凛「ちょっと、凛の頭をテシテシするのやめるにゃ」

希「なんでうちに言うん？」

凛「だって希ちゃんがやったんでしょ」

希「してないよ」

凛「だってねこじゃらしの感触だったもん」

希「もう捨てたし。ほら、持ってないやろ？」ﾊﾞﾝｻﾞｲ

凛「あれ？おかしいにゃ」

海未（袖口に一瞬で隠すって、あなたはマジシャンですか）

希「ほら、前向いて」

凛「あれー？」ｸﾙｯ

海未「……」

凛「……」

希「……」ﾃｼﾃｼ

凛「にゃあ！」ﾊﾞｯ

ｼｰﾝ

凛「絶対希ちゃんでしょ！」

希「ちゃうよ。」

凛「嘘だ～」

希「え、見たん？うちがしてるとこ」

凛「むー…見てはない、けど」

希「じゃあわからんやん。見たならうちも謝るけど、見てないなら海未ちゃんかもしれんやん」

海未「なんでですか……」

凛「うー…そう、だね」

海未「いやいや」

希「ほら、前向いて」

凛「もう……」ｸﾙｯ

ﾃｼﾃｼ

凛「んにゃあ！」

凛「もうホントに！ホントに！」

希「ふふ、いやいやだから、ふふ」

凛「もう笑っちゃってるじゃん！希ちゃんでしょ！」

希「ちがうって、ふふっ」

海未「ふふっ」

希「あ、ほら！海未ちゃんも笑ってるよ」

海未「だって、ふふふっ」

凛「絶対海未ちゃんじゃないよ！絶対希ちゃんだよ！」

希「証拠はあるんですかー？何時何分地球が何回まわった時に見たんですかー？」

海未「小学生ですか」

凛「むー！絶対謝らせてやるにゃー！」ｸﾙｯ

凛「……」

海未「……」

希「……」

凛「……」

海未「……」

希「……」

凛「……」ｿﾜｿﾜ

海未「……」

希「……ふわぁあ」ｱｸﾋﾞ
凛「っ！」ｼｭﾊﾞｯ

凛「あ」

希「ふふ、何もしてへんよ」ﾆｺﾘ

凛「むむむぅ！」ｸﾙｯ

凛「･････」

海未「･････」

希「･････んっ」ﾉﾋﾞｯ

凛「･････」ﾋﾟｸｯ

凛「･････」

海未「･････」

希「･････」

凛「･････」

希「･････」ｺﾞｿｺﾞｿ

海未「？」

希「（ほいっ）」ﾆｺｯ

海未（2本持っていたんですか･････1本渡されても、どうしろと？）ﾁﾗｯ

希「･････」ﾃｼﾃｼ ﾎﾟｲｯ

凛「んにゃっ！」ﾊﾞｯ

海未「あ」

凛「って、ぇええええ！？」

凛「ほんとに海未ちゃんだったの！？」

海未「あ、いや、これはですね」

希「せやで、だから言ったやん」

海未「希！」

凛「ひどいにゃ！」

希「ん、ひどいのはどっちかな？凛ちゃん」

凛「えっ」

希「ちがうって言ったのにしつこく疑われて、うち悲しかったなー」

凛「あ、あぅぅ･･･だって希ちゃんが」

希「うちって信頼ないねんなー」

凛「ち、ちがうよ！ごめんね、希ちゃん、ごめんね」ｵﾛｵﾛ

海未「はぁ。希、それくらいにしてください。」

海未「凛、謝る必要はありませんよ。犯人は希です」

凛「えっ」

希「うぷぷ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
凛「ひ、ひどいにゃー！」ｶﾞﾊﾞｯ

希「うぉっとぉ」ﾄﾞﾃﾝ ｺﾞﾛｺﾞﾛ

凛「希ちゃんのバカばか」ﾎﾟｶｽｶ

希「あはは、ごめんごめん、許してー」

凛「知らないっ」ﾌﾟｲｯ

希「ありゃりゃ、、、凛ちゃーん」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

凛「ふんだっ」


希「おーい、凛ちゃーん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「ふんっ」

希「｡｡｡ラーメン一杯！」

凛「｡｡｡｡」

凛「｡｡｡｡チャーシューのトッピングもにゃ」

希「よっしゃ、交渉成立やん！｡｡｡｡ホンマごめんな？」

凛「ううん、もう気にしてないにゃ！」