メタナイト「ここが私の鎮守府か…」【艦これ】 (1000)

※ss初心者なのでお見苦しい所が有るかもしれません

※艦これ、星のカービィの二次創作ssです。
実際のキャラクターとは少しずれるかもしれないので注意

※感想、雑談(関係無いものはダメ)、大いに結構です、>>1の生きる糧となります



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431798872

コツ、コツ、コツ

静寂な鎮守府の中一人の足音だけが響く

その足音はとある部屋の前で止まり、かわりに

「…高いな」

と、背の低い提督の言葉が響く

「…スライド式にしてくれと、今度頼むか…」

そう言い終わると爪先で立ち手を伸ばして扉を開く

「毎回こうだと提督の威厳がないな…」

そう呟きながら提督用の椅子の背を高くしてから座る

「…ふぅ」

「…少し早く来すぎてしまったか」

そう言うと提督は時計を見る

午前5時

外はまだ薄暗い

「さて、初期艦…初めての『艦娘』はどんな奴か…」

そう言い提督は静かに書類に目を通す

「ふむ…この娘か…ちゃんと戦えるのだろうか、まぁ、会ってみないとわからんか…」



しばらく経ちドアをノックする音がする

午前5時57分

(…時間はちゃんと守れる奴だな)

「入れ」

「失礼します」

がちゃり

ドアを開け、一人の少女が入ってくる

「はじめまして!吹雪型一番艦『吹雪』です!よろ…あれ?」

自己紹介の途中で彼女は不思議そうに周りを見渡す

「…司令官さん?あれ?いないのかな?でも、確かにさっき返事が…」

「…私ならここに居るが?」

「…?司令官どこですか?」

少女は不思議周りを見渡し終わると椅子に座って居る一頭身に目をやる

「…私が司令官なのだが」

「…うわぁ!?ぬいぐるみが喋ったぁ!?」

少女は驚き尻餅をつく

「…あー、私が今日からこの鎮守府の提督『メタナイト』だ、よろしく頼む」






「しかし、ぬいぐるみと間違えられるとは…」

「す、すいません…もっと厳つい男の人を想像してまして…」

少女は申し訳なさそうにぺこりと謝る

「あぁ、なに、気にするな、こちらの世界に来てからそう言うのにはなれている」

ふと、提督が不思議なワードを口に出し少女が首を傾げる

「こちらの世界?」

「あぁ、私は元々違う世界の住人でな、とある用事でこちらにきたのだ」

「だから驚くのも無理ない、気にするな」

「ふぇ…」

彼女はまだ納得仕切れず混乱している様だ

「所で吹雪君」

そんな彼女を気にせず彼は話を続ける

「は、はい!」

「一緒に鎮守府を見て回らないか?」

提督からの突然の提案

「え、あ、はい、大丈夫ですけど…」

彼女の返事はぎこちない

「私もまだ来たばかりで、まだ勝手がわからないんだ」

「吹雪君とも仲良くなりたいしな」

その言葉に彼女は

「…はい!行きましょう!」

今度は快く返事を返した

プロローグ終わり
続きは明日は忙しいので多分明後日です
お疲れ様です

今日は更新しないと言ったな、あれは嘘だ

ちなみに艦娘ハルバードを出すつもりはないです

「ここが工廠です」

提案と艦娘は油と鉄のにおいで充満している建物に入る、中は以外とスッキリしており妖精達がトコトコと歩き回っている

「ふむ、ここで建造、開発を行う訳だな?」

「はい…所で司令官」

「なんだね?」

「…何故私の頭に乗って居られるのでしょうか?」

彼女の言うとうり彼女の頭の上には一頭身の彼が白いマントを羽織って乗っかっている

「いやかね?」

「あ、いえ、大丈夫ですけど…」

「この鎮守府は君達に合わせて建てられているからな、いささか私には不便でな…移動の際はこうしてもらえると助かる」

その言葉に彼女は納得いったかのように手をポンと鳴らす

「あー、確かにそうですよね、扉とか階段とか、わかりました」

「…分かって貰えて私も助かるよ」

そう言う彼は何処か悔しそうだった

「ここが建造場所ですね」

彼女に連れられて着いた場所は、数字を入力する様な機械と共にカーテンで4つに区切られている部屋だった

「ふむ、ここに消費分の資材が『表示』されるのか」

「あ、違います、消費分の資材を『入力』するんです」

彼女の返事に彼は少し首を傾げる

「艦娘を指定し、ここに表示される資材を消費…と、思ったのだが違うのか?」

「ここに消費分の資材を入力して、艦娘を建造します、艦娘は指定出来ません、ランダムです」

「…何故そんな非効率な…」

「…全ては妖精さん次第なので、ははは」

彼女も流石に苦笑い

「妖精さん?人間が建造するのでは無いのか?」

「はい、建造、開発は妖精さんがしてくださいます」

妖精さん、彼女の説明によると、人間達には作れない不思議な物を作れる不思議な存在

「ふむ、もしや彼らのことか?」

そう言う彼の示した先には、出番はまだかまだか、と意気揚々とした小人の集団が

「あ、そうですね、今後お世話になりますし、挨拶しときましょうか?」

「喜んでもらえた様で嬉しい」

彼と妖精さん達の挨拶は綺麗に終わった

彼は、「これから色々と頼む」と言い、何処にしまっていたのか『ペロペロキャンディ』を取り出し妖精さん達に渡していた

結果、妖精さん達は大喜び…こっそり舐めた一人がやたらキラキラ光っていた

「…妖精さんもキラキラ状態ってあるのかな?」

「どうした吹雪君?」

「あ、いえ何でもないです」

「そうか、じゃあ一回建造してみるか、君も一人で出撃は怖いだろう」

「はい!」

そう言うと彼女は彼を乗せたまま機械の前に立ち機械を操作していく

「消費資材はどうしましょう?」

「ふむ、最低値で良かろう、最初の建造だし、いきなり大物が来ても今の鎮守府じゃあ手に余ってしまう」

「わかりました」

彼女が入力し終わると建造までの時間が表示される

1:00:00

書き溜め分終了
続きは夜になるかと思います

少しだけど再開します



「ここが食堂ですね」

次に彼らが着いたのは食堂、多くの艦娘達が利用できる様に作られているが今は彼女と彼の二人しかいない

「さて、では少し早いが昼の準備をするか」

「3人分ですよね!」

「ふむ、ついでに妖精さん達の分も作ろう」

「あっ良いですね!何作りましょう?」

「そうだな…」

食材を確認し終わると彼は彼女に質問する

「吹雪君、君は料理はできるかい?」

「はい、ある程度は」

「ふむ、じゃあカレーにするか」

そう言って彼は彼女の頭から降りる

「あの、司令官」

申し訳なさそうに今度は彼女が質問する

「司令官は料理出来るんですか?」

「あぁ、多少はな、なんだ料理する様には見えないか?」

「あ、いえ…その…」

彼女は言いにくそうに口籠る

そして彼は察した

「…そうだ、君は工廠に戻って妖精さん達と新しい子をここに呼んできてくれないか」

「えっ!?そんな、司令官一人で料理なんて…」

「…いいから、私に任せて」

「し、しかし…」

彼女は心配そうに彼を見つめる

「…そんなに頼りなさそうに見えるかね」

「…わかりました、行ってきます」

そう言って彼女は食堂を出て行く

「やれやれ…信用を得るには時間がかかりそうだな…」

工廠に向かう彼女は内心不安で一杯だった

(司令官一人で置いてきちゃったけど…大丈夫かなぁ)

(包丁とかで怪我しないかな…鍋ひっくり返したりしないかな…)

(…!鍋に落っこちたりしたら!)

(い、急いでみなさんを呼んできましょう!)

彼女は慌てて工廠に向かって走り出す

0:25:36

まだ、建造は終了していない

(うぅぅー!はやくはやく!)

ジタバタと彼女は落ちつか無い

0:15:56

0:09:35

0:03:45

0:00:00

(あっ…)

彼女は感じる、今まさに自分と同じ存在がカーテンの向こう側に生まれたと

そしてゆっくりとカーテンが開いていく

「球磨型5番艦 軽巡洋艦 木曾だ、お前に最高の勝利を与えてやる。」


「はやくはやく!」

「な、なんだ?作戦か?」

彼女はもう一人の艦娘と妖精達を引き連れて急いで食堂へ向かう

「司令官!大丈夫ですか!」

そう言って食堂に駆け込むと同時に鼻の奥にいい匂いが漂って来るのを感じる

ふと、机の上に目線をやると、いかにも新鮮そうで美味しいそうなサラダと小皿等、食事の準備が住んでいる

「お、帰ってきたか」

声のする方を見ると大きなカレー鍋と炊飯器を積んだ台車を押している提督がいた

「し、司令官…もしやこれ全部一人で…?」

「そうだが?3人と妖精さん達の分だ、そんなに苦じゃ無いだろう」

いい匂いにつられて妖精達がワラワラと彼のまわりに集まりだす


「こらこら押すな、ちゃんと君達の分も用意してある、今盛るから机に並べてくれ」

そう告げると妖精達はせっせと盛ったカレーを机に並べていく

「司令官…」




「に、人形が動いてる…」

書き溜め分終了
今日はここまで、お粗末様です

再開します
木曾限定ボイスキター!

「うまい!」

そう言いながら眼帯をつけた少女は黙々とカレーを頬張る

「いやぁ、俺は良い提督に出会えたようだ!さっきは人形だなんて言って悪かった!」

そう言いながらニカッと笑う

それに続きもう一人の少女も

「私もすいませんでした司令官、いらぬ心配をしていたようで…」

こちらは申し訳無さそうにぺこりと謝る

「いや、気にして無いよ、それよりどうかね、口に合うか?」

「はい!とっても美味しいです!」

それは良かったと彼は言った後、妖精達に目をやる

妖精達も美味しそうにせっせと口に頬張っている

「ふふ…」

ふと、彼から笑いが溢れる

「どうしたんですか?」

不思議そうに彼女は問う

「あぁ、妖精達なんだが…昔の部下によく似た奴がいてな…そいつにもこうして食べさせてやった時を思い出してな…」

「へぇー…」

そう言いう彼は懐かしそうに妖精達を見守っていた




「このサラダもうまい!このトマトなんて食べたら力が溢れてくるぞ !」

「美味かった!」

「私もご馳走です、美味しかったです」

そう言って彼女達は手を合わせる

妖精達も満足したようだ

「お粗末様、片付けも私がするから君達は楽にしてなさい」

そう言って彼は立ち上がるが吹雪と木曾はそれを制す

「そんな、私もお手伝いしますよ」

「美味い料理食わせてもらったんだ、それぐらい手伝うさ」

妖精達も続いて頷く

「…なら、みんなでするか」

「さて、鎮守府探検の続きをするか」

そう言って彼は吹雪の頭に飛び乗る

「頼んだ吹雪君」

「はい!」

元気良く返事をして彼女は歩いて行く、それに続き木曾も付いて行く

面白そうに彼を見つめたまま彼女は

「移動の時はそうするのか、なるほどな」

と、つぶやく

「…なにかね」

バツが悪そうに彼が睨み返す

「いやいや、階段とか扉は移動の時どうするかなぁ、と心配していただけだ、いらぬ心配だったな」

と、ニヤニヤしている

彼は悔しそうに睨むだけだった

書き溜め分終了
少なくてゴメンね

小ネタ消化
メタナイトが妖精にあげてたキャンディ

無敵キャンディ、夢の泉から

妖精達が昔の部下に

水兵ワドルディ、SDXから

サラダのトマト

マキシムトマト

結構わかりやすね

唐突の募集
1-1でドロップ可能な艦娘でこの鎮守府に来て欲しい娘

※必ずしも反映する訳でも無いので悪しからず

カービィやデデデは登場する?

本日も少ないですが、再開します

その後も鎮守府を色々と周り…

「ここが最後ですね」

彼女がたどり着いた場所は

「アイテム屋か」

「家具屋もしてますよ!やっと来ましたね提督!」

何処から出てきたのかピンク髪の女の人が出てくる

「明石君か、久しぶりだな、大淀君も居るのかい?」

「あぁ、大淀はなんか新しい艦娘が配属されるらしく、その子を迎えに行きました、明日帰って来るそうです」

「そうか」

2人の会話に吹雪が疑問を感じ質問する

「あれ?お二人は知り合いだったんですか?」

そう聞かれ提督は答える

「あぁ、私がこちらの世界に来たばかりの時にな、所で、どんな物を扱ってるのかな」

そう聞かれ明石はやる気満々で答える

「はい!主に資材や家具を販売してます!あと、施設の増設の申請などもこちらで受け付けてますね!」

ほほぅ、と提督は頷き

「まぁ、まだ必要は無いな」

と、感想を漏らす、そして項垂れる明石

「…まぁ、最初の頃は必要無いですよね…」

「さて、やっと周り終わったな」

3人は明石に別れを告げ提督室に戻る

日も暮れ始め外はもう暗い

提督は吹雪の頭から降り椅子に戻る

「君達には明日から出撃して貰おうと思う」

その言葉に2人はしっかりと返事をする

「「はい!」」

提督がチラリと時計を見る

18:30

「ふむ、ちょうど良いな、夕食にするか」

そう言って席を立つ提督

「あ、お手伝いします!」

そう言って吹雪も後に続こうとするが

「あぁ、いい、気にするな、君達は明日から出撃だゆっくりしとけ」

そう言って吹雪を止め一人提督室を出ていく

「司令官大丈夫かな…」

「なんだ?不安なのか?」

木曾が吹雪に問いかける

「はい、あんなに小さいのに…」

「…本人の前で言うなよ?…大丈夫だろう、気にするな、美味い飯を期待しよう」

「…そうですね!」

2人は笑い会う

そうして日は沈み、また新しい一日が始まる

「大淀、只今鎮守府に戻りました」

「うむ、よく帰った」

朝8:30、鎮守府に大淀が新しい感娘を連れて帰って来た

「その娘が本部から来た娘か?」

「はい、吹雪型 二番艦白雪です、よろしくお願いします」

そう言って少女はぺこりとお辞儀する

「ふむ、朝早くから疲れたろう、今日はゆっくりしなさい」

しかし、少女は首を振り

「いえ、大丈夫です、問題ありません」

「出撃できます」

そう言って提督をじっと見つめる

「…分かった、大淀」

「はい」

「木曾を旗艦に吹雪、白雪で艦隊を編成する、呼び出しを頼む」

「わかりました」




10分もし無いうちに皆、提督室に集まる

「これから、木曾を旗艦とし、吹雪、白雪で出撃してもらう」

「最近、深海棲艦がこの鎮守府付近まで進出して来ていると報告を受けた」

「君達にはまず、鎮守府正面近海の警備を頼もうと思う」

「「「はい!」」」

3人の少女はきっちりと敬礼する

「ではこれより、マルハチヨンマル、木曾、吹雪、白雪、出撃を命ずる」

「旗艦、木曾抜錨する」

「吹雪、抜錨します!」

「白雪、抜錨します」

そう言って少女達は提督室を後にする

提督室には提督が一人残る

「さて…君達の力、見せて貰おう」

本日の書き溜め分終了
許して欲しいゾイ…

みなさん、1-1のドロップ希望沢山出していただきありがとうございます、無事決まりました

>>55
カービィやデデデを期待していたらすいません、今後出す予定は無いです

そう言えばメタナイトの格好についてまだ書いてなかった…

普段はスマブラの白カラーに提督帽を被ってるような感じです

料理中はコック帽

身体のカラーはちゃんと通常カラーです

ドロップをどう表現しようか苦戦中…
書けずに明日は更新でき無いかも

アイデアに詰まったから大鳳の尻を見ながら気を紛らせていたら良い案が出てきましたわ

大鳳の尻を見てたら案が出てきましたわ

今日も無事更新できそうです

みんなもアイデアに困ったら大鳳の尻を見よう!

更新します
初めてPCで更新するのでどこかおかしかったら
許してくだち

「それにしても、本当に司令官ちいさかった・・・」

白雪はつぶやく、並んで海上を進んでる吹雪が

「白雪ちゃんもびっくりした?」

「うん、ちょっとね・・・大淀さんには聞いてたんだけど・・・」

恥ずかしそうにする白雪、その時木曾が叫ぶ

「二時の方向駆逐イ級一隻目視で確認!単縦陣でいくぞ!」

木曾の示した方向を見ると、魚を真っ黒くし狂暴化したような生き物がみえる

「撃ち方はじめっ!!」








「弱すぎる!!」

木曾たちは順調に勝利を刻んでいた

「数も少ない・・・つまらん」

つまらなさそうにしている木曾に吹雪がフォローを入れる

「まぁまぁ、初めての出撃ですし、丁度良いじゃないですか」

「・・・まぁそうだな、この付近の警備が終わったら鎮守府に戻るか・・・」

そして、またしばらく木曾たちは海上を進んでいく







「10時の方向、軽巡ホ級一隻、駆逐イ級二隻確認!」

沈黙を破ったのは白雪

「よし、単縦陣、気を抜くな!」

木曾に従い、木曾、吹雪、白雪と並び深海棲艦に近づいていく






「いいぞ!」

木曾の放った魚雷が軽巡ホ級に命中し戦闘は終了する

「全員無事か?」

木曾の声掛けに対し吹雪、白雪は無事を告げる

「よし、全員帰投す・・・」

木曾は話の途中で止めてしまう

「・・・木曾さん?」

白雪が不思議そうに木曾を見ると、木曾はある方向を見て戸惑っている

その方向を見ると海から強い青い光が放たれている

そこからゆっくりと人型の光の塊が出てきてゆっくりと光を失っていく

そして一人の少女がの姿になっていく

「朝潮型 一番艦 駆逐艦、朝潮です。勝負ならいつでも受けて立つ覚悟です」

暗い

とても暗くて、とても静かで

どれくらいの時間が経ったのだろう

最初からこの場所に居たかと思えるほど長く長く

このまま暗闇に溶けてしまうほど長く長く



ドンッ



この音




ドドンッ




懐かしい

以前自分も発していた音

主砲を放つ音、魚雷の音

また、始まってしまったのだろうか

『戦争』が

私の国

私たちの国

大丈夫だろうか

力になりたい



体があれば

また、国を守りたい

仲間を救いたい

そう心から強く思う

そうすると体が熱くなるのを感じる

・・・体?

まぶしい

体が光に包まれていく



体がある

よかった

また

また、国を

仲間を

今度こそ

今度こそ最後まで

守る



「朝潮型 一番艦 駆逐艦、朝潮です。勝負ならいつでも受けて立つ覚悟です」

書き溜め終了
急に中二臭くなりましたな
そして量が少なくてゴメンネ

木曾の頭に顔ボフッて髪の毛をクンカしたい
再開します


「海から艦娘が?」

あの後、無事木曾達は帰投し、起こった事を報告する

「あぁ、今は工廠で検査中だ」

「ふむ…」

提督が悩んでいると大淀が部屋に入って来る

「提督、本部に問い合わせて見ましたが、海から艦娘が発見されると言う事例は今まで無かったらしいです」

「そうか…」

「なお、その艦娘については、『そちらで監視し、何かあったら報告する様に』との事です」

「分かった、ご苦労だった、もう今日は休んでくれて構わん」

「はい、わかりました」

そう言って大淀は部屋を出ていく

「おい、どうするんだ提督」

木曾は提督に問う、するとゆっくりと提督は椅子から降り

「とりあえずその娘に会ってみないとな、木曾、案内してくれ」

「分かった、乗れ」

そうして提督と木曾は工廠に向かう

「ここだな」

木曾はそう言って4つのカーテンの一つに止まる

「明石、入るぞ」

そう言って入るとちょうど検査が済んだのか服を直してる朝潮と明石、妖精達が居た

「君が朝潮か」

そう言って提督は朝潮に話しかける

「………」

だが朝潮は提督をじっと見つめたまま動かない

「…どうした?」

不思議そうに問いかけると

「…かわいい」

ポツリと朝潮が言葉を漏らす

「え」

「は?」

「うん?」

その言葉に提督、木曾、明石は固まってしまう

「な、なんですか、そのかわいい生き物!?き、木曾さん!私も!私も頭に乗せたいです!」

そう言って朝潮は木曾の元に駆け寄る

「ち、ちょっとまて、話を聞け、これは提督だ」

「て、提督!?そんなにかわいいのにですか!?と言うか人間じゃ無いんですか!?」

朝潮は驚き混乱している

「と、とりあえず落ち着け?な?」

「は、はい」

朝潮はゆっくり深呼吸する

「…落ち着きました」

よし、と提督は言い話を再開する

「話を戻そう、君が朝潮だな?」

「はい、朝潮です」

「海から出てきたと聞いたが」

「はい、その通りです」

「ふむ、君は何故海から?」

「…よく覚えてないんです」

「覚えてない?」

「…はい、なんとなく前は、暗い、とても暗い場所に居た、と言うのは思い出せるんですが…」

「…ふむ、明石君」

くるりと振り返り明石の方を向く、明石は先程調べた結果を眺めながら口を開く

「はい、特に大きな外傷などもなく健康です」

そう安心した様に結果を呟く

「違う」

明石の答えに対して提督は否定の言葉を投げかける

「違う?」

「私が知りたいのはこの娘が『本当に艦娘なのか』を知りたいのだ」

「え」

「実は普通の少女なんじゃないか?『実は深海棲艦』なんじゃないか?」

「お、おい、提督それはなんでも…」

木曾が朝潮を見ながら口を挟む、朝潮は俯いてしまっている

「いや、大事な事だ、ちゃんと調べておかないと駄目だ」

しかし提督は止まらない

「それで?どうなんだ明石」

提督は明石をじっと見つめる

「…正真正銘『艦娘』ですよ」

「…本当に?絶対か?」

「…っ!提督!いい加減に…」

「構いません」

明石の怒りの言葉を制したのは他でもない朝潮本人だった

「構いません」

「司令官は正しいです」

「いい司令官に出会えた嬉しい程です」

「私は海から見つかった怪しい奴、そう言う判断が一番正しい」

「馬鹿正直になんの疑いもせずに、『これからよろしくお願いします』、なんて言われたほうが怖いですよ」

「私はどんな取り調べでも受けます」

「さあ、司令官、ご命令を」

そう呟き、朝潮は提督を見つめる

提督も無言で見つめ返す

沈黙

そしてその沈黙を破ったのは提督だった

「…いや、君を疑ってしまってすまない、許してくれ」

そう言って提督は朝潮の前に立ち謝罪する

「え?」

「本日より君を正式にこの鎮守府の一員として認める」

「し、信用してくれるのですか?」

「あぁ、これからよろしく頼むよ」

そう言って提督は手を差し伸べる

「…はい!」

2人は握手を交わし、まわりの2人も安堵する

「さて、吹雪、白雪、そこにいるのだろう?」

「え?」

提督は隣のカーテンを見ながら言い放つ

「朝潮を駆逐艦寮まで案内してくれ」

そう言ってしばらくすると隣のカーテンから吹雪、白雪が出てくる

「ば、ばれちゃってましたか…」

「盗み聞きしてすいません…」

申し訳無さそうにする2人

それをみて、木曾が呆れた感じに

「お前ら…寮に戻ってろって言ったろ」

「だって…気になったんですもん」

吹雪はブツブツ呟く

「そ、それより朝潮ちゃん、行こ!吹雪ちゃんも!」

居づらくなったのか白雪が吹雪と朝潮の手を引っ張り部屋を出ていく

「あ、は、はい!司令官!信じてくださりありがとうございました!」

そう言って部屋を出て行き、部屋には提督と木曾、明石のみになった

「またどうして信用する気になったんだ?」

木曾が不思議そうに提督に尋ねる、提督は懐かしそうな目をして

「…朝潮の目を見たか?」

「目?」

「あんな目を私は前にも一度見た事がある」

「誰かの為に戦える者の目だ」

「…それだけか?」

「あぁ、そうだ」

「それだけで信用するには充分だ」


次の日


「司令官!」

朝一番に提督室にやってきたのは朝潮だった

「頭に乗りませんか!」

「……」

その日は一日中朝潮の上に居た提督だった

書き溜め終了
そしてシリアス?も終了
自分の中で朝潮は、真面目だけど年相応の可愛さを持ってるイメージ
かわいい(確信

祝、100到達
と言うわけで小ネタ投下


夜、静かな海の上を一人の少女が走っている

空には満月、月明かりしかないのに周りはとても明るく感じる

ホッポ「ルンルン・・夜ノ散歩ハヤッパリ気持チイイ!」

少女はとてもご機嫌で、月も綺麗なのでいつもより少し遠くまで行ってみる事にした

しばらくして

ホッポ「フウ、チョット遠クマデキチャッタ、ソロソロ帰ロ」

ゆっくりと振り帰り来た道を戻ろうとする

「………」

ホッポ「ン?」

不思議そうに振り返る

ホッポ「イマ、何カ聞コエタヨウナ…」

周りを見渡すが何も見つからない

ホッポ「気ノセイカ」

気にせず帰ろうとした、その時

「………てけ…」

ホッポ「…エ」

聞こえた、確実に

ホッポ「ダ、ダレ?」

キョロキョロと見渡す、しかしやはり誰も居ない

「……おいてけ…」

ホッポ「ヒゥゥ!?」

また聞こえた、さっきよりはっきりと、『おいてけ』と

ホッポ「モ、モシカシテ、オイテケオバケ…?」

ホッポは昔も散歩で遠出をし、港湾棲姫を困らせた事があり、その時聞かされたのが『おいてけオバケ』

夜、おいてけ、おいてけと言いその人の命を奪ってしまうオバケ

すっかり忘れてしまっていた

ホッポ「ニ、ニゲナキャ…!」

しかし彼女は逃走に失敗してしまう

海から急に岩がせり出してきたのだ

ホッポ「エ、エ?」

高さ3mぐらいで止まったと思うと急に空から何かが飛んで来て止まる

メタ「菱餅を、おいてけ〜」

ホッポ「ヒ、ヒィィィィ!?」

岩の上に止まったそれは闇夜でも輝く瞳でこちらを睨み、悪魔のような羽根を広げて威嚇してくる

ホッポ「タ、タスケテ、タスケテクダサイ…」

そういって菱餅を渡す、怖くて怖くてたまらず涙をこぼす

メタ「…また、いつか、あおーぞ!」

そう言って飛び立ち闇夜に消えていく

ホッポはしばらく夜一人で寝れなくなってしまった



こんな感じに次からセリフの前に名前が入ると思いますけど大丈夫ですかね?

今日はちょっと忙しいくて更新できないかもです
すいません

唐突の募集
1-2〜4のドロップ艦

休日、目が覚めたら一日の半分過ぎてる

あるある

って事で今から書き溜めるので今日の更新は遅いかもです

昼まで寝てもう夜まで寝ちゃう

あるある

更新します

提督室

木曾「南西諸島の防衛ライン上の敵侵攻艦隊を捕捉、撃滅完了っと…」

メタ「書けたか?」

旗艦を務めてから秘書艦もしていると木曾と提督

木曾「あぁ、丁度今書けた所だ」

メタ「すまない、いつも助かる」

2人は先日、南西諸島の攻略に成功し、新しく来た、発見された艦の書類などを処理していた

あの後、他の鎮守府でも海から艦娘が発見される様になり、とくに原因も分からずじまいで有耶無耶状態

しかし、一応書類を提出する事が義務化された

メタ「しかし…」

五月雨「やったぁ!アガリです!」

吹雪「くそぅ、あとちょっとだったのにぃ」

白雪「まぁまぁ、仕方ないよ」

響「なかなかやるね、流石だよ」

朝潮「私も勝ちたかったです、くぅ」

深雪「まぁ、負けたもんは仕方ないな!」

ワイワイと駆逐艦達が提督室でトランプをしている

メタ「人増えたな」

提督室で遊ぶのはもはや駆逐艦達の日課である(原因は朝潮が提督に入り浸っていたから

木曾「そうだな、まぁ、静かで眠くなるよりはいいだろう」

にこやかに木曾は問い返す

メタ「そうだな」

フッ、と提督も微笑む

コンコン

ノックをする音がして、提督室の扉が開く

多摩「みんな、ご飯の準備ができたにゃ」

メタ「そうか、連絡たすかる」

多摩「どういたしまして…木曾、書類片付け手伝うにゃ」

木曾「ありがとう多摩姉さん、助かるよ」

そう言って一緒に書類片付けを始める

メタ「よし、御前達も早く片付けなさい」

駆逐艦.s「はーい」

一斉に片付け始める駆逐艦達

朝潮「片付け終わりました!」

メタ「よし」

木曾「こっちも終わったぞ」

メタ「じゃあ、食堂に行くか、今日は…」

そう言って駆逐艦達の方を見る提督、すぐさま五月雨が手を挙げる

五月雨「はいはい!私が勝ちました!」

メタ「そうか、じゃあ他の者も気をつけて食堂に行く事」

「「「「はーい」」」」

元気良く返事が返って来る

メタ「五月雨、帽子を持っててくれ」

五月雨「は、はい!」



ゆっくりと食堂に向かう駆逐艦と軽巡達

吹雪「いいなぁ」

朝潮「羨ましいです」

2人はブツブツと愚痴垂れてる

響「ほら、早く食堂に行こう」

白雪「また明日がんばろ?」

深雪「飯だ飯だ!」

木曾「そう言えば五月雨は初めてじゃないか?」

多摩「確か、そうだった…にゃ」

ガララッ

音のした方を見ると提督室の窓が開いていく

深雪「お、くるぞー!」

吹雪「いいなぁ」

朝潮「羨ましいです」

白雪「もぅ!グズグズしないの!」

カラカラカラ

提督は窓を開けて五月雨に問いかける

メタ「五月雨、大丈夫か?」

五月雨「は、はい、よろしくお願いします」

五月雨は後ろから提督に抱きつく

メタ「よし、じゃあいくぞ」

その言葉と共に提督の白いマントが形を変え始める

五月雨「わ…」

五月雨が驚いて見つめていたら、いつの間にか提督自身よりも大きな翼に変わっていた

メタ「フンッ!」

五月雨「きゃ…!」

勢い良く翼を羽ばたかせる、慌てて目を閉じてしまう

冷たい風が吹き、なんとも言えない浮遊感を感じる

メタ「五月雨」

メタ「五月雨、大丈夫か?」

五月雨「あ、は、はい!大丈b…」

目を開ける、そこにはいつもより近く大きく見える月があった

五月雨「わぁ…綺麗…」

雲も手の届きそうな位置にあり、視線を変えるといつも戦っているはずの海でさえ全く別な物に見える

メタ「…大丈夫そうだな」

五月雨「はい」

メタ「もう少しゆっくり飛ぼうか?」

五月雨「いえ…大丈夫です…」

ゆっくりと、彼女の中では感動が生まれてきて

彼女はただただ

五月雨「…綺麗…」

そうとしか言えなかった

今日の更新終わり

もっと更新しようと思ったんだけどなぁ

少なくてゴメンね

ほかの新しい娘も活躍させなきゃねん

昼寝すぎて眠くない…

ゆっくりと少しづつですが寝落ちするまで書きます

5分間ぐらい飛んでいただろうか、提督は五月雨を乗せたまま鎮守府、食堂のベランダに降り立つ

龍田「お帰りなさーい、準備できてますよー」

ベランダでは竜田が出迎えてくれていた

メタ「あぁ、たすかる、五月雨どうだった?」

五月雨は未だに飛んでいた感触が抜けきっていないのか少しフラフラしている

メタ「だ、大丈夫か?」

五月雨(ポケー

龍田「あらあら、私が連れて行きますから、提督はお先にどうぞー」

メタ「そ、そうか、わかった頼んだ」

提督は五月雨、竜田を後にして食堂に入って行く

千歳「あら、提督お帰りなさい、こちらにどうぞ」

メタ「あぁ、ありがとう」

食堂に入ると千歳がおぼんを運んでいた

響「私の隣が空いてるよ」

食事の準備をし終わってみんな席に座っている

メタ「あぁ、隣失礼する」

提督は椅子を高くして座る

響「どうだった?」

メタ「ん?あぁ、少しフラフラしていた、龍田が一緒だから大丈夫だろう」

それを聞いて響はクスクスと笑う

響「やっぱりね、私も最初はぼーっとしちゃったよ」

メタ「あまり速く飛んでるつもりは無いのだが…」

それを聞いてまたクスクス笑う響

響「違うよ、飛んでる事自体に感動しちゃうのさ、まるで夢みたいだって」

メタ「そうなのか」

響「そうなのさ…あ、返って来たよ」

見るとさっきまでフラフラだったのにもかかわらず寧ろいつも以上に元気な五月雨が入ってくる

五月雨「提督ありがとうございます!凄かったです!なんというか…凄かったです!」

龍田「あらあら、落ち着いて五月雨ちゃん、席に座って座ってー」

はしゃぐ五月雨を龍田はゆっくりと席に誘導する

響「喜んで貰えたようじゃないか」

メタ「あぁ、良かったよ」

吹雪「いいなぁ」

朝潮「羨ましいです」

白雪「さっきからそればっかりだね、2人とも」

今日は千歳の作ったシチュー、美味しそうに目の前で湯気を出している

千歳「それじゃあ皆さん準備はいいですか?じゃあ手を合わせてー」

千歳の声に合わせみんな手を合わせる

千歳「いただきます」

「「「「いただきまーす」」」」

そこから一気に騒がしくなる、人が多いので仕方ない、寧ろ静かに食べるよりは全然良い

深雪「おいしぃー!千歳さん流石だよー」

白雪「あぁ、深雪ちゃんがっつきすぎ!」

吹雪「いや、でも美味しいよね!」

朝潮「私もこんな風に作ってみたいです」

五月雨「…凄かったなぁ」

朝潮「五月雨さん、速く食べないと冷えますよ」

木曾「多摩姉さん、熱いから気を付けろよ」

多摩「分かってるにゃ…猫舌は苦労する…」

龍田「私のこれで冷やしてあげよっかー?」

木曾「頭のそれ風が出るのか!?」

皆楽しそうに食事している

響「食べないのかい?美味しいよ?」

右から不思議そうに見てくる響

メタ「いや、皆楽しそうに食事していると思ってな」

千歳「提督のおかげですよ」

左から話しかけてくる千歳

千歳「提督が安心して食事をできるよう、皆の安全を作ってくれているんです、楽しく食べれるに決まっているじゃないですか」

ふふふ、と千歳は笑う

メタ「皆が頑張ってくれたからさ…うまい」

シチューを食べる、暖かい、優しい味がする

響「確かに大変だったけど、提督の力無くして攻略できなかったよ、謙遜しないでくれ」

メタ「…おかわり」

千歳「おかわりですか?どうぞ!」

響「…照れてるね」

提督はそれ以上喋らす黙々とシチューを食べ続けた




メタ「…食べすぎた」

深雪「…私も」

白雪「…だから言ったのに」

書いていたら結構眠くなるものですね

今日はもう寝ます
お疲れ様でした

皆さんおはようございます
1-2〜4の募集
沢山書いていただきありがとうございます

今回は
1-2が多摩
1-3が響
1-4が千歳になりました


さてさて、じゃあ…
2-1も募集しちゃおう!
※必ずしも反映される訳では無いのでそこらへんはご了承下さい

今気付いたけど五月雨もいたね…

…君は何処から来たんだい?

