女「女子大生だけど魔法少女やります」(47)

妖精「ねえ君、魔法少女に興味ない?」

小学生女子A「は?死ね」

妖精「魔法少女に…」

小学生女子B「その取引は私にメリットはあるのかしら?」

妖精「魔法少女」

小学生女子C「マヂぁりぇなぃ。。警察呼ぼ」

妖精「魔法s」

小学生男子D「男の娘でもできますか…?//」

妖精「あああああああああああああ」

妖精「ふざっけんなよなんなんだ最近のガキどもは!!!!」

妖精「人間界に危機が訪れてるからわざわざわこの妖精様が救ってあげようとしてんのに!!!」

妖精「どいつもこいつもスレたヤツばっかじゃねえかどうなってんだ人間界!!!」

妖精「はぁ…これだから人間は嫌いなんだよ低級種族が」

妖精「なんで俺がこんなクソめんどくせー仕事やらなきゃいけないんだよほんと」

女「…」

女「捕獲!」

妖精「!?」

女「未確認生命体、捕獲しました!」

女「ご苦労様、至急基地に連れて帰れ」

女「サー!」

妖精「いや一人芝居かよ」

女「わわっ、この生物、喋るんですか?」

妖精「そりゃ我々上級種族である妖精は他種族の言葉を使うのなんて余裕のよっちゃん当たり前田のクラッカー」

女「妙な言葉を使いますね。。。」

妖精「それにしてもお前、俺が見えるのか」

女「そりゃもうバッチリ、私視力12.0ありますからね」

妖精「良すぎるだろ!?」

妖精「いや、視力というかそういう問題じゃなくてね?」

妖精「俺普通に妖精なんだよ、普通は子供、しかも魔法の素質がある普通じゃない女の子にしか見えねーんだよ普通」

女「普通が口癖なんですか?」

妖精「なんで!!!お前みたいなクソババアが俺を見えるんだよ!!!!?」

女「ひどっ!?私永遠の14歳なんですよ!?」

妖精「どう見ても倍あるだろうが!!」

女「いやさすがに倍はありませんよ?マジレスすると1.5倍位ですよ?殺されたいんですか?」

妖精「すまん」

妖精「まぁとりあえず貴様の家に連れていけ、そこで話そう」

女「妖精なのにひどい言葉遣いである」

妖精「定番の『他の人には見えない生物と会話することで回りから哀れな視線を向けられている人』だからなお前」

女「私が当事者になるとは思っても見なかったです。」

―――

女「粗茶ですが。」

妖精「ほんとにクソ不味いな」

女「私のイメージする妖精と真逆の生物がここにいます」

妖精「いたいけな少女にこんな乱暴な口調で接するわけないだろ」

女「私も一応女の子なんですが」

妖精「成人女性が女の子とか自称すんなヘド通り越して五臓六腑吐き出しそうになるわ」

女「ひどっ!?」

妖精「それにしてもさー最近のガキどもはどうしてこんなスれてんだろうね」

女「時代が変わったんですかねぇ」

妖精「どいつもこいつも子供の癖に素直じゃないヤツばっかだよほんとに」

女「妖精もこんな不良みたいになる時代ですもんねぇ」

妖精「小学生女子っていったら誰でも魔法少女になりたいもんなんじゃないの?」

女「本当ですよ!私は大人になった今でも魔法少女になることを毎日夢見ているのに!」

妖精「なれたとしても魔法ババアだろ」

女「そこは魔女じゃないんですか!?」

女「分かってないですね、魔女じゃダメなんですよ、魔法少女でないと」

妖精「鏡見て」

女「妖精さんは魔法少女となる少女を探しに人間界にやってきたんですよね!?」

女「で、誰にも相手にしてもらえず!」

女「私という魔法少女になりたい女の子に出会った!」

女「これは運命です!さぁ私を魔法少女にしてください!」

妖精「だから鏡見て自分の年齢冷静に見つめ直してって」

女「十のくらいを四捨五入すればそんな変わんないですから!さぁはやく!」

妖精「ねぇ俺逃げていいよねこれ?」

女「逃がしませんよ…私を魔法少女にするまで」ガチャッ

妖精「妖精を鳥かごにいれて監禁する魔法少女候補がかつて居ただろうか」

女「さぁ…はやく…ふふ…」

妖精「オーラがもう敵サイドの幹部クラスだ」

女「冷静に考えましょう。貴方は、難航するであろう魔法少女探しを早々に終わらせることができる。私は憧れの魔法少女になれる。」

女「win-winですね。」

妖精「そうですね。」

女「断る理由なくないですか?」

妖精「勘違いしてんじゃねえよ!!!成人越えたババアが魔法少女?因果律さんが大爆笑してぎっくり腰になるわ!!!」

女「私結構カワイイ方だと思いますし、行けますって!」

妖精「吐いていい?」ウゲー

妖精「もうめんどくせぇ…いいわお前魔法少女になれ」

女「やばい嬉しすぎて濡れた」

妖精「ちちんぷいぷいのえーい」

女「あれ!?魔法少女になる儀式もう終わり!?もっとカワイイ感じのエフェクトとか音とか気の効いた演出無いの!?」

妖精「これ振って適当になんか唱えれば変身できるから適当に怪人とかやっつける感じでよろしく」

女「説明が雑!」

妖精「じゃ俺寝るわ適当にパトロールでもしといて」

女「完全に機嫌を損ねてるなぁ。。。」

―――

パトロールなう

女「幼女♪幼女♪よ、う、じょ♪」(’-’*)♪

女「幼女…じゃなかった悪い怪人は居ないかなーっと」

女「…いやこれ見つかんのか?」

女「普通怪人とか魔物が来たりしたらジュエルが光るとかマジカルデバイスが反応するとかそう言うのがあるのが普通だよね」

女「うーん…」

女「ま、なんかあったら妖精さんから連絡がくるか」

女「それまで適当にお買い物でもしてようかな♪」

怪人「グヘヘ若い女を捕まえたぞ」ジュルリ

女「いやエンカウント早くね?」

―触手怪人ベロリンチョ―
若い女を狙って拘束して触手でベロベロする悪質な怪人だ!

突然窮地に立たされた女!いったいどうなってしまうのか!?

「そこまでよ!」
「あ、あなたは…!?」
「めんどくせぇなぁもう…」

次回、「本当の魔法少女」

女「来週もまた見てくださいね!」

女「じゃんけんp
妖精「言わせねえよ!?」

つづく

「ぐふふ…女の体はたまんねえぜ」

「や、だめ、そんな服の中に…!」

一方的な蹂躙に逃げ出すべく暴れる女。しかし、身体中に絡み付く触手の力は強く逃れるどころか動くこともままならない。

服は破られ、ぬめりけのある触手が若い肉体を貪り尽くしていく。
抵抗できない快感が女の理性を奪っていき、いつの間にか女の感情に抵抗の意志は無くなっていた。

そして黒光りする一本の触手が女の秘部にあてがわれ…

―――

女「こんな風に犯すつもりなんでしょう!エロ同人みたいに!」

怪人「いやごめんそこまでやるつもりはなかったです」

第二話「堕ちた魔法少女」

怪人「いやタイトル予告と変わってね!?」

??「そこまでよ!」

怪人「だ、誰だ!?」

女「あ、あなたは…」

少女「私が来たからにはもう大丈夫よ」





少女「正義の魔法少女、マジカルマジョリン参上!」

少女「悪しき心をハートブレイク!」

怪人、女「お、おう…」

少女「…」

怪人「これは黒歴史不可避だなぁ…」

女「絶対大人になってから消したい記憶となるパターンですよね…」

少女「私だってこんな恥ずかしい台詞言いたくないわよ!」

少女「でもこれ言わないと変身できないんだもん…」

少女「人助けしようとしてるのに毎回毎回笑われて…」

少女「そもそもこんな根倉なメガネ地味ブスが魔法少女になんてなるのが間違いだったんですよね…」

少女「もう嫌だこんな世界…」

女「あ、変身とけた」

怪人「変身すると強気になる、もしくは変身解くとネガティブになるのか」

少女「ならいっそ…」

少女「こんな世界滅ぼしてやろうじゃないの…!」ゴゴゴ

女「闇堕ちしちゃったよ!?」

怪人「改変タイトルは伏線だったのか!?」※違います

少女(闇魔法少女)「ククク…地獄の業火に苦しむがよい!!!」

少女(闇魔法少女)「エターナルエンドレスアンダーザファイヤー!」

怪人「技名ダサっ!?」

チュドーン

怪人「クソー覚えてろよ!」

女「あ、逃げた」

少女「あんた大丈夫?」

女「あはい」

少女「大丈夫ならよかったわ」

女「ありがとうマジカルマジョリン(笑)さん!」

少女「(笑)をつけるなあああああああ!!!!!」

少女「…え、貴女も魔法少女なの!?」

女「さっきなった新米です☆」キャピ

少女「魔法少女っておばさんでもなれるんだ…」

女「せめてお姉さんって言って欲しかったです!」ガーン

少女「ま、まぁ私が魔法少女の先輩としてアドバイスしてあげてもいいけど」

女「ほんとですか!?じゃあキレた妖精さんの機嫌を直す方法を教えてください!」

少女「妖精ってキレるの…?」

女「うちの妖精さんは少し特殊なようでした」

妖精「…で幼女を家に連れ込んできたわけか」

少女「幼女じゃないし!しょうがくごねんせいだし!」

女「小さい女の子ってかわいいですよね」グフフ

妖精「…まぁなんだ、気を付けろよ?」

少女「?」

―――

妖精「…で、だ」

妖精「お前、何者なんだ?」

女「え…?」

少女「ククク…」

少女「ばれてしまったのなら仕方ないわ」

少女(闇)「私の正体は地獄の魔法少女…」

