金木「未来を映す鏡?」 (54)

東京喰種のssです 。
何回か安価をとる予定ですが、
reの内容を変えてしまうもの、
生死不明、生存確定でre未登場のキャラは安価下になります。
進み方次第では話にネタバレが含まれます。お気を付けください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433572216

ヒナミ「うん! 月山さんに外へ連れて行ってもらった時に見つけたんだ」

万丈「月山! テメエ何勝手にヒナちゃんつれだしてんだ、コラァ!!」

月山「Non Non……落ち着き給えバンジョイくん」
月山「いつまでも籠の中の小鳥では、マドモアゼルが可哀相だろう?」

金木「……特に問題はなかったんですよね?」

月山「もちろんだともカネキくん! この僕が君の大切なレディを危険な目に会わせたりするだろうか? いや、しない!!」

万丈「まあ、何もねえんなら問題はないけどよお……」

ヒナミ「ねえねえ、お兄ちゃん。これ試してみて!」

カネキ「未来を映す鏡か、ちょっと怖い気もするけど……ヒナミちゃんはもう試してみたの?」

ヒナミ「うん。ヒナミの未来は>>3だったよ」

東京喰種のssとは珍しいな。

金木「えーっと……『安価潰れた場合は一番近い下の番号で進めます』だそうです」
金木「>>3さん、気にしなくても大丈夫みたいです。ということで改めて>>6さんお願いします」

お母さんそっくり

ヒナミ「うん。ヒナミの未来はお母さんそっくり だったよ!!」

金木「へえ、それはきっと素敵な女性になっていたんだろうね」ニコッ

ヒナミ「う、うん/// ヒナミ本当にあんな風になれるように頑張る!」

万丈「なぁ、カネキ。お前も早く試してみろよ」

カネキ「それじゃあ――――これは……>>9?」

隻眼の王

黒髪に戻っている。

>>5の親切レスを見ると、某スレのクールな金木くんの対応を思い出すな…
期待

金木「流石に>>9は無理がある気がするので(展開次第ではわかりませんが……)>>10で進めます」
金木「あと金木がカネキになってますね……リアルタイムで書きながらの投稿は初めてらしいので誤字脱字は勘弁してあげてください」
金木「>>12さん、この作者もあのssは読んでいたみたいで、進行の参考にしているみたいですよ」


金木「それじゃあ――――これは……黒髪に戻っている? いや、黒というよりははい……いろ?」

ヒナミ「ヒナミも、ヒナミもそのお兄ちゃん見てみたいな」

金木「どうやら、自分だけにしか分からない様になってるみたいだね」

万丈「黒髪にもどってんのか……今より楽しくやれてたらいいな」ニッ

金木「…………」ニコ

金木(髪は黒に近くなっていたけど、周りにいた人たちは知らない人ばかりだった)
金木(この鏡が本当に真実を映しているのかは判断しかねるけど、手放しに喜んではいけないきがするな……)

月山「…………」

万丈「よーし、そんじゃあ次はこの俺が―――」

月山「待ちたまえ、バンッジョイくん! カネキくんの後はこの僕が試してみるに決まっているだろう」

万丈「お前ヒナちゃんと一緒の時に試してなかったのかよ」

月山「Bien entendu! 僕がカネキくんより先に試すなんてあるわけないだろう? おや、ふむふむ……これは>>14だね」

大学の教師

月山「おや、ふむふむ……これは大学の教師だね」

万丈「ッブ、てめえが大学の教師って……」プルプル

月山「いやいや、カネキくんは黒髪にもどっていたのだろう? ならば日常生活に戻っているはずだ」
月山「だったらこの僕が、そこの教師としているというのもあながちC'est impossibleな話ではないのではないかな?」

金木「月山さんがうちの講師」

  ・
  ・
  ・

月山『Bonjour、生徒諸君! 今日もしっかりと学び一日を深く、味わい深いものへしていこう』

月山『C'est vrai! 追及していく姿勢こそが大切だ。大いに学びたまえ!』

月山『もっと! もっと情感をこめてッ!! 君たちの…ッッ熱いハー!モニィッ!!を僕に感じさせてくれ!!』

  ・
  ・
  ・

金木「煩そうで、ちょっとイヤかな……」

月山「――――ッ!!?」

万丈「よし、次こそはこの俺が―――」

パリン

ヒナミ「万丈さんが鏡を壊した!」

万丈「す、すまねえ、まさかこんな壊れやすいものだったなんて……」

月山「ふー、まあバンジョウくんは鏡なんて手に持ったこともなかっただろうから、加減も分からなかったんだろうね」

金木「ヒナミちゃん、これってどこで手にいれたの?」

ヒナミ「えっと……月山さんに連れて行ってもらった喫茶店の途中にあった雑貨屋さんだよ」
ヒナミ「でももう手に入らないかも……いくつかあったらしいんだけど、最後の一つだっていってたから……」シュン

