にこ「この前歩いてたら、穂乃果が道端で泣いてたのよ」

真姫「えっ……」

にこ「どうしたのよって聞いてみたら、穂乃果「ことりさんが……」って」

にこ「ことりが車に轢かれてたよ」

真姫「あぁ、悲しいわね……」

にこ「あっ、ことりって言うのは南じゃないからね」

真姫「分かってるわよｗｗｗｗさっきことり、穂乃果に耳かきしてたでしょｗｗｗｗ」

にこ「何やってるのあの子ｗｗｗｗｗｗ」

にこ「でね、ことりのお墓でも作ろうと思って近付いたんだけど」

真姫「まぁ、そうね……」




にこ「軍手だったわｗｗｗｗｗｗ」

真姫「穂乃果ｗｗｗｗｗｗｗｗよく落ちてるけどｗｗｗｗｗｗｗｗ」

にこ「私の涙返しなさいよっていうねｗｗｗｗｗｗ」

にこ「でも、その時の安堵した穂乃果の表情は可愛かったわ」

にこ「穂乃果「えへへ、良かったぁ」って。怒る気もなくなったわ」

真姫「あぁ、穂乃果らしいわね。可愛いわ」

真姫「ことりといえば」

にこ「ことりの話してないけどｗｗｗｗなになに？」

真姫「ことりっていつもポワポワしてるじゃない？」

にこ「そうねぇ。あれを天然でやってるからね。そりゃ可愛いわ」

真姫「この前部室に早めに行ったら、騒がしい音がしたのよ」

にこ「ふんふん」

真姫「で、何だろうって思ってドアを開けたら」

真姫「ことりが「アチョー」って言いながらキックの練習してたのよ」

にこ「恥ずかしいｗｗｗｗ」

真姫「でね、ﾅﾆﾔｯﾃﾙﾉ？　って聞いたのよ。そしたら、顔真っ赤にして」

真姫「ことり「ひゃっ！　きっ、昨日のカンフー映画観た？」って」

にこ「影響されてるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「見てないわって言ったら、悲しそうな顔して、ことり「アチョー……」って」

にこ「何なのｗｗｗｗ可愛いわねｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「そういえば凛の可愛い所だけど」

にこ「凛？　なになに真姫ちゃん」

真姫「凛って最近スカート履くようになって、女の子らしくなったじゃない？」

にこ「もうその時点で可愛いけどね」

真姫「うん、でもまだ慣れてないせいか、スカート捲れてる事が多いのよ」

真姫「だからさっき注意したのね、パンツ見えてるわよって」

真姫「まぁ、返答としては、凛「教えてくれてありがとにゃ」とか」

真姫「凛「あー、真姫ちゃんそんな所見て。えっちだにゃ」」

真姫「とか言ってくるのかと思ってたんだけど」

にこ「まぁ、そうでしょうね」

真姫「凛「あはは、ごめんね///」って」

にこ「可愛い……」

真姫「にゃーどこいったのよってｗｗｗｗｗｗ」

真姫「この前１年組で買い物言った時も、凛はスカートだったんだけど」

真姫「不安そうな顔して、常に鏡とか見てて落ち着きなかったんだから」

にこ「何それ、かわぁぁぁあ……何で呼んでくれなかったのよぉおぉおお」

真姫「いや、にこちゃんは外暑くて出たくないって行ってたでしょ」

にこ「そうだった……あぁぁ」

にこ「絵里って完璧でクールなイメージあるでしょ？」

真姫「まぁ、そうね。今は丸くなったけど、冷静でかっこいいわよね」

真姫「頭も良いし、美人だしね」

にこ「この前真姫ちゃんが休んでた時あったじゃない？」

真姫「あぁ、あったわね。あの時は看病ありがと」

にこ「うん。その時、希と絵里と三人でお昼したのよ」

真姫「うんうん」

にこ「絵里がお弁当食べる前に飲み物飲んでたのね」

にこ「で、ペットボトルのキャップ閉めようとしたんだけど」

にこ「絵里「あれ？　キャップが無いわ！」ってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「ちょっｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

にこ「いや、今開けたでしょｗｗｗｗｗｗどうしたら無くなるのよｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「くっｗｗｗｗｗｗｗｗ」

にこ「それでね、どうするのかなーと思って見てたんだけど」

にこ「絵里、バッグに替えのキャップを持参してきてたのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「よく無くすのねｗｗｗｗｗｗ」

にこ「で、お弁当食べようとしてたんだけど」

真姫「うん」

にこ「今度は箸が無いって言い出してｗｗｗｗ」

にこ「絵里「さて、先生にわり箸をもらってくるわ」ってｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「そこは持参してないんだｗｗｗｗｗｗｗｗ」

