【アマガミ】橘純一「も、森島先輩……?」 (295)

注意

森島先輩スキbadを見つけてしまいとてもへこんだので、某アンソロや某SSをパクr……もといリスペクトしながら書きます

ナンカチガウ感が出るかも知れませんが、すみません

無理矢理badを避けます

それでも良いという方は是非……

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431183009


橘(はぁ……はぁ……)

橘(ち、遅刻してしまう……)

橘(今日は遅刻しちゃいけないのに……よりによって……)

橘(と、とにかく急ごう!)

橘(あ!エレベーター!ラッキーだ……)

橘「すいません!乗ります!」



橘(ふぅ……ギリギリってとこか……)

課長「橘君」

橘「あ、課長……」

課長「はぁ、遅刻ギリギリかね」

橘「すいません……」

課長「後で私の部屋に来なさい」

橘「はい……」

橘(はぁ……)

課長「すみません!森島部長!話の途中に……」

橘「え……?」

森島「いえ……」

橘(ま、間違いない……顔、体型……どっからどう見ても……)

橘(も、森島先輩……)

橘(今はじめて知ったけど同じ会社だったんだ……)

課長「それでお話の続きなんですけども……」

課長「~は~で……」

橘(普段偉そうな課長がペコペコしてる……年上のはずなのに)

橘(……当たり前か 開発部部長だもんな)

橘(はぁ……)

森島先輩を傷つけた過去を忘れるため、猛勉強して、似合わない大学に行き、大企業に就職できた

不景気対策のため吸収合併したけど……

期待

よりによって書くスレ間違えたw

仕切り直し……


森島「そこの君」

橘「は、はい!?」

森島「……ネクタイが曲がってるわよ」

橘「あ、す、すみません……」

橘(はぁ……散々だな……)

課長「まったく……すみません部下が何度も……」

橘(森島先輩……気づいてるよな)

森島「部下に恵まれてないようね」

橘「す、すみませんでした……」


橘「はぁ……」

橘(遅刻しそうになるし、課長にこっぴどく叱られたし……)

橘(なにより、森島先輩が……)

橘「はぁ……」

橘(今日何回ため息ついたんだろう)

橘(……久しぶりに梅原の店に行ってやるとするか)

支援
アンソロであったよねこのネタ

>>15
そうそう
それも読んだけど、まあこのSSは完全な自己満というか……

だから不定期になるかも知れんが許してくろー
では続ける

あずま寿司

梅原「へい、らっしゃ……なんだ大将か」

橘「おいおい、常連になんだはないんじゃないのか?」

梅原「はははっ、そいつぁ失礼しました」

橘「はははっ」

橘(ふぅ……やっぱり梅原といると落ち着くな)

橘(僕が高校三年生になって……)

橘(いや、厳密に言うと二年生だけど)

橘(そこから勉強に積極的になったときは……梅原と薫に支えられたなあ)

橘「なぁ梅原」

梅原「ん?」

橘「薫って今どうしてるんだ?」

梅原「棚町か?棚町ならこの前ここに来たぜ」

梅原「ここだけの話……かなりすごい画家になっているらしいぜ」コソコソ

橘「へ、へー……」

橘(そ、そういえば薫って絵がうまかったよな……あまりそのことを言われるのは好いてはなかったと思うけど)

橘(そ、そうだ……)

橘(梅原に森島先輩のことを話しておくか……)

橘「そういえばさ梅原」

梅原「今日はよく喋るな、どうした?」

橘「僕が就いた会社、覚えてるか?」

梅原「あぁ……△△会社だろ?たしかそこは吸収合併したとかそんな話も……」

橘「まあそこはいいんだ……それより……」

梅原「……それより?」

橘「実は……」

梅原「はぁ!?森島先輩が部長に!?」

橘「あぁ……」

梅原「いや、それはお前……」

橘「あぁ……そうなんだよ……」

橘「僕は森島先輩に酷いことをした」

橘「それを勝手に忘れるために勉強に必死になった……」

梅原「……」

橘「梅原や薫の協力もあって、大学も進めていい企業にもつけた……」

橘「そしたら今日……」

梅原「森島先輩と……会ったって訳か」

橘「……なぁ梅原、僕はどうすればいいんだろうな?」

梅原「どうするもこうするも……罪滅ぼしではないけど、それくらいの気持ちで仕事に熱心になるしかないんじゃないか?」

梅原「森島先輩がお前のことをどう思ってるかはわからない……」

梅原「でも、お前は何かするべきじゃないのか?」

橘「……そうだな」

橘「ありがとう、ひとまずこの一週間頑張ってみるよ」

梅原「おう、頑張れよ!」


橘「僕が開発部に……ですか?」

課長「あぁ、そうだ しっかり頑張れよ」

橘「は、はぁ……」

橘(い、いくらなんでも突然すぎないか!?こんなことってあるのか!?)

橘(……)

橘(ま、まさかな……ははっ……)

とりあえず今日はこの辺で


橘「き、今日から開発部になりました橘です!よろしくお願いします!」

パチパチパチ

橘(ふぅ……やっぱり人前で話すのは緊張するな)

同僚「橘君」

橘「あ、同僚さん よろしくお願いします」

同僚「ははっ、まあそんな固くなるなって」

同僚「しかし……よりによって開発部に移動とはな……」

橘「え?なんでですか?」

同僚「おっと、部長が戻ってきた このことは後でな」

橘「? は、はあ……」

橘(ふぅ……)

橘(初仕事だしこんなもんかな)

橘(これを森島先…部長に提出……)

橘(ううっ、緊張するな……)

橘「ぶ、部長!」

森島「ん?」

橘「これを……」

森島「……」パラパラパラ…

橘(……)

森島「……」パラパラパラ…

橘(な、なんだろうこの張り詰めた緊張感は……)

森島「君」

橘「は、はい!」

森島「……かなりのミスがあるわ これじゃダメ ……今日中に、再提出しなさい」

橘「え……」

橘(き、今日中って……もうあと一時間くらいで上がりの時間なのに……)

森島「何?何かある?」

橘「……ないです」

森島「そう」

同僚「森島部長も鬼だな~……」

橘「聞いていたんですか?」

同僚「そりゃもちろん、この後飲みに誘おうかと思ったんだけど……」

同僚「この量は残業必至だな……」

橘「そう……ですね」

同僚「ま、その内話す機会もできるだろうさ 俺は先に上がらせてもらうぜ~」

橘「あ、はい お疲れさまでした」


橘(はぁ…… 久しぶりの残業かな……)

橘(まあ……がんばるか…)

橘(よし!トイレに行って気持ちを入れ換えよう!!)


橘(ふぅ……)

橘「あれ?」

橘(なんで水が置いてあるんだ?)

橘(僕は買ってないしな……)

橘(うーんまあいいか ありがたく飲ませてもらおう)ゴクッ

橘(よし!頑張るぞ!)

今日はこの辺で


橘(うっ……眠い……)

橘(だ、ダメだ……相当眠い)

橘(遅刻しない時間に起きれてよかったよ……)

橘「おはようございます」

同僚「おう、おはよう 昨日の残業はどうだった?」

橘「もうへとへとで……まだ疲れがとれてませんよ……」

同僚「それにしても部長も鬼だよな……」コソコソ

橘「え?」

同僚「たしかに森島部長は厳しいけど……」コソコソ

橘(あっ、厳しいんだ……)

同僚「いきなりほぼ新人に残業なんてな……」コソコソ

橘「はぁ……」

同僚「怖いよなあ、仕事とはいえ……」

橘「……」

橘(やっぱり……先輩、人が違うように変わってるよな……)

橘(高校のときは優しい目をしてたけど……)

橘(今は冷たい目……仕事の目だ……)

橘(それが普通かもしれないけど……やっぱり違和感があるよ……)

同僚「おっと、部長が来た さ、仕事始めようぜ」

橘「え?あ、はい、そうですね」


橘(う……ふぅ)

橘(昼飯だ、何を食おうかな……)

同僚「おーい橘」

橘「あ、どうも」

同僚「一緒に食べないか?」

橘「え?あ、いいですよ」

同僚「そうか、じゃあ……」

橘(……)

橘(この牛丼屋……なんだか懐かしい感じがするな)

同僚「それで話ってのはな……」

橘「あ、はい」

同僚「ラブリーチェックのことについてだ」

橘「は?」

同僚「俺も先輩から聞いたんだが……」

橘「ま、待ってください いきなり何の話……」

同僚「あぁ言ってなかったか 森島部長の話な」

橘「あ……」

橘(そういえば先輩のミドルネーム……ラブリーだったな……)

同僚「こんな可愛らしい名前だけど……実際は地獄の裁判所みてえなもんだ……」

橘(ど、どんなのなんだろう……)

同僚「どこまで入るのか俺にもわからないんだが……」

同僚「たぶん、昨日お前がやられてたやつも入るかもな」

橘「た、たしかに資料を品定めする感じで見てましたね……」

同僚「そしてペナルティ……」

同僚「ほかには~」

橘(先輩……なんだかまた雲の上のような……)

橘(……)

橘(……僕は何を言っているんだろうな)

橘(自分が雲から落ちたんじゃないか……)

橘(はぁ……)


橘「ふぅ……食べた食べた」

橘(さて、仕事に戻るか……)

森島「橘君」

橘「あ、は、はい!」

森島「これ、お願いね」

橘「え……」

森島「……」スタスタ

橘「はぁ……」

なんだかワンパターンになってきましたが、今日はこの辺で

ちょっとずつ、ちまちま書くことになりますが申し訳ありません 続けます

橘「はぁ……片付けるか……」

同僚「お、おい……」

橘「あ……どうも……」

同僚「だ、大丈夫か?これ結構大変なのに……」

橘「ははは……」

橘(罪滅ぼし……まさにそうなのかな……)



橘(ふぅ……とりあえず終わった……)

橘(もしこれでダメだって言われたら……)

橘(……考えないでおこう)

橘「よし、久しぶりに駅前の牛丼屋にいこう!」


店員「らっしゃいやせーーー」

橘(うんうん、たまに行きたくなるんだよな)

橘(昼夜どっちも牛丼か……)

橘(まあ、懐に優しいし……いっか)

店員「ご注文お決まりでしょーかー?」

橘「並盛りつゆだくで」

店員「並盛りつゆだくいっちょーーう」

店員「お待たせしましたーーー」

橘(ふぅ……)

橘(紅しょうがでも……店員「ありあとございましたーーー」

橘(ん?)

橘(……!!!!)

橘「も、森島せ…部長……」

橘(……)

橘(す、すれ違いのような形でよかったかも……)

橘(し、しかし……)

橘(先輩……この店まだ来てたんだ……)

橘(男の子と一緒じゃなきゃ入りづらい店……)

橘(そういって森島先輩と一緒にこの店に来たなあ)

橘(……)

橘(……今日は梅原の店か、一人でも居酒屋に行けばよかったかな……)

店員「ありあとございましたーーー」

橘(結局味わかんなかったよ……)

橘(はぁ……なんだかなあ)

橘(……そういや最近薫とか美也とも会ってないな)

橘(今度梅原の店に誘ってみようかな)


橘「おはようございまーす」

同僚「おう、そういえば橘」

橘「はい?」

同僚「今度の日曜日暇か?」

橘「今度の日曜日ですか……」

同僚「あーいや、最近おまえ仕事頼まれまくってるからさ、無理ならいいんだが」

同僚「野球しないか?って」

橘「野球ですか」

同僚「あぁ、草野球だ というか野球のルールわかるか?」

橘「まぁ……ある程度……」

同僚「まあ考えといてくれ」

橘「どっちの場合でもメール送っときますね」

同僚「おう、それは助かる」

橘(うーん、休むか薫か美也でも誘って梅原の家に行こうとしたけど……)

橘(野球も悪くないかな……)

橘(まあ、考えとこうかな……)

橘(まあとりあえず仕事に戻ろう)

森島「橘君」

橘「あ、はい なんでしょうか」

森島「ここで話すのもあれだから……ちょっとついてきて」

橘「えっ……」

どうなる橘純一 今日はこの辺で


橘(う、うぅ……)

橘(な、なんなんだろう……)

森島「はぁ……」 

橘(な、なんだろう……)

森島「……またミスしてるわ」

橘「えっ?」

橘(あ、あれ?ミスがないように確認したつもりなんだけどな……)

森島「その返事は何?」

橘「あ、いえ……」

森島「……そう」

森島「じゃあこの始末書」スッ 

橘(こ、この量……)

森島「……さすがに今日中にとは言わないわ 来週の月曜によろしく それじゃ」

橘「あ!ぶ、部長……」

橘(……行っちゃったよ)

橘(この量……日曜は家で仕事かな……)

橘(それにしても……)

橘(先輩僕にキツくあたってるよな……)

橘(はぁ……まだ一週間もたってないのにこれか……)

橘(いつか慣れるのかな……)

橘(……)

橘(戻るか……)


同僚「お、戻ってきたか」

橘「すいません、日曜は……」

同僚「……そうか 無理するなよ」

橘「せっかく誘っていただいたのに…」

同僚「きにするなきにするな」

橘「……ありがとうございます」

橘(いい人だよなこの人も……)


橘(ふぅ……帰るか……)

橘(当たり前だけど、毎日同じ感じがするな……)

橘(うーん……)

橘(どうせ日曜も仕事だ、梅原の店にでもいくか!)

