提督「そうだ、艦娘のにおいを嗅ごう」 (609)


・不快な表現等を含むかもしれません。

・もしかしたらR-18表現アリ。

・大体安価、飽きたら畳むかも。




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提督「やっとステビア海攻略が終わって一息つけた」

大井「そうですね、私が敵旗艦にトドメを刺して、私が報告書作成の手伝いをして、私が」

提督「ありがと、大井。いつも助けられてばかりだな」

大井「え? えぇ……」

大井(嫌味を言ってもいつもこんな感じなのよね……)ハァ

提督「大井もお疲れ様。秘書係はもういいから、そろそろ戻ってもいいぞ?」

提督「最近大井っちが構ってくれないって北上に言われててな」

大井「きっ、北上さんがっ!」

大井「……そうですね、少しお休みを頂きます」

大井「何かありましたら、また呼んでくださいね?」ガチャリコ

提督「あぁ、頼むな」

大井「はい♪ それでは……」バッタン











提督「……行ったか?」ガチャ

提督「」キョロキョロ

提督「……はぁぁ。大井っていい匂いだよなぁ」ムッハァー



提督「なんていうの?」

提督「こう、エアリスみたいな花の匂い?」←?

提督「柔軟剤とかシャンプーとか香水とかが大井の体液と混ざり合って芳醇な匂いがするっていうのか」

提督「それに大井じゃなくても、皆とすれ違うたびにいい香りがするんだよな」

提督「出撃から帰投したばかりの子は潮っていうか、磯みたいな臭いで不快でもなければ気持ちのいいものでもない」

提督「それが入渠上がりからはすごい良い匂いに包まれて、もうね」

提督「すれ違いざまはいつも深呼吸するみたいに息を吸うんだ」

提督「すると風に乗った香りがふわっと薫る」

提督「たまらんなぁ……」

提督「まだ、鼻が馬鹿になってるだけで……この執務室も残り香があるような」

提督(廊下で一回新鮮な空気を吸って、吐いて……)スゥゥゥ……ハァァー

提督(執務室に戻ると……?)スゥゥ…

提督「……あふぅ。たまらんこの香り」

提督「全身こんないい香りなのかな……添い寝とかされたら安眠できそう……」ウットリ

提督「足のつま先から、頭のてっぺんまで……とてもいい匂いなんだろうなぁ」

提督「嗅いでみたいなぁ……」

提督「……嗅いでみるか」



提督「妖精さんに決めてもらおうと思います」

妖精「突然なんでしょうか?」

提督「艦娘のいいにおいを堪能したい」

妖精「はぁ」

提督「おすすめの場所とかあります?」

妖精「うーん……」

妖精「いいにおい、ってどんな?」

提督「妖精さんが感じた、いいにおいのする場所を教えて頂けたら」

妖精「そう言われましても」

妖精「あ……あそこなんてどうかな」



どこのにおいにする?(身体の部位)

>>+1


妖精「腋なんてどうかなぁ……」

提督「ワキ! これはまた芳醇な香りのしそうな場所ですね!」

妖精「この前嗅いだら8x4のダイヤモンドマリンの匂いがした」

提督「むっひょー! 知らないけど名前聞いただけですごくいい匂いがしそう」

妖精「沽券に関わるので誰とは言いません」

提督「あ、そう……? でも探せばいいか」

妖精「つらく厳しい道のりだと思え」

提督「はぁ……」

提督「作り物のにおいもいいんだけど」

提督「天然モノのにおいってどうなんだろう」

妖精「やめなされ、やめなされ……」(震え

提督「腋のにおいについて、少し調べてみようかな」

提督「艦娘の調査はそれからだ」ウム




腋の臭いの種類を調べています……しばらくお待ちください


・腋のかおりリスト


01~20:無味無臭

21~40:制汗剤の香り

41~60:マイルドなチーズのような、何か癖になる臭い。不快ではない

61~80:鉛筆、おがくず様の臭い。不快。

81~00:なかなかなアンモニア臭。ツーンとして目にもくる。劇薬か何か?



コンマぞろ目(偶数):むわっとした甘い香り

コンマぞろ目(奇数):ドブ水に納豆を混ぜた臭い






提督「分類するとこんなものか」

妖精「載ってないにおいもまだまだたくさんありそうですね」

提督「細分化しすぎても仕方がないので、一応こんなもんで」

妖精「最初は誰の腋のにおいを嗅ぐのですか?」

提督「そーだなぁ」ウーン




艦娘名 >>+2



提督「まずは榛名のにおいを嗅いでみようと思う」

妖精「おぉ~」

提督「この前艦娘の資料の一つとして榛名の下着が公開されたのはご存知で?」

妖精「もちろんです」

提督「既に下着の一つを曝け出されてる彼女なら腋のにおいも頼めば嗅がせてくれると思うんだよね」

妖精「そう簡単にいきますかな?」

提督「表裏のない接し方をしてくれてるなら、慕ってくれてるはずだから」

提督「腋くらいなら嗅がせてくれると思うんだよね?」

妖精「ハイ、ハルナハダイジョウブデス」(裏声

提督「そうそう、そんな感じで……よし」

提督「彼女を呼ぼう」

妖精「陰で見てますね」(隠れ






──



榛名「提督、榛名をお呼びでしょうか?」(首かしげ

提督「大した用事じゃないんだ、少しね」

榛名「そうなのですか?」

榛名「榛名でよろしければ、お相手しましょう」ニコ

提督(可愛いなぁ……天使が微笑むとこんな感じなのだろうか)

提督(そんな彼女の腋のにおい……興奮してきた)ゾクゾク

提督「榛名……」スッ…

榛名「はい? ……なんですか?」キョトン

提督「……すまん、ちょっと失礼するな」ガシッ

榛名「えっ、えっ……!?」(目瞑り

榛名「こ、こんな、いきなり……///」フルフル

提督(こんな腋がら空きの格好で来るなんて)

提督(嗅いでくれって言ってるようなものじゃないか……!)

提督(まずは閉じた状態で、漏れるにおいから……)クンカクンカ



榛名の腋のにおい判定  >>+1



提督「……?」クンカ

提督(においが、しない……?)クンクン

提督(嘘だ、何かしらあっていいはず……こういうものなのかな?)スンスン

榛名「……っ」(目瞑り

提督(バンザイさせて……開けたところで一気に吸い込む!)スゥゥゥ

榛名「……?」(目開き

榛名「え、あ、あの……提督……?」

提督(やっぱり何もにおわない……?)ペロリ

榛名「ひぁぁっ!? て、提督!?」

提督(味もない……少しずつ湿り気を感じるこれは汗以外の何物でもないはずだが)ペロ…

提督(舌でいくら掬い取っても……甘さもしょっぱさも、何も感じないな)ジュル…ズゾゾ…

榛名「~~~~~~っ///」(首ブンブン

榛名(こんな……いきなり腋を舐められるなんて……!)

榛名(提督、気を確かに、うぅ……!)

提督(これ以上は無駄か……いや)

提督「そうだ、次反対側……」ペロリ

榛名「えぇっ!?」

提督「ダメかな……?」

榛名「……は、い。榛名は……大丈夫、です」




──



提督「ふぅ……」

妖精「いきなり腋を舐める上級者だとは思わなかった」

提督「それがね、においがなかったんだよ」

妖精「ふーん……」

提督「結局、榛名に変態と罵られるだけだった」

妖精「それで済んだのだから」

提督「うん。霞とかにいきなりやったら多分殺されてたと思う」

妖精「次はちゃんと許可を貰いましょう」

提督「そうします。とりあえず、榛名の腋は無味無臭と……」カキカキ

妖精「書き残す必要ある?」

提督「無味無臭とかインパクトのない感じだと忘れちゃいそうで」

提督「脳を直接刺激するような、強烈なにおいなら忘れないと思うんだけど」

妖精「たしかに……」



次の艦娘名 >>+1

いったんここまで
部位決め→においリスト作成、コンマで出たものでちょっとずつ書けたら
部位変更はある程度書いてから次の部位に移ります。



提督「榛名は本当にツルツルの腋で、毛の剃り残しもなく……」カキカキ

妖精「熱心に書くんだねぇ」

提督「もちろん」


コンコン


提督「誰?」

『大和です。作戦終了の報告に参りました』

提督「大和か……ちょうどいい」(呟き

妖精「やるんですね」(隠れ

提督「どうぞー」


ガチャリ


大和「失礼します」

提督「お疲れ様。お茶でも淹れようか、ソファで楽にしてて」

大和「いえ、そんな……お気になさらず」

提督「そうもいかないよ。外、暑かっただろう? 冷たい麦茶でいい?」

大和「あ……有難うございます」




──



大和「報告は以上です」

提督「……お疲れ様。ついこの間まで大和たちに頼りきりだったのに、またすぐ出撃三昧でごめんな」

大和「いいのです、むしろ感謝しています……」

大和「こうして艦隊の、提督の力になれることが嬉しくて、大和は……」

大和「それに今は武蔵や心強い仲間に囲まれて、とても幸せです」

提督「……そう言って貰えると助かるよ。此度もMVP、おめでとう」

大和「はい、頑張りました……」

大和「提督、他に大和がお力になれることはありませんか?」

大和「私にできることであれば、何でもしたいのです」

提督「ん? 今……」

提督「そうか……じゃあ」

大和「」ゴクリ

提督「……においを嗅がせて欲しい、かな」

大和「におい、ですか……?」

提督(あえて腋とは明言せず、許可を貰えたらさりげなく……)

大和「あ、あの、大和、いい匂いなんてしないですよ……?」

提督「構わないさ」キリッ

大和「提督がそう仰るのでしたら……どうぞ?」

提督(許可は貰えた、いざ参る)





大和の腋のにおい判定  >>+1



提督「大和、バンザイできる?」

大和「こう、ですか?」?

提督「そのまま頼むよ……」(顔埋め

提督「」スゥゥゥゥ

大和「提督!? そんな、汚いです! おやめください!」アセアセ

提督(……またしても、ない)スーハー

提督(しかし同じ無臭でも榛名とはまた違った感じというか、そんな空気)

提督(においの元ともいえる汗も……無味)ペロリ

大和「んぅっ♡ て、てぇとく……?」

提督「ごめん、少し我慢してくれ」ペロペロ

大和「そ、そんなとこ舐めたら……お体に触りますよ……」ビクビクッ

提督(見事なまでにツルツル、なんて滑らかな舌触り)ジュルル…

提督(ずっと舐めていたくなる……)レロ…

大和「も、ぅ……っ」(身捩り

大和「気が済むまで、好きにしてください……♡」モジモジ

提督(ならそうさせて貰おう)ペロペロ




──



提督「大和も無味無臭、しかし熱気は榛名が勝ると」カキカキ

妖精「熱気?」

提督「榛名のほうが若干温かく感じた」

妖精「におい関係ないね」

提督「それくらいしか違いという違いが見当たらず」

提督「二連続で無味無臭か」

妖精「手入れしてそうだし、そんなもんじゃないかな?」

提督「だとするとこれ以上の調査は……」

提督「一旦打ち切って、違う部位にしてみようか」

妖精「どこにするの?」

提督「どうしようか迷う。先程ので劣情が鎌首をもたげてな」

妖精「むらむら?」

提督「コトを及ぶ際ににおいを嗅ぐのは問題ないだろう。しかし、あくまで目的はにおい」

提督「ソコのにおいを嗅がせて下さいは無理だろうし、嗅げるとしても流れで及んでしまいそう」

妖精「激流に身を任せて同化すればいいと思います」

提督「むぅ……どうしたものか」




部位変更  どこのにおいにする?(身体の部位)

