藍子「うーひっく、どうせ彼氏は居ませんよ」 (74)

※モバマス

キャラ崩壊注意

R-18展開注意

前作

藍子「うーひっく、どうせ私は74ですよ」藍子「うーひっく、どうせ私は74ですよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432445201/)




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ちひろ






ちひろ「またですか?」

モバP「違います」

ちひろ「じゃああれはなんですか?」

菜々「あのね藍子ちゃん、私たちはアイドルなんだからそういう話は」

藍子「あのれすね、私はそーゆー建前が聞きたいんじゃないんれす」

友紀「分かったから藍子ちゃん、少し休もうね」

藍子「友紀しゃんにだって好きな男の人ぐらいいたでしょう!」

友紀「あたしは野球一筋だったからそうゆうのはなかったなー、ハハハ…」

藍子「菜々しゃんにだって17歳になる前に好きな人がいたでしょう」

菜々「な、菜々は子供のころからアイドルに憧れてたから…」

藍子「それじゃあその84はなんのためにあるんですか!!」




~数十分前~

友紀「おはよー」

モバP「今日は早いな、友紀にしては」

友紀「ひどいなー、昨日キャッツが勝ったから朝まで盛り上がっちゃってさー。レッスン前にサウナで汗流そうと思って来たんだよ」

モバP「恐ろしく動機が不純な奴だな。それで菜々さんもオールですか」

菜々「な、菜々は17歳だから10時前には帰りましたよ」

モバP「一軒目は行ったんですね?」

菜々「ギクっ」

モバP「まあ隠さなくていいですよ、この前ウサミン星で焼き肉やったじゃないですか」

友紀「楽しかったよねー、またみんなで集まろうよ」

すんません >>2間違えた。

酒飲みながら書いてるので途中で落ちます。

藍子「おはようございます…う、すごい臭い…」

友紀「あはは、ごめんね藍子ちゃん。これからサウナでアルコール抜いてくるから一緒にレッスン行こうね」

藍子「はい今日はよろしくお願いします」

藍子「でも本当に…クンクン…」

菜々「あれ、藍子ちゃん?」

藍子「うー、ひっく?」

モバP「?」

ちひろ「何ですかそれ?」

モバP「どうやら友紀の服に染みついた酒の臭い嗅いで酔っぱらったみたいです」

ちひろ「そんなバカな話がありますか!!」

志希「にゃはは、朝からいいスメルしてるねー!クンクン」

モバP「うわっ、いたのか志希」

志希「ソファーで寝てたらなんか面白いことになってるねー」

期待。
前作良かったけどちょっと短かったので今回長いことを祈る

志希「ふんふん、話を聞くとAARの暴走みたいだねー」

モバP「AAR?なんだそれは」

志希「抗体反応?だったかな。アレルギーみたいなもんだよ」

志希「藍子ちゃんは前に過剰なエタノール摂取したんでしょ。体がそれに適応しようとしてホルモンの分泌を過剰にしちゃったんだねー」

ちひろ「つまり微量のお酒でも酔っ払う体質になっちゃったってこと?」

志希「簡単に言うとそんな感じー♪」

>>11

ありがとうございます。
完了まで少し日数かかるかもです。

モバP「そんなバカな話があるのか!?」

ちひろ「信じられませんね」

志希「ひどいなキミたちは、あたしや晶葉ちゃんがおかしな薬や機械を作って何か起きても納得する癖に」

志希「もっとゲンジツと向き合った方がいいよ♪」

