元始「知っての通り、人間界の暮らしは仙人の介入によって乱れておる」
元始「殷の天子紂王をたぶらかす、妲己。きゃつを初めとする妖怪や仙人、計365人を倒し、封神台に閉じ込める。これが封神計画じゃ」
元始「>>3よ、御主には計画の実行役となってもらいたい。頼んだぞ」
おわり
織田信長「殷に住まう妲己とやらを、倒せば良いのだな」
元始「ヤツらは手強い。御主には対仙人用の武器、宝貝を与えよう」
信長「ぱーぺー?」
白鶴「元始天尊様!信長殿は、まさか」
元始「ああ、道士じゃ」
白鶴「彼は、修行を積んでいないのでは?」
元始「…ま、大丈夫じゃろ。信長よ、宝貝『>>7』を持ってゆけ」キコキコキコーン
底の抜けた柄杓
信長「底の抜けた柄杓ではないか。刀や銃をもて」ペチペチ
元始「いたっ、痛い!そ、その2つは対人間用に作られた武器じゃ。それでは妲己など倒せぬ!」
信長「柄杓よりは使えるだろう」ベチベチ
白鶴「元始天尊様もケチですね」
元始「な、何故それを持たせかは、いずれ解るのじゃ」
>>10「…」
信長「ん?…おい、誰だ?」
元始「待っておったわ。信長、計画のお供に>>10を連れてゆくがよいぞ」
バハムート
バハムート「…」ビチビチ
元始「移動には、霊獣のバハムートを使うがよい。彼は鯉のぼりのごとく、空を飛べる」
信長「我をたばかるな。魚が、空を飛ぶか。その鶴を寄越せ」バコバコ
元始「で、ではこの巻物に書かれた仙人を1人倒した暁に、は、白鶴をつけよう」
信長「承知した。で、封神計画とやらを遂行完了した暁には何が?」
元始「終わってから考えよう」
信長「貴様の地位を寄越せ」
白鶴「えっ」
元始「えっ」
信長「約束事は守れよ」ドスドス
元始「…ぐふっ」ゲボォ
信長「さぁバハムート、>>14に向かえ」
バハムート「はーい」ビチビチ
信長「生臭っ」
やっぱ>>18で
無駄に遠い安価は嫌われるぞ
(-_-)…
あげ
安価スレは人多そうな時間に
>>1は進めた方がいいと思うぞ
場所だっけ?京都で
1ヶ月後
バ「おい、ここが京だぜ」
信長「空から眺めし都もまた美しきかな」
バ「御主人、何しに来たんだよ」
信長「365人もいやがる敵に、我が身1人で適うと?」
バ「無理無理無理」
信長「だから味方をつける」
バ「現地調達しろよ」
信長「西の言語はわからんだろうが、バカムート」
バ「俺と喋ってるだろうがよ信バカ」
信長「…」はっ
バ「異国間の言語問題スルーは、創作物のお約束だろうが」
信長「無駄足にはせぬわ。>>22のもとに馳せ参じ、味方に引き入れようぞ」
スティーブン・セガール
信長「京に忍ばせし密偵より聞いたのだ。屈強な異人の噂を」
バ「どんな奴?」
信長「ある時は船を沈め、ある時は軍を滅ぼす…生きる兵器と呼ばれ恐れらるる化物なり」
バ「へー」
信長「奴は軍師となり、都にて重用されているらしい」
バ「都ってのはどこだ」
信長「さっき見えたあの…ん?」
バ「あれは集落だろ。ほら今、紀元前だしね」
セガール「…」
信長「じゃー、あの屈強な長に協力を仰いでみよう」
セガール「ヘイ!ワッタユードーイン!?」ブンブン
信長「一旦アソコまで下りようぜ!」
セガール「ヘイ、ワンダホーエアプレン!!!!」
信長「おいお前っ、>>25!」
僕と契約して魔法少女になってよ!
