【安価】艦これ学園 ラバウル分校 3限目 (1000)

※艦これのキャラを借りただけの安価SSです

※キャラ、口調崩壊注意

※遅筆の上に不定期更新の可能性大

※ギャルゲー、エロゲーみたいな流れで進行予定

※R-18安価は下にずらすかも。R-15くらいなら大丈夫っぽい

※連取、連投は安価↓か↑にずらします。ただしコンマ安価時及び多数決時のみ連取可です

※「ksk(kskst)」や「踏み」は安価対象とせず、ずらします。ただし「上」や「下」は安価対象とします


前スレ 【安価】艦これ学園 ラバウル分校 2限目
【安価】艦これ学園 ラバウル分校 2限目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431239968/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432992376

適当な人物紹介

ヒロイン枠
神通:許嫁
祥鳳:クラスメイト
衣笠:先輩
木曾:気の合う友人

サブ枠
青葉:衣笠クラスメイト
駆逐棲姫:ペット
Prinz:担任
青葉:新聞部
川内;川内家
那珂:川内家
Bep:師範
春雨:駆逐棲姫の前飼い主
初春:土地神
瑞鳳:祥鳳妹
伊勢:【動物喫茶 いせや】店主
秋津洲:衣笠の親戚


前回の艦これ学園
衣笠&神通攻略完了
秋月アフター
HDD吹っ飛ぶ

現在諸事情により安価取得を制限中及びsage進行中です
面倒ではありますがご協力お願い致します

一時的に『単発末尾Oの安価取得』は無効にします
※ただしコンマ及び時間指定安価はOKです

制限を終了する時期は現在未定ですがよろしくお願い致します
安価は取る前に一度適当なレスして単発を回避して頂けると幸いです
また、普通に書き込んでIDが変化してしまう方は……頑張ってください。(対策が)ないです
さらに制限がきつくなるか緩和するかは適当に考えます


特例の際にはその都度注意書きします。基本はこの方針で行きますのでご了承ください

前スレ埋めて頂き、ありがとうございました
前スレ>>1000ボーナスの浜風のヒロインチャレンジを行います


直下コンマ判定
コンマ80以上で浜風が次回ショートランド分校ヒロイン確定

いちたりない…残念ですが浜風のヒロインチャレンジは失敗です
次から秋月アフター再開します。少々お待ちください

秋月「コロッセオのライトアップ…とても綺麗です」

提督「うん。夜にしか見えないからこそ…これはいいね」

秋月「…はい」ギュ

提督「秋月?」

秋月「…少し、こうして歩きたいです…♪」

提督「…ん。いいよ。このままぐるっと一周しようか」クス

秋月「…♪」







秋月「……あ」

提督「うん?」

秋月「あれって…オペラハウス、ですよね?」

提督「そうだね…お、ちょうど20分後くらいに始まるな」

秋月「本当ですか?!」キラキラ

秋月「司令!見に行きましょう!!」グイグイ

提督「え、えぇ?!でも秋月…この格好じゃ」

秋月「大丈夫です!こんなこともあろうかと服をちゃんと準備しておきました!!」ムフー

提督「なんで!?」

秋月「さぁ司令!行きましょう!!」グイグイ

提督「こ、こら秋月!引っ張るなって!!」ズルズル







【オペラ鑑賞中】

提督「…」チラ

秋月「……」ジー

提督(秋月、すっかり見入ってるな…)

提督(…↓2してみようかな)

提督「…」ソー

提督「…れろ」ペロ

秋月「ひっ……むぐっ」

提督(お、すごい…咄嗟に口を押さえた)

秋月「……!!//」ジロッ

提督「う…」ビク

提督(さ、さすがにマナー違反だったか…)ダラダラ

秋月(司令……あとで覚えててくださいね…!!//)ジトー







提督「んっ…楽しかったなぁー!」ノビー

提督「はぁ…普段つけないネクタイとかは息苦しいな」シュル

秋月「……司令!!」ツネリ

提督「い、いててて!!あ、秋月さん!?」

秋月「鑑賞中にいたずらしてこないでください!!あ、あんなことして…!//」カァ

提督「う…ご、ごめん。つい悪乗りしすぎて…」

秋月「……むー」ムス

秋月「…司令には罰として↓2します」

【ホテル】

秋月「…ふぅ」

提督「…」

提督(な、なんだか無言のままホテルに戻ってきちゃった…)

提督(も、もしかして凄く怒ってる!?ど、どうしよう…)

秋月「ん…しょ」ポフッ

秋月「司令、こちらに」

提督「う、うん…」テクテク

秋月「……こ、ここに頭を」ポンポン

提督「うん……」ポフッ

秋月「…ッ//」ビク

提督「……ん?」

提督「……あ、あれ。秋月?これって膝枕――」

秋月「し、司令には罰として耳かきをします!//」

提督「へ?」

秋月「き、きっとご自身の耳が気になっているから私にあんな悪戯したんです!//」

秋月「で、ですから。耳のお掃除をしますのでおとなしくしていてくださいっ!//」

提督「う、うん…」

秋月「で、では…失礼します…//」



提督「…」

秋月「…♪」カキカキ

提督(…これ、罰?どうみてもご褒美……)

提督(……気持ちいいからいっか)ポフ

秋月「…司令」

提督「…ん?」

秋月「↓2」

秋月「大好きです」ニパ

提督「…秋月//」

秋月「…えへへ//」

提督「…秋月、キスして」

秋月「え?あ、あの…私からですか…?//」ワタワタ

提督「…だめ?」

秋月「う……も、もう…//」


秋月「……ん//」チュッ

提督「ん…」


秋月「…どうでしょうか?//」

提督「ん…柔らかかった」ニコ

秋月「もう…//」

秋月「ほ、ほら。反対側やりますから、頭の向きを変えてください」

提督「ん、しょ…」ゴロ

秋月「…♪」カキカキ

提督「…これからもたまにやってもらってもいい?」

秋月「はい。私も司令にこうするの…楽しいです♪」ニコ

提督「そっか」クス

秋月「ふふ…♪」


↓2 どうなるどうする

秋月「……」カキカキ

秋月「あの、司令……」チラ

提督「…」ウトウト

提督「…ん、ぅ…」ウツラウツラ

秋月「…」

秋月(…司令、今なら無防備です…それなら)ソロー

秋月「……ぺろ」

提督「おわっ!?」ビクッ

秋月「ふふ、おはようございます司令♪」クスクス

提督「え?あ…秋月?あれ…俺寝てた?」

秋月「えぇ、とても無防備に寝ていらっしゃいましたよ♪」クス

提督「そっか…ごめん。つい気持ちよくて…」ムク

提督「ふわ…ぁ、あ」ノビー

提督「…ところで秋月?もしかしてさっき…」

秋月「はい。先ほどの仕返しです」クス

提督「やっぱりそうか…//」

秋月「少しは私の気持ち分かっていただけました?」ムス

提督「うん…あそこでやったのは本当にまずかったね…ごめん」

秋月「分かって貰えたらならいいんです!これからは時と場所を考えてくださいね!」プンスカ

提督「……ん?時と場所考えたらやっていいのか?」

秋月「え?あ……//」カァ

秋月「し、知りません!!//」プイ

提督「やれやれ…」クス






提督「そろそろ寝ようか秋月。今日は歩き回って疲れただろうし…」フワ

秋月「えぇ。そうしましょう」ニコ

提督「それじゃいつもどおり…ベッドはダブルだからいつもより広いと思うよ」

秋月「本当ですね…ふふ、失礼します♪」モゾモゾ

提督「んしょ…うん、広いね」

秋月「…少しさびしい気もします」

提督「狭いほうがいい?」

秋月「そんなことはありませんが…あの」チラ

提督「ん?」

秋月「…やっぱり、少しでも司令とくっついていたいので…//」ギュ

提督「…そか」ナデナデ

秋月「…//」ギュ-

秋月「…司令」

提督「ん?」

秋月「↓2」

また寝落ちした…ごめんなさい
再開します



秋月「……です」

提督「ん?」

秋月「……あ、そ、その…えと…//」ギュ

提督「??」キョトン

秋月「……エッチ…したい、です…//」

提督「」


提督「」ハッ

提督「……さ、明日も早いし寝ようか」モゾモゾ

秋月「…司令」ツネリ

提督「いつっ!?」

秋月「…じょ、女性にここまで言わせて…何もしないんですか…?//」ムス

提督「い、いやだって…そんな…//」

秋月「…司令、いつも我慢してくれてるんですよね」

提督「え」

秋月「…大学の友達からよく聞きます。大学生の恋人で未経験なんて珍しい…って」

秋月「そ、それに男性のほうは絶対に無理して我慢してるって…//」

提督「い、いやそんなことは…」

秋月「司令…」

秋月「……でも、私も我慢していたの…気づいてました?//」カァ

提督「へ?」

秋月「ずっと…ずっと……//」

秋月「でも…司令にご迷惑をおかけするんじゃないかっていつも不安で…」

秋月「…ですが、私たちはもう結婚できる年齢になりました…//」ギュ

秋月「だから…//」

提督「あ、秋月……//」カァ

秋月「……抱いてください…司令…//」ギュ


直下コンマ判定
50以上 夜戦開始
49以下 夜戦スキップ
※00は0扱い

提督「ふぅ…秋月、シャワー空いた…」

秋月「……むにゃ…むにゃ…」zZZ

提督「……」

提督「まったく…ちゃんと体洗わないとだめだぞ?」ナデ

秋月「……しれぇ」ムニャ

提督「ん?」

秋月「あいしてます…むにゃ…」スヤスヤ

提督「…うん」

提督「…俺も愛してるよ秋月、今日はがんばってくれてありがとう」チュ

秋月「……にへ」ムニャ

秋月「しれー…」クイクイ

提督「あれ?もしかして秋月起きて……」

秋月「…一緒に寝なきゃ…やです……」ムニャ

提督「…」

提督(夢の中でも俺のこと…//)

提督「…俺はここにいるよ、秋月」ギュ

秋月「……えへぇ♪」ギュー

提督「…お休み、秋月」ギュ

秋月「…♪」zZZ


↓2 朝起きたら

チュンチュン チュンチュン

ナデナデ

提督「……ん、う…」

提督「……ぅぅん?」パチ

秋月「…目が覚めましたか?司令」ニコ

提督「…秋月?」

秋月「はい」ニコ

提督「…もう起きてたのか」

秋月「はい、昨日はシャワーを浴びる前に寝てしまいましたから…」アハハ

提督「そういえばそうだったな…ところで秋月」

秋月「はい?」

提督「…何で俺の頭なでてるの?」

秋月「…いけませんでしたか?」キョトン

提督「いや…そういうわけじゃないけど」

秋月「なんだか…司令の寝顔を見ていたら、ついこうしたくなって…♪」ナデナデ

提督「そっか…うん、気持ちいい」

秋月「もう少しします?」

提督「うん。お願い」

秋月「はい、喜んで」ニコ

提督「…」

秋月「…♪」

提督「秋月」

秋月「はい?」

提督「↓2」

提督「次はどこ行こうか」

秋月「…うぅん、どうしましょうか……」ムムム

提督「…イタリアでもう回りたいところ周っちゃった?」

秋月「あ、いえ…むしろ逆で」

提督「逆?」

秋月「はい…この町並みを見ていたらもっと見たい場所が増えてしまって…」

提督「…」

秋月「す、すみません司令…//」カァ

提督「いいさ、まだまだ時間はあるんだからむしろいいことじゃないか」クス

秋月「ほ、本当ですか?」

提督「あぁ。俺もまだ秋月と一緒に見たい場所はいっぱいあるからな」

秋月「ふふ…もう」クス

秋月「でも司令、まだ世界一周は途中でなんですからイタリアで終わっちゃいけませんよ?」

提督「分かってるよ」クス

秋月「……また、違う国でも…その、司令に…していただけたらなって…//」モジ

提督「な…//」

提督「……もしかして、癖になった?」

秋月「……///」コク

提督(…こうなるのが怖かったから避けてたところはあったけど…)

提督「…いいけど、節度を持って、な?」

秋月「…はいっ//」ニパ

提督(…俺だってそんなこと言われたら断れないよ…//)ハァ


提督「…よし、今日も一緒にイタリアの町、回っていこうな」ニコ

秋月「はいっ!」ニパ

提督「改めて世界一周、がんばろうな」

秋月「もちろんです」クス

秋月「司令と一緒なら…私は、どこまでも行けます♪」



【秋月アフター END】

以上で秋月アフター終了です。お疲れ様でした
次からラバウル分校本編再開します

残るヒロインは木曽と祥鳳です
少しだけ休憩します、少々お待ちください

【8月2days】

【提督家】


提督「おはよーわるさめ」

駆姫「ふわ…おはよ…てーとく…」ペタペタ

提督「なんだ?いつもより眠そうだな」

駆姫「うん…ちょっと色々考えてて」ウトウト

提督「あんまり夜更かししちゃだめだぞ?」

駆姫「…てーとく」

提督「ん?」

駆姫「てーとく…そわそわしすぎてない?」

提督「えっ?い、いや…そんなことないぞ?」ソワソワ

駆姫「……ふーん」

提督「…」ホッ


駆姫「……てーとく!」ダキッ

提督「わっ!?どうしたわるさめ?」

駆姫「えへへー…てーとく、誕生日おめでとー♪」スリスリ

提督「え?わるさめ…」

駆姫「ふふ…ちゃーんと覚えてるもん♪」ニパ

提督「わるさめ…」ジーン

駆姫「えっとね、ずーっとてーとくへのプレゼント考えてたの」

提督「え?じゃあさっきの寝不足って…」

駆姫「えっとね…うん。受け取ってほしいな…わたしからのプレゼント…//」モジ


↓2 わるさめからのプレゼント

わるさめ「はい、これ!」スッ

提督「これは…」

わるさめ「てーとくが私の水槽に入れてくれたサンゴで作ったアクセサリー!」

わるさめ「……だめ、かな?」シュン

提督「…わるさめ」ヒョイ

わるさめ「わっ!?」

提督「だめなわけないだろ?」

提督「わるさめが俺のために一生懸命作ってくれたんだから…すごく嬉しいよ」ニコ

わるさめ「あ…!」パァアア

わるさめ「えへへ……てーとく、誕生日おめでとー♪」スリスリ

提督「うん、ありがとうなわるさめ。これ大事にするよ」ナデナデ

わるさめ「うんっ!」









【教室】

提督「♪」ルンルン

提督(わるさめが覚えててくれたとは…なんとも嬉しい限りだ)ジーン

提督「…まさか誰か覚えててくれたらいいなぁ、なんて思ってたけど…」

提督(それにプレゼントまで用意してくれて…今日はなんか買ってきてやろう♪)

提督(…クラスメイトは誰か覚えてたりしてくれてる…わけないよなぁ)ハァ

提督(高等部あがってからそんなこと無いし…当たり前か)フゥ


↓2 HR前イベント

祥鳳「おはようございます、提督さん」ニコ

提督「おはよー祥鳳さん」

祥鳳「…あら?」

提督「うん?どうしたの?」

祥鳳「提督さん?そのアクセサリーは…?」

提督「これ?今朝うちのペットがプレゼントしてくれたんだ」

祥鳳「ペットと言いますと…以前沖縄についてきてしまったあの子ですか?」

提督「うん」

祥鳳「へぇ…いい子なんですね。それにこんなに可愛く作ってるなんて…♪」

祥鳳「あの、もしよろしければ少し見せてもらってもいいでしょうか?」

提督「うん、もちろんいいよ。はい」スッ

祥鳳「ありがとうございます♪これは…サンゴですか?」

提督「うん、水槽の中で一緒に入れておいたんだ」

祥鳳「すごい…とても器用なんですね」

提督「俺もびっくりしたよ。まさかこんなもの作ってれてると思って無くてさ」

祥鳳「ふふ、きっといい飼い主さんに恩返しがしたかったんですよ♪」

提督「あはは…そういわれると少し照れるよ」

祥鳳「ありがとうございました。大事にしてあげてくださいね」スッ

提督「うん、もちろん」

祥鳳「でもどうしてこのタイミングに?」キョトン

提督「あ…それは」


キーンコーンカーンコーン


祥鳳「あ…チャイムなってしまいましたね。私、席に戻りますね」トテテテ

提督「あ、うん…」フリフリ

提督(…仕方ないか)

提督(…没収されないようにだけ気をつけよう)イソイソ


昼休み中イベント
1.屋上でお昼
2.校舎裏に行く
3.廊下を散歩

↓2

提督「ふー…」テクテク

提督(満腹満腹…今日は少し食堂で豪華してしまった)

提督「あ、今日の夜ご飯どうしようかな…本格的に豪華なもの用意してわるさめにも喜んでもらうって手も…」ウーン

提督「…まぁ腹ごしらえに散歩しながら考えるか」テクテク


青葉「てーいとくくん!」ヒョコ

提督「おわぁっ!?」ビクッ

青葉「ちょ、ちょっと驚きすぎですって…さすがに私も傷つきますよ?」

提督「あ、青葉さんですか…それなら脅かさないでくださいよ」

青葉「まぁまぁ。提督君にお渡ししたいものがあったんですよ」ゴソゴソ

提督「渡したいもの?」

青葉「えぇ、はい!」

提督「……お菓子?」

青葉「あはは…あんまり気の利いたものは用意できなかったんですけど…」

青葉「今日お誕生日ですよね?おめでとうございます」ニコ

提督「」ブワッ

青葉「わぁっ!?ちょ、ちょっと提督君!?」

提督「すみません…ちょっと感動して…」グス

青葉「どれだけほかの人に祝われてないんですか…」

青葉(それにお菓子でこれほど喜ぶって…少しちょろすぎませんかね…)ハァ

青葉「…仕方ありませんねぇ。提督君に有益な情報を差し上げましょう」

提督「え?」

青葉「本当はシークレットな情報なんですからね」


↓2 有益な情報

青葉「この学校には秘密の部屋があるんです」

提督「ひ、秘密の部屋ぁ?」

青葉「はい」

提督「…ものすっごい胡散臭いんですけど」

青葉「そう言わないでくださいよ…青葉だって最初はそう思ってたんですから」

提督「え?ということは根拠があると…?」

青葉「えぇ。この前それらしい部屋を見つけたんです」

提督「ま、マジですか!?」

青葉「えぇ、ですが…」

提督「?」

青葉「それが、なーんにもなかったんですよねぇ」ハァ

提督「何も無かった?」

青葉「えぇ、普通に空き部屋…まぁ、ごみがいくつか散乱してましたが」

提督「…それのどこが有益な情報なんですか?」

青葉「いやぁ。提督くんの隠したい秘蔵の本とかを隠すいい場所になればいいかなーって」

提督「俺だけが知ってるならともかく青葉さんが知ってるなら意味なですよねぇ!?」

青葉「あ、ばれました?」テヘ

提督「まったく青葉さんは…」ハァ

青葉「まぁともかく、もし暇なら行ってみて下さい。少しくらいなら暇つぶしになりますよ」ゴソゴソ

青葉「はい。こちらが地図になります」スッ

提督「…どうも」

青葉「それでは!」トテテテ


提督「…」

提督(こんなものどうしろと…正直困る)

提督(…まぁ、一応持っておくか)



選択肢安価 放課後行動
1.本屋に寄る
2.猫の様子を見に行く
3.地図の場所に行ってみる

↓2

提督「えぇと…ここ?」

提督「…失礼しまーす」ガラ

提督「…うん?」キョロキョロ

提督(いたって普通の空き教室に見えるけど…これのどこに秘密の部屋が?)

提督(えっと…入り口に関しての情報は…あった)

提督「……地下?マジで?」

提督「入り口からまっすぐ6つ…そこから右に3つ目のタイルにスイッチがあります……?」

提督「そんな馬鹿な…スイッチなんて学校のタイルに仕掛けてるわけ…」

提督「…あれ?なんかこのタイル欠けてる…っていうかくぼみが…」

カパ

提督「…」

提督「……えっ?ま、マジで?しかも如何にもなスイッチが…」

提督「…」ゴク

提督「…えい」ポチ


ウイーン

提督「!?」

提督(お、奥の床が開いて…しかもはしごまで上ってきた!?)

提督「……い、行ってみるか」






【秘密の部屋】

提督「けほ…うわ。地下室だけあって埃っぽい…」

提督「…」キョロキョロ

提督(本当にごみが散乱してるだけだな…青葉さんがんばって見つけたのにこれじゃあなぁ)

提督「…どうしよう。一通り見れたし俺も帰ろうかな…」カサッ

提督「……ん?なんだこれ?紙?」ヒョイ

提督「えぇっと何々…?」


↓2 拾った紙に書かれていた内容

この部屋にはいった者は神に魅せられるだろう

文月を崇めよ讃えよ

さすれば道は開かれる


提督「………………」

提督「…よし、捨てよう」ポイッ

提督(…ここまずい部屋だ。すぐに出よう、見なかったことにしよう。うん)

提督(なんかよく見ると黒ローブや三日月の形のブローチが……)

提督(…出よう。青葉さんにもこの部屋には近づかないように注意しておこう)ウンウン




提督「よい…しょっと」ガコッ

提督「よし…これで入り口も何も全部元通り、たぶんばれないはずだ」

提督(…入室管理とかしてなければだけど)

提督(でも青葉さんが入って何も無かったんだから大丈夫だろう。うん、そう信じよう)

提督「…というか文月ってだれ?神様?」

提督(…神様いるもんな。初春様っていう前例がいるわけだし…)

提督「…ま、とりあえず戻ろう。帰ってわるさめに…」


ガコッ ズッ ズズズ...


提督「…………」

提督(な、なんで?なんで扉閉めたはずなのに空いた音がしたの?そ、空耳?)

ズズ……ズズ…

提督(な、なんか後ろから近づいてる!ど、どどどうしよう!!)



選択肢安価
1.脇目も振らず逃げる
2.後ろを振り向く
3.留まる

↓2

提督(…い、いるわけない!お化けとか霊とかそんなものがいるわけがない…!)

提督「……ッ!!」クルッ


文月「……やー」クイクイ

提督「……へ?」

文月「…行っちゃ、やー」フルフル

提督(お、女の…子?)

提督(…さっき地下室にいた?いや…誰もいなかったはず…)

提督「……えと」スッ

提督「…こ、こんにちは?」ニコ

文月「……」

提督(…あれ?もしかして間違えた!?)ダラダラ

文月「……えへ、こんにちは」ニパ

提督(…かわいい)

提督「え、えっと…君は?」

文月「文月っていうの」ニパ

提督「なるほど…文月ちゃんか」

提督(……あれ?なんかつい最近どこかで聞いたことあるような……?)

提督「えと…小等部の子かな?」

文月「…」フルフル

提督「…じゃあ中等部?」

文月「違うのー」フルフル

提督「え?じゃあ…高等部?」

文月「うぅん…そうじゃなくてねー」

文月「私ね、神様なのー」

提督「」

文月「それでねそれでね、お兄ちゃんにお願いがあるのー」

提督「はっ!?え…あ?お、お願い?」

文月「↓2」

文月「なでなでしてー?」

提督「へ?」

文月「早くー」ジー

提督「あの…いいんでしょうか?」

文月「うんー♪あ、でも…」

提督「?」

文月「敬語はだめ。さっきみたいにしないと怒るよー?」プクー

提督「え?は、はぁ…」

提督(…神様もそれぞれなのか…?初春様はなんと言うか神様ってイメージそのままだったけど)

提督「…じゃ、じゃあ失礼」ポン

文月「うにゅ…」

提督「……」ナデナデ

文月「……えへへぇ♪」ニヘラ

提督(かわいい……)

提督「えと…文月ちゃん」

文月「なにー?」ニコニコ

提督「…ここでなにをしてるの?」

文月「うんとね…昔はいーっぱい遊んでくれるお友達がいたの」

文月「でもね…時間がたつほど一人になる時間が増えて…」

文月「…一人ぼっちだったの」シュン

提督「…もしかしてあの部屋は」

文月「うん…私の住処。でも人間に簡単に見つかるよなところはだめって、初春ちゃんに言われて…」

文月「でも知らない人が来たら見つかっちゃいけないし…」

提督(なるほど…そういうことだったのか)

提督「…あれ?じゃあ何で俺には姿を…」

文月「初春ちゃんと会ったことあるって分かったから~それに…」

提督「それに?」

文月「お兄ちゃん、優しそうだったから♪」ニパ

提督「……そ、そっか」ニコ

文月「えへへ」

提督(…そんな理由でいいのかなぁ)ナデナデ

文月「お兄ちゃん、お礼させて~」

提督「え?お礼?」

文月「うん♪」


↓2 文月神からのお礼

文月「えっとね…はいこれ!」

提督「…これは?」

文月「三日月のブローチ!可愛いでしょ~♪」

提督「…ありがとう」

文月「それはね、私とお兄ちゃんのお友達の証」

提督「…なるほど」

文月「…受け取ってくれる?」ウル

提督「…うん、もちろん」ニコ

文月「! えへへ…♪」ニマニマ

文月「あとね、それを受け取ってくれた人に限定の効果があるの」

提督「効果?」

文月「うん、お兄ちゃんの場合は…三日間だけ、すっっっごく運がよくなるの~♪」

提督「う、運がよくなる?」

文月「そう、大切にしてくれなきゃだめなんだからね~?」ジー

提督「…分かった、よろしくね、文月ちゃん」ナデナデ

文月「うんっ!」ニパー

文月「私はね、いつでもここにいるから、好きなときにきて♪」

文月「それじゃ、今日はばいば~い♪」スゥ

提督「え?あ…!き、消えた……」

提督(…本当に神様なのか…初春様と同じように)

提督(……青葉さんには黙っておこう)

提督(そして思いがけないプレゼントもらってしまった…誕生日プレゼント扱い?)

提督(さすがにそれは都合よく解釈しすぎか)


キーンコーンカーンコーン

提督「…あ。もう下校時刻だ。だから文月ちゃんも帰るようにって…」

提督「…折角気を利かせてくれたんだ。帰ろう」ガラッ

提督「…また来るね。文月ちゃん」ニコ

パタン


文月「…」ヒョコ

文月「…うん、待ってるから~♪」ニパ


↓2 下校中イベント

【下校中】


提督「ふむ…」

提督(わるさめがくれたサンゴアクセサリー…それに文月ちゃんからもらえた三日月ブローチ)

提督(これだけでも十分幸運だけどな…)クス

提督「…よし、今日はデパートで豪華な食事にするか!」

提督「ちゃっちゃと買って帰るか。わるさめもお腹空いてるだろうし」




【デパート】

提督「さてと、それじゃあ……」ウイーン

パンパンッ カランカラン

オメデトーゴザイマスース!


提督「うわっ!?な、なな…なに!?」ビクッ

店長「おめでとうございます!お客様が当店100万人目のお客様です!」

提督「は……え?」

提督(ひゃ、百万人目!?う、うそぉ!?)

提督「…はっ!?」キラッ

提督(ま、まさかこのブローチ……う、うそだろ?)

店長「こちらが記念の特典になります、どうぞお受け取りください!」

提督「は、はぁ……」


↓2 もらったもの

【提督家】

駆姫「…」ソワソワ

提督「……ただいまー」ガチャ

駆姫「あっ!!」

駆姫「てーとく!お帰り~♪」ダキッ

提督「わっ…とと、ただいま。わるさめ」ナデナデ

駆姫「んふふ~♪」スリスリ

駆姫「…あれ?てーとく、なんだか疲れた顔してる?」キョトン

提督「あ、あぁ…まぁ。色々あってな」

提督(幸運って言うのもありすぎるのも問題なんだな…とほほ)

提督(このもらったラスベガス旅行券…どうしようか)ハァ

提督(…まぁ、何か考えておこう)

駆姫「あっ!」

駆姫「…私からのプレゼント、着けててくれたんだ…」

提督「ん?うん、もちろん。折角わるさめが作ってくれたんだからな」ナデナデ

駆姫「えへ…嬉しい…♪」ギュー

提督「よし、じゃあ早速夜ご飯に…」


ピンポーン

提督「おっと…お客さんか。ごめんわるさめ。ちょっと待ってて」

駆姫「うん、わかった!」ピョン




提督「はいはい、どちらさまで…?」ガチャ


↓2 来客

春雨「あ…こんにちは、提督さん」ニパ

提督「あ…春雨さん、ご無沙汰してます」ペコリ

春雨「そ、そんなにかしこまらないでください!」ワタワタ

提督「いやいや…春雨さん社会人なんですから。俺まだ学生ですよ?」

春雨「もー…本当にそういうところは出会ったときからしっかりしてるんですから」

春雨「…だからこそ、提督さんにあの子をお願いできたんですが」

提督「あはは…今日もわるさめに会いにきたんですか?」

春雨「はい…いつもいつも勝手にすみません…」

提督「いえ、かまいませんよ。わるさめなら居間に居ますから上がってください」

春雨「すみません、お邪魔します」




駆姫「てーとく?誰だった…」

春雨「わるさめちゃん、こんにちは」ニコ

駆姫「……は」

駆姫「はるさめー!!」ダキッ

春雨「わわっ!こ、こら。いきなり抱きついちゃ駄目です!」

駆姫「はるさめ~…♪」スリスリ

春雨「…もう」ナデナデ


提督(…ふふ、やっぱり一番可愛がってくれた飼い主と一緒にいる時間が幸せだよな)

提督(…さて、今のうちにお茶でも入れてきますか)テクテク


↓2 どうなるどうする

提督「春雨さん、お茶どうぞ」コト

春雨「す、すみません…」

提督「いいんですよ、それにわるさめだって一緒にいたいはずですから」

駆姫「うんっ!」ギュー

春雨「……そっか、ありがとう♪」ナデナデ

駆姫「えへー…ふかふか♪」モゾモゾ

春雨「ひゃっ?!こ、こら。もぐりこまないの!//」

駆姫「はるさめの体ぷにぷに~♪」

春雨「も、も~…//」

提督「……」

提督(そうか…ふにふにのぷにぷになのか)


駆姫「……てーとく」ジトー

提督「え?」

駆姫「…鼻の下伸びてる」ムスー

提督「なっ!」ギクッ

駆姫「ふんだ…はるさめのことやらしー目でみてる」

春雨「へっ!?//」ビクッ

提督「ち、ちち違いますよ春雨さん?!そんなことありませんから!//」アタフタ

春雨「そ、そうですよね…も、もうわるさめったら…」ナデナデ

駆姫「つーん…」

提督「ほ、ほらわるさめ!そんな事言ってないでみんなでカードゲームでもやらないか!?」アタフタ

春雨「あ、楽しそうですね。わるさめ。一緒にやろう?」ニコ

駆姫「…わるさめがそういうなら」

提督(…なんとか助かった……少しはわるさめの機嫌がよくなるといいけど)ホッ

春雨「ばば抜きでもいいですか?あんまり複雑なゲームは知らなくて…」

提督「かまいませんよ、じゃあ配りますね」パラパラ



↓2 ゲーム中イベント

提督「……ふむ」

春雨「むむむ……」

提督「…はい」ポイ

春雨「て、提督さん凄いですね」

駆姫「えー!!てーとく最初からそんなにカード少ないなんておかしいー!!!」ムキー

提督「そうは言ってもな…」

駆姫「……配るときにずるした」ジトー

提督「してないからな!?」

春雨「こ、こらわるさめ。あんまり言いがかり言わないの」ナデナデ

駆姫「む~…」プク-

提督(…文月様の超幸運…ここでも発揮されてるのか)

提督(…ブローチはずせば大丈夫なのかな?さすがにこれが続きっぱなしっていうのもな……)


駆姫「……むー」

春雨「むー……」

提督(それにしてもいつ見てもこの二人って似てるよな…まるで姉妹みたいだ)

提督(わるさめもすっかり春雨さんの膝の上に乗ってるし…)

提督「……ん?」

駆姫「ふわ……あつーい」パタパタ

春雨「こら、暴れないのわるさめ。私だって暑いんだから…」

駆姫「むー」

提督「……な//」

提督(わ、わるさめの体温の所為か…は、春雨さんのワイシャツが透け……///)

駆姫「……?てーとく、どこみて……」ハッ

駆姫「……あー!!!!てーとくのスケベー!!!!」ガリッ

提督「いだぁあ!!!め、目が……目がぁあああ!!!」

春雨「こ、こらわるさめ!!何してるの!!」

駆姫「……てーとく、はるさめの下着みてた」ジトー

春雨「え?下着って……あっ!!///」ササッ

駆姫「ふんだ!やっぱりスケベてーとくだ!!」ムッスー

提督「じ、事故……不可抗力……」プルプル

春雨「はうぅ……///」


※このあと誤解を解いて春雨さんは帰りました


選択肢安価 就寝前イベント
1.飼育
2.鍛錬
3.勉強
4.電話(祥鳳or木曽)
5.寝る

↓2

提督「いつつ……目が痛い」ヒリヒリ

駆姫「…じごーじとくだもん」ムスー

提督「…そうだな、すまん」

駆姫「…反省してる」

提督「うん…」

駆姫「…そっか」

駆姫「……てーとく」ピト

提督「わるさめ?」

駆姫「…ごめんね、そんなに痛くするつもりなかったの…」

駆姫「ちょっとだけてーとくに反省してほしくて…だから…」ウルッ

駆姫「ごめんね…てーとくの誕生日なのに…私……」シュン

提督「…わるさめ」

提督「…悪かったのは俺なんだから気にするな。それに、このくらいならなんとも無いさ」ナデナデ

駆姫「でも…」

提督「…な?」ニコ

駆姫「てーとく…」ウル

駆姫「……うん、痛いの痛いの…飛んでけ~♪」ナデナデ

提督(…かわいい)

駆姫「…あれ?てーとくなに読んでるの?」ヒョコ

提督「ん、あぁちょっと宗教…いや、神様について調べてる」

駆姫「神様…?」

提督「うん」

提督「…だからって書物に書いてるわけないか…こういうのって原初とかの有名な神様しか書いてないだろうし…」

駆姫「なんて神様なの?」

提督「文月っていう神様で…文月教ってのが昔あったらしいんだが…」

駆姫「私知ってるよ?」

提督「そうだよな…知ってるわけ…」


提督「…え?!わ、わるさめ知ってるのか!?」

駆姫「うん」コク

提督「ま、マジで…?知ってること教えてもらってもいいか?」

駆姫「うん、いいよー?」

駆姫「えっとねー…↓2」

駆姫「…それは、人々を惑わす伝説の邪神」

提督「え」

駆姫「ひとつの文明の争いによって滅んだこともあるの」

提督「…」ダラダラ

駆姫「…って、聞いたことあるよ?」

提督「……そ、そうか。ちなみに誰に?」

駆姫「うーん…わかんない。それに聞いたことあるってだけで本当かどうかも知らないし」

提督「ふ、ふぅん…」

駆姫「でもどうして急にそんなこと調べてたの?」キョトン

提督「え?あ、あぁいや。俺もちょっとそういう話を聞いたからさ…あはは……」

駆姫「そっか~」

提督(…こ、このブローチあとからやばいリスクが出てきたりするような代物じゃないよな!?)



文月『――――おにいちゃん』ニパ


提督「……」

駆姫「てーとく?」

提督「え?あ、あぁ…なんでもない」ポンポン

駆姫「にゅ…//」

提督(…あんな子が、邪神……俺にはそう見えなかったんだけど)

提督(…また機会があったら会いに行こうかな)


【8月2days 終了】

選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(木曽or祥鳳)
3.次の日へ

直下

【木曽】

木曽「ふー…よっこいしょっと」ドサッ

木曽「……」

木曽「……はぁ、なにやってんだ俺は」ポリポリ

木曽(あいつの誕生日だったってのにプレゼント渡すどころか話しかける機会もないとは…)

木曽「…情けないことこの上ないぜ、まったく」ハァ

木曽「…やれやれ、去年と今年の分、両方渡すつもりだったんだけどな」

木曽(…もういっそのこと忘れるか?)

木曽(いや…でもあいつには世話になってるし…第一この前助けてもらった礼だってちゃんとしてねーのに)

木曽「…あー!!もー!!」


球磨「…何だクマー、騒がしいクマ」

木曽「あ…わ、わりぃ姉ちゃん」

球磨「別にいいクマ。なんかあったクマ?」

木曽「…別になんでもない」プイ

球磨「ふーん…?ふわ…球磨は寝るクマ…おやすみクマ」

木曽「あ、あぁ。騒がせて悪かった」

球磨「気にすることないクマ…じゃあ」トボトボ


木曽「……はぁ」

木曽(……来年は渡すか)


【another view end】

【8月3days】


【教室】

提督「…お、わったぁー!!」ノビー

神通「お疲れ様でした、提督」ニコ

提督「神通もお疲れ、勉強がんばったからね」

神通「はい。提督のおかげです」ニコ

提督「いやー…明日からついに夏休みか…」

神通「あまりは目をはずしてはいけませんからね?」ジトー

提督「あはは…分かってるよ」

神通「では提督、今日は少し家の用事がありますので、お先に失礼します」ペコリ

提督「うん、またね神通」

神通「はい。では失礼します」ニコ


提督「…よーし!今日からようやく夏休みだ!」

提督(……問題は)

提督(……特に予定がないんだよなぁ……)ズーン

提督(わるさめを海に連れてってやるくらいはできるだろうけど…それだけじゃなんか青春もったいない気がする)

提督(…どうしようか)ムムム

提督「……帰りながら考えるか」フゥ

提督(かといって一人で帰ってる時点でろくなアイディアが…)

提督「…お。あれは……」


↓2 見つけた人(木曾or祥鳳)

提督「おーい、木曾ー!」フリフリ

木曾「…ん?」

木曾「お、提督じゃねえか」

提督「よう木曾。よかったら一緒に帰らないか?」

木曾「ん、あぁ。かまわないぜ」

提督「よしきた、それじゃあ帰りは……」

木曾「あ、その前に校舎裏寄ってもいいか?」

提督「あぁ、もちろんかまわないぞ」

木曾「はぁ…夏休みどうすっかな」

提督「ん?木曾も夏休みの予定に迷ってるのか?」

木曾「あ?あぁそれもあるけどよ…あいつら大丈夫かなって」

提督「…あぁ、なるほどな」クス

木曾「…なんだよ、その笑い方」ムス

提督「いいや。相変わらず木曾は優しいなって」

木曾「…別にそんなことねぇよ」プイ

提督(…こいつのこういうところ変わらないよな…ほんと)クス




【校舎裏】

猫「にゃー」テクテク

提督「お、久しぶりだなお前たち」

子猫「にゃー」スリスリ

提督「おぉ。お前も少し大きくなってきたな」ウリウリ

木曾「……」

提督「ん?どうした木曾?」

木曾「いや別に…久しぶりに来た割に随分懐かれてるな」

提督「そうか?まぁ顔見知りだからじゃないか?」

木曾「そんなもんかねぇ…」


↓2 どうなるどうする

猫「にゃー」テクテク

提督「お。お前もさらに大きくなってきたな、太るなよ?」

猫「にゃ」

提督「よしよし、いい返事だ」ナデナデ

猫「♪」

木曾「…お前な、毎日来てやってる俺に少しは愛想を振りまいたって……」スッ

ピト

提督「あ」

木曾「あ」

猫「にゃ?」キョトン

提督「…木曾?」

木曾「あっ…わ、わりぃ!!」パッ

提督「あ、あぁ。こっちこそどけてなくて悪い」

木曾「…おう」

木曾「…?」ドキドキ

木曾(な、なんだ…?提督の手に触っただけじゃか。なに動揺して…//)

提督「?」

子猫「にゃ」ピョン

木曾「…お、おいこら!俺の帽子の上に載るな!」

猫「にゃぁ」ピョン

提督「ちょ…こ、こっちは俺の上か」

猫・子猫「にゃー」ペシペシ

提督「…なんか頭たたかれてるんだけど、なにこれ?」

木曾「…俺が知るかよ」






【下校中】

提督「で、結局定期的に見に行くのか?」

木曾「あぁ。そうしないとあいつら心配だからな」

提督「俺もたまに行っていいか?」

木曾「かまわねぇよ。あいつらだってお前に懐いてるんだからな」

提督「そっか。ありがとな」

木曾「…別に俺に礼言ったってしょうがないだろ」プイ


↓2 下校中イベント

木曾「…」チラチラ

提督「木曾?」

木曾「な、なんだ?」

提督「どうしたさっきから落ち着き無いように見えるけど?」

木曾「…な、なんでもねぇよ」

提督「? そうか、ならいいけど…」

木曾(…提督からみても落ち着き無いほどかよ…本当になんだってんだ…//)

木曾「…」

木曾「…なぁ、ていと―――」


多摩「にゃ?木曾?」

木曾「え?げっ!?た、多摩姉さん…」

提督「姉さん?」

多摩「…姉を見て『げっ』とは何事にゃ」

木曾「あ…い、いや別に?特になにもねぇけどよ…」メソラシ

多摩「…まぁいいにゃ」

提督「木曾のお姉さん…?」

木曾「あ。あぁ。そういえば提督は初対面だったな」

多摩「多摩ですにゃ、猫じゃないですにゃ」

提督「ど、どうも。クラスメイトの提督です」ペコリ

多摩「にゃ」

提督(……さっきから物凄い語尾が気になる……そ、そういう人なのかな?)

多摩「……ほほー」ジロジロ

木曾「な、なんだよ?」

多摩「木曾が男子と帰るなんて珍しいにゃ。以外に身持ち硬くないにゃ?」

木曾「ちげーよ!こいつは…気が合うやつだよ」

多摩「ふーん?」ニヤニヤ

木曾(……すっげぇ腹立つ顔してやがる)イラッ

多摩「提督にゃ」

提督「え?は、はい。なんでしょうか?」

多摩「↓2」

ちょっと夜ご飯と明日の朝ごはん買ってきますのでいったん休憩します
少々お待ちください

多摩「ふつつかなやつですが今後も仲良くしてあげてください」

木曾「な…おい。多摩姉さん」

提督「多摩さん…」

多摩「木曾は色々気難しい奴です」

多摩「だけど、木曾には提督のような子が必要だから…」

多摩「…姉として、よろしくお願いします」ペコリ

提督「…言われるまでもないですよ」ニコ

提督「俺、木曾ほど気の合う友人を知りませんから、むしろこちらからお願いしたいほどです」ニコ

木曾「な…//」

多摩「…そうですか」ニコ

多摩「…木曾。いい友人を持ったにゃ」

木曾「…う、うるせーよ」プイ

多摩「やれやれ…素直じゃない奴にゃ、少しは提督君を見習うにゃ」ヤレヤレ

多摩「され、じゃあ多摩はこれから用事があるにゃ。またにゃ~」フリフリ

提督「はい、また」ペコリ


木曾「……ったく」

提督「いいお姉さんじゃないか」

木曾「…まぁな。あの語尾が無ければな」

提督「…それは俺も何もいえん」

木曾「…なぁ、提督」

提督「ん?」

木曾「…いや、やっぱりなんでもねーや」

提督「そか」


直下コンマ判定
コンマ数字分だけ木曾の好感度上昇 ※00は100扱い

木曾「…提督」

提督「ん?」

木曾「…ありがとよ」ニコ

提督「…何に対してだ?」

木曾「…さぁな。お前には色々借りがあるからな」

提督「…そうだっけ?」

木曾「あぁ」

提督「たとえば?」

木曾「自分で思い出せ」

提督「えぇ…そこは教えてくれてもいいじゃないか…」

木曾「やだね」

提督「けちー」ブーブー

木曾「…うるせーよ、まったく」クス


提督「木曾」

木曾「ん?なんだ?」

提督「…↓2」

提督「もし男と二人っきりで海外旅行に行くとなったらどう思う?」

木曾「ん?なんだそりゃ?一般論での話か?」

提督「んー…じゃあその考え方で」

木曾「なんか煮え切らねぇな…いいけどよ」

木曾「まぁ、別にいいんじゃねぇの?その二人が了承してるならの話だけどな」

木曾「ただ、どっちかが半ば強制されてるようなら嫌ってはっきり断れって話だけどな」

提督「なるほどなぁ…」

木曾「…まぁ」チラ

提督「ん?」

木曾「俺がお前に誘われたら…」

提督「誘われたら?」

木曾「………別に、断らないけどな」

提督「…本当か?」

木曾「…お前だけにはな」

提督「…ん?ほかの男からの誘いだったら?」

木曾「断る」

提督「…そ、そうか」テレ

木曾「…あぁ」プイ

提督(…話振ったのはいいけど…ラスベガス旅行券…どうしようかな)


選択肢安価
1.木曾を誘う
2.誘わない
3.もう少し考える

↓2

提督「…そっか、俺だけ信頼してくれてる?」

木曾「馬鹿が、うぬぼれすぎたっての」ペシッ

提督「いてっ」

木曾「…ったく」クス


提督(…うん、やめておこう)

提督(学生だけで海外旅行なんて不安しかないし…)

提督(…木曾とはまた別の機会に誘おう、海外旅行じゃない範囲で)ウン

木曾「…っと、駅着いたぜ」

提督「あ、ほんとだ」

木曾「じゃあな提督、気をつけて帰れよ」

提督「それはこっちの台詞だっての、木曾もまたな」

木曾「あぁ、またな」



提督「…さて、かえるとしますか!」ノビー

提督(あの旅行券はしばらく置いておこう。腐ったら腐ったでそれまでってことで)

提督「…おっと、わるさめにお土産でも買っておくか」テクテク


↓2 帰宅後イベント

【提督家】

提督「ただいまー」ガチャ

提督「あれ?なんだこの小包?」キョトン

提督「…ん?置手紙…」


『てーとくへ
おにもつ とどいた の で おいておきます
わたし ねる                わるさめ』


提督「…おぉ、わるさめの奴いつの間に字を書けるようになったんだ…!」

提督(…でも字はぐっちゃぐっちゃだな)

提督(だけど…俺のためにここまでやってくれるっていうのが素直に嬉しい)ジーン

提督(…あとでご褒美やら無いとな)


提督「さて、それは置いといて…なんだこの荷物?」キョトン

提督「…懸賞?」

提督「あー…久しぶりにあたったのか、いつも適当に出してるから何応募したのかすら覚えてない…」ゴソゴソ

提督(こういう懸賞って出すと結構あたるよね。みんな面倒だから出してないんだよね)

提督「数撃てばあたるからねー…っと」ビリビリ

提督「…さてさて、中身はなーんだ?」ゴソゴソ


↓2 懸賞内容

提督「……これは!」

『比叡カレー 詰め合わせ』


提督「……」

比叡カレー「」ゴゴゴゴゴゴ

提督「…うん、物置行きだな」シマイシマイ

提督(そういえばなんかの雑誌でネタで取れないかなー…なんていって応募したような気がする)

提督「まさかあたるとは思わなかった…というよりも誰も応募しなかったのか」

提督(…間違ってもわるさめが食べたりしないように気をつけよう)



駆姫「「むにゃ…てーとく、おかえりぃー……」ウトウト

提督「お、ただいまわるさめ。眠そうだな」クス

駆姫「うにゅ……ぽかぽかしてるから眠いの…」ウトウト

提督「顔洗ってきなさい。すぐ夕飯作るからな」

駆姫「はぁーい……」トボトボ

提督「あと、今日はお土産あるから早く帰ってくれば食べられるぞー?」

駆姫「はーい!!!」トテテテ

提督「急に元気になって…まったく現金な奴だな」クス

提督「さて、夕飯作るか~」イソイソ


選択肢安価 就寝前行動
1.飼育
2.鍛錬
3.勉強
4.電話(木曾or祥鳳)
5.寝る

↓2

ごめんなさい、眠気が来てしまったので今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
寝落ちする前に終わらなきゃ…

明日からですがいつも通り平日は厳しいです、すみません
次の更新は金曜か土曜になると思われます。ぐぬぬ

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

pipipipi


提督「ん?」

提督「はい、もしもーし?」ピッ

木曾『…よう』

提督「お?その声は木曾か」

木曾『あぁ。こんな時間に悪いな』

提督「別にいいって。まだまだ寝る時間じゃないしな」アハハ

木曾『そか。ならよかった』

提督「で、どうしたんだ?」

木曾『ん?』

提督「? なんか用事あって電話したんじゃないのか?」

木曾『…』

提督「…木曾?」

木曾(ただなんとなく…こいつに電話かけたかった…から?)

木曾(………そんなこと言えるわけ無いだろ)

提督「おーい、木曾ー?」

木曾『へ?』

提督「どうした?なんかあったか?」

木曾『あ、あぁ。そうだそうだ。ちょっと用事があってよ』

提督「おう。なんだ?」

木曾『……えーと』

木曾(や、やべえ…何も考えてねぇ…)ダラダラ

木曾『…』

提督(…もしかして何かデリケートな話か?それなら無理に聞きだそうとしないほうが…)

木曾『…あのよ』

提督「お、おう?」

木曾『↓2』

木曾『…暇なんだよ』

提督「はい?」

木曾『…だ、だからっ!』

木曾『暇だから…世間話でもしようぜ』

提督「……」

木曾『……お、おい。なんか言えよ』

提督「…お前、相変わらず話の切り出し方下手だな」

木曾『なぁっ…!!』

提督「冗談だ冗談。別にそんな畏まらなくたっていいだろ」クス

木曾『……それもそうだったな』ハァ

提督「まだ夜は長いしな、折角の夏休みだし色々話そうぜ」

木曾『…あぁ、そうだな』クス




―――――――――――――――
――――――――
――――


提督「……ってことらしい」

木曾『はっ…なんだそりゃ』クスクス

木曾『ん?』

提督「?」

木曾『……あ、あぁ。分かった。もう寝る…悪い』

木曾『…わりぃ提督。ねーちゃんからそろそろ寝ろって言われたわ』

提督「ん、分かった。ちなみに多摩さん?」

木曾『いや、別』

提督「ふーん?」

提督(ということはまだ姉が居るのか……どんな人なんだろ)

木曾『提督』

提督「ん?」

木曾『あの…よ。最後にひとつだけいいか?』

提督「おう?なんだ?」

木曾『↓2』

木曾『…頼む!明日の課題写させてくれ!』

提督「……課題?」

木曾『あぁ…』

提督「…明日ってもう夏休みだろ?なに言ってるんだ?」

木曾『何って…補習』

提督「え?」

木曾『…え?』

提督「…」

木曾『…』

木曾『…お、おい。お前まさか……!』

提督「…残念だか木曾」

木曾『…お、お前裏切ったな!!』

提督「別に裏切ったわけじゃないんだが…」

提督「…第一赤点取るほうが悪いだろう」

木曾『う…ぐ…!』

提督「…ってことで」

木曾『ま、まて!それならせめて明日の課題を一緒に解いてくれ!頼む!』

提督「えー…夏休み初日から俺も学校行くの?」

木曾『…頼む提督!』

提督「…」


選択肢安価
1.いいよ
2.だめ
3.条件付なら(条件明記)

↓2

提督「…だめ」

木曾『なっ…!』

提督「ここで甘やかしたら木曾のためにならないだろ?それに補習は補うためのものだ」

提督「そういうことだ。じゃあな木曾。お休み」

木曾『お、おい!ちょっと待て、ていと――――』


ピッ

提督「……」

提督「…ちょっと厳しすぎるかな」ハァ

提督(…いやいや。だめだ。ここで甘やかすわけには行かない)フルフル

提督「…がんばれ木曾、応援してるぞ!」グッ

駆姫「うん…?どーそたのてーとく…?」ムニャ

提督「あ…ごめんわるさめ。おきちゃったか?」

駆姫「んーん…だいじょーぶ…」ウトウト

提督「ごめんな…俺ももう寝るからゆっくり寝ていいぞ」ナデナデ

駆姫「ぇへ…うん…♪」ニパ

駆姫「おやしゅみ…てーとく…♪」

提督「うん。おやすみわるさめ」ニコ


【8月3days 終了】

選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(祥鳳or木曾)
3.次の日へ

直下

駆姫「……ふわ」ムク

駆姫「…また来たの?」ムスー

駆姫「…ふん。アナザー視点でも見てればいいじゃない。こっちに来なくたっていいよ」ツーン

駆姫「………でも、お仕事だから見せる」ゴソゴソ

駆姫「…はい」トン


神通:許嫁        攻略済
祥鳳:クラスメイト    トモダチ
衣笠:先輩        攻略済
木曾:気の合う友人   ドキドキ


駆姫「んーと…木曾は最初のわりに伸びが微妙で…」

駆姫「祥鳳は少しイベントが少ないかな?攻略するならもうちょっといい機会を…」ハッ

駆姫「…あ、アドバイスじゃない!そういう風に台本に書いてあるから仕方なく読んでるの!」

駆姫「ふんだ!お休みなさいっ!」チャプン

【8月4days 夏休み初日】

【提督の部屋】

提督「」ガバッ

提督「……あっつぅ」

ミーンミンミンミンミンミーン


提督「朝からセミが鳴いている…勘弁してくれ」

提督「起きるか…んしょ」ムク

駆姫「……てーとく」チャプ

提督「ん?わるさめも起きた……って、どうした?」

駆姫「………あつぃ」グテー

提督「どれ…うわ。水がぬるい」チャプ

駆姫「うー……寝苦しいよぉ……」

提督「仕方ない…よいしょっと」ヒョイ

駆姫「ひゃっ!?」

提督「洗面器に水張ってやるからな。このまま暴れるなよ?」

駆姫「……はーい♪」

提督「…あれ?元気になったか?」

駆姫「んーん?あつい……けど、気分はいい♪」

提督「?」

駆姫「えへへ~…♪」ニマニマ

駆姫「ね、てーとく。今日はどうするの?」

提督「ん?んー…折角の夏休み初日だしなぁ…どうしようか」

提督「…よし、↓2するか」

提督「」ジャー

提督「よし、入っていいぞわるさめ」

駆姫「うん、…ん、冷たい…♪」チャプン

提督「ちょっと浅いけどな」

駆姫「んーん、このくらいでもぜんぜん大丈夫♪」ニパ

提督「…」ジー

駆姫「? てーとく、どーしたの?」キョトン

提督「…」ナデナデ

駆姫「わわっ!?ど、どーしたのてーとく?//」

提督「折角の初日なんだから、今日はわるさめと遊ぼうかなって」

駆姫「え?」

駆姫「で、でもてーとく…いいの?」

提督「もちろん」クス

駆姫「てーとく…」ウルウル

駆姫「てーとく、だいすきー!!」ダキッ

提督「お、おいこら!!せめて体拭いてからにしろ!」

駆姫「てーとく~♪」スリスリ

提督「…もういい」ハァ

提督(…ま、ここまで喜んでくれるなら別にいいか)ナデナデ

駆姫「えへぇ~…♪」スリスリ

提督「わるさめ、今日は何したい?」

駆姫「んーと…う~ん…」ムムム

駆姫「…↓2!」

駆姫「てーとくとデートしたい!」

提督「で、デート?」

駆姫「うんっ!」

提督「…」

駆姫「…だめ?」ウルッ

提督「だめって言うわけじゃないが…外の暑いの我慢できるか?」

駆姫「うんっ!」

提督「…頼もしい返事だな」

駆姫「てーとくとデートしたいんだもん……」ジー

提督「…分かった分かった。それじゃデートするか」ナデ

駆姫「ほんとっ!?」

提督「あぁ、近くの川でいいか?」

駆姫「うんっ!」

提督「今度機会があったら海に行こうな。でもそのときはきちんと予定立てるから」

駆姫「分かった!」

駆姫「えへへ~…てーとくとデート♪てーとくとデート♪」ウキウキ

提督(…そんなに嬉しいもんかねぇ?)ウーン






駆姫「…うんっ!」クルッ

提督「…おわ。どうしたんだわるさめ。その…ワンピース?」

駆姫「この前はるさめからもらったの!お出かけするときに着るといいって!」

提督「おぉ…そうだったのか」

駆姫「どう?どう、てーとく!?」ワクワク

提督「あぁ、可愛いぞ」ナデナデ

駆姫「えへぇ…//」テレ

提督「あと…ほい」

駆姫「わっ!?な、なに?」ビクッ

提督「俺が作ったわるさめサイズ用の麦藁帽子。ちょっと形がいびつだけどな」

駆姫「…てーとくが」ツンツン

提督「熱射病にならないようにな」

駆姫「……えへへ。ありがと、てーとく。うれしい…//」ニパ

提督「どういたしまして。じゃあ行くか」

駆姫「うんっ!」


↓2 デート中イベント

【近くの川】

駆姫「んしょ…気持ちいい~♪」スイー

提督「どうだわるさめ?」

駆姫「うん、久しぶりに来たけどやっぱりここのお水好き♪」チャプチャプ

提督「そか」ニコ

提督(それなら連れて来てよかったな。やっぱり定期的に違う水にも入れてあげたほうが気分転換になるかな)

駆姫「…えい!」パシャ

提督「おわっ!?」

駆姫「てーとくも一緒に泳ぐの!」パシャパシャ

提督「わっ…こ、こらやめろわるさめ!」

駆姫「えへ~♪」



提督「…」ビチャー

駆姫「てーとくずぶ濡れ~」クスクス

提督「誰の所為だよ…まぁ、ここまで来たら俺も少し入ってみるか」チャプ

提督「浅いなぁ…けど、川だしこのくらいで足に水つけてるくらいがちょうどいいや」

駆姫「てーとく、ちょっとあっちいこ!」スイー

提督「あ、こら…まったく。待ちなさいってわるさめ」サブサブ

駆姫「~♪」


駆姫「…あれ?」

提督「どうした?」

駆姫「あそこ…何か光ったような…?」

提督「あそこって…あ、ほんとだ」

提督「ちょっと見てくる。そこで待っててくれわるさめ」

駆姫「うん」


↓2 何を発見した

提督「…ロケット?」

提督「これは…なるほど、空のペットボトルロケットか」ヒョイ

駆姫「なぁに、それ?」

提督「つまりだな…これは水と空気を利用したロケットだ」

駆姫「ロケットって…よくテレビで見る宇宙にいくやつ?」

提督「ロケットって言う認識はあってるが…まぁ、物は試しだな。これは持ち帰って今度遊ぼう」

駆姫「遊ぶものなの?」

提督「あぁ。今度またここに来て遊ぼうな」

駆姫「うんっ!分かった!」ニパ







提督「…ふむ」

提督(落ちてたから結構ぼろいかと思ったけど…これなら大丈夫そうかな)

提督「…よし、わるさめ。そろそろ帰る―――」

駆姫「……すぅ…すぅ…」zZZ

提督「…」クス

提督「…やれやれ。疲れて寝るまで遊ぶなんて…」ナデナデ

駆姫「ふにゃ…にへ…♪」ムニャムニャ

提督(…やっぱり家に居る間は寂しいんだろうなぁ。でも、そればっかりはどうしようもないし…)

提督「…ごめんな。できるだけ寂しい思いはさせないからな」ナデナデ

駆姫「……てー、とく」ムニャ

提督「?」

駆姫「……ぇへ、だいしゅき…♪」ムニャ

提督「…ありがと。俺も好きだぞ。わるさめ」ナデナデ

駆姫「えへぇ~…♪」スヤスヤ


↓2 帰宅中イベント

駆姫「…zZZ」スヤスヤ

提督「やれやれ…ぜんぜん起きてくれないし」

駆姫「…ぅにゅ」ギュ

提督「ほら、わるさめ。おっこちないようにな」ギュ

駆姫「…ぅ、ん」ギュー

提督(…まぁ、わるさめサイズを抱っこするくらいなんとも無いからいいけどね)

提督「それにしてもはしゃぎすぎだぞわるさめ。明日ちゃんと起きれるのか?」クス

提督「あんまり寝てばっかりだとだめだからな」ツンツン

駆姫「にゅぅ…」ムニャ

提督「…ふふ」クス


駆姫「ん…ぅ…」モゾモゾ

提督「おっと…こらわるさめ。あんまり暴れるなって」

駆姫「…てーとくぅ」スリスリ

提督「こ、こら…ちょ…お、っと…と…」ワタワタ


チュ

提督「……ん?」

駆姫「……」

提督(…や、やべ。い、今微かにわるさめの唇に俺の唇当たったような……//)

提督「…き、気のせい…だよな?//」

駆姫「…てーとく」

提督「」ビクッ

提督「ち、違うんだわるさめ!い、今のは事故で…!」アタフタ

駆姫「…ずっと、いっしょ………じゃなきゃ……やぁ…」ギュー

提督「…わるさめ」

提督「…うん、ずっと一緒だからな」ナデナデ

駆姫「…ぇへ」ニパ

提督(…さっきの事故は教えないようにしよう……//)ハァ


↓2 帰宅後イベント

提督「ふわ…疲れた」

提督(年甲斐も無くはしゃぎすぎたな…)ノビー

提督(でも、わるさめのおかげでなんだか充実した一日だったな)クス

提督「夏休み初日としてはすごく楽しかったな、うん」

提督「さて、風呂入ったし今日はもう寝るか…」


モゾモゾ


提督「ん?」

提督「…なんだ?」バサッ

駆姫「あっ!」ギクッ

提督「…なにしてるんだわるさめ」

駆姫「え、えっと…べ、ベッド間違えちゃって…」アハハ

提督「水槽と俺の別途ベッド間違えるのか?」

駆姫「う…」

提督「…」ジー

駆姫「…ごめんなさい。その、てーとくと…一緒に…あの…//」モジ

提督「いいよ」

駆姫「ふぇ?」

提督「一緒に寝たいんだろ?それならそうと言ってくれればいいんだ」ニコ

駆姫「…い、いいの!?」

提督「あぁ、ただ毎日はだめだからな?」

駆姫「…うんっ!!」ニパ



提督「ほら、もっとこっち来いわるさめ」モゾモゾ

駆姫「ぅ、うん…//」モゾモゾ

提督「…んしょ」ナデナデ

駆姫「ふわ…//」

提督「大丈夫か?苦しくないか?」

駆姫「う、うん…」ドキドキ

駆姫(ゆ、夢!?う、うぅん、違うよね!?て、てーとく…きゃー!///)モゾモゾ

提督「わるさめ」

駆姫「ふぇ?な、なに?」ビクッ

提督「↓2」

提督「ごめんな、お前の気持ちに気付いてあげられなくて」

駆姫「…てーとく」

提督「お前が寂しい思いしてるって…分かってたつもりだったけど」

提督「…絶対にお前を一人にしたりしないからな」

駆姫「!」

提督「まぁ…学校行ってたり出かけてたりしてるときは勘弁してほしいけどな」アハハ

駆姫「…てーとく」ギュ

駆姫「…ありがとう。ずっと…ずっと一緒に居てね?」ジー

提督「あぁ。お前を置いて行ったりしないからな。絶対にな」ナデナデ

駆姫「…うん!」ニパ

提督「うん、いい顔だ。それでこそわるさめだ」クス

駆姫「えへへ♪」ニパ

駆姫「…てーとく」モゾ

提督「ん?」

駆姫「……えと、あ、ありがと!//」ホホチュ

提督「な!//」

駆姫「お、おぉ…おやすみなさい!!//」モゾモゾ

提督「あ!こ、こらわるさめ!布団の中にもぐるな!//」

駆姫「やー!!//」モゾモゾ




【8月4days 夏休み初日 終了】


選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(祥鳳or木曾)
3.次の日へ

直下

駆姫「…」ヒョコ

駆姫「…え、えへへ…えへへへへ……//」クネクネ

駆姫「て、てーとくのほっぺにちゅー…しちゃった…えへへへ…///」モジモジ

駆姫「え?こ、好感度表?は、はい!」



わるさめ:ペット   ダイスキ



駆姫「やー!もうー!//」ペチペチ

駆姫「えへ…添い寝…てーとくと一緒に…//」スリスリ

駆姫「いい夢見れますよーに!//」モゾモゾ






神通:許嫁        攻略済
祥鳳:クラスメイト    トモダチ
衣笠:先輩        攻略済
木曾:気の合う友人   ドキドキ


↓1~↓2 9月(夏休み中)イベント

【9月1days 夏休み】


提督「海ですか?」

青葉『えぇ!よかったら提督君もどうですか?』

提督「青葉さんがいいのなら是非!」

青葉『了解しました!では詳しい日程等が決まったらご連絡しますね!』

提督「ちなみにほかには誰か来るんですか?」

青葉『えぇ。衣笠と神通さんにはお声をかけておきました』

提督「え?青葉さん神通と知り合いだったんですか?」

青葉『はい。最近学校の行事で知り合いになりまして』

提督(意外な組み合わせだ…)

青葉『ということで提督君もどなたか誘いたい方がいらっしゃるのならお声をかけてください』

提督「分かりました。そのときはまた連絡しますね」

青葉『えぇ!お願いします!ではでは~』ピッ

提督「…ふむ」

提督(これは非常に楽しみになってきたぞ…!衣笠さんや神通と海…!)

提督「…おっと、よだれが」フキフキ

提督(わるさめを連れて行くのは確定として…ほかに誰を誘ってみようかな)

提督「…よし」


選択肢安価 誰を誘いに行く?
1.木曾
2.祥鳳

↓2

提督「…」

提督「…うん。祥鳳さん誘ってみよう」

提督「携帯…あった。番号これだな」

提督「…」トゥルルルルル

提督「あれ?出ない…?」

提督「…あ」

提督(そういえば祥鳳さんって柔道部所属って言ってたな…つまり)

提督「部活中かな…?」

提督(別に急ぎの電話じゃないし、メールでもいいんだが…)

提督「…」

提督「ちょっと見に行ってみようかな…柔道部」

提督(け、決して祥鳳さんの柔道着に興味あるとかそういうのじゃないんだからね!)

提督「…よし、そうと決まれば」イソイソ

提督「…あ」

提督「…制服で行かないと行けないのか。この暑い中……」ズーン

提督「…仕方ないか」







【学園 武道館】

提督「えっと…確か武道系の部はここでやってるんだよな」

提督(どんなところなんだろう…道場と一緒なのかな)ワクワク

提督「…お、お邪魔しまーす…」ガラガラ

提督(うぉ!凄い熱気…!)

提督(柔道部は…どこかな?)キョロキョロ


↓2 どうなるどうする

提督「…見当たらない」

提督(というかさすが学園の施設…広いなぁ)

提督「うーん…」キョロキョロ

提督「あれ?」


瑞鳳「」イソイソ

提督(…あの子、なんだか祥鳳さんに似てるような…?)

提督(制服見るに中等部の子だな…声かけてみようかな)





瑞鳳「…よし!これで終わりっ!」フー

提督「…あの」

瑞鳳「え?は、はい!」ビクッ

提督「あ、ごめんね。驚かせるつもりじゃなかったんだけど…」

瑞鳳「あ、いえ。私こそ変に驚いてすみません」ペコリ

提督(…やっぱり祥鳳さん似てる…ような気がする。身長といい)ジー

提督(…でも、祥鳳さんと違ってこう…幼い感じがする)

瑞鳳「…あ、あの?」

提督「え?あ…ご、ごめん。ちょっと聞きたいことがあったんだ」

瑞鳳「聞きたいことですか?」キョトン

提督「うん、柔道部ってどこでやってるか分かるかな?あ、女子のほうで」

瑞鳳「…あの、どこの部の方ですか?」

提督「え?い、いや。俺はどこにも所属してないけど…」

瑞鳳「…じゃあ、『女子』の柔道部に何の御用でしょうか」ジトー

提督「…」ダラダラ

瑞鳳「…」ジトー

提督(や、やばい…人の名前言ったら分からないと思って部の方で聞いたのが仇になった…)ダラダラ

提督「えと…↓2」

提督「…じゅ、柔道部を除くのが趣味でして」

瑞鳳「先生呼んできます」クルッ

提督「待って待って!!じょ、冗談!ユニークな冗談だから!」

瑞鳳「…なんなんですか、もう」ハァ

瑞鳳「…私、あんまり暇じゃないんですから」ムス

提督(…ここまで言って即先生呼ばないって…相当いい子じゃないのか?)

瑞鳳「…あのぉ」ジトー

提督「ご、ごめん。人を探してるんだ」

瑞鳳「人?お知り合いの方…ですか?」

提督「うん、名前は…………」


祥鳳「あら…提督さん?」

提督「あ、祥鳳さん」

瑞鳳「あ、お姉ちゃん」

提督・瑞鳳「え?」

提督「…お姉ちゃん?」

瑞鳳「祥鳳…さん?」


瑞鳳「さ、探してる人ってお姉ちゃんだったんですか!?」

提督「お、お姉ちゃん!?い、妹さん!?」

祥鳳「…え、えぇと?」



祥鳳「…ということです。こちらが私の妹の瑞鳳です」

瑞鳳「…」ペコリ

祥鳳「そしてこちらがクラスメイトの提督さんです」

提督「ど、どうも…」ペコリ

瑞鳳(……覗きしてる人…お姉ちゃんに何のようですか)ガルル

提督(すごい警戒されてる…)ダラダラ

祥鳳(ど、どうしたんでしょうか…二人とも)ソワソワ

祥鳳「あ、そうでした提督さん。今日はどのような御用時で?」

提督「↓2」

提督「柔道部を覗きに来ました!」

祥鳳「え、えぇ!?//」

瑞鳳「先生呼んできます」

提督「じょ、冗談!冗談だから!」アセアセ

祥鳳「…な、なんだ…冗談ですか」ホッ

瑞鳳「お姉ちゃん!さっきもこの人同じこと私に言ったから冗談じゃないって!」

祥鳳「瑞鳳。提督さんはそんな方じゃありませんよ」ニコ

祥鳳「…でも、先ほどのような冗談はやめてほしいですけど」アハハ

提督「あ、あはは…ごめん、つい」

祥鳳「もう…」クス

瑞鳳「…むー」ジトー

提督(…それにしても)チラ

祥鳳「?」

提督(…サラシ、真っ白な柔道着)

提督(来てよかった!!)グッ

祥鳳「あ、あの?提督さん?」

提督「あ」ハッ

瑞鳳「…先生を」

提督「ごめんなさい!もうしませんから!!」




祥鳳「海、ですか?」

提督「えぇ、よかったらですけど」

祥鳳「はい、その日でしたら空いてます。是非ご一緒させてください」ニコ

提督「分かりました。じゃあ主催の方に連絡しておきます」

祥鳳「はい。よろしくお願いします」ニコ

瑞鳳「…むすー」ムスー


↓2 どうなるどうする

ずれます


提督「…それじゃあ俺はこれで」スクッ

祥鳳「あ…ていと――――」

瑞鳳「ま、待ってください!」

提督「え?ず、瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「わ、私も行きます!!」

祥鳳「え?瑞鳳?」

瑞鳳(お、お姉ちゃんをこんな人と一緒にさせるわけにいかない…!それにう、海だなんて!)ブンブン

祥鳳「…提督さん、大丈夫ですか?」

提督「えぇ、もちろん構いませんよ。人数は多いほうが楽しいですし」ニコ

祥鳳「よかったわね瑞鳳」クス

瑞鳳(そういうことじゃないー!!)



提督「えぇ、はい…とりあえずはそういうことで」

提督「もしかしたらさらに増えるかもしれませんがそのときはまた連絡しますね」

提督「はい、失礼します」ピッ

祥鳳「……」

提督「お二人の参加大丈夫ですって」

祥鳳「…あの、提督さん」

提督「? なんですか祥鳳さん?」キョトン

祥鳳「↓2」

祥鳳「瑞鳳と短時間でだいぶ打ち解けましたね」クス

提督「え」

祥鳳「普段、外では人に気を配る子なんですが…」

祥鳳「ほかの方に家に居るときのようにあんなに素を出しているのははじめてみました」クス

提督(それはいいことなんだろうか…)ウーン

提督「…」チラ

瑞鳳「ぅー…!」ガルルルル

提督(どうみても警戒されてるようにか見えない……)ズーン

祥鳳「…」ジー

提督「? どうかしました祥鳳さん?」キョトン

祥鳳「提督さん…あの、おひとつだけお願いがあるんですが」

提督「お願い?」

提督「俺でできる範囲なら何でもいいですよ」ニコ

祥鳳「本当ですか?では…その」モジ


祥鳳「……一度だけ、手合わせをお願いできないでしょうか?」

提督「…へ?誰と?」

祥鳳「提督さんとです」

提督「…誰が?」

祥鳳「私が、です」

提督「…」

祥鳳「…」

提督「え、えぇ!?な、なんで!?」アセアセ

祥鳳「…あの洞穴でのとき以来、提督さんのことを見ていたんです」

提督「え?」ドキ

提督(そ、それって…?//)

祥鳳「…動きや足運びが相当のお方だと」

提督(ですよね。話の流れ的にそうですよね)

祥鳳「ですから…どうかお願いできませんか?」

提督「え、えぇと…」

提督(どうしよう……)


選択肢安価
1.受ける
2.受けない
3.ごまかす

↓2

提督「…分かりました」

祥鳳「本当ですか?」

提督「えぇ、ですけど俺、柔道はかじった程度ですからそんなに期待には…」

祥鳳「いえ」フルフル

祥鳳「提督さん。提督さんの持ちうる武術をすべて使っていただいて構いません」

提督「え?でもそれじゃ柔道じゃ…」

祥鳳「提督さん」

祥鳳「私は武人として、様々な武術と手合わせを願いたいのです」

祥鳳「どうか、お願いします」ペコリ

提督「祥鳳さん…」

提督(…師範が聞いたら凄く喜びそうだ)

提督「…分かりました。俺なんかでよければお相手します」

祥鳳「…ありがとうございます!」

提督「それじゃあ、一応男子用の道着貸してもらってもいいですか?」

祥鳳「分かりました。少々お待ちください」パタパタ





祥鳳「…」

祥鳳(…遂に、この時が)スーハー

祥鳳(…落ち着きましょう。心の乱れは自分の弱さです)フー

瑞鳳「お姉ちゃん…?どうしてあんな人と…」

祥鳳「瑞鳳には話したことがあるでしょう?洞穴での人」

瑞鳳「え?うん……えっ!?じゃ、じゃああの人が―――――」


提督「お待たせしました」テクテク

祥鳳「いえ、大丈夫です」

瑞鳳(……ぜんぜんそんな風には見えない)ジトー

祥鳳「…では、お願いします。提督さん」ペコリ

提督「こちらこそよろしくお願いします」ペコリ


コンマ判定 

↓1 祥鳳の戦闘力

※戦闘力の高いほうの勝ち
現在の提督の戦闘力:89

祥鳳「…いきます!」ススッ

提督「?」

提督「…ん」サッ

祥鳳「…わっ!?」ヨロッ

提督「………」

祥鳳「…さ、さすがですね提督さん」

提督「……」

提督(あれ?今…掴みに来たんだろうけど…え?)

提督「……」スッ

祥鳳(近づいてきた…!好機!)スッ

提督「…」ヒョイ

祥鳳「わぁっ!?」コケッ

祥鳳「と…とと…!」ヨロヨロ

提督「…」

提督(…素人レベルのフェイントに引っかかってる…………)ズーン

提督(でも…なぁ)チラ

祥鳳「…ッ!」キッ

提督(…目は凄い。誇りと…信念が燃えてる)

提督(…なんだろう。俺も入門当時…師範にそんなことを言われた気がする)

提督(…あの時は)

祥鳳「…やぁぁぁあ!」

提督「」ガシッ

祥鳳「え…きゃぁっ?!」ブンッ

瑞鳳「お、お姉ちゃん!?」


祥鳳「ぁう!?」

提督「…」

瑞鳳「て、提督さん!じょ、女性と男性なんですから手加減ってものを…!」

祥鳳「…お願い、します」スクッ

瑞鳳「お、お姉ちゃん…」

提督「いきます」スッ

祥鳳「…!」


↓2 どうなるどうなった

祥鳳「…はぁ…ぁ…はぁ」

瑞鳳「お姉ちゃん…」

提督「…」

祥鳳「…お願い、します」

提督「いきますよ」

提督(…そろそろ頃合だろう)

提督「…ふっ!」

祥鳳「ひゃぁっ!?//」ポヨン

提督「あっ…!//」

提督(や、やべ…!// ご、ごまかしの秘孔突き!!!)ドスッ

祥鳳「く…ぁっ!?」


祥鳳「…ぁ」フラッ

提督「………よっと」ガシ

提督「…お疲れ様です。祥鳳さん」

瑞鳳「………提督さん」ゴゴゴゴ

提督「」ダラダラ

瑞鳳「い、いま…ドサクサにまぎれて…お、お姉ちゃんのむ……胸を……!!//」ゴゴゴゴ

提督「ち、違うって瑞鳳ちゃん!あ、アレは事故で…!」アタフタ

瑞鳳「問答むようー!!!!」






祥鳳「……う、ん?」パチ

瑞鳳「あ、お姉ちゃん。目が覚めた?」

祥鳳「…あれ?私…あっ!」ガバッ

瑞鳳「だ、だめ!急に起きたりしちゃ」

祥鳳「…提督さんは?」

瑞鳳「…あれ」

提督「」チーン

祥鳳「な、何があったの?」

瑞鳳「…自業自得だもん」ツーン

瑞鳳(やっぱりあの人変態です!!)プンスカ

祥鳳「…そう」クス

祥鳳(…ありがとうございました。提督さん)


直下コンマ判定
コンマ数字分だけ祥鳳の好感度上昇

提督「…」パチ

提督(いてて……瑞鳳ちゃん強い…祥鳳さんより強いんじゃないのか?)

提督(…あれ?なんだこのやわらかいもの…?)


祥鳳「目が覚めましたか?」

提督「え?祥鳳さ…あれ!?ひ、膝枕!?//」

祥鳳「はい。昔よく瑞鳳にしていました」ニコ

提督「そ、そうなんだ…//」

提督(…それを何でいま俺に…?//)

祥鳳「…提督さん。今日は本当にありがとうございました」

祥鳳「お気づきの通り、私は実力が伴っていません」

提督「…」

祥鳳「私が幼いころ、両親が武道を嗜んでいました」

祥鳳「その姿に憧れて、私もあのようになりたいと…武道を始めました」

祥鳳「ですが…結果は今も変わらず。私が持っているのは意思だけでした」

祥鳳「…想いだけでは、どうしようもないと…分かっているんです」

祥鳳「…でも、私は…あきらめたくなくて…!」グス

提督「祥鳳さん」

祥鳳「…すみません。お見苦しいところを」ゴシ

提督「…そんなことないよ」

提督「想いは必ずつながる。想い続けている限り、それが報われないことなんて絶対にないよ」

祥鳳「…提督さん」ウル

祥鳳「…はい!ありがとうございます」ニコ

提督「うん、祥鳳さんは笑っているほうがいいよ」ニコ

祥鳳「もう…提督さんたら」クス


提督「…」

祥鳳「…」

シーン


提督(か、会話がなくなった…誰も居ない武道館で膝枕されてるって…どんな状況?//)

祥鳳「提督さん」

提督「え?な、なに?」

祥鳳「↓2」

お風呂休憩します。ちょっとお待ちください

祥鳳「…弟子にして下さい」

提督「へ?」

祥鳳「厚かましいお願いをしているのは重々承知です…」

祥鳳「ですが、今まで見た中で提督さんは一番強いです」

祥鳳「…お願いします。私を…強くしてください」

提督「…俺は強くないよ。祥鳳さんのほうがよっぽど強いさ」

祥鳳「え?」

提督「俺も、まだ道場に通って師範に鍛えてもらってるんだ」

提督「武術そのものは自分も、他人も、ただ護るための強さだよ」

提督「真の自分の強さというのは、心の強さだっていつも言われてる」

祥鳳「心の…強さ?」

提督「うん」

祥鳳「…深いですね」

提督「あはは…だから俺もまだまだ修行中だよ」

提督「だから俺も人に教えられるほどなんかじゃないんだよ」

祥鳳「…そう、ですか」シュン

提督「…でも」

提督「…祥鳳さんが自分自身を護れるくらいの力は必要だと思うからさ……」ポリポリ

提督「…そっちなら俺の教えられる範囲でなら教えられるかな」

祥鳳「え…?それって…!」

提督「…どうする?」

祥鳳「是非!お願いします!」

提督「…ん、分かった、よろしくね祥鳳さん」ニコ

祥鳳「…はい!ありがとうございます!提督さん!」

提督(…これで一件落着…なのかな?)


↓2 帰宅中イベント

提督「よいしょっと」マキマキ

祥鳳「いいんですよ提督さん?私が洗いますから…」

提督「いや、大丈夫だよ。いつも洗濯はしてるからこのくらい慣れてるから」

祥鳳「すみません…私の我侭に付き合ってもらったばかりに」シュン

提督「祥鳳さん」ポンポン

祥鳳「え?わ…」

提督「俺は気にしてないよ。ね?」ニコ

祥鳳「…はい♪」ニコ


瑞鳳「……」ムッスー

提督「…えぇと」

瑞鳳「…あんなにお姉ちゃんを投げ飛ばしたりして…酷いです」ジトー

祥鳳「瑞鳳。あれは提督さんの優しさなんですから」

瑞鳳「…ふん。武術ってわかんないもん」ツーン

提督(俺を気絶させたアレは武術じゃないのかな…)アハハ

提督「とにかく帰ろうか。日が長くなったって言ってももう夕方だしね」

祥鳳「えぇ。そうしましょう」

瑞鳳「え?提督さんも一緒!?」

祥鳳「? えぇ、そうよ?」キョトン

瑞鳳「……ぅー」ガルル

提督(まだ警戒されてる……)シクシク





提督「…」

ザワザワ

祥鳳「…」ニコニコ

瑞鳳「…」ムス

提督(なんか部活帰りの人に凄い見られてる…やっぱり、この二人が美人だからかな)チラ

瑞鳳「………あの、提督さん」

提督「え?なにかな瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「…↓2」

瑞鳳「…お姉ちゃんとどういう関係ですか?」ジトー

祥鳳「え?」

提督「うん?」

祥鳳「ず、瑞鳳何言ってるの!//」カァ

祥鳳「提督さんとはそういう関係じゃないし…私とはクラスメイトで…!//」アセアセ

提督「そうだよ。俺と祥鳳さんはただのクラスメイトだよ」

祥鳳「…あとは、あの…強いて言うなら師弟でしょうか」チラ

提督「…う、うん。そうだね」

瑞鳳「…し、師弟に関してはお姉ちゃんからですから別にいいです」コホン

瑞鳳「…本当にクラスメイトなだけなんんですよね?」ジトー

提督「…う、うん」

瑞鳳(ただのクラスメイトを海に誘いに来るなんて…やっぱりそれって狙ってるって事!?)

瑞鳳(…やっぱり、私が護らなきゃ!)フンス

提督(…どう思われてるんだろうか)ハラハラ


祥鳳「あ…もう駅に着いちゃいましたね」

提督「あ。本当だ」

瑞鳳「…よかった」ボソ

提督(ひどい)

祥鳳「では提督さん。当日、楽しみにしていますね」ニコ

提督「うん、また何かあったら連絡するから」

祥鳳「はい。分かりました」ニコ

祥鳳「…提督さん。最後に本日のお礼を受け取っていただけませんか?」

提督「え?お礼?」


↓2 祥鳳からのお礼

提督「これは?」

祥鳳「えぇと…私のフェイス○ックのアドレスです」

提督「いいの?」

祥鳳「はい。それほどのことは書いていませんがお暇でしたら是非」ニコ

提督(というか祥鳳さんこういうのやるんだ…)

瑞鳳「お、お姉ちゃんだめだよ!ストーカーされたりしたら…!」

提督「しないって!」

祥鳳「こら、瑞鳳」コツン

瑞鳳「ぁうっ!?」

祥鳳「だめよ、そういう失礼なことを言っては。すみません提督さん」

提督「いや。気にしてないから大丈夫だよ」ニコ

提督「それじゃあ祥鳳さん、瑞鳳ちゃん。気をつけてね」

祥鳳「はい、今日はありがとうございました」ペコリ

瑞鳳「…さようなら」ペコリ

提督「じゃ、またね」フリフリ



提督(…弟子、かぁ)

提督(まったく実感がわかない…というか、師範に断りもしないで勝手に教えて言いのかな…?)

提督(…今度相談してみようかな、うん)テクテク


↓2 帰宅後イベント

【提督家】

提督「ただいま」ガチャ

駆姫「てーとく、おかえり~♪」トテテテ

提督「お、わるさめ」ヒョイ

駆姫「わっ!」

提督「ただいま。いい子にしてたか?」ナデナデ

駆姫「うんっ!」ニパ

提督「そっか。遅くなってごめんな」

駆姫「んーん。気にしてないよ」エヘヘ

提督「よし。じゃあ今日は一緒に夜ご飯一緒に作るか?」

駆姫「いいの!?」

提督「あぁ、ただし。俺の頼んだお手伝いだけだぞ?」

駆姫「分かった!」

提督「よし、いい子だ」ナデナデ

駆姫「んふ…えへ…♪」

駆姫「てーとくぅ…♪」スリスリ

提督「なんだ今日は甘えるな?」

駆姫「…いや?」

提督「そんなわけ無いだろ?」クス

駆姫「えへぇ…♪」ニパ


選択肢安価 就寝前行動
1.鍛錬
2.飼育
3.勉強
4.電話(祥鳳or木曾)
5.寝る

↓2

今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
長い時間やってたわりに投下量少なくてすみませんでした

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた明日

提督「あぁ、そういうことで…うん、分かった」

提督「詳しいこと分かったらまた連絡するよ。うん、じゃあお休み」ピッ


駆姫「どうしたの?」ヒョコ

提督「さっきわるさめにも話した海行く話だよ」

駆姫「誰か誘ってたの?」

提督「あぁ、木曾も誘ったんだ。あいつも来てくれるって」

駆姫「ふーん?」

提督「あ…そういえばあったことないのか」

駆姫「うん。たまに話には聞いてたけど」

提督「そうか、じゃあ今度海に行ったときに紹介するよ」

駆姫「…怖い人?」

提督「今まで俺が話した中で怖い話し合ったか?」

駆姫「……ない、と思う。たぶん……」

提督「…大丈夫だ。木曾はそんな奴じゃないからな」ニコ

駆姫「…うん」

提督「それに、何かあったら俺が傍にいてやるからな」ナデナデ

駆姫「! うんっ!」ニパ

駆姫「てーとく~」トテテテ

提督「ん?」

駆姫「んしょ…えへ」ヨジヨジ

提督「こらこら…俺の背中に乗るな」

駆姫「わ~たかーい♪」

提督「まったくもう…落ちるなよ?」

駆姫「うん♪」

駆姫「えへへ~…てーとくの背中おっきぃ~♪」ニコニコ

提督(うーむ…やられっぱなしって言うのも性に合わないな)

提督(…↓2してやるか)

提督「よいしょっと」ヒョイ

駆姫「わっ!?」

提督「…」ジー

駆姫「…? てーとく?」キョトン

提督「…よいしょ」ギュ

駆姫「わぷっ!?//」

駆姫(え?えっ?て、てーとくにぎゅーってされてる…///)カァ

提督「…からの」

駆姫「え?」

提督「…おらおらっ!」コチョコチョ

駆姫「えっ!?あ、あはは!!て、てーと…や、やめ…!///」ジタバタ

提督「勝手に俺の背中に乗った罰だ!」コチョコチョ

駆姫「ら、らめ…!わ、わきの下は…弱いからぁっ…!///」




提督「ふぅ、すっきりした」

駆姫「ぅ…うぅ…」ビクンビクン

提督「大丈夫かわるさめ?」

駆姫「…だいじょうぶじゃなーい!てーとくの馬鹿!へんたい!えっち!!」

提督「変なところは触ってないだろ!」

駆姫「お、女の子をくすぐるなんてさいてーだもん!ふんだっ!」チャプン

提督「あ」


提督「なーんだ。今日も一緒に寝てやろうかと思ったのになぁ」チラ

ブクブク

提督「…さて、俺はもう寝るかな。今日は一人でベッドを占領して…」

駆姫「……まって」ヒョコ

提督「ん?」

駆姫「…………い、いっしょに……ねて、あげてもいいよ?」

提督「そんな無理しなくてもいいぞ?」

駆姫「……てーとくのいじわる」プクー

提督「あはは…冗談だ。俺が悪かったよわるさめ。ほらこっちこい」チョイチョイ

駆姫「…」テクテク

提督「ほら、ごめんな」ナデナデ

駆姫「…寝るまでやってくれたら許す」

提督「いいぞ」ニコ

駆姫「……えへ♪」ニパ


【9月1days 終了】


選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(木曾or祥鳳)
3.次の日へ

直下

【祥鳳家】

祥鳳「ふぅ。ご馳走様でした」カチャ

瑞鳳「…お姉ちゃん」

祥鳳「どうしたの瑞鳳?」

瑞鳳「…あの提督さんが本当にお姉ちゃんのこと洞穴で助けてくれた人?」

祥鳳「えぇ。そうよ」ニコ

瑞鳳「……信じられない。すっごいスケベそう……」ムスー

祥鳳「もう…そういう風に見てるからよ」

祥鳳「一緒に海に行くからそのときに提督さんのことをよく見ていれば分かるわ」

祥鳳「あの人は、そんな人じゃないって。本当に心優しい人だって」

瑞鳳「いいもん!そんなこと分からなくたって!」トテテテ

祥鳳「あ!瑞鳳…!もう…」フゥ


祥鳳「…」

祥鳳「提督さん、本当に強かったです」フゥ

祥鳳(きっと…提督さんの下に居ればもっと強くなれる…私はそう思ってます)

祥鳳(…よろしくお願いします。提督さん)トクン

祥鳳「…?」

祥鳳「…何かしら?この変な胸の感じ…?」モヤモヤ

祥鳳「うーん…?」


【another view end】

【9月2days 夏休み】


青葉「到着です!!」

全員「おぉ~…!」

青葉「いやー、とても綺麗な場所ですから。自身はありますよ!」フフン

提督「でもこういうところじゃ混んでるんじゃ…」

青葉「それは当たり前ですね。ですからちゃーんと穴場を発見しました」

衣笠「…あんたの言う穴場って信用できないんだけど」ジトー

神通「あ、あはは…」

青葉「失敬な!防犯対策は我々次第ではありますが混雑は避けれますよ!」

提督「本当ですか?」

青葉「えぇ。この辺の人たちはあの海の家に近い場所をとりたがるんですよ」

木曾「まぁ。移動が面倒だろうからな」

青葉「で、その傾向があるのでちょっと離れるだけで一気にがらーんとなるわけです」

祥鳳「単純ですが一番効果的、ということでしょうか」

青葉「その通りです!というわけで皆さんには若干不便かもしれませんがまぁ我慢お願いします」

提督「そのくらいなら大丈夫ですよ」


青葉「…ところで」チラ

瑞鳳「!!」ササッ

祥鳳「こら、瑞鳳…すみません青葉さん。折角お誘いいただいたというのに」

青葉「いえいえ。こちらとしても中等部の有名な瑞鳳さんとお話しできる機会があって嬉しいです♪」

提督「有名?」

青葉「あれ?知らないんですか提督くん」

衣笠「へ~この子が…中等部でファンクラブまで出来てるらしいじゃない」クス

提督「はぁっ?ファンクラブぅ?」

瑞鳳「あ、あれは男子が勝手に作っただけです!しかも先生まで許可して…迷惑です」プンスカ

提督「へぇ…青葉さんが会いたがってたのはそういうことですか」

木曾「こんなところで立ち話もなんだしとりあえず移動しないか?」

青葉「おっと、それもそうですね。それじゃあいきましょう!」

提督「瑞鳳ちゃん。荷物重いなら持とうか?」

瑞鳳「結構です!!」ガルル

提督「…そ、そう」ショボン


↓2 誰かと自由会話

駆姫「てーとく」ヒョコ

提督「お、わるさめ」

駆姫「…広いね。海って」ジー

提督「どうだ?」

駆姫「…早く入りたいかも」

提督「仕方ないな…青葉さん、すみません。先に言っててください」

青葉「はいはい分かりました。ちゃんと後で集合してくださいねー?」

提督「はい」


駆姫「…わぁ」

提督「どうだ?海は気持ちいいか?」

駆姫「…うん。近所の川よりすっごく気持ちいい…あと」

提督「あと?」

駆姫「…なんだろう、懐かしい気がする」

提督「懐かしい?」

駆姫「…よくわかんない」

提督「…そっか」ナデナデ

駆姫「んにゅ…♪」

提督「さ、このあといっぱい遊べるから一旦合流しよう」

駆姫「うん」ニパ








提督「…ということで」

提督(着替えが終るまで俺は留守番になりました。まぁ俺は下に海パン履いてくればいいだけだしね)

駆姫「おひさま気持ちいい~…」ポカポカ

提督「ふわ…ぁ、そうだな…」ノビー

提督(岩陰気味だから涼しいし…ここは気持ちいいな)


ザクザク

提督「お。誰か先に帰ってきたな。誰だろ?」ムク


↓2 帰ってきた人

青葉「おや、提督くん。留守番ご苦労様です」

提督「青葉さん、お帰りなさい」

青葉「…」

提督「?」

青葉「…あのー?折角女性が水着に着替えてきたんですよ?」

提督「え?あ…えぇ、とってもよく似合ってますよ!」

青葉「ぶ~…言われてからじゃあとってつけたような感じです」ブーブー

提督「うぐ…」

青葉「なーんて、冗談ですよ。でもお世辞でもありがとうございます♪」

青葉「でも、提督くん。ほかの女性の方にはしっかり気を配らないとだめですよ?」

提督「すみません…」

青葉「…慣れてない証拠ですねぇ」ニヤニヤ

提督「うぐ…//」

提督「あれ?ということは青葉さん結構慣れてるんですか?」

青葉「え」ギクッ

提督「?」

青葉「さ、さーて。まずは日焼け止めを塗っておかないといけませんね!」イソイソ

駆姫(逃げた…)

青葉「て、提督くん!後はここには私が居ますから少し散歩してきて構いませんよ!」

提督「分かりました。それじゃあちょっと散歩してきますね」スク





提督「…ふー」

提督(海なんて修学旅行以外だと久しぶりだな…自由に泳げるっていいよな)

提督(今日は思いっきり羽を伸ばそう。こういうのは開放的な気分になるのが一番だし)

提督「…ん?」

提督「あれは……」


選択肢安価 誰を見つけた
1.祥鳳
2.木曾
3.瑞鳳

↓2

提督「祥鳳さ………」

祥鳳「あ、提督さん!」トテテテ

提督「……」

祥鳳「?」キョトン

提督(お、オーソドックスな白にビキニ…い、いや、それもあるけど)

提督(髪…おろしただけでこんな印象違うなんて)ドキ

提督(…物凄い美人だ)

祥鳳「…あ、あの」

提督「」ハッ

祥鳳「す、すみません…そんなに見られるとさすがに恥ずかしいのですが…//」カァ

提督「ご、ごめん!その…あまりにも綺麗で見惚れちゃって…」

祥鳳「えっ?//」

提督「あ…//」

祥鳳「そ、そう…ですか…//」カァ

提督「う、うん…//」カァ

提督・祥鳳「……」


提督「と、ところで祥鳳さん!」

祥鳳「え?は、はい?」

提督「い、今散歩中だからさ。よかったら一緒に歩かない?」

祥鳳「…はい。お供させてもらいます」ニコ

提督(よかった…何とか変な空気は打破できた…)ホッ

提督(…でもやっぱり凄い綺麗だよな…大和撫子って祥鳳さんみたいな人のこと言うんだろうな)

祥鳳「波打ち際をを歩きましょうか。折角ですからね」クス

提督「うん、そうだね」ニコ


↓2 散歩中イベント

提督「…お」ヒョイ

祥鳳「提督さん?」

提督「貝の殻だ、いっぱい落ちてるんだな」

祥鳳「わ…本当ですね」

祥鳳「あ…こっちに大きいのも」ヒョイ

祥鳳「…ん」スッ

祥鳳「…」

提督「…」

提督(なんだっけ…そう。『私の耳は貝の殻』だっけ?)

祥鳳「…♪」

提督(…やっぱりそういう姿が似合うなぁ。祥鳳さん)



瑞鳳「あー!」

提督「おわっ!?」ビクッ

瑞鳳「やっぱりこんなところに…しかも二人っきりで!!」

提督「ちょ、ちょっと待った瑞鳳ちゃん。しーっ!」

瑞鳳「知りません!提督さんがお姉ちゃんを……!」

瑞鳳「…あ」ピタ

祥鳳「…♪」

提督「…しー」

瑞鳳「……」ムス

提督(…やっぱり根はいい子なんだよな…ちょっと誤解があるだけで)

瑞鳳「……提督さん」

提督「ん?」

瑞鳳「…↓2」

瑞鳳「…なんでそんなに武道が強いの?」

提督「え?」

瑞鳳「…やっぱり、モテたいからとかそういうの…?」ジトー

提督「あ、あはは…まぁ、正直に言えば修行途中でそういうこと思ってたこともあるよ」

瑞鳳(やっぱり…!)

提督「…でも、最初に始めた理由は違うよ」

提督「…俺ってね、昔からよくいじめられてたりしてたんだ」

瑞鳳「え?」

提督「俺一人だったらよかったんだけどさ…もう一人友達が一緒に、ね」

提督「悔しかった。友達一人護れない自分自身の弱さと、自分の身も自分で護れない不甲斐なさに」

瑞鳳「…」

提督「俺の師範にはその気持ちを正直に伝えた、そして俺に身を護る術として武道を教えてくれた」

提督「でもそのときに言われた約束は今でも守ってる」

瑞鳳「約束…ですか?」

提督「力に溺れないこと。心の強さを常に鍛えること」

提督「使い方を間違えたらそれはただの暴力だからね」

提督「…ってね」

瑞鳳「…じゃあ、この前おねえちゃんにやったのは何なんですか」ムス

提督「瑞鳳ちゃん。あのときの祥鳳さんの目を見てたでしょ?」

瑞鳳「う…」

提督「あれは手を抜いたほうが祥鳳さんに失礼だったからだよ」

提督「祥鳳さんは心の強さは確かだよ。俺よりもずっとね」


祥鳳「…あら?」

祥鳳「あ、あれ?…瑞鳳来てたの?」

提督「どうだった祥鳳さん?」

祥鳳「あ、はい。とても綺麗な音色でした」

提督「瑞鳳ちゃんに気付かないほど夢中だったからね」

祥鳳「すみません…お恥ずかしいところを…//」

提督「それより一旦みんなのところに戻りましょう。そろそろ全員帰ってきてると思いますし」

祥鳳「えぇ。そうですね」ニコ


瑞鳳「……」

瑞鳳「…なんなのよ、難しいこと並べたって…だまされないもん」フルフル


↓2 何して遊ぶ

駆姫「…ぷはー!」

提督「どうだわるさめ?」

駆姫「すっごく気持ちいい!」ニパ

提督「そうかそうか。よかったな」

駆姫「えへへ~…きそも一緒についてきてくれたの!」

提督「木曾が?」

木曾「し、仕方ねーだろ…こんなちっこいのを一人で泳がせるわけにいかねーだろ」

駆姫「つんでれ」

木曾「つんでれじゃねーよ!!」

駆姫「ひぅっ…」ビクッ

木曾「…わ、わりぃ。つい叫んじまって…怒ってるわけじゃねーからな」ナデナデ

駆姫「…えへ」ニパ

木曾「…はぁ」

提督「やっぱ優しいなお前」

木曾「うるせーよ!///」




青葉「提督くん、木曾さーん」フリフリ

提督「青葉さん?」

木曾「どうしたー?」

青葉「みんなでビーチバレーしません?ボールもって来ましたし」

提督「おぉ、いいですね」

木曾「いいねぇ。盛り上がりそうだ」

駆姫「びーちばれー?」キョトン

提督「わるさめは…とりあえず見ててくれ。みんなでやるから」

駆姫「えー…」

瑞鳳「わるさめちゃん。私と一緒にみてよ?」ヒョイ

駆姫「あ、ずいほー。うん!いいよー!」ニパ

瑞鳳「えへへ、いい子いい子♪」ナデナデ


青葉「というわけでチーム編成ですが…提督くん、誰と組みたいですか?」

提督「え」

全員「…」ジー

提督(ちょ、ちょっと待って!?俺が決めるの!?あとなにこの視線!?)

提督「え、えぇと…」コホン

提督「…↓2で」


※神通 衣笠 木曾 祥鳳 青葉 から1名

提督「…衣笠さん、お願いします」

衣笠「あら、私?ふふ、いいわよ!」ニコ

衣笠「なーに、一緒にバドミントン組んだ仲だしね、お姉さんに任せなさい!」バシバシ

提督「あはは、よろしくお願いします」


祥鳳「…」ムー

木曾「…」ムスー


青葉(おやおや…面白くなさそうな方が2名いらっしゃいますね)ニヤニヤ

神通「青葉さん、皆さん用に私は飲み物を買ってきますね」

青葉「あ、了解です。気をつけていってくださいね」

神通「はい、分かりました」

青葉「ということで祥鳳さん、木曾さん。もう1チームはお二人でお願いします」

祥鳳「…かしこまりました」ゴゴゴゴ

木曾「…分かった」ゴゴゴゴ

青葉「青葉は審判兼、写真撮りますね!」

青葉(ふふふ…これは面白い絵が取れそうですねぇ…♪)ニヤニヤ


祥鳳「木曾さん、よろしくお願いします」ペコリ

木曾「あぁ。こっちこそよろしく頼む」

木曾「ふ、ふふ…提督のやろう…ぎったぎたにしてやる…!」

祥鳳「ふふ…私もお手伝いしますね」ニコニコ



提督「」ゾワッ

衣笠「? どうしたの提督くん?」キョトン

提督「い、いえ…なにも」アハハ

提督(な、なんかすさまじい殺気を感じた…)ダラダラ



↓2 ビーチバレー中イベント

衣笠「提督君、トスあげて!」

提督「はい!」

衣笠「よーし…!アタック!」

木曾「甘いぜ!」バシッ

祥鳳「あっ!」

木曾「あっ…くっそ…悪い祥鳳」

祥鳳「いえ、今のは衣笠さんの打ったところがうまかったですから」

祥鳳「………それに、私足引っ張ってばっかりですし……」ズーン

木曾「…そんなことあるわけないだろ」バシバシ

祥鳳「わわ…!」

木曾「気合入れていこうぜ。やる気で負けてたら勝てるものも勝てないぜ」ニコ

祥鳳「…はいっ!」


駆姫「がんばれ~!」フリフリ

瑞鳳「お姉ちゃん!がんばってー!」

青葉(なかなかいい勝負しますねぇ…これは見ごたえがありますね)

青葉(まぁ若干提督くんと衣笠が有利でしょう。男子いますしね)




提督「あっ…やべ」

木曾「よっしゃ!祥鳳、トスするぞ!」

祥鳳「は、はい!」

木曾「よし!いけっ!」

祥鳳「…いきます!えいっ!」バシッ

衣笠「っ……! あちゃー…」

祥鳳「あ…やった!やりました!!」ハラリ

木曾「あぁ!よくや……………た」

祥鳳「?」

提督「あっ……///」

祥鳳「え?」

祥鳳「………き」


祥鳳「きゃぁああああああああああああああああああああああ!!!/////」

青葉「すみません提督くん!」メツブシ

提督「ぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああ!!」


瑞鳳「お、お姉ちゃん!」トテテテ

駆姫「て、てーとく!!」トテテテ


祥鳳「う、うぅ……///」

祥鳳(み、見られた…よりにもよって提督さんに……うぅ……////)カァ-


↓2 どうなるどうなった

提督「があああああ!!」

瑞鳳「へ、変態!変態変態変態!スケベ提督!!」メキメキメキ

提督「お、折れる折れる!折れる!!」

祥鳳「や、やめなさい瑞鳳!提督さんは悪くないでしょう!」

瑞鳳「で、でもお姉ちゃんの…その…//」

祥鳳「う…//」

瑞鳳「あ…」

祥鳳「…ぁぅう…///」プシュー


青葉「また戻っちゃいましたね」

衣笠「そうねぇ…」ヤレヤレ


瑞鳳「…全部提督さんの所為です!!」メキメキ

提督「いだだぁあああああ!!」

木曾「綺麗なアームロックだな」

青葉「ですねぇ」

駆姫「ふんだ。また鼻の下伸ばしてデレデレしてたてーとくが悪いもん」ツーン







提督「」チーン

瑞鳳「ふんっ」

提督「いたぃよう……」シクシク

祥鳳「提督さん…大丈夫ですか?」

提督「いいんだ…俺が悪いから…」シクシク

祥鳳「……」

祥鳳(…私の所為なのに提督さんが全て責任を負うなんて…確かに見られたのは恥ずかしいですが…///)カァ

祥鳳(…私が、お詫びに↓2しましょう)

提督「うぅ…いたい…」シクシク

瑞鳳「…」チラ

瑞鳳「………あ、あの」


祥鳳「…て、提督さん!」

瑞鳳「お姉ちゃん?」

提督「…祥鳳さん?」

祥鳳「……そ、その」スッ

提督「?」

祥鳳「…い、痛いの痛いのとんでけ~♪」

提督「え」

瑞鳳「」

祥鳳「…ふふ、昔、瑞鳳によくやっていたんです」

瑞鳳「や、やめてお姉ちゃん!恥ずかしいから!//」カァ-

祥鳳「そ、その…だめでしょうか?」

提督「…いや」ソッ

祥鳳「え?あ…//」

提督「…ありがとう祥鳳さん。その気持ちだけでも嬉しい」ニコ

祥鳳「…」ドキ

祥鳳「…提督さん」

提督「祥鳳さん」



青葉「あー…ごほん」

提督・祥鳳「」ビクッ

衣笠「えーと…二人だけの世界に入ってるのはいいけど…場所考えてくれない?」

祥鳳「そ、そんな…私はそんなつもりでは…//」カァ

木曾「…ま、ともかく提督はしばらく休んでな」

木曾「あと、瑞鳳。気持ちは分かるけどあんまりやりすぎるなよ」

瑞鳳「う…ごめんなさい」

木曾「言う相手は俺じゃないだろ?」

瑞鳳「…すみません。提督さん」シュン

提督「いいよ。瑞鳳ちゃんの気持ちは分かるし、あの時すぐに対処しなかった俺も悪いし」

祥鳳「でも提督さん、あまりご自分を責めてないでください」

提督「ん…分かった」


青葉「よし!それじゃあ気を取り直して新メンバーでやりますか!」

衣笠「さんせー!」

祥鳳「私はもう少し提督さんのご様子を見ています。瑞鳳、代わりに参加してきて」ニコ

瑞鳳「うんっ!分かった!」トテテテ


祥鳳(…ふふ、少しだけ、役と管なんて思うのは不謹慎でしょうか)クス


直下コンマ判定
コンマ数字分だけ祥鳳の好感度上昇 ※00は100扱い

眠気がきてしまったので今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
残業の所為で休日にまで疲労が影響する…悲しい

平日の更新はまた期待しないでください。ごめんなさい
それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

祥鳳「…」クス

提督「…えっと、祥鳳さん」

祥鳳「あ。どうしました提督さん?まだどこか痛むんでしょうか?」ナデナデ

提督「え…ちょ…ち、違くて…//」カァ

祥鳳「?」

提督「えっと…い、いつまでこのままなのかなって…//」

祥鳳「…?」

祥鳳「…あっ!//」カァ

提督(い、今気付いたのか…祥鳳さんって少し天然?)

祥鳳「…//」モジモジ

提督「あ…ご、ごめん。それじゃあ俺がどくから…」スッ

祥鳳「…!」グイッ

提督「わっ!?しょ、祥鳳さん!?」ポフッ

祥鳳「…だ、だめです」

提督「え?」

祥鳳「…も、もう少しだけ…このままで居てください…//」カァ

提督「え?」

祥鳳「…て、提督さんはけが人なんですから、安静にしてなきゃいけないんです」ギュ

提督「で、でもこの状態は…//」

祥鳳「…いや、ですか?」ウルッ

提督「う…」

祥鳳「…」

提督「…じゃあ、お言葉に甘えて…//」

祥鳳「あ…は、はいっ♪」パァア



瑞鳳「……むー」チラ

木曾「お、おい瑞鳳いったぞ!」

瑞鳳「ふぇ?おふっ!?」

木曾「だ、大丈夫か!?」

瑞鳳「……は、はぃ」グスッ

瑞鳳(う~……全部提督さんのせいだ…!)ムスー


↓2 みんなでお昼ご飯中イベント

衣笠「提督君、具合はどう?」

提督「ありがとうございます衣笠さん。おかげさまでばっちりです」

衣笠「あら?私は特に何もしてないわよ~?むしろ彼女さんにお世話してもらってたじゃない♪」ニヤニヤ

祥鳳「はぅっ…!//」カァ

提督「…か、からかわないでくださいよ」

衣笠「うそうそ。ごめんごめん♪」

衣笠「むしろ妹さん大丈夫?」

瑞鳳「きゅぅ……」ピヨピヨ

木曾「まったく。余所見ばっかりしてるからだっての…」パタパタ


青葉「みなさーん、お昼ごはん買ってきましたよ~」パタパタ

神通「お待たせしました!」パタパタ

提督「青葉さん、神通。買出しありがとう」

神通「いえ。このくらいどうってことありませんから」ニコ

青葉「それじゃあ皆さんで頂きましょう!まぁ瑞鳳ちゃんは申し訳ないですがあとでってことで…」

祥鳳「ご迷惑をおかけして申し訳ありません…」ペコリ

木曾「これくらい迷惑でもなんでもねぇって。気にすんな」




提督「もぐ……おぉ。このやきそば美味しい」モグモグ

祥鳳「わぁ…こちらのカレーも美味しいです」モグモグ

青葉「こういうところで食べるから美味しく感じるんですよねぇ」モグモグ

衣笠「まぁ一理あるわね」モグモグ

祥鳳「提督さん、よければカレー一口いかがでしょうか?」スッ

提督「え?いいの?ありがと」パク

提督「じゃあお返しに…はい、やきそばどうぞ」スッ

祥鳳「あむ……はい。とても美味しいです…♪」ニコ

木曾・青葉・衣笠「…………」

提督「? どうしました?」

祥鳳「?」キョトン

木曾「…あ~……//」ポリポリ

青葉「…二人とも。今何したか自覚してます?」ハァ

提督「え?」

祥鳳「?」

提督「………あっ」

提督(…い、今何も考えずあ~んしてた!?や、やばい恥ずかしい……//)カァ

提督(…しょ、祥鳳さんに変におもわれてないよな…?)チラ


↓2 祥鳳の反応

祥鳳「……」

提督「?」

提督(あれ?祥鳳さん意外と気にしてない…?)

祥鳳「…………」

提督「…あれ?しょ、祥鳳さん?」フリフリ

祥鳳「……!!!//」ボンッ

青葉「あ」

祥鳳「……きゅぅ///」パタッ

提督「あ…しょ、祥鳳さん!?」

衣笠「あーあ…意識したら急に恥ずかしくなっちゃったパターンね…」

青葉「無自覚なのも罪ですねぇ…」

提督「そ、そういう問題じゃないですよ!だ、大丈夫祥鳳さん!?」

祥鳳「はぅぅ……///」プシュー








【夕方 海】

ザザーン

提督「…ふぅ」

提督(色々あったけど…今日一日すっごく楽しかったな)ノビー

提督(わるさめも海をきにいってくれたし…青葉さんには感謝だな)

提督「…さて。そろそろ戻らないとまずいかな。みんなももう帰ってくるだろうし」クルッ

??「あ…」

提督「あ」


↓2 後ろに居たのはどなた(参加艦娘限定)

わるさめ「てーとく」トコトコ

提督「お?わるさめ」ヒョイ

わるさめ「わっ…」

提督「どうした?」

わるさめ「えへへ…てーとくとこの景色みたいなぁって♪」ニパ

提督「そっか、可愛いやつめ」ナデナデ

わるさめ「わわ…」

提督「それじゃ肩車してやるから俺の頭に捕まりなさい」

わるさめ「うん?うん…」ヨジヨジ

わるさめ「……わぁ!」

提督「どうだ?高い景色から見るのも綺麗だろ?」

わるさめ「うんっ!」

わるさめ「…てーとく、いつもこんな高いところから景色見てるんだね」

提督「まぁ、わるさめはちっちゃいからなぁ」

わるさめ「むー…仕方ないもん」

提督「拗ねるなって。お前もいつか大きくなるかもしれないぞ?」

わるさめ「…ほんと?」

提督「保障は出来ないけどな」

わるさめ「そっか…うん。がんばる!」ニパ

提督「あぁ。わるさめの成長楽しみにしてるぞ?」クス

わるさめ「えへ…うん♪」



青葉「提督く~ん。そろそろ帰りますよ~」フリフリ

提督「あ、はい!今行きます!」ダッ



↓2 帰りの電車内イベント

提督「ふぃ…」ドサ

提督(行きは気にならなかったけどこっから片道一時間か。まぁゆっくり帰ろうかな)

祥鳳「提督さん」トントン

提督「? 祥鳳さんどうしたの?」

祥鳳「ふふ…皆さんの席を見てください」チラ

提督「? あ」


全員「zZZ…」スヤスヤ

提督「…みんな寝ちゃったね」

祥鳳「仕方ありませんよ。それにほら、こちらの席の…瑞鳳も」

瑞鳳「うにゅ……」zZZ

提督「…たくさん遊んでたもんね」クス

祥鳳「はい。あれほどはしゃいでいたのは久しぶりだと思います」クス

祥鳳「提督さん。今日はお誘いいただき本当にありがとうございました」ペコリ

提督「そんなかしこまらなくていいって。俺が誘いたいから誘っただけなんだから」ニコ

祥鳳「…そうですか」ニコ

祥鳳「…ふふ。それも提督さんの魅力なのかもしれませんね…」クス

提督「え?」

祥鳳「あっ!い、いえ。なんでもありません!//」プイッ

提督「?」キョトン

ガタンゴトンガタンゴトン

提督「…」

提督(…会話がなくなってしまった。何か……)

祥鳳「…」ポフッ

提督「えっ!?しょ、祥鳳さ…//」ドキ

祥鳳「すぅ……すぅ……」

提督「……」

提督「…疲れてたならそういってくれればよかったのに」クス

提督「…わ。髪の毛さらさら……」ハッ

提督(…いかんいかん。こういうことするからまた瑞鳳ちゃんに誤解されるんだって…//)ハァ

提督「…あれ?」ウツラウツラ

提督(なんか…俺も気が抜けたら……眠く……)ウトウト




青葉「……衣笠。衣笠」チョンチョン

衣笠「んぅ……もう。何よ青葉…」ゴシゴシ

青葉「あれ、みてください♪」

衣笠「んー………?あら、あらら♪」ニヤニヤ


提督・祥鳳「すー…んぅ…」zZZ

青葉「これは…この後が実に楽しみですねぇ♪」ニヤニヤ

衣笠「ふふ…そうね♪」



【9月2days 終了】


選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(祥鳳or木曾)
3.次の日へ

直下

駆姫「んしょ…」

駆姫「ふわ…ぁ、よく寝たぁ~…」ノビー

駆姫「ちょっと海ではしゃぎすぎちゃった…えへ、てーとくと一緒♪」ニコニコ

駆姫「はい、好感度表ね」ポイッ



神通:許嫁        攻略済
祥鳳:クラスメイト    デレデレ
衣笠:先輩        攻略済
木曾:気の合う友人   ドキドキ


駆姫「しょうほーすごいね!どとーの勢いだったね!」

駆姫「ただあとはもうちょっとだけかな?イベントもうちょっと起こせばゴール目前」

駆姫「それだけ。じゃあおやすみ~」チャプン

【9月3days 夏休み】


駆姫「てーとくてーとく!これみて~!」トテテテ

提督「こらこら走るなわるさめ。また転ぶぞ?」

駆姫「転んだこと無いもん!」プンスカ

提督「あはは、ごめんごめん。それでどうした?」

駆姫「これ!玄関に入ってたチラシ!」

提督「お、もって来てくれたのか。ありがとうなわるさめ」ナデナデ

駆姫「えへ~//」

提督「それでこれはなんのチラシなんだ?」カサッ

提督「……ほほう、魚釣り大会か」

駆姫「…いってみたい」クイクイ

提督「んー…どうしようかな」ムムム

提督(わるさめと二人で行ってもいいんだが…誰か誘おうかな)ムゥ


選択肢安価
1.わるさめと二人で行く
2.誰かを誘う(祥鳳or木曾)
3.見学だけしにいく

↓2

【祥鳳家】


提督「…ここか」

駆姫「ここがしょーほーのおうち?」

提督「あぁ。そうらしい」

駆姫「ふーん。ちょっと大きいね」

提督「まぁうちと一緒で家族で暮らしてるけどご両親が出張中なんだってさ」

駆姫「へー…大変だね」

提督「うちにはわるさめがいるからな」ナデナデ

駆姫「えへ…//」ニパ

提督「さて、いるかな」ピンポーン


??「はぁ~い」パタパタ

提督「あっ…!」

提督(し、しまった…!だ、だけどここで逃げるわけには…!)

瑞鳳「はい!どちらさま………………」ピタッ

提督「……あ、あはは。こんにちは…」

瑞鳳「………セールスはお断りです」パタン

提督「ま、待って待って瑞鳳ちゃん!せめて話だでも聞いて!」

瑞鳳「嫌です!提督さんとお話しすることなんてありませんしお姉ちゃんだってありません!」プンスカ

提督「そ、そこをなんとか…!」

瑞鳳「…じゃあ何しに来たかだけお聞きします」ジトー

提督「えと…↓2」

提督「一緒に釣り大会に行こうと誘いに来たんだけど…」カサッ

瑞鳳「…え?」ドキ

提督「俺とわるさめだけで行ってもよかったんだけど出来れば一緒に(祥鳳さんと瑞鳳ちゃんも)来てほしいかなって思って…」ジー

瑞鳳「…えっ!?えぇっ!?//」

提督「?」

瑞鳳「…な、なんで(私なん)ですか?」

提督「え?だって一緒に居たら楽しいし…」

瑞鳳「な、なな…//」

提督「??」キョトン

瑞鳳「ふ、不潔です!!//」

提督「えぇっ!?」ガーン

瑞鳳(な、なんで急に私なんかを…お、お姉ちゃんと仲がいいのに…!)

瑞鳳(だ、だめよ瑞鳳!ただの年上だしスケベそうな人に誘われたからってどうようしてたら!)フルフル

瑞鳳(こんなんで動揺するからちょろいとか言われるのよ!もっと毅然とした態度じゃないと!)フンス

提督「瑞鳳ちゃん」

瑞鳳「な、なんですか?」

提督「俺と(祥鳳さんが)一緒だと嫌?」

瑞鳳「なっ…!//」

瑞鳳「う…い、いや…その…えと…」アタフタ

瑞鳳「……その、別に(二人きりが)嫌って言うわけじゃ…ない、ですけど…//」イジイジ

提督「本当?」

瑞鳳「…は、はい」チラチラ


祥鳳「瑞鳳、どうしたの?お客さん?」ヒョコ

瑞鳳「!?」ドッキーン

提督「あ。祥鳳さん」

祥鳳「あ。提督さん。こんにちは」ニコ

瑞鳳「お、お姉ちゃん!?そ、その…これはちがくて…あにょ…!//」アタフタ

提督「祥鳳さん。祥鳳さんも一緒にどうかな?これ」カサッ

瑞鳳「……………は?」

祥鳳「あら、これは…釣り大会。ですか?」

提督「うん。よかったらどうかな?」

祥鳳「えぇ!是非参加したいです」ニコ

提督「本当?じゃああとは瑞鳳ちゃんは……」

瑞鳳「」プルプル

提督「瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「知りません!!スケベ提督さんのばかっ!!」ダッ

提督「えっ!?」

祥鳳「こ、こら瑞鳳!すみません提督さん…どうしたんでしょう、あの子…?」

提督「ごめん…俺にもさっぱり…」


瑞鳳(うあぁああああああああああ!!!私なんて勘違いしてるのよもぉおおおお!!!////)ダダダ


↓2 釣り大会中イベント

【大会会場】

提督「いやー、海のときもそうだけど暑いときは水辺に居るのが一番だよね」

祥鳳「ふふ。そうですね」クス

瑞鳳「………」ムッスー

祥鳳「もう。瑞鳳…いつまでもそんな顔していないの。誘ってくれた提督さんに失礼よ」

瑞鳳「…ふんだ」プイ

祥鳳「すみません提督さん…」ペコリ

提督「いやいや…気にしなくていいよ。きっと俺がまた何かしたんだろうから…」トオイメ

祥鳳「そ、そんなことないですから!」ワタワタ



瑞鳳「ふんだ…あんな誤解招く言い方するほうが悪いもん」ポイッ

瑞鳳「…」

瑞鳳(……うん。こういう静かにお魚さんが釣れるのを待つのって楽しいかも♪)

瑞鳳「…」チラ


提督「それで…」ニコニコ

祥鳳「ふふ…そうなんですか」クスクス

瑞鳳(……)

瑞鳳(あんなに、楽しそうなお姉ちゃん、始めてみたかも…)

瑞鳳(やっぱり…お姉ちゃん、提督さんのこと…)

ピクピクッ

瑞鳳「あっ、来たかな?」グイグイ

瑞鳳「……あ、あれ?うぅん……お、重い……!?」

瑞鳳「えっ?わ、わわ……!お、落ちちゃ…!」

提督「瑞鳳ちゃん!」ガシッ

瑞鳳「えっ!?て、提督さ…」

提督「瑞鳳ちゃん、竿をしっかり持ってて!落ちないように!」

瑞鳳「は、はい!」

祥鳳「瑞鳳!大きいけど頑張って釣るわよ」ガシッ

瑞鳳「お、お姉ちゃん…うんっ!」

提督「で、でもこれ想像以上に重いような気が……!」グググ

祥鳳「もう!提督さんが弱気になってどうするんですか!」

瑞鳳「そうです!男性ならもっとしゃきっとしてください!」

提督「わ、分かってるけど…これ、3人でも無理な気が……!」

グイッ

3人「あ」グラッ

ザッパーン



提督「…はぁ。やっぱりこうなるのね…」ビッショリ

祥鳳「あはは…途中であきらめればよかったかもしれませんね」

提督「まぁ仕方ないよ…瑞鳳ちゃん。大丈夫?」

瑞鳳「……ふふ」

提督「?」

瑞鳳「も、もう…お姉ちゃんも提督さんもこんなに必死になって池に落ちちゃうなんて…おかしい…もう…」クスクス

提督・祥鳳「??」キョトン

瑞鳳「…提督さん、先ほどは落ちそうなところを助けてくれて、ありがとうございました」ペコリ

提督「え?う、うん。結局落ちちゃったけどね…」アハハ

瑞鳳「ふふ…そうですね」クスクス


↓2 休憩中イベント

提督「ふー…いやぁ、運営がタオル準備しててくれて助かったね」

祥鳳「やっぱり毎年落ちる人がいらっしゃるみたいで、ご用意するようになったそうです…」アハハ

提督「…なるほどね。そして今年は俺たち、ね」ハァ

祥鳳「お、落ち込まないでください提督さん」ワタワタ

瑞鳳「そうですよ提督さん。過ぎたことを気にしても仕方ありません」

提督「瑞鳳ちゃん…」

瑞鳳「…でも、私とお姉ちゃんの服を覗こうとしたら許しませんからね」ジトー

提督「し、しないって!//」

祥鳳「こ、こら瑞鳳!//」

瑞鳳「ふふ」クスクス



駆姫「てーとく!」ザバッ

提督「お。わるさめ」

瑞鳳「あ、わるさめちゃん。おかえり♪」

駆姫「ずいほー、ただいまー!」ニパ

提督「どうだった?」

駆姫「うーん…やっぱり海のほうが気持ちいい」

提督「まぁそれは仕方ないな…」アハハ

駆姫「でも見てみて!魚捕まえた!」ビチビチ

提督「おぉ。すごいじゃないかわるさめ」ナデナデ

駆姫「えへへ~…もっとほめて♪」ニコニコ

提督「うんうん。えらいぞ」ナデナデ

駆姫「えへ♪」ニパ


祥鳳「…」ジー

瑞鳳「お姉ちゃん」

祥鳳「えっ?な、なにかしら瑞鳳?」

瑞鳳「…いま、提督さんのことじーっとみてたよね?」

祥鳳「そ、そそ…そんなこと無いわよ?」アセアセ

瑞鳳(もー…本当にうそが下手なんだから)クス

祥鳳「…な、なにかしら瑞鳳?その顔は…?」ジト

瑞鳳「ね。お姉ちゃん」

祥鳳「?」

瑞鳳「↓2」

瑞鳳「卵焼きたべりゅ?」ゴソゴソ

祥鳳「え?」

瑞鳳「実は作ってきたんだ、お弁当♪」スッ

祥鳳「あ…ごめんね瑞鳳。そこまで気を使わせちゃって…」

瑞鳳「うぅん。いいの。気にしないで♪」ニコ

駆姫「……おいしそう」ジュル

瑞鳳「わるさめちゃんも食べりゅ?」

駆姫「いいの!?」

瑞鳳「うん。はい、あーん♪」

駆姫「あ~………あむ」パク

駆姫「……ん~!おいひぃ~♪」モグモグ

瑞鳳「ふふ、ありがと♪」ナデナデ

駆姫「えへー♪」ニパ

提督「わるさめ……ごめん、瑞鳳ちゃん。勝手に」

瑞鳳「いいんですよ。全然気にしてませんから」ニコ

瑞鳳「……提督さんも、食べます?」

提督「…え?いいの?」

瑞鳳「はい。その…今までの失礼なことをしちゃってたことのお詫び…ってことで」

瑞鳳「私の卵焼きなんかじゃやすいかもしれませんけど…その」モジ

瑞鳳「…食べりゅ?」チラ

提督「↓2」

提督「食べりゅうううううううううううう!!」

提督「」ハッ

瑞鳳「……」ジトー

提督(し、しまった…おなか空いてたからつい変なテンションで…)ダラダラ

瑞鳳「…もう。そんなにおなか空いてるならいってくれればよかったのに」クス

提督「…あ、あれ?引かない?」

瑞鳳「いいえ、提督さんがそういう人だって言うのはもう分かりましたから」ハァ

提督「そ、そう…なんだか悲しいような喜んでいいよな」アハハ

瑞鳳「はい。お姉ちゃん。よろしくね♪」

祥鳳「え?ず、瑞鳳?」

瑞鳳「……聞いたよ。この前私が海で寝てるときに提督さんと食べさせあいっこしたの」ボソボソ

祥鳳「」ギクッ

瑞鳳「…大丈夫。もう怒ったりしないから」ニコ

祥鳳「瑞鳳?」

瑞鳳「ほらっ!早く早く!」ドンッ

祥鳳「ちょ、ちょっと瑞鳳…きゃっ!?」

提督「わっ!」ガシッ

祥鳳「あ…す、すみません提督さん…//」カァ

提督「うぅん。大丈夫?」

祥鳳「あ…はい♪」ニコ

祥鳳「その…作ったのは瑞方ですけど…その、どうぞ…//」スッ

提督「え?あ……//」

提督「…あむ」パク

祥鳳「…ど、どうですか?」

提督「…うん。美味しい」ニコ

祥鳳「…よかった」ホッ


瑞鳳(作ったの私っていってたくせに…いいけどね)クス

瑞鳳(うーん…なんだか二人ともいまいち奥手で進んでない感じだなぁ…)ムー

瑞鳳(…よぉし!↓2してみよ♪)

瑞鳳「ね、わるさめちゃん」

駆姫「うん?なに、ずいほー?」キョトン

瑞鳳「よかったら私とお散歩しない?」

瑞鳳「この前海に言ったときあんまりわるさめちゃんと話せなかったから一緒にお散歩したいなーって」ニコ

駆姫「うんっ!ずいほーなら一緒にお散歩したい!」ニパ

瑞鳳「そう?ありがと♪」

瑞鳳「それじゃあちょっと池の周りを歩こっか♪」

駆姫「だっこしてー?」ジー

瑞鳳「もちろん♪はいっ」ヒョイ

駆姫「えへ…ずいほーいいにおいする♪」

瑞鳳「あはは…ありがと」ナデナデ

駆姫「♪」





提督「ふぅ、ご馳走様でした」

祥鳳「えぇ、お粗末さまでした」ニコ

祥鳳「瑞鳳。ありがと………あれ?」

提督「あれ?瑞鳳ちゃんが…あ、わるさめもいない?」

祥鳳「もしかして…二人でどこかいったのでしょうか?」

提督「うーん…まぁ、後で合流できると思うから」

祥鳳「あ、待ってください。瑞鳳からメールが」

提督「なんて?」

祥鳳「ちょっとわるさめちゃんとお散歩してくるそうです」

提督「そっか。それならいいけど」ホッ

祥鳳「…」

祥鳳(あ…ということは、提督さんと二人きり…)ドキ

祥鳳(…ど、どうして?どうしてこんなに動悸が早いんでしょうか……?//)ドキドキ

提督「ね、祥鳳さん」

祥鳳「は、はい?何でしょうか?」

提督「↓2」

提督「ほっぺに食べかすがくっついてますよ」クス

祥鳳「えっ!?う、うそっ!?//」カァ

祥鳳「す、すみません!お見苦しいところを……あ、あれ?」アタフタ

提督「あ、逆逆。そっちじゃないよ」

祥鳳「あぁもう…恥ずかしいです…//」スッ

祥鳳「…あ、あれ?こっちにもない…?//」オロオロ

提督「もうちょっと下なんだけど…ごめん、ちょっと動かないで」スッ

祥鳳「え…?」

提督「はい。取れた」ヒョイ

祥鳳「あ、あぅ…すみません…//」プシュー

提督「気にしてないって、俺しか見てないからさ」アハハ

提督「あむ」パク

祥鳳「!?」

提督「? どうしたの祥鳳さん?」

祥鳳「あ、あぅ…あうあう…//」パクパク

祥鳳「……きゅぅ//」パタッ

提督「え、えぇっ!?しょ、祥鳳さん!?ど、どうしたの!?大丈夫!?」

祥鳳「はぅぅ……」ピヨピヨ

提督(何か前にもあったような…と、とにかく休ませよう)








【医務室】

祥鳳「…うん?」パチ

瑞鳳「あ!お姉ちゃん!気が付いた?」

祥鳳「あれ?瑞鳳…私…?」

瑞鳳「話は提督さんから聞いたの。もー…びっくりしたよ」ホッ

祥鳳「…ごめんね。心配かけて」

瑞鳳「本当だよ!もー…何があったの?」

祥鳳「…何が」ウーン

祥鳳「…」

祥鳳「…ぁぅ//」カァー

瑞鳳「あー…」

瑞鳳(この様子だと提督さんと何かあったのかな…やっぱりお姉ちゃんあんまり耐性ないもんね)

瑞鳳「…ねぇ、お姉ちゃん。ひとつ聞いてもいい?」

祥鳳「なに?」

瑞鳳「↓2」

瑞鳳「…私が、提督さんを取っちゃっても良いかな?」

祥鳳「え……ずい、ほう?」

瑞鳳「…」ジー

祥鳳(…瑞鳳が、提督さん…を?)

祥鳳(それって…つまり)

祥鳳(今まで私が提督さんとやってきたこと…全部、瑞鳳が?)

祥鳳(あれも…これも…さっきのも)

祥鳳(そして…提督さんの隣にいつも居るのは……瑞、鳳)

祥鳳(痛い……胸が……いたい……)ズキズキ



瑞鳳「…お姉ちゃん?」

祥鳳「…………め」

瑞鳳「え?」

祥鳳「だ……め…!」フルフル

祥鳳「提督さんを……とっちゃだめ…!」

瑞鳳「…うん。分かった」ニコ

祥鳳「だから瑞鳳、お願………え?」

瑞鳳「お姉ちゃん、やっと自分の気持ち分かった?」クス

祥鳳「え?き、気持ち?え?瑞鳳?」オロオロ

瑞鳳「もう、いくらなんでもあって数日の人を好きになるほど私ちょろくないよ!」プンスカ

祥鳳「え?じゃあ…」

瑞鳳「う、そ」ニコ

祥鳳「……はぁ……もう!」ヘナヘナ

瑞鳳「でもおねえちゃん、今ので提督さんへの気持ち、分かったでしょ?」

祥鳳「…うん」

祥鳳(…今までの胸のひっかかり…そういうことだったんですね)

祥鳳「…瑞鳳」

瑞鳳「なに?」

祥鳳「…ありがとう」ニコ

瑞鳳「どういたしまして♪」ニパ

瑞鳳「でも、私も協力するから何かあったら言ってね!」フンス

祥鳳「ふふ…もう。そのときはお願いするわ」クス

瑞鳳「うん!頑張ってお姉ちゃん!」

祥鳳(そっか…私、提督さんのこと…)クス


提督「瑞鳳ちゃん。祥鳳さん起きた?」ガチャ

祥鳳・瑞鳳「ひゃぁあああ!?!」ビクッ

提督「うおっ?!」ビクッ

祥鳳「て、提督さん!ノック位してください!」

瑞鳳「提督さん!少しはデリカシーってものがないんですか!!」

提督「ご、ごめんなさい!?」


祥鳳(……これからも、よろしくお願いしますね。提督さん)クス


【9月3days 終了】


選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(祥鳳)
3.次の日へ

直下

【祥鳳家 リビング】


祥鳳「…うーん」

瑞鳳「お姉ちゃん」ヒョコ

祥鳳「あら?瑞鳳まだ寝てなかったの?」

瑞鳳「うん。お姉ちゃんは何してたの?」

祥鳳「え?あっ!な、なんでもないわよ?」ササッ

瑞鳳「……ふーん?」ジー

祥鳳「…」ニコニコ

瑞鳳「…あっ!提督さん!」

祥鳳「えぇっ!?」ガタッ


祥鳳「…って、いるわけないじゃない、もう!」プンスカ

瑞鳳「ふーん……男の人を落とす方法、ファッション…デートコース…」

祥鳳「」

瑞鳳「…お姉ちゃん、早速頑張ってるね♪」

祥鳳「見ないで……いっそ殺して……///」プシュー

瑞鳳「もっと自信もってお姉ちゃん!これなら提督さんだってイチコロだよ!」

祥鳳「…提督さん」

祥鳳「……はぅ//」プシュー

瑞鳳(…やっぱりちょっと心配…かも)


【another view end】

今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
明日もやる予定です

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた明日

【提督家】


ピンポーン


提督「ん?だれだろ?」

提督「はーい、今でまーす」パタパタ

提督「はい。どちらさまですか?」ガチャ

祥鳳「あ…」

提督「あれ?祥鳳さん?」

祥鳳「す、すみません!急にお尋ねしてしまって…!」アセアセ

提督「いや、それはぜんぜん構わないけど…」ジー

祥鳳「あ、あの?」

提督「そのワンピース始めてみたけどもしかして新しい奴?」

祥鳳「あ…は、はい!最近瑞鳳と一緒に買いに行って…」

提督「へぇ…うん。凄く似合ってるよ」ニコ

祥鳳「あ、ありがとうございます…//」カァ

祥鳳(ちゃんと気付いてくれた…嬉しい…//)

提督「ところで今日はどうしたの?」

祥鳳「あっ!そうでした!」

祥鳳「えっと…以前お約束したことなんですが」

提督「…約束?」

提督(………や、やばい。なんのことか覚えてない……な、なにかしたか…?)ダラダラ

祥鳳「はい。私を弟子にしてくれるというお話です」

提督「…あ」

提督(そ、それか…すっかり忘れてた)

祥鳳「色々遊んでいたことも多かったですが、そろそろ稽古をしないといけないと思っていまして…」

祥鳳「それで、提督さんに是非稽古のお相手をお願いしたいんです!」

提督「そ、そっか…」

祥鳳「あ…お忙しかったでしょうか…」シュン

提督「い、いや全然!?す、すぐ準備するから待っててね!」

祥鳳「あ…はい!ありがとうございます!」ペコリ

祥鳳(…本当は、提督さんにこの服を見せたかったから…とは恥ずかしくていえません…//)


選択肢安価 稽古場所
1.学園 武道館
2.道場
3.その他(場所明記)

↓2

【道場】


祥鳳「こんなところに道場があるんですか…?」

提督「うん。俺の師範が開いてる道場なんだ」

祥鳳「初めて知りました…」

提督「まぁ、今は門下生を募集してるわけじゃないから知らない人も多いかもね」

祥鳳「そうなんですか?」

提督「うん、前にもっと取らないのか聞いたんだけど『もういい』って」

祥鳳「へぇ…」

提督「着いたよ。ここ」

祥鳳「……わぁ」


祥鳳「とても綺麗なところです…周りの木も…そして空気も美味しく感じます」

提督「気に入ってくれた?」

祥鳳「はい!とてもすばらしい場所だと思います!」

提督「そっか。よかった」ニコ


Bep「おや…お客さんかい?」

提督「師範。おはようございます」

祥鳳「え…?し、師範さん!?」

Bep「おはよう提督。そちらの方は…」チラ

提督「あ、ご紹介します。こちらは…」

Bep「いや、待って。私が当てようじゃないか」

提督「は、はぁ…」

提督(…なんか嫌な予感しかしないんだが…また師範のお茶目な一面が…)

Bep「…↓1だね」

Bep「友達以上恋人未満だね」

提督(友達…ではあるけど師弟関係(仮)だし…あってはいるのか?恋人じゃないし)

提督「まぁ、そうですね」

祥鳳「」グサッ

提督「それじゃあ改めて…クラスメイトの祥鳳さんです。柔道をやっていまして……あれ?祥鳳さん?」

祥鳳「…い、いえ。なんでもありません…」グスッ

提督「?」

祥鳳「…改めまして、祥鳳と申します」ペコリ

Bep「はじめまして。ここの道場の師範代、Верныйだよ。よろしく」

祥鳳「べ、べぇーる…?」

Bep「呼びにくかったら師範でもいいさ」

Bep「それで提督、今日は何しに来たんだい?」

提督「えぇ、実はその…彼女に稽古をつけたくて」

Bep「へぇ。それは構わないけど部活でもいいんじゃないのかい?」

提督「う…そ、それはそうなんですが…」

祥鳳「実は…提督さんに弟子入りさせていただいたんです!」

Bep「…弟子?」ピク

提督「」ギクッ

祥鳳「はい!まだまだ未熟な私ですが…提督さんのように強くなりたくて…」

Bep「……へぇ。提督、弟子を取ったんだね」ジロ

提督「い、いえ…師範、その…これにはわけが……」ダラダラ

Bep「いい機会だ、祥鳳さん。よかったら私と提督の稽古を見てからにしないかい?」

祥鳳「え?いいんですか!?」

Bep「うん。見ることも大事なことさ」

祥鳳「それではお願いします!」

Bep「了解した。それじゃあ提督、今日は組み手100本しようか」

提督「」


↓1 組み手終了後イベント

Bep「ふぅん。」

投下ミス。最後の一行は気にしないでください
安価下

提督「」チーン

Bep「ふぅ。これで100本終わりだね」パンパン

提督「あ、ありがとうござい…ました」ピクピク

祥鳳「て、提督さん!大丈夫ですか!?」パタパタ

Bep「祥鳳さん。少し提督を頼むよ」

祥鳳「わ、分かりました」




Bep「…」ジャー

Bep「…ふぅ」キュッ

Bep(…提督が強くなっている。以前よりもパワーも、スピードも一段階上がっている)

Bep(毎日の鍛錬を怠けていないいい証拠だ。それは感心する)

Bep(でもそれだけじゃ説明のつかない点もある…成長が早い、気がする)

