元始天尊「>>3よ、封神計画の遂行は頼んだぞ」(59)

元始「知っての通り、人間界の暮らしは仙人の介入によって乱れておる」

元始「殷の天子紂王をたぶらかす、妲己。きゃつを初めとする妖怪や仙人、計365人を倒し、封神台に閉じ込める。これが封神計画じゃ」

元始「>>3よ、御主には計画の実行役となってもらいたい。頼んだぞ」

おわり

織田信長「殷に住まう妲己とやらを、倒せば良いのだな」

元始「ヤツらは手強い。御主には対仙人用の武器、宝貝を与えよう」

信長「ぱーぺー?」

白鶴「元始天尊様!信長殿は、まさか」

元始「ああ、道士じゃ」

白鶴「彼は、修行を積んでいないのでは?」

元始「…ま、大丈夫じゃろ。信長よ、宝貝『>>7』を持ってゆけ」キコキコキコーン

底の抜けた柄杓

信長「底の抜けた柄杓ではないか。刀や銃をもて」ペチペチ

元始「いたっ、痛い!そ、その2つは対人間用に作られた武器じゃ。それでは妲己など倒せぬ!」

信長「柄杓よりは使えるだろう」ベチベチ

白鶴「元始天尊様もケチですね」

元始「な、何故それを持たせかは、いずれ解るのじゃ」

>>10「…」

信長「ん?…おい、誰だ?」

元始「待っておったわ。信長、計画のお供に>>10を連れてゆくがよいぞ」

バハムート

バハムート「…」ビチビチ

元始「移動には、霊獣のバハムートを使うがよい。彼は鯉のぼりのごとく、空を飛べる」

信長「我をたばかるな。魚が、空を飛ぶか。その鶴を寄越せ」バコバコ

元始「で、ではこの巻物に書かれた仙人を1人倒した暁に、は、白鶴をつけよう」

信長「承知した。で、封神計画とやらを遂行完了した暁には何が?」

元始「終わってから考えよう」

信長「貴様の地位を寄越せ」

白鶴「えっ」

元始「えっ」

信長「約束事は守れよ」ドスドス

元始「…ぐふっ」ゲボォ

信長「さぁバハムート、>>14に向かえ」

バハムート「はーい」ビチビチ

信長「生臭っ」

やっぱ>>18

無駄に遠い安価は嫌われるぞ

(-_-)…

あげ
安価スレは人多そうな時間に
>>1は進めた方がいいと思うぞ

場所だっけ?京都で

1ヶ月後

バ「おい、ここが京だぜ」

信長「空から眺めし都もまた美しきかな」

バ「御主人、何しに来たんだよ」

信長「365人もいやがる敵に、我が身1人で適うと?」

バ「無理無理無理」

信長「だから味方をつける」

バ「現地調達しろよ」

信長「西の言語はわからんだろうが、バカムート」

バ「俺と喋ってるだろうがよ信バカ」

信長「…」はっ

バ「異国間の言語問題スルーは、創作物のお約束だろうが」

信長「無駄足にはせぬわ。>>22のもとに馳せ参じ、味方に引き入れようぞ」

スティーブン・セガール

信長「京に忍ばせし密偵より聞いたのだ。屈強な異人の噂を」

バ「どんな奴?」

信長「ある時は船を沈め、ある時は軍を滅ぼす…生きる兵器と呼ばれ恐れらるる化物なり」

バ「へー」

信長「奴は軍師となり、都にて重用されているらしい」

バ「都ってのはどこだ」

信長「さっき見えたあの…ん?」

バ「あれは集落だろ。ほら今、紀元前だしね」

セガール「…」

信長「じゃー、あの屈強な長に協力を仰いでみよう」

セガール「ヘイ!ワッタユードーイン!?」ブンブン

信長「一旦アソコまで下りようぜ!」

セガール「ヘイ、ワンダホーエアプレン!!!!」

信長「おいお前っ、>>25!」

僕と契約して魔法少女になってよ!

