八幡「どっちかっつーと俺年上好きだし」陽乃・静・めぐり「!」ガタッ (169)

雪乃「比企谷君、今からロシアンルーレットをしましょう、六つの弾倉に銃弾は六発よ、さあ比企谷君から初めてちょうだい」

八幡「死んじまうわ!」
雪乃「何の問題があるのかしら?」

八幡「問題しかねえからな」

結衣「ヒッキー年上の方が好きなんだ…」ジトー

八幡「まあなんつうか、年上のお姉さんに憧れはあるな」

雪乃「憧れは大抵無情な現実に黒く塗りつぶされるものよ」

結衣「そーだよ!悪い人とかいっぱいいそうだしさ」

八幡「好みの問題だから仕方ねえだろ」

ヤイノヤイノ

めぐり「良いこと訊いちゃった♪」コソコソ

静「これは神の与えてくれた最後の結婚のチャンス…!」(`・ω・´)

陽乃「なるほどね~雪乃ちゃん目当てじゃなくてあたし目当てだったんだね、可愛いとこあるじゃない」ニヤニヤ

めぐり・陽乃・静(彼は私に首ったけだなんて!)キュピーン!

八幡「!?」ゾクゾクッ

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八幡(ったく、由比ヶ浜も雪ノ下も人のことボロクソ言いやがって…)トボトボ

静「おお比企谷、今帰りか」

八幡「先生」

静「今からラーメンを食べに行くんだが君も来るか?」

八幡「小町がもう夕飯作ってくれてるみたいなんでまたにします」

静「そ、そうか」

八幡「それじゃ」スタスタ

静「ふむ、誘うなら午前中の方がいいみたいだな」メモメモ

八幡「たでーま」

小町「あ、お兄ちゃんおかえりー」

八幡「今日の晩飯はなんだ?」

小町「カレーだよ」

八幡「いいな」

小町「そうそう、陽乃さんからメール来たんだけどさ」

八幡「お前らいつの間に連絡先交換したんだよ」
小町「こないだたまたま会ってね?なんとなく交換の流れになって」

八幡「ふーん」

小町「で、今きたメールの内容なんだけど、お兄ちゃんの連絡先教えてくれって」

八幡「は?なんで?」

小町「小町が知りたいよ…何やらかしたの?」

八幡「心当たりが無さ過ぎるんだけど」

小町「だよね…教えといてもいい?」

八幡「嫌だ」

小町「追伸に『教えてくれないと奉仕部までいって泣いちゃうぞ☆ミ』って書いてあるよ」

八幡「可及的速やかに教えて差し上げなさい」

小町「ほいよ」メルメル

ブーン!ブーン!

八幡「着信早っ!」ビクッ

比企谷陽乃だよ♪

登録しといてね?しないと地の果てまで追い掛けちゃうぞ☆ミ

八幡「雪ノ下さんも人の子だな、メールのタイトルの文字抜けてやんの」
小町「本題の方は?」

八幡「それはそれは恐ろしいことが書いてある」
小町「ご愁傷様…」

八幡「マジでこええ」ブルブル

八幡「行ってきまーす」
小町「今日は先行ってて、たまには歩いてかないと太っちゃうかもしれないし」

八幡「了解」シャカシャカ

小町「お兄ちゃん大丈夫かな…」スタスタ

八幡(眠い)