モバP「お前にだけは言われたくないな、それで治す薬は作れるのか?」

志希「わかんなーい♪」

モバP「無責任だな」

志希「専門家じゃないしねー、それにあたしはCDデビューに向けていろいろ忙しいしー」

志希「心配ならお医者さんに連れてくんだねー」

ちひろ「どうします、病院に連れてきましょうか?」

モバP「事故とはいえ未成年アイドルが飲酒したなんて表沙汰にはしたくないですね」

ちひろ「じゃああれはどうするんですか?」

藍子「84で彼氏ができないなら、いくつになればいいんですか!」

志希「ふっふ~、青春してるねー♪」

ちひろ「そういえば昨夜はどうだったんですか?」

志希「酔いつぶれた女の子をお持ち帰りなんてキミもなかなかやるねー♪」

モバP「何もないですよ」

ちひろ「本当に?モバコイン通帳に誓って?」

モバP「う、一緒にシャワー浴びて同じベッドに入りましたけど」

志希「ふんふん♪それからそれから?」

モバP「何かする前に藍子が先に寝ちゃいました」

志希「寝込みは襲わなかったのー?」

ちひろ「本当に本当でしょうね!?」

モバP「ほ、本当ですよ。そのあとベッドに藍子を寝かせて毛布かぶって床に居ましたから」

ちひろ「はあ…」

志希「にゃーっはっは、キミは相変わらずだね。ま、そーゆーとこがいいんだけどね」

ちひろ「それで眼の下にクマ作ってるんですか?」

志希「お疲れだねー、あたし特製の栄養ドリンクでも飲む?」

ちひろ「とにかく、藍子ちゃんをなんとかなだめて来てください」

モバP(以下P)「えー、また俺ですか?」

ちひろ「ほかに誰がいるんですか!!」

P「へいへい」

藍子「ひっく、だいたい菜々しゃんはどうしてそんにゃに胸が大きいんですか」

菜々「こ、これはウサミン星の夢と希望が詰まってるんです」

藍子「それじゃあ私もゆるふわ星人とかのキャラを作ったらふくらむんでしゅか?」

菜々「キャラとか言わないでくださいよ」

P「ほら藍子、あんまり菜々さん困らせるな」

藍子「あ、Pさん。う、だって…」

P「藍子も最近頑張って疲れがたまってるんじゃないのか、今度のオフに一緒にどこか出かけようか」

藍子「ほんとでしゅか?」

P「ああ、俺と休みの日を合わせるから。どこか行きたい場所はあるか?」

藍子「えーとですねー…、えーと、いきなり言われると困っちゃうな…」

菜々「あ、それじゃあメイド喫茶なんてどうですか?」

P「メイド喫茶?」

菜々「はい!今菜々の知り合いのメイド喫茶がイベントをやっていてですね。ちょうどここに割引券が…ってあれ?」

友紀「菜々ちゃん、それ期限切れてるよ」

菜々「うー不覚でした。そ、それじゃあせめて菜々の名刺だけでも持って行ってください」

P「うーんメイド喫茶か、藍子どうする?」

藍子「はい、私はPさんとお出かけ出来るならどこでも嬉しいです!」

P「それじゃあ今度の休みに待ち合わせな」

~当日~

P「あれ待たせたかな?」

藍子「いいえまだ時間前ですよ。私が早く着きすぎちゃったんです」

P「眼鏡と帽子でちゃんと変装してるんだな」

藍子「ふふっ、春菜ちゃんに借りて来たんです。Pさんすぐに私だって分かりましたね」

P「それはな、藍子だったらどんな格好していてもすぐに分かるよ」

藍子「えへへ…ほんとですか?嬉しいな」

P「それじゃあ行こうか」

藍子「はい」

P「菜々さんが教えてくれたのはこの店みたいだな」

藍子「なんだか人が多くないですか?」

モブメイド「すいません、本日大変込み合っていて並んでいただくのですが…」

