【艦これ】コント【東京03】 (50)

艦これキャラで再構築します

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コント 融通
http://www.youtube.com/watch?v=OKPFGAhJ88Y

瑞鶴「……」ガラララ

加賀「……」修復

瑞鶴「加賀さん? ちょっといい?」

加賀「五航戦が私に何か用ですか……?」カポーン

瑞鶴「烈風改を貸してほしいからちょっと装備から外してくれない?」

加賀「すみません。これは修復完了してからでないと駄目なんです」01:00:50

瑞鶴「え? いやいやいやいや。え? いつも修復完了前にも貸し借りしてたんだけど……」

加賀「そんな……馬鹿な。装備の変更は修復完了後と決まっていますから」

瑞鶴「え? いやいやいやいや。いつも修復完了前……と言うか、修復開始直後にも貸し借りしてたんですけど……」

加賀「それは駄目です」

瑞鶴「は?」

加賀「修復完了してからという決まりなので」

瑞鶴「あー、多分大丈夫。結構貸し借りしてるけどそんなこと一回も言われたことないから」

加賀「そんなにですか?」

瑞鶴「うん」

加賀「入渠中にですか?」

瑞鶴「そうよ」

加賀「駄目です」

瑞鶴「……!」

加賀「ここは譲れません」

瑞鶴「……、最近着任したの?」

加賀「はい」

瑞鶴「だよね? そうだよねぇ!? じゃあ教えてあげる。大丈夫だから! 貸して!」

加賀「ですからsy」

瑞鶴「修復修復うるさいわねぇ……。ほんとうるさい! 大丈夫だからぁ! 貸して!」

加賀「決まり、ですから」

瑞鶴「あぁーもうっ! 皆貸してくれてるから!」

加賀「だとしたら皆が間違っています」

瑞鶴「は?」

加賀「本来入渠中に装備を変更してはいけないんです」

瑞鶴「何でそんなに融通が利かないの……。正論ばっかり……」

加賀「ここは譲れません」

瑞鶴「加賀さん嫌われてるでしょ?」

加賀「頭にきました」

瑞鶴「嫌われてるわ多分」

加賀「嫌われてなど……」

瑞鶴「じゃあ嫌われてそう!」

加賀「……!」ギロ

瑞鶴「いいでしょ!? どうせ入渠中は烈風改なんて使いようがないじゃない! 貸してくれればいいじゃない!」

加賀「それはできません」

瑞鶴「使わないのに!?」

加賀「はい」

瑞鶴「使わないのに貸してくれないの!?」

加賀「はい」

瑞鶴「何で?」

加賀「sy」

瑞鶴「修復中の話はやめて! 修復とか入渠とかもういい! 貸して!」

加賀「できません」

瑞鶴「何なのよ……」

加賀「……」

??「……」ガラララ

瑞鶴「あっ。いつもの」

??「はい?」

瑞鶴「いつもの娘」

??「あっ、いつも余り物の装備の……」

瑞鶴「そう、余り物! 余り物の私! 私余り物!」

??「こんばんは」

瑞鶴「こんばんは」

瑞鶴「いまから入渠?」

??「いや、もう艦娘やめた……」

瑞鶴「あ、そうだったんだ……」

??「今ハ空母ヲ級ヤッテマス」ニコ

ヲ級「今日モ装備ノ借リパクデスカ?」

瑞鶴「そうだったんだけどちょっと聞いてくれる? こっち来て?」

瑞鶴「この人がね、烈風改貸してくれないのよ!」

ヲ級「? ア、新人サン?」

加賀「はい」

瑞鶴「ちょっとこの頭でっかちの一航戦に教えてあげてよ! 入渠中に装備の変更したって構わないわよねぇ!?」

ヲ級「イヤ、本当ハ駄目ナンデスヨ。修理中ハ」

瑞鶴「そうなの!?」

加賀「やりました」ニヤリ

瑞鶴「ぐぬぬ!」

加賀「だから言ったのに」

瑞鶴「え? いつも貸してくれてたじゃない!?」

ヲ級「捨テラレタ子犬ミタイナ瑞鶴ニ貸サナイノモ可愛ソウカナッテ思ッテ……」

瑞鶴「そうだったの?」