奉仕部

結衣・雪乃「…」

めぐり「でね?いろはちゃんがね」

八幡「まーたあいつは…」

めぐり「でも基本的にすごくいい子だから」

八幡「いや、それは先輩騙されてますよ」

めぐり「もー、そんなことないのに」

結衣「なんで城廻先輩がいるんですか?」

雪乃「同感です」

八幡「そういやなんでなんすか?」

めぐり「生徒会長降りて大学も決まったからかな?」

八幡「なるほど」

雪乃「引き継ぎは済ませてあるんですか?」イライラ
結衣「いろはちゃんだけに仕事させるのはヒドいと思います!」

めぐり「私だってもういなくなるんだからいろはちゃんには早いうちに一人でも大丈夫になってもらわないと」

八幡「たしかに」

雪乃「…」ムスッ

結衣「…」ジトー

めぐり「比企谷君この後ヒマ?」

八幡「多分ヒマじゃないっすかね」

めぐり「いろはちゃんに差し入れでもって考えてるんだけど一緒に行かない?」

八幡「まあ、生徒会長に推したのは俺でもあるんで、行きますよ」

いろは「あ、先輩」

めぐり「やってるねー、はい差し入れのケーキ、好きなの選んでね」

八幡「心配なさそうだな」

いろは「ありがとうございます、めぐり先輩比企谷先輩」

めぐり「比企谷君と一緒に買いに行ったんだけど嫌いなものあったら言ってね」

いろは「一緒に…?」ピクッ

八幡「城廻先輩と話してたら差し入れ持っていってやろうってことになってな」

いろは「話してたら…?」ピクピクッ

めぐり「結構あちこち見て決めたよね」

八幡「和菓子か洋菓子かで一番時間掛かったんすよね」

いろは(え゛、なんでこの二人がそんなイチャイチャデートしてるの!?)「へ、へえ~」

めぐり「あ、でも最初のケーキ屋さんの方が良かったかな…」

八幡「結構並んでたから気になりましたけど、あれ並んでたら一色帰っちゃうでしょ」

めぐり「うーん、一回はあのケーキ屋さんに行きたいなー」

いろは(先輩にそんな女心の機微は見抜けないのに…)クスッ

八幡「俺も気になってたんすよ、また改めて行ってみましょうよ」

めぐり「本当に!?約束だよ!?」

いろは(先輩のバカアアアアア!)

八幡「手伝いはいらなそうだし、俺帰るわ」

めぐり「うん、それじゃあね。私は少しいろはちゃんの仕事ぶりをチェックしてから帰るよ」

八幡「お疲れっす」

いろは「ありがとうございました…」ズーン

めぐり「ねえいろはちゃん」

いろは「何ですか…」ズーン

めぐり「比企谷君って彼女いないよね?」ウキウキ

いろは「さ、さあ…雪ノ下先輩とか由比ヶ浜先輩とか怪しいですけど」

めぐり「今日見てきたけどそんな感じじゃなかったよ?」

いろは「そんなこと言われても、いつも先輩と一緒にいるわけじゃないんで分かりませんよ」

めぐり「比企谷君あれで結構頼もしくて可愛いところあるからさ~、うかうかしてられないんだよね~」ニヘニヘ

いろは(…まさかの強敵現る)

八幡(帰ったら寝よ)

陽乃「ひっきがっやくーん!」

八幡(魔王か…)

陽乃「暇ならイチャイチャしようよ~」

八幡「なんすかいきなり」

陽乃「まあまあ、もう全部分かってるからさ」

八幡(小町、あいつ雪ノ下さんのプレッシャーに圧されて俺が連絡先教えるの嫌がったことまで!?)サー…

陽乃「どしたの青い顔して、大丈夫?結婚する?」

八幡「何でもありません大丈夫です!」ワタワタ

陽乃「変な比企谷君」クスクス

八幡「つか本当は何しに来たんすか?」

陽乃「お姉さんが可愛い後輩を可愛がりに来たんだけど嫌だった?」

八幡(嫌だよ!物理的な可愛がりなんてこええよ!)ブルブル

陽乃「震えてない?もしかして本当に具合悪い?」

八幡「すこぶる健康です」(これから痛めつけられるんだけど)

陽乃「やっぱ顔色悪いよ、家まで送ったげる」

八幡「マジで大丈夫ですって」

陽乃「いいから行くよ」グイッ

八幡「ちょ…」

陽乃「どうせ弱みは隠すだろうし遠慮はさせないからね」ズルズル

八幡(えー…)

陽乃「お邪魔しまーす」
八幡「たでーま」

陽乃「あれ?誰もいないね」

八幡「普通なら小町はいるはずなんすけど」

陽乃「ふーん」

八幡「まあいいや、今日はご迷惑をお掛けしました」

陽乃「うんうん、本当に手間かけさせるよ」

八幡「うっ」

陽乃「ずっと手を引っ張って歩いたからカップルとかに間違われただろうなあ」

八幡「それはないっすね」シレッ

陽乃「そこは別にいいんだけどね」

八幡(いいのかよ)

陽乃「それよりも家に誰もいない後輩が心配だな~」チラッ

八幡(うわあ…帰れとか言えなくなったじゃねえか)

陽乃「えい」コツン

八幡「!?」//////

陽乃「ん、熱はないね」
八幡「たたた体温計ありますから!//////」ドキドキ

陽乃「手っ取り早くていいじゃない」ニヤニヤ

八幡(からかってやがる)ドキドキ

陽乃(真っ赤になっちゃって可愛いんだから♪)キュン

八幡(どうやって帰ってもらおうか…)

陽乃(どうやってこの子をモノにしよっかなー)
八幡(お茶漬けでも出すか?いや、雪ノ下さんの頭脳なら帰れと直球で言うに等しいか。おまけに回りくどいやり方だから余計面倒なことになるな)

陽乃(押し倒して色気で攻めるのはありかな?だけど家の人が帰ってくると厄介だしなぁ)

八幡・陽乃(どうしようこの状況)

八幡「あの」

陽乃「なあに?」

八幡「着替えてきていいっすか」

陽乃「もちろん、ていうか比企谷君の家じゃない」ケラケラ

八幡「まあそうなんすけど」

陽乃「行ってらっしゃい」

八幡「うす」

陽乃(ふむ、とりあえず家の人が帰ってくるまではいてもいいってことかな)

八幡(はあ、結局帰らせるアイデアが出なかった、小町が帰ってくるまで持久戦だな)

陽乃(比企谷君のご両親に会ったらどうしよう?彼女名乗っても比企谷君に全否定されるだろうしなぁ。家族から外堀を埋めていこうかな)

八幡(十中八九俺をおちょくるために彼女とか言ってくるだろうし、弁解は簡単だけど雪ノ下さんが親父とか母ちゃんに気に入られて家での風当たりが強くなるのは避けたい)

陽乃(小町ちゃんは比企谷君のお嫁さんを欲しがってたし、妹の言うことは聞くから協力してもらわない手はないし、あたしには有利かな)

八幡(あの人も小町を利用してまで粘着する理由もないだろうし、今日を乗り越えたらいつもの平和なぼっちライフが待っているんだ)

陽乃(婿養子とかそういうの気にする家なのかな、出来れば雪ノ下姓になってほしいんだけど)

八幡・陽乃(今日が正念場かも)

八幡「お待たせしました」

陽乃「おかえり」

八幡「そろそろ誰か帰ってくるかも知れませんね」

陽乃「あ、そうなの?」
八幡「はっきりとは分かりませんけどね」

陽乃「そう言えば、義妹の小町ちゃんはともかく、比企谷君のお義父様とかお義母様ってどんな方なの?」

八幡(やっぱ育ちいいんだな、人の父ちゃん母ちゃん様付けかよ)「親父は偏屈な娘大好きな親バカで、母ちゃんは良くも悪くも放任主義っすね」
陽乃「ふーん、お義母様の方がゆるいんだね、うちとは逆だよ」

八幡「そういや雪ノ下さんの家は母親の方が厳しいんでしたっけ」

陽乃「あたしも歯が立たないからさー、困るんだよね」

八幡「マジかよ…」

陽乃「まあその話は置いといてさ、比企谷君は誰かに甘えたい願望とかある?」ジリジリ

八幡「甘える願望っすか…ぼっちなんであんま考え付かないです」

陽乃「ふーん、それならあたしに甘えてみる?」ジリジリ

八幡「…後が怖そうなんで遠慮します」

陽乃「またまたー」ズイッ
八幡(なんだこの状況!////)ドキドキ

陽乃「あたしならいっぱい甘えさせてあげるからさ、いいと思わない?」ペロ…


八幡「いや、その」////
ガチャッ!

小町「ただいまー」

陽乃「あーあ、比企谷君が素直にならないから時間切れだね」

八幡(本気じゃないだろうがすげえいい匂いだった…)ドキドキ

小町「お兄ちゃーん、玄関にある靴って誰の…陽乃さんんんんん!?」

陽乃「あら小町ちゃん、お邪魔してます」

小町「邪魔だなんて滅相もないです!ていうかお兄ちゃん!なんで陽乃さん連れ込んでんの!?」

八幡「人聞き悪いこと言うなよ、俺は

陽乃「比企谷君、ちょっと具合悪そうだったから送ったげたの」

小町「愚兄がお世話になりました!」ペコペコ!

陽乃「気にしないでよ、…近い将来家族になるんだし」ボソッ

小町「さ、最後の方は聞き取れなかったですけどお手数お掛けしてすみません!」

八幡「ありがとうございました」

陽乃「だから謝りすぎだってば、それじゃ今日は帰るね」ヒラヒラ

八幡「うす」

小町「ま、また連絡します」ペコペコ

陽乃「ばいばーい」

八幡「…行ったか」

小町「お兄ちゃん、陽乃さんと付き合ってるの?」

八幡「んなわきゃねえだろ、俺ごときが相手になるかよ」

小町「だよね…陽乃さんには釣り合わないよね」
八幡「悲しくなるがその通りだろ」

小町(だけど、お兄ちゃんを見る顔がなんか…)
八幡「ふ~~…」ホゲー

小町(気のせいだね、うん)

翌朝昇降口


めぐり「比企谷君比企谷君」クイクイ

八幡「なんですか先輩」
めぐり「お昼休み時間もらえる?」

八幡「まあヒマだからいいっすよ」

めぐり「ほ、本当!?」ズイッ

八幡「は、はい」////

めぐり「それじゃあ、屋上に来てね!」タタタタタ

八幡(先輩マジ天使)ポケー

ゴスッ!

八幡「いてえ!」

結衣「あ、ヒッキーゴメン」ムスッ

ゲシッ!

八幡「二回目だと!?」
雪乃「あら、蹴りたい背中があったものだからつい」ジトー

八幡「お前らなんで

ガスッ!

