仮面ライダードライブ 第0.5話「戦士は何故追跡者となったのか」 (14)

仮面ライダードライブのssです

ディケイド・クウガ編で予告したディケイド最終回ssは構想中です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432110639

シンゴウアックス(マッテローヨ!!)
チェイサー「!!」
シンゴウアックスを構える仮面ライダーチェイサー

シンゴウアックス(イッテイーヨ!)

シンゴウアックスの音声と同時に、チェイサーは目の前のロイミュードを叩き斬る!




マッハドライバー炎(オツカーレ!)

ロイミュードを倒し、変身を解除するチェイサー


チェイス「俺は・・・このままでいいのか・・・」
先日、ソードロイミュードを倒してからチェイスはずっと悩んでいた
かつて、人間に手をかけた自分が仮面ライダーで良いのかと・・・

チェイスはプロトシフトスピードを手に取る
チェイス「今日で1年か・・・」

2014年3月25日
あの日の14日前・・・



?(人間を守れ。それが君の使命だ!)

プロトゼロ「・・・・・」
謎の声を聞いてサイバロイド「プロトゼロ」は起動した

?(起動したか!)

プロトゼロ(俺は・・・何者だ・・・)
プロトゼロは周囲を見渡す
何処かの古城・・・

自分以外にその場に居たのは、一本のベルトだった
ベルト(君は人間を守る戦士だ)
プロトゼロ「人間・・・守る・・・」

ベルト(私の名はクリム・スタインベルト)
プロトゼロ「クリム・・・」

ベルト(先ずは記憶回路への入力か・・・)
ベルトがそう言うと、大量のミニカーが現れる
そのミニカー達はベルトをプロトゼロの元に運ぶ
そして、ベルトはプロトゼロの腰に巻き付いた

ベルト(start your engine!)


プロトゼロ「うぁ!」
プロトゼロの体が光に包まれる


それと同時に、プロトゼロの記憶回路に様々な映像が浮かぶ

ロイミュード001、002、003に殺害されるクリム・・・
003にタブレットを突き付けられる白衣を着た青年・・・


そして、プロトゼロの姿は「黒い戦士」へと変化していた

プロトドライブ「俺は・・・人間を守る戦士」
ベルト(そうだ!君は人類の希望・・・ドライブだ!)
プロトドライブ「ドライブ・・・!」

2014年4月7日

ロイミュード003「全く・・・あなたには困りますよ・・・」
とある大学の屋上・・・
そこにロイミュード003は立っていた


そんな003に近く影・・・


ロイミュード003「誰です!!」



?「名乗る必要はない。これから倒される者に・・・」

ロイミュード003「貴様は・・・!」


?(スピ・スピ・スピード!!)

ロイミュード003「!!」
謎の影は目に留まらぬ速さで移動し、ロイミュード003を攻撃する!

ロイミュード003「重加速下で動ける者が居るだと!!」
ロイミュード003が叫ぶ

謎の影はロイミュード003を地面に叩きつける
ロイミュード003「くっ!」
ロイミュード003はその者の姿を見る

謎の影の正体・・・
それはプロトドライブだった

ベルト(ヒッサーツ!フルスロットル!!)
プロトドライブ「!!」
シフトブレスを操作したプロトドライブは高くジャンプして、ロイミュード003に強力なキックを浴びせる!


ロイミュード003「何!!」
それをまともに浮けるロイミュード003
003は、自分の体が砕け散る感覚を感じる・・・

爆発するロイミュードの体・・・
その爆炎から003のコアが現れ、何処かに逃げ去っていく・・・



ベルト(コアを破壊するのは無理な様だね・・・)
プロトドライブ「・・・・」

何処かの廃工場に逃げる003

ロイミュード009「ふふ♪」
そんな003のコアに、ロイミュード009はバイラルコアを投げる
それを受けた003は、ロイミュードの身体を構成する


ロイミュード002「どうしたんだ?ブレン?誰に殺られた?」

ロイミュード003「ハート!黒い戦士が・・・!重加速下で動ける黒い戦士が!!」
ロイミュード002「黒い戦士・・・だと?」

ロイミュード003「仮面ライダー・・・とでも名付けましょう。それよりも、明日の一斉蜂起は?!」
ロイミュード002「予定通りさ。明日・・・人間共に一泡ふかせる!」