Bep「……もしかして、あの子、祥鳳の前だから…?」

Bep(…ふふ、それなら少しは楽しそうなことになりそうだね)クス










祥鳳「提督さん…大丈夫ですか?」

提督「…ごめん祥鳳さん。みっともないところを…」

祥鳳「そんなことありません!私にはとても見たことのないレベルのものでしたから!」

提督(というか師範…少しは手加減してください…)グス

祥鳳「いつもあんな厳しい稽古を?」

提督「厳しいとは思ってないよ。いつもあのくらいはやるから」

祥鳳「提督さん…凄いんですね」

提督「別に凄くないって…」

祥鳳「いいえ…素直に尊敬します」ニコ

提督「…」ドキ

祥鳳「提督さん?」

提督「あ…いや。なんでもない…//」プイ

祥鳳「そうですか?」キョトン


↓2 どうなるどうする

Bep「提督。体は戻ったかい?」

提督「えぇ。問題ありません」スクッ

Bep「ふふ。祥鳳さんの看病の甲斐もあったからかい?」クス

祥鳳「えっ…//」カァ

提督「ち、違いますって!確かに助かりましたけど!//」カァ

祥鳳「…む」ムス

Bep「さて、お茶を入れたから少し休憩しようか」

提督「はい、分かりました」




Bep「ふぅん…なるほど。祥鳳さんはご両親の影響で」

祥鳳「はい…お恥ずかしながらかなり未熟ですが…」シュン

Bep「そういうことならこの道場にいつでも通ってくれていいさ」

祥鳳「え?」

Bep「私はいつでもここに居るから、提督が都合がつかないときは私が相手をしてあげるよ」

祥鳳「あ…ありがとうございます!」ペコリ

Bep「提督」

提督「はい」

Bep「弟子を取った以上、師範という役には責任が生じる。分かっているね?」

提督「…はい」

Bep「分かっているならいい。祥鳳さん」

祥鳳「は、はい!」

Bep「…こんな未熟な弟子だけど、師範として、よろしく頼むよ」

祥鳳「…はい」ニコ

提督「あはは…頑張ります」

Bep「おっと。もう和菓子が切れてしまったね」

Bep「提督。いつもの棚にあるから取ってきてくれないか?」

提督「分かりました。取ってきますね」トテテテ



Bep「さて…祥鳳さん」

祥鳳「は、はい?」

Bep「↓2」

Bep「なんで君は強くなろうとしてるんだい?」

祥鳳「え…?」

Bep「さっきの話を聞いて祥鳳さんがご両親の影響を受けたのは分かった」

Bep「もちろん強い姿を見て憧れる気持ちはよく分かる」

Bep「だけど、君には途中であきらめる。という選択肢もあったはずだよ」

祥鳳「…」

Bep「でも、君はそれをしなかった」

Bep「提督も言ったはずだ。強い、ということは単純に力が強いわけじゃない」

Bep「その点、心の強さでは君は提督よりも強いかもしれない」

Bep「でも君はまだ望んでいる」

Bep「何が君をそこまで駆り立てるんだい?」

祥鳳「…それ、は」

Bep「…もし」

Bep「もし、邪な気持ちがあるというのなら、提督への弟子入りは私が認めない」

Bep「君の心をここで折る、ということを私はする」

Bep「あんなのでも私の弟子だ。師範である以上の責任は果たす」

祥鳳「師範さん…」

Bep「さぁ、聞かせてくれないか?君の強さを求める理由を」

祥鳳「…」

祥鳳「↓2です」

祥鳳「わかりません」

Bep「…」

祥鳳「漠然と、『強くなりたい』という気持ちがあります」

祥鳳「ただ…『強い』ということがなんなのか…私には分からないんです」

祥鳳「でも…」

祥鳳「でも、提督さんと一緒に居れば…提督さんの姿を追いかければ、それが分かると思ったんです」

Bep「…ふぅん」

祥鳳「すみません…答えにもなっていなくて」シュン

Bep「いいや」フルフル

Bep「それならいい。分かったよ」

祥鳳「え?」

Bep「君の目が答えていたよ。自覚をしていないだけさ」

祥鳳「自覚…していない?」

Bep「あぁ。君は嘘をつけない性格だね。目以外にも表情や仕草が語っていたよ」

祥鳳「う…よく言われます…//」カァ

Bep「いいことさ。少なくとも、嘘ばかりつく人よりずっとマシさ」

Bep「じゃあ、改めてこれからもよろしくね。祥鳳さん」

祥鳳「…はい!」ニコ

Bep「それとは別に、もうひとつ聞きたいんだけど」

祥鳳「? なんでしょうか?」

Bep「君、提督の事を好いてるね?」

祥鳳「」ブフッ

Bep「…やっぱり分かりやすいね」

祥鳳「しゅ、しゅみません…//」ケホケホ

Bep「いいさ、あんな馬の骨のどこが良いのか私には分からないけど」

祥鳳「そ、そんなことありません!提督さんはとてもいい人で…魅力がいっぱいあって…あぅ//」カァ

Bep「やれやれ…」クス

Bep「それじゃあ、ひとつアドバイスをしてあげよう」

祥鳳「あ、アドバイス…ですか?」

Bep「↓2」

Bep「時には押すことも大切だよ」

祥鳳「お、押すこと…ですか?」

Bep「そう。男性が誰も彼も自分から行くとは限らないよ」

Bep「祥鳳さん。もし仮に今から提督に告白するとしたらどんな気持ちになる?」

祥鳳「へっ!?あ、そ、それは…え、えと…その…//」モジモジ

祥鳳「す、凄く恥ずかしい…です…//」

Bep「それだけかい?」

祥鳳「…」

祥鳳「……断られたら、どうしよう。って…」

祥鳳「嫌われたりしないか……すごく、不安です……」ギュ

Bep「そうだろうね」

祥鳳「はい…」

Bep「でも、それは祥鳳さん。君だけがもつ不安じゃない」

Bep「皆考えることだ。それは提督だって例外じゃない」

祥鳳「あ…」

Bep「もちろん、今提督の気持ちが君に向いてるかどうかは私も知らない」

Bep「もし、仮にこれからアピールを続けて、提督がこちらを振り向いてくれたとしても提督は同じ不安を抱くはずだよ」

祥鳳「…はい」

Bep「それを忘れちゃいけない。自分が不安に思うことは相手も思っているはずさ」

Bep「だから、時には自分から…ね」

祥鳳「はい!」

Bep「うん、いい顔だ」クス


提督「お待たせしました~…あれ?何か盛り上がってました?」

Bep「提督の話題でね」

祥鳳「し、師範さん!//」カァ

提督「い、色々あることないこと言われてそうで怖いんですが…」

Bep「失礼だね。提督は私のことをなんだと思ってるんだい」ムス

提督「す、すみません!」

Bep「やれやれ…さて、それじゃあ提督。祥鳳さんに稽古をつけてあげるといい。私は掃除をしてくるよ」

提督「すみません。それじゃあ道場をお借りします」

Bep「ん」


提督「それじゃ祥鳳さん。早速やろうか」ニコ

祥鳳「はいっ!」ニコ


↓2 稽古中イベント

祥鳳「…えぇい!」

提督「はい」

祥鳳「えっ…わぁっ!?」

提督「…よっと」フワッ

祥鳳「わ…わわ…」

提督「大丈夫?」

祥鳳「…提督さん、そんな風に優しくされたら稽古になりません…!」ムスー

提督「そ、そう?でもこの前結構投げちゃったからまたあんまり痛くするのも悪いかと思って…」

祥鳳「…」キュン

提督「祥鳳さん?」

祥鳳「あっ!い、いえ!なんでもありません!」

祥鳳(うぅ…こんな一言で動揺するなんて…//)カァ

提督「…うーん」

祥鳳「提督さん?」

提督「祥鳳さん、ちょっと違うことしてみようか」

祥鳳「違うこと…ですか?」

提督「そう。えっと…あったあった」ゴソゴソ

祥鳳「これ…ゴムボール、ですか?」

提督「そう。これをひたすら俺が投げるからずっと避けてればいい」

祥鳳「え?」

提督「本当に避けるだけ。準備大丈夫?」

祥鳳「わ、分かりました!大丈夫です!」

提督「よっと」ポイッ

祥鳳「ふっ…」ヒョイ

提督「…うん。段々増やすからね」

祥鳳「はい!」

提督「…」ポイポイ

祥鳳「っ…うっ…」ペチ

提督「…」ポイポイ

祥鳳「え?あれっ…わ…きゃぁっ!?」コケッ

提督「あっ…だ、大丈夫?」

祥鳳「は、はい…すみません…」サスサス

提督「…うーん」

祥鳳「提督さん?」

提督「祥鳳さん、やっぱり感覚と体の動きがずれてるね」

祥鳳「え?」

提督「避けてると思ってるはずなのにあたってるよね?」

祥鳳「……はい」シュン

提督「やっぱり…知覚してから反応するまでに致命的にラグがある」

祥鳳「ち、致命的!?ど、どうすればいいんでしょうか?!」ガーン

提督「…う~ん」

提督(本当は師範に相談したいけど…これもその『師範の責任』ってやつだろうし、俺が考えないと…)ムムム

提督「…そうだね、↓2してみよう」

提督「祥鳳さん。そこにうつぶせで寝てもらってもいい?」

祥鳳「え?は、はい…」

提督「…よいしょっと」スッ

祥鳳「えっ!?て、てて…提督さん!?///」ドキドキ

提督「ちょっとつぼ押してみるね」

祥鳳「つ、つぼ…ですか?」

提督「そう。そういうところに効くつぼが確かあったはずだから試してみるね」

祥鳳「わ、分かりました…//」ドキドキ

祥鳳(わ、私ったら何考えてるんですか…もう…//)カァ

提督「痛かったりしたらいってね…んしょ」グッ

祥鳳「んっ……!」

提督「痛い?」

祥鳳「い、いえ…大丈夫です…む、むしろ…//」

提督「え?」

祥鳳「な、なんでもありません!//」カァ

祥鳳(む、むしろ…気持ちいいなんて…言いづらいです…//)ドキドキ

祥鳳「ふっ…んぅ……んんっ…//」ピクッ

提督「…」グッグッ

提督(しょ、祥鳳さんが変な声上げる所為でドキドキするんだが…//)ドキドキ

提督(いやいや!無心になれ俺!これはあくまでつぼ押しだ!やましいことはない!!///)

祥鳳「ひぅっ……ぅんっ…//」

提督(うぅ……やるんじゃなかった…//)


直下コンマ判定
コンマ数字分だけ反応速度矯正

提督「…はい、終わり…//」パッ

祥鳳「はい…ありがとうございました…//」スクッ

提督(…背中すら柔らかい感じだった…//)ドキドキ

提督(…やめよう、変態って言われても文句言えなくなる…//)

提督「…じゃあもう一回さっきのやってみようか」

祥鳳「は、はいっ!」



提督「…おぉ」ポイポイ

祥鳳「わ…わわ…!」ヒョイヒョイ

提督「…ちょっとはやめ」ヒュッ

祥鳳「わっ!」ササッ

提督「お」

祥鳳「…あれ?提督さん?」

提督「おめでとう祥鳳。全部投げ終わったよ」

祥鳳「え?じゃあ…」

提督「うん。凄くよくなってる」

祥鳳「あ…」パアアア

提督「感想はどうだった?」

祥鳳「なんだか…自分の体と本当にばっちり動けている気がします」

提督「うん、少なくとも自分でも分かるくらい今までよりよくなってる」

祥鳳「提督さん!ありがとうございました!」ペコリ

提督「どういたしまして」ニコ

提督(でもつぼ押しであそこまでよくなるとは…)フム

提督(ということは…たぶん、祥鳳さんの反応速度に体が着いてこれなかった、って感じか)

提督(…これからが楽しみだ)クス

祥鳳「ふふ…♪」

提督「よし、それじゃあ祥鳳さん。次行こうか」

祥鳳「はいっ!」ニパ


↓2 稽古終了後イベント

提督「よし、今日はここまでにしようか」

祥鳳「はぃ…お疲れ様でしたぁ」ヘナヘナ

提督「疲れた?」

祥鳳「はい…こんなに動けるとは思わなくて」

提督「動けるようになったから余計だね。体がびっくりしてるんだろう」

祥鳳「でも…全部提督さんのおかげです、ありがとうございます…」

提督「いやいや。こっちこそいい稽古だったよ、お疲れ様」


バンッ

祥鳳「ふぇ?」

提督「うん?」

Bep「道場破りに来た」

祥鳳「…え、えぇ?!ど、道場破り!?」アタフタ

提督「……あ、あの。何してるんですかしは―――」

Bep「違う。私は別府仮面だ」

提督「……」

提督(な、なに?なんで師範こんなことしてきたの!?)

祥鳳「ど、どうしましょう提督さん!?」オロオロ

祥鳳「や、やっぱり師範さんを呼んだほうが…」アタフタ

提督「…俺が受けるよ」

祥鳳「え、えぇっ!?」

提督「だって祥鳳さん動けないでしょ?」

祥鳳「う……」

提督「それで、何で勝負を?」

Bep「↓2」

Bep「これさ!」ジャーン

祥鳳「そ、それは…?」

Bep「見ての通り、ボルシチさ」

提督「…」

提督(師範…掃除に行くといいながら何してるんですか…)ズーン

Bep「勝負は簡単。このボルシチを早く食べれたほうの勝ちだ」

祥鳳「えぇっ!?そんな熱そうなボルシチを早く食べるなんて…」

提督「さっきから祥鳳さんなんでそんなノリノリなの!?」

Bep「どうする?それとも怖気づいたかい?」フフフ

提督「分かりました…受けますよ」

祥鳳「て、提督さん…」



Bep「それじゃあ、提督の分だよ」コト

提督「どうも…」

Bep「勝負は純粋にこれ一杯だけさ。いいね?」

提督「はい」

祥鳳「提督さん…火傷しないでくださいね…」

提督「うん…」

提督(…おかしい、道場破りがボルシチ早食いになりなぜこんな雰囲気に…)

Bep「勝負の合図はそちらに任せるよ」

提督「分かりました…それじゃあ…はじめっ!」

Bep「ッ!」

祥鳳(提督さん…頑張ってください…!)ギュ


コンマ判定 コンマ数字が低いほど猫舌 高いほうの勝ち
↓1 提督
↓2 別府仮面

提督「…もぐ」

提督(…うぉ。なにこれ美味しい…)

提督(熱いのはぜんぜん大丈夫だし…師範ってこんなに料理上手だったんだ)

提督(早食いなのが残念だな…味わって食べたい…)

提督(師範は…)チラ

Bep「…」チビチビ

提督「………」

Bep「…はふ」

提督(…ちょっと、味わって食べよう)

Bep「ふ、ふふ…やるじゃないか提督…」ウル

提督(ちょっと涙目になってるし…)



提督「ご馳走様でした」カチャ

Bep「なっ…!」

祥鳳「提督さん!」

Bep「くっ……まさかこの勝負に勝つなんて…」ガクッ

Bep「自分で仕掛けた勝負だ…敗者は潔く去るとするよ」スタスタ


提督「…はぁ」

提督(…本当になんだったんだこの茶番は…)

祥鳳「提督さん!」ダキッ

提督「え?うわっ!?しょ、祥鳳さ…//」カァ

祥鳳「やりました…!よかったですっ…!」ギュー

提督「う、うん…そ、それはいいんだけど…その…//」ドキドキ

祥鳳「本当によかったです…提督さんにもお怪我がなくて…」

提督「う、うん…」

提督(火傷してもそんな深刻な火傷じゃないと思うけど…ていうか…///)バクバク

提督「そ、そのー…祥鳳さん…//」

祥鳳「はい?」

提督「も、もういいかな?そ、その…やわらかいものが…色々と…//」

祥鳳「え?……あっ!!///」パッ

祥鳳「……す、すみません……///」カァ

提督「お、俺こそごめん…//」カァ


↓2 どうなるどうする

Bep「…ただいま」ガラ

祥鳳「あ!師範さん!」パタパタ

祥鳳「よかったです…!」

Bep「何かあったのかい?」

祥鳳「はい…道場破りが来て…でも、提督さんが倒してくれました!」

Bep「そうか…よくやってくれたね提督」

提督「…い、いえ」ニコ

祥鳳「あら…?師範さん、舌を火傷してるんですか?」

Bep「あっ…こ、これはちょっとね…さっきうっかり熱いお湯を飲んでしまってね…」メソラシ

祥鳳「大変!ちゃんと冷やさないと!」

祥鳳「ほら、いきましょう師範さん!」グイグイ

Bep「う、うん…」

提督(師範……そこはごまかしてから来てくださいよ…)シクシク








祥鳳「今日は本当にありがとうございました」ペコリ

Bep「どうってことはないよ。また来てくれ」

提督「では師範、また」

Bep「うん。ちゃんと祥鳳さんの面倒を見てあげるんだよ」

提督「分かってます。迷ったらまた来ます」

Bep「うん」


提督「よし、じゃあ帰ろうか祥鳳さん」

祥鳳「はい」ニコ


↓2 帰宅中イベント

祥鳳「ふー…」

提督「大丈夫祥鳳さん?」

祥鳳「はい…やっぱり少し疲れちゃって」

提督「あはは…でも、祥鳳さんすごい頑張ってたよ」

祥鳳「でも…とても楽しかったです」

提督「そっか。それならよかったよ」ニコ

祥鳳「…」チラ

祥鳳(時には…押してみることも…)チラチラ

祥鳳(提督さんの手……一緒に…)

祥鳳「…!」

祥鳳「あ、あのっ!提督さん!」

提督「うん?」

祥鳳「え、えっと…そ、その…!」


瑞鳳「お姉ちゃ~ん!」トテテテ

祥鳳「ひゃぅっ!?」ビクッ

提督「あ、瑞鳳ちゃん」

瑞鳳「提督さん、こんばんは」ニパ

提督「こんばんは。どうしたの?」

瑞鳳「お姉ちゃん、そろそろ帰ってくる頃だと思って迎えに来たの!」ニパ

提督「そっか。えらいね」

瑞鳳「このくらい普通だもん!」フンス

提督「じゃあ祥鳳さん。俺はここで……あれ?どうしたの?」

祥鳳「なんでもないです……」ショボーン

瑞鳳(あ…もしかしてタイミング悪かったかなぁ…)

瑞鳳「ね、提督さん」

提督「ん?」

瑞鳳「よかったら駅までで良いから送ってくれないかな?」

提督「あぁ、そのくらい構わないよ」

瑞鳳「よかった。ほら、お姉ちゃん。帰るよ」ニコ

祥鳳「うん…」


瑞鳳(よぉーし…ここは、私がちゃんとフォローしないとおねえちゃんに悪いよね!)

瑞鳳(…よし、↓2作戦!)

瑞鳳(お姉ちゃんもそうだけど提督さんも奥手そうだしなぁ…)ジー

瑞鳳(…うんっ♪ ここはもっと大胆にいって、一気に距離を縮ませなきゃ♪)ニコニコ

提督「どうしたの瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「え?」

提督「なんだか凄く上機嫌に見えたけど?」

瑞鳳「ふふ、なんでもないですよ♪」ニコニコ

提督「?」


瑞鳳「あ、アレ見てください!」

提督「え?」クルッ

祥鳳「なに?」クルッ

瑞鳳(ちゃーんす!!)

瑞鳳(…えいっ!)

祥鳳「えっ…?きゃぁっ?!」コケッ

提督「祥鳳さん!?」

祥鳳「あっ……」ダキ

提督「っと……」ガシ

祥鳳(あ、あぁぁ~!!!ま、また……!////)カァー

瑞鳳(やった!作戦成功!!)

提督「祥鳳さん。大丈夫?」

祥鳳「は、はひ…//」

瑞鳳(あれ?提督さんの反応が意外に薄い…)

祥鳳「……//」バクバク

提督「祥鳳さん?」

祥鳳「て、てて…ていとく…さん…//」

提督「ん?」

祥鳳「↓2」

祥鳳「な、何か堅いものが…//」

提督「」

提督「ご、ごめん!!//」バッ

祥鳳「い、いえ!こちらこそ…!//」バッ

提督・祥鳳「…//」

瑞鳳(おぉ!提督さんも赤くなってる!効果覿面じゃない♪)ニコニコ

提督「…か、帰ろうか」

祥鳳「そ、そうですね…//」

祥鳳(さ、さっきのはなんだったんでしょう…当たってる位置が少し…まずかったです…//)カァ

提督(…俺の馬鹿//)カァー






【駅】

瑞鳳「じゃあ提督さん、送ってくれてありがとね!」ニパ

提督「どういたしまして。気をつけて帰るんだよ」

瑞鳳「はーい!」

提督「祥鳳さんもお疲れ様。今日はゆっくり休んでね」

祥鳳「はい…ありがとうございました」ペコリ

祥鳳「……」

提督「?」

瑞鳳「おねえちゃーん?行くよー?」

祥鳳「う、うん!すぐ行くから!」

祥鳳「提督さん、おひつとだけ、お願いしても良いですか?」

提督「何?」

祥鳳「↓2」

祥鳳「…私と、お付き合いしてもらえませんか?」

提督「……………え」

祥鳳「……お願い、します…!」ペコリ

提督「え…ちょ、ちょっと祥鳳さ…//」ハッ

祥鳳「…」フルフル

提督(震えて…る…)

提督「…祥鳳さん」ニギ

祥鳳「!」

提督「…落ち着いて、大丈夫」ギュ

祥鳳「あ…」

祥鳳(暖かい…大きくて…安心します…)ギュ

提督「…落ち着いた?」

祥鳳「…はい//」

提督「じゃあ、俺の話、聞いてくれるかな?」

祥鳳「…はい」ドキドキ

提督「…えっとね」


選択肢安価
1.承諾する
2.考える時間をもらう

↓2

提督「…ありがとう。凄く嬉しい」ギュ

提督「…俺なんかでよければ、付き合ってほしい」

祥鳳「……!!」

提督「ごめんね…俺からいえなくて」

祥鳳「え…?」

提督「本当はちょっと前から祥鳳さんのこと……ずっと好きだったんだ」

提督「でも…怖がってたんだ。今の関係が壊れるんじゃないかって」

祥鳳「あ…」


『―――でも、それは祥鳳さん。君だけがもつ不安じゃない』

『―――皆考えることだ。それは提督だって例外じゃない』

『――忘れちゃいけない。自分が不安に思うことは相手も思っているはずさ』


祥鳳「…提督、さん………」

提督「情けなくて…ごめ……うわっ!?//」

祥鳳「…」ギュー

提督「ちょ…しょ、祥鳳さ…///」ドキドキ

祥鳳「いいんです…皆、不安に思うことなんですから…」フルフル

祥鳳「今回は、私が先に勇気を出しただけなんですから」ニコ

提督「…祥鳳さん」

祥鳳「提督さんが嬉しいって、思ってくれてるのと一緒で…私も…いま。凄く嬉しいです」ニコ

提督「…うん」ニコ

祥鳳「…本当に、私なんかでいいんですか?」

提督「もちろん」

祥鳳「嬉しい……//」ギュ

祥鳳「…提督さん」

祥鳳「今度は…提督さんから勇気を出してくれませんか?」

提督「…うん、分かった」


↓2 何する提督

提督「……てい」ペチッ

祥鳳「あぅっ!?」

祥鳳「て、提督さん!な、何を…」ムスー

提督「…ごめんね祥鳳さん。さすがにここで勇気を出すほど俺の心臓は鍛えてないから…//」

祥鳳「え?」


ザワザワ パシャパシャ


祥鳳「…………あ」

提督「…ここ、駅………//」

祥鳳「~~~~~!!!!////」プシュー







【電車内】

瑞鳳「おめでと~!二人とも!」

祥鳳「もう!瑞鳳も見てたならとめてよ!//」カァー

瑞鳳「えー…だってさすがにあの雰囲気を邪魔するほど私、鬼じゃないし…♪」ニヤニヤ

祥鳳「恥ずかしい……電車やめようかしら…//」ハァ

提督「いやいや…歩いてこれる距離じゃないでしょ」

瑞鳳「でも提督さん。どうして提督さんも?」

提督「…もう少しだけ、祥鳳さんと一緒にいたくて」

祥鳳「はぅ…//」ドキ

瑞鳳「…はいはい。ご馳走様」ハァ

提督「…祥鳳さん。今はちょっとだけ勇気を出すね」

祥鳳「え?」


提督「…これからよろしくね、祥鳳」

祥鳳「…!」

祥鳳「…はいっ!提督!」ニコ


【祥鳳 HAPPY END】

以上で祥鳳√無事終了です!お疲れ様でした!
サブキャラを絡ませてゆっくり攻略できたような気もしないことも無い

今回は3人目の攻略のため、アフター安価は発生しません。ご了承ください
残るは一人、木曾となりました

一旦お風呂休憩します。少々お待ちください


ついでに10月イベント安価とっておきます


10月イベント
↓1~↓2

【10月1days】


Prinz「はい!ということで今月のお知らせはそちらのプリントの通りです!」

Prinz「以上でHRを終ります!皆さん気をつけて帰ってくださいね!」ニパー



木曾「……なぁ」

提督「なんだ?」

木曾「…やっぱり無理がねーか?このスケジュール…」

提督「…去年もやったことだろ」

木曾「…それもそうだな」

提督「運動会と文化祭が同じ月……なんつースケジュールだ」

木曾「どっちかを適当に消化するのが見え見えだな…」

提督「そういうなって。運営する人だって面倒だろうし…」

木曾「…だな」


木曾「ったく…俺は帰るとするか」

提督「あ、たまには一緒に帰ろうぜ」

木曾「……いいけど」

提督「よっしゃ。すぐかばん持ってくるな」パタパタ

木曾「おう」

木曾(…そういや提督と帰るの久しぶりか)

木曾(…なんでだろ。去年はほぼ一緒に帰ってた気がするけど…)

木曾「…まぁいいか」ポリポリ


↓2 帰宅中イベント

提督「やっと秋らしくなってきたなぁ」

木曾「そーだな。まだ暑いときもあるけどよ」

提督「でも本格的な夏ほど暑くないじゃん」

木曾「まぁそうだな…でもお前、暑いの平気なほうだろ?」

提督「まぁな…寒いほうが苦手だ」

木曾「だろーな。そりゃ俺もだ」

提督「気があうな」

木曾「…だな」

提督「そういえば多摩さん元気か?」

木曾「なんだ藪から棒に」

提督「いやー…そういえば木曾の姉妹にあれから会ってないなーって思って」

木曾「お前な…前に言っただろ。会わなくていいって。第一そんなに会う機会があるわけ…」


球磨「クマ?」

木曾「」

球磨「おぉ。木曾、こんなところで何してるクマー?」

提督「え?く、くま?知り合い?」

木曾「……頭痛い」

球磨「クマー?もしかしてそっちは木曾の友達クマ?」

提督「え?は、はい。提督といいます…」

球磨「はじめましてクマ。木曾の姉の球磨だクマ」

提督「く、球磨さん…ですか?」

球磨「その通りだクマ」フンス

提督「…木曾」

木曾「……そうだ。確かに俺の姉だ。多摩姉さんよりも上…つまり長女だ」

提督「えっ…」

球磨「なんだクマ木曾、その不服そうな顔は?」ムスー

木曾「なんでもねぇよ!」

提督(…木曾の姉って…語尾に何かつけないといけないのだろうか…)

球磨「ところで木曾」

木曾「…なんだよ」

球磨「↓2」

球磨「語尾のキソーはつけないクマ?」

提督「えっ!?」

木曾「いつもつけてねぇだろうが!!」ウガー

球磨「冗談クマ。そう怒るなクマ」

木曾「あぁもう……多摩姉さんといい、なんで球磨姉さんにまでこんなところで会うんだ…」ハァ

球磨「そう邪険にするなクマ」

提督「……えっと」

球磨「おっとっと…仲間はずれにして悪かったクマ」

提督「あ、いえ…気にしてませんから…」アハハ

球磨「いつも木曾が世話になってるクマ」

木曾「多摩姉さんと同じこというのやめろっての!//」

球磨「仕方ないクマ。一番下の妹を心配に思うのは姉の責任クマ」

球磨「で、提督。学園での木曾はどうクマ?一人で浮いたりしてないクマ?」

木曾「俺無視して話し進めるなよ!」

提督「え、えっと…ですね」

提督(な、なかなか強烈な人だけど…純粋に木曾の心配してるだけだよな)

提督「↓2です」

提督「…その」

提督「猫とは一緒に居るんですが人とはあまり……」

木曾「」

球磨「やっぱりそうクマ…」

木曾「て、提督!お前までいらないこと言うな!//」グググ

提督「い、いだだだ……ぐ、ぐるじい……」

球磨「こらこら木曾。少ない友人に暴力はいけないクマ」

木曾「うぐっ……」パッ


提督「げほっ…けほっ……」

木曾「あっ……」

木曾「……わ、わりぃ提督…やりすぎた…」

提督「大丈夫だ。お前が優しいことは知ってるからさ」ニコ

木曾「んなっ…//」

球磨(……ほほぅ)キラーン

球磨「提督、ちょっとだけ木曾を借りてもいいクマ?」

提督「え?えぇ、もちろんです」

球磨「すまないクマ。すぐ済ませるクマ」グイッ

木曾「お、おい!引っ張るなっての!」


球磨「やれやれ…やっぱりまだ動物とばっかり付き合ってたのかクマ」フー

木曾「…俺が誰とどういう付き合い方したって構わないだろ」

球磨「まぁ、その通りだクマ」

球磨「だけどその割りに提督には随分心を開いているように見えるクマ~?」ニヤニヤ

木曾「……べ、別に。そんなことねぇよ」プイ

球磨「ほほぅ……?」ニヤニヤ

木曾「な、なんだよ……?」

球磨「↓2」

球磨「人を好きになるのはいいことだクマ」

木曾「な、なんだよいきなり…」

球磨「木曾」

球磨「正直なところ心配してたクマ。学園でまた浮いたりして自分から友達を突き放してないかどうか」

木曾「…」

球磨「…だけど、あの子が友達ならそんな心配もなさそうだクマ」

木曾「…提督のことか?」

球磨「最近では珍しいまっすぐな目をしたいい子だクマ」

球磨「木曾、大事にするクマ」

木曾「…分かってるよ」

球磨「ならいいクマ!」バシバシ

木曾「いっつ…!」

球磨「さっき提督にやった分をお姉ちゃんが返してやったクマ。人の痛みを分かる人になるクマ」フンス

木曾「…けっ」




球磨「すまんクマ。待たせたクマ」テクテク

提督「いえ。全然待ってませんから」

球磨「提督はいい子クマ…うちにほしいくらいクマ」

木曾「おい、やめろ。洒落にならん」

球磨「冗談クマ。ひとりのぞい……………うちの子は全員いい子クマ……」

木曾「………そうだな」

提督「?」

提督(…なんだ、今のため方?)ハテ

球磨「それじゃ邪魔して悪かったクマ。気をつけて帰るクマ~」フリフリ


提督「…なぁ木曾」

木曾「言うな。多摩姉さんと一緒だ」

提督「…そうか」

木曾「……なぁ、提督」

提督「ん?」

木曾「↓2」

木曾「…姉さんは怒らせるなよ、絶対」

提督「なんで?」

木曾「…簡単だ。怒ると怖い」

提督「そんなにか?」

木曾「…あぁ」

木曾「…考えても見ろ。球磨姉さんや多摩姉さんが標準語で話すだけで恐ろしいと思わないか?」

提督「……」

提督「…そうだな」

木曾「だろ?」

提督「肝に銘じておく…」

木曾「まぁ…会う機会はそうそう無いだろうし大丈夫だと思うけどな」

提督「あはは…そうだな」

木曾「…さて、もうそろそろ日も落ちる。帰るか」

提督「え?まだ…」

木曾「もう10月だぞ。日が落ちるのは早いんだ」

提督「あー…悪い、そうだったな…」

木曾「じゃ…俺はここで…」

提督「え?駅まで送っていくぞ?」

木曾「……」

提督「木曾?」

木曾「…なんでもねぇよ」プイ

提督「おーい?」

木曾(…ほんと、優しいのはお前の方だっての……)



↓2 帰宅後イベント

少し早いですが今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
最後の木曾は冬まで行かせてあげたい(願望)

いつも通り平日はあまり期待せず…
それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

こんばんは
ちょっとだけ小ネタやらせてくださいなんでも


↓1 小ネタ安価 本校~ラバウル分校ネタ可 ※R-18は不可

【比叡と提督の3分クッキング】


【比叡の部屋】

提督「…よし」

提督「比叡ー、こっちはできたぞー」

比叡「わわ…ま、待ってくださいお兄様…!」ワタワタ

提督「3分クッキングって言ったのは比叡だぞ」

比叡「う…そうですが…」

比叡「…どうせならお兄様に美味しいもの、食べてほしいじゃないですか」

提督「…」

比叡「お兄様?わっ!?」

提督「よしよし…じゃあ1分だけ延長」ナデナデ

比叡「あ…はいっ!」ニパ

提督(…俺、やっぱり比叡に甘い)ハァ

比叡「~♪」

提督(でも…比叡が上機嫌だから良いか)クス



比叡「できました!」

提督「なに作ったんだ?」

比叡「カレークッキーです!」

提督「……」

比叡「…な、なんですかその顔は」

提督「…お前カレーしか作れないのか?」

比叡「そ、そんなことありません!それはお兄様が一番ご存知じゃないですか!」プンスカ

提督(…そういえばいつも朝飯作ってもらってるんだった)

