【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】 (1000)

このスレはマブラヴシリーズ及び、咲 -saki-とのクロスオーバーです。

幾つかの注意点があります。



・京太郎が主人公のssになります

・死にます。死にまくります。

・このssはループを前提にしています

・所謂、強くてニューゲームを繰り返して強くなっていく方式です

・ヒロインも死にます

・京ちゃんも死にます

・初期ステータスで衛士適性が低い場合、最初は衛士以外の道を選ぶ必要も出てきます

・場所や年代によっては武やユウヤ等のマブラヴ主人公勢との共闘もあります

・明確なクリア目標は特にありませんが、桜花作戦成功を当面の目標として掲げます

・そろそろタイトルコールのヒロインがいなくなってまう……(緊急事態)



以上の点に耐えられる方は奮ってご参加ください。




《1周目》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422933251/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425450438/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426209928/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427296972/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430057812/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432309005/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433007786

──安価への参加に際してのお願い──


・安価の連取りは禁止、強制的に下にズラします

・安価の連投は禁止、ただし5分以上の間隔がある場合は可とします

・加速、雑談等を行った場合、そのレスから5分経過後の安価取りは有効とします。

・コンマ判定の連取りは2回までは可とします

・ただし、連続するコンマ判定時の連取り、つまり連投は無効とします。

・安価の内容を荒らしや不適切と判断した場合、その真意に限らず解釈の変更、若しくは下へズラします

・度々、[ピーーー]ぇ!発言をしてますが、安価ではなくコンマで殺しにいくつもりなので、ルーザーは無視する方針です。

・ルールに不備、追加する必要が出れば随時変更、追加していきます。

あれれ、いつもと違う端末でやってるから色々ミスってるよ


《1周目》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423925779/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424332386/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424874113/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425141000/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427296972/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430057812/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432309005/)


 ゾ み ど
 ロ ん う
 目 な せ
 に
 な
 る


激しく間違えた。

あなたはそこにいますか?

8/11 【朝】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
5.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

↓3 誰と話しますか?

1.福路美穂子
2.弘世菫
3.宮永照
4.高鴨穏乃
5.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子

淡「ふぁ、んーふぁほー(あ、キョータロー)」モグモグ

京太郎「…………何食ってんだ?」

淡「ひふぉふぃひ(ピロシキ)」モグモグ

京太郎「喰うか喋るかどっちかにしろ」

淡「んっ……キョータローも食べる?」

京太郎「食べさしを差し出されてもな……」



↓3 内容自由安価

京太郎「まあ、せっかくの好意だし遠慮なく貰うかな」

淡「ん、少しだけだよ?」

京太郎「と、その前に、お前大分口元が汚れてるな……」

淡「ん?」

京太郎「ちょっとじっとしてろよ?」

淡「んー……ちょっと!子供っぽいから止めてよ!」

京太郎「動くな、せっかく可愛い顔なんだから綺麗にしないとな」

淡「かわっ……!?な、なんだよ!キョータローのくせにナマイキだぞ!」

京太郎「生意気も何も俺は上官だからな、まぁ素直に受け取っとけよ」

淡「ぐぬぬ……でも、あんまり似合わないね」

京太郎「なに?」

淡「キョータローって案外初心だからね、キザっぽい台詞って似合わないよ?」

京太郎「うるせー……」モグッ

淡「関節キスだね……」ボソッ

京太郎「ぐふっ!げほっ、げほっ!?」

淡「ほらね」



↓3 内容自由安価

京太郎「そう言うお前も顔が赤くなってるじゃないか」

淡「別に赤くなってませんー!」イーッ!

《まず、サムズアップのような形を作って、人差し指を土台に顎を優しく親指で掴みます》

京太郎「ふむ……」

淡「え……?」

《そして手首をスナップさせるようにしてクイッと少しだけ持ち上げます》

淡「え、えっ?」

《ピロシキを口に含んだまま、唇と唇を接触させ、舌と一緒に押し込みます》

京太郎「んっ…………」

淡「んっ……んんーっ!?」

《そして、掃除するように舌を相手の口内で縦横無尽に舐め回します》

淡「んっ……ぷちゅ……あふぁぁぁ…………」

《これが飲食をしながらできるディープキスの流れです。
なお、誰も実際にやれとは言ってない》

京太郎(何っ……!?)

淡「あっ…………へ、うぅ……ええっ!?」

京太郎「あー……つい、悪ノリというか何というか……」

淡「うっ……うあああああああっ!?」パーンチ

京太郎「あぐっ!」スコーン

淡「バカバカバカバカ!キョータローのバアーッカ!!」ダダダーッシュ!!

京太郎「何故そんな事を指示した……」

《まさか本当にやるとは思わなんだ》

あれ、違われたのですか!?てっきりそう言う(口渡し)意味かと
わたくしめの想像力の欠如による失態ですな……

8/11 【昼】


↓3
×.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
5.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

誰か誘いますか?

↓3
1.一人でいく
2.誰か誘う(名前も併記)

美穂子「…………」カチカチカターン

京太郎「あ、福路大尉。何してるんですか?」

美穂子「うん、不知火の改修機だから信用性は悪くないんだけど……
それでも雪風も試作機だから、万全に備えられるように立ち回りの検証とかね」

京太郎「なるほど……でも、あんまり根を詰めても空回りしちゃいますよ?」

美穂子「確かに、それも一理あるわね」

京太郎「気分転換にどこか行きませんか?」

美穂子「あら、デートのお誘い?」

京太郎「あんまりからかわないでください……そう言う解釈で間違い無いですけど」

美穂子「じゃあ、お言葉に甘えてさそわれようかしら」



↓3 どこへいきますか?
1.雑貨屋
2.レストラン
3.公園
4.映画館
5.バー
6.その他自由安価

美穂子「昼からお酒?」

京太郎「別に無理して酒を飲まなくても、軽食もありますし」

マスター「おや、いらっしゃい」

美穂子「知り合いなの?」

京太郎「前にここに来店したことがあるだけですよ」

マスター「こちらはいかが?」スピリタス

京太郎「それは断固として飲まないっ!」

美穂子「っ!?」ビクッ!

マスター「おや、残念」フフッ



↓3 自由安価

京太郎「何かランチに向いている軽食を、2つ」

マスター「はい、かしこまりました……」

美穂子「最近、どうかしら?」

京太郎「そうですね、指揮する側に回るのが初めてでてんやわんやしてますが、充実してますよ
何としても、全員無事に生還して雪風を日本に持ち帰るために、って」

美穂子「そうじゃなくて」

京太郎「?」

美穂子「コッチのことよ」

京太郎「コッチって……知ってのとおり妻は日本にいますし……」

美穂子「色んな女の子を取っ替え引っ替えで侍らしてるって聞いたわよ?」

京太郎「げふん、げふんっ!」

美穂子「英雄色好むって本当なのねー」

京太郎「違います!誤解です、悪意のある噂です!」

美穂子「火のないところに煙は立たないのよ?」

京太郎「だーかーらー!」



↓3 自由安価

京太郎「だいいち、俺は妻所帯なんですよ?」

美穂子「二人も奥さん貰ってたらあんまり説得力無いわよねー」

京太郎「んぐっ……」

美穂子「それに、風の噂だけど…………
須賀くん、そう言う行為をするためのお道具を持ってるそうじゃない?
やっぱり距離が遠くなると抑えられなくなるのかな、って」

京太郎「だから、違いますって!
伸縮性が良くて、いざって時は水筒代わりに使えるから持ってるだけですし……」

美穂子「ぷっ……うふふ、まるで経験のない男の子の言い訳みたいに聞こえるわよ?」

《完全に美穂子さんの手のひらの上だな》

京太郎(ぐぬぬ……)

《言い返してみようとか思わないわけ?》

京太郎「そ、そう言う福路大尉はどうなんですか?」

美穂子「私?」キョトン

京太郎「ええ、福路大尉こそそう言う浮いた噂の一つくらい有るんじゃないですか?」

美穂子「私はそう言う話に縁が無いわねー」

京太郎「…………」

美穂子「須賀くんとのあの日以来は、ね」

京太郎「あがっ!」

美穂子「あはは、須賀くんの反応って一々おもしろいわね……うふふふ」

京太郎「…………第一、大尉は何したいんですか?」

美穂子「どういう意味かしら?」

京太郎「つまり、その、あの日の事ですよ。
どうしてあんな事を……」

美穂子「聞きたいの?」

京太郎「俺は真剣に聞いてるんです!」

美穂子「どっちも私の本心よ。
須賀くんが独りで突き進んでしまうのも心配だったし、特にあの時は…………
なんて言えばいいのかしら、どこか遠くに消えてしまいそうな予感がしたのよ」

京太郎「だからって、なんであんな事を……」

美穂子「…………さっきから遠まわしに言ってるけど、何を隠す必要があるの?
あの日のセックスのことでしょ?」

京太郎「だっ……!?」

美穂子「今更、お互いにそんな言葉で恥ずかしがる年頃でも無いでしょうに?」

京太郎「が、ぐっ……は、はぐらかさないでください!」

美穂子「単純よ、女として須賀くんを求めたから。
それだけ」

京太郎「それだけって!」

美穂子「一つ聞いて良い?」

京太郎「……………何ですか?」

美穂子「あなたとセックスして何が悪いのかしら?」

京太郎「な、何がって…………つまり、俺には妻がいるんですよ!?
不倫ですよ、そんなの誰だって解ることじゃないですか……!」

美穂子「つまり、道徳的にとか、倫理的に不味いって言いたいの?」

京太郎「そうですよ……」

美穂子「一言、言っていいかしら?」

京太郎「何です……?」

美穂子「馬鹿じゃないの?」

京太郎「何が馬鹿だって言うんです……貞操観念の何が悪いって言うんです?」

美穂子「あなたにそう言うことは言われたく無いわね。
だいいち、あなたは妻だって原村さんと東横さんの事を呼んでるけど、世間的にはどうなのかしら?」

京太郎「…………」

美穂子「どちらとも、籍を入れてないんでしょ?」

京太郎「そりゃあ、そうですけど…………」

美穂子「あなたの事だから不平等になってしまうから嫌だって事なんでしょう?
つまり、原村さんも東横さんも、法的にはあなたの妻でも何でもない。
つまり、須賀くんが誰とセックスしようと、それは不倫にはならないわ」

京太郎「そ、そんなの詭弁じゃないですか!
論点をすり替えても、浮気に違いは無いじゃないですよ!」

美穂子「貞操観念がしっかりしてるのは美徳かもしれないけど、そう言いながらあなたは何人と関係をはじめとする持ったのかしら?
私が、知らないとでも?」

京太郎「ぐっ……」

美穂子「矛盾してるわよね。
あなたは結局迫られて、抗う力もあるのに受け入れてしまってる。
それなのに、今更貞操観念がとか、倫理的にどうだとかいいだしてもただのお笑い草よ?」

京太郎「………………」

美穂子「人間の性って言うのはね、単純であって複雑なのよ。
本来、結婚だなんだって法律で縛る物では無いわ。
求めるから迫る、言ってしまえばそれだけよ」

京太郎「あなたは、それで良いんですか…………」

美穂子「女として須賀くんという男を求める。
確かに負い目は感じるけど、男女って言うのはそれをふまえて情愛を更に深めていく物なのよ。
言うでしょ、障害がある方が恋は燃えるって?」

京太郎「………………」

美穂子「何度でも言うわ、あなたが貞操とか持ち出すのは酷く滑稽。
そして、私はただ女としてあなたを求める。
…………わかってると思うけど、私だけじゃないわよ?」

尻切れ蜻蛉だけどまだ書きたい事があるからまた今度。

これはキャップに贔屓って言うより京太郎のあやふやな立位置へ言及する役割で一番適切そうだった、というだけです。
かつての上司で年上、今でも部下といえども殆ど対等の関係はキャップだけなので。

それでは、おやすみなさい。

そろそろ続きをやろうかなって。

ss書きが波乱に巻き込まれるって本当ね。
昨日は帰宅途中にチャリに乗ってたら横から出てきた車に前輪を潰されたよ。
ガソリンスタンドの前で一時停止してたから良かったけど漕いでたら道路に投げ出されてたよ。

で、誰かいますかね?

京太郎(いや……余りに福路大尉の物言いは一方的過ぎる。
だってさ、客観的に考えてみろよ?)

《すると、どうなる?》

京太郎(俺、むしろ被害者だよね?)

《ザッツ・ライト》

京太郎(何、抵抗しなかったら全部俺のせいになるわけ?
女だったらレイプにあったら全面的に被害者なのに、男だったらレイプされた上で責任取れって?
可笑しいだろ、それ!)

《今までそう言って抵抗も反論もしてこなかったお前もお前だけどなー》



↓3
1.言い返す
2.ヤケ酒
3.その他自由安価

京太郎「だいたい、さっきから黙って聞いていれば…………」ングング

美穂子「須賀くん……?」

京太郎「まるで俺が全部悪いみたいに……そんなに俺が悪いですか?!」

美穂子「え、えっと……ちょっと落ち着いた方が……」

京太郎「そもそも、そっちが襲ったんですよ!
それで、こっちが気が動転してるのを良いことに……」グビグビ

美穂子「いや、その……私も悪いとは思ってるけど……」

京太郎「対応が悪いからって何で俺のせいになるんです……
悪いのは加害者であって被害者じゃ無いでしょうに」フィー...

美穂子「ご、ごめんなさい、ちょっと言い過ぎちゃったわ……」

京太郎「ちょっとおぉ~っ?!」テーブルドン!

美穂子「きゃっ!?」ビクン!

京太郎「らいたい、せっくすってーのはお互いのごーいに基づくモノでしょー?
俺、合意してないれっすよぉ?
しかも、あまつさえ開き直って責任を転嫁するってどーゆーことれくかねぇ!!」

美穂子「ううっ……」

京太郎「聞いてまふかぁ~?」ウィー



↓1
01~49 何も無し
50~79 小さな抵抗
80~98 抵抗
ゾロ目 京太郎「年上になんか負けないっ!」キリッ!

京太郎「俺らってねぇ!怖かったんれすよぉ…………うっうっうぅ…………」グスン

美穂子「ほ、本当にごめんなさい……」ヨシヨシ

京太郎「うぅ……」

美穂子「ひ、ひとまず今日のところは部屋に戻って落ち着きましょう!ね?」

京太郎「はい……」

《何もなくて良かったと思う反面、何もなくて残念と思う……》

8/11 【夜】


↓3
×.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
5.シミュレーター訓練
×.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

↓3まで多数決

1.京太郎単体
2.WB小隊

↓3
1.拠点防衛戦
2.ヴォールクデータ
3.無限湧きエンドレス(判定1回)
4.市街地戦

京太郎「そうそうあっては困るが、仮にBETAが市街地付近まで侵攻してきた際の対処方の熟知は必要になる。
今回は98年の帝都侵攻時のデータを元にした訓練で……」

淡「…………」

美穂子「…………」

京太郎「さ、さあ始めるぞ!」

菫「何かあったのか?」

穏乃「さあ?」

照「?」



↓1
01~29 市街地まで侵攻される
30~59 市街地手前で足止め
60~89 突撃級を砲撃
90~155 要撃級に斬撃
ゾロ目 要塞級を撃破
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56

穏乃「そう言えばさ」

京太郎「何だ?」

穏乃「大尉って多目的追加装甲ってあんまり装備しないよね」

京太郎「ああ、そうだな」

穏乃「何で?」

京太郎「何でって、ただウェイトになるだけで邪魔じゃないか」

穏乃「でも、要撃級の前腕を防いで攻撃したりとか……」

京太郎「そんなの長刀でもできる」カツンッ...ブゥンッ!

