P「アイドル達が俺の渡米を止めにくる!!(物理)」 (117)

キャラ崩壊ありまくり
方言はいってるかも

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Pの渡米記念パーティ後


春香「あの、音無さん。やっぱり教えてもらえませんか?」


小鳥「ごめんなさい。プロデューサーさんから絶対に言うなって止められてるから……」


春香「そこを何とかお願いできませんか?私、今以上に仕事頑張りますから」


小鳥「そう言われても……」


春香「お願いします。私、プロデューサーに、まだ言えてないことが沢山あるんです」


小鳥「春香ちゃん……」


春香「お願いします……」


小鳥「今から言うのは独り言だから・・・…」ボソボソ


P渡米当日


P「準備完了!!荷物よし!!チケットよし!!」


P「カギは郵便受けに入れてと・・・・・・じゃあ行くか!!」


P(アイドル達に今日の日付を伝えなくて正解だったな)


P(正直、見送りで泣かれたりでもしたら俺の決心が鈍るかもしれないし……)


P「おっと、タクシーも待たせてるし急ごう」


??「プロデューサー!!!!」


P「ん?グエッ!!」ゴッ!!


P(誰だ急に低空タックルしかけてくる輩は!?)


真「プロデューサー!!」


P「ま、真!?なんでここに!?と言うかなんで低空タックル!?」


真「音無さんに聞いて…今日がプロデューサーの渡米の日だって」


真「だから、僕一人でも見送りをしようと思って……」


P「来てくれたのか……だがなぜ俺は急に低空タックルをくらい後頭部を強打してるんだ?」


真「へへっ、それはプロデューサーを見るとつい」


P「低空タックルしたくなったのか?」


真「い、いえ。僕思ったんです」



真「絶対にプロデューサーをアメリカに行かせたくないって・・・…」


P「だから怪我させてでも止めにきたのか?」


真「はい。プロデューサーこんな状況ですけど考え直してもらえませんか?」


P「……」


P(真……駄目だ駄目だ!!俺はアメリカに行く。もう決めたんだよ)


P「それは出来ない……もう決めたんだ」


真「プロデューサー。分かりました。じゃあ僕を倒してから行ってください」


P「!?」


真「だって僕は、僕を一人の女の子だとして見てくれたプロデューサーと別れたくないから……」



今日で終わるならまあいいけども
続くようならその酉はやめといたほうが



真「ハアッ!!」


P(この蹴り、本気だ・・・…)ドスッ


真「受けてるだけじゃ何も変わりませんよ!!」


P「はぁはぁ」


P(この蹴りと突きのコンビネーション。まったく隙がない…成長したな真!!)


真「プロデューサー…プロデューサー……」


P(おいおい、そんな顔するなよ…俺の決心が鈍るだろ?)


真「お願いします。行かないでください!!」


P「……」ドスッ

>>6

やっぱ簡単なのはやめといた方がいいのか
なんか色気出して垢つけてみたけどやめときます。

忠告ありがとう



P(とまあ、ひたすら攻撃を受けてみた訳だけど……)


P(このままってわけにもいかないしなあ)


真「はぁはぁ…」


P(真も疲れて来てるし、そろそろ終わりにするか)


真「プロデューサー!!えっ足を?」ガシッ


P(足を掴んでと、後は体ごと一回転すれば…)


真「え、え?ゲプッ!!」ドサッ


P「ふう、思いのほか決まったな。反撃を予測してなかったな」


真「」


P「うーん。起こすとまた止められそうだしな。このままにしとくか」


P「じゃあな真!!」スタスタ


真「」





P「やっと通りに出たか。ええとタクシーはと。お?タイミングよく来たな」


ガチャ


運転手「どちらまで?」


P「○○空港までお願いします」


運転手「はいよ」ブルルル


P「ふう、やっと落ち着ける」


運転手「お客さん。ずいぶんと汚れてるけど、なにかあったのかい?」


P「いえいえ、大したことありませんよ。ちょっと…前、前!!」


運転手「ん?いっ!?」


キィィィィィィィィ!!!


P「ウゲッ」


運転手「ハァハァ。あ、危ねえじゃねーか!!急に飛び出してくんな!!!!」


??「プロデューサーさん……」





P「は、春香!?」


運転手「し、知り合いか!?」


P「ええまあ、よく知ってる仲ではあります」


運転手「じゃあ、言ってやってくれ。二度と飛び出しなんてするんじゃねーって」


春香「プロデューサーさん!!」ガチャガチャガチャ・・・


運転手「な、なんだコイツ!?無理やりドアを開けようとしてくる!?」


ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ・・・


運転手「ま、待ってろ。すぐ鍵をあけ……」


P「「待ってください!!」」


運転手「な、なんだ?」





P「このまま、このまま車を出してください」


運転手「おい、この状況だぞ!?正気か?」


P「はい、俺は目の前にいるこの娘のためにも行かないとダメなんです!!」


春香「プロデューサーさん!!」


ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ・・・


運転手「わ、分かった。だが今出発したらこの娘に危害が……」


P「大丈夫。隙は俺が作ります。運転手さん。このタクシー窓は空きますか?」


運転手「ああ。そこを押せば開くが・・・…」


まさかのホラー展開



P「じゃあ少しだけ窓を開けてと……」


運転手「おいバカ!?」


ガシッ


春香「プロデューサーさん行かないで私もっともっとお仕事頑張りますから」グラグラ


運転手「おい止めろ!!窓が壊れるだろ!!」


P「春香、765プロは俺がいなくても大丈夫だ。それに俺がアメリカに行くのは765プロの為なんだよ」


P「勉強して更に大きくなって絶対に戻ってくる。だから待っててくれ」


春香「駄目です!!行かせません!!」グラグラ


運転手「だから窓が壊れるから止めろって!!!!」





P「運転中さん。大丈夫です、すぐ終わります。それよりアクセルを踏む準備を!!」


運転中「え?」


P「春香、じゃあな!!」ポチッ


春香「ギャアアアア!!指が指が!!!!!」


運転手(コイツ、無理やり窓を閉めやがった!?)


P「さあ、早く!!」


運転手「お、おう……」ブルルル…


春香「プロデューサーさん……」



普段からこういうことされてないとできない対応じゃないかこれ



運転手「お前!!あの娘が引いたから良かったものの指が千切れでもしたら責任とれねーだろうが!?」


P「いえ確信はありましたから。だって俺は春香を軟な人間に育てたつもりはありませんし」


運転手「そ、そうか」


運転手(あの娘もおかしいが、コイツも十分おかしいな・・・)


ブルルル…20分後…


運転手「チッまた工事中かよ」


P「さっきから周辺を回ってるだけのように見えますけど」


運転手「んなこと分かってんだよ。だけど工事じゃどうしようもないだろ」


P「まあ、そうですね」


運転手「アンタがイライラするのも分かるが俺だって頭にきてんだよ。少し静かにしてくれ」


P「はい」

雪歩来たか!?

土木と聞くと雪歩っぽいがいおりんの可能性も!?

雪歩だな



運転手「また、工事かよ!!どうなんってだ!!!!」


P「萩原・・・」


運転手「なんだって!?」


P「今まであった工事現場すべてが萩原組によるものでした」


運転手「萩原組?なんだそりゃ?」


P「ただの土木業者ですが、この場合も・・・…」


運転手「なんだよ早く言え」


P「アイドル…俺の教え子が絡んでいます」


運転手「教え子って、もしかしてさっきの娘も!?」


P「はい、俺の教え子で765プロという事務所でアイドルをやっています」





運転手「アイドルだと、俺はそういうのには疎いが、アイドルがお前を?」


P「それは俺の渡米を止めるためでしょう」


運転手「」


P「でも、それは彼女たちのためなんです!!」


運転手「お前…名前は?」


P「Pと言います」


運転手「分かったP。今から事務所にと言わせて絶対にこの街からでるルートを見つける」


P「」


運転手「後、金も要らねえ。お前みたいな目をする男に出会ったのは始めてだ」


運転手「安心して座ってろ」


P「運転手さん・・・ありがとうございます」




男「お嬢!!言われた箇所。封鎖完了です」


雪歩「ありがとうございます。流石の仕事ぶりです!!」


男「へへ」


雪歩「既に大きな通りはすべて閉鎖しています。しかしまだ完全ではありません」


雪歩「小さな通り、人が一人でも通れるようなら封鎖しなければ」


男(この仕事ぶり、お嬢は親父以上かもしれねえ)


雪歩「ああ!!」


男「ど、どうしました!?」


雪歩「まだ、車が通れる道がありました!!」





運転手「見つけた!!」


P「ホントですか!?」


運転手「ああ、だがアンタの話が本当だとすると時間との勝負になる。掴まれ!!少し揺れるぞ!!」


P「はい!!」


ーーーーーーーーーーー


雪歩「急いでください!!」


男「これでも120出てます」


雪歩「まだ、最高速度じゃないでしょう?160まで出してください!!」


男「へい!!」




運転手「あそこだ!!行くぞ!!!」


ブルルル!!!!


運転手「ハァハァ…やった…やったぞ。P抜けたぞ!!」


P「まだ……」


運転手「なんだって?」


P「まだです」


運転手「何言ってんだよ。事務所に問い合わせて聞いたんだから間違いねーよ」




雪歩「ふぅ。何とか間に合いました」


男「し、死ぬかと思った……」


雪歩「これで完成です。車ではこの街を抜け出すことは出来ません」


雪歩「街は陸の孤島と化しました!!」


雪歩「後は路地を埋めていけば完全ですぅ!!」


ーーーーーーーーーーー


運転手「どう言う事だ?元の場所に戻ることもできない」


P「終わりだ……」


運転手「クッ…」


P「俺たちは雪歩の仕掛けた罠にはまったんです」





運転手「同じ所をぐるぐる回る事しかできねえ」


P「あの…」


運転手「黙ってろ…」


P「あの運転手さん…」


運転手「黙ってろ。お前の言いたい事は分かる」


運転手「1人で行くってんだろ?だがな俺は約束を破るつもりはない」


P「でも……」


運転手「それに、お前に朗報だ。今、新しいルートを見つけた」


運転手「しかも、絶対に封鎖されないルートだ」


P「!?」



運転手「掴まってろよ!!」ブルルル


P「運転手さん!!前、前!!フェンスが!?」


運転手「そりゃ仕方ねーだろ。だって道はその先だからな!!」


P「え!?」


ガシャ!!ザバァァァン!!


P「こ、この道は!?」


運転手「ああ川だな。この道なら下水を通って隣街に出れる!!」


P「運転手さん……」


運転手「なんだ?」


P「最高です。あなたで良かった」


かっこいいワロタ

運転手が主人公やんww

運ちゃんかっこええwww

サミー・ナセリかよ

トランスポーターかな?

taxiかな?

運転手もおかしいだろ・・いい意味で

この運転手リュック・ベッソンかな?

この運転手,真の父親かな?

>>37
それだ
……あっ(察し

>>37
それ…お前…

伊織は渡米させてあっちで一緒に暮らしそう

10分後…


運転手「おいP、一つ質問なんだがそのアイドルの中には暴走族を従えてる奴はいるのか?」


P「え、ない……分かりませんが、可能性はあります」


運転手「いや、なんでかってな。さっきから緑色の集団に囲まれてんだわ」


P「えっ?」


運転手「なんて言うのか知らんがこういう車」


P「律子のファン??」アセアセ


運転手「その反応ってことはやっぱりそうか…またアイドルって奴の仕業みたいだな」


運転手「だが、不思議なんだよ。さっきから囲まれてはいるんだが何もしてくる様子がねえ」


運転手「これはどう言うことだ?」




P「分かりません。だけど一つだけ分かることがあります……」


運転手「ここにいたらヤバいってことか?」


P「はい」


運転手「じゃあ、しょうがねー。ここから脱出する!!また、揺れるぞ!!」


P「覚悟の上です!!」


運転手「オラッ!!」ドンッ!!


キィィィィ!!!!