橘(もう吹っ切れよう)

あずま寿司

梅原「おっと、大将か」

橘「たまにはね」

梅原「……大将、痩せたか?」

橘「えっ!?いや、むしろ太ってると思うけど……」

梅原「……そうか いやなんかな、少しやつれている感じがしてな」

橘「……」

橘(まあ、心当たりはあるな……)

梅原「あるとしたら森島先輩……か」

橘「……」

梅原「まあよく考えたらお前と森島先輩…まあ部長か 部が違うんじゃ…」

橘「それが……前梅原と話した後に開発部に……」

梅原「そんな偶然あるんだな……」

橘「僕もビックリしたよ……」

橘「しかも……開発部になった途端、急に仕事が増えてさ……」

梅原「あぁ……まあそうなるかもな……」

橘「やつれているってのはあながち間違いじゃないかもな」

梅原「……」

橘「で、明日も残った仕事があるから……来たって訳なんだ」

梅原「なるほどねえ……」

橘「あ……なんか愚痴言ってごめん……」

梅原「いいっていいって!俺とお前の仲だろ?」

橘「ははっ、そっか」

橘(うん、明日もがんばって、来週も頑張ろう!)

今日はこの辺で
進みかなり遅くてすみません……

いろいろありしばらく書けなくて申し訳ない
まあまだ色々あるけど……
相変わらず、進みは遅くなりますが……続けます


橘(クリスマスを好きな女の子と過ごす……)

橘(そのために、自分の魅力を高める……)

橘(なんて思っていた時期が僕にもありました)

橘(はぁ……仕事しよう)

橘(休日に仕事……初めてだよ)

橘(開発部に異動…いや、森島部長と会ってから初体験のことが増えた気がする……)

橘(残業なんてしばらくやってなかったよ……)

橘(……)

橘(休日に早起きしたからか、少し眠くなってきたな……)

橘(ちょっと昼寝するかな……)

橘(ちょっとだけ……)

橘(ちょっと……)


橘(……?)

橘「え、ええっ!?」

橘(そんなバカな……)

橘(……定番と言えば定番か……)

橘(こんなに寝ていたのか……)

橘(あぁー今日いつ寝れるかな~……)


橘「おはようございます……」

同僚「おう、おは……っておい!どうしたんだよ」

橘「え?なにがですか」

同僚「目の隈だよ!割とひどいぞ……」

橘「えっ」

橘(まあ今日は睡眠時間少なかったけど……)

橘(あーでも……やりたいことやってたし、最近寝るの遅かったかな……)

橘(残業も出てきたしね……)

橘(あ、そうだ)

橘「森島部長……これを」

森島「ん?あぁはい」

橘「それでは……」

森島「……」

橘「……ん?」

橘(気のせい…だよな)

橘(今森島部長に呼ばれたような気がしたんだけどな)

橘(ははっ、気のせいだよな)


橘「ふぁー……」

橘(このままいけば残業はなし……)

橘(よし!今日こそは家で趣味の時間を作るぞ!)


橘(終わった~……)

橘(よし、帰ろう)

橘(今日は久しぶりの残業なしだしな……)

橘(家で趣味の時間……と思ったんだけど)

あずま寿司

橘「ははは……」

橘(やっぱ来ちゃうんだよな……)

カラカラカラ

梅原「らっしゃい! お、大将もか……」

橘「ん?大将も?」

美也「あ!お兄ちゃん!」

橘「えっ!?美也!?」

梅原「ははは、兄弟揃って打ち合わせ済みか?」

橘「い、いやー……まさか美也も来てるとは」

美也「みゃーも社会人になったからね!ウメちゃんの店にいってみたかったのだ!にしし!」

橘「まだその笑い声なのか……」

美也「か、会社では直しているからいいんですー」

橘(美也と会ったのはいつぶりだろ)

……梅原と美也とで昔話をした

うん、美也といるのも落ち着くかも


美也「じゃあねーウメちゃん!ごちそうさま!」

梅原「だからウメちゃんはやめてくれって……」

橘「ははっ、いいじゃないか」

梅原「ほれ、店じまいだ また来いよ」

橘「あぁ、もちろんだ」

美也「……」

橘「美也と帰るのも久しぶりだな~」

美也「にぃにさ……」

橘「なんだ?」

美也「……その隈、どうしたの?」

橘「えっ!」

橘(そ、そういえば今日朝言われてたな……)

美也「あんま仕事無理しないでね?」

橘「だ、大丈夫だよ 受験勉強に比べれば」

美也「にしし、そっか」

美也「じゃあ、美也こっちだから!」

橘「あぁ、気を付けろよ」


美也(……)

美也(ごめんにぃに……みゃー知ってるんだ)

美也(知ってると言っても、ウメちゃんから聞いたんだけど……)

美也(森島先輩が上司……)

美也(高校の時にああいうことがあって……自業自得かもしれないけど……)

美也(大丈夫かな……?)

今日はこの辺で

しかしこの橘はバッド発生の元になったクリスマスを誰と過ごしたのやら
話に関係ないかもだけど

すみません続けます 
いつ終わるかな……


橘「はぁ……」

橘(最近……同じ日の繰り返しって感じがしてなんだかな)

橘(うーんまあ当たり前か 仕事しよう)


橘(……っとと)

橘(あれ、二日酔いかな?なんかフラフラするな)

橘(まあ大丈夫だろ)

同僚「よ、橘」

橘「あ、どうも」

同僚「お前……寝てるか?」

橘「えっと……実は」

同僚「そうか……睡眠は大事だからな ちゃんと取っておけよ?」

橘「そうですね……」

橘(そうだよな……)

橘(……とはいってもなあ)

橘(やっぱり難しい……)

橘(最近は残業も多いしな……)

橘(なるべく頑張ろうかな……倒れちゃダメだろうし……)