穏乃「いや、そうかもだけど……」

京太郎「日本国外の戦術機にも74式近接戦闘長刀に該当する武装はある。
有名なのは統一中華戦線の77式近接戦闘長刀だな。
だけど、それらの武装は関節に負担をかける上に扱いが難しいため、好んで使う衛士は案外少ない。
故に、短刀や多目的追加装甲を近接武器として使うケースが多くなる」

穏乃「短刀は解るけど、多目的追加装甲が?」

京太郎「日本の制式採用している92式多目的追加装甲には無いが、例えば統一中華戦線やソ連気なんかは多目的追加装甲にスパイクが付いていて、それをBETAに突き刺すなんて使い方をするらしい。
さらに言えばリアクティブアーマーも十分にBETAを殺傷しえる」

穏乃「なるほど」

京太郎「まあ、でも日本語に『鍔迫り合い』なんて言葉があるくらい、長刀は攻防一体を為し得る兵装だ。
上手く扱えば多目的追加装甲はいらない」

穏乃「まあ、流石にそれは衛士個人によると思うけどね…………」



↓1
01~29 小型種が間を抜けるように市街地へ
30~59 戦車級を掃射
60~89 突撃級を背後から
90~155 光線級を仕留める
ゾロ目 重光線級狩りの時間だ
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56

京太郎「よっと……!」

菫「光線級がいる戦場でそんなに飛び跳ねるのは危険なのでは……?」

京太郎「光線級は他のBETAを巻き込まないからな、BETAの群に突っ込むように着地すれば大丈夫さ」

菫「はぁ……」

京太郎「それに、最悪レーザー蒸散塗膜装甲がある。
数秒程度の照射を受けても直ぐに墜ちる訳じゃない。
それでもできるだけ早く光線族種を蹴散らした方が良いのに変わりは無いけどな」

菫「ええ、光線族種さえいなければ幾らでも戦法は取り得ますからね」

京太郎「何よりミサイルの類が撃ち落とされるのが痛い。
幾ら相対的には戦術機が優位とは言え、流石に数の暴力には勝てないからな」

菫「………………」

京太郎「どうした?」

菫「須賀大尉の場合、数が圧倒的でも問題無いような気がして……」

京太郎「そんな事無いよ?!補給が無きゃ流石に詰むよ!」

菫「補給があれば問題ないのか…………」



↓1
01~29 撃ち漏らしが市街地へ
30~59 小型種掃討
60~89 大型種処理
90~155 防衛成功
ゾロ目 凄惨な光景
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56

京太郎「よし、市街地に侵入される前に食い止められたな」

穏乃「今日はなんかちゃんと衛士やった気分だったよ!」

淡「そうだね」

菫「で、結局一番の撃破スコアは須賀大尉と」

美穂子「確認する必要さえ無いわ」

照「うん」

京太郎「うん…………よし、それなりに練度も培われてきた……はず」



↓1 SP判定
01~31 SP+9
32~64 SP+10
65~98 SP+11
ゾロ目 SP+18

↓2 部隊練度判定
01~31 +15
32~64 +16
65~98 +17
ゾロ目 +30

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...160
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...126
・容姿...100
・運...100
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...59→89


SPを9入手したので自由に振り分けることができます


↓5 今日はここまでで。

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...160
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...126→130
・容姿...100
・運...100→105
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...89

もうすもうす、どなたかおられませんか?

8/12 【朝】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
5.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

↓3 会話する相手を選んでください

1.龍門渕透華
2.沢村智紀
3.末原恭子
4.フランク=ハイネマン
5.ヴィンセント=ローウェル

↓3 何をはなしますか?
1.黒潮のこと
2.副座ユニットのこと
3.雪風のこと
4.明日の戦闘のこと
5.その他(再安価)

京太郎「透華さん」

透華「あら、京太郎さん。どうなさいまして?」

京太郎「以前からお話のあった黒潮の副座ユニットについてお聴きしたいのですが……」

透華「ああ……」

京太郎「教えてもらいませんか?
一体、黒潮には……YF-23 ブラックウィドウには何が……?」

透華「生憎、実機はアラスカですから実演という訳にもいきませんしね……」



↓1
01~39 まだ
40~89 黒潮に搭載された異質なシステム
90~98 ?????
ゾロ目 同上

透華「盗聴の危険性もありますし……ここでは、どこに目や耳が潜んでるか解ったものではありませんわ」

京太郎「そうですか……解りました」

京太郎(つまり、逆に言えばそれだけ人の耳に入るのが憚れるモノってことか……)

透華「ただ、一つだけ言えることは」

京太郎「なんです?」

透華「BETA相手にはつゆほども役に立たない、とだけ」

京太郎「…………BETAには意味が無いですって?
それって、つまり……」

透華「今話せるのはその程度ですわ」

京太郎「…………」



↓3 他に話題、聞きたいことがあれば

京太郎「それとは別に、プライベートなことで質問があるんですが」

透華「何ですの?」

京太郎「今から言う事に、正直に答えてください」

透華「はぁ……」

京太郎「俺って、そんなに女性を何人も侍らしてるような軽薄な男に見えますかね?!」

透華「はい……?」

京太郎「所々でそんな噂を耳にするし、果ては部隊の仲間にまで……
透華さんはどう思いますか?」

透華「そ、そう言われましても……」

京太郎「正直に答えてください!」

透華「お、落ち着いてくださいまし!」

京太郎「あ、すみません……」

透華「京太郎さんの印象ですか……そうですわね……」



↓1
01~09 軽薄で軟派な男
10~39 女性と遊んでそう
40~69 頼りになる人
70~98 優しくて頼み事を断れない人
恋愛原子核(10)+好感度(8)……判定+18

透華「有り体に言えば……月並みですが優しい殿方、と言ったところでしょうか」

京太郎「なるほど」

《好印象だね》

透華「ですが」

京太郎「え?」

透華「その優しさが仇となって、頼まれ事などを断らず何でも引き受けてしまう所がありますわね」

京太郎「まあ、確かに……」

透華「つまり、悪く言えば優柔不断とでも言うべきですわね。
場の空気に流されて、自分の意見を通そうとせずにその場で繕った対応をしてしまう」

京太郎「…………」

透華「協調性があるとも言えなくはありませんが、全ての場において正しい在り方とも言えませんわね。
時によっては、その優しさが逆に人を傷つけることも」

京太郎「優しさが、人を傷つける……?」

透華「変な喩え話ですが、無抵抗の人を殴りつけて、抵抗も反論も拒否もされなかったら……
そして、その暴力という仕方なしに行っていたり、罪悪感を抱きながら行っていたら」

京太郎「……どういう意味です?」

透華「解りませんの?」

京太郎「すみません……」

透華「いずれ、自分自身で気づくべきことですわ」

京太郎「……それで、最初の質問の答えは?」

透華「女性を侍らしていると認識されているとしたら、京太郎さんの自業自得ですわ」

京太郎「え」

8/12 【昼】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
×.ハンガーへ行く(技術者との会話)
5.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

↓3
1.拠点防衛戦
2.ヴォールクデータ
3.無限湧きエンドレス(判定1回)
4.市街地戦

↓3まで多数決

1.京太郎単体
2.WB小隊

↓1
01~29 失敗
30~79 成功
80~119 大成功
120~141 超大成功
ゾロ目 超大成功
部隊練度(8)+オ??ィ?(20)+X-TDM(15)……判定+43

穏乃「うー……何か、今一だなぁ」

美穂子「スコア的には中隊規模の平均的なモノなんだけどね……」

淡「いつも見てるスコアが常識はずれだから物足りなくなっちゃってるね」

菫「主に須賀大尉のせいだな」 

照「うん、京ちゃんの責任」

京太郎「俺が何をしたっ!?」



↓1 SP判定
01~31 SP+3
32~64 SP+4
65~98 SP+5
ゾロ目 SP+6

↓2 部隊練度判定
01~31 +5
32~64 +6
65~98 +7
ゾロ目 +10

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...160
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...130
・容姿...100
・運...105
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...89→96


SPを3入手したので自由に振り分けることができます


↓3 はいな

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...160→163
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...130
・容姿...100
・運...105
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...96

8/12 【夜】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
×.ハンガーへ行く(技術者との会話)
×.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

選択肢出してる身でこういっちゃなんですが、指揮官と今更何か会話しても意味ないですよ……?


↓3

1.アルゴス試験小隊…イブラヒム=ドーゥル中尉
2.イーダル試験小隊…イェジー=サンダーク中尉
3.バオフェン試験小隊…呉大尉
4.行動選択再安価

では選択肢を残して今日はこれまで。
何かの進展を求めるならば前スレの最後の方を参照。


8/12 【夜】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
×.ハンガーへ行く(技術者との会話)
×.シミュレーター訓練
6.街を探索
×.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

ネリーに限らず紅の姉妹(+保護者)にも言えることですが、これらの他国軍所属者を連れ去りたい場合は混乱時を狙いましょう。
混乱時っていつさという方はTE原作を知る方にお知恵を借りましょう。
この時ならKIA、MIAが出たって可笑しくないよなというタイミングがありますので、攫っちゃった後に誰かにお願いして経歴とか書き換えてもらいましょうね。
実際、あんた死んだはずじゃ!?ってのがありましたし。

うん、こんな事書いちゃうからネリー贔屓だって言われちゃうのよね。
他の1000も消化しないと……toloveるな展開って、何?京ちゃんが胸に突撃したり股に挟まれればいいの?(←無知)

鷹嘴「ヴィンセント=ローウェル!
きさま!見ているなっ!」

ヴィンセント「!」


ネタが解った人には10点差し上げます。
見られてたら始めましょうか。

↓3
1.誰かと廻る
2.ネリー
3.情報収集
4.その他自由安価

ネリー「やっほ、キョータロ」

京太郎「ああ、ネリーか」

ネリー「……明日、キョータロ達も出るんでしょ?」

京太郎「ああ、西側の第3防衛ラインに配置された。
ここじゃ光線級も出てこないし、爆撃機やヘリを気にせず使えるのが強みだな」

ネリー「うん……」

京太郎「なんだ、心配してくれてるのか?」

ネリー「そりゃあ、ね」

京太郎「まあ、俺はどうせ司令室で指揮とるんだろうけどな」

ネリー「あれ、前に出ないの?」

京太郎「多分な。
って言うか、逆に出ても試験の邪魔になるだけだよ」

ネリー「ふーん……」

京太郎「ところで、お前はどこに出るんだ?」



↓1
01~29 アルゴス小隊の護衛
30~59 暴風小隊の護衛
60~98 WB小隊の護衛
ゾロ目 予備部隊

ネリー「キョータロ達の部隊の護衛だって」

京太郎「そっか、じゃあ精々ネリーにはウチのヤツらを護って貰わなきゃな」

ネリー「任せてよ、キョータロさえ出てこなければ試験部隊になんか出番なんて上げないんだから!」

京太郎「なんか引っかかる言い方だな、おい」

ネリー「でもさぁ、私たちって散々な役回りだよねぇ」

京太郎「おん?」

ネリー「今回の防衛任務はね、前回の大規模侵攻で大分戦車の数が減っちゃったから……
支援砲撃が少ない中、試験部隊の護衛もしなくちゃいけないって結構ハードだよね」

京太郎「補充は来ないのか?」

ネリー「ココ、陸の孤島だからね。
戦車や戦術機の補給なんて後回しになっちゃうんだよ」

京太郎「なるほど……」



↓3 自由安価

京太郎「この前の話だが……」

ネリー「!」

京太郎「もし、何か話したい事があるなら俺の部屋に来てくれないか?」

ネリー「でも、例え国連軍に貸し出してる部屋だとしてもきっと盗聴法とか仕掛けられてるよ……
私が摘発されるならともかく、キョータロまで巻き込まれるよ?」

京太郎「KGBか?
なーに、盗聴器の類なら問題ないさ」

ネリー「何で?」

京太郎「その手の処理には手慣れたパパがウチには付いてるからな」

ネリー「PAPA?何かの暗号?」

京太郎「そんなに深く考えなくて良い」

ネリー「?」

京太郎「どうぞ」

ネリー「お邪魔します……」


仮住まいというか、長居する予定も無いので部屋はわりと閑散としている。
家具も最初から備え付けられていたベッドや机、ラジオの類しか置いていない。


京太郎「まあ、何もないけどお茶くらいなら出せる。
もちろん、代用品だけどな」

ネリー「ありがと……」

京太郎「それで?」

ネリー「えっと、それでって?」

京太郎「お前は正直なところどうしたいんだ?」

ネリー「…………盗聴器、大丈夫なんだよね?」

京太郎「ああ、問題ない。
なんなら、ここに幾つか外した物が……」パラッ

ネリー「うわっ、こんなに…………」

京太郎「まあ、いざとなったら俺が責任とるから。で?」

ネリー「うん……その、なんて言うのかな?
私ってわりと昔から『祖国のため』とか『共産主義万歳』なんて空気に懐疑的だったんだよね」

京太郎「ソ連軍人としてはあるまじき態度だな」

ネリー「だってさ、そんな事を唱えたって状況は何も変わらないんだもん。
共産主義に賛同したからって、私達が生きてる内にモスクワやグルジアが奪還できるなんて思えないし。
いや、もしかしたら地球は……」

京太郎「いや、まあその先はおいおいな」

ネリー「あっ、うん。
だけどさ、東へ東へって追いつめられていって……
かつての東ドイツの人が西ドイツに亡命するのとは訳が違って、幾ら逃げ出したくたって、周りは海に囲まれてるしさ。
背中見せて逃げ出したって直ぐに追いつかれて墜とされるのが関の山だよね」

京太郎「西側諸国に逃げたって、状況は変わらないだろ?
精々、利用されるだけだとか思わないのか?」

ネリー「人として扱われるのと、捨て駒として殺されるんじゃ訳が違うよ。
だって、生まれたときからBETAと戦って死ぬ事が運命づけられていて、そこには何の未来も無い……
どうせ死ぬのが同じなら、せめて自由に本を読んだりだとか、好きな映画を観たり、盗聴器を気にせずに談笑したり出来るような環境の中で精一杯生きてから死にたいな、って」

京太郎「ん…………」

ネリー「本当にここから逃げ出せるだなんて、思っちゃいないよ。
ただ……ここより素晴らしい場所があって、もしかしたらそこへ行けるかもしれないって嘘でも信じ込まなきゃ……こんな地獄、生きてけないよ……」

京太郎「そっか…………」

ネリー「ねぇ、キョータロ」

京太郎「何だ?」

ネリー「キョータロの来た、ヤーパンってどんなところ?」

京太郎「そうだな……
まあ、米国や英国の猿真似だなんて言われる資本主義の国ではあるけど、政治体制がちょっと変わっててな」

今日は極々短くてすみません……
終わる前に一個判定を残してから。


↓1
01~39 パターン1
40~69 パターン2
70~98 イベント
ゾロ目 同上

残念、パンツを脱いで待機するにはまだ早いようだよチミ達。

では本当におやすみなさい。

ゲーム化とアニメ化の話を聞いて途中までしか読んでなかった柴犬を読み直そうと画策。
いやぁ、ドロドロしてていいですなぁ~
でも社会主義とか聞くとパラノイアを思い出しちゃう。


市民、あなたは幸福ですか?(そろそろ始めます)

ネリー「ねえ、キョータロ」

京太郎「ん?」

ネリー「この前の大規模侵攻でさ、仲間が死んじゃったんだ。
その子、同じ施設で育った間柄でさ、本当の姉妹みたいに仲良くしてたんだ。」

京太郎「…………」

ネリー「要撃級に殴られて、機体のフレームが曲がっちゃってイジェクトも出来なくて、戦車級に群がれて……
助けようにも、私も自分に向かってくるBETAの対処でいっぱいいっぱいで…………
それでね、見ちゃったんだ」

京太郎「何を?」

ネリー「BETAに、その子が喰われる瞬間を」

京太郎「っ!…………」

ネリー「その時はさ、薬や後催眠暗示があったから何とも思わなかったんだけど、後になってから怖くなっちゃって……
いつ、私があの子みたいにBETAに喰われちゃうのか解ったもんじゃないな、ってね」

京太郎「その、なんて言うか……」


安易な言葉では返せない。
BETAへの恐怖、覚悟できているつもりでも、まるで時折襲ってくる地震のように、その恐怖はふとした時にぶり返してくる。
特に、BETAの侵攻が日常茶飯事であるここでは尚更なのだろう。


ネリー「だから、なのかなぁ……」

京太郎「え?」

ネリー「ここから逃げ出したいって、キョータロに話しちゃった理由。
可笑しな話だよね、たとえどこに逃げたってBETAの脅威は変わらないのに……」

京太郎「ネリー……」



↓33
1.慰める
2.抱き締める
3.立ち尽くす
4.その他自由安価

たまげたなぁ(爆)
おわかりと思いますが↓3です。

気がつけば、俺はネリーを抱き締めていた。


ネリー「キョー、タロ……?」

京太郎「…………」ギュッ


そこに、下心は微塵も無かった。
ただ、目の前で恐怖に震えている一人の少女が見過ごせなかった。


京太郎「怖かったらさ、泣いても良いんだ」

ネリー「……え?」

京太郎「ソ連じゃどう教えてるのか知らないけど……別に、我慢する事なんか無い。
幸い、ここには盗聴器も無いし、人も俺しかいない。
誰も聞いてないんだ、正直にぶちまけちゃっても……許される」

ネリー「……ほんと?」

京太郎「ああ、本当だ」

ネリー「うっ……ひぅ……キョータロぉ!!」


そして、ネリーはさめざめと泣きあかした。
嗚咽混じりで、正直何を言ってるのか聞き取れなかったが、様々な愚痴や本音が滝のように吐露されていったのだろう。
もしかしたら、それはロシア語やグルジア語だったのかもしれない。
でもそれは、英語で取り繕ったモノじゃない、本当の本音だったという事なのだと信じたい。


ネリー「……もう少し、こうしてて良い?」

京太郎「ああ、好きなだけな」

ネリー「ありがと……」


それから、結構な時間を抱き締められたままじっとする羽目になった。
BDUは皺だらけになり、肩は真っ赤な爪痕が残ってしまった。


京太郎「………………」


俺は、どうすれば良いのだろうか?