P「道が開いた!?」


運転手「行くぞ!!!!」


P「はい!!」





運転手「とさっきは、言ったものの。まさかこんな状況とはな・・・…」


P「ここに来て渋滞…クソッ!!空港でも何が起きるか分からない」


P「俺は少しでも早く到着しなければならないのに……」


運転手「とりあえず状況を整理しよう」


運転手「俺たちは緑色の車に囲まれて追手だと勘違いした」


P「はい、そして一度は逃げだしましたが」


P「先ほどの緑の集団は追手ではなかった……ただの律子のファンでした」


運転手「そしてこの渋滞。それを作ってるのはその律子って言う娘のファンどもだ」


P「それは間違いありませんね。全員、もれなく律子の痛車だ」


P「それを踏まえて導かれる解は……全員が空港に向かってる??」





P「まさか!?すぐ確認します!?」


運転手「心当たりがあるのか?」


P「分かりません。だけどファンが集まってるって事は…??」



律子のブログ


本日、○○日 緊急ドライブスルー握手会を開催します!!
会場は○○空港。


皆、車で来てね。

握手時間は一人3分です。

コメント【146535】




P「律子オォォォォォォォオオオ!!!」



P「つまりはそう言うことです」


運転手「なんだよ。その企画…世間に迷惑かける気まんまんじゃねーか」


P「警察沙汰になってもいいと言うことでしょう」


運転手「どいつもコイツも頭がぶっ飛んでやがる」


運転手「だが、車を止めるために渋滞を起こすって考えは正解だな」


運転手「現に俺たちは空港まで30㎞という所で足止めをくらっている」


運転手「そして話が本当ならこの渋滞は3分に数メートルしか動かない」


運転手「完全な詰みだ……」


P「……」


P「・・・…俺、行きます」





運転手「……」


運転手「お前ならそう言うだろうとは思ってた」


運転手「普通なら止めるところだがPさんの意志は短い時間だが俺にも伝わってきたみたいだわ」


運転手「行け!!!!トランクは既に開けてある!!」


運転手「お前の足で空港に辿りついてアメリカに向かうんだ!!!!」


P「はい!!ありがとうございます!!!!」


P「俺は絶対にアメリカに行きます」


P「それは俺の為であり、アイドルの為であり。そして……」


P「アナタの為にも!!!!」


バタンッ タッタタタタ…!!


運転手「まさかこの年になって客に泣かされるとはな……」




あいかわらず無駄にカッコイイ



P「ハァハァ…足が重い…」


P「最低限しか持ってきてない荷物でもここまで重いとはな……」


??「いぬ美~ぶた太~みんなどこにいるんだ~~!?」


P「こ、この声は!?響!?」


P「まさか響まで俺を止めにきてるのか……これはアイドル全員を敵だと思ったほうが良さそうだな」


響「もう!!自分早く空港に行ってプロデューサーにありがとうって言わなきゃいけないのに!!」


P「!?」


響「うさ江~ねこ吉~どこだ~~??」


P「響・・・…俺の方こそありがとう…響にあえて良かったよ」ボソッ


P「よし、こんな所で止まっちゃいられない!!空港に向かうんだ!!」タッタタ!!


響「ワニ子~モモ助~どこだ~~??」




飛行機にの時間間に合うかこれ?

響…ええ子や

これ、動物に狙われるパティーンやん

30kmを徒歩とか絶対間に合わんだろww

突発響チャレンジだな

やっぱり響は最高や!

響がいい子で安心した



P「つ、着いた……と、とにかく荷物を預けて早く登場口にいかな……」


やよい「うっうー!!何でですか!?」バンバン


P「こ、この声はやよい!?」サッ


職員「ですから機内に生ものは持ち込めませんので」


やよい「も、もやしが悪いんですか!?」


職員「いいえ、もやしというわけでは…」


やよい「はっきり言ってください!!もやしが悪いんですね!?」


職員「は、はい…・・・」


P(あのやよいが人様に迷惑を!?)





やよい(人がいっぱい並んでるけど…プロデューサーの飛行機の時間まで粘らなきゃ)


やよい「もう!!アンタじゃ埒があきません!!機長?ええと…とにかく上の人を呼んできてください!!」


職員「わ、分かりました…」


客「おい、早くしろよ!!」「こっちは急いでんだよ!?」


やよい「す、すいません」ペコッ


P(謝るのか!?)


