桑田「安価とコンマでヤンデレ学園生活」 (483)

☆とても大まかな説明


学園長「学生の研究は応援するよ!ははは!」

超高校級の理系「これとこれを掛け合わせてとーんってするとすごいものが出来そうです」

学園長「構わん、やれ」


しかしそのとき生まれたのは

【人の精神を大きく歪ませる装置】だったのである……。





江ノ島「めっちゃおもしろそう、借りよ」


※ダンガンロンパシリーズの大きなネタバレ注意。
※とくにキャラが壊れるのが注意。
※グロ要素は(そんなに)ないです。
※まれによくホモ注意。
※その他ルールを守って楽しくデュエル。

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【―――ある日の学園】


石丸「だからきちんと予習復習をしなければならないのだ」くどくど

葉隠「うひ………」

朝日奈「もう無理……」

戦刃「死んじゃう……」

大和田「死ぬなよ?!」

桑田「もう帰っていい?」

石丸「どうしてそうなる!」


平和な学園生活だった。

(イインチョに捕まって勉強させられている事以外は)
ほんとうに平和でふつうの学園生活だった。
そのはず、だったんだ……。




江ノ島「そんな事よりパーティ抜け出さない?」がらぴしゃ!



この女が現れるまでは……。



石丸「パーティ?何を言って」

江ノ島「うるさいぞ人間」スタンガンぱちぱちー

どさ

大和田「!?」

朝日奈「え、なにこの超展開!?」

江ノ島「だって絶望的に暇なんだもん(はぁと)」

ばちばちばちっ!

どさどさ……


桑田「……は?」

江ノ島「あ、いい事思いついたー……」

桑田「ななななな何が」

江ノ島「じゃ、また後で」

桑田「は?」


ばちばちばちっ




【????】



………。

………。

………………。


がばっ


桑田「ってて……あ、ここ……?」


いてて。
江ノ島ちゃんに何かされたらしいが、よく覚えていない。
体中いてーなと思いながら目を覚ますと、ふつうに学園の廊下だった。

……朝の日差しがまぶしい。いつの間にか朝んなってたみたいだ。
ん?昨日はどうやって帰ったんだっけ……。


桑田「全然思い出せね……」


衣服は……汚れちゃないみたいだ。
……うーん……何にも思い出せねーなぁ。


桑田「……っだー、めんどくせ、今日サボって寝にもどっかな」


そんな事を考えていると……


「おはよう」


背後から声がした。あー、こいつは確か……




さあ、チュートリアルが始まっています。
あなた方にはいくつかの選択肢が出される事があります。
この選択肢を選びながら、一定期間桑田君が死ななければあなた方の勝利なのです。
それはともかく話を進めましょうか。
さて、声をかけてきたのは……?

1→朝日奈
2→舞園
3→霧切
4→……げ、イインチョ
5→そのほか

>>5

5なえぎくん

>>5


桑田「お、苗木じゃん。おーっす」

苗木「うん、おはよう桑田クン」

桑田「……」

苗木「……」

桑田「……?」

苗木「……あ、ご、ごめん。それだけなんだけどさ」

桑田「朝の挨拶ってそんなもんだろ」

苗木「あはは、そうだよね」

桑田「ふぁー……つかさ、オレなんかだっりーし今日サボるわ。じゃ」

苗木「ええ!?さ、サボるの!?」

桑田「まーな」すたすた


ほんとにそれだけの会話だった。
ま、それ以上話す事もなかったしな。





苗木「そっか……帰っちゃうんだ……」

苗木「あれ?何でボク、こんなに気になってるんだろ、なんで……」





【寄宿舎付近】


ほんとに朝だった。
ケータイ見たら8時だってよ。マジだりぃ。
あそこでぶっ倒れてたって事はたぶん、もっと早く起きてるんだろうしな。
あー、ダルすぎ。


桑田「ふぁ……」

だだだだだだ……

桑田「……んあ?」

教員「く、桑田君!」

桑田「ふぁ、なんスか朝から。まさかテストの」

教員「違うよ!その……目を見せてくれ」

桑田「目?」

じーっ

教員「……困ったな、影響を受けていない生徒は君だけか」

桑田「あ?なんすか、話飲み込めねんすけど」

教員「ああ、落ち着いて聞いてくれ。実は、先日制作されていた【セラピーマシーン】が盗まれた」

桑田「セラピーマシーン?」

教員「それは音楽療法のようなものなんだけどね……それを悪用した者がいるようなんだよ」

教員「その影響を受けた生徒は……」


ばちばちばちっ!


教員「………か………!?」

江ノ島「早いよネタばらしが」

桑田「………あ?」

どさっ

江ノ島「あー、とりあえずアンタは今学園の全生徒にねらわれてるらしいよ(棒読み)」

桑田「はぁ!?」

江ノ島「止める方法はいくつかあるけど聞く?」

桑田「待ておいちょっ、意味がわかん……」

江ノ島「まず1、セラピーマシーンの効果切れを待つ。何日かかるかわかんないけどね」

江ノ島「2、全員ぶっ殺す」

江ノ島「3、片っ端から全員口説いて惚れさせる」

桑田「!?」

江ノ島「ちなみに4もあるけど教えねーよバカ」

桑田「あの、マジで意味分かんないんすけど?マジで……」よたよた

江ノ島「とりあえずアンタが知ってるべき事は」

江ノ島「生徒達がおかしな事になってるって事だけだから。でもなおすためにはアンタから生徒に働きかけなきゃいけない」

江ノ島「じゃがんばって」

桑田「………は………」


すたすた


桑田「………」


ちょっ、ほんとに飲み込めてないんデスケド???
オレ結局何したらいいわけ?誰かを口説けって?
何?これどう言う事だよ?

………ど、どうすりゃいいんだよ。




チュートリアルはまだ続いております。
桑田君を正しく導き、絶望を終わらせるのがあなた方のお役目。
そして今回は【自由安価】と言うものがでます。
これが、今後のストーリー展開を変えていくのですが………序盤ですし、あまり何も考えず、桑田君に取らせたい行動を書いてください。


>>12

取り敢えず学園の外に行く

>>12
>>11


………出よう。
とりあえず学園を出よう、それしかない。

ここにいたらどうなるか分かったもんじゃねぇしな。
それにオレが狙われてるとか意味不明な事言われたし。
なら真っ先にトンズラ扱いとけばいいんじゃねぇだろうか?

オレはこっそり自室に戻って、貴重品片手に外に繰り出した。





【街】


……町中に出た。
人混みすげーな、平日の昼間だってのに。

とりあえず時間つぶして、その辺をふらふらしておけば問題は……


がしっ

桑田「?」

「あ、やっぱり桑田君!」

桑田「………舞園ちゃん?」

舞園「す、すみません、見つけて思わず捕まえちゃいました……」

桑田「つか、なんか顔色わりーけど大丈夫かよ?」

舞園「……言いにくいんですけど、実は道に迷っちゃって……急がないとロケが始まっちゃうんです……!」




さて、次のチュートリアルです。
これからあなた方には【行動安価】が出ます。
選択肢ですが、自由回答をする事も可能です。
成否や正否は行動内容とコンマにて判定をしています。
判定基準?それは私からお伝えする事は出来ませんよ……。


1→連れて行ってあげる
2→落ち着かせる
3→その辺で休ませる
4→舞園から離れる
5→そのほか


>>18

1

>>18


桑田「………」はぁ


舞園さやかはアイドルだ。
そのアイドルがやっちゃいけねー事、それはファンの期待を裏切る事。
多分ロケって事は、テレビの収録かなんかだろう。
ファンもきっと知ってる、そのテレビを心待ちにする。

……あー、めんどくせー。


桑田「……そこってどんなとこ?」

舞園「え?」

桑田「オレが知ってる場所なら連れてってやるから、どこか教えてくんね?」

舞園「あ………えっと、この近くで、確か住所が……」

桑田「……あー、そこな。花音もよく行くって言ってたかもしんね。こっちだぜ」

舞園「し、知ってるんですか?」

桑田「あ?まーな。女の子が好きそうなもんある場所は知っといて損しねーし」

すたすた

舞園「あ、ありがとうございます……!」





【ロケ地のお店が入っているビル周辺】


桑田「あの目の前の建物がそうだから。あれの7階だったはず」

舞園「ほんとうに……ありがとう、桑田君」

桑田「ん?いや、別に。オレ学校サボってふけってただけだからよ」

桑田「………あ、オレが学校サボったんは内緒な?」

舞園「もちろんですよ!」

桑田「んじゃな、次からスマホで調べろよ」

すたすたすた



舞園「……何で私、桑田君に道案内頼んで……?でも、優しかった」

舞園「あれ……私、桑田君が……」





桑田「あ、舞園ちゃんがセラピーマシーンだかにかけられたかどうか聞くの忘れた」

桑田「………ま、いっか。」


とりあえずやる事もやったしな。
ってもまだまだ時間はある。
かと言って学校に戻るのは危険なような気もするし、でも学外で誰かに会うのもめんどくせぇな……。




次の行動を指定
>>22

盗んだバイクで走り出す

>>22


戻りたくはない。が、このまま街を彷徨くのも怖い。
どうしようもうオレどうしようと思っていたら。

鍵が刺さったまま放置されたバイクが!


桑田「………!」


物を盗むってーのはヤりたくはねぇんだけど、けれど、
そうだ!こいつを使ってどこかに逃げりゃあ、誰にも見つからないんじゃねぇか!?

よし、そうと決まれば、持ち主が誰かはしらねーけど借りるぞ。バイク。



ブロロンッ!


桑田「うおおー!バイクおもしれー!!」


盗んだバイクで走り出す、行く先も分からぬまま……。






チュートリアルでご説明する事はもうあまり残っていないようです。
あなた方が疑問に思った事は常に書いてください、私が回答しましょう。

さて、桑田君ですが……

1→おまわりさんに見つかる
2→信号待ちで大和田とばったり
3→逃げた先で誰かとばったり(人物指定あり)
4→誰も知らないところへ行ってみる
5→そのほか

>>25

4

やーるよー。


先に言うけど、おまわりさんに捕まると父経由で速攻石丸ルートです。

>>25


そうだ!このまま、行った事の無い場所まで行けばいいんだ。そうすりゃ変な奴に会う事もないだろう。

よし!
言うが早いが、オレはエンジンを吹かせる。
免許は持ってないが、ばれなきゃ大丈夫だろ。
あとは見つからないうちに、この街をさっさとおさらばすればいいだけだ。

エンジンはフルスロットル、オレの気持ちに応えてくれてるみたいだ。
そのまま加速して―――






【???】



桑田「どこだここ………」



それから数時間。
どっかの山に着いたらしいんだけどどこだここ。
見た事ねぇんだけど……。
つか、ここ東京?ほんと?
グンマー来ちゃったんじゃね?



がさがさがさ……


桑田「!?」


なにかがこっちに……来る?
逃げてーけど、あいにくバイクはもうガス欠!
どうする、オレ?




1→行ってみる
2→待ってみる
3→呼びかける
4→そのた

>>31

走って逃げる

>>31


チュートリアル、補足です。
全ての行動はコンマ………コンマ末尾にて計算されています。
そしてその数字が低ければ低いほど失敗しやすくなるのです。
とくに1なんか最悪です。よっぽどの事が無い限り出さないでください。
そして9は最高、0はクリティカルとなります。

え?今回は2ですよ。





クマ?クマか?おいやめろ、止めとけ!

オレの頭はさーっと真っ白になる。
だめだ、このままじゃ捕まる―――


桑田「うわああああ!!」


オレは走って逃げ出した!


「メシぃぃぃぃぃぃぃ!!」

桑田「うわああああ!!?」


しかし回り込まれてしまった!
いやいや人間かよ!?ほんとに人間かよ!?


「……あ?なんかいいニオイすっからメシかと思ったら誰だオメー?」


オレの前に現れたのは、おっぱいがデカい女だった。
どこかで見た事がある人だ。
どこでみたんだったっけ?

とにかくおっぱいがデカくておっぱいでおっぱい。まじマキシマムおっぱい。




1→それでも逃げる
2→会話を試みる
3→おっぱいを見る
4→おっぱいをさわる
5→そのたっぱい

>>34

3

>>34


桑田「誰だオメーってのはまた無茶苦茶言うな」

「だってよお、あんま見た事ねーやつが目の前にいたら誰だオメーって言うだろ?」

桑田「オレだってアンタの事ぁ知らねーよ」

「………まあそうかもしんねーけどよ」


つん、としためつきのキツい女だった。
とにかくおっぱいがデカかった。
ああ、おっぱいおっぱいおっぱい。

オレの目はいつの間にかおっぱいに行っていた。


「………おい………!」

桑田「ん?」

「オレのこれは肉まんじゃねーぞ!」

桑田「……あ?いや、これには色々と訳が」

「オメーも腹減ってんのか?」

桑田「へ?いや、あの」

「なあ、オメーその辺にメシ屋とかしらねーか?」

桑田「……いや、知らねーよ……」

「んならちょっと待てよ……お、なんかいい匂いすんな」

桑田「え?」


気が付くと、オレはそのおっぱいさんに手を捕まれていた。


「ほら、行こうぜ!」

桑田「え?いや、この辺知らねーんだろ!?」

「オレもう腹減ったんだよ!」

桑田「いやいやいや……」


オレも全く知らない土地なのにいつの間にか連れて行かれる………。



【―――山の近くの街?】


やがて夕方ってとこか。
かなり戻ってきたらしい。

つーか、この人強引だよな?
知らないオレを勝手に捕まえてどっか来やがって。

と思いながらも、なんかいい匂いがし始める。
たぶん町中のメシ屋からのニオイだろう。
腹減ってきたな。


「な、な!メシ食おうぜ!」


相変わらず揺れるおっぱい。




1→メシに行く
2→お別れする
3→逃げる
4→おっぱい触って逃げる
5→そのたっぱい

>>38

3

>>38



おっと!コンマが00になりました!
そうです、チュートリアルです。

コンマが00になった時。
それはパルプンテなのです。

つまり、何が起きるか分かりません。
次に何が起きるのか―――
それはもう、神のみぞ知る事なのです。





桑田「………悪いけど、知らない人とメシを食うなってのが家族の教えなんで」

「え?そうなのか」

「……残念だぜ。オメーとうめーメシが食いたかったんだけどよ」

桑田「つーわけで……」

「あ、待てよ!次は飯食おうな!」

桑田「……次があったらな」

「オレは終里赤音だ!また会おうぜ、えーと」

桑田「……オレ、桑田怜恩って言うから」

「桑田だな!覚えて置くからよ!」




「……なんなんだあいつ?何でオレ、あいつが気になって」

「ん?んん?んー……」





直下コンマ判定
1ヤンホモ
2苗木
3舞園
4舞園(病み確定)
5まだ出会っていない生徒指名
6霧切
7好きな生徒指名
8大天使
9何事もなく帰れる
0罪木
ぞろ目弐大
44か66大変なことが起きる
00江ノ島も狂う

ほい

お、おう、00か(チュートリアル放棄)。

>>42


さんざんな目にあった気がする。
とりあえず、もう知ってる道だ。
後はゆっくり帰るしかねぇか。

希望ヶ峰は残念ながら全寮制。
家なんてこっから遠すぎてまともに帰れねーし、それ以上にオレの私物もおきっぱだし、
なにより寄宿舎の門限までに部屋にいなけりゃ色々ドヤされる。
あー、マジでやべぇわ。


【数時間後、寄宿舎】


そうこうしてようやく寄宿舎。
やっと帰って来れた。

重い足を引きずりながら、寄宿舎の扉を開いて―――


江ノ島「絶望的です……」



………ぱたん。


一回閉めました。

ぎぃっ


江ノ島「あっ!お帰り桑田君!どこ行ったの?アタシとってもとってもとってもとってもとってもとっても心配したよ?」

桑田「うおっ、ちけーよ!?」

江ノ島「ふっ、ヤレヤレだぜ。オレもまた、あのセラピーマシーンの効果が出たって事だ……ほかの生徒に使ってた時の音が漏れてたんだな」

江ノ島「つまり端的に言いますと、桑田怜恩。あなたに病的なまでの愛情を現在進行形で感じております」

桑田「………な、何言ってんのオメー?」

江ノ島「絶望的です……ほかの生徒は何度か桑田君に会わないと依存度があがらず、完全なヤンデレになるのに時間がかかるのに……」

江ノ島「オレはなんとオメーを一目見た今の瞬間からおかしくなっちまったんだよ!くぎゅううううううう!!」

桑田「……マジさっぱりなんだけど!」

江ノ島「とにかくぅ、桑田君?よかったらアタシのお部屋に来ない?」

桑田「!!??」

江ノ島「私様ならばオマエを幸せにしてやると誓うぞ、人間よ」


桑田「は………?これ何の冗談なわけ………」




1→覚悟を決めて盾子ちゃんと寝る
2→とりあえずメシ
3→無視して寝る
4→問いただす
5→そのたっぱい

>>53

2

これって死んだらスレ終了?それとも時間戻して再スタート?
前者ならもはや積んでる気が

>>53


桑田「あのさ、とりあえずメシ食わしてくんね……何も食ってねーんだわ」

江ノ島「え?ごはん?それなら言ってくれれば作るのにいい!」

桑田「あ?」

江ノ島「私様にかかれば、飯など一瞬で作れるけど?」

桑田「は?いや、いいよ別に」

江ノ島「まあまあそう謙遜するなよー?アタシがアンタのために作ってあげるって言ってんだからさー?」

桑田「そういう事じゃなくて……」


しかし、この状態の江ノ島を撒ける体力がオレにあるわけもなく、どこかへと連れて行かれるのだった……。



【調理室】



江ノ島「じゃ、作ってあげるからね?」

桑田「いやいやでも」

江ノ島「大丈夫ー、他の女と違って、アタシはアンタの事を考えないご飯は作らないわ」

桑田「だからそういう話じゃねぇんだって!」

江ノ島「……何?私様の飯が食えないの?」

江ノ島「どうして?どうして?」

桑田「は、いやあの、」

江ノ島「どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてアタシはアンタのためにアンタが大切だからアンタのためのどうして」

桑田「―――」


背筋に、寒気がする。
このままだと何か、とんでもない目に遭わされるような……!




1→腹をくくる
2→逃げる
3→誰かに会いに行く
4→料理のリクエストとかしちゃう
5→そのたっぱい

>>59

>>54
死んだら終わりかも……しれない。なぜなら死ぬようなタイミングはもっとずっと後になる予定だったからである!

3さくらちゃん

>>59


桑田「あ!あー……あー、なぁ江ノ島!」

江ノ島「あん?」

桑田「悪い、ちょっと待ち合わせあんの思い出したんで、す」

江ノ島「………え?」

桑田「……けー……ど……」

江ノ島「どっか行っちゃうの?盾子をおいてどっか行っちゃうの?」

桑田「………」


いやいや何躊躇ってんだオレ!?ここ逃げないと即死だから!
とにかくなんでもいい、なんか理由付けて逃げねーと!

桑田「……そ、そうだ!オーガと、大神とちょっと………な!」



江ノ島「………」

江ノ島「………あの筋肉達磨め………」ぼそ


桑田「え?」

江ノ島「あ?あ、いやなんでもない……と、とにかく行くなら行ってきなさいよ!」

江ノ島「べ、別に寂しくなんか……無いからね」


【大神の部屋前】


桑田「………」


すまんオーガ。
オメーを出汁に使った事は本気で謝る。
だからどうかあの江ノ島を止めてくれ。
オレは本気でそう思いながら、オーガの部屋の前まで来たのだった。


ここまで来たらポーズでは負われない。
江ノ島に後からガサイレされるのもまた面倒だ。
そういう訳で、


ぴんぽん


がちゃ


「む………?突然どうしたのだ?桑田よ」


大神さくらは現れた。
……なんだか心が痛む。


大神「何かあったのか?よければ部屋に入れ、桑田よ」




1→入る
2→適当に話す
3→江ノ島の話をする
4→そのたっぱい

>>64

今日はここまでやな。おやすみなさい。

>>53


桑田「あのさ、とりあえずメシ食わしてくんね……何も食ってねーんだわ」

江ノ島「え?ごはん?それなら言ってくれれば作るのにいい!」

桑田「あ?」

江ノ島「私様にかかれば、飯など一瞬で作れるけど?」

桑田「は?いや、いいよ別に」

江ノ島「まあまあそう謙遜するなよー?アタシがアンタのために作ってあげるって言ってんだからさー?」

桑田「そういう事じゃなくて……」


しかし、この状態の江ノ島を撒ける体力がオレにあるわけもなく、どこかへと連れて行かれるのだった……。



【調理室】



江ノ島「じゃ、作ってあげるからね?」

桑田「いやいやでも」

江ノ島「大丈夫ー、他の女と違って、アタシはアンタの事を考えないご飯は作らないわ」

桑田「だからそういう話じゃねぇんだって!」

江ノ島「……何?私様の飯が食えないの?」

江ノ島「どうして?どうして?」

桑田「は、いやあの、」

江ノ島「どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてアタシはアンタのためにアンタが大切だからアンタのためのどうして」

桑田「―――」


背筋に、寒気がする。
このままだと何か、とんでもない目に遭わされるような……!




1→腹をくくる
2→逃げる
3→誰かに会いに行く
4→料理のリクエストとかしちゃう
5→そのたっぱい

>>59

>>54
死んだら終わりかも……しれない。なぜなら死ぬようなタイミングはもっとずっと後になる予定だったからである!

昼だけどちょっと進めちゃおう。

>>64


桑田「いやいや待て待て」

大神「?」

桑田「いや、マジそれどころじゃねーの!江ノ島がな!」

大神「江ノ島が………?」

桑田「そ、そうなんだよ!!」


オレは江ノ島の様子がおかしいので逃げた事、これからも何をされるのか分かったもんじゃねぇので部屋に戻る事を話す。
オーガは、大神は……少しだけ困ったような顔をしてから、ふむ、と言った。


大神「お主も憂いの目に遭っておるのだな」

桑田「ま、そういうわけ」

大神「江ノ島め………」


その時わずかに大神から、殺気みたいなもんが沸き出した気がした。
き、キノセイデスヨネ?
です……よね?


大神「あやつに会ったら言っておこう、桑田を困らせてはならんとな」

桑田「そ、そうしてくれりゃ助かるわ」

大神「今日は部屋に帰って寝るといい。鍵を閉めるのだぞ」

桑田「当然だろ!?」




すたすた



大神「………むぅ、我とした事が、桑田に気が」

大神「しかし江ノ島……桑田に害なすとは」

大神「………」



【1日目おわり】


☆今日の報告
苗木としゃべった
舞園に道案内した
終里と出会っておっぱいをみた
江ノ島がおかしくなった
大神に江ノ島の話をした


☆現在のレベル
レベル0(ちょっと桑田が気になる):苗木/舞園/終里/大神
レベル99999(略:江ノ島


☆特記事項
江ノ島と大神が互いに険悪なムードになっている

【2日目】


ベッドの中で目を覚ます。
………あー、よく寝た。
ゆっくり起きると、全然朝の準備には時間があるっぽい。

あれから何にもなかったんだけど、ほんとに大丈夫だよな?
だよ、な?
一抹の不安が拭えねぇんですけど何ででしょう、オレも不思議でならないんだけど?

さて、な事考えてる場合じゃあねーんだよな。
今日は確か授業があったはずだ。
昨日サボってるし、これ以上サボって単位が危うくなるのは避けたいけど、
かと言ってクラスに行って江ノ島になんかされるのも怖ぇー。
どうする?オレ!





1→おとなしく授業に行こう
2→誰かに会いに行く
3→思い切ってサボる
4→教員棟に向かう
5→そのたっぱい

>>79
つぎよる

2 狛枝

定刻でもないけどやるよ?

>>79


んー、こんな時はオレを助けてくれそうなやつのところに行くに限る。
だが、問題はひとつ。
そんなやついたか?


桑田「……そういや、苗木の他にも幸運っつー才能のやついんだよな」

桑田「………」


ひらめいた。
そいつのところに行けば、なんかいい事あんじゃねーの?


◆で、廊下



桑田「っているわけねーか……」

少し探したけど、それっぽいのがいなかった。
そう言えばどんなやつだったっけ?
いや、おぼろげには覚えてるけど、そんなに話すわけでもねーし……どんなやつだっけ。
確か白くて……

「白くて?」

儚い系男子(笑)って顔してて……

「儚い?そうかな?」

背がそれなりに高く……て……

「あはは、これは幸運なのかな?」

………


狛枝「やあ、桑田クン」

桑田「あ、狛枝パイセンちーっす」


ああ、ああそうだこの人だわ。
顔見たらぱーんっと思い出した。


狛枝「ねぇ、どうしたの?もしかしてゴミクズみたいなボクを探してたとか、そんな奇跡みたいな事があるのかな?」




1→ちょいと話す
2→どっか行く
3→様子をうかがう
4→そのた

>>87

>>87


桑田「奇跡かどうかはしんねーけどアンタは探してましたよ」

狛枝「………え?」

桑田「ほら、アンタ幸運なんっすよね?オレ今やべぇ状況なんすよ」

桑田「だからそれ、アンタの幸運でなんかなんねぇかなぁって思ったりしたんすけど……」

狛枝「……ふ、」

桑田「?」

狛枝「ふふ、あはは……こんなのっていいのかなぁ?キミみたいな人類の希望に、ボクみたいな人類の燃え滓が頼られちゃってさぁ!」

狛枝「その先にどんな絶望が待っているんだろうね……?想像しただけで恐ろしいし」

狛枝「その絶望の先に訪れるさらなる希望が、もうボクを壊してしまいそうだよ……!」


あー、うん、こいつやべぇ。つかこいつがデビルやべぇ。


狛枝「うん、いいよ、桑田クン。ボクなんかを頼ってくれたお礼さ、きっとボクの幸運がキミを助けるよ!」


さわやかな笑顔で言ってきた……。
このままこいつと一緒にいんのマジでやばい気がすんだけど!?
つーか、すでにヤバいけど!!


桑田「やー、あの、その」

狛枝「とりあえず、教室まで連れて行こうか?ふふ、キミに不幸が訪れないようにさ……」




1→連行されました
2→逃げ出す
3→誰かを呼ぶ
4→このまま狛枝とサボる
5→そのた

>>90
※なお今回コンマは9でした。いい事があるはず。

3
大和田

>>90


ヤバいこれマジでヤバい。笑い事じゃすまねぇ!!
あー、とにかく誰でもいいから助け呼ばなきゃ!


桑田「は、はは………おたく、ちょっと頭イかれてんじゃね……?」


じりじり、後ろに下がる。
なんつーか、とにかくやべぇふいんき(変換出来ない)最大級だった。
このままじゃオレほんと犯されるんじゃね?くらいの恐怖を覚えた。


狛枝「ん?ボクはおかしいかもしれないね。けれど、桑田クン……」

ずいっ

桑田「ひ、っ」

狛枝「ボクはね……キミが気になって気になって仕方がないんだ……」

桑田「!!?」


あー、ヤバいやヤバいヤバいヤバいヤバい!?


桑田「だ、だっ、だれ、か!」

狛枝「ボクがいるじゃないか」


そこにちょうど通りかかったリーゼント発見!


桑田「………大和田!なー、助けろ!」

大和田「あ?桑田?何してんだオメー?」

狛枝「おや、桑田クン、ボクから逃げるの?」

大和田「………あ?」

ずいっ

狛枝「………なんだい?邪魔なんだけど」

大和田「オメェ、桑田が嫌がってんじゃねぇか。ちょっとは考えろやゴラァ」

狛枝「どこが嫌がっているんだい?すこし怯えているだけだよ、ボクの話し方がいけなかったのかな?」

大和田「だからオメェのせいで怯えてんだろうがよォ」

狛枝「それは違うよ……、桑田クンはボクを探してくれたんだ。桑田クンにはボクが必要なんだよ」


狛枝「そうだ………桑田クンはボクを必要としてる……ふふ、桑田クンにはボクが必要なんだ……桑田クンのためならボクはなんでもするよ!」


大和田「何言ってやがるオメェ?桑田はオメェみたいなふわふわなよなよ野郎がいなくても十分つえーんだよ」


大和田「桑田の事はオレが守ってやるんだ。桑田が……オレは桑田を守ってやんねぇとなんねぇんだよ、オメェみてーなやつからな!」



狛枝「そんな事キミみたいな、超高校級かどうかも怪しい人に言われたくないね」

大和田「……何?」ひくっ

狛枝「ボクから言わせれば、その統率力や戦闘力は十神君の方が上だもの……超高校級マニアを引きつける力が足りないのさ」

大和田「言わせておけばオメェ……!ただ気持ち悪ぃだけかと思ったら人に喧嘩売って来やがるのか……!」

狛枝「キミは桑田クンには相応しくないよ、消えて」

大和田「オメェこそ桑田困らしてんじゃねぇぞゴラァ!」


桑田「」


………あ?なんだこれ。
も、もしかして、だけど……


こいつらも謎の機械の影響受けてる?





1→逃げる
2→止める
3→狛枝をかばう
4→大和田をかばう
5→ほか

>>95

>>95
ぞろ目:好転する


あー、だめだ!どっちか止めないと……!


桑田「ま、待て大和田!確かにオレが狛枝パイセン探してたのはマジなんだ!」

大和田「あ?」

桑田「その、なんつか、最近やべー事ばっかだから幸運がどうこうと思ってよ」

大和田「………そうかよ」ちっ

狛枝「もしかして桑田クン……」

桑田「ちげーすから。とにかく、そんなに悪く言うなっつーの大和田!助けて欲しかったのはあっけど、そこまでやってとは言ってねーよ」

大和田「ああ、そうかよ」

桑田「あー、とりあえず……」

狛枝「うん、教室まで送るよ」


すたすた



大和田「………ちっ、クソが」

大和田「あんな野郎のせいで桑田が……不幸になる」

大和田「あ?オレいつの間にんな事考えて……」

大和田「……あの野郎、許せねぇ……」


◆で、教室


狛枝「朝から大変だったね」

桑田「主にアンタのせいっすから……」はぁ

狛枝「そうかな?」


あはは、と笑う狛枝パイセン。
その目の奥が笑ってなくてすげー怖い。
なんだっつーの。


狛枝「………ね、桑田クン。そろそろ始業だけど……」

狛枝「……本当に授業に行くのかい?」

桑田「は?」

狛枝「ねぇ、ボク思うんだよ。このままボクと一緒にいた方がいいんじゃないかなって」

狛枝「そうしたら、さっきみたいな変な事も起きないと思うんだけど、どうかな?」

狛枝「……あは、もちろん変な事はしないよ?キミが静かにボクのそばにいてくれさえすればそれでいいんだ」


あれ?こいつすでになんかヤバくね?
ほんとにこいつかばってよかったのか?
そんな思いが頭をかすめる。
………でも、やっちまったもんは仕方がない。

身の危険を感じるからそろそろ離れたいんだけど……。




1→授業に行く
2→どこかに行く
3→狛枝に付いてく
4→そのた

>>102

ああ、死ぬ気………

>>102


桑田「オレ、授業に」

狛枝「それは違うよ」

桑田「………え?」

狛枝「キミはボクがいなきゃいけないんだ」

桑田「へ?いやあの、何言って」

狛枝「キミにはボクが必要なんだよ……ふふ……あはは……はははは」

桑田「いやいやちょっと待っ」

がしっ


手を、捕まれる。


狛枝「キミにはボクが必要、」

狛枝「キミには……ボク以外は要らないんだよ……」


囁くような声。


狛枝「ボクがキミをずっと守ってあげるから……」

狛枝「ボクが、ね……ふふっ……!」


ゾクゾクした。
目の奥がちかちかする。
あれ、体が動かない?
違う、恐怖でうまく歩けないんだ。

狛枝「ほら、おいでよ。ボクの希望」

桑田「………」


頭んなか真っ白になってくる。
なんなのこいつ。


狛枝「行こうか?」

桑田「………ああ」


なんか抵抗する気が失せてくる。
なんだこりゃ。





◆で、狛枝の部屋


がちゃ

狛枝「ほら、ボクの部屋だよ」

狛枝「ここにいればずっとキミは不幸から身を守る事が出来るのさ。さあ、どうしようか?」

狛枝「それとも、この出会いが不幸だったのかな?」

狛枝「そんな事ないよね?そんな事ないよね?そんな事ないよね?そんな事ないよね?そんな事ないよね?」

狛枝「桑田クン、桑田クン」

桑田「―――」


やばい、ヤバい………。





1→はいる
2→はいらない
3→そのた

>>111

1

>>111


だめだ、こっから逃げ出してもどうにもならない気がする。
オレが気付くと、すでに部屋の扉は閉められていた。
………オレ、いつの間に部屋の中に?


狛枝「あは、よかったよ。嫌われちゃったかと思った」

狛枝「……ねぇ、桑田クンの事を考えるとボクは辛くなっちゃうんだ」

狛枝「これって、恋なのかな?それとも……ふふふっ」

桑田「……」


なもん知らねーっすよ。
と言いたいけど、なんかいえなかった。


狛枝「さて……」

狛枝「桑田クン、ボクの部屋まで来てくれたし……ボクの事が好きって事でいいんだよね?」

狛枝「ボクも桑田クンは大好きだよ!」

狛枝「……このままボクの部屋に閉じこめておきたいくらいさ。けど、キミの輝きはボクなんかには大きすぎる」

狛枝「辛いよ、苦しいんだ……キミを思えば思うほど、窮屈で……膨大で……」


お前は何を言っているんだ。


桑田「………パイセン」

狛枝「ん?どうしたの?桑田クン」





1→オレもアンタは嫌いじゃない(狛枝エンド)
2→嫌いだ(狛枝エンド)
3→部屋を出る(狛枝エンド)
4→ココロを閉ざす(狛枝エンド)
5→そのた

>>115
あー、うん。もう死んだ。

>>115


あれ?

オレはなんでこの人を拒もうとしてたんだ?


桑田「………オレ、」

狛枝「うん?」

桑田「オレもアンタは……嫌いじゃない」

狛枝「………あはっ」

桑田「……うん、嫌いじゃないな」

狛枝「よかったよ……桑田クンにも効いて来たんだね?」

桑田「効いて……何が?」

狛枝「ほら」


狛枝パイセンは、小型のスピーカーみたいなものを取り出す。

小さい声で何か聞こえてくる。


………え………す………


……あん?なんて言ってんだ?













『狛枝凪斗が好きになる』













………は?

狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる何だこれ狛枝凪斗が好きになるあれ狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好き何だこれ狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる何にも狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる考え狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗がオレは好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きにいつのなる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗間にが好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きになる狛枝凪斗が好きに













狛枝「………ボクの事、好き?」




桑田「ああ、死ぬほど愛してる」



狛枝「ボクもだよ」





オレ、そっか、狛枝パイセンが好きだったんだな。
知らなかった。
分からなかった。
そっか、ありがと。
みんなほんとありがと。
オレ、この人と一緒に―――

END―――狂依存


◆ここから

1→最初からやりなおす
2→指定の場所からやり直す
3→他のキャラでやり直す
4→もういい、次のネタだしする

↓最速3票

他のキャラでやり直し


↓5までで次の主人公募集
ダンガンロンパシリーズ(絶女含め、ただし小学生はだめです!ロリコンは逮捕です!)から1名。一番コンマ高い人

朝日奈ゆうた

>>132
98


悠太君でリロードします

【―――??】


「ふふ、おもしろそうな事を考えるね?モナカちゃん」

「魔物を洗脳なんて……す、すごいや……ボクちんじゃ考えらんないよ……」

「えへへー、誉めてほしいのじゃー!」











「………ん………?」


体がいたい。
ここ、どこだ?ここは……

あ、なんか街、だった気がすんだけど……


……誰もいない?
なんか、すごく静かだ。
怖い。
オレ……何でこんなとこいるんだっけ?
えっと、どうして……?


悠太「………とにかく……家に帰んないと……」


そうだ。ここがどこかわかんねぇけどとにかく帰らなきゃ。




1→誰かに会う(シリーズから1名指名)
2→辺りを見回す
3→とりあえず走る
4→そのた

>>137

>>137


キョロキョロ辺りを見回す。
ほんとにどこだここ?
よく覚えてないんだ。
気付いたらこんなところに連れてこられてて……。
………あれ?


遠くから手を振りながら誰かがこっちに来る!
アレって……!


「悠太ー!」


悠太「ね、姉ちゃん!?」


姉ちゃんだ!
朝日奈葵だ!
水泳界のエースだ!!


葵「あ、悠太だ!どっからどうみても悠太だ!」

悠太「よかった……人もいないしどうしたらいいか分かんなくて……オレ」

葵「えへへ、実は私も……」

悠太「姉ちゃんもよく分かってないの!?」

葵「そもそもここってどこだっけ?」

悠太「………やっぱり………」


オレと似たような事言ってる……。
まあ姉ちゃんらしいっちゃらしいけどさ。


葵「と、とにかく家に帰ろっか。ね?」

悠太「……いえってどっち?」

葵「わかんない!」


だめだこれ!




1→気合いでいけ
2→カンを頼りにして……
3→とにかく走る
4→人を捜す
5→そのた

>>140

朝日奈さんもですけど、一緒にいるとだんだん病みます。

2

>>140


ええい。
男は迷うな!ってね!


悠太「こういう時はカンだよ、姉ちゃん!」

葵「そうだね!よーし、私のカンがあっちだって言ってるよ!」

悠太「帰ろっか!」

葵「うん!」


ダッシュで帰った。
姉ちゃんはやっぱり足が速くって、オレじゃとうてい敵わない程の早さだ。


葵「やっぱ悠太と走るのは楽しいね!」


にっこり笑いながら、姉ちゃんは振り返った。





しばらくしてやっと家に着いた。
よかった。いつもとなんにも変わんない家だ……。


葵「あれ、もう家で寝ちゃうの?ねー、悠太?一緒にドーナツ食べに行かない?」

悠太「そんなだから太るんだぞ姉ちゃん」

葵「太るとか言わないでよ!ひどいなぁ!」




1→一緒に行ってあげる
2→無視して寝る
3→どっかに行く
4→そのた

>>143

1

>>143


悠太「………たーく、しょうがないなー、姉ちゃんは」

葵「えへへー、悠太って優しいね!」

悠太「どうせひとりじゃ入れないからとかだろ?ドーナツ食べ放題が」

葵「バレた?」

悠太「すぐ分かるよ……」

葵「ほんと悠太は優しいなぁ、このこのー!」ぐりぐり

悠太「ガキじゃないんだから撫でるなよ!?」

葵「撫でたいから撫でてるんだよ!」


………なんか姉ちゃん、いつもよりもオレと距離近い気がするけど、いいんだよな?






◆街


からんからーん


葵「ほら、見てここ!!30種類ものドーナツ食べ放題!!」

悠太「わかったから……」


ほんと姉ちゃんのドーナツ好きは異常だ。
意味が分かんないレベルで好きだ。
オレにはほんとに理解が出来ないよ。


葵「ねーねー、悠太!」

悠太「あ?」

葵「好きなのえらんでいいよ!」

悠太「だから食べ放題だから当たり前だろ」

葵「……そうだね!よーし!」


いいながら姉ちゃんは早速皿にとんでもない数のドーナツを乗せている!
すげーな……。


葵「へへっ、悠太も食べる?」

悠太「オレはちょっと、欲しいやつを摘まむだけでいいかな」

葵「そうなの?」

ぱくっ

葵「こんなに美味しいのになぁ……ねー?」

ぎゅうう

悠太「だから近いって!」


……姉ちゃん?
なんで胸をオレに押しつけてんの?え、それなに?狙ってんの?それとも素?
なんにせよあんま押すなよ!
つーか、席あるんだからそっち行けよ!!




1→あーんしてもらう
2→負けじと押し返す
3→帰る
4→そのた

>>148

1

>>148


葵「ほら、悠太!あーん!」


姉ちゃんがドーナツをオレの方に持ってきた。
あー、つーか抑えられてるから避けられませんけど!


ぱくっ

葵「どーお?」

悠太「ん!……甘過ぎなくて旨いね」

葵「さっすが悠太、分かってるじゃん!」

悠太「これなに?抹茶?」

葵「そーそー、アンタが好きそうだから持ってきてたんだー♪」


相変わらず姉ちゃんの胸はオレの体に押しつけられている。
と言うか、端から見たらカップル、それもいきすぎたバカップルみたいな体勢だ。

姉ちゃんはオレの右手を自分の左手で握って、オレの胸板に自分の胸を押しつけている。
……だから柔らかいんだよいちいち。
もうやめろよ姉ちゃん!


葵「ねー、悠太はさー、私のこと……好き?」


唐突に姉ちゃんがそう言った。笑顔は、ない。


悠太「……は?」




1→好きだよ
2→まあ姉ちゃんとしては
3→アスリートとしては
4→そんなに……
5→そのた

>>152

順調に病んでる。

5 姉ちゃんはどうなんだよ

※掃除してました。
>>152


悠太「姉ちゃんはどうなんだよ」


ふと、オレはそんな風に尋ねた。
理由?んー、無いって言えばないんだけど。
何となく言いたくなったから、かなぁ。

そうやって聞いてみたら、


葵「私は好きだよ」


悠太「へ?」


葵「弟として家族として男としてアスリートとして人間として学生として生物として」


葵「悠太のあらゆるところが好きだよ」


悠太「~~~!?」ぞくっ


視線が、恐ろしい。
射抜かれて動けなくなるような気がした。
姉ちゃん………?


葵「もっかい、きくね」



葵「悠太は私の事、すき?」






久しぶりの自由回答
>>159

泳ぐ姿はエロくていいよな

クリティカルとかもうエンディングですけど………

>>159


悠太「泳ぐ姿はエロくていいよな」

葵「え?」

悠太「姉ちゃん、ほんとに泳いでる時の姿はすっごいエロい」

葵「………」





葵「 ほ ん と ! ? 」



悠太「………え」

葵「そっかー、悠太には伝わってたんだね、」

悠太「ちょっ、何が?」

葵「私の思いだよ!」

悠太「話がよく―――」

葵「私と悠太は、ひとつになりたいってそう思ってたんだよ」

悠太「……ん?あ?」

葵「私ね、水泳が一番得意だから。だから、悠太をずっと誘ってたの」

悠太「なに、言ってんの姉ちゃん」

葵「私の一番いいところを見てくれたら悠太も私を見てくれるかなって思ったから」

葵「ずっと見ててくれたんだね悠太」

葵「ほんとに嬉しいよ」

悠太「ねえ、ちゃん」

葵「私もずっと見てたよ」

悠太「ね……」

葵「だからこれからも見ててもいいかな?」

悠太「………」

葵「そう、ずっと」


葵「ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと」

End―――血は水よりも濃い


どうする?

1→まだだ!まだ終わらんよ!最初からだ!
2→他のキャラで始める
3→もう(ヤンデレは)いいです

↓最速3票

他のキャラで始める


↓5までで次の主人公。
ダンガンロンパシリーズから1名、当然小学生はだめです!
コンマが一番低いひと

みかん

>>174


罪木でリロードします

【―――??】


「狂おしいほど愛されたいんでしょ、罪木」

「愛してもらいなよ」





ど、どこかから声がします。
誰が何のために?


罪木「ううん………?」

罪木「誰かに呼ばれた気がしますぅ……誰ですかぁ?」


誰もいませぇん……。
どうしたんでしょう?
誰もいません。
本当に誰も。

わ、私はこんなところで一人きりなんでしょうか?


さ、寂しい。


罪木「誰かいませんかぁ?」


そもそもここはどこなんですか?
いつもの学園、ともまた違うみたいですう……。




1→誰かにばったり
2→どこかに行く
3→一回寝る
4→そのた

>>181

>>181


罪木「ええと………」


とにかくこのままじゃあいけません。
ど、どこかにさっさと行ってしまわないと!

出ないと、なにがどうされるかも分かりません。

ここに怖い人がこないとも限りません。

早くどこかに、行かないと………


そう考えていたら、いつの間にか図書室に来てしまいました。
あんまり人の気配がないところです。
さっきから、ここには誰もいないんでしょうか?


「………な、何してんのよ、こんなとこで」

罪木「!?」

「あんたよ、あ、あんたに言ってんの……」

罪木「わ、私はその……」

「こんなとこでふらふらしてんじゃないわよ……あ、あんた、ちゃんとまわり見なさいよ」

罪木「ふえぇ、すみませぇん……」

「い、いちいち謝らないでよ!うっとおしいわね!!」

罪木「ふえぇ………」




1→謝り倒す
2→ちょっと話す
3→どこかに行く
4→そのた

>>184

1

>>184


罪木「本当にすみませんすみません!不愉快な思いをさせてすみませぇん!」

罪木「一生目の前には現れませんから、もう許してください、もうお手を煩わせませんから」

罪木「なんでもしますからぁ……」


「う、うるさいわね……!あんまり喚くんじゃないわよ……!」


罪木「す、すみませ」

「もう謝らなくて……いいから」

罪木「ふぇっ?」

「あ、あんたの気持ちは分かったって言ってんのよ。黙んなさいよ」

罪木「え、ええと……」

「静かに本読みなさい」

罪木「……は、はい……」

「………」

罪木「………」

「………何困った顔してんのよ。もう怒ってないから好きにしなさい」


め、目の前の人は精一杯笑顔を作りましたぁ。
とても怖かったけれど、きっと私の為に全力で笑んでくれたのでしょう。
そう考えたら、心がほっこりして……はい、嬉しくて!

だから、言われた通り静かに本を読む事にしましたぁ。
ぱらぱらとページをめくると、おもしろい文章が目の前に現れます。




1→しばらく読書する
2→話しかける
3→さっさとどっか行く
4→そのた

>>190
今日はここまでじゃよ。おやすみ。

おつおつ
2


>>190


ぱらぱら。
本は面白いです。
毎日変わらず、同じ顔を見せてくれるから、好きです。
でも、誰かがいるところで本を読んでいるのもなんだか……落ち着かない。


罪木「あ、あのぉ………」

「………」

罪木「………あの」

「なによ、聞こえてるわ」

罪木「その、お、お話ししませんか?」

「……どこの馬の骨とも知らない人間と会話なんてすると思うの?」

罪木「う、うゆぅ……わ、私は」

「………ふ、腐川、冬子よ。あんたもなのんなさいよ」

罪木「つ、罪木蜜柑ですぅ!」

腐川「罪木、ね。分かったわ」

腐川「……で?あ、あたしと何を話すって?」



何話そう?
>>193

つぎひる

健康が悪そうですね?きちんと生活してますか?

ひるむり
よるむり
つぎあす

やったりやらなかったりしまーす。

>>193


罪木「う、うゆぅ……」


腐川さん、と言うその方はとても顔色が悪そうでした。
ひ、人の心配している場合ではないのかもしれませんが、
けれど私も【保険委員】なんて呼ばれているので、心配しちゃうんですぅ!


罪木「あ、あのぉ………」

腐川「何よ」

罪木「その、し、失礼だとは思うんですけど、」

腐川「……だから、何よ」

罪木「健康が悪そうですね?きちんと生活してますか?」

腐川「は?」

罪木「肌もかなりボロボロですし、髪の毛も油でべっとりになってもったいないです、それに目の下に大きなクマもありますし、爪も指もかさかさ……」

腐川「大きなお世話よ!」

罪木「せ、せっかく可愛らしいのにもったいないですよぉ!」

腐川「………か、可愛らしい?」

罪木「はいっ、腐川さんは可愛らしいのに!」

腐川「な、なな、なによ、騙されないわよ?そんなの言っても、あんたが失礼な女なのは変わらないじゃない……!」

罪木「失礼でも仕方がないんですぅ、腐川さんのためにっ」


そう、腐川さんの健康のために、
私は心を鬼にして、腐川さんに言わないとならないんですぅ!


罪木「ちゃんとご自分を大切にしてくださぁい!」


腐川「な、ななな、あんた……あんた、あたしになんのつもりよ……?」

腐川「いきなり出会って早々でそんな事言われるとは思ってなかったわ……」

罪木「あ、そ、すいま」

腐川「謝んなくていいわよ。意外すぎて面白くなってきたわ」

罪木「………え?」

腐川「あ、あんたってすっごい変よね?変よ。あ、あたしなんかより、ね」


めがねの奥の瞳が私を捕らえました。




1→もっとはなす
2→どこかに行く
3→どこかに連れて行く
4→そのた

>>203

保健室にお薬を取りに行く

>>203


罪木「あ、そうだ、お肌の荒れに効くお薬があるんです。保健室から取ってきますよ」

腐川「ほ、保健室?話がいきなり大きすぎない?そんなにいいわよ、あ、あたしなんかに……」

罪木「ダメですっ!腐川さんの事が心配なんですからっ!」

腐川「! ………」

罪木「と、とにかくお薬を持ってきますからぁ」

腐川「………よ」

罪木「?」

腐川「そ、それならあたしが一緒に保健室に……い、行くわよ。あたしもなんか、あんたの事……ほっとけないし」

罪木「い、いいんですか?」


◆で、保健室


がららぴしゃ!


………今は誰もいないみたいです。


腐川「………あ、あんた」

罪木「ふゆぅ?どうしましたか?」

腐川「ふ、ふつうに保健室に入ってるけど……やっぱり保険委員か何か?」

罪木「はいっ、保険委員ですよぉ!」

腐川「……ま、見た目からして当然、よね。何?普段からここにいるの?」

罪木「そうですねぇ、授業もこの保健室で行われる事が多いですし」

腐川「保健室、ねぇ。」

腐川「……が、学校の保健室って言うととってもみだらな感じがしない?」

罪木「ほぇ?」

腐川「教師と生徒が誰にも見られないように逢瀬を繰り返す場所……ふふふ」

腐川「それとも、変な赤い瓶でも置いてあるのかしら?封を切らずに数年放置された精製水とか?」

罪木「なんですかそれぇ……」

腐川「……なんでもないわよ」




1→お薬を腐川ちゃんにぬりぬりしてあげよう
2→お薬を渡して他の人のところに
3→お話しする
4→そのた

>>207

2生徒会長

生徒会長どうしましょー

1→生徒会長のキャラを今回も作ろう

2→俺様(暗黒微笑)

3→>>1がかんがえるいめーじの生徒会長

直下

>>209



罪木「………あ、」


そう言えば、確か生徒会長さんに呼ばれていたような気がします。
まだ待っていてくれるでしょうか?
ご、ごめんなさぁい……。


腐川「……どうしたのよ?」

罪木「せ、生徒会長さんとのお約束があったんですぅ!」

腐川「……あらそう、大変ね」

罪木「う、うゆぅ、行かないと……!」

腐川「い、行ってきなさいよ……待たせてるんでしょ」

罪木「あ、はぁい……すみませぇん」

腐川「いちいち謝るんじゃないわよ……!」

罪木「……はい」

腐川「ほら、薬とやら寄越しなさい。それで帰ってあげるから」

罪木「う、うう、……今度はもっとちゃんとお話ししましょうねぇ」


がららぴしゃ!



腐川「【家族】以外の人からものをもらうなんて……始めてかもしれないわね」

腐川「……ふふ、ふふふ、あ、あいつ、あたしの事……心配してくれた……」


◆生徒会室


がららぴしゃ!


「遅かったね、罪木さん。怪我している人が?」

罪木「そ、そうなんですぅ!」


部屋では生徒会室さん……【村雨早春さん】が待っていました。
にこやかに穏やかに笑いながら、席に着いています。


村雨「そうなんだ、それは仕方がないか。学園の生徒なら、助けるのが当然だ」


村雨さんは、私の遅刻をとがめる事は一切ありませんでした。
それが村雨さんの考え方です。


村雨「でも、こっちに報告もないし……大事にはなっていないみたいだね。安心したよ」

罪木「え、えへへぇ……」

村雨「それで、罪木さん。何で呼ばれたか覚えている?」

罪木「え?えーと……」

村雨「……あはは、そうだった。用件を伝えてなかったんだ。ごめんね」

罪木「???」




1→生徒会長は病み度が最大値だった
2→生徒会長は影響を受けてなかった
3→生徒会長は偽物
4→和やかに会話して終了
5→そのた

>>213

上で但し無自覚

連取りなしな

3

今戻ってきたよ。やるよ。

>>213
ごめんね。ルールを書いてなかったけど、3連続取得だから下に流すね。ごめんね。

>>214


村雨「実はね罪木さん、今年の会計の話なんだ」

罪木「かいけい?」

そう言えば、保健室の会計も少しだけ任されています。

薬の量や処方出来る内容は、免許のない私では限られていますから。
いわゆる市販、ジェネリックの医薬品を含め
その使用量や使用料、仕入れるべき量なども私は今学んでいるところです。

でも、あれ?


罪木「会計の話でしたら、この間全て済みませんでしたか?」

村雨「そうだったっけ?」

罪木「はい、確か資料もお渡ししていたと思いますよ?」

村雨「あ、あはは、そうだったかなぁ」


「そうだね、確かにもらったよ」

罪木「………ふゆぅ?」


村雨「会計は完璧だった。予算もしっかりしてたし、これなら来年はひとりで予算立て出来そうだね」

罪木「生徒会長さん!?」


なんと、生徒会長さんが扉から部屋に入ってきました!

村雨「………やれやれ、だね。超高校級の学園は何がおきるか分からないと言うけど、」

村雨「……どう見ても俺にしか見えない人物が目の前にいるのはびっくりだ」

罪木「は?へ?これ、どういうことなんですかぁ?!」 


席に座っている生徒会長が……偽物?


村雨?「……ひどい言いようじゃないか。お前が偽物だろう?」

村雨「いやいや、希望ヶ峰の中でおきている事を忘れるほど俺もバカじゃないよ。会計の事も忘れない」

村雨「……その程度覚えていられないで何が生徒だい?」

罪木「??」

村雨「ところで君は誰なのかな、俺の偽物さん」

村雨?「………」

村雨「罪木さんが目的?それとも俺?」

村雨?「………」


生徒会長の偽物さんが、こちらを見たまま動きません………。




1→村雨と一緒に逃げる
2→偽物に話しかける
3→ひとりで逃げる
4→そのた

>>219

>>219


罪木「む、村雨さん、逃げ……」

村雨「だね、逃げるが勝ちかな」


私は不意に、村雨さんの手を握っていました。


村雨「……罪木さん?」

罪木「わ、わた、私すぐ転んでしまうのでっ、転んだら、ひとりで逃げ……」

村雨「……転ばせないよ」

罪木「ふぇ?」


がららぴしゃ!


村雨さんが、私の手を握り替えしてすごい勢いで部屋を飛び出しました。
背後から感じる視線も、怖いけど、
今はただ逃げる事だけを考えておきましょう!



村雨?「………」


ぺりりり……
ぱさ


「……」

「……彼女は、美しかった」

「これが一目惚れ、と言う感情?………」

「………オモシロイ………」


◆寄宿舎付近


罪木「はぁ、はぁっ」

村雨「あは、ごめん……無理して、走らせちゃったね……」

罪木「いえ、そん……な……はぁ……」

村雨「げほっ、ごほっ!」

罪木「わあ、む、村雨さん!」


無我夢中で走って逃げてきました。
……けれど、しばらくして村雨さんがせき込みます。
元々村雨さんはあまり体が丈夫ではありません。
だからこそ、村雨さんは顔色を悪くしながらその場に崩れ落ちました。


村雨「はは、は……久しぶりにあんな走ったよ……」

罪木「もうっ、無理しないでくださぁい!」

村雨「ごめん、ごめん……げほっ……」

罪木「保健室は……ああ、さっきの人がいる方向か……」

村雨「大丈夫……だから、少し休めば……」

罪木「………うゆぅ………」




1→自分の部屋に連れて行く
2→その場に横に寝かせる
3→あえて保健室に行く
4→そのた

>>223

2+斑井二式が通りかかる

>>223


罪木「し、仕方がない……!」

応急処置をします。
少しはよくなるはず……!

罪木「とにかくまずは……横たわってください!」

村雨「……はぁ、げほっ……!」

罪木「横になって……右半身をしたにして……」


時間は今昼ごろ。
なら、さっきご飯を食べた可能性もあります。
そしてそれを戻してしまう可能性も。
まず横になって、ゆっくり息を整える事を第一としています。

村雨「………うう」

罪木「大丈夫です、ゆっくり息を、吸って……吐いて……」


そのまま落ち着かせます。
村雨さんは目を閉じて、胸を上下させています……。



「……何をしている?」


罪木「!」

誰かが通りかかりました。

罪木「……斑井さんっ!」

斑井「罪木に……会長?」

罪木「あ、ええと、状況説明はあとです、ちょっと会長さんが……」

斑井「………よく分からんが、会長の容態が悪いことは理解した」

罪木「はいっ!」

斑井「会長、立てますか」

村雨「げほっ……」

斑井「……無理そうだな。俺が抱える」

罪木「すみませぇん」

斑井「何を。俺にもお前にも出来る事があり、出来ない事がある。それだけだ」

村雨「はは、すまんな……斑井……」

斑井「あなたもだ、会長。気にする必要はない」

罪木「………ええと、とにかく保健室に……」

斑井「それなら俺が会長と行く。何があったか分からんが、誰かに追われているのだろう?」

罪木「!」

斑井「会長一人なら、守れる……が、お前のことはおそらく守りきれん」




1→みんなで行く
2→斑井に任せる
3→そのた

>>227

2

>>227



罪木「……で、では、すみません、斑井さん。お願いしますぅ」

斑井「任されろ」

村雨「……すまん……」



斑井(………俺は会長の方が大切なはずだ)

斑井(なぜあの一瞬、罪木の事を案じた?)


村雨(罪木の手……柔らかかったな)

村雨(偽物が何かは分からない……だが、)

村雨(罪木だけは……助けないと……)




罪木「………うーん」



会長さんが心配ですけど、
だからってついて行って足手まといもごめんなさいです。
だから、今回は全てお任せする事にしました。


……これからどうしましょう?




1→どこかにいく
2→誰か捜す
3→今日は部屋で寝る
4→そのた

>>230

なお、出会っていない他のメンバーも時間経過で病んでいきます。

2左右田

>>230
コンマ1かー………


罪木「………あ、」


そうだ、左右田さんに呼ばれていた気がします。
これは気のせい、でしょうか?

時間は結構経ってしまいました。
お、怒られないでしょうか……?



◆ガレージ


がららぴしゃ!


罪木「左右田さぁん!呼んでましたか!?」

左右田「おー、罪木!来てくれたのか!」

罪木「………ふゆぅ?」

左右田「そう、探してたんだよ罪木を」

罪木「?」

左右田「いやさぁ、ちっとさぁ……」

左右田「………こ、こ、骨格触らしてくんね?」

罪木「!?」


左右田さんの性癖は理解しているつもりですけど……な、何するつもりなんですかぁ!?




1→逃げよう
2→助けを呼ぼう
3→話そう
4→触らせて上げよう
5→そのた

>>233

4

コンマ66
縁起が悪い………

>>233


罪木「さ、触るだけです、よ?」

左右田「も、もちろんじゃねーか!」

罪木「……あんまり乱暴にしないでくださいね」


しかたがありません。
断っても可哀想ですし、何より断る理由もありません。
とりあえず、左右田さんの為にも私の骨格を触ってもらいましょう。


罪木「………ええと」

ぺたぺたべた

左右田「ほうほう……」

罪木「どう、ですか」

左右田「やっぱ罪木って柔らけェな」ぺたぺた

罪木「ふぇっ!?」

左右田「腰も肩も全部柔らけェ……」ぺたぺた

左右田「……」ぺたぺた

罪木「そ、左右田さん、あんまりあちこち触らないで……」

左右田「罪木」

罪木「………はい?」

左右田「……後ろからぎゅーってやっていいか?」

罪木「なんでですかぁ!?」




1→拒む!
2→ヤらせてあげよう
3→ぎゅーむと仕返す
4→そのた

>>237

>>237
あっ………



罪木「……どうしたんですか、左右田さぁん」

左右田「な、なんだよ、してーんだから言ってみたんだよ!」

罪木「……あはは、仕方ないですね」


拒まずに受ける事にしました。
左右田さんが私の背後に回って……


ごすっ


罪木「………はい?」


どさっ


「そんな事貴方にはさせませんよ」

左右田「な、おめ……だれ……」

「答える名はありません」

罪木「!?」

「………行きましょう、罪木蜜柑。貴方はこんな場所にいるべき人ではない」

誰かが手を伸ばします………




どうする?
>>241

なお、どうあがいてもひっくり返せない場合罪木は……

罪木が怪我人ほっとけるわけが無いので左右田を手当てするまで待ってもらう

>>241
>>240



罪木「待ってくださいっ!」

「?」

罪木「そ、左右田さん!」

左右田「う………」


改めて状況を理解しようとしました。

左右田さんは頭を叩かれたみたいです。
その場に横たわっています。
すぐにしゃがみ込んで様子を見ます。
目の焦点が合っていない……!
の、脳しんとう?!いや、はやく助けないと……!


罪木「しっかりして、左右田さん!」

左右田「……」

罪木「ダメ、動かしたりはできない……ではどうする?まず安静に……」

「………」

罪木「あなたがこんな事を?どうして!」

「………どうしてはこちらのセリフです」

罪木「え……」

「どうして僕を見てはくれないのですか」

「きっと僕は貴方に会うために生まれたのだと思えたのに」

罪木「……今はこっちが大切なんです!」

左右田「………」

応急処置を続けます。
左右田さんの顔色は悪い……外傷はありません。
投薬?いや、こんなところで無理に何かしても……
やはり脳にダメージ?それならまずは病院へ!
手慣れたものです。
さっと病院への通報を終えます。


「………」

罪木「救急車が来るまでの辛抱です、頑張って左右田さん……」

左右田「つみ、き……」

罪木「……はい」

左右田「オレ、オレぇ……罪木が……必要だ……」

罪木「?」

左右田「……今気付いたんだよ、オレ……」


譫言のように何か言っている……?


「………救急車への引き渡しが終わったら僕のところに来てくれるのですよね?」




1→左右田の方に
2→謎の男の方に
3→どっちも行かない
4→そのた

>>245

1

>>245


罪木「………それは、できません」

「!?」


ふぁんふぁん……


罪木「行きましょう、左右田さん」

左右田「つみき……つみ、き……」

縋るような顔を見たら、放っておけなくって。
どうしても放っておけなくって。


罪木「私がいないと何も出来ないんですよお、今の左右田さんは」


罪木「私がいてあげないと」




◆で、数時間後の病院


左右田「ぐっすみん」


医師「命に別状はないでしょう」

罪木「そうですか………」

医師「レントゲンも異常なし、です」

罪木「よかった……」

医師「まあ、大事をとって数日は入院してもらいましょう。人類の希望なんですからな」がたん

罪木「わ、わかりましたぁ」


左右田さんに大きなダメージが残っているわけではなさそうで何よりです。
念のために何日か入院はするみたいですけどね。

………でも、心配です。
私がいないと、左右田さんは死んでしまうのではないかと思えます。




そうだ!そうだ!

1→病室に閉じこめておこう!
2→家に連れて帰ろう!
3→ガレージに戻そう!
4→そのた

>>249

2

>>249
00


罪木「………そうだ」


病室なんてところでずっと寝かせておくのは心配です。
それに左右田さんは私を求めてくれました。
だから、左右田さんはおうちに連れて帰りましょう。

そして私が看ててあげればいいんだ。


罪木「じゃあ、行きましょうか?」

左右田「ドリエル」ぐっすり

罪木「大丈夫ですよ、心配しなくても。私が左右田さんを守って上げますぅ」

罪木「だからね、どこも悪くないなんて」

罪木「そんな事言わないですよね」



このままふたりで、ゆっくりしましょうよ、左右田さん。





パルプンテ直下
1左右田がやられる
2罪木まさかの怪我
3誰かお見舞いにくる
4左右田がやられる(眠り姫)
5腐川が来るよ
6罪木のおうちでまったり
7誰か来るよ(指名)
8左右田と結ばれるよ
9まさかの腐川ルート
0しかし諦めていなかったカムクラ
00斑井ブラザーズルート

はい

>>252


罪木「………左右田さん」

私は左右田さんを車いすに乗せて、そのまま連れて行く事にしました。
そして、私の家の中でゆっくり飼って上げればいいんだ。
怪我も病気も全て私が看てあげます、だから………



ゴッ







気付いたら私は、白いベッドに寝ていました。
体が、動きません。
遅れて全身に痛みが鈍く走ります。


「目覚めましたか」


どこかから声がしました。


「荒っぽいことをしてしまってすいません」

「けれど、こうしなければ僕が貴方を守る事が出来なかったから」


声は少し困った様子で謝っています。何を?誰に?


