女「安価でお宝探しの旅!!」(27)

女「皆さんコンニチハ、今日から一攫千金ハンター、女です」

女「早速ですが、金銀財宝を探しに逝きたいと思います」

女「と、言うことで…」

女「とりあえず、何処から探そうかな?>>3

銭湯の男湯

女「なるほど、銭湯、それも男湯か…」

女「一体何が眠っているのかな!?」

ー近所の銭湯ー

婆「はい、いらっしゃーい」

女「オッス、おら、トレジャーハンター!」

婆「は?」

女「hahaha!お婆ちゃん、入浴券ちょうだいな!」

婆「変な娘だね…。まあいいさ、入浴券一枚250円だよ」

女「ふ、財宝の為なら250円の出費など、痛くも痒くもないわ!」

チャリーン

婆「ハイ毎度あり」

女「うをおおおぉぉぉぉ」ドドドド

婆「!?」

婆「こ、これ娘!そっちは、男湯だよっ!」

女「そんな事百も承知!」

婆「アホか貴様ぁぁぁ!止まれ!止まらんかー!」

女「だが断るwww」

婆「こらぁぁぁぁ!!」

女「待ってろ財宝ーーー!!」

婆「この野郎、食らえ、必殺!婆ナナの皮!!」シュバッ

女「笑止!」

婆「uryyyyyyyyyyyyyyyy」バババババババ

女「おおおおお!?」

婆「まだまだぁあああぁぁぁ」シュバババババ

女「」

ツルンッ

女「あ…あ…」

あ…あ…あ…ぁ…(エコー)

女「ぐっはっ!」ベシャリ

婆「けっ、ざまあないねぇ!ええ?小娘ぇ!?」

女「く…」

婆「まーだ起き上がろうって気!?このっ、阿呆!」バシン

女「ぎゃっ!!」

婆「まったく!」

女「あうう…ざ、財宝、が…」

婆「馬鹿言ってんじゃないよ!営業妨害だ!出ていきな!」ガシッ

女「ま、待て、離せェェェェェ!!」

ポイッ

女「……ぐぬぅ、あのババア…」

女「……他をあたろう…>>11

女「ふぁっく…」

幼稚園

女「ほう、幼稚園…か…。早速逝ってみよう」

ー近所の幼稚園ー

保母「マルマル・モリモリ・みんな食べるよー♪」

幼児「つるつるてかてかー♪」

女「ふむ…今、お遊戯の練習中だな。これはチャンス!」

女「ろりしょたと、保母さんが気づかないうちに、さっさと財宝を見つけようww」

女「じゃあ、どこから探そうかな? 1、トイレ 2、庭 3、職員室 >>14

職員室

女「職員室にはきっと宝の鍵が眠ってるに違いない…」

女「いざ!」

ー職員室ー

女「ふ、ずさんな事よ。簡単に侵入できるではないか」

女「さぁて、何処から調べていこうかね…」

???「うわっ!?」

女「きゃっ!?」

???「おおおおお、どど、泥棒だぁぁぁ!」

女「えぇ!?ど、泥棒!何処!」

???「お前じゃぁぁぁぁぁ!!」

女「えええぇぇ!?わ、私は立派なトレジャーハンターであって…」

???「トレジャー…?」

女「う、うむ、そうだ」

???「………」パァァァァァァ

女「!?」

???「トレジャーハンター!トレジャーハンターだぁぁぁぁ!!」

???「おい、お前!名前は!?」

女「お、女…」

???「そうか!私は幼女と言う、ただのしがない幼児だ!」

幼女「時にお前、今、トレジャーハントの最中か!?」

女「ああ、ま、まあぁな」

幼女「そうかそうか!コッチへ来い!」

女「あ、は、あの、はい…」

幼女「嬉しいなぁ、本物の宝物狩人に会えるなんてな…」キラキラ

幼女「この椅子に座ってくれたまえ!」

女「む」ストン

幼女「女よ、貴女は今、一体何の宝物を探しているのだ?」

女「え?…えと」

幼女「ゼウスの金剛盾か!?シヴァ神の吹雪の刃か!?ああ、それともユニコーンの角か?」

女「…」

女は一瞬で理解した

この子は…

女「若年性廚ニ病……」

幼女「ええい、聞かせてくれぬか?」

女「……」

女「伝説の破壊女神、ヴァルキュリーが残した魔石でござるwwww」←大ニ病

幼女「ふぉぉぉおぉぉおお!!」キラキラキラキラ

女「何千万人という人の生き血を吸って、真紅に染まった魔性の宝石…」

幼女「うぉぉぉぉぉっ!!」ワクワクワクワク

女「私は、それを渇望し、追い求めているのだ…。この混沌とした時間の中でな…」

幼女「おおおおおおおおぉぉ!」

女「ふ、だが魔石は手ごわいのだ…。簡単には、触れさせてくれん」

幼女「すごい、すごいぞぉぉ!!」

女「そういう事だ、お嬢さん…。私は行かねばならない。魔石が、逃げないうちにな…」

幼女「ま、まって!!」

女「うん?」

幼女「わ、私も…連れて行ってくれ!!」

女「ほう…?」

幼女「どんな困難にも耐えてみせる!私を…私をどうか…」

女「ふっ、冗談はよしな、お嬢さん」

幼女「な…」

女「私が今日まで、どんな死線を潜り抜けてきたか、お前に分かるまい…」

幼女「…っ」

女「時に血を流し、大切な者を失い、白き視線を浴びて生きてきた…。その、苦しみが」

女「私の事は忘れるんだ、girl。お前には、明るいこの世界の方がお似合いさ…」

幼女「いやだ!!置いてかないでくれ!」

女「ふ…」

幼女「私は!こんな時化た世界よりも!」

幼女「こんな!ひよった世界よりも!」

幼女「冷たい地を這うような!手ごわい世界で!たくましく生きたい!!」

幼女「あなたのように!!」ドン!

女「…」

女「ふ…こんな若者が、まだ居たとはね…」

女「…」スッ

幼女「え…」

女「着替えと、バッグを持ってきな。………連れてってやるよ」

幼女「……姉御!!」

……


保母「さあ、今度はお手手をヒラヒラ~♪……って、あれ?幼女ちゃん?」

幼女「……別れを、告げに来た…」

保母「えぇ?ど、どうしたの?」

幼女「ふ…」ゴソゴソ

保母「お、お家に帰るの?」

幼女「ふ…。私の安住の地など、もうないも同然…」

保母「え^^;」

幼女「保母よ…今まで、世話になった」

保母「あのね、幼女ちゃん、まだお遊戯の練習が」

幼女「もう、何も言うな…」

保母「いやだから、踊りの練習が」

幼女「……泣くでない、見苦しいぞ…」

保母「いやマジでどうしたの、幼女ちゃん」

幼女「………さらばだ!!!」ダッ

保母「…」

保母「…」

保母「…お遊戯、続けまーす…」

幼女「あねご~~~!」

女「む、来たか」

幼女「準備できました。いつでも大丈夫です!」

女「ふふ、では>>27に行くとするか」

ハロワ行こうぜ

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