【艦これ】五月雨「提督が、泊地に着任しました!」【女提督】 (1000)

7スレ目ですか、そうですか……

1スレ目
【艦これ】摩耶「提督が泊地に着任したぜっ」【女提督】
【艦これ】摩耶「提督が泊地に着任したぜっ」【女提督】 - SSまとめ速報
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【艦これ】秋月「司令が泊地に着任しました」【女提督】
【艦これ】秋月「司令が泊地に着任しました」【女提督】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424427201/)

3スレ目
【艦これ】朝潮「司令官が泊地に着任しました!」【女提督】
【艦これ】朝潮「司令官が泊地に着任しました!」【女提督】 - SSまとめ速報
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【艦これ】電「司令官さんが泊地に着任したのです」【女提督】
【艦これ】電「司令官さんが泊地に着任したのです」【女提督】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426428588/)

5スレ目
【艦これ】春雨「司令官が泊地に着任しました」【女提督】
【艦これ】春雨「司令官が泊地に着任しました」【女提督】 - SSまとめ速報
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6スレ目
【艦これ】陽炎「司令が泊地に着任したわ!」【女提督】
【艦これ】陽炎「司令が泊地に着任したわ!」【女提督】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428729925/)


[ご注意]
・不定期の上に遅い更新
・掲示板の形式に慣れてない
・ネタはいつでも募集中。気が向けば拾うかも
・キャラ崩壊があったらごめんなさい
・急に地の文差し込む可能性あり

・女性提督
・百合要素あり
・安価次第ではエロもあり
・場合によっては死要素あり

・安価に限らずコンマも使うかもしれない

上記がダメな人はそっとブラウザバック
読んでくださる人は生温かく見守ってください


一応前作
【艦これ】漣「提督が基地に着任しました」【安価あり】
【艦これ】漣「提督が基地に着任しました」【安価あり】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421482589/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431913328

キャラクターまとめ
【女】
 海軍少佐。20代半ばくらい。
 元護衛艦“くらま”航空隊のSH-60Kパイロット。
 口が悪く、気性は荒いが物事に筋は通す。
 新人を戦場に送り込むのは自分には重責だと思っている面がある。
 喫煙者だが、パラオ泊地に来てから量はめっきり減った。
 意外と女子力が高かったりする。
 酒豪。酔うと結構暴れるが、そこまで飲む頃には大抵周りは寝ている。
 余談だが、パラオ泊地に異動する直前まで、一週間の謹慎処分を受けていた。

【金剛】金剛型巡洋戦艦1番艦
 母親がイングランド人の英国ハーフ。
 普段はあからさまな似非英語口調で話すが、実際普通に英語を話すことも可能。
 エクストリーム提督LOVE。
 ビスマルクとは喧嘩友達。
 宿舎では一人部屋。

【ビスマルク】ビスマルク級戦艦1番艦
 日本在住ドイツ人の娘。
 国籍は日本で、日本とドイツを行ったり来たりする幼少時代を過ごす。
 日本語もドイツ語も達者。
 ドイツ連邦軍に艦娘として入隊、その後日本に派遣される。
 指揮権は完全に日本に移っており、ドイツに帰れる見込みは当分ないが、日本にも帰る家がある。
 意外と気遣いの出来る、大人の女性。
 最近は貞操の危機を感じ、プリンツオイゲンを多少避けている節がある。
 金剛とは喧嘩友達。
 宿舎では一人部屋。

【赤城】天城型航空母艦2番艦
 お酒の強さ:13(その辺の駆逐艦のがまだ飲めるレベル)
 才色兼備の才女。
 実力があり、実戦の経験も豊富で、戦果も多い。
 一方でその戦果に固執する様子も見られ、女からは危険視されている。
 しかし実態は意外とお茶目さんで、欲求も敢えて抑えないことが多いが、これは隊のムードを保つためでもある。
 食欲を封じれば今度は大体性欲か眠欲に走る。
 翔鶴にはそれを欠点に見られているのを少々残念にも思っている。
 大学卒業後、一般的な就職を嫌い、戦争もあって誰かの為になると思い、自衛隊へ入隊。
 艦種関係なく姉貴分として接し、ムードメーカーでいようともしている。
 駆逐艦の面倒見も良いが、中でも春雨を特に可愛がっている。ある意味翔鶴より良い方向に育ってくれたらしい。
 宿舎では翔鶴と相部屋。

【翔鶴】翔鶴型航空母艦1番艦
 赤城を追いかける後輩。
 実力はあるが、戦果はあまり多くない。
 そのため、配属先が同じで、同じ正規空母である赤城を目標にしている。
 しかし赤城の戦う面しか見ていない節があり、それ以外の赤城の茶目っ気は欠点だとすら思っている。
 赤城と明確に違う点は戦うこと自体に固執していること。
 赤城ばかりを追っており、他の艦娘とは親しくない。阿武隈から避けられていることには気付いている。
 宿舎では赤城と相部屋。

【秋月】秋月型駆逐艦1番艦
 防空駆逐艦。
 貧乏症の癖があり、給与明細の数字に未だに見慣れない。
 性格自体は普通の良い子そのものなのだが、多少流されやすいところがある。
 朝潮と並んで駆逐艦の面子を束ねるリーダー格。
 朝潮、春雨と仲が良い。陽炎の事は少なからず快く思っていない。
 実戦の経験はそれなりにあるが、対艦戦は苦手な他、潜水艦と交戦した経験がない。
 宿舎では五月雨と相部屋。

【朝潮】朝潮型駆逐艦1番艦
 生真面目で融通の利かない性格の持ち主。
 所謂優等生で、秋月と並んで駆逐艦を束ねるリーダー。
 秋月と明確に違うのは少々頑固で譲らないところ。
 しかし自身の認めた相手等にはとても忠実で、従順になる。
 真面目な点とその点も含めて、女からは苦手に見られている。
 実家は沿海部の田舎。幼い頃に両親を交通事故で亡くし、親戚に育てられる。
 非常に厳しい躾を受けていた為、現在の従順な性格が出来上がった。
 秋月、春雨と仲が良い。
 実戦の経験は割と豊富だが、防空射撃を苦手としている。
 宿舎では電と相部屋。

【電】吹雪型駆逐艦24番艦
 姉と一緒に海軍に入隊し、一緒に合格したが、任地は分かれてしまった。
 気弱な性格で、一人で行動することを不安がる。
 姉とは教育隊まで一緒だったが、任地は分かれてしまった。女の着任とほぼ同時に配属された。
 陽炎についていっている他、春雨と仲が良い。
 実戦の経験はなく、演習の経験も少ない。基礎訓練をやっとこさ乗り越えたばかりである。
 宿舎では朝潮と相部屋。

【春雨】白露型駆逐艦5番艦
 お酒の強さ:33(慢心しなければある程度はいける)
 気弱な性格だが、はっきりと言う時は言う。
 割と友人を作りやすい性格ではある。
 ガチレズ。実は女に一目で惚れている。
 家は母子家庭で、学校で見つけた艦娘募集要項を見て母親に内緒で応募、合格してしまう。
 母親にそれをきちんと説明できないまま、江田島へ送られた。
 秋月、朝潮、電と仲が良い。また、実は赤城からはかなり可愛がられている。
 輸送任務に何度か参加しただけで、実戦の経験はあまりない。
 戦闘中に軽くパニックに陥り、自分の射撃を観測していなかったため、戦果は不明。
 対空射撃は比較的得意な様子だが、やはり撃った経験より撃たれた経験の方が彼女の中では大きい様子。
 宿舎では陽炎と相部屋。

【陽炎】陽炎型駆逐艦1番艦
 気丈な性格で、物事をずばずば言う。
 同時に弱い自分が気に入らないという面もある、所謂負けず嫌い。
 正義感が強い分、他人の事にも首を突っ込んでしまう。
 なんだかんだ反発しながらも女の言うことが正しいことは認めている。
 ただの正義感から入隊したため、実戦に出た時どうなるかなどはまるで考えていない。
 電がついてきているが、実質孤立している。気に掛けられてはいる。
 基礎訓練を終えて配属されたばかりで、実戦経験はなく、演習の経験も少ない。
 宿舎では春雨と相部屋。

【五月雨】白露型駆逐艦6番艦
 素直で気の弱い性格に対して豊富な経験を持つ。
 実家は豆腐屋。昔ながらの豆腐屋だったが、空襲で祖父を失う。
 おじいちゃん子だったこともあり、両親の反対を押し切って応募した。
 実力は高く、同じ駆逐艦からは何かと畏敬の念を持たれているが、その分孤立してもいる。
 しかし、同じように孤立している響と仲が良い。
 輸送任務に多数参加した他、護衛任務も多い。
 宿舎では秋月と相部屋。

【響】吹雪型駆逐艦22番艦
 物静かな性格。無表情。
 目が完全に死んでいる、と言われる程に目に光がない。
 実戦の経験もあり、実力は確かだが、その戦い方は半ば捨て身ですらある。
 宿舎では巻雲と相部屋。

【巻雲】夕雲型駆逐艦2番艦
 お酒の強さ:21(その辺の駆逐艦)
 天真爛漫な性格。
 子供っぽい性格で一生懸命な姿勢を持つ。
 家族どころか親戚や友人なども多くが死亡しており、帰る場所がないという。
 実の姉でもある夕雲とパラオで再会したが、作戦で亡くした。
 完全に孤立している。というより、自分から人を寄せ付けていない。
 宿舎では響と相部屋。

【摩耶】高雄型重巡洋艦3番艦
 竹を割ったようなさっぱりした性格。
 女とはよく気が合うのか彼女なりに好意を持っている。
 経験は豊富で、実力はパラオ泊地で最高位にいる。
 対空戦闘を得意としているが、敵艦撃沈の戦果も多数持つ。
 海軍に入隊する前は非行に走らない不良だったらしい。
 しかし友人の為に傷害事件を起こし、補導される。その後自衛隊への入隊を宣言、実行した。
 実はこっそり下着を穿かないなど露出の気がある。
 二年ほど前の入隊。パラオに来たのは一年と半年ほど前で、基地設置当初から居る。
 夕張、プリンツと仲が良い他、赤城とも親しい。
 宿舎では一人部屋。

【衣笠】青葉型重巡洋艦2番艦
 お調子者で天真爛漫な性格の持ち主だが、どこかセンスがズレている。
 携帯電話を持ったことがなく、電子機器にも疎い。というより全体的に古い。
 その代わり将棋などのボードゲームは結構強いが、相手が利根のため、負けてばかりいる。
 器用貧乏で、索敵も砲撃も雷撃も出来るが、全部中途半端。
 困った時は衣笠さんにお任せ。
 利根と親しい。
 宿舎では利根と相部屋。

【プリンツ・オイゲン】アトミラール・ヒッパー級重巡洋艦3番艦
 ドイツから来た。指揮権は完全に日本側に移っており、ドイツに帰れる見込みは当分ない。
 しかし本人も日本文化が結構楽しいらしく、帰れても帰る見込みは当分ない。
 パラオに来てからも結構戦果を上げている実力者。
 日本の文化に色々触れていくに連れて、主に夕張辺りに毒されてもいる。
 ガチレズであり、オープンな変態。主に夕張のせい。
 曰くナメクジの交尾のような濃厚なレズセックスがしたいらしい。恐ろしいのは、相手は問わないこと。
 日本語は達者だが、やはり毒されている。主に夕張に。
 父親と兄と弟がベルリンの実家に居る。母親はあんまりに女と浮気するので離婚したらしい。
 しかし血は色濃く受け継がれており、近所の女性やクラスの友達と肉体関係になることも多々あった。
 それで離婚の原因を作りだしたことがあったが、その頃には連邦海軍に逃げ込んでいた。
 夕張と親しい他、案外摩耶と仲が良い。利根とはあまり気が合わないらしい。ビスマルク大好き。
 宿舎では一人部屋。

【利根】利根型重巡洋艦1番艦
 のじゃロリ。
 見た目には幼いが、高校卒業済み。
 趣味は将棋でいつも衣笠や翔鶴を相手に対局している。とても強い。
 就職した矢先に職場が空襲で焼けてしまい、仕方なく海軍へ入隊。
 最初の方は敵艦に恨みつらみをぶつけていたが、やがてそれがつらくなっていき、一時戦えない時期もあった。
 現在はある程度割り切っているが、沈めた敵の数などから目を背けようとするのは変わらない。
 また、戦闘時に出てくる戦争を楽しんでいる自分に自分が塗り変えられていくことを恐れてもいる。
 塗り変えられてしまう前に死のうとも考えており、死に場所を求めている。
 入隊から一年と3カ月程度。パラオに来たのは約一年前。
 衣笠と親しい。
 宿舎では衣笠と相部屋。

【夕張】夕張型軽巡洋艦1番艦
 アニメ好きでオタク趣味。
 工廠で色んなものを作っては人を困らせる。
 プリンツオイゲンに色々日本文化を教えているが、それの方向性も割と間違っている。
 なんでもかんでも技術者の視点から見てしまい、好奇心も非常に旺盛。
 そこに人道的な面は薄く、ある意味戦争を一番楽しんでいる。
 艦娘になったのは一年と半年程前。パラオには基地設置当初から居る。
 摩耶、衣笠、プリンツなどと仲が良い。阿武隈には避けられているが、本人は気にしていない。
 宿舎では阿武隈と相部屋。

【阿武隈】長良型軽巡洋艦6番艦
 気質として明るいが少々悲観的。
 また普段は結構怖がりでかつ寂しがり屋。
 世話好きで、姉力が存外に高いが、元々は一人っ子。
 実は少々夕張を恐れている部分がある。
 過疎地域になりつつある田舎の農家の出身。周辺の歳の近い子供は皆年下で、兄弟や姉妹のように振る舞った。
 艦種や練度に関係なく、皆と仲が良いが、夕張だけは苦手。
 駆逐艦相手には良い姉貴分であり、巡洋艦や戦艦空母に対しては弄られ役に徹している。
 宿舎では夕張と相部屋。

よく浴場コンマから消える利根氏は風呂に入っていないのか時間が合わないだけなのか

>>6
利根は入浴時間が短く、しかも入る時間帯もかなり幅がある
早い時には夕食前に入るし、遅い時には消灯直前に入る
きちんと毎日入ってます
パラオ暑いんで

≪投下用意よーし≫

【48日目:土曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「昼、ヒトヒトマルマルに出撃だ」

ビスマルク「お昼は食べられないのね」

女「あぁ。だから朝しっかり食っとけよ」


本日の哨戒班
なし

本日の秘書艦
電、陽炎、五月雨、巻雲、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「出撃する連中のくじはしっかり抜いておいたからな」ゴソゴソ
女「こいつだ」

『秋月』

秋月「……」

女「……」
女「すまん……」ゴソゴソ

女「今度こそ……」
女「五月雨だな」

五月雨「よ、よろしくお願いします……」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

五月雨「どうぞ、提督。お茶です」コトン

女「おう、ご苦労」
女「零さずに淹れられたな」ズズ

五月雨「はいっ」

女「……ただ、今度からはもう少し茶葉の量減らそうな……」

五月雨「はえっ!? ご、ごめんなさい!」

コンコンコン

女「誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓2

春雨

>>18春雨

用件
(コンマ01以下で五月雨と交流)
↓2

「春雨です!」

女「おう」

春雨「司令官!」ガチャ
春雨「失礼します!」タタタタ

女「うん?」

春雨「んっ」ダキッ

女「お、おう……」ギュッ

春雨「んっ……」スリスリ

女「どうしたんだ?」ナデナデ

春雨「作戦前の、司令官分の補給です……」ギュウッ

女「……そうか」ナデナデ

五月雨(誰かここに壁を用意してくれませんかね)

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……静かなもんだな」

五月雨「そうですね」

女「無事に帰ってくると良いんだがな」


隣に座った艦娘
電、陽炎、巻雲、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

電「司令官さん、お隣いいですか?」

女「別にあたしの隣じゃなくてもいっぱい空いてるぜ」

電「……司令官さんは意地悪なのです」ストン

女「今更気付いたのか」


電の話題
1.女提督の事
2.電自身の事
3.他の艦娘の事(艦娘指定)
4.その他
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

電「司令官さんは普段お部屋で何をされているのですか?」

女「消灯前の話か?」

電「はいです」

女「んー、まぁ、色々だな……」
女「哨戒班考えてから、本読んだり、酒飲んだり……」

電「哨戒班って寝る直前に決めてたのですね……」

女「まぁな」
女「最初の頃は夕張なんかは文句言ってたよ」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「夕方頃には作戦海域につくらしいなぁ……」

五月雨「心配ですか?」

女「別に」
女「そんなことより茶を淹れろ」

五月雨「はいっ」

コンコンコン

女「誰だー?」


入ってきた艦娘
陽炎、巻雲、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁を反転させた数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

翔鶴

>>37翔鶴

もう一人
陽炎、巻雲、赤城の中から
↓1~3でコンマ2桁を反転させた数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

陽炎

>>37翔鶴
>>40陽炎

用件
(コンマ07以下で五月雨と交流)
↓1~3でコンマ2桁の差が最も高いレス、同値の場合は再安価

「赤城です。翔鶴も居ます」

女「入りな」

赤城「失礼します」ガチャ
赤城「>>1にお任せ!」ビシッ

翔鶴「!?」ビクッ

女「お、おう、いきなりどうした」

赤城「なんとなくです」
赤城「課業終了を報告しに来ました。少なかったですね?」

女「あー、悪い。更新してなかったな」
女「ま、いいか。サボっとけ、サボっとけ」

赤城「ふふふ、では世間話などどうでしょう?」

女「世間話か……」


赤城と翔鶴の話題
↓1と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

赤城「そういえば陽炎って地味に変装が得意なんですよ」

女「ほう? 意外だな」

赤城「この前私の格好をさせて翔鶴に話しかけさせたんです」

翔鶴「完全に騙されました」

女「どんなことしたんだ?」

赤城「ちっちゃくなっちゃいました、って言わせたんですよ」

女「ブッ」

翔鶴「だ、だって本気にしちゃうじゃないですか」

赤城「面白いのはその後です」
赤城「なんとか治らないかとお風呂に連れ込もうとしたんですよ」

翔鶴「ちょっ……!」

女「お前、あわよくば楽しもうとしてただろ」

翔鶴「そ、そんなんじゃ……!」

赤城「でも脱衣場で脱がせて気付いたんですよね?」

翔鶴「ううー……!」

赤城「あ、そうそう」
赤城「私の声真似させるとそっくりなんです、あの子」

女「中に人など居ない」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……慣れない静けさだ」

五月雨「嵐でも来るんですか?」

女「作戦終わったらな」


隣に座った艦娘
陽炎、巻雲の中から
↓2

ごめん
素で間違えてた

巻雲「司令官様、お隣いいですか?」

女「おう」

巻雲「では失礼しますですー」ストン

巻雲の話題
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

巻雲「陽炎ちゃんが黄昏てます」

女「あぁ……まぁ、あれは、な……」
女「いや、あたしは悪くないんだぜ?」

巻雲「分かってますよー」

女「……まぁ、その内立ち直るだろ……」

2100:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「さて、と……」
女「安価のシステムにも少々問題があんだよな……」

カラカラカラ

女「おっ」


入ってきた艦娘
陽炎の中から


陽炎「いや、安価とる意味ないから!」

陽炎「まったく……」

女「災難だったな」

陽炎「まぁね」

女「背中流してやろうか」

陽炎「お願い」


陽炎の行動
↓1~3でコンマ数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「お前、赤城の物真似上手いらしいな」

陽炎「そうかしら」

女「ちょっとやってみろよ」

陽炎「じゃあ……」


陽炎による赤城の物真似(言う内容または行動)
↓3まで

陽炎「こほん……」
陽炎「慢心は駄目」

女「お、似てる」

陽炎「そ、そう?」
陽炎「えーと……ご飯はまだですか?」

女「ブッ……赤城まんまじゃねぇか」ケラケラ

陽炎「ふふっ」
陽炎「上々ね」

女「凄ぇなぁ、お前。赤城じゃん」

陽炎「さーんきゅっ」

女「あ、陽炎に戻った」

陽炎「最初から陽炎よっ」

2230:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「誰にでも意外な特技があるもんだな」
女「……役に立つがどうかは別として」


【48日目:土曜日】終了

質問受け付けます

初期から中頃までの女提督と陽炎のやり取りを思い出すと、
時間掛かったけどお互いここまで打ち解けるようになったんだなぁ~と少し感慨深い

>>82
だろうね
最初はルーキー呼ばわりで執務の手伝いすら任せてもらえなかったからね

【49日目:日曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「日曜だが今日は休日返上だからな」

赤城「どこかで代休を?」

女「作戦終了直後に取ろうと思ってる」
女「忘れてるかもな」


本日の哨戒班
なし

作戦行動中
金剛、ビスマルク、摩耶、プリンツ、夕張、阿武隈、衣笠、利根、秋月、響、春雨、朝潮

本日の秘書艦
電、陽炎、巻雲、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「今日の秘書艦は……」ゴソゴソ
女「翔鶴」

