モバP「頼子と文香の人間姦計」 (26)

アイドルマスターシンデレラガールズの、古澤頼子と鷺沢文香のSSです。
前半が全年齢で台本形式、後半が地の文ありでR18。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432103656

文香「(私、鷺沢文香はアイドルです)」

文香「(担当してくれているプロデューサーの意向で、同じくアイドルの古澤頼子さんと組んでお仕事することが、最近増えてきています)」

文香「(頼子さんと私は、年もさほど離れておらず、趣味嗜好も近いところがあるため、仕事以外でも親しくさせてもらっています)」

文香「(そんな頼子さんを、事務所に呼び出しました)」

頼子「それで、文香さん。相談事というのはどういった……?」

文香「実は……その、何分経験のないことなので、うまく言えないのですが」

文香「私……もうずっと、プロデューサーさんのことが気になっていて」

文香「でも、どうしたら良いか分からないんです」

頼子「恋愛相談ですか。私も、別に経験豊富というわけではないのですが……」

文香「頼子さんは、私みたいな人間にも良くしてくれますし」

文香「それに、もし的外れだったら申し訳ないのですが」

文香「頼子さんも、プロデューサーさんのこと、憎からず思っているのでは……ありませんか」

頼子「ふふっ。だったら、どうするんですか? その私にあえて相談を持ち掛けてくるなんて」

文香「……頼子さんは私よりも、プロデューサーさんと組んで長いですし」

文香「多分頼子さんの方が、私より……」

頼子「ああ……そういうことですか」

頼子「何も遠慮なんて要りませんよ。私には私なりのやり方があります。文香さんも、したいようにすればいいんですよ」

文香「? それは、どういう……頼子さんは、あの人のこと……」

頼子「気になりますか? ……でも、秘密です。文香さんにあげられるアドバイスも、特にありませんね」

文香「そんな……」

頼子「何も難しく考えることはありませんよ。やりたいようにして下さい。それできっとうまくいきますから」

文香「……」

文香「(結局、よく分からなかった)」

文香「(できるだけ長くプロデューサーと一緒にいたいと思っただけなのに……)」

文香「(難しいです。一体どうすれば)」

文香「(アイドルの立場で、プロデューサーにそういうことを言うのはまずいと、分かってはいるんですが)」

文香「(? ……あれは)」

文香「(プロデューサーさんと……女の人)」

文香「(随分親しそうですね)」

文香「(同業者? 営業相手? ……いえ、それだけではなさそうな)」

文香「(なんだか……嫌な感じがしますね)」

モバP「ああ、じゃあ、これで」

モバP「……? おお、文香」

文香「プロデューサーさん。さっきの人は?」

モバP「大学の同級生だよ。事務所入りかけたところに。ばったり会ってな」

モバP「このへんで働いてるんだそうだ。今まで全然気づかなかったよ。灯台下暗しだな」

文香「(さっきの感覚……あれは、嫌です)」

文香「(プロデューサーさんが知らない女の人と楽しそうに話しているのは……私にとって、よくないことなのですね)」


文香「(しかし……本当に、どうしたらいいんでしょう)」

文香「(世に言う、告白というのをすべきなんでしょうか)」

文香「(プロデューサーさんは私たちのことを、とても良く面倒見てくれますが)」

文香「(好きだなんていきなり言われたら、迷惑なのでは?)」

文香「(でも……放っておいたら、またあの女の人みたいなのが現れるかもしれません)」

文香「(好きだって言って、もし断られたらどうしましょう)」

文香「……」

志希「やあやあ文香ちゃん。何か、お悩みのようだね」

文香「志希さん。なぜ事務所に」

志希「いやあ、途中まであたしのプロデューサーと営業に行ってたんだけど、なんか飽きちゃって」

文香「それは……大丈夫なのですか?」

志希「心配ないよ。あの子はあれで結構優秀だし、あたしのこと絶対見捨てたりしないしね」

文香「志希さんは、その、プロデューサーさんと……仲がいいんですか」

志希「まーね。あんまり他所で言うなって釘刺されてるんだけど」

志希「文香ちゃんはどうなの。結構親密そうにも見えるけど。プライベートで遊んだりしないの?」

文香「……それなんですが」

文香「(志希さんとは、以前に海で一緒に仕事をしたことがあります)」

文香「(ちょうどそういう話になったということもあって、つい自分の悩みについて話してしまいました)」

志希「ほっほー。文香ちゃんもそういうところあるんだね」

文香「そういうところ、とは……?」

志希「いやいや、何だか純情じゃない。躊躇っちゃう気持ちはわからなくもないけど」

志希「でもやっぱり、こういう時はガツンといくのがいいよ」

志希「あなたはあたしのものなんだから、許可無く他所の女の人とおしゃべりしないで!ってね」

文香「しかし、そんなことを言って受け入れてもらえるのでしょうか」

志希「文香ちゃんって美人の割には自信ないよねえ。まあそれも文香ちゃんのいいところなんだろうけど」

志希「でも、端から見てる分には、悪くない感触だと思うよ。文香ちゃんのプロデューサーさんは真面目そうだけど、仕事の鬼って感じではないし」

志希「文香ちゃんのことも、結構気に入ってると思うよ。そういう匂いがするからね」

文香「匂い、ですか」

志希「そ。あたし、人の感情とか状態とか、匂いで何となく分かるんだ。信じられないかな?」

文香「……そういう能力が出てくるSF小説を、読んだことがあります」

文香「能力の持ち主は、人間ではありませんでしたが」

志希「にゃはははっ。そうかそうか。まあいいや」

志希「で、どう? やっぱり自信持てない?」

文香「もしかして、まだ何かあるのでしょうか」

志希「ふっふっふ。さすが、鋭いね」

志希「ジャン♪ ほら、これ。一ノ瀬志希謹製の香水。これをあげるよ」

志希「海では世話になったからね。ちょっとした恩返しと思ってよ」

