男「二つの記憶と三つの欲望」 (22)

タイトルから察しが着く人もいるでしょうが
仮面ライダーW×000スレです。
主人公はフィリップや翔太郎、映司ではありません、オリジナルです。
更新は毎週日曜にしようと考えています。

まったり書きます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370140446

すいません出かけてました
もうすぐ始めます

ある日のことだった。
わが町、風都。
街にはランドマークの巨大建造物の風車があり街のシンボルとなっている。街のあちこちに風車があり電力供給もこの風車からおこなっているエコロジー都市。

この街の一角にそびえる美術館に一つの石棺が持ち込まれた
800年前にある王が残したと言われる棺

そんな不思議な物に興味がない人がいないわけがなく
それを目当てに博覧会が開かれる
そういうことになっていた。

多くの人の欲望が集まる博覧会当日、とある少年はバイトのために博物館にいた

男「ふぁ〜」

あくびをして、入り口の横にいる少年
目の下には大きなくまがあり、気だるそうに立っている。

男「たく、何で俺がこんなことしなくちゃならないんだ…」

季節は夏
彼は夏休みを利用してバイトをしていた

男「でもこれで時給1200円だもんな」

電信柱に貼ってあった公告

時給1200円!学生も可!!

見事にこれに釣られた
この炎天下の中3時間近く立たせられる羽目になるとは思わなかった
まあ、自分が注意深く見ないのが悪かったんだろうけど




男「そろそろ昼か、腹減った〜」

少年は空にむけて大きく口を開ける。
すると何かが口の中に入って来た

男「げほっげほっ…何だこれ?」

少年は口から何かを取り出す

男「何だこれ…メダル?」

鷹が描かれたそのメダル。
物語はこの一枚のメダルから始まる

                              .: ,rシ´三ミ丶.:.:ィrシ´三ミ丶.:.rィ´ニニミ丶.:
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第一話【Aから始まる物語/俺とメダルと借金地獄】


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本当ですね直しときます
主人公に名前とかつけた方がいいんですか?

「ここですか…」

目の前に現れる黒いスーツを着た男
その人はスーツの胸ポケットからUSBのような物を取り出す

「警備がいるかと思いましたが、随分と手薄ですね。たった一人とは、笑わせてくれます」

スーツの男はUSBのボタンを押す

【WEATHER】

耳に付き刺されるUSB
男の体が風の中に取り込まれ男の姿が変わっていく
人間とはかけ離れた白い化け物
地球の記憶を再現したその姿

「笑わせてくれたお礼に派手に消してあげましょう!」


男「え?うわぁ!」

突如辺りに吹き荒れる突風
その暴風に巻き込まれた男は、壁に叩きつけられる

男「がはぁ!」

大きな衝撃が脳を揺さぶった後
俺のまぶたはゆっくりと下に降りた。

sagaに打ち変えるの忘れてました、すいません。
じゃあわかりにくいので名前は基本付ける方向で

「おや、もうもぬけの殻ですね」

先程の白い化け物、ウェザードーパントは空になったガラスケースを眺めていた
彼はその場に落ちている銀色のメダルを一枚拾い、今度はメダルに視線を落とす

「グリード。欲望から生まれし怪物…」

それを、指先で弾き。
壁に大きな穴を開ける

「一体どれほどの利用価値があるのでしょうか?」

白い化け物はスーツ姿へと戻り、街に戻っていく
誰もいなくなった博物館いるのは先程壁に叩きつけられた男だけ

ガタッ

不意に崩れた壁の瓦礫が動き、瓦礫の下から手が現れる

「何とかバレずにすんだな…」

体が瓦礫に挟まれたのか、体は瓦礫から出てこず。
右手だけが瓦礫の下でもがく

「おい、そこのお前!俺を助けろ!」

男の手を持つ右手

「こいつ、俺のコアメダルを!」

男の手から強引にメダルを取ろうとする右手
その時不意に外からサイレンの音が響く

「ちっ…メダルは後だ、まずはこいつを隠して…」

そこに現れる、先程の白い化け物とは違うもう一体の怪物

「アンク、手を貸そうか?」

アンク、右手をそう呼ぶ怪物

「カザリ!丁度いい所に来たな、こいつを運べ!」

怪物に向けて話す右手

「しょうがない、分かったよ」




少年は、知らない内に事件に巻き込まれる






5分後
博物館は警察によって立ち入り禁止になっていた

警察官「今回の事件」

男?「あぁ、何かがおかしいな」

話し合う警察官ともう一人の男

警察官「このやり方、ドーパントだろうな」

男?「ドーパントがやったにしても泥棒するのにわざわざ真昼間からおっぱじめる奴はいないぜ」

男?「さらに、泥棒だとするなら物を盗んだ数が少なすぎる、博物館からは石棺以外何も盗まれていない」

男は探偵であった
風都、この街に起こる不可思議な事件を解決する。
私立探偵、二神 双介(ふたがみ そうすけ)