比叡「そんなに言うならほら!」

提督「え?」

比叡「ほら!食べてみてください!!」グイグイ

提督「わ、分かったからそんな押し込むな……もがっ」

比叡「どうですか!」

提督「……んまい」モグモグ

比叡「ふふん!そうでしょう!」フンス

提督「それじゃあお返し。俺が作ったチョコクッキー」スッ

比叡「え?」

提督「どうした?」

比叡「あ、あの…お兄様…あ、あ~んなんて…は、恥ずかしいです…//」カァ

提督「…さっきお前もやっただろう」

比叡「あ…!//」カァー

提督「いいから食べろ。ほら」グイッ

比叡「あむっ…//」

提督「どうだ?」

比叡「……えへ、美味しいです…♪」ニパ

提督「そっか。それはよかった」ナデナデ

比叡「んっ…幸せです~…♪」

料理力スペック
リンガ提督:60 比叡:95

↓1 次の小ネタ 本校~ラバウル分校ネタ可 ※R-18は不可

【提督座談会】


ラバウル「…おじゃましま~す」コソコソ

リンガ「お、いらっしゃーい」

ラバウル「ど、どうも…」

大湊「そんなびくびくしなくても…」

横須賀「そうそう。新しい提督でも別に先輩後輩あるわけじゃないし」

舞鶴「というか中には時間軸一緒の場合とか普通にあるし、ねぇトラック」

トラック「そりゃもう。あの時はもがみんと一緒に出てきたときはびっくりですよ」

リンガ「…そんなこと言ったら俺のとき呉さん来たじゃないですか」

呉「そうっぽい。なぜか龍穣と」

ラバウル「いいですよねぇ…幼馴染」

舞鶴「………あれ?最近幼馴染って出た?」


全員「………」


横須賀「…俺のときは龍田さんが」

呉「…まぁ、龍驤が」

佐世保「えっと…秋雲」

舞鶴「…Z3と卯月。サブだけど」

大湊「……い、いません」

トラック「そ、蒼龍と春雨…同じくサブ」

リンガ「……いないです」

ラバウル「……」


大湊「俺か!!戦犯は俺かぁああ!!」バンバン

リンガ「お、落ち着け大湊!!俺もいない!!」

呉「…そう思うと最近幼馴染ヒロインって居なかったのか」

横須賀「まぁ…あんまり同じ属性で出すと飽きるし」

トラック「だからっていって出さなかったら出さなかったで問題な気もする…」

ラバウル「つ、次の提督さんに期待しましょう。ね」ニコ

舞鶴「…そうだね」


呉「ところで誰か居ない気がするんだけど気のせい?」

トラック「気のせいじゃないのか?」

呉「そっか…ま、いいか」



本校「……個性無いもん。影うすいもん…。いいもん…五十鈴がいるから…」グスッ

調べてちょっとびっくりしました
(本校はいじめてるわけじゃ)ないです

↓2 次の小ネタ 本校~ラバウル分校ネタ可 ※R-18は不可

【神通料理上達の道】

【川内家】


神通「……」トントン

神通「…ん」ズズ

神通「……うぅん」

川内「どーしたの?」ヒョコ

神通「あら?姉さん、どうしたんですかこんな時間に起きてくるなんて」

川内「なんだかいい匂いしたから」

神通「そ、そうですか…」アハハ

川内「なになに?お昼ごはんこんなに作っちゃって?」キョトン

神通「えっと…料理の練習をしていまして」

川内「料理?」

神通「はい……その、提督のために…//」カァ

川内「あぁ~…なるほど。そういうことね」ウンウン

川内「あれ?でもこの前同居してたときはどうしてたのさ?」

神通「ど、同居って…そんな……//」モジモジ

川内「あー…はいはい。そういうのいいからさぁ」ハァ

神通「一応…提督には食べていただいていましたが…」

川内「満足良く結果じゃ無かったって?」

神通「…はい」コク

川内「……う~ん」

川内「じゃあ面倒だし本人と練習したら?」

神通「えっ!?で、でも…提督のためなのに提督のお手を煩わせるわけには…」

川内「本人は蒼おもわないと思うけど…ねぇ、提督」

神通「え?」


提督「お、お邪魔してます…//」ヒョコ

神通「……」

川内「いやー、ちょっと用事があったから来てもらってたんだよね」

川内「だからちょうど良いし味見を……あれ?どしたの神通?」

神通「……恥ずかしくて顔向けできません………!///」プシュー

提督「い、いいって神通!俺、神通が頑張ってくれて凄く嬉しいよ!」

神通「……提督//」

提督「な…。そんな焦らなくて良いから」ナデナデ

神通「…はい//」ニパ


川内「……気を回した自分が馬鹿だった…ねよ…」フワ

苦労人センダイ=サン


↓2 ラスト小ネタ 本校~ラバウル分校ネタ可 ※R-18は不可

【提督の青葉(を)密着取材】


【資料室】

提督「…」ジー

青葉「…な、なんですか提督?」

提督「うん?」

青葉「さっきから青葉のことずーっと見つめたりして…あっ!」

青葉「分かりました!さては青葉に見惚れていたんですね!?」ニヤニヤ

提督「いや。青葉にはずっと惚れてるし」

青葉「う……うぁ…//」カァ

青葉「ぐ……や、やりますね提督…青葉に舌戦で勝つとは…//」プイ

提督「そうじゃなくてさ青葉」

青葉「なんですか?」

提督「いや…なんだか青葉は俺の好みとか何とか色々聞いてくるよな?」

青葉「? そうですね。当然です」

提督「…逆って無いんだよな。俺から青葉のこと色々聞いたりするの」

青葉「…あれ?そうですか?」

提督「…よし」

青葉「?」

提督「今日から俺がお前を密着取材しよう」

青葉「へ?」

提督「というわけで」パシャ

青葉「ひゃっ!?」

提督「お…早速青葉のびっくり顔げっと」ピロリーン

青葉「ちょっ!け、消してください!!///」カァ

提督「やーだよ。青葉だっていつもやってるだろ?」ニコニコ

青葉「ぐ、ぐぬぬ……!」

提督「さてさて…後は密着取材といったらなにを…」ウーン

青葉「…!」ピーン

青葉「…な、なら。青葉が教えてあげましょうか?密着取材の仕方…」

提督「え?取材の仕方?」

青葉「は、はい…あの…えと…//」

提督「?」

青葉「て、提督!こ、こっちに座ってください!//」ペシペシ

提督「え?あ、あぁ…?」

青葉「……こ、こう…です…//」ピト

提督「お、おいっ……///」ドキ

青葉「…み、密着してる…でしょう?//ドキドキ

提督「…あ、あぁ…//」

青葉「……えへ、いまなら何でも答えちゃいますよ…?//」ニパ

提督「…そ、そっか…// じゃあ――――」


続きはWebで

本校青葉は本当に好きです
今日の小ネタはこれで終了します。お付き合いいただきありがとうございました

ではまた

【提督家】


提督「ただいまー」ガチャ

駆姫「あ、てーとくおかえりー!」トテテテ

提督「ただいま、わるさめ」ナデナデ

駆姫「んにゅ…♪」

駆姫「あとね、なかとせんだいが来たよ」

提督「那珂ちゃんと川内さんが?」

駆姫「うん、てーとくにこれ渡してほしいって」スッ

提督「どれどれ…ビデオ?」

駆姫「なんか、らいぶつあー?って言ってた」

提督「…おぉ、この前のか」

提督「折角届けてくれたんだし早速見ようかな…わるさめも見るか?」

駆姫「うんっ!よくわかんないけど見る♪」

提督「おっけい、じゃあ一緒に見るか」

駆姫「えへへ…てーとくの膝の上っ!」チョコン

提督「あ、こら……ま、いいか」ナデナデ

駆姫「んふ~♪」ニコニコ




キャキャー ワー ナカチャーン


駆姫「♪」

提督「わるさめ、どうだ?」

駆姫「なかってすっごく歌うまいんだね~…聞いてて楽しい♪」

提督「今度本人に頼んでみるか?」

駆姫「ほんと?」

提督「あぁ」

駆姫「じゃあ見たい!」

提督「それじゃ、今度歌ってもらおうな」ナデナデ

駆姫「えへ…楽しみ」ニパ


選択肢安価 就寝前イベント
1.飼育
2.勉強
3.鍛錬
4.電話(木曾)
5.寝る

↓1

【提督の部屋】

提督「んっ……んんん~…」

提督「暑いなぁ…早く涼しくならないかな」

駆姫「でも、今日は涼しいほうじゃないの?」ヒョコ

提督「まぁそうだけど…うーん」

駆姫「?」

提督「…よいしょ」ヒョイ

駆姫「わわっ!?」

提督「…うーん」

駆姫「な、なに?てーとく…?」キョトン

提督「……ん」ダキッ

駆姫「ふぇぇええ!?///」

提督「…んー」ギュー

駆姫「や…て、てーとく…は、はずかし……//」カァー

駆姫「え、えへ…で、でももうちょっと…//」ニマニマ

提督「…うん。やっぱりわるさめはひんやりしてるな」

駆姫「えへ……うん?」

提督「うん?」

駆姫「……もしかして、私の冷たさ欲しさにやったの?」

提督「え?あ、あぁ…ひんやりしてると思って……」

駆姫「……」プクー

提督「わるさめ?」

駆姫「知らない!!てーとくのばかっ!!」ゲシッ

提督「いたっ!?わ、わるさめ?」

駆姫「ふんだっ!!てーとくのばかばかっ!もうしらないっ!」チャプン

提督「あ…」

提督「……やっちゃった。わるさめの機嫌損ねちゃったなぁ…」ハァ


提督「わるさめー…でてこーい」

ブクブク

提督「愛してるぞーわるさめー」

ブクブ...ピタッ

提督「わるさめー」


駆姫(で、出ちゃだめ……!てーとくに反省してもらわないとだめだもん…!)ブクブク

駆姫(え、えへ……でもいまあ、愛してるって……え、えへ…えへへへ……///)クネクネ


【10月1days 終了】

選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(木曾)
3.次の日へ

直下

【球磨家】

木曾「戻ったぜ」ガチャ

多摩「おかえりにゃ」

木曾「多摩姉さん、帰ってたのか」

多摩「にゃ。球磨姉さんはまだ帰ってこないのかにゃ」

木曾「ん?まだ帰ってきてないのか。途中で会ったぞ?」

多摩「にゃ?そうなのか」

木曾「まぁそのうち帰ってくるだろ…飯作るわ」テクテク

多摩「腹減ったにゃ~…早く作るにゃ~…」ペシペシ

木曾「…たたくな。っていうか腹減ってるなら大井姉さんに作ってもらえば良いだろ」

多摩「あいつは北上連れて夜の街に出かけたにゃ」

木曾「含みのある言い方するなっての」

多摩「やれやれ…木曾もお堅いにゃ」ヤレアヤレ

木曾「うるせ」

多摩「ところで…提督とは少しは進んだかにゃ?」

木曾「あ?進んだって何が?」

多摩「そりゃもちろん、恋にゃ!」キラーン

木曾「…………あほらし、あいつとはそんなんじゃねーよ」

多摩「木曾」

木曾「なんだよ」

多摩「さいばしが上下逆にゃ」

木曾「………」

木曾「…悪い、すぐ作る」テクテク

多摩(あいかわらずからかい甲斐のある奴にゃ…)ニヤニヤ


【another view end】

【10月2days】

【グラウンド】


提督「……ついにこの日が来てしまったか」ハァ

青葉「提督くーん」テクテク

提督「青葉さん、おはようございます」

青葉「おはようございます!いやー天気にも恵まれていい運動会日和ですね!」ニコニコ

提督「…上機嫌ですね」

青葉「そりゃもちろん!いい写真がいっぱい撮れそうですし!」

提督「…盗撮写真の間違いじゃ…」

青葉「うん?何か言いました?」ニコニコ

提督「なんでもないです」

青葉「なんか提督君はテンション低いですねぇ…運動嫌いでしたか?」

提督「普通ですよ普通」

青葉「ふむ…それなら折角なんですから楽しまないと損ですよ?」

青葉「最初から面白くないって決め付けて参加してもつまらないんですから、あきらめて楽しんだもの勝ちですよ」

提督「青葉さん…」


衣笠「ちょっと青葉ー!一旦集合するんだから早くきなさいー!」

青葉「あ、はいはい!すぐ行きますよー!」

青葉「っと、その前にひとつだけ」

提督「?」

青葉「提督君はなにに参加するんですか?そのときだけしっかり応援して差し上げますよ?」ニヤニヤ

提督(あんまり教えたくねぇ…でもうそ教えてもすぐばれるしいいか…)ハァ

提督「…↓2です」

提督「パン食い競争です」

青葉「おや。意外に盛り上がりそうな競技じゃないですか」

提督「そうですか?」

青葉「えぇ!提督君がうまく食べられない姿をしっかり納めちゃいますよ!」

提督「やめてくださいよ本当に!!」

衣笠「……あーおばぁ」グイッ

青葉「あだだだ!?」

衣笠「集合って言ったでしょ!!さっさときなさいっ!」

青葉「いだだだ!!ひ、引っ張らないでください衣笠ぁ~!」ズルズル

衣笠「ごめんね提督君、私も応援してるから頑張ってね♪」ニコ

青葉「き、衣笠!自分で歩きますからぁあ!!」ズルズル


提督「……ふむ」

提督(折角青葉さんと衣笠さんが応援してくるというのなら…頑張ろうかな)

提督(ただあんまり脚力本気出したりするとまずいからある程度は加減しないとな…)

木曾「…よ」

提督「お、木曾。おはよ」

木曾「…あぁ」

提督「? どうした木曾?なんか元気ない?」

木曾「ん…いや、別にそんなことねぇけど…」ポリポリ

提督「?」

木曾「……あのよ、提督」

提督「なんだ?」

木曾「↓2」

木曾「…その、よ」

木曾「…頑張って来いよな」

提督「…」

木曾「…お、おい!何か言えよ!」

提督「え?あ、あぁ悪い悪い」

提督「…ま、木曾にそう言われちゃ仕方ないな。頑張ってくるわ」

木曾「…別に、さっき先輩たちにだって言われてただろ」

提督「ん?なんだ見てたのか?」

木曾「あ?あ、あー…まぁ、たまたま目に入ったって言うか通りかかっただけだよ」ポリポリ

提督「そっか。確かに青葉さんと衣笠さんにも応援はされたけどさ」

提督「木曾に応援されてるって言うほうが俺は嬉しいよ」

木曾「な…」

提督「それじゃ行ってくる、早めの昼飯だな~」テクテク

木曾「…おう」


木曾「…なんだよ、それ。調子狂うじゃねーか……」ポリポリ

青葉「なんだ面白そうなにおいがします」ヒョコ

木曾「うおっ!?あ、青葉先輩…!」

青葉「やー木曾さん!夏休みの海以来ですね!」

木曾「あぁ、あの時はどうも」

青葉「それで、提督君と何はなしてたんですかぁ~?」ニコニコ

木曾「何って…ただパン食い競争頑張って来いってだけだけど」

青葉「ふむふむ…本当にそれだけですか?」

木曾「…何が言いたい?」

青葉「うーん…↓2」

青葉「もっとこうラブコメみたいな感情は…」

木曾「俺にそんなのがあると思うか?」

青葉「うーん…木曾さん意外にそういうのあると思ったんですが…青葉に見当違いだったでしょうか」

木曾「あいにくそういうのに興味は無いな」

青葉「クールですねぇ…」


放送『まもなくパン食い競争が開始します。選手の方は用意を…』


青葉「おっと!早速始まるみたいですね!」

青葉「それじゃあ青葉は最前列で写真撮ってきますので!ではでは~!」パタパタ

木曾「…相変わらず慌しい奴だな」

木曾「……あいつにそういう感情、か」

木曾(……もし、あいつと俺が…そういう関係になったら……)

木曾「……」


神通「木曾さん」ヒョコ

木曾「!? あ、あぁ…神通か」

神通「提督が参加される競技が始まりますのでご一緒に応援しに行きませんか?」ニコ

木曾「…そうだな、行くよ」

神通「ところで木曾さん?」

木曾「ん?」

神通「なんだか顔が真っ赤ですが…どうかなさいました?」キョトン

木曾「ッ!!//」バッ

木曾「…ちょ、ちょっと準備運動で軽く走ったから、その所為だ」

神通「そうですか。水分補給は忘れないようにしてくださいね」ニコ

木曾「あ、あぁ…//」


木曾「……何考えてるんだ俺は…あほか…//」ポリポリ


直下コンマ判定
コンマ数字分だけ木曾の好感度上昇

↓2 パン食い競争中イベント

イチニツイテー

提督「……」


ヨーイ

パンッ

提督「…っしょ!」ダッ

提督(あ…やべ、スタートダッシュの反応が完璧すぎた…!)

提督(こ、こうなったもんは仕方ない…!適度に手加減を…)

提督「…」

提督(…いや。木曾に応援されたんだ…ここは一位を…とる!)ダッ


青葉「お、おぉ!?提督くん足速くないですか!?」

衣笠「スタートダッシュもばっちりだったわね…」



提督(よし!パンが見えた!これを流れで食べて終わりだ!)

提督「……よっ!」ピョン


青葉「たかっ!?」

衣笠「な、なんつージャンプ力…」


プンツ

提督「…は?」

提督(ちょ、ちょっと待て!俺まだ触ってないのに糸が切れた!?)

提督(だ、だめだ……方向転換無理!このまま突っ込む!!)

バシャー


神通「て、提督!?」

木曾「お、おい!あいつ今顔面から行かなかったか!?」

祥鳳「て、提督さん…!」


提督「……いつつ、あぶね…なんとか」モグモグ

提督「さて…このままゴールするか…あーもう、泥だけだよ……」テクテク



青葉「…ふふ、勝利の汚れ、ですね」パシャ

衣笠「提督くんったらやるじゃない」クスクス

木曾(…よかった、あいつ怪我しなくて…)ホッ


↓2 お昼ごはんイベント

提督「…ふー」

提督「よかった。予備のジャージ持ってきてて」

提督(…とは言ったものの、ちょっと張り切りすぎたな…あんまり目立ちたくないんだけど)

提督「…ま、いっか」


木曾「提督」

提督「お、木曾。お疲れ様」

木曾「あぁ、お前もパン食い競争お疲れ。見てたぜ」

提督「まぁ泥だらけの情けない姿だったけどな」アハハ

木曾「そんなことねぇよ。かっこよかったぜ」

提督「…そ、そう?」

木曾「あ、あぁ…まぁ…//」プイ

提督「…そっか。ありがと木曾。嬉しい」ニコ

木曾「…別に」プイ

木曾「って、そうじゃなかった…実はよ」ゴソゴソ

提督「?」

木曾「…その、弁当食わないか?作りすぎちまってよ…」

提督「…え?木曾が作ったのか?」

木曾「そ、そうだけど…」

提督「マジで!?食べたい!是非食わせてくれ!」

木曾「お、おう…そんなに腹減ってたのか?」

提督「いや?木曾の手作り弁当なんて初めてだし食べてみたいじゃないか」ニコ

木曾「……そうかよ」プイ

提督「どうした?」

木曾「……なんでもねえ。それより食べようぜ…//」

提督「おう。いただきまーす!」

木曾(……たかだか俺の作った弁当で喜びすぎだろ…まったく…//)ハァ


直下コンマ判定 木曾の料理力
高いほど美味い ※00は100扱い

提督「…もぐもぐ」

木曾「…ど、どうよ?」

提督「……」モグ

木曾「…提督?」

提督「…木曾」

提督「…お前…砂糖と塩間違えただろ……」

木曾「え?」

木曾「お、おいおい嘘だろ?俺がそんな初歩的なミスをするわけが…」パク

木曾「……………」

提督「な?」

木曾「……悪い」

提督「いや…まぁ、誰だってミスはするさ」

木曾(……折角こいつに作ってきたってのに…なにやってるんだ俺は)ハァ

木曾「…わりい、あとは捨てて――――」

提督「ん?」モグモグ

木曾「っておい!!なんで食べてるんだよ!!」

提督「…んぐ。なんでって…折角木曾が作ってくれた弁当残すわけにいかないだろ」

木曾「いや、だからってまずいものを食べる必要は…」

提督「まぁ、確かにまずいけど食えないわけじゃないし」モグモグ

提督「今度はうまいもん作ってくれよ。な?」ニコ

木曾「ッ…!//」

木曾「…卑怯者//」モグモグ

提督「お、おい。木曾こそ無理して食べるなよ」

木曾「…うるせ。俺はこの味が良いんだよ」モグモグ

提督「…強情な奴」クス

木曾「…お前に言われたくねぇよ」クス

木曾「……次はもっと美味いもの作ってやるからな」ニヤ

提督「あぁ、期待してるぞ」

木曾「へっ…」プイ


↓2 運動会終了後イベント

【教室】


Prinz「ということで!皆さんお疲れ様でした~!!」

Prinz「ささやかながら先生がお菓子とかジュース奮発しちゃったから、今日は皆で打ち上げするよー!」

Prinz「じゃあ皆ジュース持ちましたかー!?それじゃあ…」


Prinz「かんぱーい!!」


ワイワイ ガヤガヤ


神通「提督。本当にお疲れ様でした」ニコ

祥鳳「大丈夫でした?お怪我とかは…」

提督「大丈夫大丈夫、泥だらけになっただけだから」アハハ

提督「神通と祥鳳さんも凄かったね。二人三脚」

祥鳳「すみません…私が足を引っ張ったばかりに…//」

神通「そんなことありません。祥鳳さんが頑張ってくれたから一位を取れたんですよ」ニコ

祥鳳「神通さん…ありがとうございます!」


提督「…」キョロキョロ

提督「ごめん二人とも。ちょっとジュースとって来るね」

神通「あ、はい。分かりました」ニコ

祥鳳「ごゆっくりお休みください」ニコ






木曾「……」チビチビ

提督「なーにやってんだ木曾」

木曾「…ん?あぁ、提督か」

提督「折角皆で打ち上げしてるのにベランダで一人なんてさびしいだろ」

木曾「別に」

提督「やれやれ…よっこいしょっと」

木曾「…な、なんで隣座るんだよ」

提督「俺も騒がしいのは本当は苦手なんだよ」

木曾「…そうか。そういえばそうだったな」

提督「あぁ」

提督「…夕焼け綺麗だな」

木曾「…あぁ。いいねぇ、こういうの」


↓2 どうなるどうする

木曾「……っくち」

提督「ん?」

木曾「…わり」ズズ

提督「あー…最近ちょっとずつ涼しくなってきたもんな」

木曾「そうだな…そろそろ冬服出さないと駄目か」

提督「さすがに気が早いんじゃないのか?」

木曾「準備するに越したことは無いだろ」

提督「ま…確かにそうか。……よっと」ファサ

木曾「? お、おい…?」

提督「あぁ、大丈夫だよ。こっちは泥ついてないほうのジャージだから」

木曾「いや、そうじゃなくて…な、なんで俺に…//」

提督「なんでって…木曾が寒そうだったから」

木曾「……そうかよ//」プイ

提督「……へっくしっ!」

木曾「…………おい」

提督「い、いや。今のはアレだ、その…鼻がむずむずしただけだ」

木曾「はぁ…まったくお前は」

木曾「……//」ススッ

提督「木曾?」

木曾「…こ、こうして肩当てればちょっとはお前も寒くないだろ…?//」

提督「…ありがと、木曾」ニコ

木曾「別に、礼を言われることじゃねーよ……//」プイ

提督「…あったかい」

木曾「…あぁ」

木曾「もう少しだけ、こうしてていいか…?」

提督「もちろん」

木曾「…ありがとよ」ポフッ

木曾(やっぱり…お前と居ると、安心する…提督)


【10月2days 終了】


選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(木曾)
3.次の日へ

直下

【球磨家】

木曾「…ただいま」

多摩「お、帰ってきたにゃ」

球磨「おかえりだクマー、木曾」

木曾「ん…顔洗ってくるわ」テクテク

多摩「…んにゃ?」

木曾「? どうした多摩姉さん?」

多摩「木曾、そのジャージの上着はどうしたにゃ?」

球磨「うん?そういえば木曾のジャージにしてはでかいクマ」

木曾「…あぁ。ちょっと借りたから洗って返すんだよ」

多摩「ふぅ~ん…?」

木曾「じゃあ顔洗ったらすぐ飯作るからよ」テクテク





木曾「…ふー」

木曾(さて…帰りに料理本も買ったし、しっかり読んでつくらねぇとな)

木曾(…今度こそ、あいつに美味いもん食べさせてやるからな、覚悟しておけよ)グッ

木曾「っと、その前にジャージを洗濯……」ピタ

木曾「………」

木曾「…」ソー

木曾「」ハッ

木曾(ま、待て待て待て待て!!!俺今何しようとした!!///)ブンブン

木曾「…………………」キョロキョロ

木曾(…す、少しだけ…なら…//)スッ


多摩・球磨「」

木曾「」

球磨「…き、木曾が……木曾が大井みたいになってしまったクマー!!!」ドタバタ

多摩「は、反抗期にゃ!!作戦会議にゃー!!!」ドタバタ

木曾「やめろ!!!騒ぐな!!話を聞け馬鹿姉どもー!!!///」ドタバタ



【another view end】

キリが良いので今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
久しぶりに平日更新できて嬉しい

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

寝落ちかましたらごめんなさい


【10月3days】

ワイワイ ガヤガヤ


提督「…しかしまぁ」

神通「どうしました提督?」イソイソ

提督「…本当によくこのスケジュールでやったよな…文化祭」

祥鳳「あはは…確かに慌しかったですからね」

提督「だよね…正直まだ疲れが残ってる気がする」コキコキ

神通「でも、ここまで皆さん頑張ってご用意したのですから楽しむべきです」ニコ

提督「うん、そうだね」ニコ


祥鳳「…あら?」

提督「どうしたの祥鳳さん?」

祥鳳「いえ…一度集合のはずなのですが木曾さんが見当たらなくて…」キョロキョロ

提督「…あ。本当だ」

神通「どうしましょう?」

提督「俺がちょっと探してくるよ」

祥鳳「え?でも時間が…」

提督「あいつの行きそうな場所は検討付くよ。ちょっと行ってくる」

神通「分かりました。先生にはうまく言っておきますね」ニコ

提督「うん、よろしくね神通」


提督(さて…あいつの行きそうな場所といったら…↓1だな)

【旧校舎裏】

子猫「にゃー」

木曾「お前もなんだかでかくなってきたな…」ナデナデ

子猫「にゃ?」

猫「にゃ」ノシッ

木曾「こ、こら!背中に乗るな!」

猫「にゃー」ブラーン

木曾「はぁ…まったく」ヤレヤレ

木曾(…何でここに来ちまったんだろ。もう戻らないといけないってのに…)

木曾(…別にいいか。Prinz先生には悪いけど後でちゃんと怒られるからよ)

猫「…にゃ」ペチペチ

木曾「ん?」

子猫「…にゃー」スリスリ

木曾「…何だお前ら?心配してくれてんのか?」

猫「にゃ」

木曾「…そか、ありがとな」ナデナデ

猫「♪」

木曾「…なぁ、聞いてくれるか?」

子猫「にゃぅ」






提督「さて…木曾のことだからここにいるだろうな」ガサガサ

提督「…ん?話し声?」


木曾「――――」

提督「あ、いた…」

提督(…ん?猫となんか話してるのか?)

提督(…何話してるんだろ…ちょっと気になる)コソコソ

提督(よし…この辺なら)


木曾「…それでよ」

猫「にゃー」

子猫「にゃぅ」

木曾「…つまり何が言いたいかってことだけどよ…↓2ってことだ」

木曾「俺も語尾にキソーをつけようと思うんだ」

提督(!?!?!)

提督(え、なに?経緯が全然分かんないけどどういうことそれ!?)

木曾「…どう思うキソー?」

提督(ほんとにやってる!?)ガーン

猫「…にゃー」

子猫「…にゃぁ」

木曾「…何だよその顔。似合ってないって言いたいのか?」

猫「にゃう」コク

子猫「にゃー」コクコク

木曾「……そうかよ」ズーン

提督(悪い木曾…さすがに俺もそれは無いと思う)


猫「…にゃ」ピク

木曾「ん?どうした?」

猫「にゃっ」ピョン

木曾「あ、おい?どこ行くんだ」


提督「へっ?うわっ!?」ビクッ

猫「にゃぁ~♪」スリスリ

提督「こ、こら飛びついてくるなって…お前ちょっと重くなったか?」

猫「にゃ」ペチペチ

提督「いてて…たたくなって」


木曾「おい」

提督「」

木曾「お、お前まさか……さ、さっきのを聞いてたんじゃ……!///」プルプル

提督(や、やばい…相当怒ってる!下手なこといえない…)ダラダラ

提督「…えと、↓2」

提督「…すまん。実はこっそり聞いてた」

木曾「う…ぐ…!//」

提督「…すまん木曾!」ドゲザー

木曾「……ど、どこから聞いてた」ジト

提督「…語尾にキソーってつけるべきかって猫に聞いてたところから…」

木曾「…え?」

提督「え?」

木曾「…その前は聞いてないのか?」

提督「え?うん…」

木曾「…本当か?」ズイッ

提督「ほ、本当だ」タジッ

木曾「……そか、よかったぁ…」ホッ

提督「…何か言ったのか?」

木曾「なんでもねーよ!!//」ウガー

提督「わ、分かった分かった木曾!それはいいから…!//」

木曾「あ?なんだよ」

提督「ち、ちかい」

木曾「ッ…! わ、わりぃ…!//」ササッ

提督「い、いや大丈夫だ」

提督(相変わらず顔立ちは凄い整ってるんだよな…美人)ジー

木曾「…な、なんだよ。人の顔じろじろ見やがって…」ジト

提督「え?あ、あぁ悪い。なんでもない」

木曾「…ふん」

木曾「…なぁ提督」

提督「ん?」

木曾「その…今日の文化祭なんだけど…よ」ポリポリ

木曾「…えと、空いてたら一緒に回って…くれないか?」

提督「え?」

木曾「だ、だめか…?」チラ


選択肢安価
1.いいよ
2.ちょっと厳しいかも…
3.条件がある(条件明記)

↓2

提督「…ひとつだけ条件つきでもいいか?」

木曾「条件?」

提督「あぁ、わるさめを連れてきててな…今日一緒に回る約束してるんだ」

提督「一応先に約束したのはわるさめだし、わるさめに相談次第ではあるし…」

提督「木曾がそれで大丈夫なら…だけど」

木曾「あぁ、全然構わないぜ」

提督「本当か?」

木曾「あぁ。俺もしばらくあいつに会ってなかったから顔も見たいしな」

提督「分かった、じゃあ今日はよろしくな、木曾」ニコ

木曾「…あぁ」ニコ

提督「…で、だ」

木曾「?」

提督「…もうすぐ開会式が始まるから教室に戻るぞ」

木曾「……あ」

提督「…その顔は忘れてたな」

木曾「…違う、サボろうとしてただけだ」プイ

提督「はいはい…いいから行くぞ」ニギ

木曾「あっ…!//」

提督「? どうした?」

木曾「……なんでもない//」プイ

提督「?」

提督「あ、そうだ木曾。ひとついいか?」

木曾「な、なんだ?」

提督「俺今日の文化祭でひとつだけ必ず回りたい場所があるんだ。いいか?」

木曾「あぁ、それは構わないぜ。どこなんだ?」

提督「↓2」

今日はお昼くらいまでしか更新できないかもしれないです
また、明日も更新できないかもしれません、ごめんなさい


提督「大食い大会だ」

木曾「…お前そんなに食べるほうだったか?」

提督「そこそこ食べるぞ?」

木曾「そうか?そんなイメージはあんまりわかないんだが…」ジロジロ

提督「人は見かけによらないってことだ」アハハ

提督(いつも師範のところで稽古つけてもらったときは凄くお腹空くし…毎日鍛錬してるし)

提督「ま、始まるのはもうちょっと先だから」

木曾「そか」

提督「とりあえず一回戻るぞ。先生に謝らないとな」ギュ

木曾「…あぁ」ギュ





【教室】

提督「ただいまー」

祥鳳「あ、おかえりなさい提督さん」ニコ

提督「あれ?まだ皆教室に居たの?」

祥鳳「はい、先生が言うには会場のほうで少しトラブルがあったそうで…」

提督「…まぁ、そうだろうね。これだけ急にやってれば」

祥鳳「あと、わるさめちゃんが寂しがってましたよ」クス

提督「あ…そうだった」

木曾「提督。ちょっとわるさめの様子は俺が見てきてもいいか?」

提督「ん、大丈夫だ」

木曾「ありがとよ」




駆姫「…てーとくまだかなー……」

木曾「わるさめ」

駆姫「ふぇ?あっ!きそだ!」ニパ

木曾「久しぶりだな。元気にしてたか?」ナデナデ

駆姫「えへー…うん。元気」ニコニコ

駆姫「?」

木曾「どうした?」

駆姫「ねー、きそ…もしかして、↓2?」

駆姫「好きな人出来たの?」

木曾「…へ?」

駆姫「なんだか、恥ずかしそうな、幸せそうな顔してる」ジー

木曾「…べ、別に。そんなことは…」ナデナデ

駆姫「きそー、女の子って恋に敏感なんだよ?」

木曾「………」

駆姫「…」ジー

木曾「……あぁ、そうだよ」

駆姫「やっぱり!」ニパ

木曾(…わるさめとは言え、誰かに打ち明けるのって恥ずかしいな…//)カァ

駆姫「ねーねー、きそ!相手ってもしかして、てー……もぐっ!?」

木曾「し、しー…!//」

駆姫「…」ニコニコ

木曾「…本人やほかの奴に言ったりするなよ?いいな、約束だぞ?」

駆姫「」コクコク

木曾「…ごめんな、急に口塞いで」パッ

駆姫「んーん、へいき」ニパ

駆姫「そっかぁー…きそがてーとくを…」ニコニコ

木曾「…怒るか?主人を取ろうって相手だぞ?」

駆姫「うぅん」フルフル

駆姫「きそ、優しいもん。てーとくとお似合いだよ!わたし応援するから!」ニパー

木曾「…わるさめ、ありがとうな」ナデナデ

駆姫「えへへ」ニコ

駆姫「ねー、きそ!それじゃあ木曾も一緒に来るの!?」

木曾「一応その予定だけど…」

駆姫「ふふふ~…そっか♪」ニコニコ

木曾(…なんかよからぬコトを考えてないだろうな…)

駆姫(ちゃんときその事応援してあげなきゃ…よーし!↓2しよう!)

駆姫(よーし!恋のキューピットしちゃおう!)

駆姫(えへへー…こういうのちょっと憧れてたんだぁ~♪)

木曾「わるさめ?」

駆姫「なんでもなぁ~い♪」ニコニコ

木曾(…嫌な予感がするけど大丈夫か…?)ハラハラ


提督「わるさめ」

駆姫「あっ!てーとくおかえりー!」ピョン

提督「おっと!」ダキ

駆姫「んふふ~…♪」ギュ

提督「やれやれ…甘えん坊だな」ナデナデ

木曾「………」ジー

提督「ん?どうした木曾?」

木曾「え?べ、べつに……なんでもねぇよ」プイ

提督「?」

提督「そうえいばわるさめ、今日の文化祭なんだけど…」

駆姫「うんっ!きそも一緒にいく!」

提督「聞いてたのか。そういうことだけどいいか?」

駆姫「もちろん♪」

提督「ありがとな、わるさめ」ポンポン

駆姫「♪」

木曾「……いいな」ボソ


↓2 文化祭散策中イベント

【弓道場】

提督「へー、弓道場が開放されてるのか」

木曾「いいねぇ、こういう雰囲気嫌いじゃないぜ」

提督「俺も、こういう和風なのってやっぱり良いよな」

木曾「あぁ」

駆姫「…」キョロキョロ

提督「どうしたわるさめ?」

駆姫「てーとく、あの丸いのなーに?」

提督「丸いの?あぁ的のことか」

駆姫「まと?」

提督「そうそう、ここは弓と矢を使ってあの的に当てるんだ」

木曾「ちょうどあんな感じだな」

駆姫「ふーん?でもあの人当たってないよ?」

提督「こらこら、元々初心者じゃ的まで届かないのが普通なんだよ」

駆姫「難しいんだね」

木曾「しかしまぁ…弓道で射的とは面白そうじゃねぇか」

提督「だよな、普段は部員じゃないと扱えないものが使えるって言うのは燃えるよな」

木曾「ちょっとやろうぜ提督」

提督「おう、もちろん構わないぜ」

駆姫「!」ピーン

駆姫(そうだ!いい子と考えちゃった!)

駆姫「ねーね、てーとく。きそ」

提督「ん?どうしたわるさめ?」

駆姫「二人で勝負してみない?」

木曾「勝負?」

駆姫「うん!それでね、勝った方の特典が…↓2!」

申し訳ありません、ここで終了します
土日更新できないかもしれなくてごめんなさい。ではまた

駆姫「お昼ごはんおごるのはどう!?」

提督「ほう、お昼か」

木曾「いいねぇ、もちろん俺は逃げないぜ?」

提督「ほう?俺だって負けるつもりなんて一切無いぞ?」

木曾「決まりだな」

提督「あぁ、やってやろうじゃないか」ニヤ

駆姫(ふふ…第一作戦成功!)

駆姫(ちゃーんとお昼ご飯も一緒じゃないとだめだもんね♪)ニコニコ

駆姫(あわよくば第二作戦まで…♪)


提督「それで、勝敗のつけ方はどうする?」

木曾「簡単だろ、真ん中に近いほうの勝ちだ」

提督「二人とも的に当たらなかったら?」

木曾「仕切りなおしだな」

提督「いいだろう、まぁ俺が勝つがな」

木曾「へっ、その減らず口たたけなくしてやるぜ」

駆姫(仲良しだなぁ…♪)ウンウン


コンマ判定 高いほうの勝ち
↓1 提督
↓2 木曾

提督「……はっ!」ヒュッ

ポトッ

駆姫「的に当たる前に落ちちゃった」

提督「…ふ、普通はこんなもんだ」

駆姫「…てーとくかっこわるーい…」ジトー

提督「うぐ…」グサ

木曾「さて、俺の番だな」

駆姫「きそ、がんばれー!」フリフリ

木曾「おう、よく見ておけ」

木曾「……ん」パッ

提督「あ、眼帯取った」

駆姫「わー…きその眼、きれ~…」ジー

木曾「……ふー」

木曾「……」スッ

提督「……」

木曾「……」ヒュッ

ストッ

駆姫「わー!的に刺さったー!」

木曾「…ちょっとずれたな、まぁ上出来だろ」

駆姫「きそ、かっこいー!!」

木曾「はは、ありがとよ」ナデナデ

木曾「さて、提督。この勝負俺の勝ちだな」ニヤ

提督「……」ジー

木曾「? おい提督、どうした?」

提督「…↓2」

提督「」ハッ

提督「わ、悪い…その…」プイ

木曾「ん?」

提督「……見とれてた//」ポリポリ

木曾「……は?//」

提督「いやその…木曾の弓引く姿かっこいいなぁーって…いてっ!?」

木曾「う、うるせー!馬鹿な事言ってるからだ!//」バシバシ

提督「痛い痛い木曾!少しは手加減してくれ!」

駆姫「わわ…きそ、はい。眼帯」スッ

木曾「あ、あぁ…悪いなわるさめ」スッ

提督「あ」

木曾「な、なんだよ?」

提督「…もうちょっと見たかったなぁ」

木曾「…あんまり人様に見せるもんじゃねーからな」

提督「前も言ったけど綺麗なのに…」

木曾「……あっそ」

駆姫(お…ふふ~ん?)ニヤリ

駆姫「ねね、勝負も付いたし早速お昼に行かない?」

提督「っと…もうそんな時間だな」

木曾「そうだな、じゃあ遠慮なく提督におごってもらうか」

駆姫「さんせー!」

提督「はいはい、了解ですっと」

駆姫(ふふ…これは面白そうな展開…♪)グッ

駆姫(よぉーし…第二作戦…↓2でいくよ!)

【食堂】

提督「…とほほ」

木曾「間宮さんが特別店舗開いてるなんてラッキーだったな」

駆姫「甘味おいひ~…♪」モグモグ

提督「ま…俺も味わえて嬉しいけどな」

木曾「それにしても…いつ食っても美味い」モグモグ

提督「そうだな…そう考えるとこの学園にこれて幸せだったな」

木曾「おいおい、食堂で学園決めるのかよ」クス

提督「悪くないだろ?」

木曾「ま、お前らしいな」

駆姫「…」ジー

提督「ん?どうしたわるさめ?お腹いっぱいか?」ナデナデ

駆姫「ん…んーん、まだ食べられる♪」ニパ

提督「そっか。だけど食べ過ぎてお腹壊したりするなよ?」

駆姫「は~い♪」

駆姫(うーん…ご飯食べてる間に何か起こそうかと思ったけど…)ジー


提督「でさ…この前あの猫がさ」

木曾「へぇ…それは知らなかったな」

駆姫(…すっごく仲よさそう)

駆姫(むむむ…私がお手伝いできること何も無いのかなぁ)ウーン


ワイワイ 

駆姫(…うん。私がでしゃばるのよくないよね)

駆姫(頑張れ、きそ!危なくなったら絶対助けるからね!)


木曾「…なぁ。提督」

提督「んー?」

木曾「…↓2」

木曾「…後夜祭って予定あるか?」

提督「後夜祭?」

木曾「…あ、あぁ」

木曾「…その、予定がなけりゃ…一緒にって…思ったんだけどよ」チラ

提督「…」

木曾「…誰かと約束してるか?」

提督「あ、いや。そんなことないぞ?」

木曾「…じゃあ何で少し間を空けたんだよ」ムス

提督「ちょっと意外でな」

木曾「意外?」

提督「あぁ、木曾だからそういうのに興味ないのかと思ってて」

木曾「…うっせ」ペチッ

提督「いてっ」

木曾「……お前とじゃなきゃ興味ないっての」ボソ

提督「何か言ったか?」

木曾「…別に、なんでもねーよ」パサッ

提督「え?木曾?」

木曾「…見たいんだろ?俺の眼」

提督「…あぁ、だけどお前あんまり人前では見せたくないって…」

木曾「…いいよ。お前が見たいって言うなら気にしない」

提督「…そっか。ありがとう木曾」ニコ

木曾「別に…。礼を言われることじゃねーって」プイ

提督「相変わらず素直じゃない奴」クス

木曾「お前ほどじゃねーよ」フンッ

提督「さて、と」スクッ

木曾「ん?どこ行くんだ?」

提督「大食い大会のエントリーしてくる。今のうちにな」

木曾「え?お前…ほ、本当に出るつもりなのかよ?」

提督「え?うん」

木曾「…あんまり無理するなよ?」

提督「おう、分かってる」トテテテ


木曾「…大丈夫かなぁ。あいつ」


↓2 大食い大会中イベント

提督「…ふー」ケプ

提督(いやー…まさかトーナメント方式とは…完全に予想外だった)

提督「まだ食べられるといえばたべれられるけど…」


??「やりました」モグモグ

??「上々ね」パクパク

??「推して参ります!」ガツガツ


提督(…休憩中だってのにまだ食べてる人が居る…化け物ですかね)

提督(問題はまだまだ対戦があるってことなんだよな…上に行けばいくほどきつい…)

提督(…木曾にあんまり無理はするなよって言われてるけど…)

提督(ここで引き下がったら男が廃る!)クワッ


青葉「あ、提督くん」トテテテ

衣笠「やっほー♪」

提督「青葉さん、衣笠さんも。こんにちは」

青葉「いやー、びっくりしました。まさか提督くんが出てるなんて」

衣笠「それに結構食べるわねー…」

提督「育ち盛りですから」フンス

青葉「あはは、いいことです」クス

青葉「ですが…あそこの3年生は段違いですから無茶はしないほうが良いですよ?」

提督「そうなんですか?」

衣笠「そりゃそうよ…下手したらここの食堂の食材全部食べきるって言われても冗談に聞こえないほどよ」

提督「なにそれこわい」

青葉「まぁそういうわけですから、無理に張り合おうとしたりしないでくださいね?」

衣笠「そうそう。あくまでお祭りなんだから楽しむ程度にね♪」

提督「はい、ありがとうございます」

提督(…楽しむ、か)

提督(…うん、忘れないようにして望もう!)


