賀さんの能力は親限定で自分のツモを良くして、相手のツモを悪くするもの…)」

穏乃「(相手に不要牌…自分が揃えている刻子の残り一枚を引かせやすいと思えば、カンしやすいのも当然なのかも…)」

穏乃「(…でも、須賀さんわかってる?)」

穏乃「(もう二回もカンしちゃったって事は…つまり…)」



咲「(…後、私が二回カンすれば流局になる)」

咲「(私の知っていた頃の京ちゃんはようやく初心者を抜け出せたくらいだったけれど…)」

咲「(ここまで勝ち上がって来たのに、四開槓くらいの事を理解していないはずがない)」

咲「(勿論、ただの流局扱いだから親の京ちゃんがテンパイしてれば、連荘は出来るけど…)」

咲「(…まさかそれでダブリー仕掛けてくる大星さんを引きずり降ろそうとはしないはず)」

咲「(…少なくとも京ちゃんの目はそんな後ろ向きな戦術を取る人のものじゃない)」

咲「(じゃあ…先にカンした事で私を封じ込めたつもりなのかと言えば…そうではないような気がする…)」

咲「(そもそも私は別に嶺上開花でなければ和了れないという訳ではないし…)」

咲「(カンする前の刻子の状態でもまったく問題はない)」

咲「(逆に京ちゃんからすれば、下手に打てない爆弾を内側に抱え込むようなもの)」

咲「(嶺上牌は私にとって全て有効牌だとわかってる京ちゃんにとって、それは出してしまえば即座に責任払いに繋がりかねないものなんだから)」

咲「(私をほんの数手遅らせるだけに背負うリスクとしてはあまりにも大きすぎる…)」

咲「(一体、京ちゃんが何を考えてるのか…まるで分からない)」

咲「(分からない…けど…)」

穏乃「…えっと…コレ…かな?」トン

咲「それカン」


淡「(三回目のカン宣言…)」

淡「(とりあえずこれで金髪の四槓子はなくなったかな)」

淡「(最悪、永水女子に役満和了られる可能性って言うのもあった事を考えれば、阿知賀のナイスアシストだね)」

淡「(…でも、ここから先、どうなるかがちょっと分からないかな…)」

淡「(ここで流局して一番、困るのは多分、リー棒出してる私)」

淡「(次にテンパイまで行ってる親の永水女子だろうけど…)」

淡「(この場で一番、カンを使いこなす清澄の方は流局を狙うデメリットはない)」

淡「(寧ろ、先にカンされて計算が狂った事を思えば、仕切り直しを狙った方が得策ってくらい)」

淡「(…或いはよっぽど良い手を張っていれば話は別かもしれないけど…)」チラッ

咲「…」

淡「(…今の清澄からはテンパイ気配を感じない)」

淡「(多分、二回先にカンされた所為で手が遅れてるんだ)」

淡「(…きっと次にカンが出来る状況になれば、容赦なく流局させてくる)」

淡「(……まぁ、何にせよ、淡ちゃん様がする事は変わらないんだけどさ)」

淡「(チーム虎姫は攻撃型チームなんだから)」

淡「(既にダブリーしてる私が日和るなんてありえない!)」

淡「(だから…ここは…)」トン

「カン」

淡「(うぅ…やっちゃったかー…)」

淡「(これで流局…かなり良い手だったんだけど仕方ないか)」

淡「(リー棒分支払っても私のトップは揺るがないんだから、次に期待…ってあれ?)

京子「…」スッ


淡「ちょ、ちょっと待って」

京子「え?」キョトン

淡「…今、カンしたのって金髪の方?」

京子「そうですけど…」

淡「な、なんで…!?」

淡「そっちだってテンパイしてたじゃん!」

淡「なんでわざわざ流局させるような真似…」

京子「いいえ。まだ流局かどうかは決まってませんよ」

淡「…え?」

京子「四開槓はカン宣言した人が嶺上牌を引いて、打牌してからの流局です」

京子「つまり、今はまだ厳密に流局してはいません」

淡「…あ、そうだったんだ…」

淡「ほとんど出ないから知らなかった、ゴメン」ペコリ

京子「いえいえ。私も最近知ったものですから」

淡「…って、いや、それでもおかしいでしょ!?」

淡「つまりこの嶺上牌で和了れなかったら流局って事なんだよ?」

淡「そりゃ…清澄だったら出来るかもしれないけど、金髪にそんな真似…」

京子「出来ますよ」

淡「…え?」


京子「確かに準決勝での私なら不可能だったでしょう」

京子「いえ…何時もの私ならきっと無理でしょうね」

京子「でも、今は確信を持ってこの牌を引けます」

京子「この嶺上開花は決まる」

京子「今日この卓でだけは…私は心からそう信じられるんですよ」スッ

京子「……」チラッ

京子「ふふ、やっぱりですね」パララ

京子「三槓子嶺上開花 責任払いで9600です」

淡「…あ…う、うん…」

淡「(…ほ、本当に決まっちゃった…)」

淡「(確信持って嶺上開花決められるとか…そんなの清澄くらいだと思ってたのに…)」

淡「(私の目の前で開かれた手は何度見ても、和了ってて…)」

穏乃「う…うわぁ…」ゾクッ

穏乃「(…凄い本当に決めちゃった…)」

穏乃「(嶺上開花…宮永さん以外じゃ滅多に決まらないはずなのに…)」

穏乃「(でも…今のこの人は…本当に確信を持ってた)」

穏乃「(自分がこれで和了れるんだって…自信持ってカンして…)」

穏乃「(凄い…何だか分からないけど…須賀さん、ホントに凄い…!)」グッ


「り、嶺上開花です!嶺上開花が決まりました!」

「和了ったのは清澄の宮永選手ではありません!」

「永水女子の須賀選手です!!」

秋一郎「…やりやがったな、あの野郎」ニヤ

「対局室での会話を聞いている限り、今の嶺上開花は偶然の産物ではなかったようですが…」

秋一郎「そりゃそうだろうな。須賀京子は狙ってやったんだから」

「ですが…そんな事出来るのですか?

「これまで何度も嶺上開花を決めてきた宮永選手ならばともかく、須賀選手は嶺上開花を和了ったデータはありません」

秋一郎「当然だ。そもそも嶺上開花は普通に役満決めるのとそれほど変わらない難易度なんだからな」

秋一郎「しかも、四開槓成立直前に決めるなんざ神業以外の何者でもない」

秋一郎「宮永咲以外じゃプロでもまず出来ないと言っても良い芸当だ」

秋一郎「…だけど、この卓には嶺上牌全てを支配してる宮永咲がいる」

秋一郎「誰よりもカンに特化した宮永咲がいるんだ」

秋一郎「だから、分かるんだよ」

秋一郎「その手が完璧に読めれば、最後の嶺上牌だって推理出来る」

秋一郎「特に須賀京子は二度もカンをして宮永咲が引き入れるはずであった嶺上牌を持ってってたんだ」

秋一郎「元々、相手の手を読むのが得意な雀士ではあるし、最後の嶺上牌を推理する事だって難しくなかっただろうな」



秋一郎「勿論、口で言うほど簡単な事じゃない」

秋一郎「どれだけ熟練した雀士であっても相手の手を読み違える事はある」

秋一郎「雀卓って言うのは刻一刻と変化する迷路みたいなもんだからな」

秋一郎「他のどんな卓上遊戯よりも伏せられた情報が多すぎる中、完全に手を読みきれる奴なんて殆どいねぇよ」

秋一郎「国内無敗と言われるあの小鍛治健夜だって、直撃を受けた事がない訳じゃないんだからな」

秋一郎「…だけど、世の中にはそれを可能にする奴らがいる」

秋一郎「多くは才能で、けれど…ごく一部は経験で」

秋一郎「相手の手を読みきれるような化け物じみた連中ってのはごく僅かにいるんだ」

「では、須賀選手はその才能があったと言う事なんでしょうか?」

秋一郎「違うな」

秋一郎「須賀京子の才能は決して麻雀に向いたものじゃない」

秋一郎「…アレは経験による確信だよ」

「経験…ですか?」

「ですが、須賀選手は去年から麻雀を始めたばかりのようですが…」

秋一郎「麻雀歴だけで言えば確かにそうだな」

秋一郎「…ただ、麻雀プロの俺が言うのも変な話ではあるが、何も人生は麻雀だけで構成されてる訳じゃないし」

秋一郎「麻雀以外の経験が麻雀で活かされる事だってままあるんだ」

秋一郎「今回もそういう事だったって事だろうな」


明星「経験による確信…ですか」

霞「…例えば、テニスのダブルスでトップクラスの選手達はパートナーが無言で棒立ちの状態でも相手の思っている事を理解するらしいわ」

霞「勿論、一朝一夕にそういう事が出来るんじゃなくて、相性の良い相手と長年、一緒にプレイしてようやく到れる領域らしいけれど…」

巴「……京子ちゃんにとって宮永さんはそういう相手だったんですね」

巴「人生の大半を共に過ごした幼なじみなんですから」

巴「長い間、彼女の面倒を見てきた京子ちゃんには宮永さんを理解する為の経験が山ほど蓄積されているんでしょう」

湧「…キョンキョン…」グッ

霞「…湧ちゃん、辛い?」

霞「でも、幾ら辛くても…逃げちゃダメよ」

霞「京子ちゃんがそんな経験を引き出してまで戦ってくれているのは私達の為なんだから」

霞「目を向けても辛い過去に向き合って戦うしかないのは…私達の所為なんだから」

霞「ちゃんと京子ちゃんの戦いを見ておいてあげなければダメ」

霞「…あの子を応援してあげられるのは私達しかいないんだから」

湧「…うん」




咲「(…凄い…と言う言葉しか見つからないって多分、こういう事なんだろうね)」

咲「(京ちゃんが嶺上開花決めた時…私、殆ど呆然としてた)」

咲「(私の嶺上牌持って行く京ちゃんに見惚れていて…)」

咲「(京ちゃんが和了を宣言した時には…胸がドキドキしてた)」

咲「(ううん…今も…私、ドキドキしてる)」ソッ

咲「(それくらい凄くて…格好いい和了だった)」

咲「(私みたいに嶺上牌を味方につけているんじゃないのに…)」

咲「(私の能力を利用して…こんなにギリギリな和了をするなんて…)」

咲「(まるで…ヒーローみたいだよ、京ちゃん)」

咲「(京ちゃんがそんなに強くなってくれて…私も嬉しい)」

咲「(特に今回は私の手をこんなにはっきり読んで…)」

咲「(やっぱり私の事を誰よりも良く理解してくれているのは京ちゃんなんだってそう分かったから…尚の事)」

咲「(でも…これは物語じゃなくて現実)」

咲「(どれだけ格好良く和了ってもそれで終わりじゃない)」

咲「(確かにびっくりしたし…ドキドキもしたけれど…それだけ)」

咲「(こんな和了、そう何度も出来る訳ないっていうのは分かっているし…)」

咲「(…次は私が見せる番だよ)」

咲「(京ちゃんの前で…私も負けないんだって伝える為に…)」

咲「(嶺上開花…和了ってみせる)」グッ



淡「(責任払いで満貫直撃…)」

淡「(二位だった永水女子に思いっきり逆転されて…この淡ちゃん様がトップ転落だなんて…)」

淡「(…ふふ…ふふふふふふふふふっ…)」

淡「(中々ヤルじゃん…!けっこーイケてんじゃん、金髪!)」パァ

淡「(まぁ、勿論、淡ちゃん様ほどじゃないけど?)」

淡「(この卓、最強は淡ちゃん様って言う事実はまったく揺るがないけど?)」

淡「(…でも、今のはちょっと格好良かった)」

淡「(悔しいけど、びっくりした以上に見惚れてた)」

淡「(準決勝の時はあんま眼中になかったけど…こんな面白い麻雀も出来るんじゃん)」

淡「(この卓じゃ一番弱いと思ってたけど…良かろう)」

淡「(…今の和了で認めてあげる)」

淡「(金髪も私の敵だって)」

淡「(全力で掛からなきゃ危ない相手だって)」

淡「(この最強の淡ちゃん様が認めて…)」

淡「(次こそ…潰してあげる…!)」ゴッ



穏乃「(うわぁ…二人とも完全にスイッチ入ってる…)」

穏乃「(そりゃそうだよね)」

穏乃「(大星さんからすればいきなり責任払い食らわせられた訳だし…)」

穏乃「(宮永さんは専売特許を奪われたみたいなもんだもん)」

穏乃「(…たった一回の和了だったけど…)」

穏乃「(この二人に…今年のインハイ最強の二人に同時に火を点けたんだ)」

穏乃「(…実際、私も結構、ウズウズしてる)」

穏乃「(勿論、頭の中では分かってるんだよ?)」

穏乃「(今、ここで私が攻めても当たり負けるだけだって理解はしてるんだけど…)」

穏乃「(でも…目の前であんなに凄い和了を見せられると…)」

穏乃「(やっぱり…一人の雀士として興奮しちゃう)」

穏乃「(私も負けてられないって)」

穏乃「(こんなに凄い人と戦いたいって…そう思っちゃって…)」ウズウズ

穏乃「(…これが個人戦なら、負ける事なんて気にせず、攻められるのになぁ…)」フゥ

穏乃「(みんなの点棒を背負った団体戦じゃ…流石にそんな無謀な事出来ない)」

穏乃「(…………でも…)」


京子「(はぁぁぁぁぁ…怖かったー…)」

京子「(アレだけ大口叩いておいて…ちゃんと和了れなかったら恥ずかしいってレベルじゃなかったもんな…)」

京子「(一応、確信めいたものはあったけど…最後のツモを確認するまで心臓ドキドキだったぜ…)」

京子「(正直、もう二度とやりたくねぇ…)」

京子「(…………でも、やるしかないよな)」

京子「(昔から…ずっと考えてた)」

京子「(どうやれば咲に追いつけるのか、咲を止められるのか)」

京子「(ずっと俺が護ってやらなきゃって思ってた幼なじみに麻雀で負け続けて…勝てるビジョンすら浮かばなくて…)」

京子「(それでも諦められなかった俺は…ずっと咲の対策を考えてきたけれど…)」

京子「(…だけど、俺の足りない頭じゃ、こんなやり方しか思いつかなかった)」

京子「(勿論…対策って言うほど、立派なもんじゃない)」

京子「(先にカン出来れば咲の動きを阻害出来るけど…)」

京子「(嶺上牌で刻子を揃えるのがかなり難しい上に、危険牌を自分から呼びこむようなもんだ)」

京子「(そもそも咲がいる卓でカンが出来るほど俺は強くなかったしな)」

京子「(一度、狙ってやろうとしたら和に思いっきり怒られた事もあったっけか)」ハハッ



京子「(…でも、こうして神様に助けてもらっている今は…その限りじゃない)」

京子「(神様のお陰で『運気の流れ』って奴が俺の方に流れてきてる)」

京子「(この卓にいる、格上ばかりの相手から、俺に流れが来ているんだ)」

京子「(お陰で嶺上牌で順子を作る事だって難しくないし、和了れない訳でもない)」

京子「(荒唐無稽で机上の空論にさえなってなかった戦い方を俺は今、現実に出来てる)」

京子「(ま…大星さんのダブリーもかなり脅威的だし、火力も怖いけどさ)」

京子「(正直、今の俺は爆弾抱えて地雷原でタップダンスしてるようなもんだし)」

京子「(ちょっとでも大星さんの和了牌に触れてしまった時点で三位転落は確実)」

京子「(妨害がなければ裏はまず大星さんに乗るから…俺や咲のカン次第じゃ最下位転落だってあり得るかもな)」

京子「(…それでも、俺はこのやり方で戦うしか無い)」

京子「(…少なくとも今の俺にはコレ以上の方法なんて思いつかないんだから)」

京子「(昨日、皆からアイデアを貰って何とか形にした張り子のような打ち方だけど…)」

京子「(何処からでも即座に和了へと持っていける咲を止めるにはこれしかないし…)」

京子「(同じ土俵での打ち合いじゃ、大星さんに勝つのは厳しいって準決勝で分かってるんだ)」

京子「(だから…)」

淡「ダブルリーチ…!」

京子「(って…さっき直撃受けたのなんてお構いなしかよ…)」

京子「(まぁ、今更、自分を曲げるような奴じゃないって分かってるけどさ!)」

京子「(良いぜ…そっちがそのつもりならこっちだって勝負してやるよ!)」

京子「カン!」


咲「(…また嶺上牌を京ちゃんに取られちゃった…)」

咲「(…京ちゃんにも大星さんの能力が効いているみたいだけど…)」

咲「(でも、その後からの加速にまったく無駄がない)」

咲「(私は京ちゃんみたいに加速出来るのはカンを使った時だけだから…)」

咲「(大星さんからに配牌を悪くされてしまうと、やっぱり一手遅れてしまう)」

咲「(その上で京ちゃんに嶺上牌を取られて、予定が崩れてしまうって言うのはやっぱり辛いな)」

咲「(…でも、だからと言って、負けるつもりはないよ)」

咲「(私だって嶺上開花には思い入れがあるんだから)」

咲「(京ちゃんばっかり好き放題にはさせない…!)」

咲「カン!」

穏乃「(皆、白熱してるなー…)」

穏乃「(須賀さんから渦巻く風に熱気が乗って…まるで卓上が燃えてるみたい…)」

穏乃「(良いなー…皆、良いなー…)」

穏乃「(こんなに燃えられるだけの戦いが出来るなんて…本当に羨ましい)」

穏乃「(うぅぅ…私も早くギア入らないかなー…?)」トン

京子「それロンです。5800」

穏乃「あ…は、はい…」


咲「…」ゴゴゴ

淡「…」ドドド

穏乃「(はぅ…な、なんか二人から鋭い視線を感じる…!)」

穏乃「(ち、違うんだよ…別にわざと振り込んだ訳じゃなくって…)」

穏乃「(ちょっと油断しちゃったと言うか、皆の戦いに気を取られてたと言うか…)」

穏乃「(そ、そもそも、須賀さんの能力からしてこの中で一番、和了牌掴みやすいの私だし…し、仕方ないよね)」

穏乃「(…と言い訳したところで振り込んじゃった事には変わりはないだけどさ)」

穏乃「(…うぅ…流石に最下位状態で5800はキツイなー…)」

穏乃「(しかも、持ってったのはトップの永水女子だし…単純に点差が二倍広がっちゃった)」

穏乃「(まぁ…須賀さんは親番以外ではそれほど怖くないから後で挽回しやすい相手ではあるけれど…)」

穏乃「(でも…コレ以上、差が開いたらギア入っても追いつけない可能性がある)」

穏乃「(…皆の戦いに気を取られてる場合じゃない)」

穏乃「(直撃だけはコレ以上ないように…冷静に相手の手を読まないと)」


淡「(っくぅぅ…!もうちょっとだったのに!!)」

淡「(気配的にはもうちょっとで和了牌を掴めそうだったのにいっ!!)」

淡「(うぅぅぅ…阿知賀のばーか!ばーかっ!!)」

淡「(よりにもよって永水女子に振り込む事はないでしょ!)」

淡「(そこは親蹴る為にも私に振り込んどいてよ!)」

淡「(……ま、私もアレ読めなかったけどさ)」フゥ

淡「(準決勝と打ち方が変わってるってだけじゃない)」

淡「(この金髪…ちょっとだけだけど強くなってる)」

淡「(ううん…強くなってるって言うよりも…集中してる…のかな?)」

淡「(準決勝の時は何処か浮ついたところがあったけれど…今はそれがない)」

淡「(真っ直ぐ私達と…そして卓上を見つめて…全力で立ち向かってきてる)」

淡「(私達を通じて、その向こうにいる誰かに怯えるような目は一瞬足りともしてないんだから)」

淡「(まぁ…一体、何を見ていたのかとか…それがどうして解決したのかは知らないけど…)」

淡「(何にせよ、コレ以上の連荘はまずい)」

淡「(他の二校よりはマシとは言え…永水女子だって決して油断できる相手じゃないって分かったんだから)」

淡「(何とかここで止めないと…)」スッ

淡「(…って…うわ…これ超絶危険牌…)」

淡「(打ちたくない…打ちたくないなー…)」

淡「(でも、もうダブリーしちゃってるし…打つしかないよねー…)」

淡「(まぁ、でも…私は淡ちゃん様だし?)」

淡「(最強の私が振り込むなんてありえない…)」トン

京子「ロン。4800です」

淡「だよねー…」


穏乃「(…まぁ、そうなるよね)」

穏乃「(最初からリーチしてる以上、危険牌を引いた時に一番、危ないのは大星さんだもん)」

穏乃「(防御なしに真っ向から殴り合いに持ち込むスタイルはハマれば強いけど…)」

穏乃「(相手に近い速度でテンパイ出来る人がいれば、中々、一方的に、とはいかない)」

穏乃「(特に須賀さんは相手に不要牌を引かせやすい能力まで持ってるんだから)」

穏乃「(ダブリーと相手の配牌を悪くする以外に能力がない大星さんは並ばれると結構、辛い)」

穏乃「(準決勝は須賀さんがテンパイする前に和了って逆転決めてたけど…)」

穏乃「(今まで以上のリスクを背負ってでも、殴り合いに来た須賀さんに若干、翻弄されてる感じかな)」

穏乃「(勿論、大星さんも決して須賀さんの事、甘く見てる訳じゃないんだろうけど…)」

穏乃「(大星さんが翻弄されるくらいに…須賀さんが強い)」

穏乃「(単純な麻雀の腕じゃなくて…心が)」

穏乃「(普通、こんなリスクのある打ち方でトップになったら止めるはずなのに…)」

穏乃「(ただでさえリスクとリターンが釣り合ってない打ち方を続けても先はないって分かってるはずなのに…)」

穏乃「(この人はまた同じやり方で戦おうとしてる)」

穏乃「(自分の神経を削るような戦い方を…また始めようとしてるんだ)」

穏乃「(それでいて、その顔から余裕をまるで崩していないし…)」

穏乃「(正直、信じられないくらいの度胸だと思う)」

穏乃「(同じ立場に立っても、きっと私には同じ事は出来ない)」

穏乃「(……けど…)」チラッ


咲「カン」

穏乃「(…何時迄もそれを続けてはいられない)」

穏乃「(そもそもあんな打ち方でこうして三連荘出来た事自体が奇跡みたいなものなんだから)」

穏乃「(何時迄も宮永さんよりも先にカンする事は出来ないし…何より…)」

京子「こちらもカンです」スッ

京子「…っ」ピク

穏乃「(…危険牌を抱え込んでの手作りなんてずっと続けられる訳がない)」

穏乃「(実際、須賀さんの表情は一瞬、強張った)」

穏乃「(多分、それは手作りする上で厳しい牌だったんだと思う)」

穏乃「(勿論、今の須賀さんなら出来なくもないんだろうけど…きっと数手遅れてしまうくらいに)」

穏乃「(…そしてその遅れは大星さんや宮永さんに対して致命的なもので…)」

咲「カン。そして嶺上開花」パララ

咲「1300・2600です」

京子「…はい」


淡「(うぅぅぅぅ…今度は清澄に和了られた…)」

淡「(…まぁ、金髪に和了られるよりはずっとずっとマシだけどさ)」

淡「(このまま連荘されると後が厳しくなるし…親を流してくれてありがとうって言う場面なのかもしれないけど…)」

淡「(でも…永水女子の親番蹴るのは私が良かったなー…)」

淡「(…と言うか、私、今の四局…全然良いトコないし…)」

淡「(今まで通してみても和了ったのなんて一回だけだし…)」

淡「(それもさっきの金髪の和了で殆ど帳消しにされちゃってるもんねー…)」フゥ

淡「(ま、淡ちゃん様はメンタルも最強だから、この程度じゃ全然、へこたれないけれど!)」グッ

淡「(こうして永水女子の親番が蹴られたって事は、また清澄との一騎打ち)」

淡「(そこでならまた何時も通り和了れるはずだし…今の出費も取り戻せる)」

淡「(ふふーん…今のうちにトップを堪能しておきなさいよ、金髪)」

淡「(そのトップはみっかてんげって奴なんだからね!)」ドヤァ

穏乃「……」ズズズ

淡「(…ってえ?)」ゾクゥ


穏乃「(宮永さんがツモ和了してくれたお陰で、永水女子との点差がちょこっとだけ縮まった)」

穏乃「(…まぁ、こっちも1300点取られてるし、単純に喜べるような事じゃないんだけどさ)」

穏乃「(でも、この流れは決して最悪なものじゃない)」

穏乃「(私が大星さんに振り込んで、さらに点差が広がるよりもずっとずっとマシ)」

穏乃「(私が和了って親を流すって言う最高よりも低いけど…でも、悪くないと言える結果)」

穏乃「(…それに…)」ズズズ

穏乃「(皆が思ったよりも熱い戦いしてた所為かな)」

穏乃「(何時もよりもちょっと早いけど…こっちももう温まって来ちゃった)」

穏乃「(今までウズウズしてた分、戦いたいって…)」

穏乃「(こんなに凄い人たちに全力をぶつけたいって身体がいってる…)」

穏乃「(まだマックスからは遠いけど…それでもギアは入ったんだ)」

穏乃「(こっからはもう傍観なんてしてられない)」

穏乃「(そろそろ…私も混ぜて貰うよ…!)」ゴッ


京子「っ…!」

京子「(…何だ、コレ…)」

京子「(いきなり高鴨さんの身体から霧のようなものが出てきて…俺達の周りを漂ってる…)

京子「(まさか霞さんと同じように悪霊でも降ろしたとか…?)」

京子「(…いや、そんな事ないよな)」

京子「(霞さんから聞く限り、それは強い霊媒体質と巫女としての高い才能を併せ持っていなきゃ出来ない事なんだから)」

京子「(新子さんのように神社の娘ならばともかく、ごく普通の土産物屋育ちの高鴨さんじゃ一朝一夕に出来る事じゃないはず)」

京子「(…なら、考えられるのは一つだけ)」

京子「(これは霞さんのように悪霊を呼ぶ集めたが故の副産物ではなくて…彼女自身のオカルトだって事だよな)」

京子「(…まったく…勘弁して欲しいぜ)」フゥ

京子「(次の親番であるオーラスまで一休みしようかと思ってたのによ)」

穏乃「…」ゴゴゴ

京子「(…完全にこっちロックオンしてやがる)」

京子「(まぁ…最下位の阿知賀がトップ争いに絡むには俺から直撃奪うのが一番だろうけどさ…)」

京子「(悪霊やら神様やらの力も借りず、視覚的にもはっきり分かるレベルのオカルトを発現させられる雀士に狙われるとか悪夢以外の何物でもないぞ…)」

京子「(…まぁ、愚痴ってても仕方がないよな)」

京子「(…何にせよ、これまで傍観気味だった高鴨さんが本気になったのは事実なんだ)」

京子「(今まで以上に警戒のレベルはあげていかないとな…)」



淡「(ちょっと待ってよ…!)」

淡「(何時もなら阿知賀のギア入るのはもうちょっと先でしょ!?)」

淡「(大抵、前半戦終わる前くらいからようやく調子上げてったじゃん!)」

淡「(なのに、なんで、こんな早くに本気出し始めるの!?)」

淡「(こっから華麗な逆転劇決めて、オーラスもぶっちぎりで和了る予定だったのに…!)」

淡「(ホント、人の思い通りに打たせてくれない奴なんだから…!)」

淡「(この淡ちゃん様に溜まったムラムラ…違う、イライラはどうすれば良いのよ…!)」ググッ

淡「(…ふー…落ち着け…落ち着くのよ、淡ちゃん様)」

淡「(私は最強かつ出来る子なんだから、この程度では取り乱したりしない)」

淡「(確かに阿知賀が予想よりも早く本気になったのは事実だけど…)」

淡「(でも、今の阿知賀は完全に永水女子の方をロックオンしてる)」

淡「(最下位から浮上する為に一番、点棒が余ってるところを狙ってくれてるんだ)」

淡「(そういう意味では状況的に決して悪いものじゃない)」

淡「(何より…こういう状況の為に私は一年間頑張ってきたんでしょ)」

淡「(能力全部封じられても、勝てるようにこの一年苦手な努力を続けてきたんだから)」

淡「(この展開は寧ろ、望むところ…!)」グッ

淡「(…永水女子にも阿知賀にも…そして清澄にも…)」

淡「(絶対に負けてやるもんか!)」


咲「(これは…ちょっとまずいかな)」

咲「(流石にこんなに早く高鴨さんが本気になり始めるのは予想外…)」

咲「(大星さん程じゃないけど…こうなると私も大分、打ちにくくなるし…)」

咲「(去年は影響なかった嶺上牌もどうなっているかまったく予想がつかない)」

咲「(しかも…まるでお膳立てしたように今の高鴨さんは最下位で…)」

咲「(高鴨さんの感性は今、きっと最大限に働いてる)」

咲「(この状態の高鴨さんはツモも信じられないくらいに良くなるから…)」

咲「(能力を半ば縛られた状態で相手をするには結構、辛い)」

咲「(…そういう意味では京ちゃんの上位互換みたいな性能してるよね)」

咲「(普段和了れないって訳でもないし、本当に厄介…)」

咲「(だから、出来るだけ、こうなるのは後半であって欲しかったんだけど…)」

咲「(でも、なってしまったものは仕方ない)」

咲「(こうなった高鴨さんを見るのは秋季大会ぶりだけど…)」

咲「(その時と同じなら、まだ影響力はそれほど大きくはないはず)」

咲「(今の間に点数を稼いでおいて…後半戦に備えなきゃ)」


京子「(あー…)」スッ

京子「(ダメだな、ちょっと期待したけど…やっぱり配牌は悪いままか)」フゥ

京子「(俺の運の悪さが能力の類なら高鴨さんに無効化されて少しはマシになるんじゃないかと思ったけど…)」

京子「(どうやら俺の運の悪さは能力でも何でもなく素だったらしい…)」

京子「(まぁ、霞さんでも改善出来なかった時点で半ば諦めてたけどさ)」

京子「(でも、こうして改めて突きつけられると…やっぱり理不尽感があるな…)」

京子「(数巡でテンパイ気配が濃厚になってる大星さんが隣にいるのだから尚の事)」

淡「よし…リーチ!」バッ

京子「(っと…仕掛けてきたか)」

京子「(ここでリーチって事は…まだ序盤だし、高鴨さんの支配が裏ドラにまで及んでないって読んでの事…)」

京子「(いや、違うな)」

京子「(彼女にとってもこの状態の高鴨さんと戦うのは一年ぶりのはず)」

京子「(まずはどれだけ能力の影響があるかを確かめる為に裏を見たいんだろう)」

京子「(その為にわざわざリーチ仕掛けるってのが大星さんらしいけどさ)」


京子「(ただ、逆に言えば、今の彼女はそれだけ能力なしの打ち方にも自信があるって事だ)」

京子「(実際、準決勝の時よりも、少し前のめりな印象はあるけど…)」

京子「(それでも決勝までの彼女は隙のないデジタル打ちで戦ってる)」

京子「(能力を封じられているであろう今もデジタル打ちの強敵とほぼ変わらないプレッシャーを感じるんだ)」

京子「(ホント、能力が強過ぎる上に、それが効きづらくなっても強いとか理不尽もいい加減にしてくれって言いたい…)」

京子「(…でも、オカルトが使えない今、弱体化しているのは事実だ)」

京子「(デジタル打ちに切り替えても強敵である事に間違いはないから油断は出来ないけど…)」

京子「(それでもこの状況は俺にとって悪いもんじゃない)」

京子「(さっきの東四局でそれなりに稼いだお陰で、俺のリードはそれなりにある)」

京子「(多少の直撃くらいじゃ今の順位が揺るがないくらいには)」

京子「(勿論、この卓に警戒しなくて良い相手なんていないけど…)」

京子「(それでも特に注意が必要だったのは大星さんだった)」

京子「(ダブリーから満貫以上を確実にもぎ取ってく彼女に振り込んだら幾ら俺でもヤバイ)」

京子「(倍満以上を直撃させられたら今までの貯金なんて全部ふっとばされて順位書き換わるからな…)」

京子「(一体、今の状態で大星さんに裏が乗るかどうかは分からないけど…)」

京子「(でも、その手が何時もより少し遅れるだけでも有り難い)」



京子「(リーチまで数巡掛かったお陰でその手は大分、読めるようになってるし…護りに徹すれば振り込む事はまずないはず)」

京子「(高鴨さんもテンパイしてるっぽいが、同じく待ちはほぼ予測済み)」

京子「(咲の方は高鴨さんの能力の影響受けて、カンが出来ず、何時もより手が遅れてるようだ)」

京子「(咲がいきなりカン材を引き出して、回りに回るような自体にならない限り、大丈夫だろう)」スッ

京子「(っと…白か)」

京子「(親番なら三元牌も有り難いけど…今はちょっとな)」

京子「(幸い河にはもう二枚出てる以上、ほぼ安牌だろうから、ここはそのまま一巡稼がせて貰おうか)」トン

穏乃「ロン」

京子「え?」ゾッ

穏乃「6400です」

京子「ち、ちょっと待ってください」

京子「(…待て。俺が打ったのは白だったはずだぞ…)」

京子「(なのに…なんで俺の河に二筒が出てるんだ…?)」

京子「(二筒と白を見間違えた…?いや…そんな訳ないだろう…!)」

京子「(確かに親番終わったとは言え…そんな風に気持ちを緩めたりなんてしていない…)」

京子「(と言うか、格上ばかりですぐさま一位を奪われるような卓でそんな気持ちを緩めるような事なんて出来るもんかよ…)」

京子「(…でも、何度見ても…俺は今の打牌で高鴨さんに振り込んでる)」

京子「(ツモった牌をそのまま出したのに…俺は間違いなく二筒を放銃してて…)」

京子「(高鴨さんにとって絶好と行っても良いような危険牌だったし…もし見えていたら打つはずなかったのに…)」

京子「(…なんなんだ、コレは)」

京子「(まるで狐か狸にでも化かされた気分だぜ…)」


「ここでトップの永水女子に阿知賀の高鴨選手が直撃です」

「一気に両校の点差が縮まりました」

「…しかし、須賀選手が振り込むだなんて珍しいですね」

「データでは今大会通しても今まで振り込んだ事はなかったはずですが…」

秋一郎「まぁ、須賀京子は防御だけは超一流だからな」

秋一郎「磨かれたデジタル思考だけじゃなく、天性の危機感知能力にまで持っているんだから、ほぼ振り込む事はない」

秋一郎「今だって恐らく高鴨穏乃の手をしっかりと読んでいたはずだろうな」

「…え?でも、それでどうして振り込みを?」

秋一郎「さぁな。でも…もしかしたら見えていなかったのかもしれないぜ?」

「大きな大会で稀にあるという熟練者のイージーミスと言う事でしょうか?」

秋一郎「それだったら須賀京子は鳩が豆鉄砲を食ったような顔しちゃいねぇよ」

秋一郎「そもそもデカデカと筒子が二つ書いてある二筒を見間違えるはずがないからな」

秋一郎「須賀京子を襲ったのはそれよりももっと恐ろしくて理不尽なもんだ」

「それは一体…?」

秋一郎「今まで眠ってた山の魔物が…目を覚ましたって事だよ」


穏乃「…もう良いですか?」

京子「え…えぇ…すみません。大丈夫です」

淡「(…何だったの…今の)」

淡「(須賀京子も分かんなさそうな顔をしてるけど…私も正直、全然、分かんない)」

淡「(だって…あんなの目に見えてる地雷だったじゃん)」

淡「(ガチガチの初心者や状況見えないくらいに攻め気出してるならともかく…)」

淡「(防御固めてオーラス待ってた金髪が振り込むような牌じゃない)」

淡「(そもそも金髪の手堅さは淡ちゃん様でさえ突破するの面倒だったくらいなんだから)」

淡「(あっちからホイホイと本命牌を打ち込んでくれる事なんて今まで一度もなかった)」

淡「(じゃあ、わざと振り込んだと言えば…それも違う)」

淡「(阿知賀の能力で、私達の能力が効きにくくなってるって事は、永水女子にとってリードを護りやすいって事でもあるんだもん)」

淡「(ここで一局流す為にわざわざ振り込むメリットなんてない)」

淡「(何より、和了宣言を聞いた瞬間の永水女子はわざとって感じじゃなかった)」

淡「(寧ろ、何度も自分の打った二筒と阿知賀の牌を見比べて…それでも尚、信じられないような顔をしていたし)」

淡「(さっきの親番であれほど無茶苦茶な打ち方していても、殆ど顔色変えなかった金髪がそんな顔をするって事は…)」

淡「(…もしかして、何かされた?)」

淡「(今年の阿知賀は…能力を封じてくるだけじゃないの…?)」



京子「(…ふぅ…とりあえず冷静になろう)」

京子「(今の振り込みはかなり痛かったし、それ以上に不思議なもんだったが…)」

京子「(でも、それに囚われているような余裕はない)」

京子「(もう次の局は始まっていて…俺の周りには強敵揃いなんだから)」

京子「(油断どころか…警戒しててもまだ足りない)」

京子「(どうして今、俺が二筒と白を見間違えたのか)」

京子「(その謎を解かなきゃ…またやられる)」チラッ

穏乃「…」ゴゴゴ

京子「(…何せ、今もロックオンしっぱなしだもんな)」

京子「(一回の和了じゃ全然足りませんってばかりに、またこっちを狙ってる)」

京子「(一体、何をされたのかは分からないけど…間違いなくさっきのは高鴨さんによるものだ)」

京子「(大星さんも咲も俺の振り込みに戸惑っていた感じだったけど…高鴨さんだけはそうじゃなかったんだから)」

京子「(まるで俺が振り込むのを確信してたような…そんな表情だった)」

京子「(そんな彼女にこうしてロックオンされている以上…またやられる…)」

京子「(さっきと同じように牌を間違えて振り込む可能性があるんだ)」

京子「(だから…)」


京子「(…とりあえず手牌は全て記憶する)」

京子「(見なくても何処に何があるかをはっきりと思い出せるように)」

京子「(後は盲牌だな)」ツゥゥゥ

京子「(本当に俺が見えている牌がそれで合っているのかを確かめなきゃいけない)」

京子「(まぁ、これに関しては一人でも出来る練習の一環として日頃からやっていたし、割りと自信ある方だけど…)」

京子「(まさかインハイ決勝で盲牌頼りになるなんて思わなかったぜ…っと)」

京子「(…とりあえず現状、手牌で入れ替わってる奴はないな)」

京子「(目だけじゃなく指先の感触まで誤魔化されたらどうにもならないけど…)」

京子「(流石にそれはないだろうし…ひとまずは安心して良いはず)」フゥ

咲「(…京ちゃん、一体、何をやっているの…?)」

咲「(指で牌を何度も撫でて…まるで盲牌でもやってるみたい)」

咲「(インハイ決勝でいきなりそんな事するメリットなんて殆どないし…)」

咲「(まさかジンクスか何か?)」

咲「(…でも、京ちゃんが出た試合は今まで何度も見返したけど…そんな仕草なんて見た事がない)」

咲「(ギリギリの戦いだった地方予選決勝だって盲牌なんてしなかったのに…)」

咲「(…もしかしてさっきの不自然な直撃に何か関係があるの?)」

咲「(だとしたら、高鴨さんの能力って…)」



穏乃「(うぅ…もうバレちゃってるっぽい…)」

穏乃「(折角、トップなんだから後一回か二回くらいは「あり得ない」って思ってて欲しかったんだけどなぁ…)」

穏乃「(完全に警戒して盲牌されちゃってるし…これはもう須賀さんは迷わせられないって思った方が良いかも…)」

穏乃「(その上、宮永さんも盲牌してる須賀さんを見て、かなり警戒心強めてるし…)」

穏乃「(元々、勘の良い人だから、こっちもあんまり引っかかってくれそうにないなぁ)」

穏乃「(まぁ…何にせよ、私がやる事は変わらないよね)」

穏乃「(迷い、惑わせ、狂わせる)」

穏乃「(それが私の本質。それが私の能力)」

穏乃「(支配している山に迷い込んだ人の能力を封じるだけじゃない)」

穏乃「(寧ろ、能力封じに関しては副産物のようなもの)」

穏乃「(身体の感覚を狂わせて、『発動していない』ものを、『発動している』ものだと誤解させていただけ)」

穏乃「(去年のインターハイで自分の能力を自覚して…)」

穏乃「(この一年、それと向き合ってきた結果…ようやく分かった私の本質)」

穏乃「(まぁ、私って結構、割りと単純だと思ってたからショックだったけどさ)」ハハ

穏乃「(こんなねっとりとしたいやらしい能力が自分にあるとは思わなかったし)」

穏乃「(でも…龍門渕の天江さんから仲間だって言われて…)」

穏乃「(憧達も…そんな私を受け入れてくれた)」

穏乃「(こんな化け物みたいな打ち方しか出来ない私を仲間だって認めてくれた)」

穏乃「(…だから…!)」


淡「(白…か)」

淡「(もう中盤ってところで三元牌来られても困るんだよね…)」

淡「(手牌に揃ってるならともかく、大抵、ここまで来る間に打牌されてるし…)」

淡「(実際、今の河にはもう3つ出てるもん)」

淡「(完璧な無駄ヅモだよね…)」

淡「(まぁ、安心して打牌出来ると言う意味では悪くない牌だけれど…)」トン

穏乃「ロン」

淡「え?」

穏乃「4800です」

淡「え…?ちょ…えぇぇ…?」

淡「(…ま、待って…なんで私、五萬なんて打ってるの…?)」

淡「(私が出したのは白で…五萬なんかじゃなかったはず…)」

淡「(白と五萬を見間違えるはずはないし…ツモった牌をそのまま打牌してるんだから掴み間違いもない…)」

淡「(…ってこれ…もしかしてさっきの金髪と同じ状況…?)」ゾッ

淡「(…そういえばさっき金髪、盲牌っぽい動きしてた…)」

淡「(アレは何かのおまじないだと思ってたけど…違ったんだ…)」

淡「(金髪…疑ってた…)」

淡「(自分の目の前にある牌を信じられなくて…確かめてたんだ…!)」グッ


淡「(うぅぅぅう!分かってたのに!!)」

淡「(今年の阿知賀はまだ何かあるって分かってたのにいいっ!!)」

淡「(まさか目を誤魔化されるだなんてそんなの予想出来るはずないじゃん!ないじゃん!!)」

淡「(と言うか、幾らなんでもメチャクチャ過ぎでしょ!最強の淡ちゃん様だってもうちょっと大人しいよ!!)」

淡「(去年の時点でもアレだったけど…今年は盲牌を相手に強要するとか超自分ルールじゃん!)」

淡「(毎回毎回インハイで戦う度に特殊ルール追加される私の身にもなってよね!)」

淡「(この一年ずっと我慢して来たんだから、私の思い通りに麻雀させてよ!!)」

京子「(…何故だろう、凄くお前が言うなと言いたくなった気がする…)」ハテ

淡「(うぅぅぅぅ…うぅぅぅぅぅ…!!)」

淡「(正直…超悔しい)」

淡「(思いっきり阿知賀の思い通りになっちゃって…悔しくて堪らない…!!)」フルフル

淡「(でも…今ので阿知賀の能力は分かった)」

淡「(金髪を見る限り、騙されるのは目だけで指は大丈夫っぽい)」

淡「(つまり盲牌さえきちんとすれば阿知賀は全然、怖くないって事だよね!!)」

淡「(まぁ、問題は私は盲牌の練習なんてまったくした事がないって事なんだけど)」

淡「(だって仕方ないじゃん!)」

淡「(昔は盲牌は必ずと言って良いほど出てくる練習方法だったらしいけど…)」

淡「(今はもうそんなの廃れちゃったって言うか、そもそもアレ早打ちする為だけの技術だし…!)」

淡「(淡ちゃん様はダブリー最強だから早打ちなんて必要ないと思ってたし…!)」

淡「(まぁ…まったく練習してなくても、さっきみたいに他の牌と白を誤解するような事はないだろうけど…)」

淡「(それでも…正体が分からなきゃ下手に打ち出せないし…思った以上に厄介かも…)」

淡「(それに…)」チラッ

穏乃「…」ゴゴゴ

淡「(多分、これで終わりじゃない)」

淡「(…今までの阿知賀の傾向からして…間違いなく『この先』がある)」

淡「(それが来るまでに…ちゃんと盲牌出来るようになっとかないと…)」


京子「(今の一局で高鴨さんの能力の傾向は大体、掴めた)」

京子「(やっぱり彼女の能力はこっちの視覚を誤魔化すもの)」

京子「(これまでのツモの中には触覚的には別モノなのに、白になってるものがあった)」

京子「(そしてそれが解けるのは自身が打牌してから)」

京子「(多分、山を支配する彼女の能力も河までには及ばないって事なんだろうな)」

京子「(…まぁ、そこまで分かっていても、明確な対抗策は盲牌しかないんだけど)」フゥ

京子「(彼女の能力の対象が山である以上、どうしてもそこに手を伸ばさざるを得ない)」

京子「(伸ばした結果、能力に囚われ、一部の牌が把握出来なくなる)」

京子「(まぁ…和みたいにオカルトの影響をシャットアウト出来れば話は別なんだろうが…)」

京子「(俺みたいな凡人以下には盲牌やって牌の判別するのが精一杯だ)」

京子「(でも…それが出来るだけでも全然、違うよな)」

京子「(流石に一筒辺りを間違えたりはしないだろうけど…慣れていなかったら判別の難しい牌は多い)」

京子「(勿論、俺だって完璧に出来る訳じゃないけど…それでも受ける影響は軽微だ)」

京子「(少なくとも…)」チラッ


淡「ぬぬぬ…」スリスリ

咲「…」ツツツ

京子「(俺以外の二人はかなり難しい顔をしてる)」

京子「(咲は最近まで麻雀やってこなかったし…大星さんは大沼プロ曰く努力なんて大嫌いなタイプらしいからな)」

京子「(二人とも盲牌の経験なんてまったくなかったって事なんだろう)」

京子「(…そういう意味では俺が凡人以下であった事が初めてプラスに働いたって事なのかな)」

京子「(どれだけ麻雀の教本を解いても、皆に教えてもらっても強くなれなかった時期に…藁にも縋るような思いで始めた盲牌が役に立った訳だから)」

京子「(まぁ…せめて凡人並ならば、ここからでも攻める事は出来たかもしれないけど…)」

穏乃「ロンです。5800」

咲「…はい」

京子「(今の高鴨さんは乗りに乗ってる)」

京子「(あの咲から直撃だって取ってみせるくらいに)」

京子「(例え、俺が並の運を持っていたとしてもここで勝負するのは無理だろうな)」

京子「(…ただ、今は阿知賀の親番)」

京子「(このまま連荘を続けられるのは得策じゃない)」

京子「(完全に勢いに乗ってる阿知賀の獲得点数が増えるってだけでも辛いが…)」

京子「(何より、高鴨さんの能力は麻雀が長引けば長引くほど影響力を増していくんだ)」

京子「(親番での勝負に賭けるしかない俺にとって、他家の連荘は真綿で首を締められるようなもの)」

京子「(それを回避する為にも…)」チラッ



淡「(ぐぬぬ…ぐぬぬぬっ!)」

淡「(阿知賀め…!こっちには縛りプレイみたいなの押し付けておきながら、一人だけノビノビと打つんだから…!!)」

淡「(元々、腹立たしい奴がもっと腹立たしくなるじゃん…!!)」

淡「(しかも、あっちは完全に勢い乗っちゃってるし…!)」

淡「(能力を使えるか使えないかすらあやふやな今の淡ちゃん様じゃ、ちょっと真っ向勝負は厳しいかも…)」

淡「(うぅぅ…能力さえ使えれば、真正面から幾らでも叩き潰してやるのに…)」チラッ

淡「(配牌時点で二向聴…どう頑張ってもダブリーは出来そうにないよね)」フゥ

淡「(これじゃ絶対安全圏の方も望み薄…)」

淡「(去年は絶対に封じられるって訳じゃなくて、支配力を抜けるところもあったけど…)」

淡「(今の時点でも全部防がれてるって事はあんまりそれに期待しないほうが良いかも…)」

淡「(…あんまり認めたくないけど…やっぱり阿知賀は強い)」

淡「(面倒くさいけど…それと同じくらいに強い…)」

淡「(だから…ここは…)」チラッ

京子「…」トン

淡「ポン」

穏乃「っ!」


穏乃「(須賀さんから大星さんが鳴いた…!)」

穏乃「(元々、大星さんはあんまりカン以外で鳴いていくタイプじゃなかったのに…)」

穏乃「(ここでこうして鳴いて加速を優先したって事は…)」

淡「(ナイスサポート、金髪…!)」

淡「(そっちも同じ気持ちみたいだね)」

淡「(今の阿知賀にコレ以上連荘される前に協調路線で親流し…!)」

淡「(…まるで格下のような戦い方で凄く…すっごく…すぅぅぅっごくっ、不満だけど…)」

淡「(でも、今の阿知賀はそれだけ危険)」

淡「(最強の淡ちゃん様が追いかける為に他家と協力しなきゃいけないくらいに)」

淡「(まぁ…私のプライドなんて去年十分過ぎるほどズタズタにされちゃったしね)」

淡「(今年はそれを取り戻す為の戦いでもあるけれど…)」

淡「(それ以上に仲間の…菫先輩の…何よりテルーの無念を晴らす為の戦いなんだから)」

淡「(ワガママは…言わない)」

淡「(私は大将なんだから)」

淡「(白糸台にまた王者の栄光を取り戻す為なら…どんな手段だって使う…!)」

淡「ツモ!700・1300!」


穏乃「(折角の親番だったのに連荘出来なかったなー…)」

穏乃「(まさか白糸台と永水女子が協力するなんて思わなかったよ…)」

穏乃「(須賀さんはこれまでそういうの得意としてたけど…逆に大星さんは協力とか嫌ってそうだったし)」

穏乃「(正直…甘く見ちゃってた…かなぁ)」

穏乃「(性格は殆ど去年から変わってないように思えたけど…それでもやっぱりこの人は白糸台の大将)」

穏乃「(去年はなかった大将としての自覚がもうすっかり彼女の中で芽生えている)」

穏乃「(二年にしてエースと言う気持ちが、大星さんを去年よりも何倍も強くしているんだ)」

穏乃「(それに気付かなかった所為で、折角の逆転チャンスを潰されちゃって…)」フゥ

穏乃「(点数は低かったから親被りそのものは痛くなかったけど…親番で稼げる機会を失ったのは辛いなぁ…)」

穏乃「(まぁ…何はともあれ…)」

京子「……」ゴウッ

穏乃「(…次は前半戦のオーラス)」

穏乃「(須賀さんの…二回目の親なんだ)」

穏乃「(今まで守勢に回ってたこの人が一気に攻勢に出てくるタイミング…)」

穏乃「(コレ以上点数を稼がれると後半戦で逆転するのはキツイし…)」

穏乃「(…ここは絶対に止めないと…!)」シュゥゥ



京子「っ…」

京子「(…また霧が濃くなったか)」

京子「(どうやら…また一段階ギアを上げたみたいだな)」

京子「(まったく…こっちは連荘前提だってのに、長引けば長引くほど強くなるとかホント相性悪すぎるぞ…)」

京子「(でも…安心できるほどの貯金がある訳じゃないし…)」

京子「(他のタイミングで稼げない事を覚えば…やっぱりここで連荘するしかない…!)」

京子「(相手が強くなって手も足も出なくなる前にリードを広げる戦い方しか出来ないんだ)」

京子「(結局、やる事は何時もと変わらない…!)」チラッ

京子「(…んだけどさ)」

京子「(折角の親番なのに、配牌の悪さは何時もと変わらない)」

京子「(一応、使えてる実感はあるんだけど…おそらくあっちの方が支配力が上なんだろう)」

京子「(咲や大星さんだけじゃなくて…俺の能力も完全に封じられている)」

京子「(山はもう高鴨さんのテリトリーだと思ったほうが良いな…)」



京子「(…何にせよ…今の状況は厳しい)」

京子「(一応、『剣』を使えば、高鴨さんのオカルトは突破出来る)」

京子「(けれど、アレは発動に打牌、つまり『切る』事が不可欠だし…)」

京子「(何より俺がまたツモる時には再び霧に閉ざされるんだ)」

京子「(幾ら霧を払っても、それによって利益を受けるのは咲と大星さんだけ)」

京子「(そもそも高鴨さんの能力は決してこっちの手を悪くするもんじゃないんだ)」

京子「(俺の手が悪いのは俺自身の運の悪さが故で…どうしようもない)」

京子「(参ったな…)」フゥ

京子「(ここからさらに高鴨さんの支配力があがっていく事を思えば…ここが最後のチャンスだったんだけれど…)」

京子「(今のところ、それも見事に潰されてしまっている…)」

京子「(勿論、この程度で諦めるつもりはないし…心が折れたなどと言うつもりはないけれど…)」

京子「(それでも、今の俺にはこの状況をどうすれば打破出来るのか、全然、見えて来ない…)」

京子「(そもそも能力封じをどうにか出来るだけの才能も経験も俺にはないし…)」

京子「(俺だけじゃなく、今大会最強候補の咲や大星さんも、高鴨さんがドンドンと手を完成させていくのを見ているだけしか出来なくて…)」

穏乃「ツモ。1300・2600です」




「阿知賀の高鴨選手がツモ和了って前半戦終了。ここから休憩時間に入ります」

「さて、その間に大沼プロには前半戦の総括をお願いしたいのですが…」

秋一郎「そうだな。まず結論としては、思った以上に点数は動かなかったってところか」

秋一郎「開始前と前半戦終了時の成績を見ると一目瞭然だな」

秋一郎「上位であった白糸台と永水女子が削られ、下位の二校が成績を伸ばしている」

秋一郎「元々、決勝戦にしては珍しいくらいフラットな点差だったが、最下位だった阿知賀の大躍進で四校の距離が大分、詰まっている訳だ」

秋一郎「だからこそ、四校全てに優勝の可能性はある」

秋一郎「解説役としては本来、そう言うべきなんだろうが…」

「…違うのですか?」

秋一郎「少なくとも須賀京子の旗色は悪いな」

秋一郎「本来ならば得意とするオーラスで完全に高鴨穏乃に上回れてしまった」

秋一郎「恐らく最後になるであろうチャンスをあっさりと止められてしまったんだ」

秋一郎「しかも、ここから高鴨穏乃はさらに強くなっていく一方とくれば…今の須賀京子に勝てる可能性なんて殆どない」

秋一郎「前半戦のオーラスを止められてしまった時点で、永水女子は優勝争いから零れ落ちたとそう言っても良いだろう」


春「…」ギュゥ

初美「…はるる」

春「(私の…所為だ)」

春「(私が…先鋒戦であんなに失点したから…)」

春「(私が自分のワガママを押し通そうとしたから…)」

春「(だから…京子はあんなに追い詰められてしまって…)」

春「(まだ点数的にはトップなのに優勝争いからこぼれ落ちたって言われて…)」

春「(本来なら…もっと点差があったはずなのに…)」

春「(後半戦も凌げるだけのリードを作れてたはずなのに…)」

春「(私が…私が、あんな事しなければ…)」

春「(皆の一年間を…姫様の三年間を無駄にする事はなかったのに…)」

初美「…………まったく…本当に仕方のない子ですね」フゥ

春「…え?」

初美「いい加減、こっちも物分かりの良い年上キャラを演じるのに飽きてきたのですよー」

初美「だから…」ヴン

春「え、初美さ…」

初美「沈んでる暇があったら、勝利の女神としてキスの一つでもしてきてやるのですよー!」ゲシ



京子「(この休憩時間が唯一、麻雀から思考を切り離せられるチャンス…)」

京子「(頭の中全てを高鴨さん対策にガン振り出来る時間…!)」

京子「(後半戦が始まったら盲牌その他に集中力を奪われるから、何としてでも、この時間に対策を考えなきゃいけない…)」

京子「(…でも、こうして麻雀から離れて必死に考えても…笑えるくらい何も思いつかないぞ…)」

京子「(そもそも俺は神様の力を借りて、ようやく人並み以上になれる程度の実力しかないんだ)」

京子「(神様の力が通用していても尚、格下の俺が、それを無効にされて高鴨さん達と渡り合えるはずがない)」

京子「(神降ろしが使えなくなった今の俺なんて流し満貫くらいしか手札がないんだからな…)」

京子「(それでも…何とか…しなきゃ)」グッ

京子「(折角、皆がここまで頑張ってきてくれたのに…)」

京子「(未だに俺が一位であり続けられているのは皆のお陰なのに…)」

京子「(まだ咲の事を元に戻す事だって出来てないのに…)」

京子「(ここで何も出来ないなんて諦める訳にはいかない…)」

京子「(高鴨さんの能力を突破して、少しでも点数を得る方法を考えなければいけないんだ)」

京子「(…でも…)」チラッ

咲「…」ヨミヨミ

穏乃「…はふぅ」ズズ

淡「…」モグモグ

京子「(…この三人を相手にして神様なしの俺が和了る方法なんて…本当にあるのかよ…)」


京子「(…ダメだな)」ガタッ

京子「(ここにいても三人のプレッシャーにあてられて、思考が後ろ向きになるだけだ)」

京子「(トイレ休憩も兼ねている訳だし…とりあえず一回対局室から出よう)」スタスタ

京子「(それで静かなところで、これからどうするのかしっかり考えて…)」ガチャ

初美「してきてやるですよー!」ゲシ

春「っ!」シュン

京子「え?」

京子「(ちょ、なんでいきなり空中から春が降ってきて…)」

京子「(ってんな事考えてる場合じゃない!)」

京子「(完全に春はバランス崩してる…!受け止めなきゃ転ぶぞ…!)」ガシッ

春「きゃ…って…き、京子…?」トメラレ

京子「えぇ。春ちゃん大丈夫?」

春「う、うん…京子が止めてくれたから…」カァ


京子「良かった。春ちゃんの珠のお肌に傷がついたら一大事だものね」

京子「でも…びっくりしたわよ」

京子「いきなり目の前に現れるんだもの」

春「その…初美さんに無理やり転移させられたから…」

京子「…そんな事まで出来るのね、初美さん…」

京子「(まぁ、巫女さんパワーでワープなんかしてるんだから他人を転移させる事くらい出来るのかもしれないけれど…)」

京子「(出来れば送る先の事まで考えて欲しかったぜ…)」フゥ

京子「何にせよ、春ちゃんが無事で良かった」ニコ

京子「これでも結構、心配してたんだからね」

春「…あの、京子」

京子「ん?どうかした?」

春「…怒ってないの?」

京子「どうして?」

春「私、先鋒戦からずっと逃げまわってて…またこんな風に迷惑掛けて…」

春「今、京子が辛い思いをしているのは私の所為なのに…」


京子「うーん…そうね」

京子「怒っていると言えば、怒っているかしら」

春「っ」ビク

京子「でも、それは決して春ちゃんの事を責めるものじゃないわよ」

春「…え?」

京子「私はずっと春ちゃんに甘え続けてきたわ」

京子「鹿児島でもそうだったけど…東京に来てからは尚の事」

京子「いっそおんぶ抱っこだったとそう言っても良いくらいにね」

京子「…だから、春ちゃんがそんな風に私を信頼してくれないのも当然の事」

京子「怒られるんじゃないかって不安がるのも…私の不徳がなすところよ」

春「違…っ」

京子「違わないわ」フルフル

京子「少なくとも…春ちゃんをそんな風に追い込んだのは私だもの」

京子「決勝戦という舞台や相手のエースから感じるプレッシャーじゃない」

京子「私が春ちゃんに甘えすぎさえしなければ…調子を狂わせる事なんてなかったはずよ」



京子「だから、それは私の所為」

京子「私が怒っているのも私自身に対してよ」

春「京子…」

京子「そういう訳だから、そんな不安そうな顔しないで」スッ

京子「春ちゃんは可愛いからそういう顔も似合うけど…私は何時もの春ちゃんの方が好きだから…ね?」ナデナデ

春「…………ん」ギュゥゥ

春「(…京太郎の胸の中…やっぱり良い)」

春「(トクントクンって優しい鼓動と暖かい熱が私の中で広がって…)」

春「(嫌なもの全部…溶かされていくみたい)」

春「(アレだけ強かった不安とか怖さとか…杞憂なんだって教えられて…)」

春「(代わりに優しいものに…なっていく…)」

春「(安堵とか心地良さとか…好き…とか…)」

春「(そんな気持ちが私の中でドンドン大きくなっていって…)」



京子「ふふ。まったく…春ちゃんは甘えん坊なんだから」

春「…だって、私が甘えないと京子がまた背負い込む」

春「自分の所為だって責めるから甘えてあげないと大変…」スリスリ

京子「私の事、良く分かってくれて嬉しいわ」ニコ

春「それにさっき補給できてなかった分のスガルゲンやキョウコサミンも補充しないといけない…」

京子「休憩中なのに、やる事山積みで大変ね」クス

京子「でも、このまま対局室の前にいたら…邪魔になっちゃうわ」

京子「このまま控室まで一緒に戻りましょうか」

春「…いや」ギュゥ

京子「でも、皆も心配してるわよ?」

春「…控室には後でちゃんと帰るから…」

春「だから…もうちょっとこのままでいさせて欲しい…」スリスリ

京子「もう…仕方ないわね」

京子「本当に…少しだけよ」ナデナデ

春「ん…♪」


春「ありがとう、京子」

春「それと…ごめんなさい」

京子「え?」

春「京子はああ言ってくれたけど…それでも先鋒戦で大きなマイナス作ったのは事実だから…」

京子「さっきも言ったけれど、それは私の自業自得みたいなものよ」

京子「そもそもの発端は私が春ちゃんの事を追い詰めた所為だし…」

京子「今、こうして厳しい状況に立たせられているのは私の実力不足だもの」

京子「それに、私は今、この状況を楽しんでいるわ」

春「え?」

京子「確かに厳しい状況である事は確かよ」

京子「今の私は能力を封じられて、高鴨さんに良いようにされている状態だから」

京子「でも、だからと言って、私は辛いだなんて思っていない」

京子「寧ろ、今まで以上に楽しんで…そして燃えているわ」


京子「まぁ、楽しんでいるからと言って、明確な打開策がある訳じゃないんだけどね」

京子「でも、きっと何とかしてみせるわ」

京子「私は永水女子の大将で…そして二代目まくりの女王なんだもの」

京子「春ちゃんが心配する必要なんてないわ」ニコ

春「…強がり」ポソ

京子「ぅ…」

春「…さっき会った時の京子は暗い顔してた」

春「本当は不安なんでしょう?」

春「勝てるかどうか…分からなくなって来たんでしょう?」

京子「…大丈夫よ。私は…」

春「京子」

春「…私に嘘は吐かないで」ギュゥ

春「もう…京子の嘘は…聞きたくない…」

京子「…春ちゃん…」




京子「…そうね。確かに不安よ」

京子「前半戦は何とか首位をキープ出来たけど…ここから先はまず無理」

京子「間違いなく高鴨さんに追いつかれるだろうし…他の二校にも追い抜かされるわ」

京子「でも、それに抗う手が私にはない」

京子「何とかしなければいけないのに…何とか出来るだけのものが私にはないの」

京子「あるのはただ借り物の力だけで…私自身は何もないから…」

春「…そんな事はない」

春「京子はこれまで一杯、頑張ってきた」

春「臨海女子の大将みたいな強い人にだって勝って来た」

春「確かに京子の能力は強いけど…それだけじゃない」

春「ここまで私達が来れたのは京子の能力のお陰じゃなくて…」

春「京子自身がどんな状況でも諦めず…何度でも逆転を繰り返して…」

春「戦っている相手さえ…観戦してるプロでさえ、沸かせられる麻雀をしてくれたから」


春「…それは京子の能力が逆転特化だからじゃない」

春「最後まで諦めないのも…負かせた相手にだって尊敬されるのも能力とは無関係」

春「京子が堂々として、その上で相手と全力でぶつかり合うような雀士じゃなかったら…」

春「何時だって相手に対して敬意を忘れない人じゃなかったら…」

春「きっとそんな風に人々を沸かせられるような麻雀なんて出来ない」

春「昨日だって…そうだった」

春「京子はどんな人とだってすぐ仲良くなれて…」

春「今日に向けての最終調整だって…皆喜んで付き合ってくれていた」

春「何時だって京子が周りの人たちの中心だった」

春「…私が京子と同じ能力を持っても…きっと京子みたいにはなれないと思う」

春「京子みたいな人気者になるどころか…きっと浮いてたはず」

春「…だから、京子は能力以外に何もないなんて事はない」

春「京子の中には…繋がりがある」

春「皆を興奮させてきた麻雀がある」

春「京子は絶対に無力なんかじゃない」

京子「…春ちゃん」



春「…それでも京子が何もないと言うのなら…私をあげる」セノビ

「え?」

京子「…え?」

春「…ん♥」チュッ

京子「あ…ぅ…」ピシリ

京子「(なんか春の顔が凄い近づいてるんだけれど…!)」

京子「(黒糖みたいな優しい春の匂いも強く感じるんだけど!!)」

京子「(極めつけに何か唇にすっごいフニフニした柔らかい感触感じるんですけど!!!)」

京子「(こ、これ、もしかして…い、いや、もしかしなくても…キス…だよな?)」

京子「(子どもが意味も分からずに遊びでするような奴じゃなくて…ほ、本物のキス…)」ゴクッ

京子「(正直、気持ち良いし…ドキドキが止まらないけど…)」

京子「(で、でも、どうしてだ…?…一体、どうしてこうなったんだ…!?)」

京子「(なんでこの話の流れで俺のファーストキスが春に奪われてるんだ…!?)」

春「…ふぁ…♪」スッ

京子「ち、ちょ…は、春ちゃん…?」カァァ

春「…私のファーストキス…どう?」テレ

京子「え、えぇっと…け、結構なお点前でと言うか、気持ち良かったと言うか…」シドロモドロ

春「…そう。う、嬉し…ぃ」カァァ

京子「(う…か、可愛い…)」

京子「(基本、春って飄々としてるから…こうやって目に見えて赤くなるのなんて滅多にみないんだよな…)」

京子「(普段の表情変わらない春も可愛いけど…今は可愛ささらにドンと2倍増と言うか…)」



京子「(つ、つか、なんでいきなりキス…?)」

京子「(同性でだってガチな人以外は唇にしたりしないだろうし…そもそも春は俺が男だって事知ってるんだ)」

京子「(さっき春はファーストキスって言っていたし……もしかしてもしかして春は俺の事…)」

京子「…で、でも、なんでいきなりキスしたの?」

春「そ、それは…その…は、初美…さんが」

京子「初美さん?」

春「し、勝利の女神としてキスの一つでもしてきてやれって言うから…」モジモジ

京子「(初美さんGJと言うべきか、ふざけんな薄墨と言うべきか…!)」

京子「(いや、勿論、嬉しいけど!すっごい柔らかかった感触が今も唇に残ってドキドキしてるけど!!)」

京子「(でも、そんな理由でファーストキス貰っちゃって凄い申し訳ないというか何というか!!)」フルフル

春「…京子…?」

京子「な、何かしら…?」

春「もっと…欲しい?」ジィ

京子「…え?」

春「だ、だから…あの…き…キス…」カァァ

春「一回だけじゃ…足りないかもしれないし…」

春「もっとやった方が良いかなって…」



京子「い、いや、十分よ、十分!」

春「…ホント?」

京子「本当よ」

春「ホントにホント…?」

京子「本当に本当です」

春「…そう言っておいて意地張っているのは分かってる」

春「京子は私とキスしたがってるのはまるっとお見通し」

京子「最早、疑問形ですらなくなってほぼ決め付けになっているのだけれど…」

京子「(久しぶりだな、こんなに押しの強い春は)」

京子「(東京に来てから随分と遠慮しがちになっていたし…元の春に戻りつつあるのは嬉しいんだけれど…)」

京子「(でも、今、そんな風に押されると誤解してしまいそうになるというか…)」

京子「(春の方が俺とキスしたがってるって風に思ってしまって…)」

春「………………それに私もしたいから遠慮する必要はない」

京子「え?」

春「さっきは途中で恥ずかしくなってすぐ離れちゃったから…」

春「今度はもうちょっと色々と感触とか楽しみたいし…ね?」ジィ

京子「……ね?じゃないわよ」ムニー

春「むあぁぁ」


京子「…まったくもう」

京子「私の事思っての事だとは思うけど…やりすぎよ」

京子「ファーストキスだなんて大事なもの無駄に使っちゃうような真似をして…」パッ

京子「大体、こういう事は好きな人とやるものでしょう?」

京子「感触を楽しみたいからって軽々しくするようなものじゃないわ」

春「大丈夫。同性ならノーカン」

京子「…ちなみにそうじゃなかった場合は?」

春「勿論、責任取って貰う」キッパリ

京子「完全に不意打ちだったのに責任取れとか押し売りも良いところね…」フゥ

春「…まぁ、京子は同性だし、責任取って欲しいとは言わない」

春「ただ…私は無駄に使ったつもりはないから」

京子「え?」

春「これ以上ないタイミングで効果的に切り札を切れた充実感さえある」ムフー

京子「いや、充実感って…」

春「京子とのキスは決して嫌じゃなかったって事」

春「…少し恥ずかしかったし…勇気も必要だったけど…」

春「…でも、して…良かった…」ニコ

京子「っ」ドキッ




京子「(な、なんだこの可愛い春は…)」

京子「(黒糖を食べている時だってこんな風に微笑む事なんてなかったのに…)」

京子「(そんなに俺とのキスが良かったのか…?)」

京子「(い、いや、誤解するな、俺…!)」

京子「(そもそも俺は完全に春のキスに反応できなくて受け身だったんだぞ…)」

京子「(ただ棒立ちになってキスを受け止めていた奴との交歓が良かったなんて事はないだろう)」

京子「(クールだ…クールになるんだ、須賀京太郎)」スー

京子「(ここで誤解したら痛々しい勘違い系野郎一直線だぞ…)」ハー

春「…京子?」クビカシゲ

京子「…いいえ。なんでもないわよ」ニコ

京子「まぁ…何はともあれ…」

ピンポンパンポーン

春「あ…」

京子「そろそろ戻らなきゃいけない時間だし…ね」


春「…ごめんなさい。折角の休憩時間だったのに」

京子「あら、謝る事はないわよ」ナデナデ

京子「春ちゃんがこうして来てくれたお陰で一つ懸念がなくなったもの」

京子「これで後顧の憂いなく目の前の麻雀に打ち込む事が出来るわ」

春「…京子」

京子「だから…応援しててくれる?」

京子「きっと春ちゃんが応援してくれれば…私、大丈夫だと思うの」

京子「最後まで諦めず…戦う事が出来ると思うから」

春「…ん。勿論」

春「私…京子の事…応援する」

春「誰よりも…京子が勝つのを信じているから…」

京子「えぇ。ありがとう」ニコ

京子「それだけで…百人力よ」


京子「(さて…と)」

京子「(…結局、高鴨さんの能力をどうすれば良いか思いつかないまま、また戻って来ちゃったぜ)」ハハ

京子「(まぁ…でも、仕方ないよな)」

京子「(あのまま考えても妙案が思いついたとは思えないし…)」

京子「(それにあそこで春を放っておけば、きっと中々、消えない傷を彼女に残していただろうから)」

京子「(俺がやった事はきっと正しかったし…間違ってはいなかった)」

京子「(ただ…)」

咲「…」ドロドロ

京子「(…その間に、咲の雰囲気がヤバくなってる…)」

京子「(まるで今にも噴火しそうな活火山みたいに…)」

京子「(その小さな胸に爆発しそうな激情を押し込めているのが伝わって来る…)」

京子「(でも、その顔は何処か悲しそうで…目は今にも涙を零しそうなギリギリで踏みとどまっていて…)」

京子「(凄い…痛々しい…顔)」

京子「(一体、俺の知らない間に…何があったんだ?)」


京子「あの…」ヒソ

穏乃「ん?どうかしました?」ヒソ

京子「宮永さん、何かあったんですか…?」

穏乃「んー…実は私も良く分かんないですよね」

穏乃「須賀さんが外に出て、少ししてから宮永さんも外に行こうとしてたんですけど…」

穏乃「扉開いたところで固まって…そのまま戻ってきてからずっとこうだったので…」

京子「…え?」

京子「(…咲が扉を開いた…?)」

京子「(それってつまり…アレか…?)」

京子「(俺と春が抱き合ってたところを咲が見たって事なのか…?)」

京子「(いや…下手をすれば抱き合っているどころかキスシーンを見られた可能性も…)」ズキン

穏乃「何か心当たりでも?」

京子「あ、い、いえ…その…」

京子「…きっと気のせいだと思います、ごめんなさい」

穏乃「そう…ですか」


淡「…何時までヒソヒソ話しているの…?」ジト

穏乃「あ、ごめんなさい」

京子「こちらもすみません…」チラッ

咲「……」

京子「(…もし…俺の推測が正しければ…この咲の変化も当然の事だよな)