警察官「だから、何故石棺が盗まれたのか、謎なんだよ」

双介「あぁ、でも必ず解決して見せるさ」

男は被っていた帽子を外し、ヘルメットを付けてバイクにまたがり
ぴん、と人差し指を立てる

双介「なんせ俺は、探偵だからな」

男「痛ててて…」

カザリ「おはよう」

男「うわぁ!ば…化け物!!」

カザリ「化け物って、酷いなぁ」

「起きたか」

目の前に立つ化け物と…右手?
何だこの右手浮いてるのか?

男「…」

「何だよ、見てんじゃねぇ!」

男「あ、ごめん……って何で俺は右手に謝ってんだ!」

「俺は右手じゃねえ!アンクだ!!」

男「アンク?」

アンク「ああ、俺はアンク」

目の前でくるりと一回転するアンクと名乗る右手
するととなりのカザリとかいう奴がアンクに話しかけた

カザリ「アンク、メダルのこと言わなくていいの?」

アンク「そうだ、すっかり忘れていた。そのメダル返してもらおうか」

男「メダル…ああ、これ?」

手の中にあるメダルを出す

アンク「早く渡せ、それまで殺すのは待ってやる」

男「殺すって…」

あれ、ちょっと待てよ
今の状況を整理しよう。

1 夏休みだからバイトしに博物館まで来た

2 なんかメダルが振ってきた後、変な人が来て気を失った

3 起きたら右手にメダルを返せと脅迫された、殺人予告付きで




男「ってふざけんな!ごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

アンク「何だ!?」

男「何がメダルを返せだ?これがお前の物だって証拠がどこにあるんだよ!!
  日本にはなあ!遺失物についての法律が決まっててなあ!その法律通りに遺失物は動くんだよォ!!」


遺失物とは!?

所有者が意図的にではなくうっかり落としたり、置き忘れたものをいう。誤って占有した
他人の物、他人の置き去った物及び逸走した家畜は、準遺失物という(遺失物法2条1項参照)。一般的には、忘れ物、
落し物といい、遺失物を拾った者を拾得者(しゅうとくしゃ)、拾われた物を拾得物(しゅうとくぶつ)という。
なお所有者から盗まれたもの(盗品)は遺失物とはならない。

男「さらにぃ!!」

遺失物法とは!?

遺失物法では、拾得者は、速やかに、拾得をした物件を遺失者に返還するか、
または警察署長に提出しなければならないと定められている。
ただし、法令の規定によりその所持が禁止されている物に該当する物件及び犯罪の犯人が占有していたと認められる物件は、速やかに、これを警察署長に提出しなければならない(遺失物法4条1項)。
施設において物件(埋蔵物を除く)の拾得をした拾得者(当該施設の施設占有者を除く)は、前項の規定にかかわらず、速やかに、当該物件を当該施設の施設占有者に交付しなければならない(遺失物法4条2項)。


男「つまりこの場合!お前が遺失者である証拠がないためこのメダルは警察署長に提出せにゃならんのだよ!!」

男「以上。遺失物ーwikipediaから抜粋!!!」

男「はぁ…はぁ…」

アンク「    」

カザリ「    」



男「おい!聞いてるのか!!」

アンク「はっ、難しく過ぎて気が遠のいていた」

カザリ「あははは、青いウヴァがワームにやられてるーあははははははははh」

アンク「おい、起きろカザリ。分からないからって現実逃避するな」

アンク「でもまああれだ、つまり証拠があればいいんだな」

男「まあそうなるけど」

アンク「だったらその警察署とやらにいって、書類を書けばいいんだろう」

男「人 間 な ら な」

アンク「くっ…むかつく、まあいいその警察やらにいくぞ」

カザリ「…警察署…そうか!僕は既に警察署を掴んでいる。そしてこれからも…掴み続ける!」

アンク「デコピン!」

カザリ「う、痛いなあ」

アンク「お前確か人間に化けられたろ、早く化けろ」

カザリ「ったく、しょうがないな」




「…見つけたぞ、グリード」

書くスピードがまったり過ぎて…ね
最初にして最後の安価

オーズ

W

男が変身するのはどっちがいいですかね
下2でお願いします

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