すみません……
最近アマガミやれてなくて純一の感じ忘れちゃった
今日はこの辺で
明日頑張ります ゆるしてくだせえ

久しぶりにやるアマガミはたのしかった
続けます


橘「よお」

梅原「最近よく来るな大将」

橘「悪いか?」

梅原「ははっ、いつもありがとよ ほれお茶」

橘「お、気が利くな」

梅原「いつもだろ?」

橘「はははっ」

梅原「……」

橘「……」

梅原「なあ橘……」

橘「ん?」

梅原「お前ちゃんと寝てるのか?」

橘「えっ」

橘(そ、そんなわかりやすいのかな……)

橘「ど、どうしてわかるんだ?」

梅原「どうしてって……その目だよ、目」

橘「あぁ……」

梅原「この前は憶測だけど……これは目に見えることだしな」

橘「……」

梅原「あんま無理すんなよ」

橘「そうだな……」


橘(美也にも梅原にも言われたか……)

橘(うーーん……)

橘(せめて休日くらいは寝た方がいいのかなあ)

橘(まあ明日は仕事だし……)

橘(うん、今週も頑張ろう)


橘(……)

橘(うーん……)

橘「え、ええっ!?」

橘(あれ今日休日……じゃないよな!?)

橘(大遅刻ってレベルじゃないぞ……これ)

橘(と、とりあえず行かなきゃ……)


橘「はぁ……はぁ……」

橘(遅刻なんて……高校生以来だよ……)


同僚「お、おいおい……今来るか」

橘「す、すみません……」

同僚「と、とりあえず……今、部長が席を外してるのが幸いだな……」

橘「そ、そういえばいませんね……」

同僚「来たら真っ先に行った方がいいと思うぞ……」

橘「そうですね……」


森島「……」

同僚「ほら、いけ!」

橘「は、はい」

橘(う、うぅ……胃がつぶれそうだ)

橘「あ、あの!部長!」

森島「……あら」

橘「き、今日はその……遅れてすみませんでした……」

森島「あぁ、そうね」

橘「はい……その」

森島「それじゃ仕事を頼むわ」

橘「あ、はい!」

森島「はい、これ」

橘「すみませんでした……」

橘(これだけですんでよかったかも……)

橘(あれ?)グラッ

バタンッ!

同僚「お、おい!大丈夫か?」

橘「ははは……大丈夫です」

橘(今転んだのかな?)

森島「……」

森島「……橘君」

橘「あ、は、はい!」

森島「……」

橘「?」

森島「……今日はもう帰っていいわ」

橘「えっ……」

森島「だから……今日はもう帰っていいわ」

橘「そ、そんな……僕大丈夫です!」

森島「……仕事中倒れるのは迷惑だわ 今日は帰って休みなさい」

橘「……わかりました」

橘「それでは……お先に失礼します……」


橘(はぁ……)

橘(なにしてるんだろ……)

橘(もう家に帰るか…)

一方その頃……

「ねぇひびきちゃん、今日大丈夫?」

「うん……に来てほしいんだけど……」

「あ、うんわかったわ なるべく早く来てね?」

今日はこの辺で

続けます
とは言ってもほぼアンソロの内容ですが……


店員「いらっしゃいませー!!!!」

??「えーっと……」

??「すみません、待ち合わせなんですけど 女一人で多分ビールのピッチャーを……」

店員「あ、でしたら多分……」

森島「ひびきおっそーい!」

塚原「遅くなってごめんなさいね、部長さん」

森島「そういう嫌味言ってるとひびきにも飲ますわよ!?」

店員「ドリンクのご注文いただけますでしょーかー」

塚原「あ、じゃあジンジャーエールで」


塚原「それで…話したいことって?」

森島「もう……事前に行ったじゃない……ひびきちゃんのいじわる」

塚原「ふふっ、ごめんごめん それにしても……」

森島「会社で彼と再会したのよ?『上司と部下』としてね」

森島「で、顔みて、橘君だ!何て声かけようかな?いっそのこと殴ってしまおうか!なんて考えてたり」

塚原「……」

森島「それで出てきた言葉が、『ネクタイ曲がってるわよ』だったのよ……」

塚原「いい年こいてツンデレってのも恥ずかしいわね……」

森島「う、うるさいわよ 何も考えられなかったの!」

塚原「それで?」

森島「え?」

塚原「まだ続きがあるでしょ?」

森島「う、うん……」

森島「それで、開発部に異動させたの」

塚原(権力って怖いわね)

森島「初め、彼から仕事の話を振られたのよ」

森島「『部長』ってね……先輩じゃなくなってたのにそこで気づいたのよ」

森島「そのときは仕返しのつもりで残業させてたのよ……」

塚原「ずいぶんと怖い部長をやってるのね」

森島「う、うるさいわよ……」

森島「でもそれが膨らんで……いつの間にか私の仕事も押し付けちゃってたのよ……」

塚原「……」

森島「うん……さすがに言葉もでないよね」

森島「そしたらさ、橘君の目の下、もう隈ができててさ……」

森島「で、今日倒れかけて……帰らせたんだけど……」

塚原「彼が気になって気になってしょうがないけど、電話もできずに私に相談と」

森島「う、うん……」

塚原「……まあ開発部にわざわざ異動させたのなら、橘君も一人らしいしいいんじゃないの?」

森島「なにバカなこと言うのよ……私がどんだけ苦しかったかひびきちゃんなら知ってるでしょ?」

塚原「でもまあそのおかげで仕事に打ち込んで、出世したんだし…?」

森島「ちょっと……それってどういう意味?まるで私が失恋を引きずってるみたいに聞こえるんだけど?」

塚原「……普通の女はね、付き合わなければよかった~って思うような男は笑い話にするのよ」

塚原「でもはるかは……ね」

塚原「それなら、もう一回……」

森島「帰る!!!」

塚原「……」

塚原「あ、お会計お願いしまーす」

Trrr…

塚原(……森島はるか)

塚原「はい」

森島「ひびきちゃん……その…ごめん」

塚原「今度会うときはイタリア料理でもおごってもらおうかな?」

森島「あ、あっち全然高いじゃない!」

塚原「何言ってるのよ 次会うときはそれくらい報告することがあるでしょ?」

森島「だ、誰のことよ!!」

塚原「誰って……それとはるか」

塚原「そんなところに座ってたら風邪引くわよ?」

森島「……」

塚原「全く……意地っ張りなところは全然変わらないんだから」

森島「……ひびきちゃんだって」 

塚原「ん?」

森島「いじわるなの……変わらないじゃない……」

塚原「お互い……仕事、外見に比べて中身は変わってないわけね」

塚原「特に恋愛に関しては……どうやってもその辺の学生以下よ」


塚原「……で、明日はどうするの?」

森島「へ?」

塚原「間の抜けた返事しちゃって……橘君よ」

森島「そ、そんなの!いつも通り、『上司と部下』で……」

塚原「本当にそれでいいのかしらね?というかいいの?」

森島「……」

塚原「私は一ついい方法があるんだけど、必要ないかしら?」

森島「……も、もう…しょうがないから聞いてあげるわよ!」

塚原「ふふっ、そうこなくちゃ それでねその方法ってのは……」

今日はこの辺で

>>95
ご想像にお任せします(考えてなかったなんて言えない)

そのつもり
続ける


橘「おはようございます!」

同僚「おう、もう大丈夫なのか?」

橘「はい、大分マシに」

同僚「隈は取れてないけどな」

橘「さすがに一日じゃ……」

同僚「それもそうだな……っと部長が来たぞ」

橘「やっぱりお礼は言うべきですよね」

同僚「そうだな、休ませてもらったんだし」

橘「そうですよね」

橘「部長!」

森島「あ……橘君……」

橘(あれ、なんか感じが違うような)

橘(まいいや)

橘「あの、昨日はありがとうございました」

森島「き、昨日?あぁ、昨日ね」

橘「へ?あ、はいそうです 今日からまた仕事に戻ります」

森島「ええ……よろしくたのむわ」

橘「はい!」

橘(とはいっても……)

橘(溜まってるんだよね……仕事が……)

橘(始末書も書かなきゃな……はぁ)

橘(まあ自業自得、か)


橘(昼飯の時間か……)

橘「はぁ……」

橘(とりあえず休むか……)

橘(午後もまた仕事か……ラーメンでも食おう)

??「ここいいかしら?」

橘「あ、はい どうぞ…!?!?」

森島「失礼…」

橘(も、森島部長……な、なんでよりにもよってここに……)

橘(しかも僕のこと全く気にしてない感じ……全くゆっくりできない……)

橘(……はぁ)

ポチャンッ

橘「えっ」

森島「男の子は…」




塚原『いっそのこと、ゲームの二週目のように……』

塚原『もう一度やりたいこと、やりたかったこと、やってたことをやり直すってのはどうかしら?』

森島『そ、そんなこと……簡単にできるわけないわよ……』

塚原『それはやる前の問題よ やってしまえばこっちのもの』

森島『そ、それはそうかもしれないけど……』

塚原『それとも、また小学生の好きな女子への嫌がらせ並みのパワハラをする?』

森島『も、もう!そんなこと絶対しないわよ!!』

塚原『ま、やるかやらないか……そこははるかの意思だけど』

森島『……』

塚原『そろそろ帰りましょ もうこんな時間よ』

森島『そ、そうね……』


森島『橘君……』

森島『もし……もしも』

森島『また、やり直せるなら……』

森島『……うん!』

  


森島「男の子はいっぱい食べないとね!」

橘(……え?これって夢?)

森島「橘君?返事は?」

橘「えっ!あ、は、はい!」

森島「返事はもっとしゃきっと!」

橘「はい!」

森島「ふふっ、いいお返事よ」

橘「あ、ありがとうございます……」


橘「ふぅ……」

橘(唐揚げ入れられたな……)

橘(これって……)

橘(うん、覚えているぞ 森島先輩と初めて会ったとき……)

橘(なんかまるで……ゲームをリセットしたような……)

橘(き、急すぎて頭が追い付かない……)

橘(もう仕事に戻ろう……)

今日はこの辺で
もうちょっとだけ続くんじゃ

お久しぶりです……
最近ずっと書けなくて申し訳ない
需要あるかわからんけど再開します


同僚「ふう……」

同僚(森島部長どこ行ったんだ?見てもらいたいのがあったんだけどな)


森島(や、やったのよね!?)

塚原『もう一度やり直すってのはどうかしら?』

森島(そ、そうよ ひびきが言ってたことをやったんだもん、大丈夫よ)

森島(ふふっ…やってたことか……)

森島(あれが私と橘君の出会いだったもんね…)ニヤニヤ

同僚「あっいたいた……森島ぶちょ……」

森島「」スタスタスタ

同僚「……う?」

同僚(気のせいかな…今すごいニヤニヤしていた気がしたんだけど)

同僚(……まああとででいいや、食堂行くか)


橘「」

同僚(……)

同僚(なんでラーメンに唐揚げなんて入れてるんだろう……)

同僚(もういいや、すき家でも行くか)


同僚(ふう……おいしかったな)

同僚(そうだ森島部長に見せたいものが)

同僚「森島部長、これ前の……」

森島「……ミスがちょっと多いわね」

同僚「す、すみません……夜にやったもので」

森島「言い訳かしら?」

同僚「す、すみません!」

森島「まあいいわ、明日までに出しといて」

同僚(あれ?)

同僚(おかしいな今日中下手すりゃ残業も覚悟したんだけど)

同僚(こ、これは絶対おかしい!)

橘「どうでした?」

同僚「ミスが多いだってよ」

橘「もしかして残業……」

同僚「俺も覚悟したんだけどな……なんと明日までだと」

橘「へ、へー……」

同僚「なあ今日の森島部長おかしいと思わないか?」

橘「そ、そうですかね?」

同僚「あぁ、珍しく食堂から出てきたと思ったらなんかニヤニヤしててさ……」

橘「えっ!?」

同僚「え?」

橘(ま、まさか……いやどうだろう……) 

同僚「今日は機嫌がいいのかな?」

同僚「そういやお前今日ラーメンに唐揚げぶちこんでたけど……」

橘「す、すみません!用事思い出したんで失礼しますね!じゃ!」タタタッ

同僚「……」

同僚(怪しい……)


森島(今日ひびきちゃんに電話しようかな?)

森島(橘君と普通に話せた……よね?)

森島(うん、今日はひびきと会おう)

森島(いっぱい話したいこともあるし……)

とりあえず今日はこの辺で
なるべく期間空かないようがんばります

どうも
上崎さんクリアした
続けます


同僚「それじゃお先にー」

橘「あ、お疲れさまです」

森島(~♪)

橘「……」

橘(結局今日一日、ずっと機嫌が良さそうだったなあ)

橘(うーんでもいきなり唐揚げ……どうしたんだろう)

橘(もしかして新しいリストラ方法……?)

橘「は、ははは……」

森島「橘君」

橘「あ、はい!」

森島「今日はもう帰っていいわよ」

橘「え?」

森島「だから…今日はもう」

橘「あ、は、はいわかりました お疲れさまです!」タタタッ

森島「……はぁ」

森島(やっぱりまだ怖がられてるというか……)

森島(もうちょっとアタックが必要なのかな?)

森島(うーん、高校生の時にやってたことなんて……)

森島(まあこういうときはひびきちゃんに相談ね!)


森島「あ!もしもしひびきちゃん?」

森島「今日このあと空いてる?」

森島「えっ……うん、うん……わかった」

森島「ううん、気にしなくていいよ いつでも話せることだし」

森島「うん、それじゃね バイバイ」

森島(ひびきちゃん今日忙しいのか~…)

一方その頃…

橘(森島部長……)

橘(……うーんなんでいきなりまた唐揚げなんだろう)

橘(まあ今日は梅原の店に行ってやるとするか)


 あずま寿司

ガラガラガラガラ

梅原「へい、らっしゃい!」

橘「よっ」

梅原「おっと、大将か ほらお茶」

橘「ありがとうよ」

梅原「んで?今日はどうしたんだ」

橘「え?」

梅原「とぼけても無駄だぜ?ここに来るってことはなんかあったんだろ」

橘「はははっ、バレるか」

梅原「あったりめえよ!何年の付き合いだと思ってるんだ!」

橘「そうだなあ……もう何年も前か」

梅原「中学の頃が懐かしいぜ……ってそんなことはどうでもいいんだよ どうしたんだ?」

橘「えーっとね……」

梅原「ラーメンに唐揚げ?それがどうしたんだ?」

橘「実は僕と森島ぶちょ…先輩が初めて話したのはそれが最初だったんだよ」

梅原「ラーメンに唐揚げを入れられたのが初めて森島先輩と話したことになるわけか……」

橘「それを今日の昼ごはんにやったんだ 急に来て言葉がでなかったよ」

梅原「まあそれはそうなるよな……」

橘「それでなんでいきなりそんなことしたんだろうって……」

梅原「う、うーん……」

梅原「まあ……お前に気持ちがあるならそれに応えればいいんじゃないか?」

橘「え?」

梅原「森島先輩があの時やってたことをまたやっているなら、お前も森島先輩にやってたことをやればいいんじゃないかって」

橘「そ、そうか……」

梅原「ま、強制はしないけどな」

橘(……)

梅原「それじゃ、店じまいだ」

橘「おっともうそんな時間か」

梅原「また来いよ 大体の日は開いてるからよ」

橘「多分近いうちにまた来るよ」

梅原「へへっ、そうかい」

眠気が限界なのでねまふ

アマガミの現行データ上書きされてた……
書きます


橘「……」

橘(梅原はああ言ってくれたけど……)

橘(僕が高校生の時に森島先輩にやっていたこと……)

橘「……ん?」

橘(よくよく考えたらほとんど森島先輩からじゃないか!?)

橘(い、いやいや……僕も森島先輩に色々やってきたじゃないか……)

橘(馬跳びをしたり、膝の裏にキスしたり……)

橘(……)

橘(うん……)

橘(あ!!そうだ!!!)

橘(そういや部長……あの牛丼屋にいたよな?)

橘(人違いかもしれないけど……いや、それはない)

橘(あのキリッとした感じ、あの髪、そしてあの浮きよう……どうみても森島部長)

橘(でもいきなり牛丼屋行きませんか?ってのはな……)

橘(どうしたものか……)

一方その頃……

森島(ひびきちゃん忙しいから相談する人いないよ……)

森島(……ラーメンに唐揚げ入れる作戦は成功よね?)

森島(やるぞ!って決めたときに橘君がラーメン食べててよかった……かも)

森島(他に私が橘君にしたこと……)

森島(んーと……)

森島(馬跳びをしたり……後ろから抱きついたり……)

森島(……今こんなこと恥ずかしくてとてもできないわね)

森島(た、橘君は私に何をしてくれたっけな!)

森島「えーと……あっ」

森島(ひ、膝の裏に……キス……)

森島「よ、よーし!対策は明日考えて寝よう!」


橘「ふぁ……ぁ」

橘(眠い……)

橘(……)

橘(なんも思い付かなかったよ)

橘(結構勇気がいるよね……)

橘(はぁ……)


橘(今日も定時で上がれる……嬉しいな)

橘(今日も梅原の店にお邪魔させてもらおうかな)

橘「お疲れさまでーす」

同僚「おう、おつかれー」 

橘(うーんでももうちょっと出費を抑えたい気持ちもあるんだよな)

橘(どうしようかな)

橘(あっ……森島部長だ)

橘(誰かを待っているような……そんな感じがするけどこれから打ち合わせなのかな?)

橘(まあ挨拶をしない訳はないよな)

橘「森島部長!」

森島「あっ……」

橘「お、お疲れさまでした!それでは!」

森島「ま、待って!」

橘「えっ」

森島「あー……」

橘(ま、待って???今目の前にいるの森島部長だよね?)

橘「は、はい……どうかしましたか?」

森島「……こ、この後時間あるかしら?」

橘「そうですね、まあありま……!」

橘(ん?もしかして仕事の手伝いなのかな……?)

森島「それじゃあ……今から私と食事していかない?」

森島「その……仕事とか抜きで、さ」

橘「えっ」

橘(落ち着こう、落ち着くんだ純一!)

橘「は、はい!喜んで!」

森島「そ、そう!」

森島「じゃあ場所とか決めてくれないかしら?」

橘「わかりました!」

橘(こうなったらもうあそこしか……!)