万丈「すまねえ……」シュン

金木「ま、まあこういったジョークグッズ(?)ってワイワイ騒ぐ為のものですし」
金木「これはこれで落ちがついてよかったんじゃないですか?」ヒナミチャンナデナデ

万丈「……カネキィ!」

金木(最後の一個……か。それって他にも買っていった人がいたって事だよね)
金木(どんな人が買っていったんだろう)



次回>>16

買った人って意味かな?安価ならCCGの滝澤

CCG

アキラ「滝澤、鏡なんて見てどうした? そろそろ報告会が始まるぞ」

滝澤「ま、真戸……別に見てたわけじゃ」

アキラ「未来を映す鏡…? また随分ファンシーなものを持っているんだな。少し趣味を疑うぞ」

滝澤「うるせえ! よくわからないうちに気づいたら買ってたんだよ!!」

アキラ「それで、試したのか?」

滝澤「は?」

アキラ「だからその鏡を、だ。未来を映す鏡なら未来を映さないと意味がないだろう」

滝澤「いや、まだだけど……」

アキラ「本物にしろ偽物にしろ、試してみない事にはすすまないぞ、滝澤二等」

滝澤「何やら含みを感じるのですがそれもお得意の勘ですか、真戸二等」

アキラ「さあ、どうだろうな」ニヤリ

滝澤「別にこんなのただの鏡だr――――>>18!?」

グール化して家族をもしゃもしゃ

アキラ「どうした滝澤、顔が真っ青だぞ」

滝澤「グールが……」

アキラ「?」

滝澤「グールが母ちゃんと父ちゃんを……」

アキラ「!?」

滝澤「嘘だよな! こんな、こんなハズがないあるわけ無いよなッ!?」

アキラ「落ち着け滝澤! まだその鏡が本物だと決まったわけではないだろう!!」バシッ

滝澤「わ、わるい……」

アキラ「……」ハァ

アキラ「!?」

滝澤(そうだ……あんな未来ありえないだろ……だって、二人を喰ってたのは――――ッ)

アキラ「――ろ」

滝澤「え?」

アキラ「だから、その鏡を貸してみろと言ったんだ。私も試してやる」

滝沢「真戸ぉ……」

アキラ「そんな汚い顔で報告会に出られたんじゃ、皆も気が散って仕事にならんだろうからな」

滝沢「真戸、てめえ!!」

アキラ「なんだ、案外元気じゃないか」フフフ

滝沢「――ッ!!」

アキラ「さて、私の未来とやらはどうなっているのかな」



>>20

金木「少々言いにくいのですが、先ほどの投稿で一部いらない台詞が入っていたようです」
金木「申し訳ありませんが、再投稿させてあげてください」



アキラ「どうした滝澤、顔が真っ青だぞ」

滝澤「グールが……」

アキラ「?」

滝澤「グールが母ちゃんと父ちゃんを……」

アキラ「!?」

滝澤「嘘だよな! こんな、こんなハズがないあるわけ無いよなッ!?」

アキラ「落ち着け滝澤! まだその鏡が本物だと決まったわけではないだろう!!」バシッ

滝澤「わ、わるい……」

アキラ「……」ハァ

滝澤(そうだ……あんな未来ありえないだろ……だって、二人を喰ってたのは――――ッ)

アキラ「――ろ」

滝澤「え?」

アキラ「だから、その鏡を貸してみろと言ったんだ。私も試してやる」

滝沢「真戸ぉ……」

アキラ「そんな汚い顔で報告会に出られたんじゃ、皆も気が散って仕事にならんだろうからな」

滝沢「真戸、てめえ!!」

アキラ「なんだ、案外元気じゃないか」フフフ

滝沢「――ッ!!」

アキラ「さて、私の未来とやらはどうなっているのかな」



>>21

亜門の彼女

アキラ「!!?」

滝澤「どうした、真戸! やっぱりこの鏡は本物だったのか!?」

アキラ「…………」

滝澤「答えろよ、真戸!!」

アキラ(亜門上等と私がキ、キキキスをしていただと!? これじゃあまるで私がか、彼の彼女みたいじゃないか!!)