P「そうなんですか、知り合いに紹介してもらったんですけど」

モブメイド「こ、これは…伝説のメイド長の名刺!!し、少々お待ちください」

藍子「なんでしょう、走って奥に行っちゃいましたね」

P「菜々さん…一体何者なんだ」

藍子「中も満席ですね」

P「関係者口から入れてもらっちゃったけどな」

愛梨「あれ~、Pさんに藍子ちゃんじゃないですかぁ~。今日はどうしたんですかぁ~」

P「愛梨!?メイドの格好してどうしたんだ?」

愛梨「今日はぁ、雑誌の取材でこの店で一日メイド体験をしてるんですよ~」

藍子「それでこんなに混んでいたんですね」

P「しかし…アイドルが着るとはいえ大胆な衣装だな」

愛梨「そ~ですか?とっても可愛いですよね。でもこの服ちょっと胸のところがきついんですよ~」

P「たしかに、いつも以上に…その…はみ出しているな」

愛梨「今日はメイド愛梨がいーっぱいご奉仕してあげますからねっ♪ご主人様」

藍子「………」

愛梨「それでご注文は何にしますか~?」

P「うーんとそれじゃあ、レアチーズケーキのセットで」

藍子「私はパウンドケーキにティーロワイヤルを」

愛梨「お待たせしました~」

P「なんか持ち方がぎこちないな」

愛梨「うふふっ♪トレーが重くてぷるぷるしちゃいますぅ!」

藍子「パクパク…」

愛梨「それじゃあゆっくりしていってくださいね~」

P「いや~愛梨もだけど他のメイドさんも可愛い女の子が多いよな」

藍子「そうですね、ひっく」

藍子「胸がないと可愛い服も似合いましぇんけどね」

P「?」

菜々「早苗さんパウンドケーキ作ってきたんですけど食べませんか?」

早苗「どうしたの菜々ちゃん、気がきくわね」

菜々「いやーたまには女子力が落ちないようにお菓子作りでもしようかと思ってですね」

早苗「あら、美味しそう♪これスタッフにも配ってきましょうか」

菜々「はい!あ、早苗さん。スタッフの女性に妊娠してる方っていましたっけ?」

早苗「いなかったと思うけど、どうしたの?」

菜々「このケーキ、作るときにラム酒を入れてるんです。妊娠中は赤ちゃんに影響があるといけないから食べない方がいいんですよ」

早苗「へえー菜々ちゃん、よく知ってるわね」

菜々「いやー昔取った杵柄と言いますかー。お店でよく出してたんですよ」

臭いだけで酔っちゃう娘になぜ紹介した菜々さんぇ....

>>28
菜々さんは藍子の現状知りませんもの
ちかたないね

>>28
>>29

妊婦さんとか今の藍子でなければ問題にならない量ですし
コメントありがとうございます。励みになります。

P「(なぜかは分からないが藍子がおかしくなっている。この店はアルコール飲料を出していないし…客の中に酔っ払いでもいるのか?)」

藍子「Pさんが用意してくれる衣装はいつもとっても可愛いんですけど、ひっく」

藍子「他の子みたいに露出が多いわけじゃないですし…やっぱり私の体なんか魅力ない…」

P「あーいやいやそんなことはないぞ!藍子の場合はな、えーと…」

藍子「いいんでしゅ…無理に褒めてくれなくても…」

P「ほら、藍子の撮影っていつも背景が森とか夜空とか…そう幻想的なイメージだろ。なんて言うの?妖精?いや天使、そう藍子は天使だからね、あんまり肌を出さないっていうかー」

藍子「ほんとうですか?」

P「もちろん、今だって目の前に天使がいてとっても幸せ…」

愛梨「ふぅ、人が多くて熱くなってきちゃいました…ちょっと脱いじゃおうかな」

P「なに!?」

ガタっ!!