そして迎える4月8日

ロイミュード005を倒したプロトゼロは、回収したバイラルコアを用いて005の記憶を読み取った。
それによると、今日・・・ロイミュード108体が一斉蜂起を起こす様だ

ロイミュードの一斉蜂起を阻止する為、シフトカー達は出動する


ベルト(ゼロよ!君の使命を忘れるな)
プロトドライブ「人間を守る・・・それが俺の使命だ!」





午後8時55分

大雨の中、一人の女性警官が交通整理にあたっていた。
各地で謎の怪物達が暴れだし、人々はパニックに陥っていた。
その上、この近くではテロリスト達がある施設を占拠する事件まで起こっていた

?「ふふふ。実にアバンギャルドだ!」
そんな女性警官「詩島霧子」に近づく不穏な影が一つ・・・


霧子「!!」

霧子は自分の手が光の繊維になっている事に気づく
霧子「きゃー!!」
突然の事に、恐怖から叫ぶ霧子

?「ふふふ。イイネ!その恐怖に慄く顔は最高だ!!」


(クラクション)
そんな時だった

突然現れた2台のシフトカーが「ロイミュード010」を攻撃する

それによって、霧子の手は元に戻る
霧子「・・・・」
その場に座り込む霧子
そして、シフトカーが走ってきた方向を見る


霧子「あれは・・・」
霧子の視線の先・・・
そこには、バイクから降りる黒い戦士が居た



ロイミュード010「何者だ!!」
ディメンションキャブを撃ち落とした010が言う

プロトドライブ「名乗る必要はない。これから倒される者に!!」
そう叫ぶと、プロトドライブは010に向かって走り出す


霧子「あの人は・・・」
その場に座り込んだ霧子は、010と戦うプロトドライブの姿をただ見ていた

プロトドライブ「!!」
降り頻る雨の中、プロトドライブはロイミュード010に攻撃を加える。

ベルト(ヒッサーツ!フルスロットル!!)
プロトドライブ「これで終わりだ・・・・!」
プロトドライブは010にキックを食らわせる

それを受けた010は爆発し、コアは逃走する




霧子「・・・・」
霧子はゆっくりと立ち上がってプロトドライブを見る。

プロトドライブ「・・・・・」
ふと霧子を見たプロトドライブは重傷を負ってしまったディメンションキャブを回収してライドチェイサーに跨がる。

霧子「待って!!」



霧子の声を聞かずにライドチェイサーは走り去る

廃工場

ロイミュード003「ハート!!」
ロイミュード002「・・・・友達を傷つけてしまうとは、俺もまだまだだな」
ロイミュード003「?」

ロイミュード002「仮面ライダー・・・クリムの亡霊を甘く見ていた」
そう言うと、002は姿を変える。
その姿はまるで人間の心臓の様だった


ハートロイミュード「001・・・フリーズはどうした?」
ロイミュード003「人間共の記憶改竄・・・その準備にあたっています」

ハートロイミュード「そうか・・・」
ハートロイミュードはそう言うと、人間態「ハート」へ姿を変える。



ハート「仮面ライダー・・・許せないな!」

久留間運転免許試験場

世界各地で蜂起を起こしたロイミュード・・・
その殆どがプロトドライブとシフトカーの活躍によって鎮圧された


プロトゼロ「・・・・・」
戦いを終えて基地「ドライブピット」に帰還したプロトゼロはメンテナンスを受けている。
そして、010の攻撃で重傷を負ってしまったディメンションキャブも修理を受けている
ドリームベガス(・・・・)
修理を受けるディメンションキャブの傍らでドリームベガスは心配そうに止まっている

りんな「もぉ、心配しなくて大丈夫よ」
ディメンションキャブの修理をしながらメカニックの沢神りんなはドリームベガスに告げる



ベルト(・・・・)

本願寺「クリムちゃん、どうしたの?」
クリムの協力者である本願寺純が言う

ベルト(昨日の小田桐教授殺人事件の事を考えていてね)
本願寺「その事件ね。確か、ロイミュードが居たって?」
ベルト(あぁ。しかし・・・・この事件には彼が・・・蛮野が)
本願寺「・・・・」

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