お客さん来ちまったから席外すよ。
早く帰ってくれないかなぁ……

戻って来れたけど時間が無いので本当に少しだけですけど。

【2001年 8月13日 カムチャツカ基地 XFJ計画ハンガー】



皆を見送るつもりでハンガーへ訪れると、何故か強化装備を手渡された。


京太郎「何で?」

整備士「須賀大尉も出撃するんですよね?」

京太郎「えっ」

整備士「えっ」

《なにそれこわい》

京太郎「どうしてそんな話に?
俺、指揮所に入るつもりだったんだけど?」

整備士「だって、皆そう言ってましたからてっきり……」

京太郎「いや、まぁ福路大尉がいるから別に片方がいなくても問題が無いと言えば問題無いけど……」


黒潮はユーコン基地に置いてきたので、必然的に陽炎に搭乗する事になる。
それ自体は別に問題無いが……


京太郎(逆に、俺が出撃しても特に何の意味も無いんだよなぁ……)



↓3まで
1.出撃する(X-TDM評価↓)
2.出撃しない(X-TDM評価↑)

京太郎「何でそんな話になったのかは知らないが、俺は出ないぞ?」

整備士「そうですか……」


スガタイイ、デナイッテヨー
   マジカヨ!オオゾンジャネーカ!
       ローウェルシュニンニマタモッテカレター!!
ハッハッハ、カケハケイケンガモノヲイウノヨ!
      サスガシュニン、パネェッス!


京太郎「おい」

整備士「な、何です?」

京太郎「人を賭のダシに使ったのか!」

整備士「固いこと言わないでください、俺達も娯楽が少なくて……」

京太郎「…………せめて本人がいないところで精算しろよ」

明日にきちんと(壊される)プロットを作ってからやりたいと思います。
特に注意点はありませんが、あんま無茶な指示はしないように。
指示ゲーになるけど暁遥なり程は難しくならない……はず。

ではおやすみなさい。

Q.なぜ京太郎は人級BETAと呼ばれる程強いんですか
A.すべてはコンマ神の仕業。説得力を持たせるための設定(言い訳)としてはAIBOの仕業。いわば天然のぷr


人がいたら始めようかな?かな?





いるよー

照『WB1より各機へ、準備はできてる?』

菫『こちらWB2、問題無い』

淡『同じくWB3、大丈夫だよー』

穏乃『WB4も問題ありません!』


警報が発せられ、WB小隊の面々は即応体勢にて待機していた。


京太郎「…………」

美穂子「あの子たちが心配?」

京太郎「そりゃあ、ここからの立場で見るのは初めてですから」

美穂子「でも、あまり不安を表情に出しちゃ駄目よ?指揮官の弱気は、伝播しちゃうんだから」

京太郎「解ってます」


本当に不安を感じているのは自分ではなく、ディスプレイに投影されている4人なのだという事を。
4人の実力は把握しているし、信頼しているが……信頼しているからこそ、不安を感じるのだ。


《そんな気負うな、自分が助けに行ってやるくらいの余裕を持って臨んだ方が良い》

京太郎(そう言うもんか?)

《ただの経験談だ》


一つ、大きなため息をついてからもう一度大型ディスプレイを眺める。


京太郎「まぁ、殆どが艦砲射撃や戦車砲弾で片付く戦場だし……信じる方が吉、か」

美穂子「そ、大丈夫よ。あの子達なら」

京太郎「…………」


そうして、WB小隊の四人の衛士はソ連の底冷えるような寒空の下、戦地へと飛び出した──

『振動波、急速に増大!波形パターンネガティヴ!!』

『ソノヴイに感ありっ!音紋照合ネガティヴ!』

『コード991発令!繰り返す、コード991発令!!』

京太郎「来たか……っ!」


何度聞いても、この不快な音には慣れそうにも無い。
コード991……お客さんの来訪を告げる、地獄のインターホン。
その音と同じくして、あたりに怒号が、通信が荒波の如く駆け回った。


『BETA群距離4000……なおも接近中』

『艦砲射撃、爆雷攻撃を開始』


次々と飛び交う情報を耳に挟みながら、京太郎は冷静に分析していた。


京太郎(そろそろ支援砲撃が始まる……
つまり、この砲撃であぶれた連中を戦術機で相手する訳だが……)


そして、一つの懸念を抱く


京太郎(気がかりなのは、ネリーの言っていた先月の大侵攻の影響。
あれで、戦車部隊にも損害が出たというが……支障が出ない程度には回復してるんだろうな?)


そして、聞きたくない言葉が耳を貫いた……


唯依「砲撃が……薄い……?!」

京太郎「え……!?」


急いで頭上の大型ディスプレイに目を移すと、中央で固まったまま展開の遅い戦車部隊の配置状況が目に入った。

美穂子「どういう事……?」

京太郎「現場でのトラブルか、指揮系統の乱れか、連携訓練不足か……
色々考えられますけど、数が足りない上に展開が間に合わず、支援砲撃の火力不足に陥ってる!」


戦術機が対BETA戦において、いかに優れた兵器とはいえ、その真価を発揮するのは支援砲撃による援護があっての物だ。
消耗の激しい兵器である戦術機は、支援砲撃による数減らしが必要不可欠なのだ。

周りを見ると、アルゴス試験小隊や暴風試験小隊の指揮官たちも支援砲撃強化の申請をはかっているが、聞き入れられている様子は無い。


京太郎「これは……謀られている?」

美穂子「え……?」


京太郎の頭の中で、様々なピースが入り乱れる。
レールガンのこと、ネリーの話していた先月の大侵攻の話、父の警告など……
それらが交錯し、一つの推測が生まれた。


京太郎「お膳立て……か」

美穂子「お膳立て?何の?」

京太郎「レールガンの見せ場を作るための、だと思いますけど」

美穂子「レールガンってアルゴスの……なんでそんな事をソ連がここまでして?」

京太郎「ここで戦車や戦術機を使い潰してもそれに見合うお釣りが帰ってくると踏んでいるんですよ、やっこさんは……」


だとしたら、ここは……


京太郎「ウチも、利用させてもらいましょうか」

照『WB1からCP、支援砲撃の数が足りていない。増援を求む』

CP「CP了解、現在増援の要請をしている」

京太郎「まぁ、無理だろうな」

CP「え……?」

京太郎「例え、残存兵力や出し惜しみがあってもソ連軍はそれを投入するつもりは無いだろうな」

CP「そんな!このままでは、大部分が砲撃から逃れ、そのまま戦術機部隊とぶつかる事になります!」

京太郎「だから、ぶつけるんだよ」

CP「…………はあっ!?」

京太郎「こちらWBリーダー。WB1へ、支援砲撃の増援は望めない。
これより指示を出すから、それに従って小隊は動いてくれ」

照『WB1、了解』

京太郎「WB小隊のこのまま──」



↓3
1.射線を確保して戦車部隊の後退を支援しろ(X-TDM、SS)
2.淡を直進させて支援砲撃であぶれた突撃級を殲滅(wリーチ、絶対安全圏、X-TDM)
3.中衛を中心に突撃砲で突撃級を撃破(X-TDM、SS、C.C)
4.セオリー通りに跳躍、後ろから突撃級を攻撃する(X-TDM)
5.その他自由安価

3

京太郎「無理に近づく必要も無い。
120mm砲弾で確実に仕留めろ!」

照『WB1、了解』


X-TDMの真価は近接戦で発揮されるが、砲撃戦でもその利点は多いに活かせる。


↓1
01~29 撃ち漏らしが戦車部隊へ
30~59 突撃級を足止め
60~89 突撃級に大損害
90~147 突撃級全滅
ゾロ目 大型種、反応ロスト
X-TDM(15)+SS(20)+C.C(5)+部隊練度(9)……判定+49

雪風「戦術機もスキル扱いとして補正が入ると聞いていたのに忘れられている。
誠に遺憾なので、ゾロ目を出して報復します」

って聞こえた。

ゾロ目パゥワーこわひ
そういやBFスレでもゾロ目出てたしやはりこれは

ここまで三連ゾロ目(白目)

結論から言えば、WB小隊は俺の指示以上に理解し、働いてくれた。


照「広がる様に陣をとって。弾種は炸裂弾、できるだけ足元を狙って足止めする」

「「「了解!」」」


まず横一文字に大きく広がり、突撃級に120mm砲弾で喰い潰し、さながらバリケードを構築。
突撃級の死体の羅列によって動きが遅くなったBETA集団に対して、WB小隊は光線級がいないこの戦地の利点を活かして大きく跳躍する。
大星と高鴨は36mmの掃射で要撃級や戦車級等を殲滅し、照さんは反転して突撃級の掃除、弘世さんは支援突撃砲で確実に要撃級を仕留めていった。


穏乃「ここはもうお前たちのテリトリーじゃない……淡ちゃん、行くよ!」

淡「オッケー!」

照「支援する……」


そして、高鴨と大星が前に出て、長刀を駆って後陣に控える要塞級を文字通り沈めていった。
その障害となる要撃級や戦車級といった邪魔者は、照さんと菫さんが仕留め、そして的確に前衛の二人を支援した。


CP「え、ぅあ……?う、WB小隊は割り当てられたエリアの大型種を全撃破……!?
残りはところどころに残る闘士級や戦車級といった小型種のみです……」

京太郎「」シロメ

美穂子「須賀くんが驚いてどうするのよ」

京太郎「こう、客観的に自分がしでかした事を遠目に見ると……急にその異常性が、何と言うか……」

美穂子「これを、あなたは一人でそれ以上の事を仕出かしたのよ?」

京太郎「うー、あー……このまま指示があるまで小型種の処理、終わったらその場で待機しろ……」

照『了解』

《そう、X-TDMは須賀京太郎の機動を再現するOSである。
つまり、ここまでできるのはそもそものコンセプト通りの筈であって》

京太郎(ここまでとは思わなんだ)

これがゾロ目の力だ!(マジキチスマイル)

結果、北側のエリアに出現したBETAはWB小隊の働きによってその殆どが撃破された、
御蔭で、護衛として配置されていた戦術機部隊、戦車部隊の殆どは損害0で幕を閉じた。

ところどころから「日本人は化け物か!」という声が聞こえたが……何も言えなかった。

追記すれば、中央側から放たれたレールガンは北側には射線が向けられる事は無かった。
言わずもがな、その必要が無かったからである。

さらに「日本人はソフトに於いてもハードに於いてもトンデモ無い物を作りだす変態技術国家だ!」と言われたが、どう返しようも無かった。

ゾロ目神「実戦と聞いて」
雪風「呼んできた」プンスコ

イッチ「帰って!お願い!(血涙)」


“京ちゃんが死なない!”と嘆いていたが、そんなイッチに新たな障害が立ち塞がった。
“雪風が沈まない!”
史実の幸運艦の伝説を引き継ぐかのように、京ちゃんの異能生存体の実績を支援するかのように、それはゾロ目をまるで爆撃のように降り注いでいった。
事実、一発目で辛くも回避できたとしても、二弾目以降で確実に被弾するであろう命中率である。

こんな筈では無い、もっと指示をいっぱい出して、じっくりとBETAを倒していく筈だったのに。
数ヵ月ぶりの実戦は、たった一つのゾロ目によって終わりを迎えたのだった。
そんな傷身のイッチは、不貞寝する事にした。


お疲れ様です。

現在テスト期間でして、木曜まで更新できそうにありません。

ネリー連れ去るタイミングをゾロ目に攫われた!とお思いの方が多そうですが……果たしてそうかな?
というか、TE原作もある意味似たような展開ですし。
それを兵器の科学力でやってのけたか、技量とソフトウェアでやってのけたかの違いでしか無い訳で。

不明なユニットが接続されました

システムに深刻な障害が発生しています

直ちに使用を停止してください


オーバードウェポンみたいなロマン兵器を出しても文章ではSUGAのゾロ目猛攻による戦果と表現が変えられないという罠。
ヒュージキャノンみたいなのを妄想してみたけど、ユウヤを砲手にして……まで考えて、まんま2199の波動砲が脳内再生されたので考えるのをやめた。
って言うかそんなの別に(凄乃皇があるんだし)いいじゃん、って思いますしね。
だからそんな物は出さないはず。

明日は更新しますよ。

京太郎「BETAを衰退させました」

上位存在「止めて!」


※あながち嘘じゃありません


照「ところで、身長も無口キャラなところも逆だね」

京太郎「何の話ですか、時々大胆だとでも言いたいんですか?」


始めようかな。

整備士「還ってきたぞー!」

MP「英雄の凱旋だー!」


周囲は活気だっていた。
今回の侵攻での犠牲者は20数人。
多いかすくないかで言えば、数の上では途轍もなく少ないと言える。

だが、その中に込められたら憎しみや悲しみは決して数字では計れないと言うことを、忘れてはならない。


ソ連兵А「すげぇな、あのレールガンってヤツ!」

ソ連兵Б「何言ってんだ、それよりもあのウインドブレイカーとか言う日本人部隊!
戦術機で要塞級を沈めちまったんだぞ!」


そう、普通なら要塞級は艦砲射撃や戦車砲の集中砲火で沈められるかどうかというレベルである。普通なら。
例えるなら、拳銃と警棒を持った人間が戦艦を撃墜するような物である。

因みに、120mm砲弾は人間大に直すと対戦車ライフルと同じくらいの口径、36mm砲弾に至ってはピストル(約9mm)の1/3である。
どう考えても要塞級と対峙する事を想定した兵装では無い。


ソ連兵В「ってどっちも日本から来たモンじゃねぇか!」

ソ連兵Г「日本ぱねぇ!」

ソ連兵Д「日本やべぇ!」


こうような反応になるのは当然のことである。


ソ連兵Е「やるじゃねぇか日本語!おい!」クビネッコホールド

京太郎「あががが……」クビシメラレー


と、この様に階級章を見ずに絡む程度に興奮させるには充分な異常事態であった。

なお、ソ連兵Еは女性である。念の為。


×ソ連兵Е「やるじゃねぇか日本語!おい!」

○ソ連兵Е「やるじゃねぇか日本人!おい!」

判定

↓1
01~29 2人
30~59 3人
60~89 4人
90~98 5人
ゾロ目 6人

↓3 誰と話しますか?

