真「雪歩に、僕の評価をしてもらいたいんだ!」 (37)


真「雪歩、ちょっと今、時間大丈夫かな?」

雪歩「あ、真ちゃん、うん大丈夫だよ、何かな?」

真「雪歩、実は僕!雪歩にお願いがあるんだ」ガシッ

雪歩「ま、真ちゃん…どうしたの急に?し、真剣な顔して…」ドキドキ

真「雪歩に聴いてもらいたいモノがあるんだ!」

雪歩「…え?聴く?」

真「これなんだけど…」

雪歩「CD…かな?これを聴けば良いの?」

真「うんっ!」

雪歩「うん、解った、じゃあ、ちょっとヘッドホンして聴いてみるね?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370158469


……

…………

………………


雪歩「ふぅ…」

真「あ、終わった?」

雪歩「うんっ」

真「どうだったかな!?」

雪歩「…凄い、可愛い曲だね、静かで、綺麗で、心が洗われるような、そんな…曲」

真「うん!そうだよね!凄く可愛いよね!やったぁ、雪歩もそう思ってくれたかー」

雪歩「私、曲だけなのに、ちょっと感動しちゃったよ」ウルッ

真「雪歩…嬉しい、凄く嬉しいよ!」

雪歩「真ちゃん、この曲って…」

真「へへ!僕の新曲だよ!」

雪歩「わぁ!やっぱり!」パァ



…………………………


雪歩「…うん、真ちゃん!この曲、何度聴いてもやっぱり凄く良いと思う!」

真「そうだよね!僕もそう思う!……ただね、雪歩」

雪歩「?」

真「……あのね、雪歩、ここからが僕の本当のお願いなんだけど」

雪歩「…う、うん、私に出来る事ならなんでも言って?」

真「この曲ってさ?歌がないじゃない?」

雪歩「うん、まだ書きあがって無いのかな?」

真「歌詞書かなきゃいけないんだ」

雪歩「うん?書かなきゃいけない?」

真「…歌詞書くの、実は、僕でさ」

雪歩「え……えぇ!?真ちゃんが作詞するって事!?」

真「うん、僕も驚いたよ、実はさ…」


少し前……

P「真〜次の新曲、サンプルCD届いたぞ〜!!」

真「本当ですか!やた!聴いていいんですか!?」

P「おう」

真「わ!準備しますね、ちょっと待って下さいね!」

P「真、今回の曲はだな」

真「はい?」

P「お前の要望通り……可愛いぞ!」

真「ほ、本当ですか!!ちょ、ちょっと待ってください!直ぐにヘッドホン用意しますからぁ♪」

P(可愛いなぁ)

真「はい!準備できました!!」

P「よし、流すぞ!」



…………………………


真「あの、プロデューサー」

P「お、聴き終わったか、どうだった?」

真「はい!あの、曲は凄くキラキラしてて、可愛い感じで、凄く良いです!嬉しいです!!」

P「だろ〜!」

真「はい!でもあの、これ……歌は?」

P「そこなんだよ、真」

真「はい?」

P「実はだな」

真「はい」

P「今回、この曲には、お前の書いた歌詞を入れようと思っている!!」ババーン

真「はい」

P「やってくれる……って、あれ?随分と軽い返事だな?」

真「はい?」

P「ちゃんと聞いているか?真が、この曲に歌詞を付けるって話だぞ?」

真「僕が?」

P「うん」

真「この曲に?」

P「うん」

真「歌詞を?」

P「うん」

真「え?えぇぇえぇえぇぇぇぇええええ!!!???」

P「…大丈夫かよ」


そして今……

真「と、言うわけなんだ」

雪歩「うわー!凄い!凄いよ!真ちゃん!!」

真「でも、僕、作詞なんてやった事なくて…」

雪歩「でも勉強はしてたんでしょ?出来るよ!真ちゃんなら!」

真「う、うん、実はもう、歌詞は書いてきているんだ///」

雪歩「えぇ!!わぁー、凄い!!凄い、気になります!!」ズイッ

真「あはは、で、お願いと言うのは、僕の書いてきた歌詞の評価や直しを雪歩にお願いしたいんだ!!」

雪歩「…ふぇ?」

真「雪歩ってさ、自分で詩を書いているじゃない?」

雪歩「はえ!?な、ななななな何の話かなぁぁあああ??」

真「いや、事務所なら誰でも知ってる事だし、今さらトボケ無くても良いから」

雪歩「うぅ…バレてる事は薄々は気付いていたけど…///」

真「そんな経験豊富な雪歩だからこそ!お願いしたいんだ!!」

雪歩「わ、私が、評価だなんて…そんな、無理だよぉ…」

真「無理じゃない!もう一度言うよ、雪歩だから!お願いしたいんだ!!」ジッ


雪歩「あう…で、でも私じゃ、何の役にも」

真「雪歩!」ガシッ

雪歩「はぅ!」ビク

真「お願い雪歩!僕は、雪歩の助けが、必要なんだ!!」

雪歩(わ、わわわ、真ちゃん近い…これ、あと数センチで……キ、キスだよぉ…………キス、そうかキスか、あれ?これ、キスしちゃえばいいんじゃないかな?これ、もう、キスなんじゃないかな!?あ、キスだ、これ、キスだな、キスしなきゃダメなアレだ、ダメなアレならキスだな、よし、キスだ、キスしよう!!)

真「雪歩、ダメかな?」

雪歩(…よしっ!行くぞ、目標は眼前にあり、萩原雪歩、突貫す)

真「…そっか……ダメ、か」シュン

雪歩「ダメなもんかぁ!!!」ガシッ

真「う、うわっ!…え?」

雪歩「ふぇ?…あ、あれ?」

真「本当!?雪歩!ありがとう!!嬉しいよ!!」ギュ

雪歩「わわ!わ、私も、真ちゃんがその気になってくれて嬉しい!がんばろう!色々頑張ろう!法律とか性別とかの壁、がんばろう!!」ワタワタ

真「じゃあ、早速、僕が書き上げてきた歌詞を見てもらいたいんだけど…」

雪歩「………はえ?」

ゆきまこはいいものだ
期待



…………………………


真「それじゃあ、見せるよ?」

雪歩「うぅ…結局見る事になっちゃった…でも、真ちゃんの歌詞、興味あるかも…」

真「コレなんだけど」

雪歩「あ、待って、どうせならホワイトボードに書き出して、問題点とか洗い出していこう」

真「お、本格的だね!!緊張するなぁ」

雪歩「私も、お手伝いするなら全力でサポートしたいからね!」

真「じゃあ、冒頭を読み上げるから…って、やっぱり、ちょっと、は、恥ずかしいな///」

雪歩「ふふふ、大丈夫、真ちゃん、自身持って!」

真「うん!じゃあ、Aメロ読み上げるね」

雪歩「はぁい」



【ヨイショ!ヨイショ!ソレソレ!ヨイショ!ヨイショ!ソレソレ!】


雪歩「ちょ!ちょちょちょちょと!ちょっと待って!?真ちゃん!」

真「あれ?も、もう何か問題があったかな?」

雪歩「あの、掛け声みたいの聴こえたけど、それ、歌詞なのかな?」

真「そうだよ?」

雪歩「……真ちゃん、ま、まず、曲のコンセプトを教えてもらっても良いかな?」

真「あ、そうだ!それを伝えないとだね!」

雪歩「う、うん」

真「ズバリ!恋する乙女!!だよ」

雪歩(…あぁ、これ、凄く面倒くさくなるパターンだ)


雪歩「えっとじゃあ、Aメロだけど、あの、これ、主役は女の子って事でいいのかな?」

真「当然!」

雪歩「…うん、で、冒頭からテンションがフルマックスなんだけど、どうしてなのかな?」

真「それはね、この物語は祭りの最中から始まるからなんだ!」

雪歩「へ、へぇ、冒頭は綺麗なピアノのメロディなんだけど、歌はお囃子鳴り響く中から始まるんだね」

真「そこは、ほら、ギャップだよ雪歩!へへ!僕も色々勉強したんだ!」

雪歩(テクニックが高等過ぎて理解の次元超えちゃってるよぉ、真ちゃん…)

真「で、僕的にはここにはコーラスを入れたいんだけど」

雪歩「こ、コーラス?私的にはもうお神輿の隣か!ってくらい盛り上がっていると思うんだけど、これ以上場を盛り上げちゃうの?」

真「うん、具体的には…」キュキュッキュー

百合はキモい。さっさとしね



【ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!】


雪歩(……凄い、なんだろう、字だけなのに凄いうるさい、ただでさえうるさい場面がさらに倍率ドン!だよ…)

真「この[]で囲んである所がコーラスなんだけど」

雪歩「…う、うん、解るよ」

真「ここは是非、本場の人を呼びたいな!って思うんだ」

雪歩「え!?本場?」

真「うん!実際にお祭りでお神輿を担いでいるような人達を!」

雪歩(え?何?もしかして真ちゃんは、演歌がやりたいの?」

雪歩「ね、念のために聞くけど、この曲のジャンルって」

真「ポップスだよ?」

雪歩「だ、だよねー、真ちゃんがフリフリの衣装着て、その左右に半纏着た男の人達が居るんだよねー?」

真「うん!」

雪歩(うわー…どうしよう、真ちゃんの目から確固たる自信と強い意志がビンビンだよぉ…)


真「出来る出来ないは別として、とりあえず要望は上げとこう!」キュキュキューッ


(本場、希望)
【ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!】


雪歩(本場希望って書いて赤丸つけてる…)

真「さ、じゃあ次なんだけど」

雪歩「あ、そ、そうだね、別に私何も言ってないけど、次だね、うん」

雪歩(そういえば、[夏祭り]って言うヒット曲の前例もあるし、このままでもきっと大丈夫だよ…ね…)

真「Bメロは」



【はぁ〜、心躍れば、恋も始まる〜踊る阿呆に見る阿呆〜、どちらも阿呆の阿呆の恋〜】


雪歩「全っっ然っ大丈夫じゃないよぅ!!!」バンッ

真「うわ!ビックリした、どうしたの雪歩?」

雪歩「どうしたの?どうしたのって?どうしたのはコッチのセリフだよぉ!!」

真「あっれー?何かおかしかったかなぁ?」

雪歩「盆踊りじゃん!!」

真「雪歩、喋り方とか色々キャラが壊れてるよ」

雪歩「真ちゃん、これ、盆踊りだよぉ!!」

真「雪歩、そこが素人の意見なんだよ」

雪歩(引っ叩きたいよぉ…)


真「良い?雪歩、ちょっと聴いてみてて」

雪歩「うん」

真「はぁ〜、心躍れば、恋も始まる〜踊る阿呆に見る阿呆〜、どちらも阿呆の阿呆の恋〜♪」

雪歩「…」

真「どう?」

雪歩「盆踊りみたい」

真「はぁ〜…そうか…雪歩じゃそうか…」

雪歩(私の聴き方の問題みたいに……っ)

真「じゃあ、この部分の問題点だけど、何かあるかな?」

雪歩(さっきから盆踊りみたいだって何度も言ってるよぉ!!!)

真「無いようだから僕の要望を上げると…」キュキュキュー



【はぁ〜、心躍れば、恋も始まる〜[ソレッ]踊る阿呆に見る阿呆〜、どちらも阿呆の阿呆の恋〜[ヨイヨイ]】


雪歩「またコーラス足すの!?」

真「やっぱり必要かなって思うんだ」

雪歩「えとさ、真ちゃんの[やっぱり]って何なの!?」

真「あ、えっと、これも足さなきゃ」キュキュー


(本場、希望)
【はぁ〜、心躍れば、恋も始まる〜[ソレッ]踊る阿呆に見る阿呆〜、どちらも阿呆の阿呆の恋〜[ヨイヨイ]】


真「よし!」

雪歩(もう病気だよぅ!)


真「さぁ!サビだよ雪歩!!盛り上がって行くよ!!」

雪歩「最初からこれ以上無いってくらい盛り上がってたよ…真ちゃん…」

真「ここからはグッとドラマチックになっていくんだ!二人で花火を見上げるシーンだよ!」

雪歩「うん、それは良いね、なんか憧れちゃうかも、そういうシチュエーション」

真「でしょ!?夜空に昇る一筋の光、咲き誇る火に照らされて見つめ合う二人…」

雪歩「真ちゃんの細いけど強い腕が、私の肩を掴む、その綺麗な瞳は私を掴んで離さない…」

真・雪歩「はぁ〜〜ん!!」

真「そんな、歌詞がこちら!!」



【Destiny Nights 夜空に咲く花火はまるで恋花 見つめ合う二人の恋話は続くよ〜】


雪歩「…」

真「…」

雪歩(…うざったい、うざったいよぉ…恋花と恋話って所が凄くうざったいよぉ…)

真「…」

雪歩(見てる……『どう?この部分、良く出来てるでしょう?』みたいな目で見てるよ…)

真「この恋花と恋話って部分なんだけどね」

雪歩(自分で説明し始めちゃったよぅ…)

真「韻を踏んでみたんだ」

雪歩「そ、そうなんだ」

真「韻を、踏んで、みたんだ」

雪歩「わぁ、凄い、凄いよぉ真ちゃん」

真「へへー嬉しいよ」

まこゆきっていいな
ワロタwwwwww


雪歩(真ちゃん可愛い……でも歌詞は酷い、思わず素に戻る程酷い、突然今時っぽくなったけど、それがまたA,Bメロとの差を際立たせてるよ…)

真「前半は二人の出会いを歌ったけど、ここからは恋が燃え上がっていく様を描写したくてさ」

雪歩「前半にそんな所あった!?」

真「夏祭りで踊り合う二人が居たでしょ?」

雪歩「え?それって阿呆の?」

真「雪歩、阿呆って言うのは、あくまで比喩だからね?」

雪歩(え?私、何で今、やんわりと叱られたの?)


真「さて、この部分だけど」

雪歩「あ、あの、今まで[和]の雰囲気できたから[Destiny Nights]の部分は[運命の夜]でも良いかなって…」

真「…」

雪歩「おもう…んだけど……」

真「…採用」

雪歩(なんだろう!なんだろうな!?この真ちゃんの『へぇ、たまには雪歩もやるじゃん』みたいなリアクション)

真「じゃあ、その部分を書き直して」キュキュキュー



【運命の夜、夜空に咲く花火はまるで恋花 見つめ合う二人の恋話はEternity】


雪歩「ちょっと!真ちゃん!!」バンッ

真「え?」

雪歩「なんで[続くよ]の部分を[Eternity」にしたの!?私の指摘した事の意味解ってる!?」

真「ノリ?」

雪歩「−−−−−−−っ!!!!」バンバンッ

真「雪歩、落ち着いて、恋の歌だよ?」

雪歩「だって!Eternityって永劫とか永遠って意味だからもう歌詞の意味も違くなっちゃうでしょ!!」

真「今[降りて]来た、からかな?」キリッ

雪歩「むしろお前の右脳が落ち着けぇ!!!」



…………………………


真「ほら、雪歩、ルイボス茶だよ、落ち着こう、ね?」

雪歩「うん、何でノンカフェインの茶葉をワザワザ選んでいるかはちょっと良くわからないけど頂くね、真ちゃん」

真「落ち着いた…?」

雪歩「ふぅ…うん、ありがとう、真ちゃん、原因作ったは間違いなく真ちゃんだけど、ありがとう」

真「雪歩、僕さ、慣れない事で舞い上がって、雪歩の意見をないがしろにしちゃったかな?」

雪歩「ま、真ちゃん、そんなこと……あるけど(小声)…ないよっ!!(大声)」

真「雪歩…」


雪歩「真ちゃんはがんばってるよ!ちょっと斬新だけど、良く考えたら良い歌詞かもしれない事はやぶさかでもでもないような気がしないでもないし!」

真「雪歩ぉ…」

雪歩「頑張ろう!真ちゃん!良い歌詞作ろうね!」

真「雪歩っ!」ギュ

雪歩(FUUUUUU!!!!アレ、これ、アレかな?もしかしてKISSの流れかな?真ちゃんから抱きついてきたって事は、もうコレ、あ、KISSだな、KISSの流れだな、あーそっかそっかKISSだな!よし!KISSだ!!ならばKISSだよ!!)

真「さぁ!続きしよう!」

雪歩「望むところだよ!真ちゃん!!」ズイッ

真「じゃあ、頭から書き出していくよ」サッ



(本場、希望)
【ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!】

(本場、希望)
【はぁ〜、心躍れば、恋も始まる〜[ソレ]踊る阿呆に見る阿呆〜、どちらも阿呆の阿呆の恋〜[ヨイヨイ]】

【運命の夜、夜空に咲く花火はまるで恋花 見つめ合う二人の恋話はEternity】


雪歩「ファアァアアアアア!!」

真「雪歩?」

雪歩(凄い、一瞬にして正気に引き戻されるこの歌詞…そうだ、今、歌詞作ってたんだ…)


真「いやー改めてみると、自分で作った物ではあるけどさぁ…」

雪歩「うん、やっぱり真ちゃんには悪いけどひど 真「良い歌詞だよねぇ…」シミジミ

雪歩「…」

真「エネルギッシュさがあるって言うかさ!」

雪歩「エネルギッシュさしか無いと思うけど…」

真「さて、この物語に一つの終わりの付箋を挟むとしよう」

雪歩(引っ叩きたい…)