翔鶴「私、ですか……」

女「まぁ、ぼちぼち慣れてけ」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「翔鶴、そこのファイル取ってくれ」

翔鶴「これですか?」

女「そうそれ」

コンコンコン

翔鶴「誰でしょう……?」


入ってきた艦娘
電、陽炎、五月雨、巻雲、赤城の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

赤城

>>94赤城

用件
↓1と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

「陽炎よっ」

女「……?」
女「入りな」

赤城「陽炎だと思いましたか? 残念、私ですっ!」

女「……違和感あるなと思ったら」
女「お前、昨日からなんかはっちゃけてるな」

赤城「良い機会ですし」
赤城「ところで、陽炎の物真似が上手くいかないのですが」

女「……あぁ、陽炎から真似出来るんなら、逆もまた然り……とでも思ったのか」
女「取り敢えずなんかやってみろよ」


赤城による陽炎の物真似(言う内容または行動)
コンマの数値が高ければ高いほど上手い、00は0扱い
↓3まで

赤城「こほんっ」
赤城「ルーキーって言わないで」

女「思い切り似てねぇ」

赤城「えー……」
赤城「ん? 良いんじゃない? ありがとっ」

女「違う」

赤城「サンキュ」

女「あ、今の結構似てる」

赤城「やけなのに……」

女「そういうのが案外と似てるもんだ」

翔鶴「ひぇっ、あ、あたし? い、いけるけど」ボソッ

女「?」

赤城「あら?」ズイッ

翔鶴「ひっ」ビクッ

赤城「今、阿武隈の真似でしたか?」

翔鶴「なんでも! なんでもないですっ!」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「目標海域についたらしいな」

翔鶴「40分程前に」

女「こっからか……」


隣に座った艦娘
電、陽炎、五月雨、巻雲の中から
↓2

電「司令官さん、お隣良いですか?」

女「おう」

電「では、失礼しますです」ストン


電の話題
↓2と↓3でコンマ2桁の差が高い方、同値の場合は↓1

女「お前さ、戦争終わったらどうすんだ?」
女「退役するって言ってたけど」

電「退役して、お母さんと暮らすのです」

女「帰りを待つ家族が居るのか」

電「……待ってるかどうかは分かりません」
電「もしかしたら、電達の事を忘れてしまっているかもしれないです」

女「ああ?」

電「電のお母さんは、心の病気になってしまったのです」
電「戦争が始まってすぐの頃の攻撃で、お父さんが死んでしまって……」

女「……あぁ、東京奇襲か」
女「あの時の犠牲者数は400人弱だったと記憶してるが」

電「……テレビは、1,200人くらいが被害を受けたと言っていたのです」

女「被害者ってのは死んだ奴のことばっかりじゃねぇさ」
女「少なくともお前の親父は400人の方に入ってて、お前と家族は1,200人の方に入ってた、ってだけだ」

電「……」

女「……あー……やめやめ」
女「飯は楽しく食おうや」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「お前ほんと赤城の事大好きだよなぁ」

翔鶴「なっ……そ、そんなんじゃないですってば」

女「焦り方がまた、ね」
女「まぁ別に良いけどさぁ」

コンコンコン

女「ん? 誰だ?」


入ってきた艦娘
陽炎、五月雨、巻雲の中から
ただし、コンマ30以下で緊急電
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

巻雲

>>122巻雲

用件
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

「巻雲ですっ」

女「入りな」

巻雲「失礼しますー」ガチャ
巻雲「司令官様、報告書を持って参りましたっ」ビシッ

女「おう、そこ置いとけ」

巻雲「はいっ」

女「序でだ。茶にしよう」
女「巻雲もどうだ」

巻雲「いいんですか? じゃあいただきますー」

翔鶴「すぐ淹れますね」

女「さて……お前、里はどこだ?」

巻雲「……」
巻雲「小笠原ですー」

女「小笠原……?」
女「全島避難区域だろ。帰るあてはあんのか?」

巻雲「……」
巻雲「……そのあてを作るために戦っているんじゃないですかー」

女「あぁ……まぁ、その通りだな」
女「……お前、戦争は楽しいか?」

巻雲「楽しいものなんですか?」キョトン

女「……そうか」
女(戦争をしている、という自覚がないのか……ただ誤魔化しただけなのか……)

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「さて……」

翔鶴「今日は発見できませんでしたね」

女「バカ言え、一分一秒と油断出来ん」


隣に座った艦娘
陽炎、五月雨の中から
↓2

五月雨「提督、お隣座って良いですか?」

女「勝手にしな」

五月雨「失礼します」ストン


五月雨の話題
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

五月雨「そういえば、提督はブルネイの司令官とはお話をされましたか?」

女「最近変わったらしいな」
女「電話で何回か話したよ。性格も何も掴めたもんじゃなかったが」

五月雨「そうですか」
五月雨「……ええっと、その。言いにくいんですけど」

女「なんだ」

五月雨「……戦果に、やたらと拘る人らしいんです」
五月雨「今のところそれほど無茶はしてないみたいですけど……」

女「……いや、謎が解けたぜ」
女「今回がその無茶だ」

女「パラワン水道を見張りながら、態々ジャワ海を回って予備戦力までこっちに回した理由が気になってた」
女「タウイタウイ辺りに頼めば良い物を、なんで態々ブルネイが、って疑問だ」

五月雨「……何も、なければいいんですけど」

女「……言っちゃ悪いが、対岸の火事だ。あたしにはどうしようもねぇ」

2120:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「そういや深海棲艦の面倒は巻雲一人で見てんのかね……」

カラカラカラ

女「ん?」


入ってきた艦娘
陽炎、巻雲、赤城、翔鶴の中から
↓2

翔鶴

>>140翔鶴

もう一人
陽炎、巻雲、赤城の中から
↓1と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

翔鶴「あら、提督」

女「おう、翔鶴」
女「陽炎も一緒か」

陽炎「ん、まーね」

女「翔鶴の背中流してやりな。良いだろ?」

翔鶴「あら……では、お願いします」

陽炎「上々ね」ニヤニヤ

翔鶴「もうっ」


陽炎の行動
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

陽炎「司令は何か物真似とか出来ないの?」

女「ああ?」

翔鶴「……そういえば、時々聞く明るい声はポ●モンのキャラクターにそっくりですね」

陽炎「……言われてみれば、ヒ●リに似てる」

女「……あたしが知らねぇんだけど」

陽炎「あと、ティ●カー●ルのロゼ●タ」

女「誰か! 誰か教えてくれ!」

翔鶴「因みに>>1も詳しくは知りません」

陽炎「あ、そういえばクラ●・クランも似てる」

女「なんでお前はそんなに詳しいんだよ!」

2250:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「寝てる間に緊急電なんぞねぇといいが」
女「……いかん、いかん、考えてたら現実になる」


【49日目:日曜日】終了

一旦切る

質問等々どうぞ

どうして提督の風呂の時間は必ず誰かと被るの?

>>153
そこを突っ込むかー

理由などない
気にしないことだ

【50日目:月曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「んー……」コキコキ

赤城「お疲れのようですが」

女「あぁ、昨夜ちょっとな……」
女「……寝てる間に戦闘が始まったりしたら本気で洒落にならん、と思ってな」


本日の哨戒班
なし

作戦行動中
金剛、ビスマルク、摩耶、プリンツ、夕張、阿武隈、衣笠、利根、秋月、響、春雨、朝潮

本日の秘書艦
電、陽炎、五月雨、巻雲、赤城の中から
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「今日の秘書艦は、と……」ゴソゴソ
女「おっ、赤城」

赤城「了解です」

女「頼むからな」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「お前なんでも出来るなぁ」

赤城「そうですか?」コトン

女「今だって何も言ってねぇのに茶持ってきたし」

赤城「私も休憩したかったので」

女「そういうことかい」

コンコンコン

赤城「あら……お茶の気配に誘われたのかしら」

女「そんな、お前じゃあるまいし」


入ってきた艦娘
電、陽炎、五月雨、巻雲、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

五月雨

>>164五月雨

用件
(コンマ27以下で赤城と交流、コンマ78以上で緊急電)
↓2

「五月雨です!」

女「おう、入りな」

五月雨「失礼します!」ガチャ
五月雨「作戦中の艦隊より緊急入電!」

五月雨「パラワン水道にてブルネイ艦隊が敵巡洋艦隊と交戦中!」
五月雨「タグランダン島沖でもブルネイ艦隊が敵艦隊と交戦を開始しました」

女「うちの連中は今どこに居る?」

五月雨「カラケロン島沖で錨泊中です。水偵を使って監視しています」
五月雨「ブルネイ艦隊から要請が出ないため、こちらに指示を仰いでいます」

女「そうか……要請が出るまでこっちからは手を出すな」

五月雨「了解、そう伝えますね!」

女「あぁ」

五月雨「失礼します!」

バタン

赤城「……始まりましたね」

女「……あぁ」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

「お伝えします」

女「聞こうか」

「タグランダン島沖にて敵駆逐艦隊と交戦中だったブルネイ艦隊は、敵駆逐艦2隻を撃沈し、撃退しました」
「ブルネイ艦隊に被害はなし、一度補給の為に隊を二つに分けるようです」

女「ん、了解」

「お伝えしました。それでは」

女「おう、ご苦労」
女「……ただの偵察、か……」


隣に座った艦娘
電、陽炎、巻雲、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の差が最も高いレス、同値の場合は再安価

翔鶴「提督……? お隣、失礼しても?」

女「あぁ」

翔鶴「では……」ストン


翔鶴の話題
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

翔鶴「敵艦隊と、交戦したそうですね」

女「ブルネイの連中がな」
女「パラワン水道の方はまだ戦っているかもしれん」

翔鶴「……」

女「残念か? 自分が出られなくて」

翔鶴「い、いえ、そんなことは……」

女「別に良いさ。あたしも何度も思ったことだ」

翔鶴「提督が?」

女「知ってんだろ。元々ヘリパイだ」
女「味方が海に漂ってる時に、助けにいけねぇってのは相当つらいもんだ」

翔鶴「……」

女「当然、自分が何か出来ると分かってて出動命令が出ない時もな」

2110:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「んん……」ノビ

カラカラカラ

女「……ん?」


入ってきた艦娘
電、陽炎、巻雲、赤城の中から
↓1~3でコンマ2桁の積が最も高いレス、同値の場合は再安価

飛ばしたんだよ
こっから長いから

電「はわっ、司令官さん」

女「どうした、そんなに驚くことじゃねぇだろ」

電「お風呂で会うのは、珍しいのです」

女「そうかね……」


電の話題
↓2

電「この前、春雨ちゃんと一緒にアイスを食べたのです」

女「二人でか」

電「最初は秋月ちゃんと朝潮ちゃんも一緒でした」
電「途中で秋月ちゃんと朝潮ちゃんは訓練に戻って、電と春雨ちゃん二人になったのです」

電「そこからは二時間くらい……ずっと……」
電「司令官さんの話が……続いたのです……」

女「……」

電「聞いててこっちが恥ずかしくなるくらい、色んなお話をしてくれました……」
電「アイスがなくなってからも、ずっと……」

女「……今度、注意しておこう……」

2210:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「さて、と……」

コンコンコン

「司令! 司令! よろしいですか!」

女「なんだよ」ガチャ

「作戦中の艦隊より緊急入電! 接敵です!」

女「……来たか」
女「敵の規模は?」

「敵勢力、不明! 潜水艦多数、少なくとも4!」
「南側のブルネイ艦隊の補給のために航行中だった補給艦がやられました!」

「現在パラオ艦隊は水雷戦隊が夜偵とソナーで敵潜を捜索中!」
「また、ブルネイ艦隊との連絡がとれないとのことです!」

女「……大混乱だな」

――セレベス海、サンギル島沖

利根「……見えん」

春雨≪ソナー、感なし……見つかりません≫

利根「秋月、ブルネイの奴らと連絡はとれたか?」

秋月≪駄目です、未だ不通のままです≫

衣笠≪ブルネイ艦隊は当てにならないね……≫
衣笠≪どうする? 誰か補給艦の乗組員を救助しないと……≫

利根「護衛艦から連絡があった。“うみぎり”が向かうようだ」

衣笠≪じゃあ、その間私達が攻撃を受け付けないとね≫

利根「うむ」

春雨≪……!≫
春雨≪見つけました! 敵潜……いや、魚雷推進音!≫

利根「雷跡見えるか!?」

春雨≪目標は……朝潮ちゃんです!≫

朝潮≪既に回避に入っています!≫


朝潮の回避
コンマ15以下で大破、16以上で回避、ぞろ目で不発
直下

春雨のソナー
コンマ40以下で敵潜捕捉
↓2

朝潮≪っ……回避成功! 敵潜は!?≫

春雨≪敵潜捕捉! 爆雷戦、よーいっ!≫カーン カーン カーン カーン

秋月≪敵潜の数は?≫

春雨≪4、ないし5!≫

利根「対潜戦闘! 衣笠は水上警戒も怠らんでくれ!」

衣笠≪了解!≫

響≪仕事の時間だ≫カーン カーン カーン カーン


響の爆雷
コンマ20以下で撃沈、40以下で損壊、00は100扱い
直下

春雨の爆雷
コンマ20以下で撃沈、40以下で損壊、00は100扱い
↓2

ミス増えたなぁ

算数っていうか以上と以下を間違えてんのよね
疲れてるのかもしれない

春雨≪圧壊音……!≫

響≪重油が浮いてる。私のは撃沈かな≫

春雨≪……!≫
春雨≪浮上音! 敵潜浮上します!≫

朝潮≪敵潜を撃沈!≫

≪……~♪……≫

春雨≪……響ちゃん!≫
春雨≪敵潜数2! 1隻が現在浮上中! 響ちゃんの正面!≫

響≪真正面か。面白いな≫

利根「……響? 何をする気だ?」

響≪浮上中の潜水艦に、最も有効な攻撃だ≫

響≪アゴンッ!≫ドーン ドーン

バシャーン バシャーン

春雨≪命中なし! 敵潜、そろそろ海面に……≫

響≪っ!≫ゴゴンッ

春雨≪衝突! 衝突しました!≫
春雨≪敵潜、浸水の模様……!≫

響≪こんなものだ≫

利根「なんたる無茶を……!」

≪……♪……~♪……≫

響≪体当たりは立派な対潜攻撃だよ≫
響≪……浸水も大したことない。これなら航行に支障ないな≫

利根「主ゃ、後で叱責してやるからな、覚悟しとれよ!」

春雨≪……敵潜、沈降中。浮上出来ないようです≫

秋月≪永遠の潜航ですね……≫

朝潮≪もう1隻は?≫

春雨≪……ピンガー!≫
春雨≪魚雷注水音……発射しました! 雷跡が見えますか!?≫

利根「……衣笠! 主じゃ!」

衣笠「油断できないね、っと!」


衣笠さんの回避
コンマ10以下で大破、30以下で命中(不発)、31以上で回避成功、00は100扱い
直下

朝潮の爆雷
コンマ20以下で撃沈、40以下で損壊、00は100扱い
↓2

衣笠≪んっ……っと≫
衣笠≪ひゅーっ! 回避成功よ! 今の見た!?≫

利根「やかましい!」

衣笠≪ごめーん≫

朝潮≪……春雨、敵潜の様子は……≫

春雨≪待って……推進音、破孔音は聞こえない≫
春雨≪アクティヴソナー……感あり! 敵潜、未だ健在です!≫

朝潮≪外したのね……!≫

春雨≪注水音! 魚雷きます!≫

響≪撃たせないよ≫ガンッ ガンッ


敵潜の魚雷
コンマ10以下で利根、11~20で衣笠、21以上で命中せず、00は100扱い
直下

響の爆雷
コンマ20以下で撃沈、40以下で損壊、00は100扱い
↓2

響≪……確認中……≫

利根「魚雷は?」

春雨≪……注水音がまた聞こえます!≫

響≪仕損じたようだ≫

朝潮≪発射に失敗したのでしょうか≫

≪……♪……≫

春雨≪敵潜魚雷発射! 目標は……≫

衣笠≪また私だぁーっ!≫


衣笠の回避
コンマ15以下で大破、16以上で回避成功、ぞろ目で不発、00は100扱い
直下

春雨の爆雷
コンマ25以下で撃沈、50以下で損壊、00は100扱い
↓2

衣笠≪よっ、と!≫
衣笠≪残念でしたっ!≫

春雨≪……敵潜沈降中! 浮上出来ない模様!≫
春雨≪撃沈です!≫

利根「……ふぅっ」

≪……~♪≫

利根「……」

≪……~♪……♪……≫

衣笠≪……?≫

≪……~♪……~♪……≫

響≪……歌?≫

春雨≪……ソナーでも聞こえます。まだ潜水艦が……?≫

利根「……誰か、何の曲か分かるか」

秋月≪……すいません≫

衣笠≪私も分かんない。クラシックなのは確かなんだけど≫

利根「……そうか」

春雨≪……脅威になりそうですか?≫

利根「いや、分からん」
利根「ただ、“うみぎり”が漂流者の救助を切り上げるらしい」

衣笠≪切り上げる?≫

利根「“うみぎり”は直前に別の民間船の救助を行った後だそうだ」
利根「これ以上は航行に支障が出るため、救難艇に乗っている者を残して、一時的にダバオに戻るらしい」

衣笠≪そういうことね……≫

利根「吾輩らも引き上げるぞ。もうすぐ日付が変わる」


【50日目:月曜日】終了

ちょっと休憩

【51日目:火曜日】
0610:執務時間外
――パラオ泊地、司令部施設 司令塔

女「……鼻歌?」

「はい。無線とソナーで頻りに聞こえてきていたようです」

女「無線はまだ分かる」
女「ソナーだ? 海中で鼻歌なんぞ歌う奴が居るもんか」

「ですよね……?」

女「近くに護衛艦が居たな?」

「“うみぎり”ですね」

女「確認とっとけ」
女「今日はもっと忙しくなるぞ」

0820:執務中
――セレベス海、フィリピン グラン沖

ビスマルク「……通報! 航空隊哨戒機より通報!」
ビスマルク「バラット島より西に19マイル、敵巡洋艦多数!」

金剛≪明確な数は分かりませんカー?≫

ビスマルク「今確認中よ!」
ビスマルク「……確認! 重巡2、軽巡4! 航空攻撃によって軽巡1が落伍、全艦停船中!」

摩耶≪今なら叩ける、ってことか……≫

金剛≪OK……腕が鳴るネー≫

ビスマルク「ここは通れない、ってことを教育してやるわ」

――セレベス海、バラット島沖

ビスマルク「レーダーに反応……敵艦を発見したわ」

金剛≪重巡2、軽巡4……1隻が遅れていますネ≫
金剛≪イエス、通報通りデース!≫

ビスマルク「うん、グート……」
ビスマルク「対艦戦闘用意!」ビー ビー

摩耶≪よっしゃ! 丁字戦だ!≫

≪……~♪……≫

ビスマルク「……ん?」

夕張≪おっと……! 敵艦隊、発砲を開始≫

阿武隈≪照準滅茶苦茶じゃん≫

ビスマルク「当てられるもんなら……」
ビスマルク「当ててみなさい!」ズドーン

金剛≪Fire!≫ズドーン


ビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
直下

金剛の砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
↓2

ビスマルク「Effekt beobachtet!」
ビスマルク「Wow! 敵重巡撃沈1、敵軽巡撃沈2! 私の戦果よ!」

金剛≪Um……持っていかれマシタ≫
金剛≪第二射デース!≫

ビスマルク「次も私の戦果よ!」

摩耶≪あたしも射程内だぜっ≫

プリンツ≪私も、私もー!≫

ビスマルク「Alle Stuckpforte, Feuer!」ズドーン ドーン ドーン

金剛≪全砲門、Fire!≫ズドーン ドーン ドーン

摩耶≪喰らえーぃっ!≫ズドーン ズドーン ズドーン

プリンツ≪Feuer! Feuer!≫ズドーン ズドーン


ビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
直下

金剛の砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
↓2

摩耶の砲撃
コンマ70以上で直撃多数、50以上で至近多数直撃あり、30以上で至近多数、00は100扱い
↓3

プリンツの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、50以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、00は100扱い
↓4

金剛≪観測中……んん?≫

ビスマルク「あら……また私の戦果ね」
ビスマルク「調子が悪いのかしら、ライミー?」

金剛≪Shut up!≫

摩耶≪あたしもなんか微妙だなぁ。当たってねぇ≫

プリンツ≪当たった、当たったー!≫
プリンツ≪ビスマルク姉様! 当たりました! ご褒美ください!≫

ビスマルク「はいはい、良く出来ました」
ビスマルク「これで敵は全部撃沈ね」

≪……~♪……≫

ビスマルク「……?」
ビスマルク「誰? さっきから無線で歌ってるの」

摩耶≪……あ、ほんとだ≫

プリンツ≪んー?≫

≪……~♪……♪≫

ビスマルク「……これは……」
ビスマルク「……モーツァルトの……」

プリンツ≪交響曲第41番、ハ長調……?≫

金剛≪……"Jupiter"……≫

ビスマルク「第2楽章かしら……」

≪……~♪……♪……♪≫

ビスマルク「……間違いないわ。交響曲第41番ハ長調、第2楽章」

利根≪分かるのか?≫

ビスマルク「有名な曲じゃない。知らないの?」

金剛≪日本人はクラシックとあまり馴染みがありませんからネー≫

衣笠≪……妙に、雑音がないね≫

利根≪春雨よ、聴音機でも聞こえるか?≫

春雨≪……はい。聞こえます。海中でも聞こえるようです≫

利根≪妙だな……≫

ビスマルク「……潜水艦の可能性が?」

利根≪さっぱり分からん≫

阿武隈≪気味が悪い……≫

ビスマルク「夕張、アクティヴソナーを」

夕張≪もう打ってますよ。感なしです≫

ビスマルク「困ったわね……」

≪……ちら、ブルネイ軽空……! パラオ…隊、応……む!≫

ビスマルク「あら?」

ビスマルク「こちらはパラオ艦隊です。どうしましたか?」

≪良かっ……繋がった! ブルネイ軽空母隊です!≫
≪敵の激しい空襲を受けています! 私達より北西から飛んできているので、そちらに……きゃあっ!≫

ビスマルク「……大丈夫?」

≪大丈夫……大丈夫、です……!≫
≪既に私達は制空権を喪失しています……敵の空母を、なんとかしてください……!≫

ビスマルク「分かったわ」
ビスマルク「……あ、そうそう。貴女、名前は?」

≪祥鳳です! ブルネイ軽空母隊の旗艦です!≫

ビスマルク「そう、祥鳳。私はビスマルク。パラオ艦隊の旗艦よ」
ビスマルク「これより敵空母の捜索及び撃破に移ります。そちらの幸運を祈るわ」

≪はいっ! ご武運を!≫

ビスマルク「さて……無線の鼻歌は放置よ。作戦が更新されたわ」
ビスマルク「これより南進し、敵空母を発見して叩く」

ビスマルク≪連絡が終わったわ≫
ビスマルク≪提督からは「存分にやれ」ですって≫

金剛≪……あっ≫

ビスマルク≪どうしたの?≫

金剛≪水偵が撃墜されマシタ≫
金剛≪敵防空圏内に入ったようデス≫

摩耶≪……っと、まずい。お客さんだ≫
摩耶≪方位160より航空機多数。少なくとも16は居るな≫

秋月≪対空戦闘用意!≫カーン カーン カーン カーン

パッパラッパパッパラッパパーラッパラー→
パッパラッパパッパラッパパーラッパラー↑

摩耶≪ハリネズミのあだ名は伊達じゃねぇってのを見せてやるぜっ≫カーン カーン カーン カーン

利根「ふむ……」カーン カーン カーン カーン

プリンツ≪よーし、いっくよー!≫ビー ビー

≪~♪……~♪……≫

利根(はっきり聞こえるようになってきた……?)