「動けないでしょう?でももう大丈夫」

「体が痛いでしょう?大丈夫」

「僕が全て面倒を見てあげますから」


「だから」


その人と目が合いました。


「ずーっと、僕のそばにいてください。」


その時に分かってしまいました。
ああ、そうか、私は囚われたんだと。

なんにもない、なんにも出来ない私は、
この人に看てもらうしか出来ないんだ、と。

END―――ストーカーこわい



1→途中からやりなおす
2→新しい主人公でやりなおす(名前併記、一番コンマ低いひと)
3→もういいから次のネタだしに移る
4→ディバゲコラボの話する
5→そのた

↓最速3票
おやすみなさい

2大神

おはようございナス。
ヤンデレが何か分からなくなってきたので、これが終わったら終わりにする予定です。

>>260
さくらちゃんでリロード

【―――???】


………ぬぅ………。

我は確か、昨夜学園長に呼ばれ、学園長室に赴いたのだが……?
………?
そこから先を覚えておらぬ………?

我に何が起きた?
不可解。

目覚めると、体育館であった。

着衣に乱れはなし、体のどこかが痛むと言う事もなし。
ふむぅ……なぜ我は体育館で寝ていた……?


大神「………」むく

大神「……よく分からぬが……」


誰もおらぬのか。
一体何が起きている……?




1→誰か捜す
2→どこかに行く
3→体育館でなんかする
4→そのた

>>268

1葉隠

>>268


………ひとまずは誰か探してみるか。
何があったか聞かねばならん。
そやつが知っている事を祈るだけか。


◆で、購買


がららぴしゃ!


葉隠「うおっ!?」

大神「………葉隠か。無事か」

葉隠「なんで安否確認されてんだって……あー、うん、無事だけどよ」

大神「……そうか」


よかった。
話せそうな者が見つかって何よりだ。


大神「葉隠よ、学園に何か異常はなかったか?」

葉隠「………?」

大神「特になかったのなら良いのだが」

葉隠「………あー、その、なんかあったん?」


不安そうな顔をこちらに見せている。
落ち着かせてやるべきだろうか?




1→なんもなかったんと説明
2→事情を説明
3→とりあえず放置
4→どこかに行く
5→そのた

>>271
つぎひる

2

>>271
ひる


大神「………気付いたら体育館で横になっておったのだ」

葉隠「はぁー?」

大神「それで、何かあったのではと思ってな」

葉隠「そりゃあ過保護にもほどがあんじゃねぇの?」

大神「して、お主には異変はないのか」

葉隠「おう………変なとこはなさそうだべ」


そうか。
ほう、と胸をなで下ろす。
我のこの違和感ももしかすると考え過ぎなのかもしれん。

いや、しかしまだ気にはなる。
校内に人の気配がないのはなぜだ?
葉隠に問うた。


大神「……時に、お主以外の者は?」

葉隠「あー、そう言われりゃ見てねーな……どこ行ったんだべ?」




1→このままおしゃべり
2→別なところに行く
3→別な人を捜す
4→そのた

>>275
つぎよる

3

そろそろやるけど、ワタシにヤンデレとは何かを教えてくれ、ララァ。

>>275


大神「………他の者を探してみるとするか」

大神「どうも空気がおかしいのでな。お主も手伝ってはくれぬか、葉隠?」

葉隠「おう、分かった」

大神「頼むぞ。何かあれば教えてくれ」

すたすた………


葉隠「………オーガが俺に頼みごとか」

葉隠「ん?んん?なんでこんな素直にうれしいんだ?」



すたすた……


◆で、2階



大神「………」きょろきょろ


むう、やはり人の気配がない……?
どうしたものか。
誰かを見つけねば……!



「あ、さくらちゃん!」


大神「………!」

朝日奈「あ、やっぱりさくらちゃん!」

大神「朝日奈?」

朝日奈「うんうん、やっぱり私とさくらちゃんは運命で結ばれてるのかな?」

大神「………?」

朝日奈「じゃないや、私何言ってんのかな……うーん、ごめんね」

大神「いや、それはいいのだが」


朝日奈の雰囲気が、今までに見た事がないほどの不思議な雰囲気である。
……近寄りがたい。

我と朝日奈の距離は、5メートル程だろうか。
意外にも遠く、思うより近い。
だが、我はそこから縫いつけられたように動けなくなっていた。


朝日奈の眼孔に光が見えない………。



朝日奈「ねーねー、さくらちゃん?さっきはなにしてたのー?」





1→適当にごまかす
2→人を捜している事をはなす
3→どっか行く
4→そのた

>>280

2

>>280


大神「人を捜しているのだ」

朝日奈「へ?」

大神「なんだか、学内の様子がおかしいのでな」

朝日奈「………そう?」

大神「ああ。先程から誰の気配もない」

大神「それに……学内が静かすぎるのでな」

朝日奈「うーん、そう言われればそうかもしれないけど……」

大神「先程も葉隠を見つけたばかりだが」

朝日奈「………」ぴくっ

大神「あやつも何も知らんと言うので」

朝日奈「そんな訳ないよ!」

大神「……?」

朝日奈「さくらちゃんと真っ先に会っておいてなんにも知らないとか絶対嘘だって!ひどいなぁ!」

大神「……そう言う事もあり得ると思うがな」

朝日奈「そんな事ないって絶対」

大神「朝日奈?」


朝日奈の顔に陰が落ちる。
なにやら、いやな予感が漂う……。
何を考えている?
朝日奈よ、お主は何を思っている?


朝日奈「………」




1→朝日奈を抱きしめる
2→どっか行く
3→葉隠のとこに戻ってみる
4→誰か探す
5→そのた

>>283

>>283


大神「……他のところも見回ってみる。朝日奈、お主も誰か見たら教えてはくれんか」

朝日奈「わかった、よ」

大神「………」

のすのす


朝日奈「………さくらちゃん」

朝日奈「私はさくらちゃんしか見えないのに」

朝日奈「さくらちゃんは他の人とか見てるんだね……さくらちゃん、さくらちゃんさくらちゃん……」

朝日奈「……あれ?なんだろ、これ。私、さくらちゃんが……?」



◆で、物理室


がららぴしゃ!


大神「………」のすっ


誰もいない、のか……?

やはり人の気配が少なすぎる。
一体学園に何があったのだろうか?

「そこで何をしているのかね」

大神「!」

「………大神くん?」

大神「石丸か?」

石丸「ああ、大神くん!」


石丸を発見した。
これで3人目、か。
無事が分かる事が何よりの安心だ。

ところで石丸よ。
なぜか服が汚れているように見えるが、なにをしていたのだろう?


大神「………」

石丸「全く、他の生徒はどこに行ったのだろうか……」

大神「む?お主も知らぬのか?」

石丸「そうなんだ!実は僕も気付いたら誰もいなかった!困っているのだよ!」

大神「……なるほど」

石丸「大神くんッ!大神くんは無事だったかね、何かおかしなものを見たり、校則違反を見たりはしていないかね!?」

石丸「大神くん!」

大神「………」


いつになく熱量がすごい……。




1→適当にはぐらかす
2→適当にはなす
3→人を捜してる事をはなす
4→そのた

>>288

>>288


大神「………我は人を捜している」

石丸「人!?」

大神「ああ。学園内に人の気配がないのでな」

大神「それで、人が学園内にどれだけいるのかを探しているのだ」

石丸「むむ……そう言われれば、確かに人の気配は少ないかもしれないな」

大神「先からふたりだ」


それから、我が目を覚ましてから今までの話を石丸にした。
……時折顔をしかめたりしながら、石丸はその話を聞いていた。


石丸「……ふむ」

大神「人がいなさすぎる」

石丸「確かに………兄弟もいないか」

大神「お主も体に異常はないか?」

石丸「ああ、問題ない」

大神「……しかし、困ったものだ。葉隠も朝日奈も……」

石丸「………大神くん」

大神「む?」

石丸「その、なぜか分からないのだが……僕の前で他人の名前を出すのは……その、よしてはくれないかね?」

大神「なぜ?」

石丸「なぜか分からないが……体がざわついているのだよ………」




1→問いつめる
2→他の人を捜す(コンマ悪いと葉隠or朝日奈)
3→なんかはなす
4→どこかに行く
5→そのた

>>292

3 服が汚れていることについて

>>292

………。
どうしても気になる。
一度尋ねて起きたかった。


大神「時に、石丸よ」

石丸「なにかね?」

大神「……お主、服が汚れているように見えるのだが」

石丸「うん?……おお、本当だ!一体なぜこんな事に!?」


見ればあやつの真っ白な衣服は……赤に。
そう、まるで鮮血のような赤がところどころに付いている。
一体何が起きたのだろうか?
だが、石丸にも何が起きたか分からない、と言わん顔をしている。

……赤か。

一体石丸に何が?
いや、石丸が何かをしたのか?


石丸「これでは染みになってしまう……」

大神「問題はそこなのか?」

石丸「当然だッ!誰かに、事かけて君に見せるのであれば清潔な服装でなければな!」

石丸「ん?僕はなぜここまで君に執着しているのだろうか?むむむ………」

大神「………まぁいい」

突っ込みどころはあったが、突っ込んでどうしようもなかった。




1→問いつめる
2→他の人を捜す(コンマ悪いと葉隠or朝日奈)
3→なんかはなす
4→どこかに行く
5→そのた

>>295

2桑田

>>295


仕方がない者はそのままにしておくべきか。
それよりも、他の生徒の無事の確認が先ではないだろうか?


大神「………我は他の生徒も探しに行く」のし

石丸「もう行ってしまうのかね」

大神「?」

石丸「あ、いや……何でもない」

大神「……お主も何か見つけたら教えてくれ」

石丸「ああ、約束しよう」

こつこつこつ……



石丸「………」

石丸「………大神くん」

石丸「教えてくれ、僕のこの気持ちは何なのだ」

石丸「君がどこかに行ってしまう事に、耐えられないこの感情は……」



◆で、近くの教室


がららぴしゃ!


桑田「………あ?オーガ?」

大神「む?桑田か?」

桑田「オメーなにしてんだ?」


なんだかとても不思議な顔をされた。

大神「何をしていると言われても………」

桑田「ほーん……いや、ま、いいけどよ」

大神「お主こそここで何をしておるのか?」

桑田「あ?あー、わかんね」

大神「わかんね?」

桑田「ん、気付いたらなんとなーくここにいたからよ」

大神「そうだったのか」

桑田「ん。あー、なんか寝てたような寝てなかったような……あー?オレなにしてたっけな……」


桑田は困った顔をしながら頭をかいている。
首をひねったりしながら、今まで何をしていたかを思い出そうとしているようだ。
しかし、どうにも思い出せずに唸っていた。


大神「桑田?」

桑田「あ、ちょい待ち、もうちょいで思い出せそうなんだってーの」

大神「………」




1→話す
2→他のところに行く
3→誰か探す
4→そのた

>>301

5思い出すまで待つ

>>301
>>300


大神「思い出すまで待ってみよう」

桑田「はあああ!?」

大神「良いではないか、そう言う時は待ってみるのが一番だ」

桑田「おーし、思い出すぜってー思い出す………」

大神「………」

桑田「………んー………!」

大神「……思い出したか?」

桑田「………思い出したかも」

大神「それで、何をしていた?」

桑田「うん、オレ………」

桑田「………待ってた、オーガ待ってた」

大神「は?」

桑田「わかんね。けど多分オーガがここくんの待ってたわ、オレ」

桑田「他のやつとかじゃなくってオレんとこ来てくれんの待ってたんだと思う、多分」


桑田の顔色が………だんだんおかしくなる。
一体何が起きている?
こやつはなぜそんな顔をしている?


桑田「あ?なんでオレ、そんな……」

大神「落ち着け、桑田」

桑田「………でもオーガ、オーガ……オレはオメーを……」




1→制裁(物理)
2→他の人のとこに行く
3→なんかはなす
4→そのた

>>304

1

桑田に制裁

コンマ0

 は い ク リ 

>>304

桑田「オレはよ、オーガ……もしかしたらオメーを」

大神「そぉい!!!!!」どがぁぁぁぁ

桑田「ヘブンッ!!?」


どしゃぁっ



桑田「」


しまった!やりすぎてしまったようだ。
……だが桑田、今のお主は頭を冷やすべきだ。
我はこやつが冷静になるのを祈るほかないか。

………ここを離れよう。




むくっ


桑田「……あぁ……」

桑田「オーガがオレん事心配してくれてんの、か……?」

桑田「………」さすさす

桑田「いてーけど……」



桑田「オーガがオレの中に……跡残して……」







………。


大神「………」のし


なんだ?
誰が、誰もがおかしい。
何が起きている……?

誰もが、おかしな雰囲気を醸し出している?
何が起きた?

我を、我らをどうしようとしている?


大神「………」


なぜ人はいない……?


大神「………くっ」


皆、ふつうの姿に戻ってはくれんだろうか?






1→誰か探す
2→どっか行く
3→そのた

>>312

1学園長

>>312


大神「………探さねば、学園長を」

「探しているのかね」

大神「!」

学園長「僕を」

大神「………学園長」

学園長「やあ、大神さん。元気?」

大神「学園長、これは一体どういう事なのです」

学園長「………」

大神「なぜ皆の様子がおかしい?なぜ!」

大神「桑田も、朝日奈も葉隠も石丸も!」

学園長「なぜだろうね?」

大神「はぐらかすな……!」

学園長「いやね、大神さん」

大神「!?」

学園長「なんだか分からないんだけど、大神さん」

学園長「僕もなぜか君が気になって気になって仕方がなくてねぇ」

大神「……なにを、言っている」

学園長「なんだろう、これは……恋?」


学園長「君が欲しいんだよ、大神さん」


大神「………は………?」






1→制裁(物理)
2→会話を試みる
3→にげる
4→そのた


>>315

1 ヘッドロック

>>315


大神「ふッ……!」

ぶんっ!