にこ「一番忘れるやつじゃんｗｗｗｗｗｗそれはｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「先生「また絵里か……」って絶対思ってるわｗｗｗｗｗｗｗｗ」

にこ「さて、とか言い出したからさ。いつもの事なのかなって思ってね」

にこ「言ってあげたのよ」

にこ「アンタ……割り箸も持参したらどうなの？　って」

にこ「希が言ってあげないからｗｗｗｗｗｗ希全スルーだからｗｗｗｗｗｗ」

真姫「希ｗｗｗｗｗｗ」

にこ「そしたら絵里が、ニヤリって顔して」

にこ「絵里「さすがにこね」ってｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「エリーｗｗｗｗｗｗ」

にこ「いやいやｗｗｗｗｗｗｗｗ大したこと言ってないからｗｗｗｗｗｗ」

にこ「ニヤリ、じゃないわよｗｗｗｗｗｗｗｗ」

真姫「へー、そんな一面もあるのね。可愛いわ」

にこ「絵里が割り箸取りに行った時に、希と食べてたんだけど」

真姫「うんうん」

にこ「やっぱスタイル良いから、ご飯いっぱい食べてるのかなーって勝手に思ってたのよ」

真姫「あ、それ聞きたい」

にこ「全然食べてなかった。小食だったのよ」

真姫「ヴぇぇ、どういう事よ。ｳﾗﾔﾏｼｲﾜﾈ」

にこ「うん、だから全然食べてないのに育つところは育つのねって言ったの」

真姫「踏み込んだわねｗｗｗｗ」

にこ「そしたら、希「そんなことないよ？　食べてるもん」って」

真姫「うんうん」

にこ「そしたら翌日、お弁当の量を多くして見せに来たのよ」

にこ「で、希「にこっち！　ほら、ウチ結構食べるからね！」って」

真姫「分かるような分からないようなｗｗｗｗ」

真姫「健康的でいたかったのかもね」

にこ「笑っちゃったわよ。少しだけ希はいじけちゃったんだけど」

真姫「ふふ、焦ったり、いじける希って可愛いわよね」

にこ「ほんっとね！　いつも見守るイメージあるけど、うん」

真姫「食べ物といえば、海未の話なんだけど」

にこ「海未？　なになに？」

真姫「この前昼休みに部室に寄ったのね」

真姫「空いてたから中に入ったら、部屋暗くしてカップラーメン食べてたの」

にこ「何やってんのよ海未ｗｗｗｗｗｗ」

真姫「聞いてみたら、食べた味が忘れられないみたいでね」

真姫「家で食べられないからここで食べたんだって」

真姫「海未「ごめんなさい！　月一の楽しみなんです！」ってｗｗｗｗ」

にこ「知らないわよｗｗｗｗｗｗ可愛いけどｗｗｗｗ」

真姫「ちょっと泣いてたわｗｗｗｗ」

にこ「子供かっｗｗｗｗ」

にこ「花陽の話して良い？」

真姫「どうぞどうぞ」

にこ「あの子アイドルとか大好きじゃない？」

真姫「あぁ、にこちゃんもだけど、そうね」

にこ「だからぁ、話題が深くてね」

にこ「たまたま花陽が知らないアイドルの話をふっちゃったのね」

真姫「あぁ……あるのね」

にこ「そしたら花陽、一瞬悔しそうな顔して」

にこ「でね、次の日に私よりそのアイドルに詳しくなって話してきたのよ」

真姫「調べたんでしょうねｗｗｗｗｗｗ」

にこ「もうすごすぎて笑っちゃったわよｗｗｗｗ」

にこ「頑張り屋さんだもんね」

真姫「うん、ほんと良いわよね」

にこ「はぁ～そろそろ帰りましょうか」

真姫「ほんっとμ'sって最高ね」

真姫「まぁ、でも一番可愛いのはにこちゃんだけどね」

にこ「なっ///　それ、にこが言おうとしてたのに！！」

真姫「ホントかしら。ちなみに一番可愛い時はベッドで甘えてくる時ね」

にこ「へっ、変態真姫ちゃん！！」

真姫「普通に一緒に寝る時の話でしょ！　にこちゃんのえっち！」

にこ「あっ、そっちなの///　うぅ、何だか恥ずかしくなってきたわね」

真姫「じゃあ……今日は帰る？」

にこ「い、行くけど……」

真姫「そっか……手///」

にこ「う、うん///」ｷﾞｭｯ