藍子「むー、Pさんのばかあー」

P「あ、ちょっと待て藍子ぉ。そして愛梨はボタンに手をかけるなぁ!!」

タッタッタ…

ガシッ

P「待てよ藍子、走ると危ないぞ」

藍子「はぁはぁ…Pさんは愛梨さんに…ご奉仕してもらえばいいじゃないれすかぁ」

P「いや今のは悪かった。ほら、機嫌直して一緒に行こう」

藍子「むうー、そんなに簡単には許してあげません」

P「まあそう言わずに、な」

藍子「えーと、それじゃあ…あの…頭…撫でてくれたら…その…許してあげてもいいですよ…」

P「頭…こうか?」

さわさわ…

藍子「えへへ…もう仕方ないですね…今回だけですよ…」

P「さっきの店は人も多かったしこのまま町を散歩しようか」

藍子「あ、それじゃあ…この近くに私の行きつけの公園があるんです。一緒に行きませんか」

P「(藍子の機嫌も直り酒も抜けてきたみたいだ)」

藍子「ほら、Pさん。ここです、私のお気に入りなんですよ」

P「おー、都心にあるのに広くて緑が多いな」

藍子「はい!時々お散歩に来たり、最近はここで演技の勉強もしたりしてるんですよ」

P「藍子は芝居にも興味があるのか?いつかミュージカルとかに出れるといいな」

藍子「えへへ…まだまだですけど一生懸命頑張ろうって思います」

P「何か向こうの方が賑やかだな」

藍子「お祭りやっているみたいですね。Pさんちょっと行ってみましょう」

P「おー屋台がいっぱい出ているな」

藍子「人も多くて賑やかですね、みんな楽しそう…」

P「(酒の屋台や酔っ払いから藍子を遠ざけなければ…)」

P「ほら、向こうの方にも店が出てるぞ。行ってみよう」

藍子「あ、Pさんちょっと待ってください。手を引っ張られたら…///」

P「(なんとか人混みと酒から離れたぞ)」

藍子「あれ?Pさん、向こうから来るのはもしかして…」

及川雫「あれー、Pさんじゃないですかー。それに藍子ちゃんもー」

松本沙理奈「どうしたの、二人で。仲良くデートかな?」

P「二人とも浴衣でお祭りに来たのか?」

雫「はいー、沙理奈さんと一緒に夏祭りにきましたー」

沙理奈「もう、オフならプロデューサーも誘えればよかったのに」

藍子「お二人とも…とっても浴衣似合ってますね」

沙理奈「ほらプロデューサー、アタシのチョコバナナ、た・べ・る?」

フッ…

P「うわっ、耳に息を吹きかけるな!」

雫「Pさん、私のわたあめも食べますかー?」

P「こら腕に抱きつくな!」

藍子「………………」

沙理奈「ウフフッ、な~に?顔赤くしてるの~?あ、それともチョコバナナじゃなくてアタシを食べたいとか」

雫「ほらPさん、美味しいですよー」

P「お前らそんなにくっつくな、少し離れろ」

沙理奈「ほらプロデューサー、








沙理奈「ほらプロデューサー、ちょ・こ・ば・な・な」

雫「わたあめ食べてくださいよー」

藍子「Pしゃん楽しそうですね…」

P「あ、藍子、これはな…って何を持ってるんだ」

藍子「私のなんて興味ないでしょうけど、よかったらこれも食べてくだしゃい」

グイグイ…

P「こら危ないから棒を突きだすな、ってほとんど残ってないじゃないか」

P「(竹串に刺さった赤い足…あれはイカ焼きか?)」

菜々「プハー、やっぱり仕事が終わった後のビールは最高ですね!!」

早苗「菜々ちゃん今日もいい飲みっぷりね」

菜々「いやー昔は生活に余裕がなくてビールなんてめったに飲めなかったんですよ」

早苗「苦労してるのね、ほらもう一本ぐっと行きましょう」

菜々「はい!それでですね、お酒飲めないときにちょっと悪さしましてね」

早苗「あれ、お姉さんの前で言っちゃっていいのかな」