安価忘れてました、直下の首筋にさせて貰います
リスト用意するのでいったんここまでで

・首筋のかおりリスト


01~20:無臭

21~40:石鹸の香り

41~60:爽やかな汗の香り。不快ではない

61~80:きっつい香水の匂い。微妙なところ

81~00:すえた汗の臭い、正直不快。



コンマぞろ目(偶数):フェロモン満載で汗と石鹸の入り混じった、本能を刺激する匂い

コンマぞろ目(奇数):これは加齢臭。どこかで嗅いだ覚えがある






提督「腋と比べたら比較的マシなものばかり出てきたな」

妖精「におい、人それぞれ」

妖精「大和や榛名のとき腋と一緒に嗅げばよかったと思います」

提督「お楽しみは少しずつ。でも大和は我慢できなくなるからヤメテって言ってたね」

妖精「食べられちゃいます」

提督「そんなまさか」ハハハ




首筋のにおいを嗅ぐ艦娘  >>+1



妖精「それで、誰に?」

提督「迷う」

妖精「それなら瑞鳳」

提督「瑞鳳か……いいな」

提督「しかしなぜ彼女を?」

妖精「卵焼きを日夜研究している彼女なら」

提督「……!」ハッ

提督「毎日卵焼きを食べているはず……?」

妖精「そんな彼女の首筋の香りは一体」

提督「どんなにおいが……?」

妖精「そういうことです」

提督「なるほど……これは興味深いです」

妖精「たまごやき?」(声真似

提督「食べりゅうううううううううう!!」



ややあって。




瑞鳳「呼んだ?」

提督「少しお願いがあって」

瑞鳳「ん? 瑞鳳に?」

提督「あぁ……」(近寄り

瑞鳳「っていうことは──」

瑞鳳「卵焼き?」

提督「それはまた今度で……」(抱き締め

瑞鳳「えっ、な、なに? どうしたの?」(困惑

提督「瑞鳳……」

瑞鳳「はい……」(畏まり

瑞鳳(なんだろう、すごく安心する……)ポヤポヤ

提督(小柄で……華奢な身体だな)ギュー…

提督(そんな彼女のこのうなじ……首筋のにおいは果たして)スンスン



瑞鳳の首筋のにおい判定  >>+1


瑞鳳の首筋のにおい:無臭




提督(……ない)スンスン

提督(なぜだ……これはこれでなんだか納得できてしまう)

提督(いい匂いのする子たちに紛れてただけだと)

提督(しかし……それでは、あのいい匂いは一体誰がどこから……)クンカ

提督(それに、いい匂いしかしないなんていうのはにわかには信じがたい……)

瑞鳳「あ、あのぅ……提督?」モゾモゾ

提督(においの素ともいえる汗は……どうだ?)ペロリ

瑞鳳「んひゃあっ!?」ビックン

提督「ん……少し、しょっぱい」チュパッ

瑞鳳「え、えぅぅ……///」

提督(少し手前のほうはどうかな)ペロ…

提督「……変わらないか」

瑞鳳「変わらないか、じゃなくって! いきなりなんなの!?」(突き飛ばし

提督「あぁ、いや、すまない……」

瑞鳳「もう!」(赤面涙目

瑞鳳「シャワー浴びてきます!」プンスカ

瑞鳳「ケッコンしてるわけでもないのに、こんな……二度としないでよね!?」バタァンッ!

提督(すればしていいんだ……)

いったんここまで




──



妖精「無臭ですか」

提督「はい」

妖精「卵焼きの味した?」

提督「塩気を感じる程度で……」

妖精「……」

提督「しかし無臭の子が多い」

妖精「どんなにおいを求めて?」

提督「いい匂いを求めてる一方で、心のどこかでとても強烈なにおいを期待していたり」

妖精「なるほど」

妖精「それならあの子なんてどうでしょう」

提督「あの子?」



次の艦娘名  >>+1


妖精「ずいっずいっ」ズイズイ

妖精「瑞鶴ずい」

提督「瑞鶴か……」

提督「また理由をお聞きしても?」

妖精「そろそろ改二がくるとの噂」

妖精「改二で身体的特徴に変化が出る子は結構いたり」

提督「胸部装甲が分厚くなる子はいたけど……まさか」

妖精「にほひが変わるかもしれざりはべり」

提督「なるほど……確かに」

提督「改装前に嗅いでおく必要がある、と」

妖精「そういうこと」

提督「ならば早速瑞鶴を呼ぶか……」

妖精「ずいっずいっ」ズイズイ




──



瑞鶴「提督さん、ご用ってなぁに?」

提督「大した用じゃないんだ、ごめんな」

瑞鶴「そうなの?」

提督「うん。率直に言うと抱き締めさせて欲しい」キリッ

提督(そして首筋のにおいを思いっきり嗅がせて欲しい)

瑞鶴「えぇぇーっ!?」(狼狽え

瑞鶴「な、なんで!?」

瑞鶴(大したことじゃないって、大したことよ!?)

提督「なんでって……したいから」

提督(目的達成の為に)

瑞鶴「う、うぅ……そんなストレートに言われても……///」

提督「嫌なら無理には──」

瑞鶴「ん……いい、わよ……」

提督「お、ありがと。それじゃ失礼して……」ギュッ

提督(密着してれば、怪しまれずにうなじのにおいが嗅げるからな)

瑞鶴(近い、近いわよっ……///)

提督(それじゃ、においのほうを……)スンスン



瑞鶴の首筋のにおい判定  >>+1



提督「……」

瑞鶴「提督さん……」ギュー…

提督(なぜ……何がなんだか)

提督(またしても、無臭……)

提督(新雪の透き通るような白い肌、正直な感想これはエロい)

提督(こんなエロいうなじから、何もにおわないとは……)

瑞鶴「……///」サスサス

瑞鶴(なんだろう、すっごくいい匂い……)

瑞鶴(心の奥底から、安心して信頼できる、いい香り……)

瑞鶴「おとう、さん……」ギュー

提督(瑞鶴の親父さん?と同じにおいがするってことか、俺)

提督「はーい、パパでちゅよー」

瑞鶴「……キモッ」

提督(!? なんだと、この……)ペロッ

瑞鶴「ッ!? なにナニなに!?」(突き飛ばし

瑞鶴「なによこれ! ヌメヌメするぅっ!?」ウヒャー

提督(味はほとんど感じられず、か)(舌なめずり

瑞鶴「提督……まさか」ワナワナ

瑞鶴「全機爆装、準備出来次第発艦!」

提督(途中までいい雰囲気だったのになぁ)



妖精「どうでしたかパパ」

提督「やめてください」

提督「しかし、またしても無臭」

妖精「本当?」

提督「鼻が壊れてるとか?」

妖精「これ、嗅いでみて?」(素足差し出し

提督「どれ……」クンクン

妖精「どう?」

提督「すっぱむーちょと納豆を混ぜたみたいな凶悪な臭いがする」

妖精「その例えはどうかと思うけど概ね合ってる、自分でも臭いと思うけど癖になる臭い」

提督「鼻は健全、問題ないとなると……」

妖精「場所変更?」

提督「しかなさそうですね」

提督「腋に続いて首筋までも無臭ばかりとなると流石に」

妖精「次はどこにされます?」

提督「そうですね……」



部位変更  どこのにおいにする?(身体の部位)  >>+2



提督「鎖骨、なんてどうでしょう?」

妖精「これはまた定番にしてマニアックなところを責めますね」

提督「この時期気温も高くなってきて、汗をかき始めますから」

提督「首筋を伝った汗は鎖骨の窪みで止まり、やがては乾燥して」

妖精「濃厚なにおいが残ると……」

提督「鎖骨を隠してる子も多いけど、祥鳳とか摩耶みたいに丸出しにしてる子をみると」

提督「すごくそそられるんだよね。多分だけど甘い香りがしておいしそう」

妖精「他にも鎖骨出してる子、いっぱいいますね」

提督「問題はどうやって嗅ぐか」

妖精「睡眠薬混入で寝てるところを」(迫真

提督「それはさすがに……お、ああしよう」

妖精「?」

提督「やるときお見せしましょう」

妖精「期待」

妖精「そういえば、艦娘も同じこと言ってました」

提督「なんて?」

妖精「提督の鎖骨が、とてもおいしそうだと」

提督「野郎の鎖骨なんて美味しくないって」

妖精「どうだか」

提督「それじゃ、鎖骨にはどんなにおいがあるのか調査調査」




リスト作ってきます

・鎖骨のかおりリスト


01~20:無臭

21~40:ボディソープの香り

41~60:爽やかな汗の匂いで不快感はない

61~80:蒸れた汗の臭い、少し癖になりそう?

81~00:すえた汗の臭い、不快です……



コンマぞろ目(偶数):フェロモン満載で汗と石鹸の入り混じった、本能を刺激する匂い

コンマぞろ目(奇数):磯で貝の腐った臭い






提督「首筋とあんまり大差ないですね」

妖精「鎖骨ってにおいっていうより見て楽しむものだと思うんです」

妖精「腋とか足の裏とか、においがきつくなるところは限定されてますので」

提督「その腋でさえ無臭でしょう?」

妖精「二人しか調べてませんから」(真顔

提督「確かにそうだけど……」




鎖骨のにおいを嗅ぐ艦娘  >>+1


コンコン




初雪「お邪魔します……」ガチャリコ

提督「突然どうした?」

初雪「ちょっとコーラ貰いに……」

提督「こらこら」

初雪「冷えてるの、ここの冷蔵庫にしかないんだもん……」

妖精(お手並み拝見)(隠れ

提督「……そうだ、初雪」

初雪「なーにー?」

提督「持っていっていいから、一つお願い聞いてくれる?」

初雪「内容次第……」

提督「抱き締めて欲しいんだ」

初雪「……」

初雪「……えっ!?」

提督「……いい?」

初雪「えっと、えぇ……あの、その……」

提督「できそうにないか?」

初雪「やろうと思えば……できるし」

提督(チョロい)




──



初雪「こんな感じ……?」(抱きつき

提督「も、ちょい……頭を包むようにできる?」(膝立ち

初雪「こう……でいい?」

提督「あー……うん、この辺がいいかな」

提督(あまり上過ぎても頭がぶつかるし、ここらで……)

初雪「その格好、つらくないの……?」

提督「大丈夫」

初雪「変、なの……」

提督「いきなり悪いけど、その状態で上を向ける?」

初雪「うえ……?」(見上げる

提督(よしきた、鎖骨がら空き!)シュバッ

提督(初雪、お前の鎖骨存分に嗅がせてもらうぞ……!)クンカクンカ

初雪(あ……川内さんだ……こっち見てる……)ポケー




初雪の鎖骨のにおい判定  >>+1



初雪の鎖骨のにおい:無臭



提督「うそだっ!」ペロリ

初雪「え……?」

提督(みんな無臭じゃないか、どこもかしこも!)ベロベロ

初雪「なに、気持ちわる……いぃっ!」←引っぺがそうとしてる

提督「味も! ちょっとしょっぱいだけ! ありえん!」←しがみついて舐めまくる

初雪「た、助け……っ!」

川内「ドーモ。テートク=サン。センダイです」シュタッ…

提督「あ、ドーモ。センダイ=サン……」

川内「ハイクを詠め カイシャクしてやる」(E.ニンジャソード

提督「こ、これはその」

川内「言い訳など無用!」イヤーッ!

提督「アバーッ!」

初雪「愚かな男、提督……oh、ナムアミダブツ」

妖精(ショッギョ・ムッジョ)




──



妖精「大丈夫?」

提督「ソーマト・リコール現象を体験した」

妖精「危なかったね」

提督「しかし、それでも退けない」

提督「無臭だけなんて、そんな世界はあるはずがないんだ」

妖精「そこまでして、一体何が彼を突き動かすのか。知る者はいない」

提督「お花畑があることを僕は知っている」

妖精「むせ返ってゲボ吐く地獄があることもお忘れなく」

提督「私は知らねばならないのだ。においフェチとして」

提督「世界の全てを」

妖精「知らないほうが幸せなこともあるんだよ」

提督「ごもっともで……」

提督「さて、次は誰にしようか」



次の艦娘名  >>+1



バタァン!



提督「!?」

金剛「ヘーイ、テートクゥ!」ツカツカ

提督「なんだ、金剛か……!?」

金剛「チョット、今いいですかー?」ズイッ

提督(なんだろう、すごい気迫が……!)

金剛「私今、すっごく怒ってマース……」(ビキビキ

提督「ヒエェェェェ……」

妖精(こわ、隠れよ)ササッ

金剛「提督が色んな艦娘をペロペロしているという話を聞いてマース……」

金剛「本当?」

提督「あっ、ひゃ、はい……」ガクガク

金剛「……ふー」

金剛「……どうして私に、一番に相談してくれなかったのですか……?」

金剛「提督……」ウルウル

提督(……あれ?)


