[咲-saki-] 京太郎「俺の彼女はふくよかアナウンサー」 (370)

京恒スレです。

更新は遅いです。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432111927

恒子家

恒子「京太郎ーきょ〜たろ〜う!ちょっと聞いてるの?!」

京太郎「はいはい聞いてます聞いてます何ですか?」

恒子「あのね今日またえりちゃんに小言言われたんだ〜。あなたはやれアナウンサーとしての自覚がないとか、女性としての自覚もないとか、挙句ボソッて新米の癖に調子乗り過ぎとか言ってきたんだよ!ほんと傷付いたよ!」ウガー

京太郎「恒子さん…年上の方に呼び捨ては失礼ですよ。でも意外ですね。恒子さんって小言とか説教って受け流せるタイプかと思ってたんで」

恒子「…えりちゃんからの…て言うか上司からの説教ももう慣れてるよ。でもね京太郎、調子乗ってるてのはあんまりだと思わない?これは私のキャラであって個性だからさ、なんかそれを否定されたような気がしてさ…」

京太郎「それじゃ恒子さん…今度は針生さんにそう言ってやりましょ」ナデナデ

恒子「ふわっ?」

京太郎「だから、これは私の個性だから、調子に乗ってようが、やかましかろうが、このキャラを変える気はありませんって」ナデナデ

恒子「京太郎…うんそうだね!こんなことに悩むなんて私らしくないよね!よ〜しそうと決まれば明日も元気よくすこやんをいじりまくろう!」

京太郎(…でも確かに少しは慎みを覚えた方がいいかもなぁ。恒子さんらしいけど) ナデナデ

京太郎「そういや恒子さん。針生さんとはよく一緒に仕事するんですか?」

恒子「むっ…えいっ」ガバッ

ムニョン

京太郎「ちょっ恒子さん!?」

恒子「彼女といる時に他の女の名前出すのはNGだからね京太郎。だからこれは罰ゲーム。30分耐久ハグ」

京太郎(罰ゲームどころかご褒美なんですけどぉぉおお!恒子さんのおもちの感触がダイレクトに!あとすげーいい匂い…)

京太郎(でも確かにこれを30分耐久するのはキツイ!これはある意味罰ゲームだ…やばい理性が!)

恒子「…ねえ京太郎これに耐えれたら後でご褒美としてシない…?初エッチ…」

京太郎「ええっ!い…いや駄目ですよ恒子さん明日早いんでしょ!ってそうじゃなくて!そのカップルが初めてする時はもっとムードというものを大切に…!」

京太郎(ん…ちょっと待てよ…?
耐えれない =ヤッちゃう(襲っちゃう)
耐える =ご褒美エッチ

京太郎「ってこれどっちに転んでも同じことじゃないかー!」

恒子「同じじゃないでしょ同じじゃ。京太郎は耐えれなくなると合意も無しに私を襲っちゃうの?」

京太郎「うぐっ!いや恒子さんが悲しむことはしたくありませんよ。でも俺も男なんですから、我慢できない時もあります。だって恒子さん綺麗なんだから」

恒子「………」

京太郎「恒子さん?」

恒子「き…京太郎の癖に生意気だぞこの〜、こうしてくれる。こうしてくる〜!」グリグリ

京太郎「イダダダ!恒子さんのグリグリ攻撃マジで痛いんで勘弁してください!ギャー!頭ガー!」

恒子「はー。本当私らってカップル特有色気って奴?が皆無だよねー」

京太郎(いやいや、自覚ないけど、あなたの色気は常にムンムン漂ってますよ。本当この人には二重の意味で苦労されられる…)

恒子「にしても京太郎はほんと幸せもんだよね〜。年上のお姉さん…しかもこんな巨乳美人アナウンサーを彼女としてGETできたんだから」

京太郎「自分で美人って言いますか…」

恒子「あっれ〜?さっき私のこと美人って褒めてくれた子は誰でしたっけ?しかも巨乳は否定しないなんて、京太郎はほんと生粋のおっぱい星人だよね〜」ニヤニヤ

京太郎(おのれ恒子さん…早速反撃してきたな。だがいつもやられっぱなしの俺じゃないぜ!)

京太郎「そうですね。でも俺が恒子さんの一番好きなところは
人からストレートに褒められると慣れてないのかすぐ顔真っ赤にしてしおらしくするところですかね。」

恒子「へえっ!」

京太郎「ほらすぐ赤くなった。」ニヤニヤ

恒子「う…ううぅぅ〜 \\\\\」

京太郎「これが真のギャップ萌えって奴ですかね。モジモジ顔赤らめる恒子さんマジ天使」ニヤニヤ

恒子「……さい」

京太郎「へ?」

恒子「うるさい!うるさい!うるさ〜い!!京太郎の分際で〜!」ガバッ

京太郎「ちょっ…うわっ!恒子さん!俺を押し倒してナニする気ですか?!」

恒子「おいおーい京太郎、野暮なこと聞くもんじゃねーよ。女が男に馬乗りしてヤることといったらひとつだろぅ?」

京太郎「ま…まさかエロ同人みたく…」ゴク

恒子「正解は…こうするためさぁ!」

コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ

京太郎「あひゃひゃヒャひゃヒャひゃひゃひゃひゃひゃヒャ!?すひゃ!ちょっと、つね…こーこさん!?」

恒子「高校生の分際で大人をからかうなんざ十年早いわ!あと京太郎今ちゃっかり私のことつねこって言おうとしたでしょ」コチョコチョコチョコチョ

京太郎「あひぃ!もうらめぇ!おかひくなりゅうぅううぅう〜〜〜〜〜!!!!」

恒子「フハハハハハハハ!!地獄はまだ始まったばかりだよきょーた…」

隣人「おい!うるせーぞ!今何時だと思ってやがる!!」

京太郎「あっ」

恒子「あっ」



京恒「「………す…すいませ〜ん」」(壁越し)




恒子「わ…悪ノリしすぎたね。こんな深夜なのに…」

京太郎「いや俺の方こそすいません…」


京太郎!つね…恒子! 猛省…!!(立木風)

というわけで一旦寝ます。シリアス展開も入れるかどうか迷っている…いや〜それにしてもこーこちゃんエロかわいくて描きやすくてほんとサイコーですわ。コメントいっぱい入れてくれ方が、更新意欲が湧きます

翌朝

チュンチュン

京太郎「ほら…恒子さ〜んもう時間ですよ早く起きて下さい」ユサユサ

恒子「う〜んムニャムニャあと4時間〜」

京太郎「何馬鹿なこと言ってるんすかほらいい加減起きないと仕事が…………」ユサユサ

恒子のおもち (ブルンッブルンッ)

京太郎「……………………」ユサユサユサユサ

おもち (ブルンブルンユサユサ)

恒子「…う〜んわかったよ起きりゃいいんでしょ起きりゃ」フワァ

京太郎「…あ!…おはようございます…………チッ」

恒子「え…?なんで舌打ち…?」

京太郎「別になんでもないですよ…ところでもう朝食出来てるんで、冷めないうちにどうぞ」

恒子「おお〜サンキュー相変わらず京太郎はいい嫁さんだなぁ」

京太郎「嫁さん違います。」



恒子「ねえ?京太郎さ。今日、仕事行くついでに学校まで送ってあげようか?」

京太郎「ええっ!いやそんな悪いですよ!」

恒子「モグモグ、うま…いやどうせ仕事場から近いし、昨日だって無理行って私ん家まで来てもらったんだし彼女としてこれくらいやんないとね」

京太郎「それじゃ…お言葉に甘えて…」

恒子「そうそ。大体子供ってのはいつも大人に無理言って困らせてりゃいいの。京太郎はもの分かりよすぎなんだから」

京太郎(いつもあんたに振り回されるのは俺ですけどね…)モグモグ




車中

恒子「しかし京太郎。ご両親が旅行行ってて良かったよねー大事な一人息子が朝チュンしたなんて知ったらさぞ慌てるんじゃない?」ニヤニヤ

ブロロロロロ

京太郎「…うちの親は放任主義で、危機感がいつも抜けてるんで、多分俺が朝帰りしたの知っても、友達ん家に泊まりにいったぐらいにしか思いませんよ」

恒子「はー。成る程ー京太郎の高1男子なのに妙にしっかししてるところとか、料理が激ウマなところとかは親御さんの反面教師を受け継いだからかな?」

京太郎「…どうでしょうねぇ」

校門前

京太郎「それじゃ恒子さん。ありがとうございます。また何かあったらすぐ連絡を」

バタン

恒子「うん。いつもありがとね京太郎……あっちょっと待ってやり忘れたことが…」

わいわいざわざわがやかや

生徒A「おいあれ福与アナウンサーだろ?」

生徒B「あのグラマーな体型と隠し巨乳属性から、針生アナや佐藤アナ、村吉アナを退け堂々今年も結婚したいアナウンサーベスト1を獲得した有名アナがなぜ須賀なんぞと…?」

京太郎「やり忘れたこと?」

恒子「うん京太郎。ちょっとこっち来て…」

京太郎「はあ…」

テクテク

グイッ!

京太郎「うわっ…ってんんぅ?!」

ズキューン!

生徒達「「「!!!!」」」

京太郎「んちゅ…ちゅうじゅるじゅる…ちゅうちゅぱ…んぐっ?!(し…舌が…!こ…これが大人のキス…!)

恒子「ぷはぁ…えへへ〜京太郎分補充完了!それじゃ授業と部活両方頑張れよー」

ブロロロロロ

京太郎「わ…忘れたなんてぜってー嘘だ…みんなに見せびらかすためにあの人は…」

京太郎「ん…?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

生徒A「おい須賀ァ…あれはどういうことだぁ?なぜ高名なる福与アナがお前なんぞとあんな熱い口付けをカワシテイル?」ユラァ

生徒B「俺の心のアイドルがお前なんぞに穢されるなんてなぁ俺は夢にも思わなかったぜ…」スチャ…

生徒C「おい須賀知ってるか?俺はいつも学校に行く前に部屋に貼りつけてあるこーこちゃんの特大ポスター(自作)に口付け
アンドお祈りを捧げてから行くんだぜぇ…」ガチャ…

生徒R「はやりん?何それ?刹那で忘れたちゃった。まあいいやそんなアイドル」

京太郎「み…みんな落ち着け!そうあの人は俺の遠い遠い親戚の人で…さっきのもただのイタズラで…」

生徒「「「「そうだとしても羨ましすぎんだろー!!お前ー!!!」」」」

ドドドドドドドドドドドドドド!!!

京太郎「ぎゃー!タスケテー!!」

ウオオオオオシネースガーイマスグソノポジションカワレー!!!














咲「…京……ちゃん……?」

教室

京太郎「はー。死ぬかと思った…しかし恒子さんってあんなに人気アナだったなんて知らなかったぜ。」

咲「京ちゃん」ドンッ

京太郎「うおっ!なんだ咲か…ビビらせんなよ」

咲「京ちゃん…今朝のあれどういうことか説明し…」

ガラララッ

担任「よ〜し朝のホームルームはじめるぞ〜」

京太郎「あっ、わりぃ咲今日の昼飯の時またな」

咲「…うん」



キーンコーンカーンコーン

スタスタ

京太郎「咲〜俺に聞きたいことあんなら、今ここで聞いていいんだぞ。飯食う前に」

咲「……それじゃ聞くね…京ちゃん…今朝のあれナニ…?」

京太郎「えっ…あれってお前も見てたのか…参ったなこりゃ…
」ポリポリ

咲「答えて」

京太郎「な…なんだよ咲…なんか目つき悪いぞお前」

京太郎「…福与アナウンサーって知ってるだろお前」

咲「うん。いつも小鍛冶と一緒に実況しているアナウンサーでしょ?京ちゃんはあの時ただの親戚だって言ってたけどホントなの?ただの親戚の子にいきなりキスナンカスルノカナァ?」

京太郎(な…なんか咲からすごい不穏なオーラが漂ってる…これは幼馴染の感から本当の事を喋るなと言ってるぜ!「そ…そうなんだよー!あの人本当昔っからボディアクションが激しくて何度注意しても治らないんだよ〜まああの人は俺のことかわいい弟分ぐらいにしか思ってないって!」

咲「ホントウニ…?」

京太郎「ほ…ほんとだよ!」

咲「マサカ…マサカトハオモウケドコイビトトカジャナイノ…?」

京太郎「!お…俺とあの人が恋人!?ないない!そんなことあるわけないって!」

咲「ホント…?」

京太郎「ほんと!ほんと!」

咲「………………………………」

京太郎「あ…あの咲さん…?」

咲「…なーんだ!やっぱりそんなところか〜まあよく考えたら京ちゃんがあんな美人さんの恋人なんて絶対あり得ないもんね。」

京太郎「……い…言ったな〜!コイツ〜このこの!咲の癖に〜」グリグリ

咲「やあん!京ちゃ〜ん髪はやめて〜セットが乱れちゃうよ〜」

京太郎「ほら咲、話終わったし学食行くぞ」

咲「うん」









咲(………京ちゃんの言ったことが嘘か本当かなんてどうでも良い。どっちにしても私か奪う予定だった京ちゃんの唇童貞さんを先に奪われたことにかわりはないんだからね…) ゴゴゴゴゴゴゴ

咲(ま…また咲から不穏なオーラが…)ゾクッ


訂正 小鍛冶 →小鍛冶プロ

流石に呼び捨てはあかんよ…咲さん

訂正その2 咲→京太郎「ま…また咲から不穏なオーラが…)ゾクッ

放課後

京太郎「はあ…咲の奴、中学の時もそうだけど、たま〜にあんな風に怖くなるときがあるんだよなぁ」

ガチャ…

京太郎「ただい…」

ドタッドタッ

恒子「おかえりー!京太郎!」

京太郎「…へ?」




恒子「遅かったねー。」

京太郎「………何で家にいやがるんですか?あんた」

恒子「いやー、ほら今度の仕事のロケ地、長野だからさ!ホテルもいいけど、どうせなら京太郎の家から通おうかなって!」

京太郎「…いや別に家に泊まるのは正直うれし…ゴホンッ…ですが前もって携帯にメールなり、電話なりして下さいよ」

恒子「それだとサプライズにならないじゃん!」

京太郎「このド腐れアナが。」

恒子「酷い!」

リビング

京太郎「うわっ家の中ゴチャゴチャ…いやあんたね…寛ぐなとは言いませんけど、限度があるでしょ。限度が…」

恒子「いやぁごめんね京太郎ん家来んの初めてだけど、妙に落ち着くんだよね〜
なんか自分ん家以上にさ」

京太郎「はいはい、いいから片付けますよ」

恒子「もー悪かったてばー私も手伝うからさー」

京太郎「あんたはテレビでも見て大人しくしてろ」ギロッ

恒子「あい」ストン


京太郎(恒子さんに片付け手伝わせたら、色んなとこ漁ってより汚くなるのが目に見えているからな…)

テキパキテキパキ


TV <アハハナンデヤネン


恒子「…そういや京太郎君の部屋にこんなのがあったんですけど〜」ニヤニヤ

スッ…

巨乳アナウンサーの淫語レポーター

お湯に浸かると溶ける水着で混浴レポーターをさせられた新人巨乳アナウンサー

巨乳アナウンサーのetc

京太郎「ぶぼらぁ!!ば…馬鹿な!あそこはお母さんでさえ見つかっていない場所なのに!」

恒子「やっぱ彼氏の家に行ってやることといったらまずこれでしょ〜。心配しなくても京太郎の部屋は荒らしてないから、一発で見つけたし」

恒子「にしても京太郎〜。別にこんなもん買わなくても、ここにピチピチの巨乳美人アナウンサーがいるじゃ〜ん。もしかして付き合う前から持ってた?それとも〜私と付き合ってそういうのに目覚めた?」ニヤニヤ

京太郎「…………」

恒子「ん〜?京太郎く〜ん?」ニタニタ

こーこちゃんはあくまで隠れ巨乳属性だから…

京太郎「…とりあえずそれ返して下さい…」ヒョイ

恒子「あ…」

京太郎「…………」

恒子(あちゃーやり過ぎたかー京太郎拗ねると可愛いからついやっちゃうんだよねー)

恒子「京太郎〜悪かったって、ほら拗ねるな拗ねるな」グイッ

京太郎「うわっ!」


ポフッ

ギュウウウウウウウ

恒子「ほらほら、京太郎の大好きなおっぱいだぞ〜」

京太郎「ムグムグ…ちょっ…ちょっと!恒子さん!」

恒子「京太郎…」

京太郎「!」

恒子「ごめんね。今日部活疲れたでしょ?それなのに勝手に家来て、部屋荒らして、京太郎の部屋も勝手に入って…私駄目な女だよね…だからさ、せめて私のおっぱいで京太郎癒そうかなって…」

ギュウウウ

京太郎「…恒子さん」

恒子「それとも、離れる?」

京太郎「いやそれは………もう少しこのままで…」

恒子「あははは、素直な子はおねーさん好きだよ」ナデナデ


京太郎「…恒子さん。そのいい加減俺を子供扱いすんのやめてくれませんか。俺は恒子の弟じゃなくて彼氏なんですよ」キリッ

恒子「…………」

京太郎「恒子さん?」

恒子「アハハハハハハハハハハ!か…胸に顔埋めながら、そんなキリッと言われても、全然威厳ないっていうか…!ププッ!」

京太郎「…!」バッ

恒子「ハハハハハハ。京太郎ほんとかわいい〜」

京太郎(くそ…また恒子さんにしてやられた…おもちの誘惑を振り払えなかった俺も俺だが…かっこ悪すぎる)

訂正 京太郎「俺は恒子の弟じゃ→恒子さん

またさん付け忘れた…

恒子「しかし京太郎が私の弟かぁ〜…………………アリかも…」ボソッ

京太郎「ナシです!何に目覚めようとしてんすか?!あんた!」

恒子「アハハ、ごめんごめん。そうだよね。京太郎は弟じゃなくて彼氏だもんね」ナデナデ

京太郎「また子供扱いするし…」


プルルルル

京太郎「あ…すいません。恒子さんちょっといいですか?」

恒子「あ…うん」

ガチャ

京太郎「はい須賀ですが…え…うん…うん……ええっ!マジで!?………うん…」

恒子「?」

京太郎「わかった…」

ガチャ…

恒子「どしたの?」



京太郎「恒子さん…」

恒子「な…なに?そんな青ざめた顔して」
































京太郎「両親今すぐ旅行から帰ってくるそうです…」

恒子「え」

京太郎「ていうかもう家近いから、部屋なるだけ片付けとけって…」

恒子「ええ」

これから京太郎達がどう防ぐのか見ものですが…とりあえず今日のスレは一旦終了で…多分…

このスレで京恒がもっと増えることを俺は祈っている(多分無理だけど)

恒子「………エ…マジで?……」

京太郎「マジです…」

恒子「エ…ガチで?……」

京太郎「ガチです…」

恒子「どどどどどどどーしよー!?京太郎ー!」

京太郎「落ち着いて下さいつねこさん!」

恒子「誰がつねこじゃー!京太郎の方こそ落ち着きなさいよー!!」グリグリ

京太郎「ちょっと今そんなことしてる場合じゃないでしょ!」

京太郎「で言うか恒子さんが今すぐに家を出たらいいんじゃ…」

恒子「いや…京太郎…これはどの道避けて通れない道だと思うよ私は…むしろ今が好機なんじゃないの?」

京太郎「!…しかし、両親が旅行で留守の時にこっそり家に招き入れて居たんですよ。むしろタイミングが悪いと言うか、バツが悪いと言うか…」

恒子「大丈夫!私と京太郎の関係がそんな安っぽくないことをご両親に見せつけてやれば!」

京太郎「な…何をする気ですか?」

恒子「うふふふふ、それはね…」


ガチャ

京太郎ママ「ただいまー!京太郎ー!お風呂ちゃんと沸かしてくれたー?」

京太郎パパ「すまんなぁー京太郎ー母さんがいきなり帰りたい!なんて考えてわがま…」



























京太郎「んちゅ…ちゅうちゅう…ちゅっちゅっ……んぅ!?…ちゅるちゅるちゅるちゅる……んぱぁ!……恒子さん…」イチャイチャ

恒子「ちゅうちゅう…ちゅるちゅう…にゅる…んちゅ…れろれろれろれろ…ちゅうちゅぱぁ……はあ…京太郎ぉ…」イチャイチャ

ママ「 」

パパ(旅行から帰ってくると息子が玄関先で、見知らぬ美人な女性と熱い口付けを交わしていました。もうどうでもいいです。)

京太郎「…ちゅう…ちゅるちゅる…んんぅ!?…んちゅ…ちゅっちゅっ………」

京太郎(くそ…悔しいがキステクは恒子さんの方がまだ一枚上手か…ならせめて!…)

ギュム

恒子(!…京太郎ってば…キスで敵わないからっておっぱいとお尻揉んで…そんな可愛い所魅せられたらお姉さん疼いちゃうな〜)

ニュル…

京太郎(!?…!まずい…これ…舌…吸いだされ…あ…頭が…ボッーとして……)

恒子(ニュフフフ、残念だけど京太郎が私に勝つのはまだはや…!)



ムニュムニュムニュウ〜!




京太郎「…んっ…ぷはぁ!……負けて………たまるか〜〜〜!!!」

ムニュムニュサワサワキュウゥ

恒子「 んやぁ…乳首摘まんじゃぁ!…少しは…!成長したね!京太郎!それでこそ…んっ!…私の…彼氏だよ!それじゃ…!私も……!ラストスパート掛けちゃうぞ〜〜!!」

ウオオオォォォォオオオ!!!


パパ「 」

ママ「 」


ラストスパートは掛けれなかったよ…

……
………
…………
……………
………………




京太郎「……」

恒子「……」

SEIZA中

ママ「そ れ で ! どういうことか説明してもらいましょうか」

京太郎(バカか俺は…何であの状況を切り向けるのに両親の目の前で恒子さんとイチャつくことになるんだよ…少し考えればすぐわかることなのに…明らかにテンパってた…)

恒子(足痺れてきた)

恒子「ねえ京太郎…足痺れてきたから、そろそろ体制変えていい?」

京太郎「……」

ギロッ!!

恒子「ごめんなさい」

ママ「ねえ…もしかして、貴方って…よくテレビで見かけるあの福与アナウンサー?」

恒子「ふえっ!?あ…そうです!、ひょんな事からそちらの息子さんの京太郎君と付き合うことになったあの福与恒子でっす!」

ママ「んまぁ〜!ねえパパ!あのこーこちゃんが我が家に来たわよ!パパ!夢のようだわ〜!」

恒子「へ…?」

ママ「お母さんあなたの大ファンなのよ〜!あなたって何時も明るくて陽気でしょ〜。いやーアナウンサーってみんないい大学出てんのか知らないけど、インテリぶって愛想悪い人ばかりじゃない〜
例えばあの針生アナとか、いつも眉間にしわ寄せて、不機嫌そうにしてさ〜美人なんだから、あなたみたいにいつもニコニコ明るくすれば良いのにね〜。お母さんいつもあなたに笑顔貰ってるわ〜」ペチャクチャペチャクチャ

恒子「はあ…」

京太郎「親父…どういうことだよ?」ヒソヒソ

パパ「知らんのか京太郎。お母さん福与アナの大ファンってこと」ヒソヒソ

京太郎「…全然知らんかった…親父は?」ヒソヒソ

パパ「バカなこと言うな。俺はいつでもお母さん一筋だよ」ヒソヒソ

ママ「ねえ恒子ちゃんサイン貰っていいかしら?」

恒子「えっ?あ…ああ、いいですよ。別に」

カキカキ

ママ「ねえ恒子ちゃん。ウチの京太郎との馴れ初め教えてくれない?」ワクワク

恒子「え…えーとですね…まず局の…」


京太郎「ちょっと待てよ!母さん!」

ママ「…何よ京太郎大きな声だして」

京太郎「い…いやなんで俺と恒子さんが付き合ってることを当たり前のように受け入れてんだよ!8歳差だぞ!何か思わねーのかよ!」


ママ「何言ってんのよ京太郎。私なんて16歳の時に26歳のパパと結婚したのよ。」

パパ「!!」メガネパリーン

京太郎「…親父」

パパ「が…母さんそれは京太郎には言わない約束だったんじゃ…」

京太郎「いや隠しても、あんたが16歳の女子高生に手を出したことは知ってるから…しかし26で…」

パパ「そんな目で俺を見るな!京太郎!」

恒子「はー、道理でお母さんお若いと思ったら……」

ママ「まぁ恒子ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいわ〜!ねえ恒子ちゃん今日家に泊まって来なさいよ〜お母さん歓迎しちゃうわ」

恒子「え?いいんすか?」

京太郎(しかし母さん…もし恒子さんじゃない女性だった場合はどういう処分を俺に下すつもりだったんだろう…考えるだけで身震いしてきた。)

ママ「ねえ恒子ちゃん。あなたから見て京太郎はちゃんと彼氏としての役割果たせてるの?」

恒子「いやーむしろいつも私の方が、世話掛けられっぱなしですよ〜。ただちょっとヘタ…奥手な所が難点かな〜」

京太郎(あっちはもう打ち解けてやがるし…)



夕食

恒子「いやーありがとうございます!旅行でお疲れなのに、夕食までご馳走になって」ムグムグ

ママ「何言ってんのよ。恒子ちゃんが手伝ってくれたから、大分楽だったわ〜それにしても恒子ちゃん料理出来たのね。意外だったわ。」

恒子「京太郎君と付き合う前はてんでダメだったんですけどねー」

ママ「まあ。にしても京太郎も早く付き合ってること打ち明けてくれたら良かったのに〜」

京太郎「…まさかこんなに歓迎されるなんて思いもよらなかったから…むしろ…」

ママ「こーこちゃん。お仕事で長野にはどれくらいいるの〜?」

恒子「えーとざっと一週間くらいですかね。」

ママ「それじゃそれまで家から仕事に通いなさい!お母さん、あなたたちの仲すっごい応援するから!なぁにそこの女子高生に手を出したロリコン親父よりはずっと健全な関係よ!」

親父「ブホァ!!」吐血

京太郎「めでたし…めでたし……なのか?… 」





恒子(…お父様がロリコンになるなら私はショタコンってことになるの?!) ガーン

ママ「それじゃこーこちゃん。部屋は京太郎の隣の空き部屋使っていいから」

恒子「…は!…いや、お母様には本当に御迷惑をば…」

ママ「それから…その…今日みたいなことをスるのは構わないんだけど…流石に私達がいない時にシてね?心臓に悪いから…」

親父「ブベラァ!!」吐血

京太郎「ブホァ!!」吐血

恒子「いっ…いやーそれに関しては、本当何をしてたのかな〜自分って…今でも思ってますよ…」


こうして恒子ちゃんと京太郎のドキドキ共同生活が始まったのであった。

〜続く〜
















京太郎「ところで母さん…絶対あり得ない話だけど、もし俺が恒子さんじゃなくて………例えば針生アナとかと付き合ってたとしたら…」

ママ「問答無用で別れさせるわよ」

カンッ!

一言言っておきますが…自分は別に針生アナのこと嫌いじゃありません。まあこーこちゃんの方が好きだけど、というわけで、次あたりから、すこやんとか、針生アナというか、大人キャラを出して行く予定です。多分…

チュンチュン

京太郎「おはよう〜母さん」

ママ「あら?京太郎?恒子ちゃんまだ起きてないの?」

京太郎「…うんあの人朝弱いからな。俺がいる時は安心して何時も熟睡するんだ。」

ママ「あら朝からのろけるのは勘弁してよ。でもお仕事あるだろうから、起こしてらっしゃい。」

京太郎「ふあ〜い」

ギシッギシッ

ガチャ

京太郎「恒子さーん朝ですよ〜起きて下さ〜い」ユサユサ

恒子「zzzz……」

京太郎「今日朝からでしょ?」

恒子「zzzz……」

京太郎「…起きないとチューしますよ」

恒子「!…zzzz……」


京太郎「…つねこさーん」

恒子「誰がつねこじゃーい!」ビシッ!

京太郎「痛!やっぱ起きてんじゃないすか!あんた!」

恒子「ふわぁ…おはようございます…お母様…いや〜スンマセンね朝の用意といい、何といい、」

ママ「あらいいのよ別に。それより、お母様なんて堅苦しいわ、それに敬語なんて使わなくてもいいのよ」

恒子「マジで?!じゃあ今度からママンって呼んでいい?」

京太郎「打ち解けるの早!」

ママ「もちろん!恒子ちゃんなら大歓迎よ」

京太郎(まあ恒子さんらしいな…)


……
恒子「でさ!でさ!そんなわけでさー京太郎のお母様がマジでいい人で〜私達の仲応援してくれたりさ〜…あ!仲良いって言えばこないだ京太郎とさ…ってすこやん?」



健夜「 」ズーン

恒子「…どったの?逆元気玉が打てるくらい元気無い顔してるけど。ていうか顔に生気が無いよ。」

健夜「こーこちゃん…」

恒子「な…何?」


〜休憩中〜

健夜「…とりあえず私があなたに伝えたいことはひとつだけ………京太郎君のことでこれ以上私にノロけるのはやめて!」

恒子「えーだってまともに話聞いてくれるのすこやんだけだも〜ん」

健夜「い…いや私以外にも聞いてくれる人いないの?…ていうかノロけないといけないの?…」

恒子「だってこないだえりちゃんに話したら睨まれたし、佐藤アナや村吉アナはクール…って言うか、無表情だから話ても反応薄いし、三科アナとはほとんど面識ない上に真面目そうでとっつきにくそうだし、だから後は消去法ですこやんしかいないな〜って」

健夜「しかも消去法で決められたの?!私!」

恒子「まあいいじゃん減るもんじゃないし」

健夜「減らなきゃ何言ってもいいってわけじゃないんだよ!ていうか確実にすり減ってるよ私の心が!」

恒子「それじゃ…すこやんがダメとなると〜〜他の麻雀プロの人たちかなぁ…あんま認識ないけど」

健夜「…そうだよ!アナウンサーの人達がダメでもプロのみんながいるじゃん! …もうその人たちにノロけてくんない?」

恒子「他のプロの人達か〜」

恒子(え〜とまず、戒能プロは京太郎のことは紹介したくないからパスで、野依プロは反応が分かりづらいし、ていうかすこやん以上にこういう話に耐性なさそう…うたちゃんは…アリだね!貧乳ロリと京太郎の好みの正反対だし、よし!咏ちゃんは候補に入れとこう。あと大沼プロは若者の恋愛なんて知らないだろうし、藤田プロは何か駄目だし……じゃああと残ってるプロは……」




















はやり「はやりのことじゃないかな☆」

恒子「 」

健夜「あ…み…瑞原プロ久し振り…」

はやり「うん久し振りだね。健夜ちゃん☆それでこーこちゃん彼氏さんできたんだね☆それでノロける相手が欲しいんでしょ?いいよはやりにどんな素敵な彼氏なのか教えて☆」キャピッ

健夜(相変わらず色々キツイこの人…)


恒子(…まずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずいまずい。そーだよ!この人がいる以上、プロの誰かにノロけるなんて愚の骨頂じゃん!マジでまずい…なんとかうやむやにして…京太郎の事を隠し通さないと…)

チラッチラッ

健夜(こーこちゃん明らかに目で、SOSサイン出してる…普段、人のことイジリ倒してる癖にこういう時だけ調子良いんだから…)

健夜(まあ良いよ借し一つだかんね)「い…いやーやめてといた方が良いよ。恒子ちゃんの彼氏っていうのはリアルのじゃなくて、恋愛ゲームのフィクションのキャラだから紹介なんて、出来っこないからさ…」

恒子(…明らかに私がイタい人みたいになるけど京太郎をアラフォーの魔の手から守るためには…)

はやり「嘘だね☆」

はやり「恒子ちゃんが恋愛ゲームで出来た彼氏を皆に自慢するようなイタい人とは、はやり思えないな。健夜ちゃんじゃあるまいし」

健夜「ちょっとそれどういう意味!?」

恒子(うぐっ、流石魔神アラフォー…そんな苦し紛れの言い訳が通じるような甘い女じゃないか…)

健夜(…て言うかこの人は仮に京太郎君を紹介した場合何をする気なんだろうか…)


チッチッチッチッ


恒子(…休憩時間残り十五分…それまでに何とかだんまりを決め込んで耐え切って見せる!…私の可愛い京太郎を守るために!)

健夜(普段ちゃらんぽらんなこーこちゃんが珍しく燃えている!それだけ京太郎君のことが大事なんだね…そうと決まれば、私も協力するよ。二人でこの魔の十五分を乗り切ろう!こーこちゃん!) チラッ

恒子(すこやん…やっぱり持つべきものはアラフォーの友達だね…) ウルッ

健夜(あれ何でだろう?いきなり協力する気失せたんだけど)

はやり「もう!そんな嘘つくなんてはやり傷付いちゃうな〜」プンプンッ (キツイ)

恒子(さあ…まずは…)


恒子「ところで、瑞原プロ!こないだの雑誌見ましたよ!戒能プロと一緒に映ってたあのグラビア!凄いスタイル良くて可愛かったですよ。いやー羨ましいなぁあんな悩殺ボディ持ってたら世の男共は放っておきませんよ!」(暗に、だから私の京太郎には関わるなと言っている)

はやり「はやや〜ありがと。こーこちゃんもすごくスタイル良いと思うよ☆」



恒子(よし!これを突破口にさりげなく話題を京太郎から離れさせる!大丈夫!私なら出来る!)

恒子「いやいや!私なんか瑞原プロの足元にも及ばないですよー。スレンダー爆乳の戒能プロと並んでようやく釣り合ってる感じでしたし〜本当アラフォ…!ゲフンゲフン!ほんと18〜19歳くらいの肌ツヤでしたし〜やっぱりアイドルなだけあって美容とかには…」

はやり「ところで、恒子ちゃんの彼氏さんの事なんだけど」

恒子「 」

健夜(だ…駄目だ…!いや、恒子ちゃんの話題逸らしは正直アナウンサーなだけあって、さっきのアラフォーって言いかけた失言以外はうまかった。相手の容姿をうまく褒めつつ、さりげなく、本筋の話を逸らして行く技術は流石と言える…けど……)

はやり「彼氏さんは恒子ちゃんと歳は同じくらい?身長は?イケメン?わがままとか聞いてくれそうなタイプ?面倒見良さそう?スポーツはなんかやってる?」

健夜(飢えた獣に小細工は通用しない)

はやり「ペット飼ってる?金髪?一軒家?わりと金持ち?実は高校生?麻雀始めたのも高校生?雑用とか得意?」

恒子「 」(白目)

健夜「 」(ドン引き)

チッチッチッ

三分経過


恒子(ハハ…まだ五分も経ってないや……ごめんね京太郎…私京太郎のこと守れなかったよ…) ポロッ


はやり「それじゃ、そんなわけだから、今度その彼氏さんの紹介お願いね。恒子ちゃん☆」

健夜(いや、何がそんな訳なの?!明らかに会話成立してなかったよね!勝手に自己完結して話進めてるよこの人…)

恒子「あ…ああぁ…」ガタガタ

はやり「今月はえ〜と確か××日と△△日がOFFだから〜恒子ちゃんもその日は…」パラパラ

恒子(本当ごめんね…京太郎…アラフォーの魔の手から守ってやれなくて…私最後まで駄目な彼女だったね…) ポロポロ








































えり「…はあ」

えり「…ほんと手間のかかる新人アナですね…」ボソッ

健夜(…って!私もほうけてないで、何か自然と話題を逸らすような話を…)

健夜「い…いやー瑞原プロも麻雀とアイドル活動両立させるのいつも大変でしょー!だからさ気晴らしに今度一緒に旅行でも…」(不自然)

はやり「ねえ、彼氏さんはやりみたいにおっぱい大きい子好きかな〜?恒子ちゃん☆」

健夜(シカトされたー!!ていうかもう私たちと会話する気ゼロだ!この人!?)

恒子「 」(レ○プ目)

はやり「う〜ん。でもぉ〜はやりいきなり男の人に会うといつも緊張しちゃうから〜まず、その彼氏さんの顔写真とメアドと電話番号教えてくれないかな?」

健夜(も…もう駄目だ…このままだと京太郎君は…)

はやり「ほら…こーこちゃん…早く…」スッ…








えり「おや?瑞原プロ達ではありませんか?丁度私も暇でしたので、会話に参加してもよろしいでしょうか?」

恒子「!…えりちゃん…」ぐすん

健夜「針生アナ!」

はやり「!………………久しぶりだね。えりちゃん………いいよ……それじゃ四人で仲良く一緒に話そっか……」

えり「どうも、それでは隣の席失礼します。福与アナ」 ガタ

恒子(えりちゃん…)

えり(勘違いしないでくださいね。全国的に有名な牌のお姉さんともあろう方が性犯罪に手を染めるのを見過ごせないだけで、貴方を助けるわけではありませんので。) ボソッ




恒子(…ツンデレ?)