きょうはこのへんで

おはよう
やります


梅原「~♪」

ガラガラガラッ

梅原「おっと大将か、どうした?最近よく来るな」

橘「いやあ…今日は一人じゃなくてだな…」

梅原「え?……!!」

森島「お久しぶりね、梅原くん」

梅原(おいおいおい……マジかよ……)

森島「ごめん、化粧直したいんだけどどこかな?」

梅原「え!?あぁ!そっちです!」

森島「……ありがとう、梅原君」


梅原「お、おいおいおいおい……どうしたんだよ!」コソコソ

橘「そ、それは僕のセリフでもあるんだぞ!」コソコソ

橘「き、今日……帰りにさ」

梅原「お、おう……」





橘「……みたいな」

梅原「……思ったんだけどよ」

橘「ん?」

梅原「お前の話聞いてる限り、すげえ怖くて人を寄せ付けない感じ……って思ってたんだけど」

梅原「そう見えなかったな……『化粧直したいんだけどどこかな?』なんて高校時代みたいな感じでよ」

橘「覚えてるのか?」

梅原「そりゃもちろん、覚えてますよ」

梅原「まあそれはこの前言ってた……高校時代に戻る?みたいなのが関係してるのかな」

橘「この前言ったけど最近残業がないんだよね」

梅原「……そろそろ戻ってくるかな」

森島「おまたせ、ごめんね」

梅原・橘「いえ……」

梅原・橘「……」

森島「……あーおほん」

橘「?」

森島「ほら!橘君!!」

橘「えっ!?」

森島「せっかく来たんだから頼まないと!なんで二人ともそんな微妙な顔してるの?」

梅原「え、えーっと……」

森島「会社じゃないんだから!ね?」

橘「は、はい」

森島「じゃあ梅原君!いくらお願い!」

梅原「へ、へい!」

森島「ほら、橘君も」

橘「じゃ、じゃあ……マグロで」

梅原「あいよ!」

森島「梅原君、本当に寿司屋もつようになったのね~」

梅原「はい、楽しいですよ」

橘「……」

梅原「おい!お前もなんかしゃべれって」コソコソ

橘「え、えーっと……部長は」

森島「あーダメ!」

橘「えっ!?」

森島「部長は禁止よ?ここは会社じゃないんだから」

橘「でも、なんて呼べばいいんでしょうかね?」

森島「なんでもいいわよ?」

梅原「森島さん?いや、これはなんか違う……」

橘「うーん……それだとやっぱり森島先輩ですかね?」

森島「あっ、懐かしい響きね、それでいいわよ」

橘「じゃあ、森島先輩で……」

梅原「森島先輩!どうぞ!」

森島「わお!おいしそう~!」

橘(あっ、なつかしい……)

梅原「おい、大将 ほら」

橘「お、ありがとう」

森島「いただきまーす!」

橘「いただきます」

森島「お、おいしい~!」

梅原「へへっ、そう言ってもらえると嬉しいです」

森島「橘君はよく来るの?」

橘「あ、はい 月に2、3回くらいは適当に来ますね」

森島「へぇ~、常連さんなのね?」

橘「そ、そうなのかなぁ?」

梅原「まあよく来てくれるしそうなんじゃないか?」



ごめん今日はこの辺で

今気づいたけど全部sageで書いてた
すまそ

おはよう
新しいアマガミのSS立ってましたね
つづけます


橘「ふぅ、久しぶりに食べたな」

森島「梅原君!おいしかったわ!」

梅原「へへっ、お安いご用ですよ!」

橘「なんだよ梅原、僕とはずいぶん態度が違うじゃないか」

梅原「そ、そんなことはないだろ」

橘「香苗さんに言いつけるぞ」ボソッ

梅原「うへぇっ!?な、なんでそれを……」

森島「どうかしたの?急に大きな声出して」

梅原「な、なんでもないっすよ……あ、あー!そうだ大将」

橘「ん?」

梅原「ほらこれ」

橘「おぉ!これ僕が一度飲みたかった酒じゃないか!」

梅原「大将の喜ぶ顔が見たくて探したんだぜ……」

橘「梅原……」

梅原「橘……」

森島「え、えーっと……」

梅原「まあギャグはこの辺にしといて、どうっすか?森島先輩お酒いけますか?」

森島「うん……それなり、かな?」

梅原「大将はいけるよな?」

橘「うん」

梅原「じゃあ飲みましょう!」

梅原「そうだ先輩、せっかくですから橘にお酒ついでやってくださいよ」

橘「え、ええっ!?」

森島「ふふっ、私のお酒が飲めないのかしら?」

橘「ちょっ……つぎすぎですって!先輩!」



森島「うめはらくん!おかわり!」

橘「せ、先輩……」

梅原「完全にできちまったな……」

橘「な、なんかすまん」

梅原「いいってことよ、どーせこの時間は大将たちしかいないし」

森島「……じゃあ!たちばなくん、いっしょにわたしの家でのもーよ!」

梅原「……!」

橘「ええ!?今からですか?」

梅原「あーそうだ、今日は早めに閉めとかなきゃなあ」

橘「えっ?」 

梅原「先輩とりあえずこれを」

森島「んーいいおさけ」

梅原「水っすよ……」

橘「お、おい急にどうしたんだよ」

梅原「いいか大将」

橘「お、おう?」

梅原「……これはチャンスだ」

橘「……は?」

梅原「森島先輩の家に上がれるチャンスだってんだ!千載一遇のチャンスだぞ……」

橘「お、おう……?」

梅原「はーダメだこりゃ、鈍すぎて話になんねえ」

橘「え、ええっ?そこで終わらせるか……」

森島「たちばなくんおくってってー」

梅原「ま、頑張れよ」

橘「お、おう……」

橘(結局梅原は何が言いたかったんだろう?)

森島「たちばなくーん、もうあるけなーい」

橘「え?」

森島「おぶって」

橘「えっ」

森島「おんぶして!ぶちょーめーれー!」

橘「は、はぁ……」

橘(結構酔っぱらうとめんど……いや、なんでもない)

橘「それでは、はい」スッ

森島「……っと」

橘「……!!!」

橘(こ、これは……)

橘(この肩に当たってる感覚は……)

橘(ま、まさか!?)

森島「んー?どうしたー?」

橘「あ、す、すいません 行きますよ」

森島「れっつごー!」

眠気限界MAX
この辺で

こんにちは
続けますもーそろ終わるかも


橘「先輩が住んでるマンションってどこですか?」

森島「んーもうすぐだよ」





橘「えっ!?もしかしてこの大きいマンションですか?」

森島「そうよー?みなおした?」

橘「え、ええ、さすが部長というか……」

森島「ぶちょーってよぶなー!」

橘「す、すいません先輩!!」

森島「うんうん、わたしは先輩だからね」

橘「それで、先輩は何階に住んでいられるんですか?」

森島「んーと上の方」

橘「う、上?」

森島「夜景がすっごいきれいなんだ~」

橘「夜景ですか、いいですね……」


森島「……」

橘「ね、寝ちゃったよ……」

橘(しょうがない、ポストを見るか……)


橘「はぁ……つかれた……」

森島「おつかれ、家上がって上がって」

橘「いや……悪いですよ……」

森島「ふたりで飲もうよ!」

森島「それともまた約束…破るの?」

橘(うっ……)

橘「……わかりました、お邪魔します」

森島「どうぞどうぞ」

橘「あー本当に夜景がキレイですね」

森島「でしょー?ちょっとお手洗い行ってくるわね」

橘「あ、はい」


森島『それともまた約束…破るの?』

橘「……」

橘(はぁ……)

橘(……あれ?)