ビスマルク≪Feuer!≫ズドーン

金剛≪Fire!≫ズドーン

摩耶≪落ちろーっ!≫ズドドドドド

秋月≪撃ち方、始めっ!≫バンッ バンッ バンッ

利根「……むっ! 敵艦発見!」ズドーン

摩耶≪案外近かったな≫ドドドドドド

利根「敵空母1、重巡2、駆逐艦2!」ドーン ドーン

春雨≪魚雷、発射!≫バスンッ

響≪ウラー!≫バスンッ


春雨の魚雷
コンマ50以下で命中、00は100扱い
直下

響の魚雷
コンマ65以下で命中、00は100扱い
↓2

春雨≪魚雷命中!≫

響≪流石はロングランス。私のも命中だ≫

利根「でかした! 敵空母が傾斜しておるぞ!」

摩耶≪よーしっ! 敵機の攻撃も少し落ち着いてきたぜっ≫

金剛≪……What!?≫

グゥゥゥン ドバァン

金剛≪What a fuck!?≫

ビスマルク≪た、体当たり……!? そんなのまるで……!≫
ビスマルク≪うっ!? まだ来るわ!≫

金剛≪またワタシですカー!?≫


金剛の回避
コンマ偶数及びぞろ目で回避成功、奇数で火災発生
直下

ドバァン

金剛≪Ah, Jesus!≫
金剛≪火災発生! 戦闘参加は不可能デース!≫

ビスマルク≪見れば分かるわよ!≫
ビスマルク≪対艦戦闘! 敵の残存艦を掃除するわよ!≫

摩耶≪でぇぇいっ!≫ズドーン

プリンツ≪Feuer!≫ズドーン

ビスマルク≪おっと、Feuer!≫ズドーン ズドーン


ビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
直下

摩耶の砲撃
コンマ70以上で直撃多数、50以上で至近多数直撃あり、30以上で至近多数、00は100扱い
↓2

プリンツの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、50以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、00は100扱い
↓3

ビスマルク≪あー……外れてるわ≫

摩耶≪あたしも?≫

ビスマルク≪貴女も≫

プリンツ≪……あ、私のだ≫
プリンツ≪敵艦撃沈です! 残るは重巡1、駆逐艦2です!≫

グゥゥン

プリンツ≪わぁっ!?≫

ドバァン

プリンツ≪危ない……!≫

ビスマルク≪ライミー、消火は終わったかしら?≫

金剛≪もう少しデース……!≫

秋月≪っ……く……!≫バンッ バンッ バンッ
秋月≪……しまった! 砲身加熱! 冷却の為少しの間高角砲が撃てません!≫

摩耶≪やべぇ、防空火力が!≫ドドドド

ビスマルク≪攻撃を続けて!≫ズドーン

朝潮≪魚雷発射!≫バスンッ


ビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で全艦撃沈
直下

朝潮の雷撃
コンマ60以下で命中、00は100扱い
↓2

ビスマルク≪くっ……当たってない!≫

朝潮≪魚雷、外れたようです……≫

≪……♪……~♪……≫

金剛≪消火が終わりマシタ……Uh?≫
金剛≪Oh, shit! 敵の砲撃デース!≫

バシャーン バシャーン

響≪……私を狙っていたようだね≫
響≪北国式のやり方を見せてあげよう≫

利根「……おい、響! どこまで近づく気だ!」

響≪大丈夫さ≫

バシャーン バシャーン

響≪まだ重巡が元気だね……これを狙おう≫

≪……~♪……あら?≫


響の砲撃
コンマ奇数で敵艦撃沈、偶数で敵艦大破、ぞろ目で敵艦火災発生
直下

響の被害
コンマ20以下で大破、60以下で中破、80以下で小破、ぞろ目で航行不能
↓2

響≪アゴンッ!≫ドーン ドーン

利根「待て、重巡にその距離で挑むのは自殺じゃ! 死ぬぞ!」

響≪っ……! やるな≫ドーン ドーン

ビスマルク≪殆どゼロ距離じゃないの! これじゃ撃てない!≫

春雨≪響ちゃんも被弾してます!≫

金剛≪プリンツ! 周りの駆逐艦を排除しなサーイ!≫

プリンツ≪ヤヴォール!≫ズドーン ズドーン

摩耶≪チッ……あたしもやる≫ズドーン ズドーン

≪……ふぅん……≫

響≪……大破、重巡大破だ≫ドーン ドーン

利根「やめろ! これ以上は沈んでしまう!」

響≪……≫ブツッ

朝潮≪……? 響?≫

春雨≪ひ、響ちゃんとの通信、途絶……!≫

摩耶≪よく見ろ、まだ撃ち合ってる! あいつ、無線切りやがったな!≫

ドバァン

衣笠≪あ……≫

阿武隈≪……敵重巡爆発、傾斜中……≫
阿武隈≪砲撃も止んだ……撃沈、です≫

春雨≪えっと……敵駆逐艦も、全滅のようです≫
春雨≪片方は沈没、もう片方も炎上中ですね、はい……≫

≪……やーるじゃん≫

利根「響っ!」

響≪……なんだい、五月蠅いな≫

利根「無事か!? 生きとるな!? 被害の程度を知らせい! 航行に支障はないか!? どこが傷んでおる!?」

響≪大破ってとこかな……魚雷は投棄だね。危険だ≫
響≪左舷に浸水があるな……右舷に注水、これでバランスがとれる≫

響≪前部砲塔使用不能……副砲は撃てそうだ。ん……喫水が下がったな≫

秋月≪……響ちゃん……≫

響≪機関は……異状なし≫
響≪……いや、煙突が歪んでて少し怖いな。第3戦速が限界かな……≫

摩耶≪……響。おい≫

響≪なんだい?≫

摩耶≪お前……どういうつもりだよ≫

響≪どういうつもり、とは?≫

摩耶≪さっきのだよ。駆逐艦の癖に、重巡に一人で挑んだ≫

響≪摩耶さんが欲しかったかい? 悪いけど、もう私の戦果だ≫

摩耶≪っ……!≫
摩耶≪っざけんなよ、てめぇ!≫

響≪?≫

摩耶≪分かって言ってんだろ!? 分かっててあたしを挑発してんだな、てめぇ!?≫
摩耶≪さっきの敵機の真似事か!? お前のそれは勇気でもなんでもねぇ、ただの無謀だ! 分かってんだろ!?≫

響≪あぁ、確かに無謀だ≫
響≪けど、どうだろう? 駆逐艦と重巡洋艦を天秤に掛けたとき、価値が高いのはどちらだ?≫

摩耶≪てめぇっ……!≫

ビスマルク≪やめなさい。続きは帰ってからよ≫

摩耶≪っ……!≫
摩耶≪……了解≫

利根「……響は戦闘続行は不可能だ。退避させる必要があるぞ」

響≪体当たりくらいなら出来るさ。私一人に手間をかけないでくれ≫

摩耶≪それ以上喋んな、殺しちまいそうだ≫

ビスマルク≪そうね……誰か護衛に付けるのがベスト、よね≫
ビスマルク≪うーん……≫


響の護衛
夕張、阿武隈、秋月、春雨、朝潮の中から
↓最初に2票

ビスマルク≪……じゃあ、春雨、頼むわ≫

春雨≪私ですか……≫
春雨≪えぇと、アクティヴソナーは……≫

利根「阿武隈をくれ。衣笠を代わりに立てる」

ビスマルク≪はいはい≫

利根「頼んだぞ、春雨」

春雨≪了解です≫

響≪……≫

摩耶≪春雨、こいつが従わねぇ時は撃っちまえ≫

春雨≪そ、そんなこと出来ません!≫

摩耶≪おい、響≫

響≪なんだい? まだ何か?≫

摩耶≪陸に上がったら張り倒してやるからな、覚悟しろよ≫

利根「……ふむ、吾輩からも一言ある」

響≪……手厳しいな≫

摩耶≪それだけのことやらかしたんだよ、お前は≫

1200:
――セレベス海、サンギル島沖

春雨≪春雨です。ダバオに到着しました≫

ビスマルク「了解。響は?」

春雨≪航行に問題はありませんでした。武装を直せば戦列復帰可能ですが……≫
春雨≪えっと、今ダバオの駐留部隊で艤装の応急修理が出来ないか確認中です≫

ビスマルク「分かったわ。あまり無理しないでね、お互いに」

≪こちらブルネイ軽空母隊、祥鳳です≫
≪貴艦隊から方位150、サンギル島の東側、浅瀬に居ます≫

ビスマルク「……んん、あれね。見えたわ」
ビスマルク「そちらの被害は?」

≪私と、軽空母瑞鳳は飛行甲板に被弾がありましたが、応急修理中です≫
≪重巡高雄が小破で修理中、軽巡名取が大破のため退避……≫

≪駆逐艦村雨は健在です。あと……≫
≪……駆逐艦五月雨が、戦死しました……≫

ビスマルク「え……あ、そっちのね。吃驚した……」

≪これ以上の作戦続行は難しいですが……≫

ビスマルク「どうしたの?」

≪提督は戦果の拡大をお望みです≫
≪応急修理が済み次第、封鎖に戻ります≫

ビスマルク「……滅茶苦茶ね」

≪慣れてますから……≫

ビスマルク「座礁には注意して、無事を祈るわ」

金剛≪Hey, そろそろランチの時間ネ≫

ビスマルク「戦闘糧食でも齧ってなさい」

ちょっと休憩

質問とかなんでもどうぞ

響が捨て鉢すぎる   過去に絶対何かあったんだろうけど、今の話の中で明かされるのかな?

ヴェールヌイだったら孕ショーな目に遭ってやさぐれた可能性も…

>>257
追々掘り起こしてみてね


再開するよー

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「……何? 響が?」
女「連絡が遅ぇ、今の今まで何遊んでやがったんだ」

「す、すいません、自分もたった今聞いたもので……」

女「そうかい」
女「帰投は不可能だ、作戦終了までダバオで待ってろと伝えろ」

「は、はい!」
「失礼します! ……うん?」ガチャ

女「ん……?」


入ってきた艦娘
電、陽炎、五月雨、巻雲、赤城、翔鶴の中から
↓2

赤城

>>262赤城

用件
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

赤城「失礼しますね」

女「なんだ、お前か。どうした?」

赤城「いえ……響が少し心配でして」

女「……聞き耳でも立ててたのか」

赤城「いいえ? ただ傍受しただけです」

女「尚悪い。また設備更新じゃねぇか」
女「で? 響がどうした」

赤城「あの子は……少し複雑なので」

女「そうじゃねぇ奴がここにいるのかよ?」

赤城「あら……そうでしたね」

女「お前も大概だ」
女「で、あいつは何抱えてやがる」

赤城「親友を」

1530:
――セレベス海、サンギル島沖

ビスマルク「……!」
ビスマルク「ライミー! 水偵は何か見てない?」

金剛≪方位310にて駆逐艦2隻が南下中デース。距離8カイリ≫

ビスマルク「……! 同時攻撃、いや、集結!」
ビスマルク「衣笠の水偵は? 南よ!」

衣笠≪方位315にて駆逐艦2隻南下中……は、さっきの金剛さんのね≫
衣笠≪二号機……二号機? あ、来た来た。方位240にて巡洋艦2隻東進中。速度28ノット≫

ビスマルク「……方位180、誰か水偵出してないの?」

利根≪……通報する。今しがた発見した≫
利根≪方位190、敵艦隊を捕捉。航空攻撃を受けておるが、先頭の戦艦がビクともせんようだ≫

ビスマルク「誤認じゃなかった……!」
ビスマルク「化け物みたいな戦艦が居るわよ!」

≪……ちら、ブルネ……空母隊……!≫
≪増援を! 増援を要請します! このままでは全滅です!≫

ビスマルク「こちらパラオ艦隊、大丈夫?」

≪は……ビスマルクさん! 救援を! 救援を要請します!≫
≪敵主力艦隊です! 戦艦3、空母1、巡洋艦8、駆逐艦16!≫

ビスマルク「本当に主力ね……!」
ビスマルク「大丈夫? 勝負になってる?」

≪歯が立ちません! 戦艦1が炎上落伍、空母を1隻と駆逐艦を3隻撃沈しましたが、敵の足が止まりません!≫
≪特に先頭を行く戦艦は化け物です! 雷撃もまるで通じてない!≫

≪あと、砲撃を受けました! 18カイリも離れているのに、信じられない!≫
≪一発受けた瑞鳳が中破! 敵はまだ砲撃を続けてきます!≫

ビスマルク「すぐに向かうわ」

≪……待て≫

ビスマルク「Um……? 誰よ、あなた?」

≪こちらはブルネイ泊地司令部だ≫
≪救援は必要ない。こちらから増援を送る≫

ビスマルク「……それが間に合うのかしら?」

≪間に合わせるさ。だからそちらの手助けは必要ない≫

ビスマルク「何が居るのか把握しているの?」

≪敵戦艦だ。こちらから戦艦を送る≫

ビスマルク「当然、最大戦速で飛ばしてくるのよね?」

≪……何?≫

ビスマルク「その鈍足戦艦様は全速力であの子達助けに来るんでしょうね、って言ってんのよ!」
ビスマルク「全滅寸前なのよ!? 既に1人は中破してる!」

≪……そちらに口出しする権限はない筈だ≫
≪こちらの戦果を横取りしないでいただきたい≫

ビスマルク「っ……!」
ビスマルク「もういいわよっ! あなたにも私達の指揮権はないんだからね!」

≪待て、それはどういう――≫ブツッ

ビスマルク「艦隊、進路を160へ!」
ビスマルク「ブルネイの子達を助けるわよ!」

摩耶≪……!≫
摩耶≪逆探に感あり! 合流しようとしてた巡洋艦と待ち構えてた駆逐艦に捕捉された!≫

≪クスッ、かかったぁ≫

金剛≪Shit! 挟まれますヨ!≫

ビスマルク「蹴散らすわ! 金剛! 敵の射程内に入る前に砲撃よ!」
ビスマルク「貴女の水偵が頼みの綱だからね!」

金剛≪任せなサーイ!≫

≪……~♪……≫

金剛≪偵察機、stand by!≫

ビスマルク「Feuer!」ズドーン ドーン

金剛≪Fire!≫ズドーン ドーン


ビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
直下

金剛の砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
↓2

金剛≪Hit! Hit, hit!≫
金剛≪Yeah! 重巡1撃沈、駆逐艦2撃沈デース!≫

ビスマルク「殆ど貴女の砲撃のようね……」
ビスマルク「後は軽巡1隻……!」

≪け、軽空母瑞鳳、傾斜中! もう、助からない……!≫

≪こちら村雨! 増援はまだですか!≫

≪すいません、機関が……!≫

ビスマルク「……急がないと!」ズドーン

金剛≪ガッテンショーチ!≫ズドーン


ビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で全弾直撃
直下

金剛の砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、ぞろ目で全弾直撃
↓2

金剛≪Wow! 全部直撃デース!≫
金剛≪ビスマルク? 調子悪いんですカー?≫

ビスマルク「Sei still!」

≪……~♪……♪≫

夕張≪……ソナーに感あり!≫

ビスマルク「今度は潜水艦か……!」
ビスマルク「中々行かせてはもらえないようね」

利根≪敵潜はどこだ?≫

夕張≪敵数1! 3時方向、距離が遠すぎます!≫

利根≪攻撃の兆候はあるか?≫

夕張≪……≫
夕張≪ありません。無音潜航中のようです。恐らく、監視しているだけかと≫

ビスマルク「普段なら見逃す手はないんだけどね……」
ビスマルク「無視よ! 急行するわ!」

ビスマルク「そろそろ敵艦隊が見える筈だけど……」
ビスマルク「ブルネイ軽空母隊、そちらの状況は?」

≪……≫

ビスマルク「ブルネイ軽空母隊! 応答を!」

≪……こちら、ブルネイ軽空母隊の村雨です≫
≪祥鳳さんは目の前で炎上中、通信途絶……恐らく、もう……≫

ビスマルク「……現存戦力を伝えて」

≪私、駆逐艦村雨は未だ健在。機銃弾を何発かもらっただけです≫
≪重巡高雄が機関故障で落伍、軽空母瑞鳳は砲撃を受けて傾斜中につき落伍、祥鳳はたった今言った通り……≫

ビスマルク「その誰かと連絡が取れる?」

≪高雄さんとはまだ連絡が取れます。瑞鳳さんは既に連絡が取れません≫

ビスマルク「……分かったわ。待っててね」
ビスマルク「私達がやっつける」

金剛≪Oh...壮観ですネー≫
金剛≪水偵が敵艦隊を捕捉。戦艦2、巡洋艦5、駆逐艦9……あ、駆逐艦がたった今8隻になりマシタ≫

ビスマルク「祥鳳も瑞鳳も沈んで、航空隊はまだ生きてる……!」

金剛≪死に体デース。決死の体当たり攻撃を行っていマース≫

≪~♪……♪≫

ビスマルク「……いやにはっきり聞こえるわ」
ビスマルク「戦艦は?」

金剛≪二種類ですネ。先頭を行くのはやはりMonster……≫

≪……高雄さんが撃沈されました≫
≪直撃です。あの戦艦の砲撃です≫

ビスマルク「……やるしかないわね」
ビスマルク「この化け物はここで沈める! 全艦、第4警戒航行序列!」

≪~♪……~♪……♪……~♪≫

金剛≪敵数を再確認しマース≫
金剛≪戦艦が2、巡洋艦が減って4、駆逐艦も減って8……味方の航空隊は全滅デース≫


先制攻撃
コンマ奇数及びぞろ目でパラオ艦隊、偶数で敵艦隊
直下

ヒュルルルル ドバァン

ビスマルク「っ!」
ビスマルク「なんて水柱! 一体どんな砲積んでんのよ!?」

利根≪威力だけ見れば46cmの如きだな……!≫

ビスマルク「化け物め!」

金剛≪まだ飛んできマース!≫

プリンツ≪ひゃっ、私だ!?≫


プリンツの回避
コンマ5以下で直撃、20以下で至近弾、00は100扱い
直下

金剛の回避
コンマ5以下で直撃、15以下で至近弾、00は100扱い
↓2

ドバァン ドバァン

プリンツ≪危ない、危ない……!≫

金剛≪ワタシも回避成功デース!≫
金剛≪今度はこっちのターンですネー!≫ズドーン

ビスマルク「目標、敵戦艦! Feuer!」ズドーン

摩耶≪喰らえーっ!≫ズドーン

プリンツ≪さっきのお返しだー!≫ズドーン


摩耶とプリンツの砲撃
コンマ75以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、00は100扱い
直下