学園長「おっと!」

大神「かわした!?」

学園長「僕がその程度の攻撃!見抜けないとで」

大神「そぉい!!」

学園長「でぃばいんっ」

がそすぅっ!!


大神「………やったか!?」

学園長「まだまだだね!」

大神「!?」

学園長「ああ、僕の中で君がさらに大きくなっていく……」

学園長「さあ、大神さんっ!僕と」

大神「もう一回」ごすっ

学園長「かんこれっ!?」

どさっ

大神「………すまぬ、学園長。死んでいない事を祈るだけだ」


……どうなっている?
学園長が差し金ではないのか?



1→誰か探す
2→どっか行く
3→今まで会った中の誰かのところに
4→そのた

>>318

4今までのことを考察

>>318


ならぬ。
焦ってはならぬ!
平常心を保て、それが一番なのだからな。

考えろ……今は何が起きている?

まず、我はいきなり体育館で寝ていた。
これはもう、誰かに寝かされたと考えるしかあるまい。
なぜなら、自ら眠りに行くような真似はしないからだ。

では、学内に人の気配がないのは?

それよりも、朝日奈を初めとして全員様子がおかしいのはなんなのだ?
学園長の様子を鑑みる限り、なぜか我は何者かに狙われているように感じる。
そう言えば石丸も朝日奈も、桑田もそんな事を
―――


大神「では、なぜ?」


そう、なぜ?
なぜ我だ?
誰かが意図的に、我に好意を抱くようにしている?可能なのか?
……超高校級の神経学者がいるくらいだ、もしかしたら可能なのやもしれぬ。
では、そんな事をして何をはかろうと言うのだろうか?

それより、石丸の衣服を見ていて気になったことが膨らむ。
もしも全員が我を求めているなら、さらに暴力行為に走る物がでたら……?


大神「……なんだ……誰がこんな事を……?」




1→誰か探す
2→もっと深く考える
3→そのた(77ボーナス!あまりに不可能でない限り必ず実行する)

>>322

1葉隠の様子を見に

>>322


大神「………」

ならば、葉隠は?
他の者と違って、最初はまともな対応だった気がするのだが……?

少し心配だ。
もしかしたら、あやつもおかしくなっている?
……それだけは避けたい!

大神「……ちっ!」


◆で、植物庭園


あやつが行きそうな場所と言えばここか。



葉隠「………んー」うろうろ


……そして、ふつうにそこにいるではないか。
様子はまだおかしくはなっていないように思えるが……。


葉隠「やべーなぁ、だーれも見つからんぞ」

葉隠「オーガの頼みだってのに、俺、俺……」


頭を抱えている。
声をかけるべきだろうか?




1→話しかける
2→そっとしておく
3→他の場所に行く
4→そのた

>>326

>>326

大神「………」

>そっとしておこう………

すんすん

大神「………?」




葉隠「………」すんすん

葉隠「………」

葉隠「………おっ」



葉隠「オーガのにおいがする………」




大神「………!!?」ぞくっ

こいつ……今なんと……!?


葉隠「この辺にいんのか?オーガ?」

葉隠「……なー、なんでどこにもいねーんだ?」

葉隠「あ、まさか……まさか俺んとこ来るのがいやとかか?おいおい勘弁してくれって」

葉隠「なーんもしねーべ、な?なっ?」




1→制裁
2→逃げる
3→話す
4→そのた


>>330

>>330

………平常心だ!


大神「我ならここだ」

葉隠「お、オーガ!なんだよ、いるならいるって言ってくれっての」

大神「………」


まさかお主ににおいで探されるなどと思ってはおらんかったのでな。
などとは言えなかった。


葉隠「オーガ?今までどこ行ってたんだべ?俺ずっと割と探してたぞ?」

大神「ああ、我も生徒を捜していた」

葉隠「はれ?俺よかそっちの方が大事!?」

大神「言ったではないか、学園に異変が起きているので、生徒を捜していると」

葉隠「……あ、そんな事言ってたような言ってなかったような……」

大神「言った。そして何人かの生徒を見つける事は出来たのだが」

葉隠「だが?だがって何だよ?」

大神「様子がおかしかったのだ」

葉隠「?」

大神「皆、我を強く求めているようだった。なぜなのだあれは」

葉隠「………」

大神「学園長までもが我を狙ってかかるとは意外だった……」

葉隠「……オーガ、大変だったな」

大神「ああ、もしかすると他の生徒もこんな状態に」

葉隠「なぁ、俺、俺……」

大神「………葉隠?」

葉隠「なんなんだろうな?俺、なんかすげぇオーガの事……す、好きかもしんねぇべ」

大神「何を言っている?」

葉隠「わかんねーよ!わかんねーけど、けど……なんかわかんだ」

葉隠「俺、今すっげぇオーガが好きになってる。そんで、オーガに会ったっつーやつらにすっげぇ嫉妬してる」

葉隠「なぁ、これ何だ?俺もよくわかんねぇけど、この感情なんなんだよ?」




1→落ち着け
2→逃げる
3→ぎゅーむとする
4→ほか
>>334

制裁

>>334


葉隠「俺、なぁオーガ!俺ッ!」

大神「お、落ち着け葉隠、お主は」

葉隠「う、うあああっ!」

大神「………そぉい!!!!!」

ど、すぅっ

葉隠「が、はっ……」

どさ

大神「………くっ!」


どうなっている………!

だが、このままにして解決するとも限らん。
かと言ってこやつに巻き込まれてやる道理もない。
はて、どうしたものか?

倒れた葉隠の顔色は悪いようだ。
だが、心なしか幸せそうにも見える。




1→誰かを探す
2→葉隠を介抱してあげる
3→どこかに行く
4→そのた

>>337

3

>>337


大神「………くっ!」


だが背に腹は代えられなかった。
このままでは我はどうなってしまうものやら!
逃げるようにその場を離れる!


◆で、教室


大神「ここならば誰も……」

「何をしてるのかな?」

大神「!?」

戦刃「……心配になっちゃうよ。大神さんっ、顔色が悪いみたいだけど?」

大神「い、戦刃か」

戦刃「具合悪い?怖いこと起きたの?」

戦刃「……誰、かな。大神さんを困らせてるのは」

戦刃「私、そんなひと許さないよ」

まさかお主までおかしくなっているなんて事は………?
そんな不安が的中する。
戦刃の目にも明らかな狂気を感じられる……!



1→逃げる
2→話す
3→受け止める
4→そのた

>>340
今日ここまで。おやすみ!

江ノ島「まず1、セラピーマシーンの効果切れを待つ。何日かかるかわかんないけどね」
江ノ島「2、全員ぶっ[ピーーー]」
江ノ島「3、片っ端から全員口説いて惚れさせる」
桑田「!?」
江ノ島「ちなみに4もあるけど教えねーよバカ」

らしいんだがもう2じゃだめか。さくらちゃんならいけそう  だめか
1は間に合わなさそう、3なら今までと別ゲーになるがまだいける?
4も気になるが今までの主人公達のターンが短すぎてヒントが全然ない…
マシーンみつけて効果を打ち消す音声ながすとかか?

おーい、やるかー?

>>340


大神「……」

戦刃「あれ……おかしいな、私が一番に思ってるのは、思って、る……のは」

戦刃「……?」

大神「……」

戦刃「誰?……大神さんなの、か、な?」

大神「?!」


いつもの戦刃ならそんな事は……絶対に言わないだろう!
なぜ我に執着する!
ど、どうする………?

さすがに戦刃には手は出せん。
ここは悪いが逃げさせてもらおう。

大神「ち………ィ!」

ひゅばっ

戦刃「お、大神さん!どこに……」

大神「悪く思うな……」


全力で逃げる。
体の筋肉の全てを膨張させて、力を体に巡らせた。
そして戦刃が、何か言おうと息を吸ったその時に―――


大神「………!」


その場を全力で離れた。
さしもの戦刃とて、我の足には届くまいと信じて。





大神「……ふぅー……」


それから数刻。
戦刃を撒いただろうと我は確信している。
後ろからの気配もない、四方からの殺気もない。
これなら、我は誰にも追いかけられてはないだろうと思えた。


しかし、どうして……?
なぜいつのまに、こんな事に?

もしや我が、体育館で寝ていたのも関係しているのか?


大神「………解せない」


何の理由かが分からんし、何よりなぜ我なのかが理解できない。

……時間で解決出来る問題ならばさておいて、このままではさらに悪い結果を生むのでは……




「さーくらちゃーん」




大神「!!」

呼ばれている………





1→逃げる
2→探す
3→声の方に行く
4→そのた

>>352

4 隠れる。相手の様子を見て、ヤバそうならそのまま不意打ち

>>351

ぎゃあすまんやらかした

>>352
>>351
あうあう


大神「ち……っ!」


この声は朝日奈か?
恐ろしい顔をされてもこまるが、
しかしどうする?

いったん隠れ、様子をうかがうか!

我は手近の部屋にさっと隠れた。


「さくらちゃーん」


「さくらちゃーん?」


朝日奈は我を捜しているようだ。
どうにも、朝日奈には我しか映っていないように思える。
他の者には目もくれずに我を捜しているではないか!

大神「……」

汗がにじむ。

やはり朝日奈はおかしくなって………







桑田「 み つ け た 」





大神「―――」



目の前に頬を赤く染めた桑田がいた。
硬直、衝撃に頭が止まる。




1→逃げる
2→制裁(次やったら多分死ぬ)
3→話をしてみる
4→そのた

>>357

どうしよう…今から女神パワーで攻略していくか?

3

>>357


大神「………」


あれだけの全力で叩いてしまって、死んでいなかった事の方が奇蹟だと思うのだが。


大神「………桑田よ、けがは」

桑田「あ?怪我?」

大神「ああ、我の全力を浴びたのだ。無事ではないだろう」

桑田「あー………あれな、マジ死ぬかと思ったし!ひでーよなオーガ」

大神「………」

桑田「いや、マジで。デビルいてぇし、今もいてぇしさ」

大神「………」

桑田「ほら、見ろよオーガ」


シャツを捲った下からは、桑田の程良い筋肉と……我の拳の跡がくっきりと出てきた。


桑田「こんな全力でぶったたかれてほんと、骨どっか折れてっかもしんねって」

桑田「びっくりしまくったわマジで」

大神「………すまぬ」

桑田「でもなー」

大神「でも………?」




桑田「オーガの跡がオレに残ってるって最高じゃね?」




大神「………は?」

桑田「つかさ、つかさ!オーガの全力もらって死ななかったオレってすげーよな?」

桑田「な?な?な?」

大神「……返答に困るのだが?」

桑田「……あー、そうだよな。人類最強がオレひとりやれないんじゃ問題ある系?」

大神「そう言う意味ではなく……」

桑田「でもオレ、これで生き証人になれるぜ?オーガが最強って事の!」

大神「桑田、一度話を」

桑田「オレはこんなにオーガの事考えてるぜ?なんつか、ほんと心配なんだよ」

桑田「あん時からずーっと………」


ゆらぁ、と寄ってくる。
顔に笑みはない。


桑田「オーガ……だからオレ……オレさぁ、もっと死なないようにすっから……」

桑田「もういっそオレを練習相手と思ってばっこばこ殴っていいからさあ……」

桑田「だからどこにもいくなよぉ……」


腕が、這い寄る。





1→落ち着け
2→逃げる
3→会話をしようとする
4→そのた

>>361

前に山田づてに聞いたセレス式調きょ…………会話術を行使する

>>361
これは立派な会話術です



大神「………」

桑田「な、オーガ」

大神「黙れ小僧」

桑田「」びくっ

大神「………そうだ、やれば出来るではないか」

桑田「あ、ああ、えーと」

大神「近寄るな」

桑田「……え」

大神「今のお主には我は何の関心も持たん、近寄るな」

桑田「はっ?いや、オレは」

大神「近寄るなッ!!!」豪ッ

桑田「」

大神「………」


これでいいのか?


桑田「」


桑田は借りてきた猫のようにおとなしくなってしまった。
このまま続ければさらにおとなしくさせる事が可能だろうか?


大神「………それでよい。今すぐプロテインでも持ってこい」

桑田「は、はひ……」

大神「」ぎろ

桑田「ひっ」




1→このままプレッシャーを与え続ける
2→なんか適当に言いつける
3→逃げる
4→そのた

>>364

2

>>364


大神「プロテインだ、二度は言わんぞ……」

大神「【バリバリバディシックス】……栄部楠社からでている最高級プロテイン……」

大神「さあ、取ってこい桑田……」

桑田「い、イッテキマス……」

大神「早く行けェ!」

桑田「オーガがオレに!オレだけに怒鳴ってる!幸せ!」ぴゅーっ


悪化している……!?