ヲ級「マア、ソレデ提督ニ怒ラレルコトモ無カッタシ。アトハ本人次第……」

瑞鶴「そうだったのね……。今までありがとう」ニコ

ヲ級「ドウイタシマシテ」モジモジ

瑞鶴「……」チラッ

加賀「駄目ですから」

瑞鶴「加賀さん今の話聞いてたよね? 怒られることは無いんだって。本人次第よね?」クルッ

ヲ級「ハイ」

瑞鶴「ほら本人次第なのよ!」

加賀「そう。では修復完了まで待って下さい」

瑞鶴「何!? 何なの!? 何なの!? ねえ!? 聞いてた!? 先輩の話!? 貸せばいいじゃない!」

加賀「ここは譲れません。絶対にここは譲れません。入渠中は駄目だと何回言えば分かるんですか? 大人しく待ちなさい」

加賀「修復が完了したら貸しますから。修復が完了したら何時でも貸します。ただ入渠中は貸せません。だと言うのに何?」

加賀「あと1時間くらいなんだから待ちなさい。修復はかならず終わります。待ちなさい修復を」

瑞鶴「何回修復入渠言ってるのよ……」

ヲ級「6回ダッタ」

瑞鶴「何数えてんのよ!?」

加賀「修復は終わります。必ず終わりますから」ニコ

瑞鶴「分かった! 分かったわよ! じゃあもう貸してくれないのね?」

加賀「貸しません、修復が完了するまでは」

瑞鶴「絶対!?」

加賀「はい」

瑞鶴「もう絶対貸さないのね!?」

加賀「はい」

瑞鶴「はいはい分かりました! もう分かったから」

加賀「そう」

瑞鶴「分かったわよ! たまたま、この娘が、すごく、優しい良い娘だったってだけのことでしょ?」

加賀「何故そのようなことを言うの?」

瑞鶴「だってそうじゃない! 加賀さん全然優しくない」

加賀「何故そんな話になるの……」

瑞鶴「もう分かりましたから。もう分かりましたから」

加賀「決まりですから」

瑞鶴「分かりましたから」

ヲ級「アノ……、何カゴメンナサイ……」ペコ

瑞鶴「いやいやいやいや、ヲ級さんは全然悪くないですから。すごく優しいのね」

瑞鶴「どれだけ優しい娘なの!?」チラッチラッ

瑞鶴「でもいいわ、たまたまこの一航戦が、すごく冷たく底意地の悪い艦娘だったってだけのことだから」

加賀「何ですかその言い方?」

瑞鶴「それは諦めたから」

加賀「何ですか?」

瑞鶴「だってそうじゃない! 分かったから!」

加賀「何故決まりを守っただけでそんなこと言われなくてはいけないの?」

瑞鶴「分かりました!」

加賀「底意地が悪いなんて言われる筋合いは無いわ」

瑞鶴「分・か・り・ま・し・た・か・ら・!」

ヲ級「貸シテアゲナヨ」

加賀「何ですかあなたは?」

加賀「そもそもあなたが決まりを……」ザバ

瑞鶴「!」グイ

加賀「……!」ザバァン(湯船に突き落とされる)

瑞鶴「……」サッ(ヲ級を庇う)

加賀「……!」ザブ

加賀「何ですかこれは……!?」

瑞鶴「はい。分かったわよ。決まりなのね? ね!?」

加賀「はい」

瑞鶴「はい! 守ってればいいんじゃない?」

加賀「何ですかその言い方は?」

瑞鶴「そうでしょ? そうやってこれからも戦っていけばいいんじゃない? で、沈んでいけばいいんじゃない!?」

加賀「とても頭にきました」

ヲ級「決マリヲ守ルコトガスベテジャナイダロウ!」

瑞鶴「(何急に……?)」

加賀「はい?」

ヲ級「オ前、おすかー・しんどらートイウ人ヲ知ッテイルカ?」

加賀「何ですか……」

ヲ級「第二次大戦中、なちすノ党員ダッタ彼ハ……、あうしゅびっつニ収容サレソウニナッタゆだや人ヲ……」

ヲ級「役人ニ賄賂ヲ渡スコトニヨッテ救イ出シタノダ……。決マリヲ破ルトイウ正義モアルノダ!」

加賀「理解できないわ」

ヲ級「……」

加賀「何の話を……」ザバァ

瑞鶴「……!」グイ

加賀「!」ザバァン(湯船に突き落とされる)

瑞鶴「……」スッ(ヲ級を庇う)

加賀「何なのあなたたち?」イラ

瑞鶴「いいこと言ってるじゃない!」

瑞鶴「うおおおおおおおおお!」

加賀「絶対私が正しいから」

瑞鶴「はい、もう分かったから! もう帰るから私!」

加賀「そうですか」

瑞鶴「もう帰る! 片道15分掛けて! 小雨の中……、艦載機無しで……、帰るから……」

加賀「何が言いたいの……」

瑞鶴「だって本当のことでしょ!? 右腕の激痛に耐えながら……、帰るから……」

加賀「いつ怪我を……」

瑞鶴「い、いつだっていいでしょ!?」

加賀「五航戦の分際で人と突き落としておいて……」

瑞鶴「だから大変だったわよ! 痛みに耐えながら……」

ヲ級「ウウ……、ヒック……」グシグシ

加賀「あなた何泣いているの?」

ヲ級「私ガ艦娘サエ辞メテイナケレバァ……」グシグシ

瑞鶴「シンドラーさぁん……!」ススッ

ヲ級「スマナイ……」グシグシ

瑞鶴「あなたは何も悪くない!」

ヲ級「……?」

瑞鶴「あぁっ! 右腕がぁっ!」ウズクマリ

ヲ級「スマナイィ……!」

加賀「仕方ないですね……。分かりました……」

瑞鶴「えっ? 貸してくれるの!?」ニヤニヤ

加賀「こんなものくれてやるわ」ザバァ

加賀「はい」スッ

瑞鶴「え?」

加賀「流星改2つ、烈風1つ」スッ

瑞鶴「?」

加賀「好きなだけ持って行って構いませんから。満足?」

瑞鶴「感じ悪っ」

加賀「……」グス

ヲ級「」

瑞鶴「」

終わり

コント告白
http://www.youtube.com/watch?v=49QiEMXl8Hc&spfreload=10

あとで書きます

アニメ提督(以下提督)「……」

アニメ吹雪(以下吹雪)「駆逐艦吹雪、失礼します!」

アニメ睦月(以下睦月)「同じく睦月、失礼します!」

提督「……」

睦月「へえ~」

吹雪「かっこいいなあ~」

睦月「吹雪ちゃんああいうのが好みなの?」

吹雪「ああいうの?」

睦月「え?」

吹雪「ああいうのってどういうこと?」

睦月「あの……、ああいうタイプの男性が好きなのかあって思って」

吹雪「睦月ちゃん! これだけは言わせて! 私ああいうの好き」

睦月「えぇ~」

吹雪「彼女とかいるのk」

睦月「いないと思うよ?」

吹雪「えー? いるよー」

睦月「いないよ」ニコ

吹雪「……。睦月ちゃんなんか心強いね!」

睦月「ありがと」

吹雪「いないんだぁ~」

睦月「いないよ」

吹雪「よかった~」

睦月「よし!」ポン

睦月「じゃあ、頑張ってね!」

吹雪「うん……! 吹雪、抜錨します……!」

吹雪「……」

吹雪「はぁあああぁああ……。何だか緊張してきた~」

睦月「吹雪ちゃん。告白するんでしょ? ならちゃんと行かないと!」

吹雪「行くけどさぁ、そんなにしゃべったこと無いし……。緊張するよぅ……」

睦月「早くしないと他の人が来ちゃうよ?」

吹雪「だよね……! 行ってくる!」

吹雪「あの、すみません」

提督「……?」

吹雪「その、突然で申し訳ないのですが……。あの……、好きです!」

吹雪「はぁ……はぁ……」

提督「……?」

吹雪「好きです! 付き合ってください!」ペコリ

提督「……」コクリ

吹雪「え"!? え"!?」

睦月「すごいよ吹雪ちゃん! やったね!」

吹雪「え? 本当ですか!?」

提督「……」コクリ

吹雪「本当に私と付き合ってくれるんですか!?」

提督「……」コクリ

睦月「よかったね!」

吹雪「うん!」

睦月「……!」ニコ

吹雪「やったぁ~!」ダッ

睦月「?」

吹雪「え? 本当にこの私と付き合ってくれるんですか!?」ズイ

提督「……」コクリ

吹雪「本当ですか!?」ズイ

睦月「ちょっと吹雪ちゃん!?」グイ

吹雪「ごめん。司令官がOKしてくれたから……」

睦月「うん……。よかったね……」