八幡「三回目誰だよ!」グルン

沙希「邪魔」ギロッ

八幡「ハイスミマセン」ササッ

沙希「…バカじゃないの」スタスタ

八幡(一度良いことがあると三回不幸に見舞われます、これってトリビア二なりませんか?)ヒリヒリ

昼休み屋上

八幡(まだ来てないみたいだな)キョロキョロ

めぐり「だーれだ?」サッ

八幡「声でわかりますよ、先輩でしょ」

めぐり「やっぱり分かる?」ニコニコ

八幡「そういや、なんで屋上に呼ばれたんすか?」

めぐり「一緒にご飯食べたくて」テレテレ

八幡(おおお落ち着け八幡、かかか勘違いはするな)「一応飯は持ってきてますけど」

めぐり「お弁当作ってきたんだけどなぁ…」シュン

八幡「持ってますけど多分足りないなー!全然カロリーが足りないなー!」

めぐり「無理してない…?」

八幡「食べ盛りの男子高校生にはパン二つじゃダメっすね!」

めぐり「それならお弁当食べてくれる?」

八幡「もう願ったりかなったりです!」

めぐり「よかった~」

八幡「いやあ、うまかったっす」

めぐり「毎日作って来ていい?」

八幡「申し訳ないですよ」

めぐり「いいの、私が作りたいだけだし」

八幡「そこまで甘えるのも何ですし」

めぐり「私は比企谷君が甘えてくれる方が嬉しいな…」

八幡(面倒見のいい先輩だな)「ただ作ってもらうのも悪いですから何か俺に出来そうなことなら言ってください」

めぐり「それなら放課後たまに遊びに行かない?」

八幡「そんなんでいいんですか?」

めぐり「一番無理そうなお願いじゃないかな?」
八幡「先輩なら全然いいですよ」

めぐり「//////」ボッ!
八幡(顔赤い先輩もマジ天使)//////

めぐり「そそそそれじゃきょきょきょ今日早速どうかな!?」//////

八幡(まるで俺のことが好きみたいなテンションだな、あり得ないけど)「いいっすよ、部活休んで行きましょう」

めぐり「やったぁ!」ピョンピョン!

八幡「そんなに跳ねなくても…」

めぐり「約束だからね!放課後待ってるからね!」

八幡「は、はい」

めぐり「じゃあ、放課後にね!」ブンブン!

八幡「はい」ペコッ

めぐり(比企谷君とデートだあ♪)

八幡(そういや、弁当のお礼を言いそびれたな)
????「…」

放課後

八幡「由比ヶ浜ー、俺今日部活休むから雪ノ下に言っといてくれ」

結衣「なんで休むの?」
八幡「なんでって、放課後用事あるから」

結衣「その用事ってなに?」

八幡「普通そんな根掘り葉掘り聞くか?」

結衣「…どうしても休みたいならゆきのんに直接言ってよ」

八幡「まあお前に手間かけさせる筋合いもねえか、直接言ってくるわ」

結衣「あたしも行く」

八幡「そうか」

結衣「…」

八幡(何か今日の由比ヶ浜変だな)

奉仕部

雪乃「休む理由を話しなさい」

八幡「んだよ二人して同じこと言いやがって」

結衣「いいから話して」
八幡「城廻先輩と約束あるから休むんだよ」

結衣「やっぱ行くんだ」
八幡「やっぱって、知ってたみたいな言い方だな」

雪乃「お昼休み」

八幡「!」ピクッ

結衣「先輩にお弁当作ってもらってたよね」

八幡「見てたのか、それなら俺から話す必要なかったじゃねえか」

結衣「たまたま屋上に行くヒッキー見つけたから声掛けようとしたら城廻先輩とイチャイチャしだしたんだよ」

雪乃「比企谷君のような生物を餌付けしているのを聞いてあきれたわ」

八幡「餌付けってな…」
結衣「あたしは単にヒッキーが先輩と仲良くしてるのが気に入らないんだよ」

八幡「先輩はいい人だからな、俺みたいな奴にも優しいんだよ」

八幡「もう行くぞ、理由は話したし、何より先輩待たせるのが申し訳ないしな」

結衣「ねえヒッキー、あたしとの約束忘れてないよね?」

八幡「ああ」

結衣「…じゃあ今日はあたしはヒッキーが休んでもいいや、ゆきのんは?」
雪乃「気に入らないのだけれど、仕方ないわね」
八幡「そんなら行くわ」スタスタ

結衣「ヒッキー…」

雪乃「彼の妙な義理堅さには困るわね」

結衣「あたし、先輩に負けたくない!」

雪乃「私も同じ気持ちよ」

八幡(にしてもあいつらあんなヒマな部活であそこまで休まれるの嫌なんて社畜まっしぐらだな)

校門前

めぐり(比企谷君、そろそろ来るかな?)ワクワク

八幡「すみません、少し遅くなりました」

めぐり「大丈夫だよ、そんなに待ってないから」
八幡「もう少し早く来たかったんですけど、手間取って」

めぐり(あの二人も私と同じ気持ちだろうし、予想はしてたよ、ポッと出てさらってイヤな先輩だな私…)