えり(断じて違います)

えり「それで…何の話をしていたんでしょうか?」

はやり「うん!何かね恒子ちゃんに彼氏さんか出来たみたいでそのノロケ話をはやりが聞いてあげようかって話」

えり「そうですか。せっかく聞いてくれる人がいるんですから思う存分ノロケたらどうです。福与アナ」

恒子(いや…だからそれをしちゃヤバいんだって…)

えり「しかし瑞原プロ。ノロケ話を聞くのに、紹介をしたり、携帯の番号やメールアドレスを教える必要は無いと思いますが。」

恒子(…おお!)

健夜(……いや話聞いてたじゃん)

はやり「!…で…でもさはやり、恒子ちゃんの彼氏さんどんな人なのか気になるかな〜って」

えり「どんな人物かは、福与アナのノロケ話を聞いていけば自ずとわかって行くのでは」

えり「それに福与アナのか…恋人の立場になれば、自分の連絡先を見知らぬ人間の手に渡るのは気持ちのいいものではないでしょう。せめて、福与アナがその恋人にしっかりと了承を取ってから、連絡先なりなんなり教えてもらうのが筋かと」

はやり「で…でもはやり…アイドルだから知らない人はいないんじゃないかな〜」

えり「人気アイドルとはいえ、やはり個人のプライバシーの観点から見れば、瑞原プロはこの件に関しては踏み入った介入は自重すべきかと」

健夜(せ…正論だ…!)

恒子(正論すぎるほど正論だ…!)

はやり「……」グヌヌヌヌッ

えり(…………)


ユラァ…

はやり「…ねぇ、ところで恒子ちゃんの彼氏さんって麻雀とかはするの…?」

えり(!…これは麻雀をだしに恋人に近づこうという魂胆ですね…福与アナ…)チラッ

恒子(…わかってるよ。この魔神アラフォーめ…まだ性懲りも無く…「いや〜麻雀とかは興味がな




























健夜「…えっ麻雀…?うん!何か高校生になってから初めてたんだって!」

恒子「 」

えり「 」

はやり「……」ニヤリ…

恒子(す〜〜こ〜〜や〜〜〜〜ん!!?)

はやり「へぇ…じゃあまだ初心者なのかな?」

健夜「うん…なんでも弱小部らしくて…いつも雑用ばかりなんだって」(自分の失言にまだ気づいてないアラフォー)


はやり(しかも高校生かぁ…) ジュルリ…

健夜(よし!後は上手くこの話題に変えれば、私だって少しは役に立つん……………ん?…ちょっと待って?…瑞原プロに京太郎君が麻雀初心者だと教える→はやり「じゃあはやりが特別に今度マンツーマンで教えてあげるぞ☆」→GAMEOVER……………………あ…(察し)」

恒子(…すこやん)

えり(…ようやく自分がとんでもない失言をしたことに気づきましたね…)

健夜(しまった〜〜〜!!しまった!しまった!こーこちゃん達をフォローするつもりが裏目に…!)

はやり「…そういうことなら今度はやりがその子に麻雀を…」

健夜「ちょっと待って!」

はやり「ん…?」

健夜「い…いや瑞原プロってアイドル業務もこなさないといけないから忙しいでしょ?!それなら私の方がまだ時間あるし、私がその子に麻雀…」

はやり「こないだの交流戦で、新人プロを失禁(&大便)させた人が麻雀なんか教えたら、その子上達するどころか牌も一生握れない身体にされると思うな☆」

健夜「い…いや、でも自分で打つのと人に教えるのは別物じゃないかな…?」

えり(あの試合以降、おもらし雀士製造機の異名をつけられたのに…よくそんなことが言えますね…)

恒子(すこやん…せめて麻雀関連の事は頼りになると思ってたのに…)

チッチッチッ

恒子(ていうかまだ半分も時間経ってないの…?!体感的にはもう30分くらい経ってるのかと思ってたのに…)

アムロ「魔の15分…それは現代の価値に換算すると約1時間15分である」

健夜(こーこちゃ〜ん!本当ごめ〜ん!)

えり(しかしこれは非常にまずい流れに…)

はやり「やっぱり今日ツインテールの貴方はなんやかんやで麻雀初心者を教える先生の立場になるでしょう!って朝の占いが早速当たっちゃったね☆占いにそう書いてあったんだから従わないといけないよね☆うんそうだよね☆」

健夜(絶対ウソだーーー!!何すぐバレるような堂々とした嘘吐いてんの?!この人!)

えり(ぶりっこの次は電波ですか…手に終えませんねこのバ…麻雀プロは…)

恒子(ダメだ…この飢えた魔神アラフォーには理屈が…というか言葉が通じない…もうどうしたら…)








































咏「…えりちゃん探してたら、な〜んか面白そうな事になってんじゃん。知らんけど」




ああ…京恒もっと増えろ〜〜!(独り言)

この修羅場を片付けてから書くのが筋ですが、どうしても書きたい衝動を抑えきれず、小ネタ投下しちゃいます。

ガサゴソ…

京太郎「これはないか…いやこれは逆に恒子さん耐性ないのかも…」

日曜の昼下がり、部活も休みで、恒子さんの仕事も休みという貴重な休日に、俺須賀京太郎はゲオのレンタルビデオ店で旧作のホラー映画を探している。無論2人共完全OFFという貴重な休日に家デートなんてもったいなーいとみな思うだろうが……が!なんと言っても恒子さんと外デートに行くと……疲れるのだ!服屋とか雑貨屋とか行っても五分でいなくなるし!ファミレス行くとドリンクバーで謎のジュースを作るし!遊園地行くと絶叫系のやつばかり乗ろうとするし!勿論賑やかで楽しくもあるが、正直こうしょっちゅう外デートだと俺の身が持たない。というわけでたまには家デートもいいじゃないか。という結論に至ったのだ

それで、家の中で一緒に映画を観ようとという事に決まったのである。

京太郎「恒子さん…ホラーとか全然平気なタイプなんだろうか…もしそうなら、この計画は即破綻するぞ…」

そう…俺が前から計画していた、ホラー映画を見せて、キャー京太郎こわーい!と抱きしめられ、ギャップ萌えな恒子さんと腕や胸板に当たる柔らかい感触を味わおう計画!の為にもうんと怖い映画を借りなければ!

しかし恒子さんは根はしっかりしている人だし、少なくとも咲のような怖がりのポンコツではない…ていうかああいう人って怖がるどころかそういうのは好んで見そうなタイプだな…

恒子「京太郎ー!もう決まったー?!」

京太郎「あ…恒子さん…はいもう決まりましたよ」

結局5本借りて、数打っちゃなんとやらに賭けることにする。ちなみに俺はホラーとかそういうのは全然大丈夫である。霊とか信じてないし

恒子「立ち読みしてたら、店員さんに注意されちゃった」てへぺろ♪

京太郎「恒子さんもDVD何本か借りないんですか?」

恒子「いんや〜別に今見たい映画とか特にないしね。ところで京太郎はどんなの借りたの?」チラッ

恒子「……ふーんホラー系ね〜」

恒子「じゃあ会計行こっか」

………えっ…リアクションそんだけ?これはどう判断すればいいんだ?!やっぱり何の抵抗なく見れるのか。それとも苦手なのを悟られたくないから、平気な風を装ってるのか…どっちなんだ?!

恒子「お菓子とジュースも忘れないようにね!」

…しかしよく考えて欲しい…何時もの恒子さんなら「めっちゃ怖かったらすこやんにも見せてやろーぜ!」とか軽口を叩くはずなのに、あのテンション低めなリアクションはきっと内心は動揺してたんじゃないか?

恒子「ママンも親父ィもいないから二人っきりで見れるね。あ…でもカピーがいるか…」

否そうに違いない!人をおちょくったり、驚かせるのは好きだけど、自分がされるのはとことん嫌う人だ。あの素っ気なさもそれを悟られないため…つまりそこから導き出せる答えは恒子さんはホラー映画が苦手ということだ!


そんな風に思っていた時期が俺にもありました…











霊「ゥボアアアア!!」

恒子「きゃ〜京太郎〜こわ〜いwww」

ギュウウウウ

京太郎「………」

カピ「キュ」

……恒子さん、こわ〜いなんて言ってるけど、明らかに笑ってますよね。怖さの臨界点が突破して、笑いに変わるって奴じゃなくてガチで笑ってるよね。全然笑うとこじゃないのに

…うんまあ分かってたよ!恒子さんが幽霊なんか怖がるようなタマじゃないってことは!(泣)

只今四本ホラー映画を観てるが全て全滅である。恒子さんェ…

恒子「いや、本当怖かった〜www今度これ、すこやんにも見せてやろ〜っと」

…あんときのリアクションの低さは本当にただの気まぐれだったんですね…失望しました。ちゃちゃのんのファンやめます


…いやまだ希望がある!最後の1本!こいつに賭ける!こいつが最高に怖いことを祈るのみ!…なになにタイトルは…「呪われしアラフォーアイドルの呪い」?あっこりゃダメだ。タイトルからしてもうホラーセンスがない。勘でわかる。最後の最後で一番怖くなさそうな奴かよ…適当に選ぶんじゃなかった…

京太郎(少なくとも、恒子さんを震えあがらせるのは不可能だろうな…まあ折角借りたんだし、最後のも見るか…)

恒子「ねえねえ〜これで最後?怖いからもっとくっついていい〜?」

ギュウ

京太郎(それに、演技とは言え、恒子さんのおもちの感触が合法的に味わえるのだからな!)