上司「お客さまどうかされましたか?」


やよい「う?」クルッ


やよい「どうもこうもありません!!どうなってるんですかここの職員は!!!!!」バンバン


P(ええ……)

やよいはかわいいなぁかわいいな!

明らかに配置ミスだろ

ぅゎゃょぃっょぃ




P「し、しかたないか……荷物は機内の持ち込むか」


P「でも、搭乗までは少し時間があるんだよな」


ピンポンパンポン…


P「?」


アナ「迷子のお知らせです」


P「ああ、迷子かあ」


アナ「!!ちょっとアナタ何を!?」


P「なんだ!?」


アナ「……」

??「迷子のお知らせです」

P「明らかに声が変わった!?」




??「空港内のどこかにいるPさん」


P「俺の名前!?」


??「一回ロビー横事務室で青い髪の女性がお待ちしています」


P「青い髪にこの声……完全に千早だ……」


P(それにしても千早にここまでする行動力があったとはな…)


P(今のアナウンスの感じだと事務室は完全に千早が制圧したと思ってもよさそうだな)


P「……」


P「まあ、呼ばれても行かないから問題ないか」テクテク




一分後


千早「空港のどこかにいるPさん。事務室で如月千早という女性が待っています」


更に一分後


千早「空港のどこかにいるPさん。765プロのプロデューサーであらせられるPさん?」


千早「事務室で待ってます」


P「……」テクテク



更に一分後


千早「○○マンション704号室にお住いのPさん」


千早「事務所に来てくれますか?」


P「……」テクテク



千早「Pさんプロデューサー来てもらえますか?」


P「……」


千早「○○年○○月○日生まれのPさん。待ってます」


P「……」


千早「好物は母親の作るコロッケ。Pさん待ってます」


P「……」


千早「エロ雑誌はクローゼット内。Pさん待ってます」


P「……」


千早「柔軟剤はレ○ア。Pさん待ってます」


P「……」

ひでぇw



P「あっこれ完全に精神攻撃だ…」テクテク


P「まだ、軽い方かなと思ったけど結構くるな。精神的に」


男「おいおい、Pってやつ早く言ってやれよ」


ギャル「このアナウンスやばくね?」


女「サイテーね。このPって男」


P「……」テクテク


P「つらい……」


千早「好きな色は青。好きな女性は青髪ロング。Pさん待ってます~♪」


P「これに捏造だ」



千早「オホン…青い鳥~♪」


男「おいおいなんか歌い始めたぞ!?」


P(ノリノリだな千早)


P(まあ、歌えば満足するだろ)


千早「ありがとうございました。では次の曲は…」


P「二曲目いくんかい!?」


男・ギャル・女「!!」


P「は?思わず突っ込んでしまった!?」


男・ギャル・女「まさかPって、アイツじゃ!?」


P「まずい……」





事務員「二階売店前で騒ぎです!!おそらくPが見つかったのだと」


千早「ずっと眠っていられたら~♪」


事務員「あの……」


千早「この悲しみを忘れられる」


事務員「聞こえてますか?Pさん見つかりました…」


千早「うるさい」イラッ


事務員「ヒィィィィィィィ」ガクガク


アナウンス「ギャアアアアアアアアア!!!」


男・ギャル・女「!?」


P「なんだか分からないが今の内に逃げよう」サッ







P「そろそろ搭乗が始まる時間だし行かないとって!?」


??「こ、これは!?」


??「ふ、福岡の明太子!?なぜこんな所に!?」


P「貴音…」


貴音「こちらは北海道限定味噌ラーメン!!」


貴音「ここは本当に日本なのでしょうか?」


貴音「もしかすると天国かもしれません」


P「貴音もテンション高いな……」




??「ハァハァ…貴音…やっと着いたぞ……」


P(まずい!?ここに来て響が到着だと!?)