八幡「どうしました?」
めぐり「…比企谷君はさ、本当に今日部活休んでよかったの?」

八幡「うーん、言い方は悪いですけど、あの部活基本ヒマなんすよ、だから生徒会の仕事も請けましたからね」

めぐり「そうじゃなくて、残りの二人はイヤそうじゃなかった?」

八幡「あいつら俺をモルモットかなんかだと思ってますからね、どんな理由でも休まれるのはイヤがりますよ」

めぐり「君は卑屈だね…」

八幡「最早卑屈さにかけては誇りすら持ってますから」

めぐり「まあいいや、行こっか」

八幡「はい」

サイゼリヤ

八幡「本当にここでいいんすか?」

めぐり「私もサイゼリヤ好きだよ?」キョトン

八幡「それは嬉しいんですけど、ほら、あのケーキ屋の…」

めぐり「あれなら休みの日に行きたいなって」

八幡「友達とですか?」
めぐり「いやいや、比企谷君とだよ。行こうねって話したでしょ?」

八幡(関西人の行けたら行くみたいな意味と思ってた!)「すんません、いつ行くのか決めてなかったんで…」

めぐり「それもそうだよね、じゃあ今週の日曜日行く?」

八幡「日曜日の予定は…」ピクッ

めぐり「(´・ω・`)」

八幡「あるかも…」ボソッ
めぐり「(´;ω;`)」

八幡「いや!勘違いでした!ありませんそんなもんは!」

めぐり「ヾ(^▽^)ノ」

八幡(そんなに行きたかったのかケーキ屋…)

めぐり「嬉しいけど本当に予定ない?無理してない?」

八幡「大丈夫っす!ぼっちなんでヒマしかないですから」

めぐり「ぼっちじゃないでしょ?私がいるし」

八幡(もう告白してフられようかな、いやフられたくないんだけどね)

めぐり(あわわわ、つい告白みたいなこと言っちゃったあああ!)//////

一時間後

八幡「く、暗くなるし今日はこの辺にしますか…」////

めぐり「うん…ありがとうね」////

八幡(ときめき過ぎてまともに話ができなかった…)ドキドキ

めぐり(比企谷君が可愛すぎてずっと見つめちゃった…)////

比企谷家

小町「…」
イマノクチクカンハスゴイゾサイコウダ
八幡「ただいま」

小町「あ、お兄ちゃんおかえりー」

八幡「おーう」

センカンガカンタンニシズムカ!

小町「何か陽乃さんからやたらメール来るんだけど」

八幡「気に入られたのかもな」

小町「なんかお兄ちゃんのことばっか聞いてくるんだけど」

八幡「なんでだよ」

小町「小町が聞きたいよ…」

八幡「つうか、どんなメール来るんだよ」

小町「お兄ちゃんの好きな食べ物とか念のためだけど彼女いないよねとか」

八幡「あの人、まだ雪ノ下とくっつけたがってんのか」

小町「いや、あれはもう陽乃さんが」

ピリリリリリ!

八幡「電話か」

小町「メールだよ、…陽乃さんから」サー…

八幡「タイムリーだな、内容は?」

小町「単純に『見ざる言わざる聞かざる』って」
八幡「…俺は小町と雪ノ下さんがどんなメールのやりとりがあったのか知らない、いいな?」

小町「その方が小町的に助かるよ」

八幡「風呂入って寝るわ」

小町「おやすみ」

八幡「おやすみ」

小町(あれ?このメールスクロールできる…)スッスッスッ

陽乃さん

無題































彼に他の女が寄ってきたらすぐに教えてね☆

翌日学校

八幡「…」ホゲー

静「比企谷」

八幡「先生」

静「今日親御さんはいらっしゃるか?」

八幡「さあ、帰らないと分かりません」

静「そうか…」

八幡「どうしたんですか?何かやらかしましたかね」

静「いや、君の進路について少しご相談があるんだよ」

八幡「親に直接ですか」
静「私達は特殊だろう?早いうちに決められるところは決めたくてな」

八幡「???」ポカーン

静「親御さんが夕方にいらっしゃるなら連絡してくれ、おられないようなら休日でも構わない」

八幡「二人とも休日は一日中寝てますよ」

静「御両親に都合は合わせるさ、とにかく頼んだ」

八幡「まあわかりました」

静「旦那と義妹が出来るのか…ふふふ」

昼休み

八幡「今日も用意してくれたんですね」

めぐり「当然だよ」ニコニコ

八幡「いただきます」

めぐり「はい、いただきます」

八幡「うまいです」モグモグ

めぐり「作った甲斐があるよ」

八幡「ごちそうさまでした」

めぐり「お粗末様」

八幡「いや~うまかったですよ」

めぐり「えへへ、自信作だったんだー」

八幡「毎日食えたら最高ですね」

めぐり「毎日……」///////

八幡「あ…」/////

八幡・めぐり「//////」プシュー!

八幡(結局、予鈴までなんか幸せな無言タイムだった…)ニヤニヤ

沙希「なにそのだらしない顔」

八幡「ああ、先輩が女神過ぎてな」ニヤニヤ

沙希「…」イラッ

八幡「つうか川崎から話しかけるなんて珍しいな」

沙希「あんたとあの先輩が仲良くイチャついてて、屋上から出るに出られなかったんだよ」

八幡「いたのかよ」

沙希「元々あたしの方が先にいたよ」

八幡「なら、俺と先輩に気を使ってくれたんだな、ありがとな」ニコッ

沙希「!」ドキッ

八幡「んじゃ、授業始まるし先行くぞ、愛してるぜ川崎ー」スタスタ

沙希「なっ!?」//////

放課後 奉仕部

めぐり「ねえ比企谷君比企谷君」チョイチョイ

八幡「なんすか料理本片手に」

めぐり「これなら比企谷君の嫌いな野菜とかも美味しいんじゃないかな?」

八幡「先輩が作ってくれたら何でも食べますよ、うまいですから」

めぐり「もー!そういうのが一番困るのにー」

雪乃・結衣「…」イライラ

八幡「でもマジでうまいんですよ」

めぐり「そう?ありがとう」エヘヘ

雪乃「先輩、奉仕部より料理部でそういう話をされた方が良さそうですけれど」

結衣「ヒッキーに料理作るなんてズル…じゃなかった!うらや…でもなくて!ちょっと甘やかしすぎなんじゃないですか!?」

八幡「甘やかすって、俺はお前らのペットかよ」
雪乃「あなたに愛玩動物足り得る要素はないわ」
八幡「知っとるわ!愛嬌もクソもなくて悪うござんしたね」

結衣「あたしの料理は死にそうな顔して食べる癖に先輩の時だけ幸せそうでさ、ヒッキーは先輩に甘えてるよ!」

八幡「先輩の料理、うまい、お前の料理、マズい」

結衣「キィーッ!カタコトなのが余計腹立つー!」

めぐり(みんな元気だなぁ)ニコニコ

八幡「俺、死にたくない、長生き、したい、だから、先輩の料理、食う」
結衣「うがーーー!」

雪乃「由比ヶ浜さん、せめて人語を話しなさい」
八幡「無理、コイツ、アホの子」

結衣「バカにし過ぎだからぁ!」

めぐり「まあまあ、比企谷君もからかわないの」
八幡「いいか由比ヶ浜、先輩の料理はすごいぞ。最高だ」

めぐり「て、照れるなぁ…」////

雪乃「私のパエリアも美味しいと言っていたわよね」

八幡「あー、あれな確かにうまかったな」

結衣「あたしのハンバーグも完食してくれたよね」

八幡「ハンバーグになるはずだった食材たちだろ」

結衣「ゆきのーん!またヒッキーがイジメるー!」

めぐり「雪ノ下さん、料理も上手なんだ」

八幡「まあ、あの姉にしてこの妹ありですよ」

めぐり「なるほど」

雪乃「姉さんと比べられるのは癪に触るのだけれど、得意な方よ」

結衣「どうせあたしは料理下手ですよーだ…」イジイジ

八幡(あ、由比ヶ浜がいじけた)

雪乃(由比ヶ浜さんがいじけたわね)

めぐり(由比ヶ浜さんいじけちゃった)

結衣「でもいつか上達するもん…ホントだもん…」シュン…

八幡(由比ヶ浜をなだめすかして部活が終わるってどうなんだ)