1.福路美穂子
2.弘世菫
3.宮永照
4.高鴨穏乃
5.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.その他自由安価(TEキャラなど)

京太郎「照さん、お疲れ様です」


強化装備からBDUに着替えてきた照さんを見つけ、声をかける。

ついでに近くの売店で売っていたソーダを手渡す。
ソーダやラムネの類は水と砂糖と炭酸でできているからどこでも天然物が飲める。
特に、実戦から戻ってきたあとの一杯は格別である。


照「ありがとう、京ちゃん」

京太郎「いえいえ」
 
照「ん……んんっ!」ピクン


キューッと飲み干す照さんだが、炭酸の刺激が強すぎたのか、眼をパチクリとしばたかせる。
その光景が、どこか微笑ましい。


京太郎「ははっ……」

照「な、なに?」

京太郎「いえ、何でもありませんって」



↓3 会話内容自由安価

京太郎「今回、初めてのX-TDM搭載機での実戦試験になりましたが」

照「普通、こんなに早く新しいOSで実戦にださないと思う」

京太郎「はは、すみません……それで、どうでした?」

照「コントローラーが奪われなくて、自由に動けて良かった」

京太郎「と、言いますと?」

照「既存のOSでは着陸時や回避運動時に勝手に補整が入っちゃって操作に違和感が少なからず出るけど、X-TDMはそれが無い。
複雑な操縦が簡素化されてるだけじゃなくて、熟練の衛士も新しい動きが出来るようになる」 

京太郎「なるほど……」

照「特に先行入力は本当に凄い。
BETAとの戦いは一瞬の隙も許されないから、動きを予め決めといて、状況に応じてキャンセルして臨機応変に状況を変えられるのは強み」

京太郎「良いですね、新任衛士から熟練衛士まで幅広く、って感じですね」

照「そうだね」

↓3 誰と話しますか?【5/6】

1.福路美穂子
2.弘世菫
×.宮永照
4.高鴨穏乃
5.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.その他自由安価(TEキャラなど)

基地はさながら祭りのような騒ぎになっていた。
日本人と解るやいなや、ソ連兵から絡まれるのだから堪った物では無い。

まあ……言うほど悪い気もしないけど。


京太郎「お、ネリーじゃないか」


適当に酔っ払いをかわしていると、見慣れた後ろ姿を見つけた。


ネリー「ああーっ!!」

京太郎「ぅえ」ビクン


ネリーは振り返り俺の姿を捉えると、突然大声を上げて駆け寄ってきた。


ネリー「ちょっとキョータロ!」

京太郎「は、はい」

ネリー「何アレ!日本人って皆あんな化け物なの!?」

京太郎「なんと失礼な」


日本人を侮辱しおって


ネリー「だってだって!あんなの可笑しいでしょ!」

京太郎「ネリー、お前酔ってるだろ」

ネリー「こんなの酔ってる内に入らないよ!」

京太郎「酔ってるヤツは皆そう言うんだ」


↓3 内容自由安価

京太郎「なあ、ネリー」

ネリー「んー?」

京太郎「この前の話なんだけどな」

ネリー「このまえー?」 


どこに盗聴器や諜報員がいるから定かでは無いので、ネリーの耳元に口を持って行く。


京太郎「アメリカ人にはしてやれないが、ここから出られる方法が無いわけでも無い」

ネリー「……はえ?」


そして距離を戻し、少し腰を低くしてネリーの目線に高さを合わせて、眼で眼を見つめる。


京太郎「もし、その気が本当にあるんだったら、後日俺の部屋に来てくれ。
その打ち合わせをしたい」

ネリー「…………」ボーゼン


ネリーは未だ酔いの醒めない顔で動きが固まった。
話がまだ整理つかないのだろう。

まあ、来なかったら来なかったらでその時はその時だ。


ネリー「え、ええっ!何々、何なんだよーっ!?」

↓3 誰と話しますか?【4/6】

1.福路美穂子
2.弘世菫
×.宮永照
4.高鴨穏乃
5.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.その他自由安価(TEキャラなど)

京太郎「よっ、英雄さん」

ユウヤ「…………」


適当に回っていると、様々な人達に絡まれているブリッジス少尉の姿があった。
大々的な戦果を挙げてさぞかし気分も良いだろうと思っていたが、殊の外不機嫌に見えた。


ユウヤ「止めてくれ、そう言うの」

京太郎「何でだ?」

ユウヤ「あれは、俺の成果じゃない。
レールガンの、日本の技術者の成果だ」

京太郎「でも、それを成し遂げたのはお前だろ?」

ユウヤ「違う、俺はただトリガーを引いただけだ。
俺は、周りが囃すような英雄なんかじゃ断じて無い」

京太郎「……もっとさ、柔軟に考えたらどうだ?」

ユウヤ「え……?」

京太郎「電磁投射砲の技術自体は日本人技術者の成果かもしれない。
だけど、その引き金を引いたのは間違いなくお前だ。
つまりさ、技術者達が培ってきたバトンをお前が受け取って、繋いできたものを世に出した訳だろ?
お前だけの成果じゃなくて何百、何千人の一蓮托生だって思えば良いんじゃないか?」

ユウヤ「……!」

京太郎「まあ、そう言うのは人それぞれによって解釈は変わるもんだけどさ、感謝とかは素直に受けとっとけって」



↓3 内容自由安価

京太郎「ところで件のレールガンだけど、打った感触はどうだった?」

ユウヤ「ありゃあ凄げぇ代物だよ!」

京太郎「お、おう」

ユウヤ「そもそも、普通の銃火器ってのは火薬を使うからどうしてもエネルギーの問題で弾速に制限が出ちまうし、連射にも限界がある。
だけど、レールガンってのは電磁波を使うから弾速も連射性も問題無ぇ。
まあ重量や弾薬の収納方法、整備性とかに問題は残っちゃいるが、今の状態でも問題無く実戦に投入できる。
何より、弾道自体は突撃砲の36mm砲弾と同じ物だから、数の確保や互換性も充分に取れる。
まあ、まずは戦術機の兵装よりも戦艦の艦載砲や戦車砲としての実現した方が運用的にも良いと思うな。
それから…………」

京太郎「そ、そうか……」


突然、饒舌に語り始めたブリッジス少尉に戸惑いを隠しきれない。
普段のクールな印象とは裏腹に、米軍でも開発衛士をしていたくらいなのだから、根っからのギークだったという事なのだろうか。


ユウヤ「あんな物を実現しちまう日本人の技術者はやっぱ凄ぇよ!」

京太郎「はは……まあ、どっかじゃアレは俺の五人分の戦果を挙げられるとか言う話も出てたな」

ユウヤ「…………は?」

京太郎「まあ、流石にそれは冗談何だろうけどな。
あんな凄い物見せられたらなぁ……
少なくとも、俺の10人分位の性能はあるよな」

ユウヤ「いや、あの……」

京太郎「いつか俺も使ってみたいなぁ……頼んでみようかな」

ユウヤ「あのデータを見ちまった後だと強く否定出来ない自分が…………くっ!」

京太郎「?」

今日は取りあえず後一回で。


↓3 誰と話しますか?【3/6】

1.福路美穂子
2.弘世菫
×.宮永照
4.高鴨穏乃
5.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.その他自由安価(TEキャラなど)

始まるよーって言うとゾロ目が出る。
終わるよーって言うとゾロ目が出る。
木霊でしょうか?いいえ、いつもの。




淡「それでね、私がダーって前に出て、長刀でブンッ!ってやって……」

ソ連衛士А「すごーい……」

ソ連衛士Б「長刀か……確か、77式なら申請すれば取り寄せられたな」

ソ連衛士В「それより、あの、X-TDM、だろ」

ソ連衛士Г「私達の部隊にも導入してくれないかな……」


そこには、嬉々として自分の戦果を自慢げに話す大星の姿があった。
確かに、大星を含めてWB小隊は今回、レールガンに次いで大々的な戦果を挙げた。
自慢したくなる気持ちも、解らなくない。


京太郎「随分と人気者だな、大星」

淡「え?」


そして、俺の声に気づき振り返るやいなや……


京太郎「…………」

淡「…………」

京太郎「何で口元を隠すんだよ」

淡「…………」

京太郎「何もしないから、アレはその……何だ、酔ってたんだよ……ソウイウコトニシテ……」

淡「信用ならない」

京太郎「あのなぁ……」

淡「男は皆獣だって言うし、実際、キョータローも獣だったし!」

京太郎「……寧ろ福路大尉や照さんの方が…………」

淡「え?」

京太郎「いや、何でもない」



↓3 内容自由安価

アイエエエ……ゾロ目……

二回連続で出ちゃったし、スルーする訳にもいかんしな……おのれディk雪風!


↓5まで
1.このまま継続
2.ゾロ目を蔑ろにするのは良くないと思います!(イベント、翌日更新)


もうその範囲でまた2つ以上出たりでもしたらそう言う描写入れても良いかもしらんね。流石にもう出ない気がするけど。

何これぇ……(放心)
どうしてこう言う時に限ってコンマ神は本気を出すのか……
え、何かこのフラグ立ててからのゾロ目ってパターン何度もやった気が……

いや、もう何かね、ゾロ目が出るのは最近諦め始めてるんですよ。悟りに近い心境。

って言うか雪風怖い……誰だ、そんな名前を付けたヤツは……
でも正直、年齢制限のかかる描写なんて書いた事無いので稚拙になっちゃうのは否めないんですけどね。

おやすみ。

順次書きながら投下していこうかと。

展開や描写、言動等に違和感やズレを感じる方や、その手の描写を好まないかたもいらっしゃると思うので名前に共通キーワードを入れるので、それをNG設定にしてください。

まだ投下はしません。

京太郎「まあ、その何だ……嫌だったんなら……」

淡「べ、別に嫌だったわけじゃ……」

京太郎「え」

淡「何て言うか、びっくりしただけ、って言うか……」

京太郎「いや、何言ってんだよ」


急に、空気が妙な色を呈してきた。
大星は顔を赤く染め、恥ずかしそうにモジモジし始めた。
どう言うことだ、俺はただ、誠意を持って謝罪をしようとしただけなのだが……


淡「だから!別に、キョータローなら別にき、キスされても嫌じゃなかった!」

京太郎「いや、あの……」


突然の告白紛いの言動に動揺が隠しきれず、思ったように言葉が口から出ない。


《紛いじゃなくて、本当に告白だと思うけどな》

京太郎「何なんだよ、突然……」

淡「だって、誤解されっぱなしって言うのも嫌だし……
それに、相手にされないのも癪だし……」

京太郎「いやいや、ちゃんと相手してるだろ」

淡「じゃあ、キョータローは私のこと、どんな風に見てる?」

京太郎「は……?」

淡「応えてよ!」


今度は一変、強い眼差しでじっと俺を見据えてくる。
何が大星にこのような行動をさせるのか、俺には理解出来なかった。

京太郎「どう見てるって、大星は優秀な衛士で、かつては互いに腕を競い合った……」

淡「それって、衛士とか部下としか私のこと見てないって事だよね?」

京太郎「え…………何、を……?」


その声に、表情に、どういう訳が怒りや悲壮と言った感情が見え隠れしている。
少なくとも、大星が期待した応えを俺が返せなかった事に間違いは無い。


淡「じゃあ、あのキスはどういう意味だったの……」

京太郎「なっ……え、あ……意味って……」


それは、相棒に誑かされて……って、言えれば楽なのだが。


京太郎「それは、その……酒に酔っていた勢いで」

淡「酔ってても、キョータローは普通そんな事しない人でしょ」

京太郎「うっ……」

淡「奥さんを大事にしてるし、必要以上に女性と接触しないようにしてる。
寧ろ、経験がないのかって思えるほど初なところもあるし」

京太郎「よ、よく見てるんだな……」

淡「そりゃあ、そうだよ……」


そして、妙に艶やかな表情を見せながら……


淡「好きな人に、自然と眼が行っちゃうモンなんだよ」

京太郎「な……に?」

淡「だからこそ、あのキスの意味を、私は知りたい……」


言い逃れの出来ないよう、逃げ道をふさがれた。

赤くなってる→良い雰囲気
食べかけ→口にもうピロシキを含んでる
あごを持ち上げる→気障な仕草
食べさせる→つまりそう(口渡し)やろ?

って言う、思考回路だったのよね。
その結果が>>54だ。
反省はしていない、後悔はちょっとだけある。
だが私は謝らない。誤るけど。

淡「じゃあ、質問を一度変えるけど、私のこと……嫌い?」

京太郎「いや、別に好きとか嫌いとか……その、俺は大星の事を、良いヤツだって思ってるし……」

淡「うん、まぁ……一安心かな」

京太郎「一安心って……?」

淡「少なくとも、嫌われてはいないって」

京太郎「あー……うん」


何とも、答えづらい雰囲気になってしまっている。


淡「それで、話は戻るけどどうして……」

京太郎「あ、あのさ……」

淡「何?」

京太郎「ちょっと、場所変えないか……?」

淡「どうして?」

京太郎「いや、さっきから何か妙に見られてるし……」


辺りを見渡せば、様々な視線がこちらを捉えていた。
娯楽に飢えてる連中だ、噂の渦中の人物……それも、言語が解らないにしても痴話喧嘩の体をなしている雰囲気とあれば、興味をそそることは間違い無い。
つまりは、そう言った目で見られている、ということだ。


淡「あ、うん、そうだね……」

京太郎「とりあえず俺の部屋で……」

淡「え」

京太郎「…………あ、いや、違う!何か意図した訳ではなく、人の目が無い処をと思ってな!
別に場所はどこでも良いから!」

淡「良いよ……」

京太郎「え?」

淡「キョータローの部屋で、良いよ?」

京太郎「あ……お、おう」


何をこんなに動揺してるんだ……俺は!