P(見つかるかると大変だ)


響「貴音。お土産なんて見てないで早くプロデューサーを探さ…えっシーサーのぬいぐるみ売ってるぞ!?」


貴音「響。それだけではありません。見て見なさい」


貴音「沖縄名物のミミガーです!!」


響「す、凄いぞ!!サーターアンダギーも売ってる!!」


P「全く心配する必要なかったな……」






千早「チョコフォンデュ♪チョコフォンデュ♪」


響「ちんすこう、ちんすこうもあるぞ!!」


貴音「なんと、き、きりたんぽ鍋セットですか!?」


P「なんだろう、見つかっても問題ない気がする」


チョロい三人組だな

チョロい…



P「まあ、いろいろあったが後は搭乗だけか」


P(金属探知機って何歳になっても緊張するな)


監視「はい、次の方」


P(俺の順番か・・・)


ビイー!!


P「え?」


監視「もしかしてベルトの金属かもしれませんね」ニコ


P「あ、そうか!?」


P「すいません」


監視「いえいえ、よくある事です」ニコ




ビー


P「え、え?」


監視「もしかして、その靴安全靴じゃありませんか?」


P「そ、そうでした。アハハ」


ヌギヌギ


P「また、すいません」


監視「いえいえ」ニコ


ビー


P「!?」



監視「すいません。少しジャンプしてもらえますか?」


P「はい…」ピョンピョン


ジャラ……


P「ん?」


P「釘??」


監視「ちょっとアナタ。こちらに来てもらえますか!?」


P「違う!!俺はハメられただけなんだ!!」


P「は!?もしかして荷物も!?」


監視「荷物!?おい荷物を早く機械に通せ!!」


P(もしかするとヤバいかも?)


P「やめろおおおおおおお!!!!」




監視「おい逃げたぞ!!追え!!」


P「なんで俺がこんなめに合うんだ!?」


―---


P「撒いたか…でも結局飛行機に乗るためには元の場所に戻らないといけないんだよな」


P「それに誰だよ。俺の服に金属仕込んだのは?」





亜美「ヘクシュ!!」


真美「アハハ…亜美。こんな時にくしゃみ?」


亜美「うーん。誰かが亜美の噂してるのかな?」


真美「もしかして…クシュ!!」


亜美「アハハ真美もじゃん!!」


怖すぎワロリンヌ



P「多分、亜美と真美の仕業だろうな」


P「よく見ると針金とかも仕込んである…」


ーーーーーーーーーーー


真美「兄ちゃん。今頃。空港かな?」


亜美「どうだろ?もしかしてはるるん達が足止めしてるかも」


真美「え?じゃあ真美たちの爆弾は不発?えぇー」


亜美「いいじゃん。兄ちゃんがいなくならいってことだし」


真美「そっか!!そうだね」




P「針金とかが縫い付けてあるな…これは無理か…」


P「仕方ない。捨てるか・・・だがもう一つ問題が」


トランク「」


P「絶対いる!!」


ジィィ(ジッパー音)


美希「あふぅ…むにゃむにゃ」


P「……」


ジィィ(ジッパー音)


P「どうしよう……」(絶望)

こんなきけんぶつはあぶないからおれがもちかえってしょりしなきゃだな




美希「アレ?今の!?」


トランク「○×□~!!なの!!」バタバタ


P「しまった!?今ので起きちゃったのか!?」


トランク「ハニー!!」バタバタ


P「クソ!?とりあえず美希はここの放置して…服は…」


P「もう肌着とトランクスでいるしかない!!」ヌギヌギ


P「一応、服は着てるし合法だろ?」


P「財布とチケットだけ持って行こう!!」


トランク「ナノ!!ナノ!!」バタバタ!!


P「でも美希は……」


P「まあ、いいか…じゃあな美希!!」


トランク「ハニー!!!!!」バタバタ!!



監視「ちょっと君!!」


P「もう危ない物は持ってねーよ!!」タッタタタタ!!


探知機「」シーン


監視「いや、そういう問題じゃなく。服は…」


P「よし、問題なく通過!!早く機体に乗り込もう!!」タッタタタタ!!


スチュワーデス「きゃ」


P「すいません。ごめんなさい」タッタタタタ!!


スチュワーデス「い、いえ。あのそっちは…」


P「行くぞ!!」タッタタタタ!!





