鋼牙「ここはどこだ?」 (4)

牙狼×戦国乙女のssです。お手柔らかにお願いします
                                                              鋼牙「......」
                                      ??「鋼牙、しっかりしろ!」
                              鋼牙「うっ......」
                                    ??「気がついたみたいだな」
                              鋼牙「ザルバ、ここはどこだ?」
                             ザルバ「わからねぇ、ホラーと闘ってたところまでは覚えてるがその先はまったく記憶にない」
                      鋼牙「そうか、とりあえずここが何処なのかを知る必要があるな。あのホラーと闘った場所ではないか」
                                           ザルバ「とりあえず町を探そうぜ、この先に人間の気を感じる」
                                          ?町?
                                   町の人達「」ヒソヒソザワザワ
                                 鋼牙「ザルバ、なんでここの人間達は着物なんか着てるんだ?」
                                     ザルバ「なんかのアトラクションなんじゃねぇのか?前にテレビでやってたぞ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433225442

鋼牙「おい、そこのお前!」

町の人1「は、はいぃ!?」

鋼牙「ここは何処だ?今は何年だ?」

町の人1「え.....こ、ここは.....」

鋼牙「答えろ!」

町の人1「ひいぃぃ!お助けえぇぇぇぇ!!」ダダダダッ

ザルバ「鋼牙、あれじゃ誰だって逃げちまうぞ?」

鋼牙「(´・ω・`)」

ザルバ「そんな顔するな、次はちゃんとやれよ?」

鋼牙「おい、一つ聞きたいことがある」

??「どうかしましたか?」

鋼牙「ここは何処だ?」

??「ここは京の都です」

鋼牙「京の都?するとここは京都か....今は何年だ?」

??「年?年とはなんですか?」

鋼牙「おいザルバ、ここのアトラクションはリアルすぎないか?」ヒソヒソ

ザルバ「確かに、リアルすぎて妙な頑丈がするぜ」ヒソヒソ
 
??「あの、どうかしましたか?」

鋼牙「いや、なんでもない。それより出口はどこにあるか知らないか?」

??「は?出口?」

鋼牙「アトラクションに出口は付き物だろ、教えてくれ」

??「何を言っているのですか?アトラクション?南蛮の品か何かですか?」

鋼牙「貴様、いつまでもふざけたまねを.....」

町の人2「キャー!!」 

鋼牙&??「!?」

町の人3「逃げろー!またあいつらが来たぞー!!」

町の人達「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

鋼牙「ホラーか!?」チャキ

ザルバ「いや、そんな気配はしない。それに人間の気も感じない」

鋼牙「なんだと?」

仮面の武者達「......」

ザルバ「おそらく、あいつらは死んだ人間だ」

鋼牙「つまりはゾンビというわけか」構え

??「何をなさるおつもりで?!」

鋼牙「逃げろ、死にたくなかったらな」

??「死ぬ覚悟など、私は....」

鋼牙「行け!!」

??「っ!?」タタッ

ザルバ「鋼牙、いいのか?相手はホラーじゃないぞ?」

鋼牙「守りし者なら、相手がホラーでなくても....切る!」

鋼牙「はあぁぁぁぁぁぁ!!」

仮面の武者達「オォォォォォォ!」

鋼牙「ふん!はぁっ!!」キンキン

仮面の武者1「グフッ....」

鋼牙「でやぁっ!」マワシゲリ

仮面の武者2「ガハッ.....」ボキッ

鋼牙「うおぉぉぉぉぉぉ!」ザシュザシュ

仮面の武者3&4「ク....ソッ....」

鋼牙「これで終わりだ!」グサッ

仮面の武者5「オノレ.....コノ恨ミ....決シテ忘レヌゾ.....」ドサッ

鋼牙「......」チャキン

??「その剣さばき.....この目で見させていただきました」

鋼牙「貴様、見ていたのか」 

??「申し訳ない、貴殿の力を見ておきたく.....」

鋼牙「名前は....」

マサムネ「私は伊達マサムネ、剣の道を極めるため修行の旅をしております。」

鋼牙「俺は冴島鋼牙だ」

マサムネ「鋼牙殿、私を弟子にしてください!」土下座

鋼牙「断る」

マサムネ「何故です!」

鋼牙「興味がないからだ、さっさと出口を探して俺は帰る」

マサムネ「鋼牙殿、私は強くなりたいのです!この右目を失った時から私は弱さを知り強くなりたいと決心したのです!!」

鋼牙「ならば、俺の質問に答えろ....」

マサムネ「質問....?」

鋼牙「お前には守りたい者はいるか?」

マサムネ「守りたい者.....」

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