金剛「もう、わかってるでしょ?」

金剛「それとも、私じゃイヤ……?」

提督「待て待て、一体何がなんだか……」

金剛「だから! そういうことがシたいなら私がお相手努めるって言ってるんデース!」

金剛「私、提督にそういうこと……ずっとされたくて、今まで……」

提督「金剛……」



金剛になら本当の話をしてもいい、そんな気がした。

提督は全てを洗いざらい話した。

金剛も別段反応を見せるでもなく、性癖なら仕方ないネーとわかってくれたようだ。



金剛「それでも私を頼ってくれないのは悲しいデース……」

提督「ごめんな……」

金剛「ううん、いいの……ハイ、湿っぽいのはこれでオシマイ!」

金剛「てーとくぅ……♡ 私の鎖骨、どうぞ?」(曝け出し

提督(ここまでオープンに嗅がせて貰えるのは初めてだな……疚しい気持ちが一切なくて清清しい)

提督「それじゃ……」

金剛「ン……」

提督「」クンカクンカ



金剛の鎖骨のにおい  >>+2

いったんここまで
明日になるかどうか



金剛の鎖骨のにおい:すえた汗の臭い、不快です……


提督「んぶっは……」オッホ…

提督(かはっぁ……これは……っ)

金剛「ど、どうデス……?」

提督(結構スゴイな、俺も汗だくになったシャツとか放置してたら臭くなるから言えないけど)

提督(……)クンクン

提督「ぶっふぉ」

金剛「提督?」

提督「あ、あぁ、いや……暑くなってきたし、アレだ」

提督「出撃帰りでそのままここに来たとか……?」

金剛「イェース! じゃなかったら4人もペロペロされる前にここにきてマース!」

金剛「まだシャワー浴びてないから、ちょっと自信がないかもネ?」クスクス

提督(自信とかそういうレベルを過ぎてるけどまぁ)

提督(さっぱり洗い流せばきっと無臭に……ならなくても微臭に……)

金剛「そ、それで……提督は私のこと……舐めてくれないのデスカ?」

提督「!?」



提督(あわわ……あわわわ……)フルフル

金剛「……やっぱり、や?」

提督(こんなうるうるした瞳で訴えるなんて、反則だろぉ……畜生……!)

提督(覚悟を決めるしかない……)

妖精(男を見せろ、提督よ。私は忠告したはずだ)

提督「ン、っく……」レロ

金剛「あっ……♡」

提督(少し……べたっとしてる……けど)

提督(味はそこまで……うぷ)

金剛「く、くすぐったいでーす……♡」モジモジ

提督(自分の唾液と金剛の臭いが混ざって臭さがジョグレス進化してる)

提督「こ、金剛……」ハァ…ハァ…

金剛「提督も、すごく興奮してる……」

提督(違います)

金剛「ぁ、アノ……この先も、提督さえよければ」

提督「それは今はまだ早い」キリッ

金剛「今はまだ……うん、わかった」

提督「よし、こんなもんでおしまい。ほら、入渠しておいで」

金剛「不完全燃焼デース……でも仕方ないネ」

金剛「その気になったら……また呼んでネ?」

提督「ウン、ワカッタ」




──




妖精「スゲェ、アンタすげェよ……!」(感涙

提督「これでも皆を愛して止まないからな……」(中破

妖精「自らが進むと決めた道を曲げないとは、男を見たよ」

提督「でしょ?」

提督「しかし、強敵だった……今ならまだ遅くはない気がする」

妖精「まあアレが現実」

提督「でも……引き分け四連続からの大敗北」

提督「このままで引き下がれるほど、俺は出来た人間じゃないんだよ……!」

妖精「まだ続けるのか!?」

提督「存在は確かなんだ……あのフローラルな香り、アレこそまさしく……!」

提督「未だ知らぬ桃源郷……その境地に辿り着くまでは」

妖精「そこに行き着くまで……一体どれだけ……」

妖精「死ぬんじゃないよ……」

提督「うん、がんばる……」

提督「とりあえずもう鎖骨はいいかな」

妖精(少し懲りてる)



部位変更  どこのにおいにする?(身体の部位)  >>+2




提督「……お尻だ」

妖精「レベル上がってませんかねぇ?」

提督「こケツに入らずんば虎子を得ず」

妖精「そこには虎子どころか危険しかないと思うのですがそれは」

提督「もしかしたら追い求めるスメルがあるかもしれない」

提督「その一抹の希望を見捨ててはならぬ」

妖精「うん、そこに決めたのなら文句は言わないよ」

妖精「して、*は含むのか?」

提督「絶対に臭いので含みません」(確信

提督「あくまでぷりんぷりんのお尻のみです」

妖精「ふーむ……」

提督「個人的には山城の尻とか気になってて」

提督「あーでも尻と決めたら全員気になる」

提督「とりあえず、お尻のにおいについて調査かな」

妖精「ロクなの出てきそうにないですね」

提督「その分いい匂いが少しでも出てくれれば輝くってものです」



リスト作ってきます

今日はここまでで
もうちょっとにおいのバラエティを豊かにできるようがんばります

>引き分け四連続
正しくは引き分け五連続

リストはあくまで進行の為のものなので、これより先からは提督側の把握していないにおいや常識では考えられないようなものが含まれる場合がございます
何卒ご了承くださいませ


・おしりのにおいリスト

01~10:なんでだろうか、嗅ぎなれたはずのカレーの匂いがする。
11~20:すっぱい汗の臭い。くさい、むせる。
21~30:基本小便臭い。特定の艦娘の場合のみ、その艦娘を髣髴とさせる特有の香りになる(例:瑞鳳の場合→卵焼きの匂い
31~40:石鹸のいい匂い。
41~50:蒸れた無臭。むわっとしてるけど何も臭わない。
51~60:おしりのはずなのにチーズくさい。なんでだろうか。
61~70:大便の残り香がぷーんと臭う。
71~80:あまったるい香り。香水かなにか?
81~90:細菌の繁殖した、後の祭りの臭い。すっぱい汗とは次元が違うようだ。
91~00:すれ違いざまに香るあの匂い。匂いの素を嗅いだことはないので気になる。


但しコンマぞろ目の場合は以下を適用

コンマぞろ目(偶数):雄を誘うフェロモンが満遍なく溶け込んだ芳香。
コンマぞろ目(奇数):拭き忘れたんじゃないかと疑う程のうんこの臭い。




提督「とりあえず調べたけどあまり出てこなかったですね」

妖精「汚いモンばっかじゃない」

提督「場所が場所ですし……もしかしたら、知らないいい匂いがあるかも」

妖精「まーだそんなこと言ってる。鎖骨で痛い目見たんじゃないのか」

提督「アレはアクシデントっていうか……早く次の子呼びましょう」

妖精「なかったことにしたいらしい」



おしりのにおいを嗅ぐ艦娘  >>+3
(特殊判定としてコンマ数が高いほどケツ毛ボーボー)



妖精「それで次は誰に」

提督「大鳳にしようと思う」

妖精「あっ」(察し

提督「なんでそんな顔をする」

提督「金剛のは正直不意打ちすぎた」

提督「そこで、ガスが溜まりやすいという彼女をまず調査する」

提督「誰もがガス臭いと想像するだろう、しかしそれはない」

妖精「その根拠は?」

提督「ない」キッパリ

妖精「あのさぁ……」

提督「しかしガス漏れ云々由来で大鳳が臭いかもなんていうのは風評被害も甚だしい」

提督「本当はいい匂いのする子なんだって、ここで証明する」



妖精「すると?」

提督「自信がつく。謂れ無い疑いも晴れ、同時に他の艦娘のにおいを嗅ぐ自信に繋がる」

妖精「出来すぎじゃない?」

提督「うまくいけば一石二鳥なわけですよ、きっとこうなりますって」

妖精「失敗したら?」

提督「……っぴ、ピュ、ぴゅりらー」3~♪

妖精「……」

提督「……早速準備しよう」(切替

妖精「枕持ってどうするのさ。まさか枕投げ?」

提督「ゑ?」

妖精「枕投げでぶちのめして下着剥ぎ取るとか?」

提督「いや……その発想は一体」(ドン引き

妖精「じゃあどうやってお尻なんてトコのにおいを嗅ぐのかな」

提督「一緒に寝てくださいって頼んで、寝たところで寝巻きを剥ぎ取るだけですけど」

妖精「うわぁ……」(ドン引き

提督「ぶちのめすよりかはまともな方法だと思います」

妖精「同衾の理由がお尻のにおいを嗅ぐだったなんて、乙女の純白な恋慕を弄んだのですね!?」(裏声

提督「今更です」

妖精「はい」



その晩。



大鳳「せ、狭くはないですか……?」

提督「大丈夫だよ」

提督(本当に、あっさり招き入れてくれた)

提督(こんな簡単にいくなんて……信頼の賜物なのかな?)

提督「ついでに、俺のことなんて気にしなくて大丈夫だよ」

大鳳「そんな……お疲れでしょう?」

提督(こうやって、気遣ってばかりで)

提督(そんな心優しい彼女のお尻のにおいは)

提督(きっとラベンダー畑の匂いがするに違いない)

提督「気遣われるほうが疲れちゃうかな」

提督「せっかく気に掛けてくれてるのにごめんな。もう寝ようか」

大鳳「あ……はい、おやすみなさい……」

提督(この時点では、布団のいい香りでよくわからない)

提督(後は寝落ちしないように待つだけ)




──



大鳳「zzZ」スピー

提督(寝たか)モゾモゾ…

提督(真っ暗だけど……見える、旅団員の不意をつけるくらいには闇夜に目が慣れてるぞ)パチクリ

大鳳「zzZ」スカー

提督(ちょうどうつぶせ……胸部装甲があったら厄介だったな)

提督(彼女だからこそできる格好だ……他にも出来る子はいるけど)

提督(手汗やべぇ……くそ、起きるなよ……)グイッ

提督「」(脱がせ脱がせ

提督(まさかのノーパンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!)

提督(そしてお尻の真ん中の、割れ目辺りで生え揃う無数のこの毛は……!)

提督(ケツ毛、だよなぁ。綺麗に揃えられてるような……手入れしてるのか?)フサフサ

提督(そこまで量はない……じゃなくって! 目的はにおいだよ全く……)

提督(そこまでプリケツではないが……十分なまでの肉感、柔らかな双丘……)プニプニ

提督(どれ……)クンカクンカ


参考 >>186
大鳳のおしりのにおい判定  >>+2



提督(!?)クンクン

提督(……)クンカクンカ

提督(…………)スーハースーハー

提督「ン~~~~~~ゥ……」hshs

提督「トレビアァァンんん……」(神にメルシー

大鳳「zzZ」

提督(追い求めた匂いを見つけてしまった)

ケツ毛「俺のナカ、嗅いでみろよ」ッフ

提督「ふむ……」(鼻突っ込み

提督「」スゥゥゥゥ

提督(全身を駆け巡り血液に溶け込むのがわかる……素晴らしい)

提督(この匂い、一体……しかし)

提督(素はなんだ? 艦娘を代表しているこのいい匂いの素は!)

提督(大鳳が寝ている間の犯行ゆえ、この匂いなに?なんて聞くわけにもいかない……!)

提督(辿り着いた、ようやく辿り着いたはずなのに……)

提督(なんなんだこの敗北感は!?)

大鳳「ん……っ」ピク





ブッ、ぷううぅぅゥゥぅぅ……プスー……

今日はここまで
提督の受難はもう少しだけ続くそうです。




──

翌朝。



妖精「どうしたの、その顔の腫れ」

提督「起きたらこうなってた」

妖精「あらま。夜這いに失敗?」

提督「そうじゃないよ。大鳳が目を覚ましたとき、俺は彼女のお尻に顔を埋めて寝ていたらしい」

妖精「それでボコボコにぶちのめされたと。どうしてまた、そんな」

提督「わからない。ただ、寝ている彼女のお尻を嗅いだ時に、追い求めていた匂いがしたんだ」

妖精「なんと……」

提督「それで、ひっそり茂るお尻のふさふさに鼻を突っ込んだんだ」

妖精「えっそれは」

提督「もっと濃い、いい匂いがしたよ。あれがもう少し熟成した匂いだったらやばかったね。襲ってた」

妖精「えぇ……」

提督「それで、そのまま匂いを堪能してたはずなんだけど」

提督「気が付いたら朝で、顔の至るところは腫れてて、大鳳は怒ってて」

妖精「……それで、匂いの正体は?」

提督「聞こうとしたけどダメだった。寝てる間の犯行だし、宥めるので精一杯だった」

妖精「残念……しかし、お尻かぁ……」

提督「もう一回、お尻の調査が必要ですね」

妖精「そう、だね……」




次の艦娘名  >>+2

艦娘名のところの記載にありませんが大鳳同様にケツ毛判定あります



妖精「次は誰のお尻のにおいを?」

提督「迷ってる。でも、大鳳のおかげでだいぶ自信がついたよ」

提督「妖精さんは誰がいいと思います?」

妖精「うーん……前線で活躍している子を考えがちだけど」

妖精「ここは間宮か伊良湖なんてどうかな?」

提督「それだ……」

提督「鎮守府の指揮を握っていると言っても過言ではない間宮、伊良湖ペアの存在をすっかり忘れてた」

妖精「どっちにする?」

提督「もちろん間宮さん!」

妖精「だと思った」

提督「優しくて、綺麗で、料理がすごく上手で、おっぱいでかくて……」

妖精「それだけなら当てはまる子はいっぱいいるような」

提督「着任当時、間宮さんと俺、初期艦の電と三人でご飯を食べたりしてたんだ」

妖精「パパとママとその娘かな?」

提督「周りから見たらそう見えると思うくらい仲良くしてたし、彼女もそう思ってると信じたい」

提督「だからお尻のにおいを嗅がせて欲しいって言ったら、させてくれると思うんです」

妖精「それはないと思います」



その晩



提督(結局、手法が大鳳と同じになってしまった)

間宮「懐かしいですね、うふふっ」

間宮「こうして、二人で寝るなんて……いつぶりでしょうか?」

提督「二年ぶり、かな……」

間宮「時の流れというのは、早いものですね」

提督「感慨深いですね……」

間宮「……相変わらず、提督は変わらないですね」

提督「と言うと?」

間宮「私を始め、女の子に囲まれた生活なのに……誰にも手を出さないところとか」

間宮「堅実なままですよね……とても、良いことだと思います」

提督「そう、ですかね……まだ誰ともケッコンしてませんし、それも仮初のモノですから」

提督「そう易々と手を出すわけにはいきません」

間宮「……人にとってはそうでも、艦娘が唯一叶えられる形がそれしかないのです」

間宮「仮初なんて、悲しいこと言わないで下さい……」

提督「あ、いや……そう聞こえてしまったのなら、申し訳ない」

間宮「いえ……ただ、私がもし提督とそういう関係になれた時」

間宮「仮初だなんて言われたらと思ったら……ごめんなさい」

提督「間宮、さん……」

提督(あれこれいけるんじゃね?)