《そら、言い方悪いけど素人童貞と言うか、自分から行ったこと無いもんね、君》

そう言うわけで、逃げるようにして俺達は部屋へと移動した。


京太郎「えと、何か飲むか?
コーヒーか紅茶か、あとは緑茶くらいか……」

淡「緑茶なんてあるの?」

京太郎「ああ、合成物の更に粉末だけどな」

淡「やっぱり大尉権限ってヤツ?」

京太郎「いや、階級で多少質の良い物が手に入るのは本当だけど、これは親父が勝手に置いてく物で……」

淡「お父さん?キョータローのお父さんって何してる人なの?」

京太郎「あっ!……あー、貿易商だ。
海外の好事家や大陸派遣される帝国軍向けに販売したらしいんだけど、売れずに在庫が余ってな……」

淡「ふーん、じゃあ、その緑茶で」

京太郎「あいよ……」


咄嗟についた出任せだったが、それ以上怪しまれる様子は無かった。


京太郎「まあ、出涸らしみたいなモンだから期待はするなよ」

淡「はーい」ズズッ


コーヒーカップに入れられた緑茶と言うのも奇妙な光景だが、顔立ちの整っている大星が飲むと、何故か絵になる。
所々の仕草が可愛らしいというか…………いや、何を考えてるんだ俺は


淡「それでさ」

京太郎「んぐっ」オチャドバー

淡「……大丈夫?」

京太郎「変なとこに入った……」ケホケホッ

淡「もー……」サスサス


俺を気遣ってか、背中を優しくさすってくれた。
気恥ずかしさを感じるが、今はこの好意に甘えることにした。


淡「ねぇ……」

京太郎「ぅ……わっ……」

淡「そろそろ、教えてよ……?」


俺の背中をさすっていた場所からさほど位置を変えず、つまり俺の至近距離から再び問いかけてきた。
最早、少しでも身体を動かそうものなら触れ合ってしまいそうな程距離は近く……


京太郎「お、教えてって……」

淡「何度も言わせないでよ……」

京太郎「だ、だから……」

淡「はぐらかしたり、言い逃れさせないよ……?
絶対、応えてもらうから」

まだ来てないよー。
3[ピー]は色々不安定な京ちゃんにはまだ早い。
時系列はグチャグチャ、ネリーとの話は後で入れときます。

京太郎「その……正直に言うと、解らないんだ……」

淡「…………は?」

京太郎「何であんな事したのか……自分でも、理解できない」

淡「ふざけてる?」

京太郎「違う、本当なんだ。
ただ、その……お前が言った通り、普段の俺はあんな事、軽々しくやるようなヤツじゃないつもりだ。
だからこそ解らないんだ……なんであんな事をやってしまったのか……」


渇いた口を潤すため、そして誤魔化すように緑茶を口に含む。
薄い……そのくせに、妙に渋く、そして何故か仄かに甘味さえ感じられる奇妙な味わい。
けして旨い物では無いが、それでも気分を紛らわそうと何度も口に運ぶ。


淡「なにそれ」

京太郎「だから、本当に解らないんだ……
言い訳がましいのは解ってる。
だけど、振り返ってみてもあんな奇行に至った理由が、説明できないんだ」

淡「…………」

京太郎「その、だかは、本当に申し訳無いと思ってる。
俺に出来ることなら、出来るだけ償おうと思う、だから許しt」

淡「ねえ、私の話聞いてた?」

京太郎「へ……何?」

淡「許す許さないとかさ、キスをした理由を問いただしたい訳じゃないんだよ」

京太郎「じゃあ、何を……」

淡「私は、京太郎の気持ちを知りたい」

京太郎「俺の、気持ち?」

淡「私に、その……キスをするくらいには好意を持っているのか、どうかって」

京太郎「えっ……は、なに、ええっ?」

淡「だって、普通ならキスしないんでしょ?」

京太郎「そ、そりゃあ、まあ……」

淡「だったら、その…………私のこと、憎からず想ってるから、キスしてくれたのかな、って……」


俺は一体、どうすれば良いのだろうか

淡「周りくどく言ってもどうせ解んないだろうから言うけどさ、私、キョータローが好き」

京太郎「あっ……」


そして、そのまま、大星は俺に抱きついてきた。
甘えるように、胸元に頭を擦り付けながら、ギュッと強く抱きしめてくる。
それを引き剥がす事もできず、俺の両手は宙を舞った。


京太郎「だっ……お、俺にはその、妻がっ」

淡「解ってるよ……」

京太郎「だったら」

淡「解ってるけど、好きなものは好きなんだよ!」


強い口調でそう言ってのけ、寧ろ更に強く抱きしめてくる。


淡「別に、良いじゃん……」

京太郎「な、に……?」

淡「私、別に見返りを求めてる訳じゃない。
ただ、キョータローに、女としてちゃんと、真っ直ぐ見てもらいたいだけ」

京太郎「そんな事言ったって……」

淡「ここには、キョータローの奥さんもいないんだよ?
私、別にそれを誰かに言うつもりは無いし、キョータローの迷惑にもなりたくない。
ただ…………」

京太郎「…………」

淡「さっき、言ったよね?」

京太郎「ん?」

淡「何でも、するって」

京太郎「それは……」

淡「あれ、嘘だったの?」

京太郎「う、嘘じゃ……いや、その……」

淡「だったら、お願い…………
別に、何かが欲しいって訳じゃない。
ただ、今だけは……私だけを見て、お願い……」

京太郎「大星……?」

淡「淡」

京太郎「え?」

淡「大星なんて、他人行儀に呼ばないでよ。
前は、淡って呼んでたし…………淡って呼んでよ」

京太郎「あ、あわ、淡……?」

淡「……うん!」

どうすればいいのか、解らない

ここから逃げたい衝動にかられながらも、この場から動けないでいた

全て他人に押し付けて、投げ出して、布団にでもくるまって忘れ去りたい

そう思うが、思ってもどうしようも無かった


京太郎(俺はどうすれば良い……)

《もういっそ、楽になっちまえば良いんじゃないかと》

京太郎(…………は?)

《国連軍はフリーセックスだし、実際、所帯持ちが部下や上司と肉体関係を持つなんてザラなんだろ?》

京太郎(そうかもしれないが……!)

《大体、何をそんなに拘ってるんだよ?》

京太郎(な、に……?)

《和と桃子を裏切りたくないって気持ちは解らないでもないが、別にお前が誰と何をしようと二人は別に悲しまないと思うがな》

京太郎(お前に何が……)

《その言葉をそのまま返す。
寧ろ、二人ともそう言うことがあっても仕方ないとはっきり言ってたぞ?》

京太郎(いや、しかし……)

《お前はただ、自分の思い通りにならないから逃げてただけだろ?》

京太郎(え…………?)

《向こうから迫ってきて、思い通りにならないから怖くなって逃げ続けてきた。
それだけだろ?》

京太郎(だ、だけど、それでも…………)

《だったら、逆の視点で考えてみたらどうだ?》

京太郎(逆?)

《お前がどうとかじゃなくて、今回の場合は淡が求めるからそれに応える、ってな。
罪にかられる事もない、相手の要求に応えるだけなんだからな》

京太郎(………………)

《別に、淡が嫌いって訳じゃないんだろ?》

京太郎(そりゃあ、そうだが……)

《それに、今回はケースが違う。
別に襲われたわけでもなく、向こうから求めてきた訳だ。
お互いの同意があれば、それで問題は無い。
誰もお前を咎める奴はいない、そうだろ?》

京太郎(………………)

《あの二人に申し訳無いんだったら隠し通せばいい。淡も言わないって言ったろ?
隠すのが嫌だったら、明かしてしまえば良い。
あの二人も、それを受け入れてくれると思うけどな?》

京太郎(そう、かな……?)

《ああ、絶対に》

ここから年齢制限入れまーす。

ng設定でR-X、若しくはR-X◆Qxi3nQ8k6Uで消え失せると思うので、不快な方はそれで見えなくしてしまってくださいな。

京太郎「良いん、だな……?」

淡「うん」


そのまま、抱き合う形で淡を抱擁する。

鼻に、甘い香りがくすぐった。
罪悪感と、何ともいえない好奇心のような感情が綯い交ぜになって、妙な興奮を覚えた。

淡の身体は柔らかかった。
和ともモモとも違う、未知の感触を味わう。
それとは別に、身体に押し付けられたら柔和な二つの感触が、淡に女を感じさせられた。


淡「ねえ、キスして……」

京太郎「ああ……」


そして、唇が重なる。
この前のキスとは違う、穏やかでお互いが求め合う淫らな接吻。
互いの舌と舌が絡み合い、意図せずとも水が跳ねるような音が耳をつつく。


淡「ふっ……ん、んん……う……」

京太郎「……はっ……ん、う……ふぅ……」


気がつけば、お互いに口元はべっとりと濡れていた。
それでもお構い無しに、淡は更に貪るように舌を絡めてくる。
俺もそれに応えるように、唇を離すことはしなかった。

だが、その行為もやがて中断される


淡「ふっ……ん、んん……ふわっ……はぁはぁ……」

京太郎「ん…………ふぅ」


お互いに、息を切らし、酸素を求めて激しく呼吸する。
ずっと口と口を重ねていたため、お互いに酸素が不足していた。
途中から視界が眩み、頭に痛みを覚えるほどに深く続けていたから
だけど、その苦しみも悪い気がしなかった
どうやら、それは淡の方も同じだったようで


淡「ねぇ、もっとぉ……」

京太郎「わかった……」


そしてそのまま、再び俺たちはお互いに吸い尽くすように唇を重ね合わせる。

淡「あっ……んんぅ……」


いつしか、濃厚なディープキスから優しく触れ合うようなバードキスに移行していた。

やがて、手持ち無沙汰になっていた俺の手は行く場を探し、徐々にその高度を下げた。


淡「んんっ……!」


右手は淡の豊かな乳房を鷲掴みしていた。
力強く、かつ繊細に、そして弄ぶように手の中で転がす。
その動きに合わせて、淡の反応も顕著に艶やかになっていく。


淡「んぁ……ああっ……」

京太郎「痛く、無いか?」

淡「ん……大丈夫……」


実に気持ちよさそうな声で、そう返してきた。
その声に思わず、悪戯心が刺激されてしまう

右の乳房を手で弄びつつ、左の乳房に吸い付く
そして、乳首を舐めるように舌で刺激する
円を書いてみたり、飴を舐めるように上下させたり、ドアノックのようにつついてみたり……

それでは飽きたらず甘噛みし、幼児のように乳首を吸い上げた。


淡「ふあっ……!」


勿論、そこから母乳が出ることは無い。
ただ快感を与える行為に過ぎない。

案外、淡はその行為をきにいってくれたようで、次第に乳首が硬く、張ってくるのが舌で感じられた。


淡「っう……き、キョータロー、なんか、赤ちゃんみたい……」

京太郎「そっか?」

淡「あっ……ちょ、そ、そんなに強く吸わなっ…………ああっ!」

京太郎「淡、乳首が弱いんだな」

淡「そんな、言わなっ……んうっ!」


快感の行き場を求めるように、淡は自身の乳首に吸い付く俺の頭を両手で抱くように掴むと、さらに胸に押し付けるように抱き締めてきた。
そのまま俺は顔ごと柔らかく、重量のある双丘に圧迫される。
これでは、まるで本当に授乳を受ける赤子のようではないか


淡「ひゃあぁ……」

京太郎「一々、可愛く鳴くな……」


モモと、和のそれらとはまた違った味わいを見せるおもちを、満遍なく堪能した

淡「きょぅ、たろぉ……」

京太郎「…………何だ?」

淡「もう、我慢できなぃ……き、来て……」


潤んだ目で、そんな風に要求される。
この、あざとささえ感じられる淡の可愛さに、加虐心のような物さえ抱いてしまう。


京太郎「いいんだな?
もう、後戻りは出来ないぞ?」

淡「うん、大丈夫……今更、止めるなんて……寧ろ、そっちが無理……」

京太郎「…………わかった」


気がつけば、お互いに衣服はとうにベッドの下に放り出され、産まれたままの姿をさらけ出していた。
いつの間にそうなっていたのか解らないほどに、熱中していたのだろう。
その事実に妙な気恥ずかしさを感じるが、それを振り払うように淡を見つめる


京太郎「いくぞ……?」

淡「うん……来てっ……」

京太郎「一気にはいかない、少しずつ行くからな……」


ゆっくりと、あてがうように己の逸物を淡の秘所に擦り付ける。
まずは先端から
わずかに秘裂に潜り込ませると、湿った感触と熱く柔らかな感触が刺激してくる。
一気に突き入れたい欲望にかられながらも、浅い位置で抜き差しし、徐々に慣れされるように責めていく


淡「じらさないでよぉ……」

京太郎「…………」


まるで餌を目の前に、お預けをからった子犬のような哀れさを滲ませる顔で求めてくる。

それが、何か悪いことをしてるみたいで、塞ぐようにキスをしていた。


淡「んっ……」


そして


淡「っ……ひぃやああっ!」


せき止められていたダムが決壊するように、狭い門を突き破るように、突き刺した。
締め付けられるような感覚と共に、突き入れる瞬間、何かを破るような感触を、確かに感じ取った

シーツには、ドロッとした赤い液体が滴り落ちていた


京太郎「お前、まさか、初めて……?」

淡「うん…………だって、キョータローのこと、初めて、好きになったんだもん……」


徴兵によって、男女問わずに若くして戦地へと立たされる昨今、それは珍しい事では無いのかもしれない。
だけど、処女であり、それを自分に捧げてくれたという事実に、驚愕や感動といった暑い物が流れ込んできた。


淡「いま、私、ちょっと痛いけど、スゴく嬉しい…………
キョータローと一つになれて、いっしょになってるのを感じられて…………」

京太郎「淡……」

淡「キョータロー、お願い……もっと……」


何かが、赦されたような錯覚を覚えた

淡「くっ……ふうっ……ああっ……!」


淡は切なげに、譫言のように声を漏らす。
その声に、俺は、胸の奥が高ぶるのを感じた。


淡「んっ……きょー、たろー……」

京太郎「どうした?」

淡「キョータローは、んっ……気持ち、いいっ?」

京太郎「ああ、気持ちいいよ」

淡「良か、った……あぅ……!」


もはや、自分で動かしているというより、導かれるままに動かされているような感覚に陥っていた。
ヌルヌルとした感触は更にその動きを促進させ、快感に酔いしれていた。


淡「全身、痺れるみたいに響いて……お腹が、熱く……ひぃうっ!」


やがて、快感が頂点に達するように、リビドーが頭の中で溢れて、下半身に流れ出ていくような感覚にみまわれた。
淡の方も、段々と高みに誘われているようで、俺を掴む力が強くなり、反応も顕著になっていく。


淡「も、もう、イく…………来て、キョータロー、来てっ!!」

京太郎「ああっ、俺も……!」

淡「イきたいっ…………イかせて、お願いっ!」

京太郎「わかった、いくぞ……!」


そして、呼応するように


淡「いっ……ぅ、ふわっ……うああああああっ!!」


共に、同時に絶頂へと達した。

結局、行為は一度で終わることは無かった。

淡にしても、実戦から帰ってきたばかりで疲労が溜まっているだろうに、どこからか湧いてくると言わんばかりに求めてきた。

まあ、それに応える俺も俺でアレな訳だが……


京太郎「ははっ……」


何か、重い枷のような物を背負っていた感覚は、淡のお陰か、きれいさっぱりた無くなっていた。
どこか、必要以上に深刻に考えすぎていたのかもしれない。

そんな淡は、流石に力尽きたのか、穏やかに寝息をたてて安らかに眠っていた。


淡「ん……ふぅ……すひぃー……」

京太郎「だらしなく涎垂らしながら寝ちゃって……」


そう言いながらも、口元をやさしく拭ってやる


淡「んふふっ……」

京太郎「笑ってるよ……楽しい夢でも見てるのか?」


頭を撫でながら尋ねてみるが、返ってくるのは寝息と譫言の笑い声だけで、要領をえない。
もちろん、明確な答えを求めていた訳ではないので、微笑ましくそのだらしない表情を堪能した。


京太郎「何て言うかその…………ありがと、な」


誰に言うでまなく、一人語散るように、そう呟いた。

はーい、今日はここまでとさせていただきます。

いやはや、遅筆な上にお目汚しな文章を垂れ流してしまって誠に申し訳ございません。
先に言い訳で入れてましたけど、何分初めての試みだったわけで、上手く書けた気がまったくしません。

次からは自重して進めていきたいと思います……

それでは、明日の更新は何時も通り夜遅くからになりますが、都合がよろしければお付き合いくださいませ。

では、おやすみなさい。

京太郎「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする心の準備はOK?」

↓3 誰と話しますか?【2/6】

1.福路美穂子
2.弘世菫
×.宮永照
4.高鴨穏乃
×.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.その他自由安価(TEキャラなど)

※時系列に突っ込んではいけない。いいね?