京子「(幼なじみが女装してインハイに出てきたってだけでも荒唐無稽な話だけれど…)」

京子「(咲はそんな俺と元通りの関係に戻る為に、必死になっているんだ)」

京子「(それなのに相手が対局室の前で女の子とイチャイチャしてりゃ…そりゃ苛立つ)」

京子「(もし、逆の立場だったら、俺だってきっとイライラするだろう)」

京子「(…でも、今の俺が【須賀京子】である以上、それに謝る事は出来なくて…)」

京子「(例え須賀京太郎であっても…咲に気づかなかった以上、どう謝れば良いのかも全然、分からなくて…)」

京子「(…結局、俺に出来るのは…麻雀する事だけ)」

京子「(残り半荘と言う短い時間の中、全力を出しきる事だけなんだ)」

ビー


春「…ただいま」

霞「おかえりなさい」ニコ

巴「おかえり、はい、黒糖」スッ

明星「おかえりなさい」

湧「おかえり、春さあ」ニコ

春「……」

初美「どうかしたですかー?」

春「…その…」

霞「ちなみにお説教とかはないわよ」

春「え…?」

霞「本当は色々と叱りたい事はあるんだけれどね」クス

霞「先鋒戦の事はどうでも良いけど…今までずっと帰ってこなくて心配掛けてくれたから」

明星「…ですが、湧ちゃんが春さんの事怒らないでと言ったので」ナデナデ

湧「えへへ」テレテレ

春「…湧ちゃんが?」

巴「えぇ。次鋒戦で頑張ったご褒美に春ちゃんの事を怒らないであげて欲しいんだって」クス

湧「あちきがあしこ気張れたのは春さあのお陰じゃっで」ニコ


霞「まぁ、そういう訳だからお小言は何もなしよ」

明星「何にせよ、無事で戻ってきてくれて安心しました」

巴「はっちゃんが一緒だったし、私はそれほど心配してなかったけれどね」チラッ

湧「初美さあは頼いがいあるもんね!」

初美「まぁ、今回のでシリアスパワー使い切っちゃいましたけどね」

初美「六女仙のはるるとは言え、他人を転移させた事で大分、力を使いましたし…」

初美「当分はゆるキャラ路線で行くのですよー」グテー

霞「ホント…たまに真面目になったかと思えばこれなんだから」

霞「初美ちゃんが普段からずっと真面目路線でいてくれれば、纏め役である私も楽なんだけどね」

初美「若いころの苦労は買ってでもしろって言うじゃないですかー」

初美「これも私なりの優しさだと思って欲しいのですよー」

霞「わざと人に苦労させる優しさなんてありますか」ムニー

初美「いひゃいのれすー!」


春「あ、あの…」

霞「ん?」パッ

春「皆…ありがとう」

春「それと…色々と迷惑や心配掛けてごめんなさい」ペコ

巴「ホント、春ちゃんははっちゃんと違って素直ね」クス

明星「もうそんなの気にしなくても良いんですよ」

湧「そいよりそろそろ後半戦始まっよっ」テマネキ

霞「ほら、ここ空いてるから一緒に見ましょう」

春「……はい」イソイソ

初美「よーし!これで永水女子勢揃いなのですよー!」

初美「ここからの応援が本番なのですー!」

初美「皆、気合入れて行くですよー!」グテー

巴「姫様の横でぐったりしてるはっちゃんが言ってもね」

霞「セリフとポーズがまるで合っていないんだけれど…?」

初美「知らないのですかー霞ちゃん!」

初美「これこそ薄墨家に伝わる秘儀、応援して寝なのですよー」ドヤァ

湧「お、応援して寝…!?一体、どげな効果が…!?」ドキドキ

霞「休日のお父さんみたく、ただ、ぐうたらしてるだけじゃないの」フゥ

霞「ほら、どうせ疲れてると言ってもちょっとなんだし、ちゃんとしなさい」ムニー

初美「むああああっ」オコサレ


穏乃「(…正直、須賀さんと宮永さんの間に一体、何があるのか気になる)」

穏乃「(明らかに今の宮永さんは普通じゃないし…その原因はきっと須賀さんにあるんだから)」

穏乃「(多分、あの二人には私の知らない繋がりがあって…それが今の宮永さんを追い詰めている)」

穏乃「(…ううん…宮永さんだけじゃなくて須賀さんの方も…だよね)」

穏乃「(さっき宮永さんが扉を開けたと伝えた瞬間、彼女はとても狼狽していたし…)」

穏乃「(基本的に余裕のある表情を崩さない須賀さんがあんな顔をしたって事は…)」

穏乃「(きっと何か心当たりのようなものがあって…でも、それは軽々しく人に言えるようなものじゃなくて)」

穏乃「(…私が想像も出来ないような複雑な関係なんだと思う)」

穏乃「(…出来れば、私はそれを何とかしてあげたい)」

穏乃「(宮永さんを私は友達だと思っているし…)」

穏乃「(局が進むに連れて、須賀さんもなんとなく前に会ったような…そんな感覚を覚え始めているから)」

穏乃「(けれど、私は事情も何も知らない部外者で…そして何より今は対局中で…)」

穏乃「(…皆の優勝が掛ってる今、気持ちを緩める訳にはいかない)」

穏乃「(私の前にいる人たちは本当に強くて、そして凄い人ばっかりなんだから)」

穏乃「(…二人の事は気になるけど…今は全力で勝ちに行く…!)」シュゥゥ


京子「(おいおい…マジかよ)」

京子「(確かに俺もここで終わるだなんて思ってなかったし…)」

京子「(俺でさえ対策出来るような能力を、大沼プロが化け物だなんて呼ぶ訳ないと思ってたけどさ…)」

京子「(…だけどさ、幾らなんでも…こりゃないだろ)」ツツツ

京子「(何度、確認しても…指先から感じるはずの凹凸がまるでない)」

京子「(勿論、これが白ならば…それは当然なんだろうけれど…)」

京子「(…山から手牌をツモって来た時点で俺が見えてるのは半分だけ)」

京子「(残り半分は真っ白で、盲牌すら出来ない)」

京子「(休憩時間中に全自動麻雀卓がぶっ壊れて白しか排出しなくなった…なんてないよな)」

京子「(そもそもこの状況はカメラでも全て確認されている訳だし)」

京子「(白ばかりが排出されるっていう異常が本当にあるならば、即座にストップが掛かるはず)」

京子「(…それがないって事は考えられるのは一つだけ)」

京子「(これは高鴨さんの能力がより強力になったが故のものであって…)」

京子「(最終的にはツモった牌、全部が見えなくなる可能性があるって事…!)」ゾッ


淡「(これは…まずいかも)」

淡「(阿知賀が支配しているのは山だから、一つで河に打てば手牌も見えるようになるんだろうけど…)」

淡「(それでもツモの半分は判別不能のモノってのは厳しい…)」

淡「(どれだけ相手の手を読んでも、どれだけ良い牌が来ても…)」

淡「(見過ごして河に打ってしまう可能性があるって事だもんね)」

淡「(…普通に考えてツモの半分を無駄にするとか…ちょっとこれはエグ過ぎるでしょ…)」

淡「(ほぼツモ和了を封じられたも同然だし…最早、縛りプレイ過ぎて麻雀じゃないって)」

淡「(その上、あっちは休憩挟んでも尚、絶好調のまま)」

淡「(一人だけ手をガンガン進めて…もうテンパイしてる)」

淡「(こっちの手を悪くする能力はないから、配牌さえ良ければ勝負も出来るんだろうけど…)」

淡「(ツモの判別に一巡必要な事もあって、どうしても引き離されてしまう…)」

淡「(結局、阿知賀を倒すにはこの能力を打開しなきゃダメって事なんだろうけれど…)」

淡「(……でも最強の淡ちゃん様でも、ちょっとこれをどうしたら良いのか分からない)」

穏乃「ツモ。1000・2000」

淡「(そしてそうやって悩んでいる間にも阿知賀は和了って…)」

淡「(あー…もう…お願いだから普通の麻雀させてよね…)」




穏乃「(うん…イける…!)」

穏乃「(折角、熱くなってるところに休憩入って若干、不安だったけれど…)」

穏乃「(でも、相変わらず皆、私の能力が効いているみたい)」

穏乃「(私のツモも絶好調…!ガンガン当たり牌を引けている!)」

穏乃「(こうして見る限り、大星さんも須賀さんもまだ私の能力に戸惑っているみたいだし…)」

穏乃「(二人が何かしらの打開策を見つける前に、一気に距離を詰めないと…ね!)」グッ

穏乃「(……ただ)」チラッ

咲「…」トン

穏乃「(宮永さん…本当に静かだ)」

穏乃「(二人は何とかこの状況でも足掻こうとしているのに…彼女にはまったくそれがない)」

穏乃「(視線はちゃんと卓へ向かっているのに、集中までは出来ていなくって…)」

穏乃「(ちょっと難しい事を言えば…心ここにあらずって感じ…?)」

穏乃「(…ホント、どうしてこうなっちゃったのかは気になるし…)」

穏乃「(ちょっと卑怯だとは自分でも思うけれど…)」

穏乃「(この状況は私にとって有利…!だから…!)」

穏乃「ツモ。1300・2600」

穏乃「(よし…次は私の親番…!)」

穏乃「(このまま連荘して逆転まで行くよ…!)」ゴッ


淡「(この状況で阿知賀の親番かー…)」

淡「(最強の淡ちゃん様でもこれはちょっとピンチかも…)」

淡「(さっきはまだ金髪のサポートがあったし…こっちも何とか盲牌出来ていたから太刀打ち出来ていたけれど…)」

京子「(…ツモの半分以上が判別不能な現状、相手の手の把握も難しい)」

京子「(大星さんはそのド派手な能力とは裏腹に、今の打ち方はデジタル打ちだったからさっきは援護も出来た)」

京子「(けれど、ツモの半分を封じられた大星さんは、どうしてもデジタル打ちを徹底する事が出来ない)」

京子「(結果、どれだけ俺が援護しようにも、連携はガタガタになって…)」

淡「(それでも…誰かが勝負を仕掛けなきゃいけない…)」

淡「(ま…その誰かって言うのは淡ちゃん様しかいないんだけどさ)」

淡「(金髪は最初から期待しちゃダメだし、今の清澄は頼りなさすぎ)」

淡「(阿知賀の親番を蹴れるのは私しかいない…!だから…!)」トン

穏乃「それロンです。4800」

淡「くぅ…!」


淡「(直撃…!)」グッ

淡「(やっぱり判別出来ないのを勘だけで打つのは危険過ぎる…)」

淡「(それでも…やらなきゃ)」

淡「(多少の失点を覚悟してでも…阿知賀を止めなきゃ…)」

淡「(ここで全員…やられちゃう)」

淡「(阿知賀に逆転出来ないような点差をつけられて…私達の夢が終わっちゃう…)」

淡「(そんなの…嫌だ)」

淡「(立ち止まって…終わりをただ待ち続けるなんて…そんなの絶対に嫌…!)」

淡「(最後まで…抗ってやる!)」

淡「(例え、どれだけ阿知賀が強くても…諦めたりなんかしてやらない!)」

淡「(私は…最強なんだから!)」

淡「(最強だったテルーのこーけー者なんだから!!)」

淡「(絶対に…目にもの見せてあげる…阿知賀…!!)」


京子「(大星さんはまだ気持ちが折れてないな)」

京子「(普通の雀士ならもうとっくの昔に勝負を投げ出したくなると思うんだけど…)」

京子「(麻雀の腕や能力だけじゃなく、気持ちの強さも一級品って事か)」

京子「(正直、俺もそんな大星さんを出来るだけサポートしてあげたいんだけれど…)」

京子「(相変わらず能力の影響下でどうにも動きづらい)」

京子「(でも…大星さんはこんなに必死になって一強状態の阿知賀に立ち向かってるんだ)」

京子「(和了れない俺や咲の代わりに…深くはない傷を負ってでも、阿知賀を親番から引きずり降ろそうとしている)」

京子「(そんな格好良い彼女に、何もしてやれないだなんて言いたくはない)」

京子「(確かに高鴨さんの能力は強力だし…こっちの足並みも揃っていないけれど…)」

京子「(それでも、不要牌を引きやすい俺だからこそ出来る事と言うのは間違いなくあるはずだから)」

京子「(何より、たった一回の失敗くらいで諦めるほど、こっちは物分かりが良くないんだ)」

京子「(どれだけ麻雀の実力があがらなくても…何か方法はあるかもしれないとずっと模索し続けてきたんだから)」

京子「(この程度で折れるようじゃ、とっくの昔に麻雀なんて辞めてる)」

京子「(麻雀の実力はさておき、こっちは諦めの悪さだけは、この場にいる誰にも負けない自信があるんだ)」

京子「(一回で親番が蹴られないのなら…二回でも三回でも十回でもやるまでだ…!)」トン

淡「っ!ポン!」



京子「(よし、大星さんが鳴いてくれた)」

京子「(って事は…うん。大分、手も見えてくるな)」

京子「(次はこっちを鳴いてもらえば、もう殆どテンパイに近いはず)」トン

淡「それもポン!」

淡「(よし…これでテンパイ!)」

淡「(永水女子は大体、こっちの手を分かってくれた感じかな)」

淡「(ホント、物分かりが良すぎて、若干、ビックリするくらいだよ)」

淡「(この金髪、コンビ打ちとかの方が活躍出来るんじゃないかなー…)」

淡「(まぁ…その辺の事は後回しだよね)」

淡「(金髪のお陰で阿知賀よりも先に完成させたこの手は絶対に和了らなきゃいけない)」

淡「(…でも、半分以上のツモが白くなってる現状、あんまりツモには期待出来ないんだよねー…)」

淡「(ここは他家…出来れば阿知賀からの振り込みに期待したいんだけれど…)」チラッ

穏乃「…」ゴゴゴ

淡「(…阿知賀の方は決して防御が苦手って訳じゃない)」

淡「(寧ろ、去年から私のダブリー回避したりと凄い勘の鋭さを持ってる)」

淡「(既に2副露して手牌を晒してる私に振り込んでくれるって事はないと思う)」

淡「(だから、可能性があるとしたら…こっちの清澄の方…)」

咲「…」トン

淡「よし!それロン!2600!」

咲「…………はい」



京子「(ふぅ…何とか被害なしで親番は蹴れたか)」

京子「(まぁ、それまでの和了りで阿知賀に一位を取られちゃった訳だけどさ)」フゥ

京子「(最初から期待していた訳じゃなかったけど…一位のまま逃げ切りって戦法は無理だったか)」

京子「(だから、優勝を目指すのならば、親番であるここで稼いでおかなければいけないんだけれど…)」スッ

京子「(見えてる範囲で考える限り、あんまり良い手を引けているとは言えなさそうだ)」

京子「(一応、能力が発動している感覚はあるんだけれど…やっぱり前半戦のオーラスと同じく封じられてるんだろう)」

京子「(休憩挟んだし…その…まぁ、春にもキスして貰ったから少しはマシになるんじゃないかと期待したけれど…)」

京子「(でも、漫画じゃないんだからキスして貰ったり、励まして貰った程度でどうにかなったりしないよな)」フゥ

京子「(とは言え…)」

―― 諦めるつもりはないのだろう?

京子「(当然だ、神様)」

京子「(春は言っていた)」

京子「(俺の麻雀は人を惹きつけるものだって)」

京子「(堂々として相手と全力をぶつかるような雀士だって」

京子「(能力を失っても…俺の中には麻雀が…繋がりがあるんだって)」

京子「(無力じゃないんだって…そう言ってくれた)」

京子「(…きっと今も俺に期待してくれている人がいる)」

京子「(俺が勝つ事を信じてくれている人がいる)」

京子「(俺の為に祈ってくれている人がいる)」

京子「(そして何より…)」チラッ


咲「…」

京子「(…俺の所為で追い詰められてる…咲がいる)」

京子「(今にも泣きそうな顔のまま、かろうじて麻雀やってる咲がいる)」

京子「(…そんな咲の事を放っておく事なんて出来ない)」

京子「(麻雀で笑顔を取り戻す…なんて無理難題だろうけど…)」

京子「(でもさ、ここで俺が諦めて項垂れたら、咲はずっとこのままなんだ)」

京子「(俺にとっちゃ、それだけでも諦めない理由になる)」

―― 惚れた女の為…か。

京子「(あぁ。ダメか?)」

―― 良いや、悪くない。

―ー 古今東西、男が大きく変わるのは何かを失った時と惚れた女の為だと相場が決まっている。

―― それに…我も汝の気持ちが分からないでもないからな。

京子「(え?)」

―― 我がこうして落ち着いて、一部で祀られるようになったのは妻のお陰だと言う事だ。

京子「(へぇ…凄いんだな、神様の奥さん)」

―― あぁ。家事も上手く、気立ても良くて、何より、可憐な女神でな。

―― そんな妻と結婚できた我は神州一の幸せものだと何度、思った事か。

―― 今朝も朝餉の準備をして我を起こす前に小動物のように甘えて…。

京子「(あー…悪い、神様)」

京子「(惚気話に興味はあるけど…今は一応、大事な勝負中だしさ)」

―― む…確かにそうであったな、これは失礼をした。

―― そのお詫びと言っては何だが…一つ教えてやろう。



京子「(まさかこの状況を打開出来るような策とか…)」

―― 残念だが、そんなものはない。

京子「(だよなー…)」

―― だが、どうにも出来ない訳ではないぞ。

京子「(…え?)」

―― 結局のところ、汝が困っているのはツモった牌が見えない所為だろう。

―― 実際、あの小さな少女から感じる気配は完全に、物の怪のモノ。

―― 借り物の才能しか持ち合わせていない汝には少々、荷が重かろう。

京子「(借り物…?)」

―― 今は詳しく説明している暇はない。

―― 今の汝にとって大事なのは、それは所詮、人間を惑わせるものでしかないという情報だろう。

京子「(えぇっと…つまり…?)」

―― 神である我にはあの少女の能力は効かん。

―― つまり今の汝の手牌とやらもバッチリ把握出来ている。

―― 故に我が汝の目となろう。



京子「(神様…ありがとう!)」

―― 礼を言われるような事ではない。

―― 我とて慈善事業家と言う訳ではないのだ。

―― 汝が気に入らなければ、どれだけ乞われても手を貸したりはしない。

―― むしろ、汝が誇るべきだ。

―― 神である我にここまでさせるだけ自身に魅力があるのだとな。

京子「(まぁ、正直、俺がそこまで魅力ある人間だとは思えないし…)」

京子「(それに神様がわざわざこうして俺に力を貸してくれているのは事実なんだ)」

京子「(お礼を言うのは当然の事…って神様、コレは?)」

―― それは八筒だな。

京子「(よし。じゃあ、ここで打つべきは…)」

―― 待て、そっちではない。

京子「(え?)」

―― その隣の三萬を打て。


京子「(三萬?でも、それだと折角の有効牌を無駄にする事に…)」

―― 安心しろ、二巡の間に取り戻せる。

京子「(…まぁ、神様がそこまで言うなら信じるか)」トン

京子「(でも、二巡の間に取り戻せるなんて言うって事は…)」

―― うむ。我も興味があったのでな。

―― 知り合いに色々と教えを乞うて麻雀とやらを学んできた。

―― 汝の言う通り、中々に興味深い遊戯であるな。

京子「(へぇ…神様の知り合いも麻雀をやってるんだ)」

京子「(もしかして中国系の神様とか?)」

―― いや、古来から日本に住まう神々だ。

―― 直接的な知り合いではないが、汝も知っているはずだぞ。

京子「(…まさか)」

―― うむ。神代小蒔に降りている九面と呼ばれる神々だ。

京子「(そう言えば、小蒔さんに意識がないって事はアレ神様が打ってるのか…)」

―― 最初は色々とルールが把握しきれずに四苦八苦していたそうだぞ。

―― 姉上の孫など全て違う牌を揃えれば和了れる事が出来ると勘違いしていたらしいからな。

京子「(神様ェ…)」


―― まぁ、そういう訳で、能力が使えずとも、多少は手助けもしてやれる。

―― まだ麻雀の知識や経験では汝に劣るが、感性では上だからな。

―― 汝の運気はどうにもならないが…裏目になったりしないように助言くらいは出来るはずだ。

京子「(…あぁ、くそ…こういう時、自分の学の無さが情けないよな…)」

京子「(胸の中がこんなにも感謝で一杯なのに…上手い言葉が見つからない)」

京子「(…本当に…ありがとう、神様)」

京子「(俺の為にそこまでしてくれるなんてさ)」

―― 何、気にする事はない。

―― 我としても、ここまで努力を続けてきた汝がこんな理不尽に屈するところを見たくはなかったからな。

―― だが、その代わり…。

京子「(…あぁ、やるぜ)」

京子「(神様の期待に…俺は必ず応えてみせる)」

京子「(ここまで手助けしてよかったってそう思わせて見せるから)」

京子「(その為にも…今は)」スッ

京子「ツモ。1300オールです」


穏乃「…え?」

淡「…嘘」

穏乃「(須賀さんが和了った…?)」

穏乃「(私の能力、不発だった…?)」

穏乃「(ううん…そんな事ない)」

穏乃「(迷走しているような大星さんの打牌を見る限り、ちゃんと発動してるはず…)」

淡「(そもそも…金髪の手はかなり遅い)」

淡「(能力発動時は基本的に和了まで10巡も掛からない金髪が、15巡目で和了ってるんだから)」

淡「(きっとさっきと同じく能力は封じられているんだと思う)」

淡「(封じられていて…その上で…)」

穏乃「(上回れた…)」ゾッ

穏乃「(私の能力を破った訳じゃない…)」

穏乃「(その影響を受けた上で…運命めいた運の悪さも克服して…)」

穏乃「(この人は…須賀さんは和了ったんだ)」ブル


穏乃「(…凄い)」

穏乃「(本当に…須賀さんは凄い!)」

穏乃「(私…こんな麻雀が見れるなんて思わなかった…)」

穏乃「(私の能力も自分の運の悪さも何もかも乗り越えて和了る麻雀…)」

穏乃「(最初の親番で見せてくれた神業めいた和了も凄かったけど…)」

穏乃「(今のも十分、それに負けてない…!)」

穏乃「(本当に…須賀さんは私の事、ドキドキさせてくれる)」

穏乃「(ううん、須賀さんだけじゃなくて大星さんも…私と真正面から全力で戦ってくれる…)」

穏乃「(こんな忌み嫌われてもおかしくない能力の私と本気で勝負してくれてる…)」

穏乃「(大星さんも須賀さんも…皆、凄い…!)」

穏乃「(本当に…本当に私、この卓にいれて良かった)」

穏乃「(こんなに楽しい卓が決勝だなんて…本当に幸運だと思う)」

穏乃「(もしかしたら…こんな楽しい卓はもう私の人生にはないのかもしれない)」

穏乃「(こんなに楽しい麻雀をもう味わう事が出来ないのかもしれない)」

穏乃「(そんな寂しい予想さえ思い浮かべてしまうくらいに)」

穏乃「(…でも、だからって…手は抜かないよ!)」

穏乃「(一生に一度あるかないかだからこそ…今を全力で楽しむ!)」

穏乃「(全力で向かってきてくれる人たちと…全力で戦うんだ…!!)」シュゥゥ


京子「(…また支配力が強くなったな)」

―― うむ。あの少女はどうやら熱くなればなるほど支配力が増す雀士であるらしい。

―― 恐らくさっきの汝の和了に触発されて、余計に熱くなったのだろうな。

京子「(まぁ、俺の和了って言うよりは神様の和了みたいなもんだけどな)」

―― 謙遜をするな。

―― 我がアドバイスをした回数など数えるほどではないか。

―― 手を進めたのは汝であるし、先の和了は汝のモノよ。

―― それより…。

京子「(…大分、霧も濃くなったみたいだけど大丈夫か?)」

―― 問題ない。

―― 山を支配し、河を鎮めて、国を作った我を惑わせるにはこの霧でも薄すぎる。

―― 汝は我を信じて先に進めば良い。

京子「(あぁ、遠慮無くそうさせて貰うよ…!)」


淡「(多分、さっきの金髪の和了は偶然じゃない)」

淡「(一体、どういう訳か知らないけど、金髪は阿知賀の能力を上回った)」

淡「(これまで私と一緒に翻弄されてた金髪に先へと行かれて…)」

淡「(…悔しい)」

淡「(正直、凄い悔しいし腹が立つけど…)」

淡「(でも、それに負けないくらい格好良いよ)」

淡「(たった数分の短い出来事だけれど…)」

淡「(さっきの一局には意地があった)」

淡「(あの和了は金髪のこれまでの集大成だった)」

淡「(金髪の事をよく知らない私にだってここまで思わせるくらいに)」

淡「(…でもさ)」

淡「(淡ちゃん様にだって意地があるんだよね)」グッ

淡「(今度は…淡ちゃん様の番だよ…!)」

淡「(私の先を行った金髪に負けじと和了ってやる…!)」

咲「…」トン

京子「ロン。5400です」

咲「…ぁ」

淡「あ…」


咲「(私…また振り込んじゃった…)」

咲「(ダメ…麻雀に集中しなきゃいけないって分かってるのに…)」

咲「(さっきの光景がどうしても頭から…消えてくれない…)」グッ

咲「(…どうして?)」

咲「(どうしてどうしてどうしてどうしてどうして?)」

咲「(どうしてさっき京ちゃんは滝見さんとキスしてたの?)」

咲「(二人は…そういう関係なの?)」

咲「(ううん…そんな事ない)」

咲「(だって…今の京ちゃんは須賀京子って言う女の人になりきっているんだから)」

咲「(幾ら勇気づける為でも、同性の唇にキスなんてしたりしない)」

咲「(勿論、京ちゃんは男の人だけど…それを知っていない限り…)」ハッ

咲「(……もしかして…知っているの?)」

咲「(…滝見さんも京ちゃんの正体を知っているから…あんな事…したの?)」

咲「(あんなに優しく抱かれながら…羨ましいくらい甘えさせてもらいながら…)」

咲「(京ちゃんとキス…した…の?)」グッ



咲「(…私だって、そんな事してないのに…)」

咲「(あんな風に抱きしめてもらった事だって数えるくらいなのに…)」

咲「(…滝見さんは自然だった)」

咲「(まるで何時も京ちゃんに抱きしめてもらっているみたいに…身を委ねてて…)」

咲「(恋する女の子そのものな表情を…京ちゃんに向けてて…)」

咲「(…どうして…?)」

咲「(どうして…私じゃ…ないの?)」

咲「(私は京ちゃんの幼なじみなのに…)」

咲「(ずっとずっと側にいたのに…)」

咲「(なんで…京ちゃんとキスしてたのは…私じゃないの…?)」

咲「(京ちゃんを励ますのは…私の役目じゃ…なかったの…?)」

咲「(どうして京ちゃんは嫌がってなかったの…?)」

咲「(…分からない…)」

咲「(頭の中グチャグチャで…何も考えられない…)」

咲「(分かっているのは…ただ一つ)」

咲「(…勝たなきゃいけないって事だけ)」


咲「(戦わなきゃ…勝たなきゃ…私はもうここで終わり)」

咲「(勝てなかったら…私はさっきの事すらきっと京ちゃんに教えてもらえない…)」

咲「(何を聞いても、きっと須賀京子さんとしてはぐらかされるまま終わってしまう…)」

咲「(京ちゃんの事を…滝見さんに取られてしまう…)」

咲「(…嫌だよ…私…)」

咲「(そんなの…絶対に嫌…)」

咲「(私…ずっと京ちゃんの事好きだったんだよ…)」

咲「(きっと京ちゃんが私の事をただの幼なじみとしてしか思ってなかった時からずっと…)」

咲「(今まで関係壊すのが怖くて…どうしても言えなかったけれど…)」

咲「(でも…子どもの頃からずっとずっと京ちゃんと一緒にいて…この気持ちを育てて来たのに…)」

咲「(私の方がずっとずっと昔から京ちゃんの事を思って来たのに…!)」

咲「(私はもう…京ちゃんがいなかったら…すぐにダメになっちゃうのに…!)」

咲「(ポッと出の滝見さんなんかに…負けたく…ない!)

咲「(京ちゃんは絶対に渡さない…)」

咲「(絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に…!)」


京子「あの…宮永さん、点棒…」

咲「………はい」

咲「(…でも…京ちゃんは私の邪魔をするんだね)」

咲「(ううん…京ちゃんだけじゃない)」

咲「(高鴨さんも…白糸台の人だって…そう)」

咲「(私はこんなに苦しいのに…)」

咲「(この半年間以上…京ちゃんの事をずっと思い続けて…辛かったのに…)」

咲「(私のたった一つの望みを…邪魔しようとする…)」

咲「(…毎日毎日、夢で見るくらい取り戻したいあの日を…私から遠ざけようとする…)」

咲「(京ちゃんと私と…引き離そうとしてるんだ…)」

咲「(…だったら…『敵』だね)」ゴゴゴ

咲「(あの鶴田さんと同じ…私の…私達の…『敵』…)」

咲「(だったら…排除…しないと)」

咲「(全部…全部全部全部…っ)」ゴッ

咲「(倒さ…ないと!)」


穏乃「…え?」

―― それまでの宮永咲は決して本気でなかった訳ではない。

淡「(これって…まさか…)」ゾッ

―― 決勝に揃った四校の中から優勝をもぎ取るのは幾ら宮永咲でも簡単なものではないのだから。

京子「(…もしかして…今まで咲は…)」

―― しかし、何処か心の中に遊びがあった。

穏乃「(…本気じゃなかった?)」

―― 元々、宮永咲と言う少女は優しい少女であり、顔見知りである二人を前に『敵』と心から思えず。

淡「(…このプレッシャー…以前も感じた事がある…)」

―― また決勝と言う大舞台で幼なじみと戦える事に浮かれていたのである。

京子「(姫子さんを打ちのめした時の…画面越しにも伝わってくるような圧倒的重圧…!)」

―― しかし、その枷が今、なくなった。

穏乃「(宮永さんの顔から表情が消えて…)」

―― 目の前の三人を完全に『敵』として認識したのである。

淡「(…来る。清澄の…全力…!)」

―― むき出しになった敵意は決勝という大舞台で咲の能力をさらに一段階、飛躍させ、そして。

咲「…カン」

京子「っ!」

―― 憎しみの華を咲かせ始める。



―― …これはマズいな。

京子「(…あぁ。まさかこのタイミングでカン…しかも、暗槓宣言だ)」

京子「(まだ始まってすぐだってのにこの速度と暗槓宣言って事は…考えられるのは一つだけ)」

京子「(咲は…高鴨さんの能力を打ち破ったんだ)」

京子「(俺が神様の力を借りても尚、破れない高鴨さんの能力を)」

京子「(アイツはまるでそれが当然のような顔をして楽々と突破して…)」ゾッ

―― 高嶺の花が咲いたか。

京子「(え?)」

―― 元々、あの少女にはその片鱗があった。

―― 汝も色々と思いつくところはあるだろう。

京子「(確かに…そうだな)」

京子「(去年の時点で咲は満月時の天江選手から逆転して見せたんだ)」

京子「(今年はさらに強くなっていてもおかしくはないと思っていたし…)」

京子「(実際、インハイ地方予選で天江選手と凌ぎを削るような戦いの末に勝ってみせた)」

京子「(だからこそ、俺も自分の能力を破られるのは予想していた訳だけれど…)」

―― その才能は今までずっと眠っていたままだった。

―― 彼女の才能は目を見張るものがあるが、やはりブランクが長かったのが強いのだろうな。

―― 意識的に使えるものではなく、追い込まれてからでなければ使えなかった。

―― だが、今、あの少女は意識的にその能力を扱っている。

―― 完全に自身の能力を把握し、才能を目覚めさせたと言う事だ。



京子「(…って事は咲はまた強くなったって事か)」

―― …それだけならば良いがな。

京子「(どういう事だ?)」

―― 言っただろう、その能力は追い込まれてからでなければ使えなかった、と。

―― それを今、彼女は意識的に使って、元の速度を取り戻している。

―― …つまり、それだけあの少女は追い込まれたと言う事だ。

―― それも麻雀ではなく、精神的な意味で。

京子「(それって…)」

―― …我がコレ以上言える事は何もない。

―― だが、あの少女を引き上げたいのであれば心せよ。

―― 今の彼女は既になりふり構っていない。

―― 犠牲に出来るものは全て犠牲にして勝利を得ようとしている。

―― その向こうにあるものを取り戻そうとしている。

―― 生半可な覚悟でその前に立とうとするのであれば…。

咲「カン…もう一個カン!」

咲「そして…嶺上開花」パララ

咲「1600・3200」

―― 間違いなく喰われるぞ。


穏乃「(止められ…なかった)」

穏乃「(須賀さんの時とは違う)」

穏乃「(確かに私は嶺上牌までは支配出来ないから…宮永さんとの相性が最高とは言えない)」

穏乃「(決して悪い訳じゃないけれど、でも、この卓で一番の強敵は彼女になると思ってた)」

穏乃「(実際、カンさえ出来れば一気に回り始めるから、能力を封じても一度か二度、先に和了られる事くらいは予想してたよ)」

穏乃「(でも…今のはそんなんじゃない)」

穏乃「(一度目も二度目も暗槓で…)」

穏乃「(何より…開始数巡で一気に連続カンを決められたんだから)」

穏乃「(幾ら宮永さんでも…能力封じられた状態でそんな事出来るはずない)」

穏乃「(間違いなく私の能力は宮永さんに突破された)」ゾクッ

穏乃「(ううん…ただ突破されただけじゃなくって…)」

穏乃「(きっとこれから先も…彼女を捕まえるのは無理なんだと思う)」

穏乃「(勿論…まだあげるギアは残ってるけど、きっともう私の能力は宮永さんには届かない)」

穏乃「(今の宮永さん…私が見たことがないくらい高いところにいる)」

穏乃「(嶺上開花…その言葉の通り、嶺の遥か上にいて…私の霧も届かないくらいに)」

穏乃「(どれだけ山を支配していても…河を鎮めても…)」

穏乃「(きっと今の宮永さんには影響力を及ぼす事は無理だと思う)」

穏乃「(もしかしたらプロなら今の宮永さんを止められるのかもしれないけど…)」

穏乃「(今の私じゃ…ちょっと厳しい)」

穏乃「(だから…結局、私は真っ向勝負するしかないんだけれど…)」トン

咲「カン、そして嶺上開花」

咲「責任払いで3200です」

穏乃「…はい」グッ

穏乃「(宮永さんを相手に真正面から速度勝負を挑んで勝てる自信が私にはない)」

穏乃「(今の私は間違いなく好調だけれど…でも、それと比較にならないレベルで彼女は早いんだから)」

穏乃「(ダブリーを使いこなす大星さんは親番の須賀さんならば可能かもしれないけれど…)」

穏乃「(サポートなしの真っ向勝負は…流石にちょっと厳しいかなー…)」


咲「あは」

咲「(頭の中…スッキリしてる…)」

咲「(そうだ…何も難しく考える必要なんてなかったんだよね)」

咲「(高鴨さんも大星さんも…それに京ちゃんも…)」

咲「(全部全部倒せば…私が勝てば…それで元通りになるんだから)」

咲「(京ちゃんは滝見さんじゃなくて…私の側に戻ってきてくれるし…)」

咲「(私も…この気持ちをちゃんと伝えられる)」

咲「(京ちゃんの事が好きだって…愛してるって…)」

咲「(今までずっと言えなかった事を…言う事が出来るんだ)」

咲「(ハッピーエンドはもうすぐ…)」

咲「(私の一年間は…必ず報われる)」

咲「(だから…潰さなきゃ)」ニコ

咲「(もう二度と這い上がって来れないように…徹底的に叩かなきゃいけないよね)」ゴッ

咲「ツモ。2600オール」


穏乃「(分かってた事とは言え…正直、私一人じゃ宮永さんを抑えるのはかなり辛いかも…)」

穏乃「(他家にサポートして貰えばまだ不可能じゃないかもしれないけど…)」

穏乃「(でも、大星さんと須賀さんは共にツモが見えない状態で…サポートするのはかなり難しいはず)」

穏乃「(とは言え、こっちで能力を切るなんて出来ないんだよね…)」

穏乃「(後半戦も折り返しを過ぎて、私が何とか一位に留まっていられるのは能力で残り二校を抑えているから)」

穏乃「(ここで能力を止めてしまったらまた大星さんの大火力や須賀さんの逆転劇で最下位に落ちる可能性がある)」

穏乃「(何より…これ私も制御出来てないんだよね)」

穏乃「(切ろうと思っても簡単に切れるものじゃないし…今のままでやるしかない)」

穏乃「(…でも)」チラッ

咲「嶺上ツモ。2000オールです」

穏乃「(…親番で連荘する宮永さんを見るとちょっと能力のON-OFF機能が欲しくなるかな…)」

穏乃「(これでもう2連荘…完全に順位が逆転しちゃった…)」

穏乃「(コレ以上独走されたら…本当に逆転が厳しくなる…)」

穏乃「(出来ればこの辺りで止めておきたいんだけれど…)」チラッ


京子「(…んな風に見なくても分かってるよ)」

京子「(ここは協調路線で清澄の独走を止めようって言うんだろ?)」

京子「(確かに俺は親番以外は和了れないから協調相手としては最適だ)」

京子「(コレ以上独走されるとキツイのは俺も同じだから、協力するのは吝かじゃないよ)」

京子「(…でも、こうしている間にもドンドンそっちの能力が厳しくなって来てるんだ)」

京子「(河に打てば見えるようになるとは言え、縛りプレイ継続中でそんな風に見られても厳しい)」

京子「(まぁ…仮にも可愛い女の子が頼ってくれて…何も出来ないなんて言いたかないし…)」

京子「(さっきの大星さんと違って、ツモが乱れず、手も読みやすいからサポートはしやすいけどさ)」トン

穏乃「っ!ポン!」

穏乃「(よし…これでテンパイ…!)」

穏乃「(まぁ、テンパイしても和了れなきゃ親番蹴れないんだけどさ)」

穏乃「(でも、須賀さんは私の能力が効いてる状態でも、ベストと言っても良いようなサポートしてくれたんだ)」

穏乃「(ここで和了れなきゃ…女じゃないよね…!)」スッ

穏乃「(よし、来た…!)」

穏乃「ツモ!400・800!」


咲「(京ちゃん…高鴨さんのサポートしたんだ…)」

咲「(高鴨さんは…敵なのに…)」

咲「(私達の邪魔をしている人なのに…)」

咲「(さっき私に直撃させたのに…)」

咲「(私じゃ…ないんだ)」

咲「(私はこんなにも京ちゃんの事を想って頑張っているのに…)」

咲「(京ちゃんは私を支えてくれない…)」

咲「(助けて…くれない)」

咲「(私じゃなくて…高鴨さんのサポートをして…)」グッ

咲「(…でも、私は、ちゃんと分かってるよ)」ニコ

咲「(京ちゃんは何も悪くない)」

咲「(悪いのは…京ちゃんに流し目なんて送った高鴨さんの方)」

咲「(京ちゃんは頼られると中々、嫌って言えないタイプだもんね)」

咲「(人の期待や気持ちには出来るだけ応えようとする…そんな人だから…)」

咲「(利用…されちゃったんだよね)」

咲「(そんな京ちゃんの性格を知った…高鴨さんに)」

咲「(でも…もう大丈夫だよ)」

咲「(私…潰すから)」

咲「(京ちゃんの事、もう二度と利用されないように…)」

咲「(ここで高鴨さんの事…潰してあげるから)」ゴッ


穏乃「(今…何か凄い嫌な予感がした)」ゾッ

穏乃「(まるで…登山中、手負いの獣に出会ってしまった時のような感覚…)」

穏乃「(多分…これは宮永さんのもの)」

穏乃「(今の彼女は自分の大事なモノを守ろうと必死になって…そして追い詰められているんだ…)」

穏乃「(それが一体、何なのか…どうして私をこんなに敵視しているのかは分からないけど…)」

穏乃「(でも…私の感覚は言ってる)」

穏乃「(こういう時は下手に動いて刺激しちゃダメだって)」

穏乃「(ゆっくりと後ずさるのが正解なんだって)」

穏乃「(…でも、ここで譲ったら、きっとまた宮永さんが和了る)」

穏乃「(阿知賀と清澄との間に…また絶望的な点差が出来る)」

穏乃「(…優勝の芽を少しでも残す事を考えると…やっぱり譲る事なんて出来ない)」

穏乃「(今の宮永さんは怖いけど…正直、背筋がやな汗浮かべてるけど…)」

穏乃「(ここは…譲らない!私も…和了に行く…!)」トン

咲「カン」

穏乃「…ぁ」ゾクッ

咲「さらにカン」

咲「もいっこカン」


穏乃「(これで一気に三槓子……!)」

穏乃「(最低でも二翻…ううん、わざわざ複合しやすく和了りやすい三暗刻捨てたって事は満貫以上でもおかしくない…!)」

穏乃「(次に嶺上開花されたら責任払いで三位に落ちる…!)」

穏乃「(お願い…和了らないで…!)」グッ

咲「…」トン

穏乃「(良かった…嶺上開花はなかったみたい…)」フゥ

穏乃「(でも…もう宮永さんは三槓子…最後のカンでも有効牌を引き入れただろうし、和了の準備が出来たと思って良い…)」

穏乃「(出来れば私のほうが先に和了りたいけど…こっちもカンをして流す事を考えておかないと厳しいかも…)」スッ

穏乃「(って…この牌じゃカンする事も追いつく事も出来ないや…)」

穏乃「(三槓子で和了りへの特急券を手にしてる宮永さんがいるところで打つのは怖いけど…)」

穏乃「(四開槓での流しや早上がりを狙うにせよ、この手を崩すわけにはいかないし…)」トン

咲「最後に…カン!」ニコ

穏乃「…っ!」

穏乃「(四…槓子…!?)」ブル

穏乃「(これで…宮永さんは役満確定…!!)」

穏乃「(ううん…多分、役満だけじゃ…ない)」

穏乃「(宮永さん…笑ってる…)」

穏乃「(まるで勝つのを確信しているみたいに…もう終わりだって私に言うみたいに…)」

穏乃「(何処か悲しそうな…歪んだ…笑み…)」

穏乃「(あんな笑い方するって事は…宮永さんはきっと…)」ゾッ

咲「そして…嶺上開花」パララ

咲「役満…責任払いで32000です」

穏乃「は…い」カタカタ


「宮永選手、高鴨選手の打牌からカンを繋げて四槓子、役満を和了りました」

「これにより二位の阿知賀が最下位に、清澄はさらに他校との点差を広げた事になります」

秋一郎「…圧倒的だな」

秋一郎「正直、ここまで差をつけるとは思ってなかったぜ」

「大沼プロとしてもこの展開は予想外だったのでしょうか?」

秋一郎「恐らく清澄か阿知賀がリードする展開になるとは思ってたよ」

秋一郎「宮永咲は純粋な強さで言えばこの中で一番だったし、高鴨穏乃はこの場にいる全員と相性が良いからな」

秋一郎「だが、そのリードも二位からの直撃一回でひっくり返る程度のもの」

秋一郎「オーラスでの結果が全てを分ける展開だと思っていた」

秋一郎「流石にオーラス前に高鴨穏乃が役満直撃食らって一気に最下位…」

秋一郎「しかも、逆転がほぼ絶望的と言って良いところにまで落とされるなんざ予想してなかった」

秋一郎「俺の予想を覆すとしたら、てっきり須賀京子の方だと思ってたが…」

秋一郎「まさか宮永咲の方が俺の予想をここまで裏切ってくれるとはな」

「その割にはあまり嬉しそうではありませんが…」

秋一郎「これが素直に喜べる類の成長ならば、俺も喜んで拍手の一つでもしてやるんだがな…」

秋一郎「だが、今の宮永咲は到底、普通の状態じゃない」

秋一郎「雀士として、勝負師として戦ってみたいとは思うが…俺ももう年だ」

秋一郎「ガキどころか孫もいる年頃のジジイになって…大分、丸くなったんだろうな」

秋一郎「一人の大人として…今の宮永咲は痛々しくて見てられねぇよ」


「大沼プロ…」

秋一郎「…まぁ、順当に行けば、このまま宮永咲が優勝するだろう」

秋一郎「残りオーラス一回な上に、宮永咲に対抗しうる高鴨穏乃は逆転可能圏内から転げ落ちた」

秋一郎「須賀京子と大星淡は点数的には踏みとどまっているが…差は圧倒的」

秋一郎「高鴨穏乃が和了を阻んでいる状態で逆転なんざ夢みたいなもんだ」

「では、大沼秋一郎さんとしては?」

秋一郎「…ん?」

「ここに仕事で来ている大沼プロではなく大沼秋一郎さんとしては…一体、どう予想されますか?」

秋一郎「……なんだ、まるでまったく別の予想が俺ん中に、もう一個あるみたいな事を言うじゃねぇか」

「何だかんだでフォローして貰ったり、鍛えてもらっていますから」クス

「大沼プロが大体、何を考えているのか分かりますよ」

秋一郎「おぉ、そいつぁ怖いな」

秋一郎「次から嬢ちゃんと会う時には仮面の一つでもつけた方が良いか」

「あら、素顔も中々、渋くて素敵だと思いますけど」

秋一郎「ジジイをからかうんじゃねぇよ。年寄りの冷水だってBPOに訴えるぞ」

「その時は責任とって養ってもらいましょうか」

秋一郎「ったく…女ってのは卑怯だな」

秋一郎「ちょっと都合が悪くなるとすぐこれだよ」


秋一郎「…ま、折角ネタを振ってもらったんだ」

秋一郎「俺の予想…いや、望みをそのまま口にすると…だ」

秋一郎「出来れば、このまま波乱なく終わるという展開は止めて欲しいな」

秋一郎「今の宮永咲がそのまま優勝してしまうってのは、大人としちゃ面白くない展開だ」

秋一郎「勿論、俺は宮永咲との接点はないし、特別、嫌っている訳でもない」

秋一郎「寧ろ、俺は宮永咲を含め、あの卓にいる全員を高く評価しているくらいだ」

秋一郎「…でもな、あんな風に自分を削ぎ落として強くなろうとするようなガキを放っておけるほど達観してる訳でもねぇんだ」

秋一郎「出来れば誰かが止めてやって欲しい」

秋一郎「そんなものは間違っているのだと否定してやって欲しい」

秋一郎「勝利を追い求める事と自分を追い詰める事は不可分ではないと証明してやって欲しい」

秋一郎「そして…それが出来るのは…きっと須賀京子だと思っている」

秋一郎「無論、実力的にあん中で一番、弱いのは須賀京子だし…」

秋一郎「絶好調と言っても良い宮永咲に追いつくのは殆ど夢だと言う気持ちは変わってない」

秋一郎「…けれど、あの卓の中で一番、宮永咲を変えられる可能性があるのは須賀京子だ」

秋一郎「最後まで諦めず、見るもの全てを沸かせ、人々を惹きつける麻雀が出来るアイツしかいない」

秋一郎「だったら、期待するしかないだろう」

秋一郎「二代目まくりの女王…そんな風に騒ぎ立てられた須賀京子が…」

秋一郎「この絶望的な状況から見せてくれるであろう最高の逆転劇に…よ」

ってところで今回の投下は以上です(´・ω・`)やたらと長くなって見直しキツかった…
次こそ大将戦終わらせてインハイ終了させたい(願望)
後、終わった後に言うのもなんですが拡大解釈その他盛り込み過ぎてアレになっちゃってゴメンナサイ(´・ω・`)後、折角色々レス貰ってるのに返信出来なくて(ry
ちょっと今日はもう眠気がマックスなんで、寝てまた明日レス返そうと思います(´・ω・`)ではオヤスミナサイ

おつ
キスされた時点で嫌な予感はしてたが…
こんなに人生最高に楽しい麻雀とか言ってた娘を突き落とすなんてやっぱ>>1はゲスい(褒め言葉)

乙ー! 咲さんが悲壮感MAXで辛い……。
長年の付き合いだった故に咲さんを理解して嶺上開花したところは格好いい。逆に京子ちゃんが今の追い詰められた咲さんに同じ様な感じで上がられたら心にくるとこだった……危なかった。


咲ちゃんの気持ちを理解するために男女逆にして考えてみたけど
これはすっごいぜ……俺だったら引きこもるわ

なんだこの投下量は…(歓喜)
激しく乙

乙デース
それにしても着々とフラグを乱立させる京ちゃんぱねぇ


こんなことやってるから魔王とか呼ばれるんだよなあ(小声)

おつおつ
これは、なんとも言えんな...
とりあえず神様かっこいい

それにしてもこうまで完全にオカルト全開になるともう競技として成り立たんよな。
絶チルのノーマルとエスパーみたいにオカルト持ってる奴が競技大会から隔離されてもおかしくない。

素戔嗚尊なら、国士無双か八索槓からの索子オンリー緑一色をやってみせてくれ(カタカタ
今八重垣で咲さん囲ってあげないともう人間に戻れないぞ
怪物を倒すのはいつだって人間だって


男女逆だと、ずっと想ってた幼馴染に会うために決勝まで来たのに、幼馴染が知らない男とキスしてたんだねぇ

乙ー
何故咲ちゃんは幸せになれないのか…

京咲厨の俺
壮絶なNTR感を感じ無事絶頂

おつです。
これ咲さんが勝ってしまっても京ちゃん戻れないから
勝ってしまったら精神崩壊おこしそうや

>>294
(スレを立てるに比べれば)さらっと。
何だかんだ言って上の一時間掛ってますしね

>>296
正直、優希はいつか書きたいし、書かなければいけないと思ってます(´・ω・`)浮気者でも書くって言っちゃったし
が、何故か私の中で食指がどうしても動きにくいというか…(´・ω・`)嫌いじゃないどころかむしろ好きなんですけど
優希は私の中でヒロインじゃなく悪友ポジに近い位置づけにいるような気がして書きづらいのかなーと思ったり思わなかったり

>>298>>299>>300>>302
臆病だからこそ一度、失った本当に大事なものを、取り戻さずにはいられない久ってのもアリだと思うんだ
もうあんな寂しさや苦しさを味わいたくない的な
ちなみに私も久と最初から付き合ったら寝取られる側が似合うと思います
寝取る相手は多分、和か美穂子辺りじゃないかな!?
そういう意味では私の認識は>>302に近いのかもしれない

>>300>>301
悪女スレ良いですよね(´・ω・`)作者さん帰ってこないかなー…

>>304
つまりアレか、久がずっと一人だったのはふたなりだった事がバレて気味悪がられたからなのか(錯乱)
それはさておき、媚薬はともかく、ボディタッチ程度で限界超えちゃうような京ちゃんは書きたくないんだ(真顔で)
普通に付き合ってる、或いはその前くらいの関係ならアリですが、寝取られるのにボディタッチ程度で堕ちる男はちょっとなーと(´・ω・`)
お互い好き合ってるところにそのシチュエーションだと大好物なんですけどね(´・ω・`)後、うっかり属性については私も同意します

>>305>>307
ここで久から奪っちゃったらガチで悲しみの向こうにいっちゃうから…(震え声)
また一からのスタートで好きな子に意地悪したい理論で無茶ぶりしちゃう久から奪う美穂子ってのは十分アリですが(ゲス顔)

>>308>>309
原作のインハイ二回戦でガチガチになってた辺りで久から小悪魔()キャラは消えたかなーと
むしろ二人の言っている通り、浮気相手とかそういうの似合いそうで困る
こうイメージ的に今まで飼い主に放置されていた子犬がたまに構ってもらえて心から悦ぶ的な…(´・ω・`)ダメだ、胸が痛くなった

>>429
なんでや!メインヒロインのキスやなんて勝ちフラグもいいところやないか!!
しずもんに関しては…ほら、あの卓で唯一、咲ちゃんに対抗出来るのしずもんなんで…
落ちてもらわないと魔王感とか絶望感とか演出出来ないかなって(震え声)

>>430
あの辺り、冷静に考えるまでもなく割りときっついと思ってたのでそう思ってくれて嬉しいです(´・ω・`)
そして正直、書き直す前には咲ちゃんが同じように和了るところも入れていたのですが…(´・ω・`)咲ちゃんがそこまでやって京ちゃんからの直撃狙う理由はないのでカットかなーと…

>>432
台本形式なんで投下量ほど話は進んでないのですが(´・ω・`)つーかその時、リードしてる子の親番蹴る描写とかかなり似通ってるし
もうちょっと色々試行錯誤してる感を出すべきだったかなーと投下し終わってから後悔してます(´・ω・`)

>>431>>439>>435>>442
ついでに言えば、唯一出来るメールも日々回数が少なくなっていって、その中でも、目に見えて嘘が増えていった上、再会したら自分を知らない振りしてる訳ですしね
最後には気負っているのがまるわかりだったので励ましてあげようと声を掛けにいったら扉の前で知らない男を抱きしめながらキスされてる(しかも、嫌がってない)とか…
完全に信じて送り出した彼女が~である(´・ω・`)そりゃ魔王にもなりますわ
そして>>442が死んだ!この人でなし!(´・ω・`)京咲好きな人にはキツイ展開が続いてホントゴメンネ

>>434
立ててるのは咲さんの覚醒フラグばかりで恋愛フラグはまったく生えてないけどな!!(´・ω・`)格好いいとかドキドキしてるのは確かですが所詮、同性ですしね

>>436
神様は九面様ほどじゃないと思ってますが、割りと過保護です
麻雀学んだのも娯楽の為というよりも少しでも京ちゃんの手助けする為ですし(´・ω・`)尚、出番

>>437
その辺の塩梅もかなり迷ったのですよね(´・ω・`)原作だと常に能力発動してる訳じゃないですし、そもそも能力全開だとバランスもぶっ壊れになるので
ただ、能力発動の隙を見つけて何とか和了るとかだとカタルシスもないですし…(´・ω・`)何より最終決戦ですから多少、大味になったくらいが良いかなって
結果、最強の淡ちゃん様が酷い事になった事は申し訳ないと思ってますが…(´・ω・`)本来、掛かってたはずの京子ちゃんブーストがなくなってるから(震え声)

>>440>>438
ま、まだ咲ちゃんが幸せになれないと決まった訳じゃないから(震え声)
ここから>>438の言うとおり、怪物になったヒロインを主人公が元に戻す王道展開が始まるから…(小声)

>>443
多分、ここで咲ちゃんがこのまま勝ったらさらに自分を追い込むでしょうね
清澄が勝っただけじゃ足りないから自分のトコロに帰ってきてくれなかったんだって思い込んでプロ入り→すこやん倒して日本一位→そのまま世界に殴りこんで世界一位にまでなりそう
尚、そこまで頑張って頑張って頑張っても京ちゃんは戻ってきてくれない模様(´・ω・`)キツイ

>>444
楽しみ過ぎて俺の妄想の中ではもう京子ちゃんが腕とか生贄に捧げて草薙剣振るいまくりだじぇ
二度と牌を握れなくなる覚悟でのゴn……京子さん化だな。ウィッグなのに髪が伸びるよ!

もう京ちゃんが精神壊れて使い物にならなくなって捨てられて、それを咲ちゃんが介護するハッピーエンドくらいしか浮かばん

もう京太郎が女体化すればいいんじゃないかな(謎論理)
そうすれば取り合いにならないよ(飛躍的解釈+姫子からは目を反らし)
でも、ふたなり大好き>>1の事だから、京ちゃんは残ってて、結局取り合いになるという

おつおつ
なんかもう咲さん……いや何も言うまい
ただ流石にしずもんの能力クソゲーすぎないか 牌認識できないってクソゲーどうこう以前に麻雀が成り立たないだろ、ムダヅモかよww

ムダヅモなら全牌豪蒙牌でビギニングオブザコスモスが出来るけど、一応マージャソだからなぁ

京子の時に被ってるウィッグって金髪だったのか
綺麗系の巫女ってイメージから黒髪だと思ってた

>>444
つまり咲が約束のために友人捨てて女子力上げて京太郎好みの女になろうとしている間
嘘のメールを送りながら知らない振りして姫子庇って春を抱きしめてキスしていたのか
咲視点の京ちゃんド畜生だった

京太郎から金髪取ったらそれはもうチンポだ

>>445
その期待に応えられるかどうか分からないですが頑張ってます(´・ω・`)そして髪が伸びた京子ちゃんのイメージがおしとやかなあわあわだった件について

>>446
まず間違いなく精神壊れて使い物にならなくなっても春や明星ちゃんが手放さないですね(´・ω・`)その程度で離れるような好感度はとっくの昔に過ぎ去ってるので
咲ちゃんは…まぁ、そうねぇ…(´・ω・`)

>>447
女体化したら明星ちゃんは諦めそうだけど春が諦めなさそう(´・ω・`)そして春に触発されて明星ちゃんも諦めきれないパターン
咲ちゃんも『須賀京太郎という男の子』ではなく『須賀京太郎』に恋して、また依存しちゃってるので取り合いは終わらないかと
そしてふたなり化した京ちゃんを想像したら肉食獣化した咲ちゃんや春に食べられてるところしか思いつかないんですが(´・ω・`)なんかペニバンとか使って両方責められてそう

>>448>>449
しずもんは能力無効化だけでこの卓にいるだけだとちょっとキツイなーと言うか、最終決戦なのに地味になっちゃうなーと思った結果です(´・ω・`)
正直、盛りすぎた(´・ω・`)ゴメンナサイ
まぁ、この世界は以前言ったとおりバヌケやテニヌなのでムダヅモ麻雀もありだと言う事で許してください…(´・ω・`)

>>450>>452
金髪じゃない京ちゃんってのがあんまりイメージ出来なかったので金髪です
ウィッグの都合、出来るだけ似た色を選ぶのが無難ですし、金色って言う永水女子にない色が入るのも見栄え的に良いかなって(´・ω・`)でも、姫様たちと合わせて黒髪巫女も素敵ですよね
そしてうちの京ちゃんが金髪とチンポしかないような言い方をするのはやめてもらおうか!
他にももっとこう…あるだろ!きっと!!(´・ω・`)やたら重苦しい性格とかさ!!!

