咲子「イブちゃんとキス動画っ!」 (22)

◆ひなビタ♪SSです
◆敢えて資料等は用意せず、想像で書きました

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カチッ

ジーーーーーーーーーーーーーーー

咲子「……」

咲子「……」トントン

一舞「さきこ、もうカメラ回ってるよ」

咲子「あ、そ、そうなんですか?で、では、イブちゃんから挨拶を……」

一舞「あたしから?」

咲子「だ、駄目でしょうか?」

一舞「いやいいよ、あたしには経験があるから任しといて!」

咲子「はいっ!」

一舞「えーと、皆様、こんにちは」

咲子「こんにちはー」フリフリ

一舞「えっと、これは、キス動画、だし」

咲子「そうなんですよっ、なんか最近流行ってると聞いたので……」

一舞「本当にそうかな、あたしはさきこに提案されて初めて知ったけど…」

咲子「でもイブちゃん、割とすぐに承諾してくれましたよね?」

一舞「う、うん」

咲子「ふふふ、イブちゃんも、意外とそういうの……♪」

一舞「う、うるさいしっ」

咲子「そういえばこういう動画で同性っていうのは珍しいかもしれませんね」

一舞「探せばあるんじゃないの」

咲子「まぁそうかもしれませんけれど……一応説明しておきますと、私とイブちゃんは、付き合ってるんですっ!」

一舞「そ、そんな声高高に言わなくても……」

咲子「もうこれでもかっていうくらい、らぶらぶさんですよっ!」

一舞「だ、だからあ///」

咲子「だって事実でしょう?」

一舞「え、えーっと……」

咲子「…………」

一舞「じ、事実だよ、うん」

咲子「ふふふ」

咲子「それで最近キス動画っていうのを知って、プレイの一環にすることにしたんですっ」

一舞「その説明はいいんじゃないかな」

咲子「私とイブちゃんのキスの光景を動画さんにするなんて、とってもとっても、ドキドキしちゃいますっ……」

一舞「あたしは未だにちょっと気が進まないっていうか……」

咲子「本当はその後も撮影したいって思ってます?」

一舞「は、はぁ!?な、何言って……」

咲子「続きはカメラさんの電源切ってからですよ?」

一舞「う………うん……///」

咲子「イブちゃん、とってもとっても可愛いですっ」ナデナデ

一舞「あ、頭撫でないで///」

咲子「嫌でしたか?」

一舞「は、恥ずかしいだけだしっ」

一舞「それにしてもさきこ」

咲子「はい?」

一舞「また妙なこと思いついたよねえ」

咲子「えへへー」

一舞「キス動画って……いつものじゃ足りない?」

咲子「そんなことないですよ?ただ、ちょっと新しい刺激が欲しいだけですっ」

一舞「新しい刺激……例えば?」

咲子「えっと……路地裏でするとか、河原でするとか……♪」

一舞「さきこっ!それ犯罪になっちゃうから!」

一舞「あ、あのささきこ、これ動画にするんだよ?あんまり内密な話はしちゃだめだよ」

咲子「そ、そうでした…ついついいつもの感じで喋っちゃってましたね」

一舞「もー」

咲子「だって、イブちゃんとお話するの、とってもとっても楽しいですからっ」

一舞「さ、さきこったら」

咲子「だからこうやっていつもしてる感じのお話を……」

一舞「さきこ、それってあたしらがいつもこんな話してるって事になるから!」

咲子「?事実ですよ?」

一舞「あ、ありのままを曝け出さなくていいでしょっ!」

咲子「むう…そうですか…」

一舞「最近のさきこはさー、あたしといちゃいちゃすることばっかり考えてるよね」

咲子「それどころか、頭の中イブちゃんでいっぱいですっ」

一舞「だろうねー」

咲子「イブちゃんはそうじゃないんですか?」

一舞「あたしは……ま、まぁ、分別は付けてるつもりだけど」

咲子「私はこうやってお話してるだけで、とってもとっても幸せなんですっ!」

一舞「ふむふむ」

咲子「ですけどちょっと刺激が欲しくなって、こんな感じというか」

一舞「中毒みたいだね」

咲子「ふふふ、私はとってもとってもイブちゃん中毒ですっ!」

一舞「なんで嬉しそうなんだし」

咲子「だって、イブちゃんだって、そうでしょう?」

一舞「ま、まぁね」

咲子「うふふふっ、ずっとずっと、大人になっても、お婆ちゃんになっても、ずっと、一緒ですよっ!」

一舞「さ、さきこ///」

咲子「イブちゃん、顔真っ赤ですよっ」

一舞「さきこのせいでしょっ……」

咲子「えへへへへ」

一舞「ていうかさ、さっきのプロポーズ?」

咲子「うーん、よく考えたらそうかも……」

一舞「…でもあたしの方が早くしたよね」

咲子「はいっ!」

一舞「何年後にしよっか」

咲子「えっと、大学卒業なってからにしましょう?」

一舞「なんで?」

咲子「その方が一日延々といちゃいちゃ出来る日が多くなるからですっ!」

一舞「そ、そういう勘定の仕方?」

咲子「だって社会人さんになったら、疲れて出来ない日だってあるでしょうし……」

一舞(大学だってそんなだらだら出来る訳じゃないと思うけど……)