美穂子「おつかれさま、須賀くん」

京太郎「あっ、福路大尉……おつかれさまです」

美穂子「それにしても、今日の須賀くんはおもしろかったわね」

京太郎「へ、おもしろかった……?」

美穂子「宮永さん達が須賀くんみたいな活躍したら、声も出ないって言わんばかりに口をぽっかり空けちゃって……」

京太郎「あ、あれは……」

美穂子「須賀くんの意外な一面が見れて、良かったわ」

京太郎「からかわないでくださいよ……」

美穂子「ああ、ごめんなさい、そんなつもりじゃなくってね……」

京太郎「いえ、虚を突かれたのは本当ですから」



↓3 内容自由安価

京太郎「しかし……」

美穂子「ん、どうしたの?」

京太郎「傍から見たら、俺ってああなんですか?」

美穂子「って言うと……常識外れな戦果を出して周囲を混乱させること?」

京太郎「何か引っかかる言い方ですけど……概ね、そう言うことです」

美穂子「そうね……まず、須賀くんにとって要塞級でどんな存在?」

京太郎「要塞級ですか?
そうですね、動きかが緩慢で図体も大きく、狙いやすい相手ではありますね。
ただ、外皮が固いので突撃砲が貫通せず、長刀も10体斬ったら刃こぼれが出るんであまり連戦したくは無いですね」

美穂子「もうその時点で可笑しいって解るわよね?」

京太郎「え、そうですか?」

美穂子「……要塞級は、普通なら戦術機で相手にしないものよ?
中隊で120mm砲弾を集中砲火すれば1体くらい撃破できるかもしれないけど、普通なら高火力な戦車や艦載砲、爆撃機に任せるものよ?
長刀で切り刻みたいなんて猟奇的な思考にいたるのは、流石に普通じゃないと思うの」

京太郎「いや、まぁ……でも、コツさえ掴めば結構イケるものですよ?」

美穂子「普通の衛士はそのコツを掴む前にウィップで叩き落とされて溶解液で溶かされるものなのよ!」

京太郎「でも、照さんたちがX-TDMを運用して俺と同じくらいの戦果を挙げたってことは、今の俺のレベルもやがては普通になるって事じゃないですか。
と言うことは、要塞級なんて簡単に蹴散らせるくらいの衛士にならないといけないと思うんですよ」

美穂子「……凄く急に話をすりかえてない?」

京太郎「俺も負けてられませんよね……もっと、精進しないと!」

美穂子「須賀くんは一体どこを目指すつもりなの……」

↓3 誰と話しますか?【1/6】

×.福路美穂子
2.弘世菫
×.宮永照
4.高鴨穏乃
×.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.その他自由安価(TEキャラなど)

京太郎「よっ、お疲れさん、高鴨」

高鴨「あ、大尉!」

京太郎「今日は凄かったな、大星と高鴨の前衛であんなに前に出て……」

高鴨「えへへ……私、なんて言うのかな、BETAが群れている中に入っていく方が力を発揮できる気がして」

京太郎「え?」

高鴨「特に要塞級なんて大きい物が目の前にあると余計に。
深く、深く、潜っていくたびに高みへ登っていける気がして……」

京太郎「へ、へぇ……」

高鴨「困難な事に立ち向かって行くのって、なんか山登りみたいで気が逸るんだよね!」

京太郎「そんな面妖な事、ありえないって!
って言うか、そのジンクスを貫いてるといつか死ぬぞ……」

高鴨「大尉にだけは言われたくない」

京太郎「むむむ……」

高鴨「むむむ、じゃないよ!」



↓3 内容自由安価

京太郎「まぁ、要塞級も図体がでかくて固いだけが取り柄だから、気を引き締めていればさほど脅威をいう訳じゃないが……」

穏乃「うん、そうだね。その大きくて固いのが問題なんだけど」

京太郎「気が逸る、って言うのはいただけないな」

穏乃「え?」

京太郎「いくら常勝できる相手とは言え、油断や慢心は命取りになる。
戦術機がBETAに対してキルレシオが高いとは言え人類がBETAに攻め負けているのはそこにあると思うしな」

穏乃「うーん……まぁ、そうなんだろうけどさ」

京太郎「熱くなるのが悪いとは言ってない、気持ちが熱くとも頭は冷静でいなくちゃならないんだ。
そうだな……せっかくだ、訓練の中で座学に多少時間を割くか」

穏乃「え゛!」

京太郎「大丈夫だ、多少は苦になるかもしれないが、案外人間というのは知性に富んだ生き物でな、学習は無駄にならない」

穏乃「わ、私は理論ってより、行動で示すタイプだから……」

京太郎「俺もそうだった、考える前に殺るっていう系統の人間だった。
だが、そんな人間でもたった数カ月で変わるモノなんだよ」←before知力14 after知力200

穏乃「そんな訳ないでしょ!」

京太郎「大丈夫だ、ここにその証明がいる!」

穏乃「無理無理無理!できる人間はいるかもしれないけど、少なくとも私には無理ぃ!!」

京太郎「臆することは無い!猿のような知能しか無い奴でも戦術歩行工学に於いての一端の専門家になるだけのノウハウがあるんだ!」

穏乃「いやあああああああああ!!!」

8/14 【朝】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
5.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

なんという5推し……これが本当のグォレn(ry



↓3
1.拠点防衛戦
2.ヴォールクデータ
3.無限湧きエンドレス(判定1回)
4.市街地戦

↓3まで多数決

1.京太郎単体
2.WB小隊

>>645
Exactly(そのとおりでございます)


京太郎「よし、偶には一人で潜ってみるか……!」

《何をやらかすのですか?》

京太郎「まぁ、目標は反応炉到達かな……」

《だから、あまり余所に基地外なデータを残すなってあれほど……》

京太郎「大丈夫大丈夫、大した事は無い」

《大した事だろっ!?》



↓1
01~29 要塞級に囲まれる 
30~59 戦車級を蹴散らしながら進む
60~89 要撃級を潰しながら進む
90~155 要塞級を切り刻みながら進む
ゾロ目 広間で小休止
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56

極力推進剤の消費を抑えるように、ロケットエンジンを織り交ぜながら進んでいくと、進路に数体の要塞級が道を塞いだ。
こうなれば、普通の衛士ならば体勢を整え直して、場合によっては引き返そうとするであろう……
しかし、須賀京太郎はひと味もふた味も違った。違いすぎた。異常だった。


京太郎「邪魔だデカ物!消え失せろっ!!」


流れるように、さも流れ作業であると言わんばかりに、速度をまったく緩めずに長刀を巧みに操り、立ち行く要塞級を一体、また一体と切り刻んで言った。
その異常な光景を、彼は動きが緩慢だから慣れれば誰でもできると言ってのける。
要塞級のウィップによる攻撃を動きを見てから余裕で常軌を逸した動体視力で捉え、常識外れの反射神経が織りなす規格外の動きだと、彼は気づけない。


京太郎「よし、ここまで消費も少ない……順調だな!」


順調とかいうレベルの話では無い。


↓1
01~29 偽装横杭からBETAの群れが!
30~59 小型種を避けながら進む
60~89 広間で道を塞ぐBETAを粉砕しながら
90~155 大広間に到達
ゾロ目 反応炉までもうすぐでございますよ
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56

1

>>656
あンた、背中が煤けてるぜ……


京太郎「ええいっ、鬱陶しいっ!!」


ハイヴを進む中で、一番わずらわしいのは積み上がる様に押し寄せてくる小型種の群れである。
突撃砲の36mm弾でも潰せるが、その死体が積み上がって、死してもなおその進行を邪魔する。
故に、京太郎はハイヴの限定された空間において四方八方から這い寄ってくる小型種に対して嫌悪を抱く。


京太郎「どけいっ蛆虫どもっ!」


しかし、それが京太郎の動きを遮るかと言えば……それはまた、別の問題である。
と言うか、ぶっちゃけ役不足である。



↓1
01~29 突撃級にプレスされる
30~59 ある程度消費しながら広間に到達
60~89 大広間で無双タイム
90~155  反応炉到達
ゾロ目 須賀、反応炉爆発させるってよ
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56


そこは、反応炉へと通ずる最後の街路とも言うべき大広間。
そこで京太郎は、突撃砲に長刀と、時折持ちかえながら駆け巡っていた。


京太郎「退けっ、異性起源種共がっ!」


一見、圧倒的に無双している体を為している。
だが、華やかな剣舞が、鮮やかな銃撃が、実戦においてすべて良しとされる訳では無い。
それはすなわち、それだけ弾薬や推進剤を消費する行為なのだから。


京太郎「くそっ、拉致が明かない……!」


だが、それでも彼は一歩一歩、確実に進んでいく。
反応炉へと、コンピューター制御された僚機の弾薬を食いつぶしながらも、彼は進む……!


↓1
01~29 されど機体がもたず
30~59 ついに推進剤、弾薬とも0へ
60~89 たとえ装甲が朽ちようとも彼は辿り着く
90~155 そして反応炉の前にて
ゾロ目 まさか無傷の脱出
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56


京太郎「くっ、ふぅ……はあっ、はぁ……」


機体は既に、満身創痍であった。
ところどころの装甲は剥がれ落ち、片腕は欠損し、全身はBETAの返り血によって紅蓮に染められていた。
たとえ無残な姿になろうと、推進剤がいつ尽きると知れずとも、彼は進み続けた。


京太郎「よぉし、やっと反応炉……」


そして彼は……



↓1
01~29 撃墜
30~59 弾薬も無く、自爆
60~89 反応炉を破壊するも脱出できず
90~155 あと一歩ではあったが
ゾロ目 強化外骨格による脱出
衛士適性(16)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+56

↓1 SP判定
01~31 SP+10
32~64 SP+11
65~98 SP+12
ゾロ目 SP+20

ミスです。

01~31 SP+12
32~64 SP+13
65~98 SP+14
ゾロ目 SP+24

でした。

お詫びとして今回はSP+14で。


Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...163
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...130
・容姿...100
・運...105
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...96


SPを14入手したので自由に振り分けることができます


↓5 疲れまちた。今日はこんなところで。

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...163→170
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...130→132
・容姿...100
・運...105→110
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...96

あっかんなぁ、あっかんわぁ、あきまへんよぉ
このままステータスカンストが3つとかになったら……イッチに嬉しく無い事が起きてしまう。
…………イッチにだけ嬉しく無い事とは言ってないよ?

ところで今って何周目なんでしたっけ?
最近はどうも1から先が数えられなくなってしまってな……
周回プレイ前提なのにノーコンテで裏ボス撃破までいっちゃいそうな勢いだけどどんな気持ち?ねぇ、どんな気持ち?(自虐)

                | !  /,イ.):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\イ    ハ
                人 __///):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧     i}
                 ア // ):.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧、___ ノ

              > " // /.:.:.:.:.:|:.::.:.:.:.:|:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: i:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ  ̄
            /´,..ィ / /.:.:.:.:.:.:.:.ィ´.:.:.:7!:ヽ:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:. /.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.i

               /    ´ ,.:.:i:.:.:i:.:.:.:.´ ∧:.:.:/ |:. !:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /‐ /,'.:.:.:.:.:/.:.:.:./.:.:.:.:.:|
           /      f:.:.:.:|:.:.:∨.:.:./  ヽ| ∨:/!:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.://.:.:.:.`ヽ:.:. /.:.:.:.:.:.:.!
             /      ;.:.:. ∧:.:.:∨. !  _  i/ V.:.:.:.:.:/|//.:.:/ i:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.
      ___./_      /.:.:.:.:.:∧:.:.:.iヽ,zチ"⌒`ヾ、  \/     !/  /.:./.:.:.:.:/.:.:.:.∧    人がいたら始めますよっ!
    i: : : : : : : : : :\  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!               ィ==ミx、i/ア.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:∧
    |二二二 `ヽ: : :\ァノ.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.{           ′         ヾ /.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:. ∧
     j: : : : : : : `ヽ \: :}1:/i:.:.:.:.:.:.∧ \、_        __             /.:.: /.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.∧
.   /´/⌒ ー― 、: \ / レ !:.:.:.:.:/.:人_      /´` ー ≧、      /.:./.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.i\、_
  /          `ヽ:/    |:.:.:.:.;.:.:. ィ:.:丶     {       }     /イ!:.:.:.:.:.:.:.:.:./i:∧./
. /           ヽ   :|:.:.: j!/ |/レ;\   、     ノ    ´ ./_|:.:.:.:/.:.:.:/ :|:! レ
/             }   .∨./      ヾ ト            イ:.:.:/i:.:.:/.:.:.:/  !!
             / , -┬.∨――‐ァ⌒<:.}   >ー―  ≦ノレ !/ :|:./.:./  j!
               /ノ  :!: :i !: : : :/ /: : : iノ         j!ヽ       //イ
              /    ∨ヽヽ: : :i ! : : : |         |: : :ゝー、 ./イ

いるよ

うい

と、思ったけどすまない、30分ほど時間をくださいな。

>>696
>>698
ひいっ!?

8/14 【昼】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
×.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

京太郎「まあ、36時間の基地内待機なんて出てるから暇になっちまうのは仕方ないんだよなぁ……」

《ソ連軍はなにやら訓練してるみたいだけどな。
ってか、そう言いながらシミュレーターやってたよな?》

京太郎「あれは、まあ、趣味みたいなモンだ」

《最早ゲーム感覚……!》



↓3
1.草っぱら
2.レールガン格納庫
3.射撃訓練所
4.その他自由安価

そこは、過剰とも思えるほど警備が厳重に敷かれていた。
これほどの面積の布が造れたのかと驚愕してしまうほどの防視布帯には、日本の技術の真髄が見えた気がした。


整備士「おい、あんた」


早速許可を得ようと警備の者を探すがらその前に整備士らしき男に呼び止められた。


京太郎「ん?」

整備士「国連軍……?あんた、此処がどこだが解ってんのか?」

京太郎「ん、ああ。ちょっとな、レールガンを拝見に来たんだ」

整備士「あんた、何馬鹿言ってるんだ?
幾ら日本人だからって言って、電磁投射砲は帝国軍の機密だぞ?
いいから、帰った帰った!」

京太郎「いや、あのな……」

整備主任「おい、どうした?」

整備士「あっ主任!コイツが無理矢理入ってこようとしてきて……!」

整備主任「あぁ、レールガンを一目みたいって言うんだろ?
悪いがな大尉さん、コイツは帝国軍の最高機密でな、おいそれと見せられるモンじゃねぇんですよ」

京太郎「俺は横浜から来た代理のジンだ。
視察の話は、通ってる筈だが……?」


拉致があかないので、符丁を出す。

何とも捻りのない符丁だが、香月博士曰わく、そんな事に労力を使いたく無いとのこと。

お陰で、主任さんとやらは直ぐに理解してくれた用だ。


整備主任「っ!こいつぁ……すみませんでしたね、その話はあまり下には出回って無いもので」

京太郎「いや、寧ろそっちの方が安心できる」

整備主任「はい。いま、完全分解整備中なんで、頭上には気をつけてください」

京太郎「ああ、ありがとう」

整備士「えっ!ちょ、主任?!何でアイツを通すんですか!!」

整備主任「知りたかったらな、精々生き延びて偉くなれ……」

整備士「はぁ?」

整備主任「この世界も、政が絡まっちまって一筋縄じゃいかねぇんだよ…………」


そこからは、すんなりとハンガーを通ることができた。

↓1
01~39 唯依ちゃん、もう行っちゃったよ
40~79 ため息ついてるよ
80~98 おじさんとお話中
ゾロ目 ???

京太郎「これが、試製99型電磁投射砲か…………」


圧巻だった。
完全分解整備中とのことで、幾らか装甲が排除され、完全な状態では無かったが、その巨大さや端正さは伺い知れた。

対BETA戦争において、一つのブレイクスルー……否、むしろジョーカーと成りうる存在。
その威力は、先日に遺憾なく発揮された。
まるでBETAが豆腐のように呆気なく吹き飛んでいく光景は、驚愕的だった。


京太郎「コアモジュール、構造材……その二つにG元素を使うことで物理的な障害を突破した…………
でも、香月博士はこれでも満足しないんだろうな……」


ある意味、途中で投げ出したとも言えるべき未完成さが見え隠れしている。
香月博士が全力で取り組めば、ブリッジス少尉のいっていた強度や弾丸の排出問題や小型化も意図も簡単にやってのけてしまうだろうに。

つまり、これでは足りないのだろう。


京太郎「つまり、これ以上の物が……?」


香月博士の言っていた00ユニットには、それだけの力があると言うことなのだろうか……?


