男「一本だけ長くしていた髪の毛が抜けたァァァァ!!」 (24)

男「。。。うっ。。。う。あ。。っ」グスン
女「何よ髪の毛の一本ぐらい」
男「俺には大事な1本なんだ!」
女「…はぁー」

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男「うぅ....」グスン
女「よくわかんないけどさ、まだ禿げてないんだからまた伸ばせばいいじゃない」
男「そんなんじゃダメなんだよ、この毛じゃないと…」
女「なぜまたそんなn…」
男「うわあああああん、毛太郎おおおおおお!!!!」
女「名前付き!?」
男「天国に行っても元気にしろよぉぉぉ....」
女「どんだけ感情移入してんのよコイツ…」

っ注意
新人が書きます。
オリジナルです。
時間が限られてるので早くはかけなさそうです。
ちょっとした暇つぶしです。
他の注意は思いついたら書きます。

女「…てなことがあってさー」

男友「あいつ毎回変なところでおかしくなるよなぁ」

女「そっちからどうにかできない?どう対応したらいいのかわかんなくて」

男友「まあわかった、やってみる」

女「報告よろしくね〜」

男友「さてどうしたものか…」

ガラララ

男「…うぃす」

男友(考える暇なくやってきやがったな)

男「…どうした?」

男友「いやいやそれはこっちのセリフだぜ?めっちゃ痩せてんじゃん」

男「…うっ」グスン

男友(まだ早かったか…)

※読みやすくなるかと思いまして一行空白を入れてみました。

男友「なにがあったかいってみろよ。ちょっとはマシになるかもだぜ?」

男「俺の…毛太郎が…」

男友「たしかにいないな、ギネス狙いっぽいやつ」

男「ギネスなんて狙ってねーよ!!俺の大事な毛になんてこと言ってくれる!!!!」

男友(うわーそこまで言われんのか〜)

男友「ま、まあお前が1本だけ髪を残してた理由はしらんけどさ、また生えるって、な?」

男「もう生えないよ。。。」

男友「…ん?」

男「毛根まで抜けてたから…」

男友(ソウナノカ-)

マジレスすると髪の毛は一日で約七、八十本近く自然に抜ける(生え変わる)から一本だけずっと残すとか無理
よしんば残っても大体四年サイクルで全部の髪が生え変わるから毛太郎の寿命はMAXで四年だ

男友(それから数日間、俺は男を観察した。
しかし勉強、運動、遊びにまで興味を示さなくなり、
部屋に上がらせておらった時は何もせず、ただ隅っこで体育座りをして
微動だにしない男の姿があるばかりだった。)

女「なんかかわったとこあった?」

男友「全くない、どころか動いてないんだけど」

女「学校まで休むなんて…」

男友「今度はお前が行ってやれよ。心配なんだろ?」

女「…わかった」

男友(女は男が好きである。断言しよう
いつもは男勝りなんだけど、好きな人が関わると乙女になるもんなんだなーと
つくづく俺は思うのだった。)

〜放課後〜
ピンポーン
女「いるんでしょー出なさいよー」

シーン

女「全くもう。。。」

>>7
それはしりませんでした(汗
今回の話の予定ではここのところは考慮してなかったので
かなり昔から伸ばしてることになってます。

期待

〜男部屋〜

男「…」ズーン

女「いつまでそうしてる気?」

男「…」ズーン

女「お便りとかおいとくよ」

男「…」ズーン

女「返事くらいしてよ…」

男「…」

女「こんなんじゃ何も出来なくなっちゃうじゃない…っ」グス

男「.い..は...」

女「…え?」

男「今は...何もする気になれないんだ」

女「絶対帰ってきてよ...」タタタッ

女(戻ってきちゃった...言いたいことがもっとあったのに。。。)

女(明日も、来よう)

〜女自宅〜

女「はぁ。。。なんか疲れちゃった…ちょっと寝よ」

Zzzzzzzzzzz
5時間経過

女「う、、ん。。。」

女「いま何時だよ〜」

時計 午前1時30分

女「ねすぎた!」

チカチカ

女「あれ?メールだ」

男『今日はありがとう。来週から学校行くよ。』

女「そっか、よかったっ!さっさと風呂入って寝るかー!」

※すみません。うっかり者で名前のやつをたまに抜かしたりしますが
どうか補ってください。。。
深夜帯は端末を変えるためID変わります。どうかご了承ください。

支援

>>10>>14
ありがとうございます!


〜翌日〜

女友「ねーねー?女ちゃん!」

女「ん?なに?」

女友「今日はいい顔してんじゃないい〜いいことでもあったんだね!よかった!」

女「えへへ〜んまあちょっとね!」

女友「いいじゃん!彼氏だな?ウフフww」

女「いやーもうっ!」ベシベシ

女友「ちょ、ちょ、痛いって!この強さは図星だなあ!?」

男友「オーッっす朝からお元気でー」ニヤニヤ

女「おーうっおっは!」

女友「ねーねー女が彼氏作ったー」

男友「相手はやっぱり男だよなー!」

女「声でかいぞっ!もうっ」ベシベシ

男友「意外と…ってえ!てか強え!」

....

女「やっと男が口を開いてくれたんだ。詳しい話はできなかったけど、来週は来るってさ」

男友「ん?進展は??」

女友「いちゃいちゃしたんじゃないの?」

女「え?そんなことしてないよ?」

女友「じゃあ…」

男友「さっきまでの流れは一体…」

女「でも今日告白するつもり!」

男友「おおー!」

女友「検討を祈りマフ!」ケイレイッ

〜男宅前〜

女「ふー」

女「なんだかんだであの二人は告白させようと知るのよねー」

女「まあ勇気は出たけどね!」

女「しっかり慰めとるでー!」

ガチャ

女「おーい男ー入るよー」

男「チャイム押せよおい」

女「うわあぁいつもの男キター!」パアアア

男「なんとか復帰できましたよ。まだ心は痛むけどね」

女「そんなくよくよしない!私が来たんだから!ね?」

男「おう!気持ちを入れ替えるとするよ。まあ上がってよ」

女「う、うん!わかっった!」

〜男部屋〜

女「で、今毛太郎はどこなの?あんなに長かったんだしどっかにあるんじゃないの?」

男「あ~壁に貼ってあるよ」

女「うわホントだ!というかこの部屋の壁3週ってハンパないよね…」

男「自分でも良くあんなに伸ばせたなーって思ってる」アハハ

女「でもなんであんなに伸ばしてたの?」

男「それは…まあ、その…ね?」

女「怪しいぞ!どうした!破廉恥なことなのか!」

男「あんまり言いたくないんだけど、まあ女ならいいか…」

女「じゃあ言ってみてよ」ワクワク

男「毛太郎ってさ、実は白髪なんだよ」

女「へぇ」

男「俺さ、家族が居ないんだ」

女「..!?」

男「理由は5年前の交通事故。枯木坂追突事故って聞いたことあると思うんだけど…」

女「2人乗りをしてたバイクが見通しの悪い坂で有名な枯木坂で対向車線にはみ出して…」

男「ブレーキの故障したトラックがそのバイクに正面衝突」

男「バイクの二人は即死、トラックの運転手も20m先の壁に追突して死亡」

女「あれは悲惨な事故だったよね…」

男「あの時のバイクの2人が俺の両親だよ」

女「え。。。」

男「それから俺は毎日のように泣いた。学校では平然を装ってたけど実は結構辛かった。」

女「そんなの初めて聞いたんだけど...?」

男「学校にはね、みんなに心配されると困るってことで黙っててもらったんだ」

女「話してくれればよかったのに…」

男「で、この悲しみから生まれたのが毛太郎なんだ。」

女「ストレスから来たのかな…」

男「多分そうだね、でもこれは自分のお守りにとっておいたんだ。」

女「お守り?」

男「親も結構仕事がハードらしくてさ、2人共白髪持ちだったんだ。」

女「共通点だったって感じ?」

男「毛太郎がいると、親に見守ってもらえてるようでさ、いろんなことにやる気が出た。」

女「…」シュン

男「まあそんな顔しないでって。女が来てくれると安心できるんだ。」エヘヘ

女「おとこぉ…私ね…男の親の代わりになってあげる…!だからずっと一緒にいてっ!」

男「…え」

女「男のこと好きなのっ!こんなタイミングで言ったら何だけど、」

女「今の話を聞いて男を支えてあげたいって思った!だから…だから…」ポロポロ

女「どうか…一人で抱え込まないで…!私にだけでも…言ったら…」ウッ…ヒクッ…

男「うん…ありがとう」ギュッ

女「…!」カアア

男「話したらすごく楽になった。こんなに気持ちが晴れたのはいつぶりだろう」

女「…」ギュウウ

男「女のおかげだよ…本当にありがとう…」ポロポロ

...

男「見苦しいところをお見せしました...」

女「いえいえこちらこそ…」

男「で、でさ」ドキドキ

女「ん?どうしたの?」

男「先ほどの回答ですが」ドキドキ

女「!!!…あ、あれは雰囲気でつい本音が出ちゃっただけなのでそんなに急いd…」ツンツン

男「これからよろしくお願いします!」

女「!!!!!!」ガバッ

男「僕と付き合ってください!」

女「…」

男「…」

女「…」

男「…?」

女「…」ウルウル

男「え、えーっと!?」

女「ありがとうぅ…大好きだよぉぅ…」ダキッ

〜学校〜

男「というわけで、」

女「付き合っちゃった!」

男友「だろうと思った」

女友「おめでとーぅ!」

男「なんか予想されてたー」

男友「そりゃそーなるっしょ、女ずっと男見てたんだぜ?」

女「!!」

男友「明らかに授業中男ガン見してるし、同じ班の時は話聞いてなくて大変だったぜ」

女友「わお!」

男「マジか!気づかんかった!」

女「いやー言うなぁ!!!」バキィ

男友「うぐうッ…」バタッ

男「男友!?」

女友「女子を怒らせるとこわいよー?」

女「フンッ」

男「肝に銘じます…」

女「しばらく泊まってくよ」

男「わかった。じゃあ布団出しとかないとね」

女「人と寝るのって久々でしょう?」

男「そうだなー事故する前も自分の部屋で寝てたから実際10年近く人と寝てない」

女「10年って、小学生じゃん!」

男「ん?そうだけど」

女「私中学卒業するまで一緒だったんだけど...」カアア

男「じゃ2年ぶりか〜お互い久々だね〜」ガザゴソ

女「ひゃー恥ずかしい!」

男「親とも寝てていいと思うけどな〜」バサ

女「ありがたいお言葉です…」

男「はい布団ひけたよ〜」

女「1枚?」

男「使えるの一枚しかないから女はここで寝てて。俺は雑魚寝する」

女「えーじゃあ一緒でいいと思うー」

男「さらっとハードル高いこと言ってくれるなぁ」

>>23は22の後の夕方です。
あのあと男友君は女友ちゃんに連れられて帰宅しました。

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