P「ふう。なんとか乗り込んだな」


P「後は座ってるだけでアメリカに着く」


??「ニヒヒ…やっぱりアンタは罠にはまると思ってたわ」


P「伊織!?」


ガチャ!!ガチャ!!


P「おい、ドアが急に閉まったぞ!?」


伊織「ニヒヒ。この飛行機はアメリカには行かないわ」


伊織「アンタが渡米を止めるって言うまで旋回す続けるだけよ」


伊織「早く機長に離陸の指示を伝えて!!」


使用人「はい。伊織様」





ブィィィン…


伊織「動きだしたわね」


伊織「はあ、もう安心ね。さすがのアンタでも…」


伊織「って何してんのよ!?」


P「悪いな伊織。どんなに説得されても俺の意志は変わらん」


使用人「やめてください!!今は離陸の準備中で!!」


P「ドアがロックされても非常口なら開くだろ」


伊織「早く!!離陸を!!急いで!!」


伊織「飛んでしまえば、その男も諦めるわ!!」




ブォォォォ!!


P「やっぱ離陸中…すごい風だな」


伊織「止めなさい!!し、死ぬわよ!!」


P「大丈夫。俺は死なん。俺はアメリカに言って勉強して」


P「絶対に戻ってくるんだ」


伊織「!?」


P「そして伊織たちを今より高い場所に押し上げてやる!!」


伊織「アンタ…」


P「悪い伊織。気持ちは嬉しいが俺はここにはいれない」


伊織「誰か。Pを止めて!!!!!」


使用人「駄目です風で近づけません!!」


P「じゃあな!!伊織。また会うのは一年後かな?」ニコバッ!!