少女(闇)「この世界を血と恐怖で染め上げるのが私の目的よ」ニヤァ…

女「そ、そんな…」

妖精「く、やっぱり…!」

?「はい、妄想終了ー」コツン

少女「あいたっ」

女「ねこ?」

妖精「お前は」

黒猫「やぁ新米さんたち、僕は黒猫」

黒猫「少女の使い魔さ、今後とも宜しくね」

妖精「また新キャラかよ」

女「か、かわいい…!」モフモフモフ

黒猫「人間は猫を見るとすぐにモフモフしてくるよね」

少女「なんで来たのよ」

黒猫「そりゃ僕は使い魔だからね」

少女「いちいちついて来ないでっていってるでしょこの野良猫!」

黒猫「やれやれこれだからバカは困るね僕の顔を見ればすぐ怒りだす」

少女「バカって言った方がバカなのよこのドブ猫ー!」ムキー

女「ま、まぁまぁ二人とも…」

妖精「これまたとんでもなく仲が悪りいな」

女「はい質問」

黒猫「どうぞ」

女「というか魔法少女について解説してほしいです、今日いきなりなってしまったばかりなので」

妖精「お前が無理やり契約させたんだろうが」

黒猫「構わないよ」

黒猫「まず、この世界について説明しy
少女「この世界には私たちが住む人間界と、魔族や妖精が住む魔法界が存在するの」

黒猫「僕たt
妖精「俺たちは魔法界から来たって訳だ」

黒猫「もt
少女「もともと二つは交わることのない世界、でもその前提が最近崩れてきている」

黒猫「ちょ
妖精「人間界に繋がる次元の綻びが見られるようになった、そこから悪い魔族が人間界にきて悪さをするようになったんだ」

黒猫「僕も喋r」
少女「それで、人間界で魔力を発揮できない魔族が人間に魔力を与えて悪い魔族の討伐を依頼するというシステムが出来上がったわけ」

女「なるほどー」

黒猫「なんだか仕事やめたくなってきたよ…」

女「悪い魔族はどうして人間界で魔力を発揮できるの?」

妖精(わかんね…)チラッ

少女(分かんない…)チラッ

黒猫「奴らは人間の負の感情をすいとって魔力にしているんじゃないかと推測されているよ」フフン

妖精(嬉しそう)

少女(嬉しそう)

女「なるほどー」

妖精「俺たち妖精は魔族とは別に魔法少女システムを保有してたんだよな」

女「じゃあ少女さんと私は同じ魔法少女でもちょっと違うんですか」

黒猫「iPh○neとAndr○idみたいなものだね」

少女「そうなのか?」

女「まぁなんにせよ、これからよろしくお願いしますね!」

少女「ま、まぁ友達になってあげても別にいいわよ」

黒猫「少女は友達少ないからねぇ、まぁ僕からも頼むよ」

少女「剥製にするわよこのドブ猫!」

黒猫「これだから友達ができないんだよ、全くコミュニケーション能力に著しい欠陥が」

ギャアギャア

妖精「相性最悪すぎんだろ…」

妖精「!」

黒猫「悪い魔法を感じたよ」

女「お?お?」

少女「魔法を使いなれてるとこういうのを感知できるみたい」

女「そうなんですか、便利ですねー」

妖精「女、心の準備しとけよ、初陣だ!」

女「はい!」

少女「私たちも行くわよ」

怪人「見るがよい、このダイナマイトバズーカを!!」

ちーん(笑)

少女「」

妖精「ただの露出狂かよ!!」

―露出怪人ポロリンチョ―
股間部分の露出を趣味とする怪人。
小さい。

―――

先輩魔法少女が戦闘不能!?
女は一人で怪人を倒せるのか!?