>>451
これは咲ちゃん視点で書いてたら間違いなく阿鼻叫喚な鬱スレになってますね(確信)


後、だいたいもうクライマックスなんでこのままのペースだと次回の投下は今週末を予定しています(´・ω・`)が、ちょっと風邪気味なので延期するかも
また妄想出来るくらい回復したら改めてアナウンスします(´・ω・`)アタマイタイ

えっ、小ネタでどこからかわからないけど咲ちゃん視点書いてくれるんです?(
咲ちゃんとはるるに前と後ろから責められる京ちゃんが見れるんですか、やったー

あ、誤解させちゃってますねゴメンナサイ
あくまでもインターハイ編がクライマックスなので京子スレはもうちょっとだけ続くんじゃ(´・ω・`)後、まだ書きたいネタは山ほどあるので京子スレ終わっても京太郎スレ書いてると思います

>>1はペニバンに突かれたいんですね知ってた(改めてドン引き)

とりあえず色々と返信したいけど、投下から行くぞオラァ



穏乃「(あ、あははは…)」

穏乃「(まさか…オーラス前で役満直撃受けるなんて予想してなかったなぁー…)」

穏乃「(しかも…トップの清澄から…)」

穏乃「(まだ次が私の親なら…ギリギリ希望は残った)」

穏乃「(でも…オーラスの親は何時も通り須賀さんで…)」

穏乃「(ここで私が清澄に役満当てても…逆転は…出来ない)」グッ

穏乃「(もう完全に優勝争いから転げ落ちた状態…かな)」

穏乃「(…他の二人はまだチャンスがあるから…ここはきっと引いて大人しくしておいてあげるのが良いんだと思う)」

穏乃「(でも…無理…なんだ)」

穏乃「(私の能力は…完全に制御出来てる訳じゃないから…)」

穏乃「(オーラスで逆転を狙う二人の邪魔になってしまっている…)」

穏乃「(トップである清澄の助けにしか…なってない…)」

穏乃「(多分、それを見越して宮永さんは私を狙ったんだろうね)」

穏乃「(…悔しい…な)」

穏乃「(こんなに…楽しい卓だったのに…)」

穏乃「(最後まで戦えないどころか…邪魔にしかならないだなんて…)」ポロ

穏乃「(自分が…情け…ない…)」

穏乃「(皆に…申し訳も立たないよ……)」


淡「(阿知賀、泣いてる…)」

淡「(…そうだよね)」

淡「(阿知賀は確かに腹が立つ奴だけど…私達と気持ちは一緒だもん)」

淡「(自分の為に、誰かの為に、皆の為に…)」

淡「(きっと一年間ずっとずっと頑張ってきたはず)」

淡「(その努力が報われる最後の戦いで…チャンスさえ貰えなくなったら…)」

淡「(私だって…きっと泣いちゃうと思う)」

淡「(自分が情けなくて…辛くて…苦しくて…)」

淡「(何より、悔しくて……涙を零しちゃうはず)」

淡「(…だから、私は阿知賀の事、責めないよ)」

淡「(阿知賀の気持ち…嫌ってくらい分かるから)」

淡「(私も…もうギリギリだから)」

淡「(阿知賀よりもまだ可能性が残っているとは言え…)」

淡「(その能力が残ってる以上、こっちだって逆転は絶望的…)」

淡「(阿知賀だってどうすれば良いのか分からないのに…)」

淡「(ソレ以上に手を付けられないバケモノ出てきたんだから)」

淡「(諦めたく…ない)」

淡「(私は最強で…テルーのこーけー者なんだから)」

淡「(でも、だからこそ、私は…この点差とそして実力の差の意味がしっかり分かって…)」

淡「(勝てないって…身体が…言ってる)」

淡「(もう負けだって…私の本能が理解してて…)」カタ


京子「(まったく…冗談キツイぜ)」

京子「(高鴨さんだって決して弱い雀士じゃない)」

京子「(寧ろ、今大会最強と目される雀士の一人で…今も俺達を抑えこんでいる人なんだ)」

京子「(そんな相手を前にして役満和了るだけじゃなくって、直撃させただって?)」

京子「(一体、どこまで強くなればそんな芸当が出来るんだよ…)」

京子「(正直…俺じゃ今の咲の実力を完全に把握する事が難しいくらいだ)」

京子「(これでまだ俺がトップならば希望もあるんだろうが…)」

京子「(さっきの役満で咲は完全に独走状態に入ってる)」

京子「(点差は約5万…地方予選の時より距離を離されているし…)」

京子「(その上、雀卓の上には未だ霧のようなものが掛ってるって事は…)」

京子「(高鴨さんの能力は未だ俺達の能力を封じているまま…か)」

京子「(それに対する対抗策は…俺には…ない)」


京子「(ここまで俺は全力だった)」

京子「(何時いかなる時でも…手を抜いたりしなかった)」

京子「(それでも…俺は高鴨さんの能力を突破出来ず…)」

京子「(その上、俺が今まで戦ってきた誰よりも強い雀士が…初めて見るような点差をつけているんだ)」

京子「(俺一人の力じゃ…これはどうにもならない)」

京子「(俺じゃ…咲には…勝てない…)」グッ

京子「(だから…頼むよ、神様…)」

京子「(俺が咲にこうして向き合えるのはこれで最後…)」

京子「(このオーラスが…俺と咲の最後なんだ)」

京子「(俺は…どうなっても良い!)」

京子「(勝ちたいなんて贅沢は言わない!)」

京子「(でも…でも、せめて…咲を元に戻せるだけの力を…)」

京子「(今の咲が間違っているんだって…そう気づかせてやれるだけの力を…俺にくれ…!!)」


―― 無理だな。

京子「(っ!)」

―― 既に汝は今ある器ギリギリまで我の力で満たしている。

―― コレ以上、汝に力を貸しても器から溢れるだけだ。

―― 何の意味もないどころか、心身を消耗させる結果にしかならん。

京子「(…じゃあ)」

京子「(じゃあ…俺は何も出来ないって事かよ…)」フル

京子「(まるで…一打一打が涙みたいな痛々しい麻雀をやってる咲がいるのに…)」

京子「(惚れた女がボロボロと壊れていっているってのに…!)」

京子「(黙って見てるしかないって事なのかよ…!!)」

―― ……。

京子「(本当に…方法はないのか…?)」

京子「(必要なら俺の寿命でも何でも持ってってくれて良い!)」

京子「(コレ以上、咲にあんな顔をさせずに済むのなら、俺は命だって惜しくない…!)」

京子「(だから…)」

―― ……なんと言われようと無理だ。

―― 我の力を出力する汝はもう才能の限界に達している。

―― 神である我にだってどうにも出来ん。

京子「(そんな…)」


京子「(ここで…才能…かよ)」

京子「(元から凡人以下で…それでも何とか頑張ろうとして…!)」

京子「(色んな人達に助けられて…やっとマシになったってのに…!)」

京子「(それでも…俺じゃ届かないのかよ…!)」

―― …そうだ。

京子「(…じゃあ、これが、結果なのか…?)」

京子「(元々は小蒔さんの…皆の為だった…)」

京子「(皆の気持ちを無駄にしたくなかったから…俺はここまで頑張った…)」

京子「(でも…その結果が…コレなのかよ…!)」

京子「(大層な事を言いながら…咲の事を追い詰めて…)」

京子「(ギリギリ踏みとどまっていたアイツを…突き落として…)」

京子「(俺は…そんなの…見たくなかったって言うのに…)」

京子「(元の咲に…戻してやりたかっただけなのに…っ!)」

京子「(何の意味もないどころか…ただの逆効果で…)」

京子「(結局、ここに来る前に負けてた方が良かったって…事なのかよ…)」

京子「(努力した事が…全部、間違いだったのかよ…)」


―― その事について我が汝に言える事は何一つとしてない。

―― それは全て汝が決める事だからだ。

―― だが、これでも汝に期待していた身として言わせてもらおう。

―― …期待はずれも良い所だとな。

京子「(っ!)」

―― 最初に言ったはずだぞ。

―― 我は腑抜けが嫌いだと。

―― そのような奴に手を貸すつもりはないのだと。

京子「(…けど、一体、どうしろって言うんだよ…!)」

京子「(俺が出来る事なんて何もない!)」

京子「(神様の力だってコレ以上、引き出せない!)」

京子「(もう詰んでるだろ…!!)」

京子「(ここから俺がどうにか出来る可能性なんて…1%も残ってないだろ…!!)」


―― 例え、可能性が1%もなくても最後まで顔をあげるのが汝ではなかったのか。

―― 最後の最後まで勝利を諦めず、楽しみ続けるのが汝の麻雀ではなかったのか。

京子「(…それは)」

―― 少なくとも…我が惹かれたのは汝のそんなところだった。

―― 眩しいまでのひたむきさと熱さだった。

―― だが、もう汝はそんな事も忘れてしまったようだ。

―― そんな汝にコレ以上、力を貸してやるつもりはない。

―― その折れた心が望む通り、惚れた女に叩き潰されると良いだろう。

京子「(あ…)」フッ

京子「(なくなった…神様の力が…)」

京子「(身体中に満ちていた暖かな力が俺から抜けて…)」

京子「(一人に…なっちまった)」

京子「(もう切れる手は全部切って…唯一、俺が人に並べるものまでなくなって…)」

京子「(また凡人以下…元の【須賀京太郎】に…戻ってしまった…)」


京子「(…怖い)」

京子「(一人である事が…負ける事が…俺は今、心の底から怖い)」

京子「(皆の期待と気持ちを裏切る事が震えるくらい恐ろしくて…)」ブル

京子「(そうか…俺は…こんなに怖がってたんだな…)」

京子「(神様に頼りきりだった俺はそれさえも見えてなかったんだ)」

京子「(ずっとずっと神様に守られてて…ただ虚勢を張ってただけで…)」

京子「(…でも…そんな神様も…もう俺を見限ってしまった…)」

京子「(当然…だよな)」

京子「(神様は何度も…腑抜けが嫌いだって…そう言っていたんだから)」

京子「(最初から自分でどうにかする事を諦めて…神様に縋って…)」

京子「(それでダメとなったら…諦めるような奴が…神様に力を貸して貰えるはずがない)」

京子「(…あんなに…俺の事を助けてくれて…)」

京子「(あんなに俺に期待してくれてたのに…)」

京子「(俺は…裏切って…しまった…)」

京子「(俺の事を心から…失望させて…しまったんだ)」


京子「(…もう…終わりだ)」

京子「(神様がいれば…まだチャンスはあったかもしれない)」

京子「(咲の速度には追いつけなくても、神様の助言を貰えば…少なくとも裏目る事はなかったんだから)」

京子「(勝負は出来なくても…一縷の望みくらいは残せたかもしれない)」

京子「(でも…俺はそれさえも自分の手で摘んでしまった…)」

京子「(ほんの僅かでも残った可能性を…自分で零してしまった…)」

京子「(…もう俺には何も残ってない)」

京子「(能力も、逆転できる可能性も…)」

京子「(全部、自分自身の手で台無しにしてしまったんだから)」

「そんな事はない」

京子「(……あぁ…)」

「京子はこれまで一杯、頑張ってきた」

京子「(なのに…どうしてなんだろうな…)」

「臨海女子の大将みたいな強い人にだって勝って来た」

京子「(…心の中で…春の声がする)」

「確かに京子の能力は強いけど…それだけじゃない」

京子「(俺の事を…まだ信じてくれているだろう…彼女の声が)」



「ここまで私達が来れたのは京子の能力のお陰じゃなくて…」

京子「(やめてくれ…)」

「京子自身がどんな状況でも諦めず…何度でも逆転を繰り返して…」

京子「(もう…もう…無理なんだ)」

「戦っている相手さえ…観戦してるプロでさえ、沸かせられる麻雀をしてくれたから」

京子「(この点差は…どうしようもない…)」

「京子が堂々として、その上で相手と全力でぶつかり合うような雀士じゃなかったら…」

京子「(神様の力があったって…心折れるようなものなんだ…)」

「何時だって相手に対して敬意を忘れない人じゃなかったら…」

京子「(諦め…させてくれよ…)」

「きっとそんな風に人々を沸かせられるような麻雀なんて出来ない」

京子「(折れた心を…そのままにしておいて…くれ…)」

京子「(このまま終わっても…永水女子は二位だ)」

京子「(優勝は出来ないにせよ…悪くない成績だろ)」

京子「(凡人以下の俺にしちゃ…大金星と言っても良い結果だ)」

京子「(だから…もう…楽にさせてくれよ…)」



「京子の中には…繋がりがある」

京子「…」

「皆を興奮させてきた麻雀がある」

京子「…」

「京子は絶対に無力なんかじゃない」

京子「…」

「…それでも京子が何もないと言うのなら…」

京子「…」

「私をあげる」

京子「(…あぁ…チクショウ…)」

京子「(貰ってた…受け取ってた…)」

京子「(春の気持ちも無念さも全部…)」

京子「(俺は…あの時、しっかりと…受け取ってしまってたんだ…)」

京子「(この土壇場で…春の事が思い浮かぶくらいに…)」グッ


京子「(諦め…切れるかよ)」

京子「(確かに、差は絶望的だ)」

京子「(砂漠の中で一粒の砂金を探すような途方もなく不毛な行為だと言っても良い)」

京子「(でもさ…だからって、他に方法があるのかよ…)」

京子「(咲を元に戻すのも…春達の気持ちに応えるのも…)」

京子「(それしか…道はないんだ)」

京子「(近道も回り道も俺にはない)」

京子「(なのに、グダグダ言い訳だけ並べて先に進む事さえ拒否するようじゃ…)」

京子「(神様に見限られたからって…崩れ落ちるような奴じゃ…)」

京子「(それこそ腑抜け…いや…それ以下のクズだ)」

京子「(正直、今も怖いのは変わらない)」

京子「(春の言葉を思い出したからって全部吹っ切れるような漫画の主人公じゃないんだから)」

京子「(でも、目の前には俺の所為で壊れていく咲がいる)」

京子「(俺の後ろには…俺を支えてきてくれた人がいる)」

京子「(だったら…なるしかないだろ…!)」

京子「(こっから華麗に逆転して…全てをハッピーエンドに納められる…主人公って奴にさ…!)」ゴウッ


霞「これは…」ゾッ

―― 須賀京太郎の能力は決して神降ろしではない。

明星「何ですか…この内側から震えるような感覚…」

―― 何十代も巫女としての血を深めて来た神代家でさえ、その秘儀を使えないものは数多くいるのだから。

湧「血が…震えちょ…」

―― 幾ら神の一柱との結びつきが強くとも、そのような積み重ねのない須賀家の一人息子がそう簡単に秘儀を扱えるはずがない。

初美「これは…京子ちゃんですかー?」

―― それでも須賀京太郎はその能力を扱ってみせた。

巴「この暖かさは…きっとそうね」

―― 自由自在に神を降ろしただけでなく、意思の疎通までしてみせたのである。

春「ううん…京子だけじゃない」

―― 神代の巫女である小蒔よりも使いこなしていると言っても良いその神業。

春「…沢山の人が京子の中にいるのを感じる」

―― それは須賀家が神代家と同じく、『制する者』としての血を深めてきたからこそだ。

春「藤原さん…鶴田さん…その他にも一杯…」

―― いわば、須賀京太郎も、神代小蒔と同じく須賀の結晶。

春「これが…京子の…京太郎の本当の力…」

―― 須賀家のハイエンドと言っても良い彼が扱う本当の力は。

小蒔「京…太郎……くん…」スゥ

―― 『征服』に特化した異能である。


咲「(…京ちゃん、止まった?)」

咲「(これはオーラスで…親である京ちゃんが牌を引いてくれなかったら始められないのに…)」

咲「(負けるのが嫌で…牌を引きたくないとか?)」

咲「(ふふ…京ちゃんも可愛いところあるんだね)」

咲「(でも、大丈夫だよ)」

咲「(例え、負けても…私は京ちゃんの側にいるから)」

咲「(ずっとずっと…京ちゃんの事、離したりしないから)」

咲「(どれだけ可愛いところを見せてくれても…私は京ちゃんの事を嫌ったりしない)」

咲「(情けないところも全部…私は愛してあげる)」

咲「(だから…どれだけ迷っても良いんだよ)」

咲「(そのままギブアップしちゃったって…私は責めないから)」

咲「(ううん。寧ろ…このまま諦めちゃおう?)」

咲「(この点差を詰めるなんて…辛いでしょう?)」

咲「(高鴨さんの能力があるのに、逆転なんて不可能でしょう?)」

咲「(きっと皆、分かってるよ)」

咲「(京ちゃんがここからどれだけ頑張っても逆転出来ないって)」

咲「(優勝は清澄なんだって、もう皆、分かってる)」

咲「(だから…楽になっちゃおう?)」

咲「(諦めて…私に全部委ね…)」

京子「…」ゴウッ

咲「え…?」


穏乃「(何…この…感覚…)」

穏乃「(須賀さんから伝わってくるあの圧倒的な存在感が消えて…)」

穏乃「(代わりに彼女の中に何かがいる…)」

穏乃「(でも、それはさっきみたいな私達とは格が違うモノじゃない)」

穏乃「(穏やかに、でも、有無を言わさず、支配域を広げるような力はなくなってるし…)」

穏乃「(何より…彼女から感じるのは…私も良く知っている人)」

穏乃「(かつて私と一緒に遊んで、麻雀でもぶつかって…)」

穏乃「(去年、決勝戦までやって来た末に…ようやく並び立てるようになった私の友達…)」

―― サァァ

穏乃「(…なんで…そこにいるの、和…?)」

穏乃「(須賀さんとなんて…関わりあいがないはずなのに…)」

穏乃「(…どうして私はこんなにも…彼女から和の事を感じるの…?)」

穏乃「(確かに…須賀さんの打ち方は和に似てるものだったけれど…)」

穏乃「(でも、今の彼女はまだ山から牌も引いていないような状態)」

穏乃「(それなのにここまで強く和の事を感じるなんて…あり得るはずがない)」

穏乃「(でも…それでも、私の感覚は…須賀さんから和のイメージを感じ取って…)」

穏乃「(一体、私に…須賀さんに…何が起こってるの…?)」


京子「(…あぁ、そういう事だったのか…)」

京子「(…一人になって…ようやく分かった)」

京子「(俺は…一人じゃなかったんだ)」

京子「(ずっと俺の中には…皆がいた)」

京子「(俺はずっとずっと…皆に支えて貰っていた)」

京子「(永水女子の皆…だけじゃない)」

京子「(清澄の皆も…そしてこれまで戦ってきた人たちも…)」

京子「(皆…俺の中にいた)」

京子「(俺に…力を貸してくれていた)」

京子「(…ホント、馬鹿だよな)」

京子「(神様の存在がデカイからって…こんな簡単な事にも気づかないなんてよ)」

京子「(…でも、俺は…ようやく気づけた)」

京子「(自分が一人じゃない事も…そして、自分の本当の能力も)」

京子「(その上で…俺は言える)」

京子「(勝負は…まだ終わってない)」

京子「(ここからが本番だ)」

京子「(そして何より…)」スッ

京子「(そんなオカルト…あり得ませんってな)」グッ


淡「(…金髪の雰囲気が変わった…)」

淡「(淡ちゃん様でも意識しちゃうような存在感が消えて…今はとっても静かにだけれど…)」

淡「(でも、その奥には、私の知らない誰かがいて…この金髪に力を貸してる)」

淡「(…多分、それは本人じゃない)」

淡「(この金髪の中にいる影みたいなものなんだろう)」

淡「(…でも、それが表に溢れだしてから金髪は変わった)」

淡「(阿知賀と同じく絶望したような顔から…勝機を見出した顔に…)」

淡「(…一体、金髪の中でどんな変化があったのかは淡ちゃん様にだって分からない)」

淡「(分かるのはただ一つ)」

淡「(今の金髪は全然、諦めてない…)」

淡「(阿知賀みたいに折れても…私みたいに折れかけでもない…)」

淡「(自分は勝てるとそう信じて…手牌を揃えてる…)」

淡「(ここから絶望的な点差を乗り越えて…)」チラッ

咲「…」ゴゴゴ

淡「(この清澄に勝つつもりだって事…)」ゴクッ


咲「(…どうして?)」

咲「(どうして…京ちゃんから和ちゃんを…ううん)」

咲「(『和ちゃんになりきってる状態のマホちゃん』を感じるの…?)」

咲「(…確かにマホちゃんと京ちゃんはそれなりに仲が良かったよ)」

咲「(純粋に京ちゃんの事を慕うマホちゃんには私も何度か嫉妬した事があるくらいだし)」

咲「(でも…京ちゃんにとってマホちゃんはただの後輩でしかなかったはず)」

咲「(マホちゃんにとっても…京ちゃんは先輩と言うかお兄ちゃんみたいな存在で…)」

咲「(…なのに、どうして京ちゃんの内側にマホちゃんがいるの…?)」

咲「(そんなの…おかしいでしょ…)」

咲「(どうして…私じゃないの?)」

咲「(私じゃなくて…マホちゃんなの?)」

咲「(京ちゃんの事を支えてあげたくて…京ちゃんの為に頑張ってる私が目の前にいるのに…)」

咲「(どうして私じゃなくて…マホちゃんを感じるの…?)」

咲「(…………許せない)」グッ

咲「(そんなの…許せるはずがない…!)」

咲「(ここで私に頼ってくれるのなら…まだ良かった…!)」

咲「(私に助けを求めてくれるなら、まだ溜飲も下がった…!)」

咲「(なのに、京ちゃんはこんな土壇場でも私の事を無視して…マホちゃんに頼って…)」グッ

咲「(……潰す)」

咲「(ほんの僅かな勝機さえ残してあげない…!)」

咲「(そこでマホちゃんに頼った事が間違いだったって…後悔させて…!)」

京子「…」スゥゥ

咲「…え?」



―― 瞬間、始まった対局を理解出来るものはその場にはいなかった。

穏乃「(なに…これ…)」

―― 無論、魔物と呼ばれるだけの実力を持つ彼女たちの感性は決して愚鈍なものではない。

淡「(こんなの…見たこと…ない)」

―― 寧ろ、今も麻雀の中、研ぎ澄まされた感性が須賀京子の変化を伝えている。

咲「(マホちゃん…だけじゃない…)」

―― だからこそ、彼女たちはその変化に困惑した。

穏乃「(須賀さんがツモる度に…ドンドンと彼女の中にいる人が変わって…)」

―― 須賀京子の変化についていけなかった。

淡「(嘘でしょ…一体…どれだけストックがあるってのよ…)」

―― 何故ならばそれは彼女たちの常識を打ち破るものであり。

咲「(これが…本当に私の知っている麻雀なの…?)」

―― そして、何よりも。

穏乃「…あは」

―― まるでおもちゃ箱を彷彿とさせるような打ち方であったから。



―― それは須賀京子の激励が為、昨日の練習試合に参加した九州赤山のかつてのエース。

利仙「なるほど…これが貴女の本当の力なんですね」

―― それは準決勝で須賀京子と壮絶な打ち合いを演じた臨海女子の大将。

「ふふ。そこで私を選ぶとは…ナイスなチョイスではないですか」ニヤリ

―― それは去年の宮守女子にてエースを務め、神代小蒔をも追い詰めた少女。

白望「…ダル」

―― それはプロとして初年度から活躍している未来視の少女。

怜「頑張ってなー…」フリフリ

―― それは月齢が足りぬ故、今年も宮永咲に敗れてしまったもう一人の魔物。

衣「良いぞ。今だけは…咲を元に戻す為ならば…衣の模倣をするその愚行も許してやる」

―― そして。

姫子「(…あぁ)」

―― それは須賀京子と想いを通わせ、覚悟を決めさせた新道寺の大将。

姫子「(京…子…)」


姫子「(…分かっばい)」

姫子「(これまで京子と戦ってきた皆が…今ん京子ん中にはいる)」

姫子「(私が昨日、練習試合で呼んだ人たちが…)」

姫子「(京子と麻雀通じて仲良くなった人達が…)」

姫子「(京子ば支えちょるのが…伝わってくる…)」

姫子「(そん中には…勿論、永水女子ん皆も…私もいて…)」

姫子「(本当に…本当に…京子は…もう)」フゥ

姫子「(一体…どれだけ格好良くなれば…気が済むと?)」

姫子「(ここまで食い下がった事だけでも…本当は凄か事ばい)」

姫子「(きっと…皆は京子ん事ば責めたりせん)」

姫子「(私もこぎゃん面子で二位ば維持出来てるだけでも凄かって…そう思っちょったばい)」

姫子「(ばってん、今ん京子ば見てると…期待して…しまう)」

姫子「(こぎゃん絶望的な状況なのに…)」

姫子「(さっきまでこれで終わりだってそう思っちょったのに…)」

姫子「(今ん私は…こんまま京子が優勝するんじゃないかってそう思い始めているばい)」


姫子「(ばってん…きっとそれは皆も同じ)」

姫子「(さっきまでざわついちょった観戦室も…今はシンと静まり返っていて…)」

姫子「(皆が…固唾ば呑んで京子ば見守っちょる…)」

姫子「(もう帰る準備始めちょった人たちも…京子に魅入られたみたいにモニターへ釘付けになっちょるばい)」

姫子「(…本当に京子が凄か)」

姫子「(今ん京子はただ勝つだけじゃない)」

姫子「(ここまで皆を夢中にさせて…興奮させる麻雀ばやっちょる…)」

姫子「(きっと今ん京子は私よりもずっとずっと先にいっちょって…)」

姫子「(私なんて…完全に追い越されてしまった)」

姫子「(ばってん…身体が…気持ちが抑えられんばい)」グッ

姫子「(今ん京子は確かに私よりもずっとずっと先におるたい)」

姫子「(もうこんままプロ入りしたっておかしくなかくらい…観客ば惹きつけちょる)」

姫子「(…私はそぎゃん京子ん友人で…そしてライバルばい)」

姫子「(何時か…必ず追いつく)」

姫子「(京子と同じ場所まで…行ってみせるけん…)」

姫子「(…そいけん、今は…勝って)」

姫子「(私が京子ん背中ば何時迄も追い続けられるように…)」

姫子「(こぎゃん私ん胸ばドキドキさせちょる京子ん麻雀は間違ってなかったってそう思えるように…)」

姫子「(最後まで…宮永さんにそん気持ちが届くまで…)」

姫子「(京子ん麻雀ば見せて欲しかよ)」


京子「(はは…驚いてる驚いてる)」

京子「(ま、いきなりこんな打ち方、コロコロ変わったらビックリして当然だ)」

京子「(ましてや…俺の場合、ただの真似じゃない)」

京子「(不完全ながら能力そのものが付随した模倣だ)」

京子「(まぁ、あくまでも劣化コピーであって、本物には及ばないだろうけれど…)」

京子「(…でも、こうしてマホをコピーしている間は高鴨さんの能力を受けないし…)」

京子「(彼女が支配している領域の都合上、河に打つ事で発揮する能力を組み合わせる事が出来る)」

京子「(とは言え、こっちも選択肢が多すぎて一体、どんな風に切っていったら一番なのか分かんないレベルだけどな)」

京子「(さっきまで手札の少なさに悩んでたっていうのにさ)」フゥ

京子「(だが…それでも今の俺は戦えてる)」

京子「(これまで戦ってきた人たちに力を貸してもらえて…)」

京子「(それでようやく戦いの舞台に立つ事が出来ているんだ)」

京子「(勿論、初めて意識的に使う能力の制御は大変だし…)」

京子「(刻一刻と変化する卓上を前にベストな手札を引き出すのはキツイけど…)」

京子「(だからって…弱音なんて吐いてられない…!)」

京子「(俺の中には…これだけ多くの人がいるんだから…!)」

京子「(このまま…押し切る!)」

京子「(押し切って…和了ってみせる…!)」スッ

京子「ツモ!2600オール!」



明星「…今のは一体…?」

春「恐らく…完全に制する者としての力に目覚めた」

初美「今までのは完全ではなかったと言う事ですかー?」

春「ううん。多分…今までも完全だったはず」

春「でも、京子は…私達は誤解していた」

春「きっと神降ろしは京子の本当の能力ではなくて…あくまでも副産物」

霞「副産物?」

春「はい。神降ろしは姫様と戦って、勝利したが故に得た力なんだと思います」

春「実際、京子は新道寺との合宿時、談合ではありましたが、姫様に勝ってますから」

春「その時、同卓していた私とも良く似た打ち方をするようにもなりましたし…」

春「…何より、今の京子が使った能力は全て彼女が戦い、そして勝利してきた相手のモノですから」

春「まず間違いはないと思います」

初美「戦った相手…と言う条件なら、目の前にダブリー使いの大星さんがいる訳ですしねー」

初美「まったく後がない状況で出し惜しみしている余裕もない訳ですし」

初美「何より、『制する者』としての須賀家の逸話的にも勝った相手…と言うのは当たらずとも遠からずだと思うのですー」


湧「須賀家の逸話…」

霞「神代家の敵を打ち倒し、その力を取り込むことで強くなり続けた一族…」

霞「まぁ、現代に近づくに連れて敵も少なくなって…」

霞「何より、経緯が経緯故に内部分裂も激しかったから本家筋はもう京子ちゃんしかいないけれど…」

明星「それでも…その血は間違いなく京子さんの中に流れている…と言う事ですか」

初美「ま、あくまでも私のは推察に過ぎないですけどね」

初美「でも、ここで誰よりも京子ちゃんの事をよく知っていて…そして『識る者』でもあるはるるがそう言うんですから」

初美「きっと間違いはないのですよー」

春「……でも」

湧「…え?」

春「…夢見がちな考えかもしれない」

春「ただの欲目…なのかもしれない」

春「…けれど…私は…こう…思いたいです」

春「アレは須賀家に流れる血じゃなくて…『制する者』の力ではなくて…」

春「京子自身がこれまで積み重ねてきた…努力の結晶だって…」

春「京子が麻雀を通じて多くの人と繋いできた絆が…力になっているんだって」


明星「春さんはロマンチストですね」

初美「明星ちゃんはそういう考え方嫌いですかー?」

明星「嫌いと言うか…無理があるというだけですよ」

明星「京子さんは確かに努力してきました」

明星「でも、京子さん以上に努力してきた人たちは沢山います」

明星「京子さん以上に慕われているプロも数えきれないほどいるでしょう」

明星「ではそんな人達が京子さんと同じ能力を持てるかと言えば、答えは否です」

明星「…そもそも…京子さんは今まであんなに頑張って…苦しんできたんですよ」

明星「それでようやく手に入れられた能力がその他大勢と一緒だなんて可哀想じゃないですか」ポソ

霞「ふふ、何だかんだ言って明星ちゃんも京子ちゃんにデレデレよね」

明星「べ、別にデレている訳では…私は霞お姉さま一筋ですし…」チラッ

霞「そう言っている最中も画面の中の京子ちゃんをチラ見してる時点で説得力は感じられないわね」

明星「そ、それは…」カァァ


巴「でも、それだけ強力な能力を使って大丈夫かしら…」ポソ

春「…昨日は姫子さんの誘いで一日色んな人と打ってたはずだから…勝った相手と一口に言っても莫大なはず」

春「今までは姫様の神降ろしだけを使っていたから考える事も少なかったけれど…それら全てを使いこなそうとするのはかなり大変」

春「例え、京子の能力に反動がなくても頭の中がこんがらがって厳しいと思う」

春「でも…」ジィ

湧「…京子さあ、笑っちょっね」

霞「京子ちゃんは元々、麻雀の事がとても大好きな子だから」

巴「きっとまだ戦えるのが…チャンスがあるのが嬉しいのでしょうね」

春「…うん。そして…こういう表情をする時の京子は強い」

春「心から麻雀を楽しんでいる時の勝負強さは本当にビックリするくらいだから…」

春「きっと…京子はやってくれるはず」

春「私達の期待にも…きっと応えてくれる」


穏乃「(あは、あははははははっ!)」

穏乃「(今の…本当に凄かった…!)」

穏乃「(私…もう須賀さんに何回も凄いって言ってるけど…)」

穏乃「(その中でも飛び抜けて…今のは凄かった!!)」

穏乃「(だって…九人だよ?)」

穏乃「(たった一回…一局和了る為だけに京子さんはそれだけの人から力を借りてた)」

穏乃「(勿論、その中には私の知らない人も沢山いた訳だけれど…)」

穏乃「(でもでもっ…そんなの気にならないくらい…すっごくドキドキした…!)」

穏乃「(次に何が出るんだろう…誰が来るんだろうって!)」

穏乃「(最初はビックリしたけれど…でも、次からはワクワクとドキドキが止まらなくて…)」

穏乃「(まるで…サーカスみたいだった)」

穏乃「(見てる人を楽しませてくれるワクワクとドキドキだった!)」

穏乃「(プロの試合よりもずっと興奮して…楽しい一局だったよ!!)」ニコ


淡「(まったく…半べそかいてたと思ったらもう笑顔になっちゃってるよ)」

淡「(ちょっと心配してやったのが損しちゃったじゃん…)」

淡「(…まぁ、それだけさっきの一局が楽しかったって事なんだろうけどさ)」

淡「(実際…私もあんなの初めてだった)」

淡「(まるで何人もの相手が同じ席に座っているみたいな感覚で…)」

淡「(でも…それは振り回されていると言うよりも…目を惹きつけられる感じで…)」

淡「(なんて言うか…夢中になってた)」

淡「(勿論、金髪が敵だってのは忘れてないし…今が絶望的な状況だってのも分かってる)」

淡「(でもさ…)」

淡「(でも…楽しかったんだよ)」

淡「(絶望的な状況だって言うのを忘れて…)」

淡「(その麻雀がもっと見たいと…そんな事を思ってしまうくらいに)」

淡「(ただ勝つだけ、和了っただけじゃなくて…見てる私達をドキドキさせるような打ち方をされて…)」

淡「(悔しい…)」

淡「(最強である淡ちゃん様が…そんな風に手なづけられちゃうだなんて…)」

淡「(だけど…そんな風に楽しんでる自分が嫌じゃなくて…)」

淡「(今も…私は何処かドキドキしていて…)」

淡「(次の局を…楽しみにしてる)」

淡「(次は一体、どんな麻雀が見られるんだろうって…ワクワクしちゃってる…)」


京子「(よし…一局使って…何となく能力の把握も出来てきた)」

京子「(基本的に一つの動作で一つまでの能力なら発動出来るみたいだ)」

京子「(例えばツモる時にはマホちゃん、打牌する時には藤原さん、待ってる間は天江さんって形で切り替えられる)」

京子「(お陰で高鴨さんの能力を躱しながら、咲と勝負する事が出来てるんだけれど…)」

京子「(ただ…それも何時まで続くか…だよな)」

咲「…」ゴゴゴ

京子「(…今のは正直、運が良かった)」

京子「(まだ手探り感が消えてないこの状況で…咲から和了を奪えたんだから)」

京子「(恐らく後一手でも遅れてしまっていたら、咲の方が和了っていたはずだ)」

京子「(けれど…俺は和了れた)」

京子「(ほんの一手だけれど…先んじる事が出来た)」

京子「(…俺にはもう神降ろしの力はないけれど…神様だって手を貸してくれないけれど…)」

京子「(それでも、流れは今、俺にある)」

京子「(本能的にしか能力を把握出来ていなかった一局目を凌げたのが何よりの証拠)」

京子「(…最悪は間違いなく乗り越えられた)」

京子「(なら…後は登っていくだけ…!)」

京子「(このまま…逆転まで突き進んでやる…!)」

京子「ツモ。1600オール!」


咲「(…なん…で?)」

咲「(どうして…また京ちゃんの方が先に和了れるの…?)」

咲「(私だって決して遅いって言う訳じゃない…)」

咲「(カンだって出来てるし…このオーラス二局だってテンパイはしてる…)」

咲「(感覚的にはもう一巡か二巡あれば…和了る事だって出来たはずなのに…)」

咲「(なのに…どうして京ちゃんなの?)」

咲「(確かに…今の京ちゃんは…凄い)」

咲「(こんな風に色んな能力を扱えるなら今まで出し惜しみしている理由なんてないし…)」

咲「(もうギリギリで後がないっていう状況で…また強くなっただと思う)」

咲「(本当に…本の中の主人公みたいだよ)」

咲「(何度も私の予想を上回って…食い下がって…それで…)」

咲「(こうして…私を相手に…希望を見いだせるだけの場所まで来た)」

咲「(少なくとも…京ちゃんは自分が勝つのを疑ってない…)」

咲「(高鴨さんも大星さんも…京ちゃんが勝つのを…何処か期待してる)」

咲「(私の中でも…さっきまで確固として揺るがなかった優勝が…遠のいていくのを感じて…)」


咲「(…でも…っ!でも…私は捨てたんだよ!)」

咲「(京ちゃんに勝つ為に…もう要らないって!)」

咲「(他の人なんてどうでも良いって…そう思ったのに…!)」

咲「(なんで…何も捨ててない京ちゃんがここに来れるの…!)」

咲「(私と同じところまで来て…邪魔するの…!!)」

咲「(もう少し…なのに…!)」

咲「(もう少しで元通りになれるのに…!!)」

咲「(なんで…よりにもよって京ちゃんが…私の邪魔…するの…!!!)」

咲「(それだけ…私の事が…許せない…?)」

咲「(こんなに私の邪魔をするくらい…嫌いなの…?)」

咲「(そんなに…滝見さんの事が…好き…なの…?)」

咲「(だったら…)」

咲「(だったら、私は…今まで…何の為に…)」

咲「(何の為に…ここまで…頑張って…来たの…?)」

咲「(……もう疲れた)」

咲「(……疲れちゃったよ…私)」ポロ




京子「…宮永さん、どうして泣かれるのですか?」

咲「…え?」

京子「今の麻雀…楽しいとは思えませんか?」

咲「…楽しい…?」

京子「えぇ。貴女は知っているはずですよ」

京子「麻雀の楽しさも、熱さも、そして無情さも」

京子「そして…その中で生まれた絆の大事さも」

咲「絆なんてもう私には…」

京子「いいえ。あるはずです」

京子「良く思い返してください」

京子「貴女の仲間は、一人ここで戦っている貴女を見捨てるような人ですか?」

京子「貴女のライバルは、そんなに必死に戦う貴女を悪しように思う人ですか?」

咲「それ…は…」

京子「そこで言い淀んだ…と言う事は、そうではないと少しでも思っているという事ですね」

京子「…ならば、宮永さんはまだ大丈夫です」

京子「貴女はまだ戻れる」

京子「貴女は何も犠牲になどしてはいません」

京子「少し大事な事を忘れてしまっただけですよ」


咲「でも…でも、私は…!」

京子「勝ちたい…ですか?」

咲「…………分からない…よ」

咲「私の気持ちも…京ちゃんが一体、何をしたがっているのかも…」

咲「もう…全部分からなくなって…それで…」ウツムキ

京子「……何度も言いますが、私は須賀京太郎ではありません」

京子「ですが、それでも私の望みを言わせてもらえるならば」

京子「それは…たった一つしかありません」

咲「それは一体…」

京子「楽しんでもらう事です」ニコ

咲「…え?」

京子「私は麻雀が好きです」

京子「どうにもならない事は沢山ありました」

京子「実力不足に涙を飲んだ回数など数えきれません」

京子「一時期は勝つ事を諦めて腐っていた時期もあったくらいです」

咲「…京ちゃん…」


京子「でも…それでも私は麻雀の事が嫌いになれませんでした」

京子「どれだけ負け越しても…届かない差に打ちひしがれても…」

京子「私を支えてくれる人がいて…導いてくれる人がいて…叱咤してくれる人がいて…」

京子「それで…こんな晴れやかな舞台にまで来る事が出来ました」

京子「…私はそれに感謝しています」

京子「ここまで私を連れてきてくれた人たちにも…」

京子「そして…決勝という最高の舞台で共に戦ってくれる宮永さん達にも」

咲「私達にも…?」

京子「えぇ。だって、麻雀はどれだけ強くても、一人では出来ない競技ですし」

京子「何より私がこの卓でこれほどまでに強くなる事が出来たのは宮永さん達が強敵であるからです」

京子「私は敵としてそれに敬意を払い、そして感謝しています」

京子「ですが…私は不器用な女ですから」

京子「その感謝を表現する術を…戦う事以外に知りません」

京子「自分の全力を…全力以上をぶつける以外に、私の感謝する全てに報いる方法を知らないのです」


京子「無論、これは最後の足掻きです」

京子「たった一回でも他の誰かに和了られてしまえば終わる風前の灯火」

京子「ですが、私はその灯火が消える最後の瞬間まで、諦めず戦い続けたい」

京子「負けた後であっても…誇りある敗者でありたい」

京子「そして…出来れば貴女達にもそんな私との麻雀を楽しんで欲しい」

京子「この不条理で…でも、ソレ以上に心踊る遊戯を」

京子「結果が出る最後の瞬間まで…一緒に…楽しんで欲しいんです」ニコ

咲「…京ちゃん」

京子「…さて、無駄話が過ぎました」

京子「お二方も、お待たせてすみません」

淡「…まぁ、流石にあそこで口を挟むほど無粋じゃないし」

淡「それに…淡ちゃん様が優勝した後で文句言われるのも癪だしね」

咲「…え?」

淡「…何?もしかして金髪しか眼中になかった?」

淡「言っておくけど、私だって諦めた訳じゃないよ」

淡「私だってまだ逆転可能圏内なんだから」

淡「金髪がツモ和了繰り返してるお陰で、点差は離れてないし」

淡「油断してると優勝持ってっちゃうよ?」ニヤリ


穏乃「私は今のところ逆転不可能圏内だからなー…」ポリポリ

穏乃「でも、諦めたり自暴自棄になるつもりはないよ」

穏乃「もしかしたら須賀さんが何度も宮永さんに直撃させて点差を縮めてくれるかもしれないし…」

穏乃「何より…最後まで勝負は分からないって須賀さんを見てたら思ったから」ニコ

京子「ふふ、光栄です」

穏乃「えへへ、こっちこそ!」テレ

穏乃「こんな凄い戦いを間近で見られて…私、とっても嬉しいよ!」ニコー

穏乃「…でも、優勝旗とか貰えるとさらに嬉しいから…」

穏乃「私も優勝を諦めるつもりは…まったくない!」

穏乃「可能性がほんの少しでもあるのなら…それに賭けてみせる!」

穏乃「だから…私の方の警戒も忘れちゃダメだよ?」

穏乃「今の私は…役満だって軽く作れそうなくらい熱くなってるからね!」

咲「……」



咲「(…どうして…?)」

咲「(さっきまで…二人とも殆ど心が折れてたのに…)」

咲「(今はこんなに明るく…そして熱くなってる…)」

咲「(自棄になってわざと自信過剰な事を言っているんじゃない)」

咲「(二人とも本当に優勝を諦めていなくて…)」

咲「(ここから勝てるって…勝ってやるんだって…そう思ってる)」

咲「(それもこれも全部…)」チラッ

京子「さて…では、三本場行きましょうか」

淡「言っとくけど四本場になんか突入させてあげないからね!」

穏乃「私は延長戦上等なんだけどなー」

咲「(…京ちゃんの所為)」

咲「(たった二局…その間に見せた…京ちゃんの麻雀が…二人を変えた)」

咲「(今まで高鴨さんも大星さんも…何処か気負ってるところがあったのに…)」

咲「(今はもうそんなのなくなって…表情がキラキラしてる)」

咲「(まるで…麻雀に初めて触れた子どもみたいに…)」

咲「(…昔の…私みたいに…楽しそうに…嬉しそうに…してる…)」グッ


咲「(…私、何時からあんな顔しなくなったんだろう…)」

咲「(昔は…麻雀が凄く楽しかったはずなのに…)」

咲「(勝っても負けても…最後には笑顔になれたはずなのに…)」

咲「(何時からは…私は麻雀が全然、楽しくなくなって…)」

咲「(ただ京ちゃんと会うための…償いの為の道具になって…)」

京子「それポンです」

淡「げ…これ鳴くの…?」

穏乃「って言うか、それ裸単騎になってますけど…」

京子「ふふ。この裸単騎には魔法が掛けてありますから」

淡「魔法…!?」ワクワク

穏乃「えー…なんか怖いなー…」

咲「(……あぁ、そうだ)」

咲「(…私、自分から仕舞いこんでたんだ)」

咲「(京ちゃんにさよならもちゃんと言えなかった私が…楽しんじゃいけないって)」

咲「(そういうのは京ちゃんに謝ってからにしないといけないって…)」

咲「(でも…でも…私…)」


咲「…楽しい」

淡「ん?」

穏乃「え?」

咲「…麻雀って…楽しいね」ポロ

咲「私…やっぱり…麻雀の事…大好きだよ…」

咲「ドキドキするし…ビックリして…面白くて…」

咲「…今だって私…とっても…楽しんでる…」ポロポロ

京子「…えぇ。私もですよ」

京子「麻雀は遊びなんですから」

京子「楽しんで良いんです」

京子「楽しくて当然なんですよ」スッ

京子「ハンカチです、良ければ使ってください」

咲「…あり…がとう」グス

淡「もう…清澄は泣き虫だなー」

淡「トップがそんなに泣いてちゃダメだよ」

淡「もっとドシンって構えて、追いかける連中をバッタバッタとなぎ倒すくらいじゃなきゃ」

穏乃「…それってつまり私達がなぎ倒されるって事になると思うんですが」

淡「こ、この局で逆転して私がなぎ倒す側になるから良いの!」カァ


京子「あら、それはありませんよ」スッ

京子「ふふ、やはりぼっちではなかったようですね」

京子「ツモ。2000オールです」パララ

淡「うわぁ…裸単騎なのに一発…」

穏乃「…そう言えば去年、裸単騎で凄い和了率誇ってた人いたっけ」

京子「あら、何の事でしょう?」ニコ

淡「白々しいなー…もう」

京子「私は凡人ですから、早々、手の内を明かすような真似が出来ないってだけですよ」

穏乃「須賀さんみたいな凡人はいないと思うなー…」

淡「…腹立つけど阿知賀に同感かも」

京子「…いや、お二人に比べれば遥かにマシでしょう?」

穏乃「いや、須賀さんが一番おかしいです」

淡「うんうん。金髪が一番、おかしい」

京子「えー…」

咲「……ふふっ」


穏乃「…あ、宮永さん、元気になった?」

咲「……うん。…その…ごめんね」

咲「色々と…ピリピリしちゃって」

穏乃「良いよ、インハイ決勝だもん」

穏乃「ピリピリして当然だろうし、色々と事情もある事くらい何となく分かってるから」

穏乃「それに、謝るのはまだ早いよ」

穏乃「私がこのまま逆転しちゃって謝らなきゃいけない立場になるかもだからね!」

淡「ないない。ここから華麗な逆転決めるのは淡ちゃん様ですー」

淡「阿知賀の出番はないから引っ込んでると良いよ!」

咲「…負けないよ」

咲「私だって譲れないものはあるんだから」

咲「(…そうだ。私の中には…沢山あった)」

咲「(譲れないもの…本当は捨てちゃいけないもの)」

咲「(でも…今まで私はそれを蔑ろにしてきた)」

咲「(私は…償わなければいけなかったから)」

咲「(京ちゃんが…一番大事だったから)」


咲「(…でも…)」

咲「(私…良いんだよね)」

咲「(欲張りになっても…ワガママな子になっても…)」

咲「(少なくとも…京ちゃんは言ってくれた)」

咲「(大事なものも京ちゃんも…両方手に入れちゃっても良いって)」

咲「(何も捨てなくても、ここまで来れるんだって…見せてくれた)」

咲「(麻雀は楽しむものなんだって…思い出させてくれて…)」

咲「(…沈むだけだった私の心を引き上げてくれた)」

咲「(何より…京ちゃんは私との約束を護ってくれていたんだ)」

咲「(開会式の日に私が一方的に交わした…麻雀しようって約束を)」

咲「(別れたあの日に交わしたのと同じ約束を…ただただ、守ろうとしてくれていただけ)」

咲「(……それなのに私は嫉妬したり不安になったりして…本当に恥ずかしいよね)」

咲「(まぁ……滝見さんのキスの件は忘れてないけれど)」ジト

京子「…っ」ゾクッ

咲「(…でも、やっぱり…そう京ちゃんは京ちゃんだったね)」クス

咲「(何時だって私を護ってくれる)」

咲「(約束も…心も…全部)」

咲「(本当に…京ちゃんは私のヒーローだよ)」

咲「(世界一格好良い…私だけの主人公さん…)」


咲「(…でも、だからこそ)」グッ

咲「(だからこそ…私は勝利を譲れない)」

咲「(私はここまで頑張ってきた京ちゃんに報いる方法を…ソレしか知らないから)」

咲「(ここで負けてしまったら…京ちゃんと二度と会えなくなってしまいそうだから)」

咲「(負けてしまったら…和ちゃん達に謝るキッカケさえ失ってしまいそうだから)」

咲「(だから…私は負けられない…)」

咲「(次こそ…和了る)」

咲「(次こそ京ちゃんを止めて…)」

咲「(清澄の優勝を…私が決めるんだ…!)」

京子「ふふ、三人ともやる気ですね」

京子「…では、そろそろフィナーレといきましょうか」ゴウッ

咲「っ!?」


穏乃「(これって…!?)」

穏乃「(今までの親番の時と同じ感覚…!)」

穏乃「(出来れば連荘希望だったけど…これは…まずいかな)」

淡「(つまり最初の親番の時と同じく、高い打点と速度がまた襲い掛かってくるって事だよね…)」

淡「(今までの三連荘で金髪と清澄の点差が大分縮まってるし…)」

淡「(阿知賀の能力封じの影響がもう金髪にない事を考えると…)」

淡「(和了方次第じゃ、本当にこのまま終わらせられかねない…!)」

咲「(…それが京ちゃんの切り札なんだね)」

咲「(土壇場で…京ちゃんが本当に頼れる切り札)」

咲「(…それが私じゃないのはちょっとだけ寂しいけれど…)」

咲「(でも…これが京ちゃんの全力以上なら…)」

咲「(私も全力で正面から相手をして…そして勝つ)」

咲「(京ちゃんに打ち勝って…この戦いを終わらせるんだ…!!)」



京子「(つー訳で、よろしくな、神様)」

―― まったく汝は…。

―― 本当に呆れた男だな。

―― 我は汝に失望したとそう言ったはずだが。

京子「(こうして降りてきてくれる時点で説得力ねぇよ)」

京子「(俺の神降ろしなんて、ただの猿真似みたいなもんだしな)」

京子「(強制力なんて欠片もないんだから、その気になれば拒否出来るはずだろ)」

京子「(それにさ、俺は謝りたかったんだ)」

―― 謝る?

京子「(あぁ。こんなにも俺に目をかけてくれてたのに…失望させてごめん)」

京子「(いや…失望した演技をさせてしまってごめん、って方が正しいか)」

―― ……。

京子「(神様は知ってたんだろ、俺の能力)」

京子「(そして…自分がいたら俺が何時まで経っても神様頼りで気づけ無かった事も)」

京子「(だから…突き放した)」

京子「(今も俺のところに降りてきてくれるくらい気にしてくれているのに…)」

京子「(そうしなければ一欠片の勝機すら見いだせないと分かっているからこそ突き放すしかなかった)」

京子「(…だから…ごめんな)」

京子「(俺の心がもっと強ければ…神様にそんな辛い真似させる事はなかったのに)」

京子「(俺が最初から自分の能力に気づけていれば…悪役になんてさせる事なかったのにさ)」



―― ……謝るのは我の方だ。

京子「(え?)」

―― 汝の言う通り、我は全てを知っていた。

―― 知っていて…その上で黙っていた。

―― それは例え善神であろうと人間を過度に導こうとした結果、不幸にさせてしまうという実例を知っているからという事もある。

―― …だが、幾ら神とて決して邪な感情がない訳ではないのだ。

―― 長年、見守ってきた子孫の中でついに我を降ろすだけの器が現れたと。

―― 我と会話し、心を通わせられるだけの逸材が現れたと。

―― …そう思うとどうしても我の居場所を奪われたくはなかった。

―― 最後に頼られるのはやはり我であって欲しかった。

京子「(…神様)」

―― ……格好悪い話だろう。

―― 結局のところ、我もエゴは捨てきれず…ただ嫉妬していただけなのだから。

―― 汝に神様などと呼ばれる資格はない。

京子「(いや…それでも神様は俺にとって神様だよ)」


京子「(俺に降りてきてくれたのが神様で良かった)」

京子「(貴方じゃなければ、俺はきっとここまで来れなかった)」

京子「(こうしてずっと俺の事を見守ってくれて…)」

京子「(時に俺の事を叱咤してくれて…)」

京子「(今もこうして俺の力になってくれてる神様で…本当に良かったと思ってる)」

―― その所為で要らぬ苦労を背負い込むことになったとしてもか?

京子「(俺は要らぬ苦労だなんて思ってねぇよ)」

京子「(確かに色々と大変だった事はある)」

京子「(でも…俺は今までそれを乗り越えて来られた)」

京子「(乗り越えて…その上で色んな物を手に入れる事が出来た)」

京子「(そして今、その色々な物のお陰で…俺はこうして戦えている)」

京子「(ただの凡人が…超一流と言っても良い化け物達を相手に)」

京子「(こんなにも食い下がる事が出来ているんだ)」

京子「(だから、俺は神様の事を欠片も恨んじゃいない)」

京子「(格好悪いだなんて…欠片も思ってない)」

京子「(寧ろ、ちょっとこそばゆくて照れくさいけれど…嬉しかったよ)」


―― ……そうか。そう言って…くれるか。

―― ありがとう。

―― 汝のお陰で我の心の中にあった刺が一つ抜けたようだ。

京子「(はは、お礼を言うのはこっちの方だっての)」

京子「(それにこれから俺は神様に一つお願いをしなきゃいけない立場だからな)」

―― お願い?

京子「(あぁ。まぁ…どうって事ない頼み事なんだけれど…)」

京子「(この景色を…一見てくれないか?)」

京子「(俺と一緒に…楽しんでくれないか?)」

京子「(きっと…最高に楽しいと思うんだ)」

京子「(こんなに強くて…ギラギラしてる雀士に囲まれる麻雀はさ)」

京子「(神様だって…楽しめるくらいに楽しくて…きっとワクワクするはずだから…)」

―― ……あぁ。

―― あぁ…勿論だ。

―― 最後の最後まで付き合おう。

―― 汝の気が済むまで…共に戦おう。

京子「(…ありがとう、神様)」

京子「(それじゃ…ラストスパート…行くか…!)」ゴウッ


穏乃「(また須賀さんのプレッシャーが跳ね上がった…!?)」

穏乃「(コレ以上、一体、何をするつもりだって言うの…?)」

淡「(…まぁ、金髪が何をするにせよ…負けるつもりはないけれど…)」

京子「…カン」

穏乃「(ってまたカン…!?)」

穏乃「(これは一番最初の親番と同じ打ち方…!)」

穏乃「(確かに今は宮永さん以外に並べる相手がいないのなら、それがベストなのかもしれない…)」

穏乃「(でも…オーラスでもう後がないって状況で、またあんな離れ業をするつもりなの…?)」

京子「さらにカン」

淡「(…やっぱり一回だけで終わるつもりはないよね…!)」

淡「(こっちの牌を引き込んで…ガンガン嶺上牌を引き込んでいく…)」

淡「(正直、清澄を抑えるリターンとリスクが釣り合っていないと思うけれど…)」

淡「(今更、この金髪がリスクがどうこう考えるような奴じゃないよね)」フゥ


淡「(何より…さっき金髪はフィナーレにすると言った)」

淡「(つまり…ここで終わらせるつもりなんだ)」

淡「(まだ金髪と清澄の点差は二万点以上残ってるのに…)」

淡「(直撃でもやすやすとひっくり返るような点差じゃないのに…)」

穏乃「(確かにドラが乗れば一気に手は跳ね上がる)」

穏乃「(でも、晒されている槓子を見る限り、今の須賀さんにドラは載っていない)」

穏乃「(そのまま和了っても恐らく満貫にも届かないだろうから…)」

京子「もう一度カン…!」

淡「(これで三槓子…!!)」

穏乃「(二翻…最初の時と同じく嶺上開花を決めれば満貫手…!)」

穏乃「(ドラは…)」

京子「…」クル

淡「(乗った…!)」ゴクッ

淡「(これで最低二翻から六翻の手に大化け…!)」

穏乃「(最低でも倍満…6000オール…!)」

淡「(ツモ和了でも逆転出来る…!!)」


淡「(まったく…ちょっと格好良すぎでしょ)」

淡「(ホントにここでフィナーレに出来るような大物手、準備しちゃってさ…)」

淡「(淡ちゃん様も何時かザ・ファイナルターンとか言ってゆーげんじっこーしようと思ってたのに…)」

淡「(まさか別の誰かに、しかも、目の前でやられそうになるなんてなー…)」

淡「(でも…正直、あんまり悔しくないんだよね)」

淡「(金髪だったら当然って言うか仕方ないって言うか…)」

淡「(何となく…そんな感じがしちゃってさ)」

淡「(…だから)」

穏乃「(確率的に言えば、それはきっとおかしくない事なんだと思う)」

穏乃「(そもそもこの卓ではあんなにカンが出てるのに、一度もカンドラが和了に乗ってないんだから)」

穏乃「(その初めての一回がようやく須賀さんのカンに乗ったところで、驚くような事じゃない)」

穏乃「(でも…さ)」

穏乃「(でも…事前に須賀さんのフィナーレ宣言を聞いていた所為かな)」

穏乃「(三槓子が出来上がった瞬間、カンドラが乗ったのを見て…ゾクゾクした)」

穏乃「(まるで…これが運命なんだって思うくらい綺麗に出来上がった逆転手…)」

穏乃「(須賀さんが勝つ舞台がもう整ったんだって言うようなそれに…私は…)」



―― その瞬間、誰もが須賀京子の嶺上開花を確信していた。

淡「(…淡ちゃん様が許してあげるから和了っちゃいなさいよ、金髪)」

―― 無論、本来ならばそれは人外と言っても良いような離れ業である。

淡「(今回ばかりは…アンタの格好良さに優勝も譲ったげるからさ)」

―― 嶺の上に咲く一輪の花は全て宮永咲のモノなのだから。

淡「(でも…来年は負けないからね)」

―― その領域に幾ら手を伸ばそうとしても決して届きはしない。

淡「(来年こそもっともっと強くなって…)」

―― 下手にそれを狙おうとしても、主である宮永咲から手痛い一撃を受けるのが関の山。

淡「(必ず阿知賀にも清澄にも…そして金髪…須賀京子にも…)」

―― だが、須賀京子はその領域に足を踏み入れた。

淡「(必ず…リベンジしてやるんだから…!)」


―― 誰よりもその主を理解しているが故に。

穏乃「(怖く…ないんだよね、実は)」

―― 誰よりもその主に近かったが故に。

穏乃「(勿論、須賀さんがこのまま和了らないってそう思い込んでいる訳じゃなくって…)」

―― 不可能だとそう思う多くの人々の前でそれを可能にして見せたのだ。

穏乃「(寧ろ、このまま嶺上開花を決めるとそう思っているけれど…)」

―― それを不可能だと、無謀な挑戦だと嘲笑うものは誰一人としていない。

穏乃「(でも、怖いと言うよりも、それが楽しみなんだ)」

―― 須賀京子は既に無謀な挑戦者などではないのだから。

穏乃「(それは私にとって、敗北も同じだって分かっているけれど…)」

―― 下馬評をひっくり返し、絶望的な状況でも諦めず、そして今も逆転への切り札を手に入れた雀士。

穏乃「(でも…もう私、逆転不可能な点差がつけられちゃってる所為かな)」

―― それは老若男女問わず、人と言うものを惹きつけるものだ。

穏乃「(私、須賀さんが勝ってくれるのを期待してる)」

―― 故にその瞬間の須賀京子は誰からも期待と興奮、そして信頼を寄せられ。

穏乃「(私…仮にも敵なのに…須賀さんがまた不可能を現実にしてくれるところを期待しているんだ)」

―― 須賀京子の勝利を疑うものは誰一人としていなかった。


































―― ただ一人。

咲「(…あぁ、やっぱり…そうなんだ、京ちゃん…)」

―― 識る者よりも、ずっと長く深く須賀京子の側にいて。

京子「…嶺上開花……」スッ

―― 未だ誰よりも須賀京子の事を理解している少女以外は。

京子「ならず……ですね」

































咲「(さっきのフィナーレ宣言は…勝てると確信したからじゃなかった)」

咲「(そうしなければ…勝てなかったからだったんだ)」

咲「(京ちゃん…やせ我慢してたけど、もう限界に達してて…)」

咲「(さっきから一つの能力しか使っていなかったのも、きっともう能力の変更すら出来なくなってしまったから)」

咲「(それでも…京ちゃんは勝ちに来てくれた)」

咲「(全力で…最後の最後まで諦めずに)」

咲「(私と…最高の麻雀をしてくれた)」

咲「(…本当は私も…もっとこうしていたい)」

咲「(この楽しい麻雀を出来るだけ長く続けていたい…)」

咲「(でも…こんなになるまで頑張ってくれた京ちゃんに手を抜く方が失礼)」

咲「(…だから、ちょっと名残惜しいけれど…)」

京子「…」スッ

咲「それロンだよ」

咲「2900…これで…」

京子「…えぇ。終局です…ね」トサ


咲「…京ちゃん」

京子「ふふ…やはり宮永さんは強いですね」

京子「まさか直撃を取られるとは思いませんでした」

咲「前半戦最初の親番の時には良いようにしてやられたからね」

咲「この中で私が一番、和了りやすいのは京ちゃんだし…ちょっと仕返しを狙ってみようかなって」

京子「…えぇ。見事なリベンジでした」

京子「完全に手を読まれた以上…何を打っても和了られていたでしょうし…」

京子「私の…完敗…ですね」

咲「完敗って言うほど楽勝だった訳ではないけれどね」

咲「最後のアレをツモ和了られていたら、逆転されていた訳だし…」

京子「ですが…私が先行してカンをした後…宮永さんが追いかけなかったのは…」

京子「私が和了れない事が…最初から…分かっていた…からでしょう?」

咲「…うん。それと京ちゃんがもう限界なのも…」

京子「そんな事はない…と言いたい…ですけれど…」

京子「…でも、今は…正直…強がる気力も…ないですね」フゥ

咲「…京ちゃん」


京子「実際…こんなに疲れたのは…久しぶりなくらいですよ」ドッ

淡「な、なんかすっごい汗出てるし…顔色も悪いよ…?」オロオロ

穏乃「え、えっと…ハンカチ使います…?」

京子「…いいえ。そのお気持ちで結構です。ありがとうございます」フルフル

京子「それより…宮永さん」

咲「…うん」

京子「…敗者である私が…貴女に…言える事では…ありませんが…」

京子「一つ…お願いを…聞いては…貰えませんか?」

咲「…お願い?」

京子「えぇ…」コクン

京子「きっと…宮永さんは…これから大変な事が…あると思います」

京子「辛い事も…きっと少なからず…ある…でしょう」

京子「心折れそうになる…事だって…あるかも…しれません」

咲「……うん」


京子「そういう時は…周りを…見渡して…ください」

京子「貴女の側には…きっと…貴女の手助けに…なりたいと…そう思っている人が…いるはず…ですから」

京子「貴女に手を…差し伸べてくれる…人は…きっと沢山…いるはずだから…」

京子「何でも…自分一人で背負い込まなくても…良いんです…」

京子「少しくらい…甘えてしまっても…大丈夫…ですよ」

京子「貴女は…それくらい…魅力的な女の子で…」

咲「待って。それはどういう意味…?」

京子「…」

咲「…やめてよ、そんなの」

咲「まるで…お別れの言葉みたいな事言うの」

咲「これから…でしょ?」

咲「私…ちゃんと約束護ったんだから…」

咲「また…元通りになって…何でも言い合える仲に戻って…」

京子「…『京ちゃん』は…貴女には…もう必要…ないもの…です」

咲「っ!そんな事ない!!」

咲「京ちゃんは…私の事、いっつも助けてくれた!」

咲「今だって私の心を救ってくれた!」

咲「麻雀が楽しいって気持ちを取り戻してくれた!!」


咲「…私にとって…京ちゃんはヒーローなんだよ…」グッ

咲「何時だって私の事護ってくれて…ちょっぴり意地悪だけど格好良くて…」

咲「辛い時には誰よりも側で支えてくれて…」

咲「私にとって大…大…」チラッ

穏乃「…ぅ?」

淡「…?」キョトン

咲「……大事な幼なじみなんだから」

京子「…宮永…さん」

咲「だから…そんな事…言わないでよ…」

咲「他の人に頼れだなんて…そんな事言わないで…」

咲「昔みたいに、京ちゃんが私の事…助けてくれるんでしょ?」

咲「今、私を引き上げてくれたみたいに…支えてくれるんでしょう?」

咲「これからも…ずっと…ずっと…」

咲「私の側に…いてくれるんだよ…ね…?」

京子「…………無理…です」

咲「っ!?」


京子「…何度も言いますが…私は『京ちゃん』…ではない…のです」

京子「今…この瞬間…『京ちゃん』の…代わりをした…だけですから…」

京子「…こうして…私と貴女が…会うのも…これで…最後…」

京子「もう…二度と…会うことは…ない…でしょう…」スクッ

咲「ま、待って…京ちゃん…!!」

京子「…宮永さんも…そしてお二人も…お疲れ様でした」

京子「ちょっと…気分が悪いので…このまま…帰らせて貰います…ね」

穏乃「あ、え、えぇっと…お疲れ様でした」

淡「何か良く分かんないけど…無理しちゃダメだよ…?」

京子「えぇ…ありがとう…ござい…ます…」ユラ

咲「っ!!京ちゃ」ガタ

咲「あっ」ガス

咲「ふに゛ゃっ!?」ドサ


京子「(…あぁ、懐かしい声がするな…)」ピタ

京子「(咲の奴…良くあんな声出しながら何もないところで転んだりしてたっけ…?)」

京子「(…で、咲は恥ずかしがり屋で意地っ張りだから…)」

京子「(転んだ事が恥ずかしくて中々、起きようとしないんだよな…)」

京子「(だから、大抵、咲が起きるのは…俺が手を差し伸べた後で…)」

京子「(恥ずかしそうにしながら…アイツも俺の手を取ってくれて…)」

京子「(もう二度と転ぶなよって言いながら、手を繋いで…)」

京子「(…そんな関係に俺も戻りたい…よ)」グッ

京子「(本当はいますぐ、咲のところに言って起こしてやりたい…)」

京子「(あの何処か危なっかしい幼なじみを誰よりも間近で護ってやりたい…)」

京子「(好きなんだよ…仕方ないだろ…)」

京子「(こうして全部、終わった後なのに…)」

京子「(自分で咲の事を突き放したのに…)」

京子「(それでも…それでも俺は、まだ咲の事が、好きで好きで堪らなくて…)」

京子「(咲の言う通り、元の関係に戻りたいってそう思ってる…)」


京子「(…でも、ダメなんだよ…)」

京子「(俺が側にいるメリットよりも…デメリットの方が遥かに大きい)」

京子「(俺がどれだけ咲を護っても…支えても…ソレ以上に迷惑を掛けてしまうんだ)」

京子「(だから…俺は咲の側にいない方が良い)」

京子「(咲にとって…いや、多くの人にとって、俺は疫病神みたいなものなんだから)」

京子「(側にいちゃ…いけない)」

京子「(きっと今も俺に起こしてもらうのを待ってる咲を…助けてやっちゃいけない)」

京子「(俺は…もう他人なんだ)」

京子「(決勝戦が終わった今、咲と何の関係もない人間になったんだから…)」

京子「(咲と繋がってた最後の縁も…ぷっつりと切れてしまったんだから…)」

京子「(…振り返るな、須賀京太郎)」

京子「(振り返ったら…絶対に手を差し伸べてしまう…)」

京子「(アイツの側にいたくなってしまう…)」

京子「(固く決めたはずの今の気持ちだって…きっと揺らいでしまうから…)」スタ


咲「(い、痛い…)」

咲「(椅子から立ち上がる時におもいっきり足取られて転んじゃった…)」

咲「(うぅ…最近はこんな風なドジも見せなかったのに…)」

咲「(でも…これはチャンスかも)」

咲「(京ちゃんはこうやって転んだ子をそのままにしておけるタイプじゃないし…)」

咲「(きっと…帰ってきてくれる…)」

咲「(昔みたいに手を差し伸べてくれる…)」

咲「(京ちゃんは私の事を無理やり引き離す事が出来ないだろうし…)」

咲「(私の事を起こしに来てくれた時に捕まえて、根気よく説得すればきっと京ちゃんも分かって…)」

京子「…」スタ

咲「…ぇ?」

咲「(…どうして?)」

咲「(どうして京ちゃん…私から離れていくの…?)」

咲「(何時もなら…すぐに気づいてくれるのに…)」

咲「(仕方ないなって…呆れるように言いながら手を差し伸べてくれるはずなのに…)」

咲「(京ちゃんの足はまるで私の事なんか興味ないみたいに扉に進んで…)」


咲「(…嘘…だよね?)」

咲「(京ちゃんが…私の事を無視するなんて…)」

咲「(そんなの…そんなの…嘘に決まってる…)」

咲「(だって…京ちゃんなんだよ…?)」

咲「(子どもの頃からお人好しで…明らかにタイプの違う私とだって仲良くなった京ちゃんが…)」

咲「(転んだ私の事を…放っておけるはずない…)」

咲「(でも、私が転んだ時に京ちゃんが一瞬、立ち止まったことを考えれば…)」

咲「(気づかなかったとか…私の事が面倒になったとか…そういうのじゃない事が分かる)」

咲「(…なのに、実際に京ちゃんは私から離れていって…)」

咲「(もう…扉に手を掛けるところで…)」

咲「(…京ちゃん…きっともう決めちゃってるんだ…)」

咲「(私と関わらないって…)」

咲「(本当にこれで最後にするんだって…)」

咲「(きっと…京ちゃんの中でそれはもう決まっちゃってる事で…)」ジワッ


咲「(嫌…だ…!)」

咲「(ここで京ちゃんとお別れするだなんて…絶対に嫌…!)」

穏乃「い、痛そう…大丈夫ですか?」

淡「思いっきり顔からいちゃってるもんね…立てる?」スッ

咲「京ちゃん!」ガバッ

淡「あわっ!?」ビクッ

咲「待って…!お願い…!」

京子「…」ガチャ

咲「私、まだ言いたい事が沢山あるの!」タッタッタ

咲「京ちゃんに言いたい事…全然、言えてないの!」

咲「京ちゃんの事…何も聞けてなくて…知らないままで…!」

咲「だから…待って…!待ってよ…京ちゃん!!」

咲「これでお別れなんて私、絶対に嫌だよ…!!」ガチャ

「あ、宮永選手だ!」

「宮永選手が出てきたぞー!」

咲「…え?」


「宮永選手!優勝おめでとうございます!」

「まずは決勝戦の感想から聞かせてください!」

「優勝しましたけれど、今、どんな気分ですか!?」

「仲間やファンの皆さんに一言お願いします!」

京子「…」フラフラ

咲「(っ!京ちゃんがいっちゃう…!)」

咲「お願いします!通して…!通してください!!」

「一言だけ!一言だけで良いですから!」

「おい、まてよ、こっちが先だぞ!」

「須賀選手のインタビュー出来ない分、宮永選手で文字数稼がないと埋まらないんだよ!」

「こっちだってそれは同じだ!」

「だから、おねがいしますよ、宮永選手」

「一言だけ貰えれば私らもデスクにどやされなくて済みますし」

咲「そんなの知りません!」

咲「どいて…!どいてください!」

咲「京ちゃん!!京ちゃん!!!」


京子「(あぁ…やばいな、コレ)」フラフラ

京子「(足元が完全に覚束ない感じだ…)」

京子「(まさか…能力の限界使用がここまで身体に負担を掛けるもんだったとは)」

京子「(神様が言うには…能力使用の代償らしいけれど…ちょっと情けないよな)」

京子「(まぁ…情けないと言えば…)」ポロ

京子「(…こっちの方も…相当だけど…さ)」

京子「(胸が…痛い…)」ズキズキ

京子「(俺の後ろで咲が呼ぶ声が…ずっと胸の内で反響してて…)」

京子「(今にも…泣きそうだった…アイツの声が…ずっとずっと止まらなくて…)」

京子「(…涙が…涙が…止まらない…)」ポロポロ

京子「(ただでさえ汗が酷いってのに…この上、涙なんて漏らしたら化粧が堕ちてヤバイ事になる…)」

京子「(そんな事は…俺にだって分かってるのに…)」

京子「(俺はあんなに大事だった咲を見捨てたんだって…これでもう終わりなんだってそう思ったら…)」

京子「(まるで涙腺が壊れたみたいに…後から後から涙が溢れてきて…)」

京子「(…俺は…後悔…してる…)」

京子「(どうして咲ともっと一緒にいてやらなかったのか…)」

京子「(手遅れになるまで…自分の気持ちに気づいけなかったのか…)」

京子「(もっともっとアイツと思い出を作らなかったのか…)」

京子「(そんな情けない『もしも』の言葉が幾つも浮かんできていて…)」

春「京子」

京子「…ぁ」


明星「京子さん、大丈夫ですか…!?」

湧「どっか辛かの…?」

巴「恐らく能力の使いすぎね…」

初美「控室まで行って、ちょっと休めば問題ないのですよー」

京子「…皆、その…私…」

京子「(…ダメだ…泣き止まなきゃ…)」

京子「(こんなところ見せたら…心配させてしまう)」

京子「(わざわざ俺の事を迎えに来てくれた皆に…)」

京子「(何時も俺の事を支えてくれた皆に…)」

京子「(コレ以上の迷惑や心配は掛けたく…ない)」

京子「…大丈夫…よ」ゴシ

京子「あ…あれ…?」ポロ

京子「…おかしいわ、こんなの…」

京子「本当に…本当に…大丈夫なのよ…?」

京子「こんなの…へっちゃらなんだから…」

京子「泣く理由なんて…どこにもないはずなのに…」ポロポロ

春「…京子」ギュゥ

京子「…春…ちゃん」


京子「…ダメ…よ、春ちゃん…」

京子「今、そんな事したら…服が汚れちゃうわ…」

京子「私、汗だくで…それに…」

春「…構わない」

春「その程度で京子が少しでも気持ちを落ち着けられるなら…」

春「…少しでも宮永さんとの間に決着をつけられるなら安いもの」

春「何より…私自身がそうしてあげたい」

春「こんなになるまで頑張ってくれた京子の事を労ってあげたいから…」ナデナデ

京子「私…は…」

春「…お疲れ様、京子」ギュゥ

春「とても…ううん」

春「世界で一番、格好良かった」

春「惚れ直しそうになったくらいに」


明星「な、なな…何を言ってるんですか、春さん!?」

春「…正直な感想」

湧「でも、明星ちゃんも惚れ直しちょったんじゃんそ?」ニマー

明星「ほ、惚れてないわよ!いい加減な事、言わないで!」カァァ

巴「実際、霞さんに声掛けられるまで見惚れてた訳だけれどね」クス

明星「あ、アレは…ち、違います!」

明星「別に京子さんが格好良かったとか、そういうんじゃなくて…」

初美「はいはい。ツンデレの言い訳はそこまでにするのですよー」

初美「何はともあれ、大事な事はですね」

初美「私達は皆、京子ちゃんの頑張りを高く評価していて…」

初美「決勝戦での戦いぶりとその結果に満足しているって事なのですよー」ナデナデ

京子「初美…さん」

初美「だから、今はゆっくり休むのですー」

初美「こんなになるまで頑張った京子ちゃんの事を責める人はどこにもいません」

初美「たまには意地を張らずに甘えてしまっても良いのですよー」


京子「……」

春「…京子」ギュッ

京子「…そう…ですね」

京子「では…少しだけ…お言葉に甘えさせて…貰います…」フッ

春「京子!?」グッ

京子「ごめん…ね、春ちゃん…」

京子「控室に戻るまでは…と思ったんだけど…もう限界…みたい…」

京子「身体が…殆ど言うことを聞いてくれなくて…」

春「…大丈夫」ナデナデ

春「京子が自分の足で立てなくなるくらい頑張ってくれたんだから…」

春「今度は…私達が頑張る番…」

春「必ず私達が控室にまで運んであげるから」

京子「…えぇ。ありが…とう…」


京子「(…あぁ…春の身体…柔らかいし…気持ち良い…な)」

京子「(咲のつるぺたで貧相な身体とは大違いで…全身が女の子しているのを感じる…)」

京子「(でも…どうして…だろうな…)」

京子「(春の身体はこんなにも好みなのに…)」

京子「(わざわざ皆がこうして迎えに来てくれたのは嬉しいはずなのに…)」

京子「(…頭の中に浮かぶのは…相変わらず咲の事ばっかりだ…)」

京子「(まるで走馬灯みたいに咲との思い出が頭の中で流れていって…)」

京子「(胸の痛みが…強くなっていってる…)」

京子「(俺の周りにいるのが…咲じゃなくて…清澄じゃなくて…)」

京子「(永水女子の皆だって言うのが…今の俺には無性に悲しいんだ…)」

京子「(あぁ…本当に…情けない…よな)」

京子「(もう何もかも終わったってのに…)」

京子「(皆にもう会えないなんて…最初から分かってたはずなのに…)」

京子「(俺は未だ…未練タラタラで…)」

京子「(頭の何処かで…清澄の事を…ずっと忘れられていなかった…)」

京子「(こんなに俺の事を気遣ってくれる人たちの中にいながら…ずっと…)」

京子「(俺は…俺……は…)」プツッ


~オマケ~

湧「…京子さあ、寝ちゃった?」

初美「まぁ、アレだけ能力酷使すれば当然の話なのですよー」

巴「寧ろ、ここまで自分一人の足で帰って来れただけでも十分、凄いわ」

春「でも、それは…それだけ無理してたって事」

明星「マスコミ対策の為にももっと早く控室を出るべきだったかもしれませんね…」

初美「まぁ、皆、決着つくまでその場から離れられなかったし致し方ないのですよー」

巴「少なくとも最悪ではなかった、とそう思いましょう」

湧「……ん」コクン

明星「…それより春さん」チラッ

春「何?」

明星「何時まで京子さんを独り占め…いえ、一人で抱きかかえているのですか?」

明星「あんまり無理はするべきではありませんよ。えぇ」

明星「側には私達もいるのですから、春さんももうちょっと頼るべきです」

春「…ありがとう。でも、大丈夫」

明星「いいえ、大丈夫なはずがありません」

明星「京子さんの身体が重いのは周知の事実ですから」

明星「ここはとりあえず半分ずつでいきましょう」グッ

春「…む」


春「…明星ちゃん、何かあった?」

春「今までならこういう時、羨ましそうに見ているだけだったのに…」

湧「そいはねー」ニヤニヤ

明星「な、何もないです!何もないですったら!!」カァァ

明星「だ、大体ですね、私は春さんの事を羨ましいと思った事なんてありません!」

明星「えぇ。私には霞お姉さまがいるんですから、京子さんが誰といちゃつこうが関係ありませんし!」

明星「た…ただ…ほら、あんまり春さんが京子さんを独り占めすると良くはないと言うか…」

明星「あまり一人の人とばかり仲良くなるのは不健全でしょう?不健全です。不健全に決まってます」

春「…私は別にそうは思わないけれど」

明星「それは春さんが京子さんを独り占めしてるからです」

明星「外から見れば一目瞭然ですよ」

明星「なので、私はその関係を健全なモノに戻す為にこうしているのであって、別に他意はありません」

明星「これは仕方がない事です。えぇ」ウンウン


春「それなら別に明星ちゃんがやらなくても良いんじゃ…」

明星「い、今の京子さんは汗だくになって良い匂いが…い、いえ、ちょっと汗臭いですし…」

明星「化粧も落ちてきてる京子さんを支えようとすれば、服も汚れてしまいます」

明星「そんな京子さんを外野から支えろと言う方が無責任な話ですし…」

明星「所謂、言い出しっぺの法則と言う奴ですよ」ギュゥ

春「…むむむ」ギュッ

京子「ぅ…………ん…」

初美「これは中々、面白くなってきたのですよー」ゲスカオ

巴「あんまり下手にかき回しちゃダメよ、二人とも真剣なんだから」

湧「でも、あちき、今の明星ちゃは良かと思っ」ニコー

巴「そうね。以前よりも少し素直になれるようになったみたいだし…」クス

巴「このままいけば何時か京子ちゃんにデレデレになる明星ちゃんが見れるかもしれないわ」

湧「うーん…そや想像がつかんなぁ…」

初美「まぁ、何にせよ…強敵覚醒って事で、これははるるもうかうかしてられなくなってきたのですよー」ニヤニヤ


ってところで眠気がマッハなので寝てきます(´・ω・`)風邪が治らない…

投下乙ー、お大事に
……咲ちゃんどうなっちゃうんだろう?
そいえば小蒔ちゃんは個人戦あるのかな?

