カイト「考え直せ」

ドロワ「私が決めた事なんだ」

シャーク「お前も何とか言ってやれよ」

ゴーシュ「ドロワのノリは止められねえよ」

璃緒「で、でも・・・」

遊馬「ドロワ！」

ドロワ「遊馬？」

遊馬「AVなんて俺は反対だぜ！」

ドロワ「AVと言えば国民的アイドルのようなものだ。私だって女だ！」

遊馬「女なのはわかるぜ。でも・・・」

シャーク「自分の年齢を考えてみろ。無茶苦茶だぞ」

ドロワ「・・・」

小鳥「普通ドロワさんぐらいの歳なら家庭があって・・・AVに出たら制服だって着るのよ？」

ドロワ「制服？」

カイト「なら着るか制服を」

ドロワ「どうだ似合うか？」

遊馬「ダメだ・・・いくら制服を着ても」

シャーク「歳が滲み出てる」

ゴーシュ「俺はどうだ！」

カイト「似合わん」

ゴーシュ「そこまでハッキリ言わなくてもいいじゃねえか」

ドロワ「だが人妻物なら私だって」

カイト「だろうな」

ドロワ「なら私だって」

カイト「俺の知り合いに人妻のAV女優が居る。だがな」

シャーク「あいつはまだ二十代前半ぐらいだぜ？けどお前は」

ゴーシュ「信じられねえかもしれないけどドロワって19歳なんだぜ。俺もだけど」

遊馬「う、嘘だろ！？」

シャーク「マジかよ！」

カイト「あ、ああ・・・事実だと思う。俺も付き合いは長いが信じられんがな」

璃緒「19と言えば」

シャーク「カイトと一つしか変わらねえ」

カイト「よく3人で歩いてたら親子と間違えられていた」

小鳥「童顔だもんねカイト」

遊馬「う、嘘だよな」

ドロワ「事実なんだ」

遊馬「そんなバカな・・・じゃあ脱いでくれ」

ドロワ「わかった」バッ

シャーク「この肌の艶は間違いなく十代のものだ・・・」

ドロワ「信じてくれたか？」

遊馬「ゴーシュも脱いでくれ」

ゴーシュ「全裸ってノリだよな！」バッ

カイト「相変わらずいい肉体をしている」

シャーク「惚れ惚れするぜ」

ゴーシュ「どうだ？ドロワと俺とどっちの方がいい」

カイト「ゴーシュ」

シャーク「間違いなくお前だよ」

遊馬「ゴーシュの肉体を見て惚れない男はいねえ！」

ゴーシュ「どうだドロワ？俺もAVに出てみっかな！」

ドロワ「くっ・・・」

小鳥「ドロワさんの方がいいわよ！」

璃緒「間違いなくね」

ゴーシュ「なら勝負しようぜ。どっちの全裸の方がノリノリか」

ドロワ「いいだろう。絶対に負けんからな」

遊馬「全裸デュエルだ！」

ゴーシュ「今から日暮れまでに全裸で歩いて惚れられた方がAVデビューってノリよ！」

ドロワ「わかった」

Ⅴ「しかし素晴らしい肉体だな」

Ⅲ「さすがプロですね」

Ⅳ「こんな筋肉滅多に出会えねえよ！」

ゴーシュ「ドロワはどうだ」

ドロワ「・・・」

Ⅳ「・・・いいんじゃね？」

Ⅲ「ええ」

Ⅴ「それ以外は特に」

遊馬「ゴーシュの勝ちだ！」

小鳥「頑張ってドロワさん」

璃緒「そうですわ！」

ドロワ「カイトは私の裸を見てどう思う」

カイト「母親のような安心感がある。ゴーシュには劣るがな」

ドロワ「そうか・・・」

ギラグ「うおっ！すっげえ・・・触ったもいいか？」

ゴーシュ「おう！」

アリト「前々から目をつけていたんだよな。こいつには」

ドルべ「この鍛え方は見張るものがあるな」

ミザエル「ああ」

璃緒「ドロワさんは？」

ギラグ「デュエリストは筋肉にしか興味がねえよ」

ミザエル「それも大男のな」

ドルべ「そういうものだ」

ドロワ「また私の負けなのか！？」

アリト「筋肉が足りねえよ。もっと鍛えねえと」

シャーク「男は男にしか興味がねえんだよ！」

カイト「それが男と言うものだ」

遊馬「もし身内で彼女なんて作ったら全力でぶっとばすぜ！」

ゴーシュ「俺の勝ちのようだぜ」

ドロワ「AVデビューは諦めゴーシュのマネジャーとして動くか・・・」

ゴーシュ「じゃあ早速AV会社に殴り込みだ！」

ドロワ「全裸のままでか？」

ゴーシュ「そっちの方があっちも嬉しいだろうぜ！」

ドロワ「・・・それもそうか」

カイト「ゴーシュのAVか」

シャーク「絶対に見てやろうぜ！」

遊馬「間違ってホモビの撮影すんじゃねえぞ！」

小鳥「ホモビは邪道だからねー！」

璃緒「頑張ってー！」

遊馬「帰るか」

シャーク「いい一日だったぜ」

遊馬「楽しみだなゴーシュのAV」