菜々「だ、大丈夫ですよ。もう時効ですから」

早苗「みりん?」

菜々「はい、バイト先のキッチンからちょっと拝借しまして」

早苗「あんなもの飲めるの?」

菜々「みりん風調味料はダメですけど、本みりんは日本酒に近いアルコールが入ってるんですよ。そのままだと甘いけど、氷で割るとなかなかいけるんですよ」

早苗「それなら料理に使うお酒飲めばよかったのに」

菜々「いやーあれは混ぜ物がしてあって美味しくないんですよ」

早苗「でもメイド喫茶でみりんなんて使うの?」

菜々「それなんです、だから菜々は考えました。和風のメニューを増やすことで家庭的なメイド喫茶として他のお店にはないサービスを提供したんです」

早苗「考えたわね、酒飲みの執念じゃなければいい話だったのに」

菜々「肉じゃがくらいは好評だったんですけどね、さすがにイカ焼きや焼きモロコシは却下されました」

早苗「ハハハ、それはそうよ。メイド喫茶で夏祭りでもやればうけたんでしょうけどね」

菜々「ですよねー」

早苗「ところで菜々ちゃん」

菜々「はい?」

早苗「窃盗の時効はナナ年だからね」

この場合は多分窃盗ではなく横領
まぁ時効は変わらないけど

>>40
おーそうですか、勉強になります。

私がこの場面で中断したのが悪いんですがなんで菜々さんの話で盛り上がってるんですかねえ

ちなみに>>1は高校生のころ受験のプレッシャーで眠れないときに、台所のみりんを盗み飲みしてました。

P「(こうなったら早くこの場を逃れないと…)」

P「よし分かった、順番に食べてやるからな」

パクっ

沙理奈「ウフフっ」

パクっ

雫「もぉーっと食べていいですよー」

パクっ

藍子「あ…」

P「うん、どれも旨いぞ。じゃあ沙理奈と雫はあまりはしゃぎすぎるなよ。それじゃ行くぞ藍子」

藍子「あ、待ってください…」

P「(この辺りまでくれば大丈夫だろう)」

P「それで藍子、いつまでイカ焼きの串を舐めてるんだ?そんなに気に入ったらもう一本買ってやろうか」

藍子「あ、いえ…これはそうじゃなくてですね…」

P「?」

藍子「もう、Pさんには関係ありません」

P「おわっ、なんで腕にしがみつくんだ」

藍子「むうー、雫ちゃんのまねですー」

P「おいおい、もうすぐ公園の出口だぞ。そろそろ放れた方がいいんじゃないか」

藍子「そうですよね…、雫ちゃんや沙理奈さんみたいに柔らかい胸じゃないですもんね」

P「いやそうじゃなくて歩きにくいからね」

藍子「ふんだ、そんな意地悪なPさんの言うことなんて聞けません。絶対放れませんからね」

P「困ったなあ、ほらもうすぐ道路に出ちゃうぞ。このまま街を歩く気か」

藍子「んー、…そ、それなら…あの…ち、ち…ちゅーしてくれたら放してもいいですよ」

P「おい藍子、それは…」

藍子「で、できませんよね…だったらこのまま…」

チュッ…

藍子「え…」

P「したぞ…」

藍子「あ、あのその…ほっぺはノーカンです!」

チュッ…

藍子「……!!」

P「…」

藍子「……………///」

P「…」

藍子「………………、えへへ…」

P「(結局腕を組んだまま街を歩くことになってしまった、まあ藍子が嬉しそうだからいいか)」

P「そろそろ夕方だしどこかで飯を食っていこうか?」

藍子「えへへ…えへへ…」

P「おーい藍子ー、何か食べたいものはあるかー?」

藍子「あ、はい…あの…Pさんと一緒でいいです…」

P「(しかしここは慎重に店を選ばないと…店が狭かったり人が多かったりすると思わぬところからアルコールがやってくるおそれがある。ここは少々値段が高くても人の少ない店を…)」