おつおつ
感動のシーンなのに咲さんの胸がdisられた気がしたのはきっと気のせい


春可愛い

おつー
心のどこかであわあわが京咲に横槍入れて優勝する光景を期待してた俺ガイル

ここの京太郎って好きな女と接するときの行動と、
それ以外の女が相手のときの行動って大して違わないから、
咲の特別感をもっと全国前のストーリーに絡めたほうが京太郎の挫折も解りやすかったと思う

やっぱ咲の特別感とか、咲を失うかもしれない喪失感がそれほど描写されてないし、(ヒロインが春だから仕方ない)
今まで京太郎が咲を好きなのは舞台演出扱いだったのに、京太郎を折るために咲の特別感を理由にするのは違和感ある

結局、咲のこと好きじゃなくても決勝卓まで行けるし
変にイヤボーンさせなくても良かったんじゃないか?

おつですー

つらいねぇ咲ちゃん...

おつー、今回も面白かったです。
しかし京ちゃんも某神拳伝承者並みに悲しみを背負うようになったのか・・・


こ、この打ち筋は……トキ!

サキ、病んでさえいなければ…

おつですー

なんかテニヌの無我の境地思い出した

乙。なんだかんだでまとまった…のか…?
次は姫様が真相知った時に荒れそう

>>551
ハーレム主人公の八方美人を描写するとこうなる
咲は京太郎依存症だけど、この京太郎は咲じゃなくても誰でもいい感じ。日常に戻ったら前と同じで忘れる。リアルっぽい

>>457
咲ちゃん視点で書くと今まで以上に重くなりそうなんで…
でも、咲ちゃんとはるるに前から後ろから責められる京ちゃんはちょっと書きたいかも(´・ω・`)と言うか京ちゃんがベッドヤクザじゃなくて完全受けな作品を書きたい

>>459
私はキャラに感情移入する書き方をしますが、京ちゃんは=自分ではないのですよね
と言うか、京ちゃんは今現在描写されてるだけでも
カピバラを飼えるだけの経済力を持つ両親の子どもであり
見るからにコミュ症な咲ちゃんに京ちゃんと呼ばれ、和に呼び捨てを許される程度のコミュ能力を持ち
ハンドボールで県決勝まで進み、そこから引退した後でも雀卓を運べるだけの身体能力を持ってる訳ですから
こんな完璧超人に自分を重ね合わせるのは無理ですわ(´・ω・`)

>>545
咲ちゃんがどうなるのか私も良く分かりません(´・ω・`)既に私の手からプロットさんがインザスカイしてる感
姫様は個人戦あって次回からはその間の京ちゃんのお話になりますね(´・ω・`)今のままいけば…ですが

>>546
多分、京ちゃんが咲ちゃんの胸をdisるのは本能なんだよ…

>>548
はるるはメインヒロインですしね(´・ω・`)最近明星ちゃんに負けてるとか言わない

>>549
ぶっちゃけ最初はその予定でした(´・ω・`)が、全て合宿で新道寺が選ばれてしまった事によって崩れた
そもそも京子の能力も最初はコピー能力じゃなかったですし(´・ω・`)辻褄合うなって事でインハイ書き始めた辺りで変更しました
良くも悪くもあの時の安価が話を大きく変えてるなーと言う印象が(´・ω・`)今の話も割りと気に入っていますが

>>551>>557
そも前提として私の中で特に大きな理由なく人への対応変える奴って言うのが信用出来ないってのがあります(´・ω・`)誰も彼も平等に愛せって訳じゃないですが
そういう意味では確かにうちの京ちゃんは八方美人ですが(´・ω・`)しかし、咲の特別感は最初に、そして東京入りしてから描写してきたつもりですし
永水女子での話の最中でも、清澄の事を思い返して、それを胸の奥に押さえ込んだりしていましたし(´・ω・`)あくまでも押さえ込んでるだけで忘れてた訳じゃありません
なので、京ちゃんの感情は決して舞台演出でもなければ、誰でも良いと言う訳じゃないです(´・ω・`)つーか、舞台装置だったり忘れてたりしてたらとうの昔にはるる大勝利してますよ
ただ、その辺の特別感がちゃんと伝わっていなかったって言うのは私も反省するところですし(´・ω・`)ある種、ここからが本番なので貰った意見は活かしていきたいと思います

>>552
正直シナリオで思いっきりいじめてる状態なんで申し訳なく思ってます…(´・ω・`)何とか大逆転決めてあげられるよう頑張りたい

>>553>>554>>555
サキなのか、トキなのか(困惑)
トキだとラオウ役がりゅーかになりそう
咲ちゃんだとテルーになるんだろうけれど、どっちかって言うと神砂嵐ブッパしてそう
まぁ、惚れた女性が死んじゃったり殺しちゃったりするのに比べれば京ちゃんの悲しみはまだまだですし(´・ω・`)だからもっと追い込んでも良いよね!(ゲスカオ)

>>556
無我の境地もコピー能力でしたっけ…?
なんか決勝で戦った相手に相手のスタイルを真似する純粋(?)なプレイヤーがいたような気がするのは覚えているのですが…(´・ω・`)無我の境地の先ももう百錬自得くらいしか覚えてないです
そしてこの世界はテニヌもバヌケもあるのであながち間違いってないのかもしれません(´・ω・`)京ちゃんの場合、技術とかじゃなくてオカルトでコピーですが

咲は悪くないよ被害者だよみたいな感じになってる(ように俺は感じる)のがなんかもやもやする
いや実際被害者だし可哀相ではあるけど清澄勢(特にモブの後輩)を散々振り回しておいてただ可哀相みたいになってるのはどうなんって思ってしまう
なんか嫌な書き方になってしまったけれど楽しんで読ませてもらってます

おつですー
ここで咲ちゃんが勝つとは思ってなかったので良い意味で期待を裏切られて続きが楽しみ

咲さんから咲ちゃんに戻ってくれて嬉しい限り

はぁ…オカルト否定する理由が元厨二病患者だったからって言う和が書きたい
阿知賀から転校してから発症してしまった、かつ人と殆ど関わろうとしなかったのでバレなかっただけで実は家に帰っては聖魔法の呪文とか魔法陣とか書き溜めてた和が書きたい
一時期ネット上からのどっちがいなくなった理由もインターミドルに集中してたからじゃなくって、なりきりチャットとかで自分の設定ぶちまけるのに夢中になってた和が書きたい
厳しい両親の教育と転校の度に孤立する自分の逃げ道として『自分は人間に転生した天使なのだ』と思い込み、なりきりチャットだけが自分の居場所だと思っていたのどっちが書きたい
そんなのどっちがクラスで孤立しているのを気にして優希が話しかけるんだけれど、その時にはもうどっぷり中二病発症しちゃっててただの人である優希とは分かり合えないとか言っちゃうのどっちが書きたい
内心、痛々しい子だと思いながらも、どこか寂しそうな目をするのが気になってしつこく和へと絡み続け、麻雀部へと誘う優希が書きたい
そんな優希に根負けして一時は離れていた麻雀に再び連れ戻され、少しずつその楽しさを思い出すのどっちが書きたい
それと対比するように中二病が収まっていき、友人も少しずつ出来るようになったのどっちが恩返しの為となりきりチャットから足を洗って真剣にインターミドルを目指すところが書きたい
で、見事優勝して恩返しは済んだのだけれど、のどっちにとって親友であり恩人である優希とはどうしても離れづらくて、学力的にはもっと上を目指せるのに清澄を選んじゃうのどっちが書きたい
そのまま原作通りに話が進んでいく最中、久が「中二病って知ってる?」と雑談を始めた辺りからドキドキしちゃうのどっちが書きたい
優希的には当時の事を和がどれだけ後悔しているのか知っているが故にその話を流そうとするんだけれど、その時、京ちゃんに胸の事でからかわれてた咲ちゃんが乗っかるのが書きたい
「中二病って恥ずかしいですよね」とか「あんな風になれる人ってナルシストなんじゃないですか」とか言う度に和と、そして京ちゃんがダメージを受けるところが書きたい
最後に「闇の炎に抱かれて消えろだなんて決め台詞はちょっとセンスなさすぎると思います」の一言に崩れ落ちる京ちゃんに、当時入り浸ってたなりきりチャットに同じ決め台詞の人がいた事を思い出すのどっちが書きたい
年が近い所為か、自称ダークフレイムマスターのその相手と仲良くしていた所為で、ついついその名前を呼んでしまったのを京ちゃんに聞かれてしまうのどっちが書きたい
「ま、まさか…ノドエル…?」と昔の自分のハンドルネームを呼ばれ、顔を真っ赤にしてしまうのどっちが書きたい
その後お互い一番知られたくない時期を知られている相手と言うのもあってギクシャクする二人が書きたい
でも、お互い中二病を乗り越えているという事、そしてネット越しでも意気投合出来るくらいに相性が良かったのもあって、少ししたら元通りになる二人が書きたい
自分の恥ずかしいところを知られている所為で色々と遠慮なくなったのどっちとドンドン仲良くなっていく京ちゃんが書きたい
たまーに厨二が抜けきってない事言ったり、ファーストフードなんかを食べに連れてったりする間に周りに恋人として周知されちゃう二人が書きたい
最初はそれを躍起になって否定していたけれど、でも、お互い悪い気はしない二人が書きたい
同時に相手の否定を聞いてる間に胸が痛む事にも気付き、いつの間にかただの同士でなく、恋していたのだと気づく二人が書きたい
今まで恋愛なんて無縁であった自分が初めて恋をしてしまった事に気づき、京ちゃんと会う度に顔が赤くなって逃げ出してしまうのどっちが書きたい

そんなのどっちと京ちゃんの間を取り持とうと一肌脱いで、のどっちの相談を受ける優希が書きたい
中二病時代でも自分のことを見捨てなかった優希に最初は誤魔化そうとしていたものの、その程度で優希が許してくれるはずもなく、ポツポツと気持ちを語りだすのどっちが書きたい
そんなのどっちの気持ちを恋だと後押し、「あいつはヘタレだからこっちから攻めて攻めて攻めてやるんだじぇ!」とアドバイスする優希が書きたい
そのアドバイスに従って次の日から勇気を出して京ちゃんを昼食に誘うのどっちが書きたい
最初は優希と咲も一緒という話だったのにふたりとも急用があったと言っていなくなって二人きりにさせられる京ちゃんが書きたい
最初はなれるためにも皆で一緒に、と言う話を思いっきり反故にした優希に心の中で怒りをぶつけながらも、おずおずと京ちゃんにお弁当を差し出すのどっちが書きたい
女の子らしい小さくこじんまりしたそれを作りすぎたから食べて欲しいと差し出す和から狼狽えながらも受け取り、のどっち手製の美味しいお弁当に舌鼓を打つ京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんの様子を伺うようにチラチラと見るのどっちに「美味しい。こんな美味しいお弁当食べたの初めてだ」と正直に言う京ちゃんが書きたい
ストレートなその褒め言葉に胸と顔を熱くさせ、嬉しさで頬が緩みそうになるのを必死でこらえながら、「…じ、じゃあ、明日から…わ、わわわ私が作ってきましょう……か…?」と言うのどっちが書きたい
「え?」と狼狽する京ちゃんにどうせ一人前作るのも二人前作るのも手間は変わらないとか、寧ろ、2日に分けて処理しなくても良い事を考えれば有り難いとか説明するのどっちが書きたい
最後に自分のためだけに作るお弁当は味気ないとか優希と一緒に考えた言い訳全てを同時に並べ立てたのどっちに頷くしかない京ちゃんが書きたい
そんな感じで京ちゃんの為にお弁当を作って昼に二人で一緒に食べる生活にどっぷりとハマってしまう和が書きたい
朝起きて鼻歌混じりでお弁当を作ったり、四限目に入ってから何時昼休みになるのかとそわそわする和が書きたい
昼休みには京ちゃんと会った瞬間、今まで誰も見たこともないような笑顔を見せ、終わる頃にはまるで叱られた子犬のようにシュンとしちゃう和が書きたい
かつて何人もの男子生徒(一部女子生徒も)告白して玉砕し、高嶺の花だと認識されていた和のその変化はすぐさま全校生徒に知れ渡る事となってしまうところが書きたい
憧れの和と学校公認の夫婦のような関係になったものの、ぬるま湯のようなその関係のままでいてはいけないと一念発起する京ちゃんが書きたい
和の弁当代のお返しついでのデートの帰り道、別れるところで勇気を出して和に告白する京ちゃんが書きたい
「返事はまた今度で良いから」とそのまま逃げようとする京ちゃんの手を思わず「ま、待ってください!」と掴んでしまうのどっちが書きたい
いきなり京ちゃんの手を、しかも、自分から掴んでしまった恥ずかしさに一瞬、顔が赤くなるものの、京ちゃんの告白にどうしても今、答えたくて、「今日は両親がいないので…」と家にあげちゃうのどっちが書きたい
そんなのどっちにドキドキしながらも部屋に案内された京ちゃんに、かつて自分が書いていた厨二ノートを見せちゃうのどっちが書きたい
「私は一年少し前まではこんな女だったんです」とどこか自嘲気味に言いながら、「こんな私でも好きだと言ってくれますか…?」と不安そうに言うのどっちが書きたい
改めて自分の恥ずかしい過去を晒す和の誠実さと不器用さ、そして何より可愛らしさに震える和の肩をついつい抱きしめちゃう京ちゃんが書きたい
そのまま和の耳元で再び愛の告白を続ける京ちゃんにのどっちの身体からも力が抜けて、甘えるように京ちゃんの背中に手を回しちゃうところが書きたい
けれど、そのまま衝動のままひた走るにはお互いヘタレで、キスしないまま京ちゃんは帰ってしまい、安堵したような寂しいようなそんななんとも言えない感情を覚えちゃうのどっちが書きたい
こうして二人が自他共認める恋人関係になったんだけれど、今までもデートしたり、二人っきりで食事したりしてるので特に大きく何かが変わった訳じゃない二人が書きたい
唯一あった変化と言えば、横に並ぶ二人の距離がぴったりとくっつきそうになるくらい近いもの、そしてごく自然な動作で恋人つなぎをするようになった京和が書きたい

>>559
一応、本人は反省して和に謝らないとと思ってますし、多分、この後には謝罪シーンもあったのでしょうが…(´・ω・`)本筋には関係ないからとカットしたのですよね
実際、咲ちゃんの反省とかがいまいち伝わりづらい感じですし、咲ちゃんのこれからが気になる人も多いでしょうから、本編の前に幕間みたいなのを差し込む事にします
今回、私、結構ノリノリで書いてたのですが出来が微妙だったみたいなのでそういうご意見本当にありがたいです(´・ω・`)出来るだけ活かしていくようにします

>>560
良い意味で期待を裏切れたようで何よりです(´・ω・`)楽しみにして貰っているそれもいい意味で裏切れるよう頑張ります
そして恐らくこれから咲さん化はしないはずなのでご安心ください(´・ω・`)多分、きっと、もしかしたら

京和!京和!

個人戦あるってことは咲ちゃんと姫様の間で何かしらあるのかなと思ったけど、姫様蚊帳の外だから京ちゃんの事情知らないんだった……

闇落ち→もとどおり→また闇落ち
の流れはウンザリするよな
二世の時のアシュラマンみたいな

何度闇落ちしてもカウンセリングフェイズを繰り返して完治まで持っていくだけだ!

なるほど、ここの咲さんはどっかの鮫さんと同類だったのか…

はぁ…幼い頃から京ちゃんと一緒で病んじゃう姫様が書きたい…
親から引き離され、神代の巫女として課せられる辛い修行の日々に逃げ出したくなる気持ちを堪える姫様が書きたい
持ち前の明るさと前向きさで頑張るのも限界になったある日、同じく修行の日々に放り込まれてしまう京ちゃんと会う姫様が書きたい…
それぞれ別の修行をしている所為で、会う時間はそんなに多くないものの、年頃が近く、また京ちゃん自身が物怖じしないのもあってすぐさま仲良くなる二人が書きたい…
初めて出来た『お友達』に辛い修行の日々にも耐えられるようになり、何時しかろくに返事も出してくれない親への手紙よりも、京ちゃんと会話する時間が楽しみになる姫様が書きたい
しかし、京ちゃんの修行と姫様の修行は方向性が違うだけに、専門性が高まってくる度に会える時間が少しずつ減っていって、寂しさを募らせる姫様が書きたい
それでも自分の中の気持ちを抑えて我慢しながら、一日数分にも満たない会話を心待ちにしちゃって精一杯のおしゃれとしてプレゼントについてきたリボンを髪につけちゃう姫様が書きたい
テレビもろくに見させて貰えない少女の精一杯のおめかしを京ちゃんに「可愛い」と言ってもらえて満面の笑みになる姫様が書きたい
それから毎日、何かしら姫様なりのお洒落をするようになるんだけれど、その方向性はお洒落もろくに知らないが故にちょっと変で、たまに京ちゃんに突っ込まれてショックを受ける姫様が書きたい
でも、ただ変だって言うで馬鹿にしたりはせず、こうしたらいいんじゃないかとかアドバイスをくれる京ちゃんに少しずつお洒落と京ちゃんの好みを理解していく姫様が書きたい
勿論、京ちゃんに褒めてもらえたリボンなんかはお気に入りで、大事な大事な宝物になっていく姫様が書きたい
会える時間は減ったけれど、宝物が増えて、温かい気持ちを一杯くれる京ちゃんの事がドンドンと好きになっていく姫様が書きたい
でも、そんな姫様の変化を良く思っていない神代家の教育係に、姫様の留守中にそれらの宝物全てを捨てられて絶望する姫様が書きたい
自分の大事な宝物を奪われた悲しさだけじゃなく、それらを褒めてくれた京ちゃんへの申し訳無さに泣きじゃくり、部屋に引きこもる姫様が書きたい
そんな姫様をさらに突き落とすように、今日から京ちゃんとは会わせないと頭首である父親じきじきに宣告されてしまう姫様が書きたい
驚きに悲しみも申し訳なさも吹き飛ばされて、「どうしてですか!?」と縋りつく姫様に「神代の巫女にあんな男は必要ない」と告げられる姫様が書きたい
ただただ自分に辛い役目を課しているだけの神代の巫女、それだけならばまだ耐えられたのに、今再び家族だけじゃなく京ちゃんまで奪われた事に感情が沸き立つ姫様が書きたい
温厚で優しい姫様が初めて覚える他人への敵意と殺意に神降ろしが暴走し、辺り一帯をなぎ払いながら京ちゃんのところへと進む姫様が書きたい
本能めいた姫様の想いを叶えようと立ちふさがる相手をバッタバッタとなぎ倒しながら進む幼い少女の姿に大人たちが怯えるのを何処か不思議そうな目で見る京ちゃんが書きたい
巫術の類だけでなく銃火器すら向こうにする圧倒的なその姿が、悲しくて泣いているようにしか見えない京ちゃんが書きたい
そんな姫様が自分の事を呼んでいるのを無視出来るはずがなく、自分から戦場の中に立ち、姫様の方へと近づいていく京ちゃんが書きたい
そのまま自分よりも少しだけ大きな少女の身体を抱きしめて、「大丈夫」と安心させるように何度も呟く京ちゃんが書きたい
そのお陰で神降ろしの暴走も収まり、胸の中で普通に眠った姫様を優しく抱きとめる京ちゃんが書きたい
出来ればそんな京ちゃんを引き離したいけれど、また同じように神降ろしの暴走が起こっては止められないかもしれないと戦々恐々な神代家が先の決定を翻すところを書きたい
けれど、一度、京ちゃんと引き離されかけた所為で今まで通りでは不安を抑える事が出来くなってしまった姫様が書きたい
起きてすぐに京ちゃんがいなかっただけで彼の姿を探しに行くように姫様に、安定剤として側にいる事を許される京ちゃんが書きたい
それからはもう四六時中、京ちゃんと一緒に過ごし、寝る時も布団を隣り合わせにして眠る姫様が書きたい
一緒の食事も一緒のお風呂も楽しくて、とても幸せな日々を送る姫様が書きたい

そんなある日、昔の京ちゃんと同じように修行場へと放り込まれる霞さんと会う姫様が書きたい
初めて見る自分と近い年頃の女の子に仲良くなろうと頑張る姫様が書きたい
勿論、祖母から姫様に良くするようにと言われていた霞さんがそれを拒むはずがなく、ドンドンと仲良くなっていく二人が書きたい
でも、それは二人だけの間じゃなく、京ちゃんもまた霞さんと仲良くなって、どこか不安を覚える姫様が書きたい
一度、京ちゃんを奪われかけたという過去、そしてようやく手に入れた幸せで暖かい日々に、いつの間にか独占欲を覚えていた姫様が書きたい
もう二度と京ちゃんを奪われたくはないと、そう思いながらも同じ境遇の中に暮らして仲良くなっていく二人をどうしても止められない姫様が書きたい
「二人が仲良しさんになってくれて嬉しいはずなのに、どうしてこんなにも胸が苦しいんでしょう…?」とまだ自分でも自覚出来ない感情を持て余す姫様が書きたい
そんな中、元から年上のお姉さん好きだった京ちゃんが、少しずつ霞さんに向ける目を変えつつあるのに気づいてしまう姫様が書きたい
庇護対象としての自分に向けられるものではなく、異性としての好意を孕んだそれに京ちゃんが霞さんの事を好きになっていっている事に気づく姫様が書きたい
それに自分でも分からないほどショックを受け、数日ほど食事も喉が通らず、修行にも身が入らずに何度も怒られてしまう姫様が書きたい
そんな姫様を心配してくれる二人が廊下で仲良く話しているのを目撃した瞬間、京ちゃんを奪わないで!と言いそうになった自分を自覚する姫様が書きたい
そこでようやく自分は京ちゃんの事が好きで好きで堪らなくて、誰にも奪われたくはないのだと理解する姫様が書きたい
しかし、物心ついた時から親から引き離され、ずっと神代の巫女としての修行をしてきた所為で、京ちゃんの心を引き戻せるものはなにもないと落ち込む姫様が書きたい
霞さん自身も姫様から京ちゃんを引き離す為に、京ちゃんを虜にしろと言われている所為で、積極的に二人の間に入っていくところが書きたい
そんな事は露知らず、綺麗な年上のお姉さんから明確な好意を寄せられて、デレデレする京ちゃんが書きたい
そしていつの間にか二人での食事は三人での食事になり、京ちゃんと二人での入浴も禁止され、二人布団を並べて寝るのも霞さんが一緒になってしまう姫様が書きたい
ドンドンと自分の領域を侵食され奪われていっている事に危機感を感じるものの、世間知らずで何も出来ない姫様が書きたい
そんな姫様の事を京ちゃんも心配するんだけれど、自分がそんな風に独占欲を覚えるような醜い女だと思われたくなくて誤魔化してしまう姫様が書きたい
どれだけ聞いても踏み込んでも話してくれない姫様に、「もしかしたら京太郎君の所為で小蒔ちゃんがおかしくなっているのかもしれないわ」と霞さんに諭され、距離をとる京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんを見逃さず、姫様と離れた心の隙間を狙って、京ちゃんに告白する霞さんが書きたい
前々から良いなと思っていたお姉さんの突然の告白に驚きながらも、拒否する理由がなく、二つ返事で頷いてしまう京ちゃんが書きたい
けれど、それは距離を取ろうとしている京ちゃんと仲直りしよう、本当の事を言おうと姫様が決心した矢先の事で、その瞬間を見事に聞いてしまう姫様が書きたい
手遅れだったと、もっと素直になっておけば良かったと今更ながら後悔しながらも、恋人同士になった二人を否定出来るだけの材料が何もない姫様が書きたい
本当は泣きわめいて京ちゃんを奪わないで、と言いたいけれど、大好きな京ちゃんと霞さんの為に唇を噛み締めて我慢する姫様が書きたい
そのまま大粒の涙を零しながら部屋へと戻り、布団の中で身体を丸めながら声を押し殺して泣く姫様が書きたい
そして次の日の朝、京ちゃんと霞さんが付き合った事を告げられるのをどこか虚ろな笑顔で祝福する姫様が書きたい
一晩中泣いても辛さは消えないけれど、悲しさは消えないけれど、それでも大好きな二人の為に虚しさを押し殺す姫様が書きたい
けれど、未だ霞さんの言葉に縛られていて、理由を話してくれない姫様に近寄れず、支えてあげる事が出来ない事に悶々とする京ちゃんが書きたい
でも、ショックからまったく立ち直れていない所為で、そんな京ちゃんに気づく事はなく、単純に京ちゃんとの時間が減った事に寂しさを募らせる姫様が書きたい
ただ時間が減っただけじゃなく、京ちゃんの中から自分が消えていくのが目に見えて分かるだけに毎日毎日、布団の中で人知れず涙する姫様が書きたい
そんなある日、霞さんが修行場の外れに行くところをたまたま目撃する姫様が書きたい
普段、誰も近寄らない場所に一体、何の用なのだろう?と純粋な好奇心で後を追う姫様の目の前で、祖母と会う霞さんが書きたい
そこで京ちゃんとの関係を報告する霞さんに「これからも須賀京太郎を姫様に近寄らせないように」と告げる祖母に全てを理解する姫様が書きたい
京ちゃんはあんなに霞さんの事が好きだったのに、霞さんはそれを利用していただけだと。
自分から京ちゃんという宝物を奪っておいて、霞さんは京ちゃんの事を好きでも何でもなかったのだと。
今まで大事であった、好きであった気持ちが全て憎しみへと反転する中、一つ大事な事を理解する姫様が書きたい。
やっぱり京ちゃん以外は信用出来ず、ソレ以外は皆、敵なのだと。
自分たちを利用して邪魔しようとする連中ばかりなのだと。
信用出来るのは京ちゃんと姫様だけなのだとそう思いつめながらも、その唇は嬉しそうに釣り上がる姫様が書きたい。
霞さんに裏切られていたショック以上に、最高の宝物を取り戻せる実感に、そしてその宝物と二人だけでつくり上げる世界の甘美さに今からでも期待で胸が弾けそうになる姫様が書きたい。

>>565
はい、という訳で個人戦の描写をするつもりはありません(´・ω・`)多分出すとしたら夏が終わってからさらっとになると思います
まぁ、夏が何時終わるのかはまだ分かりませんが(ゲスカオ

>>568>>571>>572
つまり

春「ですが笑えますねぇ、あの一件であなたはメインヒロインから転落、
  一方私は今では京ちゃんのファーストキスの相手、随分と差がつきましたぁ。悔しいでしょうねぇ」

咲「てめぇ!!」

こういう訳だな!?(錯乱)

もう出勤時間だからって急いで書くもんじゃないな(´・ω・`)

春「ですが笑えますねぇ、あの一件であなたはメインヒロインから転落、
  一方私は今では京太郎のファーストキスの相手、随分と差がつきましたぁ。悔しいでしょうねぇ」

咲「てめぇ!!」

こうですね!!

とりあえず巨乳に優しいということはわかった

和、姫様ときたら……次は漫だな(確信)

本編じゃ小蒔ちゃん病むことはない天然さんだから安心だなー……真っ先に病みそうなはるるいるし姫様は病まないよね、うん

このSSの京ちゃんガチ勢はみんな選択肢間違えたら病みそう
というかみんな愛が重い

ちっぱいも愛でろコンチクショー

妄想の方の霞さんの裏切りとそのあとの >>576 読んだら霞さんがベクターに見えてきた

はぁ…恋人ではないけれど同棲してる京咲が書きたい…
プロ入りした咲のサポートの為、最初は隣に住んでる京ちゃんを書きたい
それで毎朝、お越しに言ってもインターフォンや電話などでは中々起きない咲ちゃんが書きたい
ご飯の差し入れしても読書に夢中で次の日お越しに行くまで放置しちゃう咲ちゃんが書きたい
親が居ない所為でさらにポンコツさに磨きがかかった咲ちゃんのお世話にいつの間にか半同棲状態になる京ちゃんが書きたい
朝起こして寝ぼけている咲ちゃんの顔を洗ってあげたり、歯磨きをしてあげたりとお世話する京ちゃんが書きたい
朝ごはんまであーんで食べさせてもらって、髪の毛のセットや化粧までして貰う咲ちゃんが書きたい
仕事に行く咲ちゃんをお弁当を持たせて見送ってから自分の準備を慌ただしく始める京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんが仕事終わって帰ってきたら、朝とは違ってしっかりと起きた咲ちゃんがご飯作ってくれてるのを書きたい
疲れてる京ちゃんの荷物受け取ったり、スーツ脱ぐ手伝いなんかしてから一緒に夕食を摂り、晩酌だってしちゃう咲ちゃんが書きたい
お風呂でタオルを巻いたままの状態で京ちゃんの背中を流したりする咲ちゃんが書きたい
寝る前にはリビングのソファで並んで座り、テレビを見る京ちゃんの隣で本を夢中で読んでる咲ちゃんが書きたい
時折、自然な動作で髪や耳を撫でる京ちゃんの手に「んもぉ…」と言いながらも拒絶しない咲ちゃんが書きたい
寧ろ、たまに甘えるようにして京ちゃんの肩にもたれかかって、本を読む時だけ掛けるメガネからジィと上目遣いで視線送っちゃう咲ちゃんが書きたい
寝る時は勿論、一緒のベッドで毎日、京ちゃんに腕枕して貰って三秒即落ちしちゃう咲ちゃんが書きたい
寝てすぐだきまくらを欲しがるようにして京ちゃんに抱きつく咲ちゃんが書きたい
そんな咲ちゃんを撫でたりしながら自分も寝る京ちゃんを書きたい
尚、そんな状態でも付き合ってる認識は欠片もなく、キスその他をした事がない京ちゃんが書きたい
もう社会人になって数年なのに、未だに童貞とかやばくね?と焦りを覚えて、同僚に愚痴るんだけれど、まったく信じてもらえない京ちゃんが書きたい
同僚に同棲相手がいる事、しかも、それが異性であって、毎日起こしたり一緒に寝たりしてるという生活を話してる所為で、「はいはい」と流されてしまう京ちゃんが書きたい
でも、咲ちゃんはずっと昔から世話している所為で妹とかペット枠に近く、恋人じゃないと言うんだけれど、白い目を向けられてしまう京ちゃんが書きたい
それでまだセクロスしてないとか、インポ疑惑掛けられてしまう京ちゃんが書きたい
その不名誉な噂を払拭する為、友人主催の合コンに参加して彼女を作ろうとする京ちゃんが書きたい
昔から初対面でも物怖じせず、話題も豊富なので、最初は色々と好印象なんだけれど、若干、突っ込んできた話になるとすぐに対象から外れてしまう京ちゃんが書きたい
それを帰ってきてからの咲にして貰う晩酌で愚痴る京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんの愚痴を聞きながら「まぁ、女の子はリアリストだし」とか「何時か京ちゃんの良いところ分かってくれる人がいるよ」と言って慰める咲ちゃんが書きたい
勿論、そんな風に言いながらも同棲生活一切解消するつもりはなく、内心、京ちゃんが振られて嬉しい咲ちゃんが書きたい
そのまま「今週、連休だし、そろそろ一回、里帰りしない?」と長野帰りを勧める咲ちゃんが書きたい
どうせ行くところもないしと同意し、予定通り咲ちゃんと電車に乗って長野に帰る京ちゃんが書きたい

そのまま実家に帰るんだけれど、そこにはもうお互いの両親が揃っていて、「今回こそは京咲大勝利の報告か」と盛り上がるのを否定する京ちゃんが書きたい
瞬間、目に見えて白けて「もう帰っていいよ」とまで言われる両親に突っ込んだりしつつ、近況報告を始める京ちゃんが書きたい
そこで以前の合コンで振られてしまったのを口にしたところ、その場にいる全員に咲ちゃんがいるのに合コンとは何事かと叱られる京ちゃんが書きたい
幾ら京ちゃんが咲は庇護対象だからと説明しても信じては貰えず、またしてもインポ疑惑を掛けられる京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんの傍ら、本気で申し訳なさそうに「あんなクズに育ててしまってごめんね…」と謝罪する母親に突っ込む京ちゃんが書きたい
その京ちゃんママンに自分は気にしていない事、京ちゃんは決してクズなどではなく、素晴らしい男性である事を告げて、株をあげる咲ちゃんが書きたい
京ちゃんの両親の中でもう株ストップ高となった咲ちゃんと未だ放置する息子への風当たりはさらに強くなり、「理不尽だ」と呟く京ちゃんが書きたい
それから京ちゃんの実家で宴会して、いい時間だからと咲ちゃんと別れ、酒で火照った身体を冷ます為、自室の窓を開けてる京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんの部屋のすぐ前にある部屋に風呂あがりでパジャマ姿の咲ちゃんが現れるところが書きたい
咲ちゃんもすぐ京ちゃんに気づいて、こうして部屋で向い合って話すのなんて久しぶりだな、と話す二人が書きたい
普段ずっと一緒にいて会話もしているけれど、思い出話に花を咲かせる事はあまりなく、高校生の時のように部屋を挟んで話をする二人が書きたい
その内、咲ちゃんの方がお眠になって、思い出話も切り上げようって事になるんだけれど、京ちゃんの腕枕じゃないと中々眠れない身体に開発されてしまった咲ちゃんがオネダリするところを書きたい
「ダメ?」と上目遣いでオネダリする咲ちゃんに、「見つかったらそれこそ既成事実扱いされるだろ」、と断る京ちゃんが書きたい
それでも何となく寂しそうにする咲ちゃんに結局、根負けして「ちょっとだけだぞ」と結局、甘やかしてしまう京ちゃんが書きたい
普段使ってるダブルベッドじゃなく、シングルベッドで密着して「んへへ…♪」と幸せそうな顔をする咲ちゃんに、「いい加減、俺離れしないと恋人の一人も出来ないぞ」と言う京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに、「彼氏なんかなくても充実してるし問題ないよ」と返す咲ちゃんが書きたい
現在だけの満足度だけで判断するのは良くないと説教しようとした京ちゃんに、「それに京ちゃんの方も恋人出来てないじゃん」とカウンターを食らって瀕死になる京ちゃんが書きたい
「まぁ、二人仲良く行き遅れになったら、結婚しちゃえば良いんじゃない?」と当然の如く言って京ちゃんに抱きつく咲ちゃんが書きたい
それに一瞬、言葉に詰まった京ちゃんだけど、「京ちゃんは私と結婚するの嫌?」の一言に「嫌じゃない」と反射的に答えてしまって外堀を埋め尽くされてしまった京ちゃんが書きたい
それに笑みを浮かべて「じゃあ、これで婚約ね」と言う咲ちゃんに理解が追いつかず「え?」と返しちゃう京ちゃんが書きたい
自分はもしかしたらとんでもない返事をしてしまったんじゃないかと思う京ちゃんに抱きつきながら「これからもよろしくね♥」と言いつつスヤァする咲ちゃんが書きたい
そんな咲ちゃんにハメられてしまったんじゃないかと思いながらも悪い気分じゃなく、「まぁ、咲は俺がいないとダメだもんな」と納得しちゃう京ちゃんが書きたい
そのまま咲ちゃんのベッドから抜け出し、部屋へと戻って寝るんだけれど、次の日の朝には既に婚約の件は両家に知れ渡っており、実は隣の部屋から界さんに録音までされてしまっていた事を知る京ちゃんが書きたい


社会人同棲ネタだと親友の京憧、京和が鉄板だろうけれど、外堀を全力で埋めてく京咲も良いと思う(´・ω・`)


>>578>>582
確かに巨乳好きなのは否定しませんが、こういうのは基本、寝る前に降りてきた電波をそれっぽく加工してるだけですしねー
電波が降りてきてくれないと書けんのや(´・ω・`)後、久は普乳だろ!いいかげんにしろ!!

>>579
その発想は本気でなかった
でも、漫ちゃんは私の中でおもちの時に全部やりきった感があるのですよねー
安価とかで出てきたら書きますが、ちょっとアレ以上を書ける気がしませぬ(´・ω・`)と言うか多分、同じ先輩風吹かすキャラになる

>>580
このスレのはるるは耐える子だから病むまで行く事はあんまりないんやで…
今、一番危ないのは…まぁ…その、うん(プロット見つつ)次回楽しみにしててください(意味深)

>>581
このSSどころか、私のスレで出てきたヒロインで病みそうにない子ってはたして今までに居たのかってレベルな気がします
霞さんの小ネタに出てきた京ちゃんと一瞬だけ付き合ったあの子も結構、愛が重いでしょうし(´・ω・`)でも、愛が重い子って可愛いよね(錯乱)

>>585
つまり「楽しかったわよ、京太郎君。貴方との恋人ごっこ」とか言いだす悪女霞さんか…(´・ω・`)アリですね…
まぁ、実際は姫様から京ちゃん引き離すつもりで近づいて、素直で純情な京ちゃんが好ましく
また騙してしまっているという後ろめたさもあって、お詫びをしている間にドンドンとのめり込んでいっているんでしょうけれどね
この時点で恐らく霞さん中学生になったばかりとかでしょうし、まだ子どもですから、どれだけ大事なお祖母様の言いつけでも完璧に護る事は出来ません
多分、京ちゃんに接近してる間に知らず知らずの間に本気になってしまい、姫様がじりじりと奪い返していく様に、自分でも分からないほどの焦燥感を覚えるのではないでしょうか(´・ω・`)

もう全部書けばいいじゃん(いいじゃん)

こいついつも妄想してんな

のどっちに紛れてしれっといるアコチャー

異論は全くないけどなんでしっくりくるんでしょうね

あこちゃーは生乳が強烈すぎた

咲にハメられたんだからお礼参りにこっちもハメる(直球)べきそうすべき

優しい世界の京咲だ……本編があれだから癒される……

ごっこって文字を見ると某バリアンさんを思い出してしまう

どうせここの>>1のことだから京太郎をだまして和が同居して咲の部屋をストーキングするんでしょう
で咲を守るためとか言って京太郎の性欲処理するんだけど
レイプ被害のビデオ撮影できなかったと言って京太郎とのSEXに和がハマる
「遊ぶんだ和と」と言ってよく来るようになった穏乃が自宅に帰るのが面倒になって咲の家に泊まるうちに
隣の部屋の二人が恋人になって淋しい思いをしていた咲が穏乃と恋人になり同棲
いつのまにか穏乃をストーキングするために憧が和に頼み込んで同居しはじめるんだけど
咲と憧が設置した盗聴器が混信し二組のSEX音声を盗聴していた憧が耐え切れずハードオナニスト化
京太郎と和がSEXしてる時しか[田島「チ○コ破裂するっ!」]できないのに和が長期遠征で欲求不満が溜まった憧が京太郎を襲う
和が留守で溜まってたのと憧の「1回も100回も同じ」との言葉により京太郎も憧とのSEXにハマってしまう
憧も京太郎とのSEXにハマってしまい自制できない二人が玄関で駅弁FUCK中に和が予定外の帰宅
京太郎に棄てられると思った和は遠征に行く前に憧に「京太郎から咲さんを守れ」と頼んだのと
これからは咲とのレズSEXするときのための練習相手してもらうと言って簡単に二人を許しそのまま3P
京太郎がいない時によくレズSEXするようになった和と憧だがフェラチオ、パイズリ、奥突きでの子宮口責め、
中出しの無いSEXに物足りなさを感じチンポの偉大さを知るが咲と穏乃にレズSEXしているのを見られる
憧とも付き合いだしたのを知った咲が「京ちゃんならレズカップルを受け入れてくれる」「子供には男親も必要」
「憧さんと和ちゃんとも死ぬまで一緒」と穏乃を説得し合流するため3P中の隣の部屋に乱入
和と憧に「合流したい」「二人も四人も一緒」と交渉
和と憧も京太郎と(憧と穏乃)[和と咲]が3Pしてあぶれた(咲さん)[シズ]と私が念願のレズSEXできると快諾
京太郎は和と憧に顔面騎乗&騎乗位されていたのでしゃべれず色々と重要なことが勝手に決められてしまう
和と憧でどちらの組が先にレズSEXするか口論になり放ったらかしにされた三人が3Pしていて
残された二人がお互いが悪いと罵り合いからの肉体言語に発展するも仲直りのレズSEXで解決
それぞれの親に「認めてくれなかったら同性婚する」と脅し結婚の許可を無理矢理得るが四回も式と披露宴やるハメに
京太郎が告白もプロポーズもしてないしされてもいないと新婚旅行中に気づく
数十年後和、咲、穏乃のプロ雀士三人に先立たれた京太郎と元アナウンサーの憧が遺品整理していると和の日記を見つける
最後まで残ったアコチャー大勝利

はぁ…幼なじみの京ちゃんと援交するアコチャーが書きたい
昔からずっと一緒に居て、基本的に阿知賀九年と同じ感じで京ちゃんと仲良くなっていくアコチャーが書きたい
生乳イベントも済ませ、中学に入ったところで、化粧を覚え、一気に可愛くなるアコチャーが書きたい
そんなアコチャーの事を幼なじみとして意識しながらハンドボールで頑張る京ちゃんが書きたい
アコチャーは麻雀で頑張るって決めたからマネージャーとかじゃないけれど、試合の応援したり、レモンのはちみつ漬けとか差し入れするアコチャーが書きたい
部の他のメンバーにも振る舞って「流石、新子は須賀の嫁さんだな!」と言われて「ヤですねー。そんなんじゃないですよ」と言いながら満更じゃないアコチャーが書きたい
その間にも可愛くなっていくアコチャーをハンドボール部の誰かに取られるんじゃないかとやきもきしてしまう京ちゃんが書きたい
そこで自分はアコチャーの事が好きなのだけれど、多感な中1で一体、どう告白すれば良いのか分からなくて悶々とする京ちゃんが書きたい
そんな中、順調に大人になっていく身体は性欲を覚え、自家発電を始める京ちゃんが書きたい
オカズは勿論、小学校六年の頃、アコチャーに触れた生乳で、その感触を思い出す度にすぐさま勃起し、早漏並の速度で射精してしまう京ちゃんが書きたい
日々、高まっていく憧への気持ちと共に性欲が高まっていって、どれだけハンドボールに打ち込んでもムラムラしちゃう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんにアコチャーガテスト前に勉強を教えに来てくれたんだけれど、思春期の猿状態で中々、集中出来ない京ちゃんが書きたい
それどころか隣にいるアコチャーの髪から漂う香りや、たまに押し当てられる八つ橋っぱいに勃起しちゃう京ちゃんが書きたい
それを何とか隠そうとするんだけれど、ついにアコチャーに気づかれてしまって、顔を真っ赤に染めながら死にたくなる京ちゃんが書きたい
チュートリアルで攻略された生乳ヒロインであるアコチャーがそれに悪い気どころか嬉しくなって胸をドキドキさせちゃうところが書きたい
かつて生乳を触らせて尚、逃げられてしまった相手が何もしていないのにこんなにも自分を意識し、興奮してくれているという事に女としての喜びを覚えてしまうアコチャーが書きたい
そんな喜びをもっと得る為にこの場ではどうすれば良いのかと必死で頭を回すんだけれど、何だかんだで狼狽して中々答えが出せないアコチャーが書きたい
それでも何とかこのチャンスを掴んでやろうと「た、溜まってるって奴なの…?」から始まって、自分で処理する方向に持って行きたいアコチャーが書きたい
でも、幼なじみで好きな相手に性欲処理だなんてさせたくはなくて、身体はそれを求めてるのに断っちゃう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに「私がしたいの!」と言っちゃて顔を真っ赤にさせちゃうアコチャーが書きたい
「え?」と聞き返す京ちゃんに、まるでこれでは自分がエッチが好きな女の子みたいじゃないか、と狼狽してしまうアコチャーが書きたい
そこで好きと言えば良かったのに、ついつい意地を張っちゃって「ち、違うの!ほ、ほら、今月、私金欠で…!し、仕方なく…仕方なくね…?」と右斜上の事言っちゃうアコチャーが書きたい
狼狽していたとは言え、さらにダメな方向にかっ飛んでしまった自分に頭の中グルグルだけど、とにかく、京ちゃんとエッチする機会は逃したくないアコチャーが書きたい
幼なじみの突然の援交要請にびっくりして固まる京ちゃんを「い、いいから!ほ、ほら、するわよ!」と押し倒して無理やり、ズボン脱がせたりムスコいじったりしてその気にさせちゃうアコチャーが書きたい
そんなアコチャーに元々ムラムラしていた京ちゃんは抗えず、また「憧にも見返りがあるのだから構わない」と欲情が理性を上回り、そのままセクロスしちゃうところが書きたい
初めて同士のセクロスはぎこちなくて気持ちと身体をぶつけあうようなものだったけれど、大好きな男の子と結ばれた幸せに一杯で痛いとか気にならないアコチャーが書きたい
寧ろ、京ちゃんのマジカル☆チンポに少しずつ身体が鳴らされ、京ちゃんが三回ほど射精した頃にはもう膣内イキを覚えちゃうくらいエロエロになっちゃうアコチャーが書きたい
文字通りセクロスを覚えたての猿となった二人はそのまま日が暮れて夜になるまでセクロスを続けて、全身、汗と愛液と精液でドロドロになっちゃうアコチャーが書きたい
普通は鬱陶しくて仕方がないその感覚も好きな人に汚されたと思うと嫌な気分ではなくて、アクメ疲れた顔に笑みを浮かべてしまうアコチャーが書きたい

そんなアコチャーからようやく離れた京ちゃんが自分の横に突っ伏して満足そうな顔をするのにさらに幸せを深めてしまうアコチャーが書きたい
その幸せを京ちゃんに伝えようと京ちゃんに身体をすり寄せ、頬にチュッチュとキスしちゃうアコチャーが書きたい
そんなアコチャーの熱烈なキスを受けながらも性欲処理で処女を奪ってしまった事、そして何回もセックスしてしまった事を謝罪する京ちゃんが書きたい
そんなの気にしなくても良いとアコチャーは言うんだけれど、京ちゃんは頑固で、「支払う金額を教えてくれ。借金してでも全額支払う」と言われてしまうアコチャーが書きたい
正直、後半の方は幸せなだけじゃなくて凄い気持よかったし、好きな男に抱かれているという充実感は麻雀でも味わえないものだけにこっちがお金払っても良いくらいだと思っちゃうアコチャーが書きたい
でも、最初に援交持ちかけたのはアコチャーであるがゆえに折れるしかなく、「じゃあ、一回100円で」と結論付けるアコチャーが書きたい
たったそれだけで良いのかと尋ねる京ちゃんに、「幼なじみが破産するような金額設定はしないわよ」と幸せ気分に水をさされ、ふてくされたように返すアコチャーが書きたい
「その代わり独占契約ね。あたし以外とこういう事したら、契約違反で罰金とるから。…ま、その分、毎日、処理してあげるから安心しなさい」と最後に付け加えるアコチャーが書きた

そんな感じで始まった援交生活なのだけれど、最初、幼なじみと援交するだなんて悪いと我慢しようとしてしまう京ちゃんが書きたい
しかし、性格相性だけじゃなく、身体の相性まで抜群だった憧の身体は忘れられず、自分の手で抜こうとしても中々イケなくて悶々とする京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに気づいた憧は自分から京ちゃんの部屋に行き、スカートをめくり上げて京ちゃんに勝負下着見せつけちゃうところが書きたい
無論、中学生の男子が美少女のスカートたくしあげに我慢出来るはずがなく、その場でまたケダモノになっちゃう京ちゃんが書きたい
お互いに慣れている所為か、一回目よりも気持ちいいそのセックスにもう逃げられないくらいドハマリしてしまって、その次の日から自分で憧を呼んじゃう京ちゃんが書きたい
けれど、一回100円のリーズナブル価格でも、毎日毎日憧としてたらお小遣いもすぐさま底を尽き、どうしようかと悩む京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんとのセクロスに同じくドハマリしてしまったアコチャーが「今日はサービスデーだから」と無料でセクロスしちゃうのが書きたい
ちょっと理不尽なものを感じながらも、既に勝手知ったるアコチャーのメス化しつつある身体には逆らえず、何時ものように流されちゃう京ちゃんが書きたい
そんな風に数ヶ月が経つのだけれど、お小遣いのほぼ全額をアコチャーとの援交にぶっこんでしまい、ハンドボールで使う靴やユニフォームを買い換えるお金がなくて悩む京ちゃんが書きたい
同じく京ちゃんから援助交際で貰ったお金の使い道を悩んでたアコチャーが京ちゃんの靴やユニフォームなんかを買ってプレゼントしてあげるところを書きたい
ある意味では献身的で、ある意味では理不尽なプレゼントではあるのだけれど、本気で悩んでいたアコチャーに抱きつく京ちゃんが書きたい
瞬間「ふきゅっ」とおなじみの鳴き声をあげたアコチャーはスイッチ入っちゃってモジモジするんだけれど、アコチャーの優しさに感激して抱きついただけでその気はない京ちゃんが書きたい
結果、貰った靴やユニフォームの着心地なんかをまず確かめようとする京ちゃんを引き止めちゃうアコチャーが書きたい
「…プレゼントしてあげたんだからさ。今日も…援助交際してよ」と上目遣いで言っちゃうアコチャーにお金はないと返す京ちゃんが書きたい
「…バカ。今日は私がお金を払う番よ。プレゼントまでしたんだし…サービスしてよね…♥」と言って、そんな京ちゃんを押し倒すアコチャーが書きたい


尚、上のはそのまま援助する側される側がドンドン入れ替わり、アコチャーは変わらず京ちゃんに貢いでいく模様
途中で援助交際資金はお互いの共用資金のようになり、そのまま結婚資金やマイホーム資金、老後資金になっていくんじゃないかなー
時間なくてちょっと中途半端なので書き直したいけど(´・ω・`)


>>589
時間があればガチで全部書きたいんですけどねー(´・ω・`)時間ねぇ
ホント、分身とかってなんで出来ないんですかね…(錯乱)

>>581
まぁ、ここから寝取られるとしたら、やっぱり和じゃないですかね
次の日、外を散歩している時に和に出会って、そこで近くの飲み屋なんかで近況を話してる間に、咲との婚約の話に触れちゃって
完全にハメられてしまった事を告げた瞬間、それまで京ちゃんと咲ちゃんが付き合っていると思い込み、高校生時代の気持ちに蓋をしてきた和が、
自分にもチャンスはあると思ってグイグイ攻めてきて、次の日は二人でラブホテルのベッドの上にいたとか(´・ω・`)

>>592
私から妄想取ったら何も残らないだろ!!

>>593
偉大な先人達がアコチャーのキャラ固めてくれたからなー
何となく京ちゃんにはグイグイ引っ張ってくれるタイプの女の子も似合いそうなのもあって、イメージしやすいんじゃないですかね?

>>594
生乳はほら…チュートリアル攻略のご褒美みたいなものだから(震え声)
実際は割りと普通だと思って書いてたのですよね(´・ω・`)狂気の沙汰である

>>595>>596
上の京ちゃんは咲ちゃんと一緒のベッドに入ってもピクリともしないのでハメるのはかなり後になるんじゃないですかね(錯乱)
普通に結婚初夜で初めて結ばれそう
で、普通に相性が良くてお互いにセクロスドはまりしそう(真顔)
後、本編の咲ちゃんもちゃんと浄化されたやろ!!

>>597
~と~のどっち?をのどっちと答えてしまうようなものですね(´・ω・`)なんか違う気がする
2クール潜伏し、全国のチミっ子にトラウマを植えつけた顔芸の話をするのは辞めるんだ(´・ω・`)

>>600
色々混ぜすぎィ!!
とりあえずアコチャーが大好きなのは伝わってきた(´・ω・`)後レズップルも
レズップルの共有財産になるのは割りと私も好きなんですけれど(´・ω・`)その前に書かなきゃいけないもの沢山ありますしねー…
総合スレでもあげて貰ってたしまずなんぽっぽスレ完結までやらなきゃいけませんしね(´・ω・`)


あ、後、次回への繋ぎに迷ってますが、上手くいけば今日投下出来そうです(´・ω・`)楽しみにしててね☆

やっふぅまってるぜー!

やっぱアコチャーいいわ

(個人的に)京太郎って咲キャラの中でも結構受け寄りだから確かにグイグイくるタイプとの想像はしやすいのかもしれない

幼馴染アコチャーは生乳から逃れられないのか…


妄想が、ついに空白に…

これは行間読めとかそういうアレかしら
もうプロットだけ作って誰かに書いてもらったほうがいいのでは

>>606
憧と淡のドロッドロな修羅場三角とかいい妄想してるじゃないか

ついに枠に収まらなくなったか…

これは考えるな感じろとかそういうやつなんです?

モモが書いたのでは

今更だが乙
本編が遅い進行だったんで溜まるまでと思ってスレを離れていて、久しぶりに見に来たら確かに本編が大分進んでいたんだけれど
>>1が凄い気味悪くなっていてビックリした
こんなん考慮しとらんよ……


最近また熱くなってきたから少しヒンヤリする話をしよう





















今日、私、ガッツリ仕事で今帰ってきたばっかりなんだ

十時半とか思いっきり書類作ってる真っ最中だったんだ

私は一人暮らしでペットを飼ってる訳でもないんだ

ついでに言えば、部屋の中は別に荒らされてないし、貴重品の類は全部、残ってたんだ

……一体、上の書き込みが何がどうあって行われたのか全然、分からん(´・ω・`)マジ怖い…

今ちょうど生乳読み直してる俺にはタイムリーな妄想
って……怪談話にはまだ早いぞ(ガクブル

こっちは、まだ肌寒いんだからやめろよ(ガタガタ)

とりあえずウィルスとかちょっと怖いんでウィルスチェックしたり、OSインストールしなおしたりするので
今日は投下出来ないかちょこっとだけになると思います(´・ω・`)ゴメンナサイ

咲ちゃんとか穏乃とかのちっぱいを、生乳揉んで育てればいいと思う

>>1がいつもの妄想って言ってるから全部嘘なんだな(ポジティブシンキング)

ついに妄想を念で投下する能力を身に付けたんだな
これからは寝ながらでも出来るな!

寝ながらとか社畜の鑑みたいなやつだな

>>604
アコチャーは私も阿知賀9年書いてる間にすげぇ好きになった子なんでまた書きたいのですよねー
幼なじみはもうやったんで今度は大学生とか社会人とかを舞台にして(´・ω・`)ただどういうスレにするかは思いつかない

>>605
同じく京ちゃんは受けキャラなイメージ強いんで、グイグイくるタイプとか、或いは受けキャラな京ちゃんが動かざるを得ないポンコツキャラとの絡みは想像しやすいです
そういう意味ではその両方を併せ持つシロ最強なのかもしれませんが(´・ω・`)シロはなんかこう…私が書くとぐっちょんねっちょんしそう(意味深)
そして基本の話の流れを阿知賀9年から引き継ぐのが一番スマートだっただけで生乳から逃れられない訳じゃないから(震え声)

>>606>>607>>608
結局、アレから色々調べましたが原因わかりませんでしたの…(´・ω・`)マジでなんだコレ
色々と悩ませちゃっていたらごめんなさい(´・ω・`)そして書きたい人がいるとは思えないけど、上の奴全部勝手に持ってても良いですよー
書きたい以上に見たいですしね(´・ω・`)

>>609>>610>>612
考えずに感じた結果が>>609>>610だよ!!
一体、二人には何が見えているのか…(ゴクリ)
しかし、憧と淡のドロドロ修羅場良いですねー…(´・ω・`)
大学生の麻雀サークルの部長副部長として京ちゃんの前では仲良くするんだけど京ちゃんいないと途端にギスギスする二人とか書きたいかも(´・ω・`)

>>613
つまり私の部屋にはモモちゃんがやって来ていた可能性が微レ存…?
お出迎えしなきゃ(使命感)

>>614
私が気持ち悪いのは最初からだろ!!!!(´・ω・`)ゴメンネ

>>616>>617
一番、寒かったのは私だよ!!!!!(´・ω・`)とりあえずPCは大丈夫でしたの
後、侵入者が怖いんで、ちょっと一ヶ月ほどカメラ取り付けてみます(´・ω・`)何も映らなかったら良いんだけどねー…

>>619
その二人は揉んでも育たないって言うか育っちゃいけない二人だと思う(真顔)

>>620
ところがどっこい…!嘘じゃありません…!!現実…っ!これが現実…っ!!

>>621>>622
割りとそれマジで欲しいんですけど(´・ω・`)寝てる間に別スレ一本進められるなんて最高じゃね?
社畜だけじゃなく色々と応用も効きそうですしねー(´・ω・`)だが、そんなオカルトありえません…


あ、とりあえず見直し終わったんでそろそろ始めます(´・ω・`)ヒャッハーお楽しみだー


咲「……」キョロキョロ

和「咲さん…」

咲「あ…和…ちゃん…」

和「もう表彰式も取材も終わりましたし、そろそろホテルに戻りましょう」

和「明日は休みですが明後日からまた個人戦が始まりますし」

和「皆も祝勝会を始められるのを待っていますから」

咲「でも…」

和「…………永水女子はもう帰ったそうですよ」

咲「え?」

和「咲さんが取材を受けている間に後輩の子に調べてきてもらいました」

和「部長である神代さんに代わって滝見さんが表彰式に出ている間に、もう残りの人たちは帰っていたそうです」

咲「そう…なんだ…」


咲「じゃあ…京ちゃんももう…」

和「…恐らくはホテルに戻っているでしょう」

咲「…そっ……か」シュン

和「……咲さん」

咲「ありがとう、和ちゃん」

咲「そんな事まで調べてきてくれて」

和「お礼は調べてきてくれた後輩の子に言ってあげてください」

咲「でも、指示を出したのは和ちゃんなんでしょう?」

和「まぁ、そうですが…本当に私は大した事していませんし」

和「精々、咲さんの行動パターンを読んだくらいですよ」

咲「…そんな簡単に読められちゃうくらい私って単純かな…?」

和「単純というか視野狭窄になりやすい印象がありますね」

和「特に須賀くん関係に関しては」クス

咲「……ぅ」カァァ

和「まぁ、それだけ咲さんが須賀くんを想っているのはこの半年ちょっとで良く分かっていますし…」

和「何よりそういう高い集中力が咲さんの強さの秘密でもあるのでしょうから」

和「私達は今まで通り咲さんのサポートをするだけですよ」


あ、まずい、NG避け外してなかった…
すみません、最初からまた投下しなおします

咲「……」キョロキョロ

和「咲さん…」

咲「あ…和…ちゃん…」

和「もう表彰式も取材も終わりましたし、そろそろホテルに戻りましょう」

和「明日は休みですが明後日からまた個人戦が始まりますし」

和「皆も祝勝会を始められるのを待っていますから」

咲「でも…」

和「…………永水女子はもう帰ったそうですよ」

咲「え?」

和「咲さんが取材を受けている間に後輩の子に調べてきてもらいました」

和「部長である神代さんに代わって滝見さんが表彰式に出ている間に、もう残りの人たちは帰っていたそうです」

咲「そう…なんだ…」


咲「じゃあ…京ちゃんももう…」

和「…恐らくはホテルに戻っているでしょう」

咲「…そっ……か」シュン

和「……咲さん」

咲「ありがとう、和ちゃん」

咲「そんな事まで調べてきてくれて」

和「お礼は調べてきてくれた後輩の子に言ってあげてください」

咲「でも、指示を出したのは和ちゃんなんでしょう?」

和「まぁ、そうですが…本当に私は大した事していませんし」

和「精々、咲さんの行動パターンを読んだくらいですよ」

咲「…そんな簡単に読められちゃうくらい私って単純かな…?」

和「単純というか視野狭窄になりやすい印象がありますね」

和「特に須賀くん関係に関しては」クス

咲「……ぅ」カァァ

和「まぁ、それだけ咲さんが須賀くんを想っているのはこの半年ちょっとで良く分かっていますし…」

和「何よりそういう高い集中力が咲さんの強さの秘密でもあるのでしょうから」

和「私達は今まで通り咲さんのサポートをするだけですよ」


和「…だから、戻ってきてくれませんか?」ジィ

咲「和…ちゃん…」

和「私…これが最後だなんて…嫌です」

和「私は…咲さんともっともっと麻雀がしたい…」

和「来年も貴女と一緒にこの場所で一緒に戦いたい…」

和「貴女の仲間として…友人として」

咲「…………でも、私は…」

咲「…私は和ちゃんに…酷い事言っちゃったよ?」

咲「和ちゃんだけじゃない…他の後輩の子達だってそう」

咲「見込みのある子もいたのに…私が潰しちゃって…」

咲「そんな私が…今更…戻れるはず…ないよ」

咲「皆が私の事を認めない」

咲「私はもう…麻雀部にいない方が…」

和「…そんな事ありません」

咲「え…?」


「宮永先輩、優勝おめでとうございます」

「宮永先輩!格好良かったです!!」

「最後の和了、最高にしびれました!!」

「中堅で失点しまくった私のフォローありがとうございます!」

「宮永先輩は素敵です!だから…辞めないでください!」

「宮永先輩は怖いけど、私達の目標なんです!」

「そんな人にいなくなられたら…どうしたら良いか分かりません…!」

「だから…いなくならないでください!!」

咲「……みん…な」

和「…確かに咲さんは少し間違っていたのだと思います」

和「ですが、それでも…伝わるものはあったんですよ」

和「貴女の麻雀は…永水女子の須賀京子さんと同じように人をドキドキさせるものだから」

和「人を引きつけて、夢中にさせるものだから」

和「咲さんはこんなにも慕われていたんですよ」

和「貴女が思っていた以上に…そして私が思っていた以上に…」

和「宮永咲と言う雀士は多くの事を彼女たちに伝えていたんです」

咲「…………ぅ…ん」ポロ


咲「ごめん…ごめんね…皆」ポロポロ

咲「私…今まで全然、何も分かってなくて…」

咲「勝つ事だけしか…頭に…なくて…」

咲「酷いことも一杯…一杯…言っちゃって…」

「そんなの気にしないでください!」

「宮永先輩は厳しかったですけど…でも、間違った事は言ってませんでしたし…」

「うち顧問はいても監督いませんから、どの道、誰かが憎まれ役になる必要はあったんだと思っています」

「実際、インハイ優勝や部長達目当てに入部して、努力を怠る連中も結構、多かったですしね」

「予算と部室の広さの都合上、そういうミーハーなだけの連中にいられると他の部員の上達や指導にも影響が出ますし」

「追い払ってくれた先輩には本当に感謝してます」

「それに宮永先輩のお陰で私達、かなり強くなれました」

「中学では鳴かず飛ばずだった私が今年の個人戦で良いところまでいけたのは宮永先輩のシゴキのお陰です!」

「確かにちょっと心折れそうでしたけど…でも、宮永先輩を信じて積み重ねてきた努力は裏切りませんでした!」

和「……と皆の意見は大体、こうみたいですけど…咲さんはどうですか?」

咲「…うん…私も…同じ…だよ…」グス

咲「私も…ここまでついてきてくれた皆に…感謝してる…」

咲「きっと恨まれてると思ってたのに…こんな風に言ってもらえて…私…感激…してるよ…」


咲「だから…また一緒で…良い…かな?」

咲「私…もう皆が思ってるような宮永咲じゃないけれど…」

咲「前みたいに厳しくは出来ないかもしれないけど…」

咲「でも…私…まだ皆と一緒に…麻雀したいから…」

咲「今度こそ…皆と本当に…麻雀を…楽しみたいから…」

「勿論です!」

「と言うか、コレ以上厳しくされると流石にキッツイかなーって…」アハハ

「私達だって、まだまだ宮永先輩と一緒にやりたいんですよ」

「私も…来年こそ足を引っ張らないようにしますから…」

「「「「これからもご指導ご鞭撻よろしくおねがいします!!」」」」ペコリ

咲「……ぅん」ゴシゴシ

咲「じゃあ、また明日から一緒に麻雀…楽しんでいこうか」ニコ

「い、良いんですか?折角のお休みなのに…」

咲「うん。決勝って言っても何だかんだ言って半荘二回しか打ってないし」

咲「それに東京に来てから、あんまり指導とかはしてあげられなかったお詫びもしたい」

咲「何より…私自身、今、麻雀が打ちたくて打ちたくて仕方がないんだ」トオイメ

和「…咲さん」


咲「(…京ちゃんの言う通りだったよ)」

咲「(私の周りには…私が思ってたよりも大事なものが沢山があった)」

咲「(私が思っていた以上に私の事を想ってくれていた人が沢山いた)」

咲「(それを…私は京ちゃんに伝えたい)」

咲「(こうして今、麻雀が打ちたいっていう気持ちも…)」

咲「(京ちゃんに会いたいって言う気持ちも…)」

咲「(京ちゃんの事が…大好きだって…気持ちも全部…)」

咲「(…こうして別れてしまった以上、それはきっと…届かないんだと思う)」

咲「(京ちゃんはもう…私の言葉なんて聞いてくれないんだって分かってる…)」

咲「(でも…私、諦めないよ)」

咲「(私にとって京ちゃんは…決して諦められる人じゃないんだから)」

咲「(子どもの頃からずっと一緒にいて…私の事何度も助けてくれて…)」

咲「(そんなヒーローみたいな京ちゃんを…諦められるはずがない)」

咲「(今は届かなくても…必ずこの気持ちを京ちゃんに届けてみせるから…)」

咲「(……覚悟しててね、京ちゃん)」


―― 俺が気絶してる間に大体の事は終わっていた。

限界一杯まで能力を使った事による反動は思いの外、大きかったらしい。
俺が目覚めた時にはもうホテルの部屋に戻っていて、表彰式も全て終わっていた。
出来れば永水女子が準優勝として表彰されるところをリアルタイムで見たかったが…まぁ、こればかりは仕方ない。
決勝戦で体力を根こそぎ使いきり、ベストを尽くした証なのだと前向きに思うべきだろう。

京子「(それに目の前には春達もいたしな)」

俺が目覚めた時、既にホテルにいたと言う事は、気絶しっぱなしだった俺を皆が運んでくれた事を意味するのだ。
特に春と明星ちゃんは俺が目覚める深夜前までずっと看病をし続けてくれていたらしい。
後で幾らでも見返す事が出来る表彰式を惜しむよりも、彼女たちへと感謝を告げる方が先決だ。
そう思った俺は春と明星ちゃんに感謝を告げ、疲労感の残る身体を押して、二人を部屋まで見送った訳だけれど。
そこで回復した体力も尽き、自分のベッドへと戻った後、朝まで思いっきり爆睡してしまった。


京子「(んで、その次の日も俺は殆どベッドの中で寝て過ごしていて…)」

決勝戦の翌日は団体戦個人戦の双方を戦いぬく雀士にとって、とても貴重な休みだ。
俺達の中で、個人戦にもエントリーしているのは小蒔さんだけだが、彼女を置いて楽しく東京観光など出来ない。
故に元々の予定では、団体戦が終わった翌日は、皆でバカンスを楽しむはずであった。
けれど、それは翌日にも尾を引く俺の疲労によって立ち消えとなってしまったのである。

京子「(…情けないよな)」

そう思うのは何も皆が楽しみにしていたバカンスを台無しにしてしまったからだけじゃない。
それも決して小さくはないが…それよりも大きいのは自分の精神的コンディションだ。
肉体的には昨日一日たっぷりと春や明星ちゃんに癒してもらったお陰でかなり元に戻っているが、心の方はまだまだである。
咲を見捨てたあの時から俺の胸に食い込んだ刺は大きくなる一方で、まるで小さくなろうとはしない。
ズキズキと胸に走る後悔の痛みは未だ強く、俺に咲と会う事を忌避させていた。


京子「(勿論、決勝戦と同じように【須賀京子】であり続けるのが一番なんだって分かってるけど…)」

するべき事は見えているし、やらなければいけない事も理解している。
最早、俺にとって咲は恐れるような相手ではなく、ただの決勝戦を戦っただけの戦友だ。
だが…まるでそれに対して否と唱えるように胸に食い込んだ痛みは強く、そして根強いもので。
こうして決勝戦から一日経った今も…俺は未だ迷いを吹っ切れないでいた。
一度は俺が見捨てた幼なじみと元の関係になりたいと俺は心の何処かで…未だ望んでいたのである。

京子「(…やっぱ…そう簡単に心の中で整理なんてつけられないもんだよな…)」

そう思い浮かべながら俺はベッドの上で、小さくため息を吐いた。
昨日は俺の事を心配してかべったりだった春も明星ちゃんも、側にはいない。
団体戦の決勝戦から二日経った今日は個人戦が開始されているのだから。
個人戦でもリベンジを掲げる小蒔さんの応援に俺以外の全員がついていった訳である。
後に残ったのは、未だ咲の事を吹っ切る事が出来ない俺一人だけで… ――


京子「(…そんな俺を皆は許してくれた)」

京子「(一人、部屋で残りたがる俺を仕方がないと許してくれた)」

京子「(…でも、何時まで経っても…その気持ちに甘え続けてちゃいけない)」

京子「(だから……)」チラッ

俺がそこで視線を向けるのはベッドの上に無造作に投げ捨てられた携帯だった。
画面上部のランプをチカチカと点灯させているそれはきっと多くの人達から祝いのメールや電話が届いているからなのだろう。
けれど…俺はそれを確認する事が出来なかった。
何せ、その中にはまず間違いなく、咲からのモノも混じっているはずだから。
確認してしまった瞬間、自分の中の迷いが大きくなってしまうであろう幼なじみからの言葉から…俺はずっと逃げ続けていた。

京子「(いい加減、何とかしなきゃって分かってはいるんだ…)」

決勝戦でアレだけやらかしたのだ。
元々、俺の正体に気づいていた咲が、今更、【須賀京子】と【須賀京太郎】は別物だなどと思ってくれるはずがない。
既に疑惑を確信へと変えた咲を騙せるだけのトリックなど思いつかないし…コレ以上、咲と繋がっていてもアイツに下手な希望を持たせるだけ。
幼なじみの事を思うなら、携帯番号とアドレスを変え、自分の携帯からも咲のデータを全て消去するしかない。


京子「(…そうすれば咲との縁は切れる)」

もう二度と会う事はない。
そんな言葉を現実にするように…俺の人生から咲が消えてしまう。
それを想像しただけで息が詰まりそうになるが…でも、それが最善なのだ。
このままメールアドレスも変えず、なぁなぁでいては咲は何時迄も諦めきれない。
一度、突き放したのだからいい格好などしようとせず…再び俺が突き放すべきなのだ。

京子「(それが未だ出来ないって事は…俺がそれだけ優柔不断って事なんだろうな…)」

改めて沸き上がってきたその言葉に俺はもう一度、小さくため息を吐いた。
我が事ながら咲との戦いに臨んだ時の決断は一体、どこに行ってしまったんだと言いたくなる。
いや…結局はアレも虚勢だったのかな。
そもそもアレは俺が決断したと言うよりも姫子さんに半ば促されたようなものであるし。
逃げ続けていた意識を咲の為に何とか奮い立たせただけで、決意でも覚悟でもなかったのかもしれない。


京子「(あー…ダメだな…)」

ドンドンと思考が悪い方向へと流れていってしまう。
この部屋に初めて荷物を置いた時よりも、今の自分はある意味、重症だ。
そう分かりながらも今の俺は思考の流れに逆らえない。
何かをする気なんてまったく起きず、部屋のベッドから天井を見上げるだけの…無気力な状態のままだった。

ブルルルルルル

京子「っ」

そんな俺の耳にくぐもったバイブレーションの音が届く。
ベッドに投げ捨てられた携帯から響く振動の音に、俺の身体は一瞬、固くなった。
もしかしたら咲からのメールかもしれない、と身構えるその身体から力が抜けたのは一秒後。
メールなら1ループで止まるそれが二度目のループに入り始めたからだ。


京子「(…電話って事は九割方、咲じゃない)」

京子「(アイツは今、個人戦の真っ最中なんだから)」

京子「(メールを送ってくる余裕はあっても、電話している余裕はないはず)」

京子「(だけど…)」

勿論、咲ではないのであれば、ここで黙っている方が不誠実だ。
そんな事は俺にだって分かっている。
けれど…もしかしたら咲かもしれないという思考は完全に吹っ切れるものではなかった。
ほんの1%でも、咲の可能性があるだけでついつい動きが鈍り、携帯に手が伸び辛くなってしまう。

京子「(とりあえず…確認だけしてみるか)」スッ

それでも俺が携帯に触れたのは、今の自分を悔いているからだろう。
今の俺は咲からの連絡を恐れるあまり、永水女子の準優勝や、俺の健闘を讃えてくれているであろう多くの人達を無視しているのだから。
幾ら理由があったとしても、そんな不義理を何時迄も続けて良いはずがない。
まず間違いなく咲からのものでない事は分かっているのだから、自分を変える為にもまず行動しよう。


―― そう思って引き寄せた携帯の画面に映っているのは親父の名前だった。

京子「…………え?」

それに数秒ほど遅れて声が出たのは、親父から連絡があるだなんて欠片も予想していなかったからだ。
そもそも親父は俺が鹿児島に来た日以来、まったく音沙汰がなかったのだから。
俺自身、俺を神代家へ売ったらしい親父にどう話をすれば良いのか分からなくて、ずっと連絡する事が出来なかった。
決して忘れていた訳ではないが、思い出すだけで辛いと咲と同じように心の奥底へと押し込めていた相手。
そんな親父からの突然なアプローチに俺は思考が固まり、どうすれば良いのか分からなくなってしまう。

京子「(でも…こんな機会、二度とないかもしれないんだぞ…)」

京子「(もう…俺達は普通の家族じゃないんだ)」

京子「(これが…親父との最後の会話になるかもしれない…)」

そう思ったら…俺の指は勝手に動いていた。
未だ諦めきれないように着信を告げる携帯を操作し、その通話ボタンを押す。
そのまま携帯を耳元へと近づける手は、決してスムーズなものではなかった。
一体、俺はこれから何を言われるのか。
何を聞かされてしまうのか。
そんな不安と怯えに俺の手は震えながらも、何とか携帯を耳元へと押し当てる。


「よーす。遅いぞー」

京太郎「っ…!……悪いな、ちょっと色々あってさ」

「まさか自家発電でもしてたか?」

京太郎「ホテルにいんのに、出来る訳ないだろ」

瞬間、聞こえてきた声は聞き覚えのあるものだった。
相変わらず気楽なその声音に一瞬、言葉が詰まったのは、それが親父のモノであると分かったからだろう。
幼なじみである咲以上に俺の人生と共にあり、何だかんだ言いながらも俺を護り、そして道を示してくれていた男の声。
そして…………ほんの半年ちょっと前に俺を神代家へと売った男のそれに咲とはまた別種の痛みが胸へと走る。

「大丈夫だって。ホテルにデリヘル呼ぶ猛者だっている訳だから」

「ちょっとくらい自家発電しても問題ないさ」

京太郎「んな事して匂いで男だとバレたらどうするんだよ…」

「だからって禁欲するのはちょっと真面目が過ぎると思うぞ」

京太郎「どっかの誰かさんを反面教師にしてるだけだって」

「はは。そいつはよっぽど優秀だったみたいだな」

京太郎「言ってろ、馬鹿」

それでも後から後から言葉が漏れだしてくる。
もう半年以上、会っていなくて…心の中に蟠りも沢山、残っているのに。
俺の人生の大半を一緒に過ごした所為か…勝手に憎まれ口を叩いてしまう。
そして親父もそれに乗ってくれて、まるで昔みたいな会話が出来ていて。
…それがまた痛くて苦しくて…携帯を握る手に力が入った。


「ま、折角の青春なんだし、女の一人でもコマしちゃえよ」

京太郎「これでも女で通ってるってのに、そんな事出来るはずないだろ」

「六女仙とか、お前の正体、知ってる相手はいるだろ」

「滝見の嬢ちゃんとかどうだ?あの不思議系ボインちゃんは割りとお前の好みだと思うが」

京太郎「まぁ…確かに好みではあるけれど…」

「けど?」

京太郎「……いや、なんでもない」

今は咲の事で頭が一杯だから、そういう事は考えたくはない。
多分…昔ならば、そんな風に弱みを見せる事だって出来たんだろう。
何だかんだ言って、親父は俺にとって『頼りがいのある大人』って奴だったから。
反抗期の真っ最中であっても、親父の事は心の何処かで認めていた。
……そんな相手に誤魔化しの言葉を返すのは、決して恥ずかしいからじゃない。
咲の事を口にしても、ただ親父を困らせ、自分の胸がさらに痛くなるだけだと分かっていたからだ。


京太郎「それよりいきなり電話してきて何の用なんだ?」

「いやぁ…本当は俺も電話するつもりはなかったんだけどさ」

「でも、また電話して来いって言ってたのに、何時迄もアクションがないみたいだから」

「団体戦準優勝のお祝いついでに、パパンが京太郎に有り難い言葉をくれてやろうかと」

京太郎「結構です」

「なんでだよ!?本当に有り難いんだぞ!嘘じゃないんだぞ!!」

京太郎「はいはい。んじゃ、聞くだけ聞いてやるよ」

…まぁ、正直、期待なんてまったくしていないけどさ。
お祝いそのものが嬉しくない訳じゃないんだが…相手は俺の親父だし。
永水女子の準優勝を祝いたいと言うその言葉に嘘はないと思うが、それが信用に繋がる訳ではない。
前置きもやたらと軽いものだし、話半分程度に聞いておいた方が良いだろう。

「団体戦準優勝おめでとう、京太郎」

「咲ちゃんには一歩届かなかったけど…中々、格好良かったぜ」

京太郎「…っ」

そんな予想に反して、俺の耳に届いたのはさっきまでの軽くて気楽な言葉ではなかった。
何時もどこかおちゃらけている親父が本気になった時だけ聞ける…真剣なトーン。
俺を子どもや遊び相手ではなく対等の相手として認めてくれているそれを聞くのは…一体、どれくらいぶりだろうか。
そう思った瞬間、胸の奥まで突き刺さる鈍い痛みに俺は言葉を詰まらせてしまう。


「多分、あそこまで行くのにすげぇ頑張ったんだろうな」

「何せ、京太郎はインハイで戦うところか、和了る事すら出来ないって愚痴ってたんだから」

「そんな京太郎がインハイ決勝まで勝ち上がって…咲ちゃん達相手にあそこまで踏ん張って…」

「俺は誇らしいよ」

「日本中を熱くさせるような麻雀を見せつけた京太郎が」

「愚痴りながらも諦めず…頑張り続けた京太郎が」

「俺はお前の…お前に関わった一人の男として誇りに思う」

京太郎「…親父…」

…親父の言葉は『お前の親』ではなかった。
わざわざ言い直したそれは…きっと親父も分かっているからなのだろう。
もう俺達の関係は元通りには戻れないという事を。
もう俺に対して父親のように接する資格なんてないという事を。
きっと親父は俺以上に理解しているからこそ、言い直さずにはいられなかったんだ。

「ま、だからって訳じゃないが…お前に細やかなプレゼントを用意した」

京太郎「プレゼント…?」

「あぁ。お前の頑張りに報いられるような大層なものじゃないけどな」

「それでも何時かお前の助けになってくれるはずだ」

それでも…親父の言葉は優しかった。
俺の知っている親父のままで…俺の事を想ってくれているのが伝わってきていて…。
だからこそ、溢れ出る感情の波を…俺は少しずつ制御出来なくなっていく。
自分でも把握しきれない強い感情が喉をつき、声帯が震えるのが分かった。


「既に鍵はお前のいるホテルのロビーに預けているから、そこで受け取ってくれ」

「鍵の使用場所はタグにも書かれてあるが…最寄り駅のコインロッカー236番」

「あんまり人に見られると宜しくはないモンだから、こっそり取りに行けよ」

京太郎「…なんでそんな面倒くさい受け渡し方法…なんだよ…」

京太郎「ホテルまで来てたんなら…直接、会って…手渡しすれば良かっただろ…」

「お前が俺の事を殴りたかったって言うのなら考えても良かったんだけどな」

「でも…今更、お前の前に顔出せないだろ」

「直接、会ってもお前を苦しめるだけだって分かってるんだからさ」

京太郎「…っ!」

そんな俺から搾り出された震える声に親父は自嘲気味に返した。
最早、父親のように接する資格だけじゃなく、会う資格すらないのだと告げる言葉。
それに言葉だけでなく胸の奥が詰まるように感じるのは、親父の気持ちが分かるからだ。
俺自身、咲と会う事を避けているのは、決して俺の中の迷いだけが理由じゃない。
例え会ったとしても、アイツを苦しめるだけなのだから合わない方が良いと…親父と同じ答えを出しているからだ。
…………ある種、似たもの親子と言っても良いそれに今の俺は欠片も和まない。
今の俺の中にあるのはただ一つ。
詰まった胸の内側で渦巻き、混ぜ合わさり、強まっていった複雑な感情だけで… ――


京太郎「なん…だよ…!」

京太郎「なんで…!なんで…そんなに俺の事、思ってくれてるなら!」

京太郎「俺の事…売ったりしたんだよ!!」

京太郎「なんで…こんな事に…なっちまったんだよ!?」

「…京太郎」

それが次の瞬間、爆発し…言葉となって吐き出されていく。
それは…今までずっと胸の内に押さえ込んでいた疑問だった。
俺は…親父に決して愛されていない訳じゃなかった。
それはきっと俺の思い違いじゃなく…親父の言葉の端々からも十分、伝わってきている。
なのに…なのに、どうしてこうなってしまったのか。
どうして今までの生活も過去も何もかも奪うような相手に俺を売ったのか。
どうして好きな幼なじみとの間に一本残った縁でさえ、自分の手で切る事を強要されなければいけないのか。
今の俺はそんな理不尽への怒りを全て爆発させ、親父に向かって叩きつけていた。

「最初に言っておく」

「これは…全て俺の独断だ」

「母さんは最後まで反対していたし、抗おうとしていた」

「お前と母さんを騙したのは…俺だ」

「だから…母さんは恨むんじゃない」

「恨むなら…俺を恨め」

京太郎「…んだよ、それ…」

…けれど、その怒りが、親父の返答によって小さく、そして弱くなっていく。
恐らく俺は…ただ怒っていただけじゃなくて…否定して欲しかったからだったんだろう。
「お前を売ったりしてはいない、全ては誤解だ」と…そんな風に俺は親父から言って欲しかったんだ。
でも、親父から帰ってきたのは俺を売った事を肯定するもので…そして何より、母さんさえ騙していたと告白するもので…。
正直…分からない。
だって…親父は俺にとって若干、居心地悪いくらい…母さんを愛していたんだ。
なのに…一体、どうして俺だけじゃなく母さんまで騙さなければいけなかったのか。
まるで分からない親父の言葉に、俺は余計に混乱して… ――


「…まず一つ、どうしてお前を売った理由はそうしなければいけなかったからだ」

京太郎「そんなに…うちには金がなかったのか…?」

京太郎「神代家の援助がなければ…立ちいかなくなるくらい…だったのかよ…!」

「いや、そんな事はない」

「カピー込みで十分に老後まで生活出来るだけの給金は貰っている」

「借金やローンだってただの一円もないのだから、神代家の援助なんて最初から必要なかった」

「アレは実質、あっちから押し付けられたようなもんだ」

京太郎「じゃあ…どうして…」

「…お前を差し出さなければ、母さんを連れて行くと言われた」

京太郎「…え?」

…その混乱がさらに深くなる。
どうして借金もなく生活苦であった訳でもないのに、神代家の援助を受け続けていたのか。
そして、どうして俺の引き換えに母さんが出てくる必要があるのか。
期待を裏切られ、混乱した頭の中ではその答えが導き出せるはずがない。
今の俺に出来るのはただ間抜けな声をあげて親父の答えを待つ事くらいだった。


「自覚はないかもしれないが…お前は神代にとってとても重要なんだ」

「決して他に血を流出させる訳にはいかない」

「是が非でも確保しなければいけない男だった」

「だが、その確保に失敗した場合…次善の策が必要になる」

「その為に神代が考えたのが…お前をもう一度、産ませる方法だ」

京太郎「俺を産ませるって…」

「あいつらは母さんを…須賀家直系で最も強い力を持っていた母さんを攫って犯し…また妊娠させるつもりだったんだよ」

京太郎「っ!!」

瞬間、言葉が詰まるのはそれが神代家にとって決して実行不可能なものではないと分かるからだ。
何せ、神代家は俺の戸籍を書き換え、女性として女子校に通わせれるくらい力を持っている連中なのである。
悪い連中との付き合いもあるだろうし、人妻一人、攫うくらい訳もない。
そこから強姦して妊娠させる意図は分からないが…必要であれば神代家は躊躇なくやるだろう。
そもそも戸籍の書き換え自体、自治体がひっくり返るレベルの不祥事なのだから、行方不明者を一人増やすくらい訳がない。


「…良いか。京太郎」

「俺は…俺はお前を生贄に差し出した男だ」

「惚れた女を護る為に自分の子どもを売った男だ」

「だから…俺を幾ら恨んでも良い」

「殺されたって文句は言わない」

「だから…母さんだけは恨まないでやってくれ…」

「あいつは…本当に何も知らなかったんだ」

「三人とカピーでまた生活出来るのを…ただただ楽しみにしてただけなんだよ…」

京太郎「……」

電話越しに聞こえる声は段々とくぐもったものになっていった。
多分、俺だけではなく…親父もきっと感情が制御出来なくなっていっているんだろう。
今にも泣きそうなそれに…俺はなんと言えば良いのか分からない。
そもそも…俺は親父の事も母さんの事も…これまで素直に向き合って来なかったのだから。
ずっと自分が売られたと言う事実から逃げてきた俺に…自分の気持ちに蓋をし続けてきた俺に…親父の悲痛な言葉に返せるものなどあるはずもなかった。
俺を騙して神代家へと売った親父の事を恨んでいるのかどうかさえ…今の俺にはまったく分からないくらいなのだから。


京太郎「…親父、母さんは…」

「離婚したよ」

京太郎「…え?」

「当然だ。どれだけ理由を並べ立てても…俺は自分の生活の為にお前を…息子を売ったんだ」

「それを母親が許す訳ないだろ」

「財産は全額あっちに渡して、毎月、慰謝料を支払ってる」

「…あいつに償うのが今の俺の生きがいだ」

京太郎「…なん…だよ…それ…」

だからこそ、その近況を聞いて、今は少し気持ちを落ち着けよう。
そう思った俺に帰ってきたのは…あまりにも辛い親父の近況だった。
……だって、親父は子どもである俺が鬱陶しくなるくらい母さんの事を愛していたのだから。
いや、親父だけじゃなく、母さんの方だって、未だ親父にゾッコンだった。
なのに、俺が神代家へと売られた所為で、二人の関係もまた壊れてしまって…。
鬱陶しいと言いながらも内心、憧れていた暖かな家庭はもう何処にもない。
親父もまた俺を売ってでも護ろうとした相手を失ったのだという現実に俺の胸はまた激しくざわめきたって… ――


京太郎「なんで…せめて幸せになっててくれねぇんだよ!」ポロ

京太郎「売られて良かったって僅かでも思わせてくれねぇんだよ!!」

京太郎「どうして素直に恨ませてくれないんだよ!!」

…分かってる。
こんなの…ただの八つ当たりだ。
親父だって…こんな結果、望んでいた訳じゃない。
親父も神代家に幸せを奪われた人間なんだから。
でも…でも…こんなの…あんまりじゃないか。
こんな結果になるのなら…俺なんて最初から生まれてこなかった方がマシだった。
俺の存在そのものが、親父が護りたかった全部をぶち壊したと思ったら…どうしても感情が収まらなくて…。
目尻から涙を零しながら…ついつい電話口に怒鳴ってしまう。

京太郎「こんなの…誰も得してねぇじゃないか…」

京太郎「皆…不幸になった…だけじゃねぇかよ……」ポロポロ

「…悪いな。恨まれてもやれないような男で」

京太郎「謝んなよ…こんなの…どうしようも…ねぇだろ…」

いっそ激情と言っても良い感情の波も涙として零れゆく間に収まっていく。
けれど、それは決して俺の中の感情が解決した事を意味しない。
内側から胸を叩くような強く大きな波が収まっただけであり、その源は未だ俺の中にあり続けている。
親父にそれをぶつけても無駄なのだと、そう理解するだけの余裕が俺の中に生まれただけ。
キッカケさえあればまた泣きだしてしまいそうなほどの激情を未だ抱え込む俺の胸は言葉が詰まるほどに苦しく、そして痛いままだった。


「さて、俺が伝えたい事は伝えたが、他に何か言っておきたい事はあるか?」

京太郎「……もう一つだけ、聞かせてくれ」

「…あぁ。なんだ?」

京太郎「親父にとって…俺は…いない方が……」

「バカ言うんじゃねぇよ」

京太郎「っ!」

その言葉は俺が全てを言い切るよりも早く告げられた。
恐らく俺の言いたいことを途中で理解したのであろうそれは強い怒りを滲ませている。
まるで本当に俺が馬鹿な事を言ってしまったのだとそう訴えるようなそれは親父が俺の事を叱る時の声音だ。
厳しく言い聞かせようなそれに…俺は何度も間違いを正されてきた。
流石に高校生にもなって怒られる事は減ったが…でも、その声音を忘れる事はない。

「お前が生まれてきてくれてこの十数年、後悔した事は山ほどあった」

「でもな、それは俺の不甲斐なさが原因であって、お前が原因じゃない」

「…一番、最初に言っただろ。お前は、俺にとって自慢の…種だ」

「俺みたいに何も守れなかったクズには勿体無いくらい…真っ直ぐ立派に育ってくれた誇りだよ」

京太郎「…親父…っ」

なのに、次に放たれた言葉は、とても優しいものだった。
厳しく叱るのではなく、優しく言い聞かせるような言葉。
さっき俺を褒めてくれた時よりも優しく暖かなそれは親父の気持ちを俺に伝えてくれる。
俺は決して愛されていなかった訳ではないのだと、既に内心、察していたそれを、言葉という一つの事実で伝えてくれる親父に俺は… ――


京太郎「…俺にとっても…親父は自慢の親父だよ…」

京太郎「俺が…真っ直ぐ育ったっていうのなら…それはきっと親父のお陰でも…あるんだから…」

京太郎「親父が…俺の事を愛してくれてなきゃ…間違った時に…叱ってくれる強さを…教えてくれていなかったら…」

京太郎「俺はきっと今みたいには…なれなかった…はずだから…」

「…そう…か」

…俺にとっても親父は…自慢の親父だった。
一見、俺に対しても軽い友達感覚の親に見えるけれど、『父親』としての役割は何時だってちゃんと果たしてくれていたんだから。
照れくさくて口に出そうとした事は一度もないが……その気持ちが本心だ。
俺は…親父に感謝している。
ここまで俺の事を育ててくれた親父の事を、真っ直ぐ育つまで道を正し続けてくれた親父の事を。
俺は本当に…心から自慢の親父だと…そう思っている。

「ホント…お前は良い子ちゃん過ぎるぜ…」

「こんな俺を自慢の親父だなんて…母さんの血を引きすぎだろ…」

京太郎「…親父の遺伝子が…弱すぎるんじゃないのか…?」

「はは…かもしれないな」

「そもそも俺は神代家とも須賀家とも無関係の一般人だし…母さんの方が強くて当然か」

そんな俺の気持ちが親父に届いたかどうかは分からない。
ただ…電話口から聞こえる明るいその声は若干、くぐもった…涙ぐんだようなものだったように思う。
まるで無理に明るく振る舞うようなそれは、きっと俺の気持ちもまた親父へと届いたからこそ。
少なくとも…今の俺はそう思いたかった。


「…ま、男同士であんまりイチャイチャしても気持ち悪いだけだからな」

「そろそろ…電話も切るぞ」

京太郎「…親父、その…」

「ん?」

京太郎「…また何時か…話せるか?」

「…………あぁ、きっとな」

京太郎「……そっか」

一秒近い沈黙。
それが何を意味するのか分からないほど俺は馬鹿じゃない。
きっと…こうして親父と話す機会はもうやって来ないのだろう。
親父の今の詰まり方は、明らかに答えに窮した類のものなのだから。
俺の言葉がただ単純に嬉しかっただけならば、一秒も沈黙したりしない。
何時もの親父ならば「ファザコンも大概にしろよ」くらいは言っただろう。

京太郎「それなら…良かった…」

京太郎「じゃあ…『またな』、親父」

「あぁ…『またな』、京太郎」

勿論…俺にはその理由は分からない。
色々と推測は出来るが…未だ荒れた胸の中ではその答えを探す事は出来なかった。
代わりに一縷の望みを掛けて結んだ言葉に…親父も応えてくれる。
形式上ではあれど「またな」と再会を約束したその言葉の後、数秒してからプツリと通話が切れた。


京子「……はぁ」

瞬間、俺の肩に軽く疲れがのしかかるのを感じるのは、この数分間、思いっきり泣いていたからだろう。
男子高校生が泣きつかれるほどの涙は化粧を落とし、ベッドシーツを悲惨な状態にしている。
ベッドシーツの予備はクローゼットの中に入っているとは言え、今は交換する気にはなれない。
未だ俺の胸の内では感情が荒れ狂い、無力感が枷のようにして四肢に張り付いているのだから。

京子「(…でも)」

何時迄もこうしてダラダラとしている訳にはいかない。
そう思うのは俺の脳裏に親父の『プレゼント』が過ったからだろう。
一体、それが何なのかは分からないが、親父がわざわざ俺の為に準備してくれたものなのだ。
あんまり長く放っておくのも悪いし、俺自身、あの親父が何を用意していたのかも気になる。


京子「(何より…手渡しに拘らないのであれば、色々と方法はあったはずだ)」

京子「(少なくともホテルのロビーにプレゼントの入ったロッカーの鍵を預けるなどという迂遠なやり方をする必要はまずない)」

京子「(俺にプレゼントを届けるだけならば、宅急便の方が色々と確実だ)」

京子「(それが出来ない理由は…色々と考えられるけれど…)」

…一番、らしいと思うのは、プレゼントの中身を神代家にも知られたくはないという可能性だ。
宅急便の住所となるのは間違いなく霧島のお屋敷になるのだから。
親父から須賀京子への荷物など、まず間違いなく中身を確認されるだろう。
ついでに言えば、こうして親父が俺へと電話してきたタイミングもあまりにも良すぎる。
小蒔さんに皆がついていき、俺が一日、フリーになったところに、今までアクションがなかった親父からの電話。
その上で『こっそり取りに行け』と言う事は、恐らく春達にだって知られるのは避けた方が良いと言う事なのだろう。

京子「…仕方ない…な」

このまま無力感とか悲しさとかに浸っているのはある意味、楽だ。
…けれど、これは恐らく親父から俺へと贈られる最後のプレゼントなのである。
その意図をこうして予測している以上、楽な方ばかりに流れている訳にはいかない。
そのプレゼントを無駄にしない為にも、春達がいない間に動いてしまおう。
そう思った俺は落ちた化粧を治す為、ベッドから起き上がって… ――



………



……







京子「(…ここか)」

それから一時間後、俺がたどり着いたのは駅のコインロッカーだった。
近くにインハイ会場があるその駅はそれなりに大きく、並び立つロッカーの数も中々に多い。
特に案内板もない所為で、その中から『236番』を見つけるのには数分掛ったが…まぁ、ロッカーを交換場所に使う奴なんて滅多にいないだろうしな。
普通は自分で預けた荷物を引き出す場所なのだから案内板なんて特に必要ないんだろう。

京子「(しかし…役に立つプレゼントらしいが…結構、小さいんだな)」

俺の目の前にある『236番』のロッカーは三種類あるサイズの中で、一番、小さなものだった。
手提げかばん一つ入れるとギリギリになるであろうそのロッカーの中に一体、何が入っているのか。
当然の事ながら外見からはまったく推理が出来ず、俺は内心、首を傾げた。


京子「(…ま、幾ら中身を考えても無駄か)」

京子「(こうして手元に鍵はあるんだし、さっさとプレゼントのご対面と行きますか)」

そう思考を打ち切りながら、俺はポケットからロビーで受け取った鍵を受け取った。
ママチャリに備え付けられた鍵を少し大型にしたようなそれはスルリと鍵穴へと入り、カチャンと回る。
瞬間、鍵によって押さえつけられていた緑色の扉が動き、その中身が垣間見える。

京子「(…これはトートバッグ?)」

京子「(…これが親父からのプレゼントなのか?)」スッ

ロッカーの中から取り出した灰色のトートバッグは思った以上に軽いものだった。
まるで中身なんて殆ど入っていないのではないかと思うようなそれに俺は首を傾げる。
…まぁ、確かにトートバッグは役に立つものだろうが、これがプレゼントと言うオチはないはずだ。
何時もの親父ならそういう肩透かしな悪戯も仕掛けてくるが、今日の親父はマジだったし。
中身は空だと早合点せず、ちゃんと確認しておこう。


京子「…っとこれは…」

トートバッグのジッパーを開いた先から現れたのは一枚のメモと通帳だった。
メモの方は四桁の数字が記され、通帳の表面には『須賀京太郎』と口座主の名前が書かれている。
だが、俺はそんな通帳を作った記憶がないし、恐らく両親のどちらかが作ったものなのだろう。
一緒に入っていたメモ帳に記されている四桁の番号は、口座の暗証番号と言ったところか。

京子「(確かに…ある意味、この世で最も役に立つプレゼントだろうけどさ)」

京子「(でも…これが最後のプレゼントだと思うと若干、肩透かしめいたものを感じるのは…我儘なんだろうな)」

京子「(多分…俺は期待してた)」

京子「(親父から元の関係に戻れるような何かがあるんじゃないかって…)」

京子「(…また家族三人と一匹で暮らせるような方法を教えてくれるんじゃないかって)」

京子「(……そんな魔法みたいな方法、あるはずないって内心、分かってるのにな)」

京子「(ま、ともかく…折角、親父から貰ったものなんだ)」

京子「(この場で預金額の確認だけでも…)」

―― そう思って通帳を開いた俺の目には十桁の数字が並んでいた。

京子「…………え?」

30億とんで500万。
それが俺名義の知らない通帳に記されていた金額だった。
…無論、俺の家はそれなりに裕福だったが、これほどの金額を貯蓄出来るほどじゃない。
そもそも億を超えている時点で一般的なサラリーマンの生涯年収とほぼ等しいのだから。
親父がどれだけ高給取りだとしても、これだけの金額を通帳に記載は出来るはずがない。


京子「(…何…馬鹿な事…してんだよ…)」

……だから…その金が何処からやってきたのかを想像する事なんて簡単だった。
この通帳に記されている30億は…まず間違いなく俺の『代金』なんだろう。
親父が俺を売って手に入れていたはずの金が…親父にとって幸せの代償でもあるはずだった金が…今、親父から俺の手元にやって来ているんだ。

京子「(こんなの渡して…俺にどうしろって言うんだ…)」

残りの500万は…恐らく俺の教育費だったんだろう。
一括で振り込まれている30億とは違って、それらは毎月、少しずつ積み立てられてきたものだったのだから。
まるで俺の成長を楽しみにするように、期待してくれているように。
俺の運命が変わった去年の12月からもコツコツと貯めに貯め続けてくれたそれに俺の胸がまた苦しくなる。
正直…30億よりもこの500万の方がずっとずっとキツい。
数字の上からでもハッキリと分かる親父達の愛情に胸の奥でまた鈍痛が強くなっていった。


京子「(…こんな金…俺は欲しくなかった…)」

京子「(あのまま…何事もなく日常を過ごせれば…それで良かったんだ…)」

京子「(咲がいて…親父が居て、母さんが居て、皆が居て…)」

京子「(それだけで俺は…幸せだった…はずなのに…)」

…でも、それはもう帰ってこない。
通帳に並ぶ現実味のないその数字がその証拠だ。
かつて過ごしていた何でもない日常がどれだけ貴重であったのかを今また思い知っても。
あの時に戻りたいと言う…郷愁めいた思いをどれだけ強めても。
この30億をどう使おうとも…俺はもうあの頃には戻れない。
失ってしまったものの大事さにただ…ただ悲しむ事しか出来なくて… ――

京子「う…く……」ポロ

「…どうしました?」

京子「…え?」

それにまた涙を浮かべてしまった俺に優しい声が掛かる。
瞬間、俺が驚きの声をあげたのは、莫大な金額が記された通帳が見られたかもしれないと不安に思ったからじゃない。
そんな事よりも俺にとって重要なのはその声が聞き覚えのあるものである事。
そして、視界の端にこの東京の炎天下ではいっそ場違いにも思えるような燕尾服が映っているという事だった。


ハギヨシ「何かお困りですか?」スッ

ハギヨシ「私で良ければ力になりますよ」

京子「あ…ありがとうございます…」

そう言って俺に上品な刺繍のされた白いハンカチを差し出してくれるのはハギヨシさんだった。
様々な偶然と紆余曲折を経て、俺と親交を結んでくれた龍門渕家の執事。
戸籍上では今年二十歳になるらしいその人は俺が別れた時とまったくその姿を変えていなかった。
相変わらず男であっても惚れ惚れとするような美形っぷりな上に、その一挙一動がとても洗練されている。
まるで少女漫画からそのまま抜け出してきた『王子様』っぷりに俺は思わず、ハンカチを受け取ってしまった。

京子「(…でも、ど、どうしよう…)」

俺にとってハギヨシさんは友人ではあるが、それと同時に師匠でもあるのだ。
タコスだけではなく清澄をサポートする為の技術を山ほど教えこんでもらった彼には本当に頭が上がらない。
その上、ハギヨシさんはちょっと人類というものの定義を考えたくなるくらい完璧超人…いや、執事であるのだ。
例え、ボロを出さずとも、こうして会った時点で正体がバレてしまってもおかしくはない。


京子「(と、とにかく、出来るだけ自然に振る舞ってバレないようにしないと…)」フキフキ

ハギヨシ「…そう言えば、貴女は…」

京子「っ!?」ビックゥゥ

ハギヨシ「もしかして須賀京子さんですか?」

京子「は、はい」

ハギヨシ「やはりそうですか」

ハギヨシ「私も決勝戦を拝見させて頂いていましたが、本当にお見事でしたよ」ニコ

京子「あ、ありがとうございます」

でも、この反応は特に俺の正体に勘づいているって訳でもないのか…?
気づいていたらこんな風に初めて会ったような声の掛け方はしないだろう。
少なくとも、開会式の時に会った咲のような疑惑や疑念はハギヨシさんから感じられない。
…でも、だからと言って、油断出来るような相手じゃないよな。
何せ、今、俺の目の前にいるのはあのハギヨシさんなんだから。
バケモノみたいな洞察力を誇るこの人が咲にだって気づけた正体に気づかないはずがない。
例え、今は気づいていなかったとしても、こうして一緒にいる時間が長ければ長いほど、リスクは増える。
だからこそ、今は出来るだけ早くこの場から去るべきだろう。


京子「あの…このハンカチ…」

ハギヨシ「あぁ。それは差し上げます」

ハギヨシ「特に上等な品と言う訳ではありませんから」

京子「いえ…そういう訳にはいきませんよ」

京子「洗って返しますから住所だけでも教えて貰えないでしょうか?」

ハギヨシ「ふふ。律儀な方ですね」

京子「親切な方に甘えてばっかりと言うのが性に合わないだけですよ」

…こうして見る限り、「上等な品じゃない」って言われるようなハンカチじゃないもんな。
布地からして1000円2000円とかで売っている安っぽいハンカチとはまったく違う、滑らかで肌さわりの良いものだ。
下手をすれば軽く一枚五桁はいきそうなハンカチを初対面で ―― まぁ、実際は違う訳だけれど ―― 貰う訳にはいかない。
若干、逆ナンっぽくなってしまったが、ここは後々、宅急便か何かでお詫びの品と一緒に返すのが一番だろう。

ハギヨシ「では、少々、お待ちください。今、メモを…おっと」ヒラ

京子「あ、私が拾います」スッ

ハギヨシ「申し訳ありません。お願いしますね」

珍しいな、ハギヨシさんがメモを落とすなんて。
普段、そんなミスとは無縁な人なんだけれど…何かトラブルでもあって疲れているんだろうか?
…………いや、トラブルがあったとしても、ハギヨシさんが疲れたりするなんてないな。
この人、割りとマジで瞬間移動めいた動きをして尚、顔色一つ変えないどころか、息切れすらしないし。
鋼の意思と鉄の強さを併せ持ったハギヨシさんが疲れるなんてまずないだろう。


京子「(…ま、その辺、俺が考えても無駄か)」

京子「はい。どうぞ」スッ

ハギヨシ「えぇ。ありがとうございます」ニコ

そう言って俺から受け取ったメモの上にハギヨシさんが燕尾服の内側から取り出したペンを走らせる。
しかし、それはサラサラとメモの上を流すような優しいものではなく、指先が時々、視界から消えるような圧倒的な速度だった。
その上、今のハギヨシさんはメモを指で挟んでいるだけで机どころか厚紙さえも使っていない。
それでも尚、メモの上に綺麗で読みやすい文字が記されていくのは完璧な速度と完璧な距離感がなせる業。
メモから遠すぎず、押し込みすぎもしない丁度良い距離を保ちながら、この人は一瞬で自身の住所を書ききってみせた。

京子「(…相変わらず人間業じゃないよな…)」

ハギヨシ「こちらが私の住所になります」

京子「ありがとうございます。必ず返しますね」

ハギヨシ「そこまで気負わなくても結構ですよ」

ハギヨシ「それより…どうしてこんなところで泣いておられたのですか?」

ハギヨシ「私で宜しければ、悩みの吐き出し口になりますが」

京子「そ、それは…」

そんなハギヨシさんからメモを受け取って、すぐさま逃げ出そうだなと言うのは甘い考えだったのだろう。
踏み込む友人の言葉に俺は思わず言葉を詰まらせてしまった。
……それはこの完璧な友人であれば、俺の悩み全てを解決してくれるかもしれない、とそう思ったからだ。
未だグルグルと渦巻く俺の胸中を晴らし、元の生活に戻れるだけの手助けをしてくれるかもしれないと…そんな事を考えてしまったからである。


京子「(…でも、それはハギヨシさんだけを巻き込む話じゃない)」

俺からすれば、とうに人間を超えているであろう彼はとても友人思いだ。
きっとここで俺が助けを求めれば、ハギヨシさんは喜んで応えてくれるだろう。
しかし、神代家は俺の戸籍を書き換える権力を持っているだけじゃなく、母さんを攫って強姦する事まで考えるような連中なのだ。
ここで彼に保護して貰っても神代家は諦めず、実力行使に出るだけだろう。
その時、迷惑を掛ける相手はハギヨシさんだけでは済まない。
その雇い主であり、無関係であるはずの龍門渕さんのところにもきっと害は及ぶはずだ。

京子「…………いいえ。お気持ちは嬉しいのですが…」

京子「これはちょっと人に話せる類のものではないので…」

ハギヨシ「そうですか。それならば致し方ありませんね」

京子「…申し訳ありません」ペコリ

ハギヨシ「いえ、気にしないでください」

ハギヨシ「初対面の相手にいきなり相談相手になろうだなどと私の方が不躾でしたから」

京子「ありがとう…ございます」

そう思って断った俺の言葉に、ハギヨシさん相変わらず笑顔のままだった。
まるで気分を害した様子のない彼に、俺は内心、胸を撫で下ろす。
ハギヨシさんがこんな事で気分を悪くするような狭量な人ではないと分かっているが、彼の好意を無駄にしたのは事実なのだから。
俺にとって数少ない年上の友人……だったハギヨシさんに嫌われずに済んで良かった、とそう思う。


ハギヨシ「では、私はこれで」

京子「…あ」

そのまま俺に背を向けて人混みの中に入っていく彼には未練など何もなかった。
本当に俺の正体になど欠片も気づいていなかったように人混みの中からもスッと消えていく。
現れた時と同じく一瞬で消えてしまったその神出鬼没っぷりは俺にとって見慣れたものだ。
ただ…それを寂しいと感じてしまうのは、俺がハギヨシさんとの友人兼師弟関係に未だ未練があるからなのだろう。

京子「(色んなものを…教えてもらったもんな)」

初歩的な護身術の類だけじゃない。
お茶の淹れ方や極力疲れない荷物の持ち方、データ整理や牌譜の上手な付け方などなど。
ハギヨシさんに出会ってから得たスキルの殆どは彼から教えてもらったものだった。
麻雀部として活動する傍ら、ハギヨシさんに教えを乞う日々はとても楽しく、充実していて…叶う事ならば、もっと色んな事を教えて欲しかったと思う。


京子「(…でも、これでハギヨシさんとも終わりだ)」

こうして今日、会えたのは奇跡の積み重ねのようなものなのだから。
そもそも俺は今日、彼と会うつもりもなければ、外に出る予定さえなかった。
それが急遽変わったのは親父から電話を貰った一時間前であり、ここに来たのもついさっき。
一応、ここはインハイ会場から見て最寄り駅ではあるが、俺が涙を浮かべた瞬間、ハギヨシさんが一人でここを通り掛かる可能性なんて… ――

京子「(…あれ?そう言えば…)」

……なんでハギヨシさん一人だったんだろう?
基本的にハギヨシさんは龍門渕の、もっと言えば、天江さんの世話係だ。
今年は天江さんも個人戦でインハイに出てきているし、普通に考えれば会場で試合結果を見守っているはず。
そんなハギヨシさんが会場の外を、一人で歩いている?
しかも、部屋へと引きこもる予定だった俺がたまたまこのロッカーに来た時に?
…勿論、そんな『偶然』がまったくないとは言わないけれど… ――


京子「…ん?」

そこまで考えた瞬間、俺はトートバッグから感じる重みがさっきよりもほんの少しだけ違っているのに気づいた。
1kgや2kgのような体感ですぐさま感じ取れるような差ではない。
長らく腕に持っていてようやく違和感を覚えるような微かな重さ。
それに俺が首を傾げながら再びトートバッグに目を向ければ、そこには新しく一冊のノートが入っていた。

京子「(まさか…これって…)」パララ

京子「(……あぁ、やっぱりか)」

京子「(そういう…事だったんですね…)」

…それが一体、誰の仕業かは軽く中身を流し見した瞬間に分かった。
何せ、そのノートの中に書いてあったのは、俺が今までハギヨシさんに教わってきた技術の発展形ばかりなのだから。
未だ初歩の初歩しか知らず、彼と同じ領域を想像すら出来ない俺向けに書かれた丁寧かつ親切な指南書。
指導者がおらず、俺一人でも進められるよう極力工夫されたノートをわざわざ作ってくれる相手なんて…俺には一人しかいない。


京子「(見事に…してやられました)」

京子「(これが目的だったんですね…)」

京子「(これを俺に渡す為に、こうしてわざわざ会いに来てくれて…)」

…多分、このノートをハギヨシさんがバッグの中に入れたのは俺がメモを拾おうとした時だ。
ソレ以前までの俺は30億とんで500万の通帳を護る為、ちゃんと意識をそちらへと向けていたのだから。
しかし、メモ拾う瞬間、視線と意識が一瞬だけバッグから外れた。
ひらひらと揺れるメモを捕まえる事、そしてらしくないハギヨシさんのミスに思考が一杯だったのである。
それは一秒あるかないかの短い隙だったが、彼が目的のモノをバッグの中に滑りこませるのには十分過ぎる時間だった。
少なくともハギヨシさんのバケモノっぷりを何度も間近で見ている俺にはそう思える。

京子「(…格好良すぎっすよ…)」

京子「(こんなスマートに渡されてしまったら…)」

京子「(…突き返す事だって…出来ないじゃないですか…)」

無論、住所はメモとして貰っているし、決してこれを返せない訳じゃない。
でも…このノートにはハギヨシさんの気持ちが山ほど詰まっているのだ。
ノートの隅から隅まで全て使って、俺に技術を伝えようとしてくれているのである。
幾らハギヨシさんでも指南書めいたこのノートを作り上げるのに、多少の時間が必要だっただろう。
そんなノートの中身を知って、「要らない」なんて…言えるはずがない。
ハギヨシさんの気持ちが詰まったこの餞別を、俺は無駄になんてしたくなかった。


京子「…あ」パラ

そう思った瞬間、俺の指先が最後のページへと到達する。
ギリギリまで俺に伝えるべき事を伝えようとしていたのか、そのページにも細かく文字が書き込まれていた。
けれど、それ以前のページと違い、そこには解説や指南とは別の文章が少しだけ記されている。
まるで本の後書きのように、最後の最後に並べられたその言葉は… ――

―― 貴方がどんな姿になろうと私は貴方の友人です。何時でも頼ってください。
                                ハギヨシ

京子「ハギ…ヨシ…さん…」グッ

…その気持ちはとっくの昔に分かっているはずだった。
ここまで丁寧に書き上げてくれたノートから、ハギヨシさんの気持ちは十分過ぎるほど伝わってきている。
だけど…さ、だけど…やっぱりこの最後はやっぱりクるんだ。
短いけれどハッキリと俺への友情を伝えてくれているんだから。
自分を偽ってろくに相談も出来なかった俺の事を見越して…こんな文章を残してくれているんだから。
俺が何を返そうとも返しきれないその気持ちに…思わず目尻が熱くなる。


京子「(…ありがとう、ハギヨシさん)」

それが涙になるのを堪えながら、俺は心の中で感謝の言葉を呟いた。
勿論、そんなものは遠く離れた友人には届かない。
恐らく今頃、ハギヨシさんはインハイ会場へと戻っているだろうから。
執事である彼でも遠く離れた俺の読心までは出来ないだろう。
そうと分かっていても俺が心の中でそう感謝の言葉を浮かべたのは、ソレ以上にハギヨシさんに報いる方法が思いつかなかったからだ。

京子「(……そして、ごめんなさい)」

きっと俺はもうハギヨシさんに会う事は出来ない。
彼の友情はこのノートから十分過ぎるほど伝わってくるが…だからこそ、俺を取り巻くゴタゴタに巻き込みたくなかった。
ハギヨシさんは執事ではあるが、だからと言って、一人で神代家を相手に出来るようなバケモノでは ―― きっと恐らく ―― ないのだから。
こうしてノートの最後に書き加えてくれた彼の気持ちには応えられない。
咲と同じく…決して応えてはいけないものなんだ。

京子「(…………帰ろう)」

ここに来た収穫はあった。
親父からのプレゼントだけじゃなく、こうしてハギヨシさんから指南書まで貰えたのだから。
それだけで今日一日はとても有意義なものだったとそう言えるだろう。
……けれど、それは俺が失ったものがどれだけ大きいものかと思い知らせるものでもあったのだ。
家族、友人兼師匠、そして幼なじみ。
俺の人生を輝かせてくれた彼らの優しさと暖かさ、そして重要性を知る度に胸が苦しくなっていく。
もう取り戻す事の出来ない大事なものの重みから俺は逃げるようにしてその場を去って……。



―― それでも尚、消える事のない苦しさに俺は少しずつ部屋へと閉じこもるようになっていった。



と今回はここで終わりです(´・ω・`)今日も仕事だヤッター
展開的に京ちゃんのメンタルがボロボロですが、この辺、話の大筋として有耶無耶に出来ないところなので(´・ω・`)許してください
尚、まだ夏は終わってないので、次回も楽しみにしててください(´・ω・`)次回が恐らくどん底です

おつー

(プレゼントがコンドームだと思ってたなんて言えない)



きっついなあ…これより下があるとか考えたくないわ…

乙ー

まだ底があるのか……ハギヨシさんは某黒咲さんか何か?

京ちゃんどん底の次回投下→16日の霞たんイェイ~の番外エロ小ネタで癒やしぃ……この流れね!



改めて神代家の酷さが際立った回だ

京ちゃんの指紋取るためにメモ翌落としたのかと思ったわ

ここ最近の話で俺のやわらかメンタルが良い感じに傷だらけになったのにまだ底が有るのか……(恐れ)

おつー
これは目頭にクるぜ...

>>688
俺も同じこと考えたわwwww

よく見ると売ったことに対しては謝罪してないよね親父
そこ抜かしちゃいかんやろ

謝ったら許されてしまうかもしれないから謝らないってのもあると思うんだ
似たもの親子で自己犠牲が強そうだし、自分が悪いことにするためには謝っちゃいけないと

謝ったら傷つくことをわかってたから言わなかったんじゃね

ヒャッハー龍門渕と永水の全面戦争だぁ
あ、それとインハイ終わったけど他校の咲キャラに出番はありますか?(震え声)

乙!
やっぱりハギ京なんじゃないですかやだー
ころたんの命令で攫いに来たかと思った

ここから更にどん底とかもうブラジルに届いちまうよ

京ちゃんの場合は自分本位というより経験不足による神代家の力を過大評価してしまってる点が問題なだけだと思うが
さすがに九州や神道が強い場所以外の警察に駆け込めば保護くらいはしてくれるだろうし

でも神様おろしちゃう系の人達だからなぁ

次がどん底か(また底がこないとは言ってない)

今まで散々、相談しただけで巻き込んでしまうと描写してるのに自分本位ってどのへんから感じたのだろうか?

むしろ京太郎は超常現象を自発的にできて、調べればすぐわかる経歴詐称を上流階級が通う学園に通せて
30億程度では屋台骨に傷すらつかない家を過小評価しすぎじゃないか?

もっと軽いノリで「今日から女装して女子高に通うことになったぞーまじかよー」って
話が書きたいときは、無理にそこに至るまでの必然性を積み上げるべきじゃないってことだな・・・

ここの>>1に対して不満があるとすれば
「ぅ…」
の多用くらいだなー。生乳スレの中盤以降とか多すぎでさすがにうざかった
面倒かもしれないけど絶句のパターンはもう一つ二つあってくれると食傷しづらい

まあどこぞの腹パンの人と同じく看板に偽り有りだとは思うなあ

ちょっと前回あった謎の書き込みから色々発覚して忙しいですが私は元気です(白目)
とりあえず夏が終わったらまた何時も通りの路線に戻る予定でしたが、気に入らない人もいるみたいなんで次回スレ立てした時にギャグスレの看板は降ろします(´・ω・`)
後、今、頑張って書いてるんですが、ちょっと展開的に微妙な気もするので投下にはまた時間掛かるかもです(´・ω・`)ゴメンナサイ

何発覚したのか気になるけど待ってるよ


はぁ…幼なじみの京ちゃんと援交するアコチャーが書きたい
昔からずっと一緒に居て、基本的に阿知賀九年と同じ感じで京ちゃんと仲良くなっていくアコチャーが書きたい
生乳イベントも済ませ、中学に入ったところで、化粧を覚え、一気に可愛くなるアコチャーが書きたい
そんなアコチャーの事を幼なじみとして意識しながらハンドボールで頑張る京ちゃんが書きたい
アコチャーは麻雀で頑張るって決めたからマネージャーとかじゃないけれど、試合の応援したり、レモンのはちみつ漬けとか差し入れするアコチャーが書きたい
部の他のメンバーにも振る舞って「流石、新子は須賀の嫁さんだな!」と言われて「ヤですねー。そんなんじゃないですよ」と言いながら満更じゃないアコチャーが書きたい
その間にも可愛くなっていくアコチャーをハンドボール部の誰かに取られるんじゃないかとやきもきしてしまう京ちゃんが書きたい
そんな自分を周りから指摘され、自分はアコチャーの事が好きな事に気づく京ちゃんが書きたい
でも、多感な中1で一体、どう告白すれば良いのか分からなくて悶々とする京ちゃんが書きたい
そんな中、順調に大人になっていく身体は性欲を覚え、自家発電を始める京ちゃんが書きたい
オカズは勿論、小学校六年の頃、アコチャーに触れた生乳で、その感触を思い出す度にすぐさま勃起し、早漏かと思うような速度で射精してしまう京ちゃんが書きたい
日々、高まっていく憧への気持ちと共に性欲が高まっていって、どれだけハンドボールに打ち込み、身体を疲れさせても。ムラムラしちゃう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんにアコチャーガテスト前に勉強を教えに来てくれたんだけれど、思春期の猿状態で中々、集中出来ない京ちゃんが書きたい
それどころか隣にいるアコチャーの髪から漂う香りや、たまに押し当てられる八つ橋っぱいに勃起しちゃう京ちゃんが書きたい
それを何とか隠そうとするんだけれど、ついにアコチャーに気づかれてしまって、顔を真っ赤に染めながら死にたくなる京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんを見て失望するどころか胸がキュンキュンしてしまうアコチャーが書きたい
かつて生乳を触らせて尚、逃げられてしまった相手がこんなにも自分を意識し、興奮してくれているという事に女としての喜びを覚えてしまうアコチャーが書きたい
けれど、胸の中は喜びで一杯な反面、勃起した幼馴染兼初恋の相手に頭はどうして良いのか分からなくて狼狽してしまうアコチャーが書きたい
それでも何とかこのチャンスを掴もうと「た、溜まってるって奴なの…?」と話しかけちゃうアコチャーが書きたい
それから自分で処理する方向に持って行こうとするアコチャーに対して、幼なじみで好きな相手に性欲処理だなんてさせたくはない京ちゃんが書きたい
未だガチ勃起しっぱなしな身体はアコチャーを求めてるのに拒もうとする京ちゃんに「私がしたいの!」と言っちゃうアコチャーが書きたい
その瞬間、これではまるで自分がエッチが好きな女の子みたいじゃないか、と混乱してしまうアコチャーが書きたい
そこで好きと言えば良かったのに、幼馴染で憎まれ口も叩く相手に素直になれないアコチャーが書きたい
結局、混乱した思考は右斜上へとかっ飛んで「ち、違うの!ほ、ほら、今月、私金欠で…!し、仕方なく…仕方なくね…?」と言ってしまうアコチャーが書きたい
そんな自分に頭の中がさらに混乱するんだけれど、最早、後戻りは出来ないと固まってしまった京ちゃんを自分から押し倒すアコチャーが書きたい
元々ムラムラしていたところに幼馴染からの援交を持ちかけられ、その上、女の子から押し倒されるという状況に混乱する京ちゃんが書きたい
それでも目覚めたばかりの性欲は強く「憧がこう言ってくれるのだから」と理性を投げ捨てて、憧とセクロスしちゃう京ちゃんが書きたい
初めて同士のセクロスはぎこちなくて気持ちと身体をぶつけあうようなものだったけれど、大好きな男の子と結ばれた幸せに一杯で痛いとか気にならないアコチャーが書きたい
寧ろ、京ちゃんのマジカル☆チンポに少しずつ身体が慣らされ、京ちゃんが三回ほど射精した頃にはもう膣内イキを覚えちゃうくらいエロエロになっちゃうアコチャーが書きたい
文字通りセクロスを覚えたての猿となった二人はそのまま日が暮れて夜になるまでセクロスを続けて、全身、汗と愛液と精液でドロドロになっちゃうアコチャーが書きたい
普通は鬱陶しくて仕方がないその感覚も好きな人に汚されたと思うと嫌な気分ではなくて、アクメ疲れた顔に笑みを浮かべてしまうアコチャーが書きたい
そんなアコチャーからようやく離れた京ちゃんが自分の横に突っ伏して満足そうな顔をするのにさらに幸せを深めてしまうアコチャーが書きたい
その幸せを京ちゃんに伝えようと京ちゃんに身体をすり寄せ、頬にチュッチュとキスしちゃうアコチャーが書きたい
そんなアコチャーの熱烈なキスを受けながらも性欲処理で処女を奪ってしまった事、そして何回もセックスしてしまった事を謝罪する京ちゃんが書きたい
そんなの気にしなくても良いとアコチャーは言うんだけれど、京ちゃんは頑固で、「支払う金額を教えてくれ。借金してでも全額支払う」と言われてしまうアコチャーが書きたい
正直、後半の方は幸せなだけじゃなくて凄い気持よかったし、好きな男に抱かれているという充実感は麻雀でも味わえないものだけにこっちがお金払っても良いくらいだと思っちゃうアコチャーが書きたい
でも、最初に援交持ちかけたのはアコチャーであるが故に折れるしかなく、「じゃあ、一回100円で」と結論付けるアコチャーが書きたい
たったそれだけで良いのかと尋ねる京ちゃんに、「幼なじみが破産するような金額設定はしないわよ」と幸せ気分に水をさされ、ふてくされたように返すアコチャーが書きたい
「その代わり独占契約ね。あたし以外とこういう事したら、契約違反で罰金とるから。…ま、その分、毎日、処理してあげるから安心しなさい」と最後に付け加えるアコチャーが書きたい

そんな感じで始まった援交生活なのだけれど、最初は、幼なじみと援交するだなんて悪いと我慢しようとしてしまう京ちゃんが書きたい
しかし、性格相性だけじゃなく、身体の相性まで抜群だった憧の身体は忘れられず、自分の手で抜こうとしても中々イケなくて悶々とする京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに気づいた憧は自分から京ちゃんの部屋に行き、スカートをめくり上げて京ちゃんに勝負下着見せつけちゃうところが書きたい
無論、中学生の男子が美少女のスカートたくしあげに我慢出来るはずがなく、その場でまたケダモノになっちゃう京ちゃんが書きたい
最初よりも慣れた所為か、以前よりも気持ちいいそのセックスにもう逃げられないくらいドハマリしてしまって、その次の日から自分で憧を呼んじゃう京ちゃんが書きたい
けれど、一回100円のリーズナブル価格でも、毎日毎日憧としてたらお小遣いもすぐさま底を尽き、どうしようかと悩む京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんとのセクロスに同じくドハマリしてしまい、「今日はサービスデーだから」と自分から京ちゃんを誘惑するアコチャーが書きたい
普段しているのとサービスの内容はまったく変わらないのに、無料でセクロスさせてくれるサービスデーに何となく理不尽なものを感じてしまう京ちゃんが書きたい
けれど、既に何度も抱き、自分の手でメス化を進めたアコチャーの身体には逆らえず、何時ものように流されちゃう京ちゃんが書きたい
そんな風に数ヶ月が経つのだけれど、お小遣いのほぼ全額をアコチャーとの援交にぶっこんでしまい、ハンドボールで使う靴やユニフォームを買い換えるお金がなくて悩む京ちゃんが書きたい
同じく京ちゃんから援助交際で貰ったお金の使い道を悩んでたアコチャーがこれ幸いと京ちゃんの靴やユニフォームなんかをプレゼントしてあげるところを書きたい
「たまにはお客様に還元しないとね」と素直じゃない事を言いながら差し出されたプレゼントが嬉しくてついついアコチャーに抱きついてしまう京ちゃんが書きたい
瞬間「ふきゅっ」とおなじみの鳴き声をあげたアコチャーはスイッチ入っちゃってモジモジするんだけれど、本気で悩んでいただけにまったくその気はなかった京ちゃんが書きたい
そのまま何度も耳元でお礼を告げた後、早速、靴やユニフォームの着心地を確かめようとする京ちゃんを引き止めるアコチャーが書きたい
もう京ちゃんの匂いを嗅ぐだけでエロエロになっちゃうメスの身体を疼かせながら、「…プレゼントしてあげたんだからさ。今日も…援助交際してよ」と言っちゃうアコチャーが書きたい
完全に発情しちゃってる幼馴染の姿にムスコがビン♂ビンになるんだけれど、お金がなくて断るしかない京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんに「…バカ。今日は私がお金を払う番よ。プレゼントまでしたんだし…サービスしてよね…♥」と言って押し倒すアコチャーが書きたい
それからはもう援助交際なんて形骸化してしまって、一日毎に援助する側される側が交代する二人が書きたい
立場は変わってもする事はまったく変わらず、恋人でも滅多にしないような濃厚ラブチューからの膣内射精セクロスを繰り返す二人が書きたい
そんな生活を続けていても自分の生活は疎かにせず、麻雀とハンドボールで少しずつ芽が出るようになっていく二人が書きたい
そのまま二人で一緒の高校に行くつもりだったんだけれど、中学三年の夏にしずもんからの電話を受け取り、進路に悩むアコチャーが書きたい
親友との夢をとるか、京ちゃんを取るかで悩みに悩むアコチャーに「阿知賀に行った方が良い」と背中を押す京ちゃんが書きたい
それに自分はもう飽きられてしまったのかと涙目になるアコチャーをなだめる京ちゃんが書きたい
そのまま「ここで阿知賀に行かなかったらきっと憧は一生後悔すると思う」とアコチャーに優しく言い聞かせる京ちゃんが書きたい
耳元で囁かれる大好きな相手の、自分を想ってくれているが故の言葉に、顔を真っ赤にしながらふきゅり、結局、頷いてしまうアコチャーが書きたい
そうして原作通り、阿知賀に行く事になるんだけれど、進学先が別れてしまったら今まで通りイチャイチャ出来なくなるとあちこちで京ちゃんを誘惑するアコチャーが書きたい
毎日、京ちゃんとセクロスし、週末は決まってデートしながらイチャイチャする生活が幸せで幸せで堪らないアコチャーが書きたい


しかし、阿知賀に入って地方予選に向けてのスパルタが始まるとセクロスどころかデートも出来ず、ムラムラしちゃうアコチャーが書きたい
あまりにもムラムラしちゃって部屋で京ちゃんから貰った下着をクンカクンカしながらオナニーしてるところに京ちゃんから日課の電話が来ちゃってびっくりするアコチャーが書きたい
でも、大好きな京ちゃんからの電話に出ない訳にもいかず、何事もなかったかのように振る舞うアコチャーが書きたい
しかし、三年間ほぼ毎日、アコチャーをアクメさせてた京ちゃんを誤魔化せるはずもなく、すぐさま見破られてしまうアコチャーが書きたい
結局、寂しかった事、セクロス出来なくてムラムラしてた事を白状させられ、恥ずかしさに顔を真っ赤にしちゃうアコチャーが書きたい
そのまま自分だけ恥ずかしいのは不公平だとテレフォンセックスを提案するアコチャーが書きたい
アコチャーとイチャイチャ出来なくて寂しがっていた京ちゃんが一も二もなく食いつくところが書きたい
そんな訳でオナニーしながらお互いを辱め合うテレフォンセックスが始めちゃう二人が書きたい
最初は距離感が分からずに手探りだったんだけれど、すぐに理性を飛ばして恥ずかしい言葉を口走っちゃうアコチャーが書きたい
三年間セクロスしまくって気心も知れてる相手に遠慮など要らないと言わんばかりに淫語混じりのオネダリを繰り返すアコチャーにムラムラする京ちゃんが書きたい
アコチャーの勢いに飲まれるようにしてセクロスの時と同じく意地悪な言葉を放つ京ちゃんに背筋をゾクゾクさせながら乳首やクリトリスをいじりまくるアコチャーが書きたい
そのままエスカレートして絶頂するんだけれど、何処か物足りなくて会いたい気持ちが強くなっていく二人が書きたい
そんな中、始まった地方予選に京ちゃんが応援しに来てくれたんだけれど、今会ったら絶対に我慢出来ないと逃げまわるアコチャーが書きたい
それをメールで伝えながら、決勝で頑張ったらご褒美頂戴とオネダリしちゃうアコチャーが書きたい
京ちゃんが見てくれているんだから負けられないと原作以上に大活躍して阿知賀が地方予選を突破する原動力になるアコチャーが書きたい
その後、祝勝会に行こうと誘う皆に頭を下げて断りつつ、外で待っててくれた京ちゃんの胸に思いっきり飛び込んじゃうアコチャーが書きたい
久しぶりに味わう生京ちゃんの身体と熱にもう理性はぶっ飛んじゃって、すぐさまセクロスがしたいとホテルに誘っちゃうアコチャーが書きたい
幼馴染で未だ初恋の相手であるアコチャーの誘惑に逆らえるはずもなく、そのままアコチャーをホテルへと連れ込んじゃう京ちゃんが書きたい
久しぶりのセクロスはあんまりにも気持ち良く、またしてもしても何処か物足りなくって、結局、次の日の夜までセクロスしちゃう二人が書きたい
眠る暇さえろくに与えられず、ひたすらアクメさせ続けられちゃって、最後の方はもう意識すら胡乱になってたアコチャーが書きたい
それでも気持ち良いのが頭の中に刻み込まれてしまったアコチャーが何度も何度もオネダリしちゃうところが書きたい
結局、ヤりすぎた結果、翌日、腰が抜けちゃって動けず、学校すら休んじゃうアコチャーが書きたい
幾ら久しぶりだったとは言え、やり過ぎだったと反省するんだけれど、一晩中京ちゃんに抱かれた感覚は久しぶりかつ強烈で、横になりながらもオナニーしちゃうアコチャーが書きたい
その一週間後、同じく始まった京ちゃんの地方予選に、遠征の所為で応援しに行けず、落ち込むアコチャーが書きたい
代わりにメールを送ったのだけれど、地方予選の結果が気になりすぎて、どうにも麻雀に集中出来ないアコチャーが書きたい
それから数時間して京ちゃんから全国出場決定のメールを貰い、自分が全国出場を決めた時よりも喜んじゃうアコチャーが書きたい
後顧の憂いが亡くなった分、人が変わったように麻雀へと打ち込んでドンドンと強くなっていくアコチャーが書きたい
でも、こっそり遠征の合間に携帯でネットショッピングして京ちゃんへのお祝いエッチの為にエロ下着とかコスプレ衣装とか買っちゃうアコチャーが書きたい

それから一緒に東京に言ってそれぞれの大会に参加するんだけれど合間合間に抜け出して、勝ったり、良い成績を残す度にお祝いを繰り返しちゃう二人が書きたい
負けたら負けたで慰めセクロスに励んじゃう二人が書きたい
そんなこんなで夏も終わって、大会も一段落した頃、ハンドボールの大会での活躍を見初められ、強化選手に指定される京ちゃんが書きたい
県外どころか国外にも飛び出していく京ちゃんと電話すらしにくくなっていって悶々とするアコチャーが書きたい
それでも京ちゃんの夢の為には仕方ないと自分を納得させながら、空いた週末を実家のバイトに充てて、お金を貯めるアコチャーが書きたい
アコチャーが待つ日本に帰ってきた時には海外強豪に打ちのめされたのと遠征疲れでボロボロになってる京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんを貯めたバイト代を交通費に使って空港まで迎えに行くアコチャーが書きたい
まさか空港で会えるとは思えなかった幼馴染に疲労もぶっ飛んでチームメイトや監督の前でハグしちゃう京ちゃんが書きたい
久しぶりに会った京ちゃんの、何処か逞しくなった身体に、子宮をキュンキュン唸らせながら、涙を流して再会を喜んじゃうアコチャーが書きたい
その後、チームメイトと別れて阿知賀まで帰ろうとするんだけれど、長らく続いた禁欲生活に我慢出来なくなってしまう二人が書きたい
途中で電車を降りて適当なホテルで一泊して、以前のようにセクロスに夢中になっちゃう二人が書きたい
それからも強化合宿の遠征なんかで海外に行ったりする京ちゃんの為にスポーツ選手の健康管理の勉強をし始めるアコチャーが書きたい
麻雀と勉強、そしてバイトの3つを両立させるのは辛いけれど、京ちゃんの為に頑張るアコチャーが書きたい
貯めたバイト代は京ちゃんの遠征先についてったり、本場のハンドボール大会に京ちゃんを連れて行く為の資金に使っちゃうアコチャーが書きたい
典型的な貢ぐ女になっちゃったアコチャーに報いようと頑張りながらも、援助交際を続けちゃう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんから受け取ったお金を使わずに別に口座を作ってしっかりと貯めこむアコチャーが書きたい
そうして高校三年間アコチャーの内助の功を受けて見事、トッププロチームにスカウトされる京ちゃんが書きたい
そこでようやく自信がついてアコチャーに告白すっ飛ばしてプロポーズする京ちゃんが書きたい
まさかいきなりプロポーズから入られるなんて欠片も思ってなかったけれど、京ちゃんは自分の事を真剣に考えてくれていたのだと涙を流すアコチャーが書きたい
勿論、アコチャーがプロポーズを断るはずもないんだけれど、人生の半分近く思い続けた相手からのプロポーズに胸が一杯になってすぐさま返事が出来ないアコチャーが書きたい
返事の代わりにキスをして自分の思いを伝えようとするんだけれど、途中からねっとりとしたやらしいエロチューに変わってエロエロになっちゃう二人が書きたい
結局、幸せなキスをして終了とはならず、恋人繋ぎしながら京ちゃんの部屋に行き、プロポーズ記念の新婚セクロスする二人が書きたい
そしてアコチャーと結婚した京ちゃんは公私と心身共にサポートしてくれる献身的な妻のお陰でハンドボール史に残る有名選手になるところをまで書きたい

後半援交関係ないやんは突っ込まない方向で(´・ω・`)関係ないけどアコチャーは貢ぐ女が似合うと思う
後、まったく関係ないんですが義姉竜華も擬似援交似合いそう(´・ω・`)弟のお金を自分で管理する為にエロを餌にする感じ
そしてNG用の妄想指定忘れゴメンナサイ(´・ω・`)

>>682
確かにそれも大事だけれど、この流れでそんなモンプレゼントしたら助走をつけて殴られても文句は言えないと思うんだwww

>>683>>684>>690>>699
まぁ、次回が底ではありますが、咲ちゃん関連とか今回ほどきつくはないと思います(´・ω・`)多分きっと恐らく
スレ始めた時からずっと頭の中にあって書きたかったものなのでもうちょっとお付き合いください(´・ω・`)そしてシンクロ次元をエンジョイしてる不審者は関係ないだろ!いいかげんにしろ!!
後、16日が霞たんイェイ~とか嘘ですよね?と思って見返したらマジだった(´・ω・`)半年くらい前だと思ってた…
まるまる一年使って3スレしか進んでないとかちょっとヤバイですよね(´・ω・`)ペース戻せるよう頑張ります

>>685
私のスレで神代家関係が酷いのはもうデフォですからね(白目)
霧島神宮さんお許し下さい(´・ω・`)ホントごめんなさい

>>688>>691
このハギヨシさんへの信頼感よ…
でも、ハギヨシさんだから指紋とか取らなくても、一目で京子ちゃんの正体を見抜いていたんですよ
だって、ハギヨシさんは執事ですしね!(ぐるぐるおめめで)

>>692>>693>>694
大体、>>693>>694が言ってくれている通りですね
自分が恨まれる事で少しでも京ちゃんが自分を責めないようにしようとしていた感じです
最初の投下の時に電話口でやけに軽い感じだったのもその所為だったんですよ(´・ω・`)その時はギャグやるつもりだったから軽かったとはいえない…

>>695
その全面戦争を止める為に弘世さんか辻垣内さんところに助けを求めに行こう(錯乱)
他校キャラの出番ですが、今のところ予定してはいません
利仙さんがワンチャンあるくらいだと思います(´・ω・`)ゴメンナサイ

>>698
ハギ京(友情)は至高ですからね
ここからころたんの命令で攫いに来たら、それこそショタ京ちゃん待ったなし(´・ω・`)このスレではとーかお嬢様を応援しております

>>700>>701>>702
まぁ、ぶっちゃけその辺、詳しく設定してた訳じゃないのですが…(´・ω・`)最初はギャグスレの予定だったので
でも、冷静に考えれば>>702さんの言う通り、神代家への影響力はかなりのものだと思います
戸籍改変出来るって事は自治体レベルじゃなく国家レベルでパイプもあるのでしょうし、神様降ろしちゃう系の人たちですしね
また京ちゃん自身、何処から何処までが神代家の影響を受ける範囲なのかわかりません(´・ω・`)後、神様降ろしちゃう系の人たちですから
特にいじめられてる訳でもないですし、神様降ろしちゃう系の人たちに従うのが無難だと判断するのはそれほどおかしくはないと思います(´・ω・`)今は、ですが

>>703
まさしくその通りすぎて何も言えません…
完全に京子スレは私の悪癖が出た結果です(´・ω・`)まぁ、楽しんで書いているんですが
もうちょっと頭空っぽにして楽しめるスレの書き方学ばないとダメですね(´・ω・`)それ系統を期待してくれていた人は本当にごめんなさい

>>714
はい。その辺りは私も申し訳なく思ってます(´・ω・`)生乳スレは即興だったとは言え、色々とクドかった
最近、同じドツボに入りつつあるので、これからは意識して直していきたいと思います(´・ω・`)ゴメンナサイ

>>715
じ、次回からは看板を下ろすから(震え声)
ところで、腹パンの人って何処の人でしょう?