伊織「いやあああああああ」



P「はぁ、なんと生きてる…」


P「全身が痛むが早く飛行機に向かわないとアメリカに行けない…」


ーーーーーーーーーーー


スチュワーデス「」アセアセ


P「ハァハァ…たどり着いたぞ…」


スチュワーデス「だ、大丈夫ですか!?」


P「は、はい。多分大丈夫です・・・」


P「それより早く離陸してください!!もう離陸時間は過ぎてるはずでしょう?」


スチュワーデス「そ、それが…」




P「機長が行方不明!?」


スチュワーデス「はい、連絡は取れるのですが?」


P「それのどこが行方不明なのですか?」


スチュワーデス「そうなんですが…実はどうやってもここに来れないのです」


P「アナタは何を言ってるんだ?」


スチュワーデス「正直、私にも分かりません。でも事実です」


P「どう言うことだ…」





P「と、とにかく機長と連絡を取ってくれませんか?」


P「俺が対応します」


スチュワーデス「あ、アナタがですか?」


P「はい、もしかすると俺の責任かもしれませんから・・・」


スチュワーデス「……」


スチュワーデス「分かりました……」


スッ


P「これは?」


スチュワーデス「機長と繋がっています。正直、私は事態が呑み込めていません」


スチュワーデス「だから私からもお願いします。彼を助けてください!!」ペコ


(指輪)キラッ


P「まさか!!……分かりました」


色んな人間ドラマがあるな

何がそこまでしてPをアメリカに行かせたがるのか



P「もしもし…機長」


機長「誰だ!?」


P「俺の名前はPです。今はアナタの状況を説明してください」


機長「・・・ああ。分かった。P君」


機長「私は今。一回ロビーにいる。本当ならここからエレベーターで二階に上れば目の前に」


P「搭乗口があるばず!!という話ですね?」


機長「ああ、だが…」


P「たどり着く事ができないと…」


P「状況は理解できました」


機長「どういうこうとなんだ。説明してくれ?」


P「残念ですが俺に説明はできません。だけど何が原因かは分かります」




機長「本当か!?頼む助けてくれ?」


P「その前に機長の症状がどのレベルか知りたい」


P「簡単な質問をします。いいですか?」


機長「ああ…」


P「二階に向かうエレベーターは見えますか?」


機長「ああ?」


P「じゃあ、エレベーターの登り方は分かりますか?」


機長「バカにしてるのか!?」


P「よし!!大丈夫。アナタはまだ最悪の症状になっていない!!」





機長「どう言う事だ。説明しろ!!」


P「俺の知り合いで、その症状になり15年務めた会社で遭難」


P「二週間後に発見された人物を知っています」


機長「!?」


P「だが、アナタ大丈夫。現段階ではですが…」


機長「おい!!俺はどうすればいいんだ?」


P「女性です…」


機長「は?」


P「近くに見るからにおっとりした女性はいませんか?」


機長「!?」


怖すぎワロタ



機長「いる!!すぐ近くに!!同じ便に乗ると言われたから一緒にと・・・!!」


P「彼女です!!彼女が感染源だ!!」


あずさ「うふふ。ばれちゃいました?」


機長「ああ…」


P「逃げてください!!彼女とさえ一緒にいなければ迷う事はありません!!」


ギュ


あずさ「機長さん。案内してくれると言ったじゃないですか?」


機長「あ…ど、どうすれば」




P「手を、手を放すんだよ!!そうすれば遭難しなくて済む!!」


機長「で、でも!!」


あずさ「うふふ…」


スチュワーデス「代わります」


P「え?」


スチュワーデス「聞こえる?」


機長「その声は麻由美!?」


スチュワーデス「お願い私の為にもその手を振りほどいて」


機長「麻由美…分かったよ!!」






機長「ごめんなさお嬢さん!!」バッ


あずさ「あらら…」


機長「行くぞ!!」タッタタタタ!!


ーーーーーーーーーーー


P「来た!!」


機長「ハァハァ」タッタタタタ!!


??「プロデューサーさん!!」


P「は、春香!?」


春香「プロデューサーさん行かないでください!!」


アイドル達「プロデューサー」「プロデューサー」「プロデューサーさん」・・・


P「みんな!?」


モブのサイドストーリーが面白すぎるw



機長「はぁはぁ、たどり着いたぞ…」


スチュワーデス「ドアを閉めます!!」


P「みんな・・・」


スチュワーデス「Pさん!!教えてください!!あの娘たちを乗せてるべきなのですか!?」


P「俺は皆のために…」


P「……」


スチュワーデス「早く!!」


P「閉めてください!!早く!!乗り込まれる!!」


機長「いいのか?」


P「はい!!俺はアメリカに行かないと駄目なんだ!!」


??「閉めろ!!!!!」


ガチャン!!!!


P「……」



俺はそのまま気を失った。
機体はアイドルを誰一人乗せることなく離陸。

数時間後アメリカに到着した。


俺は怪我を癒すため数日安静にして
アメリカのアイドル事務所で働くハズだった。

だが……


P「え?俺が働く連絡が来てないだって?」


外人「ああ、確かに君に来てほしかったのだが」


P「い、今からでも働かせてくれませんか?」


外人「申し訳ないが他に人を雇ってしまってね」


外人「君を雇う事は出来ないんだ」


P「……」


P「そ、そこを何とか!!」


外人「駄目だ!!応答の期限はとっくに過ぎている。ミスしたのは君たちのはずだろ!?」


P「あ、あああ…ああああああああああああ!!!!」




そして俺の渡米計画は音無小鳥(2X)の連絡ミスという形で阻止されたのであった・・・


P「小鳥ぃぃぃぃぃぃぃ!!」

小鳥「ピヨッ!?」


終わり

小鳥さんのデータ消去スキルは最強だったか

読んでくれたかたはありがとうございました。
先に風呂に入った後依頼だしてきます。

ありがとうございました。

焼き鳥にしよう(提案)

千早が馬鹿可愛かった

久しぶりに続きが読みたいと思ったssだった

連絡ミスで済むような問題じゃないな
ギャグだからいいけどww

うーんこの事務員
おつおつ

空港にいた響が危険と判断したので俺がお持ち帰りする

おお、コメ増えてる!?
半年以上ぶりのSSだったから緊張したけど

コメもらえて嬉しかったわ。
依頼出してきます。ありがとうございました。

見送りに来た天使は貴音と響だけなの?

>>113
携帯からで証明できないけど>>1です

もともと響も貴音も止めにくるはずだったけど、響はしょうもないのと、貴音は人間やめちゃうから書くのやめた

千早は髪の色は青だが確か公式的には黒髪なんだよな

いいssだった、かけ値なしに

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