吹雪「最後にもう一度だけ。本当にこの私と付き合ってくれるんですか!?」

提督「……」コクリ

吹雪「何故!?」

睦月「『何故!?』って何!?」

吹雪「何で付き合ってくれるのかなぁと思って」

睦月「吹雪ちゃん……?」

吹雪「だって知らないんだよ!? あんまり話したことないから! それなのに何故付き合えるのかと思って!」

睦月「何で怒ってるの?」

吹雪「いや別に怒っては……」

睦月「本当に……?」

吹雪「何故!? 何故付き合うことになったの!?」

睦月「えぇ!? 吹雪ちゃんが告白したからでしょ!?」

吹雪「え、告白したら付き合えるの……?」

睦月「別にそういう訳じゃないけど……」

吹雪「でも何だか嫌な予感がする……!」

睦月「何、嫌な予感って!? 付き合いたくないの!?」

吹雪「できれば付き合いたい」

睦月「じゃあいいんじゃない?」

吹雪「よくないよ! 何か意味がわからないよ! 何なんだろう……」

吹雪「……。申し訳無いですが、このままでは付き合えません」ペコリ

睦月「何で吹雪ちゃんが振っちゃうの!? 振っちゃってるよ!?」

吹雪「だって……」

睦月「だってじゃないよ! 好きなんでしょ!?」

吹雪「うん……。大好きだよ」

睦月「うん。じゃあいいんじゃない、付き合えば?」

吹雪「本当にそれでいいの!?」

睦月「いいよ! 互いにOKしたんだからぁ!」

吹雪「何故!?」

睦月「『何故!?』って何!?」

吹雪「何故OKなのか言ってくれないと!」

睦月「は?」

吹雪「何故付き合ってくれるんですか!? 私のこと好きなんですか!?」ズイ

吹雪「だとしたら私の好きなとこ3つ言って下さい! 1つ目どうぞ!」

睦月「怖いよ吹雪ちゃん! 失礼だよ! 下向いちゃってるよ!?」

提督「……」ウツムキ

吹雪「だって知らないって思って……」

睦月「吹雪ちゃんだってよく知らないのに提督のこと好きになったんだよ?」

吹雪「私は見てたもん。この提督室にね? 部下として通いながら、司令官のことずっと見てたの。素敵な人だなぁって思って?」

睦月「だから提督も上司として、部下の吹雪ちゃんのこと見てたんじゃない?」

吹雪「本当!?」

睦月「うーん……」

吹雪「そうなんですか……?」

提督「……」ウツムキ

吹雪「ほら違うっぽい~」

睦月「夕立ちゃんのがうつってるよ……。きっと恥ずかしがってるだけだよぉ……」

吹雪「もういいもん」ムスー

睦月「よくないよ! 見てなかったとしても、吹雪ちゃんに告白されて、『あっ、いいな~』って思ったかもしれないよ?」

吹雪「本当に!? そうなんですか?」

提督「……」フルフル

吹雪「今首振ったよぉ!? 違うじゃん! 謎は深まるばかりだ!」

睦月「……。まあミステリアスでいいんじゃないかな?」

吹雪「よくないよ! 意味分かんないよ! 何なんですか司令官!? 誰でもいいんですか!?」

提督「……」コクリ

吹雪「うっわ、考え得る最悪の事態だよ!」

睦月「wwwwwwwwwwww」

吹雪「誰でもいいんだってぇ!」

睦月「wwwwwwwwwwww」

吹雪「何ですかあの人……?」

提督「……」

睦月「wwwwwwwwwwww」

吹雪「何考えてるんだろう……。怖いよ……」

睦月「wwwwwwwwwwww」

提督「……」

睦月「すごいすまし顔だよぉwww」

吹雪「何あの人!?」

睦月「誰でもいいんだってぇ!」

吹雪「誰でもいいって……」

睦月「……。ラッキーだったね!」

吹雪「は!? ラッキーって何!?」

睦月「ラッキーだよぉ」

吹雪「どこがラッキーなの!?」

睦月「だって誰でもいいってことは吹雪ちゃんじゃなくてもいいんだよ?」

吹雪「うん」

睦月「たまたま、さっき告白したから付き合ってくれるんだよ。ラッキーだよぉ!」

吹雪「そんな風に思えないよ……」

睦月「え?」