そして、白雪、深雪、龍田は本部

つまり任務の報酬で来ました

ある程度書き溜まったので更新
いっくよー!

食堂からの帰り道、皆はお風呂場に向かっていた

ちなみに提督は木曾が自室まで運んであげた

五月雨「それにしても凄かったなぁ」

白雪「ふふふ、五月雨ちゃんさっきからそればっかりだね」

思わず笑ってしまう白雪

五月雨「だってだって!空飛んじゃうんだよ!空!」

深雪「まー確かに凄いよなぁー」

朝潮「可愛くて空も飛べちゃう、流石私達の司令官です!」

五月雨「明日も頑張って勝たなきゃ!」

吹雪「むぅ!私だって負けないんだから!」

響「私も負けるつもりは無いよ」

ワイワイと盛り上がっている駆逐艦達に続いて軽巡、軽空が続く

千歳「みんな元気いっぱいですね」

多摩「いい事にゃ」

龍田「提督が空の散歩に連れて行ってくれる、素敵よねー」

千歳「頑張っちゃうのもわかりますね」

多摩「これも、多摩のおかげ…」

多摩の発言に千歳は不思議そうに首を傾げる

千歳「どうゆう事ですか?」

聞かれて多摩は自慢げに話す

多摩「最初はみんな提督が飛べるなんて知らなかったのにゃ!」

千歳「え、そうだったんですか?」

龍田「まぁ、提督はあまり自分の事を話してくれないしねー」

多摩「あれは多摩が発見…南西諸島沖の警備が終わってちょっと経ったぐらいの時にゃ」

龍田「私と深雪ちゃんが本部から派遣されて来た日ねー」

〜回想〜

メタ「おや、多摩、釣りか?」

鎮守府内の海側、そこで多摩は麦わら帽子を被り釣りをしていた

多摩「ん、提督、そうにゃ…提督は…いつものかにゃ?」

朝潮「はい!一緒に散歩してます!」

朝潮は提督を頭に乗せながら元気良く返事をする

メタ「どうだ、釣れるか?」

多摩「…ぼちぼちにゃ」

多摩の隣に置いてあるボックスを見ると3〜4匹の魚が泳いでいる

朝潮「わぁぁ…」

朝潮が目を輝かせて見つめる

メタ「今日は新しい娘が2人くる、大物期待している」

多摩「ふふふ…任せるにゃ」

朝潮「頑張って…きゃ!」

急に強い風が吹く朝潮は驚きスカートと髪を抑える

朝潮「…びっくりしました」

多摩「ここは時々あんな風が吹くの、気をつけるにゃ」

朝潮「はい…あ!多摩さん、帽子が…」

多摩「にゃ…?」

海の方をみると風に飛ばされた麦わら帽子がフラフラと飛んでいる

多摩「あー…しまったにゃ…」

落ち込む多摩、提督が不思議そうに言う

メタ「早く取りに行かないと海に落ちるぞ?」

残念そうに多摩は答える

多摩「今は艤装付けてないの…海の上も今は走れにゃい…」

朝潮「私も今は付けてないです…すいません…」

落ち込む2人

メタ「ふむ、ではわたしが取ってこよう」

メタ「ふむ、ではわたしが取ってこよう」

そう言って朝潮の頭から降り立つ

多摩「えっ、いいよ提督無理しないで、泳いで取るにしても結構とぉ…」

多摩は話しの途中で言葉を失ってしまう

提督は海に向かって飛び込んだと思ったら、翼が生えて空を飛び麦わら帽子を無事海に落ちる前に確保する

多摩「」

朝潮「」

そしてゆっくりとこちらに旋回し戻ってきて着地する

メタ「ほら、もう飛ばされるな」

多摩に帽子を渡す

翼はゆっくりと形を変え白いマントになっていく

多摩「」

朝潮「」

メタ「…どうした?2人とも?」

不思議そうな提督にゆっくりと多摩が話し始める

多摩「て、提督…今…と、飛んで…」

メタ「?そうだが?」

多摩「」

朝潮「うわぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁ!!」

突然叫び出す朝潮

メタ.多摩「!?」

朝潮「す、すご、提督、す、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

メタ「お、落ち着け朝潮!」

朝潮「うわぁぁぁぁぁぁあぁあぁ!!」

ドボォン!

多摩「ちょ!?」

朝潮は急に走り出し海に飛び込む

メタ「」

多摩「」

そしてゆっくりと海から上がってくる

朝潮「すいません、取り乱しました」

ポタポタと海水が垂れる

メタ「…とりあえず風呂にいけ」

朝潮「はい」

朝潮はスタスタとお風呂に向かって行った

メタ「…」

多摩「…」

〜回想終了〜

多摩「そしてその後は…」

千歳「わかりますよ、朝潮ちゃんがねだったんでしょ」

多摩「そのとうりにゃ」

龍田「それから駆逐艦みんなが提督の取り合い始めちゃったのよねー」

千歳「なるほど、だからゲームで1人決めると…」

多摩「そういう訳にゃ」

多摩「ちなみに駆逐艦以外は重くて無理だそうにゃ」

千歳「おも…失礼しちゃいますね」

千歳は少しムッとする

龍田「まぁまぁ、あんなに小さいんだし仕方ないわよー、小さいんだからー」

そう言って龍田はにこにこ笑う

多摩「た、龍田、少し怖いにゃ…」

その後もしばらく話していると木曾も戻ってきて無事風呂場にも到着する


木曾「そう言えば明日また本部から新しい艦娘がくるらしい」

吹雪「今度はどんな人ですかね?」

響「楽しみだね」

龍田「天龍ちゃんだったらいいなー」

千歳「私も千代田だったら嬉しいわー」

朝潮「私も朝潮型が来て欲しいです」

そう言ってみんなはお喋りしながらゆっくり湯船に浸かる

そして一日がゆっくりと終わっていく

書き溜め終了
小さい子って変なテンションになった予測不可能な事するよね

これ書くようになってから朝潮が好きになってきました

更新します

「本部から配属されました、航空母艦、赤城です」

朝早く来た彼女はそう言ってぺこりとお辞儀する

赤城「空母機動部隊を編成するなら、私にお任せくださいませ」

メタ「ふむ、こちらこそよろしく頼む」

千歳「赤城さんが居たら百人力ですね!」

千歳がにこにこ嬉しそうに言う

メタ「うむ、これで制空権の確保も大分安心だな」

千歳「私も軽空母になったとはいえ1人では限界がありましたからね…」

赤城「私に任せてください」

メタ「心強い、頼んだよ」


次の日


千歳「…あの、提督」

夕方、提督室に千歳が入ってくる

メタ「…ん?」

木曾「どうした?」

いつも通り書類を整理していた提督と木曾が筆を止める

千歳「…その、今日の夕飯なんですが…」

なにやら言いづらそうにこちらを見つめている

メタ「どうした、失敗でもしたのか」

千歳「あ、いえ、そうじゃなくて…」

千歳「食材が…ないんです」

メタ「…見事に空だな」

食堂の食材を確認しに来た提督と木曾

木曾「…泥棒か、それとも」

メタ「鎮守府内の誰かだな」

提督は木曾に乗りながらも難しそうに倉庫を見つめる

千歳「あの、夕飯どうしましょう」

千歳が困ったふうに聞いてくる

メタ「あぁ、今日は出前でもとろう…」

千歳「わかりました」

そう言って千歳は食堂を出て行く

木曾「…俺はとりあえず皆に食材の事を聞いてくる」

メタ「あぁ、頼んだ」


3日後


メタ「…またか」

千歳「はい…」

また食堂に着た提督と木曾

保管庫を見ると食材がまたもや空になっている

木曾「これは本格的にまずいな」

メタ「…皆をここに呼べ」

一旦離席

一体誰が犯人なんだ…

うちの朝潮が着てそう


ゆっくり更新再開します

ちなみに私はクラッコTシャツ

あの後提督の呼び出しによりみんな食堂に集まる

木曾「提督、全員集まったぞ」

メタ「よし・・・」

吹雪「どうしたんですか司令官?」

吹雪が不思議そうに聞いてくる

そしてゆっくりと提督は語りだす

メタ「今日か昨日、食材を盗んだと思われるものがこの中にいる」

「「「「え」」」」

皆驚愕する

しかし関係なしに提督は話を進める

メタ「これより一人一人尋問していく」

五月雨「え?え?」

白雪「尋問・・・」

皆戸惑い始める

メタ「吹雪、君は昨日何をしていた?」

吹雪「あえ、わ、私ですか?」

ワタワタし始める吹雪

メタ「落ち着け、ゆっくり話してくれればいい」

吹雪「は、はい・・・昨日は第一艦隊の皆さんと一緒に演習に行って、その後、白雪ちゃん、深雪ちゃんと一緒にお風呂場掃除して、皆さんと食事、お風呂を荷は行って就寝しました」

木曾「ふむ・・・なるほど」

提督の横で木曾はメモを取る

メタ「次、白雪」

白雪「私は吹雪ちゃんと一緒です」

深雪「私も遠征行った後は吹雪たちと一緒!」

深雪はどこか楽しそうだ

メタ「次、響」

響「私は昨日演習に行った後、千歳、五月雨と一緒に買い物に出かけたよ、その後一緒に料理を作って・・・って感じかな」

メタ「ふむ、五月雨、千歳、その通りでいいな?」

五月雨「はい」

千歳「問題ないです」

メタ「次、多摩」

多摩「・・・ん、私は遠征に行った後・・・赤城と一緒に釣りしてたにゃ」

メタ「ふむ、赤城」

赤城「はい、そのとおりです」

メタ「・・・ふむ、木曾は昨日私と一緒に書類整理したな・・・」

木曾「あぁ、そうだ」

全員の尋問が終わる

メタ「・・・ふむ、全員誰かと一緒に行動しているな」

木曾「どうする?わからないぞこれ」

しかし提督は動じない

メタ「・・・安心しろ、こういうのには慣れてる」

そういうと提督は立ち上がる

メタ「犯人は今すぐ自白したら許してやろう」

しかし誰も口をあけない

木曾「お、おい、それで誰が自白なんか・・・」

メタ「それと寿司も食わしてy」

赤城「はい!私です!!!」

しまった・・・

龍田忘れてた・・・

龍田も木曾と一緒に書類整理してたって事でどうか・・・

シーン・・・

静まり返る食堂

赤城「・・・」

メタ「ほら、釣れただろう?」

木曾「」

提督は立ち上がると赤城のそばまで行く

メタ「さて、どうやって食材を盗んだ?」

赤城はあきらめたようにゆっくり口を開く

赤城「・・・艦載機の皆さんに協力してもらいました・・・」

そうすると赤城の艦載機の妖精達がゴメンナサイと謝ってくる

メタ「・・・飯はちゃんと食わしてやっているだろう」

赤城「・・・少なくて」

メタ「言ってくれれば増やしてやったぞ」

すると急にモジモジしだす赤城

赤城「・・・恥ずかしいじゃないですか・・・////」

それを聞いて呆れる提督

メタ「・・・そんなことで黙ってたのか」

すると急に怒り出す赤城

赤城「そ、そんな事とはなんですか!!」

赤城「そんなバクバク食べる女って嫌でしょう!?」

メタ「いや、嫌じゃないが?」

赤城「・・・え」

メタ「年頃の女が我慢なんてするんじゃない」

赤城「・・・ふぁい」

メタ「千歳、明日からは多めに頼む」

千歳「はい、わかりました」

にこっと笑う千歳

メタ「よし、これで解決だな、皆解散していいぞ」

「「「はーい」」」

みんなバラバラに解散していく

木曾「・・・意外とあっさり終わったな」

木曾が呆れたように言う

メタ「赤城がすぐ認めてくれたからな」

千歳「提督、今日も出前取っちゃいます?」

メタ「あぁ、頼む」

赤城「寿司ですか!?」

グイッとくい気味にくる赤城

メタ「ラーメンで頼む」

千歳「はい」

赤城「提督ぅぅぅぅ!?」

メタ「安心しろ、ちゃんと自白したからな」

そう言って提督はキッチンに歩いて行く

木曾「お?作るのか?」

メタ「あぁ、少し待ってろ」

赤城「わぁーい」




メタ「ほらできたぞ」

コトリと赤城の前に小皿に乗せておかれる

メタ「焼き芋寿司だ」

今日はここまで
お疲れ様でした

今日は更新できないかも…
どうか許して欲しいでゲス!

今から言っとく
明日は多分更新でき無い
スプラトゥーン買うので

今日は更新します

赤城「や、焼き芋寿司…?」

そう言う彼女の前には握られた酢飯の上に湯気を立てて焼き芋が置いてある

木曾「…なんだ…この寿司…」

いかにもヤバイ物を見るかの様に木曾が尋ねる

メタ「私の国にある寿司だ」

赤城「へ、へぇ…そうなんですか…」

メタ「確かに見た目は悪いが味は悪く無いぞ」

木曾(う、嘘だぁぁぁ!明らかにミスマッチだろう!提督の奴、赤城が盗みを働いたからこんな仕打ちを…どうするんだ赤城!?)

木曾はチラリと赤城を見る、しかしなんと、赤城は余裕の表情だった

木曾(な、なにぃ!?い、いけるのか!?いけるのか赤城!?)

赤城(ふっふっふ…見くびら無いでください提督、私への罰なんでしょうが…こんな物、本土で数々のゲテモノを食べてきた私にかかればお茶の子白菜ですよ!残念でしたね提督!)

赤城「いただきます!!」

パクリ

木曾(い、いったアァァァァ!!)

そう言って赤城は勢い良くペロリと一口で平らげてしまう

赤城「あら、意外といける」

木曾「はぁ!?」

赤城はキョトンと、木曾は驚愕する

メタ「だから言っただろう、味は悪くないと」

木曾(…てっきり罰かと思ったんだが…)

すると急に赤城が申し訳なさそうにし始める

赤城「…すいません提督、私てっきり私への嫌がらせかと思いました…」

赤城「提督は好意で私にお寿司を握って下さったのに…」

メタ「ふむ、赤城、君がここに来て何日たったかな…」

赤城「へ?」

急に話しを変える提督に赤城はキョトンとする

メタ「4日だ…その間君と接していたが…」

メタ「私が盗みを働く奴に何の罰も与え無いと思うかね?」

赤城「」

見るからに赤城は怯えている

木曾「まさか…なにか盛ったのか?」

メタ「いや、なにも盛っt」

赤城「ヒック!」

メタ「…」

木曾「…」

赤城「ヒック!」

急にシャックリをだす赤城

赤城「あ、あれなヒック!なんか急にシャッヒック!クリが…」

メタ「さっきのさつまいもは私の国で出来る少し変わった焼き芋でな」

提督が少し可笑しそうに話し出す

メタ「単体で食べるとゲップが止まらなくなる」

木曾「うわぁ」

メタ「そして酢飯と食べるとシャックリが止まらなくなる」

赤城「ヒック!地味にヒック!嫌です!」

メタ「まぁ、それで今回の事は許してやる」

木曾(…甘いなぁ)

赤城「ありがヒック!とうございまヒック!す」

赤城(…甘いですね)

メタ「じゃあな、まだ少し書類が残ってるんでな」

そう言って提督は食堂を出ていく

木曾「…よかったな、シャックリ程度で済んで」

赤城「はい、助かりました…ヒック!」

木曾「さて、俺も夕飯まで提督の手伝いでもするか…」

そう言って木曾も立ち上がる

赤城「そうヒック!ですね、夕飯…夕…あぁぁぁぁあぁぁ!?」

急に叫びだす赤城

木曾「ど、どうした!?」

驚いた木曾が尋ねる、すると赤城は震えながら答える

赤城「き…今日の…夕飯…ヒック!」

ボソリとそう呟く

木曾「今日の夕飯?」




木曾「あ」

今日も1人を残して平和に終わる鎮守府であった

今日の更新終わり…
少なくてすまない…
そして俺の持ってるアイポン4sは半角カタカナが打てないのだ…
すまない…

今日はレス200到達の小ネタだけ投下しますね

ちなみに小ネタの際は全艦娘がいる程でします

メタ「外食したい?」

提督室で書類の整理をしていた提督の元に駆逐艦達が集まる

吹雪「はい、なので外出許可をもらいに来ました」

赤城「私もお願いします!」

横から赤城が割って入ってくる

メタ「…別に構わ無いが、急にどうした?」

不思議そうに提督が答えると

吹雪「あぁ、ちょっと豪華な食事を食べさせたくて…」

メタ「食べさせたい?」

吹雪「秋月ちゃーん」

吹雪が呼ぶと駆逐艦の中からひょこっと顔を出す

メタ「あぁ…」

なんとなく察する提督

秋月「なんか皆さん連れて行ってくれるそうで…」

秋月「豪華な食事…牛丼大盛りとかでしょうか!?」

メタ「……」

秋月「楽しみです!」

メタ「あぁ、行って来い、ところでちゃんとお金は持ち合わせてるのか?」

心配そうに聞く提督

秋月「皆さんで出し合うつもりです」

メタ「ふむ、じゃあ私も少し出そう、日頃遠征で世話になってるからな」

そう言って財布を取り出す提督

秋月「ありがとうございます!」

秋月(やったぁ、500円位かなぁ)

メタ「札…札」

財布を覗きながらつぶやく

秋月「え」

動揺し始める秋月

秋月(さ、札?お札?千円って事!?いや…もしかして…5千円…ど、どうしよう、そんな大金見たらびっくりして気を失っちゃうかも…)

メタ「む…札が無いな…すまん、小銭しかない、これで許してくれ」

そう言って提督は秋月の手に個性を置く

秋月(よ、良かった…危うく気を失うところでした…)

秋月「いえ、ありがとうございます!…?」

秋月「あの、提督、この小銭見た事ないんですけど何円なんですか?」

秋月の手には少し大きな五百円玉みたいな小銭がある

メタ「ん?あぁ、一万円玉だ」

秋月「」


パタリ


メタ「どうした秋月!?」

吹雪「た、大変です!呼吸して無いです!」

メタ「明石!明石を呼べ!!」

秋月「」

今日の更新はこれだけ
スプラトゥーン面白すぎてやめれぬ…

今眠気と戦いつつ書いてますが寝落ちする可能性が高いのであまり期待し無いで下さい

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
5月の1-6行き忘れたぁぁぁぁぁあ!!
/(^o^)\ナンテコッタイ



明日は無事更新出来そうです

更新しまっせ

木曾「提督、艦隊無事帰投した」

提督室には木曾、朝潮、響、多摩、千歳、赤城が並んでいる

メタ「ごくろう」

木曾「無事『カ号迎撃戦』成功した、響、千歳が中破だ」

響、千歳が申し訳なさそうに苦笑い

メタ「入渠の準備は済んでる、早くいきなさい」

響.千歳「はい」

メタ「他の皆も補給の準備は済んでるからして来るといい」

朝潮.多摩.赤城「はい」

そう言って木曾を残して退室していく

メタ「さて、今回はどうだった」

木曾「あぁ、出撃中にまた艦娘を発見した、入って来てくれ」

木曾がそう言うと扉が開いて一人の艦娘が入って来る

古鷹「古鷹型 1番艦 重巡洋艦、古鷹と言います、重巡洋艦のいいところ、たくさん知ってもらえると嬉しいです」

そう言ってピシッと敬礼する

メタ「重巡か、この鎮守府には居なかったな」

古鷹「え、そうなんですか…」

ショボンとする古鷹

メタ「おい、何をしょぼくれてる」

古鷹「ふぇ?」

メタ「重巡洋艦の良いところ、教えてくれるんだろう?期待してるぞ」

そう言われると古鷹は途端にニコッと笑い

古鷹「はい、頑張ります!」

と、元気良く答えた

木曾「じゃあ俺も補給行ってくる」

メタ「あぁ、待たせて悪かったな」

木曾「気にするな俺とお前の仲じゃ無いか」

そう言って木曾は退室する

そして部屋には古鷹と提督だけになる

古鷹「……」

メタ「……」ススス

古鷹「……」

メタ「……」ススス

古鷹「あの…」

メタ「…なんだ」

古鷹「なんで右側にずれて行ってるんです?」

提督は古鷹から見て正面に居たのだが、今は右側にずれて行っている

メタ「…」

古鷹「…」

メタ「左目」

古鷹「はい?」

メタ「左目からレーザーが出そうだから避けとこうとな」

古鷹「…そんなものでないです…」

メタ「しかし、光ってるんだが」

古鷹の左目は黒い瞳の右とは違い、金色で光を発している

メタ「今チャージしているんだろう」

古鷹「いや、これは…」

メタ「なにか失礼をしたなら詫びる、だからこの部屋は壊さ無いでくれ」

古鷹「だから出ません!むしろ今の発言が失礼ですよ!」

古鷹「これは船の頃の名残なんです!レーザーなんて出ませんから!」

そう言うと提督は正面にもどる

メタ「そうか、すまんすまん、前にレーザーで打たれた事があってな」

そう言って提督はぺこりと謝る

古鷹「え?」

メタ「さて、君が来たと本部に書類を提出せんとな…」

そう言って提督は書類を書き出す

メタ「しばらくは出撃もない、皆と仲良くしてくれ」

古鷹「は、はい…」

メタ「そろそろ夕飯だ、私は書類を書かないと行けないから先に行くと良い」

古鷹「わかりました」

最後に一礼してから古鷹は提督室を後に食堂へ向かう

古鷹「……」

古鷹「提督って…なにもの?」

今日の更新終わり
少ないけど許すゾイ!


メタナイトがレーザーで撃たれた事あったっけ…

>>218
夢の泉でメタナイトがBOSS
そしてカービィの能力でレーザーががあるので戦った時にあるだろうなぁと
わかりにくくてすいません

夢の泉ってメタナイト戦強制的にソードにならなかったっけ?

>>224
マジですかぁ…

メタナイトでゴーの時にレーザーボールに打たれたってことで…
苦しい言い訳ですが

食べりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!







更新します

古鷹は提督について考察しながら食堂に向かった

古鷹(レーザーに撃たれたって…冗談よね?)

古鷹(でも、冗談言ってるような雰囲気じゃなかったし…)

古鷹(そもそも人間じゃ無いし…)

古鷹(うーん…悪そうな感じではないんだけど…)

古鷹(…よし!青葉じゃあないけど、ちょっと提督の事探っちゃお!)

そうして食堂に着いた古鷹、食堂には遠征を終えた艦娘たちで賑わっていた

古鷹「隣、大丈夫かな?」

古鷹はその輪に入ろうと尋ねる

吹雪「あ、大丈夫です!」

深雪「お!新顔さん?」

五月雨「深雪ちゃん、失礼だよぉ!」

龍田「そうよー、いつもちゃんと挨拶しましょうねーって言ってるわよねー?」

深雪「は、はぃぃ!」

深雪はガタガタ震えだし恐怖を浮かべる

古鷹「あ、全然大丈夫ですよ、重巡古鷹です、よろしくお願いします」

その後お互い自己紹介を終えて古鷹は本題に入ろうとする

古鷹「ねぇ、提督ってどんな人?」

その質問に対してみんなは

吹雪「司令官ですか?えっと…」

深雪「背が小さい!」

龍田「意外と面倒見が良いわよねー」

五月雨「指揮がとっても上手です!」

古鷹「へぇー」

古鷹(信頼されてるようね…)

楽しそうに話すみんなを見て古鷹はそう感じる

吹雪「あと、お料理も上手なんですよ」

その言葉を聞いたら皆一斉に吹雪を見る

五月雨「え!?司令官お料理出来るんですか?!」

龍田「初耳だわー、でも結構しっくりくるかもー」

深雪「吹雪食べた事あるの?」

古鷹(…あの姿でって疑問は無いんだ)

皆気になって吹雪をじっと見つめる

吹雪「う、うん食べた事あるよ、私が鎮守府に来た日にね、とっても美味しかった」

そう言うと皆「おー!」と声を出す

吹雪「今は白雪ちゃんと千歳さんがお料理担当だけど、最初は司令官が作ってくれてたんだ」

深雪「なんで変わったの?」

吹雪「白雪ちゃんが来た日に出撃して、朝潮ちゃんが海から発見されたの、で、その頃はまだ海から艦娘が発見されるのは普通じゃなかったの、それで司令官も書類やら本土報告に行かなきゃとかで忙しかったの、それで代わりに白雪ちゃんが料理をしてくれたんだ」

五月雨「なるほどー」

龍田「一回は食べてみたいわねぇ…」

吹雪「食べた事あるのは私と木曾さんだけですね」

深雪「いいなぁ、羨ましいぜ…」

古鷹「…ん?」

不意に古鷹は疑問を感じる

古鷹「…ねぇ?提督ってどうやって食事するの?」

「「「え?」」」

シーン…

深雪「電池で動いてるって聞いた事あるけど」

五月雨「それは無いでしょ!?」

今日の更新おわりゅ

更新するぴょん!

吹雪「…でも、確かにじっくりと食事してる所は見た事無いです」

古鷹「いつも一緒に食事しないの?」

五月雨「いえ、司令官は忙しく無い限りよく一緒に食事します」

深雪「でも食べるの早いよな?」

吹雪「そうだね、いつも一番に食べ終わってる」

古鷹「え?赤城さんよりも?」

吹雪「はい」

古鷹「ふぇ…」

古鷹は驚愕する

龍田「まぁ、赤城さんは量が多いから…」

古鷹「あぁ、なるほど…」

吹雪「でもどうやって食べてるんだろ、気になってきた…」

五月雨「やっぱり仮面をずらして…」

深雪「え、あれ仮面なの?顔の一部かと思ってた」

五月雨「深雪ちゃんさっきから酷くない!?」

深雪「だ、だってさ!お風呂上がりでも付けたままなの見たよ?!帽子とマントは外してたからさ、てっきり外せない物かと…」

龍田「確かにずっと着けてるわねー」

ガラッ

ガラッ

話し込んでいると食堂のドアが開く

多摩「にぁ、疲れたにやぃぃ…」

朝潮「今日も頑張りました!」

赤城「良い匂い…上々ね…」

そう言って赤城以外皆机に着く

赤城「私は白雪さんの手伝いして来ますね」

そう言ってキッチンに向かう

それを見て古鷹が不安そうに尋ねる

古鷹「…大丈夫なの?…赤城さんには失礼だけど…」

多摩「大丈夫にゃ、以前やった時に提督に絞られたから」

古鷹「あぁ、経験済みだったの…」

ガラッ

再び扉が開き今度は木曾と響が入ってくる

朝潮「あ、響、入渠終わったんですね」

響「あぁ、千歳はもう少しかかるそうだ」

木曾「提督もまだ書類があるから千歳と一緒に後で食べるとさ、で、なんの話してたんだ?」

深雪「司令官はどんな人か古鷹さんに聞かれてさー」

五月雨「色々あって司令官さんの食事方法がどうなのかと言う話に」

響「私は見た事あるけど」

五月雨「え」

木曾「俺もあるぞ」

多摩「多摩もあるにゃ」

五月雨「え、え」

今日の更新終わり

ランキング目指して5-5行ったら資材が減って憎しみだけが増えた

レ級死すべし

今日も更新するよ…ふふふ

朝潮「私もありますよ」

吹雪「み、皆さん結構見てるんですね…」

その言葉に響は不思議がる

響「寧ろ皆んなは一緒に食べてるのに見てないのかい?」

朝潮「そうですよね、普通じっくり見ますよね?」

響「いや、そこまでは…」

少し引く響に続いて多摩が喋り出す

多摩「多摩は釣りしてる時にみたにゃあ」

その言葉に深雪は不思議がる

深雪「釣り?」

多摩「そうにゃ、多摩が釣りしてると、提督よく読書しに来るの、その時色々持って来てくれるのにゃ」

深雪「へぇー、今度私も行こうっと」

次に木曾が喋り出す

木曾「俺は提督が忙しい時に食事を部屋まで持って行った時だな」

龍田「木曾さんは秘書艦だもんねー」

古鷹「で…実際どうなんですか?」

古鷹が恐る恐る聞いてみる

木曾「なにが?」

古鷹「食事方法ですよ」

木曾「あぁー…」

響「あれだよね?」

朝潮「あれですね」

多摩「あれだにゃ」

4人は目を合わせて口を合わせる

「「「「仮面のV字の所から食べる」」」にゃ」

その言葉を聞いて皆目を点にする

古鷹「…え?なんて言いました?」

響「仮面着けたまま食べるんだよvの所から」

古鷹「」

龍田「食事する時も仮面外さないのねぇー…」

龍田は呆れたように呟く

深雪「…寧ろなんでそこまで頑なに外さないのかな?」

五月雨「それは…素顔を見られたく無いからじゃないですか?」

深雪「あの声で実はメチャクチャ童顔だったりとか?」

五月雨「いや、司令官は違う世界の人です、もしかして目玉が3つあったりして…」

吹雪「…凄いヒミツとかあるんじゃ…」

ゴクリ…

静まり返る食堂そして皆、頭に一つの言葉が浮かぶ

(((((見たい…!))))

白雪「どうしたの皆んな?」

赤城「ご飯が出来ましたよ」

静まり返っている所に料理を終えた白雪と赤城が料理を運んでくる

龍田「あら、準備手伝うわよー」

吹雪「あ、私も」

そして皆準備を手伝い食事を始める

白雪「モグモグ…で、なに話してたの?」

吹雪「モグモグ…実はカクカクシカジカで…」

赤城「マルマルサンカクと…ふむ、確かに気になりますねぇ」オカワリ

白雪「私も見てみたいな…モグモグ…」

響「でも見せてはくれないだろうね…あむ…美味しい…」

朝潮「食事中やお風呂上がりでも外さないらしいですから…もきゅもきゅ…」

深雪「引っぺがして見てみる?…モグモグ…」

五月雨「無理矢理ですか?それはちょっと…ハムハム…」

深雪「でも見たいだろー?」

五月雨「それは…そうですけど…」

吹雪「…私も気になる…」

深雪「後で千歳さんと食堂に来るはずだからさ、そこを狙えば…」

響「なるほど…」

白雪「入って来た所を皆んなで狙一斉に…と…」

赤城「あの時の借りを返す時です…!」

五月雨「なんだか悪いです…」

朝潮「私は司令官を襲うなんて出来ません!」

深雪「凄いイケメンかもよ?」

朝潮「私が特攻を仕掛けます」

深雪「よし!」

吹雪「朝潮ちゃん…」

今日更新終わり…いつもより多めよ…ふふふ…5-5で艦これ見たくなくなったからね…ふふふ…レ級コワイ…

風呂や食事ぐらい仮面取ろうぜメタナイト卿…
メタ・ナイツの4人やソード&ブレイドナイト2人組も鎧と兜くらい外してる筈だろ…

>>260

お風呂上がりに着けてるだけでお風呂中は仮面を外しています、そして仮面を洗って、持ってきた予備の仮面を着けてお風呂を上がります

自室でもは肩の甲冑、マント、靴を脱いでいます、仮面は外しません

蒼龍と田舎で幼馴染み生活したい

今日も更新するよ

駆逐艦達が話し込んでいる横で軽巡達も会話をする

多摩「駆逐艦達が話し込んでるけど…3人はどうするにゃ?」

木曾「反対だな、俺も眼帯無理矢理取られたくないしな」

龍田「私も反対かなー」

古鷹「私は見たいけど…」

多摩「多摩も見たいにゃ…しかし…やっぱり駄目にゃ」

古鷹「だよね…」

木曾「まぁ、駆逐艦達を止めるつもりも無いが」

龍田「私もー」

多摩「多摩もにゃ」

古鷹「……」

ガラッ

話し込んでいると食堂の扉が開く

深雪「しまった!もう来た!?」

バッと皆扉に目線をやると千歳一人だけが驚いた様に立っている

千歳「え、な…なに…?」

五月雨「あ、あれ?司令官さんと一緒じゃ無いんですか?」

千歳「て、提督なら途中で寄る所があるからと…」

その言葉を聞いたらまた駆逐艦と赤城達は集まり会話を始める

吹雪「トイレかな…」ボソボソ

深雪「トイレだな…」ボソボソ

朝潮「とりあえず次に来るのが司令官で確定ですね…」ボソボソ

響「よし、扉前で全員待機だね…」ボソボソ

会議が終わると駆逐艦達と赤城は扉前に全員スタンバイする

その様子を見て千歳は呆然とする

千歳「…なにあれ」

古鷹「実はカクカクシカジカで…」

多摩「今まさに提督大ピンチにゃ」

千歳「はぁ…誰も止め無いんですね」

木曾「会話は聞いていたが話には絡んで無いからな、俺は無関係だ、観察はするがな」

龍田「同じくー」

多摩「んにゃ」

千歳「……」

古鷹「……」

不意に扉の方がざわめき始める

深雪「来た…っ!」

ガラッと扉が開くと同時に飛び掛かる駆逐艦と赤城達



うわぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!?



食堂に悲鳴が響く

今日の更新おわり

少なくてすまないでゲスゥ!

今日はゆっくり更新していきます

とりあえず書き溜め分投下

朝潮「こ…これはっ!?」

「いっててー…なんなのよもー…」

朝潮の前には痛そうにしている女性の顔が

朝潮「し、司令官は女性だったんですか!?」

メタ「何を言ってるんだ」

朝潮「え」

声の方を見るとまだ食堂の外側にいる提督が見える

メタ「何をしているんだお前達」

五月雨「あ、あれ?司令官?」

深雪「じ、じゃあ今私達が捕まえたのは…」

吹雪「だれ…?」

皆が不思議がっていると女性が喋り出す

?「あのー…」

朝潮「は、はい!」

?「どけてもらって良いかな?」

朝潮「あ、す、すいません!」

バラバラと駆逐艦達が離れていく

?「ふぅ…なかなかのお迎えね」

駆逐艦達「すいませんでした!」

謝った後で深雪が不思議そうに提督に質問する

深雪「で、司令官、この人誰?」

その言葉を聞くと呆れた風に言い出す

メタ「…なんだ、まだあってなかったのか?」

?「えへへ…ずっと泊まり込みでしてたので…」

メタ「まったく…」

「と、言うことで、兵装実験軽巡、夕張、到着いたしました!」

吹雪「ずっと泊り込みって・・・?」

夕張「えーっと・・・いつからでしたっけ?」

メタ「・・・1週間前からだな」

呆れたまま提督は答える

五月雨「い、一週間・・・!?」

夕張「あー、そんなに前でしったっけ?」

メタ「・・・食べたら風呂に入れ、臭うぞ」

夕張「あ、やっぱり臭います?たはは・・・」

苦笑いする夕張

深雪「どこで何してたんですか?」

それを聞いて夕張は困った風に提督に聞く

夕張「あー・・・言っちゃっていいんですか?」

メタ「かまわん、使う相手が今決まったからな」

提督は少し楽しそうに答える

夕張「あー・・・なるほど」

提督と夕張の会話を不思議そうに駆逐艦達は見つめる

夕張「えーっとね、提督に頼まれてとあるものを作っていてね?」

メタ「演習用のロボットを作ってもらった」

深雪「ロボット?」

吹雪「ちょ、ちょっと待ってください!」

吹雪が会話に入ってくる

メタ「どうした?」

吹雪「今使う相手が決まったって・・・」

メタ「フフフ・・・」

メタ「食堂に入ってくる人を急に襲う奴らは懲らしめないといけないからな」

深雪「げ」

吹雪「うっ」

白雪「ぐぅ」

五月雨「あう」

響「はぁ・・・」

朝潮「ひぅ」

メタ「夕張もう動かせるんだったな」

夕張「はい、動きますよ、問題ないです」

メタ「よし・・・明日の演習は、吹雪、白雪、深雪、朝潮、響、五月雨だな」

「「「「「はぁい・・」」」」」

古鷹「失敗に終わりましたね」

離れてみていた軽巡達といた古鷹は口をあける

木曾「だな、運が悪かったな」

多摩「木曾は夕張の事知ってたのにゃ?」

木曾「知ってたぞ、建造立ち会ったの俺だからな・・・しかし・・・フフフ、あれが完成したか・・・」

龍田「なになにー、気になるわー」

木曾「明日の楽しみだな」

龍田「ケチー」

千歳「駆逐艦達も大変ですね」

赤城「本当に、かわいそうです」

木曾「・・・」

多摩「・・・」

古鷹「・・・」

龍田「・・・」

千歳「・・・」

赤城「?」モグモグ

木曾「・・・俺は突っ込まんぞ」

古鷹「・・・赤城さん逃げるの早いですね」

赤城「駆逐艦達の子が特攻していったので私は遅れましたからね、見たとき提督じゃないってわかりましたし」モグモグ

多摩「・・・でもあの逃げは見事だったにゃ」

赤城「伊達に一航戦してませんから!!」キリッ

古鷹「・・・」

木曾「・・・あんなふうにはなりたくないな」

多摩「同意するにゃ」

今日の更新終わり

アニメ見ながらだと筆が進みませんなぁ

今日は更新できないかもです・・・
許してくだち・・・

デデデ「今日も更新は無いのかゾイ!」

エスカルゴン「>>1にも都合があるんでゲしょうよぉ」

デデ「死んでも書くのがss書きゾイ!」

ボカッ

エス「あっ!いってなーもー!!」

デデ「いいから続きを早くするゾイ!」

エス「はいはい、わかりゃーしたよ、まったくもー」

デデ「…」

エス「…」

デデ「おいまだかぁ」

エス「そんな早く出来るわきゃないでしょーがよ」

デデ「いつ頃出来るゾイ」

エス「明日の夕方ぐらいじゃないんでゲスかねぇ」

デデ「明日!?そんなに待てんゾイ!」

エス「そんなん言われたって…」

デデ「ワシは今すぐ読みたいんだゾイ!」

ボカッ

エス「いった、いた、痛いって!ちょっと、陛下!?痛いって!?」

ブン「エスカルゴンも気の毒に」

フーム「あれじゃあエスカルゴンが可哀想だわ!」

カービィ「ポョ…」

明日はちゃんと更新するでゲスゥ

更新するザンス

白雪「大分暖かくなってきたよね」

吹雪「うん、まだ海の上は肌寒いけどね…」

5月、お昼少し過ぎた頃、駆逐艦達は昨日言われた通りの編成で演習場所で待機していた

深雪「でも演習用ロボットってどんな感じだろう…」

五月雨「夕張さん曰く、司令官の世界で出来たロボットらしいので…結構可愛い感じなんじゃ…」

朝潮「司令官の世界のロボット…楽しみです!」

朝潮は目を輝かせながら話していると、通信機から提督の声が聞こえてくる

メタ『全員揃っているな』

「「「「はい!」」」」

メタ『ではこれから演習を始める、全員単縦陣の位置につけ』

その言葉に皆不思議がる

吹雪「あの、司令官」

メタ『どうした吹雪』

吹雪「まだロボットが来てないんですが…」

メタ『ふむ、旗艦は吹雪だったな』

吹雪「はい…」

メタ『水飛沫に気を付けろ』

吹雪「はい?」

吹雪が間の抜けた返事をするとともに謎の音が響く

ヒュォォォ…

白雪「?なんの音?」

辺りを見渡しても近くの鎮守府以外海しかない

ヒュォォォオォォ…

朝潮「…上?」

響「…なにか落ちてk

バシャァァァァァァァアァァァン!!

気付いた時には遅く吹雪の目の前に大きな水飛沫と音をたてて巨大な銀色のロボットが現れる

シュコォォォオォォ…

排熱音と共に煙を吹き出し、巨大なハサミをジャキンジャキンと鳴らし、そして巨大な赤色の瞳を輝かせる

吹雪「…」

吹雪は水飛沫でびちょびちょになりながらも無言で目の前のロボットを見上げる

吹雪「…え」

響.白雪.五月雨.朝潮.深雪「」

皆顔を真っ青にして動かない

深雪(…ちょっと漏れた)

吹雪「…司令官」

メタ『なんだ』

吹雪「演習用ロボット…ですよね…」

メタ『そうだ』

吹雪「…大型虐殺兵器にしか見えないんですが…」

メタ『安心しろ、装備は全部演習用だ』

吹雪「…ちょっとデカすぎませんか…」

吹雪の目の前にあるロボットは見た感じ高さ3mは確実に超えてる

メタ『…本来ならもっと小さいのだが…』

そこで通信に誰かが割り込む

夕張『ごめんねー、ちょっといろんな艤装を足して足して足しすぎちゃって…』

夕張『いつの間にかそんなサイズに…』

吹雪「…ちょっとってレベルじゃないんですが」

メタ『とりあえず演習を始める、君達には目の前のロボット『演習用ヘビーロブスター』と戦ってもらう』

メタ『君達駆逐艦は、如何に敵の攻撃を回避し確実にダメージを与え、夜戦に持ち込めるかが鍵だ』

メタ『よって、今回の演習は、そのヘビーロブスターの攻撃を避けて攻撃を目標のダメージ値まで与える内容だ』

メタ『与えたダメージは、ヘビーロブスターの上部に数値として表示される、目標は…初めてだ、30でいいだろう』

メタ『内容は以上だ、把握したか?』

吹雪「…」チラッ

吹雪が振り返ると、いまだに皆顔が真っ青、自分もそんな感じなんだろうとも感じる

吹雪「…頭は把握しましたけど、体が把握してません…」

メタ『よし、なら動かすぞ』

その言葉と共に巨大ロボットはゆっくりと動き始める

吹雪「え」

メタ『戦場で敵は待ってくれないからな』

プシュゥゥゥウゥゥゥ!!

煙が再び吹き出したと思ったら巨大なハサミをこちらに向けてくる

吹雪「っ!みんな回避!」

吹雪の掛け声により、皆ギリギリで身体が動く

一人を除いて

白雪「朝潮ちゃん!」

朝潮「…ブツブツ…」

朝潮「…こんなデカイゴツいロボットが司令官のロボット…」

五月雨「朝潮ちゃん避け…」

ドンッ!!

その瞬間、皆が今まで居た場所を巨大なハサミが物凄いスピードで通過して行く

朝潮「ゴフゥ!!」

巨大なハサミは朝潮を捕らえ、そのまま元の場所へ戻っていく

ヘビーロブスター『朝潮、轟沈、残り5人』

朝潮はハサミに挟まれながら目をグルグルさせ泡を吹いている

朝潮「ブクブクブク…」

深雪「朝潮ぉぉぉおぉぉ!!」

今日の更新終わり

恐怖の演習編始まったよーん

唐突の募集

300レス到達小ネタ用に出して欲しい艦娘

または>>1に聞きたい事

※必ずしも反映する訳ではないので悪しからず

唐突の募集

300レス到達小ネタ用に出して欲しい艦娘

または>>1に聞きたい事

※必ずしも反映する訳ではないので悪しからず

間違えた、恥ずかちー!!

みなさん色々書いてくださってありがとうございます

300レス小ネタは恐怖の演習編が終了したら投下します

募集は明日の夕方ぐらいまでを考えてます

って事で更新します

轟沈判定を下された朝潮は妖精達に回収されて鎮守府へ運ばれていく

白雪「…どうする?」

依然ロボットは煙を吹き出し今にも襲い掛かる雰囲気が漂っている

吹雪「…一旦距離を置いて体制を立て直します、皆んな離れて!」

吹雪の掛け声と共に皆一斉にロボットから離れていく

五月雨「っ!?深雪ちゃん!?」

しかし深雪だけが動かずその場に留まっている

吹雪「深雪ちゃん!何してるの!」

吹雪の声を聞くと深雪は振り返って笑う

深雪「誰か殿を務めなきゃ、だろ?」

そう言ってまたロボットの方に向かい直す

吹雪「深雪ちゃん何を言って…!」

響「吹雪!」

戸惑う吹雪に向かい響は叫ぶ

吹雪「っ…!ごめん!」

そう言って吹雪も離れていく

深雪「へへ…格好つけちゃったぜ…」

深雪(…実は腰が抜けただけって気付かれなくて良かった…)

深雪に向かってロボットは前進を始める

深雪(さてと…腰抜けちゃったから回避ももう出来ないんだよね…)

深雪「…どうせ散るなら格好良く散ってやる!」

バンバンッ!

深雪はロボットに対して砲撃する

カンッコンッ

ピロッ

『2』

軽い音と共に数字が表示される

深雪「は?」

深雪は思わず目が点になる

深雪「ち、ちょっと待って!今のでたったの2って、それはなぃ…」

ジャコン!

ロボットは深雪の話など聞かずにハサミをこちらに向けたかと思うと、ハサミの中から砲塔が出てくる

深雪「あ、終わった」




ドゴォォォ…

「うぁぎゃぁぁぁ…」

響「…今の叫び声は…」

白雪「…深雪ちゃんの声だ」

吹雪「っ!深雪ちゃん…!」

吹雪達は暫く、ロボットと深雪から離れる用に移動していた

吹雪「深雪ちゃんの仇は私が晴らすから!」

響「死んでないからね?」

今日の更新終わり

演習用ヘビーロブスターは夕張の趣味によりオリジナルには無い装備が沢山!良かったね!

更新しまっせー

ついでに300レス小ネタ募集もここまでで

更新しまっせー

ついでに300レス小ネタ募集もここまでで

吹雪「とりあえず作戦をとりましょう」

吹雪達は一旦止まり作戦会議を始める

吹雪「とりあえず攻撃さえ当たらなければ良いんです、まずは中距離を保ちながら、相手の行動パターン、攻撃方法をじっくり見ながら避けに徹しましょう」

響「うん、それがいいだろうね」

吹雪「攻撃は私が合図を出すからそれまでしないで、攻撃した時に出来た隙で反撃されるかも知れないから」

白雪「うん、わかった」

吹雪「五月雨ちゃんも大丈夫?」

五月雨「…」

吹雪の声掛けに対して五月雨は無言で黙っている

吹雪「…五月雨ちゃん?」

五月雨「……る」

吹雪「五月雨ちゃん?」

五月雨「…来てる」

吹雪「え?」

吹雪は振り返り五月雨の視点の先を見ると

シュゴォォオォォォ!!

背中から青い煙を吹き出しながら物凄いスピードでこちらに向かって来るロボットが見える

ジャコンジャコンジャコンジャコン!!

今にも襲い、食ってしまうぞ、と言ってるかの如く、大きなハサミを鳴らしている

吹雪「ひっ…!全員単縦陣!3時の方向に移動して下さい!」

響「わかった!」

白雪「はい!」

五月雨「う、うん…!」

ドゴォォォ!

五月雨「きゃっ!?」

ロボットからの砲撃に五月雨が体制を崩す

白雪「五月雨ちゃん…!」

五月雨「待っ…あ…」

ジャコン

体制を立て直そうとする五月雨をロボットは見逃さず、そのまま二撃目を放とうと右腕の砲塔で狙いをつける

吹雪「やばいっ…!狙い、敵右腕!砲撃準備して!…撃てっ!」

ドドドッッ!!

カンキンッ!

ピロッ

『2』

響「!」

吹雪達も体制が完璧では無いにしろロボット右腕に砲撃、五月雨以外の全員が放つも2発しか当たら無い

ドゴォォォ!

しかし、敵の砲撃は逸れて五月雨の横を通っていく

白雪「五月雨ちゃん、早く!」

五月雨「あ、ありがとうございます!」

砲撃を避けた隙に皆、単縦陣の陣形を立て直す

響「…吹雪、見たかい」

吹雪「うん、見た…」

響「…今ので『2』か…」

吹雪「残り『28』…」

響「これは…ちょっと…キツイね…」

吹雪「…でも、やるしか無い…!みんな、基本敵の右側に回り込むようにしながら回避に徹して!」

更新終わり

戦闘っぽくちゃんと書けてるか心配

あと、吹雪さん口調変わってないかな…?

乙です
時に残りは26では?

>>325
吹雪達は深雪がダメージを与えたことを知らないのダス

今日は金○ロードショーでパピー・ポッティがしてますね

更新するゾイ

響「大体のパターンはわかったね」

あれから5分間回避に徹していた吹雪達は皆余裕が出来てきた

白雪「遠距離で砲撃、中距離でハサミを飛ばしてくる…って感じたね」

五月雨「ハサミを飛ばした時が一番隙ができる感じがする…かな」

吹雪「…よし、攻撃に転じます、中距離を保ちながら敵の攻撃回避後、合図を出します、あまり深追いはしないでください」

響「了解したよ」

白雪「了解」

五月雨「了解しました」

それまで遠距離だったのを距離を詰め中距離に保つ、すると予想どおりロボットはハサミを飛ばしてくる

吹雪「回避!」

ススッと皆慣れた動きで回避に成功する

吹雪「放て!」

ドドドドッ!

カカカカッ!

ピロッ

『4』

吹雪「ハサミ戻ってきます!砲撃止め!」

吹雪の言葉通りハサミが戻ってくる

吹雪「…残り『24』」

白雪「…単純計算で後6回だね」

吹雪(…長い、私もだけど…回避し続けてみんなの疲れが目立つ…)

皆辛そうにし、波の音だけが耳に響く

沈黙を破ったのは響だった

響「…今度はみんな違う部位を狙ってみないかい?」

吹雪「…違う部位?」

響「そうさ、ずっと思っていたんだけど、演習用にしてはあまりにも相手の装甲が厚すぎる、何処か脆い部分、弱点があるんじゃないかな」

五月雨「…なるほど!」

白雪「早速試してみましょう!」

吹雪「よーし!攻撃のタイミングはさっきと一緒で、私は口、五月雨ちゃんは目、白雪ちゃんは左腕、五月響ちゃんは左脚をお願い!」

「「「了解!」」」

そして再び、敵の攻撃を避けチャンスが到来する

吹雪「放て!」

ドドドドッ!

カゴカカッ!

五月雨「!」

ピロッ

『6』

白雪「あっ!」

吹雪「やった!」

響「予想どおりだね、どの部分だろう」

五月雨「多分、目…じゃないかな、着弾音が少し違ったから」

響「よし、なら次は…」

白雪「みんなで目を撃つ…だね!」

これで何とか大丈夫、皆心の中で安堵した





メタ「弱点の発見に成功したか…夕張」

夕張「はい!ポチッとな」

今日の更新おわり

明日は忙しいので更新は難しいです…

>>332
×五月響ちゃんは左脚をお願い!

○響ちゃんは左脚をお願い!

五月響ちゃんってなんや…

…五月病な響なのか…意外と可愛い気がする

どうも>>1です、今日は悲しいお知らせが2つあります…

1つ目が今日も更新できそうに無いかもです…リアルが少し忙しいので多分次の更新が火曜になるかと…

2つ目が…このssも一応ストーリーがありまして、今、三分の一程度経過しているのですが…今朝、夢のお告げがありストーリーが二倍の量に膨れ上がりました

夢の泉の力か…それともナイトメアか…どっちに転ぶか…

皆さんには申し訳ないですがこの駄文に引き続きお付き合いして頂けたら嬉しいです

※ストーリーが伸びたので多分カービィがいつかでます

???「ワシの出番は無いのかゾイ」

>>341は申し訳ないですが…今のところありません

正直に言うと登場させにくいんですよね…世界が違う設定なので…

なので、デデデファンは『USDX』と『トリプルデラックス』をするといいゾイ!

※特に『USDX』がオススメ、単に『SDX』のリメイクと思って買わないと大損だぜ!

今日は更新できない代わりに、今まで散りばめてた小ネタ消化

>>93
「あんな目を私は前にも一度見た事がある」

言わずもながら我らがカービィより


>>101
メタナイトのキャラ崩壊

カービィのきらきらキッズのメタナイトの台詞より

>>195
焼き芋

ゲーム初代より

焼き芋寿司

アニメより

>>202
一万円玉

カービィSDX、洞窟大作戦より

>>216
古鷹への反応

ゲームのレーザーのコピー能力より

>>287
銀色のロボット

実はUSDXの『銀河にねがいを』の『メックアイ』のBOSSの方が元、カラー的な意味で

>>288
メタ「与えたダメージは、ヘビーロブスターの上部に数値として表示される」

星のカービィwiiの『メタルジェネラル』の機能が元ネタ

加古変わりすぎや…

今日は更新しまっせー

吹雪「よし、みんな気を抜かずに、あとちょっとだから頑張って行きましょう!」

「「「はい!」」」

吹雪達は再び気合いを入れていく

再びロボットはハサミを吹雪達に向ける

吹雪「きますよ、避けてください!」

ゴシュウ!

ボゴゥ!

白雪「…?」

白雪は違和感を感じた、先ほどとは音の『数』が違うと、しかし

吹雪「撃って下さい!」

白雪「!」

吹雪の言葉により攻撃しなくちゃと言う気持ちがその疑問を消す

白雪「…っ!間に合って!」

ゴゴゴゴッ!

ピロッ

『12』

五月雨「やった!あと『6』です!」

響「あと一回だね」

五月雨、響は嬉しそうに話し合う

吹雪「…」

五月雨「…吹雪ちゃん?」

二人が嬉しそうなのに対して吹雪は青ざめている

響「…どうした吹雪!」

只ならぬ雰囲気に響が話しかける

吹雪「…白雪ちゃん…」

響「白雪?」

吹雪「白雪ちゃんがいない…」

五月雨「白雪ちゃんがいない…?」

五月雨、響が辺りを見渡すと確かに白雪は居らずに、『鎮守府と海以外何も見つからない』

五月雨「本当だ…白雪ちゃんは何処に…?」

五月雨が困惑し、何故消えたかを考えるより早く、次は響が青ざめて話し出す

響「…まって…」

響「ヘビーロブスターは何処に行ったの…?」

五月雨「え!?」

五月雨は再び見渡す、確かに『鎮守府と海以外何も見つからない』

五月雨「…あれ?あれ?」

どんどん五月雨の中で恐怖と言う感覚が大きくなっていく

白雪が消えたのに気を取られロボットまで消えてしまった

五月雨「…ど、どうし…」

五月雨も青ざめて困惑している

吹雪「…とりあえずみんなで背を向けて、死角が無いようにして見渡しましょう」

そう言う吹雪に二人は頷き互いに背を合わせる

沈黙はそう長くは続かなかった

ヒュゥゥ…

ザブゥン!

響「いた!」

バッ!と皆、響の向いている方へ向く

五月雨「白雪ちゃん!」

今日の更新おわり

少なからずヘビーロブスターに追いかけられる時恐怖を覚えた人はいると思う

今車を運転したら確実に居眠り運転する

更新さますわ

見ると、ぐったりとした白雪を乗せた『小さい』ヘビーロブスターが見える

吹雪「え…?小さくなって…」

五月雨「白雪ちゃん!」

困惑している吹雪をよそに五月雨は白雪の方へ駆け寄る

響「まって!何があるかわかr

ザブゥゥゥゥウゥン!

吹雪達の真後ろから大きな音と共に水飛沫が飛んでくる

響「っ!?しまっ…」

振り返ると巨大な方のロボットが砲塔をこちらに向けて立っていた

吹雪「五月雨ちゃんあぶないっ!」

バッ!

五月雨「え…?」

ドゴォォォ!

吹雪「ぐうっ!」

吹雪は咄嗟に五月雨を庇い被弾する

響「吹雪!」

吹雪「大丈夫っ…まだ中破だから…」

五月雨「吹雪ちゃ…」

ドスッ

吹雪を心配した五月雨は再び振り返る、しかしそれは小さいロボットに背を向けるということ

小さいロボットは白雪を妖精達に回収させて五月雨に突撃する

五月雨「かっ…」

吹雪「五月雨ちゃん…!」

五月雨は背後から不意に攻撃を受け気絶してしまったのだろう、妖精達に回収されていく

響「とりあえず挟まれてたらマズイ!」

響は吹雪に肩を貸して直ぐさまロボットの間から駆け抜けようとする

吹雪「…駄目だよ」

響「!?」

しかし吹雪は項垂れて逃げようとしない

吹雪「後二人だけ…そして私は中破、逃げても勝ち目なんてないよ…」

響「…!諦めるって言うのかい!?なにふざけたこ…」

吹雪「違うの」

響「…!?」

吹雪「逃げちゃ駄目なの」

吹雪はゆっくりとロボットの方を見据えて砲塔を構える

吹雪「特攻するよ」

今日の更新おわり

長い戦闘、もとい演習ですが多分明後日には終わらせます

更新します

※演習中です

響「なっ…!?」

吹雪の言葉に響は驚愕する

響「吹雪!なにを…!」

吹雪「相手の体力は残り『6』二人とも目に命中させれば勝てるよ」

響「だけど…」

不安そうな響に対して吹雪はゆっくりと告げる

吹雪「さっきも言ったけど…逃げても勝ち目なんてないよ、相手はニ体に増えてるんだよ、回避で精一杯、私達のスタミナだってもう全然ないよ」

吹雪の話しに響も納得したのかゆっくりと特攻の体制をとる

響「…わかった」

そして吹雪の前にゆっくりと移動する

響「だったら私から特攻されてくれないかい」

吹雪「え…?」

響「吹雪は中破しているんだ、私の陰に入ってなるべく攻撃を受けないようにしてくれ」

吹雪「…わかりました」

バッ!

響は後の事など考えず全速力でロボットに突っ込む

バッ!

それに続いて吹雪も全速力で突っ込んでいく

バシュッ!

響「…っ!」

ロボットのとばして来るハサミをギリギリで避ける

響「ここ…!?」

響はハサミを放った後の隙を狙った、しかしハサミの陰に隠れて居たのか小さい方のロボットが突っ込んでくる

響(しまった…白雪はこれにやられ…!)

響「間に合っ…!」

ドンッ!

ピロッ

『3』

ドゴォ!

響「ぐぅっ!」

響が放ったと同時に小さいロボットが響にぶつかる

吹雪「えっ!?」

吹雪には響が壁になって小さいロボットが見えなかったのか響が急に動きを止めたのに驚く

響(しまっ…!)

吹雪「衝突し…」

響「ぐっ!」

ドンッ!

響「がっ…あっ…!」

響は咄嗟に自分ごとロボットを撃ちその反動で横に吹っ飛ぶ

その衝撃で小さいロボットも吹っ飛ぶ

吹雪「…小さい方の…!」

響「…はゃ……せ…ず…ぃ……」

吹雪「…ごめん…ごめん響ちゃん!」

吹雪はそのまま特攻して突っ込む

響「……」

響は妖精達に回収されて行った

お願い、死なないで吹雪!

あんたが今ここで倒れたら、響さんや深雪との約束はどうなっちゃうの?

ライフはまだ残ってる

ここを耐えれば、ヘビーロブスターに勝てるんだから!

次回「吹雪死す」

デュエルスタンバイ!

今日の更新終わり

明日で恐怖の演習編は終わります

300レス小ネタなんですが、もう400も近いので300と400混合の大型小ネタを書こうかなと思ってます

と言うか今後は200レス区切りぐらいで長めの小ネタ書こうかなと思ってるんですがどうですかね?

熊野とお茶会してずっと話をしていたい…

更新しますぜ

ロボットに特攻していく吹雪の瞳には涙が浮かんでいた

吹雪「…うっ…うぅ…」

吹雪(響ちゃん…私の為に…)

吹雪(私の道を作る為に…!)

吹雪(勝たなきゃ…)

吹雪(響ちゃん…五月雨ちゃん…白雪ちゃん…深雪ちゃん…朝潮ちゃん…)

吹雪(みんな、みんな頑張って)

吹雪(必死になって頑張って)

吹雪(勝利する為に…犠牲に…)

吹雪(…勝たなきゃ…)

吹雪は涙を拭う

吹雪(散って行ったみんなの為にも…)

そして吹雪はしっかりと前を見据える

吹雪「勝ちます!」

目の前にはロボットの顔があった

吹雪「えっ」

バコォオォォン!!

吹雪「ふぎゃ!?」

吹雪は突っ込み過ぎてロボットを衝突してしまった

吹雪「…あぅ…」

バチャッ

吹雪はそのまま気絶して倒れてしまった

ピロッ

『1』

ヘビーロブスター『ダメージ値が目標の値に到達、演習を終了する』

ロボットもそう告げると活動を停止する



ザザァァァァァ…




海は静かだった

メタ「……」

提督は堤防で演習を終えて傷も戻った駆逐艦達を無言で見つめる、夕張も堤防にロボットを運び嬉しそうに見つめている、そして、バツの悪そうに吹雪が告げる

吹雪「…引き分けちゃいました」

響「…誰かさんのせいでね」ボソッ

吹雪「うぐぅ!」

響は根に持っているのか吹雪をジッと見つめる

響「せっかく私が道を作ってあげたのに…」ブツブツ…

五月雨「し、仕方ないよ、吹雪ちゃんだって私を庇って中破状態だったんだから!」

必死にフォローしようと五月雨はアタフタする

吹雪「五月雨ちゃん…」

白雪「でも前をよく見ず敵と衝突するって…」

吹雪「うっ」

深雪「私が殿勤めてやったのにさー」

吹雪「ひぐぅ!」

朝潮「しっかりしないとですよ」

吹雪「ごめん、朝潮ちゃんには言われたくないな」

朝潮「うぐぅ!」

みな口々に話し始める

メタ「静かに」

提督がそう告げるとピタリと会話はとまる

メタ「…確かに、最後は酷かったが…旗艦、頑張ったな」ナデナデ

そう言って提督は吹雪の頭を撫でる

吹雪「ふぇ」

吹雪は褒められると予想していなかったのかキョトンとした後

吹雪「ふぇぇえぇ!?////あ、ぇ!?////」

素っ頓狂な声をあげて顔を真っ赤にさせる

メタ「どうした?」

吹雪「あ、な、なんでもないです!////」

必死に手を振る吹雪に対して今度は響が提督のマントを引っ張る

響「司令官」

メタ「ん?どうした」

響「私も頑張った…」

メタ「あぁ、頑張ったな」ナデナデ

そう言って響も撫でる提督

響「…おぉ…これは…力を感じる…」

そう言って響はウットリする、それを見て他の駆逐艦達も黙ってはいない

五月雨「さ、五月雨も頑張りました!」

白雪「司令官、私だって頑張りましたよ!」

深雪「私を忘れてもらっちゃこまるなぁ!」

メタ「あぁ、わかったわかった」

朝潮「あ、朝潮も!朝潮も頑張りました!」

メタ「いや、お前は頑張ってないだろう」

朝潮「!?」

※メタナイトは台に乗っています

今日の更新終わり…

恐怖の演習編やっと終わり…もう暫くは戦闘書かない…メタナイト出せれないしね

ヒャッハー!今日は休みだぁぁぁぁぁあ

って事で小ネタを書いていきます

※小ネタの際は全艦娘がいる過程でやっていきます

メタ「すまないな、急に秘書艦をたのんで」

不知火「いえ、私も日頃から木曾さんにはお世話になっているので」

提督室では提督と不知火、いつも木曾が使っている机に不知火が座っている

不知火「でも楽しんでますかね、木曾さん達」

メタ「久しぶりの姉妹全員水入らずで出かけたんだ、楽しんでるだろう」

不知火「…そうですね」ニコッ

カキカキカキ…

メタ「よし…今日の書類はこんな感じだな…」

そう言って「ふぅ…」と息を漏らす

不知火「早く終わりましたね、お茶でも入れましょう」

メタ「あぁ、助かる」

コポコポ…

不知火「どうぞ」コトッ

メタ「ありがとう」

ズズッ…

メタ「ふぅ…うまい」

不知火「ありがとうございます」

不知火「…む、綺麗な置物ですね」

提督の机の上にはマストやオール、羽や星がついた装飾を施した石で出来た船の置物があった

不知火「…素敵」

そっと触ろうとする不知火

メタ「あ、それは触ると」

不知火「え?」

ぽきり

コロン

不知火「…あ…」

船の置物は見事に台座から支えの柱を折られて倒れている

不知火「…」スッ

不知火は静かに正座の体制をとる

不知火「この不知火の落ち度…許して下しゃぴ」

メタ「…」

不知火「…」

不知火「この不知火の落ち」

メタ「言い直さなくていい」

不知火「し、しかし、司令の物をををを」

不知火からは汗が滝のように吹き出る

メタ「…これはな、元々壊れてたんだ」

不知火「…え?」

メタ「以前…」

〜〜回想〜〜

バタン

提督室の扉が勢いよく開く

金剛「ヘーイ!テイトクゥゥ!帰還したデェェエェス!」

そう言って金剛は提督に飛びつく

メタ「む」

ヒョイ

ドゴォ!

