京太郎「和の胸囲98cm…!? 嘘だろっ!?」 (70)



京太郎「俺の方が胸囲あるじゃん……」




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京太郎「91……92……93……」



咲「こんにちは~…って、京ちゃんだけ?」

京太郎「ん……94…俺だけだぞ……95……」

咲「……なんで部室で腕立て伏せしてるの……」

京太郎「96……やっぱ唯一の男子……97……部員だし……98……力仕事とか……99……出来た方がいい…だろ……っと、100」

咲「100回もしてたの!? もう…どんな体力してるの……」

京太郎「1…2…3…」

咲「今度はスクワットし始めた……もしかして、それも一日100回するつもり?」

京太郎「100回っていうか……20……一日500回だな……25……………30……」

咲「500回!? それ五セットもするの!?」

京太郎「そうだね……40……まぁ毎日してるわけじゃないしな………45……」

咲「…中学の時以上に筋肉バカになってる……」






久「ちょっと買い出し行ってくるから、皆で打っといてね?」

京太郎「あ、買い出しなら俺が行きますよ?」

久「え? そりゃ行ってくれるのなら任せちゃいたいけど……いいの? そんな自分の練習時間を削ってまで……」

京太郎「えぇ。お気遣いなく……ただ」






京太郎「出来るだけ重い荷物だと嬉しいです」

久「あ…荷物が持ちたいだけね」



久「クラスマッチの内容……マンネリを打破するのも勿論だけど、公平な内容にするのも大事よね!」

彩乃「そうですね。確か去年は、2年のサッカー部が一つのクラスにまとまってたというのも苦情で来てましたし」

一太「身長にバラつきがないと、バレーボールやバスケも不公平になりますね」

久「そうねぇ……公平……公平ね……」







久「一年男子はダンスとかにしない?」

菜月「ダンス……ですか? まぁうちはダンス部ないですし、公平っちゃ公平ですが……」

久「ダンスなら接触プレイで相手にケガ『させる』こともないしね」

彩乃「?」






京太郎「頼まれてた荷物取ってきましたー」ガチャ

和「お疲れ様です」








まこ「ロン」

京太郎「あぁ……」




久「須賀君……流石に今の振り込みは集中力が足りてないわね。親リーなのに現物切らないなんて……今、何か別のこと考えてなかった?」

咲(和ちゃんのおっぱいのこととか)

優希(のどちゃんのおっぱいのこととか)

京太郎「別のこと……いえ、特に考えてませんよ? しいて言うなら」








京太郎「腹筋から力を抜かないようにはしてましたけど……」





京太郎「??? つまりどういうことだ?」

和「ですから、例えば手の中に①③と牌が並んでたとして、④を引いたら①を切りますよね? その場合、③④となって待ちは②⑤…つまり、②と⑤を警戒しないといけな……」

京太郎「ごめん。筋肉で説明してくれ」

久(無茶言うなぁ…)





和「えっと……須賀君の前にボクサーがいます。このボクサーの持ち技は右ストレートと左フックです。右ストレートが①、左フックが③だと思ってください」

筋肉「ふんふん」

和「ここで、相手は左の広背筋を後方に引き、左の上腕二頭筋が後ろに下がったのが須賀君には見えました。これが左フックの攻撃体制に入った…つまり、④を引いてテンパイし、右ストレートである①を捨てたということですね」

京太郎「なるほどな」

和「右ストレートを捨て、左フックがくると分かった須賀君は、顎かボディーにその左フックが刺さることを警戒しなければいけません。つまり、顎である②や、右脇腹の⑤を守る必要があるということです」

久(頑張るなぁ、和)





和「これが裏スジといって、危険牌を読むのに便利ですよ。また、逆に安全牌を読むための表スジというのもあって…」

京太郎「ふんふん……」






咲「うっ…体重がまた少し増えてる……」

京太郎「よしっ! 体重がまた少し増えたぜ!」

咲「ちょっと運動してお肉減らさないと……」

京太郎「もっと運動して肉増やしまくらねえと!」





咲「ごめん京ちゃん、少し黙ってて」







まこ「んじゃ、今週末よろしくな」

京太郎「はい。こちらこそよろしくおねがいします」

久「?」





久「まこ。須賀君と何の話してたの?」

まこ「んにゃ。うちの店の雀卓が一つ壊れての。新しいのが来週の頭に来るから、それまでに片づけなっちゅう話をしとったんじゃ。そしたらな…」






京太郎『じゃあその雀卓、俺が運んでもいいですかっ!?』






まこ「って」

久「…雀卓って50kgくらいあるんじゃなかったかしら」

まこ「そう言ったら大喜びしとったわ。カピバラよりも重いもんが持ちたかったんじゃと」

久「…カピバラで45kgくらいだものね」







優希「こんちゃかわ~っ!!! ……って、二人とも何してるんだじぇ?」





京太郎「腕立て伏せ」

咲「読書」

優希「それは見れば分かるけど………咲ちゃんは揺れて読みにくくないのか?」

咲「もう慣れちゃった」

優希「…京太郎は重くないのか?」

京太郎「乗ってるのが咲だからなぁ……全然負荷になんねぇ」







まこ「……久よ。いくらなんでもあの荷物は多すぎゃせんか? 京太郎の背負ってるリュック、ものすごい大きさじゃったぞ?」

久「え? 私、そんなに買い出し頼んでないけど……」

まこ「……? ……じゃあ…あのリュックの中に入ってるのはいったい……」








京太郎「……はぁ……はぁ……さすがにこれはミスったなぁ……」

京太郎「……土嚢はやっぱり重すぎたか………」




京太郎「……リュックが破れそうだ……」





京太郎「やっぱトレイルランニングは楽しいな~。自分の体が悲鳴をあげてるのがよく分かる」

京太郎「ただ、トレイルランナーは登山者からはあまりよく思われてないらしいから……ちょっとでもイメージを払拭できるよう、誰かとあった時には紳士な態度でいないとな」







京太郎「あ、こんにちわ~」

穏乃「お、こんにちわっ! ……今から向かうところですか?」

京太郎「はい。……そちらは帰りですか?」

穏乃「はい! 山登り、頑張ってください!」

京太郎「ありがとうございます。そちらも、お気をつけて」

穏乃「はいっ、ありがとうございます!」










京太郎(クロスカントリーか。あんな軽装備で山に挑むなんて、すごい女の子だな)



穏乃(トレイルランニングか。あんな重装備で山を走るなんて、すごい男の子だな)








久「オーストラリアには、サメがいるゴルフ場があるらしいわよ?」

京太郎「そうなんですか。すごいですね」





久「織田信長の身長って、私よりも低かったみたいね」

京太郎「そうなんですか。想像もできませんね」





久「握力の鍛え方ってね…」

京太郎「ちょと待ってください。メモの用意を……」







優希「やっぱり今一番熱いプロは三尋木プロだじぇ!! ドドーンと構えてババーンと和了っ!! かっこよすぎだじぇ!!」

和「私はやはり瑞原プロの打ち方が好きですね。理に適っていて、手の速さをいかに重視しているのかがよくわかります」

久「身内としては靖子こと藤田プロを推したいわね。なんやかんや言って、あのまくりは芸術的よ?」

まこ「わしも、プロと言って最初に思いつくのはやっぱ藤田プロじゃのう。咲は?」



咲「え……私はその…あんまプロとか詳しくないので……」

久「じゃあ直接負けてるわけだし、咲も靖子派にしときなさい。これで3対1対1で優勝(?)は靖子ね」

優希「ま、まだ京太郎がいるじぇ!!」

和「そうです! きっと須賀君なら瑞原プロを推してくれるはずです!」








京太郎「遅れましたー」

優希「お、いいところに!!」

久「ねぇ須賀君。プロと聞いて、最初に思い浮かぶのは?」

京太郎「え…? プロと聞いて最初に思い浮かぶもの………?」









京太郎「……プロテイン……ですか?」




>>京太郎「……プロテイン……ですか?」
そうだね!プロテインだね!(白目




泉「…あれ? 江口先輩、それなんの動画ですか? 麻雀ちゃいますよね?」

セーラ「ん…筋トレ動画やな」

泉「なんでそんなもん見て……うわ、背筋ごっつ…」

セーラ「やっぱ憧れるわぁ…この筋肉。俺もこれくらいなりたいもんや」

泉「いや、こんな女いたら引きますよ? ………うわ、腹筋も割れとるし」

セーラ「ん? 腹筋くらいやったら俺も割れとんで?」

泉「………マジすか?」






京太郎「……お、コメントついてる。何々……『脚力鍛えとるとことかも見てみたいな~。頼むで京やん!』………脚力なら……最近対局中にやってるレッグエクステンションとかにするか」









京太郎「またお会いしましたね」

穏乃「ですね」

京太郎「前回は奈良。今回は長野……ということは?」

穏乃「今回は私がここまで遠征してきた形ですね」




京太郎「今日はどういったコースを?」

穏乃「今日はこの、迂回路の方をいくつもりです。そちらは?」

京太郎「こっちの長い階段を上っていくコースです。それに合わせて、今日は軽装にしてるので」

穏乃「ホントですね。それじゃあ、頂上で」

京太郎「えぇ、お気をつけて」







久「ねぇねぇ、須賀君。あの、アニメとかマンガでやってる、一気に力を入れて服を破裂させるやつは出来ないの?」

京太郎「なに言ってるんですか、部長。そんなこと出来るわけないでしょ」

和「そうですよ。あんなのはアニメの誇張表現……」

京太郎「そんなことしたら服が勿体ないじゃないっすか」

和「……………え?」















玄「ちなみに…和ちゃんがジャージで同じようなことをしかけたこと、私は知っていますのだ」





和「こんにちわ……って、何してるんですか? 三人で」






京太郎「腕立て伏せ」

咲「読書」

優希「タコス食べてる」

和「いやまぁそれは見たらわかりますけど……そこ、揺れないんですか?」

咲「もう慣れちゃった」

優希「広いし、以外と快適だじぇ?」

和「…須賀君は、重くないんですか?」

京太郎「乗ってるのが咲と優希だしなぁ……まだまだ負荷になんねぇや」








>>玄「ちなみに…和ちゃんがジャージで同じようなことをしかけたこと、私は知っていますのだ」
チャックボーンか……(ゴクリ




京太郎「ついにインターハイの舞台…東京にきたわけだが……」






シロ「ダルい……」



京太郎「……すいません。こんなところで寝てると風邪ひきますよ…」

シロ「歩くのダルい……控え室まで運んで」

京太郎「よしきたっ!!」

シロ(………よしきた?)








シロ「……ただいま~」

塞「あ、シロ! どこ行って……ってその人だれ?」

京太郎「こんにちは」

シロ「筋肉。それより、ちょっと豊音にお願いが……」

豊音「え…? 何かな……?」









京太郎「う~ん……まだ軽いですねぇ」

豊音「うぅ…お役に立てず、申し訳ないよ~」








京太郎「……あ、久しぶり。まさか東京でも会うとはな」

穏乃「おぉ、京太郎じゃん! やっぱここに来たかぁ」

京太郎「そりゃなぁ。でも、穏乃は大会出場するんだろ? こんなとこ来ていいのかよ」

穏乃「本来のポテンシャルを引き出すためには、普段と同じことをするのがいいのっ! それは筋トレも麻雀も一緒だよ!」

京太郎「なるほど…一理ある。それでここに来たわけだ」

穏乃「ずっと楽しみにしてたんだよね! やっぱ東京といえばここが有名だし……ここも元は修験道らしいしね」

京太郎「そうだったのか。んじゃ、登りますか」









「「高尾山に!!」」



高尾山なんかで満足できるのだろうか

ところでのどっちの胸囲が98なのは公式設定なのかしら?

特にオチもなく、おしまい。

一日腕立て500回できたら、胸囲100cm超えは割とリアルだと思います。



>>36
この二人は初めて『一緒に』山を登るというとこがポイント…なのかな?


>>38
カップ数とぱっと見のウエストから計算しました。
身長低いので、多分それくらいじゃないかなと。




HTML化依頼出してきます。

後は適当に筋肉の話でもしといてください。

笑わせてもらったww

おつですー

和にも乗ってほしかった

>>36
チャックボーン→高尾部長→高尾山っていうネタかと
あれもおっぱいだからね
面白かった
シロの世話をもうちょっと見たかったな

穏乃「やっほ~、遊びに来たよ~……って、何してるの?」





京太郎「腕立て伏せ」

咲「読書」

優希「タコス食べてる」

和「エトペン抱いてます」

穏乃「揺れないの?」

咲「もう慣れちゃった」

優希「広いし、以外と快適だじぇ」

和「流石に3人にもなると狭いですけどね」

穏乃「京太郎は重くないの?」

京太郎「まぁ、ちょうどいい感じかな。三人も乗ってるとはいえ、咲と優希と和だからな」










穏乃「…なんか疎外感…………私だけ仲間はずれじゃん」

和「……乗りたいなら、私がどきましょうか?」

穏乃「和」

和「はい?」






穏乃「私の背中に乗ってよ! 私も腕立てする!!」

和「そっちで来ましたか……」

シロ「この背筋のフィット感……いい……」

京太郎「はいはい。宮守の控え室に帰りますよ~」





京太郎「お邪魔します」

シロ「ただいま」

塞「あ、また須賀君におんぶで連れてこられて……毎度ごめんね? 須賀君」

京太郎「別にかまいませんよ。広背筋とか三角筋とか鍛えられますし。あと大腿筋も」

シロ「そゆこと。ギブアンドテイク」

胡桃「コラ」

京太郎「それでは、失礼します」










シロ「胡桃」

胡桃「え? 何?」

シロ「……いいね。充電」

胡桃「…つまり須賀君の電力が私にそのまま供給されてるってこと?」

べ、別に>>49>>57の要望に応えたわけじゃないんだからねっ!!

た、ただ筋肉の描写がもっとしたかっただけなんだからっ!!




というわけで、改めてさようなら。

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