男「まじで友達作るの大変すぎwwwwww」女「……」(11)

◯谷◯乃の特徴

ゆるい。
優しくはない。
ただひたすら穏やか。
お礼をしっかり言える。
嘘はつけない。黙っていることはある。
ずぼらな面あり。
気が合うのか話が合うのか、そこまで判明していないが、自然体でいられることは自分にとって珍しい。要検討。友達になりえる。
仕事は真面目。
干物女。
愚痴が多い。
その愚痴にはよく納得できる。自分でも思っていたことがある。
嫌な思い出の消費期限は長い様子。
いずれにしても抱いてる感情は表情や態度からわかりやすく、しばらくの間はあらゆる意味で相手に合わせていくことが重要。

今日から小説家希望。指摘してくれ。

追記

これまで思っていた印象と比べて変化した印象はないが、いい友達になれるかどうか風向きが怪しくなってきた。これまで築いていた関係性に対してお互いの認識の齟齬が判明したからだ。自分の思いが大きかっただけにその反動は辛いものがあった。以降も現状より良好な関係を築いていくことを願ったが、叶わない模様。正直、相手の気持には気付いていた。それを無視して自分の気持に従い、友人関係へと移行することにした撥が当たったのだろう。相手にとって男女という差は大きく、特定の異性でなければ友達になることすら稀有であることが判明した。認識に齟齬があることが判明した今回の通話では、感情を抑えることが難しく、相手に圧力をかけることになってしまった。自分の気持はおそらく相手にとって大きな負担になっていたはずだ。相手に対する過度な期待を伝えてしまったのだ。

自覚はしていたが人間関係に対する自分の考え方は他人には隠すべきものだった。それでも伝えたかったのは相手に対する大きな信頼があったからこそだ。そこに至るまでには必ず経緯があり、その経緯こそが同じ認識をしていると思い込んでいた時間だったと考えられる。結果的に昼夜の食事には行くことになったものの、これは自分の主張と相手の主張をただ半分に折り合わせた妥協と言える。相手の気持や価値観、立場を考えると確信は持てないが更に自分の面積が小さくなる折り方になっていくことは十分に考えられる。その先にあるものがこれまで何度も経験した、毒にも薬にもならない先細りの関係であることは明白だ。どうにかして避けることはできないだろうかと考えてみるが、相手の気持次第である面が強く、何ひとつ打開策が見つからない。

ひとつ確かに言えることは気まずいこの関係性を打破するには時間が必要だということだ。あまりにも急速に親密になりすぎた。0か1かの関係性しかなかったためにこれ以外の新たな関係性を築くのには長い時間とストレスがかかる。自分にとってそれは苦痛でしかない。気持の余裕と自分自身を見失い、この気持に本来見出した価値以上のものを作り出し、誤認してしまうことに繋がりかねない。また、その気持は相手に伝わってしまい敬遠されるきっかけとなるだろう。一旦距離を置くことが、無難だと言える。何もかもに拘りがなくなったころにまたもう一度声をかけることにする。とはいえ、急に距離を置くとそれこそ関係の断絶に繋がりかねない。時間をかけて離れることにする。今回の通話で判明したが、自分の演技は嘘偽りだと見抜かれないようだ。日頃のキャラだからこそだろう。人の好意にも悪意にも鈍感だと思われること。どうにかして早急にも仲良くなりたいと思わせることができると、時間をかけて距離を置く行為にも違和感を感じさせず済むだろう。

追記2

2度目の通話。ランチに行くことまでを線引きとしたようだ。予想はしていたし一旦距離を置くことは決心していたが、言葉で突き放されると、これからの関係性を突きつけられると憂鬱になる。予め決心していたとおり、距離を置くことを優先するが、早く電話を切りたいことを見透かされてしまった。あまりに淡々とし過ぎていたことが原因だろう。相手も律儀な性格だった。関係性に線引きをしたいにも関わらず、こちらの本音を聞き出そうとする。それを聞かせたところで相手にとっては重圧にしかならないのだが、相手の求めていることは与えるべきだと考えた。今黙って禍根になっても困るのは自分だからだ。自分の気持を伝えることで相手はその重圧から逃れるために遠ざかるはずだ。

しかし、経験則からそれは一時的なものだと判断する。時間が経ち、もう一度歩み寄った時に偽りのない関係性が生まれれば良いのだ。自分はその前例を知っているし、時間の中に含まれるあらゆる出来事が処方箋となってくれることも知っている。自分の感情も鎮めなければならない。自分が今回通話をして感じたことは、知った風な口を聞くなということだった。正直苛ついた。だが、その時自分に求められていたことが正しい意見や一般的な主張に対する肯定なのだと判断し、溜飲を下げた。相手も嫌味で言っているわけではないのだ。相手なりに自分を思いやってのことなのだと思う。だが、おそらく相手は人を真剣に理解しようとするタイプではないのだろう。知った風な口を聞く人は決まって心の中に自分しかいない。楽しければそれで良く、つまりはマイペースなのだ。そのような人は自分のペースと無関係に近づく人がいる時にどう対処するだろうか。人によって異なるだろうが今回の場合ならまず間違いなく距離を取ろうとする。以上のことから、圧力とペースを乱されることに対する不快感を与えることが自然に距離を置く確実な手段だと言える。

なろうか、ありがとう助かるよ。見ている人もいないし、そっちにあげることにする。

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