金剛とビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、45以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
↓2

金剛≪観測中……≫
金剛≪Good! 敵艦多数撃沈! 重巡2、駆逐艦4撃沈! 大戦果デース!≫

衣笠≪軽巡も傾斜中よ! ひゅー!≫

ビスマルク「戦艦は撃ち逃したようね……」

摩耶≪……あたしらの砲撃はあんまり当たらなかったようだな≫

ビスマルク「次があるわ」
ビスマルク「第二射、用意!」

金剛≪まずはあの周りの奴らからですネー……Fire!」ズドーン

ビスマルク「Feuer!」ズドーン

摩耶≪そら、もう一発!≫ズドーン

プリンツ≪Feuer! Feuer!≫ズドーン


摩耶とプリンツの砲撃
コンマ75以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、40以上で至近多数、00は100扱い
直下

金剛とビスマルクの砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、45以上で至近多数、ぞろ目で撃沈多数
↓2

摩耶≪よっし! 直撃を観測したぜ!≫

金剛≪今度はこっちがあんまり当たりませんでしたネ……≫

プリンツ≪あ! 傾斜中の軽巡が転覆! 沈んでいきます!≫

ビスマルク「敵艦の残りを確認しましょう。ライミー」

金剛≪待ってくださいネ……≫

バシャーン バシャーン

摩耶≪おっと!≫

金剛≪……OK! 敵戦艦2、巡洋艦1、駆逐艦1!≫

摩耶≪んなことより敵の砲撃だ!≫


金剛の回避
コンマ5以下で大破、15以下で直撃、30以下で至近弾、00は100扱い
直下

摩耶の回避
コンマ10以下で直撃、20以下で至近弾、00は100扱い
↓2

ドバァン ドバァン

摩耶≪あぶねっ!≫

金剛≪さっきから思ってたけどなんか効果音違いマース!≫

ビスマルク「二人とも回避できたみたいね!」

≪~♪……?≫

衣笠≪さぁ、続いて私達の番よ!≫ズドーン

夕張≪色々試してみても、いいかしら!≫ドーン ドーン ドーン

阿武隈≪ガラ空きなんですけどー!≫ドーン ドーン


衣笠の砲撃
コンマ90以上で直撃多数、50以上で至近多数直撃あり、30以上で至近多数、00は100扱い
直下

夕張と阿武隈の砲撃
コンマ60以上で直撃多数、40以上で至近多数直撃あり、20以上で至近多数、00は100扱い
↓2

衣笠≪至近弾!≫

夕張≪こちらも至近弾を観測! 命中なし!≫

金剛≪……駆逐艦がふらつき始めましたヨ?≫
金剛≪あ、傾斜開始≫

ビスマルク「底に穴でも開いたのかしら?」

利根≪そんな、戦標船じゃあるまいし……≫

秋月≪私達も続けて攻撃しましょう!≫

利根≪む……うむ≫
利根≪目標、敵軽巡! 撃てーっ!≫ズドーン

秋月≪撃ち方、始め!≫ドーン ドーン

朝潮≪ってー!≫


利根と秋月の砲撃
コンマ80以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、30以上で至近多数、00は100扱い
直下

朝潮の雷撃
コンマ65以下で命中、00は100扱い
↓2

利根≪……器用に避けるな≫

秋月≪当たっていませんか?≫

金剛≪……Oh, yeah! 敵戦艦、後ろのが被雷デース!≫

朝潮≪私の酸素魚雷のようですね……≫

衣笠≪流石必殺の酸素魚雷……! 戦艦が一発で傾斜よ!≫

利根≪当たりどころだろう≫
利根≪秋月! もう一斉射かけよう! あの軽巡を沈めるのじゃ!≫

秋月≪了解!≫

ビスマルク「あの戦艦は足が止まってる……」
ビスマルク「私達はあの化け物を叩くわよ! 第5戦速!」

金剛≪Rog≫

≪んー……?≫

ビスマルク「近付いてみると本当に大きいわね……」

≪あはっ、来たよ来たよ≫

ビスマルク「……はっきりと日本語を喋ってる……?」

摩耶≪……! 撃ってきた! 近ぇぞ!≫

プリンツ≪ビスマルク姉様!≫

ビスマルク「随分なご挨拶じゃない!」ズドーン ズドーン


ビスマルクの回避
コンマ5以下で直撃、15以下で至近弾、00は100扱い
直下

ビスマルクの砲撃
コンマ70以上で直撃多数、50以上で至近多数直撃あり、20以上で至近多数、00は100扱い
↓2

ビスマルク「巡洋戦艦をなめないことね!」

衣笠≪敵艦に直撃多数! 敵艦、火災発生!≫

摩耶≪よっしゃあ!≫

金剛≪これに続くヨ!≫ズドーン

摩耶≪沈めーっ!≫ズドーン

≪……ふーん……?≫


金剛の砲撃
コンマ80以上で直撃、50以上で至近弾、00は100扱い
直下

摩耶の砲撃
コンマ60以上で直撃、20以上で至近弾、00は100扱い
↓2

金剛≪Uh……観測、観測≫

摩耶≪直撃だ! このコースだな!≫

衣笠≪……敵艦、火災を鎮火して……≫
衣笠≪……なっ……!?≫

金剛≪What the hell!?≫

ビスマルク「ま、まるで効いてない……!?」

≪ざーんねんっ♪≫

ビスマルク「くっ……Scheisse! Scheisse, scheisse!」
ビスマルク「こんな……こんな屈辱は初めてよ! こいつ、なんとしてでも沈めてやるわ!」

金剛≪Cool it、主砲が通じない以上はもう万策尽きてるヨ≫

ビスマルク「っ……!」

ドォン

夕張≪……! 敵艦砲撃、来ます!≫

阿武隈≪ひぇっ、あたし!?≫


阿武隈の回避
コンマ5以下で直撃、20以下で至近弾、00は100扱い
直下

夕張の回避
コンマ5以下で直撃、20以下で至近弾、00は100扱い
↓2

ドバァン

阿武隈≪っ……回避!≫

ドバァン ドバァン

夕張≪当たってない、当たってない……!≫
夕張≪よし……!≫

≪~♪……♪≫

ビスマルク「どうしたら良いのかしら……?」
ビスマルク「……そうだわ。魚雷は? みんなロングランス持ってきたんでしょ?」

阿武隈≪私達のは通常魚雷です。今持ってるのは朝潮ちゃんだけで……≫
阿武隈≪響ちゃんは重巡と一騎打ちした後に投棄、春雨ちゃんは退避の護衛で居ませんし……≫

ビスマルク「衣笠も?」

衣笠≪すいません、私のも通常魚雷です。通用するかどうか……≫

ビスマルク「……一応試してみましょ」

衣笠≪了解≫
衣笠≪魚雷、発射!≫バスンッ バスンッ

阿武隈≪ってー!≫バスンッ


衣笠の雷撃
コンマ55以下で命中、00は100扱い
直下

阿武隈の雷撃
コンマ70以下で命中、00は100扱い
↓2

阿武隈≪あっ、は、外した……!≫

衣笠≪魚雷、命中!≫
衣笠≪……! やっぱりあれは化け物だわ!≫

夕張≪魚雷も通用しない……? 興味深いわね……≫

ビスマルク「やはりいっぱい撃ち込むしかなさそうね!」

金剛≪弾薬が持ちますカ?≫

摩耶≪背に腹は代えられないぜ、金剛さん≫

金剛≪……≫

≪……~♪……♪……~♪……あら?≫

≪わあああああああああっ!!≫

衣笠≪……!? 敵艦右舷に駆逐艦が急速接近!≫
衣笠≪艦型は……白露型!≫

金剛≪斜めだけど……衝突コースデース!≫

ビスマルク「……まさか!」

≪白露型駆逐艦の凄さ、見せてあげるっ!≫

衣笠≪味方駆逐艦、魚雷発射! 命中!≫

摩耶≪おい、それ近くねぇか!?≫

衣笠≪炸裂! やっぱり……効いてない!≫
衣笠≪それどころか村雨の方が揺すられてる!≫

≪はぁっ……! 進入コース、適正……! 魚雷信管よし、弾薬十分……!≫
≪村雨、突撃します! パラオ艦隊の皆さん、ありがとうございましたっ! お元気で!≫

衣笠≪あっ≫

ドドン

衣笠≪……味方駆逐艦、敵戦艦艦首付近に衝突≫
衣笠≪爆発の規模から見て、直前に魚雷を発射して、自分の弾薬庫と燃料に一気に引火させたものかと……≫

ビスマルク「なんてこと……」

夕張≪敵戦艦、火災発生。傾斜中≫

ビスマルク「……村雨は?」

衣笠≪……確認できません。敵艦の艦首付近は、一瞬で爆炎に飲み込まれて……≫
衣笠≪……今、あそこに魚雷を撃ち込めば、敵戦艦の撃沈は確実と思われます……≫

ビスマルク「……当てられる?」

衣笠≪……阿武隈≫

阿武隈≪えっと……あれだけ、派手に燃え上がっていれば、標的としては十分ですけど……≫

ビスマルク「そう……」


1.雷撃させる
2.砲撃させる
3.とどめは刺さない
4.その他
↓最初に3票

ビスマルク「……放っておきましょう」
ビスマルク「このままなら、勝手に沈むわ」

阿武隈≪……≫

金剛≪……≫

衣笠≪……よく、燃えてるわ≫

≪……~♪……≫

摩耶≪……≫
摩耶≪……村雨、ってどんな奴だったんだろうな……≫

ビスマルク「……さぁね」

摩耶≪……≫

≪……♪……~♪……≫

摩耶≪……っるせぇ!≫ズドーン

≪……~♪……♪……≫

金剛≪……≫

ボォン

阿武隈≪……敵戦艦、爆発発生。砲塔内の弾薬が誘爆した模様≫

ビスマルク「流石に……内側からの爆発には耐えきれなかったようね」
ビスマルク「……」

≪……あーあ、壊れちゃった≫

ビスマルク「……」

≪ま、いいや。コンテニューしよっと≫

ビスマルク「……コンテニュー……?」
ビスマルク「一体……一体何なのよ、こいつは!?」

ビスマルク「ずっと、無線に割り込んできてユーピターを歌い出したと思ったら……」
ビスマルク「今度は私達との戦争はゲームだっていうの!? 冗談じゃないわよ! いい加減にしてっ!」

≪~♪……♪……~♪≫

ビスマルク「っ……!」
ビスマルク「……はぁ……」

ちょっと外食

まさか泊まることになるとは思わなんだ

阿武隈≪……敵戦艦、沈みます≫

ビスマルク「……」

利根≪ビスマルク≫

ビスマルク「……何?」

利根≪敵艦隊を撃滅したぞ。そちらは……随分でかい焚火が上がっておるが≫

ビスマルク「……えぇ。大きな……」

利根≪……何かあったのか≫

ビスマルク「……ごめん、帰ってから話すわ」
ビスマルク「作戦目標は達成した、ってことでいいわね」

金剛≪作戦完了デース。帰りまショ≫

ビスマルク「えぇ」

金剛≪……ビスマルク。そういうことはもっと明るく言うべきデショ≫

ビスマルク「貴女も」

金剛≪……そうですネ≫

利根≪……≫

ビスマルク「……」
ビスマルク「こちらパラオ艦隊。ブルネイ軽空母隊、聞こえますか」

≪……≫

ビスマルク「こちらパラオ艦隊。ブルネイ軽空母隊、軽巡名取。聞こえますか」

≪えっ、私!? き、聞こえます! 感度良好です!≫

ビスマルク「今どこに?」

≪マ、マナドに退避中です。艤装の応急修理も完了したので、そろそろ部隊に復帰しようかと……≫

ビスマルク「……そう。それなら、残念なお知らせがあるわ」
ビスマルク「ブルネイ軽空母隊は貴女を残して全員が戦死。事実上の全滅よ」

≪えっ……≫
≪そんな……私、どうしたら……!≫

ビスマルク「……一応、伝えておくわね」
ビスマルク「軽空母瑞鳳、敵新型戦艦の砲撃により落伍、通信途絶。捜索したけど、見つからなかったわ」

ビスマルク「軽空母祥鳳、敵の攻撃により炎上、戦没」
ビスマルク「重巡高雄、機関停止により落伍、敵新型戦艦の砲撃を受けて轟沈」

ビスマルク「……駆逐艦村雨、敵新型戦艦に対して肉薄攻撃を敢行。自爆、轟沈。この攻撃で敵新型戦艦を撃沈」
ビスマルク「五月雨は……分かるわね」

≪……ありがとう、ございますっ……!≫

ビスマルク「しっかり、報告してね」
ビスマルク「……あ、そうそう」

ビスマルク「今回撃沈された敵の新型戦艦は、文字通り化け物だったわ」
ビスマルク「大和型か、それ以上だったみたいだから……これも報告しておいて」

≪……はい。ブルネイ軽空母隊、これより帰投します……≫
≪……ありがとうございました。武運長久を、お祈りします≫

ビスマルク「お互いにね」

≪私は……きっと、もう二度と出撃の機会は与えられませんから……≫

ビスマルク「……?」

≪では、私はこれで……≫

金剛≪ワタシ達も帰投しまショ≫

ビスマルク「……えぇ。利根達は春雨達と合流できたかしら」

金剛≪Uh……イエス。ランデブーポイントで待機中、既に目視距離とのことデース≫

ビスマルク「了解。それじゃ、帰投ね」

2200:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「帰投は明日の朝、ね……」
女「……明日は一日休みにすっかな」


【51日目:火曜日】終了

長い一日だった……

質問だのなんだのどうぞ
少し疲れたよ……

泊まりについて悔しく

不誠実極まりないし本来今のパートはオフタイムって分かってるけど今から響攻略にかかってもいい?

親の金で通ってる大学で、自分が何をしているのか考えてみた
ゼミで昔の言葉転がしてるか、現視研の連中とつるんでるか、政治好きな連中とどうにもならん論を転がしながらポーカーしてるか、女の子と遊んでるか、バイトしてるか……
でも結局家で飯作ってる時と、コーヒー飲みながら艦これしてSS書いてる時が一番落ち着く
……ほぼ遊んでるだけじゃねぇか! 俺(地方人)の周りにはオタクとスイーツ(笑)と憂国の志士()しか居ねぇ! 田舎に帰りてぇ!
再開するよ!


>>331
「まぁまぁご飯だけだから」って言われて誘い出されて何故かアパート連れていかれて泊まることになりました
でも貴女はそういう対象じゃないですごめんなさい
大変悔しいです

>>332
良いも悪いも、不可能だ
書いてる俺が言うんだから、きっと間違いない

【52日目:水曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「ご苦労だったな」

ビスマルク「……はい」

女「艤装はもう修理に出したようだな」
女「飯食って、風呂入って、ゆっくり休め」

女「今日は課業なし」
女「全員休暇だ」

女「ただ、赤城、翔鶴、五月雨、巻雲はいつでも出撃出来るようにしておけよ」
女「あまり羽目を外すな」

女「一応あたしは午前中は執務室に居るから、用事があるなら来い」
女「秘書艦は……今日はいい。遊んでろ」


本日の哨戒班
なし

本日の秘書艦
なし

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「んー……」カリカリ
女「……ん? こんな時間か……茶でも淹れるかな」ガタ

コンコンコン

女「誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

赤城

>>341赤城

用件
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

「赤城です」

女「入りな」

赤城「失礼します」ガチャ
赤城「提督、少しお借りしますね」ササッ

女「……借りるって、机の下には何もないぜ」

赤城「場所があります」

女「成程」

コンコンコン

女「誰だ?」

「春雨です」

女「入りな」

春雨「失礼します」ガチャ
春雨「……」スンスン

女「何の用だ?」


春雨は赤城を……
コンマ偶数で発見する
直下

春雨「……司令官、ここに赤城さんが居ますね?」

女「さぁな」

春雨「隠しても無駄です!」
春雨「んぅー……!」

春雨「っは!」
春雨「机の下ですね! 机の下に赤城さんが隠れていますね!」

女「……だ、そうだが、赤城?」

赤城「腕を上げましたね、春雨」ヌッ
赤城「作戦と修行で疲れたでしょう」ストン

春雨「あっ……」

女「ん……重いぞ」

赤城「あら、失礼な」
赤城「対面座位、ですね」ムニムニ

女「揉むな」

赤城「ふふ、春雨の前ですからね」モニュモニュ

春雨「だ、だだ、駄目ですっ! いくら赤城さんでも、そこは譲れません!」タタタタ

赤城「あら、残念です」スッ
赤城「では、私はもう行きますね。お二人でごゆっくり」ニコニコ

バタン

春雨「あ……」

女「……はぁ」

春雨「……えと……」


春雨の行動
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

春雨「……んっ」ストン

女「ん? お前もか?」

春雨「上書きです……」スリスリ

女「そうか」ギシ
女「仕事は中止だな。これじゃ仕事にならん」

春雨「……お休みです」スリスリ

女「違ぇねぇ」ギュッ

春雨「ぁんっ……」


春雨の行動
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

春雨「……」モニュ

女「ん……?」

春雨「司令官……」モニュモニュ

女「んん……」
女「お前、すぐそれだなぁ」ナデナデ

春雨「んっ……」

女「色ボケ駆逐艦め」ギュッ

春雨「大好き、ですから……」スリスリ

女「そうか」


春雨の行動
ただし、コンマ偶数及びぞろ目で秋月参上
↓2

コンコンコン

女「ん……誰か来たぜ」

春雨「このままで……」スリスリ

女「はぁ……仕方ねぇな」
女「誰だ?」

「秋月です」

女「……」

「……? 入りますよ?」

女「あ」

秋月「司令?」ガチャ
秋月「え……あ」

春雨「ん……」スリスリ

女「少しは気にしろ、お前」

秋月「……司令」


1.秋月警察
2.混ざる
3.逃げる
4.その他
↓最初に2票

秋月「司令から……」
秋月「司令から離れなさい!」ガシッ

春雨「!?」

秋月「私だって……私だって!」
秋月「……お説教です!」

春雨「そんなぁー!」ズルズル

バタン

女「……なんだったんだ」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「午前中はよく分からんことばかり起きたな」

赤城「そうですか?」

女「お前が来てから色々あった」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同意の場合は↓1

利根「提督よ、隣に座っていいか?」

女「勝手にしな」

利根「ふむ」ストン


利根の話題
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「お前さ、なんであんなに将棋好きなんだ?」

利根「唐突だな」

女「いつだって唐突だよ」
女「で、なんでだ?」

利根「何故、何故か……」
利根「吾輩自身、よく覚えとらん」

利根「通っていた中学校で流行っていたのは覚えておるが……」
利根「少なくとも将棋を始めたのはそれより前だな」

女「棋士の下で修業とかしてたのかよ?」

利根「いいや? そんなことはしておらん」
利根「吾輩は人に習うのではなく、自分で楽しむためにやっておるのだ」

女「……変わってんな」

利根「お互い様だろう。主も棋士に習ったわけではあるまい」

女「そうだな」

1300:執務時間外
――パラオ泊地、部隊施設 食堂前

女「さて……何すっかな……」
女「外出は……したくねぇや。基地内で出来ること……」


1.宿舎(艦娘指定)
2.間宮
3.司令部施設
4.その他
↓1~4でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

――パラオ泊地、部隊施設 甘味処“間宮”

女「さて……」ガラガラ
女「……ん?」


座っていた艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1 ↓3

≪遅れてすまない!≫
≪投下する!≫

響「……」モキュモキュ

摩耶「……」ジトーッ

女「……」

間宮「えぇと……ご注文はお決まりですか?」

女「……あぁ、大判焼き。茶は濃い目で頼む」

間宮「畏まりました」

女「あのさ」

間宮「はい」

女「……あいつら、ずっとああしてんの?」

響「……」モキュモキュ

摩耶「……」ジトーッ

間宮「……数分前から」

女「……そうか」

響「……」ゴクン

摩耶「……」ジトーッ

女「お前ら何してんだ?」

響「よく分からないよ」

摩耶「ああ?」

女「……摩耶、教えてくれ」

摩耶「……」
摩耶「昨日の事だよ」

女「昨日……? ああ、響が大破したとか」
女「作戦中になんかあったのか? 砲撃戦で被害を受けたらしいが」

摩耶「あったんだよ。飛び切りがな」

女「なんだそりゃ?」

摩耶「……提督さ、駆逐艦が重巡と砲撃戦したら、どっちが勝つと思う?」
摩耶「条件も付けよう。昼間の同航戦で距離100以内」

女「随分無謀な挑戦だ。その距離じゃ軽巡にだって勝てるかどうかは怪しい」
女「まずそんな懐まで飛び込むのが骨だ。飛び込んでも近過ぎで魚雷も撃てねぇからほぼ間違いなく負ける」

