【安価で】希望ヶ峰学園スクールライフ!【ダンガンロンパSS】 (147)

(覚えてないかと思いますが、モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!の作者です。覚えてる方がいたらなんとなくスタイルはわかるかと思います)


※このSSはダンガンロンパ1・2と絶対絶望少女をプレイ済みの方が読む前提で書かれております。
 ネタバレ等は考慮されておりません。予めご了承くださいませ。
 




 それでは簡単にこのSSの趣旨を説明させていただきます。
 興味のない方は読み飛ばして、>>1からお読みくださいませ。



 ――あなた様は希望ヶ峰学園第78期生『苗木誠』をプレイアブルキャラとして、のほほんとスクールライフを楽しんでいただきます。

 ただそれだけです。コロシアイも学級裁判も登場しません。そんなサイコポップな発想は黄色い救急車にでも乗せてしまってください。





 ※大事なことなので二回言います。ネタバレは考慮していません。未プレイの方は文句言わないでくださいませ。よろしいですね?











 さて、このSSは苗木誠が希望ヶ峰学園に入学した、空白の二年間の最初の方のパレードも何もなかったころを想定しております。
 平和で希望に満ち満ちた学園生活を疑似体験していく、素晴らしいSSとなっております。

 さて、こんなギャルゲーじみたSS、好感度などが設定されないわけがございません。


 なんとこのSSは読者である皆様に安価等で苗木誠を導くことが可能となっております!

 1・2の登場人物を攻略可能とする、素人だからこそできる素晴らしいSSでございます。

 攻略可能キャラは1から15名、2から14名となっております。

 2が少ないのはあの方とあの方は時系列的に攻略不可能な場所にいる、と解釈していただければと思います。

 1のキャラクターは第78期生のクラスメイト、2のキャラクターは第77期生で一年先輩となります。

 まだ入学したての苗木誠には、2のキャラクターと関わりを持つのはしばらく先になるかと思います。とりあえず手始めにクラスメイトと交流を深めてはいかがでしょうか?

 ちなみに皆さまの反応次第では2のキャラクターと一切交流を持たない可能性ももちろんございます。上手く導いてくださいませ。

 皆さまが導く期間は4月第2週目月曜日から、8月30日となっております。
 8月31日には好感度の最も高いキャラクターの中から(好感度が同率だった場合は安価などで決めたいかと思います)
 花火大会デート、で示させていただきます。
 そのあとから本編でいうパレードが本格化していく、と想像してください。

 ちなみに好感度は星でいうと7つが最高に設定してあります。減ることや爆弾(ヤンデレバッドエンドなど)もあり得るのでご注意くださいませ。


 さて、苗木誠は生身で希望ヶ峰学園に乗り込むわけですが、何しろ攻略可能キャラクターが多いので、とりあえず第78期生の簡単なプロフィールと傾向をご紹介させていただきます。
 このプロフィールとゲームのスクールモードの傾向を攻略の参考にしていただければ幸いでございます。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431524761


・石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

 日本有数の進学校で風紀委員を務めていた。
 学生の本分は勉強であるという考えの下、努力を怠る者に対して非常に厳しい態度をとる。
 ルールや規律を重んじる性格のため、アドリブに弱く、撃たれ弱い一面も。


・十神白夜<超高校級の御曹司>

 伝統ある財閥、十神財団の跡取りである。
 全てのパラメータが高水準で整っているが、プライドが高く、人を見下した発言も多い。
 単独行動も多いが、一定の価値を認めた人間には本人なりにそれなりの態度をとるらしい。


・大和田紋土<超高校級の暴走族>

 関東一帯を総べる巨大暴走族のヘッド。
 粗暴でワルを気取るが、『男の約束』を律儀に守ったり、弱い者や女に暴力を振るわないなど、義理人情に篤い一面も。
 たくさんの人間を総べるだけあって、リーダーシップや面倒見がよい。


・桑田怜恩<超高校級の野球選手>

 高校大会常連校のエースで四番から希望ヶ峰学園にスカウトされた。
 本人は野球に興味がなく、モテるからという理由でバンドをやりたいらしい。
 努力を嫌い、軽薄だが、どこか憎めない面がある。


・山田一二三<超高校級の同人作家>

 カリスマ的人気を誇る同人作家。
 以前在籍していた学校の学園祭では一万部を売り上げるという偉業を達成した。
 オタク文化に造詣が深く、三次元の女子に興味はないと断言している。


・葉隠康比呂<超高校級の占い師>

 三割の確率で当てる占い師。的中率は微妙と言われると、「100%当たったら占いじゃなくて超能力だべ!」と言い返してくる。
 すぐに詐欺に遭ったり、借金癖があったり、留年していたりと波乱万丈な人生らしいが、本人はあっけらかんとマイペース。
 臆病でオカルトは嫌いだが、趣味はオーパーツ集めである。


・舞園さやか<超高校級のアイドル>

 国民的アイドルグループのメインボーカルとセンターを務めている。ファンはサヤカーと呼ばれている。
 性格は清楚で温和で、輪を重んじる。苗木とは中学時代、同級生だったが、直接の接点はなかった。
 アイドルという仕事上、恋愛はスキャンダルに繋がるため、友達以上になるにはキッカケが必要と思われる。


・霧切響子<超高校級の探偵>

 代々探偵業を受け継いでいる霧切家の一人娘。頭脳明晰だが単独行動も多い。
 父親は学園長の霧切仁だが、不仲である。
 感情は表に殆ど出ないが、実際は喜怒哀楽を人並みに感じているため、無表情だからと言って油断は禁物。


・朝日奈葵<超高校級のスイマー>

 スイマーという肩書だが、実際は様々な運動にて好成績を残している。活発な少女。
 体を動かしていないと落ち着かないタイプで、常に動き回る。騒々しい部分もあるが、個性の強い78期生の中でよきムードメーカの役割を果たしていく。
 物事はあまり深く考えず、天然で言葉の裏の意味を取るのが苦手な方である。性知識もうぶな方である。


・腐川冬子<超高校級の文学少女>

 若手女流作家として80冊以上の本を執筆している。
 恋愛を主に題材にしているが、全て妄想の産物で、本人はいたって根暗でネガティブで卑屈である。
 純文学以外は認めなかったり、今時万年筆で執筆していたりと、執筆業にはプライドを持っているようだ。
 実は何か秘密を持っているらしいが……?


・大神さくら<超高校級の格闘家>

 霊長類最強の異名を持ち、乳母車に乗る前から闘っていたという逸話もあるほど。
 いかめしい顔つきと寡黙な性格から何もせずとも周りに威圧感を与えている。
 見た目はいかめしいが、女性らしい細やかな気遣いもでき、和を尊ぶタイプである。越えなければならないライバルがいるらしい。


・セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

 ゴスロリ服を愛するという以外は名前すら嘘に包まれている。
 嘘の天才と称されているが、自身はギャンブルに必要な運を持っているだけだと言う。
 <超高校級の幸運>との対決に興味があるというが、それも嘘かもしれない、要注意な女子。


・江ノ島盾子<超高校級の××――ギャル>

 明るいムードメーカーだが、とにかく飽きっぽい性格。
 気まぐれだがどこか憎めないカリスマ性を併せ持っている。
 こいつのせいで本編では色々大変なことになるが、このSSでは偽物ギャルの演技に乗っ取りつつ飽きっぽい属性を加えていく。


・不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

 苗木より唯一身長が低い子。小動物系を思わせ、中学生はおろか小学生に見間違えられるほど。
 プログラマーとしての腕前は並外れたものを持っている。
 基本的にはおっとりのんびりしているが、自信のなさや気弱が見え隠れすることも。


・戦刃むくろ<超高校級の軍人>

 江ノ島盾子の双子の姉。中学生の時に家出してフェンリルという傭兵部隊に所属していた。
 ミリタリーの知識や身体能力は凄まじく、その実力は過酷な幾度の戦場で傷一つ負うことがなかったほどである。
 演技がド下手だったり優しくするとすぐデレたり貧乳だったりするが、基本は妹を優先する。





 さて、大体の情報は出てきましたね。
 2の方々は、

 ※1のメンバーの好感度を全員2以上にあげたらとあるイベント発生となります!


 条件が満たされた時点で2メンバーのプロフィールは改めてご紹介させていただきたいと思います。
 
 皆様、準備はよろしいですか? ではまいりましょう。


…………
………
……



 4月 13日 月曜日

 希望ヶ峰学園 正門前

 
苗木(ボクの名前は苗木誠)

苗木(本当にどこにでもいる、普通の高校生だ)

苗木(強いて言うなら、ちょっとだけ人より前向きなのが取り柄ってぐらい、かな)

苗木(そんなボクが、何故、あの希望ヶ峰学園の前に立っているのか?)

苗木(それはボクが、<超高校級の幸運>……だかららしい)

苗木(無作為に日本全国の中から学園が選んだのがボクだった、ということらしいんだけど)

苗木(これって才能なのか、イマイチわかってないというのが本音だったり)

苗木(だって、みんな凄い人たちなんだ)

苗木(クラスメイトになる人たちの殆どは、テレビで活躍したり、ネットで検索したらすぐに名前が出てくるような、そんな人たちなんだ)

苗木「…………」

苗木(うう、緊張してきた)

苗木「でも、行かなくちゃ」

苗木(ボクは奮い立たせるためにあえて声に出すと、希望ヶ峰学園の門を――――)

…………
………
……

苗木(くぐった)

苗木(眩暈も起きず、地面がぐらぐらゆれたりすることなんてあり得ないほど)

苗木(希望ヶ峰は、圧倒的な存在感を持って、ボクを待ち構えていた――)




 1-A 教室


苗木(入学式が終わって、教室で簡単なレクリエーションが始まった)

苗木(こういうところはどこでも同じく、自己紹介からなんだな)

苗木(すごく緊張するけど、緊張しているのはボクだけじゃないみたいだ)

苗木(全然物ともしてない人もいるけど、そっちが多数派だと思ってたボクにはむしろほっとしてたりとかしてて)

苗木(全員、名前と才能と、あと何か一言なんか言って……無愛想な人はそれもないけど)

苗木(ボクも何か、一言言おうかな……?)




ちょっと遠めに

>>22

1、何か一言言ってインパクト付けよう!(再安価します。この安価の人の自己紹介をそのまま採用する形に。好感度の上下の仕方、あるいは爆弾に影響が出るかも?)
2、おとなしく、「よろしくお願いします」で終わらせよう(好感度は維持されます)



何か質問あるならどうぞどうぞ。ご意見大歓迎です。
昔のトリップ忘れたので証明できませんが、モノクマAIを昔書いてました。
今回とある声優さんのニュースと昨日絶対絶望少女clearしたので、懐かしくなって久しb里に書いてみます。よろしくです。

すみません、>>22じゃなくて>>12です。

絶対絶望少女は一番簡単なモードでも何度も全滅するというアクションゲームの才能のなさを発揮してました

1

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375180341/)

1か……皆さんのセンスに期待します。

>>13 やめて! これ初めてのSSでいきなり安価から始める無謀なことやって色々黒歴史化してる!


さて、好きなように自己紹介やっちゃってください

時間取るために本当に遠めにします

>>27

うーん、ハーレムエンド……そもそも結構終わり方自体花火大会以外は漠然としか考えてないんですけども

単純計算で140日あるので(GWなどのイベントでまとめたりもありますが)
19人×☆7で133と結構余裕持った設定にしたつもりなんですね

なので好感度マックスキャラが多ければ、ハーレムはありかもですね

ちなみにいったんマックスになっても、それに安心して放っておいたら好感度下がったり爆弾に火がともったりしますのでお気を付けください

ではいったん落ちます。明日は自己紹介から行きます。
どんな自己紹介が飛び出るか、あと誰を落とすかある程度道筋皆さんで決めておいた方がいいかもしれません

出来るだけ原作のキャラを崩さないようにしていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

ではではいい夢を。おやすみなさい……

ksk

安価の遠投については申し訳ないです。二年ぶり?ぐらいで感覚が思い出せない……
では次↓の方に、>>26ですね、苗木の自己紹介をお願いしたいと思います。また夜に来ますのでよろしくです

こんにちは苗木誠です!えっと人見知り激しいのですがよろしくお願いしにゃす(噛んでしまう)

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 4【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 4【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380610712/)


前の周回、読まなくても今回の周回に影響なし

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375180341/)

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 2【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 2【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376466363/)

【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377779213/)



苗木「な、苗木誠。才能は、<超高校級の幸運>です。よろしくおね、おねがいしまひゅ」

苗木(……か、噛みまくった……! どうしよう、みんな白けた目で見てないかな……!?)

苗木(み、見れない。周りが見れない……絶対顔真っ赤だどうしよう)

…………
………
……

担任「じゃあ今日はここまで。明日から通常授業に入ります。全員寮生なので事前に申請がない限り門限は九時までとなっています」

担任「何か分からないことがあったら一階職員室まで来るか、プリントに記載してある先生のアドレスに連絡するように」

担任「では皆さん。これから一緒に<希望>を育てていきましょう!」

苗木(担任は出て行った)

苗木(さっさと立ち上がっていく音も聞こえる。主に後ろから)

苗木(どうしようかな……)






 ※チュートリアルのお時間です!

 席順は


戦刃  葉隠  腐川  大和田

大神  十川  セレス 山田

朝日奈 苗木  江ノ島 霧切

石丸  舞園  桑田  不二咲 


      黒板



 となっております。
 そして今のところ、自己紹介による☆の変動ですが


・石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・十神白夜<超高校級の御曹司>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・大和田紋土<超高校級の暴走族>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・桑田怜恩<超高校級の野球選手>

 ☆☆☆☆☆☆☆



・山田一二三<超高校級の同人作家>

 ★☆☆☆☆☆☆


・葉隠康比呂<超高校級の占い師>

 ★☆☆☆☆☆☆


・舞園さやか<超高校級のアイドル>

 ★★☆☆☆☆☆


・霧切響子<超高校級の探偵>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・朝日奈葵<超高校級のスイマー>

 ★★☆☆☆☆☆


・腐川冬子<超高校級の文学少女>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・大神さくら<超高校級の格闘家>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・江ノ島盾子<超高校級の××――ギャル>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

 ★★☆☆☆☆☆


・戦刃むくろ<超高校級の軍人>

 ☆☆☆☆☆☆☆


 となっております。
 主に自己紹介で緊張していた連中は苗木に好感、というか共感を抱いたようです。

 さて、書き手側のヒントとしては、星のない状態でいきなり話しかけるとかなりきつく当たられ、その後避けられる可能性があります。
 ここは一旦、星のある人から声をかけてみてはいかがでしょうか。

 もちろん、このまま一人で帰るのもアリですし、星のないクラスメートに玉砕覚悟で会話を試みるのもいいでしょう。

 苗木誠はあなたなのです。

 さて、どうやらクラスメートは近くの席の奴と少しずつ会話し始めているご様子。

 席の距離が遠い人間がわざわざ来るのは現実でもそれなりに用があるときです。一度あなた様の学生時代を思い出しながら、苗木誠の行動を

>>32 様

1、誰かと会話を試みる(相手は再安価します)
2、担任を追ってわからないことを確認してみる(後でもチャンスはございます、これも内容は再安価)
3、そのまま帰る
4、その他(好き勝手にどうぞ)

誰と会話しますか?

>>36

変なリアルさがあるな
舞園さんか朝日奈さんになりそう
安価なら下の人で

舞園

了解です。ちょっと晩御飯たべてくるので、
次は20時ぐらいに投下していきます
なんか要望があったら遠慮なく言ってください。ではでは

苗木(どうしよう……誰と話そう)

舞園「苗木くん」

苗木「うわ!?」

舞園「きゃあ!?」

苗木「え、あ、ごめん……びっくりして」

舞園「あ、ごめんなさい……私も急に話しかけて」

舞園「ちょっと緊張しちゃってて」

桑田「なになに? 俺も仲間入れてよ」

苗木「あ、桑田クン。……だよね?」

苗木(ネットで見た時は坊主頭だったから、印象がずいぶん違うなあ)

桑田「いやあ、やっぱアイドルってなんてーの? 全然ちげーのな! なんつーか、お人形さんみたいっつうか」

舞園「そ、そんなことはないですけど」

苗木「いや、えっと。舞園さんはきれいだよ。昔から」

江ノ島「あれあれあれ? なんか聞き捨てならないこと聞こえちゃったり?」

苗木「えっと、江ノ島さんだっけ」

苗木(雑誌で見た通り、カッコいいな。ギャルにカリスマ的な人気があるってのは嘘じゃないんだろうな)

江ノ島「え、苗木って舞園のファンだったりするの?」

苗木「え、えっと、そうじゃなくて! その、なんていうか」

舞園「同級生だったんですよ。中学が同じだったんです」

苗木「そうそう。ってええ!?」

舞園「?」

苗木「クラスちがってたのに、よくボクなんかのこと覚えてたね?」

苗木「自分でいうのもなんだけど、目立つ方じゃないのにさ」

舞園「そんなことないですよ」

桑田「つか、苗木だっけ? 聞き捨てなんねぇ!」

桑田「なんだよアイドルと同じ学校って!? もうそれだけでラッキーすぎね!?」

江ノ島「それじゃ舞園と同じクラスの方が幸運ってことになんない? ってかさ」

江ノ島「舞園が苗木を覚えてたってとこがワタクシ的には気になったり?」

舞園「え? ええ!? た、大した理由じゃないですよ……」

江ノ島「いやいや、聞かせてって。苗木、顔はそこそこだし、結構マメそうだし、いいんじゃん?」


苗木(舞園さんと桑田クンと江ノ島さんが話に花を咲かせている)

苗木(ちらっと見ると、ボクら四人に、朝日奈さんと大神さんが二人で楽しそうにしてて)

苗木(山田クンと大和田クンと葉隠クンが……タイプちがいすぎてすごいちぐはぐな感じになってるけど、打ち解けようとしていて)

苗木(不二咲さんが霧切さんに話しかけていて、ポツリポツリと霧切さんが返してる感じで)

苗木(十神クンは帰り支度をしていて、セレスさんはみんなを余裕な感じで眺めていて、腐川さんは俯いて本を読んでいて、戦刃さんは所在なさそうにしてい……)

石丸「諸君! 静聴せよ!」

全員「?」

苗木(いつの間にか石丸クンが教壇の前に立っていた)

石丸「改めて自己紹介するが、僕は前の学校で風紀委員を務めていた」

石丸「そこでだ! 僕はこの学校でもぜひ風紀委員を務めさせてもらいたいと思う!」

石丸「とりあえず、このクラスの学級委員に立候補させてもらおう!」

石丸「どうだろうか」

桑田「いやどうだろうかって言われても……」

葉隠「そもそも、委員とかあるんだべか? この学校」

大和田「風紀委員とか、一番面倒な奴らじゃねぇか」

大神「一応生徒会はあるようだが」

大神「それもすべて生徒が自主的に行っているらしい」

朝日奈「必要になったら決めるのじゃ、やっぱダメかな?」

江ノ島「やりたいって言ってるんだし、やらせとけば?」

舞園「でも、一人じゃ大変じゃないですか? いくら少人数のクラスでも」

苗木(うーん……)


>>42

1、副委員を勧める
2、そもそも必要があるのかを問う

1

苗木「そうだね。石丸クンだけだと、石丸クンが病気とか怪我したら、色々困りそうだし」

石丸「なるほど、健康には気を付けているが、万一ということは誰にでもあるからな」

江ノ島「で、誰がやるの?」

苗木(シーンとしてしまった)

苗木(誰かを推薦しないとどうしようもない雰囲気だ)


誰を推薦する?

キャラ名で
>>46

ちーたん


苗木「あ、えっと……不二咲さん、どうかな」

不二咲「え!? ボ、ボクぅ……?」

苗木「あ、嫌じゃなければでいいんだけど……」

苗木「不二咲さんなら、細やかな気遣いができそうだなって思ってさ」

不二咲「…………」

不二咲「みんなも、そう思う?」

苗木(みんな曖昧な態度で頷いている)

苗木(なんか、嫌なことを押し付けた感が半端ない……!)

不二咲「うん。いいよ。誰かがやらなきゃいけないんだし」

不二咲「上手くできるかわからないけど……頑張るよ」

苗木(これってやっぱり、断れなさそうな子に無理矢理頼んだことになるよな……)

苗木(フォローを入れないと、不二咲さん本人以上に、周りの印象が悪くなりそうだ……!)

苗木「あ、えっと」

石丸「よし! では僕と不二咲くんとでやっていくことにする!」

石丸「不二咲くん、そんなに気負わなくていいぞ。あくまで僕の補助的な役割だけを頼もうと思っているからな」

不二咲「あ、うん」

苗木「…………」

苗木(タイミング逃した……!)


・不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

 ★☆☆☆☆☆☆


朝日奈「ねえねえ! みんなこれから予定ある?」

朝日奈「なければさ、入学記念パーティーでもしない?」

舞園「入学記念パーティー、ですか」

桑田「お、いいじゃん? 遊べるなら大歓迎よ、俺!」

石丸「しかし、勉学を生業とする我々学生が、寄り道をするのは」

大和田「クソまじめにも程があるだろ」

葉隠「親睦を深めるのは大事だべ」

十神「下らん。興味ないな」

苗木「あ、十神クン……帰るの? 用事?」

十神「お前らと遊ぶなんて下らないことをするくらいなら、呼吸でもしていた方がよっぽど建設的だ」

大和田「ああ? なんだてめぇ?」

十神「プランクトン並みの知能しかない奴と付き合っていたら、こっちもプランクトンになってしまうからな」

大和田「んだとゴルァ!!?」

苗木「ちょ、ちょっと二人とも」

セレス「別に強制ではないのでしょう? 帰りたいというなら各自の自由では?」

セレス「せっかくですから、わたくしは参加させていただきたいと思っていますけどね」

山田「む、無理に誘うこともない、とは思いますが……」

苗木(どうやら十神クンはみんなと遊びに行くつもりはないらしい)

苗木(このまま言い続けてもうんとは言わないだろうけど、ほっとくのは違うよな……)


>>51

1、成り行きに任せる
2、勇気を出して口を出す

苗木「あ、えっとじゃあ……校内探索はどうかな?」

十神「校内探索?」

苗木「あ、ほら。遊びに行くのが嫌なら、校舎をきちんと把握しようよ」

苗木「希望ヶ峰学園ってすごく広くて設備も豊富だからさ、見て回るだけでも結構時間かかるし」

苗木「説明文だけより、実際に見て回ろうよ」

苗木「遊ぶわけじゃなくて見学。それならいいよね?」

苗木「それとも、他にやっぱり用事があったりするのかな」

十神「…………」

十神「まあいいだろう。凡人らしい口車に乗ってやろう」

十神「俺もこの学園の全てを把握したわけではないからな」

山田「素直にいけばいいと思うんですがな……」

戦刃「……あの」

戦刃「わたしも、行っていい?」

朝日奈「勿論だよ! ってか、全員で見学しようよ!」

舞園「もしかしたら街に出るより、そっちの方が楽しいかもしれませんね」

石丸「学び舎を知るのは賛成だ! これから何を勉強していくにしても、ここは素晴らしい場所になる」

石丸「知らずに遊ばせておいては、学び舎も泣くだろうからな」

桑田「ちぇー。なんかつまんねぇの」

江ノ島「ほっといてもそのうちわかるでしょ」

不二咲「で、でもぉ……みんなで行くと、自分じゃわからないこともわかるんじゃないかな」

不二咲「使い方とか、色々。みんなで行こうよ」

不二咲「この学校、広いし、一人じゃ迷子になりそうだし……」

石丸「よし! では早速見学しようではないか!」

セレス「で、どこに行くのです?」

苗木「…………」

苗木「え、ボク?」

セレス「あなたが提案者でしょう?」

苗木「う、うーん……どうしようかな」

霧切「…………」

霧切「生徒手帳に、校内の地図が載ってるわ。参考にしたら」

苗木「え、本当?」

苗木(先ほど配られた手帳を確認してみる)

苗木(みんなもつられて確認し始めた。さっき配られた時も確認したけど、話の途中だったからか、あまり触れてなかったんだ)

苗木「ありがとう、霧切さん」

霧切「別に……大したことじゃないから」

苗木「そんなことないよ。知らないことを教えてくれたんだから」

霧切「…………」

苗木「しかし、本当に広いね」

苗木(これ一日で全部回れそうにないな……)

苗木(あまり欲張ると明日に響きそうだ。みんな忙しい人たちだし、寮以外の三つの施設ぐらいに絞った方がよさそうだな)


>>57

三つ、希望ヶ峰学園にありそうな施設を上げてください(例、プール、トレーニングジム、ITルームなど)
場所によっては2のキャラが出るかもしれないし出ないかもしれません

パソコン室、生徒会室、イベント用ステージ

 第一ITルーム


苗木(窓からの採光もきちんと考え抜かれた、おしゃれなカフェみたいな部屋だ)

不二咲「うわあ、すごい!! 最新の設備だよ!!」

苗木(不二咲さんのテンションがすごく上がってる!)

腐川「う、ううううううう!!」

舞園「腐川さん!? ど、どうしたんですか!?」

腐川「わ、わ私、き、機械いアレルギーなのよ……! ってかいきなり話しかけてくるんじゃないわよこのビッチ!」

舞園「ええ!?」

腐川「だ、だいたいアイドルは枕営業してお偉方を取り込んでいるものなのよ。そしてメディアを誘導して自分を可愛い可愛いと見せかけて虚栄心を満たすんだわ!」

舞園「そ、そんなんじゃないですよ!」

桑田「おいこらネクラ眼鏡! よくも舞園ちゃんにそんなこと言えるな!」

桑田「そういうのはな、できない側の僻みっつう―んだよバーカ!!」

舞園「それじゃ肯定してることになるじゃないですか!?」

苗木「あ、ちょ、ちょっと」

??「うるさいわね! ITルームではしずかにしなさいよ!」

(ぴた、と全員の声が止まる)

不二咲「あ、えーと……あなたは?」

??「あ、ごめんなさい。私は小泉真昼」

小泉「アンタたち、78期生でしょ? てか全員いるんだ。仲いいんだね」

苗木(いきなりこんな言い争いしたり、十神クンや大和田クンの口論を見てると、そうは思えないけどな……)

小泉「あたしさ、一応カメラマンやってるんだ。人専門だけど」

江ノ島「あ、知ってる! ってか何度か会ったことあるんじゃない?」

舞園「あ、そうですね。私も撮ってもらったことありますよ」

山田「有名なお人なのですな」

小泉「あはは……怒鳴ってごめんね」

小泉「ついクラスの連中にする感じでやっちゃってさ」

小泉「そうだ! お詫びにみんなの写真撮ってあげるよ」


苗木(そういうと小泉さんは首に下げていたカメラを構える)

小泉「ま、先輩からのお祝いってことで。はい並んで並んでー」

(なんとなく流されるままに、みんな並んでいく)

小泉「はい、みんな笑ってー はい、3,2,1」

 パシャ パシャ

小泉「うん。ちょっとぎこちないけど、いい写真になったよ」

石丸「ご厚意、感謝します」

小泉「型っ苦しいなあ。あ、みんな手帳は持ってる? 今の写真、画像ファイルで転送するよ」

(苗木も含めた数人が画像ファイルをもらう)

小泉「またうちの連中とも絡むかもね。その時はよろしく」

??「真昼おねえ! まぁだぁ?」

小泉「今いくよー。じゃあね、後輩」

(小泉は手を振って去って行った)

舞園「いい人ですよね。小泉さんの写真、私も撮ってもらったことありますけど、本当に自然と笑顔になるんです」

苗木「へえ……すごい人なんだね」

苗木(あの十神クンや霧切さんも、光の加減かどこか表情が柔らかく見える)

苗木「いいもの、もらっちゃったな」


 ――生徒会室に移動中


大和田「いっちばん俺の苦手な連中だぜ」

桑田「型っ苦しいんだろうな」

山田「ですが日本のアニメにおいて生徒会は魔物を退治したり凄まじいスペックを持っていたりがむしろ相場」

山田「ふむ。創作のエナジーが湧いてきましたぞ……!」

苗木「…………」

苗木(今ならパソコン見て緊張がほぐれた不二咲さんにさっきのフォローをできそうだけど)

苗木(なんて言えばいいかな)


>>60

好きにセリフを。苗木風に取り入れていきます

ごめんね・・無理してるならボクが変わってもいいけれど・・
本当は無理に押し付けちゃったんじゃないかなって・・本当にごめん

苗木「あ、不二咲さん」

不二咲「苗木クン。どうしたの?」

苗木「さっきはごめんね。無理してるなら、ボクが代わるよ」

不二咲「…………」

苗木「本当は無理に押し付けちゃったんじゃないかなって……本当にごめん」

不二咲「い、いや……ちょっとびっくりしちゃっただけだから」

不二咲「…………」

不二咲「あのね、ボク……ああいうのに推薦されたの、初めてだったんだ」

不二咲「だからその、戸惑っちゃったりはしたんだけど」

苗木「そ、そうだよね……ごめん」

不二咲「いや、謝らないでいいよ。ただ、テキパキと出来るタイプじゃないから」

苗木「だったら、ボクが手伝うよ。何か困ったらさ」

苗木「それに、石丸クンはとてもしっかりしてるし、きっとほとんど全部石丸クンがやっちゃうんじゃないかなって思う」

苗木「でも、独りよがりになったりしたら、それは石丸クンの為にも良くないから……だから、不二咲さんに頼んじゃったんだけど」

苗木「でも、あくまで代表は二人だけど、クラスのことはみんなで決めていくんだしさ」

苗木「だから、その……あはは、なんていえばいいのかな」

不二咲「……ありがとう、苗木クン」

不二咲「えへへ。正直、みんな凄い人ばっかりで、なかなか話しかけたりとかができなかったりして、不安だったんだけど」

不二咲「苗木クンがいてくれて、よかった」

苗木「不二咲さん……」

不二咲「ボク、頑張ってみるよ。せっかく苗木クンが推薦してくれたんだし」

不二咲「それに、ボクも……変わらなきゃいけないからね」


・不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

  ★★★★☆☆☆


葉隠「おおい、みんな行っちまうべ」

苗木「あ、うん。行こう、不二咲さん」

不二咲「うん。次は生徒会だね。やっぱり、山田クンの言うみたいな、すごい人たちなのかな」

苗木「普通の学校なら普通の生徒なんだけど、ここは希望ヶ峰学園だもんね」



 <!!ああっと!!>


 ※チュートリアルのお時間です

 この<!!ああっと!!>、キャラクターの星が4つ以上に達した場合、その場を目撃していた他者が反応する場合があります。
 それは遠くで密かに見ていたとかではなく、一緒に行動している誰かに限られます。

 この場合は78期生全員ですね。手が早いことでございます。

 この場合の反応は、あまり良きことではない場合がほとんどです。いわゆる爆弾というやつです。
 ですが心を動かしたとなれば、それは親睦を深めるイベントに繋がることもあり得ます。
 この表示が出た場合、メンバーの動きに注意していきましょう。

 ※今回は初回であること、メンバーの候補が多いことから、特別にヒントです。
  まだ直接話していない誰かはいませんか?

さて、すみませんがちょっと疲れてきたのでそろそろ落ちます。あんまり進まなくてごめんね。
今回の<!!ああっと!!>はそんなに気にしなくて大丈夫です。チュートリアルなのと、候補が多すぎるので。
特定の誰かを誘う時にこの時の会話が出るかもってレベルの話です。
ただ次の<!!ああっと!!>は本当に爆弾に繋がる可能性がある。つまりはヤンデレ化です。バッドエンドフラグです。
多分女性メンバーがなりやすいかと思いますが、まあ原作のキャラ崩壊を招かない、ほどほど程度にしていきたいと思っていますので。

では今日は失礼します。皆様いい夢を。おやすみなさい……

 生徒会室


十神「ほう……」

苗木(十神クンが目を細めるほど生徒会の人たちはすごいオーラを放っている)

苗木(生徒会そのものには石丸クンがすごく興味だけで、あとは生徒会に所属している人たちにみんな興味を持ったようだ)

苗木(……生徒会の人は親切だけど、なんか話しかけづらいな。落ち着かないや)

苗木「あのさ、」


クラスの誰に声を賭けましたか?

>>70

桑田

苗木(なんとなく退屈そうにしている桑田クンに声をかけてみようかな)

苗木「なんか、すごいね。生徒会の人たちって」

桑田「うーん、さすがの俺もあの貫禄にはビビるぜ」

桑田「ま、でも俺の方がイケてるけどな? やっぱ男なら女にモテねーと!」

苗木「う、うん。まあそうかもしれないね」

苗木(石丸クンが聞いたら激怒しそうだなあ)

桑田「っつかさ、ぶっちゃけ苗木は誰狙い?」

苗木「え、ええ!? ボク!?」

桑田「やっぱ舞園ちゃん? アイドルなのに清楚って反則だよなー」

桑田「でも他にもかわいい子ばっかじゃん? 江ノ島も会話いい感じだし、朝日奈とかも結構可愛いし」

桑田「俺的にはトーク楽しめない子はアウトだけどよ、霧切やセレスもどんぴしゃな奴はどんぴしゃだし」

桑田「お、そういえばお前不二咲推薦してたじゃん? なんやかんやで手伝って好感度上げるって作戦だったり?」

苗木「そ、そんなんじゃないよ」

桑田「つーか、言えって。狙う子被るとかマジで嫌じゃん」

苗木「え、そういうこと……?」

桑田「ぜってぇ言わねえから。ほら、これで教えろって」

苗木(桑田クンは自分のケータイを取り出してメモ画面に切り替えた。これにタップしろってことなのかな)

苗木(どうしよう……)


>>73
キャラ名かあるいは教えないかで


苗木(ボクは『舞園さん』と名前を打ち込んだ)

桑田「あちゃあ……まあそうなるよな」

苗木「いや、でも、その、そうなりたいとかじゃ」

桑田「あったりまえじゃん! お前じゃ釣り合わねぇっつうの!」

桑田「俺ミュージシャンになって迎えに行くんだし」

苗木「ミュージシャンが夢なの? 野球は?」

桑田「あんな汗くせえのぜってえやだ」

苗木「…………」

苗木(高校球児の夢を全否定しちゃったな)

苗木「じゃあ、ミュージシャンは」

桑田「女にモテるから以外にやる意味ある?」

苗木「そ、そこまでキッパリしてると、逆に尊敬するよ」

桑田「そうだ、苗木。お前も一緒にバンドやろうぜ!」

苗木「え、でもボク楽器出来ないよ?」

桑田「俺も出来ねぇよ? でも俺の歌声とカリスマ性があれば楽勝っしょ!」

桑田「そうだな、苗木は……ベースだな!」

苗木「ギターじゃないの!? ボクが最初のメンバーじゃないの!?」

桑田「ボーカル兼ギター! やっぱそれがスターっしょ!」

苗木「あはは……うん、考えとく」


・桑田怜恩<超高校級の野球選手>

 ★★☆☆☆☆☆


 グラウンド

大和田「すっげー、走りてぇ!」

朝日奈「ランニングには持って来いだよね! 朝走るの気持ちいいんだよ!」

苗木(何故か二人はかみ合ってない気がする)

苗木(そんなことより、きっと国立競技場ってこんな感じなんだろうな)

苗木(<超高校級の陸上選手>とか、きっとその辺の肩書の人が練習に励んでいる)

朝日奈「あ、ねえねえ、バスケットゴールが空いてるよ!」

苗木(見るとこのあたりは普通の学校や公園にある、下が人工芝にゴールが一つの簡易的なバスケットコートがある)

十神「下らん。バスケなんて下賤な遊びができるか」

腐川「ふ、ふん……私だって、そんな地べたを這いずり回るような汗臭いスポーツはごめんよ」

セレス「わたくしも、運動は苦手ですので。見学させていただきますわ」

山田「自分も遠慮したいところですな……しかし! 応援ぐらいはさせていただきますぞ!」

江ノ島「まあ、嫌ならいいんじゃない? レクなんだし」

大神「同じスポーツを皆で楽しむのは良いことだが、好き嫌いはある。無理強いはせぬ方が良かろう」

十神「付き合いはここまででいいだろう。俺は帰るぞ」

(十神は何かを言う暇もなく帰っていった)

腐川「わ、私も帰るわ……締め切り近いし」

(腐川も十神を追いかけるように帰っていった)

不二咲「ボ、ボクはみんながいいなら、いいけど……ここ、使っていいのかな」

石丸「聞いてきたぞ! 許可は取ってきた!」

葉隠「はええ!」

舞園「参加する人は12人ですね。本来、バスケは5人チームでしたっけ?」

朝日奈「細かいことはいいじゃん! それより、組み分けどうする?」

苗木(なんだかバスケやる流れになったようだ)

苗木(組み分けか、グッパーでもいいけど、時間かかりそうだし)


>>78

1、男女で分ける
  (石丸・大和田・桑田・苗木・葉隠・不二咲)(朝日奈・戦刃・江ノ島・大神・霧切・舞園)

2、五十音順に並べて、前から6人と後ろ6人
  (朝日奈・戦刃・石丸・江ノ島・大神・大和田)(霧切・桑田・苗木・葉隠・不二咲・舞園)

3、五十音順に並べて、奇数番号と偶数番号
  (朝日奈・石丸・大神・霧切・苗木・不二咲)(戦刃・江ノ島・大和田・桑田・葉隠・舞園)


※ちーたんはまだ性別カミングアウトしていません!

3

すみません、寝落ちしそうです……睡魔が限界
この日(4月13日月曜日)が終わったら、4月18日(土曜日 休日)まで飛びます。

スクールモードと同じく、誰を誘うか考えていただけたらと思います。すみません、おやすみなさい

 寮・苗木の部屋


苗木「…………」

苗木(酷い目に遭った)ズーン

苗木(最初は普通に楽しかったのに、ボクの投げたボールがネットに当たってポールで跳ね返されて隣のコートに行ってシュートされたサッカーボールがバスケットボールに当たって跳ね返ってゴールに入ったのが点になるかならないかで揉めに揉めた……)

苗木(結局遊びだからドローになったけど、隣のコートの人たちは遊びじゃなかったから謝りまくって、こんな時間……)

苗木(ってか残ってたのボクと石丸クンと不二咲さんだけだよ! あとみんな帰ってたよ!)

苗木(あとで石丸クンや不二咲さんにも謝らないとダメだな……)


 不参加の十神・腐川以外はなんだかんだで楽しめたらしく、全員好感度★一つ上がる。


・石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

 ★☆☆☆☆☆☆


・十神白夜<超高校級の御曹司>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・大和田紋土<超高校級の暴走族>

 ★☆☆☆☆☆☆


・桑田怜恩<超高校級の野球選手>

 ★★★☆☆☆☆


・山田一二三<超高校級の同人作家>

 ★★☆☆☆☆☆


・葉隠康比呂<超高校級の占い師>

 ★★☆☆☆☆☆


・舞園さやか<超高校級のアイドル>

 ★★★☆☆☆☆


・霧切響子<超高校級の探偵>

 ★☆☆☆☆☆☆


・朝日奈葵<超高校級のスイマー>

 ★★☆☆☆☆☆


・腐川冬子<超高校級の文学少女>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・大神さくら<超高校級の格闘家>

 ★☆☆☆☆☆☆


・セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

 ★☆☆☆☆☆☆


・江ノ島盾子<超高校級の××――ギャル>

 ★☆☆☆☆☆☆


・不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

 ★★★★★☆☆


・戦刃むくろ<超高校級の軍人>

 ★☆☆☆☆☆☆



苗木「うーん。もうこんな時間か……お腹空いた」

苗木(寮の地図を見ると、主に洋食と和食と色々ごった煮の食堂と自分で作るフリーキッチンの三つに分かれてる)

苗木(細かいジャンルはそこの食堂に行ってからまたいろいろあるらしいけど、3つの食堂と寮に併設されてるキッチンと考えればいいのかな)

苗木(この部屋にも簡易的なキッチンはあるけども、火は取り扱ったらダメらしいから、きちんとした料理は難しそうだ)

苗木(先生の話だと、フリーキッチン以外は時間が決まっているらしい)

苗木(昼の11時から夜の9時まで、これは一般にも開放しているからだとか)

苗木(<超高校級のシェフ>や<超高校級の板前>が腕によりをかけていて、それこそ超一流のレストラン並みなんだとか)

苗木(しかもそれが本学科の生徒は全部タダ!!)

苗木「よし、今日は」


1、洋食にしよう
2、和食がいいな
3、ごった煮食堂が気楽でいいな


>>87

3

苗木「うわあ……人多いな」

従業員「いらっしゃいませ。本学科の生徒様ですか?」

苗木「え、あ、はい」

苗木(生徒手帳の提示を求められると、人がいっぱいの大食堂から別の小さな食堂に案内される)

苗木(どうやら本学科専用の食堂、ということらしい)

苗木(知らない人たちに交じって、既に結構おしゃべりに花を咲かせているのは)

苗木「大和田クンと石丸クンか。……不思議なペアだな」

苗木(あと、戦刃さんも一人で食べてる)

苗木(どっちかに混ざろうかな)


1、大和田と石丸に混ざる
2、戦刃と一緒に食べていいか聞いてみる
3、一人で食べよう


>>90


大和田「お、苗木。いやあ、さっきの面白かったな」

苗木(ボクがどうしようか決める前に声をかけられてしまった。いや、嫌なわけじゃないんだけど)

石丸「苗木クン、どう思う? 先ほどのキミのシュートだ」

苗木「あー、あれは」

大和田「だから、あれはありだって」

石丸「しかし、一回コート外に出ているだろう!」

苗木(さっきと繰り返しだな)

石丸「遊びであろうと、スポーツである以上、ルールには厳格でなければならん!」

大和田「だー、ルールルールうるせえな! テツコの部屋かお前はよ!」

苗木「あ、あのさ。ここみんなが食べてるからさ……」

石丸「ルールを守れないのは君が弱いからだろう! だから安易にわかりやすい暴力に頼るのではないか?」

大和田「ああ? なんつった今?」

苗木(見るからに険悪になった……!)

大和田「上等だオラア!! おい、俺より根性があるっつうならお前勝負受けろや」

苗木「ちょ、暴力はダメだよ!?」

大和田「ふん、カタギにんな真似しねぇよ。男の根性勝負っつったら我慢大会だろぉが!」

苗木「が、我慢大会?」

石丸「ふむ、なるほど。そういえば大浴場にサウナがあったな」

苗木「石丸クンも乗っちゃうの!?」

大和田「苗木、お前立会人になれ」

苗木「ええ!?」

石丸「僕からもお願いしたい。根性で無頼者に負けるわけにはいかないのだ!」

大和田「んだとオラァ!? ルールだ規則だしか言えねぇやつに俺が負けるかよ!」

苗木「…………」

苗木(面倒なことになって来た。周囲の目も痛いし……)

苗木(どうして初日からこうなるんだろう)

苗木(もう断って部屋に帰ろうかな)

苗木(ほっといてもなんかいい気がしてきた)


1、部屋に帰る
2、一応立ち会おうか

>>93



苗木(やっぱり何か色々不安なので立ち会うことにした)


 大浴場・中


苗木「うわあ、高級旅館の温泉みたいだ」

石丸「さあ、始めるぞ!」

大和田「よっしゃいくぞオラア!」

苗木「…………」


 サウナ室


石丸「む。予想と違って湿気がすごいな」

大和田「んだな、暑さの質が違うっつうのか」

苗木「(説明文がある)ボクらが想像するようなサウナじゃないみたいだね、あれは乾式サウナって言って、こっちはえーっと、外国式のサウナみたい。焼いた石に水をかけて湿度を調整するんだって」

苗木「どうする?」

石丸「ここまで来て止めるわけがなかろう!」

大和田「上等だ! ひっくり返って初日から救急車呼ばれんなよ!」

苗木「……ボク外でお風呂浴びてくるね」

 ――30分経過

苗木(ボクは一通り身体や頭洗ってお風呂にも浸かったけど、二人はまだ出てこない)

苗木「おおい、どう……。――!?」

(石丸は葉っぱのついた箒で自分の身体を赤くなるまで叩き、大和田は塩を自分の身体に塗りこんでいる!)

苗木「ちょ、何してんの!?」

石丸「こ、これには……マッサージ効果が、あるそうだ……!」

大和田「サウナっつったら塩だよな……! そうだよな……!」

苗木(どうしよう! 二人を止めないと確実に健康に被害が出る!)


1、「ひきわけー、ひきわけー!」
2、気のすむまでさせよう


>>97

苗木「えっと、ボクそろそろのぼせそうなんだよね……疲れてて」

苗木「結構ボーっとしててさ、もう」

大和田「な、なさけねぇな……だからなよっとしてんだよ」

苗木「だからさ、二人は気のすむまで勝負してなよ」

苗木「今日二人が納得いかなかったら、結果を明日ボクが聞いて、それで勝負を決めるってのはどうかな」

石丸「確かに……これ以上君に付きあわせるのは、酷だな……」

大和田「俺はそれでいいぜ……! こうならとことんやってやらぁ!」

苗木「…………」

苗木(まあ他に人もいるし、大丈夫だろう)

苗木「あの、明日以降に響かないように、気を付けてね。じゃあ」

苗木(聞こえているのかどうか微妙なところだけど、一応二人は頷いた)

苗木「……部屋に帰ろう」



 苗木の部屋


苗木「なんか、疲れたな」

苗木「みんな個性強くて、仲良くなれるか心配だけど」

苗木「まあ、なるようになるよね……」

苗木「…………」

苗木「もう寝ようっと。明日は明日の風が吹くよね」

 第78期生好感度

 4月13日終日時点



・石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

 ★☆☆☆☆☆☆


・十神白夜<超高校級の御曹司>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・大和田紋土<超高校級の暴走族>

 ★☆☆☆☆☆☆


・桑田怜恩<超高校級の野球選手>

 ★★★☆☆☆☆


・山田一二三<超高校級の同人作家>

 ★★☆☆☆☆☆


・葉隠康比呂<超高校級の占い師>

 ★★☆☆☆☆☆


・舞園さやか<超高校級のアイドル>

 ★★★☆☆☆☆


・霧切響子<超高校級の探偵>

 ★☆☆☆☆☆☆


・朝日奈葵<超高校級のスイマー>

 ★★☆☆☆☆☆


・腐川冬子<超高校級の文学少女>

 ☆☆☆☆☆☆☆


・大神さくら<超高校級の格闘家>

 ★☆☆☆☆☆☆


・セレスティア・ルーデンベルク<超高校級のギャンブラー>

 ★☆☆☆☆☆☆


・江ノ島盾子<超高校級の××――ギャル>

 ★☆☆☆☆☆☆


・不二咲千尋<超高校級のプログラマー>

 ★★★★★☆☆


・戦刃むくろ<超高校級の軍人>

 ★☆☆☆☆☆☆



 4月14日(火曜日)

 朝・HR


石丸「…………」

大和田「…………」

朝日奈「どっしたの? 二人ともすっごいグロッキーだよ」

苗木(やっぱりこうなったか)

苗木「二人とも、大丈夫?」

大和田「いやあ、見せたかったぜ……兄弟の勇姿をよ」

苗木「へ?」

石丸「何を言うか兄弟。君も立派だったぞ……いつつつつ!」

苗木「…………」

苗木(健康面に被害はあっても、二人はなんか仲良くなったみたいだ)

石丸「これも、キミが立ち会ってくれたおかげだ」

大和田「ああ、マジで……感謝し、いつつつつつ!」



・石丸清多夏<超高校級の風紀委員>

 ★★★☆☆☆☆

・大和田紋土<超高校級の暴走族>

 ★★★☆☆☆☆



大神「……何があったかは知らぬが、保健室にでも行った方がいいのではないか?」

石丸「何を言うか。これは、青春の一ページという……ものだ」

大和田「そうだぜ、へへ……オーガもやっぱ、女なんだな」

大神「…………」

苗木「そういう問題じゃないと思うけど……まあ二人が納得してるなら、いっか」



 ――――飛んで、4月18日(土曜日)


苗木(この一週間、勉強は勿論希望ヶ峰学園特有のプログラムがあったりして、あっという間に過ぎてしまった)

苗木(でも今日は午前で終わって、午後は暇だ。どうしようかな)


1、学園の外に遊びに行く
2、誰かを誘ってみる
3、部屋で休む

>>105

2

誰を誘いますか?(78期生の中から一人)

>>108

続きは明日からになります。最近眠るのが早いです。
ちなみにサウナで馬鹿した二人は土曜日になってもまだ火傷状態が続いているようです。それがどう影響でるかはまだわかりません。
ではまた明日。いい夢を。おやすみなさい。

むくろ

・戦刃むくろ<超高校級の軍人>

 ★☆☆☆☆☆☆


苗木「うーん。まだアドレス交換してないんだよな。どこにいるのかわからないや」



※チュートリアルのお時間です!

 好感度が★2つ未満のキャラクターとはアドレス交換ができていないことになっています。
 説明聞いていないですか? 今言いましたので大丈夫ですね。

 基本的に好感度の低いキャラクターは皆さん忙しいので休日を割いてはくれません。
 
 平日の学園生活で好感度を上げ、
 休日に特別なイベントをこなしていきましょう!

 これが基本的な流れになります。

 どうしても休日に過ごしたい、というならば自分から探し回ることも構いませんが、
 それはアドレス交換などで連絡手段を確保してからの方が賢明かと思われます。

 とはいえ、これはあなた様の物語ですので、好感度の低いキャラをあえて探しに行くのももちろん選択肢としてはあります。

 わたくしからのアドバイスとしましては、時間は有意義に、とだけ申しておきましょう。



苗木「どうしようかな」


1、戦刃を探しにいく
2、別のキャラと連絡を取ってみる
3、部屋で休む

>>113

1

↓の人、コンマ00かどうかでイベントが変わります。どうぞ。

苗木「うーん、一度決めたんだし、他の人も忙しそうだしなぁ」

苗木「まあ、部屋にいても暇だし、とりあえずぶらぶらしてみよう」


食堂前・廊下


苗木(やっぱり広いな、この学園)

苗木(普通に歩いているだけじゃ見つかる確率はかなり低いな……)

??「苗木君」

苗木「わっ!」

霧切「何驚いているの?」

苗木「あ、霧切さんか。ごめん、考え事してて」

苗木「霧切さんはお昼ご飯食べに来たの?」

霧切「その言い方だと、あなたは違うようね」

霧切「誰かを探してるの?」

苗木「ええ? どうしてわかったの?」

霧切「…………」

霧切「なんとなく」

苗木「絶対根拠はあったけど説明がめんどくさいだけの反応だったよね」

霧切「それはそうと、やっぱり誰かを探しているの?」

苗木「あ、うん。戦刃さん見なかった?」

霧切「戦刃さん? 見てないけど、何故?」

苗木「何故……何故だろう、なんとなく」

霧切「彼女のケータイに連絡すれば?」

苗木「番号知らないんだ」

霧切「そう。この広い学園の中で、予め待ち合わせ場所を決めずに探しに行くのは無謀だと思うわ」

霧切「コンマを取れなければ他のキャラとの勝手なイベントが始まったりするらしいから」

苗木「えっと、何の話?」

霧切「気にしないで。……私はお昼を食べるけど、苗木君はどうするの?」

苗木(うーん。どうしようかな)


1、食べる
2、食べない

>>119

2

苗木「うーん、まだお腹空いてないし、ちょっと早いからね」

苗木「もう少しぶらぶらしてみるよ。いろいろ教えてくれてありがとうね」

霧切「そう。あなたがいいならそれでいいけど……」

苗木「……?」

霧切「嫌な予感がするから、気を付けて」

苗木「え、霧切さんが言うと重いよ! 嫌な予感、って?」

霧切「さあ。予感は予感、としか」

霧切「あまり人との接触を断つと、いいことはないと言うじゃない」

霧切「私のような商売はそっちの方が気楽だけど、あなたはそうじゃないでしょう?」

苗木「…………、」

苗木「えっと、心配してくれてる?」

霧切「じゃあね」

苗木(霧切さんはすたすたと去って行ってしまった)

苗木「また一人になったな」

苗木「どうしよう」


1、好感度2以上のキャラと連絡を取ってみる
2、とりあえずうろうろしてみる
3、部屋に帰る

>>122

2

苗木「とりあえずうろうろしてみようかな」


 学園内、中庭


苗木「ここでボーっとするだけでも一日終わりそうだな」

苗木「<超高校級の庭師>がいるとか……才能っていろんな分野があるんだな」

 がちゃんがちゃんがちゃん

苗木「?」

苗木「なんか騒がしいな。なんだろう?」



 <超高校級の特別購買部>


苗木(なんかさっきまで何もなかったはずの場所に怪しいテントが立ってる!)

苗木(看板は普通だけど見た目すごく怪しい! 逃げよう! 絶対そのほうがいい!)

 ドン!

苗木「うわ!」




苗木(――中に強制的に入れられてしまった)

苗木(見た目はなんか、怪しい研究所って感じだ……)

店員「らっしゃーせー」

苗木「え、えっと」

店員「ここはクラスメイトの好感度を上げる(発明品)プレゼントを売ってるんす」

苗木(あ、怪しすぎる)

店員「【土曜日だけ特別出店】しています。是非これからもごひいきに」

苗木「はあ……」

店員「お客さんははじめてっすよね。クラスメートとなじめなくて大変だったりはしてないっすか」

苗木(敬語が滅茶苦茶だな)

店員「今回は三つのアクセサリーのうち一つを特別レンタルするっす」


1、ブレスレット
2、ブレスレット
3、ブレスレット


苗木(どれも同じじゃないか!!)