>>718
身バレになるのであんまり詳しく言えませんが、お隣の人が私の留守中に部屋に入ってきてました…
盗んだりはしなかったそうですが、適当にモノを隠したり動かしたりしてたそうで…
一番、キツイのはモニターを落としただけで基本つけっぱな私のPCも見られてた事(´・ω・`)多分、このスレも魔物娘スレも知られてる…
とりあえず引っ越す事に決めましたが、当分はホテル暮らしです(´・ω・`)怖くてお家帰りたくない…

金銭被害無かったなら不幸中の幸いかね
鍵とかどうしてたのか色々謎だが、イッチの身に危害が加わってないならセーフよ

ご愁傷さまでした
この鬱憤は妄想にぶつけましょう

腹パンの人云々は
京太郎「プロになったはいいけれど……」ってスレの話だと思う
ここは導入からしてギャグとは言えなかったからまあこうなる予想はできたしあそこと比べれば嘘はついてない方かなと

イッチに永水扱わせたのが悪いのよ
京子ちゃんが完結してからの次スレでは永水を関わらせないようにすればギャグのままになる可能性はある
生乳みたいに妙なオカルト生える可能性もあるがww

住居侵入やないの…怖すぎ
いちおつですほんと

侵入された恐怖をヒロイン視点で妄想するのです。一人暮らしでストーカー被害に遭いそうな咲エロインは・・・
やっぱり憧ちゃん?  竜華とか、菫さんとか?  しっかり者とか強気っ娘がイヤンな展開になるか京太郎が颯爽と解決するか。それは主の妄想次第だ。
あ、実は京ちゃんの自作自演とかでも  

そういえばストーカー系ヒロインってそんなに書かれてないよね
浮気者の咲ちゃんくらいか

モモが侵入してたって妄想すれば解決だな
そういえば>>1の作品だとあんまり出てこないね、モモ。おもち持ちなのに

浮気者といえばのどっちもストーカーしてたよね……京ちゃんは周りの人を狂わせるから優希ちゃんの元へ隔離すべきだじぇ

長野は危険がいっぱいだからインハイチャンプの居る東京に避難するべき

>>726>>727>.730>>733
心配させてごめんなさい
警察には相談して相手の方からの謝罪も受け入れてますのでコレ以上なにか起こったりはしないはずです(´・ω・`)
ただ、元々、6月下旬辺りから仕事がさらに忙しくなるのと引っ越しの件でゴタゴタしているのでちょっと投下日はまだ未定です(´・ω・`)出来るだけ早く投下出来るよう頑張ります
そして鬱憤をぶつけようにも犯人の方に同情してしまってネタにも出来ないと言うか(´・ω・`)しちゃいけない感じがする

>>732
多分、私が文章書く過程で、「どうしてそうなったのか」から考え始めるのが全ての元凶な気がします
つまり私は基本的にギャグとか向いてない(´・ω・`)シリアス書こうとして結果的にシュールギャグになる事はあるのでシリアスにも向いてない

>>728
もう完全に頭の中がプロスレの人になってて、腹パンの人って呼び方完全に忘れてました…(´・ω・`)年はとりたくないものですね
後、プロスレはこっちと違って安価要素強かったので路線変更も仕方なかった気が…(震え声)

>>734
何故、エロイン固定なのか(困惑)
ストーカー被害にあいそうな子だとやっぱりアコチャーとか和が真っ先に出てきますね
でも、この二人だと京ちゃんが颯爽と解決したり京ちゃんの自作自演って感じはあんまりしないのですよね
どちらかと言えば、京ちゃんを引き止める為アコチャーや和が自作自演してるところが思い浮かぶのです(´・ω・`)浮気者スレみたいな感じ

>>735>>738
浮気者ってそんなにストーカーしてましたっけ?
和がストーカーされてたのは書いてましたが…(´・ω・`)あまり印象に残ってない
そして>>738は咲ちゃんなのかタコスなのか(´・ω・`)或いはのどっちを胸囲に感じた二人が共同戦線を取ろうとしているのか
でも、周りの女の子を狂わせる京ちゃんは機会があれば書きたいですね(´・ω・`)完全に修羅場スレの二番煎じになりそうですが

>>737
モモはすげぇ好みなんですが、大抵、私が書きたい話って他の人が既に書いてくれているのですよね
10年後スレで思いっきりメインヒロイン張ってたってのもあってあんまり食指が動かない子ではあります
ステルスって言う分かりやすい特徴があるだけにそこから外れた話が思いつきにくいというか(´・ω・`)

>>739
個人的には留学組+辻垣内組な臨海女子と弘世組+インハイチャンプ+高校百年生+ハーベスト(意味深)な白糸台に挟まれる東京はかなり危険地帯な気がします
やっぱり京ちゃんは長野で幼馴染の面倒を見てるのが一番、幸せなんだよ!


後、ちょっと色々と忙しいのもあって7/16の霞たんイェイまでに次回投下出来るか分かりませぬ
なので、霞たんイェイ記念だけでも投下しようと思っていたのですが、ちょっとネタが思いつかなくて(´・ω・`)
霞さんの話で見たいものを書いてってくれれば出来るだけ拾わせて貰います(´・ω・`)

顔文字くらい許したれよww

霞さんじゅうななさいの誕生日か……。なぜか長野の京ちゃん家に毎朝起こしに来る幼馴染のお姉さん的感じで、
霞姉さんのおかげで和のおもちも意識せずに済んでだんだん京ちゃんに惹かれていく和を見て焦りを覚えた霞さんが
和を拉致って拘束、目の前で京ちゃんを犯す――とか見てみたい(ゲス顔)

もう、病んデレ症候群なヒロインは正常な京太郎じゃ幸せにできないと思うわけですよ。つうか境遇的に京太郎も病みやすい気質だと思うわけですよ。
このスレでもこれから神代家は小蒔と京太郎をどうくっ付けるつもりなのか分からん。京太郎が自分の傍にいる裏を小蒔が知ったら憑いてる神様ごと手に負えないよね? でも二人を近づける以上、誤魔化し切れない。
これはまず、霞さんを篭絡して、二人がかりで小蒔の罪悪感を刺激し従属させた後、神代の分家筋から触手を伸ばしてイキ 神代を表裏で乗っ取り
自分以外を「統べる者」になって咲サンならぬ、魔王京太郎クンになって 親父と母上に妖しい笑顔で「色々あったけど、今は幸せだよ」といって手に負えないい息子の変わり果てた姿に号泣させ   誰も逆らえなくなった存在になった京太郎は唯一の心残りの咲を迎えに寧ろ、捕まえに行くんだけど
実は咲も木花咲耶姫 とか神話に連なる血が流れてて、屈服させるという須賀の血が反応して照、咲共に襲いかかってしまう。そんな京太郎の変貌に嘆き悲しむ咲さんなんだけど、自分を求めてくれるという事実に心のどこかで喜んでしまい、もう離れたくないという恐怖からされるがままに 
そんな歪なシアワセに浸っている咲にどこか不審を感じ、問い詰めたり、探ったりする和や優希達にも魔の手が忍びより・・・
どんな形でも今の幸せを壊す者には容赦しないと京太郎の剣が彼女達の身体を貫いていく

な、なんだ 妄想は感染するのか!? 誰か俺の頭を止めてくれぇぇぇ

すまん できの悪い三次創作ですまん 

霞さんの話でみたいものといえばそらおもちで搾られる話よ
顔埋めて深呼吸したい

前は姉弟モノでおはようからおやすみまで京依存してたヤンデレ霞さんとプラスαで許嫁明星ちゃんだっけ?
コウノトリを信じてる姫様に男女の営みをうっかり見られてしまって3Pで性教育ルートとか……

はぁ…好奇心から近くの山にある廃墟を見に行って、バケモノに遭遇する京ちゃん達が書きたい
廃墟を見に行くつもりが、山の中で迷ってしまい、さらに雨まで降りだして来た中、近くにあった洋館に逃げ込む京ちゃん達とヒロイン二人(安価で決定)が書きたい
「すみませーん」と入り口で声をあげた瞬間、この世のものとは思えない美しさを誇る洋館の主人が現れてドキドキしちゃう京ちゃんが書きたい
そのままドモった感じで雨宿りさせて欲しいと告げる京ちゃんたちに、暖かいお風呂と美味しい食事を提供してくれる洋館の主人が書きたい
そうやって時間を潰しても未だ雨があがるどころか強くなる一方で、がけ崩れなどが心配だから、今日はそのまま一泊した方が良いと言う主人の好意に甘えちゃう三人が書きたい
そのままヒロイン達とは別の部屋で寝て、登山の疲れをしっかり休んで癒やす京ちゃんが書きたい
そうして次の日、目を覚ますんだけれど、部屋の様子が思いっきり変わってしまって困惑する京ちゃんが書きたい
荷物どころか服まで全部なくなって、窓すらなくなった部屋の中、騙されてしまったのかと自問する京ちゃんが書きたい
その疑問を解決する為に廊下への扉を開いた瞬間、呆然とする京ちゃんが書きたい
元々、大きかった洋館はさらに広くなっていて、廊下の端さえ見えなくなっている状況に混乱する京ちゃんが書きたい
そこで男である自分は荷物を取られる程度で済んだが、他の二人はもっと危ないかもしれないと隣にあったヒロイン達の部屋へと入る京ちゃんが書きたい
でも、そこには一緒に廃墟探索しに来ていたヒロイン達はいなくて、既に人ならざるものになった追跡ヒロイン(上記二人とはまた別物、安価で決定)に襲われてしまう京ちゃんが書きたい
元々美しかった美貌にさらに磨きを掛け、まるで痴女のように男を誘うその姿に、ヒロイン達の事を思いながらも精液を絞られちゃう京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんの精液を気に入った追跡ヒロインから「これからもよろしくね♥」とキスされちゃう京ちゃんが書きたい
一体、自分の身に何が起こったのか、まるで分からないけれど、射精疲れで意識が薄れていく京ちゃんが書きたい
次に目を覚ました時は最初に起きた自分の部屋で、身体に疲労感もなくなっているんだけれど、ムスコのガチ勃起が止まらなくて困惑する京ちゃんが書きたい
全裸でチンポ勃起させたまま探索は出来ないと何とか発散しようとするんだけれど、ムラムラが包皮に根付いたようなTNPから全然射精できなくて涙目になる京ちゃんが書きたい
結局、ムラムラを抱えたままヒロイン達を探すしかないと前を隠しながら探索を始める京ちゃんが書きたい
そんな京ちゃんとはまた別の場所で起きたヒロイン達も裸にさせられていて、真っ赤になるところが書きたい
でも、部屋の中には相変わらずベッドくらいしかなくて局部を隠せるものなんてまったくない現状に落ち込むヒロインが書きたい
そのまま現状把握と服を探す為に探索に出るんだけれど、そこで追跡ヒロイン(多分、合計で三人くらいいる)に捕まってしまうヒロインが書きたい
最初は協力者のフリをして近づいて来て、一気に捕食しようとする追跡ヒロインにそれぞれの嗜好(胸、オマンコ、アナルなど)に合わせて調教されちゃうヒロインが書きたい
性欲なんて殆どなかったはずの身体を同年代とは思えないほどねっとりとした技巧と媚薬なんかで開発されてしまうヒロインが書きたい
レズプレイなんか嫌で嫌で仕方がないはずなのに身体をビクンビクンさせるほどイかされてしまい、メスとして強制的に開花させられていくヒロインが書きたい
そのままイき過ぎて気絶させられちゃうヒロインなんだけれど、目を覚ましたら京ちゃんと同じく最初の部屋に戻されていて、どうなっているのだと涙するところが書きたい
でも、どれだけ泣いても、さっきのは夢だったと言い聞かせても敏感になった胸(orオマンコorアナル)の疼きは止まらないヒロインが書きたい
さっきの快感を思い出してすぐさまオナニーしたくなる身体を抑えながら、それぞれの思考に合わせて、再び行動を開始するヒロインが書きたい
そんなヒロインと再会したり、別れたり、襲われたり、襲ったりしながら、少しずつ追跡ヒロイン達と同じ淫魔に変わっていく京ちゃん達が書きたい
勿論、脱出手段なんか欠片もなくて、どう足掻いても絶望なエロスレを書きたい

>>742>>743>>744>>745
つまり纏めると罪悪感を刺激されて京ちゃんに籠絡された霞さんがまるでメイドのように献身的に尽くしてくれて
毎日、優しく起こしてくれたり、ご飯を食べさせてくれたり、おもちを使って絞られたりするアマアマ生活を続けるんだけれど、
ちょっと調子に乗りすぎて姫様と和に知られちゃって、咲さんは一体、どうしたのだと詰め寄る和を霞さんが拉致って拘束し、
ついでに姫様の性教育もやってしまった方が良いと和の目の前で3P性教育を始め、
初めて見るセクロス ―― しかも3Pと言うアブノーマルなプレイに和は嫌悪感を覚えながらもドキドキしちゃって、
でも、神代家とは無関係の和に霞さんは手を出す事を許さず、そのまま咲ちゃんへのメッセンジャーとして開放し、
完全に過去と決別してしまった感覚に落ち込む京ちゃんを励まそうと性の味を教えこまれてメスの階段を登り始めた姫様と甘く淫らな生活を始める霞さんを書けって事ですね(錯乱)

まぁ>>745さんの言ってくれている通り、前回ヤンデレとか義姉とかオナニー(義姉)とか書いてるので、出来るだけそれとはまた違った路線だと採用しやすいかなーと
ヤンデレとかになると恐らく去年の二番煎じ以下にしかならないと思うので…(´・ω・`)ゴメンナサイ

百合レズ嫌いな俺には全くダメージなかったぜ。逆に悲しいが

>>748
姉がダメ……だったら妹か
いやまあ、インハイ会場ですれ違った京ちゃんが野獣の眼光でロックオンしてたまたま一人で電車に乗ってた霞さんを痴漢、
インハイ期間中に何度も繰り返される痴漢行為に徐々に開発されていってついには近くにあったトイレに連れ込まれてそのまま犯される霞さん
とかでも書いてくれるのかしら

私、ふたなりもTSも大好きなんでバッチコイなのですよー(´・ω・`)ただ、二次創作エロスレでTS取り扱うのはちょっとなーと思わなくもないです
やるのなら最初からそう前置きし、主題として取り扱ったスレでやるべきかなーと
京ちゃんがTSして、こんな時に頼れるのはハギヨシさんしかいないと言う状況から始まるハギ京とか(´・ω・`)完全少女漫画な世界になりそうですが

最近ヒロインを調教したいという衝動に駆られてるので>>752は結構書きたいのですが、そこまで京ちゃんを下衆くしたくないジレンマが
恋人同士の痴漢プレイだと調教感出ないしなー(´・ω・`)基本、即興はキャラに任せて書くので「~らしくない」と思うと一気に筆が進まなくなるのですよね
後、上のはそれほどレズプレイ感を表に出すつもりはないです(´・ω・`)あくまでも調教してエロへと引きこむキャラが女の子だと思ってもらえば
最初は指とかでしょうが、二回目からは機械とか触手使っての開発エロになるでしょうし(´・ω・`)粘膜接触によって淫魔化が進むのでキスとかはする予定ですが
それに最終的には皆、淫魔になって乱交プレイ始めるんで(´・ω・`)レズ要素はそれほど表に出さないつもりです

>>756
処女厨的には他者の指や触手はアウトやわww 事前警告してくれれば回避できるからイッチは好きに書いてくれれば。楽しみだしね

京ちゃんを下衆くしないためには……霞さんが天児として姫様から押し付けられた悪霊の影響で誰かを誘引しちゃうオカルトを発動しちゃってて、
たまたま京ちゃんがそのオカルトに引っかかってしまった、とかにすればあるいは?
それとも致命的なところは触らず焦らされ続けて霞さんのほうからおねだりしちゃいましたとかならまだマシ……でもないか

痴漢する側とされる側を交代すればいいんじゃないですかね(名案)

今更だけど団体戦終わったってことはあとはエピローグくらいかね

次の話がどん底らしいのに、このタイミングでエピローグだったらバッドすぎる……
ジャンジャジャ~ン!今明かされる衝撃の真実ゥ!……で小蒔ちゃん曇るイベントとか六女仙関係とか依子さんイベ(こ、小声)とか色々消化してないのに

神降ろしのはずがなんかの拍子に魔界からモンスター的なの降ろしちゃって体がそれに合わせて変質する永水's?(幻聴)

ぶっちゃけここの話だと、インハイ自体はほぼ本筋と関係ないしね
咲さんを含めた過去に一区切り付けるためのワンエピソードって感じ
それゆえ本筋最終章っぽい流れからのどん底、どこまで落ちてしまうのか期待してる

寝取られもレズも嫌いだからやだな

明星ちゃんと誕生日一緒だった
つまり運命の相手ってことだな

>>757>>763
私も処女厨のつもりでしたが、指は割りとオッケーな感じがしますね
まぁ、指でアウトなら痴漢された時点でアウトになっちゃいそうですし
後、レズプレイはともかく、NTRは私も苦手なのでないです
乱交ハーレム化してもあくまで京ちゃんが中心になるかと思います
後、その案貰いました
出来るだけ期待に添えるよう久しぶりのエロ頑張ります

>>758
霞さんに痴漢される…そういうのもあるのか!
でも、せっかくの誕生日ネタに痴女化させるのはちょっとなーと思わなくもないです
いずれ痴女に調教される完全受けの京ちゃんは書きたくもあるのですが

>>759>>760>>762
ぶっちゃけこのスレ、姫様が卒業するまでやる予定なんでまだまだ続きます
次回は>>762さんの言ってくれている通り、過去に一区切りつける為のエピソードですね
そこから夏が終わって秋になれば、また何時も通りの京子スレに戻る予定です
最近、重っ苦しいのばっかり書いてて元がどういう雰囲気が半ば忘れてしまってそうですが

>>761
なるほど…つまり永水組ならサキュバスネタも自然と出来るって訳ですね(錯乱)
サキュバス化した永水組に囚われて、チンポが乾く暇もないくらい延々と搾り取られる京ちゃんを誰かください

>>765
なるほど…では私はとよねぇが運命の相手なんですね(錯乱)
京豊書かなきゃ(使命感)


それはさておき、一応、次回投下分書き上がりました
明日見直しやって問題なかったら投下する予定です
後、レス抜けてましたが顔文字に関してはごめんなさい
不快な方もいるみたいなんでできるだけ控えるつもりですが、意識せずに打ってる場合もあるのでそういう時は大目に見てもらえると嬉しいです

おつ
あなたが書くんやで

いや、顔文字は使い過ぎってことじゃない?
流石にほぼ全行にショボンが居るとかある意味ホラーだし

姫様卒業まで……だと……
親父との別れも済んだし、正直もうここから話を畳みにいくものとばかり思ってたよ
そういえば京子ちゃんが周りの女の子とキャッキャウフフするスレだったっけね

学校を卒業するまでなのか少女を卒業する(意味深)までなのか

>>766
指までおkは分かるけどそれで感じられちゃうとええーってなるな

>>771
だね。>>747は快楽堕ちが明言されてるから完全にアウト。人によって許容範囲違うから性癖の話は難しい

全行ショボンは生首が並ぶかのよう

>>767
えっ!?今日は永水女子のエロハーレムを書いて良いのか!?(キラキラした目で)

>>768>>773
なるほどー…つまり頻度さえ下げればオッケーって事ですかね
元々、ブーン系小説を読み漁ってた頃はショボンが好きだったのと(´・ω・`)まぁ、ホモキャラばっかりでしたが
改行しなきゃいけないところにおいて区切りおけるんで重宝してたので、これからは生首とか言われない程度に控えようと思います

>>769>>770
いっそ両方と言うのもアリなのではないでしょうか(錯乱)
まぁ、話の大筋としては次回で恐らく一段落つくのですが、女の子とキャッキャウフフしたりないのでまだ続きます
未だ攻略中のヒロインも多いですしね

>>771>>772
なるほど…奥が深いな(ゴクリ)
私は処女厨のつもりでしたが、まだまだって事だったんですね(錯乱)
出来れば同志にも楽しんでもらえるようなスレを目指したかったですが今回は諦める事にします(´・ω・`)まぁ、そもそもスレ立てるかどうかさえ定かじゃないのですが

<<まぁ、指でアウトなら痴漢された時点でアウトになっちゃいそうですし
ここの「まぁ」要らなかったと言うか、なんかすっげぇ偉そうになっちゃってごめんなさい(´・ω・`)そんなつもりじゃなかったから後で読み返してびっくりしましたの


と言いつつ、そろそろ投下始めます(´・ω・`)ヒャッハー!どん底行きだー!


―― インターハイの個人戦が小蒔さんの優勝という形で幕を閉じた。

個人戦のルールが高得点プレイヤーに有利な都合上、重要なのは防御力よりも攻撃力の方である。
そして小蒔さんは今年の団体戦において、最も得点数の多かった選手なのだ。
スコアラーとして常に仕事をし続け、決勝の舞台でも大活躍した彼女にとって、この結果も当然の事だろう。
とは言え、嬉しくないはずがなく、彼女は嬉し涙を浮かべながら、俺達へと何度も感謝の言葉を告げてくれていた。
自分がここまで来れたのは皆のお陰だと涙ながらに語る小蒔さんはとても可愛らしく、何時も以上に庇護欲を擽るものだったけれど… ――

京子「(…でも、どうしても俺は素直に喜んであげられなかった)」

勿論、神代家への恨みを彼女に向けている訳じゃない。
小蒔さんもまた神代家に振り回されている事くらい今の俺には分かっているのだから。
それでも、彼女が夢の一つを叶えられた事を心から喜んであげられないのは、胸の中に大きな重石を抱えている所為。
時折、胸の中が無性に痛く、苦しくなるそれは、未だ俺が過去の事を完全に消化しきれていないからなのだろう。


―― インターハイの個人戦が小蒔さんの優勝という形で幕を閉じた。

個人戦のルールが高得点プレイヤーに有利な都合上、重要なのは防御力よりも攻撃力の方である。
そして小蒔さんは今年の団体戦において、最も得点数の多かった選手なのだ。
スコアラーとして常に仕事をし続け、決勝の舞台でも大活躍した彼女にとって、この結果も当然の事だろう。
とは言え、嬉しくないはずがなく、彼女は嬉し涙を浮かべながら、俺達へと何度も感謝の言葉を告げてくれていた。
自分がここまで来れたのは皆のお陰だと涙ながらに語る小蒔さんはとても可愛らしく、何時も以上に庇護欲を擽るものだったけれど… ――

京子「(…でも、どうしても俺は素直に喜んであげられなかった)」

勿論、神代家への恨みを彼女に向けている訳じゃない。
小蒔さんもまた神代家に振り回されている事くらい今の俺には分かっているのだから。
それでも、彼女が夢の一つを叶えられた事を心から喜んであげられないのは、胸の中に大きな重石を抱えている所為。
時折、胸の中が無性に痛く、苦しくなるそれは、未だ俺が過去の事を完全に消化しきれていないからなのだろう。


京子「(…未練…だよな)」

そんな俺の様子に気づきながらも、春達は何も言わなかった。
相変わらず、俺のしたいようにさせてくれて、そっとしてくれている。
それは個人戦が終わって、東京から鹿児島に帰ってきた今も変わらない。
決して無視されている訳ではないが、話しかける言葉の一つ一つにさえ気を遣ってくれている。
それは勿論、有り難い事ではあるのだけれど… ――

京子「(…何をやっているんだろうな、俺は)」

団体戦の優勝こそ逃したものの、小蒔さんが個人戦で優勝を決めた。
本来ならば、彼女たちもお祝いムードに興じ、もっと明るい凱旋が出来たはずなのである。
しかし、そこで一人沈み続けている俺がいる所為で、完全にお祝いムードに水を差してしまっていた。
それを申し訳なく思いながらも、気持ちは一向に晴れず、ただただ、沈み続けている。


初美「しっかし…この長い階段を登るのも久しぶりなのですよー」

明星「何だかんだで結構、東京に居ましたしね」

巴「荷物持ってこの階段を登ってるともうちょっと東京にいたかった気がしないでもないけれど…」

湧「あ、巴さあ、重かったらあちきが持つよ?」

巴「ありがとう。でも、大丈夫よ」

巴「私だって毎日、この階段登ってるんだもの。湧ちゃんに甘えるほど運動不足じゃないわ」

初美「と言いながら、巴ちゃん、最近、お腹まわり厳しくないですかー?」ニヤニヤ

巴「う…そ、それは…」

初美「東京で毎日毎日、ベッドでアニメを見てるからそうなるのですよー」

巴「ま、毎日なんて見てないわよ。2日に一回くらいだし…」

霞「それでも結構な頻度よね」クス

巴「か、霞さんまで…」カァァ

そんな俺達が今、いるのはお屋敷の前の大階段だ。
個人戦も終わって東京にいる理由がなくなった俺達はそのまま帰路につき、何時もの長い長い階段を登っている。
普通の女の子ならば、途中でギブアップして当然だと思うような階段を登りながらも、彼女達の間で会話が途切れる事はない。
街や学校へ行く為に毎日この大階段を利用している彼女達にとって、この道は既に生活の一部なのだから。
その手に数週間分の荷物を持っていたとしても、その会話には何時も通りの楽しそうなもので、疲れの色などまるで見えなかった。


小蒔「でも、最近のアニメって面白いんですよ」

小蒔「私も巴ちゃんと一緒に見させてもらいましたけど、ガガーンってなってピカピカ~ってなったりするんです!」フンス

霞「…巴ちゃん?」ヒソヒソ

巴「大丈夫です。教育に悪そうなものは外してますから」ヒソヒソ

小蒔「どうかしたんですか?」キョトン

霞「いえ、何でもないの」ニコ

霞「何はともあれ、小蒔ちゃんが楽しんでたなら良かったわ」ナデナデ

小蒔「えへへ…♪」テレテレ

京子「…」

普段なら俺も彼女たちの会話に混じったり出来たのだろう。
けれど、今の俺は最後尾からそうやって会話する彼女たちを見ているだけだった。
俺だって何だかんだで一年近くこの大階段を利用しているし、彼女たちに負けず劣らず慣れている。
何より、俺は男であり、また普段から山田さんに扱かれているのだ。
ある意味、中学の頃よりも鍛えられた身体は疲労をまるで感じていないし、このまま全力でお屋敷まで駆け上がる事だって簡単に出来るだろう。
それでもこうして彼女達の会話に混ざる事が出来ないのは、俺の気持ちが過去に引っ張られ続けているからだ。


春「…」

楽しそうな彼女達から一歩引いて、会話にも参加しようとしない男。
そんな奴の側にいるのは退屈かつ苦痛な時間だろう。
けれど、春は相変わらず俺の隣から離れず、無言のまま一緒に登り続けてくれていた。
そっとしているだけであって、皆は決して俺の事を無視している訳じゃない。
そんな風に俺へと教えてくれる彼女のその立ち位置は素直に有り難いものだった。
……けれど、今の俺はその優しさに応える事が出来ない。
側にいてくれている春の為にも早く立ち直らなければと思っているのに…未だ胸の痛みはなくならないままだった。

初美「っと懐かしの我が家ですよー」

巴「ふふ。本当に久しぶりね」

明星「とりあえず帰ったらゆっくりしたいです」フゥ

湧「あちきはさしぶりに、ごてを思いっきり動かしたいなー」

霞「あら、でも、もうすぐ夏休みも終わりだし、ちゃんと宿題はやらなきゃダメよ」

湧「はぅっ」ドキーン

明星「インハイの事で頭が一杯で宿題の事、すっかり忘れていました…」ハァ

小蒔「わ、私も…」

初美「じゃあ、姫様も宿題、頑張らないといけないのですよー」

巴「分からないところは私達が教えてあげますから安心してください」

小蒔「はい。頼りにしています」ニコ

瞬間、彼女たちのテンションが目に見えて上がったのは目の前に屋敷が現れたからだろう。
大階段の果てにドンと構えられた古風なそこは彼女達にとって我が家も同然だ。
俺はまだ一年にも満たない程度でしかないが、皆はもう数年この屋敷で暮らしているのだから。
ホテルでの生活は決して悪いものではなかったが、やはり長旅の後にたどり着く我が家と言うのは格別なのだろう。


京子「(…でも)」

…俺は彼女たちとその気持ちを共有出来そうにない。
勿論、一年近く世話になっている目の前の屋敷に俺も愛着はあるし、かつて我が家だと言ったその気持ちは決して嘘ではない。
…けれど、過去に気持ちを引っ張られている今の俺にとって、そこは家と言うよりも神代家から用意された檻だった。
両親や友人、師匠や幼なじみから引き離され、連れて来られたその場所に今の俺は、どうしても良い思いを抱く事が出来ない。

湧「とーっちゃっく!」

巴「ふふ。一番、おめでとう、湧ちゃん」

初美「お前がナンバーワンだ、なのですよー」

明星「まったくもう…本当に湧ちゃんったら体力バカなんだから」クス

小蒔「流石は湧ちゃんですね!」ニコニコ

湧「えへへ」テレテレ

それでもその家から逃げる事は出来ない。
戸籍も何も奪われた俺が生活出来る場所なんてこのお屋敷くらいなのだから。
どれだけ嫌でも、憎々しささえ感じる場所になっても、ここに帰ってくるしかない。
そんな諦観と憂鬱が入り混じった気持ちのまま、俺は湧ちゃん達から少し遅れて最後の階段をあがった。


霞「まぁ、何はともあれ、先に荷物片付けて…」

ガララ

「おかえりなさい、皆さん」

霞「…え?」

そんな俺達を出迎える人などいないはずであった。
何せ、そのお屋敷で暮らしている住人全員が東京に行っていて、今、帰ってきたばかりなのだから。
てっきりこのお屋敷は無人だったとそう思っていた俺に…いや、俺達にとってその出迎えは完全に予想外だった。
霞さんも驚いた顔をしていたのだから、きっと彼女でさえ何も知らされていなかったのだろう。

京子「(何より…俺達は出迎えたその相手は…)」

……かつて俺をこのお屋敷へと案内し、冷酷なくらいに事実を突きつけた石戸(祖母)さんだった。
隠居して尚、石戸家 ―― ひいては神代家を取り巻く分家の中でも強い発言力を持つ彼女が、このお屋敷に来た事は俺が知る限り、一度だけ。
俺を案内して以来、一度も顔を出さなかった彼女が、一体、どうして今日に限ってお屋敷にいるのか。


京子「(…少なくともただの出迎えって訳ではなさそうだ)」

出迎えるだけならば、わざわざこのお屋敷まで来る必要はない。
大階段の下でも十分、小蒔さん達に祝辞を述べる事が出来るだろう。
にも関わらず、ここまで登ってきた彼女の意図が俺にはどうしても読めない。
…けれど、あの日以来、石戸(祖母)さんに会っていないからだろうか。
彼女を見た瞬間から、居心地の悪さと嫌な予感が合わさったような感覚が背筋を這い上がってきている。

小蒔「石戸のお祖母様っ!」パァ

「お久しぶりです、姫様」

「インターハイ見ておりましたよ。優勝おめでとうございます」

「優勝が決まった時、私も年甲斐なくはしゃいでしまいました」

小蒔「ありがとうございます」テレテレ

小蒔「ですが、石戸のお祖母様はまだまだ若いですよ」

小蒔「若い人だってこのお屋敷まで来るのが大変なのに、こうしてわざわざ来てくれている訳ですし」

「ふふ。と言っても、そろそろ厳しくなって来ましたけれどね」

「後の事はそろそろ若い世代に任せてしまおうかと考えているところですよ」

小蒔「と言う事は…本格的に隠居しちゃうんですか?」シュン

「えぇ。まぁ、姫様が成人するまでは頑張るつもりではありますけれど」ニコニコ

……にしても、姫様の前だとホント、別人みたいだな。
俺が初めてこのお屋敷に来た時は取り付く島もなく、一方的に上から命令されるだけだったのに。
小蒔さんに対しては、ホント、穏やかなお婆さんって感じで…以前、感じたような迫力はまったくない。
この人もこういう顔が出来るんだと若干…いや、かなり意外なくらいだ。


「皆さんも良く姫様を支えてくれました」

「神代全てを代表してお礼を言わせて頂きます」

巴「も、勿体無いお言葉です」カチカチ

初美「まぁ、神代の為じゃなく姫様の為にやっただけですしね」

明星「…初美さん、失礼ですよ」

そんな石戸さんの言葉に巴さんがカチカチになりながら応えるのは、分家同士の力関係が理由なのだろう。
かつてエルダーを巡って霞さんと競う機会を得た彼女は、実家からの要請によって辞退を余儀なくされたのだから。
石戸家に頭が上がらない狩宿家の一人娘が、石戸家を牛耳る女傑に対して緊張してしまうのはそれほどおかしい事じゃない。
ただ…それとは対照的に初美さんは目に見えて面倒くさそうに、そしてその奥では警戒心を強めている。
普段、飄々としている彼女がここまで警戒するなんて見たことがないくらいだ。
……もしかしたら、初美さんもこの人に、或いは石戸家に思うところがあるのかもしれない。

霞「…それでお祖母様…どうしてここに?」

「姫様へのお祝いの言葉を直接言いたかったのが一つ」

「そしてもう一つは…京子さんと少しお話がしたかったので」チラッ

京子「っ」

その瞬間、石戸さんから流れてくる視線に、背筋のざわつきが一気に強くなった。
石戸さんの目的は小蒔さんへの祝辞程度で、俺なんて意にも介していない。
そんな風に思いたかった俺の願望を軽々と吹き飛ばす視線に、身体が緊張を走らせるのが分かる。
それは彼女の『お話』が決して楽しい物ではない事が今からでも予想出来るからだろう。


初美「…また今度と言う事には出来ないですかー?」

初美「私達も帰ってきたばかりで疲れていますし、今日は休みたいのですよー」

「それほど手間は取らせません」

「ほんの十数分で済む程度のお話です」

「…勿論、京子さん次第で延びる可能性もありますが」

そんな俺を庇うようにして初美さんが延期を口にしてくれるが、相手はそれで引いてくれるほど甘い相手ではない。
言外に「素直に従え」と告げる石戸さんは俺が頷くまで決して納得はしないだろう。
彼女は今、屋敷の入り口を塞ぐように立っている状態だし…ここで押し問答していても時間の無駄。
初美さんの言う通り、長旅と大階段で皆も少なからず疲れているだろうし…ここは素直に頷いておくべきだろう。

京子「…分かりました」

春「…京子」

京子「大丈夫よ、春ちゃん」

京子「ちょっとお話をするだけなんだから」

…そう強がるものの、正直、何を言われるのか怖い。
少なくとも、俺にとって、この人は欠片も良い思い出がない相手なのだから。
かつて俺を追い詰めるようにして事実だけを述べた相手が、わざわざ小蒔さん達から引き離して特別に祝辞をくれるとは思えない。
俺次第で延びると言うその口ぶりから察するに、何かを要求されるのは今からでも目に見えていた。


霞「お祖母様、私も…」

「貴女は姫様達の荷解きを手伝ってあげなさい」

「皆さんがいない間、お屋敷の中は軽く掃除しておきましたが…入浴や夕飯の準備までは出来ていません」

「長旅で疲れているのですから、やるべき事を優先するべきです」

霞「……はい」チラッ

恐らく霞さんは俺をフォローする為に一緒にいようとしてくれたのだろう。
けれど、そんな彼女の考えなど無駄だと言うように石戸さんは一蹴し、最後まで言わせる事すらしなかった。
それに霞さんが申し訳無さそうに俺に視線をくれるが、俺はまったく気にしてはいない。
わざわざ俺だけを指名した石戸さんが霞さんの言葉を受け入れてくれるだなんて最初から期待していなかったし。
何より、六女仙の纏め役として、そして孫娘として長年、彼女と接している霞さんは俺以上に石戸さんの性格を理解しているはずなのだ。
それでも、こうして石戸さんへと反抗してくれたその優しさだけで、幾分、胸が救われた気持ちになる。

京子「…」フルフル

「…では、行きますよ」

京子「はい」

だからこそ、俺は気にしないで欲しいとそんな意図を込めて、霞さんに首を振った。
そんな俺から石戸さんは興味なさげに視線を外し、スタスタとお屋敷に向かって歩き出す。
その背中について歩き始める俺が踏み込んだのは、普段、使っている私室から遠く離れた客室の方。
……わざわざ俺を指名した辺りから何となく察していたが、どうやら本当に俺以外の相手には聞かせたくない話であるらしい。
無言で歩き続けるその小さな背中に嫌な予感が強くなっていくのを感じながらも、俺はついていく事しか出来なかった。


「…この部屋にしましょうか。入りなさい」

京子「…分かりました」

そのまま数分歩き続けた後、石戸さんがとある客室へと入っていく。
その後について障子戸を潜った先は、最低限の家具すら置いていない殺風景な部屋だ。
普段、誰も使っていないその部屋は、客人がこのお屋敷にやってきた時にしか利用されない。
無論、そんな部屋に座布団や布団などを常備しているはずもなく、俺達は畳の上に座るしかなかった。

「では、時間も勿体無いので単刀直入に言います」

「父親から受け取ったものを渡しなさい」

京子「え?」

勿論、俺だって今から石戸さんと和やかな会話が出来ると思っていた訳じゃなかった。
こうして一緒に畳の上に座ったとは言え、彼女は俺へと冷たい視線を向け続けているのだから。
さっき小蒔さんへと向けていたそれを180度ひっくり返したようなその視線に親しみなど欠片もない。
だからこそ、最初から本題に入るのは俺も予想していたが…その内容は完全に俺の想像を超えていた。


京子「(なんで、親父からプレゼントを受け取ったって知ってるんだ…!?)」

俺が親父から電話を貰ったのは、皆が応援の為、インハイ会場へと行っている真っ最中だ。
彼女たちが帰ってきた後も、俺はプレゼントの事どころか外出した事さえ一言も言ってはいなかったのである。
皆の事を信用していない訳ではないが、未だ俺の中で消化出来ていないものをペラペラと話す気にはなれなかったのだ。
だからこそ、親父からプレゼントを受け取った事は俺以外に誰も知らないはずなのに…何故、ずっとこのお屋敷にいたであろう石戸さんが知っているのか。
それがどうしても理解出来ず、俺は困惑の声をあげて固まってしまう。

「とぼけても無駄ですよ。貴方の行動は逐一、こちらで監視していますから」

「貴方があの駅で父親から何かを受け取ったのは調査済みです」

京子「っ…」

…時間が勿体無いと言ったのは本心からのものなのだろう。
半ば呆然とした俺を追い詰めるようにして、追撃の言葉を放った。
以前出会った時と同じくまるで容赦の無いその言葉に、止まっていた俺の思考も動き始める。
何処から監視されていたのか未だに分からないが…、だからと言って、呆然としてはいられない。
相手は俺に対してまるで容赦のない石戸さんなのだから。
このまま思考を止めて呆然としていたら、それこそあっちの思い通りになってしまう。


京子「(…それは…嫌だ…!)」

…今までだって決して神代家の事を許したり、好意的に思っていた訳じゃない。
けれど、それは春達のお陰で決して表面に出てこないレベルで抑えられており、俺が意識する事は殆どなかった。
だが、東京での様々な出来事は俺の中で神代家への敵意を反発心を育て、表層意識にはっきりと芽を出し始めていたのである。
俺の人生をメチャクチャにしただけじゃなく、親父の幸せまで奪ったこいつらを相手に「はい、そうですか」と素直に言いたくはなかった。

京子「(それに…アレは親父からの最後のプレゼントなんだ…)」

別に30億そのものは惜しくはない。
それが必要な事であれば、全額寄付しても俺は後悔はしないだろう。
…でも、アレは神代家が俺達の生活をぶっ壊した対価なのだ。
それが廻り回って、こいつらの懐に入るだなんて到底、許容出来ない。
もし、この30億が神代家へと戻ってしまえば、俺たちが涙を流した理由すらなくなってしまうのだから。
他の誰に渡しても、神代家にだけは決して渡したくない。


京子「(…何より、あの通帳には親父や母さんが貯めてくれた500万も一緒に入っているんだ)」

俺の成長を楽しみにコツコツと貯めてくれた500万。
俺が鹿児島にやってきて夫婦生活が破綻して尚、貯め続けてくれたそれは俺にとって、とても重要な意味を持つ。
戸籍を書き換えられ、過去さえ奪われた俺にとって、親父と母さんの息子と言う証明は、俺が【須賀京太郎】であると言う証はもう殆どなくなってしまったのだから。
俺の過去や思い出が偽りでなかった一つの証拠を俺はどうしても奪われたくはなかった。

「それでも隠し立てするつもりであれば…貴方の私物を全て破棄させて頂きます」

京子「そんな勝手な…!」

「勝手ではありません。…お忘れですか?」

「貴方は神代家へと売られた身。元より自由など私達の慈悲一つで決まるのです」

「最初から全てを没収しない事を優しさだと思って欲しいくらいですよ」

京子「…」グッ

けれど、そんな俺の機微など、石戸さんはまったく考慮してはくれない。
相変わらず冷たすぎるほど冷たく、そして上から言葉を突きつけるだけ。
それに心と身体が強い反発を覚えるが…しかし、俺に反論出来るような要素は何一つとしてない。
石戸さんの言葉はあまりにも不条理で無情なものだが…ある意味では事実なのだから。
春達は優しく、人間のように扱ってくれているが、この人にとって…いや、神代家にとって俺は奴隷も同然だ。
与えられた自由は仮初のものでしかなく、機嫌を損ねれば奪われてしまう程度のものでしかない。


「さぁ、どうします?」

京子「……分かり…ました」

…無論、ここで暴れれば、一時は気持ちも晴れるだろう。
また俺から何かを奪われる事を少しは延期出来るかもしれない。
だが、俺は多少、身体を鍛えているとは言え、一般市民であり、暴力に訴えたところで長続きしない。
このお屋敷にはついさっき俺達と一緒に帰ってきた歴戦の勇士、山田さんもいるのだから。
ここで暴れたところで俺などでは足元にも及ばない彼にあっさり取り押さえられ、結局は全てを奪われるだけ。
……ならば、ここで俺がするべき事はたった一つしかない。

京子「…これです」スッ

「…本当にこれがそうなのですか?」

……そう言って俺が差し出したのは一冊のノートだった。
それは…俺にとって決して簡単に差し出せるような軽いものではない。
寧ろ、あの日、東京で得たそれは俺にとって宝物の一つと言っても良いものだった。
けれど、それでも……親父が俺に託してくれたあの通帳はどうしても渡したくはない。
だからこそ、俺は…不出来な俺を鍛えてくれた師匠であり、東京でも忙しい中、俺に会いに来てくれたであろう友人からのプレゼントを差し出して… ――


京子「もし、疑うのであれば私を監視していた人に確認すれば良いでしょう」

京子「私がお父様から受け取ったのは間違いなくそのノートです」

「……」

…それは一種の賭けだった。
俺が誰にも言っていない事を石戸さんが知っていたと言う事は、間違いなく俺は監視されていたのだから。
けれど、彼女はさっき「父親から何かを受け取ったのは調査済み」だと言った。
本当に俺の一挙一動が監視していたのであれば、そんな風に言わず、通帳、或いはトートバッグとはっきりと口にするだろう。

京子「(もっとも…俺から私物を取り上げる為のブラフである可能性はあるけれど…)」

しかし、その可能性はそれほど高くはないはずだ。
さっき石戸さんも言っていた通り、その気になれば俺の私物全てを取り上げるのは容易い事なのだから。
彼女自身、あまり無駄話を好まないようであるし、それが目的ならば最初から俺の私物を没収する話から入るだろう。
俺に対して冷酷だとはっきり言っても良い石戸さんが、そんな逃げ道のようなものをわざわざ用意してくれるとは到底、思えない。


京子「(…だから、考えられるのは一つだけ)」

俺が監視されていたのは事実だ。
けれど、それは人の手による尾行などではなく、恐らく発信機や盗聴器のようなデジタルによるもの。
それならば、俺が親父から何かを受け取った事は分かっていても、その中身までは知らない理由が説明がつく。
視覚的以外による監視だったからこそ、彼女は「何か」と表現するしかなかったのだ。

「…」パラパラ

「…なるほど。最後に息子に技術を教えようとした訳ですか」

俺の差し出したハギヨシさんのノートを流し見した石戸さんは興味なさげにそう呟き、ノートを閉じた。
最後のページを見られてしまったら終わりだったが…どうやら俺は賭けに勝つ事が出来たらしい。
途中で興味を失い、思い通りに誤解してくれた彼女に安堵の溜息が出そうになるが…今はまだ我慢だ。
ここで安堵を漏らしては俺の思考を読み取られる事になってしまう。
…大事な友人からの指南書を差し出した以上、失敗は許されないし、ここは殊勝な表情を心がけて… ――


「……度し難い愚かさですね」

「接近禁止を破ってまで渡したのがこんな下らないノート一冊だとは」

「所詮は『外』で育った有象無象だと言う事ですか」

京子「…」ギリ

……ここで俺がするべきは、落ち込み、そして反省している表情だ。
石戸さんが早く満足し、話を切り上げるように形だけでも従っておくべきなのだろう。
…そう分かっていても、ハギヨシさんが気持ちを込めて書いてくれたノートを『こんなもの』扱いされるのはやはり悔しい。
その上、自分たちの都合で家庭をメチャクチャにした親父の事まで馬鹿にされたのだから、胸の奥から強い怒りが沸き上がってくるのを感じる。

「何ですか、その目は」

「悪いのは契約違反を行った貴方の父親ですよ」

「金輪際、近づかないとそう言っていたはずなのに、こんなものを貴方に渡そうとして」

「恨むなら、私達を甘く見て、貴方に安っぽい希望を与えた父親を恨みなさい」

俺に神代家と親父との間に一体、どんな契約があったのかまでは分からない。
しかし、石戸さんはこれまで嘘を言った事はなかったし…きっと接近禁止とやらは事実なのだろう。
それでも俺にあの通帳を渡そうとした親父の意図は分からない。
あの程度ならば接近禁止にならないと思ったのか、或いは、俺の監視を甘く見ていたのか。
…だが、どちらにせよ、親父がこの人に責められる理由などない。
親父から幸せを奪い、そして今、俺から『安っぽい希望』を取り上げた神代家が…親父の事を批判出来る訳ないだろう。


「…ここで数ヶ月も暮らしていれば、少しは身の程も理解すると思いましたが…」

「どうやらまだ貴方は自分の立場というものを良く分かっていないようですね」

「貴方がごく普通に生活出来ていたのは我々の慈悲のお陰」

「にも関わらず、そのような反抗的な目をするのであれば…我々にも考えがあります」

「貴方の携帯を渡しなさい」

京子「っ!」

そんな意図を込めた視線に帰ってきたのは鋭い言葉だった。
このお屋敷に来た際に私物の殆ど失った俺にとって、携帯は数少ない過去との繋がりである。
未だ過去を吹っ切れない俺は友人達の、そして咲のアドレスをその携帯に残していた。
もう自分から繋げるつもりはないとは言え、思い出も愛着もある携帯を奪われるのは耐え難い。
だが、俺にはそんな理不尽を跳ね除ける力も反論する論理もなく、無言のまま胸の内を怒りで焦がす事しか出来なかった。

「さっきも言いましたが、貴方は神代家に買われたある種の奴隷なのです」

「そうして貴方の手元に携帯だけを残したのも、霞達が必死に嘆願したからこそ」

「ですが、貴方が自分の立場を弁えないのであれば、彼女たちの嘆願を聞き入れ続ける理由はありません」

「貴方が自分の立場と言うものを痛感するまで、貴方の私物を、自由を奪い続けましょう」

京子「そんな…話が…!」

「違う、とでも?」

「貴方はそのような事言えるような『立場』なのですか?」

京子「…」ギリィ

…ここでさらに反発をすれば、俺は間違いなくまた私物を奪われる事になるだろう。
『立場』と言うものを強く前へと押し出す彼女の言葉に俺は否応なくそう思い知らされる。
…その悔しさに思わず歯を噛みしめるが、それは何の解決にもならない。
何せ、ここで俺が迫られているのは…恭順か、喪失かのどちらかなのだから。
どっちつかずの態度では、「まだ立場を理解していない」とさらにモノを取り上げられていくかもしれない。


京子「…申し訳ありませんでした」ペコリ

「…本当に反省していますか?」

京子「…はい。神代家へと逆らうなど私は愚かでした」

京子「これからは心を入れ替えて神代家に従うようにします」

…………だからこそ、口にした謝罪の言葉は明らかに震えていた。
抑えきれない怒りと悔しさを滲ませるそれに俺は伏した身体の下で握りこぶしを作る。
…本当はこんな事したくはない。
例え何億積まれたって…こんな奴に頭を下げたくはなかった。
でも…このまま俺が意地を張り続けたところで何もかもを失うだけ。
親父のプレゼントを護る為にハギヨシさんのノートを差し出したのに…ここで全てを失っては目も当てられない。

京子「(…だから、ここは堪えろ。堪えるんだ…)」

「では、その携帯も渡せますね?」

京子「……」グッ

「…京子さん?」

京子「…はい。どうぞ」スッ

……既に少なくない犠牲を出している以上、この場で意地を張り続けるのは下策でしかない。
そう自分に言い聞かせながら俺は頭をあげ、石戸さんに携帯を手渡す。
そんな俺から携帯を受け取る彼女はニコリともしない冷たい表情のまま小さく頷き、それをノートの上に置いた。


「結構。その殊勝さに免じて、代わりの携帯はまた後日用意させます」

「級友との連絡にはそれを使うと良いでしょう」

京子「…ありがとう…ございます」

それでもう話は終わりだと言わんばかりに石戸さんは立ち上がり、入り口へと歩いて行く。
その背中に震える声で感謝を告げた俺に彼女は振り返りもしなかった。
まるで俺に対する興味を全て失ったように障子戸を開け、そのまま去っていく。
その姿を呆然と見送ってから数秒後、一気に俺の胸へと押し寄せてきた感情に俺は全身を震わせる。

京太郎「ちく…しょう…!!」

その波の中で一番、大きいのは悔しさだった。
心から嫌いだとハッキリ断言出来る相手に恭順を示すしかなかった自分。
今の自分にとって宝物だとそう言えるものを奪われるしかなかった事に涙さえ出そうになる。
それを何とか堪える事が出来たのは、俺の胸の中にあるのが悔しさだけではなかったからだろう。


京太郎「くそ…くそくそくそくそ…ぉ!」

怒り。
今まで何度か神代家と言うものに向けていた朧気なものとは違って、はっきりと胸の内で煮えたぎるような怒りと憎しみの感情。
誰かに向けるものとしてはあまりにも不健全なそれを、しかし、今の俺はもう抑える事が出来なかった。
神代家が憎いと言う感情はもう俺の中には収まらず、涙の代わりに、怒りの声をあげさせる。

京太郎「(…俺は…っ!)」

……幸い、咲以外の皆から貰ったメールには返信し終わっている。
けれど、そんな不幸中の幸いを幾ら思い浮かべても、俺の感情は収まらない。
荒れ狂う胸の内は身体中の筋肉に力を込めさせ、今にもその感情を外へと放出しそうになっていた。
この行き場のない感情を何処でも良いからぶつけてしまいたい。
今の俺は八つ当たりを求めるその欲求を抑えるので精一杯で… ――



―― 三十分後、春に呼ばれるまで俺は収まりきらない激情に身体を震わせ続けてきた。




………



……







―― 須賀京太郎という少年は決して激情家ではない。

基本的に彼は人懐っこく、温厚な性格で、他人と争う事を好まない。
他人を本気で憎んだ事はなく、怒りを覚えるのも自分の大事な人を傷つけられた時のみ。
多少、自分を馬鹿にされても、深く気にする事はなく、軽く流してきた。
その態度は心ない者に脳天気やヘタレと陰口を叩かれるものであったが、本人はそれを気にしてはいない。
誰かを憎んだり怒る事にエネルギーを使うよりも、苦しい事を乗り越えたり、楽しい事を楽しむ事に使った方が遥かに健全だと彼はそう思っていた。

―― だが、そんな彼でも、今の自分の内側にある怒りを制御する事が出来ていない。

インターハイ団体戦が終わってから矢継ぎ早に京太郎の元へと齎された情報。
それは彼が今まで目を背けてきた神代家への感情を浮き彫りにし、そして深めるものだった。
自分だけではなく、大事な人達までも巻き込み、不幸にした全ての元凶。
そんな相手に大事なものをさらに奪われた今、彼の心にあるのは強い憎しみの感情だった。


京太郎「……はぁ」

これが顔見知り程度の相手であれば、敵意を無視する事で回避する事が出来ただろう。
だが、神代家に充てがわれた部屋で一人寝転がる彼にとって、自分の周り全てが『神代家』なのだ。
憎しみの対象全てに囲まれるその状況は決して居心地の良いものではない。
寧ろ、自分が神代家に飼い殺しにされているという状況をはっきりと意識し、寝転がっているだけでもため息が出てくるような状態だった。

京太郎「(いっそ八つ当たりでも出来れば気持ちはマシになるのかもしれないけれど…)」

しかし、友人兼師匠からのノートや携帯を奪われて、既に一日が経過している。
未だ黒い感情は消えてはいないが、それでもピークは通り過ぎていた。
そんな状態で今更、物に当たるほど京太郎は衝動的な人間ではない。
それはあまりにも格好悪すぎるとストップを掛ける理性は彼の中でとても強いものだった。


京太郎「(ホント…どうすりゃ良いんだろうな…)」

京太郎は今まで誰かの事を本気で憎んだことがない。
故に自分の胸の内にある深い恨みの感情をどうすれば処理すれば良いのか、まったく分からなかった。
無論、八つ当たりや復讐など月並みな方法は思いついてはいるものの、彼の理性はそれを拒んでいる。
京太郎が一時の衝動に身を任せ、それが成功したところで、自己満足を得るだけ。
今も自分を気遣って一人にさせてくれている春達にも迷惑を掛ける代償としてはあまりにもちっぽけ過ぎると彼は思う。

京太郎「(だからって…誰かに相談なんて出来ないし…)」

京太郎は私物を奪われた事を、春達に伝えていない。
心配してくれている彼女たちにまた秘密が出来るのは悪いと思うが、彼とて完璧に自分を律する事が出来る訳ではないのだ。
神代の関係者である春達に対して、恨み節の一つも出てきてしまうかもしれない。
そうでなくても神代家の強硬なその態度に彼女たちが申し訳なそうにするのは今からでも目に見えていた。
故に京太郎は今の自分の状況を誰にも相談出来ず、一人部屋の中で悶々とした感情を抱えるしかなかったのである。


京太郎「(なら、このまま感情が風化するのを待つ…?…いや、無理だろ)」

今の京太郎は一見、冷静そうに見えるが、それは神代家に来てから養われた演技力と自制心の賜物だ。
その内心では黒い感情がグルグルと渦巻き、爆発する時を今か今かと待っている。
特にこの屋敷の中には神代家の直系である神代小蒔、そして石戸家の娘である石戸霞や石戸明星がいるのだ。
自身の鬱屈とした感情をぶつける大義名分もある彼女たちを前に何時迄も冷静でいられる自信は京太郎にはない。

京太郎「(それに…こんな場所にいて…忘れられる訳がない)」

神代家への恨みをハッキリとした形あるものに変えた京太郎にとって、そこはもう自室ではなかった。
明確な敵意を向ける相手から用意されたその場所は敵地も同然である。
こうして横になっている今も心からリラックスなど出来ず、鬱屈とした感情がジリジリと強まっていくのを感じた。
怒り、憎しみ、無力感、郷愁。
京太郎の胸の中で入り混じり、熟成されていくそれは、少しずつ彼の心を変えていき ――


京太郎「(…何処か遠くに行きたい)」

京太郎「(ここじゃなければ…長野じゃなくても良い)」

京太郎「(ただ…この場所にはいたくない…)」

逃亡。
それは鹿児島に来た当初、何度か考えた事のあるものだった。
だが、現実、その為の資金は京太郎の手元にはなく、またすぐ連れ戻されてしまう。
幾ら逃げても捕まるのであれば、霞達に迷惑を掛けるだけだと彼はそれを採用しなかった。

京太郎「(…今の俺の手元には30億ある…)」

京太郎「(よっぽどの贅沢をしなかったら一生を遊んで暮らせるような大金が)」

京太郎「(…これを使えば…逃げられるんじゃないか?)」

京太郎「(神代家の手の届かない場所で…ひっそりと暮らせるんじゃないか…?)」

そうやって採用を見送っている間に彼は鹿児島での生活にも慣れていった。
自身の事を支えようとする春達のお陰で立ち直り、逃亡を考える事もなくなっていったのである。
だが、彼の心はもう限界だった。
ここにだけは居たくはないという気持ちを抑えるには春達はあまりにも神代家に近すぎた。
八つ当たりや復讐の対象にはならないが、限界に達した彼を思い留まらせる理由にならない程には。


京太郎「(…多分、無理だ)」

京太郎「(そんな事出来るなら、きっと親父がとっくの昔にやってる)」

京太郎「(きっと逃げたところですぐに連れ戻される)」

京太郎「(……でも…)」

冷静に状況を判断する一方で、京太郎は逃亡を諦めきれなかった。
無論、逃げたところですぐに捕まり、また昨日のような『罰則』が与えられるだけだと頭の中では分かっている。
しかし、携帯とノート奪われた今、彼にとって重要なものと言うのはもう殆どなくなってしまったのだ。
父親から受け取ったあの通帳さえ護りきれれば良い彼にとって、『罰則』もそれほど恐ろしいものではない。

京太郎「(…はは。なんだ)」

京太郎「(俺って…もうこんなに…何もなくなってしまったんだな…)」

自分を思い留まらせるような『大事なもの』がたった一つしか残っていない事に京太郎は乾いた笑いをあげる。
ソレ以外の物は全て神代家へと取り上げられ、なくしてしまった。
昔は沢山あったはずのそれらが消えてしまった事が今の京太郎には妙におかしく、そして悲しく思える。
グルグルと渦巻く鬱屈とした感情の中心に大きく、そして空虚な穴を開ける程に。


京太郎「(…なら、もう躊躇する必要はないよな)」

京太郎「(どうせ…失うものは何もないんだ)」

京太郎「(…何処か遠くに行こう)」

京太郎「(出来るだけ遠い場所まで逃げてやろう)」

京太郎も理解していた。
それが自分に出来る唯一の復讐方法だと言う事を。
神代家をほんの僅かに困らせる程度しか今の自分には出来ない事を彼は良く理解していたのである。
そんな情けなさに胸の中の空虚さが強くなるが、しかし、その程度ではもう彼は止まらなかった。
神代家からも、神代家への鬱屈とした感情からも逃げる為、彼は手早く化粧をし、荷物をカバンの中へと詰めた。

京子「(…よし。これで準備完了)」

京子「(まぁ、この中には恐らく発信機も仕掛けられてるんだろうけれど…素人の俺には分からないし)」

京子「(とりあえず必要最低限のモノだけ持って、残りは途中で買い換えるとしよう)」

京子「(それでもいずれ見つかるんだろうけど…それでも数日は逃げ続けられるはずだ)」

京子「(その間に通帳を貸し金庫かどこかに預けてしまえば、連れ戻された時も怖くない)」

京子「(…或いは途中で遺書でも書いて死ぬのも良いかもしれないな)」

京子「(未だに俺をこうして手元に置いてるって事は小蒔さんのインハイが終わっても俺の利用価値があるって事なんだろうし)」

京子「(俺が死ねば、多少は神代家を慌てさせる事が出来るかもしれない)」

自身の死さえも復讐の方法として思い浮かべる自分。
それがどれだけ歪んでいるのか京太郎は、京子は良く自覚している。
そんな事をしたら、神代家以上に霞達が嘆き悲しむのは目に見えているのだから。
だが、黒い感情に首までどっぷりと浸かってしまった京子にとって、それは論外だと否定出来るようなものではなかった。
それが最も有効な手段だと思えば、躊躇なく自身の命を犠牲に出来るくらいに今の京子は追い詰められている。