摩耶「だろうな」
摩耶「こいつはな、それを実演してみせたんだよ」

女「実演って……まさか重巡とそんな条件で撃ち合ったのか?」

摩耶「あぁ。こいつの勝ちだったけどな」
摩耶「……気分が悪ぃ話だ」

女「まぁ、な……」
女「響、お前は何だってまたそんな無茶したんだ」

響「重巡と駆逐の価値を天秤にかけた結果だ」

女「……お前と相手の命の値打ちは天秤にかけなかったのか?」

響「私の天秤とどう違うんだ?」

女「天と地ほども違ぇよ」
女「敵がいくら死んでもお前は生きてるが、お前が死んだらお前はお終いなんだぞ」

響「納得がいかないな」
響「私の終わりは司令官の終わりじゃない筈だ」

女「お前な……」
摩耶「……お前、やっぱりこの場であたしが殺してやる」ガタ

女「あ?」

摩耶「あたしに殺されても敵に殺されても同じだ、そうだろ?」

女「待て待て待て」

響「……上等じゃないか」
響「丁度耳障りに思い始めていたところだ」ガタ

女「お前も乗るんじゃねぇ」
女「あー、クソッ!」


1.摩耶を張り倒す
2.響を張り倒す
3.両方張り倒す
4.強行手段をとる
ただし、以下の場合は返り討ちに遭う
1の場合:有効票のコンマ2桁の合計値が20を超えない
2の場合:有効票のコンマ2桁の合計値が10を超えない
3の場合:有効票のコンマ2桁の合計値がぞろ目
00は0扱い、単発は除外とする(回避したものは認む)
↓最初に2票

響「摩耶さんは人を殴るのに慣れているようだね」
響「殺人にも慣れてるのかい?」

摩耶「……っ!」

女「待てっ」ガッ

摩耶「っが!」
摩耶「っ……何、すんだ……よ……!?」フラッ

響「……え」パチクリ

女「お前もだよ」ゴチンッ

響「いっ……!」

摩耶「……っ」クラッ

ガチャン ドサッ

響「っぅぅ……!」ジンジン

女「ったく。響、お前は暫くそこで反省してな。頭を冷やせ」
女「あたしは摩耶を医務室に連れてくからな。落ちたアイスの掃除でもしてろ」

響「……了解」ズキズキ

――パラオ泊地、部隊施設 医務室

摩耶「っ……うう……!」

女「……目が覚めたか」
女「悪かったな、急に殴ったりして」

摩耶「……頭がふらふらする」

女「顎だ。痛むか?」

摩耶「……平気だ。全然見切れなかったぜ」

女「見切れねぇようにやったからだよ」
女「ああでもしなきゃお前止まらなかったろ」

摩耶「……」

女「……ま、脳震盪の序でに頭も冷えたらしいな」
女「取り敢えず今お前らの処分を考えてたところだ」


摩耶への懲罰
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「そうだな……」
女「巻雲には暫く一人で寝てもらうか」

摩耶「巻雲?」

女「響は一週間お前と相部屋だ」
女「互いに懲罰になる」

摩耶「お、おい、あたしの部屋でかよ!?」

女「お前一人なんだからいいだろ。元々二人部屋なんだぞ、あの部屋は」

摩耶「あ、あたしが行くんじゃ駄目なのかよ?」

女「響は既に巻雲と相部屋だ。どっちを移動させた方が合理的かは火を見るより明らかだろ」

摩耶「くっ……」

女「響にはあたしから伝えておく。部屋を片付けておくんだな」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

秋月「さて、と……」

春雨「あ、司令官!」

女「おう」
女「もう仲直りしたか?」

秋月「勿論です。ね?」

春雨「はいっ」

女「そりゃ良かった」


隣に座った艦娘
朝潮、電、陽炎、五月雨、巻雲、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

≪オリョールよ! ご……私は帰ってきた!≫

≪お ま た せ≫


陽炎「司令、お隣いいかしら?」

女「おう」

陽炎「じゃ、座るわね」ストン


陽炎の話題
↓2

陽炎「……あのさ、響と摩耶さんって、なんかあったの?」

女「喧嘩。珍しくもないだろ」

陽炎「うーん……確かに、私も教育隊でやっちゃったことあるけど……」

女「お前、割と喧嘩っ早そうだもんな」

陽炎「……そうかも」
陽炎「えっと、一週間だっけ?」

女「あぁ。懲罰な」

陽炎「変な懲罰」

女「ただの謹慎なんかより面白ぇだろ」

女「話は戻るが、お前はなんでまた教育隊で喧嘩したんだ?」

陽炎「艦隊戦訓練の時、班長の子に、突出しすぎだって言われて、かっとなっちゃって」
陽炎「近ければよく当たると思って、そうしてたんだけど、その子はそれが気に食わなかったみたい」

陽炎「実戦だったら死んでるところだ、なんて言われても、その時は班長が臆病者に見えたわ。所詮同じ訓練生だしね」
陽炎「……実戦に出てみて分かったけど、間違ってたのは私の方だったかもね」

女「妙な偶然だな。あいつらの喧嘩も丁度それだよ」

陽炎「そうなの?」

女「あぁ。作戦でな」
女「ところで、その班長とやらは元気か?」

陽炎「分かんない。艦娘名と所属基地は分かるんだけど……」

女「言ってみろ」

陽炎「五月雨。多分ブルネイか、タウイタウイ。フィリピン方面のどっかって言ってた」

女「うちのとは違うんだな?」

陽炎「私と同期よ?」

女「うちの五月雨はもう一年は艦娘やってんだったか」

カチャーン

女「?」クルッ
女「……ビスか。どうしたんだ、箸には慣れてんのにフォークには慣れてねぇのか」

ビスマルク「い、いえ……まさか、と思ってね……」
ビスマルク「……きっと気のせいだわ。ごめんなさいね」

女「?」

2130:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「ほらごらん、天使ー呼ぶためのー機械さ♪」
女「これで消せる、人の悲しみを♪」

カラカラカラ

女「そーらへー……誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、春雨、陽炎、響、巻雲、摩耶、衣笠、利根、夕張、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

ビスマルク「何歌ってたの?」

女「知らねぇか?」

ビスマルク「知らないわよ」

女「そうか」


ビスマルクの話題
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

女「晩飯の時、フォーク落としてたな」

ビスマルク「……そうだったかしら」

女「とぼけんなよ。ありゃどういうわけだ?」

ビスマルク「……」
ビスマルク「……これは単なる憶測だし、きっと人違いだと思って聞いてね」

女「あぁ」

ビスマルク「“世号作戦”の時……サンギル島の沖でブルネイ艦隊と交信したのは報告書にも書いたわね」

女「悪い、まだ全員分確認してない」

ビスマルク「……まぁいいわ」
ビスマルク「それでね。その時、五月雨の戦死を聞いたのよ」

女「ブルネイの五月雨?」

ビスマルク「そういうこと」
ビスマルク「最初に交信した時にはもう死んでたから、どんな子なのかも知らないけど……」

ビスマルク「……もし、本当に陽炎の同期だったら」
ビスマルク「よりにもよって艦娘教育隊の同じチームの子だったんでしょ?」

ビスマルク「……配属から二か月しない艦娘が戦死なんて普通ありえないから」
ビスマルク「多分、陽炎は結構脆いと思う。春雨はああ見えて強い子だから耐えられたけど、陽炎は……」

女「……調べてみるかな。他の奴には伏せとけ」

ビスマルク「……勿論」

2210:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 庁舎前

女「……ん? 夕張、お前今から風呂か?」

夕張「はい。あ、もしかして臭います?」スンスン

女「いや、別に」

夕張「あぁ、良かった」

女「……お前、何かしたのか?」

夕張「あー、えっと……」
夕張「R4ちゃんね、ゲロ吐いたんですよ」

夕張「巻雲ちゃんの制服が1着犠牲になりました」
夕張「私のスカートも駄目になりましたね」

女「……R4?」

夕張「あ、言い忘れてました。あの子、深海棲艦のあの子」

女「ああ……番号振ってあったのか」

夕張「で、さっき工廠の方で一応シャワー浴びてきたんですけど、やっぱりきちんとお風呂入りたいと思って」

女「そうかよ」
女「つか、吐くってお前ら何したんだ、ほんとに。死んじゃいねぇよな?」

夕張「巻雲ちゃんがちょっとやりすぎちゃって」
夕張「床で頭何度も打ち付けて朦朧としたところに壁に押し付けられて腹パン数発貰えば、そりゃ吐きますよ」

女「……巻雲は?」

夕張「先にお風呂行ってます」

女「……ああ、気付かなかったのか、あたし」
女「あんまりやりすぎんなよ」

夕張「えー、今度もう少し他の子も誘おうと思ってたんですけど」

女「あまりこの話を広げるんじゃねぇ」

――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……いっそ殺しちまった方が楽なのかもな……」
女「……明日は哨戒再開か」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲の中から
↓1 ↓2

哨戒班
電、陽炎

巡洋艦級
摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
摩耶、電、陽炎

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「……よく考えてみたら電と陽炎が同時か……」
女「……何もないと、思いたいな」


【52日目:水曜日】終了

大分空けてしまってすまない


この泊地で一番壊れてるのって誰だと思う?

次の投下は18時30分以降を予定しています


やっぱり巻雲、響、夕張辺りだと思うよね
プリンツは別の意味でアレだけど

逆に一番まともなのって誰だと思う?

春雨ちゃんや陽炎辺りがまともじゃね
電はよくわかんね

>>443での会話だけでもビス子がまともというか、それまでの経験で腹が据わってるのか知らんけど
周囲の子達にも気を配ってるし今の泊地での置かれてる状況や役割を認識して理性的に行動してる
相当な胆力が無いと巻雲みたいに壊れたり響みたいに捨て鉢になったり利根のように病んだりすると思うし

二次創作のビス子はチョロいつかアホな暁なのが多いけど、このSSのビス子は本当にすこ

18時30分はとっくに過ぎてるぜ……


>>463
確かにまだまともだね

>>465
ビスマルク持ってないからこんなキャラになっちゃった
でも嫌われてないなら良いや


ヒントを出します
泊地のご意見番といえば利根と赤城ですが、実はご意見番の子はもう二人います
まともかつ噂好きでお喋りで世話好きで大人なあの子とあの子です

【53日目:木曜日】
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

摩耶「げっ」

女「どうした?」

摩耶「あたしらがこいつらの面倒見んのかよ」

女「陽炎ならこないだ見たろ」

摩耶「二人ってのが問題なんだよ」

女「利根はどう思う?」

利根「うぬぬ……吾輩らでは責任を負いかねるぞ」

女「撤退を重視しろ。いざとなったら赤城に出させる」

摩耶「信じるからな?」
摩耶「あ、それと響! お前、あのこと喋ったら張り倒してやる!」

響「ダー」

摩耶「約束だかんな!」

響「ダー」

女「……あのこと?」


本日の哨戒班
摩耶、利根、電、陽炎

本日の秘書艦
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、巻雲、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓最初に2票

女「今日の秘書艦は……」ゴソゴソ
女「お、衣笠」

衣笠「衣笠さんにお任せっ!」バーン

女「それ結構最近聞いた」

衣笠「ふふん」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女(素性自体は履歴書があるから調べは付くんだが……)
女(……事務的すぎてどうにもな)

衣笠「はい、コーヒー」コトン

女「ん」
女「……コーヒー?」

衣笠「良いでしょ?」

女「あぁ……珍しいな」

衣笠「べっつにー」

コンコンコン

衣笠「はーい?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、巻雲、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ30以下で緊急電
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

夕張

皆さん早すぎませんかね……


>>472夕張

用件
(コンマぞろ目で衣笠と交流)
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

あぁ、衣笠はまともすぎて素で忘れてたわ……

>>480
大丈夫、俺も時々素で忘れる

「夕張でーす」

女「ん? 入りな」

夕張「失礼しまーす」ガチャ
夕張「提督! 良い物持ってきましたよ!」

女「なんだその箱?」

夕張「ふふん! 見てください!」パカ

女「……メロンか。どこのやつだ?」

夕張「北海道ですよ、北海道! 北海道のマスクメロンを入手したんですよ!」

女「お前のお里か」

夕張「いや、私生まれも育ちも宮城なんで」

女「そんなら親父かお袋のお里か?」

夕張「まさか。父さんも母さんもみんな死んでますよ」
夕張「じーちゃんばーちゃんにも会ったことないし」

女「……悪い」

夕張「いいですよ、別に。何とも思ってないんで」
夕張「そんなことより、メロン食べましょ!」

女「……あぁ、そうだな」

衣笠「……あ、お茶淹れてくるね」

女「あぁ」


夕張の話題
↓1~3でコンマ2桁の差が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「……お前、服の裾に染みがあるぞ」

夕張「え?」
夕張「うわ、しまった。落としきれてなかったかー」ゴシゴシ

女「色からして血だろ。もう落ちねぇよ」
女「……やっぱり、あいつのか?」

夕張「えぇ、勿論。味方殴るわけないでしょ? 懲罰怖いし」

女「今日の朝は誰が飯をやったんだ?」

夕張「響ちゃんと私です」

女「……あいつは……まぁ、何も言わんだろうな」

夕張「えぇ。実績がありますから」

女「嬉しくねぇ実績だ」
女「……巻雲と似たようなことを?」

夕張「いいえ? 鉄拳はあんまりお好みじゃないみたいです」
夕張「今朝も、ただご飯食べさせてるだけでしたね」

女「そうか……」
女「その血は今朝のか?」

夕張「多分今朝のですね」
夕張「掴みかかってきたので、壁に打ち付けて膝を数発入れたら血を吐いたので」

女「……そうか」

衣笠「……ごめん、ちょっと外すね」ガタ

女「……隣のトイレは修理中だ。1階に下りろ」

衣笠「了解……」バタン

夕張「?」

女「……お前と違ってナイーブなんだよ」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「大丈夫か」

衣笠「ごめん、不甲斐なくて……」

女「それが普通なんだよ」
女「映画でも言ってたろ」

衣笠「……ほんと、戦争は地獄だぜ?」

女「……それでいいや」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、巻雲、プリンツ、利根、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2

金剛「ヘーイ、テートクー、is this seat taken?」

女「No, it isn't」
女「急に流暢な英語やめろ」

金剛「Thanks」ストン
金剛「テートク英語お上手ですネー?」

女「海軍士官の上に元チョッパー乗りだぞ」

金剛「夜のトーメイでracing with M.P.D.?」

女「そっちじゃねぇ」


金剛の話題
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

金剛「それにしてもテートク」
金剛「摩耶と響をセットにしたのは最高デース」

女「なんで?」

金剛「まるで漫才コンビですヨ」
金剛「響は単体でもvery funnyなんですが」プクク

女「お前な……」
女「……そういえば、摩耶が今朝響になんか言ってたな」

金剛「Um……ああ、言っていましたネー」

女「なんだろうな。“あのこと”って」

金剛「確かめマスカ?」

女「……どうすっかな」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女(……行き詰った)

衣笠「はい、お茶」コトン

女「おう」
女「……」ツンツン

衣笠「な、何? 急に衣笠さんほっぺたつついたりして」

女「いや、別に」ツンツン

衣笠「むぅ」
衣笠「……あんまり触ってると触り返すぞー。ほらほら」ツンツン

女「むっ……」

コンコンコン

女「?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、巻雲、プリンツ、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓最初に3票

>>497 >>498 >>499

用件
(コンマ18以下で衣笠と交流)
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

「響だよ」

女「入りな」

響「邪魔するね」ガチャ
響「……何をしているんだい?」

女「おい、いつまでやってんだ」

衣笠「いいじゃんー」ツンツン

響「……」ツンツン

女「お前もか」
女「くすぐったいんだが」

響「……これは知り合いの、ちょっとした話なんだけどね」ツンツン

女「聞く気なしか」

衣笠「超マイペースだからね」ツンツン

響「その人は、普段は乱暴者なんだ」
響「……少なくとも周りに対しては」

響「暴力で解決することも多いし、本人もそれを好んでる」
響「でも、その人には誰にも言えない秘密がある」

女「あたしに言ってもいいのか?」

響「その“知り合い”が誰か分からないだろう」

女「あぁ、そうだな」

響「なら、良いんだ」
響「……その人の秘密、というのはね」

響「実は、少女漫画の愛読者なんだ」
響「周りには乱暴者のリアリストとして通ってるけど、実際には少女漫画好きな乙女なんだ」

女「……お、おう」
女「そうか……」

響「……胸のつっかえが取れた気分だ。邪魔したね」

女「あぁ」

バタン

女「……」

衣笠「……“知り合い”って……」

女「……お察しの通りなんじゃないか」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

摩耶「あー、ったく」

女「何もなかったようだな」

摩耶「何もなくねーよ。ずっと気を張りっぱなしだったぜ」

女「お疲れさん」
女「利根は?」

摩耶「手洗い場で頭から水被ってたよ。相当参ったんじゃねぇの?」

女「そうか」
女「沖で一応実弾射撃したんだろ? 新米二人はどうだったよ?」

摩耶「電は良い線行ってるよ。砲撃は遠くても確実に当てにいく」
摩耶「陽炎は少々動き過ぎだ。夜戦なら上手くいくかもしれねぇな」

女「近づきすぎるか?」

摩耶「多少な。問題になる距離じゃねぇよ」
摩耶「雷撃は二人とも上手かったぜ。多分仕込んだのは阿武隈だろ」

女「ああ見えて武闘派だからな、あいつ……」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、巻雲、摩耶、プリンツ、利根、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の積が最も高いレス、同値の場合は再安価

電「お隣失礼しますです」ストン

女「おう、お疲れさん」


電の話題
↓2

電「今日は哨戒中に実弾訓練をしたのです」

女「聞いた」

電「えっと……電はあまり上手くいかなくて」

女「何が? 摩耶はよく当たってたって言ってたぜ」

電「……測距儀の見方を間違えていたのです」

女「は?」

電「……測距儀の数字を、幾つか間違えたまま入力して、それで撃ったら当たったのです」

女「……」ポカン
女「っふ……お前……」

電「……」フルフル

女「そういや、あたしもやったことあるわ、それ」ケラケラ

電「え?」

女「シーホーク乗ってた時だから、正確にはあたしのクルーなんだけどな」
女「威嚇の為に駆逐艦にヘルファイア撃ったら、データ入力ミスってて、煙突に飛び込んじまったことがあったんだよ」

電「ど、どうなったのです?」

女「機関部に直行したからな。沈んじまった」

電「だろうと思ったのです……」

女「でも大戦果だったんだぜ?」
女「ミスは良くねぇが、結果が良けりゃそれで良い。次から気を付けな」

電「はいなのです」

2020:執務時間外
――パラオ泊地、部隊施設 工廠前

夕張「あ、提督」

女「よぉ」

夕張「今からお風呂ですか?」

女「いや、もう少し後だな」

夕張「そうですか」
夕張「じゃあ、営倉来ます?」ニヤニヤ

女「……」


1.行ってみる
2.やめておく
3.その他
↓最初に3票

艦娘安価
秋月、朝潮、春雨、陽炎、五月雨、阿武隈の中から
↓最初に3票

――パラオ泊地、部隊施設 営倉

夕張「いやー、丁度良かったですよ」

女「……何がだ?」

夕張「今日は阿武隈ちゃんを誘ってるんです」

女「……ああ?」

夕張「あ、来た来た」

阿武隈「……営倉?」

夕張「そう、営倉。お風呂入ろうとしてたところごめんね」

阿武隈「……」

夕張「まぁまぁ、楽しいからさ、きっと。ね?」

女「……」


阿武隈を……
1.そのまま
2.引き止める
3.その他
↓1~3でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「……阿武隈、やっぱり風呂行くぞ」

阿武隈「ひぇっ!?」

夕張「えっ」

女「さっさと来い」ガシッ

阿武隈「ひゃあああー!?」

ツカツカツカ……

夕張「あー、えー……困るなぁー」ポリポリ
夕張「次は朝潮ちゃんでも呼ぼうかな」

――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

阿武隈「あの……」

女「なんだ?」ヌルヌル

阿武隈「あたし、着替え寮に置いたままなんですけど……」

女「……下着も?」

阿武隈「はい……」

女「……」

カラカラカラ

女「ん?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、衣笠、利根、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

女「おう、赤城か」

赤城「あら、提督?」
赤城「阿武隈も一緒ですか」

阿武隈「はいっ」

女「あー……悪いんだけどさ、お前上がった後で良いからこいつの着替え持ってきてくんねぇか?」

赤城「阿武隈の着替えですか」

阿武隈「えっ、あ、赤城さんに頼むんですか?」

女「どうせそれぞれ鍵なんかついてねぇんだからいいだろ」

赤城「私ではご不満かしら?」

阿武隈「そ、そんなことないです! 寧ろ恐れ多いです!」

赤城「そう。ならいいでしょう。どこにあるのでしょうか?」

阿武隈「えっと、私と夕張さんの部屋の、上のベッドに一式揃えて置いてあります……」

赤城「では、お風呂から上がったら持ってきますね」

阿武隈「あ、ありがとうございますっ!」

赤城「いいのよ」

阿武隈「……そーいえば、提督はいいんですか?」

女「あたし? あたしのは乾燥機だよ」

阿武隈「ああ、それで……」


赤城の話題
↓2

赤城「何故阿武隈は着替えもなしにお風呂へ?」

女「魔窟に飛び込もうとしたこいつをあたしがここまで引っ張ってきたのさ」

赤城「魔窟?」

女「営倉だよ」

赤城「……成程」

女「……お前は?」

赤城「えぇ、知っていますよ」
赤城「……止めようとも、思いませんけど」

女「そうか……」

阿武隈「あの……中で何が起こってるのか、よく知らないんですけど……」

女「世の中知ってて得することばっかじゃねぇんだよ」

阿武隈「は、はあ」

2140:執務時間外
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……予定外に時間が空いてしまった」
女「何すっかな……」


女の行動
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

――パラオ泊地、部隊施設 宿舎 一階廊下

女「巻雲、居るか?」コンコンコン

「はーい」

女「入って良いか?」

「どうぞー」

女「入るぞ」ガチャ


部屋の中で巻雲は何をしていた?
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

いきなり人が居なくなったな
遅めの夜食食ってる

女「……何してんだ?」

巻雲「一人詰将棋です!」

女「なんで詰将棋なんだ?」

巻雲「普通の将棋は一人じゃ出来ません」

女「……ああ、途中でごっちゃになるもんな」
女「で? 良い手は浮かんだか?」

巻雲「ううー、浮かびません」

女「どれ、見せてみろ」

巻雲「ふわ、司令官様は将棋も出来るんですか?」

女「出来ねぇと士官になれねぇの」
女「んん……簡単な手だ。横に動かして一手余らせろ」

巻雲「余らせてもいいんですか?」

女「最短手順がねぇんだよ、この局は」
女「こいつを一歩出して取らせるのも手だがな」

巻雲「捨て駒、ですかー」

女「あぁ。捨て駒だ」

巻雲「……」

女「……? どうした?」

巻雲「……いえ、なんでもないですっ」

女「なら、いいが……」
女「一人ぼっちの二人部屋の住み心地はどうだ」

巻雲「広いですっ」

女「それだけ?」

巻雲「暇ですっ」

女「もうないか?」

巻雲「以上ですっ」

女「そうか」


巻雲の話題
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「一人は退屈じゃねぇのか?」

巻雲「暇ですよ」

女「普段は二人だもんな」

巻雲「でも今とあんまり変わんないです」

女「……お前さ、もう少し、響に関して思うこととかねぇのか?」

巻雲「何を思うんですか?」クビカシゲ

女「……分かった、もういい」

巻雲「?」


女の次の行動
1.退室
2.まだ何か(行動内容)
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

2210:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……ああ、クソッ」
女「なんだってここはこんなことが多すぎる」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、巻雲の中から
↓2 ↓4

哨戒班
響、巻雲

巡洋艦級
衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
夕張、響、巻雲

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、衣笠、プリンツ、阿武隈の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「……」ゴロン
女「……はぁ……」


【53日目:木曜日】終了

取り敢えずここまで

赤城とか夕張とかまともに見えないものかな


>>543
それ夜食ちゃう

一見まともな面々の方が多いよ多分
数えんのだるいからやんないけど

ごめん間違えた

>>570
赤城とか利根とかまともに見えないものかな

あの、春雨秋月さんたち構ってあげなくていいんですかね

>>572
朝から頑張ってるんだから一旦休めという神の暗示(という名の安価ミス)

次の更新は18時以降を予定しています
質問等お好きにどうぞ

>>571
一見な……

>>573
10時と15時以外にもちょこちょこ報告とかで来てるから多少は大丈夫

>>575
実は安価ミスじゃないです
>>572>>570の 赤城とか夕張とかまともに見えないものかな の訂正って意味

18時(16日のとは言ってない)

更新します

【54日目:金曜日】
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

春雨「司令官!」ダキッ

女「おを」

春雨「補給ですっ」スリスリ

秋月「……」ギュッ

女「んん、秋月もか」ナデナデ

秋月「ありがとうございます……」

金剛「羨ましいデース……」


本日の哨戒班
金剛、夕張、響、巻雲

本日の秘書艦
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、摩耶、プリンツ、利根、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も11に近いレス、同値の場合は再安価

女「今日の秘書艦は……」ゴソゴソ
女「……ん、春雨か」

春雨「よろしくお願いしますっ」

秋月「……むぅ」

女「すまんな」

秋月「いえ、司令が悪いわけではないので……」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

春雨「そろそろお茶にしませんか?」

女「ああ? もうそんな時間か」
女「よし、じゃあ少し休憩すっか……」

春雨「お茶淹れてきますね」

女「おう」

コンコンコン

女「ん……誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、電、陽炎、五月雨、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

秋月

>>587秋月

用件
(コンマ13以下で春雨と交流)
↓2と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

「秋月です」

女「あぁ、入りな」

秋月「失礼します」ガチャ
秋月「……ん」ギュッ

女「ん、どうした」

秋月「司令成分の補給です……」スリスリ

女「……お前がこういうことするのは珍しいな」

秋月「いけませんか……?」

女「いいや」ナデナデ

ご飯を一度に出来る限界量炊く→冷ましてから茶碗一杯分ずつに分けて冷凍保存→食べる時にレンジでチン→まるで炊きたてご飯!

再開は22時以降になります

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「なんか今日は甘えてくるな、お前ら」

春雨「えへへ……」


隣に座った艦娘
朝潮、電、陽炎、五月雨、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2

衣笠「衣笠さんがお隣座っていーい?」

女「あぁ、勝手にしな」

衣笠「じゃ、座るね」ストン


衣笠の話題
↓1~3でコンマ2桁の積が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「……そういえば、お前は営倉の事は……」

衣笠「……知りたくはなかったかな」

女「……そうか」

衣笠「最近はこれまで加担したことのない子を誘ってるみたい」
衣笠「私も昨日誘われたし。断ったけど」

女「阿武隈はあたしが風呂に引っ張った」
女「駆逐艦の連中……春雨や秋月がまずいな」

衣笠「そっか、何も知らないもんね……」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

春雨「司令官、お茶です」コトン

女「おう、ご苦労」ナデナデ

春雨「んっ……」スリスリ

コンコンコン

女「誰だ?」

春雨「あっ……」


入ってきた艦娘
朝潮、電、陽炎、五月雨、摩耶、プリンツ、利根、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ偶数及びぞろ目で秋月参上、コンマの数値が20以下で緊急電
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

朝潮ちゃん

>>618朝潮ちゃん

用件
(コンマ19以下で春雨と交流)
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

「朝潮です!」

女「おう、入れ入れ」

朝潮「失礼します!」ガチャ
朝潮「将棋のルールを覚えてきました!」

女「……うん?」

朝潮「勝負なら、いつでも受けて立つ覚悟です!」

女「……春雨」

春雨「はい?」

女「よーく来たな、朝潮」
女「だが、お前にあたしはまだ早い。まずは春雨に勝て。話はそれからだ」

春雨「えええええっ!?」

朝潮「……」ジリッ

春雨「えっ、えっ……?」ジリッ

朝潮「勝負ですっ、春雨!」

春雨「アイエエエエエ!?」


勝敗
コンマ偶数またはぞろ目で春雨の勝利、奇数で朝潮の勝利
直下

バイトの掛け持ち増やしたら艦これしてる余裕すらなくなった。慢心良くない。
今日出来れば更新します。

春雨「うーん……」

朝潮「こうなって、そこが……」ブツブツ
朝潮「……ん?」

女「……おい、春雨」

春雨「はい?」

女「詰んでるぞ。お前の勝ちだ」

春雨「えっ!?」

朝潮「あ……」
朝潮「……負けてしまいました」

女「そりゃルール覚えたばっかだもんな」

朝潮「春雨! 次は勝ちますからね!」
朝潮「失礼します!」ガチャ

バタン

女「……だってさ」

春雨「うぅー……」

1600:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

prrr prrr

女「……あい」ガチャ

≪やあ。久しぶりかな≫

女「……」

≪……私は君の事を気に入っていてね≫

女「知ってる。気持ち悪いくらいに電話かけてくるもんな」

≪幕僚監部も、君のことを随分お気に召したようでね≫
≪……これは真剣な話なんだが≫

女「前回の仕事からまだ三日だ」
女「……ろくでもない用事だったら即刻切るぞ」

≪あぁ……いや、君の事を思ってのことだよ≫
≪……パラオの司令職を……辞める気はないかね?≫

女「ああ?」

≪やや、突然こんなことを言ってはあれだろうがね≫
≪……真剣に、君の事を思っての事だ。私にはもうこれくらいしか出来ん≫

女「冗談じゃねぇ。後釜も知らねぇのに、渡せるかよ」

≪……本当に、いいんだね?≫

女「当たり前だ。せめて事情を言え」

≪言えないんだ、どうしてもね……≫
≪……君の事は気に入っているからね。気が変わったら、電話してくれたまえ≫

女「……?」
女「あぁ、分かったよ……」

ガチッ

女「……なんだったんだ……?」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……」

赤城「どうかされたんですか?」

女「……どうかしたように見えるか?」

赤城「悩んでらっしゃったので」

女「いっつもだよ」


隣に座った艦娘
電、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓2でコンマの数値が高い方、同値の場合は再安価、00は100扱い

利根「提督よ、隣いいか?」

女「おう」

利根「うむ、では邪魔するぞ」ストン


利根の話題
↓1~3でコンマ2桁の積が最も高いレス、同値の場合は再安価

利根「……またなんか背負い込んでおるなぁ」

女「あたしがか?」

利根「うむ。そんな顔をしておる」

女「……どうかな」
女「背負い込んでるかどうかはあたしにも分からん。お前が言うなら、そうかもな」

利根「ふふん、吾輩を随分高く買っておるな」

女「そーいう奴さ、お前は……」

利根「……なんにせよ、提督の決断は信じるし、支持するからな」

女「……お前もあたしを高く買ってんな」

利根「お互い様なのじゃ」

艦娘安価
秋月、春雨、陽炎、五月雨、阿武隈の中から
↓最初に3票

まだ営倉問題続いてたのな
中断期間長すぎて忘れてたわ

2030:執務時間外
――パラオ泊地、部隊施設 工廠前

女「……ん?」

夕張「お、来た来た」

五月雨「えっと……お風呂ですか?」

夕張「ううん、もっと楽しいこと」
夕張「じゃ、行こっか」

五月雨「楽しいことって……?」

夕張「大丈夫、大丈夫。五月雨ちゃんならきっと気に入ってくれるって」ニコニコ

五月雨「は、はあ……?」

女「……」


1.何もしない
2.止める
3.その他
↓最初に2票

女「……」

夕張「あ、提督」

女「あー……今日もか」

夕張「えぇ。提督も来ます?」

女「……」チラッ

五月雨「……?」

女「……分かった、行くよ」

夕張「はーい」ニッコリ

――パラオ泊地、部隊施設 営倉

夕張「ごーはんだよー?」ギィ

レ級「……」グッタリ

女「……」

夕張「あら……?」
夕張「ご飯だよー? 美味しい美味しいご飯の時間だよー?」

レ級「……」シィン

夕張「……」

五月雨「あ、あの……」

夕張「ん?」

五月雨「あの、子は……?」

夕張「ああ、コレ?」
夕張「深海棲艦。上級種になるとね、人の形をしてるんだってさ」

五月雨「そう、ですか……」

夕張「うーん、起きないなぁ?」ゲシッ

レ級「っ……」ゴロ

五月雨「えっ……」

夕張「なーんだ、起きてんじゃない」
夕張「ほら、ご飯」ガチャン

レ級「……」グチャア

夕張「全部食べてね。待っててあげるからさ」

五月雨「ゆ……夕張さんっ!」

夕張「ん、何?」

五月雨「そ、そこまでやることは……!」

夕張「なんで? 何か問題あるの?」キョトン

五月雨「あ……っ!」タジ

夕張「あ、別に怒ってないよ。五月雨ちゃんにはね」ニコッ
夕張「深海棲艦だよ? 深海棲艦」

夕張「いくら殴っても、いくら蹴っても……」
夕張「殺しても、誰も咎めないんだよ、コレ」ゴリ

レ級「っっ……!」パタパタ

五月雨「でもっ、えっと……!」

夕張「でも……何?」

女「……良心の呵責ってやつはねぇのか、って話だろ」

五月雨「……はい」

夕張「……りょうしん?」キョトッ

女「胸に手を置いて、ってやつだよ。まさか、知らねぇのか?」

夕張「すいませんね、読書家じゃないので」

女「……そうか」

五月雨「……」
五月雨「……夕張さん。失礼します」ギィ

バタン

夕張「え、ちょっと、困るよ!」
夕張「もうっ」

女「……はぁ……あたしは最後まで居てやるから、さっさと済ませろ」

レ級「っ……っ……」パクパク

夕張「早くしてよね」ガッ

レ級「っ!」

2150:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場脱衣場

女「ん……」
女「お前もこれから風呂か」


脱衣場に居た艦娘
秋月、春雨、陽炎、五月雨、巻雲、摩耶、衣笠、夕張、金剛、ビスマルク、赤城の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「……」カポーン

五月雨「……」カポーン

女「……なぁ」

五月雨「……はい」

女「夕張のこと……どう思った」

五月雨「……」
五月雨「正直……怖いと思いました」

女「そうか……」
女「……あいつには妙な違和感がある」

五月雨「……良心の呵責、ですか」

女「あぁ。まるで知らねぇようだった」
女「あたしにも良心くらいあるからな」

五月雨「えっと……」

女「あたしに良心がねぇとでも思ってたのかお前……」
女「はぁ……あいつ、過去に何かあったのか?」

五月雨「わ、分かりません……あまり、そういう話はしないので」

女「そうか……」

2240:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……さて」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨の中から
↓1 ↓3

哨戒班
電、陽炎

巡洋艦級
摩耶、衣笠、プリンツ、利根、阿武隈の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

再安価


哨戒班
電、陽炎

巡洋艦級
摩耶、衣笠、プリンツ、利根、阿武隈の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

哨戒班
利根、電、陽炎

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、ビスマルク、摩耶、衣笠、プリンツ、阿武隈の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「今度、機会があったら聞いてみるかな……」
女「……あ、また新米二人か……利根も赤城も苦労するな、こりゃ」


【54日目:金曜日】終了

取り敢えずここまで
強行採決? あんたがたが選挙で負けただけじゃぁないかい、大人げないね


>>658
そのまま忘れててくれりゃ良かったのに……


そういえば料理って誰が作ってるんだ?
料理人が別で所属してるのかな?

執務室電話を見て「時限式イベントはないといったな。あれは嘘だ」って映像を幻視したんですけど

「賛成の方はご起立下さい」で反対派が一斉に立ち上がったのはワロタ

明日はバイトも講義も全部台風が流してくれたよ。やったね。


>>694
基地の補給科。
基地の皆の胃袋を掴んでるから整備科と並んで怒らせてはいけない人達。
因みに前スレ(ブイン基地)は艦娘と提督の分は間宮さんが一人でやってた。

>>695
嘘にしてほしいのかい?

≪風が強いな≫

≪投下、用意!≫

【55日目:土曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

利根「ふむ……そうか。何もないといいがな」

女「お前が電話とは珍しいな」

利根「そうか? 吾輩でも電話くらいするぞ」

女「誰と電話してたんだ? 家族か?」

利根「同期の奴だ。世間話を少しな」
利根「面白い噂も聞いた」

女「面白い噂?」

利根「うむ。なんでも、近々大規模作戦が行われるとか」

女「大規模作戦か……」


本日の哨戒班
赤城、利根、電、陽炎

本日の秘書艦
秋月、朝潮、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の積が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「今日は……と」ゴソゴソ
女「巻雲か」

巻雲「はわっ、頑張ります!」

女「おう」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

巻雲「……」

女「……なあ」

巻雲「なんですか?」

女「お前さ、なんか機嫌悪い?」

巻雲「いーえ?」

女「……なら、良いんだが」

コンコンコン

女「あいよー」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

夕張

>>711夕張

用件
↓1~3でコンマ2桁の積が最も高いレス、同値の場合は再安価

雨止んだ瞬間呼び出しやがって、あの店長許さん。ハゲ加速しろ。
国民の休日を理由にしたら休ませてくれた、あの店長許す。毛根復活しろ。

再開します

「夕張でーす」

女「ああ、入りな」

夕張「はい、失礼しまーす」ガチャ

女「なんだそれ?」

夕張「ふふん、見てください! 夕張メロンです!」バーン

女「……って、一昨日くらいにも持ってきたよな」

夕張「そうでしたっけ」

女「おいおい、しっかりしてくれ」
女「今度はどうしたんだ、それ」

夕張「酒保で安かったので買ってきたんですよ」
夕張「一緒に食べましょ!」

女「あぁ、そうだな」
女「巻雲、茶を持って来い」

巻雲「了解です!」


夕張の話題
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

女「……夕張、お前さ」

夕張「はい?」

女「昨日のこと……良心、少しでも考えたか?」

夕張「別に? そんな重要な話でしたか?」

女「……」
女「……お前、あれ以外で、普通の人間を殴ったことはあるか?」

夕張「ありますよ。しこたま怒られましたけど」

女「その時、何か思ったりは?」

夕張「さあ? 何せ小学生の頃のことなので」

女「……そうだな、じゃあ……」
女「こう、なんでもいい。誰かを傷付けたとか、動物を殺したとか……」

夕張「うーん……色々したなぁ。ウサギ、アヒル、猫、犬……」

女「なんだってそんなことを」

夕張「お腹の中が見たかったとか、どんな反応を見せるか見たかったとか……」
夕張「好奇心ですかね」

女「……そうか……」
女「その……その時は何か感じたりしなかったのかよ、こう、罪悪感を」

夕張「……罪悪感? どうして?」

女「……あのな、普通は感じるもんなんだよ」

夕張「うーん……そうはいわれてもそもそも罪悪感ってのいうのがどんな感じなのか……」

女「そこで昨日の話だ。胸が痛んだりな」

夕張「……それって、あの場で必要だったんですか?」

女「……どうだろうな」

巻雲「お茶が入りましたよー」トテトテ

女「おう、零すなよ」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

「少佐、お耳に入れておきたいことが」

女「うん?」

「先程、本土から通達がありまして……」ゴニョゴニョ

女「……そうか、分かった」
女「ご苦労さん」

「いいえ、職務ですので」

女「……参ったな……」
女(なんだってこんな辺境基地、このタイミングで報道班員なんか……)


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、五月雨、響、摩耶、衣笠、プリンツ、阿武隈、金剛、ビスマルク、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓2

あれ?春雨抜けてね?
安価なら春雨

>>731
ごめんミス

秋月「司令、お隣いいですか?」

女「おう」

秋月「では、失礼します」ストン


秋月の話題
↓2

秋月「……月が、綺麗ですね」

女「……」カチャーン
女「どうした、まだ昼だぞ。大丈夫か?」

秋月「……あ……」カーッ
秋月「間違えっ……今の、今のなしでお願いしますっ……!」

女「そういうこともあるさ」ナデナデ
女「あー……こほん」

秋月「……?」

女「私、死んでもいいわ」
女「ってな?」

秋月「し、司令!」ギュッ

女「待て、ここ食堂、今昼飯メシ!」

春雨「……むぅ」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

巻雲「司令官様ぁ、とれませんっ」ピョンッ ピョンッ

女「あー……そろそろ茶にしよう。あたしが代わるから、淹れてきてくれ」

巻雲「はいっ、了解ですっ」

コンコンコン

女「ん?」


入ってきた艦娘
朝潮、春雨、五月雨、響、摩耶、衣笠、プリンツ、阿武隈、金剛、ビスマルク、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価

春雨

>>741春雨

用件
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

「春雨です!」

女「あぁ」

春雨「失礼します!」ガチャ
春雨「……」スンスン

春雨「メロン……」
春雨「メロンがありますね?」

女「おう、良く分かったな」

春雨「当然です」フンス

女「巻雲、茶をもう一杯追加だ」

<はーい


春雨の話題
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価

春雨「あ、そうだ。本来の用事……」

女「あぁ、なんだ?」

春雨「えっと……さっき、工廠前で夕張さんが……」

女「あいつ今度は何したんだ」

春雨「私達の名前のリストを眺めながら、誰にしようかな、って……」

女「……オーケイ、ありがとう。分かった」

春雨「えっと……」

女「あいつとはよく話しておこう……」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

夕張「ねぇ、電ちゃん」

電「はい?」

夕張「ご飯終わったら……」
五月雨「電ちゃん、一緒に食べませんか?」ズイッ

電「はわっ」

五月雨「ね、食べましょう?」

電「は、はいなのです。夕張さん、ごめんなさい」

夕張「あ、うん。こっちこそ引き止めてごめんねー」

女(……)


隣に座った艦娘
朝潮、陽炎、響、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の差が高い方、同値の場合は↓2

赤城「提督? お隣良いですか?」

女「あぁ」

赤城「では、失礼しますね」ストン


赤城の話題
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

赤城「今日も新人二人同時でしたね」

女「おう。沖で演習したろ?」

赤城「はい。利根の教練者っぷりが早くも板についてきていますね」

女「まぁ……元々その気質は多少なりともあるだろ」
女「観察力もあって、実力も高い。何より実戦向けだ」

赤城「本人はあまり好んでいないようですが、その通りです」

女「後は、戦闘に対する姿勢か……陽炎には良いかもしれんが、電がな」

赤城「新人に対しての説明には、少々悲観的に過ぎるところがありますからね」

まあ言いたくは無いが春雨の他に>>755で五月雨が抜けてたりもするし疲れてるんやろうなと

違うから。五月雨と電は夕張に対するガードの関係でコミュ取れないって理由がちゃんとあるから

和だったわ……バカか俺は……
どうしようかなぁ

……よし、やり直さないでそのままいこう

みんな気遣いありがとう

2000:執務時間外
――パラオ泊地、部隊施設 工廠前

夕張「だからさ」

阿武隈「でも、今からお風呂だし……」

夕張「22時までは時間があるよ? ほら、ね?」

阿武隈「……やめて、って」バッ
阿武隈「もう、行くから」スタスタ

夕張「ふーん……阿武隈ちゃんさ、憎くないの?」

阿武隈「……!」ピタ

夕張「深海棲艦が、憎くないのかなー?」
夕張「私知ってるよ? 阿武隈ちゃんさ、空襲で友達が死んじゃったんでしょ?」ニタッ

阿武隈「っ……!」

夕張「深海の、ヘルキャットの、機銃掃射で」ニタニタ
夕張「憎いよね? 憎たらしいよね? 深海棲艦」ニタニタ

阿武隈「……行けば、良いんでしょ、営倉」

夕張「えぇ」ニヤッ

女「ん……」
女(今日も勧誘してやがる……人手が欲しいのか)

女(しかも、もう乗った風だな)
女(どうすっか……)


1.引き止めない
2.引き止める
3.その他
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

――パラオ泊地、部隊施設 営倉

女(……なんで、見に来たんだろうな、あたし)

夕張「いやー、丁度良かったです」

女「何が」

夕張「三人必要なんですよね、これ」
夕張「今日は摩耶さんも巻雲ちゃんも捕まらなかったので」

女「そうかい」

阿武隈「……」

女(後悔してる、って面だな)

阿武隈「えっと……何があるの?」

夕張「ん? 知らないで来たの?」ギィ
夕張「これよ」

阿武隈「……ひっ……!?」ゾクッ
阿武隈「こ、これは……?」

レ級「……」グッタリ

夕張「深海棲艦だよ。人の姿を持ってるのもいるってこと」
夕張「はい、今日のご飯」コトン

レ級「……」ムクリ

夕張「段々まともなものが食べられるようになってきたよねー」ニタニタ

レ級「……」ユラユラ

阿武隈「……!」アトズサリ

夕張「速く歩いてよ」トントン

レ級「っ……」ユラユラ

夕張「あ、今日は椅子に座るのを許してあげようかな」

レ級「……」ストン

夕張「なんてねっ」ガンッ

レ級「っ!」ドシャッ

阿武隈「っ……!」

レ級「……」フルフル

夕張「……阿武隈ちゃーん?」クルッ

阿武隈「ひぃっ!?」

夕張「もう、何そんなにビビってんのよ?」

女「……」

夕張「多分ね、この子は上級種なんじゃないかと思うんだよね」
夕張「確か、阿武隈ちゃんが呉に居た頃に二人だけ生き延びたっていうあれ……」スッ

阿武隈「っ!」

夕張「深海の上級種1を含む敵艦隊に襲われたんだったよねー?」
夕張「もしかしたら、これなんじゃないかなー?」

阿武隈「っ……ぁ……!」ゾクッ

夕張「阿武隈ちゃんの、友達や仲間を沢山殺した、にっくき深海棲艦」ササヤキ
夕張「かもしれないねー?」ニタッ

阿武隈「あっ……ああっ……!」カチカチ

レ級「……」ムクリ

女「……」

夕張「海の上で戦ってても、この姿は分かんないもんねー?」ニタニタ

阿武隈「あああ……!」カチカチ

レ級「……」

夕張「あれ、こっち見てる。自分はいっぱい殺しておいて、自分が捕まったら、ああして助けてもらおうなんて」
夕張「虫が良すぎると……思わない?」

阿武隈「~~!」


阿武隈は……
1.衝動に耐えかねた
2.衝動に耐えた
3.その他
↓最初に3票

夕張「……」クスッ
夕張「はい、これ」

女(その木の棒どっから出したんだ)

阿武隈「あ、ああっ……!」スッ
阿武隈「あ、あなたがっ! あなたが悪いんだからっ!」ドコッ

レ級「がっ……!」ドシャッ

女(耐え切れなかったか……)

阿武隈「あなたがっ……あなたがっ……!!」ガッ ゴッ

レ級「っ……っ……!」

阿武隈「うああぁぁぁああ!」ガッ ガッ

レ級「っ……! っ……」

夕張「はいはい、そこまでー、そこまでー」ガシッ

阿武隈「ふーっ……ふーっ……!」

レ級「……」グッタリ

夕張「これ以上やったら死んじゃうから、ね?」
夕張「死体を叩くのは楽しくないよねー?」

阿武隈「ぇ……ぁ……!」カラン
阿武隈「あ、あ、あ……ああぁぁぁぁ……!」ストン

女「……」

阿武隈「あああぁぁぁぁああ!!」ポロポロ

女「……はー」スッ

阿武隈「ひっく……ひぅ……うあああああ!」

女「……」ギュッ ナデナデ

阿武隈「ぅぅぅ、うぅぅ……!」グスッ

女「夕張」

夕張「はい?」

女「これがな、正常な反応だ。この際だから、正直に言うぞ」
女「お前はまともじゃない」

夕張「……はあ?」
夕張「まともじゃない、って……」

夕張「提督は今の今まで何見てきたんですか、ここで」
夕張「まともな子なんて居ますか? この泊地」

女「……まともじゃねぇ奴のが多いことは確かだ」
女「だが、まともな奴も居る。全員が全員じゃない」

女「あたしも色んなまともじゃねぇ奴見てきたしな、ここの奴が何かしら持ってんのは分かってる」
女「お前は……お前はその中で飛び切りだぞ。酷ぇ。あたしから見ても酷ぇ」

夕張「は……何を言い出すんですか」
夕張「私だって自分が普通だなんて思ったことありませんよ」

女「……お前、罪悪感がないのはいつからだ」
女「中学生の時か? 小学生の時か? もっと前か? 違うよな?」

夕張「知りませんよ。興味もないし」ニヤ

女「そうだよな。お前は最初っから持ち合わせちゃいなかったんだ、良心だの罪悪感だのを」
女「最高に戦争向けかもな。人間向けじゃねぇが」

阿武隈「……」グスッ グスッ

女「巻雲や響は人生も途上で捨てたんだろうな。それは経験によるものだ、壊れただけだ」
女「だが、お前は最初から欠けてる。失くしたんじゃない、無いんだよ。最初から」

女「お前の頭は……欠陥品だ」

夕張「……は、私が?」ポカン
夕張「私が欠陥品? 私の頭が?」

夕張「面白いこと言いますね? 冗談で言ってます?」ケラケラ
夕張「笑えないですよ、その冗談」ギロッ

女「……」

レ級「……」ググッ

阿武隈「……」グスグス

女「……場所を移そうか」

――パラオ泊地、部隊施設 工廠

女「阿武隈、先に風呂行ってろ」

阿武隈「はい……」

タタタタ……

女「……」

夕張「で、説明してくれるんですよね、当然?」
夕張「私をあれだけ馬鹿にしたんですもんね?」

女「……説明はさっきした通りだよ」
女「本来持ってるべきものを持ってない奴を、欠陥品以外のなんて呼べば良いんだ?」

夕張「……撤回してくださいよ」
夕張「私が欠陥品だなんて、あるわけないでしょ」

女「……お前の感情は怒りと喜びしかねぇのな」
女「しかも、多くの事に無関心だ」

女「言い方が悪かったのは認める。悪かったな、急に欠陥品なんて呼んで」
女「だが、お前の頭には欠けてるものがあんのは確かだ」

夕張「……分からない、って不快です」

女「あたしもお前が分からなくてイライラしてたよ」
女「風呂入ろう」

――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

阿武隈「……」カポーン

夕張「……」カポーン

女「……お前さ、これまで、何があったんだ?」カポーン

夕張「……二年前、開戦直後に家族全員死んだんですよ。全員私が確認したんで間違いなく死んでます」
夕張「で、親戚一同から引き取り拒否されて、施設ですね」

夕張「どうせすぐに中学卒業だったし、進路も決まってたんで。進学したら一人暮らしだし」
夕張「施設に半年居て、工業高校行くつもりだったんですけど、海軍の募集してて面白そうだなって思って応募しました」

女「……で、艦娘か」

夕張「まさか受かるとは思ってなかったですよ。工業蹴って、今ここにいます」
夕張「丁度引っ越すタイミングだったんで荷作りも出来てたし」

阿武隈「……あの、さ」
阿武隈「やっぱり……無関心、だよね」

夕張「さっき提督に言われた時も思ったけど、何が?」

女「そうだな……お前、家族が死んだ時、どう思った?」

夕張「別になんとも。生活困窮するなーと」

女「……施設を出る時は? 友達の一人くらい居たろ」

夕張「これもあんまり……あー、送別会のハンバーグ美味しかったなー」

女「そういうことだ」
女「お前は他人に対して無関心すぎる」

夕張「何か悪いんですか?」

女「別に無関心なのが悪いとは言わねぇよ。国民はあたしらのことなんか無関心だしな」
女「お前の場合は度が過ぎてるってだけだ。普通は周りの人間をもう少し気にするもんさ」

女「入隊の理由はなんだ? さっき“面白そうだ”って言ってたが」

夕張「実際お金ですかね。基本給と危険手当、他諸々含めれば月50万のぼろ儲けですよ」

女「その分のリスクは考えなかったのかよ」

夕張「別に。私が死んだ後の事なんて私が知るわけないじゃないですか」
夕張「大怪我して、なんてこともあり得ませんしね、艦娘って」

女「……お前の中で、人の命ってやつは相当軽いんだな」

夕張「実際軽いじゃないですか。提督だって戦場に居たんでしょ?」
夕張「たった5.56ミリメートルに過ぎない口径の弾丸に当たっただけで、さらっと消し飛ぶんですよ? 安い物です」

女「そんなもんで価値を量るな」
女「人間みんながお前みたいな合理主義だけで生きてるわけじゃねぇんだ」

女「……多分、お前家族の葬式とか、別の事考えてたろ」
女「……出席はしたよな?」

夕張「出ましたよ、一応。眠かったですけど」

女「それだろうな……親戚が引き取りたがらなかった、っていうのは」

阿武隈「……聞くだけで気味悪いもん」

夕張「はあ?」

女「悪いがその通りだぞ。シャバの人間からしてみれば、かなりな」

夕張「……なーんか、私って思ってた以上に異常だったんですね」

女「今更気付いたのか」
女「まぁ、そうして気にする程度の人間らしさはあって安心したよ」

阿武隈「……」

2150:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……何にも解決してねぇような気もする」
女「取り敢えず哨戒班考えっか……」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、巻雲の中から
↓1 ↓3

哨戒班
朝潮、五月雨

巡洋艦級
摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
阿武隈、朝潮、五月雨

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「……そういえば明日はクソッタレジャーナリスト様の接待か……」
女「日曜なのに一日仕事かよっ、畜生!」バンバン


【55日目:土曜日】終了

夕張の問題点は分かったが解決に関してはもう普通に専門機関に任せてもいいレベル。有体に言って解決しない
突っ込み所で言えば今日は緊急電が一切入らなかった日なんだなぁとか
秘書艦巻雲とのコミュ判定がなかったなぁとかあるが、不気味な理由がありそうで怖い

取り敢えずここまで

質問等あればご自由にどうぞ

>>814
夕張に関しては概ねそんな感じ。専門機関に送らなくても良い方法を考えるか、いっそ送るか。
緊急電は俺の気まぐれと哨戒班の内容による。
巻雲とのコミュは単純に忘れてた。

TRPG的に考えればNPCに解決を委ねるのは良くてノーマル悪けりゃデッド
でも専門機関に送らなくても良い方法…最高に戦争向けであるなら別にこのまま飼い殺しでもいいのか(解決放棄)

あと>>768の疑問の解答は>>769であってるの?

>巻雲とのコミュは単純に忘れてた。
やはり寝かすべきだった
というより明日の報道班員どうすんだ営倉に突っ込む姿が想像に難くないぞww

>>817
>>768の回答は>>769の通りです。
五月雨と電は少し早めに別の席で食べ始めてました。

>>818
営倉は工廠の近く。工廠は軍機の塊。もう分かるな?

今までの描写振り返れば着地点は

だれか艦娘の問題を解決してパラオ泊地編完結するか
既にばら撒かれた特殊イベント掻い潜って日常は
続く!か
大本営の大問題を大解決して女提督堂々大団円するか
相次ぐ謎の奇襲強襲でパラオ泊地壊滅するかのどれかだろ、実際

なんだ朝早くにやってたのか
実際にバッドエンドなんてあり得るのか?


>>822
一応有り得ます。

投下します

バイト? 2つは辞めたな
火曜日は講義もバイトもない日にしてしまった

【56日目:日曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「陽炎、リボンが曲がってる」

陽炎「あ、ごめん」

女「身嗜みに気を使え、今日は本土から軍隊最大の敵が来る」

赤城「テレビ局、でしたね」

女「国民より怖い連中だ。しかも左巻きの局らしい」
女「利根、赤城は案内の補佐だ。制服を着ておけ」

赤城「了解です」
利根「うむ」

女「摩耶と響は営倉の見張りだ格子の外で見とけば良い」
女「一応工廠周りには近づかせないようにするが、万が一もある。あの深海棲艦が騒がないようにしとけ」

摩耶「おう」
響「ダー」

女「……お前ら案外打ち解けたな」
女「他は全員自室待機。別命あるまで部屋から出るな」


本日の哨戒班
プリンツ、阿武隈、朝潮、五月雨

本日の秘書艦
秋月、電、春雨、陽炎、衣笠、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

女「今日の秘書艦は……」ゴソゴソ
女「……だが、利根だ」

利根「何が“だが”なんだ」

女「こっちの話だ」

0800:課業開始
――コロール島、パラオ泊地 正門

大尉「彼らです」

女「……おい待て、あいつはテレビで見たことあるぞ」
女「頭の軽い連中が大喜びしてた俳優じゃねぇか」

大尉「話題性が重要なのでしょう」
大尉「それに、貴女の上官の推薦でしたよ?」

女「あんのジジイ……!」

大尉「良いではありませんか」

チーフD「あのー」

大尉「はい、只今」
大尉「まぁまぁ、普通の対応でお願いします。広報マニュアルお読みになったでしょう?」

女「あー、クソッ」

チーフD「3、2、1、キュー」

俳優「パラオ泊地艦娘部隊、ってありますね」
俳優「あ、誰か居ますよ」

女「こんにちは。ようこそパラオ泊地へ」
女「当泊地指揮官の女少佐です。よろしくお願いします」ビシッ

利根「補佐を務める、利根であ……なのです。よろしくお願いします」ビシッ

俳優「こんにちは、今日はよろしくお願いします」

女「話は聞いてますんで、早速どうぞ」

俳優「はい」
俳優「わぁ、なんか緊張するなぁ」

女(やべぇ、もう苛々してきたぞ……)

――パラオ泊地、旧ホテル ロビー

女「ここはかつてホテルでしたが、現在は貸切という形で陸戦隊兵舎になっています」
女「陸戦隊と空軍の対空砲員、その他一部職員がここで寝泊まりしています」

女「食事だけ従業員のお世話になっており、建物の維持や掃除は全て兵員がやっています。お陰で格安です」
女「オーナーはあちらのパラオ人の方です」

俳優「こんにちは。日本から来ました」

「よく来なすったね」

俳優「日本語お上手ですね」

「まぁ、これだけ日本人と接してるとね」

俳優「えっと……経営とか、大丈夫なんですか?」

「大丈夫だよ。結構良い額を払ってもらってるよ」
「困ったことがあると助けてくれるしね。日本の兵隊さんは最高だよ」

利根(下の方は鉄の規律なんて言われてるからな)

――パラオ泊地、旧ホテル 屋上対空砲陣地

女「基地の直接防空を担う、対空砲陣地です」
女「このVADSの所属は空軍で、運用しているのも空軍の要員ですが、海軍への出向という形で当基地の指揮下にあります」

女「一分間に1,000発の20mm機銃弾を撃ちます。コンピューターで敵性航空機の位置を予測し、確実に命中させられます」
女(数字を並べて説得力を出しつつ煙に巻き、勿論最新型は見せない)

俳優「へぇ、凄いですね。空襲が来たらこれで撃ち落とすんですか」

女「はい。頼りになる武器を扱う、頼りになる兵員達です」

「どうも」

俳優「おぉ」

利根(頼るような事態になった験しはないがな)

――パラオ泊地、部隊施設 運動場

女「運動場を挟んで向こう側が艦娘部隊の施設です」
女「艦娘もここでトレーニングをしたり、時には遊んだりしています」

俳優「遊んでるんですか?」

女「常に気を張っていると持ちませんからね、適度に息抜きを」
女「今日は殆どが近海の哨戒と洋上訓練で、ここに出ている艦娘は居ませんね」

利根(誤魔化しよった)

女「ここから先は彼女にも案内を手伝ってもらいましょうか」

赤城「赤城です。基地のご案内なら、私にお任せくださいませ」

俳優「あ、はい。よろしくお願いします」

――パラオ泊地、司令部施設 庁舎前

女「こちらが司令部庁舎です。基地の設置にあたって、この建物だけは新築しました」
女「屋上にはホテルと同じように対空陣地があります」

利根(こっちのは最新型のやつだが)

赤城(同じのがあるってことにして、見せないでおくんですね)

女「中へどうぞ」

俳優「はい、では……」
俳優「これから、司令部の中へ入れてもらいます」

――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「ここが私の執務室です」

俳優「へぇ、普段ここでお仕事されているんですねー」

女「えぇ。艦娘の意見もよく聞き入れるようにしています」

俳優「意見ですか?」

女「彼女らもなんらかの不満を抱えていることがあります」
女「司令部の方でも環境の改善には努めていますが、我々の気付かないようなこともありますからね」

俳優「大変なんですね」

女「えぇ。それでも、国民のために日夜戦っている彼女らですから」
女「地上では出来るだけ良い環境で居させてあげたいな、と」

利根(よくベラベラ言葉が出てくるな)

――パラオ泊地、司令部施設 休憩室

女「ここが司令部の休憩室です。主に司令部庁舎内の職員が利用します」

赤城「艦娘は別の休憩室があるので、あまり利用しませんね」

俳優「へぇ……あ、コップの自販機がありますよ」

女「お飲みになってもらって構いませんよ」

俳優「では、一杯いただきます」チリン

――パラオ泊地、部隊施設 工廠前

俳優「あれはなんですか?」

女「工廠です」
女「艦娘用の武器や、一部の弾薬が保管されています」

俳優「へぇー、中は?」

女「機密です。お見せできません」

俳優「そうですか……」

女「あちらが大浴場です。女湯しかありません」
女「艦娘と時々女性職員も入っていますね。私も毎晩こちらを利用しています」

俳優「男湯は?」

女「ホテルの方です」

俳優「こっちで働いてる男性職員の方は大変ですね。同じ基地の中で通勤ですか」

女「鍛えてますから」

――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「ここが食堂です。艦娘が入ると混雑しますから、我々は一足先に頂いてしまいましょう」

間宮「ご用意しておきました」

女「ご苦労」

俳優「有名な、海軍カレーですか?」

間宮「いいえ、カレーは金曜日のお昼だけですね」
間宮「今日は竜田揚げです」

俳優「おぉー」

居るよ!
普段は甘味処しか担当してないけど、時間外だから特別に番組スタッフ分だけ出張ってもらったんだよ!
こんな中途半端な時間に作らせたりしたら補給科がスト起こすわ!