次回、「魔法少女の宿命」

―――

女「こんな小さいの初めて見ました」
妖精「よく見せようと思ったなぁ」
黒猫「理解に苦しむね」

怪人「うわーん!」

つづく

女「なんか倒しちゃったみたいなんですけど…」

妖精「果たしてこいつは怪人だったのか、ただの不審な人間だったのか」

黒猫「それより、女さんはまた変身できなかったね」

女「はっ!?そういえば」

『第三話 魔法女は変身できない』

女「タイトルが不吉すぎる!?」

少女「私はなにか悪い夢を見ていたような…」

黒猫「悪い夢を見ていたんだよ」

少女「女は結局変身して怪人を倒せたの?」

黒猫「いや、変身する前に倒しちゃったから変身してないよ」

少女「変身しないで怪人倒したの!?一体どうやって…!?」

黒猫「大人には色々事情があるんだよ」

少女「大人って凄い…」

女「結局今日は魔法少女として怪人を倒せませんでしたねぇ」

妖精「さっきのは特殊すぎたな」

女「魔法少女は私と少女ちゃんの他にもいるんですか?」

妖精「いや、二人だけだな」

妖精「次元の綻びが最近観測され始めて、怪人が現れるようになったのはわりと最近なんだわ」

妖精「少女は魔族サイドが契約した一人めの魔法少女で」

妖精「お前は妖精サイド魔法少女の一人目ってわけだ」

女「なるほど」

妖精「説明回多すぎだろ面倒くせぇ…」(次元の綻びが開いていったら、必然的に魔法少女は増えていくだろうな)

女「本音漏れてる!?」

―――

女「休日ですよ!」

妖精「お前普段休日なにしてんの?」

女「ネトゲですけど?」

妖精「…」

女「今日からイベントなんですよねー」カタカタ

妖精「主人公これでいいのか…?」

女「え?主人公って少女ちゃんじゃないんですか?」

妖精「ちげえよ!スレタイ見直してこい!」

女「…いよいよイベントダンジョンのラスボスですよ」

妖精「これ途中で怪人出現したらどうすんの?」

女「そ…それは…」

妖精「まさか怪人ほっぽってゲームするなんて事ないよなぁ?仮にも正義の魔法少女が」

女「ま…まぁ怪人だって土日くらい休みますよ!」

妖精「そんな上手くいくのかねぇ」

―――

女「うわーん見事にフラグ回収!」ダッシュ

妖精「この辺だな…ほらいたいた」

女「う、運動…不足が…」ゼェハァゼェハァ

怪人「デュフ…私と遊ぶデュフ…」

通行人「キャアアア」

―遊戯怪人ピコピコン―
若い女を捕まえて一緒にゲームをさせる怪人。
負けると怒って、勝つと罰ゲームと称して、どっちにしろアレやコレな事をする。

女「なんか怪人のターゲットって若い女性ばかりじゃないですか?」

妖精「きっと謎の強い力が働いてるんだろ」

女「?」

女「怪人さん、その女性を離しなさい!」

怪人「ン断るゥ」

通行人「キャアアア」

女「ゲーマーとして恥ずかしくないんですか…?そんな素人を相手にして無理やり戦わせるなんて」

怪人「ヌ,ヌポォ…」

女「この自他ともに認めるプロ廃ゲーマーである私が直々に勝負してあげましょう!」

怪人「デュフ…!」

通行人「キャアアア」

妖精「キャアアアしか喋らずに退場しちゃったよこいつ」

怪人「負けたンゴ…」

妖精「強っ!?」

女「負けを知りたい」ドヤァ

怪人「でも…いいバトルだった…」

女「それじゃ私が変身してちゃちゃっと…」

怪人「なんかスッキリしたよ、貴方と闘って心の靄が取れた」

怪人「ありがとう、こんな悪いことは止めてもう一度頑張ってみるよ!」

怪人「さーまずはハロワにいくぞー!」

女「」

妖精「」

次回、『第三話 魔法少女がこんなに変身できないわけがない』

女「」

妖精「」

つづく

??「…」コソッ

??「…」チラチラッ

??「次回、『第四話 魔法少女がこんなに変身できないわけがない』」

??「…」シュタタ

女(て、訂正!?)

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