陽乃「ひゃっはろー比企谷君」

八幡「雪ノ下さん」

陽乃「お、『げっ』とか『うわっ』とか言わないで反応してくれたね」

八幡「タイミングの問題ですよ」

陽乃「ってことは今はヒマなんだね?」ギラッ

八幡「げっ…」

陽乃「そうそうその反応が見たかったんだよ~お姉さんとデートしよっか!」ニコニコ

八幡「うわっ…」

陽乃「いいねいいね~いつもの比企谷君な感じが素晴らしいよ~」

八幡「デートはお断りします」

陽乃「オシャレなカフェ見つけてさー」ガシッ

八幡「おい聞けよ」

陽乃「ヒマなら断る理由ないでしょ?行くよ」ズルズル

八幡「はあ…」

陽乃「やっぱ比企谷君はこうでないとね♪」

八幡「そんで、なんで俺は引きずられながら行きたくないオシャレなカフェで飲みたくないけどやたらうまいコーヒーを飲む羽目になってるんですか?」

陽乃「ねー、確かに当たりのお店だよね」

八幡「うまくなかったら帰るところでしたよ。ったく…」ズズー

陽乃「うーん、結論から言うと雪乃ちゃんと比企谷君をくっつけるのをやめようかなって」

八幡「くっつけるつもりだったんですか?んなアホな」ケッ

陽乃「その代わりあたしが比企谷君をゲットしようと思って」シレッ

八幡「は?」

陽乃「だって、比企谷君年上好きなんでしょ?」
八幡「まあ、確かに…あれ?」

陽乃「ならあたしがピッタリじゃない」

八幡「ちょっと待ってください、どうして年上好きを知ってるんですか!?」

陽乃「雪乃ちゃんからかいに部室前まで来たらそんな話しててさー、静ちゃんとめぐりと揃って聞いちゃった」

八幡「マジかよ…」

陽乃「それより、あたしは守備範囲内でしょ?」
八幡「…」

陽乃「あ、でもめぐりも守備範囲内になっちゃうのかな。…もしかして静ちゃんもイケちゃう?」

八幡「…」

陽乃「ありゃ、急に大人しくなっちゃって。あたしは比企谷君はバッチリ守備範囲内だから安心だよね」

八幡「正直雪ノ下さんと俺がそうなる想像がつきませんよ」

陽乃「想像じゃなくて実現なら今すぐ出来るよ?」

八幡「言い方を変えます、あんたは年上でも年下でもそういう関係はありえない」

陽乃「えー?条件は満たしてるのに?」

八幡「あんたが聞き耳立ててることを知ってたなら雪ノ下陽乃を除くと一言足してましたね」

陽乃「あたしフられた?」

八幡「フられたうちに入りませんよこんなもん」
陽乃「ふむ、めぐりと仲良しなのかな?」

八幡「!」

陽乃「確かにめぐりはいい子だよね、勉強もかなりいい線行くし、地頭も切れるし、癒し系だし」
八幡「…」

陽乃「当然他の男も放っておかないよね」

八幡「でしょうね」

陽乃「あたしは比企谷君を理解してるよ、釣り合いがとれないなら好条件ですら蹴っちゃう偏屈さとかね」

八幡「先輩も雪ノ下さんも俺にはもったいないどころの騒ぎじゃないですから」

陽乃「だからなんだよね、あたしが比企谷君となら付き合いたいわけがさ」

八幡「?」

陽乃「普通さ、分不相応なおいしい話は二つ返事で飛びつくものじゃない?」

八幡「何度も痛い目を見てますから」

陽乃「そこが比企谷君の面白いところなんだよ、普通は痛い目を見た後は自分の殻に閉じこもって人を傷付ける振る舞いをするわけ、そうしないとプライドが保てないからね、何としても己を守る本能が先に出ちゃうものなんだよね」

八幡「傷付けてますよ他人は」

陽乃「大胆な嘘吐くね…、そうじゃないでしょ?比企谷君は加害者面をしながら一番の被害者になるように立ち回るじゃない」

八幡「結果論ですよ」

陽乃「まーた嘘吐いちゃって、誰よりも人と人を見極めないとああなるわけがないでしょ?」

八幡「たまたまですよ」
陽乃「たまたまだったとして…というよりたまたまなら弁解するでしょあんな状況」

八幡「誤解は解けませんよ、解は出てるんですから」

陽乃「そこも比企谷君の面白いあたしの気に入ったところだよ」

八幡「嘘つきで卑怯者なところがですか?」

陽乃「嘘って他人を傷付けることがほとんどなのに、比企谷君の嘘は全部比企谷君にしか牙をむけないんだよね、文化祭の時もそうだったし」

八幡「…」

陽乃「ここまで比企谷君の吐いてきた嘘は全部一般論から外れてきてるけど、本当に全部たまたまなのかな?お姉さん、比企谷君の口から聞きたいな」

八幡「あくまで!」ガタッ
陽乃「…」ニコニコ

八幡「たまたまです、嘘を吐いた馬鹿野郎が勝手に自滅した、一般論に外れてませんよ」

陽乃「根っこを偽ったら、枝葉もそう見えるだろうけど、あたしは誤魔化せないよ」

八幡「偽るって

陽乃「嘘って最初が肝心でさ、最初に騙せたら次の嘘は自動的に引っ掛かるものだけど、最初にコケると意味ないからね」
八幡「…帰ります、お金ここに置いときますんで」スタスタ

陽乃「ありゃりゃ、話終わってないのに」

八幡(俺はぼっちだ、誰にもこの席を譲るかよ)スタスタ

翌日

めぐり「え?」

八幡「もう弁当とかいいですし、一緒に飯を食うのもやめにしましょう」
めぐり「ど、どうしてかな…?」

八幡「正直誰かに貴重な時間を使いたくないんですよ、もったいないじゃないですか」

めぐり「そっか、今までゴメンね?無理させてたみたいで、本当に…ごめんなさい…」

八幡「こちらこそ、早いうちに言えばいいのにズルズルと引っ張ってすみませんでした」

めぐり「もう行くね?」
八幡「はい、ありがとうございました」

めぐり「っ!」タタタ…

八幡(嘘は最初が肝心…か、なるほどな、後は手間隙ゼロでポンポン引っ掛かるんだな。…これでいいんだ、これであるべき場所にあるべきものが収まった、大団円を迎えたわけだ)

