凛「私の名前はリン!星空のリンにゃ!」 (25)



リリホワの話


北斗の拳を知ってるといいかも

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431950268

「じゃあ、BIBIは音楽室で歌の練習をしてくるわね」



「穂乃果達は屋上でトレーニングしてくるね!」



「3人とも歌詞しっかりたのむわよ」



「じゃあ行こっか?穂乃果ちゃん、花陽ちゃん」



「う、うん凛ちゃんも頑張ってね?」



「なにやってるのよ…作詞の邪魔だからさっさと行くわよ」




海未「さて、行きましたか………では、いきますよ…希、凛」



希「今日も……戦うんやね…」



海未「それが…私達の宿命です…」



海未「いきます……園田流奥義、蛇王炎獄滅龍波ーー!!」



凛「ちょっと、ちょっとタンマ!」



海未「なんですか人がせっかく技出してるのに…」





凛「今日は…これ使ってやりたいにゃ!」



希「これって…北斗の拳やん、だいぶ昔のマンガやね…」



凛「book offに売ってたにゃ」



海未「まあ…私は知ってるから良いですけど…希はどうですか?」



希「ウチも読んだことあるからええよ」



凛「あっ、ラオウ編までね!凛まだ読んでないから!」








凛(ふふふっ)






海未(onダンボール)「…」


希「…」ザッ


海未(onダンボール)「…何者ですか」


希「人に名前を聞くときはまず自分から名乗るべき違う?」



海未(onダンボール)「…この私の名前を知らないと?」



希「ふふっ…ウチ、強い女しか興味ないんよ…」




海未(onダンボール)「…なら、教えてあげましょう。私は北斗四姉妹の長女、ウミ」




海未(onダンボール)「眼前に立つものは誰であろうと蹴散らすのみ!天破活殺ゥゥゥ!」















ドゴーン










希「ふふっ…」













海未(onダンボール)「無傷とは…それなりの手練れではあるようですね…」









ハラリ











希「妹の顔を忘れるなんてひどいやん」


希「お姉ちゃん?」





海未(onダンボール)「なっ…」






海未(onダンボール)「あ、あなたは…の、ノゾミ」



希「そうや、北斗四姉妹三女、ノゾミや」



海未(onダンボール)(ジャギ役!?トキだと思ってたのにジャギですか!?)














海未(onダンボール)「…あなたが今更何の用ですか」


希「ウチは北斗神拳、そして南斗神拳をマスターした…ウチが最強や」


希「ウチこそ伝承者に相応しい!妹から伝承者の座を奪う肩慣らしになってもらうで!」


海未(onダンボール)「肩慣らしとは…舐められたものですね…」


海未「いいでしょう…久し振りに馬を降りて勝負ができそうです」







海未(…まいりましたね…)


海未(希はジャギ…希の事だから原作の1000倍くらい強いジャギでしょうけど所詮はジャギ…)


海未(問題は…)


凛「…」


海未(さっきから一言も発しない凛です…いつも突っ込んで希に瞬殺されるのに…)


海未(私がラオウな以上凛がトキかケンシロウなら…すこし劣勢ですね…)


海未(なんにせよ後ろを取られないよう気をつけましょう)












凛「ふっふっふっ…」


海未「!」


希「!」




凛「ウチが最強?笑わせるにゃ」



希「な、なんやアンタは!」



凛「人に名前を聞くときは自分から名乗るんじゃないかにゃ?」



希「クッ…」














凛「まあ、これから死ぬのに名前を聞いてもしょうがないにゃ」






海未「…ずいぶん大口を叩きますね」




凛「面倒だし、二人同時にかかってきていいよ」




希「そんなに死にたいなら…早く言えばいいやん」




希「遠慮なくいかせてもらうで!岩山両斬波ぁぁぁ!」


凛「…」ニャッ












ガシッ





希「え?」










ぽいっ










希(inダンボール)「きゃっ」





海未「…」




凛「最強を自称してたけど…こんなもんかにゃー…」





海未「ノゾミが一撃…ですか」




凛「そっちの人もかかってきなよ」





海未「あなたは私の覇道の邪魔となるようですね……拳王の誇りに掛けて貴方を葬ります!」




凛「北斗の長女さんとやら…残念ながらあなたは勝てないにゃ」



海未「そのような戯言…拳王の前では虚仮威しにもなりません」


















凛「冥土の土産にあなたを倒す人の名前を教えてあげる」














凛「北斗も南斗も…あまねく星々は夜空の手のひらの上…」




凛「私の名前はリン!星空のリンにゃ!」









凛(きたにゃーー!!勝った!)


凛(あの時book offに行ってよかったにゃー)










〜〜〜〜〜〜回想〜〜〜〜〜〜






凛「…」ペラッ


凛(何と無く有名だから北斗の拳手に取ったけど…)


凛(これ、面白いにゃー!)




凛(なんかリンって子も出てるし…子供だけど…)


凛(愛などいらぬ…かなしいにゃ……)






凛(ん…?まてよ…)




凛(この話、北斗や南斗の人が闘う話…)


凛(そんな中…)










凛( 星 空 っ て 苗 字 最 強 じ ゃ な い か に ゃ !)




凛(いままで東條流や園田流の技に泣かされてきた……七つの玉で復活してからさらに殺された事もあったにゃ…)



凛(でも、これなら…)




凛(これなら勝てる!)
















海未「天に滅しなさい!リン!」



海未「園田流最終奥義、天将奔烈ゥゥ!!」




凛「甘い!手のひらの上と言ったはずにゃ!」ガシッ


海未「なっ…」










凛「はあああああああああああ!」



海未「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」









ぽいっ









希(inダンボール)「うぎゃっ」


海未(inダンボール)「う、うぅぅ…」






凛「とどめにゃ!夜空に瞬く星となるがいいにゃ!」











ガタッ












花陽「…」


凛「あっ」












花陽「…」ダッ


凛「かよちんまつにゃーーー!!」











その後花陽から絵里の元に
「凛ちゃんがリリホワの二人をダンボールに詰める暴行をしてる」
との通報が入り緊急会議が開かれた





その会議で凛が問い詰められ
リリホワの遊びが公になったことはまた別の話…



おわり


おまけ

海未「希はなんでジャギ役やったんですか…」


希「だって凛ちゃんがトキかケンシロウどっちやりたがるか分かんないやん?」


海未「でも、なんでラオウの前に堂々と立ちはだかるジャギなんですか!?」


希「いや、なんか…つい…」


希「それに海未ちゃんだって!なんでラオウなのに敬語なん!?馬にまで乗ってやる気マンマンのくせに!」


海未「い、いや…そんな簡単に抜けませんよ!…そんなこと言ったら希だって関西弁入ってるじゃないですか!」


希「ジャギのものまねは女子高生がやっていいものじゃないやん…」


海未「それにしても…」


希「ん?」










海未「凛、よっぽど勝ちたかったんですね…」


希「そうやね…」











海未「…今度からたまに負けてあげますか…」


希「えりちに見つからないようにしないあかんね♪」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom