ミザエル「というわけで買って来た」

ミザエル「なるほど、最初はベビードラゴンからスタートして、そこから育て方次第でいろんなドラゴンに進化するのだな！」

ミザエル「私のタキオン魂があれば、タキオンへの進化などすぐだ！待っていろ、タキオン！！」

凌牙「最近家の家計がピンチだ。まぁ、みんなを家に置いているから当たり前なんだが。そこで――――


ピー


ミザエル「おお、タキオン。ご飯の時間か。よしよし、すぐにあげるからな」

アリト「それ、CMでやってたドラゴっちじゃねーか。遊馬も持ってたぞ」

ギラグ「さなぎちゃんも持ってたな」

凌牙「ミザエル、自重しろよ」

ドルべ「まったく、そんなものの何がいいというのだ。それよりもブックスはいいぞ。美しいくびれを持った素晴らしいプロポーション。彼女こそ、最高の女の子だ………」

凌牙「口を挟まないでくれるかドルべ。今は真面目な話をしているんだ」

ドルべ「ﾌﾞｯｸｽ!」

ベクター「まだそんなんやっているのかよぉ～。今はVAINフレンドの時代だぜぇ～。この海老みたいな友達を裏切っていくのが、最高に愉快だぜぇ～」

璃緒「まったく、何故こうもまとまらないのかしら。でも、ドラゴっちは確かにいろんなところで流行ってますわね………」

――――――


零児「どうも、初めまして海馬社長。私が赤馬零児です」

海馬「ふぅん、よろしくな。さっそく、今回の契約についてのことだが………」

零児「はい、今回の契約ですが―――



ピー

ピー





海馬「失礼、ブルーアイズのエサやりの時間だ」

零児「私も、ペンドラゴンのエサやりの時間です」

海馬「ふぅん………、気が合うな……」

零児「ええ、私たち、いい契約が結べそうですね」

海馬「ではとりあえず」

零児「エサやりといきましょう」




モクバ＆零羅｢｢仕事よりもゲーム優先な兄さまは嫌いだ………｣｣

――――


ピー ピー

ピー ピー

城之内(やばい！今、レッドアイズのエサやりの時間かよ！)

杏子(城之内以外にも教室のみんなのドラゴっちが鳴っているわ！)

蝶野「誰ですか！教室にゲームを持ち込んでいるのは！！持ち込んでいる人は全員退学にします！！」

闇遊戯「罰☆ゲーム！！」

蝶野「キャアァァァァァァ！！け、化粧がぁぁぁぁぁぁ！！！」

闇遊戯「これで貴様の醜い素顔がさらけだされたZE☆」

蝶野「き、今日は自習です！！」ﾀﾀﾀﾀ

城之内「ありがとう、遊戯！」

闇遊戯「たいしたことじゃないさ。さあ、エサやりしようぜ！」

ミザエル「つ、ついにタキオンに進化したぞ！」

ミザエル「だが、まだだ。まだ最終進化、ネオタキオンがある！」

ミザエル「そこまで私はタキオンの世話をするまでだ！」

城之内「ようし！あと少しでレッドアイズがレッドアイズブラックメタルドラゴンに進化するぜ！」

遊戯「よかったね、城之内くん！」

海馬「フハハハ！甘いぞ凡骨！！」

城之内「海馬！！」

海馬「そんな雑魚モンスターよりもブルーアイズこそが最強。俺のももうすぐアルティメットに進化する」

城之内「だからどうした！強さより愛情のが全てだろう！」



ピー

ピー


海馬「おっとエサやりの時間だ」

城之内「俺もだ」

遊戯「僕も」

海馬「！？この画面は………」

城之内「まさか、最終進化が始まったっていうのか！？」

遊戯「僕のも始まったよ！」

海馬「フハハハ！面白い！進化した後でブルーアイズがいかにふつくしいかを語ってやる！」

城之内「これが………」

遊戯「最終進化………」

ミザエル「ついに、ついに、タキオンがネオタキオンに………」

ミザエル「待ちわびたぞ、さあ、私のもとにこい！ネオタキオン！！」

城之内「！？」

遊戯「なぁにこれぇ？」

海馬「みんな同じ………」







ミザエル「千年竜になっているじゃないか！！？」

























ドン千「我がサウザントに書きかえたのだ。感謝しろ」

アストラル「私のホープドラグーンが千年竜になっているぞ！」

遊馬「絶対に許さねぇぞ！ドン・サウザントォォォォォォォォォォォォォォォォォォ！！！」



カイト「ハルトォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ！！！！」


吹雪「JOINnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn！！！」


ハルト＆明日香「ゲームをしながら叫ぶ兄さんは嫌いだ(よ)………」

凌牙「まったく、ドラゴっちだのブックスだの、２次元依然にモンスターじゃねーか」

凌牙「そんなのよりガルフレのがよっぽどいいぜ！」

凌牙「やっぱりイチオシは戸村美知留だな」

凌牙「アスミンボイスにギャルっぽいのにコスプレ好きというギャップがあって、何よりも巨乳」

凌牙「俺にもあんな妹がいたらなぁ――――






















璃緒「凌牙？」

凌牙「あっ………」