タイトルは恒子さんに教えてないまま、DVDを入れ、起動する。

恒子「ねえ京太郎。今度のはどんなの?どんなの?」

タイトル聞いたら、小鍛冶プロ…ていうかこの場合は瑞原プロか。…とにかくそれを思い浮かべて尚の事、面白がって見るだろうからな…伏せておこう。

京太郎「いや〜タイトルはあえて教えません。その方がミステリー要素?が増して怖くなると思うんで」

恒子「何を〜〜京太郎の癖に生意気な〜」グリグリ

京太郎「あ〜も〜だからグリグリは勘弁して下さいってば〜」

恒子「まあいいけどね。」パッ

京太郎「もう…え〜と。他の映画の宣伝は飛ばして……あっ始まりますよ。」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


……
………
…………

ガチャ

ママン「たっだいま〜!」

シーン

ママン「…出迎えも無しとは薄情や息子め。折角、二人きりでいられるように、仕向けておいたのに」

シーン

ママン「…にしても不気味なくらい静かねぇ。そりゃナニされるよかマシだけど…こう静かだと逆に…」

シーン

ママン「もしかして家にはもういないのかしら?いや…でも鍵掛かってたし…」

グスッ…グスッ…

ママン「ん?!…これは泣く声?…!まさか京太郎の奴…!」

ドタドタ!


エグッヒグッ…

ママン「これは2階から聞こえるわね…ふふふ…おいたをしたドラ息子には先日開発したこのママンハリセンで…」


ギシッギシッ…

ガチャ!

ママン「京太郎〜!よくも恒子ちゃんを〜……」























京太郎「エグッ…ヒグ…ずみばせぇん…こーこざん…おれのせいで…ごんなことにぃ…」

恒子「…アウア〜……………ギアイ…」

ママン「 」

そのDVDの内容と京太郎達の様子をずっと見ていた須賀家のペットを務めるカピパラことカピー(??歳)は後にこう語る。




カピー「キュキュ、キュキュキュキュキュ、キュキュキュキュ」

カピー「キュキュキュキュキュキュ、キュキュキュキュ」

カピー「キュキュ?」

カピー「………キュキュキュ…キュキュキュ、キュキュキュ」

カピー「キュキュキュキューキュキュ、キュキュキュ」

カピー「キュキュキュキュ、キュキューキュキュキュキューー」

カピー「キュキュキュキュキュキュ」





…小ネタ編カンッッ!!

カピバラ言語(鳥言語みたいなノリ)を習得すれば、何が起きたのか把握できるでしょう。




忘れてた方もいると思うので、本編のあらすじをば…


魔神アラフォーVSアラフォー、恒子、えり、


うたたん 敵or味方?





ちなみに恒子ちゃんはとあるノーウェイイタコの力で何とか元通りになりました。

〜須賀家〜



うた「ねえ?おにいちゃん!お膝しびれてきてない?うたそろそろ降りよっか?」

京太郎「ん?はは。全然大丈夫だよ。うたすげぇ軽いし、て言うかホント麻雀強いんだな。うたって。俺はともかく、お袋も負かすなんて」ナデナデ

うた「えへへ〜お兄ちゃんにほめられた!もっとなでて〜」

ママン「ほんと、うたちゃん。麻雀強いわねぇ〜こんなに打てる[小学生]見たことないわぁ〜」

うた「うん。だってうた、小学1年からまーじゃん始めてたから!(嘘は言ってない)」

京太郎「今度俺にも麻雀教えてくれよ!うた!」

ワイワイガヤガヤキャイキャイ

ロン!ホンイツイッツードラ1!ハネマンダヨ!オニーチャンヌギャー!ツギダツギー!


恒子「それにしてもこのうたちゃんノリノリである」








時は少々遡り…

……
………
…………

〜女子会と言う名の戦場〜

健夜(結局私一ミリも戦力にならなかった…ていうか恒子ちゃんの足引っぱっただけだ…)

はやり「だからね、恒子ちゃん☆そんなわけだからその子ははやりが美味しく食べ…優しく麻雀教えるから恒子ちゃんは安心して流行りに任せてね☆」

恒子(何一つ安心できない件について)

はやり「もちろん☆個人のプライバシーに関わることだから、携帯電話とかメアドは聞いたりしないよ☆(どうせ後で聞き出せばいいわけだし)

えり「で…ですから瑞原プロ…」





咏「いんやぁ〜悪いんだけどさぁ〜その恒子ちゃんの彼氏ってのは私の一番弟子なんよ。瑞原さん。あっ勿論麻雀のね」

訂正 流行り→はやり

えり「み…三尋木プロ…」

恒健「うたちゃん…」

はやり「…!うたちゃん…久しぶりだね…ところでうたちゃんがその子の師匠ってどういうことぉ?」

咏「そのままの意味っすよ。何か成り行きで恒子ちゃんの彼氏さんの麻雀師匠任されちゃって。な、恒子ちゃん☆」チラッ

恒子(……!)

ガタッ

健夜(…よし!今度こそ!ちゃんとしたフォローを!)「うん!そうだよそう!確か咏ちゃんがししょ……」

ガシッ!

恒子「………」(無言の圧力) ゴゴゴゴゴゴゴ…

健夜(………ウンゴメンナサイオトナシクシテルネワタシ) スッ…



恒子「…いやーそうだったわ〜京太郎には咏ちゃんというちゃんとした師匠がいることすっかり忘れてたわ〜」チラッ

えり(…!これは私も便乗した方が良い流れですね)

えり「へ……へえ〜。三尋木プロと福与アナの恋人にそんな接点があったとは知りませんでしたよ〜。しかし勉強然り、人に何かを教える事は自己の向上にも繋がると言いますし、非常に良い事だと思いますよ。師弟関係を結ぶことにより麻雀だけでなく、コミュニケーション力や人間力なるものも培われて……」




健夜(…ムグムグ……ここのお弁当美味いなぁ…)

はやり「うん、確かに人に物を教える事はとっても良いことだよ☆それじゃ一緒にその子を鍛えてあげよっか☆うたちゃん☆」

咏「あれれ〜瑞原さん〜こないだの番組で、麻雀を誰かに教わりたいなら、複数の人からじゃなくて、1人だけに絞って教わった方が良い!って力説してなかったすか〜?」

はやり「……!」

咏「確か理由が複数の人から教わると、自分の麻雀スタイルを確立するのが難しいとかなんとか。…私のは高火力…瑞原さんのは防御率の高さがウリ…2人一緒だとどう考えても混乱させっと思うな〜知らんけど」センスイジイジ

えり(…普段なら憎たらしいことこの上ない底意地の悪さですが、こういう時はなんと頼りになる憎らしさでしょうか…)

健夜(デザートもうまい)

はやり「………………☆」

うた「………………」

つねこ「……………」

ビュオオオオオオオォォォオオ…(謎の強風)

えり「………………」ゴクッ…

健夜「ちょっ…デザートが風で飛ばされちゃう…」


アムロ「終わりの見えぬ戦い…空気の読めぬ小鍛冶…現時点では、福与サイドに分があるように見えるが、瑞原とてこのままおとなくし引き下がるわけがない。しかし、この勝負の采配を決めたのは福与サイドでも瑞原でもなく…」




AD小僧「すいませ〜ん。福与アナ〜小鍛冶プロ〜まだ休憩時間5分あるんですが、いまから至急戻ってこいと、ディレクターが…」

恒子「!!」

アムロ「当然、この機を逃す福与ではない」

AD小僧(…はあ〜また休憩大好きの福与アナから、どやされるよ…)

恒子「うん!分かった!」

AD小僧「へ?」

恒子「ほら、すこやんも行くよ!…あっ、それじゃ咏ちゃんもよろ!」グイッ!