滝澤「真戸?」

アキラ「……偽物だ」コホン

滝澤「本当か!」ホッ

アキラ「ああ、ありえない未来を見せられたよ」

滝澤「そうか! だよなー、やっぱり未来を映すだなんて嘘っぱちだよな!」

アキラ「ところで、滝澤」

滝澤「なんだ?」

アキラ「この鏡割ってもいいか?」

滝澤「どんだけ気に入らないモンが映ったんだよ……」
滝澤「んーーー、割るのはダメだ。コレけっこう高かったんだよ」

アキラ「……チ、みみっちい奴め」

滝澤「聞こえてるからな」

ガチャ

亜門「なんだ二人とも早いな」

滝澤「あ、亜門さん。おはようございます」

アキラ「!?」ガタッ

亜門「ああ、おはよう。どうしたアキラ。顔が真っ赤だぞ」

アキラ「何でもない! 今朝食べたカレーが少しから過ぎたようだ」

亜門「朝からカレーって……よく食えるな。うん? なんだこの鏡は」

滝澤「ああ、単なる玩具ですよ。未来を映すとかなんとか書かれてますけど、デタラメのパチモン商品ですよ」

亜門「ほう、未来を――――ん、これは>>23か?」

微かに見覚えのある少女を連れて放浪

亜門「これは放浪しているのか?」

滝澤「放浪?」

亜門「ああ、全身が布で隠れていて分かりづらいが、恐らく映っているのは俺だろう」
亜門「捜査官の仕事――という感じでもないし、一体どうなっているんだ……」

アキラ「要領の悪い君の事だ。何かミスをしてCCGを首にでもなったのではないか」フン

亜門「いつもにまして辛辣だな……しかし、仮にそうだとしても一緒にいる少女が気になるな」

滝澤「亜門さんの子供なんじゃないですか?」

アキラ「そんなワケあるか!」ガタッ

滝澤「い、いきなり怒鳴るなよ」ビクッ

アキラ「スマン……少し取り乱した」

亜門(俺の子供にしては、今の外見と年齢が合ってないし、それになぜだ……彼女に少し見覚えがあるような)



>>26 次に部屋に入ってきた人物は?

じゅーぞー

什造「おっはようございま~す! おやおや~、みなさんお揃いでどうしたんですか?」

亜門「未来を映す鏡―――だそうだ。二人の様子から言って」チラ

滝澤「胡散臭い玩具です」

アキラ「暇つぶしにもならん」

亜門「……あまり良いものでもなさそうだが」

什造「そうですかー、そろそろ篠原さんも来るみたいですし、そういう玩具はしまった方がいいですよ~」

滝澤「什造に注意された!?」

アキラ「意外だな。てっきり君はこういったものは、試してみたくなる口かと思っていたが」

什造「ん~、だって自分の未来なんて分かっても仕方がないですし、それに僕はグールをいっぱい殺せればそれで満足ですから~」ニパァ

亜門「…………」
亜門「まあ、なんだ。遊び心というか、余裕みたいなのも少しは必要だろう。試すだけ試してみたらどうだ」ポイ

什造「別に何も映らないとおもいますけどね~……、あれ、これってももしかして>>28です?」

じゅーぞー班のみんなと仲良くしてるところ

什造「あれ、これってももしかして僕昇進しちゃってます?」

滝澤「なんで什造だけ明るい未来が映ってんだ!」

什造「あたらないで下さいよ、政道~。うーん、お菓子とか食べててうらやましいですね~」

アキラ「それは本当にCCG内の話なのか?」

亜門「まあ、上官によって班の特色は左右されるからありえない話でもないが……」チラ

什造「でも、僕は誰かと一緒よりひとりでたたかいたいんですけどね~」

亜門・アキラ・滝澤(やはり無理があるんじゃないか?)

ガチャ

篠原「みんなお疲れ様」

什造「あ、篠原さん~、僕昇進するらしいですよ」

篠原「昇進はしたばっかりでしょうが」

亜門「ああ、実は―――」



篠原「なるほど、こんな鏡で未来がねぇ」

什造「篠原さんもやってみたらどうですか~?」

篠原「正直気が進まないんだけど」

滝澤「……」ジー

アキラ「……」ジー

亜門「……」ジー

什造「あはぁ」ニヘラァ

篠原「試すしかなさそうだね。どれ、これは>>31かな」

隻眼の梟にぶっ飛ばされてるところ。
連続安価駄目なら下

篠原「どれ、これは…………」

亜門「どうかされたんですか」

篠原「まいったね、何も映らなかったよ」

滝澤「あれ、おかしいなあ。みんなはちゃんと映ってたのに……」

篠原「さあさあ、そろそろ他のメンバーも来るころだし仕事に切り替えていくよ」パンパン

アキラ「…………」

   ・
   ・
   ・

アキラ「亜門上等、報告会前の話だが」

亜門「篠原さんの事か?」

アキラ「ああ、君も気が付いていたのか」
アキラ「私たちの例からいって何も映らなかったというのはありえないし、明らかに様子もおかしかった」

亜門「篠原さんは特等だ。そんな彼に何かしらの問題が降りかかったとするとCCG内の動きも変わってくるだろう」
亜門「一応俺たちは『遊び』という括りで鏡を使ったが、篠原さんの立場では遊びでも許されないものが映ったのかもしれないな……」