奉仕部

八幡「…」

結衣「先輩こないねー」
雪乃「そうね」

八幡「…」

雪乃「比企谷君あなた、何をやらかしたの?」

八幡「何もしてねえよ」
結衣「何したのヒッキー?」

八幡「だから何も」

雪乃「ダウト、あなたの落ち込みようと先輩が来ないことは必ず関係しているわ」

結衣「あたしの時とおんなじだもん、分かるよ」
八幡「…そういやそうだな、内容も似たようなもんだ」

結衣「ヒッキーのバカァ!」

雪乃「もはやあなたの腐っていない部分が知りたいわね」

八幡「俺はこういう人間なんだよ」

結衣「ヒッキーマジムカつく!」

雪乃「そんなあなたを更正するのが私の仕事よ、先輩に謝りに行きなさい、嘘だったと訂正しなさい」

八幡「やなこった、騙される先輩が悪いんだよ」
結衣「いい加減に…ん?騙されるって」

雪乃「あなたの気持ちはよく分かったわ、最初に嘘で騙されたとしてもいずれバレるのだし、先輩が気付くまでそうは掛からないわ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年05月09日 (土) 12:52:34   ID: x3a7r6eC

めぐりん、頑張れ!

2 :  SS好きの774さん   2015年05月09日 (土) 22:14:19   ID: JkgWtd7s

はるるん、頑張れ!(対抗)

3 :  SS好きの774さん   2015年05月10日 (日) 00:28:09   ID: P2kYJEkg

めぐりんに勝って欲しいな

4 :  SS好きの774さん   2015年05月10日 (日) 00:53:06   ID: Wt5otLLu

おばさんは引っ込んでな!

5 :  SS好きの774さん   2015年05月10日 (日) 19:31:26   ID: GM9_HUdd

平塚「ほう……」ビキビキ

6 :  SS好きの774さん   2015年05月16日 (土) 20:07:27   ID: ujv8bg7u

めぐりんが出てくるss少ないからちょっと嬉しい
楽しみにしてます

7 :  SS好きの774さん   2015年05月18日 (月) 00:21:41   ID: R2n3uvNh

ガハマさんちょいウザいな。ヒッキーには逆効果だろうに。

めぐりんエンドを心待ちにしてます。

8 :  SS好きの774さん   2015年05月20日 (水) 22:50:41   ID: WtRe3lCV

はるのんファイト!

9 :  SS好きの774さん   2015年05月22日 (金) 15:37:49   ID: 5kmL4CmG

はるのんエンドだったらいいなー

10 :  SS好きの774さん   2015年05月22日 (金) 19:52:41   ID: TfdQ9Jdj

めぐりんガンバレ!!

11 :  SS好きの774さん   2015年05月22日 (金) 22:10:31   ID: grcx64cQ

はるさんかわいい

12 :  SS好きの774さん   2015年05月23日 (土) 19:55:59   ID: onz7mscz

めぐりん可愛い

13 :  SS好きの774さん   2015年05月25日 (月) 13:11:33   ID: tXLEpdXR

めぐりん最高だわ

14 :  SS好きの774さん   2015年05月28日 (木) 02:12:16   ID: zjj-238c

めぐりん可愛いわ

15 :  SS好きの774さん   2015年06月02日 (火) 23:37:08   ID: e7luRgWj

続きはよ!

16 :  SS好きの774さん   2015年06月03日 (水) 18:44:05   ID: SQPpNdQb

戸塚頑張れ!

17 :  SS好きの774さん   2015年06月06日 (土) 04:03:13   ID: 63TmXeXv

めぐりん一択
異論は認めない

18 :  SS好きの774さん   2015年06月08日 (月) 02:18:41   ID: 8NoSM0aw

ここでいろはす

19 :  SS好きの774さん   2015年06月12日 (金) 13:51:49   ID: 4VYXAfSs

いや、めぐりんだな

20 :  SS好きの774さん   2015年06月24日 (水) 23:05:36   ID: aQM5UzA6

続きみたい

21 :  SS好きの774さん   2015年06月28日 (日) 18:26:45   ID: 2Vx2___x

めぐ☆めぐに千票

22 :  SS好きの774さん   2015年09月12日 (土) 12:10:04   ID: jYbXqF0P

めぐりん&はるのんで両手に花で良いやん!

23 :  SS好きの774さん   2015年11月15日 (日) 21:37:02   ID: PyYZVVb0

上の意見に賛成!

24 :  SS好きの774さん   2016年04月29日 (金) 23:35:09   ID: wBcOFiNb

さきさきの姉ちゃんスキルこいや

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