健夜「ちょっ…こーこちゃん…まだ苺が残って…!」

イ…イチゴガ…イチゴガアアアアアアアアアァァァァァ…………







咏「…行っちゃったね〜」

えり「行っちゃいましたね…」

はやり「行っちゃったね…それじゃはやりも行くね」

スタスタ





はやり(フフフ、まだ諦めてないんだか
ね…こーこちゃん…)




えり(…福与アナ…脅威はまだ去ってはないようですよ…)


えり「…それにしても三尋木プロ…助かりましたよ…」

咏「小鍛冶さんはハナから戦力外だったけど、私ら4人がかりでやっとか〜。あの魔神アラフォーめ…」

えり「しかし、なぜ私達に肩入れを?」

咏「おいお〜い。えりちゃん。自分の相方が困ってりゃ、そりゃ私だって意地悪せんで助けるって。それとも、魔神アラフォーの味方すりゃよかったの?」

えり「そんなことをしたら、今後のあなたとの付き合いを考えさせて頂きます。」

咏「ジョーダンジョーダンってえりちゃんはほんとマジメだねぇ。知らんけど」


咏「にしても、あの常にマイペースで人を振り回す恒子ちゃんをあんなに本気にさせた男……どんなのか正直気になるねぇ…」

アムロ「その日の福与は瑞原にまた遭遇せぬよう、仕事が終わり次第、早々に自宅(須賀家)へと帰った。福与、寄り道せずに家に帰るのは小学生以来だという。」

ガチャ

福与「た〜だいまぁぁァァ〜〜〜〜」

京太郎「お…お帰りなさい。恒子さん。疲れてますね…」

恒子「うん…何というか色々あってね…ご飯出来てる?」



〜晩飯〜

親父ィ「か…母さん、俺野球が観たいからそろそろ変わっても…」

TV < ウ○コー!ウ○チー!

ママン「アハハハハハハ!」

恒子「………」モグモグ

京太郎(いつもなら、食事中お袋とマシンガントーク交わす恒子さんが借りてきた猫みたいにおとなしい…まるで敗戦から帰って来た日本兵みたいだ…)

ママン(…いつもの元気がないわねぇ?恒子ちゃん)


アムロ「福与の部屋は2階の須賀の自室に隣接している空き部屋になっている。」

京太郎「恒子さんもう寝るんですか?
まだ10時ですよ…」

恒子「…うん…今日はガチで疲れた…」

京太郎「タフな恒子さんがそんなに疲れるなんて…今日は余程ハードな仕事だったんですね〜」

恒子「いや、京太郎に関する事だけどね…」ボソッ…

京太郎「へ?」

恒子「いや何でもないよ。んじゃおやすみ〜」

京太郎「はい。それじゃお休みなさい。恒子さん」


チッチッ…

チッチッチッチッ…

京太郎(…………) zzz…


ガチャ…

京太郎「………んんぅ?」

ヨロヨロ…

京太郎「…カピーか?」

ヨロヨロ…

京太郎(何だ…?暗くてよく見えねぇけど…カピーじゃない…?)




開けれます、他のカピバラはわかりませんが、カピーは出来ます

……モゾモゾ

京太郎(…って!これは…カピーじゃねえ!恒子さんだ!布団の中忍び込んで…疲れてたんじゃないの!?この人!)

京太郎「ちょっと!恒子さん!何寝ぼけて…」


恒子「…………」


ガバッ!

京太郎「………!」





……ようやく部屋の暗闇に目が慣れた俺の次に見た光景は








文字通りの天国だった…

ここで一つ他愛のない話をしたい

恒子さんの寝間着はいつもパジャマではなく、薄いTシャツとタンクトップだけという際どすぎる格好だ。しかし恒子さんも俺を誘惑しようとそんな格好をしているのでなく、常にハイテンションがウリである彼女はとても暑がりなのだ。平熱で37度あるのだ。冬でも半袖でアイスを食べることがあるほどだ。

そのため、俺は夜中、トイレとか、喉が渇いて水を飲みに行く時なんかいつも注意している。ウッカリ彼女とエンカウントしないようにだ!…もし、出くわせば俺は余計寝れなくなるだろうから…勿論部屋の鍵もちゃんと閉めてから寝る、まあ今日はつい忘れてしまったが…とにかく!恒子さんの寝間着姿は平常時の三倍はエロさが増したと諸君らは覚えてくれたら良い。

また他愛のない話をするが、俺は小中学生の頃、Tシャツの下を掴んで、後ろを向いているカピをそのままTシャツの中に入れ込んでしまう遊びにハマっていた。そのまま包んでこれで親父やお袋に「あなたの子よ!」とか言ってふざけていた記憶がまだ残ってる。(まあそのあとお袋にシャツが伸びる!って叱られてたけど)

ちなみに昔、読書をしている咲に同じことをやってみたら(セクハラ目的ではない)顔を真っ赤にして驚かせて、その後1週間口を聞いてくれなかった。


まあつまり、何が言いたいかというと…

ギュウウウウウウゥゥ!

京太郎「………」

恒子「……………」

今俺の眼前には…というか顔面にピンク色のブラに包まれた、いやらしく実った白桃が押し付けれていた。しかも、シャツの中に閉じ込められている状態だから、恒子さんの甘い匂いが何時もより感じて……!

ヤバい!ヤバいヤバい!柔らかい、いい匂い、ブラがエロかわいい、揉みしだきたい、息が苦しい、シャツ伸びるどころか千切れそう…

京太郎「…ってそうじゃなくて!何してんすか!恒子さん!」(小声)

恒子「ん…京太郎…くすぐったい…」

京太郎「あ…すいません…………じゃなくて!」

恒子「……ないもん」

京太郎「…へ?」

恒子「今日みたいなことがまた起きたら、もう私の身が持たないもん!かくなる上は、京太郎に私のおっぱい以外は反応しないよう調教するしかない!…あの魔神アラフォーの誘惑にも負けないように…!」

恒子「だから!京太郎!私のおっぱい好きにしていいんだよ?揉んでも舐めてもいいか……あぁごめん!ブラ邪魔だよね!」

プチッ…

京太郎(!!?)

プルルンッ



恒子「ん…ほらぁ!どう?京太郎ぉ…」

ギュウウウウウウゥゥ!

京太郎「……」

恒子「…また胸大きくなった…どおりでブラキツいなーって思ったもん…」

京太郎「………」

京太郎「う〜ん、それでまだも戒能プロや魔神アラフォーの足元にも及ばない…いや!それでも形は私の方が上のはずだよね?京太郎!」

ギュウウウ

京太郎「…………」

恒子「いまはEかFくらいかな?エヘヘ!もっと大きくなるかんね!」

ギュウウウウウウゥ!…スリスリ

京太郎「……………」

京太郎「………………」

京太郎「…………………」









京ちゃん「………………すまん…相棒……もう…耐えられそうに…ねえ………」



























ドピュッ……

恒子「…へっ?」

訂正

恒子「それでもまだも→それでもまだ

訂正2

京太郎「それでもまだ〜 →恒子「それでもまだ〜

京太郎「…………」

京ちゃん「…………」

シーン…

京太郎「…………」

京ちゃん「…………」

恒子「あ…あの〜京太郎く〜ん?…」

京太郎「……恒子さん……」

恒子「は…はい!」


京太郎「…とりあえず…どいてくれませんか?」

恒子「……………………………うん」

〜SEIZA中〜

京太郎「…………」(下着替えた)

京ちゃん「…………」

恒子「…………」

カピー「キュキュ(陰茎に直接刺激を与えないと、射精しないといつ錯覚していた?)」



恒子「あ…あのね…私全然気にしてないから!…その…、むしろ手練れてたら、逆に不安になっちゃうタイプというか………なんというか…DKなら普通こんなもんで…」

京太郎「恒子さん…」

恒子「な…何?」






京太郎「俺もう死んでいいすか?」

恒子「ホント全面的に私が悪かったからそれだけは思い留まって〜!!」

一応DK(男子高校生)です…

アムロ「あの忌まわしい事件から早3日が経過した…」


[リビング]

京太郎「…………」

恒子(…あの事件以降、京太郎と私には見えない壁が出来た…)

恒子(私はあの事は、全然気にしてないし、軽蔑もしてないと何度伝えても、京太郎は私に幻滅されたと思い込んでる。)

恒子(京太郎の家に滞在できる日も残り僅か…それまでに何とか誤解をとかないといけないのに私って奴は…何で何時も何時もやることなすこと空回りしちゃうのかなぁ…)


ママン「ちょっと京太郎!そんなとこで突っ立てたら、掃除の邪魔なのよ!あんた図体でかいんだから!」

京太郎「ああ…すまんお袋…」

ママン「こんな天気良い日曜なんだから、京太郎も彼氏らしく、恒子ちゃんをデートにでも誘いなさい!」

京太郎「!」

恒子「い…いやママンそれはね…」

ママン「あーあー言わなくても今あなた達がギクシャクした関係になってるのは、すでに感づいてるわよ。何かお互い気まずくなるようなことをやらかしたんでしょ。まあ大体想像はつくけど…」ジー…

恒子「………」

京太郎「…………」

ママン「でも、それは恋人関係になれば、絶対に避けて通れない、通過儀礼のようなもんだと私は思うわ。そうなった時にお互いに距離を置いてみる。なんてのは何の解決にもなりゃしないわよ。むしろ益々溝が深まるだけ」

ママン「だからこそ、今まで以上に恐れずに…」

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン


ピピビピポポポポポーン

ママン「…ああん!もう誰よ!空気の読めない奴ね!それと何回チャイム鳴らしてんの!」

ドタドタ!