咲子「大学ですか…そういえば真面目に考えたことありませんでしたね」

一舞「まだまだ先だと思ってたんだけどねえ」

咲子「ねえイブちゃんっ」

一舞「なあに?」

咲子「もし遠くの大学通うなら、一緒に暮らしましょう?」

一舞「る、ルームシェアってこと?」

咲子「はいっ!」

一舞「ち、ちょっと待って、さきこはあたしと同じとこに通うの?」

咲子「駄目ですか……?」

一舞「そうじゃないけど、さきことあたしが学びたい事が同じとは限らないんじゃあ」

咲子「イブちゃんがいないなんて、嫌ですっ」

一舞「さきこー、それ子供の意見だよー?」

一舞「でも、一緒に暮らす、ねえ」

咲子「はいっ」

一舞「もう一緒に住んでるようなもんじゃない?」

咲子「それはそうですけど、まだだめですよっ!お家に帰ったらイブちゃんが待ってる、そういうのがいいんじゃないですかっ」

一舞「あたしの方が遅かったら……?」

咲子「勿論、私が胸を高鳴らせて待ってますよっ」

一舞「裸、エプロンとか……?」

咲子「あらあら、イブちゃんそういうのがいいんですか?全然構いませんよ?とってもとっても欲しがりさんですねっ……♪」

一舞(言わなきゃよかったし)

咲子「うふふ、毎日いっぱい愛してあげますからねー♪」

一舞「あ、あのさぁ……ところで何か目的があったような……」

咲子「あっ、そうです、キス動画ですよっ!」

一舞「結局おしゃべりしちゃってたね?」

咲子「私はまだまだし足りないくらいなんですけど……」

一舞「見る人もお腹いっぱいになっちゃってるって」

咲子「そうでしょうか……」

一舞「そうなのっ!OPトークがくどいのも問題だってば」

咲子「むぐぐ」

一舞「それじゃ……する?」

咲子「はいっ!」

一舞「え、えっと……じゃあこっち向いて……」

咲子「はーいっ」

一舞「う……」

咲子「~♪」ニコニコ

一舞「…………」

咲子「あら、しないんですか?」

一舞「こ、こうやって顔合わせるとしにくいっていうか……」

咲子「イブちゃん顔赤いですよっ」

一舞「し、仕方ないでしょ……もう」

一舞「じゃああたし目瞑るからさ…さきこからしてよ」

咲子「えー」

一舞「えーってなんだしっ!嫌なの?」

咲子「いいえ、いいんですけどね?じゃあ、早速……」

一舞「ん……」

咲子「……」

一舞「……」

咲子「……」

一舞「……さきこ?」

咲子「ふふふ、目を瞑ってキス待ってるイブちゃん、とってもとっても可愛いですっ」

一舞「み、見とれてるんじゃないしっ!」

咲子「分かってますよ、イブちゃーん……♪」

一舞「あ、ちょ、ちょっと待って、まだ心の準備が」

咲子「んー……♪」

一舞「さ、さきっ」

チュッ

一舞「……」

咲子「ふー……」

一舞「さき、こ……」

咲子「あらあらイブちゃん、物足りなさそうな顔してますね?」

一舞「そ、そんなこと」

咲子「ふふふ、イブちゃんの綺麗なお顔はいつも見てるからすぐ分かりますよ」ナデリ

一舞「んっ」ビク

咲子「やっぱり、一瞬じゃ物足りないですよね?」

一舞「う……うん……」

咲子「私も、そうですから」

一舞「さきこぉ……」

咲子「ねえイブちゃん、もっとキスしていいですか?」

一舞「うん、いいよ……」

咲子「イブちゃん、とってもとっても、可愛いですっ」

一舞「さ、さきっ、んん……」

ジーーーーーーーーーーーーーーー……

…………
……

~後日~

凛「そ、それで……その動画は……」

咲子「権利者削除さんされちゃいました……」

凛「そ、そう……」

おわり

お疲れ様でした
GITADORAにコノテーションが収録される日を心待ちにしている今日此の頃です

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