京太郎「ところで……」


暫くレールガンを注視していたが、ふと後ろに振り向く。


京太郎「さっきからじっとこっちを眺めて、趣味が悪くないですか?
そんな、ストーカーみたいに隠れて……KGBに不審者だって突き出しますよ?」

「おっと、見つかってしまったようだね」

京太郎「身内が身内だけに、慣れてしまいましてね」

「ほう、しかし私の息子……では無かった、息子のような娘にはそのような芸当は出来なかったがね」

京太郎「初めまして鎧衣課長さん、いつも父がお世話になっています」

鎧衣「おや、私の素性が割れてしまっている……
いかんな、個人情報は保護されるべき物だと言うのに」

京太郎「情報は液体で、必ずどこかしらの穴から漏れているって父は言ってましたよ」

鎧衣「成る程、それは至言だな。
須賀君も偶には良いことを言う……おっと、そう言えば君も須賀君だったね。はっはっはっ」

京太郎「それで、わざわざ課長さんが部下の息子に何のご用で?」

鎧衣「ふむ。ちょっとばかし、君に警告をと思ってね」

京太郎「警告?父からでは駄目だったんですか?」

鎧衣「別にそれでも良かったんだけどね、個人的に、君に会ってみたくてちょっと我が儘を言ったのさ」

京太郎「はぁ……」

鎧衣「さて……私はね、色んな所を飛び回る性分ゆえ、色んな噂を耳にする」

京太郎「それで?」

鎧衣「レールガンのニュースが世界中に震撼すると同時に、ちいさな衝撃が……
いや、下手すればレールガン以上に世界を左右する噂がココ、カムチャツカから流れた」

京太郎「………………」

鎧衣「それは、OSを書き換えただけの戦術機が成し遂げるには、余りにも異常な戦果を叩き出した。
すわ、レールガン以上の革命が!と一部の界隈では既に持て囃されている」

京太郎「たった1日で……?」

鎧衣「さっき君が言ったじゃないか、情報は液体だと。
川のせせらぎのように穏やか出あるかと思えば、濁流の如く雪崩れ込むことだってあり得なくは無いよ」

京太郎「…………」

鎧衣「だか、物事には必ず利権という物が絡んでくる。
そして、その利権を喰い荒そうとする強欲な禿鷹もまたしかり」

京太郎「つまり、何が?」

鎧衣「例え、人類生存の鍵だったとしても、埋もれてしまえば意味がない、という訳だ。
いやはや、何とも人間とは愚かな生き物だとは思わないかね?」

京太郎「…………俺にどうしろと?」 

鎧衣「さあ、そこまでは私の預かり知るものでは無いからね。
君の思い通りにすればいいさ」

京太郎「………………」

鎧衣「君も知ってるだろ?世界最強のと言われながら、要求仕様と合わないと切り捨てられた哀れな未亡人の事を」

京太郎「その二の舞になると?」

鎧衣「そうするかどうかは、君次第だとしか言えないな」

京太郎「そうですか…………実のある警告、どうもありがとうございます」

鎧衣「何、私も未来ある若者役にたつという戯れを一度はやってみたくてね」

8/14 【夜】


↓3
1.誰かと会話する
×.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
×.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

ソ連に来てからは、初めての衛星通信になる。
傍受の心配は無い。
むしろ、衛星を介した通信を傍受出来るようだったらソ連はもっと優位な立ち位置にいられた筈だ。


京太郎「お久しぶりです、香月博士」

夕呼『そうね』


心なしか、香月博士の顔色には疲労が見え隠れしていた。


京太郎「お疲れですか?」

夕呼『ん?ああ、ちょっとここ数日はたて込んでてね……まぁ、別に対した事じゃないわ』

京太郎「それなら良いんですけど」

夕呼『それで?私に何の用?無いなら切るわよ』



↓3 内容自由安価

京太郎「X-TDMの件についてですが」

夕呼『X-TDM……ああ、OSの話ね』

京太郎「良い宣伝材料も出来ましたし、そろそろ公開をしてしまおうかと」

夕呼『宣伝材料?
悪いけど、ここの所使いっ走りが来ないからその手の情報が入って来ないけど、何かあったの?』

京太郎「>>409

夕呼『………つまり、何?
アンタの宣言通りに、その化け物じみた起動を再現しちゃったってこと?』

京太郎「ええ、まぁ……」

夕呼『でも、私の子飼いの部隊はそこまでやらかして無いけど?』

京太郎「今までのOSとは根幹から違いますからね……もしかしたら、制作者から直々に教導したのが良かったのかもしれません」

夕呼『まあ、そこら辺のノウハウは帰国してから調整する事にして……
どこまで広める気?』

京太郎「どこまで、というと?」

夕呼『要は広め方の問題よ。
国連主導で流せば世界中に広まるだろけど、恐らく帝国軍には伝播しないでしょうし』

京太郎「ああ、メンツですか?」

夕呼『それもあるけど、奴さんたちは国連をアメリカと同一視してるから……
若しくは、龍門渕経由で流す手もあるわね』

京太郎「…………透華さんの実家から?」

夕呼『龍門渕って、それなりな有名な財閥なんでしょ?
近々、軍需産業にも手を出すって言ってたし、雪風のパーツからその足掛かりにするつもりだったんでしょ?
その最中で、戦術機のOSを開発したって事にしても、能無しは違和感なんて覚えないわ』


京太郎「ですかね?」

夕呼『ただ、そうすると帝国軍や斯衛軍への広まりは早くても、世界へと発信は滞るわね。
日本での知名度ならまだしも、龍門渕の名は光菱なんかと比べたら知られてない方だし』

京太郎「両方からってのは……?」

夕呼『共同開発、って名目にしても国連軍が関わってるってなったら帝国は手を出さないわ。
それに、龍門渕っていう不純物か入ると、世界への発信にも滞りが出る可能性があるわ』

京太郎「うぅーん……」

夕呼『まあ、アンタがそんなくだらない拘りを無視できる程の帝国の重鎮とコネがあるなら別だけどね』

京太郎「コネ、ですか?情報省くらいしか思い当たらないですね……」

夕呼『あのねぇ……情報省の流すOSなんて怪しがって使わないわよ。
せめて、国防省や城内省あたりね』

京太郎「…………香月博士なら内閣にもコネあるじゃないですか……」

夕呼『無理ね、香月夕呼の推すOS、って言う時点で信用は0よ』

京太郎「うーん……」

1.国連経由で流し、世界に伝播する
2.龍門渕経由で流し、日本を中心に流す

1なら12.5クーデターで有利に、2ならユーコンテロにて有利に。
ハイヴ攻略では1なら桜花作戦、2なら甲21号(佐渡島ハイヴ)作戦での成功率があがります。

さて、これらのどちらかを選んでいただき、それぞれのメリットから選んでいただきたいと思います。
ただ、もし両方の良いところ取りを出来る妙策が有るというのなら、イッチはそれで一向に構いません(テロではどちらも敵の戦力が向上しますが)。

まず、今決めるかシンキングタイムが欲しいかの多数決を取ります。


↓5まで
1.もう決める
2.待った!(シンキングタイム)

では、ちょっと席外しますんでその間にでも。
質問とかあれば応えます。
ああ、ちなみに別名義で国連と龍門渕からそれぞれ発信するとかは無しで。

・唯依経由で巖谷のおじさまとコネクションは結べないか
これについては、巖谷中佐とのお話の機会は得られても、無条件でいーよ!には成りませんので説得が必要になります。
巖谷のおじさまとしては国粋主義に流れる次期主力機問題に於いて、海外の技術を取り入れた弐型を採用させる事で清涼剤となる事を望んでいます。
なので、表側にはYF-23の技術が取り入れられているとは明かされず、国産企業だけで作ろうとしてるように見える雪風は、おじさまにとって敵対関係にあるように見えています。

・ユーコンテロで有利ってどーゆー意味?
X-TDMを国連主導で流すとプロミネンス計画側としてはその趣旨から言って必ず採用します。
すると、警備隊や他の試験小隊にもX-TDMが導入されるので、テロリスト側にもX-TDM採用機が周る事になります。
龍門渕主動も殆ど同じ理由で狭霧たちがX-TDM搭載機を使ってきます。


まぁ、軽くネタバレすると国連主導で流してオルタ原作通り済ましてコンマが振るわないとゲームオーバー。
逆に帝国主動で流布するとソ連で問題が起きてコンマが振るわないと桜花作戦でゲームオーバー。
雪風パワーで何とかなれば別にどっちでも良いんですがね。
詰んでる訳では無いです。そこまで鬼畜では無い。京ちゃんの死亡とあんまり関係ないし。

なんでオルタ原作通りに進んでゲームオーバーなのかと言えば…………せめて三周くらいしてくださいな。

じゃあVF-23の技術を取り入れてる(or純粋国産企業産では無い)事を紅蓮中佐に漏らした場合(無論口止めした上で)のデメリットってありますか?

国連経由で流したらユーコンテロは正史より難易度が上がるだけで、有利になるってわけじゃないってことね 

>>782
VF-23って何じゃ。グレンダイザーさんはネタじゃ。
アメリカさんは最重要機密であるアクティブステルスとJRSSの技術流失を恐れていて、YF-23が秘密裏に日本に譲渡されたと判明すると国際問題に発展します。
要はオルタネイティヴ5派が出張ってきて、身動きが取りづらくなります。
漏らすこと事態は問題ありませんがyf-23が日本に渡ったという事実がそこからバレると問題になります。
まあ、ある意味やってることは不知火弐型も同じ事なので気をつけてれば何ともありませんが、おおっぴらに言うことは憚れる情報になります。

>>783
そうですね、どっちかっていうと、テロに関してはユーコンor12.5でどちらで障害に成りうるかって話ですね。
メリットは甲21号作戦か桜花作戦の成功率andそこから伴うゲームクリアの可能性、と言ったところでしょうか。

このスレは察しが良い人とゾロ目が多すぎて面白いけど京ちゃんが死なないね。

ある程度いい感じに纏まり始めてる印象なので、多数決と行きたいところですが人はいるのかな?

では、まず初めにこのレスから5分までに代案があればお願いします。
レス安価でも、間に合わなければ書きかけやたんまでもいいので。

代案がすんなりそのまま通る訳では無いので悪しからず。

では代案も無さそうなので多数決を。
このレスから15分まで集計を取ります。


1.国連経由で流し、世界に伝播する
2.龍門渕経由で流し、日本を中心に流す
3.救済。代案あれば。

京太郎「では、国連主導で流してください。
こっちもプロミネンス計画の方から宣伝してみますので」

夕呼『解ったわ。
帝国軍に関しては数年単位の長い目で見るしかないわね。
世界中で成果が出れば、流石に採用に踏み切るでしょうし』

京太郎「ですけど、えらく帝国軍への伝播を拘りましたよね?」

夕呼『まあ、私も日本人だからね……日本の国力の向上を願っても足を引っ張ろうなんて思わないわよ』

京太郎「成る程」

夕呼『ねえ、ところで本当にコネは無いの?
実は須賀家は将軍縁の家系でした、みたいな』

京太郎「在るわけ無いじゃないですか、そんなの夢物語だけの話ですよ……」


↓1がゾロ目ならコネクションのワンチャン(1~5にしようと思ったけど雪風が出る予感したから止めた)

超人(特に理由はない)から超人(血統書付)になれたかもしれないチャンスが……

では今日はここまでで。
X-TDMの影響はブルーフラッグの頃から見えてくると思われます。

>>815
これからなれば良いんじゃないかな(テキトー)


             「回ニニO
         _--ー「T「 ̄\  /二\
        「 l L_コュ 凵  ヽ |(::::::::::)|
        L 」コー゙゙゙゙゙ ̄ ゙゙゙̄ーヽ`二´.|
  /二\,, /: : : : : : : : : : : : : : : : :ヾ\ 〆)
. |(::::::::::)レ: : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : ヽ>ヽ
 .ヽ`二/: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : :.ヽ
. ヾ : :/: : : : : /: : : : : : : :ハ -/-ト: | 、.: : : : : : |  おやすみなさいっ!
  `フ: : : : |: : :|ーヾ: : : : :| i/  |:/ ヾ: : : : : : :|
  |: : /: : |: : ハ: | ヽ\: :ヽ  __´   |: : : : : : ヽ
  |: :ハ: : : ヽ:| ヾ __.   ̄ ,,=≡ニ=,,. |: : |: :|: : :ヽ

   V >、ヽヾ ,,=ニ≡      /// ノ: : レ: : : : ヾヽ
.    /: : : : :.| ´    _´___   ∠: : : : |: ルレ
.    |: :|: : : :|.///   ト--ー゙|   ,,. |: : :/レ
     |: | : : : :ヽ    ヽ _ノ_,,-i::´fヨヽ |
    レヽ: : :ト: :ド ̄ ̄日フヽ  |:::::::::::::ヾ

      ヽ_:ヾ     >::::::____::,ー 、::/ヽ
         ̄     ド:(  {   .|ベ/ ヽ
              | ヽヽ__ゝーノソ>  ト___
              |  (`ー(ー´ \. ハ::::::::ヽ
              ヽ |   ∧   ,ヘト::::::::o|ヽ
               ヽ|    トoヾ_へ\\::::| |
                ヽ_/ ヽoヽ  ,,ゝ弋コヾ|

俺はタケルやユウヤのような政治的血縁関係は嫌だけど、能力や技能の血筋関係は好物だ

>>825
ユウヤはともかくタケルちゃんはありませんぞ…
風守家の事でしたら、あれは二次創作です。

因みに紅蓮大佐や紅蓮大将も二次創作。
紅蓮醍三郎さんはマブラヴサプリメントに出てきますが、オルタ系作品には出てきません。

さて、そろそろ始めますよ。


.         f | ,ハ
.        | | i :                       __
     {ヽ.! ! ! f i                   _ _r‐、上=7ー`====-
.      ヽ '  .| l!                  /! l :l_ { { i!  | `ヽ、
        !   l i                  」, -― 、―‐-‐=‐ 、  〉
         /  .           , 、 > .´.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.`ヽ>'、
      人    }、           Y /.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.γ⌒ヽ、
.         ヽ  ./.:ヽ   、__ ,. ィ.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!   ハ:.ヽ
         }、 / : . }、     ̄7.:.:.:.:.:.:.:.:.__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ- 'ィ >ハ
           {:レ :/'. j! ヽ    /.:.:.:.i:.:/´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人イ:.:.:.   雪風、いつでも出撃できます!
.        人:/ : /  ∨   7 /!:.:.|:.:/|∧:.:.!:.:.:.:.:/' /イ ∨i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.∧
         { ー '    ∨ .i/:人 :V ,.z=ミ、.:.:.:.:/  ,三、、 !:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.∧
          ヘ       \ /.:.:.: ヽ〃んハヽi∨   んハヾ,}/.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:ト`-
            ヘ.       /.:.:.:.:./.: i 込ソ     {トtjイi /.:.:.:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.:.:.:|
             丶     //.:.:.:/.:.:.:.!   '      `¨´ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト、
                ヽ   .//.:.:.:/.:.:.:从    r==- 、    /.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/V
             ヘ. /イi:.:.:7.:.:./ \        !  /ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:ル
              ヽ  .!:.:.i:/   7..丶  ー      /.:.: /.:.:.:._/ ̄ i
                  、 ∨!     i: :|!: : : ー、 ´  /.:./-‐'、__ | __
                 \       !: :!: : : : / !  /イ ´: : : : : : : _ ,. <
                  ヽ    ∧ :、: : : :!   /. : : : :/´/´ ヽ  ヽ
                    \ /  ヽ: : : :{ヽ ,/. : : : :/. :,イ i   \ i


すっかりマスコットになりかけてますが、AA自作に乗り出そうとしてたりすっかりその気のイッチがおったとさ。

【2001年 8月15日 カムチャツカ基地 ブリーフィングルーム】


サンダーク「諸君、待たせてすまなかった。楽にしてくれたまえ」


寝耳に水とも言える、突然の話だった。
急に、各試験小隊の指揮官へ召集がかかったと思えば、話もそこそこにブリーフィグルームへ迎えと慌ただしく事は進んだ。


サンダーク「急な話だが、数日中に実戦試験を再び実施する可能性が高まったことを伝える。
極東ソ連軍事司令部より、BETA上陸の兆候が認められる旨の通達があった」


そう、再び、BETA上陸の予兆が見えたのだった。
先日の上陸侵攻の予兆になった大陸側のBETA溜まりが拡散し、その一部がカムチャツカ半島へと向かっているのだ。


サンダーク「今回ソ連軍は厳重警戒態勢で臨んでおり、沿岸部には早々に防衛線が敷かれ、前回露呈した直接攻撃力の不足も、既に補充によって解消されいている」


今回の侵攻で予想されるBETAの規模は旅団程度。
数で言えば数千から1万程度だろうか。
まぁ、衛星からの索敵には精度等にも問題があって、5000と言われたら実際にはその倍くらいはいるつもりで臨む必要があるが。


《まるでゴキブリだな……》

サンダーク「試験任務の詳細および配置は、出撃前に各小隊別のブリーフィングにて伝達される。
では……解散!」

京太郎「規模や流れから察するに、上陸は4,5日後ってところか……」

美穂子「そういう予測を立てても、あてにならないのがBETAよ?」

京太郎「わかってますよ」


8/15 【朝】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
5.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

↓3
1.拠点防衛戦
2.ヴォールクデータ
3.無限湧きエンドレス(判定1回)
4.市街地戦

↓3まで多数決

1.京太郎単体
2.WB小隊

京太郎「昨日はスコアがふるわなかったしな……京はリベンジだっ!」

《あれが“ふるわない”んじゃ、世界中の衛士に引退勧告出さなきゃな》

京太郎「何故そうなる」

《普通は反応炉にたどり着く前に補給切れか押しつぶされて終わるだろ》

京太郎「それはまぁ……OSや機体の違いというか……」

《旧OSのF-15Cで反応炉にたどり着きましたよね、あなた》

京太郎「………………」

《おい》



↓1
01~29 突撃級に踏みつぶされる
30~59 小型種を木っ端微塵
60~89 要撃級を一刀両断
90~155 要塞級を三枚下ろし
ゾロ目 大広間に到達
衛士適性(17)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+57

再三言われている事だが、通常の場合、戦術機が単騎で要塞級に近接戦を挑むのは愚行も良いところである。
おおかた、要撃級の前腕衝角と同じ硬度を誇る主脚に踏み貫かれるか、鞭のような尾に叩き潰されるのがオチである。

だが、これも最早言うのも耳にタコだが、須賀京太郎にはその常識は当てはまらない。


京太郎「ぅおりゃあーっ!!」


要塞級は74式長刀によって、胴体と主脚が3つに綺麗に引き裂かれた。

彼がそれを目の当たりにしたならこう言うだろうか
「これはちょっとした恐怖ですよ」と……



↓1
01~29 BETAの津波に押しつぶされる
30~59 突撃級を避けながら進む
60~89 要撃級や突撃級は最早障害物でしか無く
90~155 要塞級、またやられたってよ
ゾロ目 大広間に到達
衛士適性(17)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+57

京太郎「ふっ…………!」


京太郎がCPUによって操作される僚機に命ずる事はただ一つ。
『BETAを相手せずに進め』
よって、戦車級に囲まれた際等を除いて、極力推進材も弾薬も消費させずに、障害となるBETAを京太郎が蹴散らす事で欠損無く進んでいた。

そう、最早それは僚機では無く補給コンテナの扱いだった。

やがて、遠くない未来でハイヴ攻略戦において兵装担架の代わりに補給コンテナを背負う戦術機部隊が設立される事になるのは、そのシミュレーション結果を見れば誰もが思いつくことだった。


京太郎「だあーっ!」


京太郎は止まらない。
やがて、数機の僚機を(全て補給のために)犠牲にしながら、大広間にたどり着いていた。


京太郎「反応炉まで後少しだな……!」

《もう知らんよ……》



↓1
01~29 偽装横杭……っ!
30~59 戦車級、闘士級、戦士級が阻む……っ!
60~89 突撃級をファックしていっていい……っ!
90~155 そこは反応炉手前……っ!
ゾロ目 僚機を自爆させて反応炉破壊……っ!
衛士適性(17)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+57

京太郎「くそっ、後少しだってのに突撃級が邪魔だな……」


流石の京太郎も、一度跳躍し、背後から突撃級を射殺する。
別に、正面から切り刻む事も不可能ではないが、長刀が傷むのを嫌っての事である。

なお、当然ながら普通の衛士は正面から突っ込めば、170kmの突進によって突っ込まれて自爆する。


京太郎「やぁーっ!」


それでも、時々除け切れぬと判断すれば真っ正面から両断していた。
良い衛士はマネしてはいけない。


京太郎「ぅえいっ!」


やがて、突撃級の猛攻を退けながら……


京太郎「漸く、反応炉か……」


どのみち、大広間まで通してしまったBETA群に彼を止める手段はあんまり残ってない。



↓1
01~29 実は被弾していた!
30~59 が、弾薬切れを起こした!
60~89 最早僚機は残っておらず
90~155 反応炉破壊成功
ゾロ目 そして、無傷でハイヴ外へと飛び立った……
衛士適性(17)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+57

京太郎「さて、反応炉は破壊できたが……」


だが、問題はこれからだった。
通常のハイヴ外攻略では、片道で自爆して反応炉を破壊するのが定石だ。
つまり、特効行為に他なら無いのだ。

何故なら、ハイヴから脱出するには行きに避けて通ったBETAとまた対峙しなければならないからである。
と言うことは、弾薬も、推進材も消費しきって不足した状態で脱出しなければならないのだ。

そして、脱出する気満々の京太郎は驚くべき行動に出た。

残った僚機の武装を回収し、長刀を両手で持った上で、肩部の兵装担架に長刀を4本、背部の兵装担架に長刀を2本と、計8振りの長刀を装備したのだっ!


《これはひどい……》

京太郎「弾薬切れの心配も無し、合理的だと思うが」


そして、京太郎は決死の脱出に挑んだ。


《俺が黒潮だー、ってか?
いや、一本多いな。短刀入れたら10本だしな……》

京太郎「は?」



↓1
01~29 撃墜!
30~59 道半ばで弾薬、推進材切れ
60~89 強化外骨格で脱出しようとすると、撃墜判定
90~155 中破なれど、脱出
ゾロ目 関節がイエローアラート(脱出)
衛士適性(17)+操縦技能(15)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+57

京太郎「出口まで後少しだっ!」

《嘘でしょ…………》


黒潮の状態は、実際酷かった。
左手の掌は喪失し、主脚はビッコのようにまともに機能しておらず、所々の装甲は削り墜ちている。
当初8振りあった長刀は残り一つ、それも半分程で折れている。

しかし、これらの損傷はその殆どがBETAによる攻撃とは別の要因でできた物だった。
例えば、変態的な三次元機動の多用による着地の衝撃や、長刀の乱用による機体の関節付加等が原因であった。

実際、機体ステータスでレッドアラートを示してるのはほとんどが関節部であった。


京太郎「よし、光が見えた……!」


そして脱出……しt

機体がハイヴ外の空にその全身を曝した、その瞬間、黒潮は爆発四散!


京太郎「《アイエエエエッ!?》」


ウカツ!なんと、シミュレーターではハイヴからの脱出を想定しておらず、ハイヴ外のデータが欠損していたのだ!

むしろ、反応炉破壊の時点でシミュレーターが終了しなかった時点で時既におすし、バグに気づかなかった京太郎の失態である。

つまり、シミュレーターの判定上、京太郎はハイヴの壁に自ら激突し自爆したのと同じ……


京太郎「う、嘘だろ…………!?」

《これは流石に……あんまりだろっ!》


そして、シミュレーターには【撃墜判定】の文字が踊った……


だが、このレコードを後に見るであろうソ連衛士達の精神を、結果的に救われる事になった。


なお、とある衛士から改善要求が出され、翌日にはシミュレーターを中心に反応炉破壊後の脱出も想定された物に差し替えられていった。
その改善データも要求を出した本人が作り上げたと言うが、真相は不明である。

↓1 SP判定
01~31 SP+23
32~64 SP+24
65~98 SP+25
ゾロ目 SP+46

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...170
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...132
・容姿...100
・運...110
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...96


SPを23入手したので自由に振り分けることができます


↓3 期待してたら紙芝居だったくらいの衝撃

技能10 体力8 運5

適性に全部

しまった、いつも↓5なのに↓3にしてしまった……!


↓3まで多数決
1.>>900(技能10 体力8 運5)
2.>>902(適性に全部)

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...170→190
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...132
・容姿...100
・運...110
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...96

間違えました


Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...170→193
・操縦技能...150
・知力...200
・体力...132
・容姿...100
・運...110
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・我流刀剣術...(+10)
・オ??ィ?...(+?0)

etc...
・部隊練度...96

では今日はここまでにします。

ところで、6/28のageイベントに当選してた。
まあ、絶対数もそんなに多くはならないだろうし当たるとは思ってたけど。
もしこのssを読んでくれてる人で参加者がいたら、会えたら会おうね。


                   _/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽi   l   _)}、
                     ア.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:人__ ノィ ´:.:Y.:∧
                  _/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:∧
                f´7.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:. ト.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧     おやすみっ!
                { ,'/.:.:.:.:.:.i:|:.:!:.:.:.:.:.:.:.::.i :.:.:.|__、:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶
                   〉1:.:.i:.:.:.:|:|八:.:.:.:.:.:.:.,ィ´、 !  \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.\
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                |:.:.:∨.:. ! ,ィテミ.、\N   込z_ン |:.:.:.:.:.:.:|:.:.:|:.:.:.:ト
                ∨.:.∨:.:.{ !トtjハ      `¨´  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:N
                     ∨,、:、.:.:.弋zソ         /.:.:.:.:.:/.:.:/:/レ
                ハ! ヽ:\}    '         /イ:.:.:.:/.:.:/!イ
                     i!  \八         /   /.:.:.:イ!:./i/
            , <_`ヽ、       }i:.:.>  _  ̄   イィへ'.レ:l/
          /-  .,_`  i      八 ( )/    ̄/´   ヽ : ハ
          ノー‐     !        ∨|´    /    ヽ ∨从
.        〈 -,、      、        ヾ     /         .∨:∧
        ー^    /⌒ 、            //        ∨: :\
            丶 _/.:.:.:.:/ ヽ       ノ           ∧: : : :\
            〈:.:.:/   \    ./       / ノ /― 、: : : :ノ
             Y        \ ,イノ       _/     ./   ヽ/
             \      /ヘ       _アー    ./
               `ヽ、             _ア      /
                   \         ア      /
                 / >、       ./       /
                   //  `ヽ、__/      /

そうか、いるのか。なら初めても良いのかな?

8/15 【昼】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
×.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

あ、すみません。当方の勝手ですが現在は剣術訓練無しで。
単にスキル管理がめんd……ゲフンゲフン

剣術訓練に次の段階を設けてることは設けてるんですけどね

きちんと言ってなかったので何かしらの形でOWABIします。


8/15 【昼】


↓3
1.誰かと会話する
2.基地周辺を探索する
3.WB小隊招集(理由も併記)
4.ハンガーへ行く(技術者との会話)
×.シミュレーター訓練
6.街を探索
7.他部隊の指揮官と打ち合わせする
8.その他自由安価

基地内を出歩いていると、険しい顔をした篁中尉と鉢合わせた。


京太郎「お忙しそうですね、篁中尉」

唯依「あ、須賀大尉…………ええ、日本の最高機密とも言える電磁投射砲を持ち出した故に、様々な問題がつきまとって……」

京太郎「何かあったんですか?」

唯依「その、ちょっとしたトラブルが発生しまして。
それが、にっちもさっちもいかず……」

京太郎「と、言いますと?」

唯依「今回、電磁投射砲付きの技術者として日本から派遣された者の中にブラックボックスにアクセスできる物がおらず、ソフトウェア的障害が発生してしまうと、それに干渉出来ないんですよ……」

京太郎「成る程、では、今はレールガンは使用できないと?」

唯依「ええ…………」

京太郎(作為的なトラブル……だったりしてな)



↓3 会話内容自由安価

京太郎「レールガンがソ連に狙われている可能性は、勿論留意していますよね?」

唯依「それは、勿論です。
99式試製電磁投射砲は世界初の実用化された軍用レールガン、先日の試射の結果を鑑みて、手に入れようと画策する者も出てくるでしょう」

京太郎「ソ連側から、何かしらの工作を受けた可能性は?」

唯依「0とは言えませんが、それも困難でしょう。
日本からは技術者だけでなく、警護担当の者も派遣されているのです。
そう易々と、ソ連の工作を許したりなんてしません」

京太郎「しかし、ブラックボックスへのアクセスが可能な電子技術者は派遣されていないんですよね?」

唯依「…………それが?」

京太郎「ブラックボックスに不正アクセスしようとして、それをふせぐための防衛プログラムが悪さをした……という可能性は?」

唯依「っ……!」


まるで、その発想は無かったという顔をする篁中尉に、こっそりため息がついた。


京太郎「まあ、飽くまでも可能性の一つですけどね」

唯依「しかし…………いや、いざとなれば……それくらいは……」

京太郎「ああ、はい。聴いてませんね」


一人で問答を初めてしまったので暫くそれを眺める羽目になってしまった。



↓3 内容自由安価

京太郎「でしたら、自分がレールガンを見ましょうか?」

唯依「…………は?」

京太郎「もしかしたら、ブラックボックスへのアクセスが出来るかもしれません」

唯依「しかし……一応と電子技術を得手する整備担当者でもアクセス出来なかった物ですし、とても我々衛士が干渉出来る問題では…………」

京太郎「一応、戦術機のOSの開発に携われる程度には知識を持っていると自負していますが」

唯依「え…………?
それは、その……件のX-TDMの事でしょうか?」

京太郎「ええ、自分もある程度は関わりましたし、ちょっと挑戦してみたいという意欲も……」

唯依「…………本当、何でも出来てしまうんですね……」


↓1
01~49 しかし、流石に機密です故に
50~79 時間制限ありで
80~98 よろしくお願いします
ゾロ目 ついでにレールガンの設計図を暗記しときましたよ

そして、気がつけば再びかのレールガンが収容されているハンガーに俺は来ていた。


整備士「しゅ、主任……アイツって……!」

整備主任「ああ……横浜からのお客さんだ……」

京太郎「…………」


しかし、あれだけ機密が、と言っていた割にはすんなりと通してくれた物だ。
もしかして、藁にでも縋る思いだったのだろうか?
須賀だけに…………


《おもんない》

京太郎(うるさい)


心の中でつまらないシャレを考えながらも、着々とプロテクトを解錠していく。
香月博士から聞いたコードで一気に解除しても良かったが、それでは怪しまれる。
なので、一つ一つを探るように行っていく。


京太郎(…………成る程、ブラックボックス自体は強固だけど、散々回り道をしてからならば容易に解けるようになってるのか。
香月博士も性格が悪いな……)


その容易という話も、並みの技術者では不可能な事なのだが……

やがて、ブラックボックスにまで辿り着く事ができた。


京太郎「開きました」

唯依「嘘……?!」

京太郎「嘘ではありませんよ?
では、再起動もかけますね」

唯依「お、お願いします」


そして、再起動をすると見せかけて、影で京太郎はとある行動に出ていた。


京太郎(電子放出時の陽子制御モジュール、疑似皮質の分子イオンポンプに、熱伝導率の分割シークエンス、振動パルスの緩和偏差、運動ルーチンの最適化、さらにそこから派生するメタ運動野パラメータのランダムバランス構築、弾薬の排出時における角度修正のためのエアコック、伝達関連のフライバイライト応用の高速化及び耐久性の確保……」

唯依「あ、あの……何ですって?」

京太郎「いえ、何でもありません……」


こっそりと機構を解析し、その構造をちゃっかりと暗記し始めていた。
やがて、物の数分で頭の中に設計図を構築できるまでになっていた。


京太郎「初期化、出来ました。
パスコード等はCPUではなくHDD準拠なので代わり無いかと」

唯依「あ、ありがとうございます……」

京太郎「いえいえ、また何かありましたらお尋ねください」

京太郎(良い物を見せてもらったしな……フフフ……)

《おー、何か悪そうな笑い方……》

すまない、SUGAの恐ろしさのへんりんをみせられたところで今日はそうそうに終わらせます。眠いんです。

寝ます。寝かしてくれ雪風。

置いておきますね。埋めても良いのよ。

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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