吹雪「私はやっぱり『私じゃないとやだ!』って人とじゃないとヤダよ!」

睦月「そんな人あんまりいないよ!」

吹雪「はぁ!?」ピキ

睦月「何?」

吹雪「取り消して!」

睦月「嫌だよ……。もう付き合えばいいのに……。チャンスだよ? 滅多に無いチャンス!」

吹雪「もういいよ……。誰でもいいって言ってるんだよ!?」

睦月「うん……」

吹雪「私だってネームシップとしてのプライドがあるんだから!」

睦月「じゃあもういいんだね?」

吹雪「……。うん!」

睦月「……」

吹雪「騙された……」

睦月「もう帰る?」

吹雪「帰ろ?」

睦月「じゃあ間宮行く?」

吹雪「うん」

睦月「じゃあ……」スタスタ

吹雪「はあ……」

睦月「……」ピタ

睦月「吹雪ちゃん?」

吹雪「え?」

睦月「何してるの? 早く帰ろうよ……」

吹雪「帰ろう」

睦月「うん。……」スタスタ

吹雪「どうしよ~……、はああああぁ……」

睦月「吹雪ちゃん?」ピタ

睦月「早くいこうよ、何してるの?」

吹雪「うん、帰る。帰るけどさ……」

睦月「どうしたの?」

吹雪「帰ろう、帰ろう」

睦月「帰るの?」

吹雪「うん」

睦月「帰ろっ」スタスタ

吹雪「……」スタスタ

睦月「……」スタスタ

吹雪「ちょっと待って!」ピタ

睦月「……? ……、何?」ピタ

吹雪「やっぱりそうなんだぁ~、そうだったんだ~! あぁ~!」

睦月「どうしたの!?」

吹雪「いや、私が付き合おうと思えば付き合えるのかなって思って……」

睦月「まだ迷ってるの?」

吹雪「ほらさ? 一応好きだったから……。うん……。でもやっぱり嫌だよ!? 誰でもいいなんて言われたら!」

吹雪「睦月ちゃんだったらどう? どうっぽい? 例えばの話っぽい」

睦月「何? 夕立ちゃんみたいになってるよ?」

吹雪「教えて欲しいっぽい~」

睦月「睦月だったら嫌だよ、そんなの……! 誰でもいいなんて言う人!」

吹雪「でも睦月ちゃんはさっきチャンスだって言ってたんだよ? う~ん……」

睦月「……」チラッ

吹雪「それもある意味理解できるよ? 睦月ちゃんの言ってることもすっごく分かる」

睦月「じゃあ付き合えば!?」

吹雪「そんな~!? そっちぃ!? 誰でもいいって言い切ったんだよ!? さすがに無いっぽい! ぽい~……。ね!?」

睦月「じゃあもう止めよ?」

吹雪「だよね!? そうなるよね!? 好きだったけど! もう本当に!」

吹雪「好きで! 好きで! 好きだったけどさ! 好きだったとは言え! だよね……?」

睦月「睦月、もう帰るから!」スタスタ

吹雪「ちょ、待って!」

睦月「面倒くさいよ吹雪ちゃん……」ピタ

吹雪「……してよ……」

睦月「は?」

吹雪「私の背中押してよ!」

睦月「……」

吹雪「……。私今五分五分だよ? 睦月ちゃんが少し背中を押したら付き合うけど?」

睦月「それ全然五分五分じゃないよ! 五分五分だったら背中押されたくらいじゃ付き合わないよ!?」

吹雪「いいから押して!」

睦月「じゃあ……、付き合えば……?」

吹雪「……、うん!」

睦月「面倒くさいよ!」

吹雪「親友の睦月ちゃんにそこまで言われたら付き合うしかないよ!」キラキラ

提督「……」スタスタ

吹雪「私、付き合うよ!」

睦月「私は別にそんなに言ってないよ?」

吹雪「私付き合う。司令官に言ってくる!」

睦月「うん。あれ……? 提督がいない……」

吹雪「え……?」

睦月「吹雪ちゃんが早くしないから……」

吹雪「奥かな……?」スタスタ

睦月「……」

吹雪「……!」ノゾキ

睦月「?」

吹雪「……」スタスタ

睦月「どうしたの?」

吹雪「司令官と長門秘書官がすっごくイチャイチャしてた……」

睦月「……。そっか……」

終わり

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