ガーネット「彼が帰って来てくれて。」(14)

ジタン「会わせてくれ!愛しのダガーに!」

ガーネット「!!」ガタッ

もう会えないって思ってた彼が帰って来てくれて、私は思わず飛び出した。



ff9って需要ある?

みんなトンクス



あれから数ヶ月。
アレクサンドリア城~ガーネット私室~

ガーネット「ふぅ。今日はこれくらいにしときましょう。」カリカリ

ガーネットは王としての仕事を一段落つけ、床に付こうとしていた。

カタコンッ

ガーネット「??」

ガーネット私室の窓ガラスが不自然な音を奏でる。

ガーネット「あら。」

ジタン「よっ。ダガー。」

ガーネット「ジタン…!」タタッギュッ

ジタン「おっと。」ギュッ

ガーネット「ジタン…。」ギュゥ…

ジタン「ダガー。」ギュッ

ジタンとガーネットは軽く口づけを交わした。

ガーネット「ジタン。ふふっ。ジタンならお城の正門から入っても誰も咎めないのに。」

ジタン「ははっ。まあリハビリみたいなもんだよ。それにおっさんがうるさいしな。」

ガーネット「あら。スタイナーだってもう認めてるはずよ。」

ジタン「いや、まあ、性分ってやつさ。」

ガーネット「もう。今日はどれぐらい居られるの?」

ジタン「明日の朝には発つよ。」

ジタンはガーネットのベッドに腰かける。

ガーネット「そう…」シュン

ジタン「もういなくなる分けじゃないよ。…おいで、ダガー。」

ガーネット「ジタン…愛してるわ。」ギュッ

ジタン「俺も愛してるダガー。」ギュッ

翌朝

ガーネット「…ん。」

ガーネットは一糸纏わぬ姿で目をさます。

ガーネット「ジタン…?」

最愛の人の名を呼ぶが返事は返ってこない。
ガーネットは身体に残った余韻を逃さぬ様、シーツを抱きしめる。

ガーネット「もう…次はいつ会えるのかしら。ジタン。」

ガーネット「あら?」カサッ

ガーネットは一枚のメモを見つけた。

メモ
~今宵、私に取って一番大事な宝物を盗みに参ります~

ガーネット「ジタン…!」

ガーネットは満面の笑みを浮かべる。

コンコンッ

待女「ガーネット様おはようございます。着付けのお手伝いに参りました。」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom