提督「勃たない・・・どうしよう・・・・・・」 (105)

提督「(俺にはある悩みがある)」

提督「(セックスを楽しむことができないのだ)」

提督「(艦娘という存在は、兵器ではあるが姿形が女性そのものである)」

提督「(そんな艦娘が多数いる鎮守府は)」

提督「(世の男達からすれば、夢のような場所であろう)」

提督「(それに、艦娘はみんな優しい)」

提督「(怖いくらいに)」



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提督「(みんな俺のことを慕ってくれる)」

提督「(艦娘には、暗く、そして悲しい過去があるため)」

提督「(辛い記憶を思い出して、錯乱や気分が落ち込むこともある)」

提督「(心のケアも兼ねて、俺は艦娘達と多くコミュニケーションをとるようにしてきた)」

提督「(その甲斐もあってか、今ではみんなと仲良しだ)」

提督「(だか、俺はある問題に直面してしまった・・・)」





提督「(そう、艦娘の性欲についてだ)」




提督「(これほど難しい問題はない)」

提督「(セックスほど奥が深く、そして難しいものはない)」

提督「(俺は今まで、家族以外を愛したことがないのだ)」

提督「(恋愛というのは、どんなことなのだろうか?)」

提督「(俺自身がわからないため、人に教えることができない)」

提督「(・・・・・・)」

提督「(だが、セックスをした経験はある)」

提督「(高校生のときに女友達と2度)」

提督「(その場の雰囲気というか、成り行きと言うか・・・)」

提督「(あのときは経験がなく、セックスにとても魅力を感じていた)」

提督「(本やパソコンでしか知識や光景を目にしたことがなく)」

提督「(一体どんな快楽が俺を待っているのだろうと、気分が高揚していた)」





提督「(だか・・・残酷なものだった・・・・・・)」




提督「(・・・あまり思い出したくはないが)」

提督「(あれは・・・あの子の家に遊びに行って、つい勢いですることになってしまい・・・)」

提督「(最初は軽いキスから始まり、徐々に深いキスをして)」

提督「(ここでは勃ったんだ、ムクムクと)」

提督「(そして俺は自分の手を相手の背中や臀部付近に持っていき)」

提督「(優しく撫でた)」

提督「(相手をベッドに静かに寝かせ、少しずつ衣服や下着を脱がせた)」

提督「(だが、ここで問題点が1つ)」





提督「(いつの間にか息子はシナッていて、全く興奮できなかったのだ)」




提督「(脱衣という行為、そして下着という存在に対して)」

提督「(全く魅力が感じられなかったのだ)」

提督「(全裸になったあの子は、上も下も丸見えだ)」

提督「(胸は・・・Cというところだっただろうか?)」

提督「(下の毛は手入れされており、とても綺麗だった)」

提督「(だが興奮しない)」

提督「(俺の好みのロングヘアー、そして綺麗な顔立ち)」

提督「(なのに・・・何故だ・・・何故・・・・・・)」

提督「(そして再度軽いキスをした後に、耳から首筋あたりを唇でなぞった)」

提督「(あまり唾液で汚しては、ベタベタして不快になるのではないかと思い)」

提督「(アクマで感覚を入力する程度にした)」

提督「(嬉しいことに、あの子は感じてくれているみたいだった)」

提督「(演技だったかもしれないが・・・)」

提督「(そして胸部に手をつけた)」

提督「(優しく、包み込むように胸のまわりを薬指と小指、示指で触る)」

提督「(良い感じにほぐしたところで、今度は乳頭を責める)」

提督「(少しの間だけ円を描くように撫で、そして口で咥えた)」

提督「(乳輪と乳頭、全体を唾液でヌルヌルにして、舌先だけで乳頭をチロチロと責めた)」

提督「(最初は優しく、徐々に激しく)」

提督「(・・・一生懸命になっていて気づかなかったが)」





提督「(まだ勃っていなかった)」




提督「(体幹、大腿内側を手の甲で滑らすように撫で)」

提督「(そして遂に下に到達する)」

提督「(実際に自分の目で見るのは初めての形)」

提督「(触ってみる)」

提督「(湿っている)」

提督「(ニオイはしなかった)」

提督「(・・・ニオイがしなかったのは、今となってはラッキーだったが)」

提督「(それを見た感想は、ふーん・・・ただそれだけ)」





提督「(恐ろしいほどに興奮しない)」




提督「(ゆっくりと中に指を入れてみる)」

提督「(ヌルヌルとしていて、上の方が凸凹していた)」

提督「(横や下の方はツルツルしている)」

提督「(奥には小さい突起があり、ポルチオだと思われた)」

提督「(だが、そこを触るとあの子は痛いと言ったため)」

提督「(俺はGスポットとクリトリスを責めることにした)」

提督「(若干速めに指を動かし、中を掻き乱す)」

提督「(クチュクチュと音がして、あの子は気持ちよさそうに体をくねらせる)」

提督「(途中で膣全体を撫でるようにイジったり、変則的に触ってあげた)」

提督「(そしてクリトリスを一舐めして、母指球で擦ってやった)」

提督「(そうこうしているうちに、あの子は果ててしまった)」





提督「(俺を残して・・・)」




提督「(あの子も初めてだったらしく、俺に対してのご奉仕は無しだった)」

提督「(歯で亀頭を傷つけられても困るし、そのときは俺が全サービスを提供してあげた)」

提督「(そして最終任務、挿入・・・)」

提督「(さて、始めますか)」

提督「(だが、とんでもないことを忘れている気がする)」

提督「(コンドームがない? あぁ、ないよ)」

提督「(でもそんなことはどうでも良い)」





提督「(勃っていないんだ・・・)」




提督「(これはいかん! 早く元気にさせなければ!)」

提督「(でもダメ)」

提督「(よし! エロいことを考えよう! 早く早く・・・!)」

提督「(でもダメ)」

提督「(焦れば焦るほどダメだった)」

提督「(無理やり刺激を加えて難を逃れたが)」

提督「(挿入時にあることに気がついた)」





提督「(皮が引っ張られて痛い!)」




提督「(あの子も痛がっていたが、こっちも痛かった!)」

提督「(どんなに濡らしても痛い)」

提督「(我慢して奥まで挿入し、あの子の膜が破れる)」

提督「(憧れていた奥まで挿入、というのをやってみたかったが)」

提督「(できなかった)」

提督「(俺が下手糞なのかもしれなかったが)」





提督「(巨根過ぎるというのも、全く使い物にならないのだ)」




提督「(その後は大して気持ち良くもなく、途中で中折れを起こし)」

提督「(挙句の果てにはフィニッシュができず、自分でシゴいて終了させた)」

提督「(これが俺の初めて)」

提督「(・・・・・・)」

提督「(・・・嫌な結果になってしまったのは事実だが)」

提督「(認めたくなかったのかもしれない)」

提督「(それからは風俗にも行った)」

提督「(だがダメだった・・・)」

提督「(そして完成された俺は、ただ機械的に作業をするマシーンになってしまった)」





提督「(俺はセックスが苦痛になってしまった・・・)」




提督「ふむ・・・金剛の淹れる紅茶は上手いな」ズズ

提督「心が落ち着く・・・毎度ありがとうな」ニコ

金剛「そう言ってくれると嬉しいデース! テイトクのためなら毎日淹れてあげるネー!」

提督「はは、それは嬉しいな」

金剛「・・・テイトク」

提督「ん?」

金剛「その・・・あの・・・///」

提督「・・・・・・」

金剛「あれ・・・してほしいなぁって・・・///」モジモジ

提督「・・・わかった、こっちにおいで」スッ

金剛「んっ・・・///」

提督「」ナデナデ

金剛「ん・・・やっぱり落ち着くデース」

提督「金剛の髪、とても綺麗だな」サラ

金剛「手入れは毎日欠かさないネー」

提督「実に女性らしいな」

提督「よしよし」ナデナデ

金剛「えへへー・・・///」

提督「・・・・・・」

提督「(金剛はたまにこうやって甘えてくる)」

提督「(まだ今は頭を撫でてあげる程度で満足してくれているが)」

提督「(いつ成り行きで・・・ということになるか)」

提督「(それが怖くて堪らない)」

提督「(・・・いや、自意識過剰だろうか?)」

提督「(それに、金剛はそんな軽い娘じゃない)」

提督「(金剛を・・・艦娘を信じよう)」

提督「(・・・・・・)」

提督「(そんな日々を過ごしていたある日)」





提督「(うちに島風が来た)」




ふぅ・・・

提督「(彼女はいつも明るく、そして元気な艦娘だった)」

提督「(見ているだけで癒される)」

提督「(だが、1つ気がかりなことがあった)」

提督「(島風は、多くの時間を1人で過ごしていたのだ)」

島風「・・・・・・」

島風「お空、青いなぁ・・・」

島風「・・・・・・」

島風「・・・・・・・・・」





提督「・・・・・・」




提督「島風」

島風「・・・? 提督?」

島風「どうしたんですか?」

提督「・・・・・・」

提督「・・・俺と一緒に」

提督「かけっこしようか?」

島風「!」パァー

島風「うん! するするぅーっ!」

提督「あはは! 待て待てぇーっ!」

島風「提督ぅーっ! こっちこっち!」

提督「島風は速いなぁー!」

島風「えへへー!」

春雨「・・・・・・」

提督「(それからは、実に多くの時間を島風と過ごした)」

提督「(島風も楽しんでくれて、そして俺も楽しんだ)」

提督「(本当に楽しかった)」

提督「(島風のプロトタイプという天津風にも頼んで、島風との交流もさせた)」

提督「(面倒見の良い天津風のおかげか、島風にも友達が増えたようだ)」

提督「(今では島風が秘書艦、俺に懐いてくれている)」

提督「(そんなある日)」





提督「(島風が1人遊びしている場面を目撃してしまった)」




島風「」キョロキョロ

島風「」モゾ

島風「んっ・・・///」ビク

島風「はぁ・・・はぁ・・・///」ゴソゴソ

島風「お、お股擦ると・・・気持ち良い・・・///」サワサワ

島風「あっ・・・///」ビクン





提督「」ガンミ




提督「・・・おいおい」

提督「何故だ・・・何故・・・・・・」





提督「俺はこんなに興奮しているんだ・・・・・・」ビキビキ




提督「(今まで性的魅力を感じていなかった艦娘)」

提督「(動画や画像でしか反応しなかった俺が)」

提督「(今、最高に興奮している)」

提督「(島風の全てが愛おしい、とても魅力的だ)」

提督「(可愛い顔、元気な性格、開放的な服、未発達な胸)」

提督「(透き通るような綺麗な長髪、スラリと伸びた脚)」

提督「(疑似ロリでは誤魔化すことができない、確かな幼さ)」





提督「(全てが完璧だった)」




提督「・・・・・・」

提督「」ガチャ

島風「えっ!?///」ビク

提督「島風・・・」

島風「て、提督!? な、なにかな?」アセアセ

提督「隠す必要はない」

提督「どうして陰部なんか擦っていたんだ?」

島風「ふぇっ!? え、えーと・・・///」

島風「(あれ? どうして私、恥ずかしいだなんて思ったんだろう・・・?)」

提督「(むふふ・・・)」

島風「あの・・・その・・・」

提督「・・・・・・」

島風「・・・なんかね、お股擦ると気持ち良くって」

島風「やめられなくって・・・でも、なんでかわからなくって・・・」

島風「ねぇ、提督・・・私って、病気なのかな?」

島風「これって、いけないことなのかな・・・?」

提督「そんなことはない」ビキビキ

提督「いけないことなんかじゃないさ」

提督「寧ろ、島風が健康である証だ」

提督「人間の3大欲求、そのうちの1つさ」

島風「さんだいよっきゅう・・・?」

提督「あぁ、自然なことだよ」

提督「島風は今、性欲処理をしていただけなんだ」

島風「せい・・・よく・・・?」

提督「そうだ、実に大切なことだよ」

提督「どれ・・・俺にお股を見せてごらん」スッ

島風「あっ・・・///」ゾク

提督「ふふ・・・随分と濡れているね」サワ

提督「(美しい・・・毛が生えていないじゃないか)」ビキビキ

島風「て、提督! そんなところ触ったら汚いよ!///」

提督「島風に汚いところなんてないさ」

提督「・・・・・・」

提督「」ジー

提督「」ヌルヌル

提督「」ペロ

島風「!?」

島風「お、美味しくないよ!?」

提督「(・・・甘い、甘過ぎる)」

春雨「・・・・・・」

提督「島風、俺に任せてくれ」

提督「島風はお股がムズムズしているんだろう?」

島風「う、うん・・・///」

提督「気持ち良くしてやるからな」

提督「大丈夫、優しくしてあげよう・・・」クチュ

島風「ひゃうっ!?///」ビク

島風「あっ・・・おぅっ!///」ビク

提督「島風、どんな気持ちだ?」クチュクチュ

島風「はっ・・・な・・・んか・・・ふわって・・・する・・・んっ!///」ビクン

提督「そうかそうか、それは良かった」クチュクチュ

提督「(あぁ・・・あぁ・・・! なんて愛おしいんだ!)」

提督「(なんて島風は可愛いんだ・・・!)」

提督「(楽しい・・・最高に興奮する・・・! 幸せだ・・・!)」ビキビキ

島風「あっ・・・ダメ・・・! なんか・・・きちゃいそう・・・っ!///」ゾワゾワ

提督「良いぞ、そのままでいてくれ」

提督「楽になるからな、だからイッてしまえ」クリッ

島風「あっ・・・あんっ・・・んぁっ・・・!///」ゾクゾク

島風「んんんんんんんーーーーーっ!!///」ビクンビクン

島風「はぁ・・・はぁ・・・///」クタ

提督「・・・ふふ、どうだ? 気持ち良いだろう?」ヌチャ

島風「う、うん・・・///」トローン

提督「・・・・・・」





提督「(うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!)」ブババババババーーーーーー!!!




提督「ふぅ・・・」

提督「・・・どれどれ、島風」

提督「次はもっと気持ち良いことを教えてあげよう・・・」カチャカチャ  ジィー

島風「・・・?///」

提督「」ズーイズイ

島風「!?///」

島風「て、提督のおちんちん・・・なんでそんなに大きくなっているの・・・?///」ジー

提督「それはね、俺が島風のことが大好きだからさ」ビキビキ

島風「えっ!?///」

提督「好きな娘のことを思うと、男の人は誰でもこうなっちゃうんだ」ビキビキ

島風「そ、そうなの・・・? 嬉しいなぁ・・・///」

春雨「・・・・・・」

提督「(ぐふ・・・ぐふふふふ・・・・・・)」ニヤニヤ

提督「(島風のツルツルあぺちょ・・・なんて美しいんだ・・・!)」

提督「(美味しそうな形だ・・・ひひひひひ・・・!)」ビキビキ















憲兵「・・・・・・」




提督島風「あ」

憲兵「・・・・・・」

提督「・・・・・・」

憲兵「」チラ

島風「///」

憲兵「・・・・・・」

提督「・・・・・・」

提督「・・・・・・・・・」





提督「駆逐艦は可愛いって、はっきりわかんだね☆」




















  \
:::::  \            提督の両腕に冷たい鉄の輪がはめられた
\:::::  \

 \::::: _ヽ __   _     外界との連絡を断ち切る契約の印だ。
  ヽ/,  /_ ヽ/、 ヽ_
   // /<  __) l -,|__) > 「憲兵さん・・・、俺、どうして・・・
   || | <  __)_ゝJ_)_>    こんな性癖に・・・なっちゃったのかな?」
\ ||.| <  ___)_(_)_ >
  \| |  <____ノ_(_)_ )   とめどなく大粒の涙がこぼれ落ち
   ヾヽニニ/ー--'/        震える彼の掌を濡らした。

    |_|_t_|_♀__|
      9   ∂        「駆逐艦は可愛いからね、仕方ないね」
       6  ∂
       (9_∂          提督は声をあげて射精した。










終わり



このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月03日 (水) 23:25:08   ID: 9ioZfEwS

大丈夫、後任の提督が立派に引き継いでくれるさ

2 :  SS好きの774さん   2015年06月04日 (木) 02:34:29   ID: SVF-oNaU

春雨の伏線回収しろよwwww

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