金剛「フゴォ!」

提督は華麗に金剛を避け金剛は壁に激突する

メタ「…いつも懲りないな」

金剛「フ…フフフ…これもLOVE故デース…」

金剛は床に倒れながらも呟く

メタ「…そうか…ん?」

ゴトリ

床には壊れた置物が

メタ「…金剛…」

金剛「…?なんデース?」

メタ「……」スッ

提督は静かに置物を指差す

金剛「……あっ」

メタ「……」

金剛「……」

金剛「…ゴメンなさい」

メタ「…次からは気をつけろ」

金剛「…提督…」

金剛「提督は優しいデース!」バッ

メタ「それが駄目だと言ってるんだ」ベシッ

金剛「アウチ!」


〜〜回想終わり〜〜

不知火「…なるほど…」

メタ「それで接着剤で固定してたんだが…古かったのか取れやすくてな」

そう言って提督はまた接着剤で付け直す

メタ「まぁ、不知火のせいではない、気にするな」

メタ「ところで不知火…いい手袋使ってるな」

そう話すと不知火の目が光る

不知火「…わかりますか」キラン

メタ「あぁ、私もこだわる方でな」

不知火「やはり司令もですか…しかし最近…その…」

不知火は言いにくそうに口籠る

メタ「…あぁ…この身なりだからな、新品を買いに行く事が出来なくてな…少々汚れても捨てるに捨てれんでな…」

不知火「あぁ、なるほど…じゃあ一緒に買いに行きますか?司令が選んでくれれば私が買いますので、人形のフリでもしていれば大丈夫でしょう」

その言葉に提督は酷く不機嫌そうになる

メタ「………まぁ……それが…妥当…か…新しい……手袋欲しい…しな…」

不知火(…あ、面白い)

不知火「じゃあ、何時行きますか?」

心なしか楽しそうな不知火

メタ「……午後からは暁達と約束があるからな、今から行くか、不知火は大丈夫か?」

不知火「大丈夫ですよ」

不知火がそう言うと「よし」と提督は言い不知火の頭に乗る

そのまま不知火は提督室を出て外出の準備をしに陽炎型の部屋に向かう

その途中で筑摩に出会う

筑摩「あら、提督に不知火ちゃん…何処かお出かけ?」

メタ「あぁ、これから少し街へな」

そう言うと筑摩は驚く

筑摩「えっ!提督街に行くんですか!?」

不知火「あぁ、大丈夫ですよ、司令は人形のフリするので」

メタ「…ぐっ…」

筑摩(あっ、楽しそう…)

筑摩「あ、提督も行くなら私も行こうかしら」

メタ「…私は見世物じゃないぞ」

筑摩「あぁ、違います違います、実は私お面集める趣味ありまして…」

それを聞いて不知火がポンッと手を鳴らす

不知火「あぁ、知ってます、確か自分の顔のお面まで持ってて、それで利根さんを驚かせた事あるらしいですね」

メタ「…あぁ、あの時か…あれは大変だったな…確か利根が騒いで一番最初に聞きつけたのがよりによって青葉だったからな…一気に皆に伝わって…」

筑摩「…あの後しばらく駆逐艦達が『おばけだーっ!』と言って近づいてくれなかったです…」

筑摩は哀しい目をしながら語る

メタ「で、お面屋にでも行くのか」

思い出したように筑摩はハッとする

筑摩「そうなんですけど…実は前から提督の仮面欲しかったんですよ、でも何処にも売ってなかったので、お面屋さんに直接提督の仮面を見せて作って貰おうかと…」

メタ「…また物好きだな…まぁ、構わん、来たいなら準備しろ」

それを聞いて筑摩は嬉しそうにする

筑摩「はい!ありがとうございます!」

その後三人は一緒に街に買い物へ出かけていった

その頃提督室

足柄「失礼するわ!」バァン!

足柄「提督!午前の演習S勝利して…って、あら?居ないのかしら?」

キョロキョロと見回す足柄、しかし誰もいない

足柄「なんだ、折角S勝利取って来たのに…まぁ良いわ、勝利報告だけメモして…って、あら、綺麗な置物」

足柄はメモを残そうとして机に近づく、そして机の上にある置物に目がいく

足柄「へぇ、提督良い趣味してるじゃない」ツンツン

ぽきり

足柄「!?」

シーン…

足柄「…やっちゃったわ…」

足柄は柱が折れて台座から取れた船を見ながら呟く

足柄「…どうしましょ、この前酔っ払って食堂の扉壊して怒られたばかりなのに…また妙高姉さんに怒られちゃうわ…」

思い出しただけで震えだす足柄

足柄「…どうにかバレないように…なにか…」

そう言いながら部屋を色々探し出す足柄、そして机の上に接着剤を見つける

足柄「あ!接着剤だわ!これでなんとか…」

接着剤を使いながら直していく足柄

足柄「よし…これならバレな…あ」

しかし焦っていたのか前後ろ逆に付けてしまう

足柄「あぁぁぁ!?しまっ…取らなきゃ…!」

そしてまた焦ったのか思いっきり引っ張る足柄、接着剤は余りよくくっついておらずすぐ取れる

足柄「えっ…」

そのまま勢いあまって、すぽっと手から離れていく船

バリン!

そしてそのまま戸棚突っ込んでいく

足柄「」

顔面蒼白になり接着剤を手からこぼれ落とす足柄

足柄「…しーらないっと…」

そのまま足柄はこっそり部屋を出ていく

また暫くして提督室の扉が開く

ガチャ

加賀「提督、少しお話が…」

しかし誰もいない

加賀「…あら、いない…」

そう言いながら部屋に入っていく、その足元には接着剤が有るのに気付かず

ブミュ

加賀「え」

接着剤を踏んでしまい加賀は足を滑らせる

加賀「っ!?」

咄嗟に開けっ放しの扉を掴む加賀

バコッ!

そのまま外れる扉

加賀「」

そのまま扉ごと本棚の方に倒れる加賀

ドタァァァン!

バラバラバラ…

加賀「……」

扉は外れ本棚は倒れて中の本が床に散らばる

加賀「…やって…しまっ…た…」

何故床に接着剤が転がっていたか、そんな事を考えるよりこの現状をどうするか、加賀は悩んだ

加賀(しまったしまったやってしまったどうしましょどうしましょ)

加賀(ただでさえ赤城さんのせいで『少し残念一航戦』って言われてるのにこれでは『残念一航戦』になってしまうわ)

加賀(どうにかどうにかどうにかしないと…!ととととりあえず落ち着かないと…)

そして深呼吸する加賀

加賀「…逃げましょう」

そう言って加賀はすばやく逃げ出した

また暫くして提督室前の廊下を春雨が歩いていた

春雨「ふふふ、司令官から借りた本凄く面白かったな…また何か借りようかな…」

そう言いながら提督室に着く春雨

春雨「司令官、借りた本を返しにー…!?」

春雨は部屋入ったとたん床に外れている扉につまづく

春雨「あいたっ」

コテッ

びちょっ

春雨「…いててて…こけちゃいました…」

そう言って起き上がろうとする春雨

春雨「一体なににつまづ…」

グッ

春雨「…あれ?」

グググッ

春雨「…起き上がれない…」

不運な事に春雨は丁度接着剤が散乱していた所に転んでしまい服が床にくっついてしまった

そんな事を春雨は知るわけもなく

春雨「…え、なんで?なんで起き上がれないの?」

グググッ

服が床にくっついてまったく動けない春雨

春雨「…え?え?」

だんだん不安になっていく春雨

春雨「…し、司令官?…」

部屋には春雨以外誰もいない

春雨「…だ、誰かのイタズラですよね?何処かで見てるんですよね?」

返事をするものは誰もいない

春雨「…は、早く助けてくださいよ!見てるんですよね!?」

シーン…

春雨「…」

春雨「…誰もいないの…?」

春雨「……」

春雨「…もしかして一生このまま…」

春雨「………」

春雨「……うぐ…」

春雨「…うぅぅ…」

春雨「…あうぅぅ…」

春雨は泣き出してしまった

春雨「うぁぁぁぁ…」

春雨「あ"ぁぁぁぁ…」

筑摩「今日はいい買い物でした!」

凄く嬉しそうにする筑摩、その横に提督を乗せた不知火、三人は買い物を済ませて鎮守府に戻ってきた

不知火「そんなにレアなんですか?その…えーっと…」

不知火は筑摩が大切そうに持っている指差す

筑摩「『通りすがりのジョニー』です!これプレミア物ですよ!本当に良かったです…!」

そう言って大事そうに袋を抱える筑摩

メタ「私も新しい手袋が手に入って良かった、助かったよ不知火」

不知火「司令が気に入る手袋があって良かったです」

不知火(…私は人形に話しかける痛い人って見られてましたけどね)

「あ!司令官!」

メタ「ん?」

提督が声が聞こえた方を見ると暁、響、雷、電がこちらに向かってくる

雷「丁度良かったわ!今から司令官の所に行こうと思ってたの」

電「何処かお出かけしてたんですか?」

メタ「あぁ、しかし約束は覚えていたぞ」

暁「当たり前よ!レディとの約束忘れるなんてありえないもん」

響「早くしよう、待ちくたびれたよ」

そう言って響はマントを引っ張る

不知火「では私はこれで、また何かあったら声をかけて下さい」

筑摩「私も戻りますね」

メタ「あぁ、今日は助かったよ」

そう言って提督は暁の頭に移り、不知火、筑摩は自室に戻っていく

暁「よし!何する?」

雷「はいはい!バトミントンしたいわ!」

雷「あ、いいですね!」

響「私も賛成だ」

暁「よーし決定!中庭にいくわよー!」

メタ「そんなに急ぐな、転けるぞ」

暁「大丈夫よ!何たって一人前のレディだもの!」

そう言って暁達は中庭に駆け出していく

〜〜中庭〜〜

雷「それっ!」ぱんっ

響「よっ!」ぱんっ

メタ「ふっ!」ぱんっ

暁「えぃ!」ぱんっ

電「ラリー続きますね」

中庭では雷、提督vs暁、響のバトミントンが始まっていた

雷「あっ!」

雷が打ちミスをしたのかヒョロヒョロな球が飛んでいく

暁「もらったわ!」バッ

暁は思いっきりジャンプする

響「いくんだ暁!」

暁「たぁぁぁ!!」

パァン!!

暁「あ」

暁は力み過ぎたのか相手コートとはまったく違う方向へ飛んでいく

響「…あーぁ…」

メタ「…暁…」

暁「…力み過ぎちゃった…」

電「提督室に入っちゃっいました」

雷「…暁ー!」

暁「分かってるわよ!取ってくる!」

メタ「そうだ、暁、机の上に壊れやすい置物があるからな、もしかしたら今ので壊れてるかもしれないが、気にせず帰ってこい」

暁「分かったー!」

そう言って暁は駆け出していく

暁「あーあ、あそこで華麗に決めたかったな…私は」

そう言って暁は廊下を歩いている

暁「着いた…あれ?扉開い…て…」

部屋を、覗くと暁はどんどん血の気が抜けていくのを感じる

壊れた戸棚、本棚、扉、床に散らばる本、そして倒れてる春雨、その上に転がってるバトミントンの玉

春雨「………」(泣き疲れて寝てる)

暁「…え…な…にこれ…」

暁「…やっ…ちゃった…」

暁「…」

暁「…」

暁「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

あともうちょっとだけど眠い、寝ます



〜〜中庭〜〜

<うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…

雷「!?」

電「え?え?」

響「どうしたんだろう」

メタ「いくぞ!」

そう言って飛び立つ提督、そうして窓から部屋に入っていく

メタ「どうしたあか…つ…き…」

暁「う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!じれ"い"がん"ん"ん"!」

暁「ごべん"な"ざい"い"い"い"」

暁「わ"だじわ"だじい"い"い"い"!」

暁は号泣しながら床にへたり込んでしまっている

メタ「…この…な…部屋…春雨が…」

提督も動揺して机の上にゆっくりと降りる

ドタドタドタ!

そこへ追いついてきた響が来る

雷「暁!どうし…」

電「…え!?」

響「…これは…」

暁「う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!」

メタ「落ち着け暁!」

暁「だっではる"ざめ"ぢゃんがあ"あ"あ"!」

確かに春雨の上にはバトミントンの球が転がっている

メタ「…春雨…春雨!」

春雨「…うぅん…司令官…?」

メタ「春雨無事か!」

春雨「…司令官…司令官んんん!」

そう言って春雨は勢い良く起き上がろうとするが起き上がれない

グググッ

春雨「あぅぅぅ…」

メタ「どうした、起き上がれないのか?」

春雨「なんか…つまづいて転んだら…身体が床に張り付いて…」

そこで提督は近くに接着剤が落ちてるのに気づく

メタ「…これか…他に痛む所とかはないか」

春雨「はい…転んだだけなので」

暁「…転んだだけ…?」

春雨「うん、そうだよ」

メタ「………と言うことは…いや、先ずは春雨を助けないとな、春雨許せ」

そう言って提督は海軍支給の刀を構える

スパァン!

春雨「わっ…」

構えた次の瞬間春雨の服がバラバラになり下着のみになる

メタ「これで動けるだろう」

そう言ってマントを春雨にかける

春雨「あ、ありがとうございます…////」

少し恥ずかしそうに立ち上がり春雨はマントを羽織る

暁「うぅ…良かった…良かったぁ…」

電「一時はどうなるかと思ったのです!」

春雨「ごめんね?心配かけて…」

メタ「泣くな暁、これでも舐めなさい」

そう言って提督は何処からともなくペロペロキャンディを取り出す

暁「ありがとう……おいし…」キラキラ

メタ「…さて、私は少し用事が出来た、バトミントンはまたにしてくれないか」

響「いいよ、暁もこんなだしね…」

メタ「すまない」

そう言って提督は提督室を駆け出る

メタ「…確か今日の演習旗艦は…足柄だったな…」

そう言って提督は食堂へ行く


食堂は丁度小腹がすく時間帯なのか少し賑わっている

鳳翔「はいどうぞ」コトリ

足柄「わぁ、ありがとう!美味しそう…どこで食べようかしら」

足柄は料理を受け取り食べる為の席を探す

不知火「おや、足柄さん今からお昼ですか?」

足柄「あら不知火ちゃん、そうなの、隣いい?」

不知火「どうぞ」

足柄「ありがとう、私今日演習の旗艦勤めててお昼遅れちゃって…」

不知火「あぁ、そうなんですか提督室に報告は?」

足柄「行ったわよ?」

不知火「あれ?でも来ませんでしたよね?」

足柄「え?」

不知火「あぁ、私今日は木曾さんの代わりに秘書艦だったんですよ」

足柄「…え…」

不知火「もしかして私達が出掛けてる時に?」

足柄「…あー…そのー…」

メタ「詳しく聞こう」

その時急に程度が背後から現れる

足柄「ひぃぃぃ!?ててて提督!?」

不知火「どうしたんです?そんなに慌てて」

足柄「ななな、なんでもないの!なんでもない!」

メタ「で?来たのか?」

グイッと提督は足柄に詰め寄る

足柄「…い、行ったけど?でも提督いないからー…えー…そのまま食堂に来たのよ!うん!」

メタ「そうか…ところで足柄」

足柄「な、なに?」

メタ「机の上に置物があったんだが見たか?」

ジッと提督は足柄を見つめる

足柄「………み、見てない
…」

メタ「そうか、なら自然に取れたんだな、元々壊れてたから…」

足柄「え、そうなの?どうりですぐ折れ…」

メタ「ちょっと来い」ガシッ

足柄「あ、しまっ、痛い!顔掴まな、痛!いたたたた!」ズルズル

そのまま足柄は顔を掴まれたまま食堂を引きずり出されて行った

不知火「…どうしたのでしょう…?」

不思議がる不知火

その時食堂の端で1人呟く

加賀「…助かりました」

赤城「ん?加賀さん何が助かったんですか?」

不意に呟く加賀に対して赤城が不思議がる

加賀「い、いえ、こちらの話しで…」

赤城「ふぅん…ところでどうでした?提督いい返事くれました?」

加賀「あぁ、烈風開発の件ですか?いえ、提督室には行ったんですけど提督がいなくて…」

メタ「ほぅ、加賀も来たのか」

加賀「!?!?」

気付くと加賀の目の前に提督が現れる

赤城「あら提督、さっき出て行かれたように見えたのですが…?」

メタ「いや、足柄が少し変わった事を言い出してな、『戸棚と接着剤は私なのは認めるが他は知らない』と言うんだ」

赤城「戸棚?」

不思議がる赤城に対して加賀は汗を吹き出しながら冷静に聞く

加賀「何故その話を私達に?」

提督「加賀も部屋に来たのだろう、なにか知らないか?」

加賀「知りません、私が行った時は何も壊れて無かったです」

赤城「え、戸棚壊れちゃったんですか?」

加賀「赤城さん、さっき提督が言ったじゃないですか」

メタ「私は『壊れてた』と一回も言ってないぞ」

加賀「え」

メタ「ちょっと来い」ガシッ

加賀「あ!い、痛いです提督!い、あぁぁぁ!」ズルズル

赤城「…?」


〜〜提督室〜〜

メタ「〜〜と言うわけだ」

提督室には暁、響、雷、電、春雨に囲まれ正座している足柄、加賀の7人と提督がいた

足柄「ごめんなさい…」

加賀「すいませんでした…」

駆逐艦に囲まれて項垂れる二人

暁「もう!本当にびっくりしたんだから!」

春雨「本当ですよ!私がどんな目にあったと思ってるんですか!」

普段おとなしい春雨も珍しく怒っている

足柄「ごめんなさい…」

加賀「すいませんでした…」

メタ「さて、この件で傷ついた暁、春雨、二人に対して好きな処罰を言え」

暁「え、私?」

春雨「私達が決めるんですか?」

メタ「嫌ならしなくていいぞ」

暁「決める!」

春雨「決めます!」

返事をした後駆逐艦達は円陣を組む

暁「何が良いかな、何が良いかな!」

雷「うーん、迷うわね!」

春雨「思いっきり凄いのいきます?」

響「司令官との時間を壊されたからね」

電「はわわ、あんまり酷いのは…」

暁「何言ってるの!ここで懲らしめなきゃ駆逐艦として舐められちゃうわよ!」

その駆逐艦達の会話を聞きながら足柄と加賀は恐怖する

足柄「ど、どうなっちゃうのかしら…」

加賀「…正直に言っとけば良かった…」

しばらくして円陣が崩れる

暁「決まったわ!」

メタ「よし、なんだ」

「「ゴクリ…」」

二人は思わず息をのむ

暁「これから一ヶ月毎日オヤツに間宮アイス奢って!」

足柄「…え」

加賀「…それだけ?」

暁「そうよ」

二人は思わず安堵し息を吐く

足柄「良かった…二人で払えば楽ね」

加賀(…所詮駆逐艦ですね…)

加賀「で、誰々ですか?暁さんと春雨さんだけですか?それとも暁型と…」

暁「駆逐艦全員」

加賀「え?」

暁「駆逐艦全員」

加賀「」

思わず無言になってしまう加賀と足柄

メタ「ちなみにうちの鎮守府の駆逐艦は70人だ」

メタ「がんばるんだな」ポン

そう言って提督は足柄と加賀の肩を叩く

それから一ヶ月間、駆逐艦達には天国の、二人にとっては地獄の一ヶ月だった

これにて小ネタ終了!

本当に長くなってしまった…

乙ー
赤城「実は私も駆逐艦なんです」

>>410
メタ「ならボーキサイトはいらないな」

赤城「ごめんなさい冗談です」

唐突な募集

メタナイト鎮守府に来て欲しい戦艦

※必ず反映する訳ではないので悪しからず

love勢が飽和してる気がするので逆に比叡

どうもみなさん、沢山書いて頂きありがとうございます
今日はちょっと忙しくて更新出来なさそうです、申し訳ありません

今日も更新出来なかった…すいません

明日は短いですが更新出来ます

更新だよぉ

ある日の昼下がりの提督室、いつものように提督と木曾は書類を、遠征を終えた駆逐艦達は円陣を組みながら遊んでいた

メタ「…よし、今日はこれで終わりだな」

そう言って提督はペンを置く

木曾「俺も終わったぞ」

メタ「あぁ、ありがとう、助かった、これで今日の仕事は…」

ガタン

大淀「提督!」

扉が開いて大淀が飛び込んでくる

メタ「…どうした?」

ただならぬ雰囲気に提督は気付いたのか真剣な眼差しに変わる

大淀「本土より、敵、深海棲艦の泊地の発見に成功との事です!」

メタ「なにっ!?」

この発言により部屋全体がどよめく

大淀「これより3日後艦隊を集結し敵泊地を叩く大規模作戦を行うそうで、参加せよとの事です!」

メタ「3日…!?」

木曾「急すぎる!」ダン!

木曾が机を叩く

メタ「落ち着け木曾、確かに急だが…敵に有力なダメージを与えるならばなるべく気付かれる前に叩かなければならない、むしろ遅いと言っても過言でない程度だ」

木曾「そうだとしても3日後だぞ!?」

メタ「落ち着け!駆逐艦達の前だぞ」

木曾「な…」ハッ

木曾が駆逐艦達の方を見ると不安そうになって二人の方を見ている

木曾「…すまない」

提督は駆逐艦達の方に向き直り喋りだす

メタ「皆聞いてたとは思うが3日後に大規模作戦を行う事になった」

駆逐艦達はそれを聞いて更にどよめく

メタ「しかし不安にならなくていい、演習、遠征の回数が増えるだろうが君達は普段通り過ごせばいい」

駆逐艦.s「は、はい…」

駆逐艦達は返事はするもののやはりどこか不安そうにしている

メタ「大規模作戦とは言うが戦う場所が違うだけで敵は同じ深海棲艦だ、日頃から相手をしている君達なら大丈夫だ、自信を持て」

駆逐艦.s「司令官…」

提督の言葉に少しばかりか気が軽くなったのか皆不安な感じが薄まる

メタ「明日からは忙しくなる、よろしく頼む」

駆逐艦.s「はい!」

メタ「いい返事だ」

駆逐艦達の元気な返事を聞いた後に提督は今度は木曾の方に向き直る

メタ「木曾、工廠へ向かうぞ」

木曾「工廠?」

メタ「あぁ、そうだ急ぐぞ」

そう言って木曾に乗る提督

木曾「わ、わかった」

メタ「よし、大淀連絡助かった」

そう言って木曾と提督は提督室から出て行く

木曾「それで、工廠で何するんだ?」

コツコツと足音をたてながら木曾は工廠へたどり着く

メタ「戦艦を建造する」

木曾「はっ?」

木曾がキョトンとしていると、提督は木曾から降り建造に必要な資材を入力していく

木曾「ま、まてまて!3日後に大規模作戦だぞ!?今戦艦を建造する資材がもったい…」

メタ「今だからこそ建造するんだ」

そう言って提督は入力を進めていく

メタ「確かに資材がもったいないが作戦が失敗しては意味ないのだ、さっき駆逐艦達にはあぁ言ったが実際はこの鎮守府には火力が足りない、夜戦での駆逐艦達は頼りになるがそれは敵も同じ事だ、それに空母達は夜戦に参加出来ないからな、だから昼の間に敵に効果ある攻撃をし、夜戦で戦いやすくする、その為に戦艦が必要なんだ」

木曾「しかし、今から建造したとしても練度が…」

カチッ

提督が操作し終えるとどこからともなく妖精達が集まってきてバーナーを持ってカーテンの中に入って行く

ブォォォ!

激しく炎が舞う音と共に熱気が溢れ、機械に表示されている数字が凄い勢いで減っていく

メタ「言っただろう、演習の回数を増やすと」

木曾「…おい、どれだけ増やす気だ」

メタ「来る戦艦によるな、上達が早ければ少なく済む」

木曾「はぁ…またこいつが大活躍か…」

そう呟く木曾の視線の先には演習用ヘビーロブスターが置かれている

メタ「別の鎮守府との演習はそれぞれ都合の良い時間を合わせて1日10回が限度だからな、そいつも必要になってくるだろう」

そうこう話しているうちに機械に表示されている数字が、0:00:00を表示する

メタ「さて、木曾、頼む」

そう言って提督は木曾の頭に戻る

木曾「わかった」

この鎮守府では海域で見つかった艦は帰還中に、建造では建造に付き添った艦が混乱を避ける為に提督の事を説明する暗黙のルールがある

そしてゆっくりとカーテンが開いて1人の女性が姿を表せる

「扶桑型戦艦姉妹、妹のほう、山城です、あの、扶桑姉さま、見ませんでした?」

更新終わりだよぉ

少なくてごめんよぉ

ちなみに木曾の最初の怒り具合は実際に運営から急に『3日後にイベントするよ』って言われたら、自分だったらこうなるだろうなぁ、と思って書きました

始まるザマスよ!

山城「扶桑型戦艦姉妹、妹のほう、山城です、あの、扶桑姉さま、見ませんでした?」

そう言って出てきた女性はキョロキョロしている

木曾「初めまして、この鎮守府の秘書艦、木曾だ、悪いがこの鎮守府に来た戦艦は貴方が初めてだ」

木曾がそう言うと山城の表情に影がおちる

山城「あぁ、そうなの…扶桑姉さまいないのね…はぁ…不幸だわ…」

ドヨーンとした雰囲気が山城を包み込む

木曾「…気を落としてる所悪いんだが話を続けるぞ、この鎮守府の提督は少し変わっててな、そこを説明する」

山城「少し変わって…説明する程だから大分変わった方なんでしょうね…嫌な予感がするわ…」

山城は露骨に嫌そうな顔をする

木曾「見た目は変わってるがとても頼りになるいい奴だ、そこらへんは大丈夫だ」

山城「そぅ…で、その提督はどこなのかしら」

そう言ってキョロキョロしだす山城

木曾「実は提督は人間じゃない」

山城「は?」

木曾の言葉に山城はぽかーんとする

木曾「この世界とは別の世界から来ていてるんだ、それで初めは驚くかもしれなー…」

山城「ちょっと」

木曾が喋ってる途中で山城が口を挟む

山城「貴方、私を馬鹿にしてるの?確かに欠陥ばかりで出撃はあまりしなかったけど、馬鹿にされる筋合いはないわよ?」

そう言ってズズイッと木曾につっかかる

木曾「馬鹿になんてしてない、本当の事だ」

山城「じゃあ証拠、見せなさいよ」

そう言って山城はジト目で木曾を睨む

木曾「はぁ…おい、この場合どうするんだ?」

メタ「仕方ない、私が話す」

山城「あら?今声が…」

不思議がる山城をよそに提督は木曾の頭からスタッと床に降りる

山城「…は?」

メタ「私がこの鎮守府の提督メター…」

山城「きやぁぁぁぁぁあ!!」

ブン!

メタ「!?」ヒョイ

木曾「うわ!?」

山城は提督を見るなり叫び出し蹴りを飛ばす

山城「ひぃぃい!に、人形が動いた!の、呪いの人形だわ!」

そう言って山城はさっき自分が出てきたカーテンに身を隠す

メタ「の、呪いの人形…」

山城の発言に提督は呆然とする

山城「不幸…不幸だわ、なんなの、なんなのよ…」

そうブツブツ呟きながら山城はカーテンの陰でブルブル震えてる

メタ「…お、おい…」

山城「嫌っ!近づかないでよ!」

メタ「…」

困った提督は木曾の方を向く、すると木曾は必死に口を押さえて笑うのを堪えている

メタ「…おい」

木曾「す、すま…ふw…の、呪いの人形…く…くく…w」

メタ「おい」

木曾「く…くは…ふふふ…ふーっ…w」

ツボに入ったのか涙目になってまで堪えている

メタ「…」

山城「…ちょっと、もしかして貴方が提督なんて言わないでしょうね」

いつの間にかカーテンの陰から半分身を出して提督を睨んでいる

メタ「…メタナイトだ…悪かったな提督だ」

山城「…嘘でしょう…はぁぁぁぁぁ…」

それを聞いて山城は物凄い溜息を吐く

山城「本当に人間じゃないって…可愛らしい動物ならまだしも…こんな意味不明な球体生物…不幸だわ…」

メタ「…」

山城「お姉さまも居ないし提督は意味不明だし…はぁぁ…」

メタ「………」

木曾「ひ、ひーっ…w駄目だ腹痛い…wwww」

メタ「……………」

山城「怖いのであまり近づかないでくださいね、怖いので」

木曾「あはは、あははははwww」

メタ「…………………………」

メタ(…不幸だ…)

今日の更新おわり

と言うわけで山城が来ました

>>426と扶桑姉妹と言う人が多かったので混ぜてこうなりました

少しキャラ崩壊してるかな…口調が難しいなぁ

山城の尻に敷かれたい…両方の意味で…

今日も忙しくて更新難しいです…明日は更新しますのでゆるしてくらぁさい

いくでガンス!

寝落ちするまでなるべく書く

山城が来た次の日のお昼ちょっと過ぎ頃

食堂では6人の艦娘達がグッタリしていた

吹雪「…」

朝潮「…」

木曾「…」

古鷹「…」

山城「…」

赤城「…」

山城「…木曾」

木曾「…なんだ」

山城「…貴方、提督はいい奴って言ってたわよね」

木曾「…そうだな」

山城「午前だけで演習10回もさせる提督の何処がいい奴なのよ!」プンスコ

山城は声を荒げて怒りを示す

木曾「…普段はいい奴なんだ…本当普段は…」

山城「でもきつ過ぎでしょ!駆逐艦の子達もう生きた目してないわよ!?」

そう言って駆逐艦を指差す山城

吹雪「…」

朝潮「…」

駆逐艦達はげっそりとし椅子に体を持たれかけさせてる

古鷹「提督って厳しい時は本当に厳しいんですよ…」

赤城「まぁ、あの子達はヘビーロブスターの恐怖による物もあると思いますけどね」

山城「そもそも2日後に間に合わせるとか…」

木曾「…山城の来た時期が悪かったとしか…」

山城「…あぁ、やはり私は不幸なのね…」オヨヨヨ

そう言いながら悲しんでる山城の前に、コトッ、と音を立て妖精たちによって料理が運ばれてくる

山城「あぁ、やっとお昼にありつけるのね…」

他の皆の前にも料理が運ばれた所で赤城が怪訝そうな声を上げる

赤城「…むむっ!?」

古鷹「どうしたんですか赤城さん?」

赤城「…なにやらいつもと違うような…」

古鷹「…そうかな…?」

不思議そうに料理を見る古鷹

山城「早く食べましょう、早くしないと提督になんて言われるか…」

木曾(…どうにも悪い印象が根付いちゃったな…)

今日こそ寝落ちするまで更新したるぞフンガー!