京子「(…まぁ、何にせよ、今はここから離れよう)」

京子「(それからの事は…神代家から離れてから考えれば良い)」ススッ

小蒔「…あ」

京子「…え?」

そう思考を打ち切った京子が襖を開いた瞬間、その向こうにいた小蒔と視線が交差する。
自分の部屋の前に誰かがいるという可能性すら考えていなかった京子にとって、それは一瞬、思考を止めるのには十分過ぎた。
どうして小蒔がここにいるのか。
もしかして自分が逃亡しようと準備しているところを見られてしまったのではないのか。
そんな言葉がグルグルと頭の中で巡り始め、彼女に対して言うべき言葉を見失ってしまう。

小蒔「あの…何処かお出かけですか?」

京子「え、えぇ…ちょっと」

小蒔「わ、私もついていって良いですか…?」グッ

京子「えっと…」

そんな京子に話しかける小蒔の表情は、何時もよりも硬いものだった。
普段の人懐っこいそれではなく、おずおずと話しかけるようなそれに京子は言葉を窮してしまう。
無論、頭の中ではここは断るべきだとそう理解しているのだ。
だが、両手を握ってついてきたいと言う気持ちを強くアピールする小蒔を見るとそう簡単に否とは言えない。
例え神代家に強い恨みがあったとしても、小蒔そのものに対して悪感情を抱いている訳ではないのだ。
寧ろ、霞に負けず劣らず彼女を甘やかし気味な京子は、神代小蒔をまるで妹のように好いている。


京子「…ごめんなさい」

小蒔「ダメ…ですか?」シュン

京子「…本当にごめんなさい」スタスタ

小蒔「あ…」

それでも京子が小蒔を拒んだのは、自分の中の悪感情がズキズキと刺激されるのが分かったからだ。
このまま一緒にいれば、間違いなく自分は小蒔に対して八つ当たりをしてしまう。
昨日の一件には何ら関係のない彼女に対して怒りや憎しみをぶちまけるそれを、小蒔を好いている京子が善しと思えるはずがない。
小蒔を護る為にも自分は一緒にいない方が良い。
そう思いながらその場から去る京子の背中に小蒔の寂しそうな声が届いた。

京子「(…これで良い)」

京子「(これが…俺にとっても、小蒔さんにとっても…)」

京子「(いや…皆にとっても…一番なんだ)」

このままこの屋敷に居続ければ自分は遠からず小蒔達に悪感情をぶつけてしまう。
その時に彼女たちがどれほど傷つくかを思えば、今は距離を取るのが一番だ。
小蒔に対して後ろ髪惹かれる自身の気持ちにそう言い聞かせながら、京子は屋敷を出て ――


京子「……」

小蒔「……」ジィィィ

そして最寄り駅に到着した時、その後ろには小蒔の姿があった。
無論、それが偶然などと言う事はないのは京子自身良く分かっている。
小蒔は京子が屋敷を出てからずっと自身の後ろに追いかけ続けているのだから。
ドラマの探偵のつもりなのか、電信柱に隠れようとして隠れきれていないその姿は視界の端で捉えただけで丸わかりだった。
通行人から微笑ましそうな笑みを向けられるくらいバレバレな小蒔に京子は内心、ため息を吐く。

京子「(…さて、どうするかな…)」

元々の予定ではこのまま街に出て、高確率で発信機や盗聴器を仕掛けられているであろう服装やバッグなどを一新するつもりだった。
だが、こうして小蒔から尾行をされている状況で、服装その他を変えても意味がない。
故に何をするにしても小蒔の尾行を撒くのが先決。
それは京子も良く理解しているが、しかし、そう簡単に尾行を撒く訳にはいかない理由もあった。


京子「(ここで俺が積極的に尾行を撒こうとすれば、幾ら小蒔さんでも異常に気づくはずだ)」

小蒔は純真で人を疑う事など殆どない少女ではあるが、決して勘が悪い訳ではない。
寧ろ、神職に携わるもの達にとって奥義とも言うべき神降ろしを日常的に扱う彼女は、とても感性が優れている。
こうして自分についてきたと言う事は、小蒔のアンテナに何かしら引っかかるものがあったからこそ。
そんな自分が姿を消せば、きっと彼女は霞を始めとする仲間たちを頼るだろう。
まだ一年にも満たないとは言え、小蒔と一つ屋根の下で暮らし、彼女の事を間近で見続けてきた京子にはそれが容易く想像出来た。

京子「(そうなった時、俺のアドバンテージはほぼなくなる…)」

元々、京子は神代家から逃げ切る事が出来るとは毛頭思っていない。
基本的にこうした逃亡劇と言うのは追跡者の方が遥かに有利なのだから。
個人である自身とその全容も把握できないほど大きな神代家では、力関係の上でも大きく不利だ。
それでも唯一、京子にとって有利に働く面があるとするならば、自身の逃走がまだ発覚していないという一点だけなのである。


京子「(…つまり、ここで俺がするべきは小蒔さんが自発的に尾行を辞めるように促す事…)」チラッ

小蒔「…っ」ハッ

小蒔「…」カクレ

京子「(…いや、隠れきれてないですって)」

まずは視線で気づいていると言う事をアピールしよう。
そう思って振り返った京子の後ろで小蒔は駅構内の屋根を支える鉄骨柱に隠れようとした。
だが、電信柱よりもさらに細いその柱では精々、顔しか隠す事が出来ない。
人混みの中にいてもすぐ分かる巫女服も、人並み以上に豊満な胸も、その柱から溢れるようにして丸見えだった。

京子「(…その上、さっきからこっちを伺うようにしてチラチラと見てくるし…)」

神代家によって箱入りで育てられた小蒔に尾行の心得などあるはずもない。
そうやって隠れている間にも京子が何処かに行ってしまうのではないかと不安になり、チラチラと顔を覗かせてしまう。
その度に京子と視線が合っているのだが、小蒔は自分がまだ京子にバレていないとそう思い込んでいた。
京子が自分を無視するなど想像もしていない彼女にとって、京子が話しかけてこないという事が自身の存在がバレていない何よりの証拠だったのである。


京子「(…仕方ない)」

京子「(ちょっと強引になっても良いから、自発的に帰ってもらえるよう作戦を考えるか)」

普段の京子ならこのまま気づかないフリを続けていただろう。
適当に町中に出てから偶然を装って声を掛け、一緒にスイーツを食べに行ったりしたはずだ。
だが、今の京子に自身を追い回す小蒔を気遣ってやれるような余裕などない。
今の京子が何より優先するべきなのは、神代家からより遠くに行く事なのだから。

京子「(…とりあえず目的地とは逆方向の電車に乗ろう)」スタスタ

京子「(勿論、小蒔さんも追いかけてくるだろうけれど…電車に乗った時点で、ある種、詰みだ)」

京子「(もう夏休みもほぼ終わりに近い今の時期、都心から離れる方向の電車には殆ど人は乗ってこない)」

京子「(小蒔さんが隠れる場所も逃げるような場所もなくなるんだ)」

京子「(その後、ようやく気づいたように彼女に話しかけ、後は口八丁手八丁で適当に引き離せば良い)」

小蒔を引き離す計画を頭の中で練りながら京子は駅のホームを渡った。
その後ろを小蒔がトテトテとついてくる気配を感じながら京子は階段を降りる。
瞬間、ホームへと降り立った京子を出迎えるようにして、電車が駅へと滑りこんで来た。
無論、このタイミングで電車がやって来るのは決して偶然ではない。
小蒔を引き離す為、電車がやってくるギリギリのタイミングで京子は動いたのである。


京子「(…まぁ、一番はこのまま俺が電車に乗れて、小蒔さんが電車に乗れないパターンだけれど…)」

小蒔「ま、待って!待ってください!!」

時刻表通りに電車を到着させてくれた運転手に心の中で感謝を告げながら、京子は黄色い線を踏み切って、電車の中へと乗り込んだ。
その他数人の乗客を社内に招き入れたその車両の扉は独特の排気音と共に近づいていく。
だが、それが閉じる前に巫女服の裾を両手で持ち上げ、頑張って階段を降りる小蒔の声が運転手の元へと届いた。
その必死な声を初老の運転手は無視出来ず、操作盤を弄って扉を開き、最後の乗客である小蒔を招き入れる。

小蒔「ありがとうございます。助かりました」ペコリ

それにお礼を告げる小蒔の声はガラスで区切られた運転手の元にしっかりと届いた。
丁寧に頭を下げる小蒔に、年老いた運転手は微笑んでから再び操作盤を弄る。
瞬間、再び閉じようとするその扉はもう中断させられる事はない。
しっかりと扉同士を密着させた電車は、そのまま運転手の操作に従って、駅のホームからゆっくりと離れていった。


京子「…小蒔ちゃん」

小蒔「え、えぇっと…その…」

そのタイミングを狙って話しかけた京子の言葉に小蒔は目に見えて狼狽えた。
まるで叱られる直前の子どものように視線は彷徨い、身体全体が申し訳無さそうにしている。
それは勿論、小蒔自身、自分が悪い事をしているという自覚があるからだ。
同行を断られた上で後を尾けまわすなど、悪者以外の何者でもない。
世間知らずでストーカーと言う言葉は知らずとも、それが悪い事くらい小蒔は何となく理解していた。

京子「小蒔ちゃんもこっちに用事があるの?」

小蒔「は、はい。そうなんです!」

それでも小蒔が京子の事を追い回すのは、勿論、理由あっての事。
しかし、それを口に出来ない小蒔は京子の言葉についつい飛び乗ってしまう。
理由を説明出来ない小蒔にとって助け舟のように思えるその言葉は無論、京子が用意した罠だ。
こっち側に用事があるとそう言わせる事が京子にとっての目的の一つなのだから。
だが、根本的に他人を疑うという事を知らない小蒔は力強く頷き、一つ外堀を埋めてしまう。


京子「そうなの。一体、何処まで?」

小蒔「え、えぇっと…その…」

故に踏み込んでくる京子の言葉に小蒔はすぐさま応えられない。
元々、彼女は外になど一つ足りとも用事がなく、ただ京子の後をついてきているだけなのだから。
それでも何とか理由を口にしなければと小蒔は一生懸命、思考を回し、一つの答えに辿り着く。

小蒔「えっと…インターハイも終わって肩の荷も降りたのでちょっと散歩しようと思いまして…」

京子「あら、それは良いわね」

自身の用事を散歩と返すそれは小蒔にとって会心と言っても良い言い訳だった。
特に行き先を指定しない散歩ならば、違和感なく京子の後にもついていく事が出来る。
無論、既に一度、同行を断られているのにも関わらず、小蒔が後ろにいるこの状況に違和感を感じないほど京子は鈍くない。
だが、根が単純な小蒔はとうの昔に尾行がバレていたなど露ほども考えてはおらず、言い訳が通った事に内心、胸を撫で下ろした。


京子「確かに都心の方はごちゃごちゃしてるし散歩には合わないものね」

京子「こっちの方は都心とは違って穏やかだから散歩するのにも打ってつけだわ」

小蒔「ぅ…」

だが、京子と小蒔では役者が違う。
日頃から級友達を騙し続けている京子にとって、小蒔のその返しも予想済みのものであった。
散歩と言う言葉をさらに深めて、積み重ねていくそれに彼女は今更ながら嫌な予感を感じる。
しかし、それを否定するような材料は小蒔には思いつかず、ただ言葉を詰まらせるしかない。

京子「でも、それなら次でお別れね」

小蒔「え…?」

京子「私はぼーっとしちゃって電車を間違えてしまったから」

京子「本当は都心の方にお買い物に行きたかったの」

小蒔「っ」

そこで小蒔は自分が京子に誘導されていた事に気づいた。
しかし、今更、後悔してももう遅い。
既に口にしてしまった言い訳を引っ込める訳にもいかず、一度、断られた同行を再び口に出す訳にもいかない。
多少、強引ではあるがあくまでも合法的に自身を引き離そうとする京子に小蒔は何も言えず、その場で力なく項垂れる。


―― だが、そうして小蒔が無力感に打ちひしがれている間にも電車は進んでいく。

小蒔の事情など知らぬと言うように電車は次の駅へと到着した。
そのままお馴染みの排気音と共に扉が開く扉に京子はゆっくりと歩き出す。
瞬間、すれ違う小蒔の表情が暗い事に京子は良心の呵責を感じるが、さりとて、ここで仏心を出す訳にはいかない。
このまま自分と一緒にいない方が彼女の為でもあるのだと良心の呵責を振り切り、京子は駅へと降り立った。

京子「じゃあ、ここでお別れね」

京子「あんまり長々と散歩してると霞さん達に心配かけちゃうから程々にするのよ」

小蒔「あ…」

そのまま振り返って小蒔に手を振る京子に、彼女の胸はズキリと鋭い痛みを走らせた。
それは駅のホームへと降り立つ京子の表情が、とても透き通ったものだからだろう。
まるでこのまま消えてしまって二度と会えなくなってしまいそうな京子のその姿に小蒔の身体は反射的に動いた。
京子の後を追いかけるようにして電車の床を蹴り、その扉を潜って ――


京子「……小蒔ちゃん」

小蒔「あ、あの…ごめん…なさい…」

京子が気づいた時には小蒔も駅のホームへと降りていた。
そんな二人を置いていくように電車は扉を閉め、既に加速を始めている。
幾ら小蒔が戻ろうとしても、もうさっきの電車に乗る事は出来ない。
それに内心、一つため息を漏らしながら、京子はゆっくりと唇を開く。

京子「別に謝らなくても良いけれど…散歩するんでしょう?」

小蒔「それは…そう…ですけど…」

京子「なら、早くそれに戻った方が良いわ」

京子「私はここで折り返しの電車が来るのを待っているから」

その言葉に小蒔が感じるのは強烈な拒絶の感情だった。
勿論、小蒔は今まで京子と一緒に暮らしている中で、そのような感情を感じ取った事はない。
最初の方は確かにぎこちなかったが、それでもすぐさま仲良くなる事が出来たのだから。
今ではもう霞達と同じく『大事な家族』になった京子からの強く硬い拒絶の意思に小蒔は身体が竦みそうになる。


小蒔「(…でも、京子ちゃんは私にとって大事な人なんです…)」

小蒔は京子が一体、何をしようとしているのか知らない。
どうして京子が今までの生活全てを投げ打つようにして神代家にやってきたのかさえ彼女は知らないままだった。
だが、それでも小蒔にとって京子はとても大事な仲間であり、友人であり、そして何より家族である。
そんな京子が東京入りしてからずっと何かを思い悩み、苦しんでいた事は彼女にも伝わっていた。

小蒔「(霞ちゃん達は京子ちゃんの事を今はそっとしておいた方が良いって言っていました)」

小蒔「(多分…それはきっと間違いじゃないんだと思います)」

小蒔「(…私よりもずっとずっと頭が良い霞ちゃん達がそう言っているんですから)」

小蒔「(でも…今の京子ちゃんは…どうしても放っておけません)」

小蒔「(…団体戦が終わってからずっと…何かを抑えこんでる表情をしているんですから)」

小蒔「(苦しさや悲しさだけじゃなくて…ソレ以外の感情を持て余しているのが…身体全体から伝わってくるんです…)」

その印象は今も変わらない。
小蒔に比べれば遥かに大きい京子の身体は時折、何かを堪えるようにグッと力を込めている。
自分や霞達に向ける視線もとても複雑で、言葉の一つ一つから接し方に迷っているのが伝わってきていた。
それがどうしてこんなに強い拒絶へと変わってしまったのかを小蒔は分からない。
分かるのはただ一つ、今の京子を放っておけば、そのまま何処かへと消えてしまいそうだと言う事だけだった。


小蒔「(…だから、私はさっき京子ちゃんの部屋を訪ねようとしました)」

小蒔「(相談相手にはなれないかもしれないけれど…気晴らしぐらいは出来るかもって…)」

小蒔「(インターハイで一杯頑張ってくれた京子ちゃんに少しは恩返しが出来るかもってそう思ったんです)」

小蒔「(…でも、その時、出会った京子ちゃんは…酷い顔をしていました)」

小蒔「(まるで何もかもに絶望したみたいな…そんな表情で…)」

そんな京子を小蒔が放っておけるはずがなかった。
無論、小蒔とて自分のやっている事がお節介である事くらい分かっている。
今の自分が京子に嫌がられている事も彼女は十分過ぎるほど察し、そして胸を痛めていた。
『家族』から強い拒絶をされているという今の状況は、彼女の中に深く根付いたトラウマを刺激するものなのだから。
こうして京子が拒絶の感情を浮かべるだけで、動機が早くなり、息が詰まりそうになる。

小蒔「(…でも、私は約束したんです)」

小蒔「(京子ちゃんが無茶しないように見ているって)」

小蒔「(京子ちゃんが頑張り過ぎないように見守っているって)」

小蒔「(他でもない…京子ちゃん自身とそう約束したんですから)」

それでも小蒔がその痛みに耐えようとするのは、両親の捨てられたと言うトラウマだけが原因ではない。
かつて無理をしすぎてボロボロになった京子と小蒔は、一つの約束を交わしたのだ。
無理をしすぎる前に自分を止めて欲しいと京子からそう持ちだされたそれは今、竦みそうになる小蒔の心と身体をギリギリのところで食い止めている。


小蒔「わ…私も…」

京子「え?」

小蒔「…私ももうちょっとだけ…ここに…います」

京子「…小蒔ちゃん」

小蒔「っ」

そう小蒔に呼びかける京子の言葉は何時もの優しいものとはまったく違っていた。
普段の穏やかで暖かな声音とは比べ物にならないほど冷たく、そして苛立ちを込めたトーン。
今まで京子から聞いた事のないそれに小蒔の背筋が小さく震える。
ズキズキと走る胸の痛みは強くなり、恐怖と悲しさに目頭が熱を持ち始めるのが分かった。

小蒔「さ、散歩ですから、休憩も必要かなって…」

小蒔「だ、ダメ…ですか…?」

京子「…それは」

それでも小蒔は引こうとはしない。
目に見えて怯え、萎縮しているのにも関わらず、京子の側にいようとする。
それに京子が言葉を詰まらせるのはそれがなりふり構わない滅茶苦茶なものだったからだ。
話の整合性や筋を投げ捨ててまで、自分と一緒にいようとする小蒔をどう引き離せば良いのか。
元々、精神的に追い詰められていた京子がそれが分からなくなっていった。


京子「(…何でだよ)」

京子「(どうしてそこまで…俺の事を気遣おうとするんだよ…)」

無論、それが小蒔自身の優しさによるものだと京子も理解していた。
純真さが服を着て歩いているような彼女は、きっと自分の異常を感じ取り、放っておけなくなってしまったのだと言う事くらい予想がついている。
だが、今の京子はもうギリギリの状態で何とか精神のバランスを保っている状態なのだ。
さっき小蒔に対して苛立ちを露わにしてしまったように、自分の事が抑えきれなくなりつつある。
コレ以上、側にいられては、本気で小蒔の事を傷つけてしまうかもしれない。

京子「(…その前に小蒔さんから離れないと…)」

胸中で熟成された恨みの感情は、その矛先を小蒔に向けつつある。
まるで神代にぶつけられない恨みを彼女で晴らそうとするような自分に京子は吐き気を感じた。
だが、そうやって自己嫌悪している今も、グルグルと胸中で渦巻く悪感情はなくならない。
ならば、これが小蒔に対して牙を剥こうとする前に彼女を引き離さなければ。
そう決めた京子は駅のホームから、改札口へと歩き始める。


小蒔「き、京子ちゃんっ」トテトテ

京子「……ついて来ないでください」

小蒔「…え?」

京子「今は…一人で居たいんです」

そんな京子について来ようとする小蒔に明確な拒絶の言葉が向けられる。
今までのように声音や態度、視線でうっすらを伝えるようなものではない。
誤解の余地なく叩きつけられる拒絶の感情に小蒔は重い鈍器で胸を殴られたような痛みを感じた。
内心、察しているのと明確に拒絶を言葉にされるのではまったく違う。
京子の事を想っているからこそ、ここまでついてきた小蒔にとって、それは目が潤むほど辛く悲しい言葉だった。

小蒔「(…私は…やっぱり京子ちゃんに何もしてあげられないのですか…?)」

小蒔「(素敵な思い出を沢山、貰った京子ちゃんに恩返しの一つも出来ないんですか…?)」

瞬間、胸の奥から沸き上がる自問は、今までも何度か彼女の胸の内に浮かんできたものだった。
それを小蒔が抑えられていたのは、それだけ京子と交わした約束を重んじていたからこそ。
だが、今の京子はそんな約束など忘れてしまったかのように自分を拒み、一人になろうとしている。
ならば、ここは京子の言う通り、一人にさせてあげるのが一番なのではないだろうか。
そんな言葉が小蒔の胸の内に浮かび、その足を止めさせる。


京子「…」スタスタ

小蒔「…」グッ

言いたい事だけ伝えてその場から去ろうとする京子から、小蒔は強い痛みを感じ取る。
それは自分に明確な拒絶を伝えた事によって、京子もまた傷ついてしまった事が分かるからだ。
その背中に自己嫌悪を浮かべるその背中は、もう陽炎のように今にも消えそうになっている。
このまま放っておけば、もう二度と会えなくなってしまいそうな京子の姿に小蒔は小さく握りこぶしを作った。

小蒔「(…でも、やっぱり…今の京子ちゃんの事を放っておけません)」

小蒔「(こんなに悲しそうな京子ちゃん…今まで見た事がないくらいなんですから)」

小蒔「(…せめて春ちゃんや初美ちゃんに代わって貰って貰うまでは…)」

小蒔「(私以外の誰かが京子ちゃんを支えてあげられるまでは…私が京子ちゃんの事を見ていないといけません)」

それが茨の道である事を小蒔は良く理解していた。
京子にとっても自分にとっても決して正しい選択ではない事を彼女も内心、分かっていたのである。
しかし、見たこともないくらいに傷ついた京子を小蒔はどうしても放っておく事が出来なかった。
ここで自分が目を離してしまったら、本当に京子は死んでしまうのではないか。
何時もは大きくて頼もしいはずの京子が小さく、弱々しくなった姿に小蒔はそんな思いを強めていたのだから。


小蒔「(…私は携帯電話も持ってないので、皆に連絡する為には何処かで電話を借りるか、公衆電話を使うしかありません)」

小蒔「(最近は公衆電話も少ないですし、連絡できるまでにはかなり時間が掛かるでしょう)」

小蒔「(その間に京子ちゃんが私への愛想を尽かしちゃう事だって…あるかもしれません)」

小蒔「(…でも、今の私に出来る事はそれだけなんです)」

小蒔「(私をインターハイに連れて行ってくれて…準優勝に輝くまで頑張ってくれた京子ちゃんに…)」

小蒔「(今の私がしてあげられる事は…たったそれだけなんですから)」

小蒔「(…怖がってなんて…いられません)」

小蒔「(ここには私しかいないんですから…私が頑張るしかないんです)」トテトテ

京子「……」

折れそうになる気持ちを何とか支え、潤んだ目尻を拭った小蒔は小走りで京子の後ろについていく。
まるでカルガモの雛のように京子を追いかけるその姿は健気と言って良いものだった。
だが、精神的な余裕という物を失った京子にとって、そんな小蒔の姿は苛立ちを掻き立てられるものでしかない。
明確に拒んだのに、どうしてまだ自分の後についてこようとするのか。
どうして自分の事を放っておいてくれないのか。
そんな言葉が胸の内側で神代家への恨みと結びつき、少しずつ京子の理性を削り取っていく。


京子「(言葉で拒絶して尚、小蒔さんは俺から離れてはくれない)」

京子「(…このままじゃダメだ)」

京子「(神代家に逃亡が知られるかもしれないって…そんな事を考えていたら、小蒔さんを引き離せない)」

京子「(……だから、ここは…)」ダッ

小蒔「あっ」

突然、大地を蹴って駆け出した京子に小蒔の反応は遅れた。
まさかここで走って逃げるとはまったく思っていなかった小蒔の前で京子はドンドンと加速していく。
駅の改札口を通り、ひっそりとした商店街へと駆け出す京子に、小蒔が追いつけるはずがない。
元々、小蒔は運動が得意と言うタイプからはかけ離れているのだ。
身体能力だけで言えば同世代の男子の中でもトップクラスに位置する京子にすぐさま置いて行かれてしまう。

京子「……ふぅ」

数十分後、京子が一息吐いたのは近くにある峠の休憩所だった。
アレから商店街を走り回って小蒔の事を完全に撒いたとは言え、元の駅に戻ればまた鉢合わせしてしまうかもしれない。
そう考えた京子が選んだのは出来るだけ早く、別の駅まで移動する事。
だが、京子が今、いる場所は所謂、田舎町であり、駅までのバスも一時間に一度しかやって来ない。
小蒔を強引な手段で引き離し、既に追手も掛かっているかもしれない状況での一時間はあまりにも大きすぎる。
だからこそ、極力、時間を無駄にしないようにと京子は、自分の足で目的地へと向かおうとし、そしてその間に立ち塞がった峠の頂上で足を止めた。


京子「(失敗…したなぁ)」

そう京子が悔やむのはルート選択の事ではない。
時間との勝負が始まった今、自分が進んでいる道がベストだと言う確信が京子の中にはあった。
停留所にもなっているこの場所で少し休めば、目的の駅へと向かうバスもやってくる。
後はそれに乗って駅まで行けば、都心行きの電車にだってすぐに乗れるはずだった。

京子「(…素直にお屋敷に帰ってれば良かったよな…)」

それでも京子が悔やむのは、自分があまりにも行き当たりばったりが過ぎるからだ。
そもそも小蒔について来られた時点で、最初の予定から大きく逸脱している。
冷静に考えれば、何事もなかったかのように屋敷へと戻り、また後日、誰にも知られないように逃亡するのが一番だった。
しかし、小蒔が側にいた所為で、どうしても冷静にはなれず、ただ逃げたいと言う気持ちに従い続けてしまった自分。
その場その場の感情に流され大きな視点で見れば悪手を続けるそのみっともなさに京子は強い自己嫌悪と後悔を覚えた。


ゴロゴロ

京子「(…って天気もヤバイな)」

京子「(俺が出てきた時には、晴れてたんだけれど…)」

京子「(雲の感じからして一雨来るかもしれない)」

京子「(ただでさえ良くない状況だってのに…悪い事は続くもんだな)」

そんな京子をさらに追い詰めるようにして空から唸り声が鳴り始めた。
空気を震わせるような鋭いその音と共に灰色に染まった雲がゆっくり空を覆っていく。
京子自身、決して雨が嫌いな方ではないが、今は傘もカッパも持ってきてはいない。
京子がいる停留所も椅子とバス停が置いてあるだけの簡素なもので、雨宿り出来そうな場所も見当たらなかった。
さっきまで熱中症に掛かりそうなくらい強く大地を照らしていた太陽を突然、覆い隠そうとする空の気まぐれに京子は小さくため息を吐く。

京子「(でも、ここでバス停から動いたら、バスが通りすぎてしまう可能性だってある訳だしな)」

京子「(ここはバスが来る前に雨が降らない事を祈るしか…)」

「はぁ…はぁ…」

京子「……え?」

瞬間、京子の耳に届いた聞こえてきた息遣いはとても辛そうなものだった。
まるでマラソンを全力疾走し、今にも倒れてしまいそうなギリギリの呼吸。
聞いているだけでも同情心が湧き上がるそれに京子は嫌な予感を感じる。
チリチリと背筋を冷たく焦がすその感覚に、京子はゆっくりと顔を動かして ――


小蒔「…良かった……やっと…見つけ…ました…」ニコ

京子「…っ!」

そこにいたのは小蒔だった。
身体中汗だくになり、肩で大きく息をしながら、フラフラと身体を揺らし、それでも前へと進み続けた小蒔。
勿論、彼女は京子の背中を追い続けた訳ではない。
駅で京子が走り出してからずっと小蒔は見失い続けていたのだから。
それでもこうして京子を見つける事が出来たのは、天啓があったからこそ。
追いつけないとそう分かっていながらも京子の事を追い続けた小蒔に、神代を守護する九柱の神々が居場所を教え続けた結果であった。

小蒔「(ありがとう…ござい…ます…神様…)」

幾ら神々との結びつきが強い小蒔とは言え、京子の居場所がはっきりと分かった訳ではない。
寝ている時ならばともかく、起きている時の彼女に齎される天啓は、京子のいる方角を漠然と示し続けただけだった。
それでも京子を放っておけないと神々を信じて走り続けた彼女は、ようやく見つけた大事な友人の姿に力ない笑みを浮かべる。
焦燥していると言っても良いくらいボロボロになった小蒔の表情に京子の胸は強くざわついた。
こんなになるまで小蒔を追い詰めてしまったのだという良心の呵責と、何故まだ自分につきまとうのかという苛立ち。
それら二つが混ざり合う京子の中で少しずつ激情が顔を覗かせ始める。


京子「な…んで…」

小蒔「さ…散歩…です…」

京太郎「そんな風になって散歩も何もないでしょう!?」

この期に及んで未だ散歩だと口にする小蒔に京子は ―― 京太郎は演技も忘れて怒りの声をあげる
今までのものよりも遥かに強く激しいその声に、しかし、小蒔は怯えを見せなかった。
だが、それは決して、彼女が怒りを露わにする京太郎に怯えていないからではない。
京太郎よりも遥かに体力のない小蒔にはもうそれを表に出すだけの体力がなかったのだ。

京太郎「(……あぁ、くそ…)」

京太郎「(撒いたと思って安心してたのに…なんでまだ俺の事を追いかけてくるんだよ…)」

京太郎「(なんで…熱中症になりかけるまで…無茶するんだよ…!!)」

そんな小蒔の様子から京太郎は彼女が大分、無理をしている事を悟る。
小蒔は日頃から大階段を昇り降りしているとは言え、京太郎のように身体を鍛えている訳ではないのだ。
真夏の太陽の下で京子の事をずっと追いかけ続ければ、心身ともに消耗する。
水分の補給もなしに動き続けた今の小蒔は熱中症の一歩手前だった。


京子「……ともかく、ここで横になって休んで頂戴」

京子「雨ざらしになってて衛生的とは言えないけれど…ハンカチを敷けば少しはマシだし」

京子「私のカバンも枕に使えば、地べたの上で横になるよりは休めるはずよ」

京子「その間に私はそこの自販機でスポーツドリンクを買って来るから」

勿論、胸の内で渦巻くドロドロとした感情を解決出来た訳ではない。
しかし、今すぐその場に倒れて、気を失ってもおかしくはない小蒔を放置出来るほど京太郎は冷徹にはなれなかった。
胸の内側が複雑な感情でまた一杯になるのを抑えこみながら、再び【須賀京子】を演じ、疲弊しきった小蒔が休めるように準備を整えていく。
そのまま小蒔が何かを言うよりも先に簡易式のベッドを作った京子は彼女の脇を抜けるようにして停留所横の自販機へと向かっていく。

京子「はい。スポーツドリンク」

京子「一気に全部飲んじゃダメよ。最初は口を濯ぐ程度にして、それから一口ずつ飲んでいってね」

小蒔「……はい」

コレ以上熱中症が悪化しない為の京子からのアドバイスに小蒔は素直に従う。
汗だくになった身体を停留所の椅子に預けながら、コクンコクンと冷えたスポーツドリンクを嚥下した。
その間に京子は小蒔の枕になっているカバンから予備として準備していた着替えを取り出し、小蒔に向かって大きく仰ぎ続ける。
バサバサと服が動く度に流れてくる湿気を孕んだ風に火照った小蒔の身体はゆっくりと冷えていった。


小蒔「ふふ…」

京子「…どうかしたの?」

小蒔「やっぱり…京子ちゃんは…優し…です…ね…」

京子「っ!」

それは小蒔にとって決して特別な一言ではなかった。
これまでの付き合いの中で、京子が困っている誰かを見捨てられるような性格ではない事くらい彼女も良く分かっているのだから。
若干、朦朧とした意識の中で呟いたそれは、小蒔にとって既に分かりきっている事を再確認しただけに過ぎない。
だが、小蒔をここまで追い込んでしまった事に良心を痛める京子にとってそれはとても辛い一言だった。

京子「…止めて」

小蒔「…え?」

京子「私は…そんな事言われるような資格はないわ」

小蒔「でも…こうして私の事助けて…」

京子「小蒔ちゃんをこうして追い詰めたのは私なのに助けるも何もないでしょう」

京子「そもそも…」

京子「(…そもそも、俺が最初から彼女を巻き込まなければ、こんな事にはならなかったんだ)」

小蒔の尾行に気づいた時に帰っておけば、彼女は熱中症に掛からずに済んだ。
そう思う京子にとって小蒔は自分の失敗に巻き込まれてしまった犠牲者である。
そんな相手から感謝されて素直に受け取れるほど、京子は単純にはなれない。
未だ会話を途切れさせるほど大きな呼吸を繰り返し、全身から汗を浮かべる小蒔が目の前にいるのだから尚の事。


小蒔「…私には…京子ちゃんの…気持ちは分かり…ません」

小蒔「でも…こんなに優しい京子ちゃんが…理由もなく…逃げるはず…ないん…です」

小蒔「だから…何か…理由が…ある…んですよね…」

京子「…それは」

小蒔「教えて…くれません…か?」

小蒔「私…もしかしたら…力になれる…かも…しれない…ですし…」

小蒔「きっと…霞ちゃん…達も…力になって…くれると…思う…んです…」

小蒔にとって霞達は何より信頼出来る相手だ。
長年、一緒に暮らして来た彼女たちは、小蒔にとって大事な仲間であり、そして家族でもある。
厳しいところはあれど、自分の望みを出来るだけ叶えようとしてくれてきた彼女達ならば、きっと京子の悩み事も解決出来るはず。
これまで自分を支え続けてきてくれた家族というものに無類の信頼を置く彼女にとって、それは当然の事で ――

小蒔「霞ちゃん達がダメなら…石戸の…お祖母様だって…相談に…乗ってくれる…はず…です…」

京子「…」ギリッ

―― だからこそ、小蒔は京子が最も触れて欲しくない部分に触れてしまう。

石戸霞の祖母は小蒔の乳母でもあった。
両親のいない寂しい時期を支えてくれた彼女は小蒔にとって、最も信頼出来る『大人』である。
両親を含め、大人たちに『神代の巫女』として扱われる中で、唯一、一個人としての小蒔を尊重してくれていた。
『神代の巫女』である小蒔が高校生活を麻雀に打ち込めたのも、彼女が難色を示す大人たちを説得してくれたからこそ。
そんな優しい彼女しか知らない小蒔は、『石戸のお祖母様』なら、京子の悩みを解決してくれると心からそう信じていた。


小蒔「皆、良い人達…ですから…」

京太郎「その良い人達が…俺に一体、何をやってくれたって言うんですか…!」

小蒔「…え?」

瞬間、京子の口から漏れるのは、京太郎としての言葉だった。
さっき一瞬、漏れ出たものよりも激しく震えるそれは、京太郎の中で理性の留め具が外れてしまった証である。
初めて屋敷を訪れた時からずっと胸の内側に置き止められていた感情を抑えるものはもうない。
小蒔の言葉によって、最悪な形で自制心を失った京太郎はここが外だと言う事も忘れて、怒りに声を荒上げる。

京太郎「その石戸のお祖母様が、神代の連中が俺の全てを奪ったんですよ!」

京太郎「友達も親も幼馴染も全部!!」

京太郎「名前も戸籍も全部、メチャクチャにさせられて…携帯すら取り上げられて…!」

京太郎「そんな人の一体、何処が良い人だって言うんですか!」

京太郎「俺から大事なもの全部奪った連中に一体、何を相談しろって言うんですか!!」ジワ

無論、それが八つ当たりである事くらい京太郎も頭の中では理解できている。
こうして自分に優しくしてくれている小蒔が何も知らない事だって、最初の頃に霞から聞かされているのだから。
だが、無知な小蒔の言葉によって吹き飛んでしまった理性は強靭であったが故に、中々、元通りにはならない。
元々、小蒔に対して苛立っていた京太郎は感情のままに言葉を吐き出し、目の前の少女へとぶつけてしまう。


京太郎「相談したら…何もかも元に戻してもらえるんですか…?」ポロ

京太郎「一年前に戻って…清澄でまた麻雀出来るようになるんですか…?」

京太郎「親父と母さんが鬱陶しいくらい仲良くしてる姿がまた見れるようになるって言うんですか…?」

京太郎「咲と…幼馴染と一緒に笑ったり、馬鹿やったり、支えあったり…」

京太郎「そんな関係にまた戻れるようになるって言うんですか…!?」ポロポロ

小蒔「あ…ぅ…」

涙を浮かべながら自分に激情を浮かべてくる京太郎に、小蒔はただ狼狽える事しか出来ない。
それは彼女自身、何も知らなかったからと言う理由以上に、京太郎の言葉が事実であると分かるからだ。
無論、ずっと霞達によって蚊帳の外にされていた小蒔に京太郎を取り巻く細かい事情までは分からない。
しかし、こうして小蒔へとぶつけられる複雑な感情は、疑う余地すらないくらいに本物だった。

小蒔「(それに…京太郎君…泣いてしまっていて…)」

小蒔にとって、京太郎はとても誇らしく、そして頼りになる相手であった。
それは、ただ麻雀部で共にインターハイ決勝まで進んだからだけではない。
日常生活を送る中でも、小蒔は何度となく彼に助けられ、色んな事を教えてもらってきた。
少し恥ずかしがり屋ではあるが、甘えた分は必ず応えてくれる京太郎を小蒔は霞と同じくらい信頼していたのである。


小蒔「(京太郎君の言っている事は…きっと間違いありません)」

小蒔「(そうでなければこんな風に京太郎君が泣くはずがありませんし…)」

小蒔「(…何より、それなら全て…説明がつくんです)」

小蒔「(東京に到着した時から…京太郎君が苦しんでいた理由も…)」

小蒔「(そんな京太郎君に春ちゃん達が何も出来なかった理由も…)」

箱入りとして育った所為で天然ではあるものの、小蒔は決して頭の回転が悪い訳ではない。
京太郎の言葉に東京での仲間達の様子を思い出し、頭の中でもその裏付けを取ってしまう。
今まで疑問に思いながらも放置していたそれらに一つの回答出るその感覚は、決して愉快なものではなかった。
それは自分が一つ勝ち星をあげて喜んでいる間にも、京太郎が苦しんでいたという事なのだから。
【須賀京子】と言う得難い仲間を得て、喜んでいた自分の影で、悲しみ嘆く彼を犠牲にしていたのだから。
今までずっと京太郎が我慢している事すら知らなかった小蒔は彼との楽しかった思い出全てが崩れ去っていくような感覚に襲われていた。

京太郎「なんで…俺なんだよ…」

京太郎「俺が一体…何をしたって言うんだよ…」

京太郎「ただ…普通に暮らしてただけじゃないか…」

京太郎「普通に…それだけで…それだけで良かったのに…」

京太郎「なんで…何もかも台無しにされなきゃいけないんだよ…」

京太郎「なんでそこまで…俺から大事なものを取り上げようとするんだよ…」

小蒔「…っ」

それに言葉を詰まらせる小蒔の前で京太郎は力なく声を漏らす。
しかし、それは既に彼女に向けて放たれたものではなく、制御出来ない感情の波を、ただ言葉にしたものだった。
さっきの怒りとは裏腹に悲しみに塗れたそれは聞いているだけの小蒔の胸を強く傷ませる。
京太郎が奪われてしまったものが、それだけ大事なものだったのだと。
こんなになるまで膨れ上がった悲しみをずっと自分の中に抱え込み続けていたのだと。
そう伝えるような京太郎の声に、小蒔は何も言う事が出来なかった。


ブロロロロロ

瞬間、聞こえてきた独特のエンジン音と共に峠の下からバスがゆっくりと登ってくる。
そのシルエットを見て冷静になった京太郎は手の甲で目元を拭い、涙を強引に拭き去った。
結果、涙で肌から浮いた化粧が手の甲についてしまうが、京太郎にはもうそんな事を気にしている余裕はない。
こうしてバスが来た以上、この場に留まっている理由はないのだから。
可及的すみやかにこの場を移動しなければ、神代家へと捕まってしまうかもしれない。

京太郎「…………このバスに乗っていけば、駅までいけるはずです」

京太郎「中は冷房が効いているはずですし、ここで横になっているよりも休めるでしょう」

京太郎「少しはマシになったみたいですが、まだ熱中症の症状は残ってますから、駅まで行って適当な喫茶店辺りで迎えを待つのが良いと思います」

京太郎「お金がないならそのカバンの中にある財布を使ってください」

京太郎「…俺にはもう必要ないものですから」

小蒔「あ…」

平坦な声でそう言い捨てながら京太郎は足早にその場から歩き出した。
バスの停留所から背を向けて歩き出す彼の頭の中にあったのは小蒔と一緒に居たくはないと言う感情のみ。
勿論、ここでバスを使わない事によるタイムロスがどれだけ大きいかくらい彼もまた理解していた。
だが、あそこまで強く感情をぶつけてしまった彼女と一緒にいる事は出来ない。
小蒔もまた同じ気持ちであろうと思う彼にとって、ここで優先するべきは自身の都合よりも、彼女の体調だった。


小蒔「ま、待っ…ひあっ」ベシャ

京太郎「…っ」

そんな京太郎を追いかけようと小蒔は身体を起こして歩き出そうとする。
しかし、熱中症の症状が未だ残る身体は、彼女の思う通りには動いてくれなかった。
疲れに火照る熱はあっさりと絡まり、小蒔をその場に転ばせる。
直射日光で焼けたアスファルトに顔から突っ込む彼女から小さな悲鳴があがった。
それに反射的に振り返えろうとした身体を京太郎は歯を食いしばって堪える。

京太郎「(俺には…もう関係ない)」

京太郎「(カバンもハンカチも…何もかもくれてやったんだ)」

京太郎「(コレ以上、何かをしてやるような義理なんて…俺にはない)」

京太郎「(咲みたいに助け起こしてやる必要なんて…何処にもないんだ)」スタスタ

小蒔「あ…き、京…京子ちゃん…っ」

そのまま歩き出す京太郎の背中に小蒔の声が掛かる。
呼び止めるような、許しを乞うようなそれは彼女自身、どういった意図を持って放ったものなのか分かっていなかった。
ただ、確かな事は反射的に口にしたそれに京太郎は微動だにしなかったと言う事。
小蒔の声に振り返る事も立ち止まる事もなく、京太郎はそのまま峠を下り始めた。


京太郎「(はぁ…またやってしまった)」

京太郎「(さっきアレだけ少しでも冷静になっていれば…とか思ってたのに…)」

京太郎「(また一時の感情に任せて…荷物殆ど渡してしまった)」

京太郎「(…まぁ、通帳そのものは落とさないように手元に置いていたし、カバンの中身は殆ど着替えと財布だけだったけれど)」

京太郎「(流石に一銭すら持っていない状態はきつい)」

京太郎「(予定してたバスにも乗れなかったし…早く峠を降りてATMを見つけないと…)」

ブロロロロロ

京太郎「…っ」チラッ

京太郎が反省を込めて逃亡生活にまた修正を加えようとした瞬間、その隣をバスが通り抜けていく。
現れた時と同じ独特なエンジン音を鳴らしながら遠ざかっていくその大きな車を京太郎は目で追ってしまう。
そんな彼の視界を流れていく車の窓から小蒔らしき人影は一つも見えなかった。


京太郎「(…何を見てるんだよ)」

京太郎「(そんな風に小蒔さんの姿を探したところで…何の意味もないだろうが)」

京太郎「(俺はもう小蒔さんとは決別したんだ)」

京太郎「(例えあのバスに乗っていなかったとしても…気にする必要なんてない)」

京太郎「(俺が出来る事は全部やったし…アドバイスもした)」

京太郎「(それに従わないのは…小蒔さんの責任だろう)」

京太郎「(神代家から逃げ延びようとしてる今の俺が…他人の責任まで取ってやれるはずがない)」

そう自分に言い聞かせながらも京太郎の胸の内からざわついた感情がなくなる事はなかった。
冷たい飲み物を飲み、風で身体を冷やして回復したとは言え、小蒔は全快とは程遠い状態なのだから。
さっき足をもつれさせて転んでいた小蒔がこの炎天下の下に居続けたらどうなるのか。
胸の内に湧き上がるその言葉は、未だ京太郎が小蒔と決別しきれていない証だった。

京太郎「(…あぁ…くそ…!)」

京太郎「(なんで俺が小蒔さんの事をこんなに気にしなきゃいけないんだよ!)」

京太郎「(あの人は神代家の娘…俺の人生をメチャクチャにした奴らの娘なんだぞ!)」

京太郎「(最低限、人道に外れない処置はした!)」

京太郎「(コレ以上…小蒔さんがどうなろうか知った事かよ…!!)」

だが、幾ら小蒔に感情をぶつけたところで神代家への恨みが消える訳ではない。
京太郎が何も知らない小蒔に、怒りを向けたところで、それはただの八つ当たりに過ぎないのだから。
大本にある神代家への怒りはまるで解決されてはおらず、彼の胸の内側でまたぐつぐつと煮え始めている。
そんな状態でも心の何処かで小蒔を心配してしまう自分から逃げるようにして京太郎は駆け出した。


小蒔「ひっぐ…ぐす…」ポロポロ

そんな京太郎に置いて行かれた小蒔は未だアスファルトの上に倒れ伏したままだった。
幾ら全快ではないとは言え、起き上がる事さえ出来ないほど危険な状態ではない。
京太郎がしっかりと休ませてくれたお陰で歩くくらいは出来る程度には回復している。
だが、京太郎が視界から消え、小蒔に気づかなかったバスがそのまま去って行っても、彼女はその場から起き上がろうとしなかった。

小蒔「(…私、京太郎君に見捨てられちゃいました…)」

小蒔「(お父様とお母様の時のように呼んでも…まったく足を止めてくれなくて…)」

小蒔「(…だけど…それも当然…なんです…)」

小蒔「(私が…神代家の娘だから…)」

小蒔「(知らない間に、私は京太郎君の事をずっと苦しめてたから…)」

小蒔「(だから…京太郎君、あんなに傷ついて…悲しんでいて…)」

今の小蒔は体力的には回復していても、起き上がるだけの気力がない。
京太郎に置いて行かれた小蒔は、さっき彼が口にしていた事実を一人噛み締めている最中だったのだから。
これまで何度も放ってはいけないとそう思うくらい彼が落ち込んでいる理由が自分たちにあった。
例え、それを知らなかったとしても、自分は言い訳出来る立場にない。
どれだけ理由を並べ立てようが、小蒔は京太郎を傷つけた神代家の人間であり、そして彼から過去を奪った原因の半分は、彼女にもあるのだから。


小蒔「(でも…私…京太郎君にどうしたら良いのか分かりません…)」

小蒔「(本当は謝らなきゃいけないのに…今の京太郎君を放っておいちゃいけないのに…)」

小蒔「(私…京太郎君を追いかける事が出来ないんです…)」

無論、小蒔とて、追いかけた末に京太郎に嫌われるかもしれない事くらい覚悟していた。
それでもここまで京太郎を追いかけ続けてきたのは、それが結果的に彼を助ける事に繋がるとそう思っていたからこそ。
だが、京太郎は誰にも打ち明けられない暗い感情をずっと一人で抱え込んでいた。
屋敷で出会ったその時からずっと抑えこんできた感情に京太郎は一人苦しんでいる。
その矛先となっている自分が京太郎の側にいても、彼の中の憎しみを増長させる結果にしかならない。

小蒔「(…まだ京太郎君が私に感情をぶつけて…それで気持ちを晴らしてくれるなら頑張れました…)」

小蒔「(京太郎君が少しでも前向きになれるなら…幾ら怒られても怒鳴られても…私は我慢出来ます)」

小蒔「(そんなものでは返しきれないほどの物を…京太郎君から貰っているんですから)」

小蒔「(でも…さっきの京太郎君がとても苦しそうな顔をして…)」

幾ら激情に駆られていたとは言え、元々の性格が変わる訳ではない。
八つ当たりと言うものを嫌う京太郎は小蒔に感情をぶつけてしまう自分の事を深く嫌悪していた。
怒りと悲しみの中、微かに浮かぶ彼の自己嫌悪に小蒔の心は耐え切れない。
その上、転んだ自分に見向きもせず去っていくその背中に、両親から逃げられた時の事を思い出した小蒔はもう完全に動く気力を失ってしまった。


小蒔「(私…京太郎君に沢山、素敵な思い出を貰った…のに…)」

小蒔「(さっきだってあんなに辛いのを隠して…私にとても優しくしてくれていたのに…)」

小蒔「(私…京太郎君に償うどころか…謝る方法すら…思いつきません…)」

小蒔「(私の存在そのものが…京太郎君の事を…傷つけているから)」

小蒔「(今もきっと…苦しんでいる京太郎君に…近寄る事すら…出来ないんです…)」ポロポロ

胸の底から沸き上がる悲しみと痛み。
それに小蒔の目尻から流れ出す涙は熱さで火照った頬を伝い、アスファルトの上に落ちていった。
だが、幾ら泣いたところで、アスファルトを少し湿らせる事くらいしか出来ない。
何かを変える事も、何かを伝える事も出来ず、数分後には乾いて消えてしまう。
今の自身を象徴するようなその大粒の涙に小蒔は項垂れ、無力感に押しつぶされそうになっていた。

「……大丈夫ですか?」

小蒔「…え?」

瞬間、小蒔の耳に聞き慣れた声が届く。
この一年近く、彼女の生活と共にあった優しくも暖かい声音。
何時だって小蒔の事を支えてくれていたそれを彼女は最初、信じられなかった。
その声は小蒔にとって、もう二度と聞けるはずのないものだったのだから。
自分にはもうその声を聞く資格なんてないと思っていたから。
それでも、もしかしたらと言う言葉と共に小蒔は顔をあげて ――、


京太郎「……そんな風に転んだままじゃ、身体に悪いですよ」スッ

小蒔「うあ…あ゛あぁぁぁ……っ」

そんな小蒔の手を声の主 ―― 京太郎が優しく掴む。
転んだ時に少し擦り切れてしまった小蒔の手のひらを気遣いながらのその仕草からはさっきのような激しい怒りはまるで感じられなかった。
まるで彼女の良く知る京太郎に戻ったようなその手が、小蒔にとってはとても辛い。
さっき決別した相手でさえ放っておけず戻ってきてしまうほど優しい京太郎に、抑えきれない憎しみを覚えさせたのは自分達なのだから。
彼の優しさと暖かさをこうして指先から感じるだけで、胸の奥から悲しみの声が漏れるくらいに。

小蒔「(でも…でも…私…嬉しくて…)」

小蒔「(京太郎君が帰ってきてくれた事が…私を見捨てなかったって事が…)」

小蒔「(自分勝手だって…そう分かっているのに…とてもとても…嬉しくって…)」

だが、ソレ以上に小蒔の中で大きいのは歓喜の感情だった。
大好きな友人であり家族でもある京太郎との縁は決して途切れた訳ではない。
少なくとも、こうして自分の元に戻ってきてくれるくらいには気持ちを残してくれている。
ただ、恨まれ、嫌われてしまっただけではないのだと、そんな安堵を覚える小蒔は涙の勢いを強くしながら、しっかりと京太郎の手を掴み返した。


小蒔「京…京……」グス

京太郎「えぇ。俺はここにいますよ」フキフキ

そのまま小蒔が同じ言葉を繰り返すのは、一気に強くなった感情が思考と噛み合わない所為だ。
頭の中には京太郎に色々と言いたい事があるのに、強すぎる感情が邪魔して、それを正常に出力する事が出来ない。
彼の名前一つ満足に口にする事が出来ない自身に、小蒔は強いもどかしさを覚えた。
そんな彼女の目尻からいくつも流れ落ちる涙を京太郎は優しくハンカチで拭い去る。
胸の内が荒れ果てた小蒔を慈しむようなその仕草に彼女の感情は一気に弾けた。

小蒔「ごめ…ごめんなさ…いぃ…ごめんなさいっ」ダキッ

京太郎「…小蒔さん」

小蒔「ごめ゛ん゛なさい…ごめんなさい゛…ごめんなさい…っ」

謝罪の言葉と共に身体を起こした小蒔は、京太郎へと抱きついた。
そのまま壊れたレコードのように同じ言葉を繰り返しながら、ギュッと身体に力を込める。
小さな子どもが見捨てないでと親に縋る姿を彷彿とさせるそれは、決して止まらない。
京太郎の呼びかけにも応えず、胸から湧き出る感情のまま、小蒔は京太郎へと泣き縋り、何度もごめんなさいと謝り続ける。


京太郎「…謝るのは俺の方ですよ」

京太郎「ごめんなさい。こんなになってる小蒔さんを置いていってしまって」

京太郎「小蒔さんは悪くないのに…八つ当たりなんてしてしまって…」ギュゥ

そんな小蒔を京太郎は引き離そうとはしなかった。
寧ろ、彼女の気持ちを受け止めるように、自身の腕を小蒔の背中に回す。
そのまま泣きながら謝罪の言葉を繰り返す小蒔をあやすように背中を撫でる手はとても優しい。
だが、その中にあるのは神代家への怒りや憎しみを遥かに上回った自己嫌悪だ。
天真爛漫がそのまま形になったような小蒔をこれほどまでに追い詰めたのは自分だと京太郎は理解している。
だからこそ、小蒔の謝罪一つ一つが刺のように胸の奥へと突き刺さり、そこから自分への苛立ちと嫌悪が濁流のように溢れ出していた。

京太郎「ごめんなさい、小蒔さん…」

京太郎「本当に…ごめん…なさい…」ポロ

小蒔「っ! う…うぅぅ…うあ…うあぁぁあっ…」

その感情を謝罪に変えた瞬間、京太郎の目尻から涙が浮かぶ。
さっき一度流したのとはまた違った感情を込めたそれに小蒔は喉を震わせた。
京太郎は謝る必要なんてない。
悪いのは私達だ。
そんな言葉は、しかし、激情によって阻まれ、まるで子どものような泣き声に変わってしまう。

京太郎「…ごめんなさい」

小蒔「ごめんなさい…ごめんなさい…っ」

そのまま二人は抱き合い、お互いに謝罪を続ける。
それが相手を逆に追い詰めるだけだと二人は分かっていた。
だが、理性や思考で制御出来ない感情の波は、どうしても謝罪以外の言葉にはならない。
お互いを思い合っているのにも関わらず、傷つけあうしかないその姿は、悪循環以外の何者でもなく ――


―― 青空に掛った暗雲からバケツをひっくり返したような雨が降り出すまで二人はそうして謝り続けていた。





          ヽ   | |  >、__  / r-ヽ   ヽ| /イ| /, -―,
           ヽ  .| |―,    .{ y/:.:.:.:.:.ヽ ,>|V// Y: ,:.:.:/ 
、           i  | |  ト―--/:.:.:.:.:.:.イヽヽ |/ /i J:.:.:./

.ヽ           .l  .| |  |0  /:.:.:.:.:./ ,|-、r、ヾ!{ | ,/:.:.:.:.{
 ヽ           i  i |  | /i:.:.:.:.:./ イ=, ヽッヾァYヽ:.:.:.:.ヽ
  ヽ          .i  |.|  | / .l:.:.:.:./ _,/  /  {   /.:.:.:.:.:.}
、   ヽ         i  |il  V |:.:.:./         l ,/:.:.:.:.:/  <少年、これがどん底だ   ターンエンド
 ヽ  ヽ         i | i / ,|:.:.:∧    \  ___,}.:.:.:.:./
  ヽ  ヽ        .i | .V / ,|:.;/, .!   rr '´ /:.:.:.:/
   ヽ  ヽ       i | レ U:.:/  iー'´/  /.:.:./

    ,.へ.  ヽ       i | | | レ  / /   /:.:./
)  /  ,.へ  ヽ      | i | |   //    ./:.:/
/  /   ヽ  ヽ     .| i | .|        !/
 /      ヽ  ヽ    |.i | |
´  o       \ \   | | .| |
           \\  | | .||



って訳で小蒔ちゃんに全バレ回でした(´・ω・`)ヒャッハー!地雷爆発だぜー!
思いっきり姫様も曇っちゃって京ちゃんと一緒に心中しちゃいそうな勢いですが、次回でちょっとはマシになると思います(多分)
流石にここで長く待たせるのはあまりにも外道が過ぎるので次回投下は出来るだけ早くしようと思ってます(´・ω・`)が、毎回同じ事言ってて速度があがらないという絶望…


京太郎理性強すぎる…


こうなっちゃったら六女仙は味方に付いて動き出すんだろうか
それとそのアポさん絶望野郎アポさんじゃなくて希望に目覚めながら落ちていく時の希望野郎アポさんじゃねーか


遊戯王次元ならこの状況でもデュエルに勝てばすべて解決できるのになぁ…

ハギヨシノートで技能高めて姫様&六女仙のメイド京子ちゃんルートかと思ったら大事なノートが……
姫様曇りコースやったー! 純粋な子って曇らせたくなるよね……普段とのギャップがくるよね


これもう京太郎を追い詰めることそのものが目的か手段なのかと思えてくる


2人は幸せになるべき


つまり六仙女に姫様をチューニングして新たなカードを生みだしてアポリア倒せば全部解決ってことでオーケー?

お前達は過ぎ去った途端に咲さんへの愛を忘れやがって!!
やはり乳袋か!! あんなもののどこがいいんだ! 私だって・・・ 私だってなぁ・・・(ギュルギュルギュル  何かが高速回転する音

山田さんに扱かれる(意味深)

これは...アカン...涙腺に来る...

闇落ちしても文句いえんは
おつですー


もうちょっと全力で八つ当りして「あァ!?神代の娘さんよォ!?」とか言って小蒔ちゃん心神喪失までいくかと思ったけど、思ったよりマイルドというか希望のありそうな感じで着地したなあ
あれ、メインヒロインって誰だっけ

おつー

ここからどう救われいていくのか楽しみ
でも、少しだけもしこのまま誰も救われないようなBADENDがあるなら見てみたい自分がいる

しばらくは救いはなさそうだな
この後帰りそうだし監視されてそうだし

まあいざとなれば神とか降ろせるしヘーキヘーキ。(慢心)

乙ー

やっぱ、イッチの書く涙目女の子は最高やなって(マジキチスマイル

どん底っていうくらいだからお父さん殺されるレベルまで覚悟してたけどこれくらいで済んで良かった

おつ。思ったよりマイルドだった


>>1が元ブーン系民だったことに驚いたが今はもう見てないんかな?

前の妄想みたいに、小蒔ちゃんが神代の巫女の力を暴走させてしまい京太郎の側にずっといるようになって
はるるからメインヒロインの座と京太郎を奪って、春「…浮気者」春「泥棒猫…」しちゃうんだ……

>>847
京ちゃんははるるや姫様、巴さんと日常的に混浴してるから理性も鍛えられてます(真顔で)
まぁ、書ききれてないですが、あそこまで我慢出来ていたのは理性だけじゃなく情もあったのだと思います
恐らく最初の頃なら、駅の時点で爆発しててもおかしくはなかったかと

>>848
アポリアでググったけどAAこれしか見つからなかったんや…

>>850>>851>>861
なんでや!デュエルで勝っても指名手配解けてないし、刑務所から脱獄した先でも捕まってたやないか!
シンクロ次元はリアリスト多すぎる(´・ω・`)特に長官の有能っぷりがやばい
そして色んな意味で次回をお楽しみにしててください(ゲス顔)

>>852
まぁ、恐らくもう出番がないと思うのでぶっちゃけると石戸(祖母)さんは意識して悪い警官の役割をやってるのです
最初の登場時もフォローを霞さんに任せたり、今回も霞さん達は反対してたと言外に伝えてたのもその為ですね
姫様が懐いている事から分かるように石戸(祖母)さんも決して悪い人ではありません
京ちゃんから色々取り上げたのも早く過去を振りきって今の環境に慣れた方が楽だからと言う理由もあるのです(´・ω・`)ちょっと京ちゃんが予想以上に重すぎたのが予想外だっただけで

>>853
なぁに、私はハッピーエンド至上主義者だから、ハッピーエンドにはなりますよ(予定)

>>854
六女仙に姫様をチューニング(意味深)
後、アポリアさんはラスボス枠じゃなく中ボス枠なんで倒しても解決はしません
精々、いい笑顔で身体が疼くとか言いながら消えていくくらいです

>>855
残念ながら咲ちゃんの出番は当分先になるので…後、テルーハウス

>>856
どうしてそこに反応するのか(困惑)
そんなに山田さん(30代筋肉ムキムキマッチョマンスキンヘッドの元某国特殊部隊所属、サイレントキリングの達人であり、プロフェッサーの異名を持つ)が好きなのか…

>>858
闇堕ちはもう咲ちゃんでやったので(恐らく)やりません
ここがどん底なんで後はあがっていくだけです(多分)

>>859>>864>>865
はるるだよ(真顔)
後、君たちは私を一体、何だと思っているのか(´・ω・`)元々、鬱とか胸糞とか書くの苦手だって言ってるだろ!!
まぁ、コレ以上きつくするとちょっとガチで関係修復が無理ゲになるんで、これくらいが限界かなって

>>862
(私のスレでは大抵、神様制御出来なくなってヤバイ事になる傾向があるような気がしますが)せやな!