俳優「美味しいです。こんな美味しいご飯を食べて戦っているんですね」

女「そうですね。やはり、士気の柱ですからね」

俳優「やっぱり、美味しい物を食べないとやる気も出ませんよね」

チーフD「……はい、カット。お疲れ様でした」
チーフD「私どもの食事までご用意していただき、ありがとうございます」

間宮「いえいえ」

チーフD「あ、少佐さん。ちょっと……」テマネキ

女「はい?」

チーフD「話が違いますよ」ヒソヒソ
チーフD「何もかも見せていただくという話だったじゃないですか」

女「……工廠ですか」
女「機密だと言ったでしょう」

チーフD「知る権利があります」

女(出た、知る権利)
女「機密は機密です。お見せできません」

チーフD「国民の血税で作られたものでしょ? 情報公開の義務はどうしたんですか」

女「防衛機密は例外です。工廠に限らず、艦娘関連の多くの施設は特定防衛機密に指定されています」
女「機密以外ならいくらでもお見せしますよ。そこは誤解されることのなきよう」

女(工廠の周辺だけは見せるわけにはいかねぇからな)

1330:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 休憩室

女(……よし、二時間)
女「それでは、午後の部に入りますか」ガチャ

俳優「艦娘部隊の施設ですね」

女「えぇ。ご案内しますよ」

俳優「艦娘には会えますか?」

女「いいえ、自室で待機している者も居ますが、殆どは午後の訓練に出ました」

俳優「そうですか……」

赤城(実際には全員寮で待機しているんですけどね)

――パラオ泊地、部隊施設 宿舎

女「ここが艦娘の宿舎です」
女「艦娘は全員がここで寝泊まりしています」

俳優「へー」
俳優「お部屋とか、見せていただけませんか?」

女「……」
女「赤城、いいか?」

赤城「えぇ、構いませんよ」
赤城「私の部屋をお見せしましょう。こちらです」

俳優「あ、すいません」
俳優「女の子の部屋、なんだか緊張しますね」

女「(翔鶴は?)」

赤城「(こうなるだろうと思って、制服を着せてます)」

――パラオ泊地、部隊施設 宿舎 赤城・翔鶴の部屋

赤城「ここが、私の部屋です。二人で使用しています」

俳優「おー……普通の女の子の部屋、って感じですね」
俳優「もうお一人は……?」

赤城「あら……少し空けているようですね」
赤城「今日は非番だった筈だけど……」

俳優「こう、ベッドの整い具合がすごいですね」

赤城「はい。コインを弾くくらいにシーツを張ります」

俳優「すごい。それを毎朝やっているんですか?」

赤城「当然です。艦娘といえども軍人ですからね」

女(……翔鶴はトイレかね)

――パラオ泊地、部隊施設 休憩室

女「ここが艦娘の休憩室です。司令部の休憩室とは逆に、司令部職員は殆ど使いません」

俳優「構造は概ね司令部のと同じですか」

女「自販機のメーカーが違うくらいですかね」

俳優「メーカーですか」

――パラオ泊地、部隊施設 甘味処“間宮”

女「ここが甘味処“間宮”です」
女「艦娘の慰安の為に、お菓子などの甘味を提供しています」

間宮「いらっしゃいませ。甘味処“間宮”へようこそ」

俳優「あれ、さっきの……」

間宮「はい。今日はお昼を作らせていただきました、給糧艦娘間宮です」

俳優「普段はここで働いてらっしゃるんですねー」
俳優「ていうか、艦娘だったんですか?」

間宮「あ、艦とはいっても、自衛程度の戦闘能力しかありません」
間宮「本来は隊員の慰安のための艦ですからね」

――パラオ泊地、部隊施設 埠頭

女「最後に、ここが埠頭です。艦娘は訓練、演習、出動などは全てここから行います」

俳優「ここから艦娘が海へ出ていくんですね」

女「はい。戦時中は、旧日本軍の水上機基地だったそうです」

俳優「へぇ……」

チーフD「カット」
チーフD「少しここで撮りましょう」

俳優「あ、はい」

チーフD「ここに立って……じゃあ、次いきまーす」
チーフD「3、2、1、キュー」

俳優「この海の向こうで、艦娘が戦ってんですよね」
俳優「何を、思って戦ってるんでしょうね」

俳優「……怖かったり、しないのかな」
俳優「女の子ですよ。そりゃ、訓練とかしてるけど……」

利根「……!」

女「……」スッ

利根「……」ジリッ

俳優「戦争だもんなぁ」

女(とんだ茶番だ)

チーフD「最後に艦娘のインタビューをしたいんですが」

女「昼にも申し上げた通り、艦娘のことの多くは特定機密に指定されています」
女「赤城と利根を出すだけでも、かなり特別なことなんですよ」

チーフD「そこをなんとか。現場の生の声をお届けしたいのです」

女(……歯の浮くような台詞がよくもまぁそんなに出てくるもんだ)
女「……分かりました。私の立ち会いの下で、赤城のみ許可します」

チーフD「感謝します」

女(余計なこと聞いてくれるなよな……)

俳優「赤城さんは、どうして艦娘になったんですか?」

赤城「そうですね……皆が困っている時、立ち上がれる人間を目指していたから、でしょうか」
赤城「元々誰かの為になる仕事がしたいと思っていて、それならより多くの人の為になる仕事に就こうと思いました」

赤城「それで選んだのが海軍ですね。私が入った頃は自衛隊でしたが」
赤城「やっぱり、一億二千万人の為に戦っていると思うと、やり甲斐があります」

俳優「一億二千万人を背負うって、重責じゃないですか?」

赤城「いいえ、そうは思いません。私の、ほんの一艦娘に過ぎない私の、大きな誇りです」

俳優「すごいなぁ……」
俳優「怖かったり、しないんですか?」

赤城「怖くない、といえば嘘になります」
赤城「ですが、私の後ろには沢山の仲間がいて、その後ろには国民が居るわけです」

赤城「日本国軍に負けはありません」
赤城「負けることの許されない、国民の盾なんです」

赤城「それは私に限らず、国軍兵全員が胸にしています」
赤城「国民の、明日の平和のために私達は戦っています」

俳優「そうですか……なんだか、もう頭が上がりませんね」
俳優「今日はありがとうございました」

赤城「いいえ、こちらこそ」

チーフD「はい、カット」
チーフD「んー、もう少し踏み込んで欲しかったかな」

俳優「そ、そうですか?」

女「……」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「あー、疲れたー……」
女「お前もご苦労さん」

赤城「大分しつこくやりましたね」

女「ほんとにな。あたしもかよってな」

利根「うぬぬ、放送する時はどんな風になるんだろうなぁ」

女「さぁな……」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

朝潮「司令官、お隣良いですか」

女「あぁ、構わねぇよ」

朝潮「では、失礼します」ストン


朝潮の話題
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

朝潮「今日の取材、どうでしたか?」

女「上々だよ」
女「お前、テレビなんか見るのか?」

朝潮「家では殆ど見たことがありません」

女「そうかい」
女「哨戒は?」

朝潮「何の問題もなく終わりました」
朝潮「詳しくは報告書に……」

女「おう」

2000:執務時間外
――パラオ泊地、部隊施設 工廠前

陽炎「夕張さん」

夕張「ん?」

陽炎「五月雨が、夕張さんには注意するようにって言ってたんですけど」
陽炎「……夕張さん、何してるんですか?」

夕張「んー、別に隠すものでもないし、人手も足りないし、見せてあげても良いけど……」

女(勧誘してるっていうか、陽炎から行った感じだな……)
女(陽炎は何も知らんだろうし、止めるべきか、放っとくか……)


1.止めない
2.止める
3.その他
↓最初に2票

女「……やめとけ」グイッ

陽炎「ひゃっ!?」

夕張「あー」

女「お前、後ろから歩いてきたあたしに全然気付かなかったな」

陽炎「な、何よ、急に!」

女「お前には早い。絶対後悔する。保証しても良い」

陽炎「……なんで?」

女「そういうことだ」
女「風呂行くぞ」

陽炎「え、ちょ、ちょっと、着替え! 着替え取ってこさせて!」

女「……取ってこい」

――パラオ泊地、部隊施設 大浴場脱衣場

女「んん……」シュルッ パサッ

ガラガラ

女「陽炎?」

陽炎「持ってきたわ」
陽炎「説明してよね」シュルルッ

女「はいはい」カラカラカラ


入っていた艦娘
秋月、春雨、響、巻雲、衣笠、プリンツ、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

プリンツ

>>887プリンツ

何をしていたか
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

プリンツ「あ、提督」ヌルヌル

女「おう、なんか久々の登場だな」

プリンツ「そうですねー」ヌルヌル

女「身体洗ってんのか」ストン

プリンツ「はい」ヌルヌル
プリンツ「提督も洗ってあげましょうか?」

女「陽炎にやれ」

陽炎「うぇっ!?」

プリンツ「ガッテン!」ダッ ガシッ

陽炎「ちょっ、待っ……!」

プリンツ「陽炎を、椅子に、シュートぉ!」ドスンッ

陽炎「ひやぁあっ!?」

プリンツ「ふっふっふ……」ヌルヌル

陽炎「ひゃっ……! なんだか、手付きが、やぁんっ!」

女「じっくり洗ってもらえ」ゴシゴシ

プリンツ「ふむふむ、おっぱいはちょっとある、こっちはほぼツルツル」ヌルヌル

陽炎「やっ、あっ……んんっ……!」ピクンッ

プリンツ「んんーん、良い具合ですねー」ペロッ

陽炎「だめっ、だめですっ……ひゃうっ……!」

女「さて……」バシャアッ
女「そんくらいにしとけ」ゴチンッ

プリンツ「ぷぎゃっ」

陽炎「んっ……はーっ……はーっ……!」
陽炎(何……今の……!?)ビクビクッ

女「ったく」

2140:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「はー……」
女「そういや休憩室にも宿舎にも受信可能なテレビねぇよな……」

女「あたしの部屋のもだし、正直DVD見る以外に使い道ねぇし」
女「……夕張はどうやってアニメ観てんだ……?」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、電、春雨、陽炎、響、巻雲の中から
↓2 ↓4

哨戒班
秋月、電

巡洋艦級
摩耶、衣笠、利根、夕張の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
衣笠さん、秋月、電先輩

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、摩耶、利根、夕張の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「ん……」ゴロン
女「……飲もう」ムクリ


【56日目:日曜日】終了

取り敢えずここまで

衣笠さんと電先輩?
予測変換の一番上で出てきたから敢えて入れただけ、他意はない
衣笠さんは普通に覚えてたけど、電先輩が本気で心当たりない

質問等あったらどうぞ

何事もなく茶番めいたカメラ回しは済んだようにみえるけど、勘繰り始めると止まらんなこのイベントは

夕張をレ級の世話係から外したらどうですかねえ

いっそレ級にとどめさして楽にさせれば良いじゃん
夕張以外進んで世話する人なんて巻雲ぐらいしか居ないしその巻雲も虐待しちゃうしな
それか責任をもって提督自身にレ級を管理するように誘導するか?

思い出した。
つい最近某イラスト投稿サイトで「イージス電先輩」検索したんだった。
その時、イージスは分けて打った記憶あるから、多分それだ。

>>919
書いた以外にもちょこちょこ撮り直しとかしてる

>>921
深海棲艦に一番詳しいのも夕張なんだよなぁ

レ級にトドメ!その手があったかと言いたいが、そもそもなんでレ級なんて鹵獲してるんだっけ>>>1

>>923
案外二人以外にも居るかもしれないぞ

>>925
書きたかったからです、はい

つーわけで艦娘安価
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2 ↓3 ↓5

【おまけ】

女「二回目だな」

五月雨「二回目ですね」

夕張「二回目ですねー」

利根「うむ、二回目だ」

夕張「うーん、本編の私なー……相当やばげなのになってるなー」

五月雨「まさかあそこまでサイコ野郎だと思わなかったんですけど」

夕張「口悪いな。野郎じゃないし」

利根「相変わらずギャグテイストは薄いな」

女「まったくだ」

五月雨「大体夕張さんのせいですね」

夕張「私だけが原因じゃなくない? ていうか五月雨ちゃんさっきから辛辣だね」

利根「吾輩がご意見番だというのもなんとなく分からん」

女「困った時には赤城と並んで大体応えられるだろ」

利根「うーむ、他にも居るじゃろ」
利根「例えば……」

夕張「スタァーップ! それ以上いけない!」

五月雨「もう少し静かに言ってくれませんかね」

夕張「五月雨ちゃん、もしかして私のこと嫌い?」

女「さて、本題に移ろうか」

利根「うむ」

五月雨「質問に答えるんでしたよね」

夕張「簡単にね」

五月雨「チッ」

夕張「ねぇ! 今舌打ちした!? 今舌打ちしたよね!?」

女(現状の好感度で集めるとこんな感じになるんだな……)

利根「最初の質問だ」


質問
↓2

女「今のそれぞれの好感度は本編に準拠してるな」

利根「つまり夕張はかなり孤立してるといっていい」

夕張「そんなに嫌われてたんだ、私」

五月雨「興味ないんでしょ?」

夕張「あるよ、一応! 本編とは多少違うんだからね!?」

利根「まともな奴にはなっとるからな、一応」


質問
↓2

利根「わ、吾輩の喋り方が原因だと!?」

女「まぁ……確かに妙に達観してる感があるからな」

五月雨「それに、事の真相を知ってそうな感じですよね」

夕張「利根先生」

利根「吾輩を一体なんだと思っとるんだ……」


質問
↓1

女「そういやそうだな」

夕張「仲直りしたんですかねー」

利根「元々仲の悪い方でもなかったぞ」
利根「摩耶があそこまで怒ったのも、信頼と仲間意識の裏返しなのだ」

五月雨「摩耶さん、ああ見えて仲間想いの良い人ですもんね」

女「まぁ、喧嘩すんのもダチだからこそ、かね」

五月雨「夕張さんは怒られても喧嘩にはなりませんもんね、基本」

夕張「なるよ!」

女「方向性だろ。お前の場合は自分の事以外で怒らねぇのよ」

女「さて、次スレの宣伝だな」

夕張「いつまで続くんですかね、これ」

女「さぁなぁ……」

利根「もう8スレ目だぞ」

五月雨「この19人でよく8スレも続きますよね」

女「安価の取り方が取り方だからな」


次スレ
【艦これ】響「司令官が泊地に着任したよ」【女提督】
【艦これ】響「司令官が泊地に着任したよ」【女提督】 - SSまとめ速報
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質問
↓2

利根「ふむ……ふむ?」
利根「うーむ、強ち間違ってないかもしれん」

女「単純なコミュニケーション能力なら夕張は低くないからな」

五月雨「それでも孤立してるのは?」

女「サイコだからだな」

夕張「ぐぬぬ……」

女「本性が分からない最初のうちは仲良く出来るんだよ」
女「で、深く知ってくと離れて行きたくなる感じ」

女「利根は踏み込むと話の分かる良い奴なんだが、口調もあってか第一印象が良くない」
女「大勢の知り合いより、少数の友達が大事って感じだな」

利根「うむ……」

女「五月雨は……あれだ」

利根「……あれだな」

夕張「あれだねー……」

「「「あざとい」」」

五月雨「張り倒しますよ」


質問
↓2

夕張「そうだね」

五月雨「いやいや、黒いなんて……黒くないですよ」

女「さっきの自分の発言思い返してみろよ」

五月雨「いや、まだマシですよね!? 私より黒い子居るじゃないですか!」
五月雨「秋月ちゃんとか明らかに真っ黒な闇にも似た何かを抱えてるじゃないですか!」

利根「ただ嫉妬深いだけだろう……」

五月雨「夕張さんなんか真っ黒じゃないですか!」

夕張「さっきから散々サイコサイコ言ってるよね」

五月雨「ぐぬぬ……」

女「そういうこった」


質問
↓2

五月雨「ほらこんなこと言い出す人が出てきたぁー!」

女「更なる闇を増やすのは困るな」

夕張「大丈夫ですよ、やみだれちゃんルートは用意されてないですから」

利根「そういうネタバレはやめい」

女「>>1のことだ、場合によっては途中で増やしやがるからな」


質問
↓2

夕張「プリンツは……まぁ、そうですねー」

女「どっちかっていうと本性を隠すのと見たくないものを見ないことが得意なんだよな、あいつ」

五月雨「その分何でも受け入れる許容力がありますよね」

利根「変態だがな」

女「変態だけどな」

五月雨「変態ですけどね」

夕張「変態ですけども」


質問
↓2

女「ほほう」

利根「名案かもしれん。案外と大人しくなるかもしれんな」

夕張「いや、一緒にレ級ちゃんを嬲ってる仲なんですけど……」

女「そういやそうだったな……」

五月雨「方向が夕張さんに向いてもあんまり変わらなさそうですよねー」

夕張「いや、私自身がプリンツとヤったことはないからね?」

女「なら試してみる価値はありそうだな」

夕張「やめてくださいよ!?」


質問
↓1

プリンツ「ちょっとだけありました! 正しく健康的な中学生のおま……あそこでした!」
プリンツ「未発達で、ちょっとプリッとしてて、美味しそうでした!」

女「どっから沸いたお前!?」

プリンツ「そこからです! あ、それと少しオブラートに包むっていうのを教えてもらいました!」

夕張「教えました」

プリンツ「ところでオブラートってドイツ語なんですよ!」
プリンツ「因みにFusball-BundesligaはHertha Berlinのファンです! Ich bin Berliner!」

プリンツ「日本人選手も居るからよろしくね!」
プリンツ「では、私はこれで!」

五月雨「……去って行きました」

利根「なんだったのじゃ、一体……」

夕張「嵐みたいなもんだからね」


質問
↓2

女「そこは安価次第だな」

夕張「私はいいんだけどねー」

五月雨「誰も夕張さんの心配なんかしてませんよ」

夕張「……そうだね」

利根「自業自得なのじゃ」

夕張「生まれつきだから別に私が悪いわけじゃないと思うんだけど……」

女「ま、本編で安価取ってくれ」


質問
↓1

五月雨「全員のエンドって既に用意してあるんでしたよね?」

女「大まかな方向性は1スレ目で艦娘が決まった時点で決まってたからな」

夕張「正直誤算だったのがここまでシリアスになったってことくらいだもんね」

利根「後は春雨と赤城か」

五月雨「私のエンドとか方向性とかは影響なかったですよね?」

女「……安価次第かな」トオイメ

五月雨「ちょっとぉ!」

利根「救済的に言えば、五月雨は孤立しているといってもそれを受容している面もある」
利根「響も居ることだしな。五月雨が降り回されてるように見えて、実は結構仲が良い」


質問
↓2

女「んー、まぁ、完結するか、次スレの次スレも立てられるかしたら……かな」

利根「このスレはもう残り少ないからな」

夕張「私の過去とか味気ないですからね」
夕張「やっぱ巻雲ちゃんとかですか?」

利根「主も相当だと思うんだがな……」

五月雨「いっそ提督の過去はどうですか?」

女「本編でもう少し解明しろよ……」


質問
↓1

 ねーよ、んなもん。

女「お前が喋んのかよ!」

 ってのは冗談よ。
 >>821には悪いけど、概ねハズレなのよね、その予想。

利根「と言っても場合によってはあれの中のどれかになるだろう?」

 俺をなんだと存知上げる。
 みんなの予想と期待と希望をブチ壊すのが大好きなノースポイントさんぞ?

五月雨「自分をさん付けって……」

 冗談はさておき、まぁそんな感じ。
 予想されたらその予想を裏切ってやるのが大好きなのが私なのよ。

夕張「一応終着点は決まってるのね」

 一応ね。

女「次が最後の質問かね」


質問
↓2

とりあえず困ったときは爆発オチが基本。ギャグテイストの薄さもこれで一気に解決らしいですよ

女「あの電話はなぁ……」
女「正直に言うとよく分からん」

利根「もう既に危ない橋は渡らされた感じがするしなぁ」

夕張「結局あの夜間作戦の件については回答得られたんですか?」

女「一応な。まぁ本編で安価とってくれや。阿武隈辺りで」
女「で、あの電話な。深読みしろったって……」

女「……そうだな、利根のあれもヒントになってんのかな」
女「ほら、大規模作戦」

五月雨「主力の一端でも担わされるんですかね?」

利根「吾輩らの練度と編成次第でどうとでもなる問題じゃろ、それは」

女「ともすれば敵の動向か?」

利根「それなら基地として連絡がきそうだが」

女「ま、結局分からねぇってこった」
女「じゃ、そろそろ締めるか」

利根「で、どう締める?」

五月雨「ギャグテイスト欲しいですよね、こういう時くらい」

夕張「>>997によればとりあえず困った時は爆発オチが基本らしいですよ!」

女「おいやめろ」

夕張「で、ここにTNTとレッドストーントーチがあります」

利根「おいやめろ」

夕張「マイクラプレイヤーならもう何するか分かりますよね!」

五月雨「おいやめろ」

夕張「では! ありがとうございました!」カチッ

「「「やめろぉぉぉぉぉっ!!」」」

ドォォン

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