P「この店なんかはどうだ?」

藍子「中華料理、ですか?はい、Pさんがお好きなら私はどこでも…」

P「(よし狙い通り店の中はあまり客が入ってない。円卓だからテーブル同士の間隔も広めに取ってあるし、あとは席を選んで…)」

高橋礼子「あらPくんじゃない、ふふっ私に会いに来てくれたのかしら」

兵藤レナ 「こんなところで会えるなんて今日はツイてるみたいね♪」

P「こんばんは、あー、お二人はお酒飲まれてますか?」

礼子「あら、誘ってくれるの?残念ね、私たちこの後パーティーに呼ばれてスピーチをすることになってるの。それまでお酒はお預け」

レナ 「料理なら頼んであるからどうぞ、一緒に食べましょう」

藍子「いいんですか、ありがとうございます」

P「(二人ともまだ素面みたいだ、藍子の様子も特におかしくはない)」

P「よしそれじゃあ藍子は奥の席へ…」

P「(俺が通路側を塞げば問題はないはず…)」

礼子「あら感心ね、ちゃんとレディをエスコートして♪でも…若いつぼみだけじゃなく熟した果実にも興味を持ってほしいわね…」

P「ははは…礼子さん、今日はまた一段と大胆な服なんですね」

礼子「そうかしら、これくらいは普段着よ」

藍子「すごおい…胸の形がはっきりと分かって…」

レナ「藍子ちゃんこれ食べる?」

藍子「なんですか…ちょっとグロテスクなような…」

礼子「ツェイ・シアよ。海老のサラダみたいなものかしらね」

レナ「この店は新鮮な海老を使っているから生でも食べられるのよ」

藍子「はい…ちょっと変わった味だけど…美味しいですね」

礼子「それでPくん、どう今夜の予定は空いてる?」

P「今夜って礼子さんはパーティがあるんじゃないですか」

礼子「あんなのはまだ宵の口よ、オトナの夜は12時からが本番じゃない…」

P「って、さりげなく手を握らないでくださいよ」

藍子「……」

藍子「すごいですね礼子さん、そんな格好して恥ずかしくないんですか…?」

礼子「ふふっ、藍子ちゃんには刺激が強かったかしら?こんな格好、お子様には絶対に真似できないでしょ」

藍子「うう…礼子さんは…どうしてそんなに…セクシーなんですか?」

礼子「ふふ、見せる人がいるからね…雌豹は獲物を狙うときは全力でいくの。可愛い子猫ちゃんには分からないかもね」

藍子「うー、そ、その見せる人ってファンのことですか?」

礼子「どうかしら…案外近くにいるかもね…」

P「(さっきから二人がチラチラこっちを見てる、ってあの大人しい藍子が礼子さんとやりあってるだと!?

早苗「酔っぱらい海老?」

菜々「はい、海老を活きたまま老酒に漬けこむんです。入れた瞬間バチバチって跳ねるんですよ」

早苗「ずいぶん凝ったおつまみ作るのね」

菜々「この間テレビでやってたんで挑戦してみたくなっちゃったんですよ」

荒木比奈「ちわー、ビール買って来たッスよー」

早苗「あら比奈ちゃん、こんばんは」

菜々「比奈ちゃん、いつものジャージ用意してありますからね」

比奈「すいません、やっぱりこれが楽でいいっスね」

早苗「比奈ちゃんも揃ったことだし改めて乾杯しましょうか」

カンパーイ

礼子「ねえPくん…ジューシーな果実、味わってみない?」

藍子「パクパクパクパク…」

P「(藍子が涙目でこっちを見ながら海老をぱくついている)」

P「おい藍子、食べすぎだぞ。こっちにも一匹…あれ」

レナ「ほらそのくらいにして、Pさん困ってるわよ」

P「これ漬け汁が酒じゃないですか!!」

礼子「あら、それくらいはアルコールのうちに入らないわよ」

レナ「私たちにとっては、ね」

藍子「あ、あの…礼子さんには…好きな人とか…いるんですか…」

礼子「いいの、それを聞いちゃって?子供には知らなくていいこともあるのよ」

P「お、おい二人とも…」

レナ「あーあー始まっちゃったわね、どっちが勝つか賭けてみる?」

P「レナさんそんな呑気なことを、だいたいあれで勝負になるんですか?」

レナ「そうかしら、私が見たところいい試合だと思うけど」

P「これ以上見てられませんよ。ほら藍子、行くぞ」

藍子「え…Pさん」

P「すいませんお邪魔して、それじゃあまた事務所で」

レナ「行っちゃったみたいね」

礼子「ざーんねん、負けちゃったわ…」

レナ「ふふっ、戦う相手を間違えたわね」

礼子「あんまり必死になるからついムキになっちゃった」

レナ「どうせならもう一勝負しない?」

礼子「勝負?」

レナ「賭けよ、今夜のね。でもあの様子じゃレートが悪すぎるかな?」

P「おーい、藍子ー、そこで何やってんだー」

藍子「ひっく、座ってます」

P「それは見れば分かるよ、さあ帰ろう」

藍子「帰りたくない、でしゅ…」

P「(横を向いて膨れている、すっかり酔いが回ってしまったみたいだ)」

P「ほらわがまま言わないで、一日歩きまわって疲れただろう…」

藍子「うー」

P「ほら、手をつないでやるから。なんなら腕組んでもいいから」

藍子「…」

藍子「あの…疲れたから…もう…歩けましぇん…だ、だから…あそこで……お休み…したい…なあって…」

P「あそこって…、ホテルじゃないか」

藍子「い、いいんですよ…め、迷惑だったら、私を置いてPさん一人で帰っても…」

P「やれやれ…仕方ないな…」

P「いちおう一晩部屋取ったけど落ち着いたらいつでも帰っていいからな」

ギュッ

P「お、おい藍子…」

藍子「Pさんは…みんなのプロデューサーだから…他の女の子を見るのはしょうがないです…」

藍子「でも、今は…今だけは私のことだけ見ていてもらえませんか?」

P「まったく困った酔っ払いさんだな」

ポンポン

P「それじゃあ一晩かけて俺の知らない藍子をいっぱい見せてもらおうかな」

P「あらためて見ると肌白いんだな…」

藍子「やだ…恥ずかしい…あんまり見ないでください」

P「見てくれって言ったのは藍子の方だぞ」

藍子「それはそうですけど…じっくり見られるとやっぱり恥ずかしいですよ…」

P「こうしてみると胸ちっちゃいな」

藍子「あーやっぱりばかにして…」

P「そうじゃないよ、藍子らしくていい胸だよ。つつましやかで控えめで…」

藍子「ひゃ…Pさん…そこ…だめ…」

P「感じやすいんだな、自分で触ったりしたことはないのか?」

藍子「あ、ありませんよお…」

P「ふーん、それじゃあこっちも…」

藍子「ひゃ…ダメ…いきなり…」

P「下の方も未経験か…」

藍子「うー、み、未経験だと…ダメですか?」

P「ダメじゃないよ、これからいっぱい教えてあげるから」

藍子「はい、Pさん…よろしくお願いします…」

P「まずは胸からかな、やさしく舌で…」

藍子「あ…あん…変になっちゃいます…」

『キングクリムゾン』この世の時間は消し飛び・・・・
『結果』だけだ!!この世には『結果』だけが残る!!

比奈「あれ菜々さんJ○J○読んでるんスか?」

菜々「いやーアニメみてたら懐かしくなっちゃいましてね。読み返してるんですよ。この話もアニメになりませんかね」

比奈「あーどうスかね、黄金の風はグロいシーンや回想が多いからアニメには向かないんじゃないスか?」

菜々「でもでも、アニメになったら セ○クス・ピストルズとかチョー可愛いと思いませんか」

比奈「そうっスね。でも菜々さんも声優目指してるんだからいっそキャスト狙ってみたらどうスか」

菜々「え、菜々も頑張ったらJ○J○声優の仲間入り出来ますかね」

P「おはよーございます」

ちひろ「おはようございます。昨日はどうでしたか?」

P「あ、まあいろいろとありましたけどね。藍子はどうしてます」

ちひろ「もうレッスン行きましたよ。なんだかウキウキしてましたけど」

P「あーそれは良かった」

志希「にゃはは、お疲れー」

P「おわっ、また突然現れやがって」

志希「クンクン…今朝はまた一段といい香りー」

P「勝手に人の首筋に鼻を突っ込むな!」

志希「そういえば薬の効果はどーだったのー?」

P「薬?なんのことだ?」

志希「あれー聞いてないー?アルコール分解促進の薬が完成したらから藍子ちゃんに渡しといたんだけどなー」

P「なに?」

志希「あれを服用すれば今の藍子ちゃんでもビールのジョッキ2,3杯じゃあ酔わないようになるはずだけどねー」

P「……」

志希「ん、どしたの。顔色が悪いよ、あたし特製の栄養ドリンクでも飲む?」



終わり

さて問題です。正解は次のどれでしょうか

①志希にゃんの薬が期待通りの効果を上げなかった。

②藍子がデート中酔っている演技をしていた。

③薬を渡された藍子があえて飲まずにデートに出かけた。

>>1は②のつもりで書いていたんですが、読み返してみると③の可能性が捨てられないんですよね。

続けてみたら答えが出るかもと思って今書いてます。

次スレ
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