【二人で叩くよ希望の太鼓、そう、空に見えるのは私達のdawn…】


雪歩「うるせえよ!!」バンッ

真「うわぁ!ゆ、雪歩イキナリなんだよう!?」

雪歩「太鼓の音とdawnをかけてるんでしょ!?」

真「あ、解ってくれた?」ニヘッ

雪歩「なんだろうな!凄い…凄いっ!小ざかしい!ちょこざいとかそういう感じの…っ!!」ギギギッ

真「へへ」

雪歩「何で笑ってるの!?」

真「雪歩が真剣に僕の歌詞について考えてくれてるから、つい」

雪歩「…お、おぅ…ふ、そ、そんな、卑怯…だよ、真…ちゃん……」


真「さて、ここに手直しは得に必要無いと思うんだけど」

雪歩「…うん、元からおかしいからね」

真「あ、ここを」キュキュキュー


【二人で叩くよ希望の太鼓、[SO]、空に見えるのは私達のdawn…】


雪歩「やめろ!」バン

真「え?こっちの方がお洒落だよ」

雪歩「なんでここだけ若干のHIPHOP感出す必要があるの!?」

真「枠に捕らわれちゃいけないよ、雪歩」チッチッチ

雪歩「っ!」ガッ

真「痛っ!肩パンはやめてよ!」


真「まとまったね!」

雪歩「まとまっちゃったね…(棒)」


(本場、希望)
【ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!】

(本場、希望)
【はぁ〜、心躍れば、恋も始まる〜[ソレ]踊る阿呆に見る阿呆〜、どちらも阿呆の阿呆の恋〜[ヨイヨイ]】

【運命の夜、夜空に咲く花火はまるで恋花 見つめ合う二人の恋話はEternity】

【二人で叩くよ希望の太鼓、SO、空に見えるのは私達のdawn…】


真「震えるね!」

雪歩「震えるね…割と本気で震えるよ、真ちゃん…」


真「1番しか出来てないけど、納得の行く結果だよ!ありがとう雪歩!」

雪歩「…何もしてない…何もしてないよ真ちゃん、むしろ何も出来なかったよ…」

真「雪歩、最後のお願いをしても、良いかな?」

雪歩「最後も何も…何かな?」

真「この歌に、タイトルをつけて欲しいんだ!」

雪歩「絶対嫌だな」

真「バシッ!っと頼むよ!」

雪歩「………………KOI MATSURI とかで良いんじゃないかな?もうどうでも…」

真「え!!」

雪歩「え?あ、ごめん、適当に言い過ぎt 真「凄く!良い!!凄いよ!!雪歩!!流石だよ!!!」

雪歩「え?あ、ありがとう、え?え!?って言うか本気!?本気でこれでいっちゃうの!?」

真「やっぱり雪歩に相談してよかった!早速プロデューサーに歌詞を提出してくるね!!」

雪歩「え!?ま、真ちゃん!もうちょっとちゃんと考えたほうが!真ちゃん!!!」


KOI MATSURI[full ver]

作詞:菊地真

【ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!ヨイショ!ヨイショ![ソイヤソイヤ]ソレソレ!】

【はぁ〜、心躍れば、恋も始まる〜[ソレ]踊る阿呆に見る阿呆〜、どちらも阿呆の阿呆の恋〜[ヨイヨイ]】

【運命の夜、夜空に咲く花火はまるで恋花 見つめ合う二人の恋話はEternity】

【二人で叩くよ希望の太鼓、SO、空に見えるのは私達のdawn…】


【ラッセーラ!ラッセーラ![ハイ!]チョイナチョイナ!ラッセーラ!ラッセーラ![ハイ!]チョイナチョイナ!】

【よぉ〜、命紡げ〜ば〜、恋も始まる〜[ソレ]麦を取る手を太陽に〜、かざして秋の豊作よ〜[ヨイヨイ]】

【絡みつく生ぬるい風を一杯に浴びた二人は、その絡み合う視線から逃れられない】

【ドドンがドン、テンツクテン、ドドカカドドカッ連打だドン…】

[台詞]
あの時貰った、水風船と金魚、まだ、引き出しに、閉まってあるよ。

【運命の夜、夜空に咲く花火はまるで恋花 見つめ合う二人の恋話はEternity】

【二人で叩くよ希望の太鼓、SO、空に見えるのは私達のdawn…[ワッショイ!]】


P「おいおいおい!KOI MATSURI!今週もチャートTOPじゃないか!!」

真「へへー!僕の代表曲になっちゃいそうですね!」

P「雪歩もありがとうな!随分手伝ってくれたんだろ?」

雪歩「…は、はぁ、まぁ」

真「雪歩のお陰って言っても過言じゃないですよ!ね?雪歩」

雪歩「…ありがとう、真ちゃん」

P「これは次の雪歩の曲も二人で歌詞作ってもらうのが良いな!」

雪歩「っ!?」

真「あ!それ!いいですね!!うわー!今から燃えてきましたよ!僕!!」

P「な!?雪歩?」

真「ね!?雪歩?」



雪歩「それだけは!絶っっっ対!!!!ダメですぅうううううううううううう!!!!!!!!




終わりです。

正直申し訳ない、もっとゆきまこ勉強してきます…。

ワロタ乙!

まこりんが詩を書くと、こんな感じになりそうで困る
そして雪歩もあまり人のことはいえない詩のような気がす(以下自粛

おつー

声立てて笑っちゃったよww
乙!

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