篠原「鏡……持ってきちゃった。滝澤には悪いことをしたかな」
篠原「しかしよりによって隻眼の梟にぶっ飛ばされてるシーンとはねぇ」

>>35「隻眼の梟?」

いわっちょ

黒岩「隻眼の梟?」

篠原「いたのか、いわっちょ」

黒岩「随分な言葉だな」

篠原「ちょっと嫌なものみちゃってね。コーヒー奢るから勘弁してよ」

黒岩「ふん」



黒岩「未来を映す鏡……か」

篠原「信じるわけじゃないけどさ、つい最近梟とやりあったばかりだろ」
篠原「時は近いのかも――って思うと少しね」

黒岩「そんなに気になるなら割ってしまえばいい」

篠原「いや、これ一応部下の私物だからね」

黒岩「特等がそんな風に背を丸めている方が問題だ」

篠原「>>37かな」

有馬特等に見せてみよう

篠原「有馬に見せてみようかな」

黒岩「有馬に?」

篠原「うん、あいつなら滅多な未来は映らないだろうし、このままにしておくのも気持ちが悪いしね」
篠原「CCGの今後を占うっていう感じで、試してみる価値はあるんじゃないかな」

有馬「呼びましたか?」

篠原「ッ!? いきなり出てくるんじゃないよ」

黒岩「いや……」

有馬「先程からずっといましたが」

篠原「そうなの!?」

有馬「ええ、ずっと考え込んでいたようでしたので」

篠原「まあいいや。ずっといたのなら話は早い。有馬、ちょっとこの鏡見てみてよ」スッ

有馬「――――これは、……>>39

琲世に無茶ぶり特訓しているところ
そして何とかついていってる琲世

有馬「――――これは、……特訓?」

篠原・黒岩「特訓?」

有馬「見たことのない捜査官を鍛えているところのようです」
有馬「ですが、動きが甘い。頭に乗せたドンブリから湯が少し零れている」
有馬「もっとクインケの扱いは無駄を無くせるハズです」

篠原(どんな特訓させてんのよ……)

黒岩「新しい捜査官を鍛える場面―――CCGの未来は明るそうだな」

篠原「俺は少し不安になったよ」

有馬「しかし、不思議な鏡ですね。篠原特等の私物ですか?」

篠原「いや、部下のなんだけどね。どこかの店で買ったとかいってたかな」
篠原「もしかしたら同じ鏡をもっている奴が他にもいるかもね」



他に鏡を勝った人>>41

イトリさん
もし安価連取駄目なら安価下で

イトリ「んん~~?」

ウタ「イトリさん、何見てるの?」

イトリ「鏡」

ウタ「それは見たら分かるけど……」

イトリ「なんかね、未来が映るんだって」

ウタ「ふーん、それで何か映ったの?」

イトリ「>>43!」

オリジナルでいいなら多数の喰種に生きながら喰われる
無理なら下

正直ピエロ連中は何やってるかさっぱりだ

イトリ「なんかいろんなグールに生きたまま喰われてた!」

ウタ「それ、笑いながらいう事じゃないよね」

イトリ「いやいや、むしろ笑い飛ばすところじゃないの『ア・タ・シ・た・ち』ならさ」

ウタ「例えその対象が自分になろうとも?」

イトリ「そ。だってあたしたち――――」

ウタ「シッ」

ガチャ

四方「邪魔するぞ」

イトリ「蓮ちゃん」

四方「研について何か分かったことはあるか?」

イトリ「いんや、前回の分からは進展無し」オテアゲー

四方「……そうか」

イトリ「でも、代わりに面白いものは手にいれたよ」

四方「?」

ウタ「未来が映る鏡だってさ」

四方「……くだらん」

イトリ「まあまあ、そう言わずに―――さ!」

四方「!!」



四方さんの見たものとは……>>45

トーカと仲良く喫茶店営業

四方「……」

イトリ「ありゃ、蓮ちゃんが固まった

ウタ「蓮示くん、戻っておいでー」



イトリ「ねえねえ、何が見えたの」

四方「……」キッ

イトリ「おぉ、怖い。これはよっぽどイヤなものでも映っちゃったかな」ヒソヒソ

ウタ「かもね」ヒソヒソ

四方「……情報もないなら、俺はもう帰る」

イトリ「あ、まってよ蓮ちゃん! ほら、お詫びにこれあげるから!」

四方「……鏡」

イトリ「あんていくの皆で楽しんでよ」ウインク

   ・
   ・
   ・

四方「…………」

四方(今更俺が、コーヒーを淹れるなんてありえないだろ……)
四方(しかも―――)

