ミュウ「うん、いるよー、にわかには信じがたいだろうけど」
ミュウツー「ハッ、笑わせるな!長いこと生きてる内に目が腐ったか!?」
ミュウ「じゃあここ行ってみな、いるから」ペラッ
ミュウツー「トゲトゲ山…なんの噂も聞かんが?」
ミュウ「まぁまぁ」
トゲトゲ山
ミュウツー「来てしまった…静かなところだな…本当にこんなところにそんなおっかないポケモンがいるのか?」
グゥ?…
ミュウツー「むぅ、小腹が空いたな…何か食べるものは…お!あそこに露店が、ちょうどいい…おい、店主!」
カクレオン「はいはい、いらっしゃ?い♪」
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ミュウツー「このリンゴ、ひとつ貰うぞ」ヒョイ
カクレオン「800ポケになります~♪」
ミュウツー「ふざけるな、私は最強のポケモンだぞ、金をせがむなど図々しい」シャク、スタスタ
トゥルルルルーン♪
カクレオン「お会計800ポケになります~♪」ニコッ
ミュウツー(な…!?こいつ、今どうやって…?)
ミュウツー「も…持っていないと言っている…」
カクレオン「…………………」
ミュウツー「な、なんだ…文句があるのか!?」
カクレオン「…ロボウダ…」
カクレオン「ドロボウだドロボウだぁ~~~~!!みんな捕まえてくれぇ~~~!!」
ミュウツー「!?」
テーテーテレレレレテレテーテン♪
カクレオン「ケケケケケケケケケケケケケケケケ」ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
ミュウツー「なっ…なんだこの速さは!?目で追いきれん、この私が!?……あり得んことだ!」バッ
カクレオン「キェェェエ」ヒュン
ミュウツー「くっ…サイコキネシス!」バッ
バチィィン
ミュウツー「か、片手で…!?」
カクレオン「グェェェェェ!!!」キリサク
ズバッッッッッ
ミュウツー「がっ…はぁ…がはっ、ぐっ…うぼぇぁ…」ビチャビチャ
ミュウツー「はぁっ…!はぁ…」ヨロヨロ
ミュウツー(馬鹿なこの私が…ただの一撃で…これほどのダメージを…!?)
カクレオン「ケケケケケケケケケケケケケケケコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスカネカネカネカネカネカネカネカネカネェッ…!」
ミュウツー「くっ…仕方無い、いささか卑怯だが…!」
ミュウツーは もうげきのタネをたべた!
ミュウツー「ねんりき!ねんりき!サイコキネシス!」
ズドドドドド
ミュウツー「サイコォォォォ…ブゥレイクゥゥゥゥゥ!!!!」
ズッドォォォォォン…
ミュウツー「はぁ…やったか!?」
ザッ…ザッ…ザッ…
カクレオン「ケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ」
ミュウツー「そ…んな…」
カクレオン「キェェェエッッッッ!!!」グァッ
ミュウツー(し…しぬっ…!)
ドカァァァァン
カクレオン「ギッ!?」
ミュウ「全く…だからあれほど気を付けろと…!」
ミュウツー「兄貴…!」
ミュウ「ほら、しゅんそくのたねを食べろ!これでなんとかなる!」
ミュウツー「でも俺じゃアイツには…!」
ミュウ「弱気になるな!お前は最強のポケモンなんだろ!?あんな金の亡者に負けて一生を終えていいのか!?」
ミュウツー「っ…!あぁ!やってやるさ!」シャクシャクシャク
カクレオン「キェェェ!!!」
ミュウ「くるぞ!」
ミュウツー「あぁ!」
カクレオン「キェェェェ!!!」バッ
ミュウツー「かろうじて…よけれる!」バッ
ミュウツー「サイコキネシス!!」バッ
カクレオン「ギッ!?」バチィィン
ミュウツー「今だ兄貴!!」
ミュウ「絶対零度!!」カチィン
カクレオン「」
ミュウツー「はぁ…はぁ」ドサッ
ミュウ「…絶対零度は一か八かだったんだけどね…これは己よりレベルの低い相手には通用しない…まさか僕より低いレベルであの強さとは…」
ミュウツー「…とはいえ、倒せたんだ…よかっ…!?」
ゾロゾロゾロゾロゾロゾロ
カクレオンB「ケケケケケケケケケケケケケケケケ」
カクレオンT「ギギギギギギギギギギギギ」
カクレオンZ「カネカネカネカネカネカネカネカネカネ」
ケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ
ミュウツー「そ…んな…」
ミュウ「…参ったね…こりゃ…」
キェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ………………
ミュウツー「はっ!?ここは…自宅!?」ガバッ
ミュウ「う、う~ん…何故か知らないけど…生きてる?」ムクッ
ミュウツー「なんにせよ助かった…え?」
コンモリ
ミュウツー「なんだこのただのタネェェェ!?」
ミュウ「わぁぁぁぁ!!!家具やお宝が全てただのタネに変わってるぅぅぅ!!!」
ミュウツー(もしかしてあいつらに…売り払われたのか…!?恐怖はまだ)
カクレオン「ギッ」
ミュウツー「なっ」ザシュ
End
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