信長「僕と契約して魔法少女になってよ!」

セガール「!!マジェスティックガール!ハウ?」

信長「修行は月10時間、たったこれだけで、なんと魔法が使い放題!」

セガール「ンー、オールオッケー!ノッタットール!!!」ブンブン

バ「…これを見ろよ、御主人」

信長「…!!封神リストの一番初めにセガールの名前が!妲己よりも前だと!!」ペラペラり

バ「大変な事になったな…」

信長「好機よ!味方につけて百人力だ!」

セガール「ヘイ!ワッキャンナイドー?」ブンブン

信長「とりあえず>>29

飯を用意して欲しい

セガール「oh…ソーリー…ペラペラペラペラ」ペラペラ

バ「異民族に盗られて、空っぽだと!?御主人、盗り返そうぜ!」

信長「…はっ!そういやぁ…」ニヤ



異民族「ペラ」ペラペラ

信長「おい異民族!この柄杓と、その食料を交換しやがれ!」

異民族「…は?」

信長「この柄杓は…柄杓にあらず」


数年後

信長「これをこうして、えいさほいさ」

バ「底無し柄杓を鋤のように駆使して、異民族に自給自足の手段を教えこむたぁ…」

セガール「民を治めるには、武より智。ペンは剣より強し。素晴らしい」パチパチ

信長「民が糧を作らずして、誰が作るのだ。…さて、セガールよ。改めて問おう、仲間にならぬか」

セガール「>>32

仲間をもう少し増やしてから、また訪ねてくれ

信長「今はまだ協力できんと仰るか」

セガール「実は私、元始天尊より仰せつかり、アナタを試していました」

信長「なにぃ」

セガール「解決にあたり、もし民に傷をひとつでもつけたりしたら、封神計画を降りてもらうよう、通達するように、と」

信長「ああっ!?」

セガール「合格です。この宝貝『>>35』を授けます、お持ちになってください」

信長「宝貝などより、お前についてきてほしいんだが」

セガール「まだ、貴方を信用したわけではありません。人望がある方とお見受けできれば、私セガール、身を粉にして働きますよ」

バ「なんかお前、俺より日本語巧いな」

信長「そうか…では>>35はいただいた」

バ「>>35ってどんな宝貝なんだよ」

セガール「>>37

イチローのバット

あらゆる物をジャストミート

バ「スーパー宝貝だと!!今のお前じゃ、触れれば死んじまう…!」

セガール「リミッターをつけてあるみたいです」

バ「元始天尊ですら扱いに困り、何千年に渡って崑崙山に飾られてたっつう、いわくつきのシロモノじゃねーかよ!!!?」

セガール「きっと、お考えあっての事。今は、従うが吉です!」パシッ

信長「ありがとよ!」パシッ

セガール「道中、お気を付けて…あ、そうだ信長」

信長「おう」

セガール「朝歌で、四大諸侯が妲己に捉えられた。近々、反乱が起こるかもしれません」

信長「何処、其れ?」

バ「殷の首都だよ!どーするんだ?!」

信長「>>40

敵は朝歌にあり!

バ「イチローのバットがあれば、妲己なんざ一撃だな!」

信長「さあ、朝歌に向かうのだ!」

バ「…お、おい。人が飛びながらこっちにくる…!」

信長「仲間にしようぜ!!!」



>>44「あれが、セガール…嘗て羌族を率い、殷軍を壊滅寸前まで追い込んだ」

>>45「でも、今は島国で隠居中だよ?もはや、殷に害はないと思うけどなぁ」

>>46「…」

>>45「妲己による諸侯捕縛のせいで、属国がコイツに協力を仰ぎ、反乱を起こしてもおかしくはないだろう?」

>>47>>48様の出る幕でもない。この四聖が、セガールを倒してみせよう」

>>45は1人で会話ができるなんかすごい宝貝を持っているんです

ネオエクスデス

ブルース・リー

聞仲

クリスタルボーイ

>>45は(ry「魚に乗ったセガールが、こっちに向かってくるぞ!」

ネオエクスデス「用意はいいか!」

ブルースリー「ほわたぁ!」

聞仲「そうだなブルース、4人でかかるまでもない。ここはお前に任せたぞ」



信長「ほう、セガールの敵とはな!!どうやら、味方に引き込めそうにはない奴らよ」

バ「バットを使ういい機会じゃねーか?」

ブルースリー「ほあたぁ!」アタタタタタタタ

信長「のうっ…が、くっ!」ドカン

ブルースリー「ほわぁ」シャキン!

信長「宝貝を使う暇がない…だと…!」ハァハァ

バ「この使い手、強い…!」

ブルースリー「>>52

ミスターハンは何処だ!?

聞仲「ブルース、セガールはハンの手下だと言っただろう。奴を倒せば、ハンは自ずと現れるのだ!」

ブルース「ほぁたあ!!!」アタタタタタタタ

バ「まだ、なにもできてないのに…!こんな奴のせいで、潰えるのかっ…!」

信長「…まだだ!」キイィン!

バ「生育した大根をボールに!?!…だが、砕けちってしまった…」

信長「ははは、大根おろしにしてやったぜ!」

ブルースリー「…!」パクっ

ブルースリー「ニホンショクサイコー!」パクパクパクパクパクパク

バ「えっ」

ミスターハン「えっ」

バ「えっ?お前誰?」

ミスターハン「>>55

余は天子なり

ミスターハン「我、日出る所の国を治める者なり」

セガール「ハン様!まだお身体が弱っておいでなのに…!」

ミスターハン「よい、下がれ」

ブルースリー「ほわたぁ!」アタタタタタタタ

ミスターハン「ぐふ…余は、もう、疲れ、た、のだ…ぐふぅ」ゲボっ

セガール「ハン様あああああ!!!」

――こうして、東の大賢人に幕は下り、一つの国が終わりを迎えた。
この後、セガールが周辺の諸民族を纏めて日本を興し、ハンの子を天子に仕立て、自らは摂政となった――それはまた、別のお話。

バ「…」

信長「我の住まう日本は、こうして始まりを迎えたのだな」

バ「なんだこれ!っつーかセガール、結局日本に留まるのかよ!」

ブルースリー「気をつけろ、ミスターハンは何度でも蘇ってくるぞ」

バ「勝手にやってろ!」

信長「>>58

もう終わろうぜ……

>>65あたりで

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