文香「……これは?」

志希「ただの香水じゃあないよ。これはね、男も女も素直にしちゃうフレグランス」

志希「これつけて二人きりになれば、きっと文香ちゃんの魅力、分かってもらえると思うから」

文香「するとこれは……ただの香水ではありませんね」

文香「志希さんがいろいろ、変わった薬を作っているという噂は聴いていましたが。もしやこれもその類ですか」

志希「まあね。抵抗ある?」

文香「はい。そういう……ごめんなさい、志希さんを非難するつもりはないんですが……その、異常なものに頼るのは」

志希「異常と来たかあ。でも文香ちゃん。逆に聞くけど、異常で何がいけないの?」

文香「?」

志希「文香ちゃんはおとなしいから、戸惑うのも仕方ないけど」

志希「ちょっと考えてみてよ」

志希「もし文香ちゃんが本当に、ただの普通の人間だったら、いくら機会があったからってアイドルなんてやってないだろうし」

志希「ましてやそれで結構な人気者になったり、しないんじゃないかな」

文香「それは……」

志希「自覚してないだけで、文香ちゃんもあたしたちみたいな、異常な世界の人間なんだよ」

志希「でなきゃ、今でも本屋の店番だけしてたんじゃないかな」

文香「そう……でしょうか」

志希「まあ、自分がどうあるかを決めるのは結局自分だからね」

志希「文香ちゃんが自分をどう捉えるかは自由だよ」

志希「とりあえずこの香水はあげるから、まあ使いたければ使っちゃって」

志希「効果の程は保証するし、副作用もないから」

志希「これを使えばきっと幸せになれるから。それだけは信じてくれていいからね」

文香「ええと……ありがとう、ございます?」

志希「はは。その言葉は、全部上手く行ったあとに取っといてよ」

文香「(結局、もらってしまいました)」

文香「(男と女を正直にする……何か、興奮剤のようなものでしょうか)」

文香「(いえ、でも、嗅ぐだけでそんな劇的な効果を発揮するなんて……ありえるのでしょうか)」

文香「(嗅覚は感覚の中でも特に古いものだから、人間の本能に強く訴えかけると聞いたことはありますが)」

文香「(もしや、志希さんはああ言っていましたが、これは一種のプラシーボでは?)」

文香「(私の背中を押すためにあんなことを言っただけでは?)」

文香「(どっちなのでしょう。とりあえずちょっとだけ……嗅いでみましょう)」

文香「(……)」

文香「(……!)」

文香「(良い、匂い……熱帯の花みたいに、豊潤で濃厚な匂いです)」

文香「(揮発しやすいのでしょうか、あまり遠くまで匂いが届かないような……余りこういう物に馴染みが無いので、よく分かりませんが)」

文香「(でもその分、鮮烈というか……頭がくらくらします)」

文香「(これを、プロデューサーさんにも嗅がせる……)」

文香「(プロデューサーの近くへ行って、二人きりになって嗅いでもらう……)」

文香「(なんだか、凄く良い考えのような気がします)」

文香「(ドキドキしてきました。早く嗅いでもらいたいです。私の匂い)」

文香「(プロデューサーさんは、今の時期それほど仕事を抱えていなかったはずです)」

文香「(終業後、オフィスに呼び出してみましょう)」

ここから後半です。

 文香と頼子の次なるイベントの企画書を完成させた後、俺は事務所に居残っていた。

 一つ相談に乗って欲しいと文香に頼まれたからである。

 既に他の者たちは帰宅し、オフィスには俺たち二人きり。

 いつに無く頬を赤らめた文香が、おずおずと切り出した。

「あの……私、最近ずっと苦しかったんです。プロデューサーさんに、助けてもらいたいんです」

「苦しい? なんだ、仕事が多すぎたか? すまん、調整ならするが」

「いえ、そうではないのです。アイドルは楽しいのですが……」

 言いながら、文香はこちらへにじり寄ってくる。

 すっと身体を寄せられ、顔がくっつきそうな近距離。

 身体を引こうとしても、その度に文香がぐいぐい近づいてきて、全く距離が空かない。

「ふ、文香?」

「私、もっとプロデューサーさんと一緒にいたいんです。だから、知らない女の人とあんまり楽しそうにしないで欲しいんです。いけませんか?」

「お前、それどういう意味……」

「わかってくれますよね。私を見出してくれたあなたですから。私が言いたいこと……理解してくれますよね」

 青く深い瞳が涙で潤んでいる。

 じっとこちらを見上げる目つきは熱を帯びている。

 19歳の美女に求愛されていると気付くのは容易い事だった。

「し、しかし文香、俺は……」

「分かっています。アイドルとプロデューサーはお仕事をする関係ですから、一線を引かないといけませんね。
 でも、分かっていてもダメなんです」

 いつも真面目で物静かな文香が、今日に限って異様な迫力を見せている。

 彼女の首、胸元から漂う芳香が、まるで理性を刈り取るような艶かしさだ。

 呼吸するたびに彼女の匂いや吐息が肺に染み込んで来るようで、どんどん身体が熱くなる。

 一職業人として、アイドルたちと深い関係になるなんて許されない事だ。

 しかしそんな矜持も、文香の魔力で侵されていく。

「あなたに会うまで私は、本に囲まれて独りで生きていくものだと思っていました。
 でも、今はもうそんなこと、考えられません。
 ずっとあなたと一緒にいたいんです。お傍に置いて欲しいんです。
 私のわがまま、聞いてもらえませんか?」

 軽く背伸びすると、文香の身体が俺に密着する。

 胸を押し付けられ、首元からの香りを吸い込まされると、鼓動が高鳴って何も考えられない。

 肩を震わせ、ひどく不安そうな文香を思わず抱きしめた。

「……!」

「文香……! ダメだな、俺は。こんなとき、ちゃんと断ってやらなきゃいけない立場なのにな」

「では……」

「ああ。みんなに言えるようになるのが、いつになるかは分からないけど」

「人に言えないような関係でも、いいんですね。
 それでも私を受け入れてくれるんですね。
 ん……嬉しい、です。ありがとうございます。
 これからもずっと……末永くよろしくお願いします」

 まるで新妻のような台詞を吐かれ、一瞬身体が固まる。

 思い切り強く文香を抱いていることに今更気付く。

 離れようとするも、彼女の身体はどこもかしこも柔らかくて、良い匂いがして、どうにも別れがたい。

 下半身の血流が増してきた時にようやく決心が付いたが、それではもう遅すぎた。

「……熱いです、ね。こんな私に興奮してくれましたか」

「文香、ええと、これはだな」

「いえ、いいんです。口約束だけでは不安ですから」

 熱病に罹ったような、ふわふわした口調のまま文香が下がる。

 机にもたれて両腕を開いて、なんでもないことのように言った。

「……教えてください。どうしたら私は、あなたの物になれますか?」

 あの大人しい文香が、仕事場で俺を誘惑している。

 首を反らして俺を見上げて、何かを待ち望んでいる。

 その光景が余りにも非現実的で、ますます止まれない。

 細い胴を掻き抱いて、そのままキスした。

 見開かれた眼はとろんとして、なんだか酔っているようにも見える。

 文香の舌も唇も火照っている。

 小さな口に舌を差し入れると、おずおずと絡み返してくる。

 明らかに不慣れな感じだが、それにしてはやけに積極的で、こちらの口内まで舌を伸ばしてくる。

 舌の裏をそっと舐めると、ぴくっと震えた。

「ぷは。……んちゅ……はぁ、はぁ」

「すまん、苦しかったか?」

「いえ……なんだか頭がぼうっとして。……キスすると、こんなにされてしまうんですね」

 唇を舐めてどちらのものかも分からない唾を飲むと、文香は一層妖しく薫った。

「いい匂いだな……香水か? こんなの持ってたんだな」

「はい。貰い物なんですが……これのおかげで、勇気が出ました。
 あんなこと……私一人の力では、絶対に言えませんでしたから」

 文香が腰を揺らす。ロングスカートの向こうから水音が響いたような気がして、思わず目線を向ける。

 下半身への視線を浴びて、どこか嬉しそうに彼女は言った。

「キス、教えてもらいましたから……次のことも教えてください。
 あなたの好きなようにしてください。痛くても構いませんから」

 文香はこんな事言える娘だったのか。

 こんな風に男を誘える娘だったのか。

 溢れそうになった涎を慌てて飲み込む。

 スカートを捲り上げると白い太ももが見えて、その意外な引き締まり方に驚く。

 更に奥まで手を突っ込むと腰骨に指が当たる。

 少し硬い筋肉と薄い皮、余分な肉が無くキュっとくびれたウエスト。

 恥ずかしがってあまり見せたがらないが、文香のやや地味な服の下にはこんなに素晴らしい肉体が隠されているのだ。

「……なんだか、手つきがいやらしいですね」

「す、すまん」

「いえ。プロデューサーさんになら、触られても、痴漢されても……」

 満員電車に乗る機会があまり無かったらしい文香は、痴漢に会うようなことはほぼ無いと前に言っていた。

 しかしアイドルなんだから自分の身を守る術くらいは知っておいたほうが良いだろうと、前に簡単な痴漢撃退法を伝授してやったことがあった。

 その俺が、文香に痴漢扱いされている。

 彼女の身体を撫で回してはぁはぁ言っている。

 禁忌と背徳に首筋の毛が逆立つ。

 白く清楚なパンツをずり下ろして、股との間に細く糸を引く粘液を見ると、もう完全に我を忘れた。

「文香……! 本当に、いいんだな……!」

「はい。もう……我慢できないんです。私を、もらってください」

 ズボンと下着を降ろして、完全に勃起していたものを文香の陰唇に当てる。

 亀頭を触れさせただけで暖かい液体が漏れ出し、挿入を促す。

 体重を掛けるようにして、狭い膣内に強引に入れていった。

「ぐ……!」

「大丈夫か?」

「いえ、いいですから、このまま……」

 よく濡れていたとはいってもやはり初めて。
 
 三分の一ほど入れた所で、粘液交じりの鮮血が流れ出した。

 愛液と混ざって暗赤色になった破瓜の血が欲望を駆り立てる。

 してはいけないことをする楽しさが、完全に魂を捕らえていた。

 少しずつ中へ入れていき、狭い肉筒をゆっくりと押し広げていく。

 苦しそうに荒く呼吸する文香も色っぽい。

 飛び散る汗の匂いも、いつまでも嗅いでいたいくらいだ。

 血と粘液をまとってきゅうきゅう締まる膣が気持ち良い。

 侵入者を排除しようとしているのだろうが、亀頭をこんなに強く刺激されては、もっと深く入れたくなってしまう。

 せめて少しでも痛みを和らげたくて、覆いかぶさるようにキスした。

「んっ……んふ。ちゅっ……ん、ぅ……もっほぉ……」

 俺の首に手を回して深いキスをねだる文香が愛しい。
 
 胸板でおっぱいを潰して、ブラの硬さを感じながら唾を飲ませあう。

 竿の根元まで入れ終えると、長い溜息をついた。

「はぁ、はぁ……すごい、ですね……皆さん、こんな大変なことをしているんですか……」

「すまん。もっと優しくしてやれたら……」

「いえ、いいんです。だって……これからなんでしょう?」

 処女なら当然痛いだろうに、止めて欲しがるどころかもっとしろなどと言う。

 一見引っ込み思案な文香の意外なマイペースさに驚かされることは今までもあったが、まさかこんな時にまでとは。

 ゆっくり腰を引き、血交じりの愛液を搔き出す。

 出血は収まってきているのだろうか、赤黒くて鉄臭い粘液が減ってきている。

 代わりに、むわっとした粘膜の匂いとでも言うべきか、野生的でいやらしい芳香が立ち上っている。

 薄い毛に覆われた文香の股をじっと見ていると恥ずかしそうに目を背けた。

「も、もう……あまり見ないでください……!」

 今まさにセックスしているというのに見られて恥ずかしがるその心理はよく分からないが、男の欲望が高まったことは確かだ。

 どろっとした潤滑液を出し続けている女陰に、再び突き込む。

 胎の奥を突かれて文香が息を呑む。

 ひっ、という苦痛交じりの喘ぎ声が被虐的。

 特に窮屈な子宮近くを刺激すると、艶めいた苦悶の声は更によく響いた。

「文香……! 文香、文香……!」

「ひっ……! く、はっ……! あ、ああっ……!」

 自分が見出した素晴らしいアイドル。

 今まで誰にもそのよさを気付かれなかったアイドル。

 そのアイドルを、自分の功績を、欲望のままに食い散らかしている。

 その事実は目が眩むほどに蟲惑的で、俺はもう射精することしか考えられなかった。

「文香……! 出すのは外で、良いか……!?」

「い、え、今日は大丈夫だと思うので、そのまま……!」

 果たして本当だろうか、疑う間も無い。

 子宮口の方へ引き込まれるように挿入し、ぎゅっと強く抱きしめられると、耐えようもなくそのまま射精した。

 脇の下に手を突いて、机と自分の間に文香を挟みこんで、どこへも逃げられないようにしての膣内射精。

 どくどくと粘液を注ぎ込まれて、文香はうっとりとした表情を見せた。

「あ……! あ、何か、これ……!」

 痛みか、それとも別の感覚か、文香は目を見開いて口をパクパクさせている。

 あまり忙しなく動くと苦しかろう。

 そう思って、射精した後もすぐには抜き取らず、入れたままにしてみる。

 文香の細い腕が俺の背を抱く。

 引っ張られて体勢が変わると、繋がりあった部分から薄桃色の液体が流れ出る。

 どちらからともなく、もう一度キスした。

「んふ……んっ、ちゅ……」

 目を閉じてキスに没頭する文香が可愛い。

 自分の罪すら忘れさせる可憐さに、俺も溺れそうだった。

 翌日。

 文香は休みだったが俺は仕事だ。

 外回りを終えて帰ってくると、日が暮れている。

 もうちひろさんも帰宅した頃だろう。

 オフィスには誰もいないだろうと思っていたが、近づくにつれて声が聞こえてくる。

 誰か残っているのか、もしや何かアクシデントでもあったか。

 そう思って入室すると、声の源はテレビであることが分かった。

 といっても、テレビ放送ではない。

 DVDデッキが動いていることからして、これは動画を再生しているのだろう。

 再生されているのは、男女の交わり。

 昨日、俺と文香がしたセックスだった。

「これは……!?」

 予想外の事態。一体、誰がこんなことを。

 机にもたれる文香を犯す俺を背中から写したその動画を止めようとした時、背後から頼子が現れた。

「おかえりなさい、プロデューサーさん。今日もお仕事お疲れ様です」

「頼子! い、いやあの、これは……」

「焦る必要はありませんよ」

 柔らかく笑う頼子。

 隣で生々しいセックスシーンが放映されている状況には全く不釣合いな微笑を浮かべ、彼女は言った。 

「それを撮ったのは私ですから。もう何回も、通しで見てしまっています」

「なに……!?」

 異常な状況が連続しすぎて、考えがまとまらない。

 今、頼子は何を言った。どういう意味だ。

「まさかとは思いましたが、皆も使うオフィスでこんなことするなんて。
 文香さんもプロデューサーさんも、意外と大胆でしたね。
 お部屋にたくさん仕掛けた分が無駄になってしまいました」

「な、なぜだ頼子。これは一体」

「なぜ、は私の台詞ですよ。
 どうして文香さんとエッチしたんですか? 
 私の方がずっと、あなたとの付き合いは長いのに。
 私がさりげなく誘っても、あんまり乗ってきてくれなかったのに」

 釣り上がった口角が、やけに楽しそう。

 目を細めて、世間話でもするように頼子は俺を詰る。

「いいですね、文香さん。羨ましいです。
 あんなに求められて、愛されて。
 どうして私には、今までああいうことしてくれなかったんですか?」

「それは……!」

「プロデューサーだからできない、なんてもう言えませんよね。
 文香さんとはあんなに熱烈に愛し合ったんですもの。
 ねえ。プロデューサーなら、やっぱり担当アイドルは平等に扱うべきだとは思いませんか?
 文香さんとはできて、私とはできないなんて言わないですよね」

「お前、何を……! 一体何のつもりだ、頼子!」

「ふふ。このDVD、ばら撒かれたくなかったら……大人しくしていてください」

 そっと椅子に突き飛ばされる。

 俺の太ももを跨ぐように、頼子が椅子に登ってくる。

 首筋が鼻をかすめた時、昨日の文香と同じ匂いがした。

「フフ、もっと嗅いでください。
 エッチな匂いでしょう? 告白してきた担当アイドルの処女食べちゃうくらい、ムラムラするでしょう。
 志希さんの技は、本当に素晴らしいですね」