間宮「っ明日も早いことですしすみません、もう寝ましょうか」

提督「そう、ですね……」

提督(ごめん、間宮さん……)




──



間宮「zzZ」スヤァ…

提督(どでかい胸部装甲、もといおっぱいが弊害になると思いきや)

提督(別にうつぶせじゃなくても、横向いてれば脱がせられるから問題なし)ワキワキ

提督(それでは失礼して……)(脱がせ

提督(こ、こんな……暗くてよくわからないが、ピンクか? フリルまでついてて)

提督(くそ、なんてエロい下着なんだ……え?)

提督(な……なんだ、この下着からはみ出てる『コレ』は……!?)(驚愕

提督(まさか……毛!?)サワサワ

間宮「zzZ」ムニャムニャ

提督(え、これ……)(脱がせ

提督「やべぇ……間宮さんのamazonでマングローブを見つけちまった……」(慄き

提督(に、においを……うぅ、どうも気が進まない……)(天然密林を掻き分けて

提督(まずはこのまロいプリケツから……)クンカクンカ



間宮のおしりのにおい判定  >>+2




間宮のおしりのにおい:すっぱい汗の臭い。くさい、むせる。



提督「ッあ"っは!!」ゴボ

提督(こ、堪えろ、起きちゃう……!)(口押さえ

提督「~~~~~~~~~ッ!??!」

提督(っう、はぁ……うぷ……っ)ゲッホ

提督(くっさ……なんでこんなすっぱいんだよ……)

提督(いつも甘いものを出して喜ばれてる間宮さんが……うぅ……)(幻滅

提督「ご、ごめん……間宮さん……」

提督(密林のにおいを嗅いだら間違いなく、嗅覚が死んじゃう……)

提督(出来るだけ早く、封をして……この場から離れなければ)イソイソ

提督(嗅がなきゃよかった。そうすれば理想を抱いたまま溺死できたのに……)

提督(嗅いでしまったら、もう戻れない……)

提督(さよなら……)(くっ布抜け




──


翌朝



提督「知らぬが仏」

妖精「あっ」(察し

提督「アレはなかったことにしよう。そして、また今日から今まで通りの付き合いを続けよう」

妖精「せやな……」

提督「別に、くさい臭いが嫌いなわけじゃないんだ」

妖精「うそつけー」

提督「本当だよ。ただ、限度というものがあるっていうか」

提督「俺ね、近いうちに艦娘の誰かとケッコンしたいんだ」



妖精「唐突だね」

提督「うん……ケッコンしたらさ、夜の営みもあるわけじゃん」

妖精「まぁね?」

提督「……そこで臭かったら、俺、耐えられないと思うんだ」

妖精「っていうことは?」

提督「今日から……アソコのにおい調査に踏み出そうと思う」

妖精「大本命きたこれ」

提督「臭いのは当たり前だと思う。人間と同じだもん」

提督「でも、やっぱり臭すぎるのは無理なんだ」

妖精「触って、舐めて、挿入してってするのは無理?」

提督「耐えようと思えば……でも姑息だし、相手に失礼だと思う」

妖精「そんなもんさね」

提督「場所も場所だから、最初に平気な子に巡り合えたらご縁だと信じてケッコンを申し込もうと思う」

妖精「受理されるかな?」(ゲス顔

提督「だといいなぁ……」



妖精「でもそんなとこのにおいを嗅ぐなんてシチュになったら後戻りできないじゃん?」

提督「その一回きりで関係を終わらせるよ」

妖精「あれ、でもさっき」

提督「触るのも、舐めるのも、一夜の過ちなら問題はないよ」

提督「ケッコンしてそれを続けるとなれば話は別だけど」

提督「それにゴムをするなら、まぁなんとか……」

妖精「舐めるのところで吐きそうだな」

提督「いざとなったらしない」

妖精「ゲスい」(確信

提督「今更だし、お互い気持ちよくする為には避けなければならないこともあるさ」

妖精「何悟った風に語ってんだよ童貞風情が」

提督「ごめんなさい」

妖精「冗談だって……まぁ、そうと決めたのならいいんじゃない?」

提督「うん、そうする。きっと、いい匂いのする子にすぐ出会える気がする」

妖精「毛の量は考慮しないの? あ、剃ってもらえばいい話か」

提督「いや……生えてるほうが興奮するかも」

妖精「例えばだけど、ろーちゃんボーボーだったらどうするよ」

提督「剃ってもらうかも」

妖精「どっちだよ」

提督「相手次第としか」

妖精「せやな」

今日はここまで
リスト作ってきます。においのキツくない子が出たら終了とさせていただきます
キツいの出た場合はその分だけ提督が苦しみと悲しみを背負います

既出の子をまた出すのでも大丈夫です

・艦娘のアソコのにおいリスト

01~10:舐めることを戸惑うレベルのピザポテト臭。酔ってたり余程気分がハイじゃないと普通舐めない。
11~20:なんでうんこの臭いがするのですかねぇ。
21~30:触っただけでも三日は臭いが取れないドリアン臭。マン臭事変。
31~40:仄かなカレーの臭い。やる気がなんとなく削がれる。だってカレーだよ?
41~50:無臭に限りなく近い、むわっと特有の匂いがする。甘い匂い?
51~60:公衆便所の臭い。すえた小便臭さというのか。
61~70:ドブに住まうザリガニが死んで腐敗した臭い。冗談ではなく胃酸がこみ上げる。
71~80:無臭。至って問題はない。区別するなら臭いではなく、匂いの領域。
81~90:嗅いだだけでギンギンのアソコも萎えるワキガ臭。しばらく上の空で、何も考えられなくなる。
91~00:マニアックな人ならいけるんでしょう?でも僕は無理。そんなチーズ臭さ。


但しコンマぞろ目の場合は以下を適用

コンマぞろ目(偶数):追い求めていたあの匂いが。加えて、女性特有のピュアなフェロモンが混じった至高の香り。
コンマぞろ目(奇数):傷害罪が適用されると噂の臭い。これこそ知らなくていい世の常の一つである。




提督「今回は下調べなんていらない」

妖精「強く出たね」

提督「調べて酷いのが出てきても、避けられないから」

妖精「具体的な線引きはどの辺から?」

提督「臭いじゃなくて、匂いなら決めるつもりだよ」

妖精「なるほど」

提督「最初にここを訪れた子に、交渉を求めようかな」



最初に嗅ぐ事になる艦娘  >>+2

おまんまんの毛判定忘れてました、いりそうですかね
いるなら安価踏んでるコンマ採用、いらないなら無毛で書いていきます
>>+1~3で、勝手な都合申し訳ない

了解いたしやした、ありがとうございます
もう遅いのでにおいだけ決めて今日はおしまいにしますね、今日分はもう少しだけお付き合いください




──


コンコン



提督「誰だ?」

『比叡です。司令、今お時間よろしいですか?』

提督(比叡か……金剛好きな彼女に果たしてうまくいくだろうか)

妖精(それ抜きで、彼女のことは?)

提督(料理さえ改善されたら文句はありません)

提督「入って」

比叡「失礼しまーす……」カチャリ…

比叡「……司令、単刀直入にお伺いします」

比叡「金剛姉様のこと、好きなのですか?」

提督「? 嫌いじゃないし、好きなほうだけど」

比叡「それなら……許します」

提督「?」

比叡「お姉様が、司令に鎖骨を舐められたとすごくはしゃいでいまして」

比叡「もし司令がお姉様のことを遊びだというのであれば、成敗を」

比叡「それと……どうやってそこに至ったのかとアドバイスを」

提督「あぁ……」

提督(悪いことは言わない、やめておけ……)

提督(しかし、ふむ。これは……)




提督「金剛のことは、好ましく思ってる」

提督「でも……実は、比叡が大好きな金剛に嫉妬してたんだ」

比叡「え?」

提督「比叡、俺……比叡が好きだ」

比叡「えっ、えっ?」

提督「俺の好きな比叡が、金剛しか見てなくて……」

提督「比叡に好かれながら、その気持ちを女性同士だからとか、姉妹だからって躱せる金剛に嫉妬した」

比叡「そんな……私……」

提督「比叡が出来ないことを、俺は金剛にできる優越感から」

提督「鎖骨を舐める、なんて卑怯なことをしてしまったのだろうな……」フッ…

妖精(嘘八百を並べてまぁ)

提督(残ったのは後悔だけってのが空しいよな)

比叡「……ごめんなさい、司令。私、司令の気持ちを」

提督「いいんだ。金剛が大好きな比叡が、俺の好きな比叡なんだから」

比叡「そうじゃないんです、聞いてください!」

比叡「……私、司令が私のことをそう想ってるって言って下さって」

比叡「私も、その気持ちに応えたいって思ってるんです……!」


提督「聞かせてもらっても?」

比叡「……仮に、艦娘たちが勝利を収めて深海棲艦との戦いに終わりを迎えたとします」

比叡「艤装を解体された艦娘は、人に戻るという噂が本当なら──そこで私はどうなるのかと、昨晩考えました」

比叡「司令とお姉様はそこまで進んでる仲ですから、くっつくのも時間の問題ですよね?」

提督(そうなんか? くっつく前提にされてるけど……)

比叡「私、一人ぼっちになるんじゃないかって……」

比叡「敬愛する人と、大好きな人がくっついてどこかにいっちゃう……」

比叡「お二人が幸せなら私も幸せだなんていえるほど、私は大人じゃなくて……っ」

比叡「でもお姉様は先程言われた通り女性ですし、お姉様ですし、何より私はただの妹で……!」

比叡「それならいっそ、奪う形になっても司令をって考えてた矢先にそんなこと言われたら!!」

提督「比叡……」

比叡「わ、私でいいのですか?」ウルウル

比叡「本当に?」

提督(思ったより重そうだな……これで決められなかったら……)

妖精(お前ならどう選択する!? 答えろ、ルドガー!!)

提督(いやでも臭いのはやっぱ無理でしょ)

提督(臭くないことを祈ろう)

提督「比叡、愛してる……」(抱き締め

比叡「私も……司令……こんな幸せ、あぁ……っ」ギュー…



その晩。




比叡「ほ、本当にシちゃうんですか……?///」

提督「何を今更、もう止まれないぞ?」

比叡「でも、やっぱり不安です……」

提督「……比叡は戦争に勝つことを考えてた」

提督「間違っちゃいないよ、俺もそのつもりだ」

提督「でもやっぱり、いつ死ぬかわからない状況に身を置いていて」

提督「やることやらないで死んだら損だと思わないか? 俺も比叡もこんなところで死ぬ気なんてないのはわかるけどさ」

比叡「それは……仰るとおりですけど」

提督「比叡が嫌なら無理にとは言わないけど?」

比叡「……わかってるくせに」ブー

提督「拗ねた比叡も可愛いな」ナデナデ

比叡「もう……///」

提督「……脱がすよ」

提督(いざご開帳)シュル…




比叡のあそこのにおい  >>+2

今日はここまで
提督をいち早く安心させたいです

酉忘れ、念のため。


比叡のアソコのにおい:仄かなカレーの臭い。やる気がなんとなく削がれる。だってカレーだよ?




