モバP「どうしようか?」 (19)

軽いフライング許してください
今だ!って思ったんです

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モバP(以下P)「今日5月15日は奈々さんの誕生日なわけだか」

比奈「そうでスね、プレゼントちゃんと用意してまス?」

P「そこはバッチリだ、ケーキはかな子に依頼してあるし、飾り付けもきらり達がやっている」

比奈「じゃあ後は夜に菜々さんの仕事が終わるのを待つだけでスね」

P「いやいや、1番大事な問題が残ってるぞ?」

比奈「なんスか?」

P「もうちょっと待っててくれな、多分もうすぐ来ると思うから」

杏「なんなのさ一体、撮影終わって帰ろうとしたら100均なんて寄らせてさ」

P「きたか、ありがとな」

杏「飴だー、働いた分のあめを所望するー」

P「飴と鞭の飴でいいか?あまーい奴」

杏「ダメに決まってるでしょ、一袋だよー」

P「何時だったかの夏の撮影で言ってたじゃんか、飴と鞭の飴がいいなって」

杏「あの時の杏のばかやろー」

比奈「あの、そろそろ問題が何なのか聞かせて欲しいっス」

P「あぁ、そうだな。杏その袋の中身出してくれ」

杏「はい、頑張って買ってきたんだ、褒め称えろー」

P「はいはいえらいえらい」

比奈「これは?数字の形のロウソクでスか?」

P「そうだな」

杏「で、結局コレ何のために買わせたのさ」

P「今日菜々さんの誕生日だろ?」

比奈「あっ、待ってほしいっス
あの、まさかとは思いまスけど…」

P「どう言う組み合わせが正解なんだろうな
この場合」

比奈「知らないっスよ!本人17って言ってるんスからそれでいいじゃないでスか!」

杏「本人とか言ってるし」

P「いや、そうもいかんだろう
これは多分デリケートな奴だ、ミスったらウサミン星人に攻め込まれる」

比奈(なんでこの人は17歳疑ってウサミン星信じてるんスか)

杏「じゃあ刺さなくていいんじゃない?
いや、やっぱりダメだ。杏の苦労が無駄になる」

P「さあ、どうしようか?」

杏「やっぱり17じゃない?本人の主張どうり」

P「いやでもさ、例えば17にした場合は、」


菜々「サプライズですか?びっくりしましたよー」

菜々「いや、でも誕生日ってそんないいものでもありませんよね、年取ると特に」

菜々「ぁっ、いえいえナナはりあるじぇいけいなのでそんなことはありませんが!」

菜々「ナナは今年も永遠の18歳として頑張りまーす、キャハ」

P「てなった時を考えるとなぁ」

彼女は奈々ではない(無言の腹パン)

誤字発見
どうり→通りでお願いします

>>6
ああ!すいません!菜々でお願いします!

比奈「どんな想定でスか!何が起こったんでスか!何のパターンでスか!」

P「さらっと一歳年齢を増やそうと考えてたらって思って」

比奈「ないでスよ!…ぃゃ…でも…年齢的に…」

杏「言い切ってあげなよ」

比奈「よく考えたらそろそろかなって思ったんスよ」

杏「落ち着け、言ってることをよく考えるんだ、杏にツッコミは無理だから」

P「無いとは言い切れないんだよな」

比奈「18歳って言ってからケーキ持って入ってくる子が可哀想でスからね」

P「じゃあコレは無しだな」

P「どうしようか?」

杏「じゃあ実年齢にしてみたら?」

比奈「実年齢とか言ったらダメでスよ」

P「仮に27としよう、その場合は、」



菜々「サプライズですか?」

菜々「やめてくださいよー、テレビのドッキリかと思って身構えちゃいましたよ」

菜々「あっ、コレケーキですか?ロウソクもささってます…ね?…」

菜々(なんでしょう、これはナナに大人になれよという事を伝えたいんでしょうか)

菜々(ナナはりあるじぇいけいなんですけどね!)

菜々「………」


P「みたいな風にならないかな?」

比奈「菜々さんはもっといいリアクションをしまス!!!」

杏「どうしたのさ急に」

比奈「テレビだと思った菜々さんはもっといいリアクションをしまス!!
決してあぁこうなるなって思ったのをごまかしてるわけではないでス!!!」

杏「本音が漏れてるし」

比奈「なんで菜々さんにいちいち自爆させるんでスか」

P「菜々さんといえばこれかなって」

杏「このパターンがありだと同じ理由で18以上はダメだよね」

杏「年取るだけでこんなめんどくさいのは菜々だけじゃない?」

比奈「年齢と合わない見た目なら山ほどいるんスけどね」

杏「じゃあいっそのこと15あたりにしてみる?」

比奈「そして次の日から永遠の15歳とか言い出す菜々さん」

P「それは…」

比奈「どうしまス?」

P「どうしようもないな!あいつは!全く困ったものだ!」

比奈「なんでちょっとキレてるんスか」

杏「あ、そうだった、杏こんなのも買ってみたんだ」

P「杏、お前ってやつはたまに働くといい仕事するよな」

杏「ドヤッ」

比奈「これでいきまスか」

菜々「ただいま帰りましたー」

P「お疲れ様です」

菜々「若い子たちはすごいですねー
ナナももちろんりあるじぇいけいですけどね」

P「わざとじゃないんですよね?」

菜々「なななななんのはなしですか」

P「ならいいんですけど
お話がありますから少し休んだら会議室にきてくださいね?」

菜々「分かりましたー」

菜々「お待たせしました」

「「「ハッピーバースデー菜々さん」」」

菜々「キャッ、サプライズ?ですか?
びっくりしましたよー」

P「奈々さん、誕生日おめでとうございます」

菜々「ありがとうございます、キャハ
いやでも年取ると誕生日って微妙ですよね」

P「そんな同い年みたいに言われても」

菜々「ぁっ…もちろんナナはりあるじぇいけいなので嬉しいですけどね!」

比奈「ケーキ持って来たっスよー」

菜々「すご!三段の誕生日ケーキ初めて見ましたよー、アレですか?テレビのドッキリでなかに火薬が~みたいな感じのやつですか?」

菜々「て、アレ?あの…このロウソクについて聞いてもいいですか?」

杏「年齢の分のロウソクだよー」

菜々「いや、でも、これ、xxxx歳ってなんですか!なんで四桁まで想定してるんですか!」

比奈「もう一個いりまスか?」

菜々「なんでですか!!
ナナはりあるじぇいけいの永遠の17歳です!!!」

以上でおしまい

まさかの名前のミス
関係者各位及び担当Pさんに深く謝罪致します

あべななさんじゅうななさい

後、数十分で誕生日ですね
今年はどんな誕生日ssが見れるのかとても楽しみです

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