大神「………これでひとまずは切り抜けたか!?」

朝日奈「何が切り抜けたの?」

大神「!?」はっ

朝日奈「なーんだ、さくらちゃんここにいたの?」

朝日奈「………あれ?なんか別な人のにおいしない?」

大神「何を言っている?」

朝日奈「……もしかして……変な人になんかされた!?されてない!?大丈夫!?」

大神「あ、朝日奈?」


ああ、事態がさらに悪化している………。




1→>おちつけ
2→逃げる
3→会話を試みる
4→そのた
>>358

もっかいセレス式のやつをソフトに

>>368
これでした


大神「何もされておらん」

朝日奈「ほんと?ほんとに?汚い犬みたいなにおいがこの部屋にしてるよ?」

朝日奈「変な男に狙われたりしてない?私以外のひとと話してたんでしょ?」

大神「………されて、おらん」

朝日奈「ねぇさくらちゃん」

大神「すこし静かにしないか!」豪ッ

朝日奈「」

大神「……静かに、しろ」

朝日奈「アッハイ」


なんだか逆方向、ギャグ方向?に向いた気がする。
とにかく朝日奈はアッハイ、だけ言って黙ってしまった。


大神「……朝日奈、しゃべってもいいぞ」

朝日奈「ほんとに?さくらちゃんの声だけ聞いてたいのに!」

大神「異な事を言うな朝日奈よ」

朝日奈「ほんとに変な事されてないんだね?」

大神「されておらんと言うている」豪………

朝日奈「アッハイ」

大神「………」


我は何を間違えた………?




1→プレッシャーをかけ続ける
2→どっか逃げる
3→会話してみる
4→そのた

>>372

3

>>372


大神「………朝日奈よ」

朝日奈「アッハイ」

大神「まともに話せ」

朝日奈「………」

大神「朝日奈ぁ!」豪!!

朝日奈「」びくっ!?

大神「!?」

朝日奈「………」

朝日奈「………」



朝日奈「………あれ?さくらちゃん?」


大神「………!?」


今までと様子が違う?
……本来の朝日奈に戻った……のか?


朝日奈「あれ?わ、私何してたんだっけ?んー……思い出せないっす……あはは」

大神「朝日奈!正気に戻ったのか!?」

朝日奈「正気?正気ってどういうこと?」

大神「実は―――」

朝日奈「……あ、なんか聞こえる」

大神「……なに?」

朝日奈「なん、だろ、これ……私、さくらちゃん……」

大神「朝日奈?朝日奈!」

朝日奈「なに?どこから?わたし、一体……」

朝日奈「!」びくっ

大神「………朝日奈?」

朝日奈「………」

朝日奈「………」



朝日奈「さくらちゃん」


大神「また……戻ったのか」



朝日奈「さくらちゃん、さくらちゃん」

朝日奈「さくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさくらちゃんさく」


大神「………ちっ!」


何かきっかけをつかみかけたが、しかしまたしても朝日奈の様子は一変した。
つまり、この異変を終わらせる方法がある……ということなのか?
だが、このままでは何も……進まない!

どうする!



1→プレッシャーかけておく
2→素早く逃げる
3→なにかさがす
4→誰か探す
5→そのた

>>377

なんかセレスさんの調教は凄いな(踏み台)

3朝日奈黙らせて何か聞こえないか探る


踏み台が44って!44っておいィィィ!!


なお、全くふれてませんが44はとても不吉な数字なのでバッド直行です。

コンマだけ>>377で内容は上か下?コンマもずれる?

>>378
※継続です。


大神「少し静かにしろ」豪

朝日奈「」びくっ


………朝日奈は何か聞こえたと言ったな。
何が聞こえた?どこかから聞こえるのか?


大神「……?」


耳を澄ませる。
全神経を研ぎ澄ませる。

しかし、どこからも音などはしてこない……。

では、朝日奈が聞いたのは?


大神「ち、どこからも音がしない……?」

朝日奈「………」うずうず

大神「もう少し黙っておれ」


どういう事だ?
ピンポイントに朝日奈だけに音を届けた?
そして洗脳している?




1→どこかに行く
2→辺りを見回す
3→誰かを探す
4→そのた

>>385

2

続くのな
3 他にも聞こえた人間がいないか探してみる

>>385


大神「………」

落ち着け……!
こういう時は、周りをよく見るのだ。
木を隠すなら森の中、つまりこの中にも違和感がなさそうでありそうなものはごまんとあるはず……!

ふと、視線を動かしていて気付いた。


教室には、校内放送を聞き取るためのスピーカーがあるではないか。


もしや、これが音の発生源か!?


大神「そして、そうだとするなら……この放送をしている部屋こそが、黒幕の部屋!」

朝日奈「……!?」

大神「………!」


だが、ひとつ気がかりがある。
なぜ我にその音は聞こえなかったのだろうか?
違和感はまだある。

だが、ひとつ分かっているのは、
今の段階でも朝日奈の様子はどんどんおかしくなっているという事だ。
時間経過でさらにおかしくなるのか!?




1→放送を止めに行く
2→辺りを見回す
3→誰かを探す
4→そのた

>>389

1

>>389


大神「ぬうぅ……!」

ならば答は一つ!
この音声を止めるのみ!

そうすれば、おそらくこれ以上朝日奈らがおかしくなることは避けられるはず!

致し方がない。
リスクが少しあるが、それでも我は止めねばならんのだ。


朝日奈「……さくらちゃんどこか行っちゃうの?」

大神「安心しろ、朝日奈。すぐ戻る」

朝日奈「ほんとに!?」

大神「ああ、だから」

朝日奈「じゃあ私も行くー!」

大神「………だから」

朝日奈「だってさくらちゃんのかっこいいところもかわいいところも段差上るところもパンツ見えてるところも全部記憶しておきたいん」

大神「だからここで待て!!!!」豪!

朝日奈「アッハイ」


◆で、放送室付近


それから数分。
我は足を伸ばして放送室まで来た。
辺りの廊下は薄暗く、なんだか不気味だ。変なものでも出てきそうな程に……。


大神「……ち、とにかく音声を」

「止めようとしてる?させる訳ないでしょ?」

大神「………江ノ島か?」

江ノ島「またまたやらせていただきましたァん!」

大神「これはお主のたくらみなのか?なぜ?」

江ノ島「人が音のひとつで操れるなら、絶望を蔓延させるのって簡単じゃね?って想ったか試しただけデース」


江ノ島は突然廊下から現れた。
そして、放送室の扉への行くてに立ちふさがる。


江ノ島「つーわけだ大神ぃ。今回は執着心から殺意が生まれるかの実験も兼ねてるからこうなってんだ」

江ノ島「でもー、まだ結果が出てないから終わらせるわけないでしょー?」


大神「………貴様ァ!」




1→制裁
2→すごいきつい制裁
3→ライトな制裁
4→せいさい!
5→そのた

>>393

>>393


江ノ島「ぷぎゃー!なにそんな怒ってんの?なんかされたわけじゃないですしおすし」

江ノ島「みーんなさくらちゃんが大好きなんだよ、大好きで大好きで殺したいくらい愛してるんだって!やったじゃん」

大神「………貴様には地獄すら生ぬるい!」

江ノ島「え?だからなにマジになっちゃってんの」

大神「お主は我を甘く見過ぎた……」

江ノ島「えっゲージ超必みたいな構え……」


怒濤の勢いで江ノ島に迫る。
そのまま迫真の一撃。
だが、その程度が有効打だとは思っておらん。

組み付いてさらに膝蹴り、そのまま流れるようにからみついて腕ひしぎに移行した。

みしみし、と骨のきしむ音がする。


江ノ島「いたたたたた!ギブギブギブ!」


江ノ島はあっという間におとなしくなった。
これで放送室を……




1→放送を止めた!
2→放送は強まった!
3→朝日奈とえんだーエンド
4→そのた

>>397

絶望的な放送に変わった

>>397


大神「ぬぅぅぅんっ!」

江ノ島を放って放送室に入る。
勝手に流れている音声が校内中に響いているようだ……。
むう、あちこちに機械が置かれておる。
我はこの手のものは弱くて敵わぬ……!
今放送をしている機械はどれだ!


ちかちか


大神「……何か光っているのか?」


動いているから光っているのか?
よろしい、ならば戦争だ。


大神「お主が元凶かッ!」

大神「お主を止めて皆を元に戻すッ!!」


大神「ぬえぇぇぇぇぇいッ!!」



カッ

どがしゃああああんっ!!



大神「………よし!これで」



と、思ったその時―――


ががっ、ざざー………


大神「………!?」

ざざざざざ………




そして放送は切り替わり―――















出たての頃の舞園『うわぁー、おいしーい!この………この名前のわかんないお肉!』


大神「 ! ? 」 


甲子園インタビュー中の桑田『自分だけじゃ勝てなかったと思ってるので、はい。監督と生徒全員に、お礼を言いたいです』



桑田「うわあああ!やめっ、キャラに合わねーからやめろおおおお!!ハズい!ハズいってーの!!」



小さい頃の霧切『あなたを、犯人です』

小さい頃の石丸『まんぐりがえしとは何かね!でんぐり返りの仲間か!』



大神「………」



う、うわぁ………。


何というか、絶望的な放送が流れてきた……。




1→機械全部ぶっ壊す
2→面白そうだし放置してみる
3→江ノ島に止めさせる
4→そのた

>>404

1 跡形もなく破壊

>>404


大神「……」

面白そうだからもう少し待ってみようか?


小さい頃の大神『われはちちのような武道家になるのだー』


大神「………ふ」

大神「そうであった、我は武道家……」

大神「我の、我らの前に立ちふさがるものは全て粉砕する!」

大神「ふおおおッ!」




ごじゃぁっ!ばきばきばきっ!ごりっ!ぐがががが!!



大神「お主等が!お主等のせいで!」


大神「皆はおかしくなったのだ!」


大神「おおおおお!!」



ががががが!ざざっ!ごりごりごりごり………



◆で、数分後



機械が全て粉微塵になってしまった―――


………そうだ。


やってもうた―――



大神「だが、これで全員の異変も止められたか……」

江ノ島「ちっ、だがまだ悪は滅んでいない!いつかまた大神さくら、あなたを追いつめる!」

大神「ではその時を待っていよう」

江ノ島「へーんだ!次は負けないんだからね///」

大神「なんだか分からんが顔を赤らめるな」



こうして、異変は解かれた!
みんな元に戻ったのだ。
あと桑田は入院した。

もうヤンデレは無理って1が言ってる

1→は?まだヤンデレやるでしょ?
2→オーガで途中からやり直そう?
3→もういいや、次のネタだし
4→ダベミ、ディバゲ面白い?

↓早いの3票

桑田を救うなんてことは初めから考えてませんでした。ははははは


さーて、次のネタだしをするよ。なんかいい感じの案があったら教えてね。>>1も考えてくるよ。

1レスSSみたいな短編ぽんぽんってやつ
ゾンビゲー
オンゲー風のやつ
ロンリミ

この辺がたぶん持ち越し。

バトロワって遠い昔の記憶しかないっす。懐かしいですね。
イタメならむしろブラックメール的なものにしてみ、る?

今日は寝ます。明日新ネタ決めさせてください、何でもしますから!

あ!あとは逆転澪田とかありかも、逆転裁判とのクロスのダンロン的な?

葉隠でクーロンズゲートとか、プラネットライカならぬアイランドヒナタとか
…マニアックすぎるかな、流石に

ネタを新作ホラゲ一色にしてやればダベミにホラゲを強制できる可能性が

おはようございまちゅ。

>>425
この早さなら言える!「逆転裁判は1の1章しかやったことない」!

>>429
クーロンズゲートが非常に奇天烈ゲーだった事しか分かりませんでした。

>>430
ふ、ふ、ふ、ふざけんな!(CV櫻井孝宏)


小泉の零(元ネタ、イイカメラアルヨしか知らん)
澪田の閉鎖病棟(Wii版呪怨2ステージ的な事になる予感)
セレスが調教する
ゲス園2015夏

ゾンビゲー(方向性はいくつかあるよ)
魔法学園風
狛枝牧場物語
バトロワ

そのた(ゲームネタは元ネタをしらなくてもいいなら出来るものが複数。)

この中からいくつか絞っていきます。ご協力お願い致します。

澪田
ゲス園
セレス


こっから1人1票で多数決やで。

ゲスな左右田っていつもどおりじゃないですかねぇ。

澪田かな?か、な?
澪田の場合はまだ方向性が決まってないんですけどー、

1→呪怨のゲーム的なあれ(逃げゲー)
2→サイヒルサドマゾ(逃げ+謎+安価で結果変化ゲー)
3→青鬼(逃げ脱出うわああああゲー)
4→そのた(なんかいいのあれば採用しまーす)

の中からになりまーす。

SIRENはチャプターシステムがNT風でいいなら………

青鬼げーにしましょ!ね!!なぜならチャプター頭で作ったらこんがらがったからだよ!!ごめんね青春!!

と言うわけでおっきな館に閉じこめられた澪田たちの戦いを描く青鬼ゲーで……

他に決めとくことあるでしょうか。

先生!フワッティー君は出ますか?!

>>481
フワッティーは面白そうだから出ます。

 お ま た せ 。
ツギスレここやで。

【ダンガンロンパ】澪田「ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人から逃げる」
【ダンガンロンパ】澪田「ブルーベリーみたいな色をした全裸の巨人から逃げる」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433251713/)

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