山城「いただきます…」

パクリ、と山城は料理を口に運ぶ

山城「…おいしい…え、なに…すごいおいしい…」

そう呟き山城は目をパチクリさせる

赤城「…んぐんぐ…やはりいつもと違う…格段においしいです…」

古鷹「ふわぁ…!本当…おいしい…!」

古鷹は目をいつも以上に輝かせながらモグモグと口にほおばせる

赤城「いつもとなにが違うのでしょう…材料とかでしょうか…それとも調味料…?」

食べながら不思議そうにする赤城に山城が問いかける

山城「ねぇ赤城、この鎮守府は誰が料理作ってるの?」

赤城「千歳さんと白雪さんですね」

山城「へぇ、お上手なのね」

そう言いながら美味しそうに山城は箸をすすめる

古鷹「あれ?でも今日は二人とも遠征…だったような…?」

赤城「…そういえばそうでしたね、じゃあ誰が…?」

山城「ちょっと、木曾貴方秘書艦でしょう?誰か知らないの?」

山城が木曾の方を見ると木曾は夢中になって御飯を頬張っている

木曾「うまい」ガツガツ

吹雪「おいしいです」ガツガツ

気が付けばさっきまでグッタリしていた吹雪も今では御飯に夢中になっている

山城「…木曾?」

木曾「おかわり」ガタッ

吹雪「私も」ガタッ

そう言って二人は席を立っていってしまう

山城「…まぁ別にいいわ、おいしいし」モグモグ

赤城「そうですね、私もおかわりしちゃいます」ガタッ

古鷹「あ、私もします」ガタッ

そう言って二人も席を立つ

山城「…みんな早いわね…おいしい…午後も頑張りましょ…」

朝潮「…いい匂いです…」ムクリ

山城「あ、起きた」

山城「大丈夫?」

朝潮「大丈夫です・・・たぶん」

朝潮はそう言って苦笑いを浮かべる

山城「・・・大丈夫そうじゃないけど」

朝潮「あはは・・・どうにもヘビーロブスターは苦手でして・・・」

山城「むしろ得意な人なんていないでしょう・・・あれ・・・」

朝潮「・・・確かに」

山城「まぁ早くご飯食べちゃいなさい、午後もがんばらないとだから・・・」

朝潮「はい、いい匂いですね・・・あむ・・・ん!おいひい!これおいしいですね!」

そういって朝潮も夢中になってご飯を食べていく

山城「ふふ・・・あむ」

メタ「なんだちゃんと笑えるんだな」

山城「ぶふぅ!?」

朝潮「うわぁ!」

山城「ご、ごめんなさい」

メタ「そんなに驚かなくてもいいだろう」

山城「・・・なにしに来たんですか」

そういって山城は提督をキッと睨む

メタ「どうにも嫌われたものだな・・・」

山城「ふんっ」

メタ「ほら、差し入れだ」コトッ

そう言って提督は6本のドリンクを机に置く

朝潮「ありがとうございます!」

メタ「午後もがんばってくれ」

朝潮「はい!」

そう言うと提督は帰っていく

今日の更新終わり・・・

結局いつもと変わらなかった・・・次の更新はたぶん明後日です

更新しまっせ

この鎮守府1番の提督love勢、朝潮

この鎮守府1番のNO提督love勢、山城
の会話から

山城「ふん…午後も頑張れって、頑張らさせてるのは提督でしょ…ご馳走様」

そう言って山城は不機嫌そうに食器を片付けはじめる

朝潮「山城さんは司令官がお嫌いなんですか?」

山城「…むしろなんでみんなは信用出来るか分からないわ、あんな未確認生物みたいなの」

朝潮「かわいいじゃないですか」

山城「…そうかしら…」(むしろ怖いのだけれど…)

朝潮「それにとても優しいです」

山城「…ふぅん…」

朝潮「…信じてませんね?」

山城「…だって…ねぇ…」

朝潮「…まぁ、いずれ分かりますよ!」ニコッ

そう自信満々に朝潮は言い放つとにっこり笑う

山城「……そう」

その笑顔を見ながら山城は席を立つ

朝潮「あ、ドリンク忘れてますよ」

山城「いいわよ、私いらないから」

山城(あの提督からの差し入れ…なにか盛ってそうで怖いし…)

朝潮「でも、勿体無いですよ、せっかく提督からの差し入れなんですから、はい、どうぞ!」ニコッ

山城「…じゃあ…一本…」

山城は朝潮の笑顔に負け一本受け取って食堂を出て行く

山城「…」

キュポッ

ゴクゴク…

山城「…おいしい…」キラキラ

赤城「ご馳走様です」

古鷹「美味しかったぁ…」

そう言って二人は食器を片付けはじめる

木曾「二人共いつもより食べたなぁ」

吹雪「私達もですけどね…」

そう言って苦笑いを浮かべる吹雪

古鷹「山城さんを待たせちゃ悪いですし行きましょうか」

赤城「そうですね…それにしても誰の料理だったんでしょう?」

不思議がる赤城に木曾が答える

木曾「提督だぞ」

赤城「え?」

木曾「この料理は提督が作ったやつだな」

赤城「え、えぇ!?」

古鷹「そうだったんですか!」

吹雪「久しぶりに食べれました」

そう言いながら吹雪はほっこりする

赤城「提督ってお料理上手って聞いてましたけど…」

古鷹「こんなに上手だったんですね」

朝潮「えぇ!?これ司令官が作ったんですか!?おかわり…」

木曾「もうないぞ」

朝潮「そんなぁぁぁぁぁあ」






山城「みんなまだかしら」キラキラ

更新おわり

もっと執筆スピード早くなりたいワン

少しだけど更新しちゃうよん

明石「よし、これで終わりっと」

夕張「提督ー、ヘビーロブスター整備終わりましたー」

メタ「うむ、遠征から帰って来たのにすぐ頼んで済まなかったな」

夕暮れ時、夕張と明石は提督に頼まれてヘビーロブスターの整備をしていた

夕張「いえいえ、私も好きでやってますし」ニコッ

そう言って夕張は笑う

メタ「食堂に食事を用意している、行ってこい」

夕張「はーい」

そう言って夕張は工廠を出て行く

メタ「明石も済まなかったな、どうだ明石も食べて行ったらどうだ」

明石「あぁ、遠慮しますお店開けて来てるんで」

メタ「そうか分かった、気をつけて戻れ」

明石「はい、また何かあったら呼んでくださいね、まだまだ返し足りないですから」

その明石の言葉に提督は顔をしかめる

メタ「…まだ気にしていたのか」

明石「そりゃそうですよ、命の恩人ですから」

メタ「この鎮守府に着任させて貰っただけで充分なんだが…」

明石「そうですか?…まぁ提督としてでも普通に色々言ってください、
お手伝いしますから」

メタ「あぁ、分かった、その時はよろしく頼む」

そう言って二人は工廠を出て別れる

場所は変わって食堂、丁度夕飯中で騒がしい

五月雨「今日は疲れました…」

龍田「みんな良く頑張ってくれたわー、本当に…うん…」

多摩「龍田もお疲れにゃ…そして私もお疲れにゃ…」

深雪「こんなに動いたの今日が初めてだよぅ…」

白雪「まぁ、美味しい御飯が食べれるから頑張った甲斐があるよね」モグモグ

響「ハラショー、これは力を感じる」もきゅもきゅ

千歳「そうね、とってもおいしいわ…みんな明日も頑張りましょうね」

ガラッ

夕張「お腹すいたー!」

五月雨「あ、夕張さんおかえりなさい」

夕張「ただいまー、さてさていただきますかー!」

そう言って夕張はご飯を盛っていく

千歳「どうだった、ヘビーロブスター、ボコボコだった?」

夕張「あー、結構ボコボコだったかなぁ…やっぱり戦艦ともなると火力が違うんだろうなぁ、隣失礼」

そう言って夕張は白雪の隣に座る

白雪「今日のごはんはおいしいですよ」

夕張「どれどれー…あむ…ん、おいしい!疲れも吹っ飛んじゃう!」

深雪「モグモグ…いや、やっぱり辛い物は辛いよ…」

五月雨「深雪ちゃん相当参ってるね…」

龍田「まぁ、1番張り切ってたからねー」

多摩「演習組みはどうなのかにゃ…?」

そう言って多摩は隣のテーブルを見る

更新おわり…すくなぁい、ごめんね

最近違う物が書きたくて仕方ない症候群が発症しててやばい、ss書き手のあるあるやね

乙です
こっちも十二分に面白いから自信持っていいのよ

>>485
私これ以外何も書いてないんですが…

今日は更新出来なさそうなので

散りばめてた小ネタを消化

>>252
多摩「多摩が釣りしてると、提督よく読書しに来るの」

星のカービィwiiのOPより

>>376
提督の机の上にはマストやオール、羽や星がついた装飾を施した石で出来た船の置物があった

トリプルデラックスの『ストーン』で出てくる宇宙船ローア

>>392
筑摩「『通りすがりのジョニー』です!

星のカービィデデデでプププなものがたり
11巻9話より

>>401
そう言って提督は海軍支給の刀を構える

スパァン!

SDXミニゲーム『刹那の見切り』より

>>472
提督からの差し入れ

元気ドリンク、ゲーム全般から

更新するポン!

木曾「…」モグモグ

吹雪「…」モグモグ

朝潮「…」モグモグ

古鷹「…」モグモグ

山城「…」モグモグ

赤城「おいしい」モグモグモグモグ

演習組みの方は会話一つ無くただひたすら食べている

多摩「…」

龍田「…あっちも相当だったのねー…」

千歳「会話がまったくないですね…」

五月雨「ただひたすら食べてます…」

そこで一緒に演習組みを見ていた響が口を開く

響「…そういえば山城は司令官の事を嫌っているって聞いたけど本当なのかな」

その言葉に遠征組みの皆は食いつく

古鷹「え、それ本当?」

響「多分…木曾から聞いたんだ」

深雪「へえー、なんで嫌ってんだろ?」

白雪「司令官なんかしちゃったんですかね?」

龍田「またデリカシーのない事言ったんじゃないかしらー?」

千歳(ありそう…)

皆食事を終え食堂から出ていく

ゾロゾロ

深雪「さてお風呂お風呂ー!」

五月雨「もう眠いです・・・」

白雪「早く入っちゃいましょう」

龍田「ちょっと私はトイレ寄って行くわね~」

そう言って龍田だけ離れていく





ジャー

龍田「ふぅ」

メタ「龍田」

龍田「」ビクッ

龍田がトイレから出るとそこには提督がいた

龍田「・・・どうしたんですかぁ?」

メタ「少し話があるんだかいいか?」

龍田「いいですけど・・・」

メタ「・・・どうした」

龍田「トイレの前でですかぁ?どこかでゆっくりとぉー・・・」

メタ「・・・茶ぐらい出す」

龍田「あらぁー、ありがとうございますー」

そう言って提督と龍田は提督室へ向かっていく




龍田「で、どうしたんですか?」モグモグ

出された茶菓子を食べながら龍田が質問する

メタ「実はな・・・」

龍田「はい」

メタ「山城に嫌われてしまってな・・・」

龍田「知ってます」

メタ「どうすればいいと思う?」

今日の更新終わり

龍田の夏ボイスにゾクゾクせざるを得ない私がお送りしました

メタこれ!はっじまっるよーん!

龍田「うーん、まずなんで嫌われてるんですか?またなんか変な事したんじゃぁ…」

メタ「…デリカシーのない事は言ってないぞ」

龍田「あら、聞いてたんですかぁ?盗み聞きなんて趣味悪いですよー、ウフフ…」

メタ「…普通に聞こえる声で話してたのは誰だ」

龍田「ウフフ…で、なんでなんですかぁ?」

メタ「実は私が怖いらしい…」

龍田「…怖い?」

メタ「…初対面で呪いの人形とい言われた…」

龍田「呪いの…あぁ…」

なんとなく納得する龍田

メタ「…で、ついでに今日の演習での扱いでな、完全に嫌われたらしい」

龍田「みんなキツそうにしてましたもんねぇ…」

メタ「このまま嫌われてる訳にはいかないからな…それで龍田に相談した訳だ」

龍田「そうですねぇ…やっぱりちゃんと話す事が大事じゃないですかぁ?」

メタ「ふむ…」

龍田「提督はなんだかんだ言っても良い人ですから、ちゃんと話せばわかるんじゃないかしらぁ…」

メタ「…そうか」

龍田「こう見えても私提督の事を信頼してるんですよー?」

メタ「…ちゃんと話し合ってくる、ありがとう龍田」

そう言って提督は席を立つ

龍田「いえいえー、頑張ってー」フリフリ

龍田はそう言って提督に手を振って見送る

コツコツ…

もうすっかり暗くなった廊下を提督は一人で歩いていた

遠くの方から楽しそうに笑う声が僅かに聴こえてくる

メタ「…そういえば今は風呂の時間か…山城いるだろうか…」

そう呟きながら提督は山城の部屋へ向かう




メタ「確かここだったな」

提督は昨日から使われだした戦艦寮の一室の前に来ていた

メタ「…」コンコン

山城「はい、どうぞ」

メタ(…よし、いたか)

とりあえず無駄足にはならなかったと提督は安堵する

メタ「私だ入るぞ」

そう言ってゆっくりとドアノブを回す提督

山城「…え?提督?ち、ちょっと待っ…」

ドアの向こう側に居るのが提督だと分かった山城は急に慌て始める、しかし提督はドアを開けてしまう

メタ「どうした山し…ろ…」

ドアを開けて提督が一番に見た光景は山城の下着姿だった

山城「」

固まってしまう山城

メタ(…しまった…)

慌ててあたふたし始める提督

メタ「す、すまない、別にわざとでは…」

山城「」

メタ「…や、山城?」

ピクリともしない山城を不思議がった提督だが、山城はゆっくりと動き座り込む

山城「…う」

山城「うぁぁぁん…うぅぅ…うぁぁぁ…」

そして山城は泣き始めた

メタ「」

今日の更新おわり

山城は普段は気が強いけど、いざって時に気弱ってイメージ

今日七夕やんけ!

皆さんは銀河に願いを届けましたか?

って事でもうすぐ前小ネタから200レスなのでいつもの如く出て欲しい艦娘募集します

※必ずしも反映する訳ではないので悪しからず

なるほど、昨日が五月雨の誕生日だったのか…

まぁ、こんな感じに、五月雨の誕生日小ネタは今五月雨の誕生日を知った私よりも、もっと五月雨愛にあふれた人のを見よう!

たなばたのおのがいです
どうか、なつのいべんとでは
あたらしく目隠れかんむすがでますように
おねがいします

いちねんいちくみ>>1より



今日は忙しいから更新出来なさそうです、申し訳ない…

今日は更新するゼェェっと

泣き崩れた山城はそのまま部屋の隅に蹲るように移動する

山城「うぅぅ…見られた…」

メタ「…や、山城」

そんな山城にゆっくりと提督は近いて行く

メタ「すまなかった、許してくれ」

山城「…うぅぅ…不幸だわ…提督が来ると思ってなかった…うぅぅ…」

メタ「…」

山城「…グスッ…何しに来たんですか…」

メタ「…山城に嫌われてるからそれをどうにかしようと来た…」

山城「…グスッ…」

メタ「…私は君と仲良くなりたい、駄目か?」

山城「…提督…」

暫く見つめ合い沈黙が続く

メタ「…駄目か」

山城「…」

メタ「夜中にすまなかったな」

そう言って提督は部屋を出て行こうとする

山城「ま、待って下さい…」

しかし山城が引き止める

メタ「…」ピタリ

山城「…こっちを向いて下さい」

メタ「…」

そう言われてゆっくりと向き直る提督

山城「提督…」

メタ「…」

ガチャ

山城「私…提督に」

山城「提督に襲われました」

メタ「…ん?」













龍田「へぇー…」

メタ「…」

ゆっくりと後ろを振り返る提督、そこには龍田が笑顔で立っていた

龍田「あらあらあら…様子を見に来たら…うふふふふ…」

部屋の隅で涙目下着姿で蹲る山城、それと提督、そして山城からの『提督に襲われました』発言

メタ「………ま、まて、誤解だ」

龍田「なるほどねぇ…仲良くなりたいって…そういう意味だったのぉ…」ユラァ

メタ「わ、私は何も…」

龍田「うふふふふ…」

ゆっくりと薙刀を構える龍田

メタ「ま、待て何故艤装を付けてる」

龍田「普段からこの薙刀だけは持ってるのよー…万が一って事もあるじゃなぃ…?」ギラリ

そう言いながら龍田は提督に詰め寄る

メタ「や、山城…」

ゆっくりと山城を見る提督、そこには舌を出して、ベーっ!っとする山城がいた

山城「誰が貴方となんか仲良くするもんですか」

そう言って山城はニヤニヤする

メタ「…」

龍田「覚悟は…いい?」

メタ「…逃げる」

龍田「誰が逃すもんですかー・」

そう言って龍田は薙刀を振りかかる

メタ「ふっ」

提督はその薙刀を華麗に避けそのまま龍田の横を抜け部屋を出て行く

龍田「まてー・」

そう言って龍田も部屋から出て行く

部屋に1人残る山城

山城「…いい気味…ふふ…」ニコッ


しばらくして


いまだに鎮守府内を駆け巡る提督と龍田

メタ「お前も早く寝ろ、明日にこたえるぞ」

龍田「はぁ…はぁ…じゃあ一回ぐらい…はぁ…あたりなさいよぉ〜…」ブゥン!

メタ「断る」ヒョイ

その後龍田が疲れて諦めた所でちゃんと事情を話した提督であった

今日の更新おわり

ちなみに山城が下着姿だったのは浴場に着替えを忘れて入った後他の子より早めに戻って着替えてたからです

今日もちゃんと更新するキソ

吹雪「終わった…」ドサッ

山城下着事件の次の日、演習、遠征は午前中に終わり午後からは明日に備えて自由時間を設けられた

朝潮「モグモグ…なかなか…大変…でした…モグモグ」

吹雪「…食べてから話しなよ」

山城「…本当に実戦投与レベルまで上げられた…」

そう言う山城は机に突っ伏している

木曾「お疲れ、ほら」

そう言って木曾は山城の横に昼飯を置く

山城「…ありがとう」

木曾「頑張ってたからな、それに、明日はもっと頑張ってもらわないとだからな」ニカッ

古鷹「吹雪ちゃんと朝潮ちゃんは本当に攻撃当たらなくなったよね」

赤城「はい、見事な回避でした」

吹雪「え、えへへ…////」

朝潮「ありがとうございます」キリッ

吹雪は照れ朝潮はキリッとする

その後もしばし談笑した後

木曾「さて…俺はまだ秘書の仕事があるから行ってくる」

そう言って木曾は食堂を出て行く

古鷹「…大変ですねぇ秘書艦」

吹雪「そうですね…」

山城「…提督も艦娘使いが荒いわね…」

古鷹(あ、また提督好感度下がった)

朝潮「そもそも、山城さんは提督の何処が嫌なんですか?」

山城「え?」

吹雪「あ、私も気になります」

古鷹「私も」

赤城「私もです」

皆の視線が山城に集まる

山城「え、えぇっと…」

吹雪「提督が怖いって聞いた事あります」

山城「そうね…そこからちょっと…苦手というか…嫌というか…」

朝潮「怖い…?…何処がです?」

赤城「確かにそんな怖い要素無いですよね、小さいですし、まるいです」

古鷹(本人が聞いたら怒りそうだなぁ…)

山城「…そうね…あんな生き物がいるって時点で怖いわ…」

古鷹(存在自体かぁ…)

山城「でも一番怖いのが…」

ゴクリ…

山城「仮面の下…かしら」












古鷹「ちょっと分かります」

朝潮「Σえぇ!?」

更新おわり

最近思うのが更新する前と終わりに『更新するぜ』とか『更新おわり』って言うけど書き込まないほうが良いだろうか…無駄にレスを消化してる気が…

俺氏メモ帳に書き溜めていたのをミスって『コピー』と『貼り付け』を間違え消す


ぁぁぁあ…今日は更新出来ないかもです…

朝潮「ふ、古鷹さんもですか…?」

古鷹「ん、ちょっとね…実は凄い強面だったりとか…想像したらね…」

山城「…いえ違うわ…」ユラァ

そう言いながらゆっくりと山城は立ち上がる

山城「もっと…もっと怖いのよ…」

ゆっくりと山城は語り出す

山城「きっと仮面の下には…巨大な…口よ…口だけの化け物みたいな…それか触手が大量に生えてるとか…目玉がギョロギョロ沢山あったりとか…」

朝潮「」

古鷹「さ、流石にそれは…」

山城「一頭身で動き回って生きてるのよ…十分あり得るでしょう」

赤城「…否定出来ないのがまた…」

山城「でしょう?あぁぁぁ…怖い…」

山城はガクガク震える

山城「そしていつか私達を捕食しようとしているんだわ」ガクガク

吹雪「…いやいや…いやいやいや!?」

吹雪「それはないでしょ!?」

古鷹「…なんだか私も怖くなってきた…」

古鷹はそう言いながら俯く

山城「でしょう?そうでしょう?」

吹雪「ちょっと…古鷹さんまで…」

赤城「あの…提督毎日ちゃんと御飯食べてますよ、いつも美味しいって」

吹雪「そ、そうですよ!」

赤城「捕食する可能性はかなり低いかと…」

山城「………」

山城「確かにそうね…」

古鷹「納得しちゃった…」

山城「でもやっぱり怖いわ…いつかあの仮面が取れたら…あぁ…見たら石にされたりするかも…呪われるのもあり得るわ…うぅぅ…」

吹雪「いや…ないでしょう…ないよね?」

赤城「…ノーコメントで」

古鷹「………」

静まり返る食堂

吹雪「あ、朝潮ちゃんはどう思う?」

吹雪が気不味い雰囲気を変えるためか朝潮に話しかける

朝潮「」

吹雪「あ、朝潮ちゃん?」

朝潮「」

朝潮は抜け殻みたいに動かない

吹雪「き、気絶してる…」

山城「…そう言えば朝潮は提督を慕っているんでしたっけ…?」

古鷹「そうですね、メロメロデレデレですね」

赤城「山城さんの話を想像して気絶しちゃったんですかね…」

山城「…悪い事しちゃったかしら…」






メタ「…ん?」

木曾「どうした?」

メタ「…今誰かにうわさされた様な…」

木曾「朝潮か山城じゃないか?」

今日の更新おわり

朝潮は私が介抱するから安心しな…おや、誰か来た様だ、じゃあ諸君また明日

木曾「で、今日はこれからどうするんだ」

木曾が出撃する艦の名前を記入しながら提督に質問する

メタ「夕方に船が迎えに来るその船で夜中の内に敵泊地の付近の仮拠点まで移動する」

提督も資材、艤装等を記入しながら答える

メタ「固まって移動しないと敵に気付かれる可能性があるからな、行くのも1艦隊のみだ」

木曾「他の鎮守府の奴はどれ位くるんだ?」

メタ「私達の鎮守府を含め4つの鎮守府が参加する」

木曾「少ないんだな…」

メタ「バレないよう小さい船で行くからな…」

木曾「ふむ…なるほど…な…ん、書けたぞ」

そう言って書類を提督に渡す

メタ「ん、助かった、出撃に備えてゆっくりするといい」

木曾「あぁ、わかったそうする」

そう言って木曾は自室に戻る

ガチャ

木曾「ふぅ…」

ドサッ

木曾は自室に入るなりベッドに横になる

木曾「…疲れた…」

午前は演習、午後は書記をして木曾はクタクタだった

木曾「…駄目だ…シャワー…浴び…な…」

しかし木曾の意識はゆっくりと薄れていく

木曾「………ん…」








…そ………き……

…きそ……き…

多摩「木曾!」

木曾「…多摩姉さん…」

ムクリと起き上がる木曾、時計の針は20:30を指していた

多摩「もうすぐ船が迎えに来るって」

木曾「…あぁ、ありがとう…」

多摩「…木曾、秘書艦なんだからシャキッとして、シャワーでも浴びてくるにゃ」

木曾「…そうするよ」

そう言って木曾はベッドから降りる

多摩「提督に伝えとくから安心するにゃ」

木曾「ありがとう、多摩姉さん」

多摩「気にするにゃ」

そう言って多摩は部屋から出て行く





メタ「来たか」

木曾「すまない、少し遅れた」

船着場には木曾以外の全員が既に集まっていた

赤城「気にしなくて良いですよ」

山城「まだ寝ている子もいるしね…」

朝潮「zzz…」

そう言う山城の背中には朝潮がスヤスヤと寝息を立てていた

吹雪「よく寝るなぁ…」

古鷹「提督、船が来ましたよ」

メタ「あぁ、その様だな」

その二人の視線の先には少し小さめな客船みたいな船が来ている

今日の更新おわり

次回このss初、人間が出ます!

多分

申し訳ない、今日は更新出来なさそうです

明日は更新出来ると思うのでよろしくお願いいたします

メタ「皆準備はいいな」

「「「「「はい!」」」」」

提督に対して皆(朝潮のぞいて)元気に返事をする

メタ「白雪、千歳、鎮守府は頼んだ」

白雪、千歳「はい!」

メタ「他の皆も頼んだぞ」

「はい!」

メタ「行くぞ」

そう言って提督は6人の艦娘と共に船に乗っていく

ボォー…

船は提督達を乗せると汽笛を鳴らし出発する

五月雨「…大丈夫でしょうか…」

心配する五月雨の肩に千歳が手を置く

千歳「大丈夫、きっとみんな無事に帰ってくるわ」

深雪「そうだよ、それとも五月雨はみんなを信用してないのー?」

五月雨「そ、そんな事無いけど…」

龍田「心配していてもなにも始まらないわよー」

白雪「そうです、私達がするべき事はみなさんが安心して帰ってこれるよう、鎮守府を守る事です」

夕張「おー、白雪ちゃんかっこいぃー」

夕張がパチパチと拍手する

白雪「ち、茶化さないでくださいよぅ…////」

響「でも五月雨が心配するのはわかるよ、私も正直怖い」

五月雨「……」

響「でも私は司令官を信じてる、みんなを信じてる」

五月雨「響ちゃん…」

響「五月雨もそうだろう?」

五月雨「…はい!」

響「なら待とう、みんなが帰ってくるのを、この鎮守府で」

五月雨「はい!」

夕張「響ちゃんもかっこいぃー」

響「ふふん」ドャァ…

深雪「そのドヤ顔で台無しだなぁ」

船に乗り込んだ提督達は振り分けられた大きな部屋に移動していた

メタ「皆部屋に待機していろ、私と木曾は作戦会議に行ってくる、眠い様なら寝ても構わない」

「「「「「「はい!」」」」」」

メタ「木曾」

木曾「ん、わかった」

木曾は提督を乗せたまま部屋を出て行く

木曾「どっちだ?」

メタ「確か…ふむ…」

提督は木曾の頭の上で船内地図を広げる

メタ「右に曲がってそのまままっす…」

「メタナイト卿!」

メタ「ん?」

提督が地図を眺めていると後ろから声が聞こえる

木曾「誰だ?」

木曾が振り返るとそこには頭がTの形をした人間と艦娘が1人立っていた

T督「メタナイト卿じゃあないですか!」

木曾(メタナイト…卿…?)

木曾「…お、おい、知り合いか?」

メタ「…知らん…」

2人が怪しんでいるとT督は慌て始める

T督「え、えぇ!?わ、私ですよ!T督で…あぁ、これ被ってるから分からないんですね…」スポッ

T督は頭のT型の被り物を外す、すると中からは人柄の良さそうな男性の顔が出てきた

メタ「あぁ、君か」

木曾「知り合いか?」

メタ「あぁ、T督殿だ、私の着任を手伝ってくれた、あの時は助かった、榛名も久しぶりだな」

そう言いながら提督は頭を下げる

T督「いえいえ、私もあの時は助けてもらいましたから」

榛名「そうですよ、お互い様です…それより2人は元気にしていますか?」

メタ「あぁ、元気にしているよ、今度2人を連れて顔でも見せに行こう」

そうやって話をしていると木曾が話に割り込む

木曾「俺はプププ鎮守府で秘書艦を勤めている木曾だ、よろしく頼む」

T督「あぁ、私は普通鎮守府の提督をしているT督だ、T督と気軽に呼んでくれて構わないよ、そしてこっちは私の秘書艦の榛名…って演習であってるか」

榛名「木曾さんお久しぶりです」

木曾「あぁ、2日ぶりだな」

今日の更新おわり!

最初の頃はメタナイトと艦娘しか出すつもりしかなかったのになぁ、書いてる内にどんどんアイデアが湧いてくるヨォ

(なにも考えずに適当に決めたなんて言えない…!)

メタ「ところでなんでそんな物を被っているんだ?」

そう言ってT督の被り物を提督は指差す

T督「あぁ、実は私…作戦指示や書類整理など意識を集中して作業する時顔が強張っちゃうんです…」

メタ「ふむ、とてもそうは見えないな」

榛名「目が座って、眉間に皺寄せちゃうんですよ…それで駆逐艦達に怖がられてしまいまして…」

T督「そこでメタナイト卿の事を思い出して、私も何かで顔を隠そうと思いまして…」

メタ「なるほどな…ところでその呼び方なんだが…」

T督「なにかおかしなところでも…?」

メタ「メタナイト『卿』はやめてくれ、今の私は提督だからな」

T督「なるほど、わかりましたメタナイトさん」

木曾「………」

榛名「さて、早くしないと遅れちゃいますよ」

そう言って榛名はT督の裾を引っ張る

T督「そうだね、メタナイトさん行きましょうか」

メタ「あぁ、木曾」

木曾「わかった」

木曾、T督、榛名の順番で廊下を進んで行く、しばらくすると

<会議室>

と、書かれた扉が見える

木曾「ここか…」

ガラッ

扉を開けると既にパイプタバコを咥えた1人の少女と艦娘が席に着いていた

「やぁ、皆さんお揃いで」

少女はそう言いながら手を振る

T督「幼督さん、お久しぶりです」

幼督「あぁ、T督君久しぶり、メタ君と木曾は今日の演習振りだね」

メタ「そうだな」

木曾「ん」

榛名「あの…」

T督「ん?」

榛名「あの方は…?」

T督「あぁ、榛名は会うの初めてか、彼女は…」

そこまで声に出すと幼督は席を立ち榛名の前に立つ

幼督「初めまして榛名、私は悟り鎮守府の提督をしている幼督だ、よろしく」

榛名「よろしくお願いします…」

2人はゆっくりと握手を交わす

榛名(……背小さい…でもタバコ吸ってるし成人してるんですよね…?)

幼督「ちなみにこれはシャボン玉だ」

そう言って幼督はパイプからシャボン玉を飛ばす

榛名「えぇ!?」

幼督「ふふふ…私が小さいとか考えていたんだろう」

榛名「そ、それは…」

幼督「まぁ、そうだろうな私まだ11だから」

榛名「えぇえぇ!?」

幼督「ふふふ…榛名は良いリアクションしてくれるね」

「見事なリアクションですね」

そう言いながら幼督の横に座っていた艦娘も歩いてくる

幼督「だろう?加賀もそう思うだろう?」

加賀「えぇ、まぁ私も人の事言えませんが…」

幼督「あぁ、君の時も面白かったな…」

幼督が思い出にふけっている間榛名は混乱していた

榛名「11で提督…え…えぇ…?」

T督「落ち着け榛名」

榛名「し、しかし…」

T督「世の中には時々いるのさ」

榛名「……はい…」

ゆっくりと榛名は納得していく

メタ「相変わらずそのパイプ咥えてるんだな」

幼督「あぁ、なんかそれっぽいだろう?」

メタ「まぁ、そうだな」

幼督「ふふふ…」プカプカ…

ガラッ

皆が話していると扉を開け1人の眼鏡を掛けた男性と2人の艦娘が入ってくる

メタ「!」

木曾「!」

「おや…私が一番遅かったようですね」

幼督「おや、やっときたか強督君」

強督「すみません、少し迷ってしまいまして…私方向音痴で…」

T督「それにしても相変わらず秘書艦は2人にしているんだね、久しぶり不知火」

不知火「皆さんお久しぶりです」

T督「それと、あれ?」

メタ「…強督、電はどうしたんだ…?」

強督「あぁ、電なら鎮守府に残らせました、こっちに来るより普段秘書艦をしてくれている子が残ってくれた方が私も安心して出撃できますので」

強督「代わりにこの子が今は第二秘書艦です」

そう言いながら強督は1人の艦娘を示す

強朝潮「どうも、ベテラン鎮守府第二秘書艦、朝潮です、よろしくお願いします」

今日の更新おわり

提督達は多分今後あまり出番はないので覚えなくても大丈夫です

私もノリと勢いで考えずに作ったので

幼督だけやたらキャラが濃いのは気にしない

幼督「あぁ、よろしく」

加賀「よろしく」

T督「こちらこそ、よろしくお願いします」

榛名「よろしくお願いします!」

朝潮。に皆次々挨拶をしていく

メタ「…」

木曾「…」

朝潮。「…あの…」

メタ「…あぁ、すまない、よろしく頼む」

木曾「…よろしく」

メタ(…同じ朝潮でも大分雰囲気が違うな…)ヒソヒソ

木曾(だな、なんか堅物っぽいな…)ヒソヒソ

提督と木曾が小声で話していると幼督が喋り始める

幼督「じゃあみんな集まったし会議を始めよう」

T督「そうですね」

そのまま全員ゆっくりと席に着いていく

加賀「では本部から送られてきた作戦を方向します」

そう言って加賀はホワイトボードの前に立つ

加賀「本部からの連絡によりますと敵泊地はオアフ島付近に存在するとの事です」カキカキカキ

加賀はゆっくりとホワイトボードに書いていく

加賀「そしてそれを守る様に大きな包囲網が2つはられているそうです」カキカキカキ

加賀「それでまず普通鎮守府が第一包囲網を破り、次に悟り鎮守府が第二包囲網を破っていただきます」カキカキカキ

幼督「なるほど…」

T督「ほうほう…」

榛名「榛名は大丈夫です!」

加賀「そこからベテラン鎮守府が敵泊地を襲撃、敵泊地にいると思われる敵深海棲艦の主力を倒していただきます」カキカキカキ

強督「了解です」

不知火「把握しました」

朝潮。「了解しました」

加賀「プププ鎮守府は他敵深海棲艦からの奇襲、また、敵泊地からの逃走を図る敵深海棲艦を倒していただく為に敵泊地がいると思われる場所から少し離れた場所に待機していただきます」カキカキカキ

メタ「…わかった」

木曾「…」

木曾は明らかに不満そうな顔を浮かべる

メタ「…木曾」

木曾「…ふん」

幼督「まぁ、木曾が不貞腐れるのもわかるな」

榛名「あまりにも…その…」

T督「ほとんどいるだけの様な物ですよ」

榛名「T督!」

メタ「榛名、別に気にするな、彼の言うとおりだ」

T督「なんで…なんでなんですか!」ダンっ!

T督は机を叩く

強督「やはり本部はメタナイト提督の事をまだ信用しきってない様ですね、作戦にあまり関わって欲しくないんでしょう」

幼督「だからといってちゃんと戦果は出しているかね、無視も出来ないんだろう」

そう言って幼督は、呆れた様にシャボン玉をプカプカ飛ばす

T督「違う世界の人だからって…一緒に平和の為に戦っているのに…!」

メタ「T督、私は慣れてるから気にしないでくれ、木曾も、な?」

木曾「…わかった」

強督「まぁ、メタナイト提督は戦艦もいませんし…仕方ないですね…」

その言葉にベテラン鎮守府以外の皆は疑問を浮かべる

幼督「…プププ鎮守府は戦艦ならいるだろう…?山城が…」

強督「え?」

榛名「そうですよ、昨日演習した時は確かに実戦には参加できる練度ではなかったですけど…」

加賀「…今日演習でお相手しましたけど…充分参加できる練度じゃないですか?」

榛名「え?」

不知火「…一昨日の演習の時はいなかったですよね?」

朝潮。「はい、いなかったです…」

強督「???」

メタ「まぁ、一昨日建造したからな、ベテラン鎮守府との演習の時はいなかったんだ」

強督「…はい?」

加賀「…いやいや…冗談でしょう?」

幼督「…約二日であの練度にしたと?」

メタ「そうだな」

T督「…どれ位の練度なんです?私は見てないので…」

幼督「…榛名とそう大差ないレベルだった」

T督「…二日で?」

強督「…どの海域に出撃なされたんですか?そんなに急成長するなんて…」

メタ「出撃などしていない、演習のみだ」

シーン…

会議室は静まり返る

今日の更新おわり

メタナイトさんはあまり本部からはよろしく思われてないようですねー

ちなみに演習は
一昨日がベテラン鎮守府←この日の夕方に作戦を知る
昨日が普通鎮守府←山城下着事件
今日が悟り鎮守府←朝潮気絶

こんな感じ、わかりにくい事とかあったら答えれる範囲で答えます

この三連休は少し忙しいので更新出来ないです
すみません許してください!
大彗星ノヴァがなんでもしますから!

>>580
こんなん無敵やんけ

>>588
だけど生身一人で落としちゃう奴がいるんだよなぁ…

明日にはちゃんと更新できそうです、よろしくお願いします

じゃあ木曾と海行って来ます

幼督「…冗談はよしてくれ」

メタ「冗談なんかじゃない」

T督「………」

言葉を失うT督

加賀「…ねぇ、木曾、本当なの?」

木曾「あぁ、本当だ出撃なんて一回もしてない」

榛名「…ふぇぇ…」

朝潮。「…とても信じられません」

不知火「右に同じです」

木曾「信じる信じないは勝手さ…」

強督「………」

強督(…とても信じられません…が…もし本当だとしたら……だとしたら…特別な力を持った艦娘の可能性も…)

幼督(…まぁ、メタ君の事だ、なにかしたんだろう…)

T督(すごいなぁ…)

提督達は各々で納得していく

幼督「…まぁ、皆作戦も確認した、そして明日も早い、そろそろ解散するとしよう」

T督「そうですね」

強督「そうしましょうか、不知火、朝潮、行きますよ」

不知火「はい」

朝潮。「わかりました」

強督「では、皆さんまた明日」

そう言ってベテラン鎮守府の皆は出て行く

メタ「私達も戻るか」

木曾「そうだな」

そう言って木曾は提督を頭に乗せ立ち上がる

メタ「また明日、よろしくたのむ」

そう言って提督達も部屋をでる

メタ「…というわけだ、質問はあるか?」

提督と木曾は自室に戻り皆に作戦内容を伝える

皆作戦内容を聞いても木曾と同じように良い顔はしない

赤城「…ただの置物じゃないですか!」

メタ「落ち着け赤城」

山城「落ち着けですって…?」

山城「落ち着けるわけないでしょう!」

山城は声を荒げる

吹雪「や…山城さん…!」

山城「私がどれだけ苦労して練度をあげたか…!」フルフル

山城は怒りで震えている

古鷹「山城さん抑えて…」

山城「貴方達も悔しくないの!?私達は深海棲艦を倒す為に頑張ってきたのよ!?」

古鷹「それは…」

山城「それがなによ!他の鎮守府が戦っているのを側から見ていろって!なによ!なによ!!」

古鷹「…」

吹雪「…」

赤城「…」

メタ「…すまない…」

木曾「…おい、言うなよ」

メタ「…私のせいだ、許してくれ」

木曾「おい」

木曾も少し声を荒げる

しかし山城は止まらない

山城「謝れば良いって訳じゃ…!」

木曾の表情がどんどん険悪になっていく

木曾「…山城」

木曾「…貴様少し…」

「あの!!」

1人の少女が山城の声を制止する

今日の更新終わり

最近ほのぼのできてないねぇ

まぁ、小ネタでしまくるんですけどね

そういえば言い忘れてましたが

強朝潮→朝潮。

になりました、やっぱり強朝潮ってへんよね

山城「…朝潮…」

朝潮「山城さんが怒るのもわかります…だけど…その…私からこんなこと言うのも差し出がましいけれど…私は司令官をいつも尊敬しています!」

木曾「…朝潮…」

朝潮「司令官は違う世界から来て、自分とは関係ない世界の為に頑張ってくれて…私達にもすごく優しくて…司令官は頑張ってます!司令官は凄いです!かっこいいです!」

朝潮「だから…司令官をそんなに責めないでください…」

そう言って朝潮はぺこりと皆にお辞儀する

メタ「朝潮…」

しばらく沈黙が続く

山城「…顔を上げて朝潮」

朝潮「…山城さん…」

山城「…提督も木曾もごめんなさい、私も言い過ぎました」

そう言って提督に対して山城は謝る

メタ「気にしてない、元々私の…」

木曾「…」

木曾がギロリと提督を睨む

メタ「…すまん」

木曾「朝潮の言うとおり提督は充分頑張ってる、そんな風に自分の所為にするな」

吹雪「そうですよ!確かに作戦には納得いかないですけど…司令官は悪く無いです!」

古鷹「そうです!本部が悪いんです!」

赤城「あそこは性格の悪いおじさんばかりですからね!」

古鷹「赤城さんは本部から配属されたんですっけ?」

赤城「そうですよ、あそこは良いものは御飯ぐらいですよ、空気もピリピリしてますし、セクハラされますし…」

古鷹「うわぁ」

そこからいつの間にか赤城の本部愚痴話に変わっていく

メタ「…ふぅ、話すのは良いが早く寝ろよ」

「「「「「「はーい」」」」」」

メタ「それと朝潮」

朝潮「はい?」

メタ「ありがとう」

朝潮「………」

メタ「あそこで山城を止めてくれてなかったら木曾ともめてたかもしれ…朝潮…?」

朝潮(あ、あれ…もしかして私…凄く恥ずかしい事をペラペラ喋…)

朝潮「…あぁぁぁ!////」

メタ「朝潮?」

朝潮「わ、私…少し風にあたって来ます!」ダダッ

そう言って朝潮は部屋を飛び出す

メタ「おい、朝…」

追いかけようとする提督を赤城が止める

赤城「駄目ですよ提督」

メタ「しかし…」

赤城「今提督が行っても無意味ですよ…」

メタ「…?」






朝潮「はぁ…」

ヒュォォォ…

朝潮は船の甲板で静かに海を見つめている

「…だから………でね?」

「……せやかて……やろ…」

「……………ずい…」

甲板には他にも何人かいて会話に花を咲かしている

朝潮「…」

朝潮「…確かにあの空気を変えたかったのは事実ですが…」

朝潮「…あんな…尊敬してるとか…かっこいいとか…」

朝潮「…司令官がかっこいいのが悪いんです…」

朝潮「そうです、そうですよ…かっこ良くなかったらこんな恥ずかしい目には…」

朝潮「…でも…かっこよく無い司令官…それは嫌だな…」

朝潮「…はぁぁ…」

「…溜息なんてついてどうしたんですか」

朝潮「え?」

不意に後ろから何処かいつも聞いているような、けれど違和感がある様な声が聞こえる

「明日には大規模作戦で出撃ですよ」

そう言って声の主は朝潮の隣にやってくる

朝潮「…え…」

朝潮。「はじめまして、わたし」

今日の更新終わり

天使が二人か…ちょっと挟まれに…おや、誰か来た様だ…

朝潮。「はじめまして、わたし」

朝潮「…わ…」

横に自分が現れて思わず息を飲む朝潮

朝潮。「…まぁ、びっくりしますよね」

そう言って朝潮。は苦笑する

朝潮「はい、驚きました…」

朝潮。「…私ベテラン鎮守府の朝潮、貴方は?」

朝潮「私はプププ鎮守府…」

朝潮。「あぁ、あの丸い司令官の…」

朝潮「かっこいいですよね…」

朝潮。「…かっこいいかなぁ?」

朝潮「Σえぇ!?」

朝潮。「かわいいとは思うけど…」

朝潮(…そういえば私も最初はかわいいとしか思ってなかった…)

朝潮(………)

朝潮(…いつからだろう…かっこいいって思い始めたのは…)

朝潮。「…どうしたんですか?」

朝潮「あ、な、なんでも…」

朝潮。「そうですか…で、さっきの溜息はなんです?」

朝潮「そ、それもなんでもないです!」

朝潮(色々誤爆して恥ずかしくて部屋を飛び出したなんて言えない…!)

朝潮。「へぇ…」

ジロジロと朝潮。は朝潮を見始める

朝潮。「…司令官絡み?」

朝潮「」ピクッ

朝潮。「なるほど…」

朝潮「な、何がなるほどなんですか!?」

朝潮。「同じ自分だからわかりますよ」

朝潮「…むぅ…」

朝潮。「…ふふ…」

朝潮。「…貴方は…」

朝潮「…?」

朝潮。「司令官の事どう思ってるの?」

朝潮「…え」

朝潮。「最近着任してからの戦果上位3番目、3つの海域攻略…ズルをしている…深海棲艦のスパイ…人外…悪い噂も色々あるけど…貴方はどう思ってるの?」

朝潮「…私は…」

朝潮。「………」

朝潮「………」

朝潮。「……嫌い?」

朝潮「」フルフル

朝潮「…好きです」

朝潮「…大好きです…////」

そう言いながら朝潮は顔を赤らめ、海を見つめている

朝潮。「…そう…」

朝潮「…えへへ…同じ自分だから言いましたけど…なんか恥ずかしいですね…////」

そう言いながら朝潮はにっこり笑う

朝潮。「……」

すると急に朝潮。は黙ってしまう

朝潮「…どうしたんですか?」

朝潮。「…え、あぁ…私ってそんな顔出来るんだなって思って…」

朝潮。は驚いた様に朝潮を見つめる

朝潮「…あぅ…////」

朝潮はどうにも恥ずかしくなりモジモジする

朝潮。「…大丈夫そうですね」

朝潮。「じゃあまた明日、お互い無事に帰って来れたら」

そう言って朝潮。は艦内に戻っていく

朝潮「ま、まって!」

朝潮「あ、貴方はどうなんですか?」

朝潮。「?」

朝潮「司令官をどう思ってるんですか?戦果一位の頭がキレて、美男で有名、攻略した海域も数多いと有名です!どうなんですか?」

そう言われた朝潮。は朝潮に振り返りその質問に答える

朝潮。「もちろん………」

朝潮。「………好きですよ」

そう言って朝潮。はお手本の様な笑顔を浮かべる

朝潮(…?)

朝潮。「それでは…」

そう言って朝潮。は艦内に姿を消す

朝潮(なんだろう…今の笑顔…なにか…違和感が…自分じゃないと気づけない位の…小さな違和感…)

吹雪「朝潮ちゃん!」

朝潮「わっ」

気付けばいつの間にか隣に吹雪がいて朝潮は驚く

吹雪「もう戻ろう?司令官心配してたよ?」

朝潮「は、はい…」
朝潮は違和感をそのまま部屋に戻っていった

只今小ネタを書き溜めて一気に投下予定なので今しばらく!今しばらくお待ちを!

夕立「うわぁぁぁあ!本当に飛んでるっぽいぃぃぃぃい!」

メタ「あんまり動くと途中で落ちるぞ」

夕立「うわぁぁぁあい!」

提督は夕立に頼まれて水着姿の夕立を乗せながら海の上を飛んでいた

時雨「司令官ー!次は僕だからねー!」

時雨も水着を着て浜辺で順番待ちしながら叫ぶ

メタ「よし、準備は良いか?」

夕立「おーけーっぽい!」

メタ「ふんっ」

提督は急に回転したかと思うと夕立を途中で落とす

夕立「ぽぉぉおぉいぃぃ…」

夕立は回転しながらそのまま海に向かって落ちていく

ドボォン!

ブクブク…





ザバァ!

夕立「あはははは!凄いっぽい!凄い楽しい!」

そう笑いながら夕立は海をバシャバシャする

時雨「司令官!僕も!僕も!」

メタ「わかったわかった、そんなに慌てるな」






鈴谷「駆逐艦達は元気だねぇ…」

そう言いながら鈴谷は砂浜のパラソルの下でジュースを飲む

鈴谷「私じゃあんなにはしゃいだらすぐばてちゃいそう」

那智「そんな年寄りくさい事言うなよ…」

鈴谷「それならナッチーも荷物番せずに遊んできなよ」

そう言って鈴谷は提督達を指差す



時雨「うわぁぁぁ…」

ドボォン!

夕立「あはははは!」



那智「…すまん、あのテンションにはついていけん…」

鈴谷「でしょー?」

天龍「本当元気だよなぁ、駆逐艦達」

天龍もパラソルの下でジュースを飲みながら駆逐艦を見る

鈴谷「…自分もノリノリで海に来たくせに」ジトー

天龍「そ、そんな事ないぜ!俺は駆逐艦のお守りで仕方なく…」

鈴谷「…ちゃっかり新しい水着買ってるくせにぃー」

そう言いながら鈴谷は天龍に肘をグイグイする

天龍「こ、これは前の水着がもう古いから…」

鈴谷「はいはいー」

天龍「ぐぬぅぅぅ…!」

ゴーヤ「と言うかあれは危なくないでちか?」

ゴーヤはサングラスをかけながら肌を焼いている

那智「提督が一緒だから大丈夫だろ」

天龍「いや、でも実際危ないとは俺も思う」

鈴谷「私もちょっとねぇ…」

そんな風に那智以外はあまりいい顔をしない

那智「何故だ?空を飛んでからの飛び込みだぞ、私もやってみたい」

鈴谷「えぇ…だって空を飛ぶなんて…ねぇ?」

天龍「うん」

鈴谷「さむい」

天龍「たかい」

ゴーヤ「怖いでち」

那智「おまえら…」

天龍「ん、そろそろ昼だな」

天龍が時計を見ると11:50と表示されている

鈴谷「お昼の準備は誰だっけ?」

那智「確か…」

那智が思い出そうと考えているとゴーヤが複雑な表情をしながら喋り出す

ゴーヤ「あきつ丸と扶桑と………磯風でち」

天龍「え」

鈴谷「は」

固まる二人

那智「あぁ、そうだそうだ、その三人だ」

鈴谷「ち、ちょっとまって、その人選は誰がしたの」

ゴーヤ「提督」

天龍「よし、ちょっとぶっ飛ばしてくる」

鈴谷「私も」

立ち上がる二人を那智は慌てて止める

那智「ま、待て!どうした!?」

天龍「離してくれ那智さん!俺は提督を殴らないと気が済まない!」

鈴谷「そうだよ!どうせ死ぬなら提督をぶっ飛ばしてから…!」

那智「し、死ぬ!?」

鈴谷「…ナッチーは知らないの?」

那智「な、何を…」

その言葉に天龍は溜息をつく

天龍「…知らないというのは怖い事だな…」

鈴谷「あのね…イソップ(磯風)は凄い料理下手なの…」

はい、残りはまた明日!

うちの鈴谷は変なアダ名つけたがり屋、磯風は『磯』と『風』(かぜ)で『風』は(ふう)とも読めるので(いそふう)→(いそぷう)→(イソップ)になりました

無駄な設定をする、ねんどろいどカービィ発売を喜ぶ>>1でしたー、また明日ー

那智「そ、そうなのか…知らなかった…しかし…」

ゴーヤ「しかし、そんなに怖がらなくても、そう思ってるでちね」

ゴーヤは日焼けをしながらサングラスを傾け那智の方をちらりと見る

那智「あ、あぁ…」

ゴーヤ「前に赤城が謎の大破した事件があったのは知ってるでちね?」

那智「あぁ、出撃も演習もなかったのに食堂で倒れ……まさか…」

那智の顔がどんどん青ざめていく

ゴーヤ「赤城は磯風に料理を教えてたんでち、で、最後に食べて大破したんでち、あまりの不味さに」

鈴谷「これでわかった?」

那智「し、しかしあきつ丸と扶桑がついているじゃないか!あきつ丸は陸で料理を鍛えられたと言っていたし、扶桑も料理は美味いぞ!」

天龍「あの赤城さんが付いていてダメだったんだぜ…」

鈴谷「きっと今回も…」

那智「…」

メタ「ふ、心配するな」

不意に聞こえてくる提督の声に皆キョロキョロしだす

那智「司令官?」

鈴谷「どこ?」

ゴーヤ「高いとこ好きでちね」

そんな風に言うゴーヤの視線はパラソルの上を向いている

天龍、鈴谷、那智はパラソルの影から出る

天龍「あ、提督!」

天龍はビシィっとパラソルの上を指差す

提督はパラソルの上で微笑している

鈴谷「心配するなってどういうこと!?イソップが料理下手なのは提督も知ってる癖に!なんでイソップ選んだの!あと首が疲れるから降りてきて!」プンスコ

そう言いながら鈴谷も指差す

メタ「…」

スタッ

提督は渋々降りてきた

鈴谷「で?なんでイソップ選んだの」

鈴谷がジロリと提督を睨む

メタ「料理係したいと駄々をこねられた、普段あまりそういう年に見合った事しないからな、磯風は、本当はもっと普段から甘えていい年だ、だから許した」

天龍「ぬぐ…それは…」

ゴーヤ(提督は本当私達の事よく考えてくれてるでち…)

鈴谷「むむむむ…でも…」

鈴谷は不安そうに提督を見つめる

メタ「ふむ…なら不味かったら私が責任を持って御前達に何か…そうだな…」

鈴谷「なんでも一つ言う事を聞く!これ定番!」

メタ「ふむ、ならそうしよう」

夕立「それ、本当っぽい!?」

さっきまで海で遊んでいた夕立と時雨もいつの間にか会話に入っている

メタ「あぁ」

夕立「ぽいー!それじゃあ夕立は夕立はー」

時雨「ま、まって夕立、まだ決まったわけでは…」

興奮する夕立を落ち着かせる時雨、それをみて那智は不安そうにする

那智「司令官…大丈夫なのか?」

メタ「安心しろ、あきつ丸と扶桑もついているし、それに…」

那智「それに…?」

メタ「今回は味付けなんて必要ないからな」

那智「必要ない…?」

メタ「なんたってバーベキューだからな」

それを聞いて皆安心し始める

天龍「なんだバーベキューか、なら大丈夫そうだな」

鈴谷「焼くだけだしね!」

ゴーヤ「バーベキュー楽しみでち!」

メタ「ふふ…」

「おーい」

那智「お、噂をすればだな」

見ると砂浜を駆けて磯風が向こうから来るのが見える

磯風「バーベキューの準備ができたぞ」

少し興奮気味に磯風は皆に報告する

メタ「うむ、わかった」

鈴谷「よーし、食べるぞー!」

夕立「お腹ぺこぺこっぽいー」

時雨「僕もお腹空いたよ…」

天龍「早く行こうぜ!」ダダダッ

夕立「ぽいー!」ダダダッ

天龍と夕立は駆け出す

那智「こけるなよー」

天龍「わかってるってー」

ゴーヤ「まったく、せっかちでちねぇ」

そう言いながらゴーヤはゆっくりと立ち上がる

メタ「まぁいいじゃないか…、さて、私達も行こう」

そう言う提督に続いて皆移動し始める

ぞろぞろ…

メタ「どうだ磯風、楽しかったか?」

その提督の質問に対し磯風は目を輝かせながら答える

磯風「あぁ!楽しかった!」

メタ「そうか、良かったな」

磯風「まぁバーベキューの準備であまり作れなかったがな…」

明日で今回の小ネタラスト!

また明日!

ピタリ

磯風の言葉に皆固まる

メタ「…磯風…おまえ…なにか作ったのか…?」

磯風「あぁ!焼いた物につけるタレを作った!」

「「「「「!!!」」」」」

磯風「とりあえず美味しものしか入れてないからな!絶対美味しいぞ!」

ゴーヤ(あぁ…ダメそうでち…)

メタ(しまった…それがあったか…っ!)

慌てる提督達をよそに

鈴谷「ごめんね、私塩胡椒派なんだ」

!?

磯風「そうか…残念だ…」

時雨(逃げるのはや…)

鈴谷「確かみんながタレ派だったよ」ニコォ

!?

メタ(!?)

那智(鈴谷ぁぁぁ!?)

磯風「そうか!良かった!」

そう言って笑う磯風の笑顔はとても眩しかった

時雨(あぁ…これは…)

ゴーヤ(詰みでち)

磯風「あまり量は無いんだが…その分味を濃くしたから大丈夫だ!」

時雨(ヤバそう…)

時雨「ヤバそう…」

鈴谷「シグシグ、心の声漏れてる」

磯風「さぁもうすぐ着く…」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

!?

那智「あきつ丸の声だ!」

メタ「いくぞ!」

提督の掛け声と共に皆駆け出す

あきつ丸「扶桑殿ぉぉぉお!!」

提督達が駆けつけて目にしたものは

大破して倒れている扶桑、その扶桑に泣きついているあきつ丸、そしてそれを見守る天龍と夕立

メタ「…」

鈴谷(あぁ…)

那智(なんとなく…)

時雨(オチが…)

ゴーヤ(わかるでち…)

メタ「…あきつ丸、なんで扶桑は大破しているんだ」

あきつ丸「うぅ、うぅぅ…磯風殿が提督殿を呼びに行ってる間、扶桑殿が喉が渇いたと言って、そこにあったコーラを飲んで…そしたら…急に…」

メタ「コーラ?」

あきつ丸「そこに…」

あきつ丸が指差した方向には扶桑が飲んだ後零したと思われる液体がコップと共に砂浜にあった

コップの中を見ると少しだけ液体が残っており、その液体はドス黒い色をしておりコポコポと泡を立てている

磯風「Σあぁ!?私の特製タレが…」

鈴谷(やっぱり)

メタ(…扶桑には悪いが…助かった…)

あきつ丸「扶桑殿ぉぉぉお!!」

この後メチャクチャ山城におこられた

というわけで小ネタ終わり、個人的にはあまり納得いかない終わり方でした

今日から普通に本編更新するよー

イベント戦から始まるよん

木曾「赤城、異常は?」

赤城「今の所ありません」

大型作戦が始まり木曾達は他の鎮守府に邪魔がはいらないよう少し離れた場所で待機していた

ピピッ

木曾「提督、他の鎮守府の艦隊はどうなってる」

木曾は艤装に搭載されている通信機で提督と連絡を取り合っていた

メタ『今普通鎮守府が第一包囲網と戦闘している』

メタ『その隙に悟り鎮守府とベテラン鎮守府が第一包囲網を抜けもうすぐ第二包囲網と接触する』

メタ『第一包囲網と接触した事でなにか変化があるかもしれない、気を抜くな』

木曾「あぁ、わかった」

ピピッ

木曾「皆、聞いてた通り何があるかわからないからな、気を抜くな」

吹雪「はい!」

朝潮「了解です」

駆逐艦2人は元気よく答える

古鷹「ふふ、2人とも元気いいね」

朝潮「当たり前です、私達がミスをしたら司令官のミスになってしまいますからね、気を抜けません!」

赤城「流石の朝潮さんですね」

山城「あの提督の為頑張るのは癪だけどね」

ピピッ

艦娘達が話していると木曾に通信が入ってくる

木曾「どうした」

メタ『たった今悟り鎮守府、ベテラン鎮守府が第二包囲網がいる“はず“の場所に到達した』

木曾「どう言う事だ」

メタ『恐らく敵泊地に撤退したと思われる、普通鎮守府と交戦中だった第一包囲網も撤退を始めた』

メタ『深海棲艦が敵泊地からの逃走をするとしたら逃走航路は御前達がいる場所を通る可能性が高い』

メタ『おそらく敵泊地に力を集結させ戦闘に入り、その間に重要な物…資材などを運び逃走を図るのが向こうの作戦だろう』

メタ『そこを確実に叩くんだ』

木曾「…わかった」

メタ『なにかあったら連絡を忘れるな』

ピピッ

木曾「どうやら私達、ただの置物にはならなさそうだな…」

そう言いながら木曾は不敵に笑う





メタ(撤退…か…)

メタ(今まで奴らと戦ってきて向こうから撤退するのは初だな…)

メタ(…泊地に奴らを指揮する何者かがいるのか?)

今日の更新終わり

さてさて、どうなりますことやら

すいません今日は忙しくて更新出来そうにないです

申し訳ない

みなさんお久しぶりでございます、今日は更新するよ!

後、メタナイトが提督だし、このスレでは轟沈なんてないだろうなぁ、と思ってる方

先に言っておく、すまぬ

赤城「…む」

木曾「どうした」

赤城「索敵機からの連絡です2時の方向、敵深海棲艦を発見しました」

木曾「…!数は?」

木曾は表情を少し強張らせながらも提督への通信を始める

ピピッ

メタ『どうした』

木曾「赤城が飛ばしていた索敵機が敵深海棲艦を発見した」

メタ『きたか…』

赤城「敵深海棲艦の数は全部で6、どれも始めてみる艦です」

メタ(6…資材を運ぶには少な過ぎるな…)

メタ『他になにか見えないか』

赤城「なにか…金色の円盤の様な物を運んでいますね」

メタ(金色の円盤…?)

メタ『ふむ、それがなにかはわからないが奴等が資材よりも早く運び出した物だ、奴等にとって大事な物に違いない』

メタ『それを確保するによって今度戦況が大きく変わるかもしれない、皆頼むぞ』

木曾「あぁ、わかった」

赤城「あっ…」

突然赤城が声を上げる

メタ『どうした!』

赤城「索敵機を落とされました…」

メタ『向こうもこちらに気付いた様だな…全員戦闘用意、単縦陣でいく、通信はこのまま繋げる』

「「「「「「了解!」」」」」」

木曾「12時の方向、敵影目視で確認!」

見ると木曾が言ったようにうっすらと動く影が見える

木曾「単縦陣の準備はいいか!」

吹雪「大丈夫です!」

皆、木曾を始めとして、吹雪、朝潮、古鷹、山城、赤城と並んでいる

木曾「よし!」

メタ『赤城、敵深海棲艦は二隻が軽巡タイプに似ていて、残り四隻が浮遊していてボールの形をしていると言ったな』

赤城「はい」

メタ『ふむ…敵がどの様な行動をとるかわからない、慎重にいけ』

木曾「あぁ、わかった…敵もこっちに気付いた、向かって来る」

深海棲艦もこちらに気付いた様で物凄いスピードで向かって来る

メタ(運んでる途中で向かって来るか…何か策があるのか…それとも特攻か…)

その時、提督に通信が入ってくる

ピピッ

メタ「こちらプププ鎮守府、どうした」

強督『こちらベテラン鎮守府、悟り鎮守府との協力で撤退したと思われる第二包囲網を抜けました』

メタ「了解した、後どれ位で泊地に到着するだろうか」

提督の質問に対し向こう側は止まってしまう

メタ「…?どうした」

強督『そのことなんですが…』

今日の更新終わりー

木曾がやたら喋りますね

後メタ様フィギュア発売決定おめでとうございます

今日も更新するよ!

あまり最近筆が進ま無いぜぇ!

赤城「第一次攻撃隊、発艦してください!」

赤城の発艦に応じて向こうも艦載機を飛ばしてくる

赤城「…っ!」

こちらは赤城一人に対して向こうは4隻が艦載機を飛ばしてくる

赤城「すいません、制空権を確保出来ません…」

木曾「赤城はそのまま艦載機を飛ばしてくれ、私達でまず艦載機を飛ばしている丸い奴を落とすぞ!」

吹雪「はい!」

朝潮「いきます!」

そのまま突撃しようとする木曾達を古鷹が止める

古鷹「木曾さん12時から魚雷!」

その声で、よく見ると正面から2つの魚雷が来ている事に木曾は気付く

木曾「なっ…下がれ!」

そう言って木曾は駆逐艦二人を押す

吹雪「わっ!」

朝潮「うっ」

ドゴォォォ!







メタ「…泊地が存在しない?」

強督『はい、あると予想されていた地点には何も無くて…』

強督『今付近を捜索させてはいるんですが…』

メタ(…泊地が…そんなはずは無い)

メタ(実際多くの包囲網を維持するには多くの資材が必要なはず…そしてその資材を保管するには泊地が…)

メタ(泊地じゃなく海に放置するとは考え…)

メタ(…………)

メタ(待てよ…)

メタ(奴らは何故資材よりも先に円盤を運んだんだ…?)

メタ(…資材を先に運ばなかったではなく…)

メタ(運ぶ必要がなかった…?)

メタ「泊地が…」

強督『え?』

メタ「泊地自体が動くとしたら…」

強督『動く?』

メタ「泊地自体が動くとしたら資材を運び出す必要が…」

メタ「……!いかん!」





ドゴォォォ!

魚雷は木曾に命中して大きな水柱を立てる

木曾「ぐうっ!」

木曾は辛うじて防御が間に合い小破ですむ

古鷹「きゃっ!」

山城「先制雷撃…っ!」

ザザザザッ!

赤城「きゃあっ!」

水柱が立って混乱している艦娘の間を深海棲艦達は物凄いスピードで抜けていく

朝潮「しま…っ!突破されました!」

木曾「くそっ!逃がすな!」

そう言って追いかけようと抜けて行った深海棲艦の方へ向く木曾達

メタ『駄目だ!追うな!』

木曾「何を言って…」







ドォォォォン…

今日の更新終わり

メタナイト感よすぎぃ!

ドォォォォン!

『ザッザザッー』

突然大きな爆破音痴と共に通信が途絶える

メタ「どうした!応答しろ!」

『ザーザザッ』

メタ「く…っ!」

『…ザッ……し…いか…』

通信機から小さく聞き覚えのある声が聞こえる

メタ「!朝潮か!?」

朝潮『…しれ………司令官!』

メタ「どうした!何があった!」

朝潮『木曾さんが…木曾さんが…』

朝潮の声は震えてか細い

メタ「木曾がどうした!」

朝潮『木曾さんが…』







朝潮『沈んで…』

今日の更新ー

時間は少し戻り艦娘側から…

メタ『駄目だ!追うな!』

木曾「何を言って…」

ドォォォン!

赤城「えっ!?」

吹雪「きゃっ…!?」

突破して行った深海棲艦を追いかけようと向きを変え、進もうとしたところで背後から爆破音と共に水柱が立つ

山城「な、何!?」

朝潮「背後からです!」

吹雪「背後…」

吹雪「…!」

吹雪は気付く

敵を追いかけようと向きを変えた為一番後ろが誰になったかを、そしてその人影が見当たらない事を

吹雪「木曾さん!」

吹雪はだんだんと晴れてきた視界の中を必死に木曾を探す

古鷹「待って吹雪ちゃん今は危な…」

吹雪「木曾…木曾さん!木曾ざん"!」

吹雪の頭の中でどんどん嫌な考えが膨らんでいく




沈んでしまったのではないか?






吹雪「はぁ…っ!はぁ…はぁ…」

体から汗が噴き出し呼吸が乱れていく

「…吹雪…」

不意に吹雪の耳に声が聞こえる

吹雪「!!」

声の方を見ると木曾が海の上で倒れていた

吹雪「木曾さ……うぅっ!?」

思わず吹雪は息を呑む

倒れている木曾足はありえない方向に曲がっていた

木曾「…吹雪…危ない…寄るな…」

吹雪「何を…」

吹雪「何を言ってるんですか!」

吹雪「このままじゃ…このままじゃ木曾さん…!」

今にも泣き出しそうな吹雪を見て木曾は笑い出す

木曾「ふふ…ははは…酷い顔してるぞ」

吹雪「だって…だって…!」

そう言う吹雪の目から涙が溢れてくる

木曾「…安心しろ、沈まない…」

木曾「ただちょっと動けないだけさ…」

そう言って木曾は笑ってみせる

吹雪「木曾さん…」

ドォォォン!

吹雪「きゃっ!?」

再び吹雪の後ろに爆破音と共に水柱が立つ

木曾「吹雪…っ!」

木曾の顔が険しくなり水柱の方を見る

朝潮「吹雪さーん!」

古鷹「吹雪ちゃん!」

吹雪を追いかけ、水柱に気付いたのか皆がやってくる

山城「…!木曾…あなた…」

木曾「大丈夫だ…心配するな…」

木曾「それより…奴らだ」

そう言って木曾が腕を震わせながら指差す方向には砲撃を放ったであろう深海棲艦達が居た

朝潮「ひっ…!」

古鷹「なに…あれ…」

深海棲艦の中に一隻、遠目から見てもわかる程に別格な存在に皆身を震わせる

山城「なに…殺気というか…オーラというか…」

赤城「違う…私達とは…格が…」

あぃ!今日の更新終わり

この間ずっとメタナイトは『ザザッー』と聞こえてます

この大規模作戦は実際にあった艦これイベントをもとにしてます、わかるかな?

後、次の小ネタに向けて出て欲しい艦娘を募集します

締め切りは10日辺りで


※今回は4人に絞ろうと思うので選ばれない可能性もあるので悪しからず

小ネタなので出てない子も大丈夫です

今日も更新しますん

次の更新はたぶん月曜でつ

???「キヅカレタカ…」

深海棲艦の一人が喋り出しゆっくりと近づいてくる

古鷹「喋っ…!?」

???「落トセタノモ一人ノミカ…」

???「マァイイ、作戦ハ成功ダ…」

朝潮「作戦…?」

木曾「おそらく…さっきの艦達は囮だ…なにか運んでいる艦達を囮にし、その隙に後ろから攻撃…」

そこで吹雪が震えだす

吹雪「…奴らが」

吹雪「奴らが木曾さんを…!」

吹雪「うぁぁぁぁ!!」ダッ

吹雪は一人飛び出していく

山城「ばっ…吹雪!」

古鷹「待って吹雪ちゃん!」

赤城「朝潮さん!木曾さんを頼みます!足はこれを使って補強して下さい!」

そう言って赤城は予備用の弓を朝潮に渡し、他の2人と一緒に吹雪を追いかけて行く

朝潮「とりあえず木曾は撤退しましょう!補強しますけど、多分痛いです、覚悟して…木曾さん?」

朝潮が補強をしようと木曾に近づくも木曾は苦笑いを浮かべる

木曾「…やっぱり吹雪にはわかったか…付き合い長いからな…」

そう言う木曾の体はゆっくりとゆっくりと、しかし確実に海に沈んで行く

朝潮「え、え、木曾…さん?」

木曾「すまない朝潮…」

木曾「俺は沈む」

朝潮「そんな、だって…だってさっきまで…」

木曾「なんとか気付かれないよう気を張ってたんだがな…吹雪は気付いてたようだし…もう…意識が…」

既に木曾の体は半分も沈んでしまった

朝潮「なにを…なにを言って…」

木曾「もう一度…あいつの美味い飯を食べたかったな…ははは…」

朝潮「食べましょうよ!一緒に帰って!みんなで…みんなで…」

木曾「………」

朝潮「木曾さん…?」

木曾「……」

朝潮「…木曾…さん…」

木曾「…」

朝潮「…木曾…」

木曾「」

朝潮「……」

朝潮「…」

















『ザッー…ザザッー…応答…ろ…』

本日の更新はここまで

中々に良い引きではないかな…?

>>697
皆の前とかと、本音の呼び方が違うと思ってた

>>699
つまり、

建前
朝潮「木曾さんカッコいいです!流石フフ怖!」

本音
朝潮「あ?木曾?あいつウザい」

こうなるって事か……

『ザッー…ザザッー…応答…ろ…』

朝潮「!!」

通信機から提督の声が聞こえ朝潮の停止していた思考が動き出す

朝潮「司令官!」

『ザーザザッ』

朝潮「司令官!司令官!」

『ザーザッ・・・あさ・・・潮か!』

朝潮「司令官・・・司令官!」

メタ『どうした!何があった!』

朝潮「木曾さんが…木曾さんが…」

朝潮の声は震えてか細い

メタ『木曾がどうした!』

朝潮「木曾さんが…」

朝潮が視線を落とすと既に肩から下が沈んでしまって目を覚まさない木曾が目に入る

木曾を見ると朝潮の心は締め付けられるように痛む

朝潮「沈んで…」

朝潮「沈んで・・・」

メタ『!!』

メタ『・・・』

朝潮「・・・」

メタ『・・・詳しく説明してくれ』

朝潮は事細かく通信が途絶えた後のことを提督に説明する

メタ『木曾はまだ完全には沈んでいないのか』

朝潮「はい」

メタ『・・・まだ間に合うかもしれない・・・』

朝潮「・・・えっ、ど、どうやって・・・」

メタ『実は木曾にはもう一つ違う通信機を持たせていた』

メタ『確か右ポケットに入れていたんだが、取れるか?』

朝潮は海に腕を沈ませていく

朝潮「よし、届いた・・・」

朝潮は木曾のスカートの右ポケットに手を入れるとピンク色の型の古い携帯のようなものが入っていた

朝潮「取れました」

メタ『よし、電源は入るか?』

朝潮は電源ボタンらしきボタンを押す

・・・ピッ

携帯の電源は無事電源入ったようで画面に電池残量らしき物が表示される

〈[■■■]

朝潮「入りました」

メタ『・・・よし、それで私の方に掛けてくれ』

朝潮は携帯を弄って連絡先を探して提督の名前を見つける

_____________________


 イエロー


 カービィ


 グリーン


 デデデ


≫メタナイト


 レッド

_____________________



朝潮「掛けますけど・・・」

朝潮「これは何の意味が・・・」

メタ『掛ければわかる』

朝潮「・・・わかりました、掛けますよ」

メタ『あぁ』

プルルルルルルルルル・・・

プルルルルルルルルル・・・

朝潮「・・・?」

朝潮「あの、司令官、これに何の意味g」

ブゥン

朝潮「ん?」

突如朝潮の後ろに鏡のような扉が現れる

朝潮「・・・え?」

ガチャリ

メタ「よし」

朝潮「え?え?」

今日の更新終わり

流れ変わったな

朝潮「し、司令官、今どうやって…」

困惑する朝潮を他所に提督は木曾を見るや否や目付きが変わる

メタ「後で説明する」

提督は木曾に寄り首にそっと手を触れる

メタ「よし、脈はまだあるな…これから木曾の艤装を外す」

朝潮「艤装を外す?」

メタ「あぁ私がまず・・・」

朝潮「ま、待って下さい!」

急な提督の発言に朝潮はストップをかける

朝潮「何故艤装を…こんな海の中で艤装を外すなんて・・・戦場に手ぶらで突っ込んでいくようなものですよ・・・?」

不思議がる朝潮を見て提督はゆっくりと話し始める

メタ「・・・以前から思っていたんだが君たち『艦娘』は艤装を付けることで『船のように海上に浮かぶ』ことができるんだろう?」

朝潮「はい・・・それが何か?」

メタ「ならばだ・・・艤装を付けなければ・・・『船のように沈む』こともないんじゃないか?」

朝潮「・・・!」

朝潮は表情を明るくする、しかし朝潮の表情はまた暗くなる

朝潮「・・・でもどうやって外すんですか?艤装は個人個人造りが違います」

朝潮「外そうにも木曾さんの艤装がどうなっているのか私にはわからないですし・・・木曾さんは気を失ってますし・・・」

メタ「任せろ」

そう言って提督は軍刀を構える

今日の更新終わり

"今日から"イベントですね!

昨日?猫が居ましたが何か?

皆さん頑張りましょう!大破進撃ダメ絶対!

一回の更新少ないしまとめて投下して欲しい気もするな

>>722
申し訳ない、>>1個人としては更新する度に感想が入って嬉しいので少しづつ更新していました…

他にも、少し間隔を開けてもいいから一度に多く更新して欲しい方がいるならそうします、どうしましょうか?

皆さんありがとうございます、私自分らしく生きる!

いままでも、そしてこれからも!

ってことで今まで通り更新していきます

メタ「ふんっ!」

スパァ

提督が軍刀を抜いたかと思ったら既に鞘に収まっており朝潮は何が起きたかわからなかった

プカ…

気がつくと木曾の艤装は外れており、木曾は気絶したままゆっくりと海上に浮かぶ

朝潮「あ、あれ…?いつの間にか艤装が…」

海の方を見ると木曾の艤装がゆっくりと沈んで行くのが見える

メタ「よし、私の考えは合っていたようだ」

朝潮「あの、今どうやって外れ…」

メタ「次は足だな、補強をしないと運べない…朝潮、弓を」

朝潮「は、はい…」

混乱している朝潮をほっといて提督はどんどん手を進めて行く

メタ「これで大丈夫だろう…朝潮、しばらく木曾を見ていてくれ、私は吹雪達の方に行ってくる」

朝潮「わかりました…」

メタ「すぐ戻る、何かあったら連絡しろ」

朝潮「はい…」

ビュッ

ザバァァァァァ!!

朝潮が了解すると共に提督は物凄いスピードで波を立てながら吹雪達の方へ飛んで行ってしまう

朝潮「…」

朝潮「…何が起きたかさっぱりです」

今日の更新終わり

イベント中は中々多く更新は出来そうにないです…

申し訳ない

ちなみに今E-3です

申し訳ない、今日も更新出来そうにないです…

瑞穂が出ない…

などうも最近更新できてない>>1です

明日はどうにか更新出来そうです…

やっと瑞穂出た…出るまでに浜風とまるゆと谷風が出るってどうゆうことなの…

吹雪「うぁぁぁぁ!!」

吹雪はどんどん敵に近付いて行く

古鷹「駄目!吹雪ちゃん!」

?「キタカ…イマイマシイ艦娘ドモメ…イマイチド、ミナゾコニカエルガイイワ…」

山城「止め…っ!?」

山城達が吹雪を止めようと追いかけるも赤いボールの様な深海棲艦が5隻浮遊しながら来て、吹雪との間に割り込んでくる

山城「くっ…」

赤城「駄目っ!吹雪さんが!」

吹雪は深海棲艦の異彩を放っている一隻と一対一で対峙する形となる

?「カクジツニ、ヒトリヅツシズマセル…」

吹雪「…」

?「シズメ…」

そう言って深海棲艦は背中の長い砲塔を吹雪に向ける

古鷹「逃げて吹雪ちゃん!」

しかし吹雪は古鷹の声が聞こえてないのか深海棲艦を睨む

吹雪「貴女が私を沈める?」

吹雪「違いますよ」








吹雪「私が貴女を沈めるんです」

シュボッ

ボ…

ボボボ…

深海棲艦を沈める、そう宣言した吹雪の瞳からは赤黒い炎の様なものボボボと音を立てて空に舞っていく

?「…ホザケ」

ドォン!

深海棲艦の背中の砲塔が音を立て砲撃をする

バシャバシャ…

さっきまで吹雪がいた位置には大きな水柱ができバシャバシャと水が降ってくる

古鷹「吹雪ちゃぁぁぁぁぁあん!!」

海に虚しく古鷹の声が響く

?「…タアイモナイ…ショセンヒトリデハナニモ…」

吹雪「遅いですね」

?「ナニッ!?」

ドンッ!

?「ッ!?」グラッ

砲撃の音がしたと思うと深海棲艦の足に着弾する

?「…ハズシタカ」

水しぶきの方を見ると、ゆっくりと吹雪が出てくる

吹雪「貴女が外したんじゃないです、私が避けました」ボボォ

?「…」

ドォン!

吹雪「ふっ」スッ

深海棲艦は砲撃後、注意深く吹雪を見る、すると深海棲艦の砲撃を吹雪は最小限の動き、当たるか当たらないかのギリギリのところで回避をしている

ガチャッ

そしてそのまま砲塔をこちらに向け砲撃の体制に入る

バシャッ

先ほど放った砲撃が着水し水しぶきが上がり始める

スススッ…

吹雪はゆっくりと水しぶきに紛れ移動する

ドン!

?「グッ…」

先ほど吹雪がいた位置とは違う場所から砲撃が来る

?「…クソッ」

反撃をしようにも水しぶきで吹雪の位置が分からない

吹雪「…よく見える」ボボボ…

?「…」

今日の更新終わり

色々起きますなぁ、提督も大変だぁ

ゆっくりと水しぶきから吹雪が出てくる

吹雪「どうしたんですか、沈めるんじゃなかったんですか?」ボォォボボボ…

そう言う吹雪の髪は先が少し白くなっている

?「…ソッチコソ、シズメルノデハナカッタノカ?ワタシハソノテイドノコウゲキデハ、ゼンゼンキカナイガ…」

深海棲艦が言う様に吹雪の砲撃を二発喰らったのにも関わらず深海棲艦は余裕がある様だった

?「ショセンクチクカンダ、コノママスタミナガナクナルマデヤラテモラウ…」

吹雪「…それなら…」ボボォォ

吹雪はグググッと体制を低くする

吹雪「ふっ」

バッ

勢い良く吹雪は深海棲艦に向かって突撃し出す

?「…トッコウカ…」

キリキリ…

向かって来る吹雪の進行先に標準を合わせる

ドォン!

吹雪「…」ボボボ…

ヌルリ

先ほどまで直線的に向かって来た吹雪は砲撃直後に曲線的な動きに変わり回避する

バシャァ!

弾は虚しく海に着水する

?「…クッ」

ドォン!

吹雪「…」グググッ

バシャァ!

?「…クソッ」

?(ウゴキガヨメナイ…コノママデハセッキンヲユルシテ…)

吹雪「…」カチャッ

突如吹雪は主砲をかまえる

?「クルカッ…」

バシュッ!

?「…ギョライダト?」

深海棲艦は発射を目視しているので容易く回避ひし魚雷が真横を通過する

?「…コンナノアタルワケガ…」

吹雪「…」ボボボ…

ドン!

?「ナ…ッ!?」

吹雪が放った砲撃は深海棲艦の真横で魚雷に命中する

カッ!

ドォォォ…ン

?「グアァァ…ッ!?」

深海棲艦は勢い良く真横に吹っ飛ぶ

?「ソンナバカナ…ッ!」

吹雪「こんにちは」ボボ…ボ…

?「!?」

吹っ飛んだ先には吹雪がおり倒れている深海棲艦に向かって主砲を向けている

?「キサマ…ソノメ…」

吹雪「…ふふふ…ゆっくり味わってくださいね」カチャリ

そう言って吹雪は主砲を深海棲艦の脚にくっ付ける

更新したくなったので更新

この吹雪の最後の台詞にゾクゾクしたなら君は僕と友達だっ!

今日の更新

吹雪のドs化、微グロ注意


ドン!ドン!ドン!

?「アガァァアァッ!?ア、アァァァアァ!!!」

吹雪が脚から主砲を離すとそこには穴と酷い火傷の後ができている

吹雪「…ふふふ…ふふふふふ…」ユラァ

吹雪はゆっくりと笑いながら立ち上がる

吹雪「…どうですか…痛いですか…ふふ…」

?「ア、アグァァ…」

深海棲艦は水しぶきを立てながら悶え苦しむ

吹雪「…じゃあ…次は折りましょうか…」

そう言って吹雪はゆっくりと深海棲艦の脚を掴む

?「ナ…マ、マッ…」

それを聞いて深海棲艦はうろたえ出す

吹雪「…待って欲しいんですか?」

吹雪「………」

ゴキッ

?「…ッッッ!?」

?「アァアアアァアアアアアアア!!!」

深海棲艦の脚はあり得ない方向に曲がっており吹雪は無表情で脚を離す

吹雪「待つわけないでしょう、後ろから不意打ちした貴女を」シュボボボ…

?「グゥィィィ…!アゥガァァァァ…!」

吹雪「…醜いなぁ…」

?「シズメテヤル…シズメテヤル!!」

吹雪「どうやって?この現状では無理でしょう」

そう言って吹雪は呆れた風にする

吹雪「もういいです、沈んでください」カチャリ

そう言って吹雪は深海棲艦の眉間に砲塔を突き付ける

吹雪「…さようなら」

作戦始まってからグダッてきたな
前ののんびりした空気の方が良かったわ

ガクン!

吹雪「…あれ?」

突然吹雪は膝から崩れ落ちる

吹雪「…な、なんで?…力が…」

シュルシュル…

吹雪の瞳から出ていた炎は海に吸い込まれていき、髪も色が戻っていく

吹雪「た、立てない…」

へたり込んでしまった吹雪は立ち上がろうと足に力を入れるが言うことを聞かない

?「…ヤハリイチドシズマナイトムリカ…」

バチバチッ

吹雪「…え?」

深海棲艦の脚にあった穴がバチバチと音を立て火花を散らしながら塞がっていく

?「カクニンノタメヨウスヲミタガ…」

?「ワタシヲニクムココロに"アレ"ガハンノウシタノダロウナ…」

?「…マッタクメンドウダナ…」

ゴキャッ

折れた足も治り穴は完全に塞がってしまう

?「マァイイ…シズメバヨキナカマニナリソウダ」

カチャリ

背中の長い砲塔が吹雪に向けられる

吹雪「…あ…あぁ…」

?「…カラダノヘンカノフタンデウゴケマイ」

吹雪「…っ!」

吹雪は恐怖で目を瞑ってしまう

吹雪「…司令官っ…!」

?「シズメ」

今日の更新終わり

>>750
自分も少しグダってるなぁとは思ってます…もう終盤なのでもう少しお待ちを…

作戦が終了したらまた日常パートに戻る予定です、2-2で仲間になる艦娘は誰にしようかな…

ドォォォ…ン

吹雪(あぁ…撃たれちゃった…)

吹雪(……痛くない?)

吹雪(あれ…?)

吹雪はゆっくりと目を開く

すると自分の体は白いマントに包まれており隣にはいつの間にか提督がいた

メタ「戦闘中に目を瞑るな」

吹雪「司令官…?何故こんな所に…」

キョトンとする吹雪

?「…ダレダ?キサマ…」

?(…イマノホウゲキヲドウヤッテカイヒシタ…?)

?(キュウニアラワレタトオモッタラ…マントニツツマレタイッシュン、スガタガキエテ…

?(5mホドハナレタトコロニアラワレタ…シュンカンイドウカ?)

メタ「私はこの者たちを指揮する者だ」

ピピッ

提督は通信機に電源を入れる

メタ「古鷹、山城、赤城、朝潮と合流した後木曾を連れて撤退しろ」

古鷹『しかし吹雪ちゃんが…』

メタ「ふむ…」

提督は離れていまだ深海棲艦と戦闘をしている古鷹達を見る

メタ「…吹雪」

吹雪「はい」

メタ「動けるか?」

吹雪「…すいません」

メタ「…ならしっかり捕まっていろ」

?「…マテ、ニガサ…」

提督は深海棲艦を無視し、一度羽を大きく広げた後吹雪を連れて一気に古鷹達の方まで飛んでいく

キィィィ…ン

吹雪「!?」

吹雪(い、息が…!)

あっと言う間に古鷹達の場所についてしまう

ブワァァァ…

空中で急停止し凄い風が吹き荒れる

浮遊していた深海の艦は体制を崩して海に落ちてしまう

古鷹「きゃっ!?」

山城「提督!?」

赤城「何故ここに!?」

メタ「後で説明する、早く吹雪を連れて撤退しろ」

そう言って吹雪を降ろす

古鷹「しかしあの深海棲艦は…」

指差す先には先ほど吹雪を襲っていた深海棲艦が追って来ている

メタ「私が食い止める」

そう言って提督は軍刀をかまえる

山城「無茶よ!」

メタ「早く撤退しろ!今の君達では勝てない!私が時間を稼ぐ!」

吹雪「…司令官何を言って…」

赤城「…撤退しますよ」

そう言って赤城は吹雪を担ぐ

吹雪「赤城さん!?」

赤城「早くしなさい二人とも、提督命令よ」

今日の更新終わり

※彼女達はメタナイトの実力を知りません

山城「…」

古鷹「…はい」

吹雪を連れた3人は提督を置いて撤退を始める

吹雪「ま…待って…」

提督の後ろ姿がどんどん離れていく

吹雪「司令…官…」

大分離れて提督と深海棲艦が対面するのが見える

時間稼ぎをしてくれているのか、深海棲艦が真っ直ぐこちらに向かってくる様子はない

提督が見えない程離れてしまった所で爆音が聞こえる

…ドォォォ…

吹雪(…あぁ…司令官…)

吹雪(私達を逃がす為に…)

吹雪(私が無闇に突っ込むから・・・)

吹雪(………)

吹雪の思考は停止し涙が溢れる

吹雪「・・・」ポロポロ・・・

赤城「…いたわ、朝潮さんよ」

今日は海風が出ないので更新は無いです(半ギレ

海風が出ないけど明日は更新します(ゲッソリ

朝潮「こっちですー」フリフリ

赤城「朝潮さん、大丈夫?」

朝潮「はい、木曾さんもなんとか…」

赤城「そう、良かった…山城さん、木曾さんをお願い」

山城「…わかったわ」

朝潮「…あれ?司令官さんは?」

古鷹「」ぴくっ

赤城「…提督は一人戦場に残ったわ」

朝潮「えぇ!?」

赤城「私達を撤退させるために時間稼ぎを…」

朝潮「早く助けにっ…!?」

ドスッ

赤城「…ごめんなさい」

朝潮の腹に赤城の拳が入る

朝潮「なに…し…」

バシャッ

朝潮は水面に倒れ込む

赤城「貴女はいっても止まりそうに無いから…古鷹さん、お願い」

古鷹「…はい…」

赤城「…さぁ、行きますよ…」

〜仮拠点〜

赤城「プププ鎮守府…艦隊帰投しました…」

赤城、古鷹、山城はゆっくりと陸に上がる、陸にはT督が待っていた

T督「おかえり、連絡は受けていたよ、早く入渠してくるといい」

赤城「…はい」




山城「ふぅ…」チャポン

古鷹「どう?もう大丈夫?」

吹雪「はい…大分良くなりました」

赤城は戦果を報告しに行き、朝潮はベッドに、入渠には山城、古鷹、吹雪、木曾の四人が入っている、木曾の意識はまだ無く山城が支える様に入渠している

山城「…」

古鷹「…」

吹雪「…司令官…」

ポツリと吹雪がうつむきながら喋り出す

吹雪「…私達の為に…」ポロポロ

古鷹「泣かないで吹雪ちゃん…まだ無事かも…」

吹雪「そんなわけ…ないですよ…」

吹雪「私戦ってみて分かりましたもん…あの深海棲艦…他のとレベルが違う…凄かった…」ポロポロ

古鷹「…吹雪ちゃん」

山城「…そもそも艦娘でもない提督が生き残れる訳無いわよ」

古鷹「ちょっと山城さ…あ…」

山城の方を見ると山城も涙を溜めて目が潤んでいる

山城「格好つけちゃって…馬鹿よ…」

山城「…大嫌いよ…」

古鷹「…山城さん…」






赤城「え?提督が生きてる?」

今日の更新終わり

海風がやっと来てくれたので明日からは普通にこうしていきます!

…まだ風雲来てないけどな!!

赤城「…え?本当ですか?」

強督「はい、深海棲艦を撃破した後、私の艦隊が救助しました」

赤城「…そう…ですか…」ガタッ

強督「だ、大丈夫かい?!」

赤城は膝から崩れ落ち涙を流す

赤城「良かった…私…提督を犠牲に…良かった…」ポロポロ…

幼督「…ふぅ…どうやらかなり精神的に無理していたみたいだ…」

そう言いながら幼督は赤城の側まで寄る

幼督「私が仮眠室まで送ろう…さぁ行こう」

その誘いを赤城は首を振って拒む

赤城「…グスッ…いいえ、このまま提督が帰ってくるまで待ちます、待たせてください」

そう言いながら赤城ゆっくりと立ち上がる

幼督「…わかった、後どれ位で帰投する?」

強督「そうですね…後一時間程でしょうか」

幼督「わかった、君達の他の艦娘は…」

赤城「仮眠室と入渠に…」

幼督「わかった、入渠の方には終わったら来るように言っておこう」

赤城「ありがとうございます…」

T督「艦隊帰投しました」

そう言って部屋に頭がTの形をした人が入ってくる

赤城「」ビクッ

T督「どうぞ」

T督が促すとぞろぞろと旗艦担当の艦娘達が入ってくる

幼督「おー…加賀さん、お疲れ様」ナデナデ

加賀「…その…いつも撫でるのやめてくれませんか…////」

幼督「やだ」

T督「榛名、お疲れ様」

榛名「はい、頑張りました!」フンス

T督「あぁ、よく頑張ってくれたよ」

榛名「はい!」

次々と会話を始める提督と艦娘達、そして最後に見覚えのある影が部屋に入ってくる

朝潮。「司令官、無事帰投しました」

不知火「メタナイト提督も無事連れてきました」

強督「ご苦労さまです」

メタ「やぁ、強督」

メタ「今回は本当に助かっ」

赤城「でいどぐぅぅぅうぅぅ!!」ガバァッ

メタ「!?」

今日の更新終了ー

瑞穂、海風、風雲を無事確保できE-7をクリア出来たので私の夏イベは終了しました!明日からはガンガン更新出来るように頑張ります!

榛名「え、なんですか?」

幼督「うわぁ…」

不知火「これは…」

T督「よっぽどだったんだね」

朝潮。「凄いですね」

加賀「えぇ、初めて見ました」

強督「あぁ…落ち着いて…」

赤城「でいどぐぅぅぅうぅぅ!!うぁぁぁあ!!」

赤城は提督に抱きつき顔をぐしゃぐしゃにして泣き付く

メタ「お、おい赤城…」

赤城「じんばいじだんでづがらぁぁぁぁぁ!!」(心配したんですから

メタ「お、降ろしてくれ、少し恥ずか…」

赤城「いやでずぅぅう!はなじまぜん!もうおいでいぎまぜんんん!」(嫌です、離しません、もう置いて行きません

メタ「!」

赤城「絶対…おいでいぎまぜんがらぁぁぁ…」

そのまま提督を抱き締め赤城は泣き崩れる

メタ「…」

メタ「…辛い選択をさせてしまったな、すまない」

赤城「グスッ…美味しいご飯で許してあげまず…」

メタ「あぁ…わかった、とびきり美味いのを作ろう」

赤城「…はい…グスッ…」

赤城はゆっくりと提督を離す

メタ「皆お見苦しい物を見せてしまったな…」

幼督「いやいや…中々好かれている様だねぇ」

そう言いながら幼督はニヤニヤする

メタ「茶化さないでくれ…強督、艦隊支援助かった、礼を言わせてくれ」ぺこり

メタ「あのままでは私は…」

そう言う提督を強督は止める

強督「いえいえ、そもそもメタナイトさんが泊地そのものが深海棲艦と見抜かなければこの大規模作戦は失敗に終わってましたよ」

T「そうですよ、私達ではその発想にはたどり着けませんでした」

幼督「同感だな」

メタ「しかし…何か礼ぐらいさせてくれ」

強督「…それなら…」

強督「…貴方の所で1人欲しい艦娘がいるのですが…」

吹雪「司令室?」

大淀「はい、入渠を終えたら来る様にだそうです、他の皆さんも後からご案内します」

入渠を最初に終えた吹雪は一足早く司令室に向かっていた

吹雪(…司令官の事だろうなぁ)

吹雪「…司令官…」ボソリ

メタ「どうした」

吹雪「私のせいで…」

吹雪「…ん?」

メタ「呼んだか?」

曲がり角から吹雪の目の前に提督が現れる

吹雪「」

メタ「?」

吹雪「…お…オバ…」

パタリ

吹雪「ブクブク…」

吹雪は泡を吹いて倒れてしまう

メタ「…」

赤城「どうしたんですか提督ー…って、あらら」

泡を吹いて倒れている吹雪を見て赤城は察する

赤城「…駄目じゃないですか提督ー」

メタ「私が悪いのか…」

赤城「じゃあ仮眠室に連れて行きますね」

メタ「…すまん」

赤城は吹雪を抱き抱えながら笑う

赤城「ふふ…いえ、良いですよ、じゃあ行ってきます」

そういって赤城は吹雪を抱えながら仮眠室に向かって行った

メタ「…さてと」

メタ「入渠場所は…」







古鷹「…司令室かぁ」

古鷹も吹雪同様に大淀から説明を受けて司令室へ向かっていた

古鷹(…絶対提督の事だよね…)

古鷹(…新しい提督が来るか…違う鎮守府へ配属か…)

メタ「古鷹」

古鷹(…後者は嫌だな…みんなバラバラになっちゃうなんて…)

メタ「古鷹」

古鷹(提督…もうあんな良い提督とは会えないだろうな…)

メタ「…古鷹?」

古鷹(艦娘の私達を…身を犠牲にして守ってくれる人…)

メタ「古鷹!」

古鷹(…あぁ、今にも提督が私を呼ぶ声が聞こえ…)

メタ「…古鷹!」

古鷹「ふぇ?」

考え込んでいた古鷹の前にはいつの間にか提督がいた

古鷹「………」

メタ「気付いたか」

古鷹「…提督?」

今日の更新終わり

小ネタはキリが良いところで投下します

今回の小ネタは艦娘達がレースゲームをするらしい…一体どんな神ゲーなんだ…

古鷹「て、提督!無事だったんですね!」

メタ「あぁ、ベテラン鎮守府の…」

古鷹「良かったぁ!」ガバァッ

古鷹は赤城同様勢い良く提督を抱き抱える

メタ「モゴォ!?ふ、古鷹?」

古鷹「心配したんですから!」ギュゥゥゥ

メタ「わ、わかったわかった!心配かけてすまなかった!だから離してくれ!」

古鷹の胸に埋もれながら提督はジタバタする

古鷹「…あぁ!すいません…」(´・ω・`)

古鷹は慌て離す

メタ「ふぅ…入渠は無事済ませたのか?」

古鷹「はい、そもそも其れ程被弾していませんから…」

メタ「そうか、山城と木曾は?」

古鷹「まだ入渠中ですけど…多分もう終わってると思いますよ」

メタ「そうか」

古鷹「案内しましょうか?」

メタ「いや、自分で分かる大丈夫だ」

古鷹「…」

メタ「…?」

古鷹は何故か急に黙ってしまう

メタ「どうした?」

古鷹「…いえ、案内させて下さい!ほら、どうぞ、頭の上に!」

そう言いながら古鷹はしゃがみ込む

メタ(…何処かで見たなこれに似た光景)

古鷹「じゃあ案内しますね」

メタ「ありがとう」

結局提督は古鷹の頭の上に乗りながら入渠場所へ向かう、古鷹は少し気分が良さそうに微笑む

古鷹(ふふ…初めて提督を乗せちゃった…無事に作戦が終わったら乗せたかったんだ…)

古鷹「ふふ…」

メタ「…」







木曾「…ん…?」パチリ

山城「あ、起きた」

木曾「此処は…?」

木曾が目を覚ますとそこは風呂場の様な場所で扶桑の上に溺れない様に支えられていた

山城「仮本拠地の入渠中よ」

木曾「仮本拠地…?入渠…?」

木曾はよく分からないのかキョトンとしている

山城「…混乱してるようね、大丈夫、もう心配しなくても大丈夫よ」

そういって山城はゆっくりと木曾を抱き締める

山城「今はゆっくりしなさい…」

木曾「…」

木曾「…わかった…」

そのまましばらく木曾と山城は浸かっていた





山城「た、大変だわ…!」

木曾「どうした?」

無事入渠を終わらせた山城と木曾も司令室に向かっていたのだが、山城が急に曲がり角で木曾を止める

山城(ふ、古鷹の頭上に…提督の霊が!!)

山城(取り憑かれてる!!!)

山城(ど、どうしましょう…このままじゃ古鷹が…)

ホワンホワンホワン…



古鷹「こんにちはー」

山城「古鷹、こんにちは…!?」

古鷹「どうしたんですか?」

山城「ど、どうしたのその仮面!?」

古鷹「仮面…あぁ、良いでしょうこれ?朝起きたら顔に引っ付いてたんですよー」

山城「は、外したほうが良いんじゃない?」

古鷹「…外す?」

古鷹「外したほうが良い?」

古鷹「はぁ…何言ってるんですか…」

山城「ふ、古鷹?なんだかあなた普段と様子が…」

古鷹「この仮面の良さが分から無いなんて山城さんもまだまだですね…そうだ、一つ付けてあげますよ」スッ

山城「え…遠慮するわ」

古鷹「遠慮なんかせずに…どうぞ」

山城「ほ、本当に良いから…」ススス…

古鷹「…」ずいっ

山城「…」ダッシュ

古鷹「まて!」ダッシュ

山城「ひぃぃい!」ダダダダ

古鷹「まてまてまて」ダダダダ

山城「ひっひっ……あぁ!あそこに…!…吹雪、朝潮!助けて!」ダキッ

クルリ

吹雪「え?」仮面あり

朝潮「どうしたんですか?」仮面あり

山城「」

いやぁぁぁぁあぁぁ……



ホワンホワンホワン…

山城「ふ、不幸だわ…」ガクガク

木曾「?」

木曾(山城のやつ…突然止まってどうしたんだ…?)

木曾(そもそも俺はあの後どうなったんだ?)

木曾(確かにあの時俺は…沈んだはず…助かる見込みはなかった、"沈ずむ"と感じ、そしてそれを受け入れるしかなかった…)

木曾(なのに…今はこうして五体満足で動いてる…)

木曾(何があったと山城に聞こうにも『後でゆっくり話すから』としか言ってくれ無いしな…)

木曾「うーん…?」

木曾が考え込んでいるとゆっくりと山城が振り向いて話し出す

山城「木曾…心して聞きなさい」

木曾「…ん…?」

山城「本当はもっとちゃんとした場所で話そうと思ってたんだけど…」

いつに無く真剣な表情で話す山城

木曾「…」

山城「…あなたが気絶しまっていた間に…提督は死んでしまったの」

木曾「…」

木曾「…は?」

木曾は山城の突然の発見にキョトンとしている

山城「…あの時吹雪が突っ走って行ったのは覚えているでしょう?」

木曾「あ、あぁ…」

山城「あの後吹雪もやられそうになった時に提督が駆けつけてくれて…」

木曾「…」

山城「提督が身を呈して私達が撤退できる時間を作ってくれたの…」

木曾「…」

木曾にはてんで信じられ無い話しだったが山城のとても冗談を言ってる様な表情では無い、真剣な表情に信じざるを得なかった

木曾「…そう…か…」





山城「その死んだ提督が霊になって古鷹に取り憑いてるのよ!!」

木曾「は?」

今日の更新終わり

山城がネタ的に凄い書きやすい、山城怯えかわいい(確信

リアルが多忙でしばらく更新出来なさそうです…申し訳ない…

まだ私を待ってくれとる人はおるかのぅ…

というわけでもうすぐ復帰出来そうなので突然の募集

プププ鎮守府に来て欲しい艦娘一人!
艦種やドロップ限定とかも無しで!
大盤振る舞いやぁ!

レ級

>>841
艦娘限定なので駄目です、すいません

募集は明日までにします、更新も明日から再開します!

取りあえず本編とオマケで登場したプププ鎮守府の艦娘まとめてみた

吹雪、木曾、明石、大淀、白雪
朝潮、五月雨、響、深雪、多摩
龍田、千歳、赤城、秋月、古鷹
夕張、不知火、金剛、筑摩、足柄
加賀、春雨、暁、雷、電
山城、夕立、時雨、鈴谷、那智
天龍、58、磯風、あきつ丸

あまりいないと思ったけど結構登場してるな…募集艦娘はでっかい暁で

>>843
ありがとうございます

こういうの書いて頂くとss書きとしてすごい嬉しい!

そう言えば既に小ネタで登場してる艦娘については選ばれたら小ネタと同じ性格になりますのでー

明日から再開すると言ったな

あれは嘘だ

寝落ちするまでいくぞォォ!




木曾「いや、一体何を言って…」

山城「あれ見て!」グイッ

木曾「うぉっ!?」

木曾は山城に引っ張られ曲がり角からひょっこりと顔を出す



古鷹「ふんふーん…」

メタ「…」




木曾「…」

山城「ね?!」

木曾「いや…ね!?と言われても…」

木曾(確かにまったく動かないが…霊では無いよな…あれ…)

山城「ど、どうしましょう…私除霊の方法なんて知ら無いわ…」ガクガク

そう言って山城は座り込んでしまう

木曾(冗談で言ってるようには見え無いしな…)



その時!木曾の思考は明後日の方向に動き出した!



木曾(…ん?待てよ、あいつが死んでいて…俺も沈んだ筈…)

木曾(その2人が五体満足でいるってことは…)

木曾(………)

木曾(…なるほど、ここはいわゆる…)





木曾(死後の世界って奴だな!)

木曾(しかしそうなると…)チラッ

山城「うぅぅぅ!仮面は嫌ぁ!」ブルブル

木曾(…多分こいつも沈んだんだな…多分まだその事に気付いて無いんだろう…かわいそうに…)

木曾はゆっくりと立ち上がると震えている山城の肩にそっと手を添える

木曾「山城…」

山城「うぅ…なによ…」

木曾「元気出せよ…」ニコォ

そう言って木曾は母が子供を見守る様な暖かい目で微笑んだ

山城(なんかむかつく)イラッ

「あ、木曾ちゃん 気が付いたんだ」

木曾「え?」

山城「え?」

気付くといつの間にか曲がり角から古鷹ぎ曲がってやって来ていた

メタ「木曾…無事だったか」

山城「シャベッタ」

古鷹「大丈夫?」

木曾(流石に古鷹と提督は死後の世界って把握してるだろう…)

木曾「あぁ、(ちゃんと現状把握してるから)大丈夫だ」

古鷹「そう、よかったぁ…」

山城「」

古鷹「…なんで今度は山城さんが気絶してるの?」

木曾「あぁ…まぁ、なんだ…」

メタ「何となくわかるから大丈夫だ」

木曾「…助かる」

2人の雰囲気に古鷹も何となく察する

古鷹「…あぁ…何となくわかりました」

その後山城は古鷹と木曾によって仮眠しへ運ばれた

〜仮眠室〜

古鷹「下ろすよ?」

木曾「よいせ…っと」

ギシッ

古鷹と木曾はゆっくりとベッドにねかせる

山城「」

メタ「…に、しても…」

ゆっくりと部屋を見渡す提督

朝潮「…zzz」

吹雪「…zzz」

メタ「…私の鎮守府の奴しかいないな」

赤城「…zzz」

メタ「そしてなんでこいつも寝てるんだ」

古鷹「…赤城さん」

木曾「…」

木曾(…あれ?俺らの艦隊全員いるぞ?)

木曾(…流石に全員沈んだと言うのは信じ難いんだが…)



その時!木曾は正気に戻った!



木曾(…そもそも死後の世界ってなんだ?)

木曾(…)

木曾「…////」カァァ

今まで勘違いしてたのが今更恥ずかしくなる奴

木曾「すまん…俺もちょっと寝る…////」

そう言って木曾はベッドに潜って行ってしまう

古鷹「え」

雪風「なんで>>1すぐ眠たくなってしまうん?」

長門「ボウヤだから」

すいません、もう限界…眠たいです、明日もちゃんと更新します…明日は加賀岬もします…

強督「…やっと話しができますね」

メタ「待たせてすまなかった」

ギシッ

強督がゆっくりと机の上で手を組む

大規模作戦完了から次の日、もうすぐそれぞれの鎮守府へ向かう船が来る頃

強督の後ろにはベテラン鎮守府の艦娘が、提督の後ろにはプププ鎮守府の艦娘が並んでいた

古鷹「皆さんが寝ちゃうからですよ…」ボソボソ

提督の後ろで皆横一列に並んでいる中で古鷹が呟く

木曾「…すまない」ボソボソ

赤城「…反省してます」ボソボソ

朝潮「…私は赤城さんのせいなので」ボソボソ

山城「…提督のせい」ボソボソ

吹雪「…右に同じです」ボソボソ

メタ「…君たち」くるり

提督が振り返ると皆ビクッと体を震わせる

赤城「す、すいません…」

メタ「まったく…さて、では…何処から話そうか…」

その提督の発言に強督は少し驚く

強督「おや、まだ何も話して無かったんですか?」

メタ「あぁ」

強督「じゃあ、泊地棲姫から救出したのも…」

メタ「いや、それは話した」

吹雪「…泊地棲姫?」

強督と提督の会話を聞き吹雪が不思議そうにする

メタ「君と戦闘をした深海棲艦の名だ」

その言葉に皆の頭には禍々しいオーラを纏っていた深海棲艦の姿が浮かぶ

メタ「昨日話したが、私がこうして無事に帰ってこれたのも泊地棲姫からベテラン鎮守府の皆が救出してくれたからだ」

そこで今度は強督の後ろでベテラン鎮守府の艦娘達がボソボソ喋り始める

「…救出したって言え無いよね、あれ」ボソボソ

「…私達が行かなくても大丈夫だったよ、絶対」ボソボソ

「…むしろ撃破を手伝って貰ったと思う」ボソボソ

木曾(なにを話してるんだ…?)

メタ「そこで、命を助けて貰ったのに礼をしないわけにはいかないと思い、強督と話をした結果…」

そこまで話をしたら提督は急に表情を暗くする

吹雪「…どうしたんですか?」

吹雪が不思議に思い話しかけたところで強督が喋り出す

強督「私がプププ鎮守府の艦娘を1人…頂きたいと言ったんですよ」

「えっ」

その一言にプププ鎮守府の艦娘達はざわめき出す

強督「もちろん強制はしない、そのメタナイトさんと、その本人が嫌だと言ったら諦めますよ」

メタ「…私は本人に任せる」

そう言ってチラリと山城を見つめる

山城「…え?」

強督「私は山城さん、貴方が欲しい」

今日の更新もこれだけ…

許してほしいゾイ…

皆さんお待たせしました…

今日でイベント編が終わるよぉぉぉお!

山城「わ、私…ですか?」

強督「あぁ、貴方を私の鎮守府に迎へ入れたい」

山城は自分が選ばれると思っていなかったのか黙り込んでしまう

強督「私の鎮守府にも戦艦はいるのだが…やはり数は多い方が心強い、それに聞けば貴女はメタナイトさんとはあまり仲がよろしくないと聞きました」

メタ「…」ピクッ

山城「…」ピクッ

その言葉に提督と山城はピクリと反応する

強督(…どうやら噂通りのようですね)

強督(メタナイトさん、貴女には悪いですが山城さんを頂きますね)

強督(出撃を一度もせず3日で実戦投入可能レベルまで練度を上げられた戦艦…手に入れたい…)

強督「…私の鎮守府には扶桑さんもいますよ」

この一言により山城の様子が一気に変わる

山城「扶桑姉様が!?」

強督(食い付いたっ…!)

強督「えぇ、今回の作戦には連れてきては居ないので今はあえませんが、鎮守府に来て頂ければあえますよ」

山城「姉様…」

強督「さぁ、どうしますか?」

そう言って強督は山城を見つめる

山城「…」

山城は黙り込んで強督をじっと見つめ返す

メタ(………)

メタ(…結局、彼女とは打ち解けられなかったな)

メタ(…しかしそれで良かったのかもしれない、元々私は別の世界の者)

メタ(ちゃんとしたこちらの世界の人の元で…)

山城「申し訳ありませんが、お断りさせていただきます」

メタ「…なっ!?」

強督「…今なんと?」

山城「…お断りさせていただきます」

山城「扶桑姉様にはとても会いたいし、確かに私は提督とは仲がよろしくありません」

山城「小さいし、怖いし、いつも仮面付けてるし意味わからないし…」

山城「ですが、私はこの提督を信じ、信頼しています」

山城「私にとってこの人にしか提督はありえません」

山城「貴方の元では出撃などできません、申し訳ありません」ぺこり


シーン…


場は静まり返り山城はずっと頭を下げている

強督「…そうですか、残念です」

強督は残念そうに首をふる

強督「諦めましょうかね」

山城「…ありがとうございます」

山城は頭を上げる、その顔は少し微笑んでいた

強督「いえいえ、私も無理強いは
したくないですから」

強督は問題無さそうにするが提督は申し訳無さそうに喋り出す

メタ「…しかし、救出の礼は…」

強督「そうですね、実は私の鎮守府に少し手を余らせている艦娘が居まして…」

強督「そちらの鎮守府で代わりに面倒を見てもらう…と言うのはどうでしょうか?」

メタ「そんなことでいいのかい?」

強督「はい、助かります」

メタ「わかった、引き受けよう」

無事問題は解決したようで艦娘の皆は安堵する

強督「しばらくしたらそちらの鎮守府に連れて行きます」

メタ「あぁ、わかった」

ボォォォ…

外から船の汽笛が聞こえてくる

ガチャッ

T督「メタナイトさん、船が付きましたよ」

扉を開けてT督が入ってくる

強督「迎えの船が来たようですね」

メタ「あぁ、先に失礼するよ、またいつか」

強督「またいつか」

そう言って2人は握手を交わす





木曾「断わって良かったのか?」

帰りの船の上、木曾と山城は甲板で海を見つめながら話をしていた

山城「…」

木曾「…山城?」

山城「…あぁぁぁぁあ!断らなきゃ良かったわ!」

木曾「えぇ…」

山城「確かにあの時時間稼ぎしてくれた提督は少し!ほんの少しかっこ良かったけど…」くるり

山城が振り返ると提督が赤城、吹雪と一緒に横に並んでいるのが見える

赤城「いやぁ…いい天気ですね…」

吹雪「そうですね…」

メタ「…疲れた心が癒える」

赤城「…おや、提督なんですかそのサングラス、似合ってますね」

メタ「日光が眩しくてな」

山城「…」

山城「あぁぁぁ!」ダダダダ

山城は急に提督の方まで走り出したら提督を片手で掴み上げる

木曾「お、おい落ち着け…」

山城「提督!強督からの誘い断わってあげたんですから、すぐにでも扶桑姉様を建造して下さいよ!」

吹雪「わぁ」

赤城「荒れてますね」

メタ「わ、わかったわかった…」

古鷹「ふふふ…」

朝潮「ふふふ…」

何処からともなく古鷹と朝潮が現れる

山城「な、なによ…」

古鷹「本当は提督から離れたくなかった癖に…」ニヤニヤ

山城「は、はぁ!?な、何言って…////」

山城は動揺したのか提督を落としてしまう

メタ「いてっ」

朝潮「やっと山城さんも司令官の良さがわかったんですよね、わかります」ウンウン

山城「馬鹿言わないでよ!誰がこんなまん丸仮面を…」

山城が指差す先には痛そうに転がっている提督がいた

朝潮「まぁまぁ、山城さんも司令官を頭に乗せてみたいんでしょ?」

そう言って朝潮は提督を拾い上げる

メタ「お、おい」

朝潮「はいどうぞ」

そう言って朝潮は山城の頭に提督を乗せる

山城「…」

メタ「…」

山城「////」ぷしゅぅぅぅぅ…

赤城「わぁ、山城さんの顔がどんどん真っ赤に…」

山城「ふんっ!」

山城は提督を掴んだと思ったら勢いよく海に放り投げた

ドボォォォン

吹雪「提督ぅぅぅ!?」

古鷹「大変!提督がぁ!提督がぁ!?」

山城「信じられない信じられない頭に頭にうぁぁぁぁぁ////」

朝潮「まだ刺激が強すぎたでしょうか…?」

木曾「…」

赤城「あ、鎮守府だ」

赤城が見る先にはいつもの鎮守府があった

これにて3ヶ月によるイベント戦

『敵艦隊前線泊地 殴り込み編』

終了です!

こんなに長くグダグダになると思って無かった…

次回は小ネタを挟んでからの前みたいに日常パートに戻るぞぉぉぉお!

皆さん待たせてごめんねぇぇぇ!!

うわぁ、やらかした、吹雪が思いっきり提督呼びしてる

最後の最後でやらかした…見逃して下さい

皆さんお待たせしましました、腸炎で入院していました>>1です

少しずつ小ネタを投下していきます

遅くなってすまんゾイ…

秋月「本当にいいんですか?」

大鯨「はい、お好きなのをどうぞ」

秋月「うわぁぁ…」

秋月は目を輝かせながら大鯨の持ってきた沢山のおにぎりを見る

大鯨「本当は提督と食べようと思ってたんですけど…少し作り過ぎてしまって、提督も今は居ないようですし…」

そう言いながら大鯨は提督室を見渡す

秋月「…提督なら長10cm砲ちゃんと一緒に工廠に行きました」

少しションボリしながら秋月が答える

秋月「私が提督に長10cm砲ちゃんの整備をお願いしたので…」

大鯨「なるほど、そうだったんですね」

秋月「はい、長10cm砲ちゃん提督に整備して貰うの大好きで…」

大鯨「いいですよ、気にしないで」

そう言いながら大鯨はションボリしている秋月に微笑む

大鯨「私も約束してたわけじゃないんです、提督がまだお昼してないなら一緒にできないかなぁ…と思って来ただけで…」

秋月「そうだったんですか…」

大鯨「はい、だから気にしないで、さ、好きなの選んでください」

秋月「…はい!じゃあお言葉に甘えて…」

そう言って秋月はおにぎりを一つ手に取る

秋月「いただきます!あむ、もむもむ…」

秋月「んむ!美味しい!美味しいです!」

大鯨「それは良かったです」

美味しそうに食べる秋月を大鯨は嬉しそうに見つめた

コンコンッ

大鯨と秋月が楽しげに会話をしていると提督室のドアが鳴る

秋月「誰でしょうか?」

ガチャッ

日向「提督、いるか?」

日向「…なんだいないのか」

大鯨「提督なら工廠の方へ行かれてますよ」

日向「そうか、隣失礼」

そう言って日向は大鯨の横に座る

秋月「提督になにか用事ですか?」

日向「あぁ、午前の演習の結果を伝えにな」

それを聞いて大鯨は少し驚く

大鯨「えぇ!?じゃあまだお昼食べてないんじゃないですか?」

日向「あぁ、まだ食べ…」

日向の話を最後まで聞く前に大鯨は日向の前に自分の持って来たおにぎりを出す

大鯨「どうぞ!」

日向「これは…良いのか?」

日向は少し戸惑いながら大鯨を見る

大鯨「はい!提督と食べようと思ってたんですけど作り過ぎちゃって」

日向「そうか、なら有難く頂こう」

そう言って日向は一つ手に取る

日向「んぐ…んぐんぐ…ん、うまいな」

ガチャ

利根「提督ー、おるかのー」

大鯨「あら、今度は利根さんですか」

利根「なんじゃ、おらんのか」

秋月「はい、今は工廠に行かれてますよ」

利根「そうか…まぁ良いじゃろ」

そう言いながら利根は提督室にあるテレビに近づいて行く

日向「ん、何だその鈍器」

日向は利根が持っている紫色の箱に取ってが付いてる様な物を指差す

利根「んー、これかー?」

利根は手慣れた手つきでテレビと箱を繋いでいく

利根「これはな、ゲーム機じゃ」

ピッ

利根がテレビをつける

利根「我輩がオフの日は良くここでゲームしとるのじゃ、ここのテレビは大きいからのう、一緒にやってみるか?」

大鯨「わたしこう見えて結構ゲームの腕は自信あるんですよ」

楽しそうに利根からコントローラーを受け取る大鯨

日向「ほう、そうなのか」

同じく日向も利根からコントローラーを受け取る

大鯨「イムヤちゃんや他の潜水艦の子達と時々するんですよ、ふふふ」

秋月「私も島風ちゃん達とレースゲームを良くやりますね」

利根「ほぅ、なら秋月はすぐになれるかもしれんのう」

そう言いながら利根は秋月にもコントローラーを渡す

秋月「あ、レースゲームなんですか?」

利根「そうとも言えるし、そうじゃないとも言えるのぉ」

秋月「?」

カチッ

利根は皆にコントローラーを手渡した後、紫箱の電源スイッチを押す

テレビに小さな紫色の箱が映り楽しげな音と共に転がる

ズン!

最後に大きく跳ねて転がって来た後と繋がり立体的な箱型の形になる、その下にYubarido GAMECUBEと表示される

利根「はじまるぞ」

テレビには広い野原と一本の道が映る

秋月「あれ?」

その道を煙を巻き上げながら一人のピンク玉と箒に乗った二人が飛んでいる

秋月「カービィさんじゃないですか?これ」

日向「うん?…確かにカービィだな…」

テレビのカービィは敵を吸い込み炎を纏って箒に乗った二人を倒す

大鯨「ふわぁ、カービィさんゲームになってたんですねぇ…」

テレビのカービィは今度は緑の帽子を被り剣を手にして敵を切り裂いていく

秋月「おぉー」

日向「見事だな」

利根「フフフ…」

食い入る様に見入る三人を利根はニヤニヤしながら見る

大鯨「あれ!?」

テレビのカービィの横を黒い影が通り過ぎたかと思うとその先の崖から飛び出し空中で迂回して戻ってくる

秋月、日向、大鯨「「「提督!?」」」

テレビに映っているのは格好がいつもと少し違うが、どう見ても普段艦娘達を指揮している提督だった

秋月「えっ!?えっ!?このゲーム提督まで出てくるんですか!?」

日向「なんだこのゲームは?」

大鯨「提督も有名になりましたねぇ」

利根「ハハハハハ!」

三人の様子を見て利根が笑い出す

利根「いやぁ、すまんすまん、このゲームはの、夕張が作ったオリジナルなんじゃ」

そう言ってポンッと紫色の箱を叩く

秋月「えぇ!すごい…」

日向「…なるほど、だからカービィや提督が出てきたのか」

利根は更に胸を張りながら話を続ける

利根「このゲーム機は凄いぞ、艦娘には少々荒っぽい奴も居るかのう、壊れんよう頑丈にしてあっての大和の砲撃が直撃しても動くのじゃ」

大鯨「す、すごい…」

日向(…どうやって処理するんだ?)

利根「そして我輩はゲームのプレイ役を頼まれての、面白いかどうか夕張に報告しとるのじゃ」

秋月「へぇ、そんなことが…」

利根「このゲームは夕張が作った中でもダントツに面白いからのぅ、安心せい」

テレビには

利根「まずはマシン紹介ムービーを見て、その後ドライブで腕を慣らすが良いじゃろ」





利根「皆中々上達がはやいのぅ」

4人とも各々のマシンでステージを自由に駆け巡っている

秋月「私は元々レースゲームよくしてましたから」

日向「操作が簡単だからな、すぐに覚えられる」

大鯨「カービィさん可愛いー」ポチポチ

利根「さて、ではそろそろ本番いこうかのぅ」

そう言って利根はドライブをやめる

大鯨「本番?」

利根「そうじゃ!その名も『シティトライアル』!」

秋月「シティトライアル…」

利根「そうじゃ、まぁとりあえず紹介ムービーを見るかのぅ」






利根「どうじゃ、大体わかったかの?」

秋月「はい、時間内にアイテムを拾ってマシンを育てて行けば良いんですね?」

日向「そして最後にマシンを使ったゲームがあると…」

大鯨「楽しそうですね、早くやってみましょう!」

利根「まぁ、まて」

ワクワクしている大鯨を抑えて利根がニヤリと笑う

利根「どうじゃ、ここで一つ賭けをせんか」ニヤリ

日向「賭けだと…?」

利根は不敵に笑いながら言葉を続ける

利根「そうじゃ、勝者は敗者から間宮パフェを奢ってもらうというのでどうじゃ?」

日向「ふむ…良いだろう、乗った!」

秋月「間宮パフェ…」

秋月(一度は食べてみたかったんだよね…)

大鯨「私は大丈夫ですよ」

秋月「あ、秋月も大丈夫です!」

皆が賭けに乗って利根はつぶやく

利根「決まりじゃな…!」

ぴっ、ぴっ

利根が始める前に設定をいじる

利根「制限時間は7分じゃ、さっき言った通り青い箱が成長アイテムと回復アイテム」

日向「緑が武器アイテム、赤がコピー能力とパーツだろ?」

利根「そうじゃ、他にもランダムイベントが起こる、良いイベント、悪いイベント、色々じゃ」

大鯨「わかりました!」

利根「他にも色々とアイテムの説明をしたが…」

秋月「バッチリです!」

利根「よし、それでは始めるぞ!」

1P利根、ピンク

2P大鯨、黄色

3P日向、赤色

4P秋月、青色

利根「スタートじゃ!」カチッ

利根がボタンを押すと夜の街にカービィ達がマシンに乗っている姿が映る

スタート!

大鯨「わぁ!さっきのドライブと違って夜なんですね!」

日向「今のマシンの性能は…」

秋月「青い箱青い箱…」

大鯨はドライブ感覚、日向は性能を確認、秋月は青い箱に向かって各々にマシンを走らせていく

利根「まずは降りて…」

利根だけはいきなりマシンを乗り捨て周りをぐるりと見渡す

利根「むぅ、特に無しか…」

そう言うとまた同じマシンに乗り青箱を目指し走り出す

今日の更新はこれまで

利根のプレイスタイルは>>1が元です

〜2分経過〜

利根(ライトスター)「そろそろかの…」

利根がそう呟くと急にテレビから大きな音が鳴り出す

ヴヴヴン!ヴヴヴン!

大鯨(ワープスター)「な、なんですか!?」

利根「イベントじゃ!」

日向(ウイングスター)「ぐわぁぁぁぁ!?」

突然日向が叫ぶ、日向のカービィを見るとダメージを受けている

日向「何かに踏まれた!」

利根「踏まれた!?」

画面には怪鳥“ダイナブレイド”出現!アタマをねらえ!と表示される

秋月(ウィリースクーター)「うわ、大きい鳥…」

空が赤黒くなり街に巨大な鳥の姿が見える

利根(初っ端一回目でダイナブレイドに踏まれたじゃと!?)

利根(我輩が…我輩が苦労した事を…易々とっ!!)チラリ

利根は日向の残り体力を確認する

利根「…ふふ」ニヤリ

日向「どうすれば良いんだ?頭を狙えば良いのか?」

利根「そうじゃ、他の部分は当たるとダメージを負うからの、気をつけるのじゃ」

日向「よし、頭だな…」

利根「…ふふふふ」

利根は手慣れた手つきで赤色の箱を壊していく

今日の更新はこれだけ、すまないでゲス…

利根の気持ちが分かる人いるかな…

秋月「うーん、バイク系では頭を狙うのは難しいですね…」

日向「私に任せろ!幸い今のマシンは飛行に長けている、突っ込むぞ!」

そう言って日向は一旦近場のビルに乗りダイナブレイド目掛けて飛び出す

バゴォン!

大鯨「あ」

日向「いけるっ……っ!?」

大鯨「日向さん危なっ…」

ドォン!

日向がダイナブレイドの頭に当たる瞬間、ダイナブレイドの頭を貫通して緑色のエネルギー玉が現れる

ドカン!

日向「ぐはぁ!?」

日向のマシンはダイナブレイドに当たる前に破壊されてしまう

秋月「日向さん!?」

利根「おやぁ?すまんのぅ、ダイナブレイドを狙ったつもりなのじゃがのぅ」

そう言う利根は4階建ての建物の1番上でプラズマをコピーしている

バゴォン!

もう一度ダイナブレイドに向かってエネルギー玉を発射するとダイナブレイドはやられてしまったのか空に飛んで行ってしまう

秋月「あ、飛んで行きました」

日向「利根ぇ…」ギロリ

利根「すまんの、まぁこれも勝負じゃ、回収はさせて頂くぞ」

そう言って日向とダイナブレイドが落としていったアイテムを慣れた様に回収していく

日向「ぐっ…早くマシンを見つけなければ…」

利根(ククク…いい気味じゃ!我輩が苦労して埋めたクリアチェッカーの一つを易々こなした罰じゃ!)

〜2分経過〜残り3分

日向(ワゴンスター)「くそっ…パーツが出ない…」

あの後日向はマシンを見つけ、ひたすら赤箱を壊していた

利根「うむぅ、我輩も探しているが出ないのぅ、今回はパーツは無いのかもしれん」

ピロリロリーン

突然の不思議な効果音と共にテレビに文字が浮かぶ

『ひたすら真っ直ぐなコースを走っています』

秋月「なんですか?これ」

利根「うむ、これはな最後の勝負を決めるゲームの予言みたいなものじゃ」

大鯨「予言…ですか?」

利根「そうじゃ、この予言なら確か真っ直ぐなコースのレースゲームじゃったはずじゃ、まぁ、時々外れるんじゃがの」

大鯨「なるほど、じゃあなるべく速いマシンに育てた方が良いってことですね」

利根「そう言う事じゃの」

日向「うわ、寝てしまった」

日向は赤箱から出てきたスリープを間違えて取ってしまう

利根「いてっ」

日向はそのまま利根にぶつかって利根を寝かしてしまう

日向「すまん」

利根「いや、気にしとらぬよ」

利根はそのまま寝たまま駅に向かいレールに乗ってしまう

利根「起きろー」ガチャガチャ

ヴヴヴン!ヴヴヴン!

『駅が激しく燃えている!火事だ!』

利根「は?」

予言の文章はすいませんがうろ覚えで書きました

空は赤くなり駅が凄い炎をあげる

利根「まてまてまて!?火事だ!じゃない!起きろ!」ガチャガチャガチャガチャ

秋月「あー…」

利根は声を荒げガチャコンするがそれも虚しく駅に突っ込む

ドカン!

利根「あぁぁぁあぁぁ!?」

マシンは火事に耐えられず爆発しその後も利根のカービィは駅の火事に巻き込まれたまま動けずアイテムをロストしていく

利根「あぁぁぁ!ハマったぁぁぁぁ!?」ガチャガチャガチャガチャ

日向「うわ」

大鯨「えげつないですねぇ…」

利根「」ガチャガチャ

利根「」ガチャ

利根「」



秋月「…」

日向「…」

大鯨「…」

火事は終わり再び夜になる

利根「」ポチポチ

利根のカービィはジャンプをしながら歩いていく

秋月「…いただきます」

近くにいた秋月は利根の落としたアイテムを回収していく

利根「」ポチポチ

利根の目は光を失い、近場にマシンも無く、ただ闇雲にカービィを動かしていく

利根「」ポチポチ

日向「…大丈夫か、あれ?」

秋月「目が死んでますよ…」

利根「」ポチポチ

利根「…お?」

利根の画面にマシンの反応が出る

利根「おおお!?」

利根は一直線でマシンに向かう

利根「これは我輩の相棒!」

利根「フォーミュラスター!」

そう言ってジャンプしてフォーミュラスターにのる

秋月「どうやら元気が出た様ですね」

大鯨「良かったですね」

利根(おそらくスタジアムはゼロヨンアタック…加速さえ取ればまだわからぬ!最低6は欲しい!)

〜残り1分〜

今日はここまで、明日には小ネタも終了できるかな…

書いてる内にいつのまにか利根が主役格になってました、もう少し大鯨と秋月を話しに絡ませたかったな…2人が好きな人ゴメンね

ちなみに私の愛機はスリックスター

大鯨「残り1分です!」

BGMも荒正しいものに変わる

利根(普段なら狩りどきじゃが…今はそんな暇は無い!)

秋月「そろそろマシンの最後の替え時ですかね…どうしましょう」

日向「私はこのままで行こう」

大鯨「私はどうしましょう…」

利根「加速加速加速…っ!」




ピピーッ!

笛の音と共にシティトライアルは終了、最後に各々のマシンと性能が表示される

利根:フォーミュラスター

利根「よし!他の性能は駄目だが加速は8!いける!」

大鯨:ジェットスター

大鯨「飛行に自信があったので最後に変えてみました」

日向:ワゴンスター

日向「うむぅ…赤箱を狙い過ぎたか…あまり育ってないな…」

秋月:ウィリースクーター

秋月(この中では私が1番良く育ってますかね…口には出しませんが…)

各々が確認を終えたところで利根がスタートボタンを押す

利根「ゼロヨンならまだ十分勝てる!」

デーデッテテ!

『VSデデデ』

利根「なんでじゃ!!」バンッ

大鯨「あれ?予言外れましたね…」

秋月「わぁ、デデデさんも出るんですね、このゲーム」

日向「しかし『VS』か…陛下と戦うのか」

大鯨「でもこれ、協力して…って書いてありますけど…順位どうやって決めるんですか?」

大鯨が利根に尋ねるが利根は勝利を諦めたのか俯きながら元気なく喋る

利根「…生き残った奴全員が勝ちで良いじゃろ…」

秋月「えぇ…」

利根「…言っとくが強いぞ…攻撃は後ろから当てるのじゃ…奴の前に出てはならん…」

ぴっ

ボタンを押すとさっきまでの街とは違い周りが岩と崖に囲まれた金網の上に移動する

スタート!

利根「よし!デデデさんはど…こ…」

秋月の画面の端にカービィの何倍の大きさもあるデデデがバイクに乗っている

日向「な…でか…」

そのままデデデは利根の方へ移動する

利根「ははは、旋回を取っておらぬからまともに逃げも出来ぬわ…」

バゴォンバゴォンドカァン!

大鯨「え」

利根のマシンは一瞬の内にハンマーで破壊されてしまう

利根「ははは…」

デデデはそのままくるりと旋回し今度は秋月に向かい始める

秋月「わ、わ、わ!?」

日向「くそ!コピーを取らねば!」

秋月は移動し各々どうにか戦う為にアイテムを取り出す

秋月「よし、当たれっ!」

秋月はプラズマをコピーしデデデに向かって最大タメを放つ

バシュウッ!

秋月「あれ?」

しかしエネルギー玉はデデデとは違う方へ飛んで行ってしまう

利根「ぐへっ」

大鯨「え」

デデデには当たらず秋月の近くにいた利根の既にやられてしまっているカービィに当たってしまい、そのまま後ろに居た大鯨当たる

大鯨「いたっ」

秋月「す、すいません!今度こそ…」

秋月は再びデデデに向かって放つ、今度はちゃんとデデデにあたるが、そのまま大鯨に向かってはネルギー玉がカーブしていき大鯨のマシンを破壊してしまう

大鯨「きゃう!」

ドカァン!

秋月「あぁぁ!?すいません!すいません!」

秋月が謝ってる間にデデデは平然と秋月に向かって行く

日向「秋月危ない!」

日向は咄嗟に近くにあったコピーを取る

ホゲェェェェエ!!

日向のカービィがマイクを持ち歌い出す

秋月「あいててて!?」

日向「あ、すまん」

デデデにもダメージを与えられたが秋月にもダメージが入りそのまま空中に浮いてしまう

秋月「あ」

そのままデデデの方へ向かって飛んでいく

バゴォンバゴォンドカァン!

秋月「あぁぁ…」

秋月のマシンもあっけなくデデデに破壊されてしまう

日向「くそっ!後は私だけか…やってやる!」

利根「すまんが時間が無いぞ」

日向「は?」

ピピーッ!

時間切れにより強制的に終了して結果画面に移る

[リタイア]

[リタイア]

[リタイア]

[リタイア]

日向「」




利根「さてと…」

利根「もう一回じゃぁぁ!」

日向「もちろんだ!納得いかない!」

秋月「今度は勝ちます!」

大鯨「勝負です!」

ワーワーギャーギャー…

メタ「楽しそうだな」

長10cm砲「!」コクリ

これにて小ネタ終了!

スタジアムのデデデの絶望感はヤバイ

このスレももうあと僅かなので、ここでの更新は終了して、またしばらく書溜めが出来たら新しく2スレ目を建てようかと思います

皆さま約4ヶ月の間付き合って下さり有難うございました

残りは感想や改善した方が良い部分を書いて下さると>>1が喜びます、よろしくお願いします

>>955
お願いしたい
スパデラ、3くらいしかやったことないがカービィ好きだから元ネタ気になるので是非

>>959
ご要望に応えて書きました、ドゾー

小ネタ

>>612
鈴谷「さむい」

天龍「たかい」

ゴーヤ「怖いでち」

那智「おまえら…」

SDX、メタナイトの逆襲のメタナイツの会話より

>>618
提督はパラソルの上で微笑している

アニメ、星のカービィより(アニメメタナイトは大体高い所に居る

>>704
朝潮は木曾のスカートの右ポケットに手を入れるとピンク色の型の古い携帯のようなものが入っていた

鏡の大迷宮より、仲間を呼ぶ通信機

>>704
携帯の連絡先にある名前

カービィシリーズより

>>704
突如朝潮の後ろに鏡のような扉が現れる

これまた鏡の大迷宮より

>>756
吹雪を助けた技

スマブラより、下必殺のディメンジョンマント

>>888
利根が持っている紫色の箱に取ってが付いてる様な物

任天堂ゲームキューブ

>>900
テレビに小さな紫色の箱が映り楽しげな音と共に転がる

ゲームキューブ起動ムービー

>>900
煙を巻き上げながら一人のピンク玉と箒に乗った二人が飛んでいる

カービィのエアライドより、OPムービー、箒に乗ってるのはブルームハッター

これ以降大体エアライドネタ

以上!かな

ビス「いない…」ズーン

ビスマルクは食堂を出た後も提督を必死に探すも見つけられていなかった

ビス「はぁ…」

しょんぼりして廊下を歩いていると窓の外に人影が見える

ビス「ん…?あれは…」

よく見ると堤防に3人、釣りをしているのがわかる

ビス「…釣りか…良いわね…この鎮守府だけ戦争が起こってないみたい…」

前の鎮守府との違いを感じつつ眺めていると、深雪の頭に何か乗っている事に気付く

ビス「ん…あれは…また人形?なんなのかしらあの人形、響と龍田も同じ物を持ってたし…流行ってるのかしら?」

不思議に思いつつ、ふと目を堤防から横にやると工廠が目に入る

ビス「工廠…もしかしてあっちにいるかも…」

そう呟くと彼女はゆっくりと工廠に向かい歩き出した






\深雪スペシャルゥゥゥ………/

\釣れたぁぁぁぁぁ……………/

すいません、書き込む所間違えました…

早く埋めなきゃ…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月23日 (木) 02:49:56   ID: TaktQeMt

メタナイト自身が戦闘したりしないんですね( )

2 :  SS好きの774さん   2015年08月07日 (金) 23:30:08   ID: ZXrH0gEN

これは…メタナイト出撃フラグ?
沈む前に、もしくは沈んだ所をメタナイトが救出ってな
展開っぽい?

3 :  SS好きの774さん   2015年09月11日 (金) 19:14:47   ID: IHOQIQiJ

メタナイトの逆襲は実はソード取らなくてもよかったりする

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