提督「綺麗だ……」

比叡「ひぇぇぇ……///」

提督(普通を知らないけど、自分基準では毛は至って普通な感じ)

提督(毛深すぎないこの程よさ)サワサワ

比叡「ひぇ……っ///」

提督(びらびらしてなく、この未熟な感じを伺わせる比叡は初めてかな?)

提督(さて、ではにおいを……)クンクン

提督「……ん?」

比叡「そんなぁ、そんなところぉ……ひええ……///」

提督(仄かだが、なんでカレーの匂いが!?)

提督(紛れもない、この嗅ぎなれた香り……カレーだな)ペロリ

比叡「ひえええええ!!」

提督(匂いのせいかカレーの味がする……参ったな)

提督(茂みはどうかな……)クンカクンカ

提督(少し濃いカレーの匂いだな、スパイスの主張が素晴らしい。こうなるとご飯が欲しくなるな)

比叡「ひえっひえっ……///」




──



提督(しかし困ったな……やる気が起きん)ビンビン

比叡「ヒェッ……ひぇー……♡」ビクビク

提督(夢中で舐めてるうちに比叡も出来上がっちゃってるし)

提督(手短にゴムつけて終わらせるか)(ゴム装着

提督(アソコがカレーの匂いって、悪くはないけど良くもない……いや、どちらかというと悪いか)ヌププ…

比叡「ひええええええええっ!?」

提督「あったかくて、きっつい……っく」ズプン

比叡「くぅぅううう……司令、痛いですよぅ……」グスン

提督「あぁ、ごめん……」パチュンパチュン

比叡「だ、抱き締めて……少し、優しく……」

提督「ごめ、久方ぶりでもう……っ」ビュルッ

比叡「ひえええええええんっ」(泣き声

提督「っう……ふぅ」ヌポン

提督「……」クンクン

提督(ゴムが少しカレー臭くなってる……)

比叡「ひぇぇ……」


翌日。



間宮「はい、今日の晩御飯はカレーですよ」ニコニコ

提督「…………」

間宮「あら……?」

提督(比叡の臭いだ……なんか食欲失せたな)

間宮「食後、もう一度お寄りくださいね。デザートがありますから」

提督「ああ、うん……」

提督(デザートも酸っぱいんだろうなぁ)

妖精「相席いいかい?」

提督「あぁ……」

妖精「どうだったよ」

提督「今話すべきことではないです」

妖精「あっ」(察し

妖精「仕方ないさ。確かめる機会を得たときにはもうね」

提督「ご理解いただけて何よりです」

妖精「今度は誰にするの?」

妖精「たまには自分からアタックしてみたらどうよ。におい抜きにしたらこの子がいいな、みたいな」

提督「正直みんな違ってみんな魅力的だし……でも」

提督「そうだな……抱く方向で考えたら……あ、いたかも」




次の艦娘名  >>+1


提督「秋月だな」

妖精「ロリコンDAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

提督「そうじゃなくて」

妖精「ではなんだというのだ、このイレギュラーめ! ロリコンは世界に害をなす!」

提督「秋月って粗食な感じがするじゃん?」

妖精「うん、まぁ」

提督「おまけにあの貧相さ」

妖精「うん」

提督「きっと余分なもの摂ってないから臭くないと思うんだ」

妖精「なるほど。じゃあ雲龍は? あの子も粗食だろう?」

提督「あの子は……発育良いから、何かしらあると思う」

妖精「そっか。でも牛乳だけででかくしようとしてる某駆逐艦が聞いたら怒ると思う」

提督「あの子はでかくなんないと思う。素質のある子は元からでかい」

妖精「いつか刺されるな」

妖精「仮に秋月が臭くなかったにしても、いつか粗食をやめてそれが原因で臭い始めたらどうするの?」

提督「……考えてなかった。まぁ大丈夫じゃん?」

妖精(ダメだろ)




──


その晩。




秋月「今夜は月が……月が綺麗ですね、司令」

提督「……それって、やっぱりそういう意味なのか?」

秋月「え?」

提督「それは遠まわしに貴方が好きです、と言ってるようなものだと誰かに聞いた覚えがある」

提督「有名な文豪の尊い訓えだそうだ」

秋月「わ、私ったら司令にそんなことを……!」

提督「知らなかったのか……次からは言わないようにしないとだな?」

秋月「あ、いえ……司令」

提督「ん?」

秋月「今夜は月が綺麗ですね、司令♪」ニッコリ

提督「秋月っ!」(ルパンダイヴ

秋月「きゃっ♪」

提督「駆逐艦のくせしてこんな発育のいい身体で誘いやがってもう我慢──」

提督(はつ、いくのいいからだ……? そうだよな、駆逐艦の割りに……)

提督(いや、気のせいだろう)



秋月のアソコのにおい  >>+3

参考までに>>275

今日はここまで
どうせ みんな くさくなる


秋月のアソコのにおい:舐めることを戸惑うレベルのピザポテト臭。酔ってたり余程気分がハイじゃないと普通舐めない。



秋月「そ、その……」ヌギヌギ

秋月「忘れられない夜にして下さい……♡」ファサ…

提督(!?)

提督(比叡より多い……ぞ)

提督(駆逐艦の中でも一段と大人びた容姿の秋月はアソコも大人だったか……)

提督(においのほうは…………!!?!?)クンクン

秋月「いきなりそんなところ……ふふっ♪」

提督(ちょ、え……く、くさい)クンカクンカ

提督(くさいんだが……なんか癖になる……)クンカクンカ

提督(あ、これスナック菓子の凝縮された臭いだわ。チーズをふんだんに使用してるアレの臭い)クンクン

提督(舐めんの厳しいなぁこれ……)

秋月「司令、そんなまじまじと見られたら……恥ずかしぃ……」

提督(何に対しての恥じらいなのだろうか)


提督(良好なムード、月明かりの漏れる屋根の下……台無しだ)

秋月「司令……?」

提督(前戯する気も……ていうか、見た時点で濡れてたし)(胡坐かき

提督(どうすっか……)ハァ…

秋月(これは……司令に奉仕をすればいいということでしょうか?)

秋月(そうですよね、逢瀬に立場は関係ないという考えは不躾だったみたいです)

秋月(気持ちよくしてもらうなら、まずは相手にしてあげてから、です!)フンス

秋月「司令……♡」ズイッ

提督「ん、ちょ……近い」(のけぞり

秋月「司令のここ、こんなご立派になられて……///」

提督「えっ? あ!」

提督(飢えた男の悲しい性かな、この程度じゃ萎えないようだ)ビンビン

提督(目の前には人形みたいな美少女で、におい除けば抱くには文句ないことがタチ悪いな……)

秋月「楽にしてくださいね、司令♡ ……あむ、んっ」パクリ

提督「うぁ……っ」ビクッ

秋月「ンっぐ、んぶ……っぷ、はぁ……♡」レロレロ

提督(口淫は……あぁ、きもちー……)ゴロン

秋月「そのままでいてくださいね……んぅ……」パクリ

提督(一発抜いて貰って終わるか……)ビクンビクン



提督(口淫矢の如し……あっという間かな)ドピュ

秋月「きゃっ! ……ちゅ、るっ」ペロリ

秋月「司令……どうでしたか?」ニコ…

提督「あぁ……最高だったよ……」(賢者

提督「秋月、こっちおいで」

提督(後は抱き締めてそのまま寝落ちしたら、夢見心地はきっと……)

秋月「まだです、司令♡ むしろ、これからなんです……♡」(跨り

提督「これから?」

秋月「んしょ……挿いっちゃい、ます……ンぁん♡」ニュプ…

提督「へぇあっ!?」ゾクゾク…

秋月「あぁ……ああぁ……っ」ズプププ

提督「え、え……?」

提督(生だろ!? は、え、いやまってちょっと何が起きてるのかわからない)

秋月「お、奥までぇ……司令、見てください……♡」

提督(見てるよガン見してるよ、接合部見てかつてないほど焦ってるよ)




秋月「はぁ、はぁっはうぅ……っく、司令♡ しれぇっ♡」ズチュッズチュッ

提督(あれ? この臭い……さっきより若干芳醇なチーズの臭い)

提督(しかも生挿入……俺のうまい棒がピザ味とチーズ味の狭間に……)

提督「」(やや放心状態

秋月「あは♡ どんどん硬くなってます、しれえぇ……♡」パチュパチュッ

提督(臭いが部屋に充満してきた気がする……空気に色をつけられるなら今この部屋は山吹色してるよ?)

提督(いっそ中折れでもしてくれたら……ん?)チラ…

提督(あ、あれは……?)


月明かりに照らされた無数の菓子類(主にスナック菓子


提督(部屋こそ小奇麗で整ってると思ったものの)

提督(ずらりと並ぶこの菓子類……あれが臭いの元凶なんだろうなぁ)(冷静

提督(プリングルスタワーとかあるんだもん)

提督(なのに……気持ちよさだけは誤魔化せないし、情けないことに果てそう……)

提督「う、うぅ……」(涙

秋月(司令……嬉し泣きだなんて、そんなっ♡ 秋月、感無量で……あっだめぇっ!)ビクビクン

提督「っく、締まる……うっ……」ビュル…

秋月「あ……♡ しれい……秋月に合わせてくれたのですね……♡」ハァハァ…

提督「あ、ぁ……」





──



妖精「大丈夫? なんか顔色よくないけど」

提督「よく眠れませんでした。まるで悪夢を見ていたようです」

妖精「またかぁ……」

提督「当分の間はチーズの類が食べられないと思う」

妖精「臭いものはうまいっていうよね」

提督「息子はご満悦のようでしたが……どうやら生で食べてしまったみたいで」

妖精「でも腹壊すのは艦娘だよね」

提督「艦娘なら生でも問題ないってさ。兵器が孕むわけないって言ってて」

妖精「戦うだけを考えたらそうなんだろうけどさ」

提督「うん、なんか切なくなってさ。そんなことないよって言ったんだ」

妖精「よく言った」

提督「そしたら感極まった秋月がもう一度って、後は勢いでそのまま……」

妖精「そりゃそうなるわ」

提督「一度乗り越えたら怖いもんないわってヤケクソ気味だったし、秋月は喜んでくれたからよしとする」

妖精「壊れる前に早く嫁を見つけるんだ」

提督「祈ることしか出来ないけど頑張る」




次の艦娘名  >>+3



妖精「そこで提案がある」

提督「ん?」

妖精「嫁にするなら若い子のほうがいいだろう?」

提督「年上も好きですが……ていうか艦娘に俺より年上いるの?」

妖精「いないだろうけど、より若いほうがね?」

妖精「若い子なら毛もあまり生えてないだろう」

提督「しかし秋月……」

妖精「一般的に考えてだよ」

提督「まぁ……うん……腑に落ちないけど」

妖精「ということで、駆逐艦をおすすめする」

提督「そーだなぁ……なら春雨かな」

妖精「ほう、お目が高い!」

提督「料理上手、淫乱そうな毛髪、健気でとても懐っこいところに親しみを感じる」

妖精「淫乱そうて」

提督「姉妹もエロそう」

妖精「わかる」




翌朝。




──



春雨「朝から麻婆春雨が食べたいだなんて、珍しいですね?」クスクス

提督「久しぶりに食べたくなって……そんなことで呼び出してごめんな」

春雨「いえ、そんな……食べたいのであれば、いくらでもお作りします」ニコニコ

春雨「これから調理に取り掛かりますね。何かありましたら仰ってください」(エプロン装着

春雨「えぇっと、春雨にきくらげ、片栗粉と──」フンフン♪

提督(エプロン姿で調理に勤しむ春雨の姿……エロい)ムラッ

提督(男なら絶対にエロく感じる、それくらいなんか、こう、くる!)ムラムラ

提督「……」(近寄り

春雨「あ、どうしました?」

提督「春雨……」(あすなろ抱き

春雨「きゃ……司令官? あの、動きづらいです……?」

提督「麻婆春雨の前に……春雨が……」サワサワモニュン

春雨「だっ、ダメですよぅ!///」モゾモゾ




春雨のアソコのにおい判定  >>+2

今日はここまで いつものリスト >>275

いい匂いくさい臭い、どっちにしても嫌いじゃない
しかしあまりに知らない世界が多すぎる



春雨のアソコのにおい:ドブに住まうザリガニが死んで腐敗した臭い。冗談ではなく胃酸がこみ上げる。




提督「ダメなら力ずくで押し返して逃げれば?」シュル…

春雨「んもぅ……司令官……♡」(スイッチON

提督「素直は子は好きだよ」(耳舐め

春雨「ひゃぅ……ん、ん♡」(腰砕け

提督「おっと、立ったままじゃつらいな」

提督(どれ、座ったことだしまずは……!?)