橘(森島先輩からそんなこと言われたのって……)パチッ

橘「あれ?」

橘「急に暗くなった……停電か!?」

森島「違うわよ」

橘「せ、先輩!?」

森島「私が暗くしたの」

橘「ど、どうしてですか?」

森島「それはね……」

森島「橘君を逃がさないため…かな」

橘「……」

橘「……え?」


ごめんなさい今日はこの辺で

一週間ぶりです
今日で終わるかも

橘「ど、どういうことですか?」

森島「酔っぱらってたーなんてのはウソ」

森島「あれは橘君と二人っきりなるための口実」

橘「えっ?」

橘「じゃああれって全部……」

森島「うん、演技 こう見えてもお酒には強いのよ?」

森島「私はね、橘君」

タタッ…… 

森島「ずっと、こうしたかった……」ギュッ

橘「せ、先輩……」

森島「聞いて、橘君」

橘「はい……」

森島「私ね、辛かった」

森島「あの時は感情に任せて……ひどいことを言ったような気がする」

森島「人を好きになったなんて、初めてでわからないことだらけで……」

橘「……」

森島「それでね、大学受験があったからそこに逃げたの」

森島「第一希望に受かって……大学生活が始まって……」

森島「私が充実したキャンパスライフを送った……と思う?」

橘「そ、それは……」

森島「彼氏作ったりなんて……できなかったわ」

森島「サークルも……乗り気じゃなかった」

森島「高校時代を知ってる人が聞いたら驚くくらい、自分で言うのもなんだけど真面目な生徒だったの」

森島「初めの頃は、友達もいたし男の人にも声をかけられたりしたけど……」

森島「なんだか人を好きになるのが怖くなっちゃって……」

森島「多分、大学の頃から会社での私になっちゃったかもね」

橘「……」

森島「ひびきちゃんにも驚かれたわ、はるかが真面目に!?なんてね」

森島「そうして勉強漬けになって、今の会社に入社して……次は仕事漬けになったわ」

森島「真面目に……与えられた仕事とか全部こなそうとしてたら、大きな事をしたり……」

森島「そうして今の立ち位置にいるわけ」

森島「もう私にはこれしかない!……って思ったときにエレベーターで見かけたのが」

橘「僕……ですか」

森島「……うん」

森島「ギリギリに入ってきた君の顔を見たときは気絶しそうになったわ」

森島「だってね……そこに普通に立ってて」

森島「橘君!!何て声をかけてやろうかな?いっそのことしめちゃおうか!なんて考えてたら頭が混乱してきて」

森島「それで出てきた言葉が……」

森島『ネクタイ曲がってるわよ?』

森島「……だったの」

森島「あの日はもうあれ以降のことが記憶にないわ」

森島「それでね、私謝りたいことがあるの、橘君」

橘「……へ?森島先輩が?」

森島「うん……その、なんていうか、会社で冷たくして……ごめんなさいっ」

森島「仕事で無理難題を押し付けちゃったり……」

森島「あのね、最初の頃は恨みの気持ちもあったの……今だから言えるかもしれないけど」

森島「あのときのこと……とか」

森島「悪いのは私が、あの時先輩として振る舞えられればよかったんだけど、ね」

橘「わ、悪いのは僕ですよ!!あんなこと……」

森島「でもね……会社で色々君にひどいことをしちゃってる内に……」

森島「高校の時、何をしたら橘君は驚くかなあなんてソファの上で考えてたのを思い出しちゃってさ」

森島「……不思議だよね」


森島「気がついたら、またあなたとやり直したい、なんて思ってたのよね」


森島「でも、おかしいじゃない?」

森島「橘君には橘君の生活があるだろうし」

森島「もう色々ややこしくなってて、あることが起こったというか」

森島「知ってる?ひびきちゃん、結婚するの」

橘「塚原先輩……」

森島「うん、それ聞いて何だかひとりぼっちになっちゃったなあって」

森島「ひびきちゃんにも『いい加減に橘君のことはケリつけなさい』って言われちゃってさ」

森島「なんだかいてもたっても居られなくて、やらずに後悔するよりやって後悔したほうがマシだって気持ちで」

森島「今日、あなたのことを待ってたの」

森島「ごめんね?もう橘君には彼女とかいるかもしれないし、迷惑だったよね」

森島「もう私の言いたいことは言った」

森島「もうこんなことしないから……」

森島「……今は、もう少しだけ……」

ギュッ……

橘「……」

橘「せ、先輩!」

森島「ごめんね、自分勝手で」

橘「い、いや!自分勝手なのは僕ですよ!!」

橘「そ、それに謝るようなことをしたのは僕です!!」

橘「あんな、僕がされたこと最低なことをするなんて……」

橘「また自分でトラウマつくって、周りの人に迷惑かけて……」

橘「誰かを好きになるのが怖くなったのは僕も同じです」

橘「そもそも僕が今さら誰かを好きになるなんて……」

森島「そ、それは人の自由じゃ……」

橘「いえ、自分がされて嫌なことを……憧れの先輩にしちゃってますから……」

橘「僕は……」

森島「……」

チュッ

橘「……えっ!?」

森島「……落ち着いて、ね?」

森島「私だって、橘君の罪悪感とかにつけこんで、こんなことしちゃってるんだから」

橘「……」

森島「終わったことはどうしようもないから、ね?」

森島「まあ、私もひびきちゃんに言われたんだけどさ」

森島「また、これから始めることはできるじゃない?」

森島「ダメ……かな?」

橘「いいんですか、また傷つけるような男ですよ?」

森島「ううん、信じてる」

橘「……こんな僕を」

森島「うん」

森島「だからさ、私と……」

橘「ぼ、僕からもう一回言わせてください!!!」

森島「……ふふっ、どうぞ」

橘「森島先輩、僕と……もう一度付き合ってください」

森島「…うん、いいよ」

森島「そのかわり、ちゃんと幸せにしてね?」

橘「も、もちろんです!!!」

森島「……」

チュッ

橘「え、え!?」

森島「……これからまた、よろしくね!橘君!」



終わりです
1ヶ月くらい間が空いたのは本当にすみませんでした
また機会があったら書きたいなあなんておもいます こんなんでよければ、なんか書いてほしいのがあったら書いていただければ
それでは

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