トーカ『兄さん、ブレンド一つお願い』

四方(ありえないだろ……)

四方「……戻った」

トーカ「四方さん、アイツの情報は!?」

四方「…………!」ビク
四方「…進展はなかった」

トーカ「……そっか」シュン

四方「……………………やる」

トーカ「鏡?」

四方「イトリからもらった。俺が持っているよりはいいだろう…」

古間「おやおや、四方君が女性にプレゼントだなんてね」

四方「うるさい」

古間「どうやらご機嫌ななめのようだ……OK! 『魔猿』は大人しくしていよう」

トーカ「鏡……四方さん、ありがと」

四方「……」

古間「結構年代もののようだけど、古臭さを感じない良いデザインだね」

トーカ「そうですね。鏡面もキレイだし―――って、何これ。>>48?」

まだ目が開いてない赤ちゃんを大事そうに抱いてる
不可なら下

トーカ「…カネキ?」

古間「金木君がどうしたって?」

トーカ「いえ、鏡の中の私が何か抱えたカネキをみてるんですけど……」

四方「……あ」

トーカ・古間「あ?」

四方「…言い忘れたが、それは未来が映る鏡だそうだ」

トーカ「未来ってそんな…じゃあさっきのは」

古間「信じがたいけど、映るはずのないものが映ったんじゃねぇ。」
古間「まあでも、トーカちゃんの見た未来の通りなら金木君も戻ってくるようだし、万事OKじゃないかな」

トーカ「え?」

古間「だって、金木君は荷物を抱えてたんでしょ? なら店の手伝いをできる位置にまで戻ってきてるってことじゃないかな」

トーカ(荷物? 違う、あれはまるで人みたいな……アイツの顔も沈んでたし、一体何が起こるっていうのさッ)

入見「バカ猿。トーカの顔見てみなさいよ。とてもじゃないけど、そんな楽観的なものを見れた様には思えないわね」

古間「入見……今日は休みじゃなかったのか?」

入見「ええ、だからコーヒーをいただきに来たの」

四方「…すまん、やはりそれは叩き割っておくべきものだった」

トーカ「い、いいんですよ! アイツだってただ歩いてるだけみたいでしたし、とりあえずは無事って事じゃないですか」
トーカ「それに、未来って変わるものらしいし、案外次鏡見たら、目も開いてない赤ちゃんを抱いてる的な場面かもしれないし……」

四方「トーカ…」

古間「トーカちゃん…」

入見「トーカ…」

芳村「もし、仮に――」

四人「!」

芳村「トーカちゃんの見たものが現実となったとしても、我々にできる事は有る筈だ」
芳村「彼が傷つき疲れ果てるのなら、その時に戻ってこれる場所をわたしたちは持っているじゃないか」

トーカ「…店長」

芳村「悪いね、どうやら盗み聞きしてしまったようだ」

入見「いえ、そんな」

芳村「カネキ君を信じてあげなさい」
芳村「どんな未来があれ、若者にはそれらを乗り越えていく力もあるのだからね」

トーカ「……はい」

古間「よし、それじゃあ仕事を再開しますか」

入見「店員さん、コーヒーを一杯いただけるかしら?」

古間「はいよ、魔猿スペシャルブレンド一丁!」

入見「普通のブレンドでお願い」

トーカ「豆切れそうなんで、私とってきます」

四方「…俺は裏に戻る」

   ・
   ・
   ・

芳村「若者には未来を乗り越えていく力がある―――か」
芳村「今の私には待つ事すら、満足にできていないのだろうね……」



エト「おと~~~~さん♥」

END

金木「………急展開ですけど、これでおわりみたいですね」
金木「初めての安価ssでうまく着地点が見えなくなった部分もあるようですが、突拍子もない安価がないのでかなり助かったみたいです」
金木「一応√Aも含め、色々な未来があるという事でいいのかな?」
金木「機会があれば、またつきあってあげてください。それでは、皆さんありがとうございました。」

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