提督(なんだこのもさもさは!?)(驚愕

春雨「ふぇ、司令……」(恍惚

提督(なんだこの……ピンク色の綿菓子みたいなコレは!?)

提督「春雨、すごい、な……」

春雨「ハァ……ハァ、最近は長期遠征ばかりでぇ……♡」

提督(そういう問題!?)

提督(ちょ、どこにアソコあるかわからん……んああ邪魔すんなこのもじゃもじゃ!!)

提督(間宮さんより遥か斜め上を行くこの毛は……やはり駆逐艦はこれだから信用ならんのだ)(確信



春雨「司令官、焦らさないでください……」(手掴み

春雨「ここ、です……ひゃんっ♡」

提督(今にちゃってしたぞにちゃって)ニチャァ

提督(ぬるぬるじゃなくて、洗っても落ちない機械油みたいな粘性を)

提督(これ……大丈夫なのか……?)クンクン

提督「ッマ゜!?」

春雨「司令官?」

提督(あ、あっ……うぁ、ああ)(動悸息切れ目眩

提督「っは、はー……は、おェぶっ」

提督(あーダメだ気持ち悪い、頭真っ白で、ヤバイこれ)

提督(この唾液吐くときに出てくるあの唾液だ、あダメだこれ)(離脱

提督「お、あ……」(口押さえ

春雨「あっ! 司令官、どちらへ!?」

提督「ちょっ……」バタン!

春雨「あ……もう、司令官のいじわる……」

春雨「ん、ふぅ……っく、あぁん……♡」クチュクチュ…




──


提督(まさか臭い嗅いだだけであんななるとは……うぷっ)ジャーゴボゴボ

提督(毛の量もさることながら、あのオイニーはあかん)キュッ…

提督(ありゃ人類の敵だ……もう二度と嗅ぎたくないな)ジャー…

提督(舐める? 挿入? 馬鹿言わないで下さいよ)フキフキ

提督(今までの子とは次元が違います)

提督「ふう……ひとまず、落ち着いた」

提督「子供の頃、ドブでザリガニ釣りしてたことがあったけどアレに近いようでもっと酷い臭いだ」

提督「アレを直に嗅いでたらと思うと……うぇっぷ……」

提督(そろそろ部屋に着くな、どうしたものか……ん?)

『司令官! あァっ司令官! ひゃううん! ああぁぁああん!!』

提督「この声、まさか……」ガチャ

提督(くっせぇ! ぁ……ダメだ吐く!)バタン!

『司令官……司令官!? まってぇ!!』ドタドタ

提督( 待 ち ま せ ん )(トイレ直行


一週間後。




提督「お久しぶりです」

妖精「おひさ。嫁見つかった?」

提督「少し断念しておりました」

妖精「え」

提督「少しトラウマを植えつけられたといいますか。恐怖症ですかね」

妖精「一体何が……」

提督「消臭芳香剤でも全く歯が立たなくて……腐敗臭といいますか」

提督「秘めたるポテンシャルを解放されたらどうなるのか」

提督「いい事例だったと思う。そして同じ過ちは繰り返してはならない」

妖精「うわぁ……うわぁ」

提督「今までなんだかんだで流されて致してたけど」

提督「本気で生命の危機を感じ取って逃げました」

妖精「よく逃げられたね」

提督「実は匿ってもらったんだ。部屋も臭いが酷くて住めそうになかったから」

妖精「ほうほう」

提督「命からがらといいますか。ひたすら逃げて、それでも撒けなくて」

提督「近くの部屋に転がり込んで……」

妖精「なるほど……誰が匿ってくれたのか気になる」




次の艦娘名  >>+3




──


以下回想





提督「あ"ー……はぁー……」グッタリ

蒼龍「大丈夫ですか? はい、麦茶です」スッ

提督「あぁ……助かった、助かったよぉ……ありがとぉ……」ゴクゴク

提督「っぷはぁ……蒼龍、この恩は一生忘れない」キリッ

蒼龍「そんな、大げさですよ。気にしないで下さい」

蒼龍「少し落ち着くまでここにいますか?」

提督「落ち着くまでとは言わずに、居させて貰えるなら気が済むまで居たい」

蒼龍「それは……どうしようかなぁ?」ニコニコ

提督「な、なんでもする! 居させて貰えるなら!」

蒼龍「ん?」

蒼龍「ん~……ならいっかなぁ……ふふっ」

蒼龍「後悔しちゃダメですからね?」


その晩。



蒼龍「提督、お昼に何でもするって言ってたの、早速お願いしてもいいですか?」

提督「あ、うん……何をすればいい?」

蒼龍「そうですね、まずはお布団にでも入りましょう?」モソモソ

蒼龍「お隣、どうぞ?」

提督「あ、ぁ……」モソモソ…

蒼龍「……提督は私のこと、どう思っていますか?」

提督「?」

蒼龍「色んな子がいるこの鎮守府で……私はうまくやれてるのかなって」

蒼龍「艦隊の力になれてます?」

提督「そりゃ文句なしに……活躍してくれてると思う」

提督「改二になってからはより一層……」

蒼龍「空母の中じゃ、中途半端なんです。私って」

提督「俺は……バランスが良い、と感じてる」

提督「性能面が全てじゃないし、皆と仲良くやれてて連携が取れるなら何も言うことはない」

提督「だから蒼龍、そんなに気にしなくていい」


蒼龍「そっか……そうだよね、うん!」

蒼龍「ありがとう、提督♪ ふふ、やっぱり提督の口からそう言って貰えると嬉しいなぁ♪」キラキラ

提督「……これからもよろしくな」

蒼龍「はい!」

提督「それじゃおやすみ……」

蒼龍「あ、えぇっと……提督、もう一ついいですか?」

提督「ん?」

蒼龍「その……私のこと、どう思っていますか?」

提督「?」

蒼龍「今度のは……個人的に、私のこと、どう感じているのかな、って」ドキドキ

蒼龍(頑張れ、私! こんなチャンスはもう二度とないかもしれないから……!)

提督「どう、って……」

提督(おっぱいでかい?)

蒼龍「わっ、私は……提督のこと……っえい!」ガバッ

提督「んおっ!?」

蒼龍「……何でも、してくれるんですよね?」(胸押し付け

提督「あぁ、うん……」

提督(春雨の悪夢が……蒼龍もそうだったら……!)(震え

提督(覚悟を決めろ、俺……っ)

提督「その、そういうことだよな……」ギュ…

蒼龍「……はい」




いつもの >>275
蒼龍のアソコのにおい判定  >>+2

今日はこんなで
いつになったら終われるんですかねぇ……



提督「蒼龍……」

蒼龍「ていとく……」ギュ…

提督(春を思わせる、淡い緑のネグリジェが蒼龍のイメージとマッチしててすごく、むらっと……)ムラムラ

提督(後はこれで臭いがなければ……あるいは匂いなら……)サワサワ

蒼龍「んっ……」

提督(あっ……この感触、もう嫌な予感が……)ワシャワシャ

提督(間宮さん、と同じくらいかあるいはそれよりかは少ないか程度……うーん……)モサモサ

提督(臭いはまだ嗅ぐな、ただ毛が多いだけだと思って……)チュク…

提督(どの道避けられやしないんだ、例えこの手が臭くなってしまおうとも……うぅ……)クチュクチュ

蒼龍「やぁ、んぅぅ……っ、提督ぅ……ん、ちゅぅぅ──」(首吸い付き

提督「そう、りゅう……」ニチュッニチュッ

提督(これだけならかなりシコリティ高いぞ、一気にこのまま……!)

蒼龍「ふ、うう──っ、や、やだやだぁ……ダメ、イっちゃ──!」ビクン

提督(あ、なんか覚えのあるような香りが……あっ、これもうダメかも)(諦め

蒼龍「う、ぅ──はぁー……はぁー……」ヒクヒク…

提督(なんとなくわかるけど、怖いもの見たさで──)(指のにおい嗅ぎ

提督(おーう、お久しぶり……濃縮チーズになんか臭いのが混ざった臭い)


提督(あーやべ、どうしよう)

蒼龍「ていとく……とても、気持ちよかったです……♡」

蒼龍「提督のも、もうこんなに……♡ 私で、ですよね?」

提督「うん、まぁ……」

蒼龍「嬉しいなぁ♡ 提督のも、良くしてあげますから♪」サワサワ

提督(逃げたい、ものすごく逃げたい)(脂汗

提督(とりあえずどんなにおいか分かった以上はこのまま済ませるしかない)

提督(さすれば舐めず、触らず、挿入せずの避交三原則のうちの挿入だけで済むだろう)

提督(顔を近づけたが最後、トリプルコンボで死に至るやも知れぬからな)

蒼龍「ん……提督のも、エッチな染みを作っちゃってて……」

蒼龍「たっぷり、濡らしてあげますね♡……はぁ、む」パクリ

提督(くそ、この愚息が……こんなになってもビンビンだなんて涙が出る)

提督(なんとかして一発で萎えさせろ、俺……!)

提督(そうすれば挿入せずすらもクリアできる、まだ希望はある……!)

蒼龍「ちゅっ、レロ……ぢゅるるっ……んぷ……」ピチャピチャ

提督(全神経を集中させて……敏感になるんだ……)ゾクゾク…

蒼龍「……よし、これならバッチリ挿入できますね!」(跨り

提督「ふぁっ!?」


蒼龍「ダメ……?」

提督「あ、いや……口で出さなかったから、少し気になって」

蒼龍「提督の一番濃いの、こっちで欲しいなぁ……///」

蒼龍「ってやだ、恥ずかしいこと言わせないで下さい!」モジモジ

提督「な、ならせめてゴムを」

蒼龍「あ……そっか……そうですよね、まだ避妊具をしていませんでした、ね」ションボリ

蒼龍「すみません、私は持っていないので提督がお持ちでしたら……」

提督「それなら……」ハッ

提督(……ゴム、執務室に置いてきたまま逃げてきたんだった)

提督(あれ、俺……もしかして詰んでる?)(震え

蒼龍「……提督?」?

提督(手に入れるには、あそこに戻るしか……でも、もしまだ春雨が残ってたりしたら)

提督(それに、残り香とかあったりしたら……戻らないほうがいい、よな。間違いなく)

提督(しかしこのままだと蒼龍と生夜戦確定……う、ぐおおお)

提督(春雨も蒼龍は悪くない、悪くないどころか相手としては申し分ないどころか俺のほうが釣り合うかどうか)

提督(いけないのは全部この臭いなんだ、こいつが……うぅぅ……)

提督(なんという、残酷な選択を俺にさせるというのだ……俺が一体何をした……!)ウルウル



提督「ご、ゴムなんていらない……!」プルプル

蒼龍「はい……って、しないんですか?」

提督(どうせゴムなんて気休めだ、それに秋月のときに俺はもう──)

提督「そのままで蒼龍を感じたい」キリッ

提督(なら後腐れなく、お互い気持ちよくできるほうがいいだろう?)←吹っ切れた

蒼龍「提督……!」ニチュ…

蒼龍「ひゃう、うんん、あっ……はいったぁ♡」グプッ…

提督(もうどうにでもなーれ)

蒼龍「私もっ……提督をそのまま感じられて、嬉しくて、嬉しくて……!」(感涙

提督(俺の鼻はもう臭いがこびりついて何も感じられないよ……)

蒼龍「ゆっくり、ちょっとこのまま……いいですか?」

蒼龍「できるだけ長く、提督を感じていたいから……」ピトリ…

提督(あったかくって、心地良くて、ぬるぬるの摩擦ときゅうきゅう吸いつくような感触がこんなにも幸せなのに……)

提督(あぁ、なんて残酷なのだろうか……)



──




以上、回想終了。




妖精「蒼龍相手にそんなことが……」

提督「ゴムは常にポケットに1個は入れるようになりました」

妖精「うん……なんていうか、お疲れ様」

提督「もう心が折れかけてて……ヒビは間違いなく入ってる状態で」

妖精「危ないね、それは……しかし、そんな提督にいいお知らせが」

提督「妖精さんのアドバイスでまともなのってほとんどないよね」

妖精「まぁそう言わずに。臭いだろうなーって子とそうでないだろうなーって子の見分け方はついたというか」

提督「ッッまじですか!?」クワッ

妖精「うん、なんとなーくだけどね」

提督「どっどんな見分け方が!? お教えください!」

妖精「うーん……タイミング、かなぁ」

提督「たい、みんぐ……」

提督「予測不可能、回避不可能で今まで通りじゃないですか……」(項垂れ

妖精(実はそうでもないんだよなぁ、提督の貴方なら……)

提督「はーーーぁ……現実そうは甘くないんですね。次の子に賭けてみましょう……」

妖精「割と前向き」

提督「振り向きたい過去が大鳳と無臭の子くらいしかいないから、ね……」




次の艦娘名  >>+2




提督「次は誰にするか……もう、いっそ鼻が壊れてしまえばいいのに」

妖精「それはそれでとんでもない支障が出るような」


『提督……いらっしゃいますか……?』コンコン


提督「その声は五月雨か? どうした?」

五月雨「失礼します」ペコリ

五月雨「提督、ちゃんといますけど……すみませんでした」ペコリ

提督「あれ、どうしたの?」

五月雨「春雨姉さんが提督を探していまして……いないと聞いてたのですが」

五月雨「いらっしゃるようなので報告に戻りますね」ガチャ…

提督「待った待った、ちょっと詳しく聞かせて?」

五月雨「詳しく、ですか?」

五月雨「五月雨も、あまり詳しいこと?は聞いてなくて、探してることくらいしか……」

提督(ここから出るのも危ないというのか……?)