京太郎「…………」

恒子(……そうだよね。ウジウジ考えるなんて一番私らしくないことだよね)

京太郎「…恒子さん。俺もう二階に行きますね……」ガタッ…

恒子「ま…まって!京太郎!」

京太郎「…………」

恒子「……その…あの時のこと私は軽蔑なんかしてないってことは、信じられないようだからせめてこれだけは言わせて…!」

京太郎「何ですか…?」





恒子「ごめんなさい!」

恒子「あのね京太郎…もともと、私があんなことをしたのはこのままじゃ魔神アラ……瑞原プロに京太郎を襲われるかも…って思ったらもういってもたってもいられなくなって…そしたら気づいたらあんなことしてて…」

京太郎「いやちょっと待って下さいよ。瑞原プロってあの有名な牌のお姉さんことはやりんでしょ?そんな人が俺を襲うだって?そんな羨ましいことがあるわけ………」

恒子「…………」ジー

京太郎「……あっ…い…いやあのですね…」




恒子「ほらやっぱりーー!!」

京太郎「うぐっ…」

恒子「もうあの魔神アラフォーにマンツーマンの麻雀指導中に背中におっぱい当てられて、鼻の下伸ばしてる京太郎が安易に想像できるもーん!」

京太郎(はやりんとマンツーマンの指導かぁ…) デヘヘッ

恒子「もうしちゃってるしー!」

恒子「いつも、魔神アラフォーのテレビ番組予約してひっそり見てんのも知ってるし、ていうか録画予約一杯だった時、私が出てる番組消して、魔神アラフォーの方をいつも優先させてんの知ってんだかんな〜私!」

京太郎(さっきから言ってる魔神アラフォーってのはなんなんだろう…)

恒子「そんなにおっぱいが好きか〜〜!お前は〜〜〜!!!」




京太郎「…なんかその……すいません…」



京太郎「………」

恒子「………」

京太郎「……フフッ…なんか結局、いつも通りに戻ってますね。俺たち」

恒子「………」

京太郎「…フフフッ……ハハハハ…」

恒子「いや、ドラマとか漫画とかでよくあるお互いに笑い合って、そのまま誤魔化そうっていう手には乗らないから私」

京太郎「…はい……」(さすが恒子さん)

京太郎「そ…そういやお袋さっきからナニヤッテンスカネー。チョットミテキマスネーオレ」

恒子(こやつ逃げよった)




恒子(…まあでも…一応めでたし…かな…?)

京太郎「それじゃ恒子さん〜!俺ちょっと様子見てきますんで〜!」

ドタドタ!

恒子「もうしょうがないなぁ…京太郎は…」



恒子(…しかしやはり私が睨んだ通り京太郎は無類のマラフォー(魔神アラフォー)好きだったか…)


[玄関]
京太郎「〜〜?〜〜〜〜〜?」

ママン「〜〜〜!〜〜〜〜〜!」

??「〜〜〜〜〜」


恒子(しかも忘れがちだったけど敵はマラフォーだけでなく、京太郎のごく身近にも存在しているんだった…それもマラフォーよりも強大なのが…)


京太郎「〜〜〜〜〜?」

??「〜〜〜〜」


恒子(そう…一部では二代目パイ…牌のお姉さん
との呼び声も高いあのダイナマイトボディ原村和がいることを!)


京太郎「〜〜?」

??「〜!〜〜〜〜?」


恒子(もう部内では麻雀指導と偽って彼奴に京太郎は誘惑されてる可能性も…!)


ママン「〜〜!〜〜〜〜!」

京太郎「〜〜〜〜〜」

??「〜〜〜」


恒子(あぁ〜!ダメダメェ!もしそんなことになったら、若さといい、おっぱいといい私は原村さんに勝てる要素が一つもねぇじゃんか〜!)


??「〜〜〜?」

ママン「〜〜〜?〜〜〜!」


ドタドタッ!





ガチャ!


恒子「!」

ママン「恒子ちゃ〜ん!つれないじゃな〜い。貴方にこんな可愛いらしい[妹]がいるなんて〜」

うた「やっほー!おねえちゃ〜ん!」

京太郎「何でも一人で恒子さん家訪ねたけど、居ないってんで、この広い長野まで恒子さんを探しに行ったらしいんですよ。」

うた「もう!さがしたんだよ!おねえちゃん!」

京太郎「しかしよ、うた。お前本当に親御さんと同伴しないで、一人でここまで来れたのか?」

うた「もう!さっきからそう言ってるのに、おにいちゃんはうたをしんようできないの?」

京太郎「ハハ、悪い悪い、なんせうたはもう小学6年生だからな。」




恒子「………………」

京太郎「恒子さん?」

ママン「恒子ちゃん?」

うた「おねえちゃん?」



恒子「…無理が………」 ボソッ…

京太郎「無理が?」




















恒子「無理があんでしょう〜〜〜〜が〜〜〜〜〜〜〜〜!!」




うたたん(24)「みひろぎうた!じゅうにさい!」キツくない、ていうかアリ


すこやん(27)「小かじ健夜14才!」キツい以前の問題


はやりん(28)「瑞原はやり永遠の17歳だよ☆」…………

〜別室〜


恒子「そ・れ・で!!なんで咏ちゃんがウチにいんの!?てかなにその小学生が頑張ってオシャレしてみましたみたいな洋服」

咏「こないだ、恒子ちゃん私にヨロ!って言ってきたから、特別に来てやったんよ。それにこの服は私に合う服がねーだけで本気出せばこんなもんじゃねーからな…」

恒子「しかもキャラまで違うし…」

咏「私はOFFとONをきっちり分けるタイプだから、この洋服を着てる時は、このキャラだよおねーちゃん♪」

咏「にしてもあのご婦人はともかく、恒子ちゃんの彼氏のあいつ…麻雀やってんだろ?私のこと知らねーの?それとも、私の変装が完璧すぎたかねぇ」

恒子「いや、多分誰が見ても咏ちゃんの変装くらい見破れるから……たんに京太郎が知ってる麻雀プロは私がいつも話してるすこやんとま…瑞原プロと戒能プロくらいだよ」

咏「麻雀部員なのに?そんだけしか知らねーの?」

恒子「いやほら、野球大好き少年だからって必ずしもプロ野球に詳しいとは限らないじゃん」

咏「そういうもんかねぇ」

恒子「にしても…」

咏「ん?」

恒子「咏ちゃんってそういうキャラ演じるのに抵抗ないんだ〜てっきり子供扱いされんの嫌なのかなって思ってたから」

咏「まあ露骨に子供扱いする奴には流石に腹立つけど、そこまで嫌ってわけじゃないよ」

恒子「じゃあさ!じゃあさ!咏ちゃん今度からそのキャラとしてやってけば?!
あんな堅苦しい着物なんか着てないでさ」

咏「それやると今まで以上に身の危険が増える気がするから丁重にお断りしとくぜ」

恒子「あ…」(察し)



咏「まあそんなわけで私は単に恒子ちゃんの彼氏さんがどんな奴か気になったって遊びに来ただけだから、恋路の邪魔する気も寝取る気もサラサラね〜から安心するといいさ、知らんけど」

恒子(そんなこと言ってもその肝心の咏ちゃんが京太郎にコロッといっちゃったらどーすんのさ〜!またライバルが!…ん?待てよ?…咏ちゃんが京太郎に惚れたら…?)



咏「そんじゃそろそろ戻るかね」


恒子「……………」






恒子(いやたとえそうなってもこっちにはなんの問題もないかな)




……
………

ママン「そんなわけでみんなで麻雀をしましょ!」

うた「わーい!うた麻雀とくいー!」

京太郎「なにがそんなわけなんだよお袋」

恒子「あれ?ママンって麻雀打てんの?」

ママン「あら。元々ねパパン→私→京太郎って図式でうちの家族に麻雀文化が浸透するようになったのよ」

京太郎「まあおれは高校からやっとその面白さが理解出来たって感じだけどな」

恒子(……てっきり原村さん目当てに始めたのかと…)

京太郎「恒子さんうち自動卓ないんで手積みになるんですけどいいすか?」

恒子「うん………って?!私も面子にはいんの?」

うた「うん。だってうた、お兄ちゃんのひざの上で打ちたいもん!」

恒子「………いやそれだと私、京太郎&うたちゃん、ママンで、あと一人は?三麻?」

京太郎「あと一人…ていうかあと一匹はカピーがいますから大丈夫ですよ」

カピー「キュキュ!」

うた「わーかわいいー」



恒子「麻雀打てるんかーい!!」

カピー 東家

咏(京太郎) 南家

恒子 西家

ママン 北家


〜東一局〜


ママン「ところで…恒子ちゃんは麻雀打てるのかしら?」

恒子「いや全然わかってないけど…でも大丈夫っしょー打っててば何となくコツ掴めてくるだろうし(適当)」

京太郎「いやいつもあんなにノリノリで解説してんのにあんたね……ッ!!?」






京太郎(な…なんだよこの配牌…あり得ねえだろ…四暗刻大三元字一色のトリプル役満テンパイじゃねえか…!)

咏(んん〜?おかしいねぇ?私がこいつを持ってくるのはせめて、3〜4局打って、慣らしてからなのに…まさかこいつと何かの関係がある?)

ママン「ちょっと二人ともなにボケーとしてのよ。次貴方たちのツモよ」

京太郎「あ、あぁ…」

咏(…………)

京太郎(まさか…このツモは…)























京ちゃん「しかし、相棒め…このお嬢ちゃんには反応する素振りさえ見せねぇな…全く…我が主人ながら健全な性癖だぜ」

チャ…

咏(………)


恒子「ん?どったの?うたちゃん?」

咏「ツモ…地和四暗刻大三元字一色…」

恒子「ええ?!」ママン「あら!」カピー「キュ」

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