直下コンマ判定
01-40 敗退
41-80 ベスト8
80-90 準優勝
90以上orぞろ目 優勝

提督「」チーン

駆姫「もう!無茶するから!もー!」イソイソ

木曾「おい大丈夫か?」

提督「すまん…張り合ったのが間違いだった…」ウプ

駆姫「はい!胃腸薬!」

提督「ありがとわるさめ…助かる」

木曾「お前いつもそんなの持ち歩いてるのか?」

提督「違う違う…わるさめが救急箱用意しててくれた」

駆姫「だっててーとく、いつも無茶するんだもん」ハァ

提督「いつもすまんな…」

木曾「…ったく」

木曾「………て、提督。頭こっちにしろ」

提督「え?」

木曾「い、いいからっ…!」

提督「…? はい」ゴロッ

木曾「………しょ」ポフッ

提督「……へ?あ?お、おい木曾!?お、お前なにして…!//」

木曾「い、いいから大人しくしてろ!// 俺の膝枕が嫌だってのか!?」

提督「そ、そうじゃないけど…//」

木曾「だ、だったら大人しく寝てろ…い、いいな?//」

提督「お、おう…//」

駆姫(ひゃぁ~…きそったら大胆~♪)キャー

木曾(…くそ、大井姉さんの奴の真似してみたけどなんだこれ…滅茶苦茶恥ずかしい…!//)カァ

提督(ど、どどどういうつもりだ木曾の奴…きゅ、急にこんな…//)ドキドキ

提督(…頭が凄く柔らかい………//)


↓2 どうなるどうする

木曾「…」ソー

木曾「…」ナデ

提督「ッ!」ビクッ

木曾「あっ!わ、悪い…!」パッ

提督「あ、あぁ…別に嫌ってわけじゃなくて…びっくりしただけだ」

木曾「…嫌じゃないのか?」

提督「…あぁ」

木曾「…」ナデ

提督「ん…」

木曾「……」ナデナデ

提督「…気持ちいい」

木曾「…そ、そうか」ソワソワ

駆姫(てーとくよりきその方が幸せそうな顔してる…♪)クス

木曾「…もうちょっとやってもいいか?」ナデナデ

提督「うん…」

木曾「…」ナデナデ

提督「……」


木曾「…その、提督」

提督「…」

木曾「…俺、実は…その…えと…」

提督「…」

木曾「…提督?」

提督「…すー……すー……」

木曾「…」

木曾「…ったく、いつも無茶ばっかりしてるからだ…馬鹿が」ナデ

提督「むにゃ…」zZZ

木曾「…ゆっくり寝てろ。俺が…こうしててやるからよ」クス



↓2 後夜祭中イベント

【後夜祭】

提督「…ごめん木曾、すっかり寝ちゃって…」ハァ

木曾「だから別に気にしてねーって」

提督「だけど折角の文化祭が…」

木曾「…提督」グイッ

提督「おわっ!?」

木曾「しつこいと怒るぞ。俺は気にしてない」

提督「…木曾」

木曾「…分かったか?」

提督「…ありがとな」ニコ

木曾「それでいいんだよ、まったく」パッ



青葉「あ、いたいた!提督くん、木曾さーん」トテテテ

提督「青葉さん?」

木曾「青葉先輩?どうしたんだ?」

青葉「はい?どうしたもなにも無いですよ。早く来ないと始まっちゃいますよ?」

提督「へ?」

木曾「なんの話だ?」

青葉「あぁもう後々!時間が推してるんですから早く来てください!」ズルズル

提督「え、えぇ!?あ、青葉さん!?」ズルズル

木曾「お、おい!なんだってんだよ!?」ズルズル

青葉「はぁ?二人がカップルコンテストに出場するんでしょう!?早く来てください!」

提督・木曾「………は」


提督・木曾「はぁあああああああああああああああああ!?!?」



駆姫(ふふ…ファインプレーだよね?字覚えてよかったぁ♪)モグモグ

神通「わるさめちゃん。もっとお菓子ありますけど食べますか?」

駆姫「食べるー!」ニパー

祥鳳「でも、食べすぎはだめですからね?」ニコ

駆姫「はーい!」ニパ


↓2 コンテスト中イベント

ごめんなさい、さっぱり更新してないですが今日はこれで終了します。お疲れ様でした
土日出来なかった分平日更新したい

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

【ステージ】

木曾「お、おい…!何でこんなことになってるんだよ…!」ボソボソ

提督「俺が聞きたいよ…!なんでこんなことに…!」ボソボソ

提督「しかも青葉さん棄権するって言っても聞いてくれないし…くそう…」ズーン

木曾(なんでこいつと…しかもか、カップルコンテストって…//)



青葉『ではでは!エントリーした皆様がお揃いになりましたっ!』

青葉『まずは審査委員のご紹介をいたします!二年担当のPrinz先生!』

Prinz「こんばんはー!」フリフリ

青葉『さらにスペシャルゲスト!今話題のアイドル!那珂さんです!』

那珂「こんにちはー!!」ニパー


提督「」

木曾「…すげぇな。あのアイドル雇うのにどれだけかかってるんだ?」

提督(いや…あの人絶対遊びに来ただけだよ…ということは…)キョロキョロ


川内「…やっせん♪やっせん♪」テクテク

提督(やっぱり居たよ!何か食べ歩きしてるし!!)

木曾「おい。どうした提督?誰かいたのか?」

提督「…なんでもない」

木曾「?」


Prinz「さてさて!ではまず先生から早速コンテストのお題を出したいと思いまーす!」

青葉『どうぞどうぞ!』

Prinz「えーっとですねぇ…まずは基本中の基本!カップルならキスしてもらいまーす!」

提督・木曾「」

青葉『おぉっと!いきなり大胆なのが来ました!』

青葉『まーですけど彼氏ならこんな舞台でも男を見せるのが役目ってところでしょうしねぇ』ニヤニヤ

提督(あの人他人事だと思って完全にあおってるよ!)

提督「き、木曾…」チラ

木曾「」プシュー

提督「き、木曾!?大丈夫か!?」

木曾(て、てて…てーとくと…き、きき…キスぅ!?//)

木曾(む、無理だ無理!!絶対無理だ!!//)

青葉『さーどなたからでも構いませんよー?』

提督「ぐ、ぐぐ…//」

木曾「て、提督…//」チラ


↓1 どっちがキスする
↓2 どこに

木曾「…」ドキドキ

木曾(い、いや…!受身だからだめ何だ…)ブンブン

木曾「…て、提督!」キッ

提督「へっ!?はいっ!?」ビクッ

木曾「…手、貸せ」

提督「へ?手?」

木曾「い、いいからっ!」

提督「あ、あぁ…」スッ

木曾「……」ギュ

提督「お、おい木曾…?」

木曾「……!」


木曾「……ん」チュ

提督「!?」


青葉『おーっとこれは意外!提督と木曾さんカップルは彼女の方から手の甲にキスです!』

Prinz「てーとくくんのへたれー!」ブーブー

那珂「かっこわるーい!」ブーブー

提督「外野うるさいよ!//」

青葉『いやー、しかし木曾さんからのキスでも違和感ありませんね。むしろこっちのほうが良いかもしれません』

木曾(…す、すげぇ恥ずかしい………!//)ドキドキ

木曾(……やっぱり俺のキャラじゃないよな…こんなの…//)

木曾「…あ、あのさ。提督…その…」チラ

提督「…えと、木曾」

木曾「な、なんだ?」

提督「↓2」

提督「…すまなかった」

木曾「は?」

提督「いや…木曾からその…あんなことしてもらって…//」

提督「…せめて俺からやるべきだった…すまん!」

木曾「……」

提督「…木曾?」

木曾「…じゃあ」スッ

提督「え?」

木曾「…俺も恥ずかしい思いしたんだ…わ、分かってるよな…?//」カァ

提督「…あぁ」ギュ

木曾「…」ドキドキ

提督「……ん」チュ

木曾「――ッ!//」

提督「…これでおあいこだな」ニコ

木曾「…馬鹿が」プイ

木曾(さ、される方もこれだけ恥ずかしいのかよ…//)カァ



青葉『……あのー』

提督・木曾「え?」

青葉『お二人の世界に入ってるところ申し訳ないんですけど、次行ってもいいですか?』

提督・木曾「……」

提督・木曾「……はい//」プシュー

那珂(ふふーん、うんうん。提督はいつも通りだなぁ♪)クスクス

那珂(ふふふ~…ここは)ニヤリ

青葉『さーそれでは次のお題に行きましょう!那珂さんお願いしまーす!』

那珂「はいはーい!那珂ちゃんにおっまかせ~!」ガタッ

那珂(ふふ…提督くんのためにここは面白いお題にしてあげなきゃっ!)

那珂「次のカップルのお題は、↓2でーす!!」

那珂「じゃーん!」スッ

青葉『おや?それは花束ですか?』

Prinz「うーん…あっ!分かった!」

那珂「はい先生!どうぞっ!」

Prinz「ブーケトス!」

那珂「正解でーすっ!きゃはっ!」

那珂「というわけで!那珂ちゃんがブーケトスしまーす!」

青葉『おぉ!今話題のアイドルから幸せのおすそ分けです!』

青葉『さー女性陣の皆さん!ご準備はよろしいでしょうか!!』


提督「ぶ、ブーケトスって…」

提督「那珂ちゃんらしいといえば那珂ちゃんらしいか…でも木曾は…」

木曾「じゃあ行ってくる」テクテク

提督「……え?」

提督「え、えぇっ!?き、木曾っ!?」

木曾「」スタスタ

木曾(……絶対獲る)ゴゴゴゴゴ


青葉『それでは準備はよろしいでしょうか!』

青葉『それじゃ那珂さん!お願いしまーす!』

那珂「はーい!いっくよー!」

那珂「いっち…にの……さーんっ!!」ポイッ

木曾「!」


直下コンマ判定
49以下 失敗
50以上 成功
※00は0扱い

青葉『えー、皆さん。数あるお題をこなしていただきお疲れ様でした!』

青葉『ではでは!ここで審査に入りますので少々お待ちください!』


木曾「」ズーン

提督「き、木曾…落ち込むなって…」

木曾「…あぁ、そうだな。あんまり引き摺るのはかっこ悪いよな…」ハァ

提督(…まさか木曾があそこまで欲しがるとは…意外だった)

提督「…木曾」ポン

木曾「…提督?」

提督「代わりにはならないかもしれないけど今度俺が何か埋め合わせしてやるから、元気出せって」

木曾「…埋め合わせ?」

提督「あぁ、それとも俺じゃだめか?」

木曾「…いや。そんなことない」スクッ

木曾「…ありがとな提督。少し元気でた」ニコ

提督「そっか。よかった」ニコ

木曾(…相変わらず優しいよな、お前は)フッ




青葉『さー、お待たせしました!』

青葉『厳正なる審査の結果、今回のコンテスト優勝に輝いたのは…!』

提督「…」

木曾「…」ドキドキ


直下コンマ判定
49以下 選外
50-89  準優勝
90以上 優勝
※00は0扱い

【旧校舎 校舎裏】


提督「…惜しかったなぁ」

木曾「…そうだな」

提督「まぁ、でも急に出ることになった割には結構いい線行ったよな」

木曾「…あぁ」

提督「…残念だったか?」

木曾「まぁな…出るからには優勝したかったよ」

提督「それは俺も思ってたさ」

木曾「…お前その割には俺頼みじゃなったか?」ジトー

提督「…だ、だって恥ずかしいんだもん……」

木曾「…お前って奴は…!!」グイー

提督「いふぁいいふぁい…!ひ、ひっはるなひほ…!」

木曾「…ったく」パッ

提督「いちち…」ヒリヒリ

木曾(…ま、いいけどな。仮とはいえお前とあんな間柄で過ごせたって言うだけ…)

提督「それにしても、仮だったけど木曾とカップルって言うのも楽しかったな」ニコ

木曾「ッ!」

提督「木曾?」

木曾「……なんでもねーよ」プイ

提督「?」キョトン

木曾(なんでこいつは俺と同じ考えするんだ……調子狂う…//)


ヒュー パンパン


提督「お、花火だ」

木曾「…いいな」

提督「あぁ、でもこれで終わりって感じだよな」

木曾「…そう思うと少し寂しいな」

提督「…だな」

提督「木曾。最後に↓2しようぜ」

提督「…はいこれ」コトッ

木曾「…なんだこれ?」

提督「匂いをかいでみれば分かる」

木曾「……」スンスン

木曾「…おい、これって…!」

提督「そのー…実はさっき知り合いの人に押し付けられて」アハハ

木曾「お前な…そこは断れよ」

提督「いつも世話になってる人なんだよ…すまん」

木曾「…ま、いいか」プシュ

提督「少しだけだぞ?」

木曾「分かってるよ。こんなくだらないことで停学なんてごめんだからな」

提督「あはは…そりゃそうだ」


木曾「それじゃ…乾杯」コン

提督「あぁ。乾杯」コン


木曾「…ん」チビチビ

木曾「…そんな美味くないな」

提督「…だなぁ」

木曾「もうちょっと年取ったら分かるのかねぇ」

提督「そうかもな。そのときはまた一緒に飲もうな」ニコ

木曾「……あぁ。そうだな」クス

提督「今日はお疲れ、木曾」

木曾「あぁ、提督もお疲れ」

提督「……これからもよろしくな」

木曾「なんだよそれ」クス

提督「…なんとなく?」

木曾「…ほんと、変な奴」チビチビ


【10月3days 終了】


選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(木曾)
3.次の日へ

直下

【球磨家】


木曾「…ただいま」

球磨「お、おかえりだクマ」

木曾「球磨姉さん、帰ってたのか」

多摩「多摩もいるにゃ」ヒョコ

球磨「すまんクマ木曾。学園祭いけなくて」

木曾「気にすることねーって。また来年来れば良いだろ」

多摩「そのときは多摩も行くにゃ」

球磨「……さてさて、木曾」ガタ

木曾「な、なんだよ…?」

多摩「…提督とはどうなったにゃ?」ジリジリ

木曾「は、はぁ?何の話を…」

球磨「何も無いわけ無いクマ!男女が文化祭で二人きりで回って何も無いわけ無いクマ!」クワッ

木曾「お、おい!なんであいつと回ってること知ってるんだよ!?」

多摩「あ、やっぱりそうだったにゃ」

木曾「ッ! か、鎌かけやがったな!?」

球磨「ぬっふっふ~…そうと決まれば逃がさないクマー!」ガシッ

木曾「ちょ…おい!離せ!!」ジタバタ

多摩「逃がさないにゃ。今日という今日は根掘り葉掘り聞いてやるにゃ。覚悟するにゃ~」

球磨「ふふふ、夜は長いクマ。お姉ちゃん直伝の男を落とす方法だって教えてやるクマー」ニヤニヤ

多摩「多摩もいるにゃ~」ニヤニヤ

木曾「は、放せー!!!」ジタバタ



【another view end】


↓1~↓2 12月イベント安価 ※11月は勝手ながら飛ばします

【12月1days】


提督「雪祭り?」

木曾『……あぁ、よかったらって思ってよ』

提督「……ふむ」

木曾『…あー、忙しいなら無理には…』

提督「いや、大丈夫だ。ただ…」

木曾『ただ?』

提督「木曾がそういうのに行くのが意外だと思って」

木曾『…なんだよ。悪いかよ?』

提督「いいや。俺も木曾といけるなら楽しめそうだし」クス

木曾『……じゃあ11時に駅前な!じゃあな!』プツッ

提督「あっ!お、おい木曾!」

ツーツー

提督「…きっちゃった。何もそんな急いで準備しなくたって良いだろうに」ヤレヤレ

提督「さて、じゃあ色々準備して…行くとするかな」

提督「まさか急に雪が降りつもりとは…まぁおかげさまで雪祭りがこうして開催されてるわけだが」

提督「わるさめ。どうする?一緒に行くか?」

駆姫「…さむいの嫌」フルフル

提督「うーん…そうか。じゃあ留守番?」

駆姫「うん。お土産待ってるね」

提督「分かった。じゃあいい子で待ってるんだぞ」ナデナデ

駆姫「うん♪」ニパ

駆姫「行ってらっしゃい、てーとく。きそと仲良くね~♪」フリフリ

提督「おう、いってきまーす」ガチャ



↓2 駅前到着イベント

またプチ寝落ちかましてました…ごめんなさい
今日はこれで終了します。お疲れ様でした
次の更新では寝落ちしないように頑張りたいです…

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた

【駅前】

提督「おー…さむさむ」テクテク

提督(それにしても本当に一面真っ白だな…寒いのは苦手だけどこれは綺麗だな)

提督「…ホッカイロもってくればよかったな…」ブルブル

提督「さて、あんまり木曾を待たせるのも悪いだろうし、早く合流しないと…」キョロキョロ

提督「…お。いたいた。あの後姿は間違いなく木曾」

提督「おーい、き………」ピタ


木曾「……だから、約束があるって言ってるだろ」

男「えー?ほら、どうせ同じ学年のガキでしょ?俺と一緒に遊んだほうが楽しいって」

木曾「…」ムカ

男「ほら、近くで雪祭りとかやってるじゃん?俺と一緒に行こうって」

木曾「…」プイ

男「ほらほら、そんな顔しないでさ~」

木曾(……うぜぇ。ぶん殴りてぇけどさすがにここじゃ人が多すぎる…)イライラ



提督「……」

提督(遠目だから会話が聞こえないけど間違いなく絡まれてるよな…あれ)

提督(…ナンパだよな、たぶん)

提督(……なんか見てるこっちがイライラして来た)ムス

提督(…よし、↓1で助けよう)

提督「……気配を消して」スゥ



男「ねー、いいでしょ~?」

木曾「……ッ!おい、いい加減にしないと人を……」


提督「当身」トスッ

男「」ドサッ

木曾「うわっ!?」ビクッ

提督「あらら、いけませんよ。こんなところで寝転がったりしちゃ」ズルズル

木曾「……おい、いつから来てた」

提督「今着いたばっかり」

木曾「……あっそ。ほどほどにしておけよ?」

提督「分かってるけど…」

木曾「けど…なんだよ?」

提督「木曾が絡まれてるの見て、こう…いてもたってもいられなくて」

木曾「…………そ、そうかよ」プイ

提督「さて、ごみも掃除したし、雪祭り行くか!」ニコ

木曾「お前さらっと毒吐いたな」

提督「まぁまぁ。知らない人のことなんてほうっておくのが一番だ」ニギ

木曾「あっ…!」

提督「ほら、行こう木曾。早く行かないと混むかもしれないしな」テクテク

木曾「……あ、あぁ」ニギ

木曾(……手袋越しなのが悔やまれる)

木曾(…でも、いいな。これ)ギュ



↓2 会場到着後イベント

【雪祭り 会場】


提督「……おぉ」

木曾「すげぇな…雪降ってそんなに日も経ってないのにこんな雪像をいつの間に…」

提督「しかもこの出来…凄いな」スッ

木曾「あっ!こら提督!」グイッ

提督「ぐえっ!」

木曾「勝手に触るな!壊れたらどうするんだ!」

提督「…そうだった、悪い木曾。助かったよ」

木曾「まったく…お前はいつもそうやってすぐフラフラしやがって…」

木曾(…そんなんだから放っておけないんだよ)ハァ



衣笠「あら?」

提督「え?衣笠さん?」

木曾「あ…衣笠先輩」

衣笠「あら。こんにちは二人とも!こんなところで会うなんて奇遇ね!」ニコ

提督「はい、衣笠さんは何でまたここに?」

衣笠「バイトよ、バ・イ・ト♪」

提督「いつの間に…」

衣笠「ふふ、短期のバイトだし少しサボってもばれないわよ♪」

木曾「いや、そこはちゃんと仕事しろよ…」

衣笠「……それよりも、二人はどうしたのかしら~?二人っきりでぇ~?」ニヤニヤ

衣笠「それに手まで繋いじゃって…♪」

木曾「えっ?あ!い、いやこれはその…!」アセアセ

提督「↓2」

提督「ナンパ対策です」

木曾「あ…あぁそうそう!一人で居ると変なのが寄ってくるからさ…!」

衣笠「あーそっか。確かに一人でいると変なのよってくるわよね~」ハァ

衣笠「私もバイト中に声かけられたりするし…本当迷惑だわ」ヤレヤレ

提督「あはは…大変ですね」

提督「……まぁ、木曾にあぁいうのされるの嫌だし」ボソ

衣笠「へ?何か言った?」

提督「あっ!い、いえ何でもありませんよ!あはは…!」

木曾「?」キョトン

衣笠「ま、二人で居るなら大丈夫よ♪いっぱい楽しんでいってね」ニコ

提督「はい、ありがとうございます」ニコ

衣笠「それじゃ、お仕事してくるから、まったね~♪」フリフリ



木曾「…相変わらず元気な人だな」

提督「ま、それがいいところでしょ」

木曾「…それもそうだな」

提督「さて、じゃあ早速色々回ってみようぜ」

木曾「あぁ。そうだな」

提督「木曾はどこか見たいところとかあるか?」

木曾「ん…そうだな。↓2とか」

提督「……これは」

木曾「あぁ」

提督「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねえか。完成度たけぇなオイ」

木曾「なんだ。提督も知ってたのか」

提督「まぁな」

木曾「…すばらしいフォルムだな」キラキラ

提督「……あ、あぁ」

提督(確かに砲台としてみれば…だけど、その。どうしてもアレを彷彿とさせるフォルム…)ダラダラ

提督(…木曾は気にしてないのか?)チラ

木曾「…」ジー

提督(……もしかして、知らないとか!?)ハッ

提督(…いやいや、いくらなんでも木曾がそんなわけないだろ…高等部にもなって)


木曾「…よし。堪能した」フー

提督「いいのか?」

木曾「あぁ、ここばっかりに居たってもったいないだろ?」

提督「それもそうだな。色々回ってみるのが楽しいしな」ニコ

木曾「あぁ、俺も同意見だ」ニコ

木曾「それじゃあ次は提督の行きたいところいこうぜ」

提督「良いのか?」

木曾「おう。もちろんだ」

提督「じゃあ…↓2行くか」

木曾「……すげぇな。なんだこの雪像?」

提督「『伝説の樹』の雪像らしい」

木曾「伝説の樹?」

提督「あぁ、俺たちの学園の本校に植えられてるらしい」

木曾「本校に?」

提督「うん。聞いた話だけど」

木曾「へぇ…伝説って言うからにはなんかあるんだろ?どんな伝説なんだ?」

提督「え?あ、いやー……その…」ポリポリ

木曾「? どうした?」

提督「……ごめん。忘れた」

木曾「…はぁ?」

提督「あはは…でも形が凄く綺麗な樹って聞いてたから」

木曾「やれやれ…ま、提督らしいか。そういうところ抜けてるの」

提督「悪い悪い」

木曾「ふーん…でも、確かに良いなこれ。ちょっと本物も見てみたいな」

提督「確かに。それは俺も思う」

木曾「うちの学校にも植えてくれないかねぇ。こういう樹」

提督「今度頼んでみたらどうだ?」

木曾「校長とかにか?」

提督「あはは、そうだな」

木曾「まったく…ま、頼んでみたらそれはそれで面白そうだけどな」クス


↓2 どうなるどうする

提督「次はどこに行く?」

木曾「んー…そうだなぁ」



球磨「あー!居たクマー!」

木曾「げっ!」

提督「あ。球磨さん」

球磨「まったく、木曾!球磨たちを置いていくなんて自分勝手にもほどがあるクマ!」プンスカ

木曾「べ、別に良いだろ!第一なんで姉さんがここに…!」

木曾父「木曾」

木曾「! と、父さん…」

提督(父さん!?凄い若く見えるんだけど!?)

提督(…なんだかクールな声の人だな)


木曾父「木曾、その方は?」

木曾「…あ、あぁ。俺のクラスメイト」

北上「へー。球磨姉さんが話してた木曾のクラスメイトさんなんだ」ヒョコ

大井「…なんだか冴えない人ですね」

提督(今なんか罵倒された気がする)

木曾父「大井」

大井「う…すみません」

多摩「こんにちはにゃ。提督くん」ヒョコ

提督「あ。こんにちは多摩さん」

球磨「大所帯ですまんクマー。ちょっと木曾借りてもいいクマ?」

提督「え、えぇ。もちろんです」



木曾父「さて…木曾。今日は家族全員で行くという話しではなかったのか?」

木曾「……急用ができたって言ったはずだけど」ムス

木曾父「…ふっ。なるほど、急用か」

木曾「な、なんだよ…?」タジッ

球磨「木曾、お姉ちゃんから一言いいクマ?」

木曾「な、なに?」

球磨「↓2」

球磨「隠せてると思ってるクマ?」ニヤニヤ

木曾「は、はぁ?なんの話…」

木曾父「木曾」

木曾「え?」ビクッ

木曾父「ふ…青春は謳歌しておけ」

木曾「へ?」

木曾父「今日ばかりは認めてやろう。球磨もいいな?」

球磨「仕方ないクマー。妹の幸せのためクマ」

木曾「お、おい!何を勝手に話を進めて…!」

木曾父「提督、と言ったか。いつか手合わせ願いたいものだ」フッ

木曾「は?」

木曾父「では行こうか我が娘達。はぐれないようにな」

多摩「はーいにゃ」テクテク

大井「北上さん、寒くありませんか?よ、よかったら私が暖めて…」ハァハァ

北上「んーん、大丈夫~」テクテク

木曾父「……大井。公衆の面前では自重するようにな」



木曾「…………はぁ」

木曾(隠せてる…わけないよな。父さんにいたってはすげぇ勘良いし…//)ハァ

木曾(……っていうか、もしかして今親公認!?//)ハッ

木曾「……//」カァ

提督「木曾?」

木曾「うわぁっ!?」ビクッ

提督「わ、悪い。驚かせるつもりはなかったんだが…」

木曾「あ、あぁ…悪い提督。放っておいちまって…」アセアセ

提督「別に気にしてないよ。それより良いのか?家族と一緒に行く約束とかじゃなかったのか?」

木曾「…あぁ。大丈夫だ。気にするな」

提督「それならいいけど…」

木曾「……あのさ、提督」

提督「ん?」

木曾「↓2」

木曾「…お前の家、行っていいか?」

提督「へ?」

木曾「…あっ!そ、その!ふ、深い意味は無くてだな!あの…その…!」アタフタ

提督「…あぁ!」ポン

木曾「えっ!?」

提督「わるさめか!」

木曾「……は?」

提督「最近会ってなかったもんな。わるさめの奴も木曾に会いたがってたぞ」ニコ

木曾「あ……」

木曾「あぁ!そうそう!わるさめの奴の顔を見たくてさぁ!」アハハ

提督「そっか。じゃあこの後俺の家に行くか」ニコ

木曾「……あぁ」

提督「よし、じゃあ後一通り周った後に俺の家に…」クルッ

木曾「……」ドンッ

提督「へぶっ!」ドサッ

提督「……ぷはっ!き、木曾!なにするんだ!」プンスカ

木曾「……なんとなく」ムス

提督「へ?」

木曾「…どうだ?雪の中にダイブした感想は」

提督「…冷たい」

木曾「…だろうな。悪い」ペコ

木曾(……本当にこいつは、こういうところが鈍すぎるんだよ…!)ムカムカ


↓2 提督家到着後イベント

【提督家】


提督「ただいまー」

木曾「…お、お邪魔します」ヒョコ


駆姫「ふわ……てーとく、おかえりぃ~……」テクテク

木曾「お、わるさめ」

駆姫「ふぇ?あーっ!きそだー♪」ピョン

木曾「おわっと!」ダキ

駆姫「えへへー…ひさしぶりぃ~…♪」スリスリ

木曾「やれやれ…お前は相変わらず元気だな」ナデナデ

提督「わるさめ。木曾をリビングまで案内してやってくれ。暖かいもの用意してくる」

駆姫「は~い♪」ニパ

木曾「あ、悪い提督。そんなに構わなくてもいいぞ?」

提督「良いから良いから。わるさめと遊んでてくれ」

駆姫「ほら!行こ?きそ」ニコ

木曾「…しょうがねぇな。行くか」ナデナデ

駆姫「えへへ~♪」




【リビング】

駆姫「きそ、あったか~い♪」ギュー

木曾「やれやれ…お前はちょっとひんやりしてるな」ナデナデ

駆姫「いや?」

木曾「全然。このくらいならなんとも無いぞ」

駆姫「えへへ、そっか」ニコニコ

駆姫「でも、きそがうちに来るなんて初めてだね?」

木曾「え?あ、あぁ…まぁな」

駆姫「…あっ!もしかして↓2?」

駆姫「私に愛に来てくれたの!?嬉しいなぁ♪」ギュー

木曾「…ま。そうだな。わるさめの顔が見たかったぜ」ナデナデ

駆姫「えへへ♪」ニパ

駆姫「ねーねー、きそ?てーとくはどうなの?」

木曾「……う」

駆姫「…」ジー

木曾「…特に進展無い」

駆姫「む~…だめだよ、きそ。そんな消極的じゃ!」プンスカ

木曾「あはは…悪いな。勇気の出せない奴で」

駆姫「うぅん」フルフル

駆姫「そんなことないよ。きそが頑張ってるの、私知ってるもん」

木曾「わるさめ…」

木曾「…ありがとな。元気でたよ」ナデナデ

駆姫「えへへぇ~…きそのナデナデ、優しいから好きぃ~…」フニャ

木曾「そうか?それならもうちょっとやってやるからな」ナデナデ






提督「お待たせ木曾、わるさめ……って」

木曾「…しー」

駆姫「うにゅぅ……」スヤスヤ

提督「あらら…寝ちゃってたのか」

木曾「あぁ」

提督「悪い。この時期は仕方ないからな」

木曾「気にするな。毛布とかは?」

提督「そっちのソファに寝かせてやってくれ。水槽入れなくても大丈夫だから」

木曾「了解」イソイソ



木曾「……ふー。熱いお茶に限るな」

提督「あぁ。緑茶かほうじ茶が一番だ」ズズ

木曾「……」

提督「どうした木曾?さっきから難しい顔して?」

木曾「…その」

木曾「↓2」

木曾「今度の雪合戦大会一緒にタッグを組まないか?」

提督「雪合戦大会?」

木曾「ほら、今度学園のイベントであるだろ?」

提督「…あぁ!」ポン

木曾「…お前まさか忘れてたのか?」ジトー

提督「……てへ」

木曾「まったく…お前は…」ハァ

提督「でもそういうことなら喜んで受けるよ。木曾となら楽しめそうだし」ニコ

木曾「…本当か?」

提督「あぁ。よろしくな木曾」ニコ

木曾「こっちこそよろしく頼む。提督」ニコ


提督「…さて、折角木曾が家に来てくれたんだし…」フム

木曾「なんだ?」

提督「いやー…折角だし何かやろうかと思ったんだが…」ムムム

木曾「…別にそこまで気を使わなくても良いぞ?」

提督「そうか?うーむ。だけど今の家主としての精神があってだな…」ウーン

木曾(…変なところで律儀な奴だな)

提督「あ、そうだ!」

提督「木曾、↓2なんてどうかな?」

提督「将棋なんてどうかな?」

木曾「将棋ぃ?」

提督「おう、最近はじめたんだ」イソイソ

木曾「…一人でやってるのか?」

提督「まさか。知り合いの人とやってるよ」

木曾「ふーん?」

提督(いつも師範にボコボコにされてます。はい)

木曾「ま、いいぜ。将棋なら出来るからよ」

提督「お。本当か?」

木曾「あぁ。だけど手加減はしてやらないぜ?」ニヤ

提督「ほう?言ったな?そう簡単に勝てると思ったら大間違いだぜ?」

木曾「ふふん。その余裕がいつまで持つかな?」


提督「…よいしょっと、ほい。将棋板」

木曾「じゃあ駒並べるか」ジャラ

提督「…最初のときって駒を立ててやってたりとかしなかった?」

木曾「……昔のことを思い出させるのはやめろ」

提督「…すまん」

提督(俺も師範に怒られました)

木曾「よし、準備完了。さあ勝負だ!」

提督「おう!」


コンマ判定 数値の大きいほうが勝ち
提督 ↓1
木曾 ↓2

眠気が来たので今日はこの辺で終了します。お疲れ様でした
明日は午前中からやりたい予定

それでは何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。ではまた明日

提督「…」パチ

木曾「…」パチ


木曾「…ほい、王手」パチ

提督「……あ」

木曾「どうする?」ニヤニヤ

提督「……ぐ。俺の負けだ…」

木曾「最近始めたにしてはなかなかやるじゃねえか提督」

提督「そんな事言いつつ木曽だって強いじゃないかぁ…」

木曾「俺はガキの頃からやってたからだよ」

提督「へ?そうなのか?」

木曾「あぁ、あの時期は色々興味があったからな」

提督「ふーん…」

木曾「でも久しぶりにやったから楽しかったぜ。またやろうな」

提督「おう!望むところだ!」

木曾「次はもうちょっと駒の使い方上手くなっておけよ?」

提督「はーい…」



提督「…お。もうこんな時間か」

木曾「ん?って…やべえな。そろそろ帰らないと暗くなりそうだ」

提督「そうだな。送っていくか?」

木曾「大丈…………いや、頼む」

提督「ん、了解」

木曾(…我侭じゃない。よな?うん…迷惑じゃなけりゃいいけど…)

木曾(…少しでも提督と一緒に居た―――)ハッ

木曾(……何恥ずかしいこと考えてるんだ…あほくさ…//)フルフル

提督「よし、じゃあ行くか木曾」

木曾「あ、あぁ」


直下コンマ判定
49以下 駅まで送る
50以上 猛吹雪

【駅前】

提督「~♪」テクテク

木曾「…」テクテク

木曾(……何も起きなかった。いや、当たり前だよな。何かあるわけないだろ…)ハァ

木曾(自分から何かしないと…提督からしてくれるわけないし)チラ

提督「っと、到着だな」

木曾「…あぁ」

提督「すっかり暗くなるのが早くなったな」

木曾「まったくだ。しかも寒いしよ」

提督「それは同感だ。早く暖かくならないかなぁ」ハァ

木曾「おいおい。だらしねーぞ提督」クス

提督「木曾だって家に帰ったら炬燵に包まるだろ?」

木曾「…別に」プイ

提督「その顔はうそ付いてる顔だな」ジー

木曾「…うっせ」

提督「…」ジー

木曾「……な、なんだよ…//」ドキ

提督「木曾、なんか俺に言いたいことあるのか?」

木曾「…は、はぁ?//」

提督「…そんな顔してるから」ジー

木曾(な、何でこういうことだけ敏感なんだよこいつは!)