店員「これは意中の相手とペアで嵌めると、【好感度が3つ上がる】特別仕様になってるんす!」

店員「今は初めてのご来店なので無料で貸し出してます」

店員「普段は何でも出てくるガチャポンみたいなお店になってるんで、興味があったらまた来てください」

店員「はい、どーぞ。説明書と保証書は中に入ってるんで」

苗木「え、ええええ?」

(強引に謎のブレスレットを渡されてしまった)

苗木「…………」

苗木(どうやら【土曜日はここでプレゼントになるようなものが買える】らしいけど)

苗木(このブレスレットは、見た目が怪しいんだよな)

苗木「……帰ろう。疲れた」



 4月19日 (日曜日)


 苗木の部屋


苗木「謎のブレスレットは置いといて」

苗木「今日はどうしよう」


1、誰かと会いに行く
2、うろうろしてみる
3、部屋で休む


>>125

1

誰に会いに行く?

>>128

了解です。今日はここまでにします。
今日は別に残姉と合わせたくなかったわけではなく、チュートリアルで終わってしまいました。申し訳ない。
大体のチュートリアルは全部言ったと思います。
購買部は基本モノモノマシーンの役割です。プレゼントはここで買いましょう。

ではでは失礼します。皆様いい夢を。おやすみなさい。


 希望ヶ峰学園・中庭


苗木(うう、なんか緊張するなぁ)

舞園「苗木君! 遅れちゃいました! ごめんなさい!」

苗木「え、全然そんなことないよ(一時間待った)」

舞園「本当にごめんなさい……レコーディングに手間取っちゃって」

苗木「忙しいところ無理言ったのはこっちなんだし、全然大丈夫だって」

舞園「……あれ? 他の人は?」

苗木「うん。誘ったんだけどね」

苗木「桑田クンは補習だし、江ノ島さんは撮影だし、朝日奈さんとかもなんか用事があるみたいで」

苗木「みんな忙しいみたいだ(桑田クンの悲痛な絶叫は伝えなくていいかな)」

苗木「舞園さんこそ、今一番忙しい時期じゃないの?」

舞園「今日は午前中レコーディングで、夕方からスタジオの収録がありますけど、午後中空きしちゃってたんで、ちょうどよかったんですよ」

舞園「でも、そっか。苗木君と二人ってことは」

舞園「これってもしかして、デート……になるんですかね?」

苗木「!!? いいい、いや、ボクは全然そんなつもりは、いや嬉しくないとかじゃなくてでもそういう下心があるわけじゃ」

舞園「ふふ。冗談ですよ。どこに行きましょうか?」

苗木(……もしかしてボク、遊ばれてるのかな)

苗木「うーん、どこに行こうか……」


1、図書室で本を読もうか
2、このまま中庭を散歩しない?
3、視聴覚室で特別な映画をやっているとか
4、食堂のスイーツ店に新作スイーツが入荷したらしいよ


>>133

3

苗木「なんか江ノ島さんが薦めてたんだけどね」

苗木「視聴覚室で<超高校級の映画監督>のお勧めの作品を見れるらしいよ」

苗木「本学科はタダで見れるらしいけど……」

苗木(どうしよう。何故か不安になって来た)

舞園「『Saw』『Cube』『リミット』……」

舞園「なんか、閉じ込められて脱出するタイプの映画を集めたみたいですね」

苗木「……密室系ってやつかな。江ノ島さん、そういうのが好きなんだ、意外だな……」

舞園「見ます?」

苗木「…………」

苗木「が、ががが頑張ろう」

舞園「?」



 ――1時間半後



苗木「――――」

舞園「うーん、ドキドキしました! ……苗木君? 大丈夫ですか?」

苗木「……うん、大丈夫。ちょっと深呼吸すれば」

苗木(大丈夫。舞園さんはボクが怖がってることに気付いてない。だから大丈夫)

舞園「…………」

舞園「まだ少し時間があるので、あそこのスペースで何か飲みませんか?」

苗木「……そ、そうだね。ボク、買ってくるよ。舞園さんは、そこに座ってて」

苗木(オレンジジュースを二つ買って、ベンチに座る舞園さんに渡した)

苗木「ふう」

舞園「あ、お金」

苗木「え、いいよいいよ! ボクが出すから。それぐらいさせてよ」

舞園「……そうですか。それなら、お言葉に甘えちゃいますね」

苗木「……(やっぱり、可愛いなあ。お人形さんみたいだ)」

舞園「お人形さんじゃないですよ? 生きてますから」

苗木「え!? な、なんでわかったの!?」

舞園「私、エスパーですから」

苗木「…………」

舞園「あの、冗談ですよ?」

苗木「あ、うん。そうだよね。あ、映画どうだった?」

舞園「あ、はい! 面白かったです」

舞園「主に、苗木君の顔を見るのが」

苗木「え……ボク!?」

舞園「すぐに顔色がころころ変わるので、見ててかわいいなあって」

苗木「…………」

苗木(複雑すぎる……)


舞園「…………」

舞園「苗木君は、閉じ込められるとか、そういうの苦手ですか?」

苗木「いや、あんまり好きって人もいないんじゃないかなとも思うけど」

苗木「ボクが苦手なのは、音とか悲鳴の類であって……」

苗木「でもそうだな。外で、観客としてなら、ああすればいいのにとかこうすればいいのにとか言えるけど」

苗木「実際には、何もわからなくなって、きっとただパニックを起こすだけになるんじゃないかな」

舞園「…………」

舞園「そんなことはないと思いますよ」

苗木「え?」

舞園「苗木君はそういう人じゃないと思います」

苗木「――?」

舞園「…………」

舞園「ただの勘、ですけどね」

苗木「へ?」

舞園「ふふ。苗木君」

舞園「私達も映画みたいに閉じ込められたら、一緒に脱出しましょうね」

苗木「――うん。そうだね」

苗木「ってか、そうならないようにしようか」

舞園「ふふ。そうですね。……あ」

舞園「もうこんな時間。スタジオ行かないと」

苗木「あ、そうなんだ。また、明日ね」

舞園「ええ。あと、また誘ってくださいね」

苗木(そういうと舞園さんはアイドルの笑顔で去って行った)

苗木(ちょっとは疲れを癒せたかな)



・舞園さやか<超高校級のアイドル>

 ★★★★☆☆☆

 4月20日 (月曜日)


 教室

桑田「くぉら苗木!!」

苗木「うわ!! 桑田クン、、く、苦しい。ギブ、ギブ」

江ノ島「完全に逆恨みー。つーか一週間で補習とかあり得なくない?」

桑田「知るかよいきなり呼び出されたんだからよ!」

苗木「ギ、ギブ………ぐう」

舞園「きゃあ! 白目向いてます!」

桑田「大丈夫だってこれくらい! ……いぃ!?」

(なんとか体勢を立て直した苗木だが、買わされたブレスレットが二つ落ちた)

桑田「お前何プレゼント買ってんだよ!」

苗木「いや、これは違うよ! 買わされたんだよ!」

江ノ島「へえ、結構いいデザインじゃん」

舞園「ペアリングですか?……ペアブレス? ペアレット?」

江ノ島「なんか説明書がついてる……どれどれ」

(このブレスレットは相手との相性を計れます)

(そしてなんと、相手と仲良くなる機能もついてるよ!)

苗木(そんな説明書がついてたのか……)

江ノ島「ふっふーん? 苗木、誰に付ける?」

苗木「え、ええ? ボク、本当にそんなつもりじゃ」

江ノ島「いいじゃん、なんだって! 面白そうだし!」

苗木(うーん、一つはボクと決定したようだ。もう一つは……誰に頼もう?)


 好感度★3つ上げるチャンス!


>>140 キャラ名で

葵って誰だっけって一瞬本気で悩みました。ブレスレットみたいなバカグッズがモノクマがいないのでなかなか出しにくいですね。
次は明日になります。またおつきあいください。
ではではいい夢を。おやすみなさい

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