信長「僕と契約して魔法少女になってよ!」
セガール「!!マジェスティックガール!ハウ?」
信長「修行は月10時間、たったこれだけで、なんと魔法が使い放題!」
セガール「ンー、オールオッケー!ノッタットール!!!」ブンブン
バ「…これを見ろよ、御主人」
信長「…!!封神リストの一番初めにセガールの名前が!妲己よりも前だと!!」ペラペラり
バ「大変な事になったな…」
信長「好機よ!味方につけて百人力だ!」
セガール「ヘイ!ワッキャンナイドー?」ブンブン
信長「とりあえず>>29」
飯を用意して欲しい
セガール「oh…ソーリー…ペラペラペラペラ」ペラペラ
バ「異民族に盗られて、空っぽだと!?御主人、盗り返そうぜ!」
信長「…はっ!そういやぁ…」ニヤ
―
異民族「ペラ」ペラペラ
信長「おい異民族!この柄杓と、その食料を交換しやがれ!」
異民族「…は?」
信長「この柄杓は…柄杓にあらず」
数年後
信長「これをこうして、えいさほいさ」
バ「底無し柄杓を鋤のように駆使して、異民族に自給自足の手段を教えこむたぁ…」
セガール「民を治めるには、武より智。ペンは剣より強し。素晴らしい」パチパチ
信長「民が糧を作らずして、誰が作るのだ。…さて、セガールよ。改めて問おう、仲間にならぬか」
セガール「>>32」
仲間をもう少し増やしてから、また訪ねてくれ
信長「今はまだ協力できんと仰るか」
セガール「実は私、元始天尊より仰せつかり、アナタを試していました」
信長「なにぃ」
セガール「解決にあたり、もし民に傷をひとつでもつけたりしたら、封神計画を降りてもらうよう、通達するように、と」
信長「ああっ!?」
セガール「合格です。この宝貝『>>35』を授けます、お持ちになってください」
信長「宝貝などより、お前についてきてほしいんだが」
セガール「まだ、貴方を信用したわけではありません。人望がある方とお見受けできれば、私セガール、身を粉にして働きますよ」
バ「なんかお前、俺より日本語巧いな」
信長「そうか…では>>35はいただいた」
バ「>>35ってどんな宝貝なんだよ」
セガール「>>37」
イチローのバット
あらゆる物をジャストミート
バ「スーパー宝貝だと!!今のお前じゃ、触れれば死んじまう…!」
セガール「リミッターをつけてあるみたいです」
バ「元始天尊ですら扱いに困り、何千年に渡って崑崙山に飾られてたっつう、いわくつきのシロモノじゃねーかよ!!!?」
セガール「きっと、お考えあっての事。今は、従うが吉です!」パシッ
信長「ありがとよ!」パシッ
セガール「道中、お気を付けて…あ、そうだ信長」
信長「おう」
セガール「朝歌で、四大諸侯が妲己に捉えられた。近々、反乱が起こるかもしれません」
信長「何処、其れ?」
バ「殷の首都だよ!どーするんだ?!」
信長「>>40」
敵は朝歌にあり!
バ「イチローのバットがあれば、妲己なんざ一撃だな!」
信長「さあ、朝歌に向かうのだ!」
バ「…お、おい。人が飛びながらこっちにくる…!」
信長「仲間にしようぜ!!!」
>>44「あれが、セガール…嘗て羌族を率い、殷軍を壊滅寸前まで追い込んだ」
>>45「でも、今は島国で隠居中だよ?もはや、殷に害はないと思うけどなぁ」
>>46「…」
>>45「妲己による諸侯捕縛のせいで、属国がコイツに協力を仰ぎ、反乱を起こしてもおかしくはないだろう?」
>>47「>>48様の出る幕でもない。この四聖が、セガールを倒してみせよう」
>>45は1人で会話ができるなんかすごい宝貝を持っているんです
ネオエクスデス
ブルース・リー
聞仲
クリスタルボーイ
>>45は(ry「魚に乗ったセガールが、こっちに向かってくるぞ!」
ネオエクスデス「用意はいいか!」
ブルースリー「ほわたぁ!」
聞仲「そうだなブルース、4人でかかるまでもない。ここはお前に任せたぞ」
信長「ほう、セガールの敵とはな!!どうやら、味方に引き込めそうにはない奴らよ」
バ「バットを使ういい機会じゃねーか?」
ブルースリー「ほあたぁ!」アタタタタタタタ
信長「のうっ…が、くっ!」ドカン
ブルースリー「ほわぁ」シャキン!
信長「宝貝を使う暇がない…だと…!」ハァハァ
バ「この使い手、強い…!」
ブルースリー「>>52」
ミスターハンは何処だ!?
聞仲「ブルース、セガールはハンの手下だと言っただろう。奴を倒せば、ハンは自ずと現れるのだ!」
ブルース「ほぁたあ!!!」アタタタタタタタ
バ「まだ、なにもできてないのに…!こんな奴のせいで、潰えるのかっ…!」
信長「…まだだ!」キイィン!
バ「生育した大根をボールに!?!…だが、砕けちってしまった…」
信長「ははは、大根おろしにしてやったぜ!」
ブルースリー「…!」パクっ
ブルースリー「ニホンショクサイコー!」パクパクパクパクパクパク
バ「えっ」
ミスターハン「えっ」
バ「えっ?お前誰?」
ミスターハン「>>55」
余は天子なり
ミスターハン「我、日出る所の国を治める者なり」
セガール「ハン様!まだお身体が弱っておいでなのに…!」
ミスターハン「よい、下がれ」
ブルースリー「ほわたぁ!」アタタタタタタタ
ミスターハン「ぐふ…余は、もう、疲れ、た、のだ…ぐふぅ」ゲボっ
セガール「ハン様あああああ!!!」
――こうして、東の大賢人に幕は下り、一つの国が終わりを迎えた。
この後、セガールが周辺の諸民族を纏めて日本を興し、ハンの子を天子に仕立て、自らは摂政となった――それはまた、別のお話。
バ「…」
信長「我の住まう日本は、こうして始まりを迎えたのだな」
バ「なんだこれ!っつーかセガール、結局日本に留まるのかよ!」
ブルースリー「気をつけろ、ミスターハンは何度でも蘇ってくるぞ」
バ「勝手にやってろ!」
信長「>>58」
もう終わろうぜ……
>>65あたりで
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