爽「iPS棒が欲しい」 (35)

爽と揺杏で百合です。
成誓も少し。

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~読書中~

女「ちょっ何よこれ…なんか固くなってる」

男「わりぃ…おまえがあまりにも可愛くて」ギンギン

女「苦しそう…はぁ、仕方ないわね」

男「!?」

女「私がしてあげるって言ってんの!!じっとしてなさいよね!私だって初めてなんだから…」

男「でも、こういうのは本当に好きな人と」

女「あんたの事好きじゃなかったらこんな事しないわよ…!」



~~~


爽「…」

爽「ずるい!!!」

爽「こんな風に行為になだれ込めるなんて…」

爽「こんなの棒があったモン勝ちじゃないか」



爽(…!!!閃いた!)


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揺杏「…」チクチク

爽「すげー…いつ見ても器用だなぁ。途中でもう止めた!ってなんないの?」

揺杏「なんないね~」チクチク

爽「ミシンは使わねーの?」

揺杏「慣れると手縫いの方が早いとこもあるからね」

爽「へえ~」

揺杏「…」チクチク

揺杏「…」チクチクチク…

……


爽(静かだ…)

爽「順調かい?」

揺杏「そこそこ~。暇なら帰んなよ。今日はユキの衣装作るからずっとこんな調子だし」

爽「帰ってもやること無いしなー。しりとりしよう!」

爽「しりとり」

爽「二盃口」

爽「刻子」

爽「ツモ」

揺杏「一人でやんのかよ」アハハ

爽(今私が後ろから抱き着いたらどんな反応するんだろう)

爽(押し倒したらどんな反応するんだろう…押し倒せるかは別として!)

爽(10年以上かけて築かれた友情が終わるのかそれとも…)




___
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数日後


揺杏「最近爽変じゃね?」

爽「いや、そのようなことはないだろ」

揺杏「まず喋り方が変になってんぞ」

揺杏「ね~さっき何の本買ってたの~?コソコソしすぎてマジ怪しかったんだけど。」

爽「はらぺこあおむし」

揺杏(絶対嘘だ)

~爽宅~

ガサゴソ

「iPSのある生活」ジャーン!!!


爽「この本レビューサイトでめちゃくちゃ評価高かったんだよな」

爽(ページを開く前に今回の作戦についてもう一度頭の中で整理してみよう)


①私にiPS棒が生える(何の前触れもなく突然生えてきた風を装う必要がある)

②自分ではどうしようもなく戸惑う様を演出

③揺杏が戸惑いながらも慰めてくれる

④この機に乗じて私らの関係をはっきりさせる

⑤HAPPY END


爽「よしよし、いい感じだな」

爽「こう言っちゃなんだけど多分揺杏も私の事友達以上には好きだと思うんだよな」

爽「うまくいく気がしてきた。くふふ」

___
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~部室~


爽(あの本に書いてあった『iPS棒を生やすのに最も効果が期待できる薬』を飲み始めてから体調が芳しくないな…)ぐったり

誓子「爽大丈夫?なんだか慣れない事をしてホルモンバランスが崩れているって顔してる」

爽「エスパーかお前」

誓子「私に隠し事は無駄よ」

……


誓子「えぇっそんな事しようとしてるの」

爽「くれぐれも内密にな」

誓子「どうなっても知らないわよ…」

爽「チカは成香とどこまでいってんの」

誓子「どこまで…うーん、ある程度のところまで?」

爽「惚気全開でいいから聞かせてくれない?」

誓子「いいの?」ぱぁっ

爽「どうぞどうぞ。」

誓子「大体は成香が甘えん坊モードになるところから始まるかな」

誓子「スリスリくっついてきて、ちかちゃんちかちゃんって…」

誓子「その成香がすごいエッチでかわいいの」

誓子「成香は自分からは仕掛けてこないけど期待してるのがバレバレで」

誓子「そんな成香に私もメロメロになってしまうのです」

誓子「その後は私の口からは言えないわ…」

爽(完全にできあがってんじゃねーか…)




爽「最後の最後でまくられたー!ユキは強いなぁ」

由暉子「先輩、今日は調子が良くないように見えました」

爽「そうかなー」

揺杏「成香惜しかったねー、あそこで私に振り込まなければ3位だったのに」

成香「うぅ…」

誓子「それじゃあ成香は私と交代ね。仇を討ってあげる」

成香「ちかちゃん…」

爽「ゴメン私今日はもう帰るわ」

一同「えっ」

由暉子「やっぱり体調が…?」

爽「いやー違う違う。まぁいろいろあってね。そんじゃ!」

キィー
パタン

誓子(あれで隠せてるつもりなのかしら…)

成香「心配です」

揺杏「…」

その日の夜


誓子「成香はiPS棒って知ってる?」

成香「iPS棒って…あのiPS棒ですか…」

誓子「欲しいと思う?」

成香「ちかちゃんが欲しいって言うなら…」

誓子「そうなの?意外」

成香「でもちょっと怖いです。ちかちゃんが、ちかちゃんで無くなるような気がして」

誓子「私に付く前提なのね」フフ

成香「…///」カーッ

成香「や、やっぱりいらないです!」

再開します

成香「だって私は女の子のちかちゃんを好きになったんですから…」

誓子「うれしいなぁ」ナデナデ

誓子「今はまだ私たちには必要ないかもね」

成香「ちかちゃん…」

誓子「成香…」




___
__
_

揺杏(どうしたんだろ爽。最近何か隠し事してる気がする)

揺杏(私には言えない事なのかねー。ちょっと寂しい)


ポチポチ

────────
To:さわや
────────
今日どしたのー?

────────

揺杏「…やっぱやーめた。連絡してやんねー」


そのまた数日後

~爽宅~

爽(ふわ~~よく寝た)

爽(そうだ今日学校休みなんだ!)イェーイ

爽(今日も特に変化は見られない…けど体は重い…効果がある兆しとみて良いのだろうか)

ピンポーン

揺杏「爽~ あ~そ~ぼ~」ヘラヘラ

爽「は~あ~い~」

ガチャ

爽「一応聞くけど学校は?1、2年はテスト休みまだだろ」

揺杏「目が覚めて、あっ今日学校行くテンションじゃないわ。ってなったから爽ん家来た」

爽「なるほどね」

爽「まぁいいや部屋で適当にくつろいでてくれ。実は私さっき起きたとこなんだよね。顔洗ったりいろいろしてくる」

揺杏「うん」

~爽部屋~


揺杏「ふ~外寒かったぁ~…何だこの本?iPSって…あの…」

揺杏(うわっ折り目ついてるページがある)

揺杏(えっiPS棒!?爽…何考えてるんだ??)

揺杏(爽はまだ洗面所に居る、勝手に見たらやばいかな)

揺杏(いいや読んじゃえ!)


爽「お待たせー」

爽「そだ今ウチお菓子とかなんもないから買いに行くか?」

揺杏「ん~~いやいい、てかちょっと確認したい事があんだけどさぁ…爽風邪とか引いてる?」

爽「別に?」

揺杏「じゃあなんで最近いつもそんなだるそうなの?顔色も悪い」

爽「ああ遅くまでゲームしてたからな。多分それだ(平常心平常心…悟られるな…)」

揺杏「この本に関係ある事?」

爽「!!!(隠すの忘れてたあああああああああ)」

爽「見なかったことには」

揺杏「駄目。ほら、もう全部話しちゃいな。私に出来ることなら協力するよ」

爽(頭は高速で回ってんのにこの場に適切な言葉が出てこない!やばいやばいやばい)

揺杏「こんな重大っぽい事なんで相談してくなかったのさ」

揺杏「別に今更どんな衝撃事実があったって引かないし。多分」

爽(確かに今から言う事は衝撃事実かもな…)

爽(落ち着け…信じろ…もう逃げられないんだから一気に行くしかない…)スーハー

爽「わかったよ…………話すからここだけの話にしてくれ。ネタとして後々引きずられたらマジで死ぬ」

揺杏(そんなにヤバイ事なのか?聞くのこわっ)

揺杏(そういえば小さい頃もいろんなことがあったなぁ)

~~回想~~

爽(8才)「昨日虫食べちゃった」

揺杏(7才)「キモッ!」

~~回想終了~~

揺杏(どんな言葉が飛び出してきても受け止めてみせる…!)

爽「iPS棒を生やそうと思ったんだよね」

揺杏「なんで」

揺杏「でももう止めなよ。人によって合う合わないがあるって書いてあった」

爽「なんだ、読んだのか…」

揺杏(ていうか、そういう相手が居たのか…はぁ。結構ショック)

揺杏(友達としての付き合いが長すぎるしね~…仕方ないかぁ)

揺杏(やべー泣きそう)

~~

爽「やべぇiPS棒が生えてきた!!しかも勃起が収まらねー!揺杏どうにかしてくれ!」

揺杏「うわっ仕方ないなぁ。私がどうにかしてやんよ~」

揺杏「言っとくけど爽以外にはこんなことしないからね」

爽「えっそれって…」

キマシタワー

~~

爽「こんな感じになると思った」

揺杏「キモッ!」

爽「iPS棒を保険に使おうとしたんだ」

爽「失敗しても、あの時はiPS棒のせいでおかしくなってたんだって言い訳に出来るだろ」

爽「逃げ道が欲しかったんだ…。私はもう揺杏をただの幼馴染だと思ってない」

揺杏「…マジ?」

爽「正直揺杏が私の事嫌ってない自信はあった。だから後はiPS棒があればって」

爽「自分でこれ説明すんの恥ずかしい!死にたい!殺して!」

揺杏「…」

揺杏「しようよ。別に棒とか無くていいじゃん。」

揺杏「爽となら平気だよ私」










___
__
_

……


爽「はっ!」

爽「夢か…」モゾモゾ

揺杏「夢じゃないよ~」

揺杏「おはよう…っていっても夕方だけど」

爽「現実か……てことは私ら…やったのか…」

揺杏「正直いっぱいいっぱいだったからあんま覚えてない」

爽「ぶっちゃけさぁ」

揺杏「微妙だったよね」

爽「だよな」

揺杏「でも嬉しかった」

爽「私も」ヘヘ

揺杏「微妙だったっていうか、もっとイキまくるかと思った」

爽「わかる。やっぱコツとかあるんじゃないか?」

爽「ま、少しずつ勉強していけばいいか」

揺杏「勉強かぁ」

爽「揺杏は器用だからなーそう考えたらこわいなー!」

揺杏「とかいって楽しみなんだろー?顔に出てんよ~」フフ



爽「揺杏、好き」

揺杏「私も爽が好きだよ」


~~


本書をお手に取って頂きありがとうございます。

ここで紹介したiPS活用法は、あくまでもあなたと大切なパートナーとの日々を

より良いものにする選択肢の一つでしかありません。

iPSがあってもなくても、お互いが大切に想いあう心さえあれば女性同士が幸せになることは出来ます。

私はあなたたちが性別に囚われず素敵な恋が出来る事を心から願っています。

                 ──「iPSのある生活」著 原村和──

~~


カン

短いですがお付き合いありがとうございました。
html依頼してきます。

爽揺増えろ~

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