提督(ちょうどいい、のかな)

提督「五月雨、今から今日一日の秘書を頼んでもいいか?」

五月雨「五月雨に、ですか?」

提督「お願いしたいな」

五月雨「提督がそう仰るのでしたら……頑張りますね」ニコッ

五月雨「でも、姉さんに報告を──」

提督「ここに居て欲しい」ギュッ

五月雨(あっ……おっきい、手……温かい……)キュン



その晩。




提督「お疲れ様、五月雨」

五月雨「はい、お疲れ様でした♪」

提督「無理言って付き合わせてしまってごめんな、せっかく遠征のない日だったのに」

五月雨「いいんです。こういう日も悪くありませんし、むしろ少し嬉しかったです」

五月雨「直接、提督のお力になれることなんてあまりありませんから」

提督「普段の活躍でも十分に力になってくれてるんだけどなぁ」

提督「さ、今日はもう遅いし寝ようか……ねむ……」(布団敷き

五月雨「え、あっ、そのっ!」

提督「ん?」

五月雨「よっ! 夜伽も、秘書としての一環でっ、あの、そのっ」

五月雨「寝るって、そういうことですよね!?」

提督「落ち着いて、ゆっくり息を吸って?」

五月雨「あうぅ……」スー…ハー…

提督「ただ一緒に眠るのでもいいよ、秘書だからってする必要はないから」

提督(もし普通に寝るのでも、もしかしたら起こさないでにおいを嗅げるかもしれないし)

提督「ただ、今日一日頑張ってくれた五月雨へのお礼とご褒美ということで、五月雨の要望に応えたい」

五月雨「私の……」

提督「うん。五月雨は、どうしたい?」

五月雨「提督……あの、不束者ですが……」

五月雨「五月雨を、大人にしてください……」ギュッ…

提督「うん、わかった……」(電気消し




いつもの >>275
五月雨のアソコのにおい判定  >>+2

今日はこんなもんで
当たりがでなくてもあと2、3人くらいで終わらせられたらと




──



五月雨「ていとく……ていとくぅ……♡」クネクネ

提督「痛くはないよな?」ツプ…

五月雨「はいぃ♡ とっても、気持ちよくてぇっ……♡」ピクン

提督「なら続けるな」クチュクチュ…

提督(まずにおいを嗅ぐという行為そのものが自殺行為に等しいと知っておくべきだった)

提督(これまでの経験から鑑みて、それは最後まで取っておく)

提督(先にするべきことをうまくやり遂げてから、確認することが最善だとようやく気がついた)

五月雨「うみゅぅ……そこぉもっと……お願いしますぅ♡」

提督(よし、だいぶ濡れてきたしこれなら……)(愛撫してないほうの手でゴム装着

提督「俺ももう堪らないから、こっちでな……?」ブルンッ

五月雨「あ、あぁぁ……♡ やっと、提督ので……!」

提督「あぁ、それじゃ……っく!?」

提督(なぜ、だ……顔を近づけてもないのに、なんかくさい……!)

提督(っあああぁぁ、一度気になりだしたら……くそっ)

五月雨「……? 提督、は、早く……ください……♡」

提督(こうなりゃヤケだ、くそおおおお!!!)ズブッ


五月雨「うあぁああぁぁん! ぃいたぁい!」(小破

提督「っく、きっつ……!」ヌプ…ン

提督(この鼻を掠める臭いと、蒼龍並みの密林さえ気にしなければ最高に気持ちいいッ!)パチュ…

提督(毛はもう『あぁ、またかぁ』みたいな感じで慣れてはきたけど)ヌルル…

提督(やっぱこの臭気の漂う空気というか、臭いはダメだわ)パチュッ!

五月雨「いたいよぉ……うっ、うぅ……」グスン

提督「ごめん、耐えてくれ……!」パンッ

提督「気持ちよすぎて、止まれない……!」パンッ

提督(気持ちいいし、早く終わらせたい……っていうか終わりそう、よすぎて)

五月雨「ていとくは、五月雨で、気持ちよくなってくれてるんですね……?」ハァハァ

提督(仮にも駆逐艦のロリマンコで! しかも未使用で良く言うなら貫通済みにはないこの締まり、硬さ!)

提督「気持ちよくないわけがないだろ!」ズンッズンッ

五月雨「うれしい、です……! もっと、もっとよくなってくださいっ!」

提督「五月雨、五月雨っ! ──っ、あぁああっ!」ビュルルッ

提督「っう、ハァー……はぁー……」ブピュ…

五月雨「ていとく……おつかれさまでした」(抱き締め

五月雨「五月雨を大人にしてくれて、すごく嬉しいです……」サスサス

提督「……無理させて、ごめんな」サスサス

提督(疲れた、このまま寝落ちしたい……苦行を最後に残しておくんじゃなかった)(賢者



提督(嗅いでおくか……これで臭くなかったら非常に五月雨には申し訳ないが)ヌポ…

五月雨「わぁ、こんなに……」

提督(毎度溜め込んでるからなぁ……だからこそ、一回が気持ちよくなるはずなんだけど)

提督(ここ最近においばっか気になって、アソコは気持ちよくても心が気持ちよくならない……すごいジレンマ)

五月雨「て、提督……これ、貰ってもいいですか……///」(使用済みゴム

提督「構わないけど……」

五月雨「ありがとうございます! ちょっと、入渠に行ってきますね!」パァァァ

五月雨「お仕事に差し支え出ないように、痛みを取って来ます」 ←24/30

提督(それなら……指で少し掬い取って嗅げばいいか)ヌチャッ

五月雨「ひゃうん! もう一回、ですか?」

提督「ごめん、痛いんだよな。ゆっくり休んで欲しい」

五月雨「あ、はい!」ソソクサ

五月雨「おやすみなさい、提督♡」バタン

提督(ゴム持って風呂行くのか、トイレに流すのかな?)

提督「さて、ではにおいのほうを……」クンクン

提督「あぁぁ、ファァァァ………………お?」

提督「くっせええええぇぇ……! ッげっふぉ、ん"っ! ん"ん"っ……!!」(窓開け

提督「換気! あっあぁっ、指! 直接触ってる!」(トイレ直行



翌朝。



提督「……」ボケー…

妖精「仕事サボって釣りかい。いいご身分だねー?」

提督「執務室は壊滅状態にありますゆえ」

妖精「五月雨はどんな?」

提督「奔放に生い茂るドリアン農園からは、既に熟れ過ぎて腐ったドリアンが異臭を放ってた」

提督「腐ったタマネギやニラに生ゴミやらチーズやらをごちゃ混ぜにした臭い」

妖精「どんな臭いよ……知るにはきっと嗅いでみないとわからないんだろうけどそれは嫌だ」

提督「あとそれにガス臭さを足した臭い。硫黄泉ようの、もっとガス臭くした感じの。嗅ぐだけで卒倒するかと」

妖精「それで、そんな臭いをぶちまけた部屋では生活できないと?」

提督「うん……あそこにある私物も全部捨てたい」

妖精「そこまでかぁ……で、部屋にいられなくて外で釣りと」

提督「そ……餌とか触ってて違う臭いで紛らわしながら暇をつぶすのが、臭い消しの一番の近道かなと」

妖精「なるほどねぇ……夜どうするのさ」

提督「考えてない……なんかもう、どうでもいい」

妖精「嫁はどうすんの?」

提督「幻想だったんだろうなぁ」




──


その晩。



妖精「もう寒いし帰ろう、つまらない意地張らないで」

提督「テント張って、自給自足生活で生きていくよ」

提督「あそこに戻っても誰かの部屋で寝泊りするしかないし、どうせみんな臭いんだ」

妖精「あのさぁ……股間にテント張るだけしかできない奴が何言ってんの」

妖精「それにみんな臭いって、望んで臭くなる子はいないし臭くなかった子にも謝ろうか?」

妖精「特に大鳳に対しては元帥でも助走つけて土下座するレベルだわ」

提督「大鳳、か……私のファイナルファンタジー……ふっ」(虚笑

妖精「もう大鳳に事情説明して匂いの素を教えてもらえばいいじゃん、そしてそのままくっつけば」

提督「くっつく以前に絶対変態だって言われるし、広まって皆に変態認定されるくらいなら俺はこのまま……」

妖精「もう既に変態認定されてるでしょう……常識的に考えて」

提督「俺は悪くねぇ、俺は悪くねぇ!!」

妖精「悪いよ……だって、艦娘が臭うのはアンタのせいなんだもん。黙ってたけどさ」

提督「何……だと……?」

提督「待て、妖精! 何のことだ! まるで意味がわからんぞ!」

妖精「それはね……」




最後の艦娘  >>530
(最後につき匂い判定は>>275の偶数ぞろ目判定で進行、そのまま後日談へ)

今日はこんなで
都合につき次で最後に、少し遠めですみません

足柄



「……見つけたわよ。こんなところにいたのね」

提督「誰だ!?」シュバッ

足柄「足柄よ。提督、心配しましたよ」

提督「心配? そんなまさか」

足柄「あのねぇ……。私だけじゃなくて、皆が大慌てで提督を探しているの」

足柄「……帰りましょう?」

提督「……帰ってどうしろと」

足柄「謝ればいいじゃない。今ならごめんなさいの一言で済むのよ?」

足柄「それと、代わりにお仕事してくれた子に感謝することよ」

提督「俺は、帰らん……」

足柄「…………」

妖精「鎮守府はどうするのさ」

提督「新任に任せればいいさ」

妖精「とか抜かしちゃってますよ?」

足柄「…………」

提督「あばよ、達者でな」アディオゥス

足柄「……ねぇ、どうしてそんな悲しいこと言うの?」

足柄「そんな、一言で断ち切れるような、柔な関係だったって言うの?」(震え声

提督「許せ足柄……これで最後だ」

足柄「ふざけないで!!」

妖精(そりゃキレるわ)



足柄「……貴方がいなくなったら、鎮守府はどうなるの?」

足柄「皆の期待を、裏切るの……?」

提督(俺は期待を裏切られた……臭いが作り出す現実に、幻滅した……)

提督(しかし、妖精曰くそれは俺のせいだと言う……もしそれが本当なら、これは俺の我侭……)

提督(足柄の言い分は尤もだ。はいわかりました、って戻るよりも先に)

提督(……もう少し、お説教を貰ってもいいのかもしれない)