>>863
感情が理性を飛び越えちゃって、子どもみたいに泣くじゃくるしかない女の子って良いよね…
勿論、その後に救いがある事前提ですが

>>866
多くの人と同じくやる夫系に移ったんで今はもう見れてないですねー(´・ω・`)あのアルファベットも完結したらしいのですがまだ読めてない…
と言うか、今はもう自分のスレで一杯一杯でやる夫系すら読めてないです…時間欲しい…

>>867
はるると姫様だと「…浮気者」になる前にあっさりと愛人枠勝ち取ったりしてるイメージが強いです
姫様もあんまり独占欲メラメラって感じの子にはあんまり思えないのと、はるるが愛人適正高すぎるのもあって
前の妄想も霞さんが京ちゃんの事裏切ってなかったら、姫様も後戻り出来ないところまで病んだりしなかったでしょうしね


後、>>860がBADENDが見たいって言ったので(´・ω・`)ヒャッハー!鬱話の時間だー!
コテ部分をいつもの妄想(鬱)に書き換えるんで苦手な人はNGをばー


―― 須賀京太郎の逃亡に石戸霞たちが気づいた時には全てが手遅れだった。

元々、霞達は京太郎の変調に気づいていても、そこに対して踏み込むつもりはなかった。
京太郎が暗く沈み込んでいる理由に、神代家が深く関わっている事くらい簡単に予想がつく。
だからこそ、数日はゆっくり一人にさせてあげようとそう思っていた彼女達が彼と、そして小蒔がいない事に気づいたのは夜。
既に二人が発信機が仕込んであった服を買い替え、その行方をくらませた後だった。

―― 京太郎達が見つかったのは一週間経ってから。

神代家の持つ全ての権力をフルに活用しての捜索。
普通であれば3日で掛かるはずのその捜査を京太郎達が躱し続けられたのは彼が身につけた変装技術が故だった。
かつて祖神が妻へと化けて、大蛇を騙したのと同じように、周囲の認識を書き換えるその力。
ある種、過酷な日常生活を送る中、ジリジリと開花していったその力は、熟練した探偵や、警察官すら撒くほど強力なものだった。
それでも個人の力がたかが知れており、一つ一つ足取りを辿っていった先で二人はついに追手に見つかる事になる。


―― だが、そこにいたのは泣きじゃくる小蒔と伏して動かない京太郎の姿だった。

ジリジリと近づいてくる追手の影に二人が何を考えたのか、霞達は分からない。
だが、この逃亡生活がもうすぐ終わるという事に、絶望した事くらいは想像がついた。
それから、ひいては神代家から永遠に逃げ切る為に二人が心中と言う方法を選んだ事も。
そして何より、京太郎が小蒔を死なせまいとして、一人で死のうとした事もまた。

京太郎「…」

小蒔「…」

幸いにして追手の救急処置は間に合い、京太郎は一命を取り留めた。
だが、彼の身体が追ったダメージは深く、未だその意識を取り戻してはいない。
神代の屋敷に連れ戻され、その身体が一日毎にやせ細るようになっていっても。
まるで現実を拒むように穏やかな表情で眠り続けるだけだった。


――そんな京太郎の側に小蒔はずっとついていた。

無論、トイレや風呂などを利用する際には離れている。
だが、ソレ以外の時間 ―― 食事の時でさえ小蒔は彼から離れようとしない。
まるで能面のような表情で京太郎の側で座り続け、眠る彼の表情をじっと見つめている。

ススス

霞「…小蒔ちゃん」

小蒔「……」

そんな小蒔達のいる部屋を開け、彼女へと呼びかける霞。
しかし、小蒔はそんな彼女の言葉に振り向く事さえしなかった。
まるで霞の事などどうでも良いと言わんばかりに京太郎を見続けている。
かつて天真爛漫であった面影など何処にもない小蒔の姿に霞は泣きたくなるほどの痛みを覚えた。


霞「私が京太郎君の事を見てるから、少しは休まない?」

霞「学校だって…もうずっと休んでいるし…」

霞「皆も心配しているわ」

小蒔「……」

それでも呼びかけた霞の言葉に小蒔は微動だにしなかった。
まるで自分の声が届いていないような小蒔の姿は別に今に始まった訳ではない。
一人置いて行かれた事に気づき、発狂した小蒔が、京太郎の昏睡状態を知ってからずっと。
あの日、京太郎と共に帰ってきてからずっと小蒔は京太郎以外を見ようともしない。

ピピピピピ

小蒔「…さて、これで一時間ですね」

小蒔「そろそろまたマッサージをしましょうか」ニコリ

霞「小蒔…ちゃん…」

だが、そんな小蒔に優しげな笑みが浮かぶ時がある。
それは昏睡を続ける京太郎を世話している時だ。
まるでその時だけは幸せで幸せでしかたがないと言うように、かつてと同じ笑みを浮かべる小蒔。
かつて自分たちに向けてくれていたそれがたった一人にしか向けられなくなったという事実が霞の心を押しつぶす。


小蒔「あんまりお寝坊さんだと身体も弱ってしまいますよ」

小蒔「皆も心配しているんですから、早く元気になってくださいね」

小蒔「私も京太郎君のお世話を一杯、がんばりますから」

霞「っ!」

そう明るく京太郎へと呼びかける小蒔にはもう霞は見えていない。
彼女の世界にあるのはもう京太郎だけなのだ。
小蒔が言う『皆』の一人である霞が側にいる事さえ気づいていない。
性格はそのままに、小蒔はその根本が致命的なくらいにズレてしまったのだ。

霞「あぁ…っ」

小蒔「よいしょ…よいしょ…」

小蒔「京太郎君の身体はやっぱりたくましいですね」

小蒔「でも、最近はまたちょっと細くなっちゃってますし…」

小蒔「私と一緒にリハビリ頑張りましょうね」

涙を浮かべて崩れ落ちる霞の声も小蒔には届かない。
後悔や悲しみを幾層にも積み重ねた霞の姿もまた。
彼女はただ幸せそうな表情で、先の見えない介護を続けるだけ。
ある種、誰よりも現実に向き合い、その実、誰よりも現実から逃げている小蒔を霞はどうしても止められない。


霞「(…だって、小蒔ちゃんは幸せなんだもの…)」

霞「(あぁやって京太郎君の世話をしている時だけ…小蒔ちゃんに戻ってくれるんだから…)」

これまで神代家の人間は何度となく小蒔を京太郎から引き離そうとしてきた。
しかし、その度に彼女は信じられない力で暴れ、時には自身の能力まで使って反撃してきたのである。
まるで鬼母神もかくやと言わんばかりの表情で抵抗する彼女に、神代家の人間は早々に諦めた。
代わりに小蒔の更生を霞へと押し付け、責任ある人間は足早に去っていったのである。

霞「(…でも、私が護るから)」

霞「(私が…京太郎君と小蒔ちゃんの事…必ず護ってあげるから…)」

それでも遅々として進まない小蒔の更生に、最近は京太郎の暗殺すれば良いのではないかという声が上がり始めていた。
中途半端に生きているからこそ小蒔もおかしくなるのだと言うそれに追従する声は日々大きくなっている。
それが実行に移された時、小蒔を押し留めている最後のピンが外れると言う事をまるで想像もしない無責任な声。
それから小蒔の事を護ろうとそう決意する霞の中にあるのは贖罪の感情だけ。
既にソレ以外の感情は贖罪に飲み込まれ、彼女の心を暗く塗りつぶしていた。

霞「…また来るわね」

小蒔「あぁ、でも、そろそろ冬になっちゃいますし、リハビリも大変ですね」

小蒔「温水プールとかこの辺りありましたっけ?」

小蒔「京太郎君が起きる前に調べておかないといけませんね」

それでも尚、希望を捨てられず、小蒔へと呼びかけ、そして希望を砕かれる霞。
そんな彼女が去っていく姿に小蒔は楽しそうな言葉を漏らす。
その心の中にあるのはかつて京太郎達と過ごした優しくも暖かい日々。
毎日がとてもキラキラとしていて幸せだったその日々を取り戻す為に、小蒔は京太郎の世話を続け ――


―― その後ろで自身の大切だったものがこぼれ落ちている事にも彼女は永遠に気づく事が出来なかった。

本当は京太郎が起きたら逆に小蒔ちゃんが狂っちゃうかもしれないから起きない方が良いかもしれないとか
そう思ったりする霞さんが書きたかったけれど、入れる余裕がありませんでしたの(´・ω・`)悔しい

と言う訳でその悔しさを発散する為に霞たんイェイなネタ行くぞオラァ(´・ω・`)


―― 神降ろしとは決して便利なだけの力ではない。

神を降ろすほど強大な器と言うのは悪霊の類からして垂涎モノなのだから。
日々、悪霊から付け狙われるデメリットは決して軽く見られるほど小さいものではなかった。
そんな力を幼少期から扱いこなす神代の秘宝 ―― 神代小蒔が真っ直ぐ純真に育つ事が出来たのは常にその側に天児がいたからこそ。
小蒔と同じく成長し、その器を大きくしている生きた天児 ―― 石戸霞がいるからこそだった。

霞「…ふぅ」

そんな石戸霞は一人電車に乗りながら小さくため息を吐いた。
それは殆ど彼女と一緒に行動する仲間や主が側にいなくて寂しいからなどではない。
その身に宿す色気からは考えられないほど若いとは言え、霞ももう18。
既に成人を間近に控え、六女仙の纏め役である彼女は、この程度で寂しいなどとは思わない。


霞「(どうしたものかしらね…)」

だからこそ、霞がそう思い浮かべるのは自身の体質の問題だった。
小蒔の天児になれるように鍛えあげられた霊媒体質。
それは常に力をコントロールし、またいざと言う時も仲間の巫女達に祓って貰えるお陰であまり問題にはならないはずであった。
しかし、今の彼女は自身のコントロールを破り、そして仲間の巫女達でさえ祓えないほどの強力な【何か】に取り憑かれていた。

霞「(悪いものではないみたいだけれど…)」

その何かは決して霞の中で暴れたり、霞を乗っ取ろうとはしない。
ただ何かを探そうとしている感覚だけがずっと続いていた。
どうやら何か目的があって降りてきただけであり、悪霊、或いは悪神の類ではないらしい。
それに安堵はするものの、自分の中に制御出来ないモノがあるというのは決して良い気分ではなかった。


霞「(まぁ…何にせよ、働くところはしっかり働かないと)」

今はインターハイの真っ最中だ。
既に永水女子は敗退したとは言え、まだ彼女たちが姫様と呼び慕う小蒔とそのオマケである薄墨初美の個人戦が控えている。
個人戦へ向けてデータ収集や、牌譜の作成、二人の特訓などやる事は山積みである。
例え【何か】に取り憑かれていても、それらに対して手を抜く訳にはいかなかった。

サワ

霞「っ」

だからこそ、一人で情報収集に電車に乗った霞のお尻に何かが触れる。
生暖かくも何処か気持ちの悪いそれが人の手によるものだと彼女はすぐさま悟った。
だが、一度接触した程度ですぐさま痴漢だと騒ぐほど霞は自意識過剰ではない。
彼女が今いるのは満員電車なのだから、たまたまかもしれないとそう自分に言い聞かせ ――


サワサワ

霞「(…これはもうアウトね)」

そんな霞の尻をさっきと同じ手が何度も撫で始める。
サワサワと巫女服越しに尻を撫でられる感覚は怖気以外の何者でもなかった。
快感などまるで感じないし、ただただ気持ちが悪いだけ。
にも関わらずエスカレートしていく痴漢に霞は内心でため息を吐いた。

霞「(こっちは急いでるんだけれど…)」

一応、到着時間には余裕を持っているが、色々と取り調べを受けて間に合うほどじゃない。
さりとて、満員電車に紛れて痴漢を働くような相手に耐えてやるほど霞は大人しい性格ではなかった。
そろそろ服の繊維と言う証拠もついているだろうから痴漢として吊るしあげてやろう。
そう思って後ろに手を伸ばした霞の手は空を切った。












京太郎「おい、アンタ。さっきから随分とこの人に馴れ馴れしいな」

霞「…え?」










「い、いや、私は…」

京太郎「私は、なんだ?」

京太郎「この人の恋人とでも言うつもりか?」

京太郎「悪いがどう贔屓目に見てもそうは見えないぜ」

霞がその手を掴むよりも先に掴みあげたのは金髪の少年だった。
髪を短く切り揃えた彼はスポーツマンなのか、制服の上からでも分かるほど鍛えあげられている。
そんな彼に腕を捕まれた痴漢は、小太りで中年の男だった。
40代後半で髪の生え際も危ないところまで交代しているその男を少年 ―― 須賀京太郎は決して離さない。
その手首をがっちりと捕まえたまま、満員電車の中で手を挙げさせ、無理矢理、自己主張を続けさせる。

京太郎「次の駅で降りてくれるよな?」

「……はい」

いっそ不良とも言えるような風貌の少年に、くたびれたサラリーマンは項垂れた肯定の声を返した。
怯え混じりのそれは、ただ目の前の京太郎に怯えているからだけではない。
これから自身が待つ破滅を予感しているからこそ、彼は力なく頷くしかなかったのである。



京太郎「後、そこの貴女も悪いんだけど一緒に…」

霞「…あ」

それでも尚、痴漢の手をあげたまま離さない京太郎と霞の視線が入り混じる。
瞬間、霞達が感じるのは血が踊るような激しい鼓動だった。
ドクンとまるで自分の血肉が目覚めたような力強いそれに身体が喜びを感じる。

霞「(これは…マズいわ)」

細胞の一つ一つが狂喜しているような常軌を逸した感覚。
それが自身に宿った【何か】の所為だと言う事を霞は冷静に感じ取っていた。
恐らく【何か】の目的は目の前の彼だったのだろう。
そう理解しながらも、しかし、身体を震えさせるほどの歓喜の波は止まらない。
まるで運命の相手とようやく再会出来たような感覚に目尻から涙が浮かびそうになっていた。


霞「(私はまだ良い)」

霞「(これが『自分のモノ』じゃないと理解出来る)」

霞「(でも…彼は…)」

京太郎「え…あ…」

そんな自分を何とか律しようとする霞の前で京太郎はポカンと口を半開きにさせたまま固まった。
さっき自身を助けてくれた格好良い彼からはかけ離れたその表情。
それに自身と同じ感覚を彼もまた感じているのだと霞にそう理解させた。
そんな風に感覚を共有している事に強い喜びを感じてしまう一方で、本能は強い危機感を訴える。
耐性のある自分とは違い、【他者の感覚】を注ぎ込まれた彼はそれを自身のものだと勘違いしている事が目に見えていたのだから。

霞「(…このままこの子と一緒にいちゃダメだわ…)」

今はまだ霞も耐えられる。
自分の中から沸き上がる異常なほどの歓喜を意識から遮断する事が出来ていた。
だが、このままずっとその感覚に晒されて、ずっと耐え続けられる自信は霞にはない。
慣れているはずの霞さえ飲み込みそうな狂喜の渦は彼の顔を見ているだけでも強く、そして激しくなっているのだから。


プシュー    ガコン

「っ!」ダッ

「あ、おい!逃げたぞ!」

「待て!この痴漢!」

「女の敵!!」

霞「…っ!」

京太郎「あっ」

そんな霞を載せた電車が駅へと到着した瞬間、痴漢が一目散に逃げていく。
京太郎の手が緩んだ瞬間からタイミングを伺っていたその痴漢は人の波に飲み込まれてすぐに捕まってしまう。
だが、その僅かな間に起こった混乱に乗じて、霞は京太郎の前から逃げ出した。
電車の扉が閉まるギリギリのタイミングで電車から降りていった霞を京太郎は追いかける事が出来ず ――

霞「(…これで良かったのよね)」

そのまま彼を載せて去っていく電車を霞は見送った。
瞬間、胸の奥からギリギリと絞られるような痛みと寂しさが湧き上がるのを霞は何とか堪える。
こうして彼が次の電車に運ばれてしまった以上、もう彼と自分を繋ぐものは何もない。
名前すら知らない彼との縁はこれまでだと、そう自分の中にいる【何か】に霞は言い聞かせながら ――


―― そのまま中年を駅員へと引き渡す為、彼女はゆっくりと彼の方へと歩き出していった。


………


……





霞「(…そう思っていたはずなのに)」

京太郎「あ、あの…」

霞「…どうも」

霞「(…なんでまたバッタリと会うのかしら…)」

霞「(一応、昨日とはまた違う電車を利用しているんだけれど…)」

霞「(…まさか私の中の【何か】が引きあわせているとか…?)」

京太郎「えっと…昨日、アレから大丈夫でしたか?」

霞「え、えぇ。お陰様で…」

霞「(…いえ、ともかく…考えるのは後回しね)」

霞「(まずは彼の前から逃げる事を考えないと…)」

霞「(こうしている今も…再会出来て嬉しいって感じちゃってるし…)」

霞「(このままじゃ私…おかしくなっちゃうわ)」


霞「(でも…今の私が乗っているのは電車…)」

霞「(しかも、満員状態でほぼ逃げ場のない状態なのよね…)」

霞「(そんな状態で…一体、どうして彼が真後ろにいるのかと言いたいけれど…)」

霞「(ともあれ、今の私にとって重要なのは…逃げ場がないと言う事)」

霞「(今の状態じゃ…否応なく彼と接しなければいけないのよね…)」

京太郎「それなら良かったです。最後までついていけなくて心配だったので…」

霞「いえ、気にしないでください。電車も一杯でしたし、予定もあったのでしょうから」

京太郎「それは…そうなんですけれど…」

霞「…どうかしました?」

京太郎「あの…俺、貴女に何かしたでしょうか?」

霞「え?」

京太郎「その…自意識過剰かもしれないですが、最後、いきなり逃げられてしまったみたいだったので…」

京太郎「もし、そうだったら謝りたいな、と…」シュン

霞「~っ」キュン


霞「(ま、待って、落ち着くの。落ち着くのよ、私)」

霞「(私よりも一回りも二回りも大きい子が可愛いだなんておかしいでしょう?)」

霞「(まぁ…確かに今の彼は叱られた大型犬みたいな顔をしてたけれど…)」

霞「(だからって殆ど初対面に近い子にここまで感情を揺さぶられるのは異常よ)」

霞「(間違いなくこれも私の中の【何か】の所為)」

霞「(反応しているのも彼そのものじゃなくて…彼に宿っている【何か】なんだから)」

霞「(勘違いしちゃダメ…ダメなんだから…)」グッ

京太郎「あの…」

霞「あ、い、いえ、ごめんなさい」ハッ

霞「でも、それは気にしすぎですよ」

霞「何かしたどころか、貴方は私にとって痴漢から救ってくれたヒーローなんですから」

京太郎「ひ、ヒーローだなんて…その人として当然の事をしただけで…」テレテレ

霞「でも、その当然の事をしてくれたのはあの場では貴方だけだったんですよ?」

霞「胸を張ってください、私は間違いなく貴方に助けられたのですから」ニコ

京太郎「あ…ぅ」カァァ


霞「(…あぁ、赤くなる彼も可愛い…♪)」ゾクゥ

霞「(…って、ダメよ。また影響されてる…)」

霞「(やっぱり…彼は危険)」

霞「(こうして話をしているだけでも影響力が強まっているし…)」

霞「(目的の駅はまだまだ先だけれど…)」

霞「(次で降りる事にしましょう)」

プシュー  ガコン

霞「じゃあ…私はここで降りますから…」

京太郎「あ、お、俺、須賀京太郎って言います!」

霞「え…?」

京太郎「ま、また会ったら…話…してくれますか?」

霞「…えぇ。勿論」ニコ

霞「私は石戸霞ともうします」

霞「御縁があったら、また宜しくお願いします」

京太郎「は、はい!」パァァ


ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン

霞「…」

霞「……」

霞「…………」

霞「(違うでしょう!?)」

霞「(なんで名前聞いちゃってるの…自己紹介しちゃってるの…!?)」フルフル

霞「(しかも、お話の約束まで取り付けちゃって…あぁぁ…もう…)」

霞「(また絶対、引き合わされるのが目に見えてるのに…これじゃ無視出来ないじゃない…!)」

霞「(…でも、彼…須賀京太郎くんって言ったかしら…?)」

霞「(最近では珍しいくらい古風で、でも、良い名前よね)」クス

霞「(格好良い彼らしい素敵な響き…)」

霞「(ってそうじゃなくて!そうじゃなくて…!!)フルフルフルフル

霞「(はぁ…このままじゃ本当にダメだわ)」

霞「(実害はないとか…そんな生ぬるい事を言っている場合じゃない)」

霞「(私が私である為に…無理矢理にでも帰ってもらわないと)」

霞「(巴ちゃんや春ちゃんには悪いけれど…今日は一日、徹夜で儀式ね)」フゥ


ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン

京太郎「…」フリフリ

霞「…」フリフリ

霞「……」フリフリフリ

霞「…………」フリフリフリフリ

霞「(……行っちゃったわね)」フゥ

霞「(やっぱり寂し………って違うでしょう!?)」ハッ

霞「(なんで名前聞いちゃってるの…自己紹介しちゃってるの…!?)」フルフル

霞「(しかも、お話の約束まで取り付けちゃって…あぁぁ…もう…)」

霞「(また絶対、引き合わされるのが目に見えてるのに…これじゃ無視出来ないじゃない…!)」

霞「(…でも、彼…須賀京太郎くんって言ったかしら…?)」

霞「(最近では珍しいくらい古風で、でも、良い名前よね)」クス

霞「(格好良い彼らしい素敵な響き…)」

霞「(ってそうじゃなくて!そうじゃなくて…!!)フルフルフルフル

霞「(はぁ…このままじゃ本当にダメだわ)」

霞「(実害はないとか…そんな生ぬるい事を言っている場合じゃない)」

霞「(私が私である為に…無理矢理にでも帰ってもらわないと)」

霞「(巴ちゃんや春ちゃんには悪いけれど…今日は一日、徹夜で儀式ね)」フゥ


………

……



霞「(…うん。まぁ、分かってたわよ)」

霞「(昨日一日、全力で祓おうとしてもまるで帰る気配がなかったんだもの)」

霞「(石戸家で奉るとかその他交渉も試してみたけど、まったく聞き入れて貰えなくって…)」

霞「(そもそも私が感じてるのは私の中にいる【何か】の感覚なんだしね)」

霞「(これだけ強く彼の中にいる【何か】を求めているんだから…このままでは済まないと思っていたんだけれど…)」

京太郎「石戸さんっ」パァ

霞「す、須賀くん…奇遇ね」

霞「(…でも、本当に3日連続電車の中で会うだなんて…)」

霞「(今日はわざわざ遠回りして行こうとしてたのにね…)」

霞「(しかも、周りは相変わらず満員状態で逃げ場もなし…)」

霞「(…やっぱりこれ無理矢理、引き合わされてるわね)」

霞「(昨日の儀式でまるで揺るがなかった辺り、最低でも神クラスだとは思ってたけど…)」

霞「(彼の運命まで弄ってるって事はよっぽど名のある神様なのかしら…)」


京太郎「なんだかよく会いますね」

霞「そ、そうですね。まぁ…別々の路線で会ってる訳ですし、偶然でしょう」

京太郎「ですよね。俺も元々、この電車に乗る予定はなかったんですけど…」

京太郎「急に部長が買い出し行って来いって言ったので、こっちの路線に乗る事に…」

霞「あら…こき使われてるんですか?」

京太郎「いや、そういう訳じゃないです」

京太郎「俺が今いるのは小さい部活で、人数も六人しかいなくて」

京太郎「その中で俺が一番弱くて、予選でもすぐさま負けちゃったんですよね」

京太郎「なんで負けた分、あいつらが先に行けるようにってサポートするのが俺の役目かなって」

京太郎「そう思って自分から出来るだけ動くようにしてるんです」

霞「ふふ、何だか格好良いですね」

京太郎「そ、そうですか?」テレテレ

霞「えぇ。だって、それって他人のために自分が出来る事を頑張ってるって事でしょう?」

霞「頭では分かっていても、それに徹する事が出来る人っていうのはそう多くないですよ」

霞「それが出来るって事は須賀君はとても優しくて責任感のある子なんだと思います」クス

京太郎「そうやって持ち上げられるとすっげぇ照れますね」テレテレ



霞「それで須賀君は一体、何の部活をしてるんですか?」

京太郎「えっと……その」

霞「…言いづらいのであれば、言わなくても構いませんけれど…」

京太郎「あ、い、いえ、大丈夫です」

京太郎「その…麻雀部なんです、俺」

霞「え…?」

京太郎「だ、だから…その、実は石戸さんの事も前から知っていたんです」

京太郎「一昨日電車で助けた時も、石戸さんの事見てたから気づけただけで…」

京太郎「で、でも、見てたと言っても、不埒な意味じゃないんです!決して!!」

京太郎「お近づきになりたいな、とは思ってましたが、それは麻雀仲間としてであって」シドロモドロ

霞「ま、まぁ…そ、そうだったんですか」カァ

霞「(や、やだ…ちょっと…いいえ、かなり嬉しいかも…)」

霞「(こ、これ…どっちの感情なのかしら…?)」

霞「(取りついている【何か】は別にしても、私は須賀くんの事は好ましく思ってるし…)」

霞「(そんな相手に仲良くなりたかったって言われたらやっぱり嫌な気はしなくて…)」

霞「(…こ、これ…どうしましょう…?)」

霞「(もしかして…もう結構…危ないところにまで来ちゃってるのかしら…?)」


キキー

霞「あっ」フラ

京太郎「うあっ」ダキ

霞「~~~っ」カァァ

霞「(あ、コレ、ダメ…)」

霞「(た、ただでさえ満員電車でキツキツだったのに…)」

霞「(一気に電車が揺れて…彼の方に身体が傾いちゃった…)」

霞「(それを彼に…須賀君に抱きとめられちゃったものだから…)」

霞「(私…私…っ♥)」キュゥゥン

京太郎「あ、あの…石戸さん、大丈夫…ですか…?」

霞「須賀…く…ぅん…♪」トローン

京太郎「っ」ドキッ

霞「(私の身体…おかしく…なっちゃってる…)」

霞「(身体が嬉しいだけじゃなくて…何だか…芯の方から熱くなって…)」

霞「(声も…何時もと全然違う…甘えてる子どもみたいな…ものに…)」

霞「(こんなの…こんなの…私じゃない…のに…っ)」

ってところで二時も超えたんで寝ます(´・ω・`)エロまでいけんかった…
なんか最初から霞さんが泥沼状態ですが、京ちゃんを痴漢調教プレイする上で、ギリギリの妥協点がここだったんだと察してやってください…

しかしどうだろう? ババアの若かりし頃(霞と瓜二つ)ババァは霞の母を生む為に京太郎の母がされたかもしれない仕打ちを受け、身篭った。
糞ババァは神代やそれに連なる女性が、自分の受けた仕打ちを被らない為に鉄のクソババァになり、六女仙もそうやって姫の所に預けられていて神代に関わり、血統の為なら下衆な行為も平気でする連中から保護されている。どの道、神代の魔手から逃れられなかった須賀一家に対して、自分が影響力を発揮できるマシなやり方が父を脅して京太郎を身売りさせるという方法だった。霞のくそばば様はそこで京太郎の恨みを一心に受け、小蒔や霞も被害者だと意識させる事によって、霞や小蒔にとって京太郎と結ばされるという覆せない既定路線の中で、少しでも救われるように、お互いを愛せるように仕向けた。
これなら酌量の余地が・・・ 優しい京太郎なら許すはなくても一定の理解は・・・

なんで俺、婆さんの擁護妄想がほとばしってんだろう? ふふふ それはな 若かりし婆(霞さん大正時代ver)の問題シーンなら、霞さんを傷つけずにエロい事し放題なんだぜ? 再起不能レベルの妄想でも構わないんだぜ? むしろ酷い仕打ちであればこそ今までの溜飲がさがるんじゃない?(このエロ誘導完璧だ
  

「逆らうことのできない、明確な敵(に見える)霧島神鏡とその象徴石戸婆」という舞台装置の上で
「その辺りの事情をある程度腹に抱えている女の子たち(小蒔・神境外ヒロインを除く)」がヒロインという
割とギリギリのバランスのラブコメでここまで来てるからなあ
今回は展開的に後者を崩すエピなんだろうけど、このタイミングで前者について言及してしまったのはまずかった気がする
そういう本編中で出ない設定をレスで語っちゃう癖は嫌いじゃないけどww

ここからどう構図が変わって秋を迎えることになるのか、期待しております

石戸グランマのフォローをしたつもりはないというか「これ本編中に出す余裕ねぇな」と思った設定を語っただけと言うか
ぶっちゃけこれから石戸グランマは出てこないんで本編の展開的にフォロー入ったりしないです(出るにしてもフォローはまずありません)
また、悪い人ではないと言っただけで別に良い人と言いたかった訳ではありませんし、相変わらず京ちゃんにとって不倶戴天の敵のままです
ただ、京ちゃんに必要以上に冷たく当たるのは別に憎くてやってるんじゃないって言うのを言いたかっただけなのです(´・ω・`)その所為でなんかもやっとさせちゃったみたいでごめんなさい

後、これから霞たんイェイSSでこれから霞さんがあひんあひんするから>>905は座ってなさい(´・ω・`)
そして>>906の期待に応えられるよう頑張りたいのですが…(´・ω・`)なんか話の流れをしっかり読みといて貰ってるみたいで、今の着地点で本当に大丈夫なのかビビってる私ガイル

>>898
あれ、京ちゃんが調教されるの? 誕生日なのに痴女化はさすがに、みたいなこと言ってた記憶が……

自分たちの都合のために他人の戸籍抹消しといて悪い人ではないとはたまげたなぁ
吹っ切ってもらうために必要以上に冷たくって論理性欠如してるんじゃないですかね?望郷の念が強くなるだけだと思うんですけど

>>908
あ、ごめんなさい。
『京ちゃんを』、じゃなくて、『京ちゃんが』です
確かにこの流れだと霞さんが痴女化するように思えますが…ここから京ちゃんがおにちく京ちゃんになります(多分)

後、>>910に少し誤解されてるみたいですが、何も石戸祖母が神代に纏わるあれこれの決定権を握ってる訳じゃないですよ
分家の中で石戸家の発言力が大きく、またその中で彼女が強い力を発揮するのは事実ですが、あくまでも分家でしかありません
例としては若干不適切かもしれませんが、イメージ的に外務大臣+官房長官とかそんな感じです
また六女仙に選ばれる彼女たちは基本的に価値観=江戸時代並です(´・ω・`)巴さんのエピソードでもちょこっと出してましたが
ついでに言えば嫁入り道具一切を破棄すると言うのは一昔前まで割りと普通にあった事なのでそこまで突飛な話ではないかなーと思ってます

後、なんでもう出てこないって言ってるほぼオリキャラの話が、霞たんイェイよりも膨らんでいるのか(困惑)
やっぱり皆、エロよりも鬱の方が好きなんだな(ぐるぐるおめめで)


コレ以上レス続けても反発されるだけだって言うのは分かったので、大人しく霞たんイェイな痴漢調教エロ(本編とは無関係)を書いていきます


霞「はぁ…はぁ…ぁ♪」スリスリ

京太郎「石戸…さん…」ゴクッ

霞「(ダメ…ダメよ、霞…)」

霞「(こんな風に須賀君に身体をすり寄せたら…絶対に勘違いされちゃう…)」

霞「(抱きしめられちゃうだけでエッチな気分になっちゃうような…そんなはしたない女なんだって…)」

霞「(そんなの…嫌でしょう?恥ずかしいでしょう?)」

霞「(だから…ここは今すぐ須賀君から離れるべきよ)」

霞「(満員電車の中とは言っても…何も胸を押し付けなければいけないほどスペースがない訳じゃないんだから)」

霞「(できるだけ須賀君から離れて…距離を取って…)」

霞「(ごめんなさいって言って…また何時も通りに取り繕わなきゃ…)」

京太郎「…はぁ…はぁ…」

霞「(…彼の顔も…少しずつ変わっていってる…)」

霞「(私が…須賀くんに抱きついているから…)」

霞「(可愛らしい年下の男の子から…興奮した…男に…)」

霞「(須賀君はもう表情に出ちゃうくらい私にエッチな事をしたくなっていて…っ♪)」キュンッ


京太郎「……」サワ

霞「っ♪」ビクン

霞「(あぁ…や、やっぱり…)」

霞「(さ、触られ…ちゃった…)」

霞「(須賀君の手が…わ、私の背中を降りてって…)」

霞「(一瞬だけど…お尻…撫でられ…ちゃった…)」

霞「(サワって…線を確かめるような…微妙な撫で方…)」

霞「(何処か躊躇いを残す手で…私の大きなお尻を…♪)」ゾクゥ

霞「(なのに…私、全然、嫌じゃなくって…)」

霞「(須賀君に触れられるのを身体が喜んでいて…)」

霞「(一昨日の痴漢とは…全然…違うの)」

霞「(男の人に触れられてるのに、まったく嫌な気分じゃない…)」

霞「(寧ろ、彼にここまで求められているのが嬉しくて…)」

霞「(痴漢されてるのに私…変なドキドキ…強めちゃってる…っ)」


京太郎「い、石戸…さん、ご、ごめんなさい…」

京太郎「お、俺…」サワサワ

霞「…っ♪」

霞「(でも…それは違う…違うのよ)」

霞「(そうやって喜んでいるのは私じゃない)」

霞「(まだ出会って2日な男の子に痴漢されて喜ぶほど私は淫乱でもちょろくもないわ)」

霞「(それは…彼も同じ事)」

霞「(一昨日、出会った彼は、痴漢を見過ごさず、私の事を助けてくれたんだから)」

霞「(きっと本当は正義感の強い優しい子なはず…)」

霞「(でも…今の彼は自分の中の【何か】に逆らえなくって…)」

霞「(こうして一昨日、止めたはずの痴漢をやっちゃってる…)」

霞「(そんなのダメだって…彼自身分かってるのに…)」

霞「(最低だって分かってるのに…私のお尻…また撫でて…♪)」キュン


霞「(止め…ないと…)」

霞「(このままじゃ…彼にとっても辛いはず)」

霞「(少なくとも…私の前で謝る彼が浮かべているのは欲情だけじゃない)」

霞「(自己嫌悪の表情もその中には混じっているんだから)」

霞「(このまま流されてしまったら…何も知らない彼は自分の事を責めるに違いないわ)」

霞「(そうならない為にも…私が抵抗…しないと)」

霞「(だけど…それは周りに知らせるようなものじゃダメ)」

霞「(そんな事をしたら…彼の人生が終わってしまう)」

霞「(せっかく、私の事を助けてくれた須賀くんが…こんなところで破滅するなんて私も許せない)」

霞「(だから…ここは何とか彼に理性を取り戻してもらう方向でいかないと…)」

霞「だ、ダメ…♪ダメですよ…須賀…くん…♥」ヒソヒソ

霞「こんな事…したら…大変な事に…っ♪」ヒソヒソ

京太郎「わ、分かってるんです」ヒソヒソ

京太郎「で、でも…俺…な、何故か止まれないんです…」ヒソヒソ

京太郎「お、お願い…します。俺…痴漢として差し出して良いですから…」ヒソヒソ

京太郎「石戸さんの手で…な、何とか止めて…ください」ヒソヒソ


霞「そ、そんな事…で、出来ません…よ…♪」ヒソヒソ

霞「私にとって…須賀くんは恩人なんですから…♪」ヒソヒソ

京太郎「石戸…さん…」

霞「だから…お願い…します…♥」

霞「何とか頑張って堪えて……んひゅぅ♪」ビクン

京太郎「あぁ…石戸さん…石戸…さん…」サワサワ

霞「(あぁ…須賀くん…もうダメになっちゃってる…)」

霞「(きっとさっきのが…最後の理性…だったのね…)」

霞「(何とか頑張って…私に破滅させても良いってそう伝えようとしてくれて…)」

霞「(そんな良い子…痴漢として突き出せる訳…ない…)」

霞「(幸い…ここは満員電車で…その、エッチな事するのも限度があるし…)」

霞「(私さえ我慢すれば…須賀君が破滅する事は…ない)」

霞「(だから…ここは…私が堪えなきゃ…)」

霞「(私が我慢さえすれば…全部、丸く…丸く収まるんだから…)」ギュゥ


京太郎「はぁ…はぁ…」サワサワ

霞「っぅ…♪」

霞「(でも…これ…我慢…出来るの…?)」

霞「(さっきから須賀くんの手…ドンドンやらしくなっちゃってるのに…)」

霞「(お尻もただ撫でるんじゃなくて…少しずつ強弱をつけてきてる…)」

霞「(上の方はソフトタッチ…下の方は私のお尻を押しこむみたいに撫でてきて…)」

霞「(今の私がエッチな事されてるっていうのが…すっごい伝わってくるの…♪)」ゾクッ

霞「(刺激としては薄いけれど…それでもその興奮は強くって…)」

霞「(おかしくなった私の身体…痴漢されてるのに喜んじゃってるから…)」

霞「(さっきも…声がちょこっと…漏れちゃってる…)」

霞「(抑えなきゃって分かってるのに…)」

霞「(須賀くんの為にも我慢するつもりだったのに…)」

霞「(バレてしまったら…ダメなのに…)」

霞「(私の口…エッチな声が漏れそうになっちゃって…)」

霞「(このままエスカレートしていったら私…)」

霞「(声…出しちゃうかも…しれない…)」


霞「お願い…す、須賀君…♥」ヒソヒソ

霞「さ、触るのは良いけど…ソ、ソレ以上は止めて欲しいんです…♪」ヒソヒソ

霞「今はまだ我慢出来るけど…それ以上されたら私…声出ちゃうかも…♪」ヒソヒソ

京太郎「っ!」ガシ

霞「~っ♪」ビクン

霞「(あぁ…な、なんで…ぇ…っ♪)」

霞「(それ以上はダメって言ったのに…)」

霞「(声出ちゃうって言ったのに…っ)」

霞「(私のお尻…恥ずかしいお尻鷲掴みにするなんて…)」

霞「(いくらなんでも…は、恥ずかし過ぎる…ぅ♪)」ゾクゾク

霞「(ちょっとお肉つきすぎとか…お、思われないかしら…?)」

霞「(うぅ…こんな事になるなら…もっとちゃんとシェイプアップしとくべきだった…)」

京太郎「」モミモミ

霞「っきゅぅ…♪」ブルッ


霞「(そう…よね…)」

霞「(この程度で止まってくれる訳…ないわよね…)」

霞「(それは…それは私も分かってたわよ)」

霞「(でも…い、いきなりそんな風に揉むのはいくらなんでも反則じゃないかしら…?)」

霞「


霞「(そう…よね…)」

霞「(この程度で止まってくれる訳…ないわよね…)」

霞「(それは…それは私も分かってたわよ)」

霞「(でも…い、いきなりそんな風に揉むのはいくらなんでも反則じゃないかしら…?)」

霞「(指がグニグニってお尻のお肉に入り込むみたいな…凄いエッチな…揉み方…♪)」

霞「(須賀くんに好き勝手されてるって言うのが否応なく伝わってくる…やらしい…手つき…っ)」ゴクッ

霞「(ただでさえ…私の身体…変なのに…)」

霞「(須賀君にどうしても反応しちゃうようになってるのに…)」

霞「(その上…そんな風に揉まれたら…私…か、感じ…ちゃう…♪)」

霞「(今まで何度か痴漢にあっても…嫌悪感しかなかったのに…)」

霞「(昨日のだって…気持ち悪くて仕方なかったのに…)」

霞「(でも、相手が須賀くんだってだけで…私のお尻から気持ち良い感覚が広がって…)」

霞「(私…痴漢されて…感じちゃってる…ぅ♪)」

霞「(お尻で興奮する…変態に…なってるぅ…♥)」ハァァ


霞「はぁ…ん…ぅっ♪」フゥ

霞「(違…違う…わ…)」

霞「(私…こんな女じゃ…ない…)」

霞「(こんな変態じゃない…っ)」

霞「(これは…私に取り憑いてるものの所為…)」

霞「(私の感覚じゃ…ない…)」

京太郎「…」サワモミィ

霞「ふぅ…ぅっ♪」ビクン

霞「(あぁ…ダメ…)」

霞「(そんな風にお尻撫でたり…掴んだりしないで…ぇ♪)」

霞「(これは…私の感覚じゃないのに…)」

霞「(私は変態じゃないはずなのに…)」

霞「(でも…そんな風にされたら…感じちゃう…から…)」

霞「(今の私…須賀くんからされる事全部…喜んじゃうから…っ♪)」

霞「(どんどん…やらしくなっちゃう…)」

霞「(お尻揉まれる感覚が…ドンドン…良くなっていっちゃう…ぅ)」


霞「(お願い…早く…早く駅について…っ)」

霞「(私…このままじゃおかしくなる…)」

霞「(私がそうじゃないのに…無関係なのに…)」

霞「(このままじゃ…私、須賀くんの手でエッチな女にされちゃう…っ♥)」

霞「(それは…それは幾らなんでも…嫌…よ)」

霞「(これでも私、貞操観念は強い方なんだから…)」

霞「(旦那様でもない相手にエッチにされるなんて…嫌で嫌で仕方がないわ)」

霞「(……でも、その拒否感も少しずつ弱まっていって…)」

霞「(須賀くんの手が…私のお尻を気持ちよくする度に…)」

霞「(身体も心も…おかしくなっていって…)」

霞「(でも、今なら…)」

霞「(今なら…まだ…逃げられるから…)」

霞「(須賀くんの事を嫌いにも好きにもならずに済むから…)」

霞「(だから…だから…お願い…!)」

霞「(早く駅に…駅に…っ)」


キキー ガココン

霞「(駅…っ!)」

霞「(ちょっと予定より早いけど…ここで降りなきゃ…!)」

霞「お、降ります!私も降ります!」バッ

京太郎「あ…」

霞「(…よし。何とか人の流れに乗って離れられた…)」

霞「(須賀くんは降りてこない…これでもう大丈夫なはず…)」

霞「……」チラッ

京太郎「…」ショゲ

霞「…っ」ズキ

「発車します。黄色い線の内側までお下がりください」プシュー

ガタンゴトンガタンゴトン

霞「(…………何を考えているのよ、私は)」

霞「(確かに翻弄されてただけの須賀くんは悪くないわよ)」

霞「(でも…だからって…彼の落ち込んだ顔に良心の呵責を感じる必要はないわ)」

霞「(お互いどうにもならなかったあの状況では…アレがベストだったんだから)」

霞「(…………ともかく、今日もまた予定が狂っちゃった訳だし…)」

霞「(何とかリカバリー出来るよう予定を組み直さないと…)」スタ  クチュ

霞「~~っ!!」カァァ


霞「(う、嘘…私…こんなに濡れてたの…?)」

霞「(歩いた瞬間…一発で分かるくらいグチュグチュに…)」

霞「(…ただお尻で遊ばれてただけでこ、こんなになるなんて…)」

霞「(もし…あのまま須賀くんにもっとエッチな事されてたら…)」

霞「(私…どうなってたの…?)」ゴクッ

霞「(お尻だけじゃなくて…エッチなところを触られたりしてたら…)」

霞「(彼のあの気持ち良い手で…指で…もっと気持ち良いところ触られていたら…)」ゴクッ

霞「(って…な、何を考えているのよ、私は…)」

霞「(ま、まるで…須賀くんに痴漢される事に心残りがあったような事を思って…)」

霞「(と、ともかく…今はそんな事よりも…よ)」

霞「(下着の替え…どうしようかしら…)」

霞「(でも、このままで歩きまわるのはいくらなんでも気持ち悪いし…)」

霞「(適当なところで下着を買わないといけないわよね…)」フゥ


………

……



霞「(…流石にちょっとこれは理不尽じゃないかしら…)」

霞「(今日こそは、とわざわざ逆回りで目的地に行こうとしたのよ?)」

霞「(万が一にも須賀くんに出会わないようにって…始発に近い時間からホテルを出たのに…)」

京太郎「…」ダラダラ

霞「…」カチカチ

霞「(な、なんで目の前にまた須賀くんがいるの…!?)」

霞「(しかも、周りは相変わらず満員電車で逃げ場なし…!)」

霞「(幾ら東京が人口密集地帯とは言え、同じ展開続き過ぎじゃないかしら…!?)」

霞「(まぁ…人間が多少抗ったところで、大きな流れを作り出す存在には勝てないって事なんでしょうけれど…)」

霞「(こう何日も同じ展開が続くと流石に霹靂すると言うか…)」

霞「(正直、昨日の今日で会いたくはなかったから…少しは手加減して欲しかったわ)」フゥ


京太郎「あ、あの…」

霞「…何も言わないでください」

京太郎「あ…」

霞「昨日の事は…お互いなかった事にしましょう」

霞「二人とも…アレは気の迷いだったんです」

京太郎「でも…俺は…」

霞「…お願いします」

霞「昨日の事は…決して良い記憶ではなかったので」

霞「このまま…忘れさせてください」

京太郎「…石戸さん」

霞「(…これで良いのよね)」

霞「(私にとっても彼にとっても…昨日の事は不本意な事だったんだから)」

霞「(なかった事にして…元通りの関係に戻るのは無理だけれど…)」

霞「(それでも、このまま昨日の事に引きづられるよりは良いはず)」

霞「(多分…ベストではないだろうけれど…これが私に考えられるベターな選択…)」


京太郎「…出来ません」

霞「…え?」

霞「(…今、須賀くんなんて…)」

京太郎「俺も…昨日の事、忘れようとしたんです」

京太郎「アレは何かの間違いだったんだって…俺も石戸さんもおかしかったんだって…」

京太郎「でも…俺、どうしてもダメ…でした」

京太郎「石戸さんの身体も…触った時に漏らす声も…やらしい顔も…」

京太郎「何度忘れようとしても…忘れられなかったんです…」ギュゥ

霞「~~っ♪」ブル

霞「(あぁ…わ、私…須賀君に抱きしめられて…)」

霞「(昨日と…昨日と同じ…態勢…♪)」

霞「(ぬれるくらい気持ちよくされてしまった昨日と同じように…須賀君に捕まっちゃってる…♥)」

霞「(満員電車の中だって事も気にせず…真正面から抱きしめられてしまって…)」

霞「(私の身体、昨日みたいに…ううん…昨日よりもずっとずっと強く…)」

霞「(須賀くんに抱きしめられて…喜んじゃってる…ぅ♪)」


霞「(に、逃げ…逃げ…なきゃ…)」

霞「(須賀くんはもう…おかしくなっちゃってる…)」

霞「(もう完全に飲み込まれて…自分を見失っちゃってるんだわ…)」

霞「(このままじゃ…私、昨日と同じ轍を踏む事になる…)」

霞「(須賀くんに抱きしめられて…エッチな事されちゃって…)」

霞「(昨日よりももっともっと…エッチな私に…されちゃう…♥)」ゾクゥ

霞「(それは…それは…いけない事よ)」

霞「(私にとっても須賀くんにとっても…最悪な結果にしかならないわ)」

霞「(だから…だから、ここは逃げないと…)」

霞「(無理矢理にでも…須賀くんの事を引き離してでも…)」グッ

京太郎「」サワサワ

霞「ぁっ♪」ビクン


霞「(あぁ…須賀くん…もう私のお尻…撫でてる…)」

霞「(昨日は最初躊躇ってたのに…今日はもうそんなものまったくなくって…)」

霞「(エッチな手つきで…私のお尻…サワサワナデナデって…っ♪)」

霞「(大きくてちょっとコンプレックスな私のお尻…可愛がるみたいに…撫でてる…)」

霞「(でも…逆に言えばそれだけ)」

霞「(本当にエッチなところには触れられてないし…まだ昨日みたいに揉まれてもいない)」

霞「(…なのに)」

霞「(なのに…どうして…?)」

霞「んっ♪」

霞「(昨日よりも…声…出ちゃう…)」

霞「(昨日よりも須賀くんの手が気持ち良いから…)」

霞「(昨日よりも私…感じちゃってるから…)」

霞「(元々、彼の方が力が強いのに…さらに上手く力が入らなくて…)」

霞「(…まったく逃げられない…)」

霞「(須賀くんの胸の中に、私、完全に捕まってしまって…)」

ってところでちょっとご飯やらお風呂やらいってきます
日付変更前後くらいにまた再開する予定です(´・ω・`)このペースだと多分、エンディングは週末くらいになりそう

ぶっちゃけ私自身、本編重くて、若干、キツイので良い息抜きになってます
魔物娘スレ終わってこっち帰ってきてからエロも書けてなかったしな!(ツヤツヤしながら)
あ、そろそろ再開します(´・ω・`)


霞「だ、ダメ…須賀くん…♪」

霞「こんな事しちゃ…ま、また…♥」

京太郎「…ごめんなさい。俺も分かってるんです」

京太郎「でも…俺、もう自分の身体、止められなくて…」

京太郎「それに…」モミ

霞「ひぅっ♪」ビクン

京太郎「…石戸さんの顔、嫌がってるようには見えないんです」

京太郎「それどころか…まだ殆ど何もしてないのに…」

京太郎「すごくやらしい顔…してくれていて…」モミモミ

霞「ん…ぁ…っ♪」トローン

京太郎「…目の前でそんな顔されたら…余計止まれないですよ」

京太郎「もっともっと…石戸さんの事、感じさせたくなります」

京太郎「石戸さんのいやらしい顔…もっともっと見たくて仕方がないんです」モミィ

霞「っくぅ♪」ブルッ


京太郎「だから…嫌なら俺を痴漢として突き出してください」

京太郎「俺はもう…止まれないですから」

京太郎「もう殆ど止まりたいとすら思ってないんです」

京太郎「頭の中、石戸さんの事で一杯で…それで…」グニュグニュ

霞「っふぁ…♪」

霞「(や…だ…須賀くん…私のお尻、完全に玩具にしてる…)」

霞「(ただ両手で揉むだけじゃなくって…掴んだお尻をすり合わせるようにして…)」

霞「(グニグニモミモミって…私のお尻…好き放題遊んで…っ♪)」

霞「(恋人同士でも怒らなきゃいけないような…エッチな遊び方…されてるのに…)」

霞「(私…感じ…てるぅ…♪)」

霞「(須賀くんの手が私のお尻で遊ぶ度に快感がジワジワってキて…)」

霞「(昨日よりもエッチな感覚が…私のお腹で広がってく…)」

霞「(お腹の奥が…ゆっくり熱くなってくのが…分かっちゃう…ぅ♪)」


霞「ふぁ…ん…ぁ…♪」ハァハァ

京太郎「石戸さん…またやらしくなった…」

京太郎「俺の手で感じてくれてるんですね?」ササヤキ

霞「~っ♪」カァァ

霞「(あ、あぁぁ…バレてる…)」

霞「(私が須賀君の手で…お尻で気持ち良くなっちゃってるの…)」

霞「(痴漢されてるのに感じちゃってるの…須賀くんに知られちゃってるっ♪)」ゾクゾク

霞「(で、でも…こ、ここで肯定しちゃったら…須賀くんは余計に止まれなくなるわ)」

霞「(ただでさえおかしくなっているのに、きっとまたおかしくなっちゃう…)」

霞「(そうなった時、彼がもっとエッチな事をするであろう事を考えれば…)」

霞「(ここは…否定するのが得策…)」

霞「(例えバレてても、そんな事ないと押し通さなきゃ…)」

霞「か、感じて…なんか…♪」ビクン

京太郎「本当に感じてません?」

霞「そ、そんなエッチな子じゃ…ないです…よ♪」トロォ


京太郎「じゃあ…触って確認しても良いですよね」

霞「え…?」

京太郎「感じてなかったら…下着なんか濡れてないでしょうし」

京太郎「ここ…確認させて貰いますね」スッ

霞「~~っ♪」ビククン

霞「(あ…っ♪あぁぁっ♪)」

霞「(だ、ダメ…そ、そこは……っ)」

霞「(お、女の子の大事な…大事な…ところ…だから…)」

霞「(例え下着や袴越しでも…触っちゃいけない…ところ…なのに…)」

霞「(なのに…須賀くんの大きな手が…お尻から私のそこに伸びてきて…)」

霞「(スリスリって…わ、私のアソコ…撫でてる…ぅ♪)」

霞「(気持ち良いところに…須賀くんの手が…ついに…ついに…やって来て…っ♪)」

霞「きゅ…ぅぅ…♪」フルフル


霞「(気持ち…良い…♪)」

霞「(ただ…撫でられてるだけなのに…)」

霞「(間にはショーツも袴もあるのに…っ)」

霞「(須賀くんの指が私の太ももの間で動く度にお尻よりもビリビリ来て…)」

霞「(これ…もう…私…完全に感じちゃってる…)」

霞「(痴漢されて…気持ち良くないだなんて…どれだけ言っても嘘になる…)」

霞「(たまにムラムラして…自分の身体を触っちゃう時と…殆ど変わらない快感……♪)」

霞「(こんなの…こんなの…絶対に…おかしい…わよ…)」

霞「(まだ直接触れられた部分なんて何処もないはずなのに…)」

霞「(全部、服と下着越しなのに…)」

霞「(なのに…私、直接、触るのと殆ど変わらないくらい気持ち良くなっちゃって…)」

霞「は…ひゅぅ…♪」ピクン

霞「(その上…私の身体は…敏感に…なってる…)」

霞「(お尻を撫でられた時と同じく…うぅん…ソレ以上の速度で…)」

霞「(アソコの敏感に…エッチに…させられていってる…)」

霞「(須賀くんの手で私、またさらにエッチになって…っ)」ブル


京太郎「…やっぱ袴越しじゃ濡れているかどうかなんて分からないですね」

霞「な、なら…も、もうやめ…ぇ♥」

京太郎「止めませんよ」

京太郎「確かに今は分かりませんけれど…」

京太郎「でも、こうして触っていたら、濡れてくるかもしれませんし」

霞「そ、そんな訳…ぇ♪」

京太郎「俺の指が動く度にエロ声出してる石戸さんが否定しても説得力ないです」

京太郎「…今日はこのまま駅につくまで確認し続けますから」

京太郎「覚悟してくださいね」スリスリ

霞「は…ぁ…ぁっ…♪」

霞「(ダメ…このままじゃ絶対にバレちゃう…)」

霞「(須賀くんに痴漢されてエッチになってる証拠…掴まれちゃう…っ)」

霞「(須賀君にもっとエッチな事…されちゃう…っ♥)」ゾクゾク


霞「(でも…次の駅にさえつけば…)」

霞「(駅にさえつけば…また逃げられる…から…)」

霞「(それまで我慢すれば…大丈…)」

キキー

霞「え…?」

「ご乗車のお客様にお詫びいたします」

「この先、線路トラブルにより、一時通行止めになっており、このまま三十分程の停車致します」

「お急ぎのお客様には大変、ご迷惑をお掛け致します」

霞「う…嘘…」

霞「(さ…三十分…?)」

霞「(そんな長い時間…耐えられるはずないわよ…)」

霞「(今でさえ…私の身体、濡れ始めてるんだから…)」

霞「(30分も待たされたら…絶対に…隠し通せない…)」

霞「(私が袴を漏らしちゃうまで…須賀くんに痴漢されちゃう…)」ゴクッ


京太郎「…30分ですか」

京太郎「どうやら…ゆっくり楽しめそうですね」

霞「す、須賀…君…ぅ♪」

京太郎「石戸さんも期待してますよね?」

京太郎「大丈夫です。少しずつ石戸さんの気持ち良いところ分かってきましたから」

京太郎「この三十分の間にもっと気持ち良くしてあげます」

霞「ふぁ…ぁ♪」ゾクゥ

霞「(…や、やっぱり…そう…なのね…)」

霞「(須賀くん…手を休めるつもりなんてない…)」

霞「(このまま私をもっと気持ち良くする為に…)」

霞「(エッチな事…一杯…するつもり…なんだわ)」

霞「(私が否定出来ないくらい気持ち良くして…それで…)」

京太郎「…」サワ

霞「ひゅっ…♪」ピクン


霞「(う、後ろからじゃなくて…ま、前から…ぁ)」

霞「(須賀くん、私の前からアソコ触ってきてる…♪)」

霞「(代わりになくなった後ろの手で…私のお尻がっちり掴んで…)」

霞「(お尻とアソコを同時に触られてる…っ)」

京太郎「…」クニクニ

霞「ひくぅっ♪」

霞「(ま、前の手…さっきと全然…違う…っ)」

霞「(後ろから回り道するんじゃなくて…前から直接来てる所為か…)」

霞「(私の太ももの間に入ってくる手…さっきよりも力強くて…)」

霞「(何より器用に私のアソコだけをスリスリってしてる…っ)」

霞「(気持ち良いところだけ指で撫でられてるような…エッチな感じ…)」

霞「(私の事をもっともっと気持ち良くしようとしてるのが…伝わってくる…みたい…ぃ♪)」



京太郎「…どうですか?」

京太郎「石戸さん、前の方が反応強かったんで、前から触ってみたんですけれど」

霞「は、反応なんか…し、してないです…♪」

霞「どっちから触られても…い、一緒です…よ♥」ハァ

京太郎「その割にはさっきよりも呼吸荒くなってません?」

霞「あ、暑いから…です…♪」

京太郎「…なら、もうちょっと暑くしたらどうなるんですかね」モミ

霞「ひんっ♪」

霞「(だ、ダメ…)」

霞「(アソコだけでも割りと手一杯なのに…今、お尻まで揉まれたら…っ)」

霞「(私…もっと…感じちゃう…)」

霞「(揉まれてるだけでも濡れちゃうくらい敏感なお尻と…)」

霞「(エッチなアソコの両方責められて…)」

霞「(エッチなお汁…漏れちゃう…っ♪)」トロォ

霞「(気持ち良いの…隠せなく…なるぅ…♪)」ギュゥ


京太郎「どうしたんですか、石戸さん」

京太郎「そんな風に身体に力を込めて」

京太郎「何かを我慢してるみたいじゃないですか」

霞「そ、それは…」

京太郎「そんな風に我慢しても…綺麗な顔が歪むだけですよ」

京太郎「結果が出るのを先延ばしになんて出来ないんですから受け入れてください」

京太郎「気持ち良いのも…俺の事も全部…」スリ

霞「っきゅぅ♪」

霞「(須賀くんの手…も、もう狙い撃ちにしてる…)」

霞「(私のスリット…アソコの入り口…)」

霞「(女の子の恥ずかしいところを押しこむようにして…指にグイグイと力を入れて来て…)」

霞「(その上で…私の入り口…スリスリ…されてる…♪)」

霞「(袴越しでも自己主張するように擦り上げられて…)」

霞「(アソコだけじゃなくて…い、陰核も…っ♪)」

霞「(クリトリスまで残さず…気持ち良くされちゃって…♪)」フルフル


霞「ふぁ…ぁあ…♪」

京太郎「…さっきからこの辺りを撫でると反応が良いですね」

京太郎「やっぱり…ここがクリトリスなんですか?」スリスリ

霞「そ、そんな事…き、聞かないで…ください…♪」

京太郎「まぁ、聞かなくても大体、分かりますけどね」

京太郎「もう服越しに撫でても分かるくらい腫れちゃってるんですから」

京太郎「じゃあ…次はこっちの方を重点的に責めちゃいましょうか」クリクリ

霞「だ、ダメ、そこ…~~~~っ♪」ビククン

霞「(あ…危な…かったわ…)」

霞「(後一瞬、口を抑えるのが遅かったら…絶対に声出しちゃってた…)」

霞「(須賀君の指で…クリトリスいじられて…)」

霞「(周りの人を誤魔化せないような大きい声…出しちゃってる…ところ…だった…♪)」フルフル


霞「(で…でも…)」

京太郎「良く堪えられましたね」

京太郎「ですが…手加減なんてしませんよ」

京太郎「このまま石戸さんが堕ちるまで責め続けますから」クリクリ

霞「ふ…ぅんっ♪」

霞「(須賀くん…止まってくれない…っ)」

霞「(私が声を出したら…須賀くんだって危ないはずなのに…)」

霞「(まるでそうなっても良いって言うように…私のクリトリス、指で押し込んで…)」

霞「(そのまま転がすように…指動かしてる…っ♪)」

霞「(私の一番、敏感な…ところ…♥)」

霞「(自慰する時でも…一番、感じちゃう場所…っ♪)」

霞「(そこを…須賀くんにクリクリされて…スリスリ…されて…)」

霞「(私…私…もう…もぉ…っ♪)」フルフル


霞「お、お願い…します…♪」ダキッ

霞「も、もう…止めて…♥」

霞「わ、私…もうこんなの…た、耐え切れません…♪」

京太郎「…無理ですよ」

京太郎「俺は止まれません」

京太郎「石戸さんの事を痴漢する事しか頭にないんです」

京太郎「だから…」

霞「で…出来ません…っ♪」

霞「須賀くんは…何も悪くないんですから…♥」

霞「ちょっと…おかしくなってるだけ…ですから…♪」

霞「だから…お、お願い…します…♥」

霞「正気に戻って…♪」

霞「こ、このままじゃ私…私…♥」ギュゥ

京太郎「…石戸さん」


京太郎「…すみません」

京太郎「そんな事されたら余計に我慢出来ないです…っ」スリスリ

霞「須賀…きゅぅ…♪」

霞「(お、お願い…したのにっ)」

霞「(頑張って説得…したのにぃ…っ)」

霞「(須賀くんの指…もっとやらしくなっちゃっってる…ぅ♪)」

霞「(私のクリトリスを親指で押しながら…スリットの部分もクリクリって…っ♪)」

霞「(女の子の大事で気持ち良いところ…二点責めされてる…っ)」ゾクゾク

霞「(これが袴越しじゃなかったら指を挿入れられちゃいそうなくらい…)」

霞「(激しく…やらしく…私の性感帯…責められて…♪)」

京太郎「勿論、こっちも忘れてないですよ」モミ

霞「ふぁぁ…♪」

霞「(お尻も…揉まれてる…)」

霞「(さっきのようにただお尻の感触を楽しむ為のものじゃなくて…)」

霞「(私のお尻を玩具にするような…激しい揉み方ぁ…♪)」


霞「(卑怯…ぉ♪)」

霞「(こんなの…卑怯…よぉ…)」

霞「(私…頑張って耐えようとしてるのに…)」

霞「(須賀くんの為にも…これが一番なのに…)」

霞「(なのに…私、こんなに…気持ち良く…されちゃってる…♪)」

霞「(抵抗なんて無意味だって言われてるみたいに…)」

霞「(須賀くんの愛撫が気持ち良くって堪らないの…)」

霞「(お尻もアソコもクリトリスも…っ♪)」

霞「(須賀くんに触られるどこもかしこも気持ち良くって…)」

霞「(耐えられる…訳…ない…♥)」

霞「(どれだけ我慢しようとしても…こんなの…無理…♪)」

霞「(身体が…気持ち良いのに追い詰められていっちゃう…♪)」

霞「(私の指よりもずっとずっと気持ち良い…須賀くんの手に…♥)」

霞「(私の身体…もう…もう…耐えられ…なくて…♪)」ブルッ



霞「す…が…須賀…く…ぅ♥」ブルル

霞「(分かる…ぅ♪)」

霞「(すごく気持ち良い波が…もうすぐそこまで来てるのが分かるの…っ♪)」

霞「(これ…きっと…絶頂…♪オルガズム…ぅ♪)」

霞「(自分の指で身体をどれだけ弄っても、イけた事なんて今までなかったのに…っ♪)」

霞「(気持ち良いだけで…こんなに昂った事はなかったのに…ぃ♪)」

霞「(イっちゃう…っ♪男の子の指でイッちゃうぅ…♥)」

霞「(私…殆ど知らない男の子に痴漢されて…イかされ…ちゃう…♥)」

霞「(我慢なんて…無理…ぃ♪)」

霞「(気持ち良いの耐えられ…ないぃ…♪)」

霞「(イくぅ♪イくイくイくイくイくイくイ~~~~っ♪♪)」

霞「っきゅぅう」

京太郎「っ」チュゥゥ

霞「~~~~~っ♥♥」


霞「(ふぁ…ぁ♪あ…あぁぁ…♪)」

霞「(分から…ないぃ…♪)」

霞「(もうこれ…分からない…わよぉ…♪)」

霞「(なんで…私…須賀くんにイかされながら…キスされてるの…ぉ♥)」

霞「(絶頂のキスも…初めて…なのにぃ…♪)」

霞「(初体験続きで…もう…訳分かんないぃ…♪)」

霞「(酷…いぃ…♥こんなの…絶対、酷いわよぉ…♪)」

霞「(こんなキス最低…っ♪最悪……ぅぅうっ♥)」

京太郎「ちゅるぅ」

霞「(…………なのに…)」

霞「(なのに…私…なんで…こんな気持良いの…ぉ♪)」

霞「(アソコの奥からクる気持ち良い波も…ぉ♪)」

霞「(無理矢理奪われたファーストキスの感触…も…♥)」

霞「(どっちも…身体が蕩けちゃうくらい…良い…♪)」

霞「(最悪…なのに…♪間違いなく最低のシチュエーションなのに…ぃ♥)」

霞「(須賀くんに与えられる快感が強すぎて…私の身体…ドキドキしちゃってる…♪)」

霞「(初めてを両方奪ったのが須賀くんだって事を…悦んじゃってる…ぅう♥)」


霞「(もぉ…もぉぉ…本当に…本当に…卑怯…ぉ♪)」

霞「(こんなに気持ち良いんじゃ…嫌えないわよ…♥)」

霞「(痴漢されてるどころか…ファーストキスまで強引に奪われたのに…♪)」

霞「(私の身体…嫌いになるどころか須賀くんの事…好きになっていってる…♥)」

霞「(まだイってる身体がトロトロになって…須賀くんの方に倒れてく…ぅ♪)」

霞「(あぁ…♥こんなのじゃ…誤解…されちゃう…♪)」

霞「(もっとエッチな事して良いんだって…須賀くんに思われちゃう…♥)」

霞「(でも…私…力…入らなくて…♪)」

霞「(須賀くんにされるがままの状態で…ぇ♥)」

霞「(まったく抵抗…出来ない…♪)」

霞「(私の唇に何度もキスする須賀くんから逃げられなくて…ぇ♪)」

霞「(もうファーストキス…だけじゃない…♥)」

霞「(セカンドキスもサードキスも…奪われちゃった…♪)」

霞「(その上…キスが…須賀くんとのキスがとっても気持ち良い事教えられちゃって…♥)」

霞「(身体どころか…頭の中まで…ふにゃふにゃに…蕩けていっちゃう…みたい…♪)」ポワァ


京太郎「…ふぅ」スッ

霞「ふ…あぁぁ…♪」フニャァ

京太郎「おっと」ダキトメ

霞「あ…ふゅぅ…ん…♥」トロトローン

京太郎「…随分と良い顔になりましたね」

京太郎「やっぱり思っていた通り、石戸さんのそういう顔は堪らないです」ギュゥ

霞「そんな…褒められ方…しても…ぉ♥」ドキドキ

京太郎「…嬉しくないでしょうね」

京太郎「分かってます。俺がどれだけ最低な事をしているのかも」

京太郎「だけど…それでも止まれないんです」

京太郎「見たかった石戸さんの顔は見れたのに…」

京太郎「無理矢理、キスまで奪ったのに…」

京太郎「もっともっと…石戸さんが欲しくて欲しくて堪らないんです」

霞「須賀…く…うぅ…ん…♥」

京太郎「…だから、俺…まだ…やります」

京太郎「石戸さんが…俺のモノになってくれるまで」

京太郎「俺の事、警察に突き出しても構わないと思うまで」

京太郎「今みたいな事…ずっと続けますから」

霞「~~~っ♪♪」ゾクゾクゥ



~ 五分後


霞「ひ…っきぅ♪」

京太郎「さっきイッた所為で、石戸さんまた敏感になってますね」

京太郎「クリトリス弄るだけで…もう凄い反応ですよ」

京太郎「このままじゃまたすぐイっちゃいそうですね」


~ 十分後


霞「んあぁ♪ふ…あぁ…っ♥」

京太郎「…二回目イきましたね」

京太郎「一回目より凄い反応でしたよ」

京太郎「顔ももう蕩けきって…堪らないです」

京太郎「…もし、この状態で三回目イったら…はたしてどうなるんですかね…?」


~ 二十分後


霞「はにゃ…っあぁぁ♪♪」ビククン

京太郎「今ので五回目…段々ペース早くなっていってますね」

京太郎「顔ももう立派なメス顔になってますよ」

京太郎「出来れば写真取って残しておきたいですが、流石にそれは申し訳ないですし…」

京太郎「代わりに石戸さんが元に戻れないように…このままイかせ続けてあげましょうか」

京太郎「ここまでクると三十分後、どんな風になっているのか、俺も興味ありますしね」


霞「~~っ♪」ビクンビクン

霞「(し…信じられ…なぃ…♪)」

霞「(た、たった三十分の間に…わ、私…十回以上…イかされ…たぁ…♥)」

霞「(しかも…絶頂する度に…私の身体、ドンドン淫乱になって…♪)」

霞「(須賀くんの手も…上手になっていく…からぁ…♥)」

霞「(オルガズムだけじゃなくて…その前の気持ち良いのも膨れ上がって…♪)」

霞「(私…完全に…翻弄される…だけだった…♥)」

霞「(途中から喘ぎ声を抑えるのも…須賀くんのキスに任せっきりで…♪)」

霞「(ただ…延々とイかされ続けて…自分で立つ事だって出来なくて…♥)」

プシュー ガコン

霞「(ようやく…ついた駅なのに…ぃ♪)」

霞「(私…降りられ…ない…♥)」

霞「(完全にイき疲れて…須賀くんに身体預けちゃった…からぁ…♪)」

霞「(須賀くんに…離して貰え…ない…♥)」

霞「(このまま…イかされ続け…るぅ…♪)」

霞「(本当に堕ちきるまで…痴漢…されちゃうぅ…♥)」ゾクゾク


京太郎「降りまーす」ギュゥ

京太郎「連れが体調悪そうなんで通してくださーい」

霞「(…え?)」

京太郎「よいしょっと」スタ

霞「は…ふゅん…♪」クタァ

京太郎「…とりあえず休憩出来るところに行きましょうか」

霞「(き、休憩…!?)」ドキーン

霞「(そ、それって…も、もしかして…)」

京太郎「今の石戸さん、人に見せられる状態じゃないですし…」

京太郎「服もちょっとヤバイですから、着替えたりも必要ですしね」

霞「(え…?)」

京太郎「とりあえず人気のないところで腰にタオル巻いて誤魔化しますんで今はそれで勘弁してください」


霞「しょ、しょれって…ぇ…♪」

京太郎「一応、次の駅までって話でしたしね」

京太郎「色々ありましたが無事に到着したんで今日はここで終わりです」

京太郎「まぁ、この数日、石戸さんと会えない日はなかったんで、きっと明日も会えると思いますし」

京太郎「明日を楽しみにして今日は開放する事にします」

霞「あ…あひたもしゅるの…ぉ♪」

京太郎「します」

京太郎「石戸さんが堕ちるか、俺が警察に突出されるまで続けます」

霞「(あぁ…もう…ダメなのね…)」

霞「(私のフォローをしようとしてくれたから…冷静になってくれたのかもしれないとそう期待したけれど…)」

霞「(やっぱり須賀くんは…もう完全におかしくなってしまってる…)」

霞「(その先にある破滅が見えているはずなのに…彼はもう私の事しか見えてない…)」

霞「(自分がどれだけ最低な事をしているのか分かりながらも…須賀くんはもう止まれなくなっていて…)」

霞「(完全に…自分以外の【何か】に彼は飲み込まれてしまったんだわ…)」


霞「(…私がもっとしっかりしていれば…)」

霞「(彼の事をちゃんと拒んでいれば…こんな事にはならなかったかもしれないのに…)」

霞「(…でも、幾ら後悔しても…もう遅いわ)」

霞「(完全に飲み込まれてしまった彼はそう簡単には元に戻らないでしょうし…)」

霞「(何より…)」

京太郎「…まぁ、そういう訳なんで、安心出来ないとは思いますが、後始末は俺に任せて下さい」

京太郎「その代わり…明日は覚悟してくださいね」

京太郎「こうなったら一日一日、石戸さんを堕とすつもりで勝負仕掛けていきますから」

霞「~~~っ♥♥」キュゥゥゥン

霞「(私もかなり飲み込まれてしまってる…)」

霞「(普通、痴漢にこんな事言われたら…怖気が走るはずなのに…)」

霞「(今の私の中で走ったのは…歓喜の感情だけ)」

霞「(彼がこんなにも私の事を求めてくれる事が…)」

霞「(おかしくなるくらい私におぼれてくれている事が嬉しくて堪らないんだもの)」

霞「(昨日よりもより身近で『本物』に近く感じるその感情は…もう自分の中でハッキリと区別がつかなくて…)」

霞「(でも、無理矢理、引き合わされてしまう彼から逃げる方法なんてなくって…)」

霞「(私は…私は一体…どうしたら…)」

眠気で筆進まなかったけれど何とか予定のところまで書き上げたので寝ます(´・ω・`)
恐らく後二回の投下でこの小ネタも終わるはずです    多分

起きてから改めて読み返してみると酷いな!
そもそも数日掛けてじっくりねっとり堕とす痴漢調教ネタが小ネタとあってないし、ショーツに触れられない巫女服姿そのものが痴漢ネタとはアンチシナジー気味
京ちゃんが心代わりした辺りの掘り下げも少なくて急におかしくなったようにしか思えないし、霞さんがそんな京ちゃんを我慢して受け入れてるのも都合が良すぎるように感じる
霞さんの反応もあんまり霞さんらしくないような気もするし、何より、一番大事なエロが微妙
痴漢ネタ書くの初めてとは言え、これじゃあ楽しみにしてて貰ってた人に満足(意味深)して貰えそうにないですね…
でも、ここで書きなおしても、泥沼に陥る未来しか見えないんで、次回投下から少しずつ修正出来るよう頑張ります(´・ω・`)せっかくネタ貰ったのにごめんなさい

おつー

巫女服だからパンツなんて無かったってのも期待してええんかな?な?

緋袴の横の切れ込みになってる部分を何故活かさないのか。

以前から思ってたけど感じてる女の子書くのすごい上手い。地の文も内心もセリフも。

次スレー?
【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」明星「その7まで来ましたね」【永水】
【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」明星「その7まで来ましたね」【永水】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437208851/)

何とか帰還…(´・ω・`)ちょっと色々あって殆ど寝てないんで小ネタはもうちょっとお待ちください
後、残りレス数も危ないんで次スレ立てました

【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」明星「その7まで来ましたね」【永水】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437208851/)

こっちは適当に埋めちゃってください

>>981
ノーパン巫女服、そういうのもあるのか(ゴクリ
朝に京ちゃんに痴漢プレイされて濡れてしまって、夕方帰りも京ちゃんに痴漢プレイされたらワンチャンあるかも…
まぁ、実際のところ京ちゃんに痴漢されるのはもう分かってるんで、下着や服の予備も準備してるでしょうしないんでしょうが(´・ω・`)今の時代、コンビニでも下着売ってますしね

>>982
正直、貴方の発言を見てから気づきました(´・ω・`)本当に申し訳ない…
ですが、まだリカバリーは利くはずなので次回以降に活かさせて貰います

>>984
そう言ってもらえると有り難いです(´・ω・`)
周りに人がいると言う痴漢プレイは私の得意なあへあへんほぉ♪なエロ描写が出来なくて、ちょっと微妙な出来だと思っていたので…
個人的にはヒロインの方に感情移入しやすいので、もっと女の子がもうらめぇ♥な状態になってくところを楽しんで貰えるよう頑張ります

スレ立ててのんびりレス考えてたら先にあげられてた…(´・ω・`)私が遅い、私がスロウリィ!?
>>988さんは次スレありがとうございます、助かります

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