 文香と同じく控えめで、でも意外と芯の強いところもある頼子。

 俯き加減に歩いていた彼女の、どこかミステリアスな雰囲気に魅かれてスカウトして以来、随分長くともに仕事をしてきているが。

 そんな俺でも、今の頼子は理解できなかった。

 なぜ今一ノ瀬志希の名前が出てくるのか。

 一体彼女が何を仕組んだのか。

 聞いても、教えてもらえそうになかった。

「文香さんの方がおっぱい大きいですけど、私だって捨てたものではありませんよ。
 ほら、見てください」

 ぷち、ぷちっとボタンを外して、シャツの前を開く。

 純白のブラを見せられて、その香りを嗅がされると、俺の混乱は頂点に達した。

「お前は、何がしたいんだ……何が望みだ」

「望みなんて決まってますよ。
 あなたを私のものにするんです。そのためにずっと準備してきたんですから」

 白いブラとパンツを脱ぎ捨て、俺のズボンも引き摺り下ろして、半勃ち状態の俺のものを優しく擦って、言った。

「さあ、しましょう。たっぷり用意をしてきましたから、遠慮は要りませんよ」

 抗議しかける俺の機先を制して、頼子は椅子をちょっと回す。

 すると俺の視界に文香との生セックス動画が入って、頼子に逆らえないんだという事実を再認識させられる。

 言葉もろくに交わさず、獣のように性交に没頭するこの動画を、フェイクだといって誤魔化すのは難しいだろう。

 俺はまだ仕方ないにしても、文香まで世間から石持て追われる立場になってしまったら、一体どう責任を取ればいいのか。

 口を噤んだ俺を褒めるように、頼子は顔に胸を押し付けてきた。

 鼻や口に柔らかい肉が当たっている。

 谷間が汗をかいており、しっとり湿っている。

 やばい状況なのに、下腹部に熱が集まるのを止められない。

 いつの間にかガチガチになっていたものに手を添えて、頼子が腰を持ち上げた。

「じゃあ、行きますよ。じっとしていてください、ね……」

 紺色スカートの向こう、ぬるい粘膜に亀頭が包まれ、そのまま飲み込まれた。

 じゅぷっ、という水音。

 十分すぎるほどに濡れた女性器が竿を舐める。

 中程で一度止まり、そこから更に体重を乗せて全部咥え込む。

 膣奥まで男性器を届かされ、頼子が短く叫んだ。

「あぐっ……! これ、すご……!」

「頼子?」

「止め、ませんよ……ちゃんと二人とも、気持ちよくならないと」

 俺の両肩を掴んで、大きな椅子の上で膝立ちになって、頼子は腰を使い出した。

 ぐいっぐいっと身体全体を使い、うねるような騎乗位。

 細かいヒダが愛液と血を絡めて、竿をじっくりと刺激してくる。

 全体的に狭くなっている頼子の膣は、にゅるっ、と亀頭を飲み込むと根元まで一気に気持ちよくしてくれる。

 先端も竿も容赦なく締め付けてきて、休む間も無い。 
 
 思わず腰を使いかけた俺の耳に、頼子が舌を差し込んでくる。


 ずずずっ、と大きく響く唾の音に動きを止めると、満足そうに笑った。

「ふふふ……あなたは私のもの、私のおもちゃになったんですから……勝手な事しちゃいけません」

 耳の中まで舌が入り込めるはずは無いのだが、こうして耳たぶや耳の穴をずるずる啜られると、まるで脳まで舐められているような錯覚に陥る。

 されるがままになった俺を見て頼子は満足げだ。

 あまり素早くは無いがリズミカルな腰の上下動で、一方的な快楽を与えてくれる。

 文香以上によく濡れた膣が俺のものに合わせて変形して、竿を強く抱きしめてくれる。

 奥の狭くなった部分にカリ首が引っかかるたび、絶頂しそうなのを必死で耐える。

 首筋に強くキスされて鬱血の跡を残されても、抵抗することなどできない。

「んふ。……っちゅっ。……ほら、キスマークいっぱい。
 こんなにされたら、よその子に裸、見せられないですね」

 四角く知的な眼鏡の向こう、頼子の静かな瞳は所有欲で煮えたぎっている。

 博識な17歳の、今まで見たことの無い側面が俺を圧倒する。

 静かで内省的な中に彼女が秘めていた情熱的な一面。

 それに気付けなかった俺が悪いのだろうか。

 悩ましい声を上げて俺を貪る頼子。

 やや動きはぎこちないが、それでもとても気持ちよさそうだ。
 
 自分の中に亀頭が挿しこまれるごとに、おっ、おおっと呻き、おっぱいを揺らす。

 ものすごく大きいというわけではないが、その分形の綺麗な美乳がとすんとすんと上下する。

 ぱしんぱしんと肉のぶつかる音、股からなるびちゃびちゃという水音。

 彼女の快楽のために自分が消費されるような思い。

 涎を垂らして喘いでいる頼子は本当に気持ちよさそうだ。

 むわっと広がる女の匂いと香水の匂いに浸かった頭では、もう何も考えられない。

 ただ、忍耐の限界を訴えるだけだ。

「あ……もう、出そうですか。
 出したければ、出してくださって構いませんけど……私、今日は安全日じゃないかもしれませんよ」

 衝撃的な言葉で思わず我に返る。

 今彼女は何を言った。

 俺を抑えつけて跨って腰を使って、生でセックスしながら何を言った。

「お前……頼子、それ」

「一応計算はしてみたんですけど、よく分からなくて……
 だから、中で出しちゃったら赤ちゃんできちゃうかもしれませんね。ふふふ」

「ま、まずいだろ、どいてくれ頼子! このままじゃ……」

「だぁめ……外に出すなんて、んは、もったいないですよ。
 それとも、やんっ……私を突き飛ばしてでも、逃げますか」

 匂いと快楽で頭がくらくらして、とてもそんな暴力的なことはできない。
 
 頼子の腰使いで、どんどん余裕は無くなっていく。

 首に手を回されてまたキスされて、何も考えられなくなってくる。

 それは頼子も同じなのだろうか、吐息にも淫らな色が混じってきている。

 はぁはぁという荒い呼吸音が生中出しへの抵抗感を奪う。

「ふふ、ふふふっ! いい、気持ちいい……! ずっと準備してきたんですからね……!」

「頼子……!」

「いいでしょう? 私のも、気持ちいいでしょう。やっぱり私たち、相性抜群ですね……くくくっ……!

 口調も乱れ、涙すら流して俺を求める頼子。

 これが、大人しそうな見た目でありながらしばしば大胆な一面を見せていた頼子の、本性なのか。

 背中に腕を回され抱きしめられると、完全に逃げ場を失った。

「さあ、出してください……文香さんのナカにも出した、あなたの気持ちいい精子、私にもください」

 ぎゅううっと全体的に締め付けられると、もうこれ以上耐えようも無い。

 まずいと分かっていながら俺は頼子の中に射精した。

 どくどくっと精液が出て、頼子の子宮に注がれているのが分かる。
 
 断続的に跳ねる男性器を女陰が受け止めて、たくさん精液を出せるように撫で擦る。

 尿道を吸い上げるように子宮がうねり、精液を啜っているのだろうか。

 長く続く絶頂の間、ずっと頼子は俺を抱き、耳元で微かな喘ぎ声を聞かせてくれていた。

「ああ……あ、う……う、ふふ、ふふふっ。
 出しちゃいましたね……危ないかもしれないって言ったのに。
 妊娠しちゃったら、どうしてくれるんですか?」

 余りの事に、言葉が出ない。

 下唇を噛む俺を見て、頼子は嗤った。

「聞くまでもありませんか。
 もちろん、責任は取ってくれますよね。
 あなたは女の子捨てて逃げるような人ではありませんし、そもそも私があなたを逃がしませんよ」

 これから俺はどうなってしまうのだろうか。

 年下の女の子にいいようにされて、人生を絡めとられるのだろうか。

 ぼんやりとした思考を、けたたましいドアの音が遮った。

「頼子さん! 私の香水、返して…… !?」

 入ってきたのは文香。

 椅子の上で繋がりあった俺たちを見て、息を呑む。

 股からどろっと垂れ落ちる精液でスカートとパンツを汚す頼子をキッと睨む。
 
 唇を引き結んで何か言いかけるが、頼子が機先を制した。

「ずるいとか横取りとか言いたいのは分かりますけれども。
 でも、こんなもの使って思いを遂げた文香さんに、私を非難する資格があると思いますか?」

 小瓶を見せられて、俯く文香。

 あれは、文香の言っていた香水は、ただの香水ではなかったのだろうか。

 頼子の言葉からすると、まるで媚薬か何かのようだ。

 まさかそんな、とは思うが、文香は反論しない。

 悲しそうな彼女を見て、頼子は表情を柔らかくした。

「そんなに落ち込まないでください。
 何も私は、文香さんから彼を取ろうだなんて思っていません。
 私は文香さんの事も、プロデューサーさんと同じくらい好きですからね。
 3人で仲良くしませんか。奪い合うより、その方がずっと楽しいはずですよ」

 あっけらかんとした口調の割りに、その提案は明らかに異常なものだった。

 普通なら、文香と頼子、どちらを選ぶかの選択を迫られるところだろうに。

 しかし意外にも文香はこれに抗議しなかった。

 確かに文香と頼子は、仕事でも私生活でも仲が良さそうだったが、それにしても。

 何か納得がいったような表情で、自分の身体を抱くようにしながらこちらへ歩み寄ってくる。

「仲間外れは寂しいですもんね。いらっしゃい。私とプロデューサーの二人で、昨日よりずっと気持ちよくしてあげます」

 深呼吸して、まるで熱病患者のようにふらふらと寄ってくる文香。

 立て続けに起こる異常事態に、思わず声を荒げた。

「おい、どうしたんだ文香、お前まで……なんか、おかしいぞ」

「そうですね。私は、もうずっと前から異常だったんだと思います。
 あなたのせいですよ、プロデューサーさん。あなたが私に教えてくれたことです」

 頼子が文香の手を取り、ぐいっと引き寄せてキスした。 

「んっ……! ちゅ、う……! んふふ、あぁむっ……!」

「……!?」

 いきなりの接吻、それも同性から。

 文香は目を白黒させるが、抵抗には至らない。

 さっきまで俺の上で乱れていた頼子は、滑らかな手つきで脇の下から腕を通し、文香のスカートを捲り上げ下着を降ろす。

 中途半端な位置に下げられた下着のせいで、文香の脚の自由は奪われている。

 動けなくなった彼女の丸くてきれいな尻をスカートの裾からちらりと見せて、頼子は誘った。

「……ぷは。
 さあ、プロデューサーさん。まだできるでしょう? 私たちの文香さんを、可愛がってあげましょう」

 頼子に搾られて萎えかけていた男性器は、突然のレズキスにアテられて復活している。

「文香、お前、本当にこれでいいのか」

「はい。知らない女の人だったら嫌ですけど……頼子さんなら、いいです」

「ほら、ね。プロデューサーさんも、覚悟決めましょう。女性をあまり待たせてはいけませんよ」

 もはや何が何だかわからない。

 促されるまま、俺は文香の尻を掴んでバックから挿入した。

 昨日破瓜を迎えたばかりの文香は、まだまだ男に犯される事に慣れてはいない。

 後ろから荒々しくセックスされて叫びかけるが、その口も頼子に塞がれてしまう。

 頭の後ろに手を回して、唇と唇を合わせる深い口付け。

 文香の頭越しに、頼子がにやりと笑った。

「ふん……ん、ちゅ、ちゅぅぅぅっ……んふふ。文香さん、かわいい……」

「う……あ、頼子、さん……」

 何かうめき声のようなものも聞こえるが、ほとんど頼子のキスで封じられてしまっている。

 昨日よりもかなり出し入れしやすくなった文香の膣で、自分の竿を何度も前後させる。

 昨日の名残か、僅かに血のような赤い液体が出てきてはいるが、すぐに収まる。

 ふぁさっ、という音がして床を見ると、白いブラが投げ捨てられていた。

 これは文香のものだ。見ると、頼子の細い指が文香の生乳に食い込んでいる。

 女性の華奢な指と、大きく膨らんだおっぱい。

 本来ありえない取り合わせに、俺の心拍数も上がる。

 胸を揉まれてキスされて、全身を蹂躙される文香がこちらに目線をくれた。

 処女喪失の翌日に男女から、前後から責め立てられる異常事態。

 にもかかわらず彼女は抵抗せず、気持ち良さそうに濁った瞳を見せてくれた。

 挿入している膣も、どんどん熱くなっている。

 だんだん自分の動きが抑えられなくなってきて、汁が飛び散るくらい激しく腰を打ちつけた。

 パンパンと音の鳴る、乱暴すぎるセックス。

 それでも文香は、くぐもった、湿った嬌声を上げる。

 一ノ瀬志希が作ったという香水のせいか、それとも男女二人に愛撫されているのがいいのか。

 きっとその両方であろう。

 ヌルヌルした肉筒は頼子と同じくらいきついが、こちらの方がやや深い。

 飲み込まれるような感触のこちらと、子宮まで押し広げるような頼子。

 どちらが勝るとも言いがたい。

 そもそもどちらも入れていて気持ち良過ぎて、比べているだけの余裕が無いのだ。

 乳首を指と指の間に挟まれて、文香の肌が紅く染まる。

 手を掴んで引っ張って、より激しく子宮口を蹂躙すると、文香の身体がびくっと跳ねた。

「……! ん、あ、おおっ……!」

「文香さん、ちょっと痛いくらいのが好みなんですね。
 もっともっと激しくしても良さそうですよ」

 言いながら、頼子も指に力を込めて乳首をひねり上げた。

 首を反らせて文香が悶える。

 元から彼女にこういう素養があったのだろうか。

 もしかしたらそうかもしれないが、しかし俺には、今まさに文香が頼子に調教されているようにも見えた。

 二人に責められて喜んでしまうような、異常な女に作り変えられているように思えたのだ。

 しかしそれは自分も同じ。

 こんな、三人でするセックスなんて、明らかに普通のものではないのに、いつの間にか抵抗感はほとんど無くなっている。

 大事な担当アイドル、頼子と文香のためなら、普通であることなんてどうでもよくなっている。

 昨日よりも気持ちよくなった文香の穴は、何度も往復していられるほど緩くはない。

 さっき頼子の子宮にたっぷりと出したばかりなのに、もう射精欲が抑えきれなくなっている。

 腰のピストンを早めると、見透かした顔で頼子が言った。

「もう、そろそろですか。
 いいですよ、出してあげてください。私たちでちゃんと、イかせてあげましょう」

 当の文香は何も言わない。

 ただ、前後から犯される恍惚に耽り続けている。

 ぐぐっと奥の方、ちょっとプニプニする辺りに亀頭を押し付けると膣全体が強烈に締まり、それで限界だった。

「……!」

「ん、あ……! お、おおおっ……! い、いい……!? うあ、あ……!」

 生まれてはじめての、生セックスでの絶頂に戸惑う文香。

 そんな戸惑いすら押し流す俺たち。

 深くて狭いところに男性器を突っ込んで思い切り射精して、大量のザーメンをしっかりと子宮へ注ぎ込む。

 びくびく痙攣する竿が子宮口を押し広げて、無理やりにでも受精させようとする。

 しっかりと挿入したままにして、出した精液が逆流してこないように股間を密着させ、胎内を俺の子種でタプタプにしてやる。

 頼子は頼子で、膣内射精の快感に悶える文香のへそを指先でそっとつつき、下腹部を撫で回している。

 二人がかりで陵辱され、忘我の極みにある文香。

 立て続けに美女二人とセックスし、職業意識の一切を捨てさせられた俺。

 二人とも、何か大事なものを頼子に掌握されてしまったようだった。

「ふふ。ふふふ。かわいい……文香さんも、プロデューサーさんも。
 二人とも、もう私のもの。私が盗んであげました。
 ずっと大事にしてあげますからね。フフフッ……」

 含み笑いを聞きながら、俺は何もかも頼子の思い通りだったことを知った。

 それから後。

 一連の出来事によって、俺と文香は完全に頼子に制された。

 といっても、やることはあの日から変わっていない。

 三人で、いろいろなことをして楽しみ続けるのだ。

 今日は頼子と文香がユニットとしてイベントに出ることになっている。

 その控室。まだ出演まで時間の余裕があるということで、二人は跪いていた。

「あぁむっ……ん、ちゅ、るるる……ん、う……」

「ぷは……んあ、おっひ……んー、うっ……ちゅ、ちゅぅぅぅっ……」

 下半身裸で椅子に座った俺の男性器を、頼子と文香が左右から挟み込むようにしゃぶってくれているのだ。

 竿越しにキスするような、熱烈な舌奉仕。

 実際、裏筋や根元を舐め味わうついでに、頼子と文香は互いの口をも貪りあっている。

 長く楽しみたいという意図で、あまり先端の方へは舌を伸ばさない。

 大きく膨らんで固くなった幹の部分を、つついたり唇で撫でたりして、じっくりと高めてくれている。

 一心不乱、といった感じの文香とは対照的に、頼子の方にはやや余裕が伺える。

 さりげなく文香の唇を導いたり、唇周りを舐めたりして可愛がりつつ、こちらにもちらちらと流し目をくれる。

 生真面目な文香は、俺と頼子に教えられてどんどんフェラチオが巧くなってきている。

 初めは咥えるだけで咳き込んでいたのに、今ではこうして、睾丸まで舐めに行くほど研究熱心なのだ。

 特に弱い部分を責められて、俺は思わず震える。

 痛くしてしまったか、と文香が体を硬直させる。

 安心させるために頭を軽く撫でると、嬉しそうに玉舐めを再開した。

 歯は立てず、ちゅっちゅっと吸い付くような愛撫。

 脆弱な部分を優しくいじめられると、抗いがたい衝動が沸き起こる。

 先走り汁が漏れ始めたのを目ざとく見つけた頼子が、竿から唇を離して亀頭を咥えに行った。

 カリ首を唇で包むようにしゃぶられ、頬を凹ませて尿道を吸い上げる。

 唾の鳴る、じゅるるるという音が脳まで犯す。

 頼子が軽く頭を上下させるだけでも、感度の高い所に粘膜が強く当たって、もう耐えられなくなる。

 今日の一発目を当然のように啜りにいく頼子を、文香が恨めしそうに見上げる。

 それでも玉から口を離さず奉仕を続けてくれる文香の綺麗な黒髪を手櫛で梳かす。

 頭や髪は彼女の性感帯であるらしく、こうして優しく触ってやるだけでうっとりとした目つきになった。

 しかし文香ばかり見ていると、頼子が怒って尿道口に舌先を割りいれてくる。

 本来物を入れる場所でない所では、彼女の小さな舌であっても大変な刺激となり、一瞬で限界を迎えた。

「……! んぐ……ん、ふ、ふ、あ……あ、ぐ……!」

 警告なしにいきなり口内射精してしまったため、頼子がかなり驚いたような表情を見せる。

 しかし次の瞬間には、もう緩んだ雌の顔になって、今日初めての濃厚な精液を味わってくれた。

 頬を膨らませて口の中の容積を大きくとって、大量のザーメンを受け止める。

 すぐには飲み込まず、亀頭を咥えたまま粘膜に精液を馴染ませて。

 唇を尖らせて顔を上げた文香に、頼子はそっと近づく。

 目を閉じて軽く口を開いた彼女にそっとキスすると、搾ったばかりの精液を分け与えた。

「ん……ん、ぴ、ちゃっ……おいひ……」

「もっほ……もっほくらさぁい……」

 舌の上にプルプルの精液を載せて、互いの口の中に注ぎ合っている。

 赤い舌が白い汚液をまとって、まるで軟体動物のように絡み合っている。

 ごくっ、こくっと時折聞こえる音は、どちらかが精液を飲んでいる音だ。

 二人分の唾液で薄められて粘度が下がったザーメンの喉越しを求め、二人の美女がレズキスに耽る。

 じゅるじゅるじゅる、といやらしく粘つく音と、興奮し切って精子を飲ませあい奪い合うアイドル。

 すぐに飲み干すのをもったいながって、白濁液を互いの口の中に流し込んでは吸い出し、びちゃびちゃと音を立てて子種を玩弄するアイドル。
 
 絶頂の証を玩具にされてどこか被虐的な感覚に襲われる俺にちらちらと流し目をくれるアイドル。

 こんな状況で萎えられる訳が無い。

 勃ちっぱなしのものを嘲笑うかのように、頼子はちゅるるっと精液を啜る。

 前に頼子は、文香と一緒に俺の部屋にある本を読んでなにやら研究していた。

 そこで学んだことを試してくれるのだろう。

 自分の口内にある程度のザーメンを確保して、俺の方を見据えてうがいをし始めた。

 ぶくぶくぶく、と口の中を汚液でゆすぐ。

 頬を軽く膨らませて、中にある臭くてネバネバしたものの存在をアピール。

 かぱっ、と口を開くと、ぶくぶく泡立った精液が口の中に溜まっているのが見えた。

「……みへへくらはいね。……んぐっ。こく……んぐ、く、こく……」

 目を閉じて頭を傾けて、喉を見せ付けるようにして精飲。

 こくこくと小さな音が鳴るたびに上下する咽頭。

 今まさに彼女の食道を自分の出した精液が通っているのだということを、否応なく感じさせられる。

 恍惚の表情を隠そうともしない頼子を、文香が羨ましそうに見つめる。

 羨望の視線を浴びながら、たっぷり時間をかけて頼子はザーメンを飲み終えた。

 再び口を開くと、もう精液は残っていない。

 舌や頬裏に白い雫がこびり付き、唇の間に白く糸が引いているだけだ。

 ここまでされると、まるで自分自身が彼女に食われ味わわれているようだ。

 臭いため息をついて、頼子が嗤う。

 口の技量では頼子に分があったらしい。

 結局、文香は口の中をイカ臭くされただけで、肝心の精液はあまり飲めなかったようだ。

 フェラチオで先を越された挙句キスでいいように感じさせられ、結構な量のザーメンを飲まれた形の文香は少し不満げ。

 まだ硬いままのものを見ると、シャツの前を開けてブラを外して、大きな胸を露出してきた。

「……今度は、こっちを使いますね」

「では、私も」

 頼子もそれに対抗するが、やはり文香の胸の方が少し大きい。

 ぎゅっ、と左右から挟み込む二人掛かりのパイズリでは、彼女の方が有利らしい。

「ん、しょっ……私の胸、気持ちいいですよね? パイズリ……こんな感じで、いかがでしょうか」

「ふふ。私だって負けてはいませんよ」

 唾と汗と精液とで十分すぎるほど濡れた男性器は、柔らかいおっぱいに擦られるだけでまた我慢汁を漏らす。

 ぬるっぬるっと滑る乳房、それも四つ分となれば圧力も見た目のインパクトも普通のパイズリの比ではない。

 文香はさっきまでの意趣返しとばかりに、今度こそ自分が精液を受け止めようと熱烈に胸を擦り付けてくる。

 二人でしているせいでそれほど深くは挟み込めないが、しかしそれでも文香の谷間は俺を淫らに受け入れる。

 ふわふわの肉に埋もれる感触だけでも、どんどん追い詰められていく。

「……プロデューサーさん、最近よく、私の胸を見ていますよね。
 パイズリ、気に入ってくれたんですか。
 私にできることなら何でもしますから、どうすれば気持ちいいのか、もっと教えてください」

 嬉しそうに自分の乳を弄る文香を見て、頼子は苦笑した。

 意地を張るように頼子と競っている文香も、二人の女に乳と口とで奉仕させている俺も、どちらも頼子のものなのだから、その反応も当然か。

 正面から乳首を押し付けあう形になって、二人が悶える。

 柔らかい乳肉と対照的な硬い感触で、俺の先走りも増えていく。

 柔らかい乳肉と対照的な硬い感触で、俺の先走りも増えていく。

 身体を前傾させて、谷間から飛び出た亀頭に文香が胸骨を擦り付ける。

 コリッとした感触で竿が跳ねる。

 頼子のおっぱいの中心部、やや乳腺の方まで性器が埋もれる。

 胸元と尿道との間に引いた糸を、文香が舐め取る。

 文香が身体を起こして、先の方の重点的に乳で包む。

 頼子もそれに追随して、二人分、四つのおっぱいで亀頭がもみくちゃにされた。

 二人のおっぱいの間、垣間見える亀頭に向かって頼子が唾を垂らした。

 興奮で粘ついた唾液が肉と肉との潤滑を一層良くする。

 なにより、美女の唾を掛けられるという背徳的な悦びがある。

 身体の震えを見咎めた文香も、負けじと唾を垂らしてくれる。

 二人分の唾液が混ざり合って、乳房も男性器もべっとべとだ。

 首を反らして耐えようとするが、こんなものどうしようもない。

 乗り出すようにしていた文香の首、顎先、そして何よりも胸に、大量の精液を噴きかけてしまった。

「……! 熱い……! それに、濃い。パイズリ、ちゃんとできていたんですね」

 二回目でありながらその勢いは一回目と比べても全く劣らず、ぎゅっと締められた乳の間や鎖骨などに白濁液が溜まっていく。

 零さないようゆっくりと離れ、おっぱいの谷間にできた白い池にそっと口をつける。

 ちゅうちゅうと音を立てて、自分のおっぱいを吸うようにして、文香はパイズリの成果を啜った。

「んぐ……ごくっ。こく、んく……はぁ、はぁ……ん、ずるるる……」

 巨乳ならではの行為に、文香の瞳が優越感に満ちる。

 頭を前に倒したことで、鎖骨の上のザーメンが胸の方へ垂れ落ちる。

 それを惜しむかのように頼子が口をつけ、皮と骨を優しく甘噛みした。

「んひっ……! 頼子さ、そんなところ……!」

「もったいないから、飲んであげているんですよ。
 ほら、大事な精液が零れてしまいます……ちゅ、ちゅぅぅっ……」

「あ……あひっ、やめ、やめて、そこぞくぞくするんです……!」

 彼女たちの狂宴が果たしていつまで続くのか、それは分からない。

 なんであろうと俺は、頼子と文香が望むままに精液を捧げねばならないのだ。



 一頻り遊んで、もうそろそろ出演の時間。

 三人で、ステージの方へ向かう。

 もちろん俺はその手前までしか行かないのだが、こうして送るのも大事な仕事だ。

 歩いている途中、一ノ瀬志希とその担当プロデューサーに出会った。

 彼女らはもう仕事を終えたのだろう、あたりを気にするプロデューサーのこともお構いなしに、一ノ瀬は彼にしなだれかかり、キスなどねだっている。

 と、向こうもこちらに気付いた。

 プロデューサーは気まずそうにしていたが、しかし一ノ瀬は頼子と目配せしあい、にんまりと満足げに笑っている。

 頼子の姦計に一ノ瀬も一枚噛んでいたということらしいが、もはや俺にとって担当アイドル以外のことはさほど重要でもない。

 それが、奴にとっても好都合なのだろう。

 簡単に会釈だけして、舞台へ二人を送り届けた。

「それでは、行ってきます」

「終わったらまた、時間取ってください。
 私と文香さん、上手に歌えた方が先にしてもらえるということに決めたので、じっくり見ててくださいね」

 もはや頼子は俺の意向など聞きもしない。

 つまり、それだけ俺たちが頼子のものになれたということだろう。

 なぜ頼子が他人と組んでまでこんなややこしいことをしたのかも未だによく分からないが、それももうどうでもいい。

 多分、目的というほどのものも無かったのだろう。

 単に俺と文香を弄んで占有したかっただけなのだろう。

 ただ静かに、俺は二人を見送った。

以上です。

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