足柄「新任に任せればいいなんて、口で言うより簡単なことはないって知ってるくせに」

提督「……」

足柄「今も貴方を心配して探している子たちのこと、何とも思わないの?」

提督「……」

足柄「いなくなったって聞いて、考えるより先に外へ飛び出して我武者羅に貴方を探して」

足柄「見つけたとき、無事で良かったって安心した私は何なの……?」

提督「……」

足柄「これまでの戦いも、何だったの……? 皆で勝って、笑うためでしょう?」

提督「……」

足柄「ねぇ、本当に一体どうしちゃったって言うの?」

足柄「最近、少し様子がおかしいって聞いてたけど……何があったのか教えなさいよ?」

提督「そう、だな……」




始まりから終わりまで、自分が何をしたのか。

その間に起きた自分の心境の変化。

そして最後に絶望をしたことと、恐らくそれは自分が原因であるということを話した。




妖精「──で、鎮守府捨てて出て行くなんてトンでもねーこと言いやがるのでタネ明かしをしようとしたところで」

提督「足柄がここに来た」

足柄「そういうこと……」

提督「馬鹿らしいだろう、変態だろう、存分に罵って欲しい」

提督「皆も既に金剛経由で知っているだろう、俺にはもう居場所なんてない」

足柄「あるわ。その程度で皆が貴方を毛嫌いする理由になんてならないもの」

足柄「もちろん、私だってその一人よ」

提督「でも、俺は……」

足柄「……あのね、提督。私は戦いが好きよ」(抱き締め

足柄「でもね、それと同じくらいに貴方が好きなの。知ってた?」ギュゥー…

提督(あれ……この、香り、あの……)クンクン

提督「いや、知らなかった……」

足柄「……そうよね。でも、これからは覚えておいて?」

提督「……うん」

足柄「……帰りましょう? 早く皆を安心させたいもの」

足柄「それと少し、お話しましょう?」

提督「あぁ……」




──


提督「しかし、なんだ。驚いたというのか」

足柄「何にかしら?」

提督「戦いと同じくらい好きだ、なんてね。そんな足柄に対して何かした覚えもないし」

足柄「自分が強くなるこの瞬間が、私は一番好き!……って、知ってる?」

提督「知ってるよ、それがどうしたんだ?」

足柄「その通り、私は自分が強くなれる瞬間が一番好き」

足柄「だけどそれは、一人では必ず限界が訪れる」

提督「……何事も、一人ではそうだな」

足柄「そうね。でも、貴方との出会いがそれをなくしてくれたの」

提督「俺?」

足柄「そうよ。勝った時には一緒に喜んでくれるし、負けた時には一緒に悔しがってくれる」

足柄「強くなれた時には頭を撫でて、褒めてくれる……」

提督「当たり前のことじゃ?」

足柄「当たり前って言っちゃうあたり、ね」

足柄「貴方は……自然と、私の気持ちを汲んでくれる」

足柄「それがとても嬉しくて、いつからか貴方の為に勝ちたいと、勝利を共有したいと思うようになった」

足柄「そう思うようになってからよ。私が信じられないほど、強くなっていくのを感じたのは」

足柄「私の能力以上に、貴方は私の力を引き出してくれる……こんなの、初めてよ」

提督「足柄……」


足柄「だから……冗談でも、もう出て行くだなんて言わないで」

足柄「勝利を捧げるのは、貴方だけで十分よ。他の誰にでもない、貴方だけで……」

提督「……わかった」

足柄「……ふふっ♪ 絶対よ?」(小指差し出し

提督「約束する……」(小指絡め

足柄「……」

提督「……」

足柄「……はい、指切った♪ これでこの話はおしまいよ!」

足柄「ねぇねぇ提督、月明かりがとっても綺麗!」

提督「あぁ、綺麗だな……星が眩しい」

足柄「夜の砂浜って、とてもロマンチックなのね」

提督「ロマンチック、ねぇ……足柄の口からそんな言葉が出てくるとは」

足柄「な、なによ! 馬鹿にしてるのかしら?」

提督「そうじゃなくって……可愛いなぁって」

足柄「んにゃっ!? きゃっ、可愛い!? 飢えた狼と呼ばれたこの私が……ねぇ、それって一体どういう」

提督「……月が綺麗だな。足柄」

足柄「知ってるわよ、それよりさっきの説明しなさい! こら、逃げるな!」

妖精(あらあらまぁまぁ……お盛んねぇ……)

今日はこんなんで
もうすこーし続きます




──



足柄「どしたの。ぼさっとしてないで座って?」

足柄「すぐ準備するからね」(エプロン装着

提督(はて、どうしてこうなったのか)

妖精(もう夜も遅いし謝罪は明日でいいってなったんじゃん)

提督(執務室が臭くて全然聞いてなかった)

妖精(お前全然懲りてねーのな)

提督(冗談だって……ていうか、なんでついてきてるの?)

妖精(工廠閉まってたので行き場もなく)

提督(だからって一緒にいなくていいと思うんですよ)

妖精(大丈夫、食うもん食ったらどっか行くから)

妖精(喘ぎ声でうるさくなる部屋より臭い部屋のほうがマシですわ)

提督(…………)

提督(足柄の手伝いしてくる)

妖精(ヘイヘイ)

提督「足柄、手伝えることはあるか?」

足柄「うーん……あんまりやることないし、楽にしてて?」

提督「あっ、うん……」




──



『ご飯、まだですよね? カツカレーにしましょう!』


提督(そう足柄に押されてしまい、部屋に案内された)

足柄「カレーはね、間宮さんのところから貰ってきたの」

足柄「おいしいわよねぇ、間宮さんのカレー」モグモグ

提督(さすがに今からカレーを作るわけにもいかなかったみたいだけど)モゴモゴ

提督(カツはないから揚げてくれた)

提督(こんな俺のために……優しいよなぁ……)

妖精「ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!」ガツガツ

提督「俺が言うのも難だけど、こんな遅くにカツカレーって大丈夫か?」

足柄「私は平気だけど……提督、もしかしてまずかったですか?」

提督「いや、俺はいいんだ……ただ、足柄に負担掛けてて申し訳ないって言うのか」

提督「その気持ちが嬉しいって言うのか……」

妖精「うめ うめ うめ」



足柄「別に、負担なんかじゃないわ……」

足柄「そうね、強いて言うなら験担ぎかしら?」

提督「験担ぎ? なんの?」

足柄(……一番になるためよ)

足柄「とりあえずの目標は、ケッコンカッコカリからってとこね」

提督「それなら……今すぐにでも、足柄の気持ちに応えたい……と、俺は思う」

提督「望むなら、ケッコンじゃなくても」

足柄「その先は待って……もしもよ?」

提督「?」

足柄「もし、提督が今までにおいを嗅いだ子達や、そのほかの艦娘の皆が」

足柄「今の私と同じような匂いになれるって言ったらどうする?」

足柄「他の子に気移りしたりしない?」

提督「同じ匂い、って」

足柄「話を聞いててね、なんとなくわかったわ」

足柄「これね、高速修復剤の匂いなの」

提督「え?」



足柄「提督が戻らないって聞いたとき私、入渠中だったんです」

足柄「高速修復剤を使って、お風呂早上がりして……すぐに提督を探したので」

足柄「きっとこの匂いなのかなって……」

提督「え……?」

妖精「なんで臭う子に駆逐艦が多かったのか、遠征ばっかで入渠させてないんだからそりゃね」

妖精「今日日炎天下の中おつかい、汗まみれ潮まみれのまま遠征続けてりゃ臭くなるよ」

妖精「備蓄の為とはいえ、基本バケツは使用禁止なんて決まり事作るからこうなる。ぶっちゃけ艦娘が気の毒」

提督「え、入渠ってお風呂なの?」

足柄「艦娘の趣味にもよるけど、お風呂入らない子はいないと思うわよ」

足柄「身体は船体のようなものなんだから、磨かない艦娘はいないと思います」

提督「臭くない子は?」

妖精「風呂上りから時間がそんなに経ってないとか」

提督「え、8x4のなんちゃらの匂いというのは!?」

妖精「制汗剤を使う子もいるけど、入渠後ならいざ知れず臭い子は噴いたところでその時だけの気休め程度でしょう」

提督「えぇ……うそ……」

妖精「ところがどっこい、これが現実」



提督「……じゃあボーボーは?」

妖精「船底に海藻が生えてる程度の意識なんじゃないかな?」

足柄「そうね。気になるものでもないっていう子は特に手入れしないんじゃないかしら」

足柄「処理する際も大体は船渠ですしね」

提督「すげーカルチャーショック」

提督「じゃあ間宮、伊良湖さんはずっとお風呂に入れず……?」

妖精「たまに料理中とか怪我すると少し浸かってる」

提督「じゃあ、あのいい匂いの花園は?」

妖精「最近の大規模攻略でバケツ三昧だったせい」

提督「そう、だったのか……なんで今まで黙ってたの?」

妖精「見てて面白かったから……止める前に度が過ぎてしまったことについてはごめん」

提督「いや、いいんだ……足柄のおかげで、踏み止まれた」

提督「足柄のおかげで、色々気付けた」

妖精「あーごちそうさまでした。おやすみー」(そそくさ退散



提督「期待や好意を背負ってることを、においなんかで全部捨てようとした俺が間違ってたんだ」

提督「足柄の気持ちも、本当に嬉しかった。感謝してる……」

提督「だから足柄、聞いてくれるか?」

足柄「……うん」

提督「貴女と出会えて、本当に良かった。俺と結婚してください」

足柄「……ばか。乗り換えるチャンス、わざわざあげたのに」

足柄「誇り、一つ増えちゃった……やだ、涙が……」

足柄「……私も、貴方が私の提督で、本当に良かった」

足柄「喜んで、お受け致します……」

提督「足柄……」

足柄「提督……」

提督「……とりあえず、せっかく作ってくれたんだからカレー食べきらないとだな」

足柄「そ、そうね……?」

提督「その後は……」

足柄「……///」



その夜、飢えた狼の名は伊達ではないと思い知らされた提督であったとか。

今日はこんなんで、入渠の解釈とか色々ありそうですけど
何もしてないのに元から臭い艦娘なんているわけがない、いいね?


後日談。



妖精「それで、最近どうなん? 一週間くらい間を置いてたけど」

提督「最近どうって……毎日四六時中、足柄とまぐわってばっか」

足柄「ねぇ、ちょっと……!」

提督「だってそうじゃん? 足柄の匂い嗅ぐと、猛烈に抱きたくなるんだよね」

提督「エロい匂いに爽やかな香りが……何度しても飽きない萎えない相性は最高で」

足柄「いや、恥ずかしい……///」カァァァ

提督「あの日からこんな調子で……カワイイ」

妖精「そんなノロケ聞きにきたんじゃねーよう、あれからなんか進展あったのかなって」

妖精「謝罪の件とかにおいの原因がわかってどうなったとか」

提督「なるほど、そっち」

提督「バケツ解禁と、艦娘を満遍なく出撃させて入渠を忘れないようにしてる」

提督「艦娘側も出撃できない整備できないに不満が少なからずあったそうで好評だよ」

妖精「へー……なんか面白いネタなかったの」

提督「バケツにも色んな匂いがあるってこともわかったとか」

妖精「そうなの?」

提督「艦娘の嗜好に合わせた種類があるそうで。入浴剤みたいなものみたい」

提督「ついこの間、金剛は紅茶の匂いで誘惑してきたし瑞鳳は卵焼きの匂いを愛用してるとか」

妖精「卵焼きはさすがに無理ありませんかね」


提督「あと比叡に刺されたり」

妖精「ナニそれすげー聞きたい」

提督「後は……春雨に手足縛られて犯されたり」

妖精「リベンジですか……」

提督「なぜか間宮さんと混浴することになったり」

妖精「裏山死刑」

提督「瑞鶴にパパって呼ばれながらうなじの舐め合い、そのまま夜戦とか」

提督「他にも色んな子に色んなこと……毎日が忙しないけど、皆すげーいい匂いするからもう堪らんね」

妖精「ていうか、足柄さんは容認してるの? その辺の事情は」

足柄「不本意ながら、だけど……まぁね」

足柄「退役するまでは目を瞑るわ。その後に浮気するようなら容赦しないけど」

足柄「今は……私の旦那様っていうより、皆の司令官だしね」

妖精「本妻の余裕か、あるいは……なんと器の広い、比べてこの男は」

提督「おい」

提督「……でも、前と比べたら快適になったよ。鎮守府生活」

妖精「そう……よかったじゃない」

提督「こんな素敵な奥様が、傍にいてくれるようになったしね」

足柄「煽てても何もでないわよ?」

提督「いいんだ、居てくれるだけでも幸せなんだから……」

足柄「提督……♡」

提督「足柄……♡」

妖精「爆発しろ」




おわる。


おまけ




妖精「どしたの。廊下の片隅で右往左往して」

提督「いやぁ……悩み事といいますか」

妖精「ほうほう……どんな?」

提督「いやね、なんていうんだろう」

提督「追い求めたいい匂いに辿り着いて、満喫したところまではよかったんだけどさ」

提督「なんか、こう……飽きてるわけじゃないんだけど」

妖精(あっ)

提督「何か、物足りなく……」

大和(久しぶりの入渠ね……耐久値高くて装甲硬いことで、まさか支障が出るなんて……)トコトコ

大和(臭くないかな……臭くないわけ、ないわよね……)クンクン

提督「あ、大和……お疲れ様」

大和「って、提督!? お、お疲れ様です~っ!」タッタッタ…


ふわっ……


提督(……っ!? この、におい……!)ムンムン

妖精(くっさ)

提督「……見つけた」

妖精「ん?」

提督「物足りない何か、これだ……このにおい……!」

妖精「えっ」





今度こそおわる。

以上でおしまいにします、息抜き程度で立てたので分岐は書けそうにないです
若干長くなりましたが、お付き合い下さりありがとうございました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年06月21日 (水) 06:20:49   ID: xCYYoMht

すき。

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