木曾(う…あんまり見つめるなよ……くそ…//)

木曾「…↓2」

木曾「……うるさい。なんでもない…//」プイ

提督「え?でも何か顔も赤くなってるような…」

木曾「き、気のせいだ!//」

提督「…ちょっと失礼」スッ

木曾「………へ?」

提督「……んー、熱は無いか」

木曾「な、な…なな……!//」

提督「でも風邪かもしれないし、早く帰って温まったほうが…」

木曾「じゃ、じゃあな提督!!またなっ!!//」ダッ

提督「あ、おい!木曾!」


タタタタ


提督「…大丈夫かなぁ。心配だけど…」

提督「…まぁ家まで帰れば球磨さんたちも居るだろうし、任せればいいか」

提督「よし、じゃあ俺も帰るとするか」


ヒュゴー

提督「…なんでまた雪振ってるの?」ガーン

提督「寒い……早く帰って炬燵入ろう……」テクテク


【12月1days 終了】


選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(木曾)
3.次の日へ

直下

【球磨家】

木曾「………ただいま」パタン

球磨「お、やっと帰ってきたクマー」

多摩「おかえりにゃ」

木曾「……あぁ」

球磨「? どうしたクマ?」

木曾「な、何が?」

多摩「顔真っ赤っかにゃ」

木曾「あ!い、いやこれは…そ、そう!ちょっと雪降ってきたから走って帰ってきたんだよ!」

球磨「その割には息切れしてないクマ」

木曾「た、体力あるからだよ!」

多摩「ふ~ん…」ニヤニヤ

木曾「な、なんだよ……」タジ

球磨「その割には帰りが遅かったクマ……つまり、提督とどこ行ってたクマー?」ニヤニヤ

木曾「べ、別にどこも行ってねぇよ!ちょっとあいつの家に上がっただけで…」ハッ

球磨「」

多摩「」

木曾「……あっ」ダラダラ


球磨「た、大変クマー!!木曾が一足先に大人になってしまったクマー!!」ドタドタ

多摩「若者を侮ってたにゃー!!」ドタドタ

木曾「変な勘違いするな馬鹿姉共!!大声で撒き散らすなぁー!!///」ドタドタ


【another view end】

【12月2days】

【教室】


提督「おはよー」ガラ

祥鳳「おはようございます、提督さん」ニコ

提督「おはよう祥鳳さん。今日も寒いねー…」

祥鳳「あはは…冬ですから」

提督「そういえば今日の雪合戦大会は誰と組むの?」

祥鳳「はい、神通さんにお願いいたしました」ニコ

提督「おぉ…なるほど」

提督(神通と祥鳳さんペアか…これは強そう…かな?)


木曾「……はよーっす」

提督「お、木曾。おはよう」

祥鳳「おはようございます。木曾さん」ニコ

木曾「…おう、おはよう祥鳳……て、提督」プイ

提督「?」

木曾「じゃ、じゃあ席に戻ってるから」スタスタ

木曾(…だめだ。どうしてもこの前の液でのことを思い出す……くそ…//)カァー


提督「…あれ?」

祥鳳「……提督さん。何かしたんですか?」ジトー

提督「い、いや…何も心当たりなんだけど…?」ハテ

祥鳳「…本当ですか?」ジトー

提督「……もしかして、↓2…とか?」

提督「……アームストロング砲、とか?」

祥鳳「え?あ、あーむすとろんぐ…砲?」キョトン

提督「あ、なんでもないなんでもない!!」アタフタ

提督(…もしかして、球磨さんとか多摩さんに聞いて意識したとか…)

提督(いや、さすがにないかな…うぅん…?)


Prinz「ぐーてんもーげんっ!皆さん、今日は雪合戦でーす!!」ガラ

提督「…相変わらず先生は元気だなぁ」

祥鳳「あ、あはは…仕方ありませんよ」

木曾「……はぁ//」



Prinz「…はい!以上でHRを終ります!」

Prinz「皆さん今日は雪合戦大会です!張り切っていきますよ!!」ウキウキ

Prinz「では、皆さん!ペアの方と合流して校庭に集合してくださいね!」

Prinz「それじゃあ先生は一足先に行ってます!!」ダッ


提督(は、はええ…先生のほうが楽しみにしてるんじゃないのか?)

提督(…とにかく木曾と合流しないとな)ガタ


木曾「……」ボー

提督「木曾」

木曾「……」

提督「あれ?おーい、木曾ー?」

木曾「……はぁ」

提督(…木曾が無視するわけないし、本気で気付いてない……?)

提督(…↓2してみるか)

提督「…」ソー

木曾「……はぁ」ボー

提督「」パンッ

木曾「うわぁあああっ!?」ビクッ

提督「やっと気付いたか」

木曾「な、な…なな…なにしやがる提督!!」ガタッ

提督「だって木曾がずっと俺のこと無視するんだもん」ブーブー

木曾「……え?」

提督「冗談だ、でも本当にどうした?何度も声かけたのに気付かないなんて」

木曾「…マジで?」

提督「マジで」

木曾「……わ、悪い。無視とかそういうつもりじゃなかったんだ…」シュン

提督「分かってるって。木曾がそういう奴じゃないのは知ってるよ」

木曾「……なんだよ、それ」プイ

提督「それより校庭に集合だって。早く行こう」

木曾「お、おう。そうだな」



提督「それでどうしたんだ?何か悩みでもあるのか?」

木曾「…まーな」

木曾(悩みの種に言われるのが癪だけどな!)

提督「そうなのか…俺に手伝えることがあるなら何でも言ってくれよ?」ニコ

木曾「…そか、あぁ。そうする」

提督「おう」ニコ

木曾(…ほんと、俺に優しいだの何だの言ってるけど…お前のほうが優しいよ)ハァ

提督「とにかく、今日はその悩みも忘れて一緒に雪合戦楽しもうぜ!」

木曾「…あぁ!そうだな!」ニコ



↓2 雪合戦中イベント

神通「はっ…はぁ…ふぅ」コソコソ

祥鳳「だ、大丈夫ですか神通さん?」

神通「はい……それにしても」ヒョコ




提督「よいしょっと」ヒュッ

男子A「げふっ!?」ドサッ

提督「木曾、そっち頼む」

木曾「おう。任せておけ」ヒュッ

Prinz「ひゃぁああああ!!て、てーとくくん!木曾さん!ちょっとは手加減してくださいぃ~!!」


神通「…あのお二人、強すぎませんか…?」

祥鳳「…しかも凄く楽しそうです…」

神通・祥鳳「…はぁ」




提督「ふー…ちょっと休憩するか」

木曾「そうだな、粗方片付けたしな」

提督「いやー、木曾がいいサポートしてくれるから安心して攻撃できるよ」

木曾「俺はお前の攻撃精度が恐ろしいぞ…」

提督「そうかな?」

木曾「やれやれ…まぁ。楽しいから良いけどな」クス

提督「あぁ、まったくだ」ニコ


↓2 どうなるどうする

Prinz「見つけましたよ提督くん!!」バッ

木曾「うわっ!?」ビクッ

提督「せ、先生!?」

Prinz「ふふふ…さっきの仕返しをたっぷりとしてあげますっ!!」

提督「あの…先生。そんなに雪球持ってたら投げられないんじゃ…」

Prinz「問答無用です!!さぁ、覚悟を決め………」ツルッ

Prinz「……あ」

提督「ちょ…せ、先生!」ダッ


Prinz「ひゃぁああ!?」ドシーン

提督「うわっ!」ドサッ

木曾「お、おい提督!先生!大丈夫か!」


提督「……いつつ、だ、大丈夫ですか先生?」

Prinz「は、はぃぃ……」

提督「あんなにたくさん雪球もつからですよ…」ムニ

Prinz「ひゃぁあ!?!?///」

提督「あれ?」

Prinz「て、てーとくくん…そ、その…そこは…ゆ、雪玉じゃなくて…あの…お、おし…り…//」カァー

提督「う、うわっ!!ご、ごめんなさい!!//」サワ

Prinz「きゃぁっ!?//」

Prinz「て、提督くん!そ、そこはむ、む…ね…/// わ、わざとやってるんですかっ!?///」カァ

提督「ち、違います違います!!せ、先生こそ早く離れてくださいって!!//」

Prinz「あっ!そ、そっか…いま起き上がるから……きゃぁっ!?」ツルッ

提督「むぐっ!?//」

Prinz「す、すみません~!!//」ワタワタ

提督(が、顔面にとてつもなくやわらかくてでかいものが……///)モガモガ




木曾「……」グイッ

Prinz「わわっ!?はぁ~……よかったぁ。ありがとうございます、木曾さん」ニパ

木曾「いえ、それより先生。一度着替えたほうが良いんじゃないですか?」

Prinz「わわ…そうですね。ちょっと行って来ます」パタパタ

提督「す、すまん木曾…助かった」

木曾「………べつに」

提督「…木曾?あ、あの…何か怒ってる?」

木曾「………別に!!」

提督(す、凄いこめかみがピクピクしてるんですけど)ダラダラ

木曾(……すげぇイライラする……!!)イライラ

木曾「……おい、提督」

提督「な、なんでしょうか…?」ダラダラ

木曾「…↓2」

木曾「……一対一で勝負だ」

提督「え?」

木曾「…ぶっ倒してやる。嫌とは言わせねぇぞ」

提督「き、木曾?」

木曾「…エリアは旧校舎裏一帯。先に当たったほうの負けだ」

木曾「先に行ってる。11時から勝負開始だ、逃げるなよ」スタスタ

提督「お、おい木曾!」



提督「…いっちゃった」

提督(…木曾、すごい怒ってたな…だけど、それ以上に…)

提督「…なんだか、悲しい顔をしてた気がする」

提督「…旧校舎の校舎裏って言ってたよな」

提督「…行くか。時間まですぐだ」スタスタ







【旧校舎裏】


提督「…」キョロキョロ

提督(そういえば勝負の開始場所って聞いてなかったな…どこに行けば…)

ビュンッ

提督「うおっ!?」サッ

提督(あ、あぶな……もう少しで当たるところだった…)コソコソ

提督(…11時、なるほど…もう開始場所も関係なしか。まずは木曾の場所を突き止めることからだな…)

提督「…よし、行くか」



↓2 どうなるどうする

提督「……あぶねっ!!」サッ

提督「ちょ、ちょっと待て…落ち着く暇がない…」ゼーゼー

ビュンビュン


提督「またかよ!?」

提督(何で?!隠れたり移動してるはずなのに常に俺の居場所がばれてる!)

提督(高台を怪しんだけど…気配は無い。どういうことだ?)

提督(…常に後ろを取られてる?いや。横や前から飛んでくることもあった。その線はない…)

提督「…ッ!またか!」ササッ

提督(なんとか避けてるけど…これ以上となるとジリ貧になりそうだ…)

提督「……雪道でやるのは初めてだけど」

提督「少し…早めに走るか」ダッ



木曾「…な」

木曾(何だあいつ…どんな速さで走ってるんだ!?)

木曾「…相変わらず謎の多い奴だ」

木曾(だけど俺の気持ちはこんなもんじゃ収まらねーぞ……絶対ぶつけてやるからな!!)ブンブン


提督(うおっ?!まだ投げてくる…!だけど精度はさっきより低くなってる…狙いが定めにくくなってるな)

提督(…この間にどうにかして木曾を見つけないと)

提督(……よし、↓2でどうにかしてみよう)

提督「……よし!」ザザーッ

木曾(とまった!?一体何を…)

提督「……おらおらおらおら!!」ブンブン

木曾(んなっ……!!)

提督「…忙しい…けど、このくらいしないと!」

木曾(な、なんて無茶苦茶やる奴だ!!ぜ、全方位に雪球投げはじめやがった!!)

木曾(く…こっちからも反撃を……だめだ、今やったら当たる……くそ!)

提督(…予想通りさすがに動きが止まったか)ブンブンブンブン

提督(当たる可能性もあるし、何より自分の場所がばれる可能性がある。その危険は冒さないだろう)

提督「…問題は」キョロキョロ

提督(所詮時間稼ぎに過ぎないってことだ…根本的な解決にならない)ウーン

提督(……どうしよう)

提督「…ん?うわっ!?」ササッ

木曾(ちっ!はずした!!)

提督(ま、まさかこの状態で投げてくるとは…!完全に油断してた。あ、あぶな…!)

提督(だけど…投擲位置、完全に掴んだ!当てるっ!)

木曾(まずい!はずした以上すぐに…!)

木曾(…だめだ!ここで逃げたら立場が逆転するだけだ!)

木曾(当てる……ここで当ててやる!!)


提督・木曾「「……そこだァーッ!!」」ブンッ



直下コンマ判定 数字の大きいほうの価値 ※00は100扱い
提督 ↓1
木曾 ↓2

ボフッ


提督「…」

木曾「…」

提督「……負けたかぁ」フー

提督「…俺の負けだ木曾。参った」

木曾「…」ガサガサ

提督「やれやれ…勝つつもりで投げたんだけどなぁ」ハァ

木曾「惜しかったな。少しだけ右に逸れたぜ」

提督「ああ、投げた瞬間分かった。足を滑らせたからな」

木曾「なるほど。そういうことか」

提督「それにしても木曾。お前どうやって俺に投げてたんだ?」

木曾「これだよ」

提督「…紐?」

木曾「そう。この前旧校舎の教室で簡易的な投石機見つけてな。雪球で利用してたってわけだ」

提督「…つまり俺が来る前に準備してたのか」

木曾「そういうことだ」

提督「…そっか。そこまで考えてなかった俺の負けだな」ハァ

木曾「ったく…こっちもびびったぞ。急にとんでもない速さで走り出しやがって」

提督「あはは…悪い悪い。つい本気をな」


木曾「…悪かったな提督」

提督「ん?何が?」

木曾「…お前に急にあんな態度取っちまって。しかもイベントまで台無しにして…」

提督「木曾」

提督「俺は気にしてないし、イベントよりもお前と遊んだほうが楽しかったぞ」ニコ

木曾「…提督」

提督「でも教えてくれないか?もしお前に何か不愉快にさせるようなことがあったならそれが何なのか」

木曾「あ……そ、それは…だな」

提督「…だめか?」

木曾「う…」

木曾「………↓2」

木曾「……プリンツ先生に鼻の下伸ばしてたからだ!」

提督「…えぇっ!?」

提督「ちょ、ちょっとまて木曾!俺は別にそんなつもりじゃ…」アセアセ

木曾「嘘つけ!!自分からあんなセクハラしておいて!!」

提督「ち、ちが…!あれは本当に事故だって!!」

木曾「だけど鼻の下伸ばしてたのは事実だろ!」

提督「う…そ、それは…」

木曾「ほら見ろ!過程はどうあれ結果は変わってないんだよ!」ガシッ

提督「ま、待て待て木曾!ちょっと落ち着け!」

木曾「落ち着けだと!?元はと言えば誰の所為だと思って…!」ユサユサ

提督「お、俺が鼻の下伸ばしてたのは分かった!だけど何でそこまで怒ってるんだ!?」

木曾「何でだと!?そんなの決まってるだろ!それは……!」ハッ

提督「……それは?」

木曾「…ぅ、あ…い、いや…そ、の…//」プシュー

提督「??」キョトン

木曾「…と、とにかく気に入らないんだよ!!//」ウガー

提督「お、おい!いくらなんでもそれは理不尽だろ!?」

木曾「り、理不尽なんかじゃない!お前は女の敵だ!!」

提督「ひ、ひどい…」ガーン

提督「ぐ……ここまで言われて黙って引けるか!俺だってお前に言いたいことがある!」

木曾「なんだよ!言ってみろ!!」

提督「↓2!」

提督「もっとお淑やかになれんのか!」

木曾「な、なぁ…!?」

木曾「わ、悪いかよ!俺は昔からこういう性格なんだよ!」

提督「別に悪いとは言ってないだろ!少しは女子らしく振舞うのも大事って…」ハッ

木曾「……」ポタ

提督「……き、木曾?」

木曾「……うるせーよ、悪いかよ…直したくたって…直せないんだよ…」ポロポロ

提督「木曾…」

木曾「くそ…こんなつもりじゃ…み、見るな…ぁ…」グスッ

提督「…木曾」ダキ

木曾「な……て、提督?!お、お前何して…///」

提督「…悪い。言い過ぎた」ギュ

提督「ただ、その…少しは木曾も女の子らしいものに興味もってくれてもいいんじゃないかって思って」

提督「だけどそれは俺の勝手な主観だ。木曾に無理して変われなんて言わない」

提督「…だから、その…な、泣き止んでくれ」

木曾「……俺もいいすぎた…ごめん」グス

提督「いいよ、木曾の言ったことは俺が悪いからな」

木曾「…だけど、なんだ…その。提督」

提督「うん?」

木曾「…やっぱり、お淑やかな方が好きなのか?」

提督「へ?いや…別に好みとかだったら別の話だけど…?」

木曾「…あっそ」ギュ

提督「木曾?」

木曾「…顔、見るな。少しこうさせてろ…//」ギュー

提督「…了解」ギュ

木曾(…こんな真っ赤だって分かる顔…見せられるわけないだろ…ばか…//)バクバク


↓2 どうなるどうする

提督「…こういうところはやっぱり女の子だな」クス

木曾「な、何だよ急に…//」ドキ

提督「急じゃないさ、ただ思っただけだ」

木曾「…そ、そうかよ」カァ

提督「…いいんだよ木曾。困ったときはどんどん男の俺に頼ってくれ」

木曾「…いいのか?」

提督「あぁ。木曾が困ってるんだったらいくらでも駆けつける」

木曾「…本当だな?」

提督「当たり前だ。だって木曾は俺にとって……」

木曾「…て、提督にとって…?」ドキドキ

提督「……」

木曾「…提督?」

提督「さ、さて!そろそろお昼の時間になるし教室戻ろうか!」

木曾「え?」

提督「も、もう放しても大丈夫か木曾?」

木曾「え?あ、あぁ…//」スッ

木曾(……今更だけど提督に抱きついて…お、思い出すな!また顔が赤くなる!!//)ブンブン

提督「…さ。戻ろうか木曾」テクテク

木曾「お、おい提督!そんなに急ぐこと無いだろ!おいって!」トテテテ

提督(…早く顔を冷まさないと……火照りが収まらん…//)カァ

提督(…せめて木曾にだけは見られないようにしないと…//)コソコソ

木曾(…だめだ、さっきのが強烈過ぎて提督の顔がまともに見られねぇ…//)コソコソ


↓2 放課後イベント

【放課後】


提督「いやー…なんだかんだで楽しかったな」

木曾「あぁ、こういう行事なら大歓迎だ」

提督「だな。運動会は面倒くさく感じるのに何でだろうな?」

木曾「さぁな。雪が絡んでるからじゃねえか?」クス

提督「なるほど、一理あるな」フム

木曾「…ん」ピタ

提督「どうした木曾?」

木曾「悪い提督。ちょっと銀行寄っても良いか?」

提督「おう、もちろん構わないけど…電車大丈夫か?」

木曾「はは、大雪でも降らねー限り大丈夫だって」

提督「そうか。じゃあ行くか。俺もちょうどお金下ろしたかったし」

木曾「おう。それじゃ行こうぜ」







【銀行】

提督「~♪」

提督(今日は雪合戦大会のおかげで少し早く帰れるし、いい事尽くしだな♪)

提督(…それに、木曾と…いや、やめよう。思い出すなら家に帰ってからにしよう…//)フルフル

提督「……ん?」

提督(なんだあのおっさん…なんか挙動不審気味のような気が…)

木曾「提督。待たせたな」テクテク

提督「おう。それじゃ駅に…」


パァン


提督「!?」

木曾「なっ!?」ビクッ

強盗「全員動くなぁ!動いたらただじゃおかねぇぞ!!」

提督(ぎ、銀行強盗!?今時いるのこういう奴!?)

提督(しかも銃持ちか……ナイフならいざ知らず…それに一人とは限らないから下手に動かないほうがいいな)

木曾「…」ギュ

提督「木曾?」

木曾「わ、悪い…その…」フルフル

提督「……大丈夫だ。大人しくしてれば問題ない。俺の傍にいろ」ギュ

木曾「…」コク


↓2 どうなるどうする

強盗「早くこのバッグに金入れろ!さっさとしろ!」

提督(…一応こっちに矛先が向かないようにだけ…あとは最後にどうにかしてあげたいけど…)

木曾「…お、おい提督。あの人…!」クイクイ

提督「…ん?んん!?」

Bep「…」テクテク

提督(し、師範!?しかも前に被ってた仮面つけて何してるのあの人!?)

木曾「お、おい提督!あのままじゃあの人…!」


Bep「」チョンチョン

強盗「…あ?なんだこのガキ?死にてえのか?」

Bep「」イラッ

強盗「向こう行け。それとも今すぐぶっ殺して……はぶっ!」ドサッ

Bep「……ガキじゃない。少なくとも君より年上だよまったく。失礼な」パッパッ

強盗2「て、てめぇ!!」ジャキ

提督(! やっぱり二人目か!!)

Bep「ちっ…いたとは思ったけど少し遠い」

Bep「…」チラ

提督「!」コク

強盗2「死ねクソガキ!」パァン

Bep「…」パシッ

強盗2「えっ」

Bep「…やっぱり所詮鉛玉だね。こんなものに頼ってるから人は弱くなる」

強盗2「な…なんだこの化け物…げふっ!?」ドスッ

提督「…ふー」

強盗2「あ…がが…」ドサ

提督「…はーよかった」ホッ

Bep「すまないね提督。助かったよ」

提督「無茶しないでくださいよ師は………別府仮面さん」

Bep「いいさ。それより早く出て行ったほうが良いよ」

提督「え?」

Bep「こういうのに群がってくる連中がいるのさ。面倒に巻き込まれたくないならね」スタスタ

提督「……」ポクポク

提督「」チーン


提督「き、木曾!!早く帰るぞ!!」グイッ

木曾「は、はぁっ!?お、おい何がなんだか…!?」

提督「いいから!!」

木曾「わ、分かったから引っ張るなって!おい!//」


↓2 向かった先

連投と判断します。のでズレマス


【伝説の木 雪像跡地】


提督「はー…はー…ふぅ」

木曾「お、おま…え、急に走るな……っての」ゼーゼー

提督「わ、悪い木曾。大丈夫か?」

木曾「あー…まぁな。でも何で急に逃げたりしたんだ」

提督「…あそこに留まってたら後から来た連中に何聞かれるか分かったもんじゃないだろ」

木曾「なるほどね…提督はそういうの嫌いなのか」

提督「まーな。ただでさえ人前に出るの嫌いだし」

木曾「はは、そういえばそうだったな」クス

提督「でも木曾」スッ

木曾「え?お、おい…?//」ドキ

提督「…よかった。発砲された時怪我してないか心配だったけど大丈夫そうだな」ホッ

木曾「…あ、あぁ。それはいいから俺の頬に当ててる手をだな…//」

提督「…あっ!わ。悪い!//」ササッ

木曾「い、いいけどよ…別に…//」プイ


木曾「…それよりあの人は何者だったんだ?銃弾を掴んだように見えたんだけど…」

提督「…俺の師範だ」

木曾「は?」

提督「…まぁこの際だから木曾には話しておくか。俺が空手習ってるのはあの人になんだ…」カクカクシカジカ



木曾「……お前が習ってるの本当に空手か?」

提督「あ、あはは…まぁ」

木曾「なるほどね…あんな人に教わってれば今日の雪合戦中の人外じみた速さも納得だ」

木曾「……ん?あ、ここは…」

提督「え?」

木曾「雪祭りのときに、お前が見せてくれたあの雪像のところか」

提督「…あ。本当だ、いつの間に…」

木曾「連れてきたのはお前だろ、何言ってんだ」クス

提督「わ、悪い…逃げるのに必死で向かう先考えてなかった」アハハ

木曾「やれやれ…抜けてる奴だ」クス

提督「………木曾」

木曾「ん?なんだ?」

提督「↓2」

提督「…なんとなく呼んだだけ」

木曾「何だよそれ」クス

提督「あはは…悪い」

木曾「……提督」ジー

提督「木曾?」ドキ

木曾「…呼んだだけだ」ニヤ

提督「…そうか」クス

木曾「帰るか」

提督「そうだな。とんだ道草食っちゃったな」

木曾「まったくだ。まぁ無事で何よりだけどな」

提督「そういえば木曾、あの時すごい不安がってたよな?俺の袖引いて…いてっ!」

木曾「そ、そういうことは思い出さなくて良い!!//」カァ

提督「いてて…暴力反対」グスン

木曾「…俺より強いくせに何言ってるんだ」ハァ

提督「俺は誰かを守るときにしか使わないよ」

提督「さっきの場合は木曾のため、だな」ニコ

木曾「っ…そ、そうかよ//」プイ

提督「よし、じゃあ今度こそ帰るとするか」クル

木曾「…提督」クイ

提督「ん?どうした木曾?」

木曾「…その、頼みがあるんだけど…良いか?」

提督「おう、いいけど…何だ?」

木曾「…↓2」

木曾「これから猫を見に行かねえか?」

提督「猫?」

木曾「あぁ、やっぱりこの時期は心配でな。一応」

提督「それはいいけど…時間は大丈夫なのか?」

木曾「ん?あぁ…なんとかなるだろ」

提督「ならいいけど…じゃあ暗くなる前に見に行くか」

木曾「おう、ありがとな提督」ニコ

提督「なに、俺だってあいつらが心配だから気にすること無いさ」ニコ








【旧校舎 校舎裏】

木曾「おーい、ちび共~いるかー?」

提督「猫ー、どこいるー?」

猫「にゃ?」ヒョコ

提督「お…いたいた」

子猫「にゃぁ~♪」スリスリ

木曾「はは、元気そうじゃねえか」ナデナデ

猫「にゃぅ」ピョン

提督「こらこら…お前は俺の上に乗るなし」

猫「にゃうー」ペチペチ

木曾「すっかり懐かれてるな」

提督「まぁな。木曾がしっかり面倒見てくれてるからこいつらも安心だろ」

木曾「…べ、別にそんなしっかり見てるわけじゃねえし…」プイ

提督「ツンデレ」

猫「にゃー」

木曾「うるせぇよ!!//」

子猫「にゃ?」


選択肢安価
1.そろそろ帰る
2.もう少しいる
3.自由(内容明記)

↓2

提督「さて、そろそろ帰るか木曾」

木曾「…もう少し」ナデナデ

猫「にゃー」ゴロゴロ

提督「…だけど木曾、外見てみろ」

木曾「外?……あ」

提督「駅に付く頃には陽が落ちてるかもしれないぞ」

木曾「…しょうがねえか。またなお前ら」ポンポン

子猫「にゃう」

木曾「…うし!帰るか提督」

提督「おう。じゃあな猫たち」

猫・子猫「にゃー」フリフリ








提督「元気そうでよかったな」

木曾「あぁ。何よりだったぜ」

提督「冬休みも来るのか?」

木曾「ん?まぁ気が向いたらな」

提督「…ふーん」

木曾「…な、なんだよ?」

提督「…そんな事言って毎日来るんじゃないのか?」ニコニコ

木曾「そ、そんなわけ無いだろ!夏休みだって来ても週に3回…」ハッ

提督「…」ニコニコ

木曾「…ッ!!か、かえる!!」テクテク

提督「あっ!ちょっと待てって木曾!急いだら転ぶって!」

木曾「う、うるせー!ばーか!//」テクテク


【10月2days 終了】

選択肢安価
1.わるさめの好感度表
2.アナザー視点(木曾)
3.次の日へ

直下

【木曾の部屋】

木曾「……はぁ」ボフ

木曾(…何か今日は色々あったな…)

木曾(提督とちょっとした喧嘩して…銀行強盗に巻き込まれ…一緒に逃げて…)

木曾「…でも、なんだかんだで楽しかったな」クス

木曾「…あいつ、かっこよかったな…あのときの強盗倒したとき…」

木曾(そ、そういえば…喧嘩終った後俺…泣いちまったんだよな…)

木曾(あ~!恥ずかしい!!よりにもよって提督の前で…!//)カァー

木曾(でも…その後で提督に抱きしめられて…)

木曾「…抱きしめ、られて……」

木曾「…」

木曾「~~~~!!!///」ジタバタ

木曾「ぅ、ぅぁ…あ、あいつに抱きしめられたなんて…お、俺は…ぁぅぅ~…///」モゾモゾ


球磨「…」コソコソ

球磨(ご飯で来たから予備に来たら…何してるんだクマ)

球磨(お姉ちゃん…やっぱりちょっと心配クマ)ハァ


【another view end】

一旦お風呂&ご飯休憩します。少々お待ちください
ついでに再開時に念のため次スレ立てておきます

このスレで木曾√終わると思ってました(小声)

次スレです。どうぞ

【安価】艦これ学園 ラバウル分校 4限目
【安価】艦これ学園 ラバウル分校 4限目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435489512/)


こっちはもうちょっとだけ本編進めます。少々お待ちください

【12月3days】

【提督家】


駆姫「……わぁ~」キラキラ

駆姫「みてみててーとく!雪がいっぱい降ってる!!」

提督「そうだなぁ……」ヌクヌク

駆姫「…むー!てーとく!炬燵にこもってばっかりじゃだめ!!」プンスカ

提督「だって寒いんだもん…」ヌクヌク

駆姫「……ねー、てーとく?」ニコニコ

提督「ん~?」ヌクヌク

駆姫「今日何の日か分かる?」

提督「さぁ~…何の日だったかなぁ…?」

駆姫「…今日って、『くりすますいぶ』っていう日なんでしょ?一人で家にいていいの?」

提督「」グサッ

提督「…う、うぅ…」グスッ

駆姫「え?わ、わわっ!て、てーとく!?」

提督「うぅ…わるさめ…それは言っちゃだめなんだよ……」グス

駆姫「ご、ごめんね!てーとくがそんなに傷つくなんて思わなくて…」アセアセ

提督「…罰としてわるさめはここ」ヒョイ

駆姫「ひゃっ!?」

提督「…はい。俺の膝の上で一緒に炬燵な」

駆姫「…はわ。あったか~ぃ……♪」ヌクヌク

提督(ふ、ふふ…そうさ。別に傷つくこと無いもん…どうせ今までも一人だったもん…)グス

ピンポーン

提督「…お客さんか、仕方ない…ちょっと行ってくるな」スクッ

駆姫「ふぁ~ぃ……」ポカポカ




提督「はいはい、どちらさまで…」ガチャ

木曾「……よ、よう」

提督「…木曾?どうしたんだこんな雪降ってる日に」

木曾「あ、あー…その」ソワソワ

提督「とにかく寒いだろ、あがるか?」

木曾「あ、あがるぅ!?」

提督「へ?」

木曾「あっ!い、いやなんでもない!お、お邪魔するぜ…」

提督「おう。それでどうしたんだ今日は?」

木曾「…↓2」

木曾「…ちょっと町に出ないか?」

提督「町に?」

木曾「あぁ…だめか?」

提督「んー…いいけど。わるさめー?」

駆姫「んしょ……ふぁーぃ?」トコトコ

木曾「お。わるさめ」

駆姫「あっ!きそ~♪」ピョン

木曾「おっとと…相変わらず元気だなお前は」

駆姫「えへへ♪」ニパ

提督「わるさめ。ちょっと木曾と出かけてきても大丈夫か?」

駆姫「ふぇ?木曾と…………あっ!」ピコーン

木曾「」ギクッ

駆姫「……えへへ。そっかぁ」ニコニコ

駆姫「うんっ!いいよ!」ニパ

提督「分かった。じゃあ怪我しないように留守番頼む」

駆姫「うんっ!任せて♪」

提督「じゃあ木曾。ちょっとコート取ってくるから待っててくれ」パタパタ

木曾「お、おう」


駆姫「…そっかぁ。きそ、頑張ったね♪」ニコニコ

木曾「…お前は本当に鋭いな」ナデナデ

駆姫「うーん…むしろてーとくが鈍いだけだと思うの」

木曾「…確かにそれはあるな」

駆姫「ね、きそ!てーとくとどこ行くの!?」ワクワク

木曾「あー…↓2でも行こうかと思って」

木曾「…飯でも行こうかと思って」

駆姫「ごはん?」

木曾「おう…だめかな?」

駆姫「んーん」フルフル

駆姫「きそがね、てーとくと一緒に居たいって思うだけで十分だからどこに行ってもいいと思うの」ニパ

木曾「…わるさめ」

木曾「…そうだな、ありがとな。わるさめ」ナデナデ

駆姫「えへへ」ニパ


提督「お待たせ木曾」パタパタ

木曾「おう。そんな急がなくてもよかったのに」

提督「まぁまぁ。あとこれ」ポイッ

木曾「おっと…と。カイロ?」

提督「おう。折角だから冷たくならないようにな」

木曾「そか、ありがとな」

提督「じゃあわるさめ。行ってくるな」ナデナデ

駆姫「うんっ!いってらっしゃーい!きそも頑張ってね!」ニパ

提督「頑張る?」

木曾「い、いいから行くぞ提督!!//」グイッ

提督「おわっ!?ひ、引っ張るなって木曾!」ズルズル


駆姫(えへへ…二人とも、頑張ってね!)グッ

駆姫「…えっと、まずは炬燵切ってこなきゃ」パタパタ



↓2 どこに食べに行く

【駅前】


提督「へー…こんなお店合ったんだ」

木曾「あぁ…お前がこういうの好きかと思ってよ」

提督「あれ?俺料理の好み教えたか?」

木曾「大分前にな」

提督「…そっか」クス

木曾「なんだよ?急に笑ったりして?」

提督「いや、木曾がそんな昔のこと覚えててくれたなんてなんか嬉しくてな」ニコ

木曾「あ、あー…さて、料理何にするかな!!」バッ

木曾(…いちいち言うことが恥ずかしいんだよ…まったく…//)カァ

木曾(…にしても)チラ

ワイワイ

木曾(…分かってたことだが、周りがカップルばっかり…はぁ…//)

木曾(俺たちもそんな風に見えてるのかな…?)チラ

提督「何にしようかな~♪」ルンルン

木曾(…………ねぇな。うん)ハァ

提督「よし、俺は↓1にするか」

木曾「…じゃあ俺は↓2」

店員「お待たせしました。こちらコガモのローストになります」コト

提督「ありがとうございます」

店員「こちらが仔牛の煮込みになります」コト

木曾「どうも」

店員「それではごゆっくり」ペコリ


提督「おー…うまそう」

木曾「…食いづらそうだな、それ」ジー

提督「そうか?それがいいんじゃないか」

木曾「まぁ気持ちは分かるけどよ…食いづらいものほど味よさそうだし」

提督「木曾のはなんかおしゃれだな」

木曾「…そうか?フレンチによくある料理だろ?」

提督「それもそうか。それじゃ食べるか」

木曾「おう。頂ます」

提督「いただきまーす」

木曾(…やっぱり普通に飯食いに来ただけになっちまったな)モグ

木曾(…ま。提督とはこういう空気が市場ん落ち着くからいいんだけどな…)クス

提督「うまっ!」

木曾「おい。はしたねーぞ」

提督「あ、悪い悪い」アハハ

木曾「ったく…」ヤレヤレ

提督「なー木曾」

木曾「ん?どうした?」

提督「↓2」

提督「…次はどこ行く?」

木曾「……」

提督「ん?どうした木曾?」

木曾「え?あ、あぁ…悪い、ちょっとぼーっとしててな」

提督「この前もあったな。本当に大丈夫か?」

木曾「大丈夫だよ。お前に心配されるほどじゃねーって」クス

木曾(…飯食って終るかと思ってた…提督、なんだかんだで乗り気でいてくれたんだな)ホッ

木曾(つっても…これ以上に何も考えてなかった…どうしよう)ウーン

木曾(……)

木曾(…っていうか、これもうただのクリスマスデートじゃ……//)カァ

提督「木曾はどこか生きたい場所無いのか?」

木曾「へっ!?あ、あぁ!俺は別にお前とならどこでも…じゃなかった!と、特に無いな!」アタフタ

提督「んー…そっか」

提督「…よし、じゃあ俺が決めてもいいか?」

木曾「おう、もちろんだ」

提督「よし、じゃあ俺のお気に入りのところに行こう」

木曾「提督のお気に入りのところ…?」

提督「うん、きっと木曾も気に入ってくれると思うからさ」ニコ

木曾「…そか。じゃあ楽しみにしてるぜ」ニコ

木曾(……お気に入りの場所…どこだろ)


↓2 提督のお気に入りの場所

残りが少なくなってきましたので続きは次スレに持ち越したいと思います
残りは埋めていただけると嬉しいです

一応もう一度誘導

【安価】艦これ学園 ラバウル分校 4限目
【安価】艦これ学園 ラバウル分校 4限目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435489512/